2013年11月27日

全日本シニア結果報告

感動のマスターズ初優勝から、はや二ヶ月。
気が付くと、9〜10月は1回しかブログを更新できませんでした。
(11月も、か・・・)

というのも、一見ヒマそうに見える!?僕ですが、9月は非常に
ビッグなイベントがあったので、なかなか更新に割ける時間が
なかったのでした。


さて、早くも11月。
こないだ海に潜っていたと思ったら、もう「風は秋色」を通り
越して、寒風が骨身に沁みる寒〜い冬になっていました。

10月には、引っ越しという大きなイベントがありました。
自然こそ素晴らしいものの、夏暑く、冬は凍えて、お店も駅も
遠い、不便極まりない高槻市大和から、ついに離れることになった
のです!

引っ越した先は四條畷市です。バドミントンの盛んな土地柄として
有名な市ですが、まさやん的に言うと、パートナーの住んでいる
ところ、ということになりますね。

詳しい事情・状況をお聞きしたい方には、直接お話しすることに
致します・・・



ところで10月1日から僕のステータスが変わっております。

かねてから取得に力を注いできた、公認バドミントンコーチの
資格が、10月1日から正式に効力を発揮するようになったのです!
つまり、先月から僕は「公認コーチまさやん」なのです。

この資格を取得しようと動き出したのは、思えば昨年の2〜3月頃
でした。
その頃に申請をして、受講が認可されて、共通科目の講義(5日間
連続)を昨年8月末に受けて、11月に4日連続の講義(京都)
そして、1月に4日連続の講義(筑波)で受講と、足掛け1年以上も
要して、やっと本日から正式に「公認バドミントンコーチ」を
名乗れるようになったわけです。あ〜、長かった・・・

公認バドミントンコーチの登録証は、もらってみると思ったより
シンプルなものでした。

1385532016934.jpg

顔写真くらいついていたら、ちょっとカッコよかったのにと思い
ました。


そして肝心の認定証は、こんな感じでした。こちらも意外と
あっさりです(^^;
A4サイズくらいはあるかと予想していて、そのサイズならば
届いたら額にでも入れようと思っていたのですが、こんな小さな
サイズなら「パウチっこ」が関の山です。
(と写真に撮ろうと思ったのですが、引っ越しでどこかに紛失
してしまっており、結構焦っているまさやんです・・・)


この登録証と認定証は、もらってみると小さななカードと薄い紙
に過ぎませんが、取得するまでに注いだエネルギーのことや
講義での様々な思い出を振り返ってみると、何かキラキラ輝く
お宝のようにすら感じられます。

しかし、全てはこれから!です。
取得するのが目的ではなく、取得してからが大事です。

このバドミントンという非常に楽しいスポーツを世の中にもっと
もっと広げていくために、これからの僕の活動は、ほぼ全て
バドミントン界のためになるように、ベクトルの指向性を高めて
いきたいと思います。



さて、あまりに長期更新しなかったので、書きたいことは本当は
かなりあるのですが、今後、更新頻度を正常化!?していくため
いきなりですが、先般の全日本シニアについて、からにしたい
と思います。


日本中のシニアバド選手が目標にしている最大の大会、第30回
全日本シニアバドミントン選手権大会が、愛媛県松山市にて開催
されました。

愛媛県は僕の両親の出身地であり、幼少時から何度も訪れただけ
でなく、以前の会社でも出張で頻繁に訪問しており、僕には非常
になじみの深い場所でした。

真野くんの車に便乗させてもらい、寺尾さん、見市武史と共に
松山までの道中を4人で楽しく移動しました。

大阪から松山までは、淡路島経由の方が距離は短いのですが
寺尾さんが「通ったことがないしまなみ街道経由でいきたい」との
ことで、ゆったり若干の遠回りをすることになりました。

道中の会話は、40代の男達にふさわしい・・・超低レベルだった
ことをお話ししておきます(^^;
その低レベルの中心は、主に僕でしたが・・・

11時に大阪を出発して、松山到着は17時過ぎ。のんびり楽しく
移動したので、ほぼ疲れはありませんでした。

宿泊したのは「ターミナルホテル松山」JR松山駅の真ん前です。

チェックインしてすぐに、道路を挟んで向かいの「キスケの湯」
というスーパー銭湯に浸かり、炭酸の湯で気持ちよく汗を流し
その流れで、ホテルすぐそばの「薩摩」という居酒屋でまずは
乾杯ということになりました。

DSCN2347.JPG

試合前日ではありましたが、僕の試合は午後からでしたし、飲む
のはいつものことなので、特にセーブすることなく、僕は普通に
ギン飲みしていました(^^;
移動疲れもあり、その晩はバタンキューとなりました。

明けて翌日。見市から早朝に内線がありました。彼は携帯電話を
職場に忘れてきたので、前日の飲み会には合流することができ
なかったのです。

僕らの会場は、松山市コミュニティセンターでした。
ホテル、つまりJR松山駅から徒歩5分でしたので、今までに最も
ホテルから近い会場だったと思います。

会場は座席数が少なかったので、僕らはしばし通路に立ち見の
状態でした。

最初の試合は、武史・畑下でした。
武史は、体調が今一つすぐれず、思うようには動けない状況
状況でしたが、それなりに練習は重ねていた為、体回りの球には
強く、畑下は「着やせ」と言えるほど、脱いだらスゴいメタボ
体型と化してはいたものの、やはり練習はよくやっているので
動き回ることは可能なのでした。

と言いながら、僕は密かに彼らの初戦負けを予想していましたが
それを覆して、見事初戦を白星スタートしたのでした!
彼らも喜んでいましたが、僕も嬉しかったなぁ。

しかし次の試合では相手の球回しが上手く、うまいことパターン
にはめられた感じで押されて、大差の0-2で負けてしまいました。
そのペアは、次の三好兄弟(岡山の有名な強豪)も撃破していた
ので、やはり強いペアだったので仕方ないところでした。

続いては、一緒に来た寺尾・真野ペアです。
一回戦の相手は、神奈川の強豪、土田・若松ペアでした。僕の
同級生かつ友達です。

土田・若松は、神奈川県の45歳のトップで、マスターズでも2年
連続して代表メンバーとなっていました。

ですので、次の対戦も、僕の予想は土田・若松の完勝だと思って
おりました。これは「密かに」ではなく、寺尾・真野ペアにも
伝えておりました(^^;

ところが、試合が始まってみると、土田・若松ペアに勢いと気合い
がなく、果敢に攻める寺尾・真野ペアにどんどん点が加算されて
いくのです!

当初、土田・若松は様子見をしているのかなぁと思っていましたが
その流れのまま1ゲーム目を落とし、少し気合いが入りかけた第
2ゲームも、乗り切らないまま接戦で落とし、寺尾・真野ペアが
金星をあげることとなったのです!

大方の予想を覆す勝利だったので、これは金星だと思ったのですが
見市に言わせると

「銀星」

とのことでした(^^)土田・若松がイマイチだったから、だそう
です。

イマイチでも何でも勝てば官軍です。
続く二回戦では、同じ近畿の井口・武中ペア(兵庫)と対戦
しました。
井口さんと武中さんとは、僕は知り合いで、近畿の試合では
いつもにこやかに話しかけてきて頂ける、優しい方々です。

過去、寺尾真野ペアは、井口武中ペアに勝っているとのこと
でしたので、シード権確保のベスト16入りが見えて、俄然力が
入る対戦となりました。

第一ゲームを先取し優位に立ちましたが、勝ちを意識したのか
そこから痛恨の逆転負けを食らい、来年のシード権は井口武中組
に持っていかれてしまいました・・・(ToT)

それでも、土田・若松ペアに勝ったということで、試合後の寺尾
さんは、饒舌に拍車が掛かっていたようでした。


さて、肝心!?の見市・正岡ですが、初戦(シードなので二回戦)
は難なく突破して、三回戦の相手は一昨年準決勝で対戦し、僕ら
の決勝行きを阻止された、福岡の浜田さんペアでした。
パートナーは一昨年とは違いますが、僕らにとっての気持ちは
もちろん「リベンジ」でした。

浜田さんは、一昨年同様、ショートサービスは全く打ってこない
ので、それを十二分に理解している僕らは、かなり下がって構えて
おりました。

それでもロングを打ってくる浜田さんも男!?やと思いますが
やはり、打つサーブが分っているということは、尋常でなく有利
には間違いなく、浜田さんの打つサーブはほぼ一発でつぶすこと
ができました。

それでも浜田さんのレシーブはかなり粘り強かったですが、終始
リードを保った僕らが2-0で勝利!ベスト16に駒を進めました。

次が勝負の第二シード、過去何度も優勝しており、昨年惜しくも
僅差で準優勝だった、東京の宮本・宗形ペアです。
強いのは重々承知していたので、胸を借りるつもりで、最初から
ガンガン飛ばしていこうと思っていました。

その作戦が効いたのか、序盤は僕らの攻撃で圧倒して、数点の
リードを保ちながら、18-16と第一ゲームは先取か!と思いました。

ところが、そこから一気にまくられてしまい、何と1点も取れずに
18-21で落としてしまったのでした・・・

これには少し落胆しましたが、でも日本トップクラスのペアにも
問題なく勝負できている、と実感できたので、第二ゲームも同じ
方針で、上がったら打つのみでした。

しかし、第二ゲームも一進一退で進み、僕らがリードした場面も
ありましたが、レシーブの堅さ・安定度とドライブの対応の差で
相手に一日の長があり、第二ゲームも18-21で落とし、結局0-2で
敗北となってしまったのでした。

ひとつグチを言えば、第二ゲームに、見市がジャッジした
ものすごく明らかなアウトの球を、線審の方に頑なにインとされた
のは、接戦の状況では結構痛かったです・・・
目の前に居たコーチ席の二人も「あれはあんまりだ」とのこと
だったので。
しっかりと見て頂けたら、あれをインとは決してジャッジしない
と思います!!!


宮本宗形ペアの印象としては、レシーブが堅い、なのでプレーに
余裕がある、ドライブ系の球をしっかりラケットを上げて待って
いる、という感じでした。

今回は負けてしまいましたが、頑張れば何とかなるかな、という
感触もしっかり得られましたので、改善するポイントをしっかり
治して(試合後、ありがたくも宗形さんにアドバイス頂きました)
次回対戦した時には、今回より良い内容にしたいと思いました。

宗形さん(宮本さんも、ですが)、ありがとうございました!
またよろしくお願い致します。


ということで、今年のダブルスはベスト16という結果に終わって
しまいました。
16にベストを付けたら、チャンプの山口さんに怒られそうですが
それでもトーナメントでは、半数の選手が一回戦で敗退すること
を思うと、2回勝ったことは「よし」としておきたいと思います。
バドミントン人生は続くので、また来年は、さらに上を目指すのみ
です。


当日の夜は、武史と畑下が最後の夜なので、当然のごとく宴会
です。
前日同様、キスケの湯でひとっ風呂浴びてから、近くの居酒屋
「えびすや」でカンパーイとなりました。
翌日は石井先輩と僕と見市と真野くんはシングルスがありましたが
石井先輩以外は試合開始時間が遅かったので、これまた普通に
セーブすることなくギン飲みした次第です。

DSCN2354.JPG

書くのを忘れていましたが、今回も高崎市から同級生の青ちゃんが
応援に駆け付けてくれていました!
交通費もバカにならない高額なのに、それを押してでもわざわざ
応援のために毎年駆けつけてくれるのは、本当に嬉しい限りです。
青ちゃんの応援に応えるためにも、明日は頑張るぞ!と気合いを
入れて、グッとチューハイライムのジョッキを空けるまさやん
なのでした!?

DSCN2363.JPG

明けて翌日。シングルスの日です。
会場は、愛媛県武道館というところでした。
行ってみると、外観はお城の城壁のように、土台は石で組まれて
おり、また建物は格子に組んだ木材で覆われていて、扉も大きな
門扉のような、黒塗りの木材でできている、武道館と呼ぶに
ふさわしい手の込んだ造りの会場なのでした。

1385555406023.jpg

僕の試合はプログラムの7段目でしたので、本当は朝ゆっくり
できるのですが、石井先輩が3段目と早かったので、ほぼ朝一で
真野くん・寺尾さんと共に会場入りしました。

そして石井先輩の初戦の相手は、他ならぬ大阪の木村好徳さん
でした!
木村さんは、大阪社会人の役員をされており、明るく豪快な人柄で
僕も何度か対戦させて頂いたことがある知り合いの方です。
木村さんは金髪!?で有名ですが、今回はなぜか髪を黒く染め
直しておりました。

両者と対戦経験のある僕の戦前の予想では、いい勝負にはなると
思いましたが、石井先輩が勝つと思っていました。
石井先輩の方が、少し安定度が高いと思ったのです。

しかし、第一ゲームは石井先輩は自滅気味にミスを連発・・・
殆どラリーにもならない感じで、大差で落とすまずい展開でした。

第二ゲームに入り、体も温まってきてからは、石井先輩のミスも
減り、数点のリードを保ってラリーでも優位に立つ場面が目立ち
ましたが、終盤の大事なところでやはりミスしてしまい、無念の
初戦敗退となってしまったのでした。


続く見市は、初戦は軽々とクリヤー。その流れで僕の初戦もコール
されました。

僕の相手は、東京の清水保則さんです。
清水さんは、今年の関東シニア45歳シングルスのチャンピオン
です。つまり関東一位と近畿一位が、いきなり初戦で対戦すると
いうことになります。もったいないですね!?

清水さんが強いのは十分知っておりましたので、僕は最初から
飛ばしていこうと決めていました。

試合前、神奈川の若松が近くに居たので、彼に

「清水さんは、ショートサービスを打ってくるから、一発目の
サーブは、僕はヘアピンを打って前に詰めて、相手に上げさせて
その球を何が何でもスマッシュ打つわ!」

と宣言しておいたのですが、清水さんの打った最初のサーブは
意表を突くショートサービスの構えからのピンサーでした・・・

当てが外れて体勢を乱されて、一発目のラリーは取られてしまった
かもしれません・・・

しかしその後は、僕の果敢な攻撃が効いて、またそれに押された
のか、はたまた調子が出ないのか、清水さんも凡ミスを繰り返し
第一ゲームは僕が21-12で余裕で先取しました。

第二ゲームに入っても、そのペースで推移していましたが、徐々に
清水さんの調子も上がりミスも減ってきて、一方、僕はと言うと
第一ゲームで飛ばしたことがたたって、情けなくも途中で息が
上がって、パッタリと足が止まってしまうていたらく・・・

それでも終盤、点数は僅差でしたので、枯渇しかかった体力でも
攻撃を仕掛けましたが、疲れた状態では安定度も低く、逆にミス
をしてしまって、第二ゲームは18-21で取り返されてしまいました。

ファイナルへのインターバルで、僕が疲れていることを分って
いたコーチ席の見市は

「年に一回なんやから頑張れ!」

と励ましてくれました。

疲れた僕には短い「120秒を越えないインターバル」で、必死に
深呼吸を繰り返し、体力の回復を図って臨んだ勝負のファイナル
ゲーム。
僕は、序盤にマズいプレーを連発して、2-12と一気に突き放されて
しまったのです・・・

これには応援してくれている人も、そして他ならぬ僕自身も
ちょっとアカンなぁ、という感じだったと思いますが、そこから
開き直って、もう一度気持ちを奮い立たせて、少ない体力で攻撃
を仕掛けていったところ、14-16の2点差まで盛り返したのです!

これには清水さんも焦ったようでしたが、疲れた状態でのラリー
では、やはり安定度は低く、一方、決めても決められても、終始
飄々とした無理のないプレーをしていた清水さんの方が、少し
体力を余していたようで、最後は突き放される形で15-21で無念の
初戦敗退となってしまったのでした・・・

試合後、清水さんはガッチリと強く握手をしてくれて、その後

「いやあ(良かったのは)ファイナルの最初だけでしたね。
しんどかったです」

とのコメントでした。

僕からは

「第二ゲームで息上がってしまいました・・・情けないです。
またお願いします」

と、素直に敗北を認めました。

初戦敗退は残念でしたが、僕が弱いだけですので仕方ありません。
ただ、清水さんは、決して僕のシード下に居るような選手では
ないですね・・・

負けてしまったので、後は真野くんと見市の応援です。


真野くんは、以前は勝った静岡の浅原くんに、ファイナルで負け。
相当悔しそうにしていました。
浅原くんはリベンジできたのは良かったですが、次の試合で
兵庫の遠藤さんにファイナルで逆転負けを喫していました。


そして見市の二試合目は、東京2位の谷地舘(やちだて)さんです。
谷地舘さんは、僕が対戦した清水さんのパートナーですので
奇しくも、パートナー同士がそれぞれ対戦するということに
なったのでした。

第一ゲームは、見市いわく「力が入ってしまった」とのことで
15-21で谷地舘さんが先取。

しかし第二ゲームに入り、体も温まり気持ちも落ち着き、谷地舘
さんの攻撃パターンも完全に把握した見市が、9-21で完勝。

ファイナルも、その流れのまま、見市が常に数点リードを保ち
17-12くらいとなって、見市の勝利は誰もが確信していたところに
またまた痛恨の肉離れが見市のふくらはぎを襲いました・・・
そこからガクンと動きが止まってしまったのでした。

それでもあと4点でしたので、見市はほぼ片足ケンケンの状況から
エース狙いのラリーにして、追い上げる谷地舘さんを振り切らん
と頑張りましたが、やはり肉離れで勝てるほど谷地舘さんは甘く
なく、19-21で悲痛な逆転負けとなったのでした・・・

勝利の瞬間、谷地舘さんは大きな雄叫びを上げていましたが
それほど苦しい試合だったのだと思います。

谷地舘さんは、次の景山さん(鳥取)の試合でもファイナルの
激戦となり、15-20くらい(だったかな?)から、怒涛の大逆転を
演じて、堂々ベスト8になられたのでした。
勝った谷地舘さんが強かったのでしょうが、あと1ラリーが取れ
なかった景山さんの無念は、いかばかりだったでしょうか・・・
あと1本ならば、がむしゃらにスマッシュ打っても良かったかなぁ
と思いますが、その時にその考えではなかったので、これもまた
仕方のないことでしょう。


以上が今年の全日本シニアでした。
ダブルスがベスト16、シングルスは初戦敗退という結果でした。

試合については、決して満足いく結果ではありませんでしたが
当日の実力は出し切ったと思いますので、昨年のような無念さの
残ることはありませんでした。
まあ、また頑張るのみです。


そして、今回、ブログの読者さん2名と嬉しい対面がありました!

一人は、僕を昔からずっと一番応援してくれていた千葉のKANさん
こと、前村完さんです。

前村さんは、全日本シニア出場が目標とずっとおっしゃっており
ましたが、僕がシニア前、何の気なしにトーナメント表を見て
いたら、な、な、何と!前村さんが出場されているではないですか
!!!

僕は早速メールをして、現地での初対面を楽しみにしている旨
連絡しました。

前村さんは、40歳シングルスのみの出場でしたが、会場視察も
兼ねて、僕を応援しに16日に松山コミュニティーセンターに来て
下さったのでした。

感動の初対面で僕は浮ついてしまいましたが、しっかり記念撮影
することができて、とっても嬉しい一日となりました。

DSCN2349.JPG

KANさん、いつも、そして先日もありがとうございました!
これからも、共に上達目指して頑張っていきましょうね。

KANさんの対戦相手は、他ならぬ大阪の大井さん(大阪ガス)で
残念ながら0-2での敗退となってしまったのですが、まずは参加
して、シニアの雰囲気を味わえただけでも良かったのではない
でしょうか?
また来年以降を期待しています。お疲れ様でした。


そして、シングルスの会場には、今治市の岸本さんもわざわざ
仕事の合間をぬって、駆けつけてくれました!

悲しかったのは、岸本さんが会場に到着された時には、僕は既に
線審の席に座っていた、つまり負けちゃっていたことです(^^;
しかし、岸本さんは僕の線審が終わるのを待って、体育館の通路で
数分お話しをして、僕にお土産を手渡してくれて、すぐまた仕事
へと戻られてしまったのでした。

岸本さん、お忙しい中にも関わらず、わざわざ会場までお越し
頂きまして、本当にありがとうございました。
現在は、お子さんの学費で大変とのことですが、また余裕ができ
ましたら、バドミントンもぜひ復活されて、夢の!?大阪遠征にも
ぜひともお越し下さることを楽しみにしています。

岸本さんからは、とても素敵なエールを頂きました。
嬉しかったので、ここに全文を紹介させて頂きます。

「お疲れ様でした。また今度はゆっくり飲みたいものですね・・・
また次の試合目指して頑張って下さい。それがまたブログ見ている
皆さんの励みになるんです!!もちろん僕もです」

ブログ・バドミントンをやっている以上、良い結果を求めて
頑張るのは当然のことです。
しかし、いつも良い結果ばかり与えられるわけではありません。
勝つこともあれば、負けることもある。
頑張った度合が大きいほど、負けた時の無念さ、悔しさ、喪失感も
大きいものです。

しかし大事なことは、勝つことだけではなく、負けても腐らず
へこたれず、また前を向いて頑張っていくことなんだよ!と
岸本さんに教えられたような気がしました。

大げさに言うと、人生良いことばかりではありませんが、自分に
とって失意の状況も、受け入れてなお気持ちを奮い立たせて前に
進んでいくことこそが、大事なことなのでしょう。

ブログの読者さんも、僕の良い結果ばかり見るより、負けても
なお頑張って進んでいく姿を見たいのではないかと思います。
バドミントン人生は続くので、また頑張っていくのみです。
岸本さん、含蓄に満ちた貴重なお言葉、ありがとうございました。
再会を楽しみにしています。
一緒に写真が撮れなかったのが残念です・・・(ToT)


そして嬉しい報告です!

今回、僕のブログ読者さんが、シニアチャンピオンとなりました!
45歳女子シングルスで、岩手の横手智江美さんが、完勝で日本一
に輝いたのです。おめでとうございます!!!

横手さんは、かつて40歳シングルスでも優勝されていた実力者で
実業団(YAMAHA)出身の元々強い方ではあるのですが、体の故障
や、様々な困難な状況を乗り越えて、まさやん推奨のなわとびも
昼休みに実践する!という努力の結果、見事日本一を勝ち取られ
たのです。

今回、ギリギリまで参戦するかどうか悩んでおられたのですが
やはり「人生一度!」と、行ける時に行っておこう、いつ死ぬか
分らないから!?ということで、参戦を決めて、僕の下馬評通り
優勝されたのは、見事という他ありません。

僕が横手さんにバドミントンを教えてもらいたいくらいですが
(^^)僕の浮き沈みが横手さんの何かしらの参考になるならば
今後も応援していってもらえたらと思います。
もちろん僕も、これからも応援します。
横手さん、おめでとうございました!


ということで、危うく11月も更新しないまま師走を迎えるところ
でした・・・(^^;
今後は、もう少し文章量を少なくして、その分更新頻度を高めて
いくことにしようと思います。

って、これ言うの、もう何回目やろう?
しかし短文のまさやんって、あり得ないかもしれませんね。
今後も、きっと長文にはなりますが、も少し頑張って更新して
いけたらなぁ、と思いますと、日記には書いておこう!?

ではまた!
posted by まさやん at 22:33| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月15日

全日本シニア組み合わせ発表

なかなか更新できていなかったので、つなぎとして・・・

全日本シニアの組み合わせが、ついに発表になりました!

http://ehime.heteml.jp/event/13ajsiniorkumiawase1.pdf

さて、参加されるみなさんは、どこに入っていて、誰と当たるの
でしょうか???

まあ、誰と当たろうが、頑張って自分の実力を出し切るのみです。
それで勝てたら言うことありません。

シニアまであと一か月。できることをして、極力ベターな状態で
松山に乗り込みたいものです。

でも、当日の調子に負う所も大きいんだよなぁ・・・

まっ、頑張ります!

長文の更新は、またそのうちに。


※前々回のジュニアの記事を削除しました。田原スマッシュBCの
 ことを書くのはいいのですが、他チームの選手について書いた
 ことは、あまりよくなかったみたいでした。
 僕としては、表現にはいつも気を付けているつもりですし
 削除した前回の記事も、誰のことも悪くは書いていなかったと
 思うのですが「粘りで心を折る形」「すっかり弱気になって
 球を置きに行くようになった」 とか「バック奥が弱点」など
 の表現がまずかったのかな、と 考えております。
 万が一、気を悪くされた方がおられましたら、ここにお詫び
 申し上げます。すみませんでした。
 また、岩城さんにも気を遣わせてしまいました。ゴメンなさい。
 今後は、再発防止のため、ジュニア関連の記事には、細心の
 注意を払い、他チーム選手のことについては、上記のような
 マイナス言葉は使わないように気を付けます。
 しかし、上記のような言葉って、今までよく使っていたなぁ…
posted by まさやん at 12:11| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月24日

ここで負けたら、何しに来たかわからん 〜スマッシュが速くなる打ち方

猛暑が落ち着き、暑い日中の日差しも爽やかな空気を感じる季節
になってきました。


標題について「はぁ?」と思われるでしょうが、それについての
説明は後程させて頂きますが、これは誰かの名セリフです。



さてさて、既報の通り僕は先週末、日本スポーツマスターズ出場
のため、北九州市に行って参りました。

以前僕が書いているので、ご存じの方も多いでしょうが、念の為
再度ご説明させて頂きますと、いわゆる通称「シニアの国体」で
各都道府県の40歳、45歳、50歳のダブルスで争う団体戦なのです。

その定義は

「スポーツ愛好者の中で、競技志向の高いシニア世代を対象とした
全国で初めての総合スポーツ大会」

となっております。

参加メンバーは、基本的に各都道府県の年代別チャンピオンです
のでレベルが高く、そして各都道府県の意地と威信が掛かっている
為、毎回熱い戦いとなります。

参加メンバーは、神奈川県などは予選会があるようですが、大阪
の場合は、大阪総合の各年代別チャンピオンに出場資格が与え
られます。

今回の大阪男子メンバーは以下の通りでした。

40歳:有田圭一(柏原高校コーチ。バドNo.1サイトBadminton
        Academy管理人。今年のインハイで柏原初の単
        優勝者を輩出。名プレーヤーかつ名コーチ)

   林潤一(泉北バード所属。2010年全日本シニア35歳複王者。
       バドに真摯で前向きで、そして非常に真面目)

45歳:見市昌弘(言わずとしれた元選抜単王者。インハイ複王者。
        スキルの高さはお墨付き。唯一の敵は肉離れ)

   正岡毅(説明不要!?バドのセンスは?ながら、お笑いと
       音楽の才能は無尽蔵!?)

50歳:宮本芙士夫(日本屈指のプレーヤー。通称「クッシ―宮本」
         言う事も体もデッカいが、意外とナイーブ。
         日本一はあくまでも通過点。穴発見が得意技)

   早水栄治(大阪ガス所属。元全日本シニア30歳複2回優勝。
        全盛時のスマッシュはギンッギンに速かった)

という強力メンバーで臨むことになりました。

昨年40歳複の國信・小山ペアも強かったのですが、そのペアに
大阪総合で完勝している有田・林ペアですので、チーム力としては
間違いなくアップしていると言えます。

また昨年50歳複の田中一寛さんも、かなり上手くて強い名選手
ですが、若くてパワーのある早水さんの破壊力は、他府県の選手
に対してさらに大きな脅威となることでしょう。


さて、今回も見市がツアコンぶりを存分に発揮してくれて、宿は
会場に近いJR黒崎駅前の「アルクイン黒崎プラス」を随分前から
予約してくれていました。
非常に綺麗で、ベッドも浴槽も広く、朝食バイキング(パンが
焼きたて!)も付いて一泊6,300円のリーズナブルなお値段でした。

今回も僕らは「大人の余裕」を見せつけて、試合の前日午後には
現地入りしていたのでした。

会場は、北九州市の的場池体育館。僕らのホテルからタクシーで
7〜8分の距離にありました。

試合日の前日は公式に練習が可能となっており、僕と見市は宿に
チェックイン後、すぐにタクシーに乗り込み、体育館に向かった
のでした。

地方遠征時の常套手段は、タクシー運転手への聞き込み調査です。
地元に詳しい運ちゃんから、評判のお店や美味しいラーメン屋等の
地元情報を仕入れて、夜の準備も万端にしておこうという算段
です。「備えよ、常に」です。

タクシーに乗り込み、僕と見市は早速聞き込みを開始しました。
まずは体育館に関する情報です。

「(会場の)的場池体育館は、ここから近いのですか?」

「う〜ん・・・近いとも遠いとも、よう言わんねぇ」

「?・・・」

「近い・・・う〜ん、いや、う〜ん、まあ、遠いかなぁ」

「・・・それではホテルから何kmくらいなのですか」

「う〜ん・・・そうやねぇ、3km、いや5km、いややっぱり3km位
やろうかねぇ」

と、実に頼りなさげなレスポンスしかしないのです。
これはちょっとアカンなぁと思いながらも、夜のお店情報を得る
ために、僕らは質問を続けました。

「ここらへんで、どっかいい飲み屋さん知ってますか?」

「う〜ん・・・あまり分からんねぇ・・・そう、えびすやという
お店が24時間営業で、お寿司やら焼き鳥やらちゃんぽんやらあって
量も多くていいと思いますけどねぇ」

「そうですか。あと、おいしいラーメン屋は知ってますか?」

「う〜ん・・・あんまりないねぇ・・・う〜ん、そういえば
ホテルの近くに、何とかって言うラーメン屋があって、そこは
いつも混雑してますねぇ」

「そこ、名前何って言うんですか?」

「う〜ん・・・チュラチュラとかキラキラとか、そんな名前やった
かなぁ・・・」

「(こらアカン。この人なんも知らんわ)そうですか。ご主人は
そこのお店で食べたことあるんですか」

「ありますよ」

「で、美味しかったですか?」

「う〜ん・・・そうでもなかったですねぇ・・・」

なんじゃそりゃ!?自分が食べて美味しくなかったところを、人
に勧めてどないすんねん!って思いましたが、この時点では僕と
見市はこの運転手さんに露ほどの期待も掛けていなかったので
もう純粋に会話を面白がろうと決めて、さらに質問を繰り返し
ました。

「で、そのえびすやさんというお店のちゃんぽんとそこのラーメン
屋さんと比べたら、どっちが美味しいんですか?」

「う〜ん・・・そうやねぇ。ちゃんぽんかなぁ・・・」

そしたら、最初からそっちを勧めんかい!って僕ら二人は口に
さえ出さなかったものの、おそらく心の中で同時にキツい突っ込み
を入れていました。

「まあ、味は人それぞれやから、なんともいえん部分があるわね」

運転手さんの言い訳は、確かにその通りではありましたが、それ
でも、常軌を逸脱したやり取りではありました(^^;
ちなみに、その運転手さんが勧めたラーメン屋さんの名前は
「ららら」でした。ちょっと惜しかったなぁ。



そんなこんなで程なく会場の体育館に到着。
フロアーでは、既に熱心に練習を重ねているチームもいました。

感動したのは、コートが全てグリーンラバーだったことです!
大きな大会で上位に来るような名選手であれば、ラバーコートで
プレーしたことはあるのでしょうが、僕は人生初だったのでした。
あれはなかなか気持ちのいいものですね!

各都道府県には、公式練習時間として30分の枠が与えられており
ましたが、大阪チームは僕と見市以外まだ会場に到着しておらず
またいつ到着するかも分からなかったので、残り時間も多くない
ことから、二人で30分1面の枠を使って練習することにしました。

でも二人で練習する場合、基礎打ちが終わればもうシングルスしか
ありません・・・
僕は見市と、かなり蒸し暑い体育館の中、シングルス4ゲーム半も
やってしまって、汗グッショリのヘロヘロに疲れてしまいました。

その後、知り合いの浅原くんが居る静岡チームとダブルス1ゲーム
をさせてもらって、その日の練習は終えました。

帰りのタクシーでも、運転手さんへの聞き込み調査はしましたが
今度の運転手さんは、普通に色々有益情報を教えてくれました。
また料金も、行きは1,660円位だったのに、帰りは1,390円位と
かなり安くなっていて、これは行きの運転手さんは、情報だけで
なく、道も知らんかったんやな、と思いました。

チェックイン後、すぐに教えてもらったホテルそばの「朝菜夕魚」
(あさなゆうな)に移動、美味しい美味しいプレミアムモルツでの
乾杯となりました。

DSCN2200.JPG

このお店は雰囲気も味もネタも良かったのですが、特筆すべきは
今朝取れたばかりのイカのお刺身でした。
イカの体は透き通り、足はまだグニョグニョ動いていて、さっき
まで元気に泳いでいたことが分かる状態での、リッチな気持ちに
させてくれるイカ刺身でした

このイカ刺を見た見市は

「「お前はもう死んでいる」状態やね」

と3度も繰り返しておりました(^^;

練習の疲れと乾きもあって、順調にビールを消費して、何杯か
チューハイも飲んだら、早い段階で得意のバタンキューとなって
しまい、深い眠りに落ちましたzzz



明けて翌日。いよいよ試合本番です。

チームメンバーと合流するため、僕らは体育館前で彼らの到着を
待っていましたが、そこでかつての名選手を見かけて、見市が
挨拶に向かいました。

芝(旧姓北田)スミ子さんが、来賓としてスポーツマスターズの
初日に会場に来られていたのでした。
芝さんは、見市の中学の先輩に当たるのでした。

「見市く〜ん!出てたんやね。頑張ってね〜♪」

と愛想たっぷりに激励を頂きました。

さて、大阪チームの初戦の相手は岡山県です。
予選リーグは全て40歳→45歳→50歳の順番で対戦します。
今回マスターズ初出場となる有田・林ペアは、ベテランかつ強豪
にもかかわらず、珍しく緊張しておりました。

その緊張通り!?に、第一ゲームは動きも堅くミスも連発させて
空回り状態のまま半分くらいであっさり取られてしまいました。

しかし第二ゲームからは徐々に普段の調子を取り戻し、ファイナル
では逆に半分に抑えての逆転勝ちに、大阪チームは何とか幸先の
良いスタートを切ることができました。

45歳ダブルスは相手のミスも多く、余裕を持ったまま2-0で完勝。
ここで既に、初戦の勝利を確定させました。

ですが、予選リーグはポイントも重要なので、2-1で勝つよりは
3-0で勝つべきで、その意味でも50歳ダブルスに頑張ってもらい
たかったのですが、早水さんの調子がどうも思わしくないのです。

既に勝負が決まって余裕がある状況でしたが、早水さんはサーブ
はネット中段に引っ掛けるようなミスを連発。またロブやプッシュ
もコートから大きくアウトになるような、非常にコントロールが
不安定なプレーで、勝つには勝ちましたが、その後の試合に暗い
影を落とすとっても不安な内容でした・・・


観客席に戻り、着替えたり談笑していたりしていたら、隣の静岡
チームの女性が、宮本さんに話しかけてこられました。
聞くと、その女性は宮本さんが制作したDVDを購入されたそう
なのです。
DVD出演の本人と会えた!ということで、その女性はたいそう
喜んでおられました。

またその方は、有田くん制作のDVDも購入されていたということで
僕が有田くんを呼んで「彼が本人ですよ!」と紹介し、それなら
一緒に記念撮影でもということで撮ったのが下の写真です。

DSCN2217.JPG

その方は藤枝市バドミントン協会の会長!をされている高橋さん
という方でした。
静岡チームは、残念ながら予選リーグで敗退されてしまったよう
でしたが、高橋さんは研究熱心で上達意欲も強い方ですので
まだまだこれからどんどん上達されるものと確信します!
今後ともよろしくお願い致します。



2試合目は韓国戦でした。
そう書くと、何か国際大会みたいですが、マスターズは

「日韓SPORTS交流事業・成人交歓交流」

も兼ねており、韓国からも選手団が参加されて、日本のチームに
混じって大会に参戦していたのでした。

韓国チーム、と聞くと、すごい強豪をイメージしますが、実力的
にはどちらかというと、親善のために来られている感じで、みな
ちょっとメタボ系の体系で、みなサンデープレーヤーレベルなの
でした。

ということで、ここは勝つのは間違いないので、適度にラリーを
続けて、甘い球が来たら打つ、ということにしました。
国際交流を念頭に置いたプレーです。

ところが真面目な林くんの考えは僕らと100%真逆で

「僕はそんなことはできません!1点もやらないつもりです!」

と相手が誰であろうと全力を投じるそのぶれない信念は、林くん
らしくて、僕らにはたいそう面白かったです。まあ、軽い冗談
まじりでしたが。

林くんも適度に力は抜いて、有田くんも抑え気味のプレーには
していたのですが、それでも力の差は大きく、結局点数は一桁に
押さえ込んでしまいました・・・

続く僕らも、力は抜いて意識的にラリーを続けました。ここでは
見市の配球が、残酷なほどエグく、スマッシュは一切無し
決められる球もちょっと効かしてまたつなぐ、相手がミスるまで
ラリーを続けるという見市流「お・も・て・な・し」のプレーに
両国のベンチは沸きましたが、韓国選手は完全に息が上がって
顔は真っ赤に上気して、途中で冗談めかして酸素マスクを口に
あてがうジェスチャーをしたりしていました。

あまりに無慈悲!?なつなぎ攻撃に、僕は韓国と日本の間に深い
溝ができてしまうのではないかと危惧しましたが、そんなことは
全くなくて、両チームとも終始笑顔で和気あいあいと試合を
楽しんでいたのでした。

試合後の両チームの記念撮影です。

DSCN2228.JPG

試合終了の握手時には、僕が大阪チームメンバーに

「カムサハムニダ、って言って握手しよう」

と提案し、みなそのようにしてくれていました。韓国チームも
僕らのたどたどしい「ありがとう」に少しはおもてなしの心を
感じ取ってくれたものと思います。


男子チームはその試合でその日は終わりでしたが、女子チームの
2試合目が、その日の最終試合となり、当然応援のために残って
おりましたが、そもそもコート数が8面と少ない体育館で、加えて
各対戦がみな接戦で時間が押しに押して、女子チームの試合が
終了したのは、なんと21時半を回っていました!

あまりに遅くてあまりに空腹となって、疲労がピークに達して
しまったので、その日に予定されていた大阪チーム合同の飲み会は
翌日に延期となりました。

僕は見市と二人で、昨日とは違うホテルから近い居酒屋で軽く
飲んで、その日はそこでお開きにしました。



そして大会二日目です。その日の大阪チームは福岡Bチームとの
対戦でした。

40歳の相手は、浜田さん・佐藤さんで、浜田さんは2年前のシニア
の45歳複準決勝で負けており、佐藤さんは4年前のシニアの40歳単
で負けているという、いずれも僕が苦杯を喫している方がペアを
組んでおられたのでした。

しかし、若くて勢いのある有田・林ペアの前には、福岡ペアも
なすすべが無く、大阪が2ゲームとも半分強に抑えての完勝でした。

続く僕らも2-0で勝利。ここで、第一目標としていた昨年に続いて
の予選リーグ突破が確定しました。

ですので、もう精神的には余裕の対戦となるはずの50歳複だった
のですが、昨日に続いて早水さんの調子が劇的に悪いのです・・・

サーブはネット中段に掛ける、ヘアピンはネットに掛かる、打つ
ショットがことごとくミスとなり、普通の調子ならば問題なく
勝てるであろうはずの相手に粘られて、なんとまさかまさかの敗北
を喫してしまったのです・・・(相手も強かったですが)

大阪チームは皆、早水さんを励ましてはいましたが、ミスがミスを
呼ぶゴルフのイップス状態で、ミスらないように置きに行くことで
足が出なくなって手打ちになって、さらにミスを連発させてしまう
という、事態は深刻な状況に陥っていました。



早水さん絶不調のまま迎えた決勝トーナメント、対石川戦です。
石川県は、昨年こそ3位に終わっていましたが、過去何度も優勝
しているシニアの強豪県です。
大阪チームとしては、戦前からここの対戦がキーになると考えて
いました。

決勝トーナメントから対戦の順番が代わることになっていました。
予選リーグは全て40歳→45歳→50歳の順番ですが、この対戦は
50歳→45歳→40歳となります。
つまり今大会絶不調の早水さんからということになるのです。

早水さんのパートナーかつ、高校の先輩である宮本さんは、大物
ぶりを遺憾なく発揮して、僕らに対しては

「心配せんでええ。大丈夫や!」

と、磐石の自信に溢れた発言をしてくれるのですが、それまでの
試合ぶりを見ていた僕らとしては、どこをどうやって大丈夫だと
思っていたらいいのか、皆目見当もつきませんでした・・・

そして当の早水さんも、自らの不調ぶりは重々自覚されており
予選リーグでの不本意なプレーを払拭すべく、重要なこの一戦に
強い決意で臨んだのでした。

実はその時の早水さんの言葉が、標題のセリフだったのです!

「ここで勝たんと、何しに来たか分からん」

僕らに対して、強い気持ちを言葉にしてくれたのですが、同時に
自らに対しても、退路を断つ思いで、自分を追い込んだのかも
しれません。

石川県の50歳は高橋光一さん・村本幹夫さんの先輩後輩ペアです。
お二人は石川県の強豪高 七尾工高出身で、過去、全日本シニア
40歳ダブルスで連覇、その後45歳ダブルスでも優勝と、完全に
日本のトップクラスのペアです。

ちなみに高橋さんには、3年前の全国社会人40歳シングルスで
僕はファイナルでボコボコにやられましたが、それをきっかけに
試合で会うと、いつも穏やかな笑顔で話しかけてくれるように
なりました。

また村本さんとは、一昨年の全日本シニア45歳シングルスで対戦
しており、それは村本さんの膝の怪我もあってファイナルで辛勝
させて頂きました。友人の栗ちゃん(栗原裕司)も高松時代に
かなりお世話になった方だそうです。

そしてここから、早水さんが華麗に蘇りました!
本来の力強いショット、堅いレシーブ、強気なラリーが復活して
素晴らしい内容で、勝つのは厳しいだろうと思われていた高橋・
村本ペアを2-0で一蹴したのです!

ショートサービスは相変わらずでしたが(^^;ロング主体に
変えて、強気に攻撃するようになってからは、気が付けば凡ミスの
数は激減していました。

直前まであれほど不調で、プレーも縮こまっていたにも関わらず
自らの気持ちで短時間に復調してくれた早水さんの素晴らしい
プレーのおかげで、大阪チームは俄然勢いに乗りました!
あっ、もちろん、宮本さんの官能的な呻き声と共に繰り出される
気合いのスマッシュと、磐石なレシーブも素晴らしく、この時
ばかり!?は宮本さんのことを「頼りになる先輩」と見直したこと
を申し上げておきます。

次は45歳、僕らの出番です。

が、しかし相手は星・気谷ペア。星さんは旧姓山本さんで、この
ペアでインハイ準優勝、そしてインカレ優勝している超強力ペア
なのです・・・

見市はインハイチャンプだったので、スキル的にも実績的にも
伍していると思いますが、インハイどころか、市の予選にすら
校内で負けて出られなかった僕のプレーだけが劣るのは、厳然たる
事実でした・・・

つまり僕も見市も、ここは厳しい、つまり、勝てないだろう、と
思っていました。それは客観的に見て、悲しいかな正確な予想だと
思います。

でも、もちろん団体戦ですし、自分のプレーが通じようが通じ
まいが、全力でぶつかって攻め続けよう、実力は出し切って
精一杯戦おう!とは思っていました。それは当然です。

戦前の予想通り、石川ペアが序盤リードする展開でした。
石川ペアは余裕を持っていたのか、あまり強烈な攻撃は仕掛けて
こなくて、しっかり上げてレシーブで崩すような展開を目指して
いるように思いました。

こちらとしては、がむしゃらに攻撃するしかありません。
攻めていれば、その間だけは攻められずに済みますので。

その勢いがあったことに加えて、石川ペアは練習不足なのか
結構イージーなミスを多発させてくれたおかげで、競り合いは
しましたが、第一ゲーム21-17と先取することができたのです!

この段階で大阪ベンチもイケイケのムードになっていました。
そして他ならぬ僕自身も「第一ゲームが取れるなら、第二ゲーム
も取れるかもしれない!」と、色気が出てきました。

第一ゲームの勢いは続き、11-7と4点リードでインターバルを迎え
ましたが、そこから僕のミス4本と相手のネットイン1本で、逆転
されてしまいました・・・
この辺りに、僕のショボさが出ていました(^^;

しかし、それが僕であり僕のプレーなので、しゃあないのです。
コートに入ったらプレーするのは自分自身なので、そこはもう
自分自身になりきるしかないのです。

ということで、愚直に自分のできるプレーを、気合い入れて続ける
だけでしたが、相手のミスやこちらのエースなどで、20-16で遂に
マッチポイントを迎えたのです!

そこで見市の打ったショートサーブはかなり浮いていましたが
相手もこちらにマッチポイントを握られている状況では、おいそれ
と突っ込めず、緩いプッシュをしてきましたが、それを奥に上げた
ところ、今まで眠っていたかのような気谷さんの、スマッシュ
連打を浴び、それでも粘り強くレシーブしていましたが、最後に
僕の甘くなったレシーブをプッシュされ、ラリー24本目に決め
られてしまいました。

しかし依然としてマッチポイントです。20-17となって気谷さんの
サーブを僕がレシーブです。
「ここで強くプッシュして決めよう!」とは思わず、相手に上げ
させるために、僕は相手の真ん中、つまりセンターのハーフに
落としたところ、これがお見合いの形でノータッチエース!
その瞬間、大阪チームの勝利が決まり、僕と見市は強く大きく
両腕を突き上げて雄叫びを上げました。
もちろん、その瞬間は大阪チームも全員立ち上がって、みな嬉し
そうなガッツポーズをしていました。

これは実に大きな勝利でした。と言うのは、今回全勝の活躍を
してくれていた有田・林ペアでしたが、石川県の40歳複との対戦
は自信なさそうにしていたからです。

戦前の予想を覆して、大阪チームはベスト4に進出! その日は
その試合で日程終了です。

大阪チームは、僕らが泊まっていたホテルを新たに予約・チェック
インして、当夜はホテル近くの居酒屋で、女性陣も交えて盛大な
宴会が催されたのでした。
ちなみにその居酒屋は、前夜に訪れたところと同じ場所でした。
写真は良い雰囲気の有田夫婦です。

DSCN2238.JPG

また、偶然鳥取チームも同じホテルに宿泊されており、公認バド
コーチの講習でずっと一緒だった渡部茂樹さんや、景山さんも
居られました。
渡部さんとのツーショットです。

DSCN2236.JPG

なお、鳥取チームは、飲み会の場所も大阪チームと一緒でした。
渡部さんがどこからかゲットしてくれたクーポンのおかげで
飲み代が20%もオフになりました!ありがとうございました!


さて、勝負の最終日です。

ベスト4に残ったのは、福井、富山、大阪、愛知でした。

準決勝からは対戦順がまた変わって、45→40→50の順でした。
つまり、僕らからの試合となります。

対愛知は、冨田・松原ペアでした。
冨田さんは、以前全国社会人クラブ団体戦の決勝で対戦しており
また、松原さんはそのプレーを幾度となく見ておりましたので
やりにくい感じはありませんでした。

ところが、気合いが抜けたわけでもないのですが、僕が凡ミスを
多発させてしまい、せっかく第一ゲーム序盤大きくリードして
いたところを、最後にスッと逆転で先取されてしまったのでした。

何でもないつなぎの置く球を、何度もネットに掛けてしまって
いました・・・

第二ゲームに入ると調子を取戻し、今度は半分強で取り返しました

そしてファイナルは競り合いながらも終始リードを保ち、僕らが
20-18とマッチポイントを握りました。
そして、これで決まった!と思った、コート半分くらいに上がって
きた甘い球を、冨田さん目がけて思いっきり打ちこんだら・・・
痛恨のネット引っ掛けミスでした(ToT)

しかしまた20-19でマッチポイントです。1本取れば勝利です。
そこで松原さんの打ったロングサービスを見市がジャッジしたの
ですが、それがイン・・・

ネットミスとジャッジミスで、20オールとしてしまったのです。

その後、緊迫した状況の中頑張りましたが、そういう状況では
あまり伸び伸びしたプレーができず、21-23の逆転負けを喫して
しまったのでした。ああ、無念・・・

しかし、大阪の40歳と50歳がしっかり勝ち切ってくれていたので
準決勝愛知戦は、2-1で勝利。何と何と大阪は決勝にコマを進める
ことになったのです!これはスゴいことです!!!

そしてそして、決勝の相手は、何やら因縁の対決めいた富山県
でした。

と言うのは、昨年のマスターズでは、お互い勝てば決勝トーナ
メント進出という予選リーグでの対戦で、2-1で大阪が辛勝して
富山が涙を飲んだという経緯があったのです。

富山県は、今回は優勝を期して、力を入れた布陣で臨んでいました。
40歳のペアが強くて、予選リーグでの東京戦でも東京の強力ペア
荒木・藤森を倒しているのです。

45歳は櫟・蔵野、50歳は末坂・神代ペアで、ここは昨年と同じ
でした。

決勝の対戦順は、一応40歳→50歳→45歳という順番に決められて
おりましたが、3試合一斉に並行して行われました。

僕らの相手は櫟・蔵野ペア。昨年の予選リーグではファイナル
25-23でギリギリの辛勝だった相手です。
その時の苦戦した印象があったので、これは心して掛からないと
マズいと思いました。

しかし、その予想に反して、富山ペアはどうも不調のようでした。
昨年の厳しい攻撃は影を潜めて、加えて長いラリーになると先に
ミスをしてくれたので、点数的にはリードを保ったまま2-0で勝つ
ことができました。

決勝の順番的には、僕らが一番最後の設定でしたが、なぜか一番
最初に終わってしまいました。

その隣のコートで、50歳ダブルスが白熱のラリーを続けており
ましたが、華麗なコンビネーションの末坂・神代ペアの前には
宮本さんの気合いと、復調した早水さんのスマッシュもわずかに
及ばす、0-2での惜しい敗戦となってしまいました。

試合を終えた僕らは、40歳のコートに移動しました。
第一ゲームを先取して、第二ゲームもリードしたまま終盤へと
差し掛かり、20-13とマッチポイントを握った時には、これはもう
優勝は間違いないと、このあたりから気持ちは空高く舞い
上がっていました。

ところが、百戦錬磨のつわもの有田・林ペアも、優勝の二文字が
頭に浮かんだのか、そこから急にプレーに異変をきたしたのです。
安全に行こうとするのか手打ちになり、打つシャトルから勢いが
無くなり、対する相手は後がなく必死に攻撃してくるので、あれよ
あれよと言う間に点を詰められ、5連続失点で20-18にまでなって
しまったのです!

この時の有田くんの顔はこわばり、林くんの元々白い顔もさらに
蒼白さを増していました・・・
流れの感じから、ここを逆転で取られてファイナルに入ったら
勝敗の行方は、非常に危険な雰囲気が漂います。

僕らはもうベンチから大きく「一本!」と声を掛けるだけです。
有田・林ペアのプレーに祈りを捧げるだけでした。

そして、20-18の緊迫した状況の中、有田・林は必死の攻撃を
仕掛け、しかし相手もそれを凌ぎ、息を飲むような激しいラリーの
応酬が繰り返されましたが、甘くなった相手の返球を、普段は
沈着冷静な有田くんが、大きな声を出しながらのスマッシュを
連打して、3本目くらいに相手が取り損ねてゲームセット!

この瞬間、大阪が男女通じて初めての、歴史的な歓喜の優勝を
成し遂げたのでした! ヤッタ〜!!!バンザ〜イ!!!

最終日には、大阪女子チームも帰らずに泊まりで残ってくれて
大阪初優勝の瞬間を大きな歓声と拍手で一生懸命応援してくれて
いました。本当にありがとうございます。

勝って、最後に富山チームと握手する時には、僕は少しウルウル
してしまいました。試合で勝ってそんな風になったことは初めて
でした。

この試合を改めて振り返って、昨年優勝の神奈川や、東京、千葉
石川、富山など、全国の強豪県を抑えて、大阪が優勝できるとは
僕は正直、全然考えておりませんでした。

しかし、今回40歳の有田・林ペアが下馬評通りの全勝の大活躍を
してくれたこと、そして、宮本さんはしっかり実力を出し切って
くれたこと、そしてそして何より、大会期間中、絶不調だった
ところを、自らを追い込み奮い立たせて、石川戦で見違えるような
プレーで完勝してくれた早水さんの立ち直り、そして、相変わらず
上手い見市が普通の調子だったことが、嬉しいサプライズである
大阪の大躍進の理由だったのではないでしょうか。

僕の自己分析をしてみると、打ち方を少し変えたおかげで、少し
だけスマッシュは速くなっていたのは良かったかな?
それと、石川戦での出会い頭事故のようなまぐれ当たりの前衛が
何本か決まったことと、いつもはメッチャミスるのが僕ですが
今回はミスはやはりしてはいたものの、いつもよりはチョッピリ
少なかったかもしれません。(それでも結構ミスってますが)

日本スポーツマスターズ優勝。この優勝は大いに誇りに思います。
チームで戦う団体戦だからこそ、メンバーの決めた一本に熱く
ガッツポーズをして、メンバーのミスには「ドンマイ。次、次」
と声を掛ける。あの一体感の中でみんなが力を出し切って勝てた
ことこそが、何より嬉しい贈り物となりました。

最後に、大阪メンバーに感謝の意を込めて、メンバーにコメント
を送りたいと思います。

<有田圭一どの>
今回は監督業もお疲れ様でした。有田くんのプレーは、いつも
スピードがあって攻撃的で、また相手から厳しい球で崩されても
何とか凌いでつないで、すぐ次の攻撃につなげるという、いつも
安心しながら感心して見ているのでありました。
直前のインターハイでは、柏原高校が単優勝、複準優勝、団体戦
3位と実り多い大会となった後で、自らも素晴らしいプレーと
コーチングで今大会優勝の大きな原動力となってくれました。
コーチ業でかなり忙しくしているみたいですが、地元大阪の為に
是非とも自分のプレーも頑張ってもらって、来年も全勝で大阪を
引っ張っていってくれることを期待します。
長〜いコメント、期待していますぞ!(^^)
お疲れ様でした。ありがとう。

<林潤一どの>
今回、林くんらしく、マスターズ出場が決まってすぐに緊張して
いたのが面白かったです。
林くんは、いつも真面目で熱く、努力を怠らず自分に厳しく
その姿勢には年下ながら頭が下がります。
自分のことを「緊張しい」(緊張しやすい人の意)と言いながら
試合ではしっかり実力を出し切って結果も出してくれました。
シングルスも頑張っているので、足もあり、コートカバリングが
広く、レシーブは昔から堅く、そして跳んで打つスマッシュにも
かなりな威力があります。
また今回ベンチからの応援では、ひときわ一生懸命に大声を出して
くれていたし、効果的なアドバイスや前向きな励ましで、大いに
勇気づけてくれました。
マスターズ決勝後、大阪社会人クラブリーグ戦に参加したっちゅう
のは、林くんならでは、ですな!
お疲れ様でした。ありがとう。

<見市昌弘どの>
今回も、ホテル予約から一緒の移動、一緒の練習、一緒の飲み会と
いつも至近距離で楽しくさせてもらって感謝しています。
このマスターズも、そもそもミーチさんが参加しようと言いださ
なければ、僕も出場していなかったかもしれないことを思うと
ミーチさんがマスターズに興味を示してくれたことは、非常に
大きいことでした。
そういう意味でも、バドミントンのプレーでも何でも、いつも僕を
リードしてくれていてありがたく思います。
まあ、これからも色々とよろしくさんです。

<早水栄治さん>
ある意味、今回の主役は早水さんだったのではないでしょうか?
普通、あそこまで調子を崩してしまったら、簡単には復活できない
と思うのですが、よくぞ!(ホント、よくぞ、です)見事に立ち
直って、素晴らしいプレーで殊勲の勝利を上げて頂きました。
また、今まであまりたくさんお話しすることができなかったの
ですが、今回早水さんとお話しして、とても人当りが良く穏やかで
優しいお人柄だと感じました。
これから大阪では年代が違って対戦することがなくなってしまい
ましたが、引き続き切磋琢磨して、来年の埼玉県でも良いプレー
をよろしくお願いします!
お疲れ様でした。ありがとうございました。

<宮本芙士夫さん>
チームの実質的な監督として、大阪メンバーを強く引っ張って
頂きました。
宮本さんは、明るくて多弁でバドに熱いので、僕らとも自然に
ウマが合うのだと思います。
お酒が飲めないのだけが残念ですが・・・
いつも強気で前向きな発言が聞いていて心地よいのですが、たまに
負けた時など、可愛く「スミマセンでした・・・」と謝る姿が
レディースなどに絶大な!?人気を誇る理由かもしれませんね。
さておき、バドミントンのプレーについては、見ていてホント
上手いと思っています。
特にレシーブの安定性、効果的なコースへのショット、気合い十分
のジャンピングスマッシュ。どれも僕には真似のできない芸当です。
これからもプレーヤーとして、結果を求めていかれるだけでなく
指導者として、全国への普及活動も頑張られることだと思います。
いつまでもその貴重なキャラで、大阪チームの中心で居てほしい
と思います。
お疲れ様でした。ありがとうございました。


最後に大阪チーム男女と、表彰式後の写真です。

DSCN2233.JPG

DSCN2234.JPG

DSCN2260.JPG

日本スポーツマスターズの結果も参考までに。
写真も載せてもらっています!

http://www.sportsmasters2013.jp/record/docs/%E3%83%8F%E3%82%99%E3%83%88%E3%82%99%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E7%AB%B6%E6%8A%80%E7%AC%AC%EF%BC%93%E6%97%A5%E7%9B%AE%E7%B5%90%E6%9E%9C%EF%BC%88%E6%88%90%E7%B8%BE%E8%A1%A8%EF%BC%89.pdf



さて、バドの話。

<スマッシュが速くなる打ち方>

上記の記事で、僕が打ち方を変えて、スマッシュが少しだけ速く
なった、と書きました。
それはどんな打ち方にしたんだ?とちょっと気になる方も居られる
かもしれませんが、それほど劇的な変更ではありません。

テークバックの際、右腕を、下から振り上げる動作を入れただけ
です。

オーバーヘッドストロークは、後方に肘を引いて打つものですが
時間に余裕がある場合においては、腕を下からしゃくり上げる
ように持っていってスイングした方が、より大きなラギングバック
つまり、むちで言う「しなり」が得られるのです。

昔、中国のシングルス強豪だった韓健(ハンジャン)がそういう
打ち方をしていましたね。

野球のピッチャーの腕の使い方のような感じです。

バドミントンのスイングはコンパクトに、大振りしないように
というのは定説ではありますが、先般、宇陀の美榛苑にて薫陶を
受けた飯野さんに依ると、強い球を打つ為には大きな力を生み出す
為に大きくスイングする必要がある、とのことでした。

ということで、今回、相手のロビングが高く上がってきて、大きな
スイングをする余裕がある場合については、大きく腕を振り上げて
スイングしたところ、スマッシュ速度のアップを実感できたという
ことなのでした。

ダブルスではラリーのテンポが速いので、なかなかそうやって
大きく振りかぶる余裕がある場合は少ないかもしれませんが
前衛が上手いヘアピンを打って、相手が高いロブを上げざるを
得ない場合など、いつもより大きく振りかぶってスマッシュを
打ってみると、ちょっとスピードアップさせることが可能になる
と思います。

試してみて下さい。

***************************

話は前後しますが、8/30〜9/4の日程で、大阪にて全日本社会人が
開催されていました。
僕はそれに出場、と言いたいところですが、ちょっと敷居が高い
ので、僕は8/31、9/1の二日間、舞洲アリーナまで審判協力活動に
行ってきたのでした。

当初僕は線審の予定でしたが、大阪社会人クラブの役員の方から
「正岡さんは主審、主審!」と、急きょ主審をさせて頂くことに
なりました。

大阪インターナショナルチャレンジの線審の時ほどは緊張しません
でしたが、それでも全日本社会人の主審となると少しは緊張します
どのくらい緊張していたかというと、最初のコールで、普通

「オンマイライト 〇〇さん」

と言いますが、僕は何をとち狂ったのか

「オンマイレフト」

から始めようとしてしまったのでした・・・お恥ずかしい・・・

しかし失敗はそれだけで、後はつつがなく問題なく二日間主審を
勤めあげました。

全日本社会人に出てくる選手は、やはりみな相当強くて、どの試合
を取ってみても、見ごたえのあるラリーが展開されていて、主審
で見ていても、楽しくなるようなゲームが多くありました。

先の林くんもこの大会に挑戦していましたが、赤川くんと組んだ
ダブルスでは黒瀬尊敏・村上俊(和歌山)ペアの前に撃沈し、また
シングルスでは、トナミ運輸の武下利一選手に当たり、全力で立ち
向かってはいましたが、武下さんはあまりに強く、何を打っても
決まらず、打たれたら決められる感じで、健闘虚しくいずれも
2回戦で散りました。
しかし、40歳になっても挑戦を続ける林くんの姿勢は立派だと
思いました。お疲れでした。

審判協力のメンバーには、大阪社会人クラブのメンバーも多く
来られており、Hiwakaiからは磯辺さん、岡本さん、さくらBCの
山田さん、豊中クラブからは楠本さん他、顔なじみのメンバーが
何人も居られました。

その中に弥生クラブの渋谷さんも居られ、少し話をしました。
聞くと渋谷さんは、以前バドミントンのガットを使ってストラップ
を作って販売しようとしたことがあったそうです。

ところが、優しい!?渋谷さんは、自分の作ったものでお金を
貰うのができなかったようで、今まで作ったものを全てタダで
あげてきたそうです。

その作品を見せて頂きましたが、カラフルで手が込んでいて
バドプレーヤーなら、ちょっと持っていたくなるような可愛い
ストラップなのでした。

僕も一つ頂きました。こんな感じです。

2013-09-24 17.18.07.jpg

これを作るのに2時間くらい要するそうで、それならばせめて
4〜5百円くらいで売ったらどうですか?と僕は言いましたが
渋谷さんは、どうも商売っ気がありません・・・

ということで、もしこのストラップが欲しい!と思われた方は
渋谷さんにお伝えしますので、ご連絡下さい。
その際には、気持ち数百円くらいはよろしくお願いしますm(_ _)m
ちなみに、僕には一銭も入ってきませんのでご心配なく!?

ではまた!
posted by まさやん at 18:31| 大阪 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月10日

宇陀市バドミントン講習会

7月31日は楽しい一日となりました。
既報の通り茨木市庄栄小練習メンバーとの、練習&飲み会だった
のです。

北摂クラブ宮脇さん、辻岡さんから熱烈!?なお誘いを受け
大和の家まで迎えに来てもらうことになりました。
渡邉直哉くんの車に乗り込み、庄栄小学校へ移動。
何はともあれ、まずは練習です!

当日の体育館は、ヤバいくらいに蒸し暑く、入っただけでモワッと
しました。
汗っかきの僕は、座っているだけで額からポタポタと汗が滴り
落ちるような始末です(^^;

当日の練習には、大阪社会人の強豪、三国クラブの喜来くんが
来ていました。
彼と基礎打ちをさせてもらい、基礎打ちの後と言えば当然の
半面シングルスで、大阪社会人一般のトップクラスに稽古付けて
もらうことにしました。

僕もたいがい飽きるまでクリヤー攻撃を続けるタイプなのですが
喜来くんは、その上を行っていました・・・
しかも全てがドリブンクリヤー。
最初の内は元気があった僕も、その内、何を打っても機械的に
ドリブンしか返ってこないので、ホームポジションに戻るのを
止めて、ずっとバックバウンダリーライン付近に立って打って
おりましたが、それでもまだ喜来くんは、飽きることなく淡々と
クリヤーを打ってきたのにはホトホト参りました・・・

しかも殆どミスしないので、僕は途中まで、ラブられるかもと
強烈に危惧しました。
それだけは避けたかったので、暑くてしんどくて大変でしたが
僕は気合い十分に、珍しくスマッシュ&プッシュしたりして
やっとこさの思いで3点だけ奪いました。

ただ、その後はしばらく放心状態でした(^^;
良い練習にはなりました。
喜来くんの無表情のプレーは、対戦するのがしんどいです・・・


その後ダブルスを何試合かやり、僕の疲れもマックスに到達して
いましたが、練習後にお楽しみが待っていることがエネルギーに
なり、最後のダブルス(正岡・渡邉VS喜来・長谷川)は接戦の末
最後は僕のピンサーでエース! 勝利を収めて気持ち良く飲み会
へと移行できました。


さて、お待ちかねの飲み会です。
場所は阪急 総持寺駅前の大衆居酒屋です。(名前忘れた)

練習以外では、皆さんと話すのは初めてでしたが、大人の森さん
下ネタ大王!?の小川さん、気さくな渡邉くん、明るい辻岡さん
お酒大好き!?宮脇さん、遅れて登場の山田さん、静かに飲んでた
立尾さんと、そして、ギン飲みで著名なまさやんということで
超リラックスした雰囲気の中、その一角には明るい笑いが絶え間
なく続いたのでした。

気が付くともう12時近くになっていましたが、そこから辻岡さん
運転(お酒我慢してもらっていました・・・)で、僕を大和まで
送っていってもらったのでした。なんとVIPな待遇なのでしょう。
辻岡さん、渡邉くん、ありがとうございました。

飲み会の写真です。小川さんが出来上がっている様子が笑えます。

DSCN1647.JPG

皆さんの情報では、高槻駅近くに「鳥っち」という「アミッチ」
のような名前の美味しい焼き鳥屋さんがあるそうです。
またそちらにもトライしてみたいです!
庄栄小メンバーの皆さん、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m



そして8月3日(土)は、宇陀市にて実施された講習会に参加して
きました。

前回書きました通り、ブログ読者さんで、色々やり取りさせて
頂いている奈良の上田さんのはからいで、僕も参加可能となった
ものです。

講師は飯野佳孝氏。言わずと知れた名プレーヤーで、全日本総合
複優勝4回、デンマークオープン複優勝、そして全英オープン複
3位という、輝かしい栄光を残してこられた往年のトップ選手です。
(パートナーは全て土田証雄氏)
また、バドミントン教本筆者、NHKスポーツ教室の講師としても
有名です。

かつての名選手だった飯野さんとお会いできることもワックワク
でしたが、僕は上田さんとの初乾杯こそがとても楽しみでした!

会場は宇陀市総合体育館。名阪国道の針インターから30分くらいで
山あいにあり緑に囲まれ、自然たっぷり空気は美味しい、合宿に
最適の環境だと思いました。

DSCN1726.JPG

会場に到着したら、体育館エントランスは、たくさんの子供達で
既に熱気ムンムンでした。

その奥で、忙しそうに作業しながら来場者と話されていた上田さん
を発見!
話が終わるのを待って、笑顔で元気よく挨拶しました。

僕が手土産で持参したのは、摂津富田の銘酒、清鶴酒造の

「157年目乃お酒」720ml

でした。
このお酒は、僕もとても美味しいと思いましたし、それを飲んだ
他の人も同じ意見だったので、自信を持って持参した次第です。

ところが、上田さんからは「奈良で一番美味しいお酒です!」と
僕のお渡ししたサイズを上回る一升瓶を頂戴し、心の中で

「しまった・・・負けた・・・」

と、持参したのが一升瓶でなかったことを悔やんだのでした。

しかし、仮に僕が一升瓶を持参していて、上田さんが720ml瓶の
場合、上田さんが恐縮してしまっていたであろうことを想像し
ならば、僕が「しまった・・・」と思っている方が良かったかな
と、訳のわからない論理で、気持ちを納得させました!?


そして飯野さんとの初対面です。

僕は飯野さんの現役時代を全く知らないので、過去とのギャップ
は感じようがなかったですが、第一印象は、背が高く細身で年配
の普通の方!?というイメージでした。

僕は予定通り持参した「バドミントン教本 基本編」を手に
挨拶もそこそこに、本の内容に対する質問をしました。

一つは、P109、ショートサービスのことで

「インパクト時は、打球面がコルクの側面をとらえるようにすると
コントロールが向上する」

これの理由を確認したかったのです。

僕の予想は

シャトルは、コルクの部分が一番重いので、コルクを打つと必ず
反転して、コルクを先頭にして飛行する。
コルクを手前に向けて打つと、コルクの反転角度が180度と大きく
なるため、コルクの重さに翻弄されたシャトルのぶれも大きく
なってしまうため、その分だけコントロールしにくくなるから。

その点、コルクの側面を打つ場合は、反転角度が90度強と小さく
なるため、反転時のシャトルのぶれも小さくなり、コントロール
が良くなる。

でした。

飯野さんの答えは

「はい。そういうことです。しかし、最近はコルクを手前に向けて
打つ方法も浸透していますね。その打ち方も練習すれば正確性は
上がると思います」

う〜む・・・

そして、もう一つの質問は

P94、ハイバックのことで

「右足を床に強く着地することによって、身体の重心を外れた
エネルギーを床反力として受け止め、上肢(ラケット)を回転
させる働きとなる」

この「床反力」というのがよく分らず、一体、床からの反力が
どうやってラケットに伝わるのですか?と質問しましたら

「右足を床に強く着地することですが、例えば、車で急ブレーキ
をかけたら、乗っている人は前に転がりますね! 前方へ移動
することで運動エネルギーが発生し、急ブレーキによって回転する
運動エネルギーに変換されることは実感されていると思います。

バドミントンに置き換えるとホームポジション付近からバック奥
へ移動することで運動エネルギーが発生します。そこで右足を
着地する(急ブレーキをかける)ことで運動エネルギーがラケット
をスウィングするエネルギーに変換されるのです。
車も人間も物体ですから同じ現象が起こります。

もう一方の床反力を説明すると慣性から説明することができ
ます。慣性とは、外力が働かなければ、物体はその運動状態を
保つという慣性の法則です。

右足で床を強く蹴る作用に対して床から体に反作用を受けます。
この反作用すなわち外力を「床反力:ゆかはんりょく」といいます
この床反力もラケットをスウィングする運動エネルギーになるの
です。従ってハイバックは、床に足を着地してから打つことが
原則になります」


なるほど〜・・・

講習会前に、矢継ぎ早に2つも質問させて頂き、それだけでなく
持参した「バドミントン教本 基本編」へのサインもおねだり
しましたが、飯野さんは穏やかに快く対応してくれました。
人当りが良く、優しくて穏やかな方だなぁ、と思いました。


そしていよいよ上田さんの司会によって、講習会が始まりました。
僕は、飯野さんがおっしゃられる事を、ぬかりなく吸収すべしと
メモを片手に、メニューに参加していました。

メニューは、冊子の形に綺麗にまとめられており、見開きには
飯野さんの輝かしいプロフィール、その後からは練習メニューの
内容が詳細に書き込まれておりました。
それに従って講習会は進んでいきました。

まずはウォームアップからですが、飯野さんの発言には新鮮な
内容が多くありました。

*サイドステップやクロスステップは、細かく速く動かすこと。
 それ即ち、バドミントンのフットワークであるから。
 大股でノソノソやるのでは意味がない。

*ステップ時には腰を落として移動すること。

*筋肉をゆっくり伸ばす静的ストレッチは、試合前にはやらない。
 ゆっくり伸ばすことで、最大2時間くらいはスピードやパワーが
 低下する。心理的にも気持ちがよくなり、戦う気持ちが薄れる。
 スポーツ界の現状は、動的ストレッチが主流となっている。

僕はその都度メモっていましたが、僕が強く反応した言葉は次の
一言でした。

(ウォームアップをする際、隣との間隔をもっと空けて!との
指示がありながら、周りとくっついて固まっている子供らに対し)

*試合する時は一人であり、誰ともつるまない。他人と一緒じゃ
 ないと行動できないような選手は強くなれないぞ!

強くなるには自主性が大事、ということですね。勉強になります。

フットワークの後、実際の練習となりましたが、興味深かったのは
ジュニアへの指導ながら、スピンネットやクロスネットの技術
指導から入っていったことでした。

これについて、のちほど飯野さんに確認したところ

「ストロークの習得は簡単な事から、難しい事の順番でやっていく
 ものです。
 見てもらって分る通り、スピンネットやクロスネットは簡単
 なんです。
 関節や腕の動きが非常に少ないストロークだからです」

飯野さんがおっしゃるように、スピンネットの実演・説明では
確かに動きは極めてシンプルそのものでした。

気になるその打ち方とは?(フォアハンドの場合です)

*グリップとひじは動かさないで、肩関節を支点にして振る。

*シャトルをヒットする場所に、ラケットヘッドを最短距離で
 持っていき、そこから左方向にスライスさせるように、ゆっくり
 と振る。

*ゆっくりと振る理由は、ラケット面とシャトルの接触時間を長く
 させるためである。そうすることでより多くのスピンが掛かる。

飯野さんの指導を受け、小学生がスピンネットにトライしていま
したが、それは見事にクルンクルンとスピンが掛かっていました!

バックハンド側も同様の打ち方だそうです。



またクロスネットの打ち方では、以下の指導内容でした。
(フォアハンドで対戦相手のショットが長めに返球された場合
 です。ネットで垂直に落下してくるシャトルをクロスネット
 する打ち方ではありません)

*ラケットを立てて入る。

*肩関節を支点にスイングし、手首は使わない。

*シャトルをヒットする場所に、ラケットヘッドを最短距離で
 持っていき、そこから左方向にスライスさせるように打つ。

*ヒットする場所から、フォロースルーで打つ。バックスイング
 をすると、制球が定まらなくなるため。

どちらのショットも、肩関節を支点にして、手首・ひじは固定して
打つということが斬新でした。
つまり、上記のような飛距離が短いショットをコントロールする
為には、極力、ラケットがぶれたり暴れたりする要素を排除させる
ということなのでしょうね。

またスピンネットは、ラケットをゆっくり振る、という知識にも
ビックリでした。
今までは、速いスピンを掛けるために、手先で速く切る感じで
打っていましたので。
次の練習でぜひ試してみたいです!


その後、上記ショットの、動きを入れてから打つパターンノック
を行い、あっという間に昼の部は終了しました。


そして夕食ということで、上田さんの車に乗り、地元の名店
手打ち蕎麦「はぎ乃」に連れて行って頂きました。

メンバーは飯野さん、上田さん、上田奥さん(若くて明るくて
とっても美人)、横田さん(上田さんの先輩。何と川前さんの
同級生!奈良県有数のバドショップ、ワンステップに勤務)
高見さん(上田さんのパートナー。宇陀市会議員)、そして
まさやんというスゴい!?面々でした。

DSCN1732.JPG

ここは地元で大人気のお店で、いつも夕方にはそばがなくなって
しまうほどだそうです。

DSCN1728.JPG

あらかじめテーブル席を予約頂いておかげで、美味しい美味しい
美味し過ぎる料理を、若干の緊張と共に堪能させて頂きました。
本当は「カンパーイ!」と行きたかったところですが、夜にも
講習会はあるため、ノンアルコールビールで、雰囲気だけは
醸し出しました!?

そこでは何と言っても「馬刺し」が最高に美味でした!
とろけるような上質の肉には、適度な脂身があり、口に含むと
ホワッと甘味と旨味が拡がり、ジューシィーで、かつコクがある
文字通り素晴らしいゴチソウでした。

DSCN1729.JPG

もちろん、お蕎麦も美味しかったです!
上田さん、素晴らしいお店にご招待頂きまして、ありがとうござい
ました。
あのお店は、また行きたくなりますねぇ(^^)



そして夜の部は、一般・指導者向けの講習会でした。

講習内容は、上田さんに僕のリクエストを採用頂き、僕の不得手な
レシーブをお題にして頂きました。

飯野さん曰く

「レシーブを上達させるには、レシーブの練習をすることです!」

と、一見当たり前のようで、みななかなか実践できていない点を
ズバッと明快に話されました。確かに・・・

その練習の一つが、ネット前からのプッシュノックでした。
どのようなノックかと言いますと

それについては、飯野さんのブログ「飯野佳孝イズム」の7月17日
のところの動画をご覧下さい。

http://iinoism.blog.fc2.com/

ノッカーは、それぞれの参加者が担当しましたが、これが中々
難しい・・・
高さがバラバラだったり、ネットを越えなかったりで、残念ながら
その時は、あまり練習にはなりませんでした(^^;
しかし、ノックもその内上手くなるだろうし、そういう練習の
方法を教えて頂けただけで、十分に有意義だったと思いました。


またショートリターンについても教わりました。
今まで僕は、ショートリターンは、ラケットにシャトルをフラット
に当てていましたが、飯野さんの教えは、ラケット面を斜めに
擦るようにヒット(シャトルの下にラケットをくぐらせる形)して
カットすることで勢いを殺していました。
この打ち方も、次回から早速取り入れたいと思いました。

レシーブのパターンノックでは、ドライブレシーブ → ショート
リターン → ロブ という練習を行いました。
ショートリターンは上記の通りですが、それを打って前に出て
高い守備的ロブを打ちます。

飯野さんは

「ロブはプッシュが出来なく仕方なく上げるのだが、その際は
ゆっくり高く上げること。ゆっくり上げることで対戦相手の足が
一旦止まる。
止まってから動き始めるには時間がかかり大きなエネルギーが
必要になる。
前に出る時には動いているので、運動エネルギーが発生する。
そこで前で止まらないで打つとバックバウンダリーラインを越えて
アウトになりやすい。従ってしっかり止まってから打つこと」


とのご指導でした。これについては、実践できてるかな!

夜の部は2時間でしたので、これまたあっという間に終了しました。
上田さん、飯野さんとのツーショットです。

DSCN1737.JPG

DSCN1738.JPG

さて、いよいよ念願の上田さんとの乾杯です!
僕はこのためだけ、つまりブログ読者さんである上田さんとの
生交流(飲み会)のためだけに宿泊しようと思ったのでした。

と、ところが・・・上田さんは、翌日も講習会があるということと
飲むと眠ってしまう!?とのことで、僕の願いは脆くも崩れ去り
ました・・・

しかし、そこからドタキャンして帰るのも面倒だったので、ここは
一人で泊まって、かくなる上は美榛苑の名湯でお肌ツルツルに
なって、ビールを一人ギン飲みしてやろう、と方針をガラリ変更
しました!?
ものすご〜く残念ではありましたが・・・(ToT)

しかししかし、当夜は、なんと飯野さんも美榛苑に泊まられるとの
ことだったのです!

一緒にチェックインして、となると、当然流れで一緒にお風呂も
となります。

僕は部屋に入って、着替えを持って、間髪入れずにお風呂場へ
向かいました。
運よく!?誰もおらず、優雅すぎる温泉の貸し切り状態でした。

その後、飯野さんも来られて、湯船に浸かりながら、バドに関する
色々な話をさせて頂きました。

飯野さんとお話しできるだけで感動的でしたが、そんな感動の中に
居ながらも、僕はお風呂のガラス壁に数匹へばりついていたヤモ
やんたちに、時折目が釘付けになっておりました!?

その後、僕が先に上がり、部屋で寛いでいたら、部屋をノックする
音が・・・

な、何と、飯野さんが、わざわざ僕の部屋まで訪ねてきて下さった
のです!
しかも手には500mlの缶ビール2本を持って!

立場的には、どう考えても目下の僕からお伺いの形を取るもので
しょうが、時間が遅かった(22時半位)し、翌日も講習会を
控える飯野さんのことを思うと、僕からはお伺いすることが
できなかったのでした。
もちろん、一般的な「遠慮」もありました。

飯野さんのような伝説の名選手とお会いできただけでも光栄なのに
一緒の宿に泊まれて、一緒に貸し切り状態のお風呂に浸かり
そして、わざわざ飯野さんの方からお越し頂いて、サシでお話し
することができるなんて・・・

感激屋さんの僕は、相当盛り上がっていましたが、高らかに乾杯
して、ビールが胃壁から吸収されるにつれて、元来物怖じせず
社交的な僕は、気が付けば普通の先輩と話すがごとく、気軽に
いつものリラックスした調子で、軽妙かつ軽薄!?なトークを
展開していました(^^;

僕は、バドミントンを始めたばかりの高校生のように、飯野さんに
聞きたいことを、どんどん質問してしまいました。

そこでの飯野さんのお話は、バドメインの僕にとっては、珠玉の
フレーズばかりでした。

その全てをできる限りお伝えしたいので、箇条書きになりますが
以下記したいと思います。
僕が、自分が不得手なレシーブ中心にお聞きしたので、レシーブ
中心の話になられていることは、ご容赦!?下さい。


*レシーブのグリップは、僕は平たいところに親指を当てている。

*ドライブレシーブの際は、ラケットを思い切って振り切っている
 振り切った反動でラケットを元の位置に戻している。
 レシーブが相手の前衛でプッシュされてもいいようにラケットを
 戻しておく必要があるからだ。

*ラケットを振り切ることで、ラケット面の端の方に当たった
 ような場合でも、相手コートに返すことができるものだ。
 だから僕はレシーブは振り切っていた。

*レシーブは、ラケットヘッドを返すことで、シャトルに回転を
 掛けて、シャトルをスライスさせる。スライスするので、相手
 はエラーしやすい。これは僕の得意技だった。

*他のストロークでも、グリップはほとんどバックハンド気味に
 持っている。

*フォアハンドへの持ち変えは、手の中でグリップを回転させて
 変えていた。(親指で回す。団扇で実演して頂きました)

*サーブプッシュは、バックハンドで打つことが多い。

*ラリー中に長めに打つプッシュは、肘関節の伸展を使い
 ラケットを回転(捻り)させながら打つ。(フォア、バックとも)
 相手がネットに返球してきた球をプッシュする際は、ワイパー
 でプッシュする。

*一般的にレシーブ時のスイングはコンパクトに、と言われるが
 相手の遅い球を速いショットでレシーブする場合は、コンパクト
 なスイングでは速い球で返球することができない。
 当然、大きなスイングにしなければならない。
 レシーブに限らず他のショットの打ち方も、アメーバのように
 臨機応変で変わるものである。

*ジュニアの指導は、バックハンドのレシーブから教えるべき。
 まずバックハンドの感覚を覚えさせてから、フォアハンドに
 移行する。

*一番難しいショットは、スマッシュである。スマッシュは
 体の各部位を連動連鎖(キネティックチェイン)させて打つ
 からだ。
 詳しく飯野さんのブログ、見よ!小1のスマッシュの文と
 動画を参照。

 http://iinoism.blog.fc2.com/


*とにかく、色々なグリップで、色々なショットを練習すべき。
 フェイントも、若いうちに色々打って学んでおくべき。

*レシーブの練習は、今日の講習会でやったノックの他、3対2の
 攻守をやった。


上記は技術的なことでしたが、僕が興味深かったのは、過去の
世界の名選手に関するお話しでした。

*候加昌(中国)のプレーは、流れるようなプレーだった。

*チュンチュン(インドネシア)のスマッシュは速かったが
 一番速かったのは、スヴェンド・プリ(デンマーク)だった。
 彼が打つと、シャトルがすぼんでしまうので、非常に速かった。
 身長は170cmと大柄ではないが、筋力がスゴかった。
 彼は一度、バックバウンダリーラインに飛んだ球を背面で追って
 そこから股下から打って、相手コートのバックバウンダリー
 ラインを越えてアウトになった!

*(ミズノのコーチである)高田幹子さんは、前衛が上手かった。
 センスがあったと思う。

などなど、バドメインの僕には、ヨダレが出そうなくらい、興奮
しまくりの話題で、時間が経つのを完全に忘れてしまうくらい
でした。

で、実際に忘れてしまい!?飯野さんは翌日も講習会があるにも
かかわらず、気が付けば日付が変わって12時半となってしまって
おりました。

僕は、飯野さんに、腰から折って頭を下げ、珠玉の時間をご一緒
できたことに感謝するとともに、缶ビールまでごちそうになった
ことについても、最敬礼しました。

実は、飯野さんはビールがあまり飲めないとのことで、ご自分の
缶ビールは半分以上残されておりました。
僕は、もったいないので、飯野さんが戻られてから、それも
しっかり頂きました(^^;


僕は、その後すぐに、携帯のメモ機能で、飯野さんが話されたこと
を思い出しながら、時折眠くて意識が遠くなり白目を剥きながら
必死でメモって、それを終えてから床に就きました。
僕としては、しっかり把握していたつもりでしたが、間違いが
あるといけないので、上記の飯野さんに指導頂いた内容については
他でもない飯野さん本人に、今回の記事を検閲して頂きました
ので、安心して!?信じて下さい。

飯野さん、初対面にも関わらず、僕の部屋にわざわざお越し頂き
ビールをごちそうになっただけでなく、移動と指導でお疲れの
ところを1時間以上も僕にバド談義でお付き合い頂きましたこと
本当にありがとうございました!


翌日は、なみはやドームにて、大阪社会人リーグがあり、僕は
そこの本部業務を協力するということで、翌朝早朝に美榛苑を
出ることにしていました。

しかしよくよく考えると、この酷暑の中、我が最愛のラスちゃん
は、大和の南東角部屋で、蒸し風呂状態でエサも少なく、水も
汚れていることが、かなり気になってきました・・・

ラスちゃんをツラい目には会わせたくない!
ということで、僕は一旦家に帰って、ラスちゃんのエサとお水を
換えてあげて、エアコンのタイマーをセットしてから、なみはや
ドームに向かうことにしたのでした。

ということで、僕のチェックアウトは早朝5時となりました。

DSCN1739.JPG

まだ外は薄暗い中、係の方に宿代を支払おうとしたら

「いえ、宿代は受け取らないように伺っています」

「えっ!マジですか?」

な、な、なんと、上田さんは、僕の宿代まで負担してくれて
いたのでした。
申し訳無さすぎます・・・

僕は取り急ぎメールにて、上田さんに今回のお礼を懇切丁寧に
申し上げておきました。

するとその夜、上田さんから早速返信があり、上田さんからも
ご丁寧にお礼を頂いた文面の後半に、宿代については美榛苑の
勘違いです、すみません、とのご連絡がありました・・・
そりゃ、そうですよね・・・ぬかよろこびでした。

その後美榛苑さんと宿代振り込みに関しての連絡を取りましたが
しっかり者のまさやんとしては、振り込み手数料は美榛苑さんに
ガッチリ負担してもらいました。


今回の宇陀ツアーは、遠距離であり、体力的にも少しキツかった
のですが、それを差し引いても余りありまくるくらい、充実した
講習会になりました。

これは全て上田さんのおかげであります。何から何までお世話に
なりまして、本当にありがとうございました。

言い忘れておりましたが、上田さんは僕のために、宇陀市で製作
したお揃いのTシャツも用意してくれていました!

デザインは宇陀市出身の漫画家 中村紗弓(さゆみ)さんとの
ことで、背面におしゃれなバドのイラストが描かれている色は
ブルーの素敵なシャツです。
これから練習の時に愛用させて頂きます。
ありがとうございました!



さて、バドの話・・・って書こうとしましたが、今回は全編バド
の話みたいなものですので、今回は割愛させて頂きます。



話は変わって、皆さんは、舞昆のこうはら、ってご存知ですか?
って言う僕が知らなかったのですが、KBS京都などでCMが流れて
いる、有名な昆布の会社だそうです。

なぜいきなり僕がそんなことを言うのか、そしてこうはらと言うと
・・・

そうなのです。あの岩城ハルミさん(旧姓鴻原)の叔父さん(この
字はお父さんの弟ということ)が経営している会社なのです。

http://www.maikon.jp/

その会社が、岩城さんが代表をしている田原スマッシュBCの支援
つまりスポンサーをしてくれることになったのでした。

ですので、近い内に田原スマッシュBCのジュニアのユニフォーム
には、舞昆のこうはらのイメージキャラクター「おちゃわんマン」
のワッペンが貼られることになります。
僕のウェアにも貼られる予定です(^^)

肝心の昆布のお味ですが、先日のジュニアの試合時に岩城さんから
この昆布入りのおにぎりをもらって食べたところ・・・

うっ、うんま〜い!!!(ToT)

昆布っていうと、大体どれも似たり寄ったりだと高を括っており
ましたが、ここの昆布の味は独特の風味と旨味があり、今までに
食べたことのない深みのある美味しさで、僕は一気に大好きに
なってしまいました!

食べたのは「わさび舞昆」これヤバいくらいの旨さです。
「ごぶごぶ」という番組で、ダウンタウンの浜ちゃんも
絶賛していたとのことでした。
ぜひ一度ご賞味下さい。ネットから買えるみたいです。
このブログの左側にも貼り付けておきました。
TIMEX腕時計と陳麻婆豆腐の間です。
ホント美味しいですよぉ〜!!!

ではまた!
posted by まさやん at 07:57| 大阪 | Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月31日

うまくいかなくなったら、基本に戻って開き直ろう

7月26日(金)は、駒ケ根の石井先輩の、第?回目の大阪遠征
でした。
僕が高槻に引っ越してからは2回目となります。

通常のパターンですと、土曜の夕方泊まりに来て練習して飲んで
翌朝、のんびり目に帰られるのが多かったのですが、今回は
石井先輩のバドの体調がイマイチということで、Hiwakaiの練習
には参加されず、その代わり金曜の夜から来て、飲んで泊まって
翌日は、四条畷バド講習会に参加頂く、というスケジュールと
なりました。

香里園在住の時は、飲み屋さんには事欠きませんでしたが、高槻
いや、大和となると、まず飲み屋さん自体が歩いていける範囲内
にはありません。

先輩は19時半くらいに大和に到着され、到着直後、缶ビールで
乾杯して、さてこの後はどうしようということになりました。

摂津富田駅まで出ていくのも面倒なので、僕は、以前真兄さんと
一緒に飲んだ、高槻赤十字病院入口交差点前の、こじんまりした
焼き鳥屋さんをチョイスして、タクシーで移動しました。

そこは、おやっさんとバイトくん二人でやっている小さなお店で
お客は、まず九分九厘がジモッティと目される、庶民向けのリーズ
ナブルな焼き鳥屋さんでした。

階段を登ってドアを開けると、予想に反して、お店はカウンター
席もテーブル席も満員でしたが、運よくお座敷は空いていたので
僕らは滑り込む形でそこに入らせてもらいました。
まるで予約していたかのようでしたので、ラッキーでした!

その後、また数人が来店し、僕らの隣に入ってこられて、つまり
そのお店は、もうどこにも入るスペースがないほどの満員御礼と
なりました。

僕はバイトの若いにーちゃんに

「めっちゃ繁盛してますね〜!」

と声を掛けたら

「いや、こんなん、一年に一回あるかないかですよ」

との冷めた返事でした・・・

確かに、僕がそのお店に行ったのは、前回は一年前だと思われ
僕の来店頻度を考えると、そういう意味では、確かに一年に一回
というのも頷けるのでした。

そこでのお勘定は、またまたまたまた・・・石井先輩のオゴリ
でした(^^;
石井先輩、毎度のことながら、毎回本当にありがとうございます。

少し飲んで盛り上がってきた僕は、少しだけ歌いたくなってしまい
ました。

そのお店から道を挟んで至近距離には、やはり兄と以前訪れた
カラオケスナック「アミッチ」があります。

このアミッチは、おかみさんが一人で趣味でやっているような
お店ですので、営業日もおかみさんの気分次第・・・
夜に、アミッチの前を車で通っても、電気が点いていない、つまり
営業していない日も数多くありました。

しかし幸いにも、その夜は営業していたことは、焼き鳥屋さんに
入る前に、ネオンが点灯していたのを確認済でした。

前回アミッチに入った時は、お客さんはおらず、おかみさんが
一人でカラオケを楽しんでいる場面に遭遇し、おかみさんもだと
思いますが、こちらも少し恥ずかしくなったのを覚えていました。

今回は違って、ジモッティのおじさん4人が、貸し切り状態で
それぞれお酒と歌を楽しんでおられました。
ああいう雰囲気はいいもんですねぇ。
きっと、毎週集合して、飲んで歌って解散して、を繰り返して
おられるのでしょうね。

僕が真兄さんと飲んだのは約1年前でしたので、その時に入れた
ボトルが残っているか聞いてみたら、しっかりキープしてくれて
いたのには感動しました!

そればかりでなく、1年前に一度ふらっと訪れただけだったのに
おかみさんは

「覚えてますよ!大和の方ですよね」

とおっしゃられたのには、その記憶力にジンと感動してしまい
ました。
さすがはプロ、でもいくらプロでも、そしてあまり営業していない
お客さんが少ないアミッチでも、1年前の一見さんの住まいを記憶
していたのですから。

しかし、アミッチのあのロケーションから、お客さんはたいがい
大和の人なのかもしれず、大和と言っておけばまず当たるという
高い確率に賭けたトークだったのかもしれませんね(^^)

占い師の「あなたは、人間関係で悩んでいますね?」という
誰でも該当する問いかけのようなトリックだったのかも、です。

それでも僕が嬉しかったのは言うまでもありません。
そこからお酒のペースは上がり、真兄さんが入れてくれていた
ボトルも、順調に消費していってかなり出来上がってしまったので
またタクシーを呼んで家に戻り、石井先輩の為に購入していた
芋焼酎「富乃宝山」で乾杯し直しました。

しかし、その当日!早朝から見市と海に繰り出していた僕は
疲れからかいや、体質的に眠たくなってしまい、何度も瞼を閉じて
大あくびを繰り返すような、瀕死の状態に陥っておりました。

それを見かねた石井先輩は、優しくも

「マサ、もう寝ていいよ」

と、時折見せる僕の白目ひんむいた表情に、たまりかねたのかも
しれませんが、先に寝ていいと許可してくれました。

「でも先輩のお布団を敷かないといけないので」

「いや、これ(ソファー)でいいよ!」

と、先輩は布団を敷かなくてもいい、とおっしゃったのです。

「いやいや、せっかく泊まりに来られて、お布団敷かなくては
僕の沽券に関わります!」

と言おうと思ったのですが、その言葉は、僕の睡魔に完敗し

「マジですか!すいません。ではおやすみなさ〜い」

という、調子のいい後輩の軽口に、姿を変えてしまったのでした。

家に泊まりに来られた先輩のお布団を敷かない後輩・・・
これはハッキリ最悪ですね・・・(^^;
石井先輩、本当にすみませんでしたm(_ _)m
次回はキッチリお布団敷きます。いや、予め敷いとこう。


翌朝早く目覚めたので、起きて石井先輩の様子を見に行ってみると
先輩は大きな体を複雑な状態に折りたたんで「これはきっと手の
血が止まって痺れてるわ・・・」というような体勢で熟睡されて
おりました。
その窮屈すぎる姿を見て、僕の罪悪感はさらに増大しました。
石井先輩、重ねてゴメンナサイ・・・



翌7月27日(土)は、既報の通り、四条畷サンアリーナにて
バド講習会に参加してきました。

この講習会は、毎年この時期に恒例で開催されており、僕は橋本
会長から早め早めの依頼を受けておりますので、毎回講師として
参加させて頂いている次第です。

例年は岩城ハルミさん(鴻原春美さん)、見市昌弘、そして僕と
いうコーチ陣で対応していましたが、既報の通り今年は、下記の
豪華なメンバーとなったのでした。

岩城ハルミさん、宮崎正美さん、水井妃佐子さん、見市武史
まさやん、そして石井先輩!

例年の、岩城さん、見市昌弘、そして僕の布陣でも、なかなか
相当なメンバーだと自負するところなのですが、今年は岩城さんの
同級生宮崎さん(IH複9位)、元五輪代表の水井さん、西日本学生
複BEST4の見市武史、加えてバドコーチ4級の石井先輩も加わった
体制は、過去最強とも言える珠玉のメンバーだったと思われます。

今年も岩城さんメインで講習会は進められました。
受講者は、ほとんどが中学生で、しかもその大多数が初心者でした
加えて、参加者総勢115名の大人数でしたので、例年ですと指導に
行き届かない部分も垣間見えたのですが、今年は受講者の意識が
高く、与えられた練習を本当に一生懸命頑張っていたので、とても
有意義で内容の濃い講習会になったと思われます。

途中、模範試合ということで、男子中学生VS見市武史・水井さんの
ダブルスと、女子中学生VSまさやんの対戦がありました。

男子中学生も女子中学生も、なかなかの実力で、点数はそれなりに
競り合う好ゲームとなりました。

まずはダブルス。相手は中学生ながら、なかなか力強くキレのある
スマッシュを放っておりました。
もちろん、講師陣の方が強いのですが、それでも点数的には競り
あっていたこともあり、中学生のミスに水井さんが

「ラッキー!」

と言っていたのが面白かったです。

ゲーム後半で、余裕が出てきた武史は、ロングサービスを打って
「スマッシュゥ!」と、中学生にスマッシュを打たせて、それを
涼しい顔で余裕のレシーブを見せようとしていましたが、数本目に
レシーブミスしてたのには吹き出しました(^^)

DSCN1639.JPG

僕と対戦した女子中学生は、キツかろうと思われるラウンド奥への
ドリブンクリヤーも、しっかり体を入れて、さらにクリヤーで
弾き返してきたので、僕もなかなか良い体勢になれず、半身で
取らざるを得ないほど、強い体と足腰をしていました。
そして2度ほどは、マジでノータッチエースを食らいました・・・

あの女子中学生(森山さん)は、かなり強くなると思います。
今でも十分強いですが(^^)
また性格も素直で真面目で前向きかつ、とっても可愛い子です
ので、オグシオに次ぐアイドル選手に成長することを期待して
おります!

講習会後の講師陣です。みな、やり遂げたという良い笑顔をして
いますね!(って、僕が笑顔を強制したかも・・・)

DSCN1644.JPG

みなさんお疲れ様でした。そして石井先輩、ありがとうござい
ました!
また次回は、体調を十分に整えて、練習も参加されることを期待
しております。



そしてその翌日は、全国小学生大会の大阪予選でした。
場所は四條畷学園の体育館です。

僕は田原スマッシュBCの臨時コーチとして、岩城さんから試合の
立会いを求められておりました。

この大会で3位までに入ると、近畿大会への出場権を獲得できます。
僕は、まだ5回くらいしか田原スマッシュの子供達を指導して
おりませんが、それでも深い関わりがあるので、一人でも多く
3位以内に入ってくれたら!と期待しておりました。

小学生なので、みな本当に小さいのですが、みな頑張ってコート内
を動き周り、中には小憎らしいフェイントまで駆使するつわものも
居たりして、それなりに白熱のラリーを展開して、コーチ席に
座る僕も、思わず握るこぶしに力が入ってしまうほどでした。

会場には知り合いも多く、枚方殿一の生田さん、ILLCの小山くん
OHHAMAの山岸くん、箕面クラブの三坂くん、一緒に練習もしている
堀田さん、そして茨木の庄栄小で息子さんとともに練習させて
頂いているむらやんさんなどが居られました。
みなさん、見えないところでジュニア指導を頑張っておられるの
ですね。

肝心の試合結果ですが、田原スマッシュBCからは、4年生の男子が
唯一3位となって近畿大会出場を決めたのが精一杯でした・・・
まだ、その子だけでも行けたのは良かったですが。

試合後、岩城さん、宮崎さん、岩城さん娘さん(杏ちゃん)と
四條畷駅前のパン屋さんで、少しお茶しました。

その時の話題は、今の練習の雰囲気を何とかしなければ、という
ことでした。

田原スマッシュBCの子供達は、みなバドミントンが大好きで
明るく楽しく、そして一生懸命に頑張ってはいるのですが
こういう試合本番で実力を発揮できず、負けて泣いているという
のは、やはり練習での真剣度、つまり試合で勝つことを目標に
できていないのではないかと思ってしまいます・・・

試合で泣くのではなく、練習で泣いて、試合では笑う。
厳しい練習を、歯を食いしばって頑張って培った実力こそが
試合の競り合ったところでの、強さとなってくれるのでしょう。

正直、バドミントンの場合、試合をする前には、結果は決まって
いると言っても過言ではありません。
21点3ゲームという長丁場の戦いとなると、偶然の要素は限りなく
少なくなって、長いラリーを経てくると、最終的には実力通りの
結果に落ち着くのが普通ではないかと思うのです。

試合で勝つ子は、やはり高い意識を持って練習に取り組んでいます
勝つばかりが良いとも言いませんが、負けて泣くくらい悔しいと
いうのであれば、その悔しさを練習にぶつけて、実力をつけて
リベンジしたらいいと思います。

負けるのは実力が無いからなので、そこで泣いてもどうにもなり
ません。
と言っても、小学生だから、普通に悔しくて泣いちゃうんでしょう
けど・・・
卓球の愛ちゃんも小学生の頃は泣いていましたが、今では堂々
日本のエースに成長しました。
そういう例もあるので、泣く悔しさ自体は持ってるくらいが良い
のかもしれませんね。

僕はこれからも、あまり詰めて田原スマッシュBCの指導はできない
のですが、縁あって関わることになったからには、僕の持てる力を
十二分に注いで、実力もさることながら、彼らの意識改革に取り
組んでいけたらと思っています。
岩城さん、宮崎さん、今後ともよろしくお願いします!



では、バドの話。


<うまくいかなくなったら、基本に戻って開き直ろう>

これは小学生の試合を見ていて感じたことです。

僕はコーチ席について、ある男の子の試合を見ていました。

その子は第一ゲーム、競り合いながらも、何とか頑張って先取
しました。

しかし、第二ゲームに入ると、勝ちに色気が出てきたのか、彼の
プレーが明らかに単調で雑になって、第一ゲームとはまるっきり
別人になってしまったのです。

サーブは慌てて打ってはミスるし、スマッシュが真ん中に集まり
いいようにレシーブされ、またコースを狙ったら思いっきりアウト
になる始末・・・
第一ゲームであれほど頑張って集中していたのに、やることなす
こと空回りで、何をやっても上手くいかなくなってしまい、点差も
開く一方でした。彼は第二ゲームの途中から、泣きながらプレー
していました・・・

つまり、どうやったらよいのか分らない、自分に自信が無くなり
パニック状態に陥ってしまっていたのです。
そんな状態では、普段の実力を発揮などできるはずがありません。
彼はハッキリ自滅の形で、後半はいいところないまま、負けて
しまいました。

第一ゲームを競り合って取れたのですから、負けたとはいえ
相手の子と、それほど実力差はありません。
ですので、これは完全に気持ち・精神面の崩れからきた「自滅」
です。
自滅、という言葉を辞書で引いたら、この試合が出てくるんじゃ
ないか!?と思えるくらいの典型的な自滅でした。

その時に僕がアドバイスした内容は

「サーブを奥まで飛ばして、クリヤーもしっかり奥まで飛ばして
いこう」

でした。

その子は、パニックになってからは、早く決めに行こう行こうと
し過ぎて、攻め急いでコースが非常に単調になり、またミスも
連発していたので、まずはしっかり奥にシャトルを打って、相手
を動かしていこう、と声を掛けました。

残念ながら、一度パニックになった子供は、僕のアドバイスでは
いつもの状態に引き戻すことはできませんでしたが、それでも
少しはハイクリヤーを奥まで打とうとして、それがキチンと
打てていた時には、相手からは厳しい攻めはなかったのでした。

まあ、これは小学生の場合ですが、中学生、高校生、大学生、いや
社会人でも、周到に準備して目標にしてきた大事な試合で、普段の
実力が発揮できず、何をやっても上手くいかなくて、心が乱されて
全然ダメな状態になってしまうことはあると思います。

ここで大事なことは、その狂った流れを引き戻すことにあります。
その方法が「基本に戻ろう」なのです。

シングルスで言うと、クリヤーをキッチリ奥まで飛ばして、相手を
四隅に振ること。
ダブルスの場合は、あまり上げないで、こちらが攻撃している時間
を長くすること。大振りしないこと、などでしょうか。

基本=(イコール)セオリーです。
セオリー通りにプレーして、ものすご〜く一方的に悪い状態になる
とは思えません。
上記の子供のように、あまりに実力差以上に流れが悪くなって
失点を止められないような状況は、やはり何か基本から外れた
おかしな状態に陥っているのです。

試合中に、それを自分で修正するのは難しいかもしれませんが
これも経験値の一つだと思います。
小学生には無理でも、自分で判断力を持った中学生以上であれば
悪い流れを断ち切って、基本に戻り、決め急がずに丁寧なラリー
を心がける、という方針にチェンジしてみたら、それに伴って
点数の流れも変わってくるものと思います。

試合中に自分で流れを変えられる、というのは、重要な能力です。
それができなければ、勝率はとても低くなってしまいます。

また、悪い流れを断ち切り、試合運びを変える、というのことに
加え

「開き直る」

というのも、とても大事な心の持ち方だと思います。

この開き直り方ですが、僕の場合は、相手の強さを認めて

「これは勝てないかもしれないなぁ・・・でも相手は強いから
負けてもしゃあないわ。とにかく一点でも多く、1ラリーでも多く
取ろう!それで負けても仕方ないから、一本ずつ丁寧に一生懸命
やろう」

という風に思います。

勝ちたい!負けたくない!と思うと、手が縮こまりプレーも伸び
伸びできなくなります。
その状態だと、さらに望まない結果に近づくことになります。

負けるのは誰だってイヤですが、負けを恐れ、怯えるばかりに
自分自身に負けてしまっては、結局試合にも負けてしまうだろうし
またそういう負け方は、非常に後に尾を引くものです。

「負けてもしゃあないから、一生懸命やろう」という考え方は
開き直るのに役立ち、伸び伸びプレーができる原動力となります。

ただ、これは競り合えるような実力均衡の相手との戦いにおいての
考え方にすぎません。

やはり基本は、練習して実力を養うこと、に尽きます。

「練習では体全体を使って120%の力で振りなさい。
試合では80%でいい」

これは世界の王さんが、内川選手(Softbank)にしたアドバイス
です。
このアドバイスをきっかけに、内川選手が首位打者のタイトルを
獲得したのは記憶に新しいところです。

練習はがむしゃらに、試合では余裕を持って。

こんな風にプレーできたら、好不調の波はさざなみ程度に収まる
のではないでしょうか?

練習あるのみ!ですね。

***************************

本日は、茨木市の庄栄小学校で練習して参ります。
ここは見市武史が発見!?した練習場所ですが、今では僕が単独
で行くことが殆どです。

ブログのコメントで、飲み会への熱いお誘いを頂いていたのは
ここの練習で知り合った北摂クラブの方々なのでした。

大和の家まで迎えに来て頂いて、また帰りも送って頂ける状況では
行かない理由がなくなってしまいました(^^;

それでは遠慮なく甘えさせて頂いて、いつものようにギン飲み
したいと思います(^^)



今週土曜日は、奈良県宇陀市にて、宇陀市バドミントン協会主催の
講習会に参加して参ります。
これは、ブログ読者さんの上田さんからお声掛け頂いたものです。
上田さん、貴重な機会を頂きましてありがとうございました。

この講習会の講師は、何とあの全英複3位の飯野佳孝さんです。
宇陀市の企画で飯野さんを招へいしたそうですが、ありがたい事に
僕にもお声掛け下さったのでした。

飯野さんは、一般向けの指導もされておりますが、指導者向けの
講習会も行われており、レッスンプロを標榜するまさやんとしても
多くを学べる良い機会だと楽しみにしております。
当日は、飯野さんの著書「バドミントン教本 基本編」を持参し
サインしてもらおう、じゃなくて、文中の疑問点について質問
してきたいと思います。

講習会は14〜22時!の長丁場です。
と言ってもぶっ続けではなく、夕方に2時間休憩が入り、夜の部が
指導者向けの講習会となるそうです。

僕は翌日朝からなみはやドームで、大阪社会人リーグの本部協力
があるのですが、せっかくの機会なのでぜひ上田さんと乾杯を!
ということで、宇陀市の名湯宿泊施設「美榛苑」に素泊まりする
ことにしました。

若干ハードなスケジュールですが、なんのなんの、人生一度です
からね!
やりたいと思ったことは、躊躇せずにやる!
この精神でこれからもいきたいと思います。
僕が今最もやりたいこと?
ラスちゃんに「ラスちゃん」って言わせることです!?

ではまた!
posted by まさやん at 16:45| 大阪 🌁| Comment(7) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月26日

前衛の注意点

ここ数日、猛暑が続きますね。
部屋の中で防寒着を着ていたのが、夢か幻想のように思えるくらい
世の中は夏本番、真っ盛りという厳しい暑さが続いています。

暑いから更新が遅い、というわけでもありませんが、最近何かと
バタバタしており、落ち着いてキーボードの前に向かう時間が
なかなか取れなかったのでした。

さて、そんな中でもお伝えすべきネタは溜まっておりました。



まずは、初ホタル!?です。

前々回の記事で、枕草子の一節を何年かぶりに思い出して書いて
みました。春はあけぼの、でしたね。

その第二段落は、夏で、こんな出だしでした。


夏は夜。月のころはさらなり、やみもなほ、ほたるのおおく飛び
ちがひたる。


つまり、夏にはホタルが趣き深いと、古(いにしえ)の清少納言も
感じ入っていたというほど、ホタルは夏の夜を彩る風流な風物詩
として、日本人の心に平安の昔から浸透していたという訳です。

ところが何と、僕は48歳の今日に到るまで、お恥ずかしいことに
ホタルを見た事が無かったのです・・・(^^;

高槻市は、高槻駅の周辺などは、立派に開けている都会ですが
京都との府境近辺は、奥深い山林となっており、手つかずの自然
溢れる、緑豊かな地区もたくさんあります。

そのひとつが、僕が大好きな樫田温泉付近なのですが、ある日
何の気なしに、樫田温泉のHPを眺めていたら

「ホタル観賞会」

という文言が目に飛び込んできたのです。

僕はホタルは見てはみたかったものの、見るためには相当水が
綺麗な山間部や農村地区に行かなければならないと思っていた
ので、そうまでして、という億劫さから、初ホタルは自らお預け
にしてしまっていたのでした。

しかし、見られるのが市内、しかも車で約30分の距離となると
僕の億劫さもかろうじて好奇心が凌駕します!?

ということで、6月28日(金)に、オデッセイをかっ飛ばして
高槻奥地の樫田温泉まで繰り出してきたのでした。

到着後、すぐに係の方に「鑑賞会はどうすればいいのですか?」
と聞いたところ

「それは、ここでお食事をされた方にサービスとして提供して
いる企画なんです」

「えっ!では今から食事をしたのではダメですか?」

「もう食事は終わってるのでダメですね。でも、見られる場所を
お教えしますよ。我々もそこにお客さんを連れていっているので」

と、親切に教えて頂いた場所が、「高槻の奥座敷」の異名を取る
「二料山荘」付近の田んぼとのことでした。

二料山荘
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/kakuka/sangyou/nourin/oshirase/1338286039458.html

言われた通りに車を走らせ、電灯もない真っ暗で曲がりくねった
細い山道をゆっくり進んでいくと、カーナビで二料山荘の表示を
過ぎた付近に、田んぼがひろがる開けた場所にたどり着きました。
道路の脇には、ホタル観光客らしき人達の集団がおられたので
そこが待望のホタル観賞ポイントであることは分りました。

邪魔にならない場所に車を停め、皆さんが眺める田んぼの方を
見てみると・・・

居た、居た!空中を優雅に舞う小さな光が、あそこにもここにも
たくさん見られました。感動の、人生初ホタルです!

ホタルシーズン後半でしたので、乱舞という表現には値しないの
ですが、それでも見渡す限り、どこにでも見られるくらい多くの
ホタルが、おぼろげな点滅を繰り返しながら、ゆらゆら浮遊する
姿は、確かに夏の風物詩でした。(って初ホタルのくせに・・・)

僕は48歳であることも忘れて!?「飛んでる飛んでる!」と
何とかの一つ覚えのように繰り返し、漆黒の闇を彩る天然の淡い
イルミネーションに、しばし時間を忘れて見入っておりました。
ホタルの光は約一秒ごとに点滅を繰り返し、何かGPS信号の受信
ペースを彷彿とさせました。その辺の感性が現代人ですね。
これでようやく、ホタルを見れずに死ぬ!?ことが回避できて
良かったと思いました。



7月5日は、第?回目の武史、三宅さんとのゴルフでした。
ゴルフ場は、いつもは定番のあいがわカントリー(家から10分)
でしたが、武史が、たまには気分を変えましょう、ということで
少し離れた茨木国際ゴルフ倶楽部となったのでした。

茨木国際は、彩都の隣に位置しており、近くには早稲田摂陵高等
学校があるロケーションです。
少し離れた、と言っても、家から30分も掛からない至近距離なの
です。
この便利さを味わうと、もう関東ではゴルフできないって感じです

彩都のそばだけあって、コースは小高い丘陵地帯に展開されており
そこからは大阪の都心を一望できる、景色の素晴らしいゴルフ場
でした。

DSCN1563.JPG

ラウンド前にレストランで武史と生ビールを乾杯して、勢いを
つけて臨んだ注目の僕の第一打は、マン振りにもかかわらず
推定飛距離約30ヤードの大チョロでした・・・(^^;

しかし、第二打の4番アイアンはナイスショット!
そして、第三打の3番ウッドも奇跡的なナイスショットでパーオン。
さらに、5m強の長めのバーディーパットもまぐれで沈め、一打目
からは予想もできない痛快なバーディースタートとなったのです。

ゴルフは前回のラウンド(4月)から、クラブも握っておりません
でしたが、望外のバーディーで、ほろ酔い気分はエスカレートし
次の茶店でも当然のビール補給、昼食ではビール&焼酎水割りと
調子に乗ってアルコールを摂取しまくっていたら、気が付けば
OB三連発にロストボール、池ポチャにチョロと、本来の実力通り
となってきて、最終的には105という、どうということもない
スコアに落ち着く結果となったのでした。

ちなみに三宅さんは102、武史は108で、最近はこの順位で固定と
なりつつあります・・・(^^;

DSCN1559.JPG

7月7日は七夕さんでもありますが、大阪社会人クラブリーグ戦の
初日でもありました。

僕はメンバーの調整上、Bチームとなっており、その初戦は大阪の
南端ともいえる熊取ひまわりドームが会場でした。

メンバーの調整上、というのは、Aチームのリーグ二日目が日本
スポーツマスターズの日程とバッティングしており、となると
見市と僕の二人とも抜けるのはマズいだろうということで、僕が
Bチームに行き、Bチームの予定だった武史がAチームに上がったの
でした。

ちなみに、その日は郡市の本戦でもあり、大阪の大事な試合が3つ
も重なっているのは、もうちょっとどうかならんかったのかなぁ
と思いました。
郡市茨木一般2部チームは、宮本さんと早水さんも抜けてしまう
ので、相当な戦力ダウンになってしまいますね・・・

そういう高槻一般2部チームも、本戦は僕が不在で、武史もリーグ
があるので、似たような状況ですが・・・

ただ、リーグ戦の会場は高槻の芝生(しばふ、ではなく、しぼう
と読みます)体育館で行われるので、郡市本選の会場が吹田と
近いことから、武史は当日、掛け持ちも視野に入れているみたい
です!?

さて、わがHiwakai Bチームのメンバーは、勝山、勝田、小野
浦川、僕に加え、今回がデビュー戦となる新規加入の井上さん
という布陣でした。

結果から言うと、初日は1勝1敗でした。
Yクラブ(B)には2-1で勝利!
そして、箕面クラブ(B)に1-2で負け・・・でした。

Yクラブには、勝山・勝田で勝ち。正岡・小野でファイナル勝ち。
ここで勝利は確定しました。
続くシングルスは、40代の強豪、永田一郎くんに対して、うちは
最近妙な形に髪を伸ばし、無精ひげづらとなって、その風貌は
完全に「ジミ・ヘンドリックス」と化した、浦川が挑みました。

浦川は20代前半と若いのですが、全然練習していないとのことで
序盤こそ互角のラリーを続けていましたが、徐々に体力を消耗し
始め、後半は目に見えて動きが遅くなり、またラリーの途中で
苦しさを臆面もなく表情と態度に出す情けなさで、0-2での完敗と
なりました・・・

リーグ戦、つまり団体戦であるからには、他のメンバーに対して
もう少し責任感を持ってほしかったなぁ・・・
つまりは、勝てずとも、試合中に顔を歪めて腰を折るような体力
で臨むのではなく、せめて頑張って諦めずに立ち向かえるだけの
体力を培う練習は積んでおいてほしかったということです。

その試合内容から、勝山リーダーは、次の試合は浦川はメンバー
から外し、最年長の僕がシングルスに回ることになりました。

続く箕面クラブ(B)は、バド界のイケメンかつナイスガイの
射場くん擁する若手中心、といっても30代半ばメインのチーム
でした。

まずは勝山・勝田のカツカツコンビは、射場・サウスポーペアに
第二ゲーム後半食い下がりながらも、実力差は埋めがたく0-2で
負け。

続く井上・小野ペアは、ショットは力強いものの攻撃が単発で
打って前に詰めたり、返球に備えていないケースが多く、となると
どうしても対応が遅れ気味となり、ミスも連発する悪い展開で
それでも少し競りましたが、相手の攻撃力を受け切れず0-2で負け
てしまいました。

小野くんは、レシーブをほとんどロングリターンするばかりで
ドライブ打って前に出るという動きをしないため、結局は上げて
ばかりなので、相手に打たれ続けて、最終的には決められるという
悪い流れを断ち切ることができませんでした。

井上さんは、Hiwakai加入後、初のリーグ戦だったので、さぞかし
緊張して固くなっていたのかと思いきや、意外にも「緊張はして
いませんでした」とのこと。
井上さんの場合は、何と言ってもUnforced error、つまり凡ミス
が多すぎました・・・(^^;
これは普段の練習からちょっとそういう傾向が多いので、普段の
練習から、試合を想定して真剣に取り組むことで、少しずつ改善
していくものと思われます。

さて、ダブルス0-2で勝負の決まった状況ですが、リーグ戦なので
ポイントを取っておくことは重要です。
ポイントのためにも、また一矢報いるためにも、僕は真剣に戦い
ました。

相手は知らない若手でしたが、2-0で勝って気が抜けていたのか
あまり勝負に執着心が見えない様子でした。
その試合は、Hiwakaiチームを北摂クラブの女性陣も応援して
くれていたので、だからというわけではないですが、僕だけは
頑張って2-0の大差で完勝しました。

まあ1回勝ったので、降格は無いかな・・・

ただ、次回のリーグ戦には、僕は所用で参加できませんので
残りのメンバーで頑張ってもらうしかありません。
きっと「イノシシ勝山」が、イッた目で袖をまくり上げて、一心
不乱にスマッシュ連打して健闘してくれるものと思います。
頼むぞ!カチュ山ぁ!


そういえばその日は、ILLCの、いや日本屈指のプレーヤーである
クッシ―宮本さんも会場に居られました。
相変わらず、見た目も存在感もビッグそのものです・・・(^^;
僕が座っていたところに来られて、僕の隣に腰を下ろされました。

かつて、僕が宮本さんに負けた直後に、広い舞洲アリーナのどこ
にでも座る場所があるにもかかわらず、あえてわざわざ僕の隣に
座ってきて

「おう、お疲れ。お前らのダブルスはだいぶ形になってきてるよ!
しかしな、穴や、穴。お前らのダブルスには穴があんねん。
俺にはそれがよおく見えるんや。俺はその穴を的確に突いている
だけや!穴や、穴」

と、完全に上から目線で、穴、穴と連呼する痛恨のアドバイスを
食らった!?時に、その場の雰囲気は似ていました。

宮本さんは、バドミントンショップ ラブオールの代表ですが
この度バドミントンのレッスンDVDも制作・発売されたのです!

このことは巷では話題沸騰!?のネタとなっておりますが、宮本
さんによると結構売れているそうです。
僕は、宮本式のフォーメーション理論は、じっくりお聞きした事が
ないので、その内容についての言及は避けますが、何よりも宮本
さんの実績と人望(・・・人柄かな・・・)こそが、その内容に
磐石のお墨付きを与えるのではないでしょうか。

宮本さんは、当初、自由業!?の僕に、そのDVDを販売してほしい
と思っていたそうですが、僕もDVDを制作する予定であると聞いて
やむなく断念。残念そうにしておられました。

その他バド関係のお話をいくつか交わして、今後ともよろしく
お願いしますと、周辺に居たHiwakai Bチームのメンバーにも頭を
下げさせたのでした!?

宮本さんとのツーショットです。存在自体がビッグですなぁ。

DSCN1602.JPG

そして7月11日は、僕にとって非常に大事な運命の日となりました。
こんぱまるさんに預かって頂いていたラスちゃんを遂にお迎えする
日なのです!

ラスちゃんの誕生日は3月15日で、生後3ヶ月にはお迎えできますと
聞いていたので、6月中旬頃には毎日ソワソワとこんぱまるさん
からの電話を心待ちにしていたのですが、期待に反して、運命の
電話はなかなか呼び出し音を鳴らしてはくれませんでした。

「7月中旬やと4ヶ月やん・・・」とブツブツ言いながらのある日。
ついに僕の携帯に「こんぱまる」の表示とともに、待望のお迎え
コールが鳴り響いたのです!

僕のテンションはマックスに上昇し、次の瞬間には、予め購入して
いた大型ケージを手にいそいそと車に乗り込み、大東市のこんぱ
まるさんまで、やや飛ばし気味に急いで向かったのでした。

僕の興奮をよそに、ラスちゃんはクリっとした可愛い目をきょとん
とさせていて、これからの環境の激変に対して、無防備・無頓着
そのものの状況でした。当たり前ですけど・・・

DSCN1606.JPG

ラスちゃんのお迎えには、ラスちゃんだけというわけには参り
ません。
数か月分のエサとおもちゃ、そして実は移動用の小型キャリーも
必要(大型のケージだと暴れて怪我する恐れがあるそうです)だ
とのことで、ラスちゃんのお値段と共に結構な出費となりました。
当日の購入品です。大量です・・・(^^;

DSCN1603.JPG

そして家に到着し、新品のケージにラスちゃんを入れてあげたら
ラスちゃんは、慣れない環境に戸惑いを隠せず、ケージの柵を
落ち着きなく上下左右に移動しまくっていました。

買ってきたエサをセットしてあげて、綺麗なお水も入れてあげて
ストレスを与えないようにしばし遠目から観察していましたが
やがてラスちゃんは、エサの存在に気づき、一生懸命ついばんで
くれていました。これでホッと一安心です。

ラスちゃんとの念願のふれ合いは、家にお迎えしてから3日間は
我慢すべしとのことでしたので、その日はケージの離れた所から
そっと見守るだけにしておきました。
でも、カ〜ワイ〜イ!

その後最近では、一日に一度は放鳥(ケージから外に出すこと)
してあげて、つかの間ながら極上の癒しタイムを一緒に満喫して
おります。
面白いのは、ケージの中に居る時には、僕の居る側のケージに
寄ってきてしがみついてるのですが、ケージから出してあげて
僕が指を差し出すと、大慌てで後ずさりして逃げていくのです。
それ以上下がれなくなると、諦めて!?指に乗ってきますが。

ラスちゃんは、自分で自分をカキカキするのが大好きです。
時折、器用に足を首に回して、カキカキしてはうっとり目を細めて
おります。これも、カ〜ワイ〜イ!
しばらくはラスちゃんオンリーとなってしまいそうです(^^;

2013-07-17 13.59.14.jpg

7月14日は郡市対抗団体戦でした。
会場は、高槻市の古曽部(こそべ)防災公園体育館でした。
そこは、高槻駅の北側に位置しており、由緒正しい上宮天満宮の
すぐ北東にある、結構立派で新しい体育館なのでした。

僕は高槻市一般2部、つまり40歳以上のチームで出場しました。
山川さん、野牧さん、見市武史も一緒でした。他のメンバーは
・・・あまり知りませんでした(^^;

高槻市は三島地区に属し、その他は茨木市、吹田市、島本町と
4つの市・町とで本戦出場を掛けて戦うのです。

通常は4チームのうち、2チームのみが本戦への出場権を得られる
のですが、今年は、本戦が吹田市開催ということで、吹田市は
無条件に出場できるため、4チーム中3チームが行けるという
むしろ、本戦に行けないチームが選ばれるかのような状況でした。

初戦は茨木市。ここは松口さん、宮本さん、早水さん、小山くん
と強豪メンバーが揃っており、ダントツの優勝候補でした。

第一ダブルスは早水・小山ペア。わが高槻市ペアは塩見さん
(だったか・・・)のダブルスでした。
これは厳しいとは思っていましたが、高槻ペアが大健闘し、第一
ゲームは17点くらいまではリードする展開でした!
これは茨木ペアがバタついていたのも大きいですが・・・

しかし、一旦追いつかれ、逆転で第一ゲームを落としてからは
実力通りとなり、第二ゲームは半分くらいに抑え込まれての完敗。

続く第二ダブルスは、ベテラン松口さんとクッシ―宮本さんという
ビッグ過ぎるペアに対し、高槻は大阪総合55歳複チャンプの野牧
さんとどなたか(・・・スミマセン)の対戦でした。

宮本さんの気合い十分、大声をあげてのスマッシュ連打に押され
返球の浅くなったところを松口さんの確実なプッシュで仕留め
られて、これはどうにも歯が立たない感じで負けてしまいました。

ここで勝負は決まってしまいましたが、これまたリーグ戦ですので
第三ダブルスの僕と武史は普通に頑張って、一矢報いる1勝を返し
ました。

続く島本町戦では、力の差が大きく、ここは問題なく3-0での完勝
となりました。
そしてその時点で、本戦出場は確定しました。無念のベベタは
島本町となりました。

最終の吹田戦は、第一に回った僕らは第二ゲームで少しバタついて
ファイナルへもつれ込むも、最後は半分くらいの完勝でした。

続く第二ダブルスは、吹田は塩野義の佐藤さん、そして阪急電鉄の
大野さんという実力者ペアです。
対する高槻は、野牧さんと山川さん(Pana)で、年齢的に山川
さんが少し厳しいかと思われましたが、果たしてその心配は的中
の形となりました・・・

山川さんは一生懸命スマッシュを打つのですが、いかんせん少し
威力が足りないのです。
そして野牧さんは、シングルスライクにクリヤーやロブを多用する
球回しなので、果敢に攻撃してくる佐藤さん、大野さんペアに
終始押される形で、試合もリードすることなく押し切られました。

勝負の第三ダブルスは、吹田は阪急の佐藤さん、?さん(パワー
強い!)と、塩見さん、?さん(ゴメンなさい)との対戦でした。
これは、完全に力の差が大きく、強烈な攻撃力で高槻ペアは
防戦一方、いや、防戦さえも不可能なまま、0-2での完敗となって
しまいました。

これで吹田にも1-2で負け。わが高槻市一般2部チームは、4チーム
中3位という滑り込みでの本戦出場を果たしたのでした(^^;

ちなみに、一般男子、一般女子、一般女子2部とも、全て優勝は
高槻市でした。僕らだけ3位というのは肩身が狭かったです・・・

P1080294.JPG

武史と話していましたが、当日は、試合後に飲もうということで
僕はバス&徒歩で移動していました。
武史はなんと体育館まで自転車で来てました。
古曽部体育館は、駅から歩くと結構距離があり、また後半に猛烈な
登り坂があったので、僕も武史も到着時には汗だくになってしまい
ました。

ですので、試合後そのまま飲み屋に直行かと思いきや、試合終了
時刻が16時で、飲み会が18時からだったので、一旦家に帰ることに
なってしまいました・・・
それなら、汗だくになって、1時間半も掛けてバス&徒歩じゃなく
車でスイ〜っと行けば良かったなぁ。

僕は車で家まで送ってもらえましたが、武史は夕方から振り出した
豪雨の中、びしょ濡れになって自宅に戻ったみたいです。

飲み会の場所は、阪急高槻市駅近くの「暁」(あかつき)という
ちゃんこ鍋屋さんでした。

http://www.akatsukichanko.com/particular.html

なぜか2部男子チームのみ到着が早かったため、全員の到着を待つ
のも何なので、乾杯の練習をしていたら、全員が集まった頃には
2部チームメンバーは完全に出来上がってしまってました。
それは軽〜いヤケ酒だったに違いありません。

飲み会メンバー参加者は多く、御大岡上さん、竹下さん、山川さん
林田さん、野牧さん、塩見さん、見市武史、竹下(裕二)、富永
富永奥さん、船本くん、岩田くん、その他(名前分らない方多数)
と、座敷席が貸切となるくらいの盛大な飲み会になりました。

そこでは、岡上さんが焼酎「魔王」をボトルキープされており
岡上さんは気前よく、それをみんなにふるまっていたら、すぐに
無くなり、次の「魔王」が注文されるも、それもたちまち空に
なる勢いで、みんなエラい勢いで酔っぱらっていました。
なかなか高槻メンバーは、ベテラン・若手と結束力が強い感じ
でした。
それはやはり、岡上さん、竹下さんの存在が大きいのでしょうね。

P1080314.JPG

DSCN1615.JPG

武史含め、若手は二次会で向かいのカラオケBOXに行きましたが
僕はだいぶグロッキー気味だったのと、早く帰らないと終バスが
無くなってしまうので、一人トボトボ駅に歩いて帰ったのでした。



ここのところ酷暑で、バドの練習には厳しい季節の到来です。
しかし、一方では、冷たかった水温も上がる、ということで
海に繰り出す最高のシーズン到来でもあるわけなので、僕らに
とっては、待望の真夏なのです!

今年最初の海は、7月20〜21日に、恒例の日本海に繰り出すことに
なっておりました。
見市、僕、そして、一時期、畷シャトルズで一緒に練習していた
Wakou clubの小林研太郎くんの3人です。
当面の懸念事項は、昨年購入した水中スクーター用バッテリーの
充電が上手くいくか、ということでした!?

この充電器は品質が悪く、昨年のシーズン中に充電している時に
内部で部品が溶けたような「ジュッ!」という音がしたかと思うと
「プシュー」と白い煙が立ち昇り、まるでマンガのような壊れ方を
したのでした。

当然、購入店にクレームして、新しい代替えの充電器を送って
もらいました。

ところが、その充電器で充電しても「ジュッ!プシュー」で再度
煙を吐いてお陀仏となる始末・・・

次は厳し目の口調で、PL法もちらつかせながら、もし火災でも
発生して、命を落としたらどうなるのですか!と強いクレームを
入れたのですが、単なる平謝り&もう一度代替え品の送付だけで
お茶を濁されてしまいました。

その代替え品は、もう僕も呆れていたので、届いたまま開封さえ
しておりませんでした。
販売店いわく「その充電器は大丈夫です」(なら最初からそれを
送れ〜!)とのことですので、大丈夫だと思ってはいましたが。

恐る恐るバッテリーに充電器をつないでみたら、今回はようやく
ちゃんと充電できました。

ということで、準備は整い、若干の興奮を感じながら、前日は
早めの床についたのですが、22時頃に見市から電話が掛かって
きました。
さては彼も前夜は興奮して寝られないんやな、と笑いながら電話
に出てみると

「ゴメン。悪いけど明日行かれへんようになったわ・・・」

「えっ!?」

その言葉は全く予想していなかったので、少し絶句しました。
奥さんとお子さんが急に高熱を発し、どうしてもでかけられなく
なったのでした。

家族最優先なので、そのドタキャンはやむを得ません。
僕は、小林くんと二人で泊まりの海に出かけることになりました。
一種の珍道中です!?

幸いにも天気は快晴でしたが、小林くんの仕事の都合で出発は
午後となり、海に到着したのは夕方の4時でした。
その日はおとなしくして、見市が予約してくれていた宿に移動して
お風呂と食事と、何よりも飲酒を堪能することになりました。

見市いわく「じゃらんの評価は4.9と非常に評判の良い宿だ」との
ことだったので、期待してチェックインしました。
宿自体はこぢんまりしていましたが、廊下には素足に心地よい
上品なカーペットが敷かれており、階段の途中や壁のところどころ
にはセンスの良いインテリアがおしゃれに飾りつけられており
館内の雰囲気はとても感じが良い宿でした。

それより何より特筆すべきは、若い女将さんでした。
20代半ばの、潮田玲子さん似の美人女将で、美人であるばかりで
なく愛想もよく、全てのお客さんに対して心尽くしのおもてなしを
提供してくれる素晴らしい女将さんなのでした。

加えて料理が美味しくて、大食漢の僕でさえ、全て完食するのが
困難なほど大量で、味もすべて美味しく大満足で、流石は高評価
の宿だと、僕らはうんうん頷きつつ納得した次第です。

その名も「天然温泉 茜海(あかねみ)旅館」。
その若く美貌の若女将さんと、僕と同い年48歳のジモッニイ
(地元の兄ちゃんの意)の二人で切り盛りしているのでした。

http://www.akanemi.com/

若女将さんは、なんと大阪は吹田市の方だそうで、遊びで網野町を
訪れた時に、ジモッニイのご主人と出会い、恋に落ち、そのまま
女将の道を選んで、単身、網野町に嫁いできたということです。
なんと情熱的なのでしょうね!

上記の通り大満足な宿だったのですが、チェックイン時、僕らを
部屋に案内してくれたアルバイトの若い女性に

「ここは天然の温泉なんですよね?」

と軽い気持ちで質問したら

「えっ? え〜っと、いや、う〜ん・・・」

とあやふやな応対をしてしまったことが残念でした(^^;
その後、思い出したように

「そっ、そうです。天然温泉です」

と弁解するかのようにフォローしていましたが、おいおい、宿の
名前に「天然温泉」って入ってんねんで、と僕らは笑顔でツッコミ
ました。

そしてこの宿がさらに素晴らしかったのは、お会計の時に判明
しました。
前夜10時頃に1名キャンセルの連絡をしたものの、その時点では
既にキャンセルは不可能だったので、見市の配慮で、ではせめて
二人の食事をグレードアップさせて下さいとお願いして、食事は
二品豪勢なステーキと魚料理が追加となったのですが、最終的な
お会計時に請求書を見てみると、一人当たりの宿泊費を2,000円も
安くしてくれていたのです!

つまり、実際には来れなかった見市の分も含めて、3人合計で
6,000円も安くしてくれていました。
これには僕も研太郎も感激&脱帽せざるを得ませんでした。
茜海さん、素晴らしい対応頂きましてありがとうございました。

またチェックアウト時には、ご主人と女将さんがわざわざ外まで
出てきて僕らを見送ってくれました。
とても良い気分にさせてくれる、評判通りの素晴らしい宿でした。
また是非もう一度行きたいと思います。

DSCN1617.JPG

DSCN1624.JPG

さあ、これでようやく本日に追いついたかな・・・(^^;



では、ようやくバドの話。


<前衛の注意点>

ここのところ、ミズノバドミントンスクールでは、前衛の練習を
しておりました。

ダブルスでは、後衛からの攻撃が直接的な効果を発揮しますが
難易度では、圧倒的に前衛の方に軍配が上がると思います。

その理由は

*返球速度が速い。
 ネットの近くに居るわけなので、相手との距離が近く、つまりは
 前衛でさばく球の速度は、後衛のそれより遥かに速いからです。

*ミスしやすい。
 上記のことに加え、障害物であるネットが眼前にあり、素早い
 中で丁寧なタッチが求められることと、相手コートのバック
 バウンダリーラインも近いので、バックアウトもしやすいから
 です。

*読みが必要。
 相手の速い返球をストップするには、こちらのショットのコース
 相手のフォーム・クセ・傾向などから、返球されるコースを
 読む必要があります。
 逆に言うと、読まなければ、なかなかストップできるものでは
 ありません。


いざ前衛、と言ってはみたものの、前に居るだけの人、の方が
少なくありません。
それは、前には居ながら、相手からの球を止めるでもなく、コート
中央付近に立っているだけで、オロオロと右往左往・・・
球は抜け放題で、たまに動いてみたら、味方の後衛にフェイントを
掛ける始末・・・
こんな前衛では、後衛はとても大変です。いいように振り回され
左右に揺さぶられ、それでも頑張って打つものの、次第に体力は
奪われるので、非常に厳しい戦いとなってしまいます。

では、どういうところに気を付ければ良いのか?

それは上記の難易度の理由を解決する手段をとれば良いのです。


返球速度が速い → ラケットを短く持って、常に上げておく。
予めラケットは少し後方に倒し気味にしておく。
ひざも曲げ、姿勢を低くして、横方向への動きにも対応できる
ようにしておく。

重要なのは、こちらが良いショット、つまり強く速い球を打った
時こそ、次の返球に備えて気持ちを集中させておくことです!
一般的な傾向として、良いショットを打った時点で、気が抜けて
ラケットが下がったり、一瞬ボーっとしてしまうことがあります。

それは確かに、打った球の手ごたえがあったからなのでしょうが
相手もレシーブに備えていますし、必死で返そうとしているので
その球がレシーブされた時に備えて、次の体勢を崩してはならない
のです!

良いショット、つまり威力のあるショットを打った時には、返球も
強いショットがくる可能性が高いのです。

それを「よっしゃ!ええ球打ったった」と気を抜いているようでは
思わず返球されてきた良いレシーブに対応が遅れ、有利な体勢から
一気に不利に転じることは非常によくあることなのです。

ラリーが切れるまでは、絶対に気を抜いてはいけません!


ミスしやすい → スイングをコンパクトにすること。決して
大振りはしない。ネット際スレスレの微妙な球は、特に丁寧に
打ち返す。
フォア側もバック側も、ラケットを立てた状態でシャトルを打つ。

前述のように、前衛はミスしやすい状況にありますが、それでも
いくつかミスを減らす方策はあります。
それが、大振りをしないこと、ラケットを立てて打つこと、丁寧
に処理すること、です。

ネット前からは強い球を打って決めたい気持ちは分るのですが
ネット前から強い球を打てば打つほど、狙える範囲が物理的に
狭くなってしまうのです。
こちらの前衛と相手とは、距離が近いので、それほど強力な球を
打たずとも、速いタッチで返せば、十二分に効果的なショットと
なります。

またネットすれすれの微妙な球は、そもそもがミスりやすい球
ですが、そこをそのままミスっていては、何の工夫もヒネリも
ありません・・・(^^;
微妙なところは丁寧に!そう心がけるだけでも、かなりミスは
減らせるのではないでしょうか?


読みが必要 → 思い切って一点を押さえる。
上に書いたように、前衛がブロックできない理由は、あれもこれも
どの球も取ろうとしているからです。
二兎を追うものは一兎をも得ず、です。

相手のレシーブが、手投げノックのような緩やかな球なら、読んで
いなくとも対応はできますが、スマッシュのドライブレシーブの
ような速い返球の場合には、読んでいなければなかなかブロック
できるものではありません。

こちらがストレートにスマッシュを打つ場合、一番返球の可能性
が高いのは、ストレートのドライブですので、味方後衛にロブが
上がった側に寄るべきなのです。

前衛で「取れない」と言っている方は、上記の動きをしていない
のではないかと思います。
つまり、味方のフォア側にロブが上がった場合でも、相変わらず
コートのセンターで何となくラケットを上げている前衛・・・
これでは、ストレートのドライブは抜け放題です。

ダブルスは自分だけでなく、頼れるパートナーが後ろに居るわけ
ですので、全部触ろうとして中途半端になるよりは、一点を確実
に抑えて、読みのいい前衛、となる方が、パートナーも動き易い
はずです。

抜けた球はパートナーに任せる、しかし、この一点は私がしっかり
止めてやるぞ!
この方が結果的に、止められる確率は上がると思います。


色々と動きを試しながら、頑張ってみて下さいね!

***************************

書き忘れてましたが、7月13日のHiwakai練習には、数名のゲスト
にお越しいただきました。

Yクラブ 島田さん、Wakou club 山下さん、合田さん夫妻
そして、今回初めて参加してくれたYクラブの永田一郎くんでした。
遠路はるばるありがとうございました。
僕としては、練習後、飲み会を実施したかったので、合田さんに
打診していましたが、今回は残念ながら見送りとなりました。
また、Wakou clubの練習にお邪魔しますので、その際はイカ焼き
その後泡盛の黄金リレーでよろしくお願い致します。

永田くんは、法政大学バドミントン同好会、つまりUBFの出身で
その関係から、試合会場では話しかけてもらっていました。
ずっと「Hiwakaiの練習に参加したいです」とのことでしたが
それが実現した次第です。

彼は完全なシングルスプレーヤーなので、当日は全面でもあり
思う存分シングルスを堪能しておりました。

僕も胸を借りて挑戦しましたが、1ゲーム先取したところで僕の
体力が終わり、2ゲーム目楽敗!?して1-1で止めておきました。

練習後、彼はなぜかローヤルゼリーについて熱く語っていました。
ローヤルゼリーとは、女王蜂のみ食べることができる特別な蜜で
逆に言うとローヤルゼリーを食べた蜂だけが、女王蜂の姿になる
のだ、とか何とか・・・

すごく一生懸命語ってくれていたのですが、それを聞く僕も見市も
その話題にはあまり興味を示さず、しょうもない冗談ばかりで
返していたのは、永田くんに失礼でしたね・・・(^^;
永田君、ゴメンなさいm(_ _)m
これに懲りずにまた来てほしいです!

ゲストの皆さんとの写真です。合田奥さんはお色直し中でした!?

DSCN1608.JPG

また今週土曜の練習も全面ですので、お気軽にご参加下さい。



7月27日は、毎年恒例となっている四條畷バドミントン教室です。
岩城ハルミさんを中心に、僕や見市、四条畷レディースの方々の
協力で、市内の中学生をメインに講習会と練習を行います。

今年の講師は豪華で、元全日本女王の水井妃佐子さんも来てくれる
ことになりました!

残念ながら見市昌弘は仕事で参加不可能なのですが、その代わりに
見市武史が参加してくれることになりました。
(ちなみに、水井さんと見市武史は、四条畷学園中の同級生です)

加えて、駒ケ根の石井先輩も、前日から僕の家に泊まりに来て
飲んで、翌日その講習会に参加してくれることになりました!
明らかに、飲みがメインですが(^^)

翌日はお酒が残っている可能性・・・高いです。
講習会当日は、なるべく息をしないようにします!?

ではまた!
posted by まさやん at 00:11| 大阪 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月27日

Hiwakai練習場所についてのお知らせ

お知らせです。

本ブログ左欄の練習日程をご覧頂けばお分かりかと思いますが
7月から練習場所に

「いきいきランド交野」

という場所が登場してきております。

と言いますのは、本年8月中から、Hiwakaiのホームグラウンド
である寝屋川市民体育館の耐震補強工事に伴い、その期間中は
別の場所で練習しなければならないため、上記の体育館を使用
することになったのです。

Hiwakaiの練習に来て下さっているビジターの皆さん、左記の
日程を確認して、交野の時は間違えないようにして下さいね!

僕が間違えそうですが・・・

いきいきランド交野
大阪府交野市向井田2−5−1
072−894−1181

http://www.city.katano.osaka.jp/shisetsu/2011082900094/


なお、左記練習日程に表記している、練習するフロアーについて
の区分は以下の通りです。


<寝屋川市民体育館>

8面 → 大体育室(2F)
4面 → 大体育室(2F)
3面 → 小体育室(1F)

<いきいきランド交野>

4面 → メインアリーナ
3面 → サブアリーナ


一度きりの人生、大好きなバドミントンには、本気で取り組んで
いきましょう。
人間、何かひとつくらい本気にならないと、ね!

ではまた!
posted by まさやん at 11:40| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月26日

全国社会人クラブ個人戦 試合結果報告

既報の通り、6月22〜23日は第6回全国社会人クラブバドミントン
大会個人戦出場のため、三重県伊勢市まで遠征して参りました。

試合は23日土曜からでしたが、僕と見市は「大人の余裕」を存分
に見せつけて!?前日の昼前に大阪を出発しました。

R163を通って、上野IC経由名阪国道〜伊勢自動車道というルート
でした。
道はガラガラで、15時前には宿に着き「大人の余裕」の優越感に
たっぷり浸ることができました。

ホテルは「リゾートイン二見」 最近はすっかり遠征試合時の
ツアコン担当と化してくれている見市が、ずいぶん前から予約
してくれていた宿でした。

そんなに早く着いたら、普通はゆっくりお風呂でも、という所
ですが、僕も見市も直前まで同じようなウィルス性発熱に冒されて
すっかり練習不足となっていたため、これまた見市が探して
くれていた、ホテルからすぐ近くの「二見体育館」にて練習を
しようということになっていたのでした。

宿から体育館までわずか300m。よくぞこんなに近い場所を見つけた
ものです。

事務室にて手続きをして、バドコート3面張れるフロアを2人で貸切
させてもらいました。
半日で2,000円強で、頭割りしても安くはないのですが、練習量を
確保するため、背に腹は変えられないということで、大枚!?を
はたいて、3面を2人(って使うのは1面だけですが)で使うという
大人の余裕をここでも見せる形となりました!?

当時小雨チラつく曇天でしたので、照明を付けないとフロア内は
イマイチ暗かったのですが、照明料が1時間450円だったので
「大人の様子見」ということで、最初照明を点けずにプレーして
みましたが、暗くてどうにもならなかったので「大人の」(もう
ええ)諦めで、450円払って照明を点けてもらいました。

そこで基礎打ちをして、シングルスを5ゲーム(^^;やりました。
最初はファイナルで負け、次は1-1で分けて、練習終了しました。
お互い病み上がりだったので、二人とも動きはイマイチでした。

そしてホテル自慢のお風呂にドッポーンと浸かり、サッパリした
後は、当然のビールとなります。
チェックイン前に、ホテルそばのコンビニで、今日の分と明日の
分のお酒を予め購入していたのでした。

旅先の、しかも運動後かつお風呂上りに飲む冷えたビール以上の
美味い飲み物はこの世に存在しません!?
最初の1缶(500ml)は、ほぼ瞬時に空缶へと姿を変えました。

見市と他愛のない会話を楽しみながら、躊躇なく2缶目へと進み
気が付いたら、明日の分として買っていた500mlチューハイ2缶にも
無抵抗に触手が動いてしまって、合計2リットルもギン飲みして
しまった為、空腹の僕らは、2人ともほぼ記憶を失いかけ、その後
ホテル内の中華料理屋で麻婆丼とギョーザとビール(まだ飲む!)
を頼んだことなど、おぼろげな記憶に微かに留まるのみ程度の
意識しか残らなかったのでした・・・


気が付いたら、朝でした・・・(^^;
いつものように、電気点けっぱなしでバタンキューの僕は、早朝
5時半にはパッチリと目を覚まして、5時から空いているお風呂に
入って、少しでも前夜のお酒を抜くべく、汗が噴き出るまで湯船
に浸かっておりました。

若干寝不足ながら、勝負のダブルスです!
僕らの初戦の相手は、兵庫の森園・永井ペアでした。

このペアには、今年の近畿社会人クラブ団体戦で、國信・小山
ペアが接戦ながら勝利しており、その時の試合をしっかり見て
いたので、実力のあるペアであることは認識しておりました。

試合が始まってみると、僕らもフワフワした感じでなかなか調子
が出ませんでしたが、相手も同様に凡ミスが多く、お互いに実力
を出さないまま、点数は拮抗して進んでいきました。

ところが、当日(だけじゃないかもしれませんが)の僕のロブが
メッチャ浅かったみたいで、見市に聞くと

「コートの半分くらいしか飛んでいなかった」・・・!

とのことでした。
道理で、相手ペアに気持ちよく連打されていた訳です(^^;

レシーブの劣る僕を狙われる形が続き、守勢から攻勢に転じる事
ができないまま、あれよあれよと言う間に点数が離されて、気が
付いたら挽回不可能な点差になって、最後は僕らももう諦めモード
にならざるを得ないような、ハッキリ不出来の内容で痛恨の初戦
負けとなってしまったのでした。

病み上がりの見市も「体が動かん」と言ってはいましたが、敗因は
と振り返ると、僕のプレーの不味さに尽きました。

最近、ダブルスであまり良いプレーができていない感じです。
見市にも、いつもかそれ以上のフラストレーションを溜めさせて
しまったことと確信します。
見市どの、いっつもいっつもゴメンなさい・・・m(_ _)m
下手なりに、もう少し安定した試合運びをするように改善します。

ということで、賭けていたダブルスが痛恨の初戦敗退となって
失意の僕らでしたが、試合後、対戦相手の森園さんから、さらに
ショックを受ける発言をもらってしまいました。

「正岡さんのブログ記事を読んで、前衛をしっかり張るように
していました」

まさか対戦相手もブログの読者さんだったとは・・・
そうだと分っていれば、もう少し頑張れたかな!?(ウソ)

その後は、気合いダダ抜けながらの、試合観戦とならざるを得ま
せんでした。

僕らに勝った森園・永井ペアは、次の松原・岡本ペア(愛知県・
昨年の全日本シニア45歳複3位)に惜敗し、松原・岡本ペアVS寺尾
真野ペアの対戦を、かぶりつきで観戦することになりました。

戦前の予想は、松原・岡本ペアの圧勝と思っていましたが、何の
何の、寺尾・真野ペアは、気合い十分で攻撃を続け、第一ゲームを
先取したのです!

かぶりつきで観戦していた僕の隣には、準決勝を相手棄権で難なく
決勝進出を決めていた、兵庫の川北が座ってきました。
僕いわく「魚屋のおっさん」です(^^)

川北・遠藤ペアは、昨年の同じ大会の決勝で、松原・岡本ペアと
ファイナルのデュースを繰り返す大熱戦の末、初優勝をもぎ取った
ということもあり、松原・岡本との対戦には若干難色を示していま
した。

川北は、今まで幾度も松原・岡本ペアに苦汁を嘗めさせられていた
ので、僕の横で松原・岡本ペアの傾向と対策を、ベラベラベラベラ
僕に語ってくれながら、寺尾・真野ペアを応援していました。

善戦叶わず、寺尾・真野ペアは、ファイナルでの惜敗でしたが
ノーシードから勝ち上がっての3位は立派だと思います。
おめでとうございます!

結局、45歳ダブルスは、昨年に続いて魚屋のおっさんペア
(川北・遠藤)が、今年は2-0で勝利して、2連覇を達成したそう
です。
川北・遠藤、おめでとう!(彼らは僕らと同い年なのでした)



そんな感じで、初戦負けの僕らはテンション下がり気味ながら
それでも飲み会は必須だ!ということで、ホテルのフロントに
聞いて、お勧めの飲み屋を確認し、僕らの宿から近いところに
泊まっていた寺尾さん、真野くん、門野くん、門野の彼女さんと
一緒に、タクシーで5分くらいの「森八」というお店で、反省会と
寺尾・真野ペア3位入賞のお祝い会を実施しました。

DSCN1448.JPG

そこでは門野は、彼のイメージからは珍しく

「明日試合なので、あまり飲みません」

と、お酒をセーブする姿勢を見せたのでした。

僕などは、飲み会は飲み会、しっかり飲んで、ガーッと爆睡して
翌朝またスッキリ気分を入れ替えて試合したらええやん派!?
なのですが、無理強いするのも何なので、珍しい門野のセーブを
横目に、昨夜同様全く躊躇することなく、むしろ昨夜よりも頻繁
かつ快調にお代わりを繰り返しておりました。

そして得意の「眠い病」が発症しかかってきてから、早い段階で
飲み会はお開きになりました。

ホテルに戻り、22時頃バタンキューとなった僕は、悲しいことに
3時半!にパッチリ目が覚めてしまいました・・・

前日に真野くんから「日の出は4時過ぎくらいらしいですよ!」と
聞いていたので、もうこれ以上寝られないと悟った僕は、ホテル
から徒歩10分のところにある、有名な「夫婦岩」のご来光を拝もう
と、まだ暗い中、海岸沿いを一人テクテク歩いていったのでした。

そんな夜明け前の早朝の時間だったので、現場には僕を含めて
数人しか居ないだろうと高を括っていたのですが、夫婦岩近くの
二見輿玉神社には、そんな時間にもかかわらず、ざっと200人以上
もの観光客が、夫婦岩の間からのご来光を撮影せんと、脚立や
三脚を万端に準備して、今か今かと待ち構えていたのには、僕も
ビックリ、度胆を抜かれました!

DSCN1464.JPG

あんな暗い中でのあの人数は、大みそかの深夜の初詣を彷彿と
させ、夫婦岩の知名度を肌で実感することになりました。

かくいう僕も、夢中で何回もシャッターを切りました。こんな
感じです。

DSCN1479.JPG

その日は、完璧なご来光とはいきませんでしたが、夜明け前の
だんだんオレンジ色に染まりゆく空の雲の美しさには、ただただ
感動するほかありませんでした。

その時には、枕草子の

「春はあけぼの ようよう白くなりゆくやまぎわ、少しあかりて
紫だちたる雲の細くたなびたる」

の名フレーズが、頭の中で再生を繰り返していました。

そうこうしていながらも、不謹慎にアクビを繰り返していた僕は
200人以上のカメラマンをよそに、ホテルに戻って再度寝ることに
しました。

ところが、それなりに興奮した夫婦岩での夜明けでしたので
それから全く寝られなくなり、悶々としながら朝を待つハメに
なりました・・・

その朝にチェックアウトでしたので、試合までまだ時間がある
ことから、見市と夫婦岩を見に行くことになりました。
朝10時の段階で、当日二度目です・・・(^^;
海岸沿いの整備された歩道を歩いていくと、向こうから見慣れた
姿の二人組が近づいてくるのが分りました。
千菊夫婦でした。(千菊浩二・佳美)

彼らも夫婦岩まで行ってきて、その帰りに朝から「焼きアサリ」
を食してきたとのことです。さすがは佳美ちゃんです。

彼らも僕らの姿にはすぐ気づいたそうですが、最初は

「エラいカラフルな人がおんなぁ」

って思ったそうです。(その時僕は明るい黄緑のウェアを着ていた
のでした)


そしてその日はシングルスです。

ダブルスで不甲斐ない結果に終わっていたので、シングルスで
何とか巻き返しを!とは考えましたが、しかし、いかに気合いを
入れようとも、病み上がりで削り取られた体力は、疑うべくも
なく、自信も気合いも入らないまま試合に臨むことになりました。

僕の初戦は、富山県の浅野研一さんでした。

マスターズなどで知り合いとなっていた、同じく富山の神代さん
(末坂・神代で全国的に強豪の方)に、浅野さんのシングルスの
実力を聞いてみたところ

「普通」

との、何とも言いようのない返事で、困ってしまいました。

しかしさらに神代さんは

「ダブルスは非常に組みやすくて、プレーは丁寧で、ネット際の
球も低い位置からでも丁寧に返してくるよ。ダブルスでも、僕の
動きも読んだ配球をしてくれるから、とても組みやすいよ」

との評でした。

そして念のために、他の富山県の方々に浅野さんの評価を聞いて
みたところ、みな一様に

「強いです」

と、僕にとっては厳しいコメントを聞かされる羽目になりました。

そしていざ対戦してみると、いかにも落ち着いてプレーしている
のが、手に取るように分ります。

一つ一つのプレーが丁寧で慌てる様子がなく、かといって消極的
でもなく、好機とあらばガンガンスマッシュを打ってくるので
押される形で、第一ゲームは16-18とリードを許す苦しい展開
でした。

ところが、ゲーム終盤になり、勝ちを意識したのか、浅野さんに
バタつく場面が目立ち、またラウンド奥の球は、全てハイバック
で取っていたので、僕はそこを主体に攻めて、甘く返ってきた球は
積極的にスマッシュを打ちこんだことが奏功して、第一ゲームは
逆転で先取することができたのです!

そして第二ゲームでも、ずっと競り合いが続きましたが、競り合い
ながらも、終始僕が数点リードする形で進み、そして終盤に入ると
さらに数点差が開いたことから、最後の方は僕もすっかり落ち
着いて、接戦ながら初戦を2-0で逆転勝ちすることができました。



続く2回戦は、京都の田中直樹さんです。

田中さんとは、今まで何度かダブルスでの対戦があり、その堅実
かつトリッキーなショットは、僕の戦前の自信を奪うには十分の
印象がありました。
サウスポーというのも、何かやりにくい感じがしていました。

その予感通りに、第一ゲームは終始数点リードを許しつつ推移し
若干飛び気味のシャトルのコントロールに苦しんだ僕は、惜しい
バックアウトを繰り返して、第一ゲームを落とす苦しい展開と
なってしまいました。
田中さんの、フォア奥からのストレートスマッシュにも、随分
ノータッチエースを奪われていました。

第2ゲーム序盤も一進一退の接戦でしたが、しかしなぜか途中から
田中さんの足が、目に見えてガクンと遅くなったのです。

疲れたのか、どこか足でも痛めたのか分りませんでしたが、そう
なってからは、田中さんもゲームを捨てた感じで、第2ゲームは
あっさりと僕が取り返しました。

田中さんの動きはハッキリ落ちていましたが、インターバルの後
きっと息を吹き返して、また速く動いてくるに違いないと思った
通り、ファイナル開始早々から、田中さんはまた攻撃的に速く
動いて積極的に攻めてきたのです!

その勢いに、また点数は拮抗したまま序盤を終えましたが、途中
から、またまた田中さんの動きが目に見えて遅くなりました。
そうなると、2ゲーム目と同じ展開となり、その後は苦労すること
なく大差での完勝となり、逆転勝ちにて準決勝へとコマを進め
ました。

試合後、田中さんに聞いたところ、足の裏の皮が剥けて、たいそう
痛かったみたいでした。
また、僕が前に落とすショットが効いていたそうで、落とされ
始めてからは、もう対応することができなかったともおっしゃって
いました。

これで準決勝進出です。



準決勝の相手は・・・僕が最も対戦したくない相手、パートナーの
見市でした。
試合前の本音を言うと、僕はここで負けると思っていました。
しかし、見市に負けて3位ならば、今回はよしとしよう!と思って
いました。
さらに本音を言うと、パートナーなのだから、せめて逆山に居て
欲しかったなぁ・・・

見市は、初戦・2回戦と大差で楽勝して、予想通り、僕と同じ側の
山の下から上がってきました。

しかし見市は、初戦の相手に対して、必要以上の攻撃的プレーで
襲いかかり、スマッシュ&ネットで激しい攻めを見せたことが
原因で、全日本シニアのように、また肉離れを起こしてしまった
のでした・・・

実は見市とは、当日の朝、冗談で、北朝鮮のアナウンサーがよく
使うフレーズ

「無慈悲な攻撃」

というのをパロッて

「今日は無慈悲なスマッシュを叩き込む!」

という下らない冗談に、二人で爆笑していたのですが、無慈悲な
スマッシュは、見市のふくらはぎにも無慈悲なダメージを与えて
いたのでした・・・

それでも、その次の2回戦を楽勝で勝ち上がってはきましたが
肉離れの状況では、いかに彼のような上級者とは言え、動けないで
打つショットはコントロールが定まらず、また前も全然取れない
ので最後は諦める形で、ファイナルは大差で僕の勝ちとなりました。

ここの試合で、少し問題がありました。

線審の女子学生(高校生か?)が、あまりに明らかなミスジャッジ
を繰り返したのです!

最初は僕側の明らかなサイドアウトをインとジャッジ。
当然僕はクレームしましたが、主審の方は「逆サイドで見えない」
ということ(それもどうかと思いますが)で覆らず。

また次は、僕が打ったスマッシュが僕にも分るサイドアウトと
なりましたが、それをインの判定。
僕はアウトだと分っていましたが、これでさっきのミスジャッジ
でおあいこだなぁと思いました。

しかし、その後僕が打ったクリヤーがこちらから見てもバック
アウトだと分りましたが、それをインの判定!
さすがにそれは見市も困惑の表情を浮かべていました。

さすがに3回も、そしてあまりに明確なミスジャッジをされては
真剣に試合をしている僕らに対して失礼です。

僕は、3回目の僕のバックアウトについて、主審に

「あれはこっち側に居る僕から見てもアウトでしたよ!
これではとてもやっていられないので、すみませんが線審の方を
交代させて下さい!」

と話したら、主審の方も納得してくれたようで、申し訳なさそう
かつ仕方なさそうな顔で、問題の線審の女子高生に交代を告げに
いってくれたのでした。

本大会のプログラムを見てみたところ、審判補助員として、近隣
の高校名が列記してありました。
お休みの日に、わざわざ試合に審判のために来てくれていることに
ついては、感謝の言葉もありませんが、それでもあのような
あまりに明らかなミスジャッジを3回も繰り返しているようでは
せっかくわざわざ大阪から遠征してきて、頑張っている試合が
ぶち壊しになってしまいます!

ということを反面教師にして、僕もしっかり見るようにしようと
再度、心に刻みました。



そして、決勝です。

決勝の相手は、ダブルスで苦杯を喫した、兵庫の永井義人さん
でした。

ダブルスに続いて、シングルスでも同じ人に負けたらかなわんなぁ
と思ってはいたものの、病み上がりの僕は、そこまで既に8ゲーム
を消化しており、また当日のフロアー内は非常に蒸し暑く、体力
には全くの自信が無かったし、一回戦での真野くんに対する
永井さんの勝ちっぷりと、何より永井さんは今年の兵庫県総合45歳
シングルスチャンプでしたので、厳しい戦いになることは覚悟して
おりました。

ただ、折角の決勝ですし、僕に負けた人の手前もあるので、自信
はなくとも、一生懸命ベストは尽くそう、と臨みました。

試合序盤は接戦で推移しましたが、僕がショートサーブに変えて
また時折インチキ的フェイントロングサーブを交えたりしてから
グングンと点差が離れていきました。

永井さんも、おそらくあの暑い体育館内での連戦で疲れていたの
でしょう、一回戦やダブルスの時のような動きが影を潜めて
また凡ミスや、ロブも浅いような状況が続きました。

僕は体力にはこれっぽっちも自信がなかったので、上がってきた
球は、どんどん積極的にスマッシュを打ちこんで、あまりラリーを
長引かせないようにしたのも、奏功したのかもしれません。

また永井さんは、バック奥の球については、ほぼハイバックで
取りにいき、その返球が浅くなりがちだったので、ショートサーブ
とバック奥への攻め、そこからスマッシュという作戦で、結果的に
大差での2-0での完勝となったのでした。

試合後、永井さんは人懐っこそうな笑顔を見せながら

「完敗でした!ブログの神様みたいな人と対戦できて光栄でした!
今後ともよろしくお願い致します」

と、こそばゆくなるようなセリフで、明るく愛想よく挨拶して
くれました。
なんと、永井さんも僕のブログの読者さんなのでした。

永井さんは、それだけではなく、試合後、観客席に座っていた
僕のところに来られて、アドバイスまで求めてこられました。
なんと謙虚な方なのでしょう・・・

僕は永井さんに

「僕のインチキサーブを警戒して前に詰めなかったのでしょうが
僕のショートサーブを、全部待って対応してくれたので、それが
とても僕は楽でした。
あれをもう少し突こうとする構えを見せるなりして、僕に圧力を
かけてこられたら、もう少し厳しい展開になったと思います」

という本音のアドバイスをしておきました。

また永井さんは、その後、見市にもアドバイスを求めていました。
見市は

「永井さんは、バック奥をハイバックで打っていたけど、それが
あまり飛んでいなかったので打ちこまれていました。
我々のように上背のない者は、しっかりラウンドで入って
スマッシュやカットで攻撃するなり、奥まで弾き返すことが大事
です」(だったかな?)

と、これまた真剣にアドバイスしてくれていました。

そういえば、見市と対戦すると、僕が見市のバック奥に「これは
キツいだろう!」と思うような厳しいドリブンを打った時にも
彼は必ずラウンドで入り「ナニクソぉ!」ってな感じで、さらに
厳しいドリブンを必ず弾き返してきます。

名門 四條畷学園の教えの一つに

「クリヤーで押し負けない」

というのがあるそうですが、そのことを言っているのでしょうね。

ということで、戦前全く期待していなかったシングルスで、望外の
優勝、つまり3連覇することができました。
これは普通は嬉しいことなのでしょうが、僕があまりにダブルスで
不出来だったのと、また怪我で本来の実力でない見市に勝っての
優勝なので、気分としては正直プラマイゼロという感じです・・・



嬉しい出来事と言えば、Hiwakaiの幡野さんが、55歳シングルスで
初優勝を成し遂げたことです!

55歳シングルスには、全国的強豪の川口さん(京都)が居ますので
幡野さんは必ず川口さんと対戦することになります。

かつてはお客さんにしていた時期もあったそうですが、ここの所
川口さんには、惜しい試合もあるものの、どうしてもあと一歩の
ところで、苦杯を喫することが続いておりました。

今回も準決勝で対戦しましたが、幡野さんの動きは終始軽快かつ
積極的に攻め続けて、2-0の完勝で川口さんを撃破しました!

続く決勝でも、兵庫の強豪、逆カットの魔術師(僕が命名!?)
福永さんを寄せ付けず、2-0で勝利。
幡野さんも満足そうに喜んでおられました。

実はこれには理由があり、当日は、津市に住む幡野さんの娘さん
家族(旦那さんとお孫さん2人)と、最愛の奥様が、大応援団を
組んで、三重県県営アリーナまで来てくれていたのでした!

幡野さんのご家族は、僕らの試合ももれなく応援してくれていま
した。ありがとうございました。

いつもの幡野さんならば、川口さんとの対戦は、ファイナルで
諦めるような動きのテンションになってしまうケースが多かった
のですが、今回は、愛の力、孫の手前、最後までエネルギッシュで
機敏な動きで、取らないところも取り、打たないところも打って
分の悪い相手を一蹴できたのは、間違いないところでしょう。

試合後、幡野さんは試合後、みんなから

「これから試合に毎回お孫さん連れてきたらええやん」

とからかわれていました(^^)
パワーの源は、お孫さんだけじゃないですけどね!


それと今回、ブログ読者さんである奈良の上田さんが、隣の
メインアリーナから、僕らのサブアリーナまでご足労頂き
わざわざ僕に会いに来てくれました!
上田さん、ありがとうございましたm(_ _)m
上田さんは、合算100歳のミックスに出場され、一回戦は突破
されましたが、次が第一シードで、そこで負けてしまったそう
です・・・残念!
また、奈良の練習他にもお邪魔させて頂きたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。



ということで、また一つ楽しい泊まりのイベントが幕を閉じました
泊まりがけで行くバドミントンの遠征試合は、いつもいつも楽しい
ものです。
これらの大会は、大阪で勝つことで参加できますので、これからも
泊まりのために!?練習を頑張っていきたいと思います。

次回のイベントは、9月14日からのマスターズin北九州です。
まだちょっと遠いなぁ・・・

あっ、その前に泊まり@大和のゴルフと泊まり@日本海があり
ました!
大和の泊まりは、僕は普段通り家で寝るだけですけど・・・

ではまた!
posted by まさやん at 16:52| 大阪 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月25日

きょさんへのコメント

なぜかコメント投稿できないので、本文で書きます。

きょさん(きよさんか、きょさんか悩みました・・・)コメント
およびご心配頂きましてありがとうございます!

結果については、また本文で報告しますが、おかげさまで、何とか
ギリギリ間に合ったという感じです。



ヒナヒナちゃんは、どうしてもあのまま放っておくわけには
いきませんでした。

ヒナヒナちゃんとしては、僕に保護されることも怖かったと思い
ますが、やはり命には代えられませんので。



前衛については、やはり「ここ!」という場所をしっかり押さえる
ことが、前で触れる大事な心構えだと思います。

読みの良い人は、その「ここ」の範囲が広いのでしょうが、あれも
これも取ろうとすると、結局は虻蜂取らずで、どこも取れずに
右往左往の結果に終わります。



前衛を抜けても後衛が居ますので、まずはフォアサイド、バック
サイドのどちらか1/2に絞るだけでも、多分相当触れる可能性は
増えると思います。



「壁のように立ちはだかる恐怖の前衛」

を目指して、頑張ってみて
下さいね!



ありがとうございました。
posted by まさやん at 21:02| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月20日

前衛は一点をしっかり張ろう

前回の記事で、体調不良の報告をしましたが、報告から10日間と
いうもの、熱と咳が収まらず、ほぼ寝たきり状態で辛く苦しい
日々を過ごしておりました。
瀕死!?の状況で、39.2℃の体温計の写真だけ携帯から投稿
しましたが、ブログ更新などは到底できる体調ではありません
でした。
体調にかかわらず、更新は遅いですが・・・

が、漸く先週末辺りから回復してきて、今は何とか完全に復活
しました!
熱が10日も続くと「これはひょっとしてヤバい病気なのでは?」
と、心配してしまいましたが、そうではなかったようで安心しま
した。

ただ、バドミントン的には、体力は完全にゼロクリヤーとなって
しまったので、シングルスを戦う持久力と回復力には露ほどの
自信もなくなってしまいました。

そんな中、今週土日は、三重県伊勢市にて全国社会人クラブの
個人戦です。
僕は、45歳単複にエントリーしており、単は3連覇が掛かって
いるのですが、この病み上がりの状況では、息も足も体力も
続かないと思われます。

試合前から情けない発言で申し訳ありませんが、今回に限っては

「参加することに意義がある」

という謙虚(弱気?)な気持ちで、当日のベストを尽くすことのみ
専念したいと思います。


さて、大阪ではもうほぼ夏の様相を呈してきました。
日中の日差しも日に日に強さを増し、山々には緑が溢れ、僕の
部屋でもついに扇風機が登場してしまいました。

気温の上昇に伴い、植物の生育速度も勢いを増しております。
ここ大和の家の庭も、3〜4日に1度はタケノコ・雑草刈りをする
必要に迫られております。

先日いつものように、グジグジ文句を言いながら、タケノコ刈り
に精を出していたところ、庭にこんな可愛い子が迷い込んできて
いたのでした!

DSCN1293.JPG

DSCN1298.JPG

調べてみたところ、ヒヨドリのヒナヒナちゃんなのでした。
おそらく飛ぶ練習をしている内に、迷い込んでしまったのでしょう
最初は距離を置いて見守るだけの僕でしたが、あまりに可愛かった
ので、近づいて写真を撮影したのでした。

ところがそれがいけなかったのか、肝心の親鳥が僕を警戒して
しまって、ヒナヒナちゃんに近づこうとはするのですが、いつに
なっても助けにきてくれないのです。
警戒して距離を置く親鳥です。

DSCN1305.JPG

時間は夕暮れ時であり、夜になると、僕の庭ではイタチやネコが
普通に通行するので(^^;ヒナヒナちゃんにとっては危険
極まりない状況へと陥ります。

動物好き、とりわけ鳥さん好きなまさやんにとって、ヒナヒナ
ちゃんの命を守ることは、当然の義務でした。

僕は意を決して、このヒナヒナちゃんを一夜、家の中に保護して
おくことにしました。

急きょ車を走らせて近くのホームセンター ダイキに駆け込み
「すり餌」を買ってきて、水を混ぜてペースト状に練って
ヒナヒナちゃんのお口サイズのお団子状にして刺身皿に並べました
そして小皿にお水を入れて、餌と一緒に小さなダンボールにセット
これでヒナヒナちゃんのカプセルホテルの完成です!?

僕は白い薄手のタオル(ホテルに置いてあるやつ)を持ち、庭の
石の上でおとなしく眠っていたヒナヒナちゃんを、包み込むように
してそっと捕まえました。

ビックリしたヒナヒナちゃんは「キーキーキーキー」と騒ぎ出し
ましたが、ここは命には代えられないんだ!と心を鬼にして
タオルに包んだヒナヒナちゃんを、そっとダンボール箱の中に
入れてあげました。

怖がっていたのか、眠たかったのか、ヒナヒナちゃんは、箱の中で
じっとおとなしくしていました。
餌を食べるか、お水を飲んでくれるか心配でしたが、とにかく
これで外敵の脅威からは隔離することができて、まずは安心です。

すると翌朝、庭の方からピーピーと鳥の鳴く声が強く聞こえて
きました。
親鳥たちが、子どもを探して呼び鳴きをしているのです!

まだ時間は5時頃の早朝でしたが、僕はパチっと目が覚めました。
辺りは既に明るくなっていました。

親鳥も居て、明るくもなっていたなら、おそらくはもう安心です。
僕は、ヒナヒナちゃんをカプセルホテルから取り出して、元居た
庭に放してあげることにしました。

ダンボール箱のふたを開けてみると、ヒナヒナちゃんは起きて
元気にしてたのでホッとしました。
ただ、お団子状のすり餌には口をつけておりませんでした。

箱を開けた時、可愛いお口を大きく開いたので、これはきっと餌が
欲しいに違いない!と、僕はすり餌のお団子をヒナヒナちゃんの
口に入れようとした瞬間

「キーキーキーキー!」

とけたたましい声で暴れ出しました!

口を開けていたのは、餌が欲しかったんじゃなくて、僕を威嚇して
いたのでした・・・(^^;

僕は、親鳥が保護してくれることを確信して、ヒナヒナちゃんを
庭の元居た位置辺りに、そっと放してあげました。

しばらく見守っていましたが、親鳥の声は止むことがなかったので
僕はもう大丈夫だと判断して、またベッドへと戻りました。

そして7時過ぎに目覚めて、すぐさま庭に目をやりましたが、そこ
にはヒナヒナちゃんの姿はもう見えなくなっていました。
きっと親鳥がしっかりガードして、落ち着ける自分の巣に戻って
いったのでしょう。ああ、良かった良かった・・・


そして昨日は、あまり行かない火曜日の練習に参加してきました。
ここは北清水クラブのテリトリーで、御大の岡上さん始め竹下
福山・富永・船本(敬称略)などが練習しているところです。
練習場所は高槻市立第九中学校で、僕の家から車で10分くらいの
ところにあります。
最後のアガキではありますが、試合までに少しでもリハビリして
恥ずかしい試合だけはしないようにしたいと思ったのです。

そこに向かう途中で、道の真ん中に黒い影のようなものが動く
のが見えました。
僕は「ネコだ!」と思って、速度を緩め、ネコが道路を渡りきる
のを促しましたが、その黒い影はちっとも急ごうとしてくれません

近づいてよくよく見てみると、影の正体は何と・・・カルガモの
親子だったのでした(^^)

その場所は、道路の両側に田んぼがあるのですが、左の田んぼから
右の田んぼに、エッサエッサとお引越し中だったみたいなのです。

ビックリしましたが、先日のヒヨドリに続いての鳥さんシリーズに
僕はとっても嬉しくなって、慌ててスマホを取りだし写真撮影
しました。
小さいけど分りますでしょうか?

2013-06-18 18 51 39.jpg

また最近は、庭には頻繁にスズメたちも舞い降りて、チュンチュン
楽しそうに餌を物色しています。
大和は鳥さんたちのパラダイスですね(^^;

しかし肝心の僕のラスちゃんが、まだ家に来てくれません・・・
また明日にでも、こんぱまるに様子を見に行こうっと!



ではバドの話。

<前衛は一点をしっかり張ろう>

皆さん、ダブルスの前衛は得意ですか?
得意じゃない人、多いですよね・・・(^^;

前衛と言いながら、相手の返球に触ることすらできず、あっちへ
ウロウロ、こっちにウロウロして、毎回返球に反応はするのですが
右往左往するばかりで、結局何にもできずに前にいるだけ、という
人がものすごく頻繁に見受けられるのです。

そういう前衛の人と組むと、どんどん後ろに球が通過してきます
ので、パートナーの後衛の方は、エラくしんどく振り回される
ことになります。
まるで、後衛でシングルスをしているようなものです・・・
もうちょっと前で止めてよぉ、と不満も蓄積してこようってもの
ですね。

では、なぜ前衛で球を触れないのでしょうか?

* センター付近にいて全部の球を触ろうとしているから

です。

前衛で右往左往している人は、ポジションがセンター付近に居る
ことが多いと思います。
確かにセンター付近がコートの真ん中ですので、全ての球に追う
のに都合が良さそうですが、二兎を追うものは一兎をも得ずで
結局どの球にも触ることができずに、センター付近でオロオロ
棒立ちしているだけ、という姿を見かけることがとても多いです。

ダブルスの場合、ラリーの速度が非常に速いので、前衛に居て
二歩も三歩も動いて相手の速いドライブやレシーブを取ろうという
のは、どだい無理な話なのです。

そうではなく、相手の返球コースを読んで張って、コート幅の
ある一点のみはしっかり抑える、その他のコースは捨てるくらいの
決め打ちで待っていれば、速い球に対しても対応できるものです。

まあ、正確にはその他のコースは完全に捨てるのではなく、意識
するのを少しだけにしておく、という感じですが。

では、どうやって、相手の返球コースを絞ればいいのか?ですが
基本的には、相手のストレートの返球を待つようにします。
それが、こちらには一番速く厳しい球だからです。

レシーブの基本は

「スマッシュを打った人にドライブで返す」

ですので、後衛がスマッシュを打った側にストレートのドライブ
が返ってくることを想定して、後衛と同じ側に寄って返球を待つ
のです。
つまり、味方後衛がバック奥からスマッシュを打とうとしたら
前衛の自分も真ん中から少しバック側に寄ります。
味方後衛がフォア奥から打とうとした場合は、同様に自分もフォア
側に少し寄って構えます。

そして相手のストレートの返球に神経を集中させて、ラケットを
しっかり上げて、待ち構えるのです。

ラケットを上げて待つ、ということも、非常〜〜〜に大事です。
折角、相手の返球コースを読んで、ストレート側に待ち構えて
いても、肝心要のラケットが下がっていたら、上手くブロック
することなどできません。
反応良く、返球に対応してラケットを上げたところで、力なく
球に触るくらいが関の山です。

またよくあるまずいケースが、良い球を打ってそれで気を抜いて
次の返球への対応が疎かになるというパターンです。

いくらこちらが素晴らしいショットを打ったからと言っても
相手も必死のパッチ(大阪弁です)で返球しようと頑張ってくる
わけですので、一発では決まらないことも多々あります。

むしろ、全て返されるくらいのつもりで、ラリーが切れるまでは
決して気を抜いてはいけません。ダブルスのラリー中でボーッと
しているヒマなどないのです!
合言葉は「次、次、次〜!(の球を待て〜!)」なのです。

少し脱線しました。

前衛でブロックできるようにするために、後衛が寄っている側に
寄っておく、その場所への返球を神経集中させて待っておく
ラケットを上げておく、というポイントがありますが、もう一つ
重要なコツがあります。

それは「相手の動きを見て、返球コースを絞る」ということです。

味方後衛がどこにスマッシュを打つのかが分れば、返球コースも
絞りやすいですが、ラリー中、後衛に聞く訳にもいきませんし
その都度決め事をしておくわけにもいきません。

しかし、スマッシュのコースは、相手の動きを見ればある程度
絞ることができるのです。

当然ですが、相手はこちらのスマッシュを取ろうとする動きを
します。
その動きを見ることで、後衛がどこにスマッシュを打ったかが
判断できます。
そして、相手がレシーブする場所からシャトルは打ち返されるので
そこに意識を置いて、振り方やラケット面を見て、返球コースを
ある程度絞り込むのです。

何にもない状態からいきなり打たれると、反応するのも困難を極め
ますが、打ち出される場所とフォームが見えていれば、それに
対して、気持ちと体の準備は少しできます。その「少し」が大きい
のです!

そして最後のポイントが、大振りせずコンパクトに手先だけで
打つということです。

前衛には、眼前にネットという障害物が立ちはだかっています。
ネットに近いということは、相手コートも近いので、上から下に
角度をつけて打たなければ、奥に出してしまうことになります。
また、そうやって角度をつけようとしすぎると、今度はネットに
引っ掛けやすくなります。

そういうミスをしやすいのが前衛というポジションですので
そこで更に大振りしようものなら、それこそミスのオンパレード
安定度の低い前衛さんと呼ばれることになります!?

ネット上を飛び交うシャトルの速度は速いので、大きくスイング
しなくとも、前で捕えて小さく弾けば、シャトル自体の速度を
活かして速い球が打てるので、大振りする必要はないのです。

感じとしては、予め手前側に倒しているラケットヘッドをギュッ
と握ることで、ラケットヘッドを前に押し出すイメージです。
このくらいのラケットの動きならば、小さくてぶれにくいので
シャトルをちゃんと捕えられる確率は上がります。

繰り返しになりますが、前衛はある程度は確率を重視して、返球
される可能性の高いところをしっかり押さえて、他は捨てるくらい
の思い切りの良さがないと、上手くブロックすることは難しいと
思います。
返球を予測して、しっかり構えて備えていても、後ろに抜けて
しまう場合もありますが、その場合は後衛さんに頑張ってもらい
ましょう!

もし、相手がクロス前にふんわり切り返してきた場合には?
クロスの球は時間があるので、頑張って前衛が取りにいきます!

とはいえ、読みと反応速度と機敏さが必要な前衛は中々難しい
ものですが、読んでズバッとプッシュを決めた時の爽快感は
また格別なものです。

上記のポイントに留意して、相手ペアに怖がられる前衛になり
ましょう!

***************************


人は、他人とのつながり合いの中で生きており、どんな人でも
必ず誰かのお世話になっているのですが、人付き合いに関しては
僕は明確な基準を持っています。
それは・・・

明るくてプラス思考の人と付き合うようにしている

ということです。

人間誰しもそうでしょうが、深く付き合っている人から、強い
影響を受けるものです。

「あなたは、最も親しい5人の友人の平均である」

という言葉がありますが、良きにつけ悪しきにつけ、他人の影響は
知らず知らずの間に、こちらの言動や性格にまで色濃く影を
落としてきます。

もちろん、どんな人ともある程度は普通に社交しますが、深く
付き合う人に関しては、僕は決してマイナス思考の人は選ばない
ようにしているのです。

思いは人生を形づくるので、常に明るく元気で前向きに居られる
ように、付き合う人もそういう人に限定しているつもりです。

加えて、自分勝手な人、気配りのできない人についても、しっかり
敬遠しています。

自分のことしか話さない、他人の話を横取りする、自ら話題を
振ろうとしない、しゃべらない、話にオチがない!?などは
僕の交友リストには、決して掲載されることはないでしょう。

さらに、僕が他人を評価する際に見ているところは、言葉ではなく
行動です。

例えば誰かを誘って、毎回毎回もっともらしい理由で、残念ながら
行けません、というような場合、その理由の如何は問わないで
僕は純粋にその行動(何だかんだで結局毎回来ていない)のみで
判断しています。

なぜなら、本当に行きたければ、何が有ってもそれを優先にして
行こうとするものだからです。

要は、その人の行動によって、その人の優先順位が分る、という
ことですね。怖いですね・・・

大江千里の歌じゃないですが

「リアルに生きてる」って大事だと思います。
残り少ない人生、自分の心には素直に生きていきたいものです。
僕の場合、素直に生き過ぎかもしれませんが・・・(^^;

ではまた!
posted by まさやん at 01:21| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月28日

追伸

あっ、そうそう!大事なことを書くのを忘れていました。

明日5月29日は、まさやんの記念すべき48回目の誕生日でした!
このめでたい日に、過去最高数のお祝いコメント頂けたら、さぞ
素敵な誕生日になるに違いありません。

48歳なので、48人からのお祝いコメント、楽しみにしておきます。

せめて4人は欲しいなぁ・・・(^^;
posted by まさやん at 21:00| 大阪 ☔| Comment(16) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

風下のコートから入ろう

みなさんは動物は好きでしょうか?

僕は、以前飼っていたハムスターを溺愛していたくらい(なので
このブログのトップ画像がハムスターになっているのです)動物
には少なからぬ愛情を抱いてしまうのです。

とりわけワンちゃんは大好きで、散歩している人を見かけると
吸い寄せられるように、ワンちゃんのヒョコヒョコ歩く姿に
釘づけになってしまいます。
10年間無事故無違反の僕ですが、僕がわき見事故を起こすとしたら
それはワンちゃんが原因になるはずです!?

まさやん家でも動物は好きだったようで、この大和の家に最初に
住んでいた頃は、ワンちゃんを飼っていました。
コロという雑種の犬でしたが、僕が近寄ると仰向けになって甘えて
くれていたので、とっても可愛がっていたことを思い出します。

ここ大和は、住宅地ということもあり、ワンちゃん飼育率がかなり
高いように見受けられ、犬のお散歩シーンがそこらじゅうで見られ
ます。
防犯対策で番犬の意味も大いにあるのでしょうね。

うちの真向かいの家もミニチュアダックスフントを飼っておられ
ますが、このワンちゃん、1年近く経ったというのに、未だに僕を
危険人物と認識しており、僕がゴミ捨てとか外出しようとすると
猛烈な勢いでバウバウ吠えかかるのです!

もういい加減、お向かいさんの僕くらいには慣れてほしいのですが
ワンちゃんはただ、自分の責任を一生懸命全うしようとしてるだけ
なので、仕方ないですね・・・

大和では、回覧板は基本的に手渡しすることになっている(呼び鈴
を押してわざわざ呼び出して手渡しするのです!)ので、その
お向かいの家の呼び鈴を押したところ、インターホンの向こうから
「バウバウ!」とこのワンちゃんに吠えられた時には、その家の
ワンちゃんの責任感の強さに噴き出してしまいました。
お向かいには決して空き巣は入れないと断言します。

約40年前、大和から神奈川に引っ越ししてからは、社宅住まいと
なったため、大好きなワンちゃんは飼えなくなってしまったの
ですが、母親がセキセイインコを手乗りにして、常時数羽を飼って
いました。
実は僕は鳥さんも大好きなのでした。

つがいで飼っていたので、メスはよく卵を産みました。
孵ったヒナに、注射器のような細い管の挿し餌器具で、僕もよく
エサを与えたものです。
そうすることで、成鳥になってから手乗りになるのです。
鳥さんの居る生活というのも、なかなか素敵なものです。

また、僕は自分で十姉妹(ジュウシマツ)も飼ったことがあります。
狭い鳥かごの中を、機敏に絶え間なく飛び回る姿が可愛くて
飽きることなくよく眺めていたものですが、十姉妹はあまりに
卵を産みまくるので、猛烈な勢いでヒナが増えて、手に負えなく
なって、知人に譲ってしまったという苦い過去もありました。

唐突に何を書いているんだろう?とお思いでしょうが、実は僕は
この度ペットを飼う事にしたのです。

ワンちゃんはさすがに大変過ぎるので、僕が選んだペットちゃんは
・・・中型インコちゃんなのでした。

正式に言うと「ホオミドリアカオウロコインコ」と言って、賢くて
人によく慣れてとても可愛い品種です。
この品種は、一般的にはあまり有名ではないと思いますが、ここ
数年とても人気が出てきている鳥さんなのです。

特徴は、賢い(人間の3歳児と同じくらいとの噂)、長生き(20年
から25年くらい!)、そして、人間にとてもよくなつくという
ことでしょうか。

購入したのは、インコ・オウム専門店の「こんぱまる」という
お店です。
「こんぱまる」とはヘンな名前ですが、お店の人に意味を聞いて
みたところ

Companion animal(コンパニオン アニマル)

の略だそうです。ペットの婉曲的な表現だそうです。

「こんぱまる」は全国展開しているチェーン店で、大阪店は大東市
にあります。なみはやドーム・三井アウトレットパーク大阪鶴見・
大東鶴見ICの近くです。

http://www.compamal.com/

僕は、このインコちゃんをヒナの時に買ったのですが、ヒナだと
一日に挿し餌を4回与えなければならず、となると成長して一人
いや、一羽でエサが食べられるようになるまで、出かけられなく
なってしまうので、引き取るのは成長してからということにして
今は、こんぱまるさんから「お迎えに来てください」という連絡
を、今か今かと首を長くして待っているところです。

インコ・オウムを買う時は、そのようにヒナの段階で予約して
大きくなるまではお店に預かって飼育してもらい、一人でエサを
食べられるようになる、いわゆる「一人餌(ひとりえ)」と
なった時にお迎えにいく、というスタイルが普通なんだそうです。

購入予約してからというもの、僕はインコちゃんを確認しに、実に
頻繁にこんぱまるに通っております。

そして、上記のこんぱまるのHPに、何と僕のインコちゃんである
「ラスちゃん」が写真掲載されております!
「お迎えまで待てないよ〜部屋」の2013/05/10のM様、というのが
実は僕のことです(^^)

http://www.compamal.com/cgi-bin/photo2/topics.cgi?page=20

なぜラスちゃんかと言うと、このインコちゃんの誕生日が3月15日
なので、315、最後、LAST、ラスト、ラスちゃん、という訳です。
僕としては、人生最後のペットのつもりで沢山の愛情を注いで
いきたいと思っています。

お迎えの準備は万端で、既にケージ(鳥かご)もケージカバーも
ヒーターもサーモスタットも購入済です。
中型インコですし、本によると予算の許す限りできるだけ大きい
ケージの方が良いとのことだったので、465 x 465 x 580という
ビッグサイズのケージが、既に僕の部屋に置いてあります。

DSCN1235.JPG

その他は、プレイスタンドなるケージの外に置く止まり木も必要
みたいですが、それは大和の山に踏み入れば、容易に物色は可能
だと思っております!?

予定通りであれば、あと半月くらいで待望の「お迎え」です!
しっかりとしつけをして、僕のことを「マサヤン!」と呼ばせる
ようにしたいと思っています。



ここ大和の家の庭には、相も変わらずタケノコがニョキニョキと
毎日のように生えてきています。
冬場はおとなしかった竹たちも、春になって暖かくなると、俄然
勢いを増し、抜いても刈っても数日後にはまた数十本生えてくる
という、虚しい「賽の河原(さいのかわら)」状態にあります。

従って、最近の僕は3日に1回はタケノコ刈りをしている訳ですが
先週その作業をしていた時に、家の敷地内に見慣れない茶色の
細い動物がノコノコ侵入してきたのです!

その動物は、作業をする僕の方を見て、しばしウロチョロしながら
またすぐに、隣の草むら(うちの隣の敷地は空き地で草ボウボウ
なのです)に戻っていきました。

後でネットで調べたところ、それは「イタチ」だと判明しました。

公園に行く途中ではイノシシに遭遇し、自宅の敷地内にイタチが
侵入してくるこの大和という環境に、果たしてペットが必要なの
でしょうか・・・

一昨日は、僕が寝ている和室の天井から「コトコトコトコト」、
「コトコトコトコト」と、小刻みな小動物の足音みたいな連続する
物音にゾッとして目が覚めました。

その直前にイタチを見ていた僕は「家の中に入ってきたんやろか」
と警戒し、またはネズミが天井裏で大運動会をおっぱじめたのかと
ビビって、ベッドの上で体が硬直しました。
自然動物園のようなこの家から、さっさと引越ししたい衝動に
かられましたが、よくよく確認してみたところ、真相は和室の上の
屋根にカラスがとまって、トコトコ歩いていたのでありました。
それも十分イヤですが。

大和はそれほど田舎であり、不便な部分も多々あるのですが
一方で、山に広がる木々の目に沁み入るような新緑の美しさや
ウグイスの心地よいさえずり、そして夜にはこれぞ静寂と言える
静けさや、広い空を埋め尽くす満天の星座群、そして何より
美味しくて澄んだ空気など、良いところもいくつかあります。
良い所は、全て自然関連です(^^;

でも、その良いところを考慮しても、早くここから抜け出したい
まさやんなのでした。
ここから僕が居なくなったら、この家はまた元の竹やぶ屋敷に
戻ってしまうんだろうなぁ・・・
それもイヤだなぁ・・・



話は変わって試合結果報告です。

5月25日(土)、26日(日)と、舞洲アリーナにて大阪総合選手権
大会が開催されました。
僕は年齢別45歳の単複に出場し、何とか今年も二冠を守ることが
できました!これで二冠の三連覇です。

大阪総合の「栄光のあと」を調べてみたところ、二冠の三連覇と
いうのは、過去に、あの伝説の名プレーヤー辻田泰昌さんしか
達成しておりませんでした!(一般と年代別なのでレベルは雲泥の
差ですが・・・)
しかしその辻田さんも、ダブルスでは二連覇時にパートナーが
変わっておりますので、純粋な二冠の三連覇は、大阪ではこの
まさやんただ一人!ということになります。
って勝手に自慢しておきます。

ダブルスは、パートナーの見市が、しっかりトレーニングもして
昨年よりはるかに良い状態できていたことに加え、ライバルの
早水・喜多ペアが解散(早水さんが50歳の部に行った)したので
僭越ながら、優勝は固いと確信しておりました。

事実、初戦は難なく突破したのですが、続く準決勝では、過去
何度も対戦して無敗の田中・棟居ペア(プレンティグローバル
リンクス)に、ファイナルの苦戦を強いられてしまいました。

相手ペアの勢いがあったこともありましたが、主たる原因は
やはり僕の不調(実力・・・)でした。
浮ついていたのか、ロブの安定度が低く、田中さんに気持ちよく
強打され、それを僕はレシーブミスしてしまうという悪い流れで
また、落ち着きの足りない僕は、何でもないような中間のつなぎ
球を慌てて打ってしまい、それが甘くて一発で仕留められてしまう
というマズいプレーで、第一ゲームを競りながらも落とす悪い
展開となってしまいました。

第二ゲームも序盤競り合いましたが、途中から徐々に落ち着きを
取り戻し、21-14で取り返してファイナルへ。

しかしファイナルでも気合い十分のプレンティペアは、ワイルドな
田中さんが、大きな声で吠えまくり、それに引っ張られる形で
棟居さんのレシーブや前衛も決まり、中盤までは一進一退、いや
わずかにリードされてチェンジエンズとなりました。

確か12-13くらいで負けていたところでしたが、そこから見市の
サーブが冴えてきてからは、流れは僕らのものとなりました。
見市が上手くチャンスを作ってくれるので、相手は球を上げざるを
得なくなってきて、その時点では走り出していた僕のスマッシュも
決まり出してからは、相手ペアも意気消沈して声も出なくなり
その雰囲気の通り、ファイナルは21-14での逆転勝利に、ホッと
安堵の胸をなでおろしたのでした。

そして決勝は、大阪社会人クラブ個人戦と同じ寺尾・真野ペア
でした。

大阪社会人では、僕の得意!?の乱調によって、あわやの不覚を
取るところでしたが、今回の僕は何とか「普通」にやれました。
今回はむしろ見市のスマッシュが乱れまくって、コートを1mも
アウトしてしまうようなミスショットも乱発させていましたが
総じて僕らの攻撃が難なく決まっていたので、普段の練習試合での
対戦成績通り僕らが2-0で勝って、しっかり優勝することができ
ました。

大阪の45歳ダブルスチャンピオン、という響きも嬉しいのですが
何より嬉しいのは、今年もまたマスターズへの出場資格をゲット
できた、ということです!

これでまた試合付きの遠征旅行に繰り出せるというわけです。
今年のマスターズは北九州市で開催されます。
さて、どんなお店で何の料理食べて、どんなお酒を飲もうかな?
(やっぱりそっちか?)

その他の年代の結果は、やはりマスターズメンバーとなる40歳
ダブルスでは、昨年大健闘の小山・国信ペア(当然の第一シード)
に期待が掛かりましたが、マスターズ出場を見据えて満を持して
登場してきた有田(兄)・林ペアが、実力通りに完勝での優勝を
飾りました。

大阪チームコーチの佐藤さん(塩野義製薬)も、有田・林ペアの
実力には全幅の信頼を置いており、昨年以上の成績を期待できそう
だと少し嬉しそうに話されていました。

試合後、林くんに「これでマスターズ出場やね!よろしく」と
声をかけたところ

「今からもう緊張してきました・・・初めてなんで。よろしく
お願いします」

と真面目な彼らしいコメントに、思わず苦笑してしまいました。

今回10何年振りに大阪の試合に参加した見市武史は、畑下と組んで
40歳複に出場。2回勝ってベスト8入りしました。
武史は、脊柱管狭窄症が完全には癒えていないのですが、その中
でも頑張って動いて打って、畑下もメタボな体型ながら、特徴で
あるチョコマカした動き(ゴメン)で、あまり動けない武史を
カバーして、負けると思った第二シードを食って8入りしたのは
よく頑張ったと思います。
試合後の夜一緒に飲みましたが、本人もそこそこ充実感があった
みたいでした。
ベスト8入りしたので、全日本シニアの出場権が得られ、武史も
参戦することが決定しました!
これでまたまた楽しい松山遠征となりそうです。

マスターズ残りの1枠、50歳ダブルスの結果は、かの有名な日本
屈指のプレーヤー、宮本式フォーメーションでバドミントン界を
席巻しているBig man宮本さんと、昨年までは喜多さんと組んで
45歳ダブルスに出場していた、元全日本シニア30歳ダブルス
チャンピオン早水さんが、実力通りに1ゲームも落とさず完勝で
優勝。悠々マスターズ出場権を手中にしました。さすがです。

そしてそして、今回特筆すべきは55歳ダブルスです。

全国の実績もあり、実力No.1の折り紙つきである弓削・川前ペアが
今回もダントツの優勝候補でしたが、この最強ペアに土を付けた
のは・・・

我らが幡野・野牧ペアなのでした!
しかもファイナルは半分くらいに抑えての完勝。これで苦手意識も
かなり無くなったのではないでしょうか。
そして川前さんも、悔しくてまた二週間寝られない日々の後
リベンジに燃えられることでしょう(^^)

また60歳ダブルスでは、原さん・島田さんペアが初優勝を飾り
ました。
原さんはもちろんHiwakai。島田さんはY clubで、泡盛は割って
飲んではダメ!という方です!?
優勝後、島田さんは、僕の撮影を期待されて、しばらく僕を探して
おられたようですが、祝勝会in薩州路のため、賞状も受け取らず
早々に会場を後にした僕は、その時は既にビールを2杯は飲んで
いたことでしょう。島田さん、すみませんでした。

また、65歳ダブルスでは、竹下さん(北清水クラブ)岡本さん
(Hiwakai)ペアが優勝!
年代別に滅法強いHiwakaiは、今回も存在感をしっかりアピール
できました。

大阪総合でのHiwakai優勝者の写真です。みないい顔してますね!

DSCN1247.JPG

それと30歳ダブルスでは、丸野・中川ペア(Hiwakai)が大健闘の
3位入賞を果たしました。
準決勝もファイナルの大熱戦の末の惜敗でしたが、今後、さらに
上を目指せる期待が持てる良いプレーだと思いました。
丸ちゃん、マメちゃん、3位入賞おめでとう!



続く翌日はシングルスです。

僕は第一シードだったので、初戦はプログラム上で13段目でした。
つまり試合は午後3時くらいからだったのですが、バドミントン
プロ(まだですが)としては、バド界への協力・貢献が義務だと
自覚しておりますので、僕は審判協力活動のため、8時30分過ぎ
には、舞洲アリーナに到着しておりました。

少し遅れて審判控室に向かい、今日はどうすればよいか役員の方に
聞いたところ

「あっ、正岡さんは今日はいいです」

との衝撃的な発言を耳にして、全身から力が抜けていく猛烈な
虚脱感を覚えました・・・

本部としては、僕に気を遣ってくれて審判から外してくれたのだと
好意的に理解したいところですが、もしそうなのだとしたら
せめて前日には教えて頂きたかったところです(よね?)

というのは、審判活動が無くなったということイコール、僕は
自分の試合のある15時辺りまで、ただただ待つ、ということが
決定したということなのですから・・・

そして、もしそれが前日に分っていたことであれば、僕は試合
当日の朝、7時10分に起床する必要はなくなり、午後から悠々会場
入りすれば良かったということなのですから・・・

ただ、本部の方の擁護をするならば、当日の朝は審判人員の配置
調整でてんてこ舞いにパニくっていたご様子でしたので、元より
試合運営をお任せしている状況を考えると、その辺の気配りに
ついては、時に行き届かない場合があることもしゃあないなぁと
思いました。



試合については、初戦は点数的には競りながらも、問題なく完勝。
続く準決勝は阪急電鉄の佐藤さんで、名前は存じ上げていましたが
今回が初対決でした。

第一ゲームは、難なく先取。その時点で「これは大丈夫だな」と
判断した僕は、精神的にはリラックスして第二ゲームに臨んだの
ですが、リラックスし過ぎたのか、終盤まで競り合ってしまい
16-17くらいでリードされていたと思います。

でありながら、相変わらず愚かにも余裕をコイていた僕でしたが
次のラリーで佐藤さんの打った球が、審判から逆サイドのライン
際に、わずかにアウトになった場面がありました。

僕は、その球を最も近くで見た張本人ですので、その球が4cm位
アウトだと確信していましたが、佐藤さんのコート側に座っていた
線審の方は、それを「イン」とコールしたのです!

いくら余裕をコイていた僕でも、点数としては競り合っていた
ところですし、何よりその球は完全に、そう、100%アウトでした
ので、当然の抗議として、僕は主審に

「今のは完全にアウトでした!」

とクレームしたところ、主審の若い方も僕に同意してくれて

「はい。僕も今のはアウトだったと思います」

と、オーバーコールでアウトにしてくれたのでした!

こういう場面では、逆サイドの球だし、主審もあまり見ていて
くれていないことも多々あり、線審のジャッジをそのまま受け
入れる主審も多い中、よくぞ正しいオーバーコールをしてくれた
と僕は思いましたが、そこに食いついたのは、他でもない佐藤さん
でした!

佐藤さんの印象が悪くなってはいけないので、事情を説明しますと
佐藤さんは、第一ゲームで僕が打ったサーブがアウトだったらしい
のですが(バックバウンダリーライン上のことなので、それは僕
にも分らない)それをインにされたこととか、その他にも納得の
いかないジャッジがあった背景があり、勝負どころでの主審の
オーバーコールに、我慢していたものが一気に噴出してしまった
ようでした。

佐藤さんとしては、主審が、主審の反対側のラインのそのような
微妙なインアウトが分るのか!いったん線審がジャッジしたものを
逆側の主審が覆すなんていいのか!というクレームでした。

試合後、僕は佐藤さんに

「僕は、ウソをついてまで勝ちたいなどとは思っていません。
あれは確実にアウトでした。僕が一番近くで見ていたので間違い
ありません。
そして、試合の全権を握っているのは主審です。線審がジャッジ
した結果を、主審がオーバーコール、つまり訂正することは
当然の権利です。
ただ、問題だったのは、佐藤さんに詰め寄られて、主審の方が
あやふやな態度を取ったということでしょうね」

とお話ししました。

佐藤さんは

「僕は正岡さんに対してどうこうは全く思っていません。
でも、僕はあれは入っていると思ったし、線審が一旦インとした
ものを、コートの反対側の主審がアウトって訂正するのは、普通は
ないことです」

佐藤さんも、主審が全ての権限を握っている、ということに
ついては少〜し誤解されていたようですが、不満の全ての根本
原因は線審の方の不透明なジャッジにあったのでした。

当日の線審は、僕が申し出たと同様に、純粋に協力の気持ちで
当日線審のためだけに会場に来られていた方々です。

そうであるがゆえに、なかなか申し上げにくい部分もあるのですが
しかし、そういう情緒的な同情の部分を差し引いても、当日の
線審の方々のジャッジぶりには、僕としてもものすごく不満が
ありました。

というのは、ジャッジをする際、しっかりライン上に体を動かして
目線をラインに合わせてジャッジしていない人が多いのです!!!

人間である以上、ミスはします。
しっかり見てくれた上でのミスジャッジならば、こちらも我慢
しようってものですが、椅子の背もたれに深く腰掛けたままで
ジャッジして、それが明らかなミスジャッジだったような場合は
真剣に試合している選手からしたら、文句の一つも言いたくなる
ってものでしょう。

僕の試合だけでなく、会場の他の方から聞いた話によると、他の
試合でも、情けないような明らかな誤審がいくつもあったと
聞いています。

僕のパートナーの見市の試合でも、第一シードの荒木直人さんと
白熱の接戦を演じて、惜しくも敗戦はしたものの、見市の実力を
改めて知らしめる非常に良いプレーをしていたのですが、1ゲーム
目をセッティングで落とした後の第2ゲーム、19-19の場面で
荒木さんの打った球が、ラインからわずかに外れて、よしこれで
19-20になったぞ!と思った場面で、線審のしたジャッジは
事実と真逆の「イン」でした。

それは、その試合を見ていた複数の人および見市本人がアウト
だと断言していたし、その試合は録画していたので、それを見ても
はっきりアウトだと分る球でした。
そしてそれがちゃんとアウトとジャッジされていれば、見市の
ゲームポイントとなり、勝負の行方は混沌としていたであろう
はずの超重要な場面だったのでした。

結局、そのジャッジが成立し、逆に荒木さんのマッチポイントと
なったのですが、次のラリーで見市のスマッシュがネットに
掛かりThe end.
善戦むなしく22-24、19-21の惜しすぎる敗戦となってしまい
ました・・・

繰り返します!

線審を協力頂いている方。お忙しいところ、試合会場までご足労
頂いてありがとうございます。
でも、いざジャッジをする際においては、正確なジャッジをする
ために、せめて体を動かして目線をライン上に持ってきた上での
コールをお願いしたいのです。

そうやってしっかり見た上で、それでもミスジャッジをしてしまう
のは、それは審判としてのスキルの問題なので仕方ありません。
ただ、しっかり見ないでのミスジャッジについては、バドに真剣に
取り組む人間として、決して看過するわけにはいきません。
これは、本部の方々にもしっかり認識頂いて、審判上の留意事項と
して、朝の打ち合わせ時に、再度強く通達頂きたいものです。



佐藤さんとの準決勝を制した僕の決勝の相手は、チームメイトの
真野くんでした。

相手が真野くんと判明した時点で、僕は優勝をほぼ手中にしたと
思ったのですが、決勝は手を抜かずに真剣に攻めて勝ちに行こうと
決めていました。

真野くんは、身長は僕とほとんど同じで上背があり、上からの
ショット、つまりスマッシュはなかなかの威力があるのです。
彼は決して器用なタイプではないのですが、上から打たせると
少し厄介だという印象はありました。

なので、僕が取った戦法は・・・

「ショートサーブ&上がったらスマッシュ主体」攻撃です。

この作戦が見事にハマり、1、2ゲーム共、半分強くらいでの完勝と
なりました。
真野くんの擁護をすると、準決勝の中嶋さん(ミズノ)との対戦が
ファイナルとなり、体力的にだいぶキツかったみたいです。
真野くんとはこれからも試合で対戦することはあると思いますが
これからもずっとずっとず〜っと勝ち続けさせてもらいますぞ!



そして、50歳シングルスでは「絶対王者」楠本さんが貫録の優勝
を飾られました。
最近、仕事で多忙を極めておられたようですが、そんな中でも
無類の集中力を発揮して、決勝相手の常連、阪急電鉄の大野さん
との対決をファイナルで制して、大阪社会人クラブ個人戦以上の
大会での優勝回数を、遂に大台の50回にされた偉業には、手放しで
賞賛をお送りしたいと思います。おめでとうございます!
試合後の楠本さんとのツーショットです。

DSCN1252.JPG

そして、55歳シングルスでは、最近はずっと分が良くなかった
パートナー野牧さんとの対決を制した、幡野さんが単複二冠を
達成しました!おめでとうございます。

また、65歳シングルスでも、昨年全国3位となった岡本さんが
実力通り優勝されて、やはり単複二冠を達成されました。
おめでとうございます。

これで我がHiwakaiからは、大阪総合二冠達成者が3人も出ました。
45歳単複の僕、55歳単複の幡野さん、そして65歳単複の岡本さん
です。「シニアに強いHiwakai」の称号(そんなん、有ったか?)
を、確固たるものにしたと言えますね!

二冠達成の記念撮影です。撮影者は、ダブルス一冠の原さんです。
ダブルス優勝だけでもスゴいと思うのですが、二冠達成者の前
では、撮影係を申しつけられてしまうのが悲しいですねぇ・・・

DSCN1248.JPG

DSCN1250.JPG

ということで、今回の大阪総合も、内容はともかく、結果は納得
いくものとなりました。

来年以降、どこまで連覇できるのか、あるいは来年でパッタリ
連覇が止まってしまうのかは分りませんが、バドを真剣にやって
いる以上は、結果にはずっとこだわり続けていきたいと思います。



ではバドの話。

<風下のコートから入ろう>

これは、舞洲アリーナのように、コートに風上・風下が発生する
ような場合の、コートの選択方法です。

舞洲アリーナは、メインフロアが16面も有るだけあって、会場内に
ハッキリわかるくらいの風が常時流れています。
風上から打つと、軽〜く打ってもシャトルは奥まで飛んでいって
くれますが、風下から打った場合、微妙なヘアピンなどは悉く
(ことごとく、です)ネットに引っ掛かるくらいの差があります。

ですので、スマッシュを打った場合の速度の差は、有利不利に
大いに関わってくるのです。

ラリーをつないで球を回すプレースタイルの人にとっては、風下で
クリヤーがアウトにならない方が良い、という方も居るかもしれ
ませんが、その反面、いつもはスレスレに入っているドロップが
ネットに掛かったり、スマッシュレシーブがネットに掛かったり
ヘアピンが押し戻されてネットミスしたりする場合もあります。

やはり、ラリーを切れるのは、最強の攻撃手段であるスマッシュ
ですので、そのスマッシュをさらに加速することができる風上を
ファイナルのチェンジエンズに持ってこられるようにするのが
有利なコート選択法ではないでしょうか。

風上から打つと、スマッシュの速度が上がるだけでなく、いつも
より球足が伸びてくるので、レシーブする方も、いつもと同じ
感覚でラケットを出しても、取り損じるケースが多いのです。

少なくとも僕は、舞洲アリーナでトスに勝った場合や、相手が
エンドを選ばなかった場合には、必ず風下のコートを選択する
ようにしています。

単純に考えても、外でバドミントンするような場合も、風上に
立ってやる方が、力が要らなくて強い球が打てますよね。

ただ、会場によっては、エンドによるシャトルの見えやすさとの
兼ね合いもあるでしょうが、それが大差なかった場合には、迷わず
風下を選ぶように心がけると良いと思います。

***************************

先日、ミズノスクールコーチ陣での、親睦飲み会を実施しました。
メンバーは以前お伝えした通り

*松尾さん(Nakayoshi powers所属)
*宇衛さん(高田幹子さん。元全英チャンプ!)
*勝屋さん(神津クラブ。社会人始めながらかなり上手い!)

そして、みんなの!?まさやんの4人でした。

DSCN1236.JPG

ミズノスクールは、松尾さんがミズノとの窓口になって、3人を
取りまとめる形を取っているので、今回の場所設定も松尾さんが
お店を選んでくれました。
「一番どり 梅田店」という、鳥料理の美味しい焼き鳥屋さん
でした。

気楽なメンバーだったので、僕はいつものペースで最初から
ビールのお代わりを連呼していましたが、松尾さんがお酒がダメで
勝屋さんも少し控えめにされていたので、僕と宇衛さん二人が
ひたすらお代わりする体制が確立されました!?

たくさん飲んだので、話した内容はすっかりオールクリヤーされ
ましたが(^^;宇衛さんがお酒強そう、ということはしっかり
理解しました!?

そこで分った話ではないのですが、実は宇衛さんと僕は以前から
少し関係があったのです!!!

って、直接の関係ではありませんが、僕が大和に住んでいると
宇衛さんに話した時に、大和に親戚が居るとのことで、話を聞いて
みたところ、その親戚というのが、実は僕の小学校の同級生の
家族だったのです。

その家は、今も大和にありますが、同級生(梅林守くん)は
今はどこか他の場所に住んでいるとのことでした。
彼の記憶は、小学校3年時でフリーズしていますが、そこそこ仲は
良かったので、今でも顔はしっかり記憶しています。
約40年の年月を重ね、僕も彼も筋金入りの「おっさん」へと変貌
を遂げてしまいましたが、願わくば一度再会してみたいものです。

宇衛さん、ぜひ、梅林守くんとの再会の場を設定お願いします!



話は変わり、先日ネットでイケてる時計を購入しました。
TIMEX社製のIRONMANというトライアスロン用のスポーツウォッチ
です。

http://www.timexwatch.jp/?cat=6&cc=7&gc=31#256

DSCN1256.JPG

僕は、以前購入したLuminox社の時計が大好きで、それこそ24時間
はめっぱなし(本当)にしているくらい気に入っているのですが
なぜ急にそんな僕に似つかわしくない!?時計を買ったのかと
言うと、ミズノスクールで使うためでした。

その時計には、リピート可能なカウントダウンタイマーがついて
いるのです。
ミズノスクールでは、基礎打ちやパターン練習の時に3〜4分の
時間を測るので、この時計がたいそう役に立つのでした。

それまでは、100均で買ったキッチンタイマーを使っていましたが
音が小さいことと、体に固定できずにポケットに入れなくては
ならず、そうすると知らない間にボタンが押されて止まってたと
いう事故!?が頻発していたので、手に持ちながらやっていたの
ですが、それもうっとうしかったので腕時計型のタイマーが欲しい
と思って、インターネットで物色していたところ、幸運にもこの
時計に巡り合えたのでした。

ただ単にタイマー付きの腕時計なら、他にも色々種類はあったの
ですが、この時計の優れているところは、液晶画面を指でタップ
つまり軽く叩くことによって、タイマーやストップウォッチの
スタート・ストップ動作ができるという優れものなのです!

これをTIMEX社は「タップスクリーンテクノロジー」と称しており
僕の買った時計がTIMEX社のフラッグシップモデルとのことです。

これを昨日のミズノスクールでデビューさせましたが、予想に
違わず、非常に便利に使えて、購入して良かったと思いました。

定価は15,750円ですが、値引きと保有していた楽天ポイントが
5,000円分ほどあったので、実際に支払った金額は5,000円ちょっと
でした。いい買い物しました!
同じ時計が買いたい方は、このブログの左側に画像を張り付けて
おきましたので、そこから最安値で購入可能です。

この時計、トライアスロン用だけあって、ラップ機能も非常に
充実しています。ミズノスクールのタイマー用にだけに使うのは
非常に勿体なく、宝の持ち腐れと言っても過言ではありません。

陸上トレーニングを頑張っている見市を見習って、僕もこの時計を
活用して、トレーニングしてみようかなぁ・・・

でもまずは、中断しているなわとびを再開することが先決ですね。
もっと頑張ろっと!

ではまた。
posted by まさやん at 20:36| 大阪 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月17日

相手がバックハンドで打つ体勢になったら前に出よう

大阪はすっかり春爛漫の陽気になりました。
自宅の和室は南東向きなので、既に日中は半そで短パンで丁度いい
くらいになってきています。いや、むしろもう暑いかな。
大阪の春はホント短いなぁって思います・・・

自由な僕は、こないだ旅行に行ってきたばかりですが、またまた
同じメンバー(見市兄弟)と、今度は福井県に繰り出してきました。

何でそんなに頻繁に行くねん?と思われるかもしれません。
それには理由があって、今回の旅行のテーマもしっかり規定されて
いたのですが、これについては非公開とさせて頂きます!?

場所は若狭町。若狭湾国定公園に属する三方五湖の近くです。
若狭湾に面した海辺のこじんまりしたホテル「波華楼」が今回の
宿でした。

僕らの場合は、泊まって飲むことに意義があるので!?途中の
観光にはさして重きもおいていないのですが、せっかくなので
有名な三方五湖を眺望できる「三方五湖レインボーライン山頂
公園」に立ち寄ってきました。

三方五湖もレインボーラインも海のすぐそばにあるのですが
このレインボーラインの通っているところは、険しい山道となって
おります。
この道路は通行に1,000円も取られる有料道路なのですが、1,000円
払っても余りある絶景が、そこには用意されていたのでした。

山頂公園は、梅丈岳の文字通り山頂にある絶景ポイントで、山頂
からは360度のパノラマビューを堪能できる素晴らしく美しい風景
に、心がスッキリ洗われるような気分になるのでした。

山頂公園にはケーブルカーかリフトで登ります。
天気も良く暖かかったので、僕ら3人はオープンエアーのリフトに
乗って上まで登りました。

リフトで登っている途中から、見事な風景がみるみる眼下に
広がっていきます。
僕は、リフトで急斜面を登っているという危険な状況も忘れて
体を捻って夢中でデジカメのシャッターを押しました。
登ってからいくらでも撮れるんですけど・・・(^^;

DSCN1026.JPG

山頂に着き、見渡した景色の素晴らしさにはしばし言葉を失うほど
でした。
折しも天気は快晴で雲一つない青い空に加えて、眼下に広がる三方
五湖や若狭湾の美しさは輝くような宝物でした。
この場所は、実は密かに見市が事前に調べてくれていて、立ち寄る
予定にしてくれていたそうなのですが、名所だけあって観光客も
多く、最寄の第一駐車場が満車のため、少し離れた第二駐車場に
車を停めて、そこからシャトルバスで移動の形だったので、少し
面倒になりかけて、行くのを止めようかと思ったのですが、行って
良かったと心底思いました。

DSCN1028.JPG
DSCN1040.JPG
山頂公園には異名があって、「恋人の聖地」と言われているそう
です。
願いを込めた南京錠を聖地のチェーン柵に掛け、願い事を書いた
札を付けた鍵を「誓いの鍵」」と書いてあるポストