2016年10月26日

ネット前のフェイント練習方法について

マスターズの興奮冷めやらぬ中、それ以上興奮してしまうくらい
楽しみなイベントが続きました。

一つは、三重県立北星高校バド部の合宿。
そしてもう一つは、東京の同級生の友人、齋藤の来阪です。



<北星高校バドミントン部合宿>

このブログで以前何度か書いたと思いますが、三重県で高校教師
をされている、僕の高校の先輩、神田先生の熱意ある要請に
よって、標記合宿に参加させて頂くことになりました。

神田先輩は、以前は三重の津商業高校で教鞭を執られており
ましたが、何年か前に定時制の北星高校に転勤となりました。
僕としては、転勤されてもバドミントン部の顧問はされるはずで
顧問をされるならば、僕(たち)を合宿に呼んで頂けるはずだ!
と思っていたのですが、色々な事情があったようで、紆余曲折を
経て、今回ありがたく招聘して頂けることになったのでした。

合宿の場所は奈良県宇陀郡曽爾高原、国立曽爾青少年自然の家
体育館は付帯施設のなかよしホールでした。

ここは、今までも津商業高の合宿で何度かお邪魔した所です。
勝手知ったる場所でしたが、今回はバイクでの移動でしたので
事前にしっかり経路を頭に叩き込みつつ、携帯ナビを道中チラ見
しながらとなりました。

当日は雨模様のお天気でしたが、出発の頃の四條畷は、すっかり
綺麗に晴れ上がったので、これ幸い今がチャンス!と雨具を
持たずに飛び出したのですがこれが大失敗で、晴れていたのは
出かける時だけ。
自宅を出発して、数分後の清滝峠の段階で、小雨→雨→本降りと
なり、このまま曽爾高原までびしょ濡れかと観念しかかって
あまりにどしゃ降りとなるようなら、コンビニでカッパを買おう
とそのまま走り続けましたところ、幸いにも阪奈道路に入って
しばらくした辺りで雨も上がり、その後降ったり止んだりでは
ありましたが、何とか軽くずぶ濡れ!?程度で目的地に無事
到着したのでした。

自宅から曽爾高原までの距離は、ほぼちょうど80km。
濡れた状態でのツーリングは、僕の体を芯まで冷やして、着いた
時には、ブルブル両腕の震えが止まらないくらいでした・・・

曽爾高原青少年自然の家は昔訪れた頃のまま変わりなく、津商業
バド部合宿に参加させて頂いた頃を懐かしく思い出しました。

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かなりの間ご無沙汰していた神田先輩との再会を、広々とした
明るい食堂で果たし、バイキング形式の食事をたらふく頂き
ながら、他の先生方や生徒さん達との挨拶を交わし、早速練習と
相成ったのでした。

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ちょっと僕のご飯、盛り過ぎ!?

なかよしホールには、バドミントンコート2面張れるスペースは
ありましたが、コートの線がダブルスの外枠しか床面に引かれて
いなかった為、最初にやることはコートテープを張って設営する
ことでした。

神田先輩が生徒たちにバドミントンコートラインの各間隔を
説明し、2面の内1面を僕や先生方がまず見本として設営して
残る1面を生徒たちだけで設営するという流れになりました。

神田先輩は、合宿のしおりの裏面に、バドミントンコートの
サイズを記した図を印刷してくれておりましたが、僕は腐っても
!?レッスンプロ。コートのサイズは全て頭に入っていたので
図面を見ることなく、サクサク設営を進め、約10分ほどで半面分
(もう半面は他の先生担当)を完了しました。

それに続く生徒たちも何とか設営を完了し、これでようやくバド
ができるようになりました!

北星高の生徒は、みなほぼ初心者と言ってよく、それが故に神田
先輩も僕に声を掛けるのをためらっておられたのですが、逆に
初心者だからこそ、教えたら教えただけ、その場で成長が確認
できて、指導する側としてもやりがいがあるものなのです。

初日は、僕が考えたメニューを神田先輩にほぼご採用頂き!?
フットワークやオーバーヘッド、サイドハンド、ロビングなど
超基本的な動き・ストロークについて練習を行いました。

生徒たちはみな、どの動き・ショットについても最初はなかなか
上手くできませんでしたが、練習を重ねていくうちに、だんだん
できる回数が増えてきて、そうなると生徒たちも嬉しそうに
やる気が出てきて、それを見て僕も嬉しくなるのです!

彼らを見て、僕は自分が高校でバドを始めて、最初の頃、顧問の
先生にノックを受けて、僕だけそれを殆ど空振りしてしまうので
コートの外に出て素振りをしておけという指示を受け(しかも
その素振りが、腕を真っ直ぐ垂直に伸ばして、耳を擦るように
手首のスナップを効かせて振れという、完全に間違った素振り)
屈辱と悔しさと恥ずかしさで一杯になりながら、それでも早く
上手くなりたい一心で、何度も何度も間違った素振りを繰返した
苦い記憶を思い出しました。

僕が高校の時に、この僕、つまりまさやんに直接バドを教わって
いたら、今頃はもっともっと強く上手くなっていたんだろうなぁ
などと無意味なタラレバを思うこともありますが、この合宿で
まさに僕がそれを生徒たちに実現させているんだ!と思うと
普段以上に指導に熱がこもって、一生懸命に教えていたように
思います。

この合宿では、神田先輩の他にも素晴らしい再会がありました!
神保くん、というイケメンで長身の大学生も合宿をヘルプして
くれていたのですが、この神保くんは津商業高校のOBだそうで
ならば、僕のことを知っているのかな?と思ったら、もちろん
知っていて、神田先輩から神保くんのエピソードを聞いたら

「おおっ!キミがあの子だったのか!」

と、ちょっぴり感動したくらいの再会なのでした!

彼のことは以前ブログで書いていたので、また確認して頂きたい
のですが、下記記事に書いた「なわとびを途中でリタイヤした子」
だったのです!!!

http://bad-levelup.seesaa.net/archives/201008-1.html

正直言うと、彼の名前も顔も全然覚えておりませんでしたが
なわとびのエピソードは強烈に記憶していたので、あの時途中で
リタイヤして悔しそうにしていた子が、こんなに立派な若者に
成長した姿を見て、親戚のおじさんの気持ちで感慨深く神保くん
の顔を見つめるまさやんなのでした(^^;

神保くんは教職の道を目指して頑張っているそうです。
彼ならきっと生徒の良き理解者となる、素晴らしい先生になって
くれることでしょう。
三重県の方々、彼の採用をよろしくお願いします!?

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神保くんとまさやんです。

さて、練習後はお楽しみの飲み会、と言いたいところですが
神田先輩は仕事中のため飲めないので、売店に売っていたワイン
と缶ビール数本だけを買い占めて、僕と神保くんの二人だけが
飲んで、という飲み会風味のトークタイムとなりました。

自然の家は、まさに合宿所で、僕が泊まらせてもらった部屋には
二段ベッドが四つ並んだ、雰囲気たっぷりの宿でした。
そこの床にじかにあぐらをかいて、思い出話や近況、そして
北星高の生徒のことなど、色んな事を語り合いましたが、この
ひとときこそがまさに至福の時間でした!

神保くんはあまりお酒が飲めないとのことで、ビールもワインも
殆ど僕一人で空けてしまいました(^^;
予定通りとは言え、僕だけスミマセンでしたm(__)m

気持ちよく酔った僕でしたが、神田先輩が用意していた「合宿の
しおり」には、生徒たちが記入するメモ欄があり、それに対して
先生がコメントを書く欄も設けられていました。

これは当然僕も書かねば!ということで、ほろ酔い気分ながらも
コメントだけは真剣に書いていましたが、途中で猛烈な睡魔が
襲ってきたので、残りは翌朝早朝に書こう!と、二段ベッドの
下段に潜りこみ、朝までグースカ深い眠りに落ちたのでした。

明けて翌日。
空も気持ちよい快晴で、曽爾高原の象徴的風景である、ススキと
小高い山の緑が、澄み渡る青空にくっきりと映え、実に爽やかな
朝を迎えましたが、ワインの影響、じゃなくて風邪が悪化して
体はけだるく、声も全然出ず、はっきりと悪い体調でした・・・

DSCN5558.JPG

それでも、なんとか午前中の練習をみんなと共に頑張って
あっという間に僕の帰る時間となりました。

神田先輩が最後に挨拶されましたが、印象的だったのは

「ここに居る三人(神田先輩、神保くん、まさやん)には共通点
があります」

「???」

「みんな男前!?」

「・・・」

「そこ笑うとこやで!」と僕。

「それは冗談として、三人ともみんなバドミントンを高校始めだ
ということです。
始めたばかりのみんなからしたら、正岡や神保くんはものすごく
上手く見えると思うけど、その二人だって最初は全然打てません
でした。
正岡なんかは空振りばっかりで、外に出て素振りしておけと
言われたくらいなんです」

って、神田先輩もこのエピソード認識してくれていました。

「なので、君たちも最初はなかなか上手く打てないかもしれない
けど、頑張ってやっていけばみんな上達できるから、これからも
練習頑張っていこう」

のようなことをおっしゃられて、僕も少しジンときていました。

僕からは

「バドミントンは、最初は難しいって思うかもしれないし、今は
みんなまだまだだけど、一つずつできることを増やしていけば
必ず上達できます。
とても面白い要素を持ったスポーツだし、今でも楽しいだろう
けど、上手くなればもっとさらに楽しみのレベルもあがっていく
ので、これからも楽しみながら頑張っていって下さい」

のようなことを話しました。

後ろ髪引かれる思いで、みなさんに見送られながら、僕はまた
赤いシグナスにまたがり、80kmの道のりを鼻歌歌いながら
帰っていったのでした。帰りは最高のお天気でした。

神田先輩、今回はお世話になりましてありがとうございました。
おかげさまで、またとても楽しい思い出ができました。
また、合宿開催される時には、遠慮なくお声掛け下さいね!

そして神保くん、再会できて嬉しかったです。
滞在中は、色々お気遣い頂きありがとうございました。
素晴らしい先生になれることを期待しています。
また次回お会いできる日を楽しみにしています。

名前は失念しましたが、他の顧問の先生方もありがとうござい
ました。再会を楽しみにしております。

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神田先輩、神保くん、顧問の先生方と。

さて、次回はいつ呼んでもらえるんだろうなぁ・・・



<齋藤来阪 part U>

既報の通り、僕は今年の全日本シニアには参戦できないので
今年のみ、僕の代わりに東京の同級生、齋藤隆が見市と組んで
50歳ダブルスに出場してくれることになりました。

その練習のため、齋藤が大阪にわざわざ遠征に来てくれるとの
ことなのです!
と言いつつ、既に二回目ですが。

齋藤が来てくれるので、当然ながら体育館の確保、飲み屋の予約
そして参加メンバーへの声掛けは万端でした。

前回来阪時は夏場で、体育館も非常に暑く、大阪の暑さに慣れて
いない齋藤は、痙攣対策ということで、練習前にスペシャル
ドリンクを作って一気飲みしていた割には、いの一番に足ツって
試合は全敗、しかも途中リタイヤした苦い過去がありました。

今回は暑さもやわらぎ、体調も万全とのことで、リベンジに
燃えていた齋藤でしたが、大阪メンバーの返り討ちに遭い
かろうじて1ゲームだけは取りましたが、後はやはり全敗となって
シニア本番での活躍に、分厚い暗雲がたちこめてしまったように
感じました・・・
頑張って上位進出してほしいですが。

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練習後は、定番コース、畷の里温泉でさっぱりスッキリして
畷の里無料バスに乗って、忍ケ丘駅まで移動、ダイナー塩梅にて
楽しい楽しい大宴会へと突入です。

当然の飲み放題コースを選択したので、みんなも僕もものすごく
楽しく酔いました\(^o^)/

一次会で解散し、見市の家で軽くチューハイを二缶飲んで
その間、僕は見市の息子、優太くんと一緒にお風呂に入って
楽しいひとときを過ごさせてもらいました。

齋藤どの、今回も大阪までご足労どうもありがとう&お疲れさま。
お金も時間も掛かって大変だったろうけど、お互いにかなり楽し
かったね!
シニア本番での活躍、本当に期待しています。
結果は速報でメール下さい。
ワイキキビーチで確認させて頂きます!?



では、バドの話。


<ネット前のフェイントの練習方法について>

これは先週末に、公認コーチ資格更新のための義務研修会に参加
した時に、他のグループの方が実演していたものですが、これは
なかなかナイス!と思ったので、早速みなさんと共有すべく
記事にした次第です。

ネット前のフェイントは、簡単に言うと

「打つタイミングを変える」

ということになります。

正確には、これに加えて、面の向きを打つ方と違う方に向ける等
がありますが、基本の基本は打つタイミングを変えて、相手の足
を止める、ということだと思います。

その基本がロビングの打ち方で、普通にスイングするのではなく
シャトルを引きつけて、打つ前にタメを作って、相手の足を
止めてから、ロビングを打つのです。

これはある程度打てるようになってくると、誰もが最初に覚える
フェイントではないかと思うのですが、そんな基本的なフェイク
動作でも、慣れないとなかなか打ちにくいものです。

そのフェイント動作の、非常に簡単で秀逸な練習方法を教わり
ました!

それは・・・

ネット前に手投げで球出ししてもらって、一球目はそれをソフト
にラケットで受け止め、二球目は受け止めるようなラケット
ワークで、引きつけてからロビングを打つのです。

意味、分りますか?

バドできる人なら、サービスオーバーの時など、相手からネット
越しにシャトルを緩やかに打たれて、それをラケット面でソフト
に受け取る、ということを普通にやっていると思いますが、その
動作です。

この「ソフトに受け止める」という動きの中に、シャトルを引き
つけて、タメを作る、という動きが入っているのです。

一球目は受け止めて、二球目は受け止める動きをしながら、受け
止めないで、最後にロビングを打つ。
この引きつけが、上手いことロビングでのフェイントになって
おります。

あまり引きつけ過ぎると、打点を下げてタッチを遅くしている
だけ、になってしまうのですが、打つタイミングを変える(遅く
する)という練習においては、この方法は簡単でかつ有効だと
思いました。

と言いながら、僕もそれを見ただけなのですが、きっと実践も
簡単だと思いますので、ロビングでフェイントができない、苦手
だと言う方は、ちょっと試してみられたら良いと思います。

それがスムーズにできるようになったら、引きつけ量を調節して
毎回タイミングを変えるとか、引きつけて今度はヘアピンとか
クロスネットとか、色々試してみたらいいですね!


***************************

10月16日は、神戸グリーンアリーナにて、近畿社会人クラブの
団体戦がありました。

この試合には、様々なカテゴリーがありますが、僕は見市と共に
成年の部(35歳、40歳、45歳)の大阪代表として参加しました。
僕はもう!?51歳ですが、この試合の成年の部に参加したいが
ために、見市と相談して大阪社会人クラブの個人戦も45歳で出場
したのでした。

成年の部 大阪チームのメンバーは
35歳:谷藤・園部(BIGS)
40歳:市井(KATSUYAMA OBC)、野田(泉北バード)
45歳:見市・正岡(Hiwakai)

の強力メンバーでした。

昨年のこの大会には都合で出場できず、そのために全国団体戦の
出場権が得られないという残念な結果になってしまったので
今回は、万障繰り合わせて参戦した次第です。

僕が以前参加した記憶では、近畿では負けたことはないと思って
いたので、今回も強力メンバーだし、優勝は間違いないなぁと
たかをくくっていて、その自信の通り、初戦の近畿選抜戦は3-0で
完勝の滑り出しでしたが、次の兵庫代表に35歳と40歳が惜しくも
敗北・・・
僕らは何とか勝ったものの、1-2で負けてしまい、優勝は手のひら
からこぼれ落ちていきました・・・

とは言え、団体戦なので仕方なく、見市と飲みながら(^^;
帰りましたが、途中で見市の携帯に着信が。

「聞いたら驚くと思うわ」

「なんなん?」

「大阪優勝やって」

「えっ!?」

そうなんです。1敗した時点で優勝はないと決めてかかっており
ましたが、実は僕らが負けた兵庫代表も、近畿選抜に1-2で負けて
おり、ゲーム差によって大阪チームの優勝が辛くも決まったとの
ことでした。

完全に拍子抜けの形でしたが、それでもちょっと嬉しくなって
途中の駅で、さらに缶チューハイを追加購入してしまったことを
ここに打ち明けておきます(^^;

ただ、このままでは本戦でも兵庫代表には厳しいことが予想され
来年3月の愛知県一宮市での本番までには、チームとしてレベル
アップしておくことが必要だと痛感しました。
僕も、頑張ろうっと。

今日から大阪で、国際親善レディース大会が開催ですね。
昨年は審判員として駆り出されましたが、今年はその要請が
無かったので、きっと人員は足りているんだろうと思われます。
知り合いもたくさん出場していますし、観戦だけでも面白いから
見に行きたいところですけどね。

Ladies and Gentlemen !ってコールしたかったなぁ・・・!?
って、レディースの大会だから、Ladiesだけなのかな?
まあ、皆さん、楽しみながら頑張って下さいね。


まだまだ書きたいこと(大阪府小学生ダブルス大会、公認コーチ
資格更新義務研修)はありますが、今日はこの辺で・・・

ではそろそろジュニアの指導に行ってきま〜っす!


posted by まさやん at 15:53| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月28日

日本スポーツマスターズ2016秋田大会結果報告

一昨日、秋田県は美郷町から帰ってきました。

日本スポーツマスターズ2016。ずっと楽しみにしていたイベント
がまたひとつ終わってしまいました。
どんなことでもそうでしょうが、終わってみたら、いつだって
「あっという間」ですね・・・

そんな短く感じた時間でしたが、この4日間(移動を含めて)の
出来事を、思い出に残す意味でも詳細に振り返ってみたいと思い
ます。


僕と見市は、自宅そばのセブンイレブンに待ち合わせて、予め
見市が予約してくれていたタクシーに乗り込んで、京阪萱島駅に
移動。
駅前の大阪王将で昼食を頂いて、門真市駅からモノレールで
伊丹空港へと向かいました。

マスターズバドミントン競技の会場は、秋田県仙北郡美郷町の
美郷総合体育館、愛称「リリオス」という所で、空港としては
秋田空港が最寄なのですが、そこへの直行便が予約一杯で乗れ
なかったので、少し手前!?のいわて花巻空港へ行ってから
レンタカーで移動しよう、ということになったのでした。

リリオスに着いた時には、男子東京チームが練習上がりかけの
ところで他には誰も居らず、僕と見市が二人で会場を貸切の形で
半面シングルスでヘロヘロになりました・・・

僕らが泊まったホテルは、JR大曲駅前の「ルートイン大曲駅前」
非常に綺麗で、ロケーションも良く、大浴場もあり、無料の朝食
まで付いていて、満足度最高レベルの宿でした!
それだけに、当日は他県のバドミントンチーム(千葉・石川・
栃木)も泊まられており、チェックイン時には大変な賑わいを
見せておりました。

公式練習で流した汗を大浴場で洗い流し、スッキリさっぱりして
から、まずは前夜祭!ということで、見市がネットで調べて
くれた、ホテルからほど近い「だいこく」という焼き鳥屋さんに
向いました。
その前に、部屋で既にちょっとフライングをしていた僕です。

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そのお店は、スナックビルの一階にあり、入口ドアの雰囲気も
スナックの入り口そのもので、若干入りづらい感じだったの
ですが、ちょっと覗いてみて、地元のアットホームな感じのお店
と見受けたので、安心して店の奥座敷へとずんずん進みました。

お店内はちょっと暗かったのですが、そこのおやっさんが実に
味のある方で、秋田訛り(多分)で人懐っこく愛想よく話し
かけてきてくれて、また僕らへのサービスということで、地元の
出羽鶴を一杯ずつ振る舞ってくれて、これこそ遠征ならでは!と
お酒も回って段々楽しくなってきて、ついついお代わりを重ねて
前夜祭のはずが、ノリ的にはほぼ祝勝会くらいの感じに相当
出来上がってしまいました・・・(^^;
まあ、いつものことですが。

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その後、お店のすぐ並びにあるラーメン屋でしめて解散。

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飲むと必ず眠くなる体質の僕は、部屋に戻って必死に歯だけは
磨いて、そのままバタンキュー。

ところが、夜中の2時過ぎに目が覚めてしまい、そこから完全に
目が冴えて寝られなくなってしまい、ベッドで悶々としつつ
少し飲んだら寝られるかなと思って、ホテルの自販機にビール
500ml缶を買いに行くこと2回(^^;
それでも5時近くまでまんじりともできず、明け方近くになって
ようやく1時間ほどつかの間の睡眠を確保しました。

6時過ぎには起きて、朝風呂へと向かい、その足で朝食会場へ。
40品目ものメニュー豊富なバイキングで、僕は睡眠不足のことも
忘れて、体の欲するままに、ほぼ全種類の料理をお皿に盛り
ながらも全て平らげて、膨れるお腹で前かがみになるのが苦しい
くらいになりました。

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しかし摂取した栄養的にはほぼ完ぺき!
これでいよいよマスターズだ、と意気込みかけましたが、前日の
激しい飲酒と、寝れずの深夜の追加飲酒が、僕の胃を激しく痛め
つけておりました・・・
そう、本当に情けないことに、僕は朝からマーライオンと化して
しまったのです(^^;
せっかく食べた美味しい朝食の何割かは、図らずもイレギュラー
な出口から不本意に排出され、しかし、そのおかげで一気に
お腹の苦しさは消えてくれました。

ただ、二日酔いだったわけではなく、弱った胃に加え、睡眠不足
の疲れた状態に、朝から思いっきり食事を詰め込んだので、胃が
ビックリして緊急の入場制限をしてしまっただけでした。
アフターマーライオンには、いつもの元気なまさやんに復活して
おりました。
若干、下痢気味ではありましたが・・・


ここで、一応今回の大阪チームのメンバーを記しておきます。
(敬称略)

50歳複:見市昌弘・正岡毅
55歳複:宮本芙士夫(屈指の名選手)・佐藤彰彦(灘高→東大)
60歳複:松口金彦(元インカレ単3位)・川前明裕(NTT川前選手
    のお父さん)

という、錚々たるメンバーでした。
当然ながら、みな本年度大阪総合年代別のチャンピオンで、頼り
になる名選手ばかりでした。


さて、初日はなんとわずか一試合。
予選ブロック初戦の相手は、栃木県でした。

僕らの相手は、峯岸・佐藤ペアでした。
試合の数時間前には、トイレで涙目になっていた僕でしたが
ここは2-0で完勝!

続く、55歳複の相手は、渡辺・人見ペア。
渡辺さんは、シングルスの強豪で、全国社会人クラブ個人戦で
7連覇(かな)くらいされているつわものです。

しかし、大阪の佐藤さんもご本人いわく

「ここ8年間で一番調子がいい!」

との頼もしく勇ましい自信に満ちた発言に、大阪チーム全員が
勝利を強く確信しました。

が、どうにも佐藤さんの調子は、良さそうに見えないのです・・・
動きも悪く、ショットの勢いもなく、ミスも多くて、ファイナル
終盤まで競り合って、コーチ席に座っていた僕らはみなハラハラ
と成り行きを見守っておりました。

ファイナルは20-19までになりましたが、何とか最後勝ち切って
くれて、そこで初戦の勝利は確定しました!
その時点では、佐藤さんの「調子いい」発言には、一切の信憑性
がありませんでした(^^;
でもまあとにかく勝って頂けたので良かったです。

リーグ戦ですので、残る対戦も勝ってポイントを稼いでおきたい
ところを、60歳ベテランペアがしっかり締めてくれて、初戦は
3-0の幸先良いスタートとなりました。


女子チームも3-0での滑り出しとなり、昼過ぎには初日の試合を
全て終えた大阪チームは、和気藹々と一緒に昼食を頂きました。

ところが、見市の顔色がすこぶる良くないのです・・・
眉間にはしわが寄り、目つきも厳しく、こめかみには青筋が浮き
上がり、真っ青な表情で、美味しいお弁当も残してしまうほど
でした。

実は、今朝から見市は「脇腹の辺りが痛い」とのことで、栃木戦
の時も、痛みを感じながらプレーしていたそうです。
僕も、痛くまではありませんでしたが、お腹を下し気味だった
ので、これは昨夜の焼き鳥屋さんで当たったのか?とも訝り
ましたが、見市の症状は、どうもそういうのではなさそうでした。
本人の予想では

「盲腸(炎)ではないか」

とのことでしたが、僕の見立てでは、痛みを感じる部分は
ちょっと盲腸を外れているように思いました。

本当は大阪チーム全員で、会場近辺の温泉に行くことにしており
ましたが、見市を置いてそんな気分にもなれず、僕は見市を救急
病院に連れていくことにして、チームとは別行動となりました。

一度ホテルに戻り、フロントに体温計を借りて測ったところ
何と!39℃の高熱!!!
せっかくのマスターズで、パートナーがエラいことになりました。

幸い、ホテルの徒歩圏内に立派な病院がありましたので、そこ
まで見市を送って、僕はホテルで待機して、彼の診断結果を待つ
ことにしました。

そして、診断結果は・・・

「よく分らないので薬を飲んで様子見して下さい」

とのことでした・・・

処方された薬は、痛み止めと整腸剤。
痛いんだから、きっと炎症を起こしているはずで、消炎剤か抗生
物質がもらえるかと思っていましたが。

ただ、薬を飲んでしばらく安静にしていたら、徐々に熱は下がり
37.5℃くらいまでになったので、当日はおとなしめの食事会と
いうことになって早々に解散しました。
僕はしっかり飲みましたが♪


明けて翌日。見市の体調は完調ではなく、脇腹に痛みは残って
いるものの、昨日よりはましな様子でした。
本人としても

「何とかプレーはできると思う」

ということで、マスターズ初の途中棄権は免れられました。


予選リーグ二戦目の相手は静岡県です。
ここは、60歳(佐野・芹澤ペア)が強く、そこには厳しいだろう
とのことで、チーム勝利のためには、僕らは負けられない状況
でした。

僕らの相手は、櫻井・野村ペアでした。
櫻井さんは、僕らと同級生で、何と見市の全中決勝を生で観戦
していた方で、毎年マスターズにも参戦されており、お会い
すると、いつも気さくに話しかけてくれる感じの良い方です。
野村さんのことは存じ上げませんでしたが、挨拶の握手の時に
間近で見る筋骨隆々のゴツいガタイに、少なからぬプレッシャー
を感じてしまいました。

第一ゲームは、終盤まで競り合いましたが、何とか先取!
僕は、当然のように狙われる形となりましたが、何とか凌いで
見市がチャンスを作ってくれて、僕が思いっきり叩き込むという
パターンで、第二ゲームは大差で完勝!
終盤は見市が得意!?のクリヤー攻撃で回し始めるくらい、終始
余裕がありました。

試合後、野村さんが肩に氷嚢を当てがっておられたので、大丈夫
ですか?と話を伺ったところ、なんと肩の腱板を断裂されていた
とのことでした!
それでは満足なプレーができるはずはありませんよね・・・
試合をされただけでもスゴいですが、悪化しなければ良いですが。


そして勝負の55歳対戦でしたが、ここで佐藤さんが前日の不調を
完全に払拭する素晴らしいプレーで、文句なしの完勝!
動きも良く、スマッシュも走り、これこそ、ここ8年間で一番の
好調という、看板に偽りなしを自らのプレーで証明して下さい
ました。

ここで2-0となり勝利が確定! 自動的に決勝トーナメント進出も
決まりましたので、60歳ダブルスには、疲れない程度に無理せず
プレーして頂けるようお願いしました。

ところが、やはり勝負師のお二人ですので、負けるよりは勝った
方が良いということで頑張って、第二ゲームは奪う健闘を見せて
頂きましたが、最後は無理せずファイナルで敗退しました。


そして決勝トーナメント初戦の相手は千葉県です。

僕らの相手は後藤・川島ペアでした。
後藤さんは、磯さんと組まれて、以前40歳複全日本シニアで優勝
されたことがある強豪で、お名前は存じ上げておりました。
川島さんも、戦績こそ存じ上げませんでしたが、お名前は認識
しておりました。

試合は、第一ゲームから一進一退となる接戦でしたが、気合いの
入り過ぎた僕が力み過ぎて、スマッシュ一打に全力を入れ過ぎて
打った後の準備が疎かになり、またネット前でのプッシュにも
ミスが多く(当日のシャトルが飛ばないことも理由でしたが)
僕としては全体的に空回りの感じで、セッティングの末に第一
ゲームを落としてしまいました・・・

第二ゲームに入っても、僕の空回りは続きましたが、千葉ペアも
結構定期的にミスってくれたこともあり、競り合いながらも
何とか取り返してファイナルへ。

ファイナルになると、全力で打ち過ぎた僕はバテてしまって
ひざが棒立ちになってしまい、レシーブも手打ちになって
凡ミスを繰り返しておりました。

この時には、大阪のベンチからも

「ひざ曲げろ―!」
「打った次を待っとけー!」

大きな声の叱咤激励を頂きました(^^;

しかし、何とか終盤に数点のリードをつけて、20-18となった
ところで、ネット前に甘いチャンボがあがりましたが、足の出て
いない僕が痛恨のネットミス・・・
20-19とエラいことにしてしまいました。

サービスオーバーとなって、サーバーは後藤さん。レシーバーは
僕で、何とかミスなく上から下に沈めて、攻撃できるようにと
ラケットを上げて、最後の力を奮い立たせて、精一杯の威圧を
試みました。

後藤さんの打ったショートサービスは・・・何とネットに掛かり
ゲームセット。
ファイナルに及ぶ接戦は、あっけない幕切れで、僕らの勝利と
なったのでした。

後藤さんは、サーブをネットに掛けた直後に、渋い顔をされつつ

「あ〜、なんか引っ掛けると思ったんだよな〜」

と漏らし、思ったことは実現してしまうんだなぁ、と僕も気を
つけようと心に刻みました。

何か他力本願での勝利でしたが、勝ちは勝ち!

続く55歳ペアも完勝で2-0となり、60歳ダブルスは打ち切りで
大阪チームは最終日の準決勝にコマを進めたのでした。

後で分ったことですが、僕らが対戦した後藤・川島ペアは
何と!全日本教職員50歳複で二連覇中だとのことで、川島さんは
今年シングルスも優勝されていて二冠王だったと知り、苦戦も
当然だったんだなと納得でした。
戦前に知らなくて良かったです!?

ちなみに、後藤さん・川島さんは、僕らと同じホテルに泊まって
おられ、翌日の朝食時には少しお話しさせて頂きました。

何と後藤さんは、バドミントンは25歳から始められたそうです!
部活の顧問をされたのが競技開始のきっかけで

「生徒には負けたくない!」

という負けん気から、メキメキ実力を上げられたとのことです。
25歳から始めて、40歳で全日本シニア優勝されるとは、すごい
上達の速さですね!

記念撮影もお願いしました。
後藤さん・川島さん、今後ともよろしくお願い致しますm(__)m

DSCN5531.JPG

大阪女子チームは、決勝トーナメント一回戦で、強豪の東京に
当たり、無念の完敗。
女子チームは、全日程を二日目で終えることになりました。

ちなみに、大阪女子チームのメンバーは(敬称略)

50歳複:竹田朋子(池田クラブ)・中村祐子(スウィング)
55歳複:秋山とよ(熊取クラブ)・桐原早苗(鴨谷クラブ)
60歳複:土屋記巳子・古賀千悦子(GANBARO)

の面々でした。


例年、マスターズの時には、大阪チームは全員集まって、一度は
飲み会を行うのですが、お酒が好きな女子チームの方々も、僕ら
に気を遣われたのか、見市の体調も考慮されたのか、結局合同
での飲み会はなし、ということになりました。

見市の体調も、復活してきたとは言え、まだ本調子ではなかった
ので、三日連続、ホテル周辺の居酒屋で、軽〜い飲み会となって
解散も早く、僕は今までの中でも、一番ホテル滞在時間が長い
マスターズとなりました!?



明けて翌日。勝負の最終日です!

準決勝の対戦は、以下の組み合わせとなりました。

大阪府 vs 東京都
神奈川県 vs 富山県

準決勝から対戦の順番が変わり、55歳→60歳→50歳となります。
つまり、僕らに回ってきたとしたら、それが勝敗を決める非常に
重要な試合となるのでした。

東京チームのメンバーは以下の通りでした。(敬称略)

50歳複:宮本道雄・宗形一志(昨年全日本シニアチャンピオン)
55歳複:神谷敏幸(金髪のスマッシャー)・小池博幸(若干
    メタボ体型ながら、ラケットさばきは秀逸)
60歳複:清水正紀(シニア上位常連)・池田隆治(シングルス
    強豪)

というつわもの揃いでした。

僕らとしては、2-0で決めてもらいたかったですし、もし回って
きたら、全力でぶつかるのみ!と気合いを入れてコーチ席から
必死に応援しておりました。

僕は55歳の試合に付いて、見市は60歳の方に付いておりましたが
55歳は東京の勢いに終始押され気味で、特に佐藤さんの弱点を
知り抜いた神谷さんが、そこに的確に狙いを定め、大阪チームも
宮本さんの気合いと球回し・レシーブで必死に対抗するものの
最終的には押し切られるラリーが殆どで、応援虚しく、55歳は
0-2で完敗となってしまいました。

60歳の方も、大阪は第一ゲームを接戦ながら落とし、第二ゲーム
は中盤までは競り合ったものの、相手の固いレシーブを崩せず
松口さんの機敏な前衛を、相手はあざ笑うかのようにクリヤー
攻撃を仕掛けてきて、川前さんが振られる形となり、徐々に体力
を奪われてきて、最後は突き放されて万事休す・・・
0-2で打ち切りとなり、僕らに回ることなく、東京の決勝進出が
確定したのでした・・・無念。

結局、大阪に勝った東京が、富山との決勝戦を2-1で制して
7年ぶり、7回目の優勝を果たされました。おめでとうございます。

女子決勝は、昨年優勝の愛知県と東京との対戦で、接戦を制した
愛知県が、昨年に続いて連覇達成されました。
おめでとうございます。



二年ぶりに参戦した日本スポーツマスターズ2016秋田大会は
連覇はならず三位という結果になりました。

優勝を目指していたので残念ではありましたが、僕らとしては
全勝で責任は果たせたので、また来年以降頑張るのみです。

マスターズは毎回非常に楽しい大会ですので、これからもずっと
代表の座を死守して、満65歳を迎えるまで連続出場を狙いたいと
思っております(^^)


試合終了後は、写真を取ったり、決勝を観戦したり、リラックス
しておりました。

今回の大阪チーム集合写真です。(Photo by神谷さん)

DSCN5526.JPG

対戦したかった、東京の宮本・宗形ペアと(Photo by神谷さん)

DSCN5530.JPG

表彰式での写真。(Photo by本部の方)

DSCN5538.JPG

最後になりましたが、大阪男子チームの皆さん、熱く楽しい時間
を共に過ごさせて頂いて、本当にありがとうございました。
みなさんのような名選手と一緒のチームで戦えるのは、光栄の
一言です。

松口さんのテクニックと機敏な動き、川前さんのレシーブ力や
コートカバリングの広さ、宮本さんの多彩な配球・フェイント
気合いのスマッシュ、佐藤さんの後衛からの連続攻撃。
そして、相変わらず上手い見市の配球と僕へのフォロー(^^;
これらが有ってこそ、僕は思いっきり力んで!?ガンガン打って
いくことができました。

特に佐藤さんには、準備から事務手続き等、色々な面で今回も
ひとかたならぬお世話になりました。
本当にありがとうございました。

また女子チームの皆さんも、明るく楽しくお付き合い頂き
一緒に居てとても楽しくさせて頂きました。
飲み会できなかったのが残念ですので、それはまた来年という
ことでお願いします!

来年のマスターズは、兵庫県姫路市開催とのことです。
連続出場に気合いを入れるためにも、見市に早めに宿を押さえて
もらいたいものです!?

そして、再来年のマスターズは北海道!
これは死んでも行きたいです。
万が一、代表になれなくとも、監督として帯同の予定です!?


ということで、楽しい楽しい一大イベントが終了しました。
次なるイベントも、今週から目白押しですが、どんな状況でも

「明るく楽しく笑顔で前向きに!」

の精神を忘れず、これからもエンジョイしながらバド人生を謳歌
していきたいと思います。

日本スポーツマスターズの結果は、早くも日本バド協会のHPに
載っていました。
現時点では結果だけですが、近い内に試合の詳細や写真含めて
掲載されると思います。

http://www.badminton.or.jp/news/2016/20160924_masters_result.pdf

お楽しみに!
posted by まさやん at 14:32| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月23日

いよいよマスターズ!

さて、今日からいよいよマスターズです!

って、正確にはバドミントンは明日からですが、なにせ開催地が
秋田県ですので、今日移動しなければならず、その意味では
もう今日からなのです。

遠征試合はいつもワクワクしますが、今も同じで、今回はどんな
遠征になるだろうと自分に期待しながら、今まさに準備を終えた
ところです。

結果はできるだけ早く報告したいと思います。

では、行ってきま〜す!
posted by まさやん at 10:44| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月18日

しっかり体を入れてストレートにスマッシュを打とう

先週日曜は、全国小学生バドミントン大会近畿予選帯同のため
和歌山はビッグホエールまで行って参りました。

以前も書きましたが、我が田原スマッシュからは、シングルス
4人、ダブルス2ペアの合計8人が、全国大会出場権を賭けて
早朝から和歌山まで乗り込んできました。

僕がバイクで家を出たのが、6時前の早朝。
岩城さんの家に6時15分に集合し、そこから岩城さんの車で
中村コーチ、杏奈ちゃん、伊藤紀助くんと共に、一路和歌山まで
車を飛ばしたのでした。そう、運転は僕担当なのでした。

和歌山と言っても、ビッグホエールは高速出口から近いところに
在るため、距離的には遠くとも、時間的には1時間20分くらいで
着く、近畿の会場としては便の良い場所です。

なので、会場へはちょっと早めの7時30分過ぎには到着したの
ですが、その時間には体育館入口前には既にたくさんの人だかり
ができており、ジュニア選手を抱える保護者の方々のご苦労を
垣間見る思いでした。
朝早く起きて、試合会場に移動するだけでも、大変なもんです!
その辺りについては、子どもたちも「当たり前」だなんて思わず
しっかり感謝の気持ちを持ってほしいものですね。
って、自分が子どもだったら無理かも、ですが(^^;

以前書いた通り、この試合で3位以内に入れば、全国大会への
出場権が得られます。
ただ、近畿で3位以内となると、ABC出場よりある意味ハードルは
上がっているかもしれません。

結果から言うと、全国大会出場を決めたのは、岩城杏奈ちゃんの
6年生女子シングルスのみ、でした。

僕は基本的に、川北和弥(4年生男子シングルス)に付いており
ましたが、和弥は当日ちょっと良くない内容で、決められる球も
無難につなごうとするため、せっかくのチャンスをみすみす自ら
逃して、相手をアシストするような展開となり、3位はおろか
準決勝にも進めませんでした・・・
期待していただけに残念でしたが、負けたということはやはり
必ずその原因があり、今回の和弥の場合は

「チャンスボールを決めきれず、安全にいこうとし過ぎた」

つまり、ネット前の甘い球をプッシュできずに、ネットに落とし
たり、フォア側からストレートスマッシュを打てば決まるところ
を、クロスに打って相手にフォアで取られて、逆に自分のバック
に返されてThe end・・・というプレーが良くなかったかなと
思いました。

ストレートにスマッシュを打てないのは、おそらくですが
ストレートは狙いどころが狭く、サイドアウトの恐れがあるので
狙いどころの広いクロススマッシュを使ったのでしょう。

しかし岩城コーチが普段からストレートショットの重要性を力説
しているように、クリヤーでもスマッシュでも、ストレートに
しっかり打つことは、メンタルも必要だし、しっかり体が入って
いなければ打てないので、チャンスの時にも和弥も強い気持ちを
持って、ストレートにスマッシュを叩き込んでほしかったです。

ネット前については、行ける!と思った時には、後先考えず
アグレッシブな野生を爆発させて「アチョー!」と突っ込んで
強い球を打つことが、勝負として大事なことだと思います。

将棋の羽生さんが言っていましたが

「リスクを取らないことが最大のリスク」

で、現状を変革できない安全志向こそが、長い目で見て大いなる
リスクだと言い切っておられて、人間は成長のためには現状維持
ではダメなんだなと、僕も学習させて頂きました。

ラリー競技ですので、できるだけミスは少ない方が良いし、数は
減らすべきですが、ミスを恐れるあまり、決められる球も安全に
いこうとつないで、相手に甘い返球をしてしまうというのも
広義に解釈するとミスの一種ではないかと思います。

やはり「いくべき時にはいく」
この思い切り、潔さ、判断力を、和弥には今後身に付けていって
ほしいと強く思いました。

さて、岩城杏奈ちゃんですが、今回残念ながら決勝で兵庫の亀井
さんにファイナルで屈したものの、勝てば全国出場が確定する
準決勝では、奈良の水井さんと55分間に及ぶファイナルの大熱戦
を制しての準優勝でしたので、非常に価値ある結果だと思い
ました。
かつての名選手、鴻原さんと水井さんの二世対決、という意味
でも、注目の好カードでした。

この試合は、第一ゲームちょっと固くなってミスが多かった杏奈
ちゃんが、最大8点(くらいだったか)のリードを許す序盤は
苦しい展開でしたが、徐々に調子を取り戻して動きもショットも
良くなってきて、次第に盛り返し、何度もゲームポイントを凌ぎ
一方水井さんも強気のプレーで譲らず、こちらもゲームポイント
を何度も凌ぎ、一進一退のまま29-29とまでなったのです!

そのラリー内容もハイレベルで、お互い秘技を尽くして相手を
揺さぶり、そしてお互いそれに体勢を崩されながらも必死で
シャトルを追いかけて、逆に相手を追い込むような、正に手に
汗を握る熱戦に、会場中がこのコートに視線を注いでいるかの
ようでした。

コーチ席に着いていた僕と岩城コーチも、ボルテージが上がり
まくり、次第に声も大きくなって、一本ごとにもうほぼ叫んで
いうような状態で、しかし叫んでいるその内容は僕も岩城コーチ
もほぼ同じで、二人とも何度も何度も

「我慢やで、我慢! 次一本集中!」

とひたすら同じ言葉を繰返し、ただただ大声を張り上げている
だけでした(^^;

その思いが通じたか、第一ゲーム最後の一本は、水井さんが
カットをネットに引っ掛けて、30-29で杏奈ちゃんが先取!
これには、その時点で僕も大きなガッツポーズをしてしまい
ましたが、会場中からのどよめきもハッキリ聞こえるくらいの
本当に素晴らしいゲームでした。

第二ゲームは、その流れで杏奈ちゃんが取るかと思いきや
そこは水井さんが終始リードして取り返し、大一番の勝負は
ファイナルへ!

ファイナルは調子の出てきた杏奈ちゃんが5〜6点のリードを保ち
そのまま逃げ切るかと思われましたが、さすがは水井さん、終盤
グングン追い上げを見せて、コーチ席の僕はちょっとハラハラ
しましたが、最後はキッチリ勝ち切ってくれて、ほぼ一時間にも
及ぶ激戦を制した杏奈ちゃんが、決勝進出を決めるとともに
昨年に続いて全国大会出場の切符を獲得したのでした!
おめでとう!

決勝の亀井さんとの試合は、気負いからか出だしに凡ミスを重ね
大量リードを許してそのまま第一ゲームを落としましたが、第二
ゲームになると、落ち着きを取り戻した本来の杏奈ちゃんの
エネルギッシュでパワフルな動きが蘇り、完勝の形で取り返し
勝負はファイナルへ!

第二ゲームの流れでいけば、杏奈ちゃんの完勝かと思いましたが
ここから亀井さんにスイッチが入りました。
今まであまり打ってこなかった一発目のスマッシュを多用し始め
それがライン際に厳しく決まってきて、そのショットに加え
本来の分りにくい同じようなフォームからのドリブンと
ドロップの打ち分けが冴えわたり、その勢いに押された感のある
杏奈ちゃんは、凡ミスも重ねるようになってしまい、あれよ
あれよと言う間に大差がついて、最後は10-21の完敗となって
しまいました・・・無念。

しかし、近畿で2位は立派な成績ですし、何よりも当日はあの
素晴らしい準決勝での激戦を見せてくれただけで素晴らしかった
と思いました。

表彰式後の杏奈ちゃんです。

DSCN5492.JPG

ちなみに水井さんも3位決定戦を制し、しっかりと全国の切符を
獲得していました。おめでとうございます。

今回、残念ながら3位以内に入れず、全国出場できなかった子も
それぞの課題はしっかり見つかったと思いますので、また普段の
練習で改善に取り組んで、次回こそは全国への3枚の切符のうち
1枚をしっかりゲットして、大阪代表として胸を張って闘って
ほしいと思います。

近畿ブロック予選の結果は既にネットに出ていますが参考まで。

http://osakafushobad.web.fc2.com/2016/0911_zensho_yosen_kinki_H28/kekka_zensyo_yosen_kinki_H28.pdf


では、バドの話。


<しっかり体を入れてストレートにスマッシュを打とう>

先ほども記事に書いたことですが、改めて繰返します。

バドミントン、特にシングルスはそうですが、基本的戦略として

「相手をより多く走らせる」

ことが重要な考え方となります。

この考え方に従うと、相手をできるだけコートの対角線を何度も
往復させてやるべき、となります。
当たり前ですが、その方が疲れるからです。

となると、相手のスマッシュがクロスに打たれた場合は、素直に
ストレートのネット前に落としてやればよいのです。
ストレートに落とすのは、こちらの打点とシャトルの飛んだ先の
飛距離も短いので、相手コートに速く返球することができます。
また、相手からのショットもクロスなので、レシーブする側に
とっては、時間的余裕も生まれるため、より容易にレシーブする
ことが可能となります。

余程キレのあるクロススマッシュだとか、よほど速度が速い場合
を除いて、基本的にはあまりクロスには打たない方が良いのです。

ダブルスの場合でも、攻撃側の前衛は、スマッシュを打つ後衛側
のサイドに寄っているので(ストレートドライブレシーブへの
備え)こちらがスマッシュをクロスに打って、それをストレート
ドライブレシーブされると、一気に不利に陥るケースが多いの
です。

先の例で言うと、シングルスでストレートスマッシュを打った
場合には、相手はそれをクロスのネット前に落とそうとしますが
まずスマッシュがストレートのため、相手コートへの到達時間が
短く、その分レシーブ自体がしにくくなります。
また、それをクロスに持っていこうとするには、素早く足を出し
クロス方向にラケット面を向けるという、ちょっと高い技術も
必要になってきます。

ただ、相手も基本的には、最強のショットであるストレートへの
スマッシュを待って構えているはずですので、それを分った上で
さらにストレートに打っていくのは、ちょっと勇気が要ること
かもしれません。
またストレートスマッシュは、少しコースが外れたら、即アウト
になる恐れもあるので、その意味からも心理的に打ちにくいの
かもしれません。

そこを敢えて、勇気を持って、しっかり体を入れて、体を使って
ストレートに打ち抜くのです!
きっとそれはレシーブされるかもしれませんし、いわばどんなに
良いショットを打っても、レシーブされることが前提ではあり
ますが、やはり最強のショットであるストレートスマッシュを
相手に見せておくことが、その他のショットの効果を高めるため
にも、必要なことだと思います。

そのためには、しっかりと体を入れて、体を使って打つことが
重要で、体を入れずに手先だけで打つようでは、とてもライン際
にコントロールすることなどできません。

ストレートにしっかりスマッシュを打てるということは、自信を
持ってしっかり体を使って打てているからこそ、です。

無論、それ以外の様々なショットもそれぞれに重要ですが
攻撃の軸としてのストレートスマッシュの重要性を、ここで
新たに胸に刻み込んでほしいと思います。

僕も今日からしっかりストレートに打ち込みます!


***************************

来週末はいよいよ日本スポーツマスターズin秋田です!
僕と見市は、23日(金)午後発の飛行機で現地入りして、当日の
公式練習に臨み、軽い!?前夜祭で乾杯して、24日(土)からの
決戦に備えます。

昨年、大阪府男子は、決勝の激戦を制して歓喜の優勝を果たして
頂きました。
昨年のメンバーから変わっているのは、50歳の僕らペアだけです。
もちろん、組み合わせによっても異なりますが、僕らに変わって
成績が落ちないように、って優勝・連覇しかありませんが、当日
のベストを尽くして、目一杯スマッシュを叩き込んできます!

今、パソコンで、大好きなスキマスイッチの「パラボラヴァ」を
聞きながら、ノリノリでこの原稿を書いています。
この曲、歌うのが非常に難しい、スキマスイッチ得意の早口の
小刻みで流れるようなメロディーラインなのですが、それを
上手く歌えた時の快感、爽快感は言葉にできないくらいで
加えて、歌の内容は、愛する大好きな彼女をずっとずっと永く
歳を重ねても一緒に幸せを感じていたい、という素敵な歌詞で
気持ち良く歌いながらも、曲の感動に歌詞の内容がハマりこんで
くると、たちまち溢れる涙で嗚咽してしまうという、もともと
涙もろい僕の涙腺ですが、それを強烈に刺激してしまうくらい
素晴らしい曲だと思います!

次にカラオケ行った時に歌う、最有力候補曲ですね(^^)
カラオケ行かなくっても、バイクでR163の清滝トンネルを走り
抜けていく時には、トンネル内で大声でこの曲を叫びまくって
いますが(^^;

僕の「生パラボラヴァ」が聞きたい方は、平日の夕方くらいに
清滝トンネルを通過する時に、赤いシグナスを要マークです!?
そのうち、四條畷警察に捕まる日も近いかなぁ・・・

「赤いバイクの歌う変人」

とはまさやんのことでした!?


ではまた!
posted by まさやん at 11:30| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月24日

高橋・松友選手の金メダル獲得後のコメント

感動と興奮冷めやらぬ中、スポーツの一大イベントであるリオ
オリンピックが成功裏に幕を閉じました。

水泳200m個人メドレーの金に始まり、体操男子団体・個人総合の
金、テニス錦織選手の銅、卓球男子団体の銀、卓球水谷選手の銅
陸上400mリレーの銀!など、ドラマティックな場面はたくさん
ありましたが、やはり何と言っても、バドミントン 高橋・松友
ペアの金!、奥原選手の銅の、日本バドミントン界にとって
大きな大きなメダル獲得が、本当に信じられないくらい感動的な
最高のパフォーマンスでした!

メダル獲得の場面は、バドミントン関係者であれば、ライブで
観られたことと思いますが、試合開始が遅れて、ダブルスが
終わったのは深夜2時前で、眠気をかみ殺して画面に食い入って
いたと想像します。

奥原選手が敗れたインドのプサルラ選手は、強かったですね。
パワフルかつアグレッシブ、そしてスピードも速く、あれほど
コートカバリングの良い奥原選手でさえ返せないショットを
たくさん放ってきました。
奥原選手は金メダルの有力候補(筆頭ではなかったでしょうか)
だった思うので、本人が一番でしょうが、私たちもとっても
悔しく残念でした。

しかし、準決勝までの戦いはアッパレそのもので、オリンピック
という大舞台でも、いつもと変わらない集中力と動きと正確な
ショットで、遺憾なく実力を発揮し、危なげなく勝ち上がって
きたのは、さすがに全英チャンピオンだと感服しました。

奥原選手のラケットは、ミズノ製の特注で、オリンピック直前に
放送された「ガイアの夜明け」で、ミズノが奥原選手の要望に
応えるため、何度も何度も試行錯誤を繰り返しながら、ようやく
「奥原希望モデル」発売にこぎつけた様子をドラマティックに
描いておりましたが、奥原選手がメダル獲得したことで、ミズノ
の方々の苦労が報われたのではないでしょうか。

「ガイアの夜明け」は、奥原選手のメダル獲得で、その続編が
放映されるかもしれないとのことでした。
僕としては、次回は堀田が喋ってくれることを期待しております。


そしてそして、高橋・松友ペアの金メダル!
これは本当〜〜〜にものすごい快挙ですね。
1ゲームオールで迎えたファイナルは、一進一退ながら、終始
数点デンマークペアにリードを許す展開で、16-19となった段階
での流れとしては、はっきり、日本の負けパターンだったように
思います。

ところが、そこから日本ペアが開き直ったように、思い切った
強気の攻めのプレーで覚醒!
そこまでイマイチ乗り切れていなかった感のあった松友選手が
狙い澄ましたクロススマッシュ、タッチが速く攻撃的な前衛で
3点を連取して追いつくと、そこからは高橋選手の豪打で、粘り
強いデンマークペアをねじ伏せて大逆転勝利!!!
劣勢のファイナルでの5連続得点は、長く後世まで語りつがれる
ことでしょう。
いや〜、ホントに凄かった。

当然ながら、僕は翌日の新聞二紙(毎日・スポニチ)を金メダル
獲得記念として購入しました。

またメダルこそ取れなかったものの、予選リーグで強豪ペアを
大接戦の末撃破し、予選リーグを1位通過していながら、不運の
ギックリ腰で決勝トーナメント初戦敗退を余儀なくされた、早川
遠藤ペアの活躍も見事でした。
予選リーグの中国ペアに勝った試合は、女子ダブルス決勝と同じ
ように明らかに劣勢だったのですが、そこから怒涛の連続得点で
逃げ切ったプレーも鳥肌ものでした。

また、不運にも準々決勝で同国対決となってしまった山口茜選手
も、奥原選手との対戦までは、実力通りにしっかり勝ち上がり
奥原選手には逆転負けしたものの、第一ゲームの気迫の乗った
猛攻には、これは初めて奥原選手に勝てるのでは!とさえ思える
くらいの強さだったと感じました。
試合後、いつもは淡々・飄々とした感じで受け答えする山口選手
が、目を真っ赤に腫らして泣きながら答えていたのが、非常に
印象的でした。

「もっと強くなりたいと思います」

この言葉には、強い決意が感じられました。
今後のさらなる飛躍がとっても楽しみです。

さらに、ミックスの数野・栗原ペアも、ネットで取り上げられる
くらい素晴らしい活躍を見せてくれました!
ペアを組んで間もなくで、コンビネーションは他国のペアと
比べて荒削りな部分が多々あると思うのですが、短期間で見事に
調整してきて、見事予選リーグを突破して16入りしたのは
スゴいと思いました。
栗原選手の前衛でのミスが、若干目立つように思うのですが
そこをカバーして、エグいくらいの破壊力抜群のスマッシュで
エースを奪う数野選手が、男らしくてカッコいいですね!
引き続きこのペアでの活躍を期待しております。

忘れてはいけないのが、このオリンピックを最後に引退される
佐々木翔選手です。
繰り上がりで出場となった微妙な経緯ではありましたが、彼の
今持てる力は十二分に発揮してくれて、最後まで諦めずシャトル
を追いかける姿は、バド選手全員の心に刻みつけられたことで
しょう。
「コートに骨をうずめる」
これを実践されたのだと思います。
それをしっかり見届けた舛田圭太コーチももらい泣きされていま
したね。
佐々木翔選手、本当にお疲れ様でした。
今後も後進の指導にご活躍されることをお祈り申し上げます。


では、バドの話。



<高橋・松友選手の金メダル獲得後のコメント>


既に皆さんも、色んなメディアなどで見聞きされていると思い
ますが、やはり名実共に世界一となったタカマツペアのコメント
には興味津々だと思います。

僕もそうですので、ネットで読んで僕が特に印象に残った言葉を
ここで紹介させて頂きたいと思います。



質問:
世界選手権などで結果が残せなかった中で、今回、結果が出せた
要因は?

松友選手
「結果を出せなかった経験が、私たちにとって本当に大きかった
と思います。
毎年、世界選手権で負けてから、いろいろなことを勉強させて
もらって今があるので、その経験のおかげだと思います」


競技ですので、勝つに越したことはないのですが、選手をより
大きく成長させてくれるのは、負けた経験からなんですね。
納得!



質問:
金メダルなのに、満足してないというのは?

松友選手
「個人的になんですけど、矛盾してるんですけど、もちろん金
メダルを取りたいって思いでやってきてたんですけど、やっぱり
試合内容というか、今日の1ゲーム目だったり、もっとこう
(いいプレー)ができたし、いろいろできたなという部分がある
ので、もっと強くなりたいなと思います」


オリンピックで優勝して、なおもっと強くなりたいという向上心
が、考えられないくらい素晴らしいと思いました!
つまり、どんな試合でも課題はあるし、改善すべきポイントは
なくならないということですね。



質問:
二人はなぜ意見が衝突しないのでしょうか?

松友選手
「衝突というのは、パートナーに「なんでこういうプレーができ
ないの?」と言ってしまう場面などの話ですよね?
そういう考え方になるということは、自分がうまくなろうとして
いないんだと思うんです。
全ての責任を相手にぶつけてしまっているだけですよね。
自分がどんなことをできるようになれば、二人でもっと良い
プレーができるようになるかというふうに考えていれば、意見が
異なったとしても、互いを活かせるように考えるだけで、衝突は
しないと思います」

高橋選手
「ほかのペアを見て(反面教師のように)学んできたこともあり
ます。
衝突しているのを見て、どうしてあんなふうになってしまうの
かなと思うことはありました。
文句を言っている選手がもっとうまくなればいい話じゃないの
かなって思ってしまいます」

「意見が衝突してケンカになることはないです。意見が違えば
1回ずつやってみようかという感じです。
そもそも、あまり意見が異なること自体がないですけど」



このコメントには耳が痛くなる人が少なからず居るのではと思い
ますね(^^; 僕もです・・・
これはバドミントンのダブルスだけでなく、社会における人間
関係についても、大いに参考にすべき考え方だと思いました。
僕が非常に参考にしているアドラー心理学の考え方そのものです。
つまり、問題を相手のせいにするのではなく、その問題を改善・
解決するためにどうするのが一番良いのか、ということを考える
ということです。

理想と現実との比較でブツブツ文句を垂れるより、今ある戦力で
最大限の効果を発揮するためにはどうしたらよいか、を考えると
いうことです。
その方が現実的かつ健全で、お互いストレスが溜まらない考え方
だと思います。
例えば、ショートを打てない勝山と組んだ時には、スマッシュ
レシーブに全神経を集中させる、とか!?

ただ、タカマツペアほどになると、そもそもプレーのクオリティ
が高いので、文句を垂れるほどのマズいプレーや配球がないの
だとは思いますが(^^;

我々レベルとしては、やはり明らかに問題のあるプレーや配球は
普通にやらかしてしまっているし、それに気づかないまま何度も
それを繰り返してしまっていると思いますので、衝突ほどの
激しさは抑えて、事実を伝えることは必要だとは思います。


そして最後に。



質問:
世界ランキング1位のプレッシャーがないのは自信もあったと
思うが、その自信がつくきっかけは?

高橋選手
「実力的には本当は世界ランキング1位の実力はないと思いますが
コンビネーションだったりは世界1位だと思っています。
スーパーシリーズファイナルで優勝した頃から、そういうのが
出せれば、自分たちは負けないと。
自分たちのプレーを出すことを心掛ければ、純粋に負けないなと
コンビネーションだけは負けたくないと思っていますし
そういう気持ちでできているので、自分たちのプレーが出せれば
たぶん大丈夫だなと思うようになりました」


これは高橋選手の考え方であって、周りはそうは見ていないとも
思いますが(実力的にも世界1位)、オリンピックほどの大舞台
中の大舞台でも実力を出し切れたのは、やはりコンビネーション
では絶対に負けない、世界1位なんだ、という自信の裏付けが
あってこそなんだと思いました。

これから世界を目指すジュニアの選手たちにも、金メダリストの
言葉をしっかり受け止めて、次は僕だ!私よ!とタカマツペアに
続く選手がどんどん出てきてほしいものです。

***************************

日本中がタカマツペアの快挙に沸くよそで、大阪でも酷暑の中
熱い戦いが繰り広げられていました!?

大阪社会人リーグ戦二日目です(^^;

初日を2勝と昇格に望みをつないで迎えた二日目は、冷房のない
千島体育館で行われました。
当日のお天気は、イヤになるくらいのどピーカンで、外を歩く
だけで汗が吹き出し、息をするのも苦しいくらいの猛暑でした。
そんな時の千島体育館は、まさにサウナ状態。
座っているだけでクラクラきそうなところを、バドミントンする
なんて、本当に気が滅入りましたが、そこは昇格がかかっていた
ので、チーム全員静かな闘志を燃やしていました!
しかし、エースである見市昌弘が不在でしたので、チーム力と
しては厳しい台所事情でした。

初戦は枚方殿一クラブでした。
第一ダブルスの見市武史・畑下が、相手若手ペアの勢いの前に
押されて落としてしまうイヤな展開でしたが、続く第二ダブルス
「ラインまたぎのカツ」こと勝山とまさやんペアが2-0で完勝!
シングルスも浦川くんが相手の年配シングルスプレーヤーを2-0で
イワしてブロック1位決定!
反対側のブロック1位との対戦で勝てば、晴れて6部に昇格です。

1位2位決定戦の相手は「熊のプーさん」
エラい可愛い名前ですが、メンバーは中国人の林さん(朝陽さん
SUNFASTの代表)を初めとして、若くアグレッシブなチームでした

ここで迷ったのがオーダーですが、シングルスはどうやら僕で
勝てそうだとのことだったので、僕がシングルスに回り
ダブルスどちらかひとつを頑張って取って、2-1で勝とうという
作戦でした。

ちなみに林さんとは試合会場などで挨拶を交わす間柄で、僕は

「いつもSUNFASTのシャトル使わせてもらってます!
お値段リーズナブルで質も良い、良いシャトルですね」

とお礼を言うと

「ありがとうございます。飛びとか品質はどうですか?何か
あったらいつでも教えて下さい」

と優しく返してくれる良い人なのです。

いざ勝負!とチーム同士がネットを挟んで対峙して、その試合の
オーダーを発表したのですが、僕がシングルスに回っていたこと
を知った林さんが「よっしゃ!」と笑顔でガッツポーズ(^^;
どうやら、オーダーは林さんの狙い通りにハマってしまった様子
でした。

しかし勝負はふたを開けてみなければ分りません。
初戦はイマイチだった武史・畑下ペアも、大きな声を出しながら
気合いを入れてガチモードで頑張ってくれましたが、相手ペアの
パワーに押されてずっと劣勢のまま、終盤には凡ミスも連発。
0-2の完敗で第一ダブルスを落としてしまいました。

後がなくなったHiwakaiの第二ダブルスは井上・「またぎのカツ」
こと勝山ペア。
彼らの奮闘に期待して、コートサイドから大きな声援を送り
ました。

井上・カツペアは、随所で良い球は打つのですが、打った後の
準備ができておらず、連続攻撃ができないため、良い球で作った
有利を拡大できず、そうなると次の球の対応が遅れて逆に一気に
不利に陥る形となり、勝てるチャンスも少しはあったのですが
点数的には大差で完敗。
決勝なので勝負が決まった瞬間そこで打ち切られ、シングルスの
僕に回ってくることなく、昇格が見送りとなってしまったの
でした・・・無念。

今回の敗因を分析すると、リーグ戦の3日前にサウナの階段で
滑って転んでひじを強打してしびれが残ったまま試合に臨んだ
畑下の不調も大きかったですが、何といっても見市昌弘不在が
痛かったなぁと思いました。って、みなそれぞれ都合もあるので
しゃあないですが。

祝勝会の予定が、反省会となり、その時点でまだ午後4時にも
なっていなかったので、京橋に移動してたこ焼き屋台で缶ビール
をちょっと引っ掛け、4時になるや否や1号沿いの「信濃のすけ」
で、白昼堂々の飲み放題で、調子に乗って黒糖焼酎のロックを
お代わりしまくった僕は、反省することなど1mgも忘れて、ただ
ただ笑顔で楽しい飲み会をエンジョイしていましたとさ(^^;

次回こそは、昇格したいなぁ・・・
京橋の飲み屋で、畑下に「サウナでは下の段に座るベシ!」と
指示を出したまさやんでした。

ではまた!
posted by まさやん at 14:36| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月19日

壁を作っているのは自分なので、壁を取り払おう

大阪は、というより全国的にでしょうが、酷暑が続きますね。

何もしなくても汗が噴き出る季節に、閉め切った体育館の中で
行うバドは本当に疲れます・・・
それが仕事でありライフワークですので、しゃあないのですが。
ただ、体は疲れたとしても、心はスッキリ健全そのもの!
ここが本当に大きい部分ですね(^^)

そんな暑い時期にもバドの試合は普通にあります。


<全国小学生バドミントン選手権大会大阪府予選会>

まずは、またまたかなり報告が遅くなりましたが、7月23日に
枚方市民体育館で行われた、全国小学校バドミントン選手権大会
大阪府予選会です。
今回ももちろん田原スマッシュのコーチとして帯同したのでした。

枚方の体育館は空調が効いているので、暑さの面では恵まれて
いるのですが、マイナス面としてはフロアに風が吹いており
その対応に子どもたちは苦労していたようです。

この大会は全国予選と銘打っているように、全国大会出場のため
には勝ち上がらなければなりませんが、仮にここで優勝したと
しても、即全国出場とはなりません。

そこはちょっと変わったシステムなのですが、大阪府予選で3位
以内に入った選手が、近畿大会への出場権を得て、近畿大会で
3位以内に入った選手が、そこで初めて全国出場権を得られるの
です。

となると、全国出場の可能性をつなぐためには、この予選で最低
3位以内に入る必要があります。
そしてこの大会は3位決定戦を行うので、せっかく準決勝まで
勝ち上がっても、3決で負けてしまったら、全国への道が閉ざされ
てしまうのです。

田原スマッシュでも、昨年、3決で涙を飲んだ子が何人居た事か。
まあ、そういう悔しい思いが、その後のモチベーション、レベル
アップにつながるので、悔しい負けは定期的に必要なことだとは
思っていますが。

さて、ここのところ試合で結果が出るようになってきた田原
スマッシュですが、今回の予選でも昨年から大躍進の合計8名!が
近畿大会に出場、つまり3位以内に入ることができました。
これはスゴいことです!

全国への扉をこじあけたメンバーは・・・

6年女子シングルス・・・岩城杏奈(優勝)、田中美虹(準優勝)
5年女子シングルス・・・結城杏菜(3位)
4年男子シングルス・・・川北和弥(優勝)
4年男子ダブルス・・・田中隼・中村優希(優勝)
4年女子ダブルス・・・三浦志保・原田小雪(3位)

の面々です。まずはおめでとうございます!
ただ、これはまだまだ通過点にすぎず、近畿大会での上位入賞が
次なる目標となるので、引き続き毎日の地道な練習を頑張って
いってほしいものです。

そして、今回残念ながら3位以内に入れなかった選手たちも、次は
自分だ!と新たな闘志を燃やして、上記の選手たちに追いつき
追い越してほしいと思います。

今回大健闘したのは、5年女子の結城杏菜ちゃんでした!
ブロックを2位抜けしたので、決勝トーナメントでは他ブロックの
1位と当たるのですが、そこを激戦のファイナルで勝ち上がり
準決勝は第一シードに完敗したものの、大事な3位決定戦では
他ブロック1位の選手に2-0の快勝!
見事近畿大会出場の切符を手に入れたのでした。
おめでとう!

田原スマッシュは、選手・コーチはもちろん、保護者の方々が
非常に献身的・協力的なのが、いつも素晴らしいなぁと思います。
試合での応援も、正にチーム一丸となって、大きな声と拍手で
観客的から選手を強力にバックアップしてくれています。
あの大歓声での応援は、接戦の大事な場面で、とてつもなく
大きな後押しとなってくれることでしょう。
僕が選手だったら、あんなに応援してもらったら、もう頑張る
しかないです・・・(^^;

僕は試合の度に思うのですが、勝っても負けても、一生懸命
頑張って「いい試合」を見せてくれたら、それで本当に満足です。
いわゆる「出し切る」ってことですね。
もちろん、出し切った結果が勝利であるのがベストですので
これからもどんどん上達していってほしいものです。
暑くてヘバッても、まさやんコーチも頑張りますので・・・

大阪府予選会の結果は既に掲載されております。ご参考まで。

http://osakafushobad.web.fc2.com/2016/0723_zensho_yosen_H28/zensho_yosen_H28.html

試合後の集合写真です。

DSCN5264.JPG

DSCN5267.JPG

<社会人リーグ戦初日>

そして、7月31日には、僕にも試合がありました。
社会人リーグ戦です。

HiwakaiのAチームは4部なのですが、若手に頑張ってもらいたい
ということで、シニア組の僕らは7部のBチームとなったのでした。

今回のBチームは、強力新人!?の畑下が加入してくれて、また
上記の理由より、Aチームから見市昌弘が加わってくれたので
中々に強いメンバーになったと思います。
Bチームメンバーは以下の通りです。

見市昌弘・見市武史・畑下隆男・勝山茂・井上和行・浦川圭太郎
そしてまさやんの7名です。

初戦の相手は「天然素罪」
素罪は、誤変換ではなく、本当にその漢字なのです。

Hiwakaiの第一ダブルスは、勝山・井上組。
荒削りですが、攻撃には迫力があるペアです。

勝山は、チーム内では有名な話ですが、ショートサービスが大の
苦手で、練習でも試合でもほぼロングしか打ちません。
僕が組んだ時には、ショートの打ち方を指導して、絶対簡単だし
練習すればできるからショート使いぃや、と働きかけるのですが
勝山は、ショートを打つとなると、どうにも精神状態が大きく
かき乱されるようで、打つ前に尋常でない緊張感を漂わせつつ
その極限の緊張状態から放たれたサーブは、ネット中段か下段、
運よくネットを越えたとしても、相手サービスライン半分程しか
到達せず、しかも打った後のラケットと左手は

「いらっしゃいませ〜!ようこそ〜!」

かのように、左右に大きく拡がった異次元の挙動を呈し、それを
後方から目の当たりにしたパートナーは、一時的に心神と戦意を
余儀なく喪失され、その滑稽な異形のフォームに魂を吸い取られ
あんぐり開いた口からは、エクトプラズムが放出されるとか
されないとか・・・

というのは大げさで、組んだパートナーとしては

「ああ、またショートミスってるわ」

程度の日常茶飯事の1シーンと捉えて、クスっと微笑むのでした。

しかし、彼の良いところは、非常に集中力が高く、大事なゲーム
では、その試合に完全に没頭して、観客や応援団の歓声さえ
耳に入らない、いやその存在さえ眼中に無くなるくらい集中して
目の前の一打に賭ける気迫には鬼気迫るものがあります。

今回の試合でも、彼は持ち前の気合いと集中力を遺憾なく発揮し
第一ゲームを競り合いながらも先取!
第二ゲームも一進一退のまま中盤まで進み、ここで勝山が尋常で
ない集中モードに入りました。

何かこう一大決心を胸に秘め、一世一代の重大なミッションを
遂行する前の秘密特殊部隊のような、思いつめたような沈痛な
面持ちで、サービスの構えに入ったのでした。
その試合の主審をしていた僕の目にも、勝山の行動は不自然に
映り、一体何をやらかすつもりなんだと訝っていたら、次の
瞬間、彼の高邁な意図が明らかとなりました。

何と、勝山はリーグ戦の競り合った大事な場面で、普段一切
使わないショートサービスを打ったのです!

これには僕もビックリしましたが、勝山が清水の舞台から飛び
降りる気持ちで打ったショートは、無念、ネットの中段に力なく
ぶち当たり、相手に労せず1点を献上しただけのプレーになって
しまったのでした・・・

それを見た我々のベンチでは、見市武史が超大爆笑でゲッラゲラ
卒倒するくらいにバカ受けしていたので、僕も我慢できない位
おかしくなってしまって、それから20秒くらい主審のコールが
できなくなってしまいました。

武史の爆笑はなかなか収まらず、僕もつられて吹き出しそうに
なるため、しばしコートから背を向けて必死に我慢をして
笑いが収まるのを待ったほどでした。

その直後くらいに11点インターバルとなったので、僕はベンチに
行って

「武ちゃん、ちょっと笑い過ぎやで!」

と話しかけたら、彼がそこまで笑っていたのは、勝山がショート
をミスったからだけではなかったのでした。

「だってあいつ、センターラインまたいだまま打ってましたよ!」

「!!!」

そうなんです!勝山選手は、あまりに集中し過ぎたため、コート
のラインの存在さえ目に入らなくなってしまい、あろうことか
センターラインを両足でまたいだまま、意を決してショートを
放ったのでした。
そしてそれがネット中段・・・
ネットをまたいでいる時点で既にフォルトなのに、その状態から
ネット中段にジュドーンと引っ掛けるようでは、夢も希望も
ありません(^^;

ラインまたぎは明らかなフォルトですので、本来は主審である僕
が気づかなければならないのですが、まさかそんなことするとは
露ほども思っていなかったので、見過ごしてしまいました。

きっと彼の中では、ショートを入れることに全身全霊を捧げて
いたため、自分の立ち位置さえ気づかない程集中していたの
でしょうね。

これを聞いて、僕はかつての英雄、帝王ジャックニクラウスの
の逸話を思い起こしました。

入れれば優勝となる最後のパッティングでのラインを読んでいる
時、風が彼の帽子を飛ばしてしまったのですが、集中していた
ニクラウスはそれに気づかず、パットを決めて帽子を取って挨拶
をしようとしたら、そこで初めて帽子が無いことに気付いたと
いうお話(実話)ですが、勝山のラインまたぎも、ある意味
それに通じるところがありますね!?
思い切り違うのは、結局その次のプレーを大失敗していること
です(^^;

ラインが分らないくらいなら、ひょっとしたら彼は次回ショート
を打つ時に、ネットに背中を向けて打っちゃうんじゃないか?
という冗談も現実味を帯びてくるほどです(んなわけない)

結局試合自体は2-0で勝ってくれて、続く昌弘・畑下も2-0で完勝
この時点で勝利が決まりましたが、リーグ戦ということで僕の
シングルスも頑張って、勢いがある若手が相手でしたが、何とか
ファイナルで逆転勝ちを収め、Hiwakai(B)チームは、3-0での
好調な滑り出しとなったのでした。


続く第二試合は、Yクラブ(B)
ここにはシングルスの強豪、永田くんが居るので、ダブルス2つ
狙いということになりました。

第一ダブルスは、武史・畑下ペアで2-0の完勝!
続く第二ダブルスは、昌弘・まさやんペアで、これまた2-0での
完勝!
ここで勝利が確定しました。
シングルスは、浦川くんが頑張りましたが、配球と体力に勝る
永田くんには歯が立たず0-2で完敗。
しかし、2-1で初日2勝となり、次回の昇格に望みをつなげる事が
できました。

試合後は、祝勝会と称して、地元忍ケ丘の居酒屋で飲み会、と
思ったのですが、団体客の準備で30分ほど待ちが必要とのことで
武史の提案で、そこから歩いて30秒の立ち飲み屋さんで祝杯と
なりました。
実は、僕は大阪に住んでいながら立ち飲みは初めてで、そんなん
立って飲んでたら疲れるから何時間も飲めないやん、と思いつつ
武ちゃんに聞いたら

「僕、前に畑下と京橋の立ち飲み屋で4時間飲みましたよ」

との驚愕発言に

「そんな4時間も、何話してんの?」

「ああでもない、こうでもないことを・・・」

まさか4時間も立って飲み続けるのは到底無理だと思いましたが
そこで30分も待つのはイヤだったので、武ちゃんの提案に素直に
従いました。

初めての立ち飲み屋さんは綺麗な店内で清潔感があり、注文した
ものもすぐ出てくるし、それが安くて美味しいので、僕も結構
好きになりました。

それでもやはり、疲れた体での立ち飲みはしんどいだろうと思い
ながら、ああでもない、こうでもない話に花を咲かせていたら
ものすご〜く泥酔してしまっていました。

あまりに飲み過ぎたので、僕は途中からお水に切り替えていたの
ですが、僕がトイレから帰ってきたら、真新しい酎ハイが有無を
言わさず注文されていて、僕の目の前にセッティングされており
ました。
それは武ちゃんの仕業ですが、その後も僕がヘロヘロになりつつ
酎ハイをチビチビ飲んで、グラス半分くらいになったら、強制的
に次の注文を入れてくる始末・・・

気が付けば、あろうことか飲み始めてから4時間が経過しており
信じられない時間の再現に、武ちゃんと畑下の話もさもありなん
と納得した次第です!?

帰りは真っ直ぐ歩くのも困難なほどでしたが、初日の2勝は確かに
気分悪いはずもなく、うっすら笑みを浮かべつつバタンキューと
なったのでした。

次回リーグ戦は、明々後日の21日です。
ここでも何とか2勝して、必ずや昇格したいと思います。
でもその時の祝勝会は、座って飲みたいです(^^;



<第17回全国小学生ABC大会>

そして、先週15〜17日は、埼玉県久喜市にてABC大会の本選です!
既報の通り、田原スマッシュからは3名の代表選手が本戦出場を
決めており、全国での活躍に大いに期待を掛けておりました。

僕も帯同コーチとして、大阪から遠征させてもらえることになり
ました!

15日は開会式と公式練習会、そしてレセプションのみで、試合は
16日からでした。
会場が2ヶ所に分かれており、僕と中村コーチは男子B、C会場
である久喜市総合体育館担当となりました。
つまり、男子B出場の川北和弥、男子C出場の中村優希担当という
ことです。

DSCN5428.JPG

この会場は、以前全日本シニアと日本スポーツマスターズで
訪れたことがありましたので、なじみの深い体育館でした。
当日は朝から快晴で、良いお天気どころかもの凄い猛暑で
空調が効くこの会場でも、相当な蒸し暑さでした。

僕は和弥メインにコーチにつきました。
和弥は、初めての全国大会に明らかに緊張の面持ちで、選手待機
場に座っている時には、ちょっと落ち着きを失っているように
見受けられましたので、僕は極力普段の調子を保つことを心がけ
軽いトークで和弥の緊張をほぐそうと試みておりました。
って、軽いトークはいつもですが・・・

この試合は、1ブロック3〜4名の17ブロックに分かれてリーグ戦を
行い、そのブロックから上位2名が上位トーナメント、それ以外の
1〜2名が下位トーナメントに回る方式で、つまりはブロックで
全敗したとしても、もう一回は確実に試合ができるシステム
でした。

和弥はAブロック。扱い的には第一シードのパッキン的な感じで
同じメンバーには、優勝候補筆頭の呼び声高い神奈川の松川健太
くん(以前Cで優勝)が居り、厳しい戦いが強いられるとは思い
ましたが、相手も小学4年生。しかも大きな大会なので、やって
みなければ分らないぞと、もちろん本人もでしょうが、コーチの
僕は何とか勝たせてあげられるよう、全力でコーチングをと臨み
ました。

実はその松川くんとは、僕の知り合いの息子さんで、僕が以前
神奈川に住んでいた時から知っている松川悟史・三枝子夫妻の
ご子息なのでした。全然知りませんでした。

DSCN5434.JPG

和弥の初戦はその松川くんとでした。
初めての全国大会なので、緊張して浮ついた感じになるかと思い
きや、最初のゲームは11点を先に取り、非常に良い入りをして
くれました!

逆に、松川くんの方が緊張からか体が動かない感じで、結構な
凡ミスを重ねてくれたこともありましたが。

しかし、インターバル明けから、次第に松川くんのショットと
動きが良くなってきて、特に逆カット、カットのキレと前への
詰めの速さで和弥を圧倒し始め、インターバル明けからは2点しか
取れず、13-21で第一ゲームを落としてしまいました。

和弥のクリヤーがしっかりバック奥に打てた時には、松川くんも
前に逃げてくることが多かったのですが、そこを突いて連続して
攻撃できなかったことと、相手のロングハイサービスに対する
こちらの一発目のレシーブで、コーナーを突くことができず
センター寄りになっていたため、最も良い体勢で打てる一発目の
攻撃で有利になることができなかったのも痛かったように感じ
ました。

第二ゲームに入ると、緊張していた松川くんの動きもスムーズに
なり、逆に和弥はショットで押されるので、追い込まれた苦しい
状態から、一発でエースを狙う無理攻めを何度もミスしてしまい
あれよあれよと言う間に点差は離れ、最終的には10-21の完敗で
初戦は敗退となりました。

ただ、良い動きやショットもありましたし、初戦は負けても次に
勝てば上位トーナメントには行けるので、気持ちを切り替えて
「次、次!」と巻き返しを二人で誓いました!


次の相手は、南北海道の津川くんです。
スミマセンが、全くの未知数の選手でした。

いざ対戦してみると、この津川くんもかなり強かったのです!
サウスポーから繰り出されるクリヤーやスマッシュは厳しくキレ
があり、大阪ではそのような球に慣れていない和弥は面喰らうか
のように対応が後手後手となり、終始押されたままで第一ゲーム
を9-21で落としてしまいました。

相手が強いのは確かでしたが、和弥はここでもラリーでの勝負を
焦り、一発でエース狙いでのミスを何度も繰り返していたため
僕も次第に語気荒くなり

「一発で決めようとしても決まらへんって!逆にミスるだけや。
クリヤーがしっかり奥に打てた時は効いてるんやから、ラリー
ラリー!
これで負けたら絶対悔しいぞ!
もう死ぬ気でつないでいこう。絶対に諦めるな!」

と、熱い気持ちで檄を飛ばしました。

しかし続く第二ゲームも、津川くんの攻めは厳しく、特にフォア
奥からのクロスカットに何本もノータッチエースを奪われ、一方
引き続き和弥の無理攻めの単発ミスもあり、第一ゲームよりは
善戦しましたが14-21で敗北。
和弥の初めてのABC大会は、リーグ2敗という苦い滑り出しと
なってしまいました・・・無念。

和弥としても、ここで負けたら上位トーナメント進出の可能性を
断たれるので一生懸命頑張りましたが、あの時点では津川くんの
方が一枚上手でした。

和弥の健闘を称えるのと、かくなる上は下位トーナメントでの
面目躍如を期待して、試合後

「よくやったと思うよ!まあ、相手は結構強かったけど、効いて
いるショットも一杯有ったし、良いラリーもたくさん有ったよ!
こうなったら切り換えて、下位トーナメントで優勝を目指そう」

と励ましたのですが、よほどのショックだったのでしょう。
和弥はタオルに顔をうずめて、溢れだす涙を必死にこらえて
いました。

試合後、観客席に戻ってお父さんの姿を見た和弥は、我慢して
いたものが一気に崩壊し、お父さんに抱きついて号泣し始めた
のでした・・・
いつもは冷静沈着な和弥のそんな姿を見るのは初めてでした。
相当悔しかったのでしょうね。
僕もいたたまれなくなって、スッとその場を離れました。

しかし、その涙、その悔しさが、和弥のさらなる飛躍的な成長の
きっかけになることは間違いありません!
そして、その後続く下位トーナメントで、まずはその悔しさを
存分に晴らしてほしいと強く願いました。

続く下位トーナメントでは、和弥は順調に勝ち上がり、決勝では
敗れてしまったものの、堂々の準優勝!
最後に大いに溜飲を下げてくれました。
和弥、おめでとう!よく頑張ったね。


結局、松川くんが上位トーナメントでも勝ち上がり、見事優勝
されました。おめでとうございます!

今回、予選ブロックでは強豪に当たって涙を飲んだ和弥でしたが
全国チャンピオンと対戦し、その実力を肌で感じることができた
のは大いなる収穫でした。
試合後、和弥からは

「頑張れば、何とかなると思う」

との力強い発言が聞けましたので、今後の精進に期待したいと
思います。


男子Cでは、中村優希が快進撃を続けていました!

予選ブロックを完勝で1位抜けし、上位トーナメントでも初戦を
大差の2-0で勝利!
初めての大舞台にも関わらず、普段の練習試合のような感じで
スイスイ勝っていく優希に、僕は冗談めかして

「優希、全国大会って言っても大したことないやろ?」

と聞いたら、普通の真顔で、コックリ頷いたのには、僕もその
周辺に居たメンバーも大爆笑でした!
なかなかの大物ですね。
ただ、試合の内容を見ると、実際余裕で勝てていたので、本人に
とっては本当にそう思えたのでしょうし、率直な感想だったとは
思います。

優希は残念ながら、その次に敗退し、ベスト8入りを逃しては
しまいましたが、小学校2年生の段階から、このような大きな
試合に参加して、その雰囲気を肌で味わい、そして全国大会に
対する「気持ちの壁」を自ら築くことなく、全国大会といっても
大したことない、という自信を得られたことは、途方もなく
貴重な経験を積めたと思います。
ベスト16、つまり全国9位は立派な成績だと思います。
優希、おめでとう!


今回、残念だったのは、上位進出を期して、普段の練習から
自分を厳しく追い込んでいた岩城杏奈ちゃんでした。

予選ブロック初戦は2-0で突破したものの、続く二試合目、山形の
強豪、遠藤さんに0-2で惜敗。
上位トーナメントにこそ進出しましたが、その初戦で埼玉の山北
さんに17-21、19-21の惜敗・・・
初挑戦で臨んだ小学校最後のABC大会は、上位トーナメント初戦
敗退という悔しい悔しい結果に終わってしまいました。

上位トーナメントの結果は、大阪の明地陽菜ちゃんが見事優勝!
準優勝は、杏奈ちゃんが予選で惜敗した遠藤心夏ちゃんでした。

客観的に見ても、この二人に杏奈ちゃんは実力的に十分に伍して
いると思うのですが、試合の結果は「その時の実力」ですので
残念ながら、杏奈ちゃんが普段の実力をその時発揮できなかった
と言わざるを得ません。

僕ももちろん悔しいし残念ですが、一番悔しいのは本人だと思い
ます。
残念ではありますが、負けてしまったものは仕方ないので
気持ちを切り替えて、また今日から次の目標に向かって、練習を
頑張っていくのみです。
杏奈ちゃん、お疲れ様でした。



では、バドの話。


<壁を作っているのは自分なので、壁を取り払おう>

リオオリンピックも佳境に入ってきましたが、大会の序盤を盛り
上げてくれたのは何と言っても男子体操団体・個人総合 内村
選手の金メダルでした!

団体も個人も、追う展開から終盤に逆転しての金メダルは、観て
いる我々にも感動の嵐を巻き起こしてくれました。

そんな絶対王者の内村選手も、ロンドン五輪では「魔物」に
襲われてミスを連発。
大舞台で普段の実力を発揮できずに、団体戦で金メダルを獲得
することができませんでした。

「やっぱり五輪には魔物がいる」

当時、ちょっとした流行語にもなりましたね。
でも、銀で十分スゴいと思うのですが・・・(^^;

それから4年。内村選手はついに「魔物」の正体を突き止めたの
です!
それは・・・

「魔物は自分自身で作り出しているもの」

でした。

内村選手のレベルとは比べものにもなりませんが、そのような
ことは、日常的によくあることだと思います。

つまり、ある事柄に対して「自分には無理」「僕のレベルじゃ
敵わない」「私には所詮場違いな舞台」的な気持ちを持って
しまっていることです。

例えば、全日本シニア出場を目標にしていて、毎年予選で負けて
しまって、ずっと壁に跳ね返され続けているような人は、意識の
奥底に

「私(僕)には、やっぱり全日本シニア出場なんて無理なんだ」

という分厚い「壁」を作ってしまっているのではないか、と思う
のです。

一方、全日本シニア常連の方々は、出場などは当たり前で意識に
すらなく、だからそこには壁など存在せず、その先の上位進出を
目指している状態だと思います。
もっと言うと、優勝常連の方からすると、上位進出は当たり前で
壁などなく、優勝こそが目標であるのだと思います。

もちろん、試合の結果は、実力が反映されることは間違いなく
予選を突破したり、上位に行くのは確固たる実力有ってこそとは
思います。

しかし、試合で結果を出しにくい人は、そのような自分が作り
出している壁に、戦う前から大きく阻まれ抵抗を受けているのが
実情だと思うのです!

ですので、自分には無理、というように壁を作っている、つまり
「自分を過小評価している人」だと、行けるか行けないか当確線
上にある場合に、行けない可能性が高くなってしまうのです。
そして、それは自らそのような結果をもたらしてしまっているの
です。

ある事柄に対して壁を作っている人が、その事柄を達成しようと
して、達成できそうになった時には、自ら作った壁が地中から
ズドーンと現れて眼前にそびえ立ち、達成する自分を心から
信じることができなくて、普段通りのことができなくなって
しまって、壁通りの結果に終わってしまうのだと思います。

壁=自分への不信感、だと思います。
端的に言って「自信がない」ってことですね。

自信を得られるのは、基本的には実力であり、積んできた練習の
量とか質だとは思うのですが、それを待っていたのでは時間が
掛かります!?

卵が先か、鶏が先か、ですが、自信なんてものは、自分の考え方
受け取り方ひとつなのですから、ただ単に持っちゃえばいいと
僕は思うんですけどね(^^)

つまり、実力よりまずは自信を先行させるということです。
そうすることによって、不必要に壁を作ることが少なくなって
行けるか行けないか微妙なラインに居る時に、良い結果が出る
可能性が高くなるからです。
そうなって結果が出るようになってくれば、自ずと実力も自信に
ふさわしいレベルに上がってくるのだと思います。

無論、自信過剰ばかりで傲慢になって、自分を見失っていては
良い結果どころか、周りから敬遠されかねませんが(^^;
基本的には、自分に対する「なんとなくの自信」を持っていた方
が、バドミントンだけでなく、人生の様々な場面に置いて計り
知れない程大きなメリットを生み出してくれると思います。

その自信を持つためには、全てのことで秀でる必要はなく、何か
一つだけでも「これは自信がある」「このことでは負けない」
「僕は昔はこれが得意だった」とか、よりどころとなるものが
ひとつでもふたつでもあれば、十分に「なんとなくの自信」は
持てると思います。

どうしても自信が持てない、持ちにくいという人は、せめて
まだ起きていない結果について、あれこれ悲観的に考えることは
止めて、ただただ最善を尽くして、今このラリーを一生懸命に
頑張る、ということに努めたら良いと思います。

僕がよく使う言葉に「ダメ元(ダメで元々)」があります。
そのくらいの開き直った気持ちでぶつかってみれば、自ら作った
壁をぶち破る、いや、そもそも壁自体が消え去ってしまうと
思います!

今回のABC大会で、中村優希くんが「全国大会も大したことない」
と思ったことはある意味素晴らしいことで、こういう経験を積む
ことによって、全国大会=スゴい大会でみんな強い、という
必要以上の恐れ、不安、警戒感などをあまり感じることなく
他の大会と同じように、普通の精神状態で臨めることは、本当に
大きなことだと思います。

「なんとなくの自信」あるいは「ダメ元」の精神で、自ら作った
壁の呪縛から解き放たれて、勝負強い性格に変わっていきたい
ものですね!

自信は持ったもん勝ちです。心の中では大いに自信過剰でいき
ましょう!

***************************


今回のABC大会に先立って、久しぶりに稲城の実家に前乗りで
泊まってきました。
親父は当年とって81歳。盤寿(将棋盤のマス目が81あることから)
の相当な年配ですが、全く歳を取らないかのように、到って健康
そのもの!
その点は、離れて暮らしている息子としては、大いに嬉しいし
助かるし、感謝しております。

実家で親父は一人暮らしですので、ご多分にもれず、家の中は
キレイではありません・・・

特に、台所周りの荒れ様は深刻で、部屋の壁に打ち付けた釘に
ビニール袋を引っ掛けた生ごみ入れはパンパンに膨らみ、生ごみ
入れ用としてキープしてあるビニールの袋は、45リットルのポリ
袋満杯、いや溢れださんばかりになっており、僕はせめてその
周辺だけでも、小奇麗にならないものかと軽く思案してみました。

まずは、非常に無駄なスペースを取っていた、生ごみ用として
キープのビニール袋ですが、ある程度の枚数を小さくたたんで
引き出しの中に押し込み、その他の袋は全て廃棄処分としました。
ビニール袋は、確かに生ごみ用として重宝するのでしょうが
使うより溜まる数が上回っているからこそ、そこまで無駄に場所
を取っていたのであり、また袋は買い物の度に確実にもらえる
ので、思い切って大量に処分したのでした。

そして、壁の釘に引っ掛けていた生ごみ袋を取り去って、そこに
新たにペダル開閉式のごみ箱を設置したのです!
これが実にナイスアイディアでした。

掃除前、掃除後、ビフォーアフターといきたいところですが
あいにく掃除前の写真はおぞましすぎて!?撮影しておりません
ので、アフターの綺麗になった姿だけでもご覧ください。

DSCN5427.JPG

ここを小奇麗にするだけでも小一時間は費やしました。
その他の部屋を綺麗にするには・・・ひと月は掛かりそうですね。
次回の帰省は、掃除だけをメインにしたいと思います!?

あっ、そうそう!今回実家に帰る途中で、ラケットショップフジ
町田店に立ち寄って、超久しぶりに当間さん(店長)にお会い
してきました。
たけし軍団ダンカン似の当間さんは、数十年ぶりにお会いしても
全く変わっておらず、僕が同店でバイトしていた当時を思い出し
ました。

DSCN5423.JPG

変わっていたのはラケットショップフジの周辺の景色で、僕は
昔アルバイトをしていたにも関わらず、人に道を聞いてようやく
たどり着いたのでした(^^;


また実家最寄駅の新百合ヶ丘では、エルミロードのメガネ屋に
勤務する、高校後輩の久徳にもちょっとだけ顔を見せてきました。

DSCN5424.JPG

今回のブログ記事は、彼のことを思いながら書きました(^^)
彼はなかなか全日本シニアに出場してくれないので、早く自分が
作っている壁をぶち壊して、遠征先で一緒に飲める日が来るのを
心待ちにしています。
頼むよ、久徳ぅ〜。
ではまた!
posted by まさやん at 17:49| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

プッシュは、シャトルにラケット面を合わせるように面を差し出して打とう

最近の大阪では、夏本番のような猛暑の日が続くかと思いきや
今日のようにジメジメはっきりしないお天気もあったりで、梅雨
明けにはもう少し時間が掛かるのかなぁ、という感じです。


そんなこの時期に毎年開催されるのが、先週9日に行われた
大阪小学生親子バドミントン大会、通称「親子大会」です。

この大会については、過去も二回書いてきましたので、皆さんも
ご存じかと思いますが、親子、あるいは大人と子ども(例えば
コーチと選手など)でダブルスを組んで、楽しみながら仲良く
一緒に頑張ろう!という試合です。

この試合には、チャンピオンシップの部(つまりガチの部)と
レクレーションの部(そのままですね)があり、田原スマッシュ
からも、15組のペアがそれぞれの種目に参戦しました。
僕は一昨年、昨年に続いて、大人と子どもチャンピオンシップの
部に出場しました。
今年のパートナーは、6年生副キャプテンの伊藤紀助くんです。
僕は、一昨年三浦佳南、昨年田村舞茅と組んで連覇してきたので
紀助は少しプレッシャーが掛かっていたんじゃないかなぁ・・・

僕が参戦したカテゴリーには、参加6ペア中、田原スマッシュから
3ペアが出場しておりました。
つまり半分は身内なのでした(^^;

組み合わせは抽選によって、3ペアずつ二つのブロックに分けて
その中でリーグ戦を行い、各リーグ1位のペア同士で決勝戦を行う
という方式でした。

田原スマッシュの3ペアが1リーグに固まっては何なので、本部の
方にご配慮頂き、二つのブロックに分かれることになりました。
と言っても、2ペアは一緒になりますが。

紀助のくじ運によって、僕らだけが別れる、つまり予選リーグ
では、田原スマッシュペアには当たらないことになりました。

初戦は何と、身内のようなゆず(杉野柚月、高槻AJBC)ペアとの
対戦でした。
僕は極力、力は押さえて、動きも遅くして、球回しだけで勝とう
という例年通りの作戦!?でしたが、そればっかりだとなかなか
ラリーが途切れないので、唯一、前衛の時だけは読んでガッチリ
ブロックして、そこで点を取っていこうという考えでした。

そうやって、前衛でブロックすると、相手は必然的にそれを
避けて球を上げてくれることになり、そうなると、後衛に居る
紀助が頑張って動いてスマッシュを打ってくれる、良い展開に
なるとも少し思ったのでした。

紀助は緊張からか、よくネットに引っ掛けてはいましたが
全般的にはよく頑張って動いて打ってくれたので、初戦は接戦
ながらも、何とか逃げ切ることができました。


二試合目は、ヤマヒサさんというクラブの男の子と若いコーチ
との対戦でした。
ここでも僕はできる限り緩めにプレーしました。
ヤマヒサの大人尾崎さんも、優しく、打てるところでもクリヤー
でつないでくれましたので、穏やかなラリー展開のまま、知らぬ
間に点差をつけて(^^)ここは大差で勝利!ブロック1位と
なって決勝にコマを進めました。


反対のブロックでは、東京に住んでいるはずなのに、大阪の
ジュニアの大会には皆勤賞の府川さん(高槻AJBC、僕と同い年)
ペアに辛勝し、続く三浦楓子・中村芳郎との身内対決を制した
岩城杏奈・鮒谷貴史ペアが決勝に上がってきました。

僕らのカテゴリーは、21点1ゲーム制だったのですが、決勝戦に
ついては、時間にも余裕があったことから、21点3ゲームマッチの
正式ルールにて戦うことになりました。

3ゲーム制の余裕からか!?第一ゲームを落とし、後が無くなった
伊藤・正岡ペアでしたが、紀助のためには負けるわけにはいかず
それまでは打たなかったスマッシュ・プッシュを徐々に使用し
始めました(^^;
とは言え、決して全力ではなく6割程度には抑えていましたが。

組む子どものためには勝ちたい!
でも、全力でプレーするのは間違いなく大人げない(^^;
かと言って、手加減して、それで負けていては何やっとんねん
という話になる。
この辺りの「さじ加減」が、この親子大会には求められます。

さじ加減は得意技ですので、勝ちを目指しつつも、決してマジ
にはならない基本方針に則りながら、試合で劣勢を感じたので
少〜しさじ加減を増やした形です!?

また、子どもはどうしてもミスが多いので、紀助がミスしても
僕は基本的に

「ドンマイ!」=Don't mind !=気にするな!

とミスを気にもかけないように対応していました。

プレー中のミスは本当に全然ドンマイなのですが、決勝の紀助は
ショートサービスを、何度も何度もネット中段に引っ掛ける
ミスを繰り返しており、最初は「ドンマイ」を繰り返していた
僕でしたが、競り合いの大事な場面でも、ネット引っ掛けミスを
繰り返す紀助に対し、最後の方は後衛で何度かラケットを落とし
たりしてしまいました・・・

これについては、試合後、岩城代表から「あれはやってほしく
なかったなぁ」と、優しく諭されましたが、大事な場面での
ショートサービスでのミスがあまりに多いと、ラリーにもならず
そのミスだけで相手に1点を献上してしまいます。

甘いショートサービスでも、ネットを越しさえすれば、相手が
ミスしてくれるかもしれないし、相手の球をこちらが拾えるかも
しれません。
そして、ショートサービスは、完全に自分の良いタイミングかつ
良い体勢で、誰にも邪魔されずに打てるショットなのです。
(もちろん、プレッシャーはありますが)

それを2〜3本ならまだしも、6〜7本もネットミスしていては
勝利を目指して一緒に戦っているパートナーならば、眉ひとつ
動かさず、全く落胆しないというわけにはいかないでしょう。

パートナーがショートサービスを何本もネットに引っ掛けて
それでも顔色ひとつ変えずに「ドンマイ」の対応だったとしたら
果たしてその選手は、その試合を勝とうという気持ちがあるのか?
そんなに感情を押し殺して、仙人のように振る舞うことが
人情味に溢れた素晴らしい対応なのか?
極端な話、パートナーが全てのショートサービスをネットに
引っ掛けたとしても顔色変えずに「ドンマイ」が正解なのか?

と、色々な言い訳めいた考えが瞬時に脳内を駆け巡りましたが
やはり大人のコーチとしては、紀助がいかにミスを重ねようが
「ドンマイ」を貫くべきだったと今では反省しております。
紀助は初の決勝で緊張していただろうし、僕がそのように落胆を
表に出すことで、紀助のプレーが改善する訳でもなく、さらに
緊張を高めることにしかならないからです。

紀助、ゴメンねm(__)m コーチが悪かったです。
でも、もうちょっとショートサービスは練習しような(^^;
強引なクロス狙いのサービスでよくミスっていたので、気持ちを
落ち着けて、自信を持って堂々とセンターに打とう!

エラそうに書いてますが、決勝の大事な場面で、僕も一本
エース狙いのピンサーをバックアウトしてましたが・・・

そのショートサービスには苦しみましたが、第二ゲームを何とか
取り返したファイナルの後半は、紀助は実に頑張って動いて
後衛から力強いスマッシュを連打してくれて、それでポイントを
重ね、終盤まで競り合った接戦を最後に突き放して、紀助自らの
力で優勝を勝ち取ってくれました!

普段の練習では、ドロップに逃げがちなところも、決勝後半の
紀助は、ドロップを完全に封印して、最後までスマッシュを打ち
抜いてくれました。

後半の紀助の頑張りが大きな勝因でしょう。
接戦だったので、勝利の瞬間は、僕も思わずガッツポーズをして
しまいました。

紀助、優勝おめでとう!良かったね。
記念撮影です。

DSCN5261.JPG
紀助の右肩に掛けた僕の手の形は、何か不自然ですね(^^;


DSCN5262.JPG
準優勝の岩城杏奈・鮒谷貴史ペア


DSCN5263.JPG
第三位の三浦楓子・中村芳郎ペア

田原スマッシュの他のペアも、レクレーションの部で何人か
優勝されていました。
みなさん、おめでとうございます!
お子さんとの良い思い出になりましたね♪

DSCN5257.JPG
川北和弥・泰広ペア


DSCN5258.JPG
中村心優・明成ペア


DSCN5256.JPG
山下彩花・智彦ペア


DSCN5259.JPG
櫻川晴香・阿部正幸ペア


親子チャンピオンシップの部決勝は、福井ペア対河村ペアでした。
ここは「さじ加減」という言葉が辞書から削除されているかの
ように、完全にガチ、つまり大人が全力で子どもにスマッシュを
叩き込むような激しい展開でした。
それでも拾えるからそうなるのですが。

ファイナルにもつれ込む大熱戦でしたが、最後に抜け出した福井
ペアが見事優勝されました!おめでとうございます。

DSCN5260.JPG

当日会場である東大阪アリーナは、翌日の参院選の投票所に
なっていた為、17時には完全撤収・準備しなければならず
間に合うように終わるのか試合数も多いので少し心配でしたが
本部の方のスムーズな運営により、余裕たっぷりに無事閉会する
ことができました。
運営に携わって頂いた本部のみなさん、ありがとうございました。


アリーナを出た時は、まだまだ空は明るい時間でしたが、紀助
との優勝祝いということで、帰宅後すぐに「カシュッ!」と
数缶を飲みほしてしまったことは言うまでもありません!?

さて、来年は誰と組むことになるのでしょうか?

親子大会の結果です。
http://osakafushobad.web.fc2.com/2016/0709_oyako_H28/oyako_H28.html


では、バドの話。

<プッシュは、シャトルにラケット面を合わせるように面を
差し出して打とう>

これまた長いタイトルです。

プッシュは、ダブルスでもシングルスでも、決定打となる確率が
高い攻撃的ショットですが、一方でミスる確率も高いショット
です。

ミスしやすい原因は

1)ネットという障害物が近くにあるから
2)相手コート奥も近くなるため、バックアウトしやすいから
3)「決めてやる!」と力んでしまって大振りになるから
4)相手が目に入ってプレッシャーが掛かるから
5)気持ちばかりが前に行って、足が出ないで手打ちになるから

などだと思います。

大きな原因は3)4)の心理的な部分ではないかとも思いますが
技術的には、ラケット操作が雑だから、ではないかと思うのです。

ネット付近の球を、ミスせずしっかり相手コートにプッシュする
のは、結構難しいものです。
相手の球が、ネットを越えてまだ上向きに上がってくるようなら
難易度も下がりますが、実際は、ネットを越えたら、沈んでくる
球が多いからです。

そのような微妙な高さの球は、普通に打ってもミスしやすいもの
です。
ネット際の球の扱いには、繊細な配慮が必要なのです!?


そこでおススメしたいのが、標題の打ち方です。

ネット際の球をプッシュする時に、ラケットを振って打つのでは
なく、まずラケット面をシャトルに合わせるように、シャトルに
近づけて、そこからラケットを前に倒す(グリップを瞬間的に
ギュッと握って、ラケット面を前に倒す)要領で、プッシュを
打つのです。

この打ち方は、まずラケット面がシャトルの目の前にセット
されるので、カチコ(フレームショット)や空振りの確率が激減
します。

まず面をシャトルに合わせてから打つので、正確に打てる確率が
かなり上がるのです。(上とおんなじことを言ってます)

そもそもネット際の球なので、他の場所と同じようにスイング
して打ったら、ネットタッチしてしまいます。
ネットタッチは避けられたとしても、ネットすれすれのところを
ブンッ!とラケットを振ったら、ネットに引っ掛けたり、バック
アウトミスしてしまう可能性が高まってしまいます。

ネットを越してきそうなシャトルに対して、まずラケット面
(ガット面)を差し出して、ミスしない体制を整えてから
グリップを握るようにコンパクトなラケット操作でプッシュを
すれば、ネット前での安定度・決定率は飛躍的に高まるでしょう。

ネット前でのミスが多いと自覚されている方は、ぜひ試してみて
下さいね!


***************************

わが田原スマッシュのキャプテンかつエースである岩城杏奈
ちゃんですが、なんと新聞に載りました!
と言っても、全国紙ではなく、大阪府の小学校に配布される

「おおさか子ども元気アップ新聞」

ですが、写真入りで大きく取り上げて頂いており、記事も
素晴らしい内容でうまく書いて頂いております。
若干ピンボケですが添付します。

iwakianna.jpg

クラブの他の子どもたちにも励みになると思いますし、他の学校
のジュニア選手たちにとっても、大いに刺激になると思います。

杏奈ちゃんと初めて会ったのは、あれは3年前♪(って喝采か?)
小学校3年生の時だったと思いますが、その時はほんの小さな
女の子という印象でしたが、毎日のように会っていながら
気づかない内に大きく逞しく成長したなぁと感慨深い気持ちです。

杏奈ちゃんは、今、田原スマッシュで一番強い、いや、大阪でも
トップクラスの実力ですが、それは岩城コーチの娘だからという
わけではなく、やはり他の誰より毎日の練習に真剣に取り組んで
きた努力の積み重ねの結果だと思います。

僕が杏奈ちゃんの練習を見てきた範囲では、練習でタラタラして
手を抜いたり、おしゃべりしてふざけたり、声を出さなかったり
したのを見たことはありません。

意識も目指す目標も高いからでしょうが、やはり毎日の練習で
常に一生懸命に取り組んで頑張っていることの積み重ねこそが
杏奈ちゃんを今の実力に引き上げてきたのだと思います。

正直、練習で手を抜くことは簡単です。
ダッシュで7割位の力で走ったり、10分走でキツいからとペースを
落として走ったり、フットワークで全力を出さなかったり
ノックで厳しいところは諦めたりなどは、簡単にできます!?

そして、たとえば今日の練習でちょっと手を抜いたことで、即
実力に大きな差は出ません。
しかし、目に見えないようでも、一日分、薄皮一枚かそれくらい
分は確実に差がついているのです!

それが一週間、一ヶ月、半年、一年と積み重なっていくことに
よって、薄皮がどんどん厚くなっていき、平なところが徐々に
盛り上がっていって、丘となり、峰となり、大きな山となって
頑張って取り組んでいる人と、ちょくちょく手を抜いている人
との差は、途方もない大きな実力差となって表れてしまうのだと
思います。

褒めてばかりで恐縮ですが!?杏奈ちゃんは、10分走の時なども
最初から最後まで本当に全力を出し切って走ります。
最近は、体育館も入っただけで蒸し暑く、そんな中で10分間も
走り続けるのは、そりゃあもうシンドいの一言ですが、杏奈
ちゃんは一切手を抜かず、ほぼダッシュで10分間を走り切ります。
具体的には、田原小学校の体育館フロアーを30周!
僕が頑張って走って24周がベストなので、実に6周も抜かれてる
ことになります。って僕も遅いのですが・・・

努力は決して裏切りません。
まあ、やり方の正誤は置いといて(^^;
今の皆さんの行動が、将来の皆さんの姿を決めるのです!
これは紛れもない事実です。コワいですね!?

本気で強くなりたい、本当に上を目指したいと、本心から思って
いるならば、今、目の前のことに手を抜くなんてことはできない
はずです。

そして一日一週間ひと月一年は短く、数年などはあっと言う間に
過ぎ去っていきます。
バドミントンに対する向き合い方は人それぞれなのでしょうが
やるからにはとことん上を目指して頑張って取り組むのが
基本的には本筋の考え方だと思います。

まあ、あまりストイックに考えすぎても何なので、目の前の練習
にはできる限り本気で頑張る!くらいは、意識した方が良いと
思います、程度に留めておくことにします!?

杏奈ちゃんには、8月のABC大会本戦で満足いく結果を残して
ほしいものです。
もちろん、同じく本戦出場する川北和弥くん、中村優希くんも
です。
そして、他のメンバーも「次はオレだ!」「今度は私よ!」の
強い気持ちで、日々の練習に本気で取り組んでいってほしいもの
です。
頑張れば、キミたちだって杏奈ちゃんと同じように、いやそれ
以上にだってなれるんだからね!

正岡コーチも頑張りますので・・・
せめて、10分走で25周は走れるようになろうっと。
そもそもその前に、10分走、走れよ、ですが(^^;

ではまた!
posted by まさやん at 13:15| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月17日

全国社会人クラブ個人戦 結果報告

前回に続いて試合結果報告です。

去る6月11〜12日に、和歌山県ビッグホエール及びビッグウェーブ
にて、第9回全国社会人クラブバドミントン大会が開催されました。

この大会は、社会人クラブチームに所属する選手が出場する
個人戦の全国大会です。

全国大会と言いつつも、社会人連盟に所属する都道府県が28と
全都道府県の6割弱のため、全国と言うよりは「6割弱国大会」!?
というのが現実的なところですが、社会人クラブ連盟の最上位の
大会ですので、決してレベルが低いということはありません。

ただ、僕としては試合で結果を求める一方で、泊まりで遠征して
飲み会を楽しむ、という大きな目的は決して外せないところです。

和歌山県は、和歌山市内であれば、大阪からも車で1時間ちょっと
の距離で、日帰りで二日通えないこともないのですが、そこは
遠征を愛してやまない僕たちですので、がっつりホテルを予約して
一泊二日の楽しい旅行、いや、試合ということにしたのでした。


初日はダブルスです。
全国社会人個人戦は、大阪社会人個人戦の延長ですので、大阪で
45歳にエントリーしていた見市・正岡は、ここでも45歳ダブルスに
出場することになっておりました。

僕らの会場はビッグホエールに隣接するビッグウェーブという
サブアリーナ、というには大きな体育館でしたが、武史・畑下や
利川・横内ペアの試合がホエールの方だったので、そちらを熱心に
応援していました。

利川・横内ペアは、昨年全国3位の実力通り、初戦を難なく突破。
注目!?の見市武史・畑下ペアの初戦は・・・ファイナルへと
もつれこむ接戦ながらも、あと一歩足らず。無念の初戦負けと
なり、和歌山まで遠征しながら午前中で会場を後にしたのでした。

さて僕らの試合だと、ぼちぼち移動の準備をしていたところ
フロアーに寺尾さんの姿を発見しました。
目を見開いて、必死に誰かを探しているようでしたので、寺尾さん
の近くに行って

「誰を探しているんですか?」

と聞いたら

「正岡さん!もうコールかかってますよ!」

「!!!」

寺尾さんが探していたのはなんと僕たちだったのでした・・・

ビッグウェーブのコールは、ビッグホエールでは聞こえないため
何度も繰返しコールされていながら、僕らは悠々身内の試合の
応援に没頭していたのでした。

慌てて用意して、荷物を両手で掴んで、小走りに隣の会場まで
駆けていって、そのままコートに走り込んだ時には、主審の方が
ストップウォッチとにらめっこしている最終段階でした。

その主審が、ラッキーにも友人の岩津くんだったことと、サブ
アリーナの本部にも、大阪の方が居てくれたため、ギリギリアウト
近かった遅刻を、ギリギリセーフ扱いにしてくれたのでした。

僕に続いて到着した見市は、まだ裸足の状態でした(^^;

とにもかくにも、何とか間に合って?アップもなしで臨んだ初戦
でしたが、ここは実力差が有って2-0で勝つことができました。

寺尾さんが呼びに来てくれなければ、わざわざ泊まりで遠征して
まできた大会を、真に情けない棄権負けとなるところでした。
寺尾さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m


続く二回戦は、兵庫伊丹BCの坂本さんペアでした。
坂本さんとは池田市のダブルス大会で負けて以来対戦が無かった
のですが、坂本さんは

「勝ち逃げするつもりだったのに」

と冗談めかしておられました。

今回の対戦では、2-0できっちりリベンジさせて頂きましたので
これにて「勝ち逃げ」させて頂きます!?


続く準決勝は、岡山の仁後・安藤ペアでした。
このペアとは、一昨年の全国社会人クラブ団体戦でも対戦しており
その時にも2-0で完勝していたので、自信を持って、しかし当然
気合いを入れて臨みました。

第一ゲームは、相手が気負いからかミスを多発させてくれたお蔭で
安全リードで先取。
第二ゲームは終始リードしながらも、競り合いが続きました。
勝ちが見えてきた終盤になって、僕のショボいミスが連発・・・
18点まで粘られましたが、何とか逃げ切って2-0で勝利!
この大会、ダブルスでは初めての決勝に進出しました。


決勝の相手は、準決勝で寺尾・真野ペアをファイナルで下した
岡山の三好兄弟でした。

三好兄弟は、かつて全日本シニア40歳ダブルスで優勝したことも
ある有名な強豪です。

僕らは対戦したことはありませんでしたが、全国社会人クラブ
団体戦で、そのプレーは見たことがあり、ミスが少なくステディで
前も速くて職人のような高い技術を持っている印象でした。

当然苦戦を予想しましたが、意外にも第一ゲームは僕らの攻撃が
よく効いて、大差で先取!
ダブルス初優勝に向けて、僕の鼻息も荒くなりました。

第二ゲームに入ると、三好ペアの調子も上がってきて、終盤まで
ずっとリードされていました。

しかし、僕らも食い下がり17オールと何とか追いついて、ここを
乗り切れば、歓喜の初優勝だ!と興奮を抑えるのに必死でした。

サーブは僕が打つ番でしたが、構えに入ろうとした僕を呼び止めて
見市は僕にアドバイスしてきました。

「ここはロング(サービス)でいこう」

単発のスマッシュ力という点では、爆発力に欠ける三好ペアに対し
打たせて拾ってレシーブで崩して、チャンスが来たらこちらから
攻撃をしかけよう、という作戦でした(と思います)。

僕はショートを打つつもりでしたが、ここは見市の作戦を信じて
得意のピンサーを炸裂!させる予定だったのですが、ここで痛恨の
ネットミス・・・
見市は、その場で床にへたり込んでしまいました(^^;

加えて、その直後のドライブを僕が無理な体勢から打って痛恨の
ネットミス・・・
17オールの大事な場面での2本連続ミスは激痛でした。

しかし気を取り直して、次のラリーは僕のスマッシュ&プッシュで
18-19として、逆転に望みをつなげましたが、その後見市が
プッシュミスして18-20、最後は三好さんのフォアハンドからの
ピンサーを見市が取り損ねて、無念、第二ゲームを落としてしまい
ました。

第二ゲームを取りきれなかったのは残念でしたが、リードされて
いたのを追いついた勢いは僕らにあったので、気を取り直して
ファイナルもガンガンいこうとあくまで前向きでした!

その気持ちが良かったのか、ファイナルはあれよあれよと言う間に
点数が離れ、気が付けば20-11ともなれば、優勝を確信した僕ら
でしたが、そこからもたついて4点献上してしまいました。

が、9点ものセーフティリードはやはり大きく、最後は見市の
ジャンピングスマッシュが相手コートに突き刺さり、51歳にして
初の45歳ダブルス優勝を勝ち取ることができました!
ヤッター!!!

DSCN5203.JPG

三好兄弟の印象は、今まで体験したことのないような球回しを
してくる、クロスの使い方が上手い、前への突っ込みが速い
でしたが、単発のスマッシュに関しては、ものすごい速いという
こともなかったので、レシーブが不得手な僕でも対応できたことと
三好さんらもおっしゃっていましたが、準決勝で寺尾さんの打つ
ドロップにことのほか体力を奪われていたとのことで、初戦の
コールに続いて、ここでもまた寺尾さんのお世話になっていたの
でした。
寺尾さん、重ねてありがとうございましたm(_ _)m


他の試合では、一緒に練習している利川・横内ペアが貫録の優勝!
ただ、準決勝ではファイナルの辛勝であり、決勝では横内さんの
両足が痙攣していたという苦難も乗り越えながらの勝利だった
そうです。

利川さん・横内さん、おめでとうございます。


仲間内から二組の優勝者が出て、その晩の飲み会は非常に楽しく
いつも以上に盛り上がったように思います。

ホテルのそばの「海鮮炉端 与太郎」にて

DSCN5204.JPG

飲み放題したかったので、最安2,000円のコースを頼み、一切
セーブすることなく、ひたすらお代わりを繰り返していた僕ら
でした。

その後近くのラーメン屋で小腹を満たし、ホテルに帰って歯だけ
磨いてバタンキュー・・・
得意の電気・エアコンつけっぱなしで爆睡するも、体が冷たく
なって夜中の2時半に目が覚めて、そのまま朝まで一睡も
できませんでした(^^;
泊まりの試合では、いつもこんな感じですが。


重い頭で朝食を流し込み、寺尾さんの車で途中コンビニに停車
したら、大阪の仁科くん(SBC)が歩いて会場に向かっていました。

「仁科くん!」

と声を掛けたら寄ってきてくれて、窓を開けて話してみたら
仁科くんの方から、尋常でないお酒の香りが漂ってきていました。

昨日激しく飲んだとのことで、これは多分勝率は高くないなと
予想しましたが、果たしてその通り!?
仁科くんは、当日の初戦で敗退していました。南無〜


シングルスは50歳以上の部に出場しました。
初戦は、既知の間柄である家寿多さんでしたので、超リラックス
したまま、問題なく楽勝で突破させて頂きました。


二回戦は船木さんという愛知の方でした。
第一ゲームが楽勝でしたので、これまた超リラックスして臨んだ
第二ゲームでしたが、急に僕の動きが悪くなり、相手の球は取れ
ないわ、僕が打てばミスするわで、序盤から大量リードを許し
途中から開き直ってやっていました。
それが効いたのか、19-11くらいから19-17まで挽回しましたが
健闘実らず第二ゲームを落としてしまいました。

これではいけない!とファイナルは最初から気合いを入れ直して
頑張ってプレーしたところ、半分くらいの点数で勝つことができ
ました。第二ゲームは一体なんだったのでしょう・・・?


準決勝は埼玉から参戦されていた正木さんという方でした。
僕は存じ上げなかったのですが、後で調べたら一昨年の全日本
シニアで、見市が初戦で対戦していました。

数本ラリーして、これは大丈夫だと確信してからは、これまた超
リラックスしながらも2-0で完勝。
何とか決勝にコマを進めることができました。


決勝の相手は、予想通り、三重の東太朗さんでした。
東さんは言わずとしれたシニアの強豪で、昨年の全日本シニアでも
4強に入っておられました。
その安定度と実力は、日本屈指のプレーヤーだと思います。

東さんとは、昨年の同大会2回戦で対戦しており、その時は何とか
2-0で勝利しましたが、2ゲーム目は最後の最後に逆転という辛勝
でしたので、今回ももちろん挑戦者の気持ちで臨みました。

第一ゲームは終盤まで競り合いながらも、最後に抜け出して先取。
しかし、疲れの出た第二ゲームは、大差で取り返されてファイナル
へ。

ファイナルの段階では、かなり息が上がっていたので、東さんの
ラウンド奥へのクリヤー攻撃は、分っていながら対応するのが
非常にしんどかったです・・・

しかし、僕もでしたが、東さんも結構ミスをしてくれて、チェンジ
エンズは11-7で迎えることができました。

となると、俄然優勝への意欲が盛り上がってきたのですが、当日の
僕はちょっと疲れが多く、そのため長いラリーに持っていくことが
しんどくて、単発のエース狙いでのミスを繰り返してしまい
追いつかれて、逆転され、しかし最後まで諦めずに頑張りましたが
わずかに及ばず、ファイナル18-21で力尽きました・・・

優勝を目指していたのでもちろん残念でしたが、優勝しようと
思って選択した作戦(ラリーを短くする)での結果でしたので
それはもう疲れていた時点で、その時の実力が足りなかったと言う
しかありません。

でも一応!?準優勝ですし、何よりダブルスで初優勝できました
ので、全体としては大いに満足な大会でした。

ちなみに見市は、45歳シングルスに出場し、一回戦、昨年シニア
4強の愛知の角藤さんを撃破して、二回戦では兵庫の永井さんに
完勝しましたが、その辺りからまたまた足を痛めてしまったようで
準々決勝、富山の種田さんには接戦ながら惜敗しました。

真野くんは、過去2戦2敗の、滋賀の橋村さんにファイナル21-19で
初勝利!
しかしながら、昨年準優勝、第一シードの富山の山本潤さんには
ペンペンにやられておりました・・・

45歳シングルス優勝は、愛知の中島信頼さんでした。さすがです。

全国社会人クラブの結果は、早くもHPにアップされておりました。

http://www.hellonet.or.jp/~hisato/msbf/zenkoku_syakaijin_kojin2016/kekka.pdf


そうそう!この会場で、ブログ読者さんからお声掛け頂きました!

ただ、最初、僕と見市武史とを勘違いされたようで、武史に
「ホームページの方ですね?」と聞いておられたので、僕が横から
「僕がブログのまさやんです!」と挨拶させて頂きました。

お名前を聞くと、梶野さんとおっしゃる方で、バドミントンの
カジノさんとなると、何かこうやるせない気持ちが蘇ってきて
しまうのですが、お名前を覚えるには、非常に覚えやすくて助かり
ました!?

DSCN5201.JPG

梶野さん、武史との3ショットです!
梶野さんは、40歳シングルスに出場されており、1勝されてとても
喜んでおられたのが印象的でした。
これからもよろしくお願いします。


また、僕らが泊まったホテルに、富山チームのメンバーも宿泊
されており、朝食の時に笹村さん(和子さん。元インカレ女王)と
ご一緒させて頂きました。
笹村さんと一緒に居られた曽我さん(石川の方)という女性は
今回シングルスに初挑戦されるとのことで、若干緊張の面持ち
でしたが、僕から軽〜いアドバイスをさせて頂いたのが良かった
のか!?いや、曽我さんの実力を出し切って、見事初出場初優勝を
飾られておりました!
曽我さん、おめでとうございます。

一方の笹村さんは悔しい3位とのことでしたが、その悔しさがある
間は、何歳になっても上達していけることでしょう。
再会を楽しみにしていますが、難しいですね・・・(^^;


ということで、今年の全国社会人クラブ個人戦は、実り多い結果と
なりました。
大阪総合に続いて、非常に良い流れのように感じます。
この良い流れのまま、9月のマスターズでも大阪の連覇に是非とも
貢献したいものです!
未訪の地、秋田県の美味しい日本酒に飲まれないことが、第一歩
かもしれません・・・(^^;
それは非常〜〜〜に困難なことですが。

ではまた!
posted by まさやん at 18:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月08日

ダブルスでのネットはセンターに置こう

試合結果報告です。

去る6月4〜5日に、府民共済SUPERアリーナ、つまり舞洲アリーナ
にて、大阪総合バドミントン選手権大会が開催されました。

既報の通り、僕は年齢通りの単複50歳台に出場しました。
実年齢とは言え「50歳」という響きは、そこはかとなく物悲しい
感じであることは否めませんねぇ・・・


初日はダブルスでした。

一回戦は相手棄権により不戦勝。
二回戦は、前にも対戦したことがある高井・藤田ペアに2-0で
快勝!
そして、準決勝が今回の大きな山の、田中・上地戦でした。

田中(一寛)さんは、昔から現在までずっと活躍されてきた
ベテラン選手でとっても上手いですし、上地さんは言うまでもなく
一昨年の全日本シニア50複王者で、やはりとっても上手い選手です

お二方とも技術的には僕より上だと思いますので、僕としては
相手より上回っている部分、つまり「パワー」と「気合い」で
猛攻するしかない!と、対戦前から相当鼻息は荒かったと思います

トスで勝って、サブアリーナの見にくい方のコートを選択。
気合い十分に攻めまくろうとしましたが、これが見事に空回り…
力み過ぎてコートの外に出しまくり、時には空振りさえしてしまう
始末・・・
そんなプレーでは善戦すらできるはずもなく、大事な第一ゲームを
大差で落としてしまうイヤ〜な展開でした。

ただ、舞洲アリーナのサブアリーナというのは、見にくい方の
コートは本当にシャトルが見えにくくて、打たれた瞬間には
クリーム色の壁とシャトルが重なって消えるようにさえ感じる
くらいでしたので、そのハンデが点差に現れたことは紛れもない
事実でした。

実際、見やすい方のコートに入った第二ゲームでは、逆に相手の
レシーブミスが目立つようになり、また僕の興奮!?によるミス
も次第に減ってきて、何とか取り返して勝負のファイナルへ!

ファイナルはまた見にくい方のコートからですので、ここを何とか
チェンジエンズまで離されずについていければ、勝機は訪れると
思っておりました。

実際には離されることなく、逆に数点リードで見やすいコートに
代わって、それでも接戦となりながらも、当日は僕のスマッシュの
当たりが近年では一番くらいの上出来で、見市が相手に上げさせて
僕が十分な体勢で全力スマッシュを打って、見市が前で決めると
いうパターンで、大きな山を何とか乗り越えることができました。

試合後の握手で上地さんが冗談っぽく

「強(つよ)なったなぁ〜」

と言っていましたが、見市はすかさず小声で

「そっちもな」

と返していたのはさすがでした!?

振り返ると、サブアリーナでの勝負は、トスに勝った方が本当に
非常に有利になると思いました。
今回の勝因の一つは、僕のジャンケンでの勝利かも(^^;
しかし、あのサブアリーナ、壁の色をもうちょっと見やすくして
くれたら嬉しいんだけどなぁ・・・


決勝の相手は、今までに何回対戦したか覚えていないくらいの
田中・棟居ペアでした(Plenty Global Linx)

このペアには単複通じて無敗でしたので、気持ち的にはかなりの
余裕があったのですが、第一ゲームは僕はよくミスっちゃったなぁ
・・・

しかし、第二ゲームに入ると、凡ミスも減って終始リードを保ち
優勢のまま逃げ切って何とか優勝することができました。
ヤッタ〜!

これで45歳ダブルスから数えて6連覇となります。
大阪総合のダブルスでは6年間負けなし、というのはなかなか
スゴいことですよね(と自分で言う)

優勝自体が嬉しいのは間違いありませんが、特に嬉しいのはこれで
再びマスターズの大阪代表になれたということです!
今年のマスターズは秋田県での開催です。
秋田県はまだ行ったことの無い県でしたので、その意味でも今から
非常に楽しみです。
今だから言えますが、見市は既にマスターズのために、秋田の宿を
予約していました。
それをキャンセルしなくて済んで良かったです(^^;

優勝後の記念撮影です。

DSCN5199.JPG

翌5日はシングルスでした。
ダブルスで頑張って打ったので、全身に疲れとダルさが残っては
おりましたが、頑張ってベストを尽くそう!と臨みました。

一回戦は、同い年で友人の中嶋さん(ミズノ)。
中嶋さんは温厚でお人柄も良く、闘志の湧きにくい相手でした。
それが影響したのか、第一ゲームはいいように中嶋さんペースで
点数を離され、13-18になってしまい、第一ゲームは取られても
しゃあないな、でもしんどいなぁ、と思っておりました。

しかし一応!?そこからも頑張って、ラリーの途中で、前に落とす
球が有効だと見えてからは、前中心に球を集めて、何回かはノー
タッチも奪って、13-18から大逆転で第一ゲームを先取しました!

その流れを活かして、第二ゲームは最後までリードを保って勝利。
無事初戦を突破することができました。


二回戦は西クラブの岡さんでした。
岡さんとは社会人クラブ個人戦でも対戦して勝利していたので
余裕を持って臨みましたが、余裕の出し過ぎ!?と、舞洲独特の
風の感覚を失ってバックアウトを連発してしまい、第一ゲームは
終盤まで僅差で進みました。
が、最後は締めて第一ゲームを先取。

コートが変わると、今度は逆に岡さんが風上の感覚を失って
僕以上にバックアウトを連発され、僕も頑張って集中していたので
大差での完勝で準決勝にコマを進めました。


準決勝の相手は田中さん(Plenty Global Linx)でした。
ここはもう全く負ける気はせず、磐石の自信と余裕を持って臨み
果たして結果もその通りとなり、僕のショートサービスを気負い
からか、一発で何度もアウトにしてくれる楽な展開で、大差での
完勝!
田中さんの厳しいネット前のショットを、3回ネットインで返せた
のは、田中さんに結構な精神的ダメージを与えたのではないかと
思います。


続く決勝は・・・最も対戦したくない相手、パートナーの見市
でした・・・

見市は練習不足で不調と言いながらも、初戦、二回戦、準決勝と
難なく勝ち上がってきました。

見市とやるのは、勝っても微妙な気持ちだし、かと言って負けたく
もないし、でも強いし、つまりは対戦をしたくないのです。

でも当たったものは仕方ない!?ので、一生懸命頑張ってやろう!
と気を引き締めて臨みました。

ラリーをしてみると、見市の不調は手に取るように分りました。
動き出しが遅く、そのためシャトルを体を入れて打つことができず
手打ち気味のため、ミスが非常に多かったのです。

僕は淡々と四隅に回し、見市のミスを待つ方針にしました。
その方針が奏功し、第一ゲームは数点差で先取。

第二ゲームも同じような展開でしたが、僕の打ったスマッシュが
僅かにアウト気味だったのを、僕側に居た線審が「イン」の判定。
主審はそれに何も言いませんでしたが、見市が何か主審に近寄って
話し始めました。

「今のはアウトですよ」

とでも主張していたのかと思いきや、な、な、な、何と

「悪いけど、足が痛くなってきたから棄権するわ」

とのことだったのです・・・

人工股関節の見市は、前にも足が「痛だるい」と言っていたことが
ありましたが、今回も決勝までの3試合でその状態になっていた
ようでした。
見市としては、翌週にも試合(全国社会人クラブ個人戦)がある
ことから、無理しないようにしたとのことでした。

決勝は相手棄権というあっけない結末でした。
パートナーとの対戦で、しかも相手故障でしたので、正直全く
笑顔のない優勝でした(^^;
でもまあ、決勝までは勝ち上がれたので、そこは良かったと思い
ます。


ということで、今年の大阪総合は単複二冠という大満足の結果と
なりました。
とにもかくにも、5たびマスターズ代表に名乗りを挙げられたこと
こそが非常に嬉しく、また誇りに思います。
昨年の大阪府は、接戦の決勝を見事勝ち切って、感動の優勝を
果たして頂けました。
今年は、僕らが新戦力として、大阪の連覇に是非とも貢献できたら
と思います。
ご期待下さい!



では、バドの話。(って、全部バドの話)


<ダブルスでのネットはセンターに置こう>


これは、今回に限らず、見市がいつも結構意識してやってくれて
いることです。

ダブルスでは、こちらが上から下に打って(つまり攻撃して)
相手には下から上に上げさせる(つまり守備に回ってもらう)こと
が重要です。

そのためには前衛は積極的にネットに球を落として、前に詰めて
相手に圧力をかけて、相手に上げさせることがカギとなりますが
この場合に、ネットのセンター付近に置くことがかなり有効な
手段なのです。

理由は「相手からの返球角度が狭くなって、後衛の動く距離が短く
なり、良い体勢を作りやすいから」です。

これを、ネットの両サイド、つまりコートの両サイドにシャトルを
打った場合には、味方後衛としてはシャトルの有る側のサイドに
近づいている必要があります。
それはもちろん、相手のストレートロブに対して、すぐに対応
しなければならないからです。

ところが、相手はストレートにだけ上げてくれるわけではなく
当然ながらクロスにも振ってきます。

となった場合、味方後衛としては、コート幅分動く必要が出てくる
こととなり、その分だけカバーリングが大変になるのです。

そこで、お題の通りに味方前衛がコートセンター付近にネット
ショットを打ってくれた場合は、相手としては、センターから両
サイドに打ったところで、シャトルの横方向への移動距離はコート
半面分しかありません。

つまり、味方前衛がコートセンターに落としてくれた場合、味方
後衛はセンター付近で相手返球を待っていれば、その次の球は
コート半面分だけ動けば打てる、ということなのです!
移動距離が半分になる、これはスゴいことです!

基本的には、ダブルスの場合、ネットに置いて、相手が球を上げて
くれさえすれば、ラリーの目的としては達成できていると思い
ますが、いかに相手に上げさせることができたとしても、常に
相手からロビングでコート幅一杯左右に振られ続ければ、後衛と
してはシンドいものです。
これが、接戦の長い試合となるとなおさらです。

今回の大きな山となった準決勝で、僕が何度も良い体勢で全力で
スマッシュを打つことができたのは、見市がネットをセンターに
打ってくれたからにほかなりません。
僕は全然センターに置けていませんでしたが・・・(^^;

ネットショットというと、そのままストレートに置く、クロスに
打つ、くらいしか引き出しが無い方が多いのかもしれませんが
「センターに置く」というプレーをぜひやってみて下さい。
味方後衛からのショットがグンと威力を増すかもしれませんよ!


***************************


みなさん、826askaって知っていますか?
僕もちょっと前までは知らなかったのですが、ネットの世界で
有名な、天才エレクトーン少女のことです。

福井県鯖江市の中学3年生で、まだまだあどけなさの残る少女
ですが、エレクトーンの腕前は天才的!
全世界で話題となっており、動画の再生回数は、なんと197万回
にも上ります。

先般ミヤネ屋にも出演していましたが、その番組で彼女は一人で
(ってエレクトーンは一人で弾きますが)スターウォーズのテーマ
を完璧に弾きこなしたのです!

You tubeで観ましたが、それはそれは感動的な演奏でした。
まさにスターウォーズそのものでした。完璧です。

となると、他の曲も聞いてみたいということで、色々見ていて
「宇宙戦艦ヤマト」というのを見つけ、即拝聴。

すっ、スゴい! ヤマトだ・・・(絶句)

序盤は「スターシア」のテーマ曲で、静かな雰囲気だったのですが
途中から、宮川泰先生のあの勇猛で力強い交響曲を、エレクトーン
だけで完璧に再現しているこの動画を見て、僕は感動して溢れる
涙を止めることができませんでした。(本当)
宇宙戦艦ヤマト世代の僕にとって、本当に心から感動した名演奏
でした。
ぜひ皆さんも感動してみて下さい!


https://www.youtube.com/watch?v=aigOZ6dpXRM


ただ、当の本人の826askaちゃんによると、この演奏は

「ぱぱのリクエスト」

だとのことでした。
僕らの感動っぷりは、若いaskaちゃんには理解してもらえていない
かもしれませんね(^^;

「おじさん、何泣いてんの?」

ってなところでしょうか・・・
askaちゃん、これからも世界を感動させる素晴らしい名演奏を
ずっと聞かせて下さいね。

もう一回聞いて、もう一回泣こうっと!?

ではまた!
posted by まさやん at 13:50| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

自分の体勢が良くない時には我慢してとにかくつなごう

大阪では、既に真夏の様相を呈してきました。
ついこの間までダウンを着て外出していたのに、今ではもう半袖
短パンです。

僕の仕事場!?でもある体育館も、最近はかなり蒸し暑くなって
きました。
バドミントンは、天候に左右されず、少人数・省スペースで気軽に
できて、しかもかなりの運動量があり、ゲーム性も高いというのが
競技としての長所だと思いますが、長所と短所は表裏一体。
室内競技ゆえの、暑い時にも窓もカーテンも閉め切って行う所は
夏に不向きなスポーツですね・・・

そんな中でも、僕はバドミントンで生きているため、決して休む
ことなどなく、一年中ずーっとプレー・指導し続けるのみです。
まあ、大好きで得意なことだから、止められても続けるんです
けどね!

先日などは、一日にバド3回!というトリプルヘッダーを2日間も
やってしまいました!
両方とも3回の内2回は指導、その後自分の練習でした。
さすがに、2回指導してからの練習には、あまり身が入らないもの
ですが(^^;


さて、そんなバド三昧の毎日ですが、先日、ジュニア達の大きな
試合である「ABC全国大会」の大阪府予選会が四條畷学園にて
開催されました。

この大会は、学年別に男女6つのカテゴリーに分かれており
それぞれのカテゴリーに、各チームから3名までしか出場できず
また各カテゴリーでの優勝者しか全国大会に行けないという
狭き門を目指しての戦いとなります。

各選手、全国大会出場の栄誉を目指して、熱い戦いを暑い暑い
四條畷学園の体育館で繰り広げておりました。

我が田原スマッシュからも、全国目指して10名のチビッ子戦士達が
日頃の練習の成果を存分に発揮すべく、大きな声を出してシャトル
を追いかけて必死に頑張っておりました。

今までの田原スマッシュは、こういう大きな試合でなかなか満足
いく結果を残すことができず、試合後のミーティングでは疲労感を
伴う重苦しい感じになっていて、それでも確かな手ごたえを感じ
つつ、また頑張っていきましょう!ということだったのですが
今回、何と6カテゴリー中3名も代表に名乗りを上げるという
大躍進を遂げたのでした! スゴい!

栄えある全国大会出場の切符を獲得したのは・・・

岩城杏奈ちゃん(女子シングルスAクラス)
川北和弥くん(男子シングルスBクラス)
中村優希くん(男子シングルスCクラス)

です。おめでとうございます。

岩城杏奈ちゃんは、出場選手中での実力は頭一つ抜けており
余程のアクシデントが無い限り、優勝は固いと思っておりました。
それでも、試合となると何が起こるか分らないので、そこを
しっかり実力通り勝ち切った杏奈ちゃんは、見事だったと思います

川北和弥くんは、グングン力を付けてきており、なみはやオープン
での優勝も自信にして、今回も優勝候補最右翼であったとは思い
ましたが、真面目さゆえの緊張しぃのところがあるため、正直
大船に乗ったとまでは言えない感じではありました。

しかし、ふたを開けてみると、予選3試合を難なく勝ちぬいて
決勝での対富田昌樹くん(吹田ジュニアコンドル)戦も、富田くん
のタメの効いたカットに何度かノータッチをくらいつつも
クレバーな配球で終始リードを保ち、優勢のまま押し切って見事
全国大会初出場を果たしたのでした。
優勝を決めた瞬間、僕も思わずガッツポーズをしていました。
そして、和弥のご両親とハイタッチ(ミドルくらいかな?)を
交わしましたが、お父さんは感極まって目にはうっすら涙を
浮かべておられたのが印象的でした。
お母さんは、ただただ笑顔でしたが(^^)


そして、田原スマッシュ男子最年少の中村優希くんは、以前の
加古川オープンでは、勝てると思った試合を、突然の変調から
自滅気味に落としてしまった苦い過去があったので、今回勝てる
実力は十分にありましたが、その苦い思い出が頭に残っていたため
ふたを開けてみなければ分らない、というのが僕の偽りない本音
でした。

男子シングルスCクラスは、女子Cクラス同様、参加人数が5人と
少なく、そのためブロックでのリーグ戦のみで代表が決まるため
4勝すれば全国出場できるという、いわば「やや狭き門」でした。

また、当日5名中1名が棄権だったため、3勝すれば全国出場という
いわば「そこそこ狭き門!?」に姿を変えていました。

初戦、二試合目と順調に勝ち抜き、勝てば優勝となる試合も、第一
ゲームは優勢のまま押し切り、全国出場に王手を掛けました!

ところが、勝てば優勝となる第二ゲームに入ると、勝ちを意識した
のでしょう、動きも悪くなり、凡ミスも非常に目立つようになって
きたのです・・・

競り合いのまま終盤まで突入し、セッティングの末第二ゲームを
落とした後のインターバルでは、優希くんは不覚にも泣き出して
しまったのです!!!

ただ、泣きじゃくるという感じではなく、真顔のまま涙をこぼして
いるような状態で、コーチングについていた宮崎コーチが、両手で
優希くんの腰をパンパンと叱咤激励して、気を取り直した優希は
ファイナルではしっかり立ち直ってくれて、15-5で完勝!
ヒヤリとする場面もありましたが、最終的には実力通り勝ち切って
くれて、ゲームセットの瞬間は、僕はさらに力強いガッツポーズを
していました(^^;


今回3人も大阪代表になれたことは、本当に素晴らしいことです。
優勝できた3人は実力を出し切ってよく頑張りましたが、残念
ながら優勝できなかった選手たちも、よく頑張って、普段の練習の
成果を出していたと思います。

勝てなかったことは誰しも残念でしょうが、勝てなかったという
ことは、相手の方が自分より上回る部分が多かった、その差分だけ
相手に点数を多く取られた結果、負けてしまった、というだけの
ことです。(って、当たり前のことですが)

勝った人もですが、負けた人には何かしらの改善すべき課題が
あるはずです。
それらの課題を、また普段の練習で意識して取り組んで、改善・
克服していけば、次に戦う時には、前とは違ったプレーができて
前より良い内容の試合ができるはずです!

いつも思うのですが、勝つことはとても嬉しいかもしれませんが
負けた試合の方が、得られるものが多いです。
課題が浮き彫りになりますし、もっと大きいのは、負けた悔しさが
非常に大きなモチベーションになるからです!
苦しくしんどい孤独なトレーニングも、負けた悔しさを思い出し
ながらやれば、自分への強烈なムチがピシッと入ります。

ですので、負けた選手も、悔しい敗戦をしっかり活かして、日々の
練習にさらに力を注いで「次こそは僕が!私が!」の気持ちを
持ちながら、また一生懸命コート内外で汗を流して頑張ってほしい
と思います。

ABC大会大阪府予選の結果は以下を参照下さい。

http://osakafushobad.web.fc2.com/2016/0522_ABC_H28/abc_H28.html

試合後の田原スマッシュメンバーの集合写真です。
みんな、良い表情していますね!

DSCN5196.JPG

DSCN5198.JPG

そういえば、大阪総合もあと8日となりました。
相変わらず、指導指導で自分の練習はできておりませんが、今から
もう少し頑張って、満足いく結果を残せるようにしたいと思います

大阪総合の組み合わせは以下を参照下さい。

http://www.osaka-badminton.jp/osaka/2016/osaka_sougou_information.html



では、バドの話。


<自分の体勢が良くない時には我慢してとにかくつなごう>

バドミントンは相手と打ち合うラリー競技ですので、お互いに手を
尽くして、相手を少しでも崩そうと、色々なコースに、色々な
タイミングで、色々なショットを繰り出し合うことになります。

基本で学ぶ、しっかりと体を入れた姿勢でシャトルを打てれば
威力があってコントロールもついた効果的なショットを繰り出す
ことができますが、動きながら、そして相手の打つショットに
対応しながらのラリーの中では、十分な体勢で打てることは
あまり多くありません。

そんな中でも、少しでも速く動いて、少しでも良い体勢で打つ
ことは大事ですが、問題は「相手に体勢を崩された状態で打つ時」
のことです。

そもそも、十分な体勢で打ったとしても、自分が狙ったところに
毎回しっかりコントロールすることは難しいものです。
ウソだと思うなら、試しに半面の基礎打ちで、クリヤーやロビング
を、半面の両サイドに代わりばんこに狙って打ってみて下さい。
見事にショットはバラバラに乱れますから!?
(実力次第ではあるんですけどね)

つまり、ただでさえ難しいコントロールを、相手に崩された状態で
望むこと自体、非常に確率が低く、不確実な考え方だと思うのです

ラリー競技、しかもラリーポイント競技であるバドミントンに
おいては、シャトルを、ネットを越して相手コートに返すことが
何はともあれ最重要です!

相手に崩された状態というのは、ものすごくコントロールがつけ
にくい状態です。
その時に求められるのは、そのラリーを「我慢して立て直すこと」
です。

コート奥に追い込まれた時、そこからエースを狙ってライン際に
無理矢理打ちこんでも、アウトになったり、逆にものすごく甘い
球になってしまう可能性が高くなります。

また厳しいドロップで、上体を前に倒さなければ届かないような
体勢で打つ場合に、ネットすれすれのヘアピンなんか打っても
とても満足なコントロールはできず、ネットに引っ掛けるか
相手に簡単に叩かれる甘いチャンボを献上するのが関の山です。

そういう時には、無理せず、そういう厳しい球を打った相手に
謝って(将棋用語。仕方なく受けに回るという意味)まずはその
苦境を脱して、体勢を立て直すことを最優先にすべきです。

つまり、相手から追い込まれた時には、頑張って相手コート奥まで
弾き返し、ネット前の苦しい体勢で打つ場合には、やはり頑張って
奥まで高い滞空時間の長いロブを打って、時間稼ぎをして不利な
状況を少しでもイーブン近くに戻そうとすべきなのです。

大体ミスというのは、コントロールに自信がないにも関わらず
ネットすれすれ、ライン際ギリギリを狙うことで起こるケースが
多いと思います。
良い体勢でさえそうならば、悪い体勢なら何をか言わんや、です。

体勢を崩されて必ずミスしていては、相手としては非常に楽です。
また良くない体勢で必ずミスしているようでは、なかなかラリー
には勝てません。

ラリーに強い選手というのは、正確無比なコントロールを持って
いる、というよりは、崩された状態の時に、いかにそのピンチを
凌げるか、という部分が大きいように思います。

厳しいショットを打たれたら、プレッシャーは掛かりますが
そこはじっと「我慢」の子です。
相手も人間ですので、何とかコートに返しさえすれば、逆に相手が
焦ってミスしてくれるかもしれません。
しかし、そこを大きくアウトにしてしまったり、ネットに掛けて
しまうようでは、そこでラリーが途切れてしまいます。
(アウトの球は相手がミスジャッジで打ってくれる可能性があり
ますが、ネットミスは完全にそこでラリーが切れるので、厳しく
戒めたいところです)

思うようにいかないのは、バドミントンも人生も同じですが!?
それが普通だと思って、苦しい時も淡々と頑張って粘って我慢して
まずはもう1ラリーつなぐことができれば、得点能力は飛躍的に
上達すると思いますよ!

***************************

5月もあと4日で終わりです。
GW前半には、見市兄弟と一泊で淡路旅行(もう何回目かなぁ?)に
行きましたが、夕方くらいから飲み始めたので、夕食後の膨れた
お腹では、抗い難い睡魔に襲われて「ちょっと仮眠」とか言い
ながら、3人とも21時半には爆睡してしまって、一泊旅行にも
関わらず普段より早く寝てしまったというちょっと勿体ない
イベントでした(^^;
なので、大した写真がないのですが、こんな感じでリラックスは
しまくってきました。

DSCN5186.JPG

7日には、毎年恒例の寝屋川市バドミントン講習会の講師を行い
50名くらいの参加者に対して、いつも通り明るく楽しく元気な
レッスンを行いました。



GW後は、月曜はミズノスクール、火曜はジュニア指導、水曜は
ジュニア指導とミズノスクール、そして木曜がとある教育機関での
指導、そして土日には自分の講習会や試合帯同、そしてたまに!?
自分の練習など、本当に毎日毎日大好きなバドミントンばっかり
やらせてもらっています。

DSCN5194.JPG

5月14日講習会時。
(5月15日講習会は、撮影を無念の失念・・・)

大好きなことばっかりやれているのも大きな幸せですが、やりたく
ないことをやらなくていいというのが、精神衛生上非常に大きな
メリットだと実感しています。

サラリーマン時代には不可避だった、満員電車での通勤、眠い目を
擦りながら、目覚ましに起こされて出社する毎朝、起床と通勤に
関してだけでも、今の生活は本当に夢のようです!!!

ただ、起床に関しては、最近はほっといても7時前には目が覚め
ますし、通勤についてはバイクなので、雨が降られた日には
それこそ痛勤となってしまっておりますが・・・(^^;

特に月曜って気のせいか雨が多いんですよね・・・
カーペンターズの歌に「雨の日と月曜日は」という素敵な名曲が
ありますが、雨の日の月曜日は、歌詞の通りにテンションだだ
下がりです。
(Rainy days and Mondays always get me down.)

でも考えてみたら、バドミントンだからこそ、雨が降っても普通に
できるわけですので、その意味では天候に左右されず、雨に濡れ
ないで仕事ができるので、やはり幸せなのでしょうか?

しかし、あまりの月曜の雨率の高さに、中古の軽でも買おうかと
ちょっとだけ考えているまさやんでした。

ではまた!
posted by まさやん at 15:24| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする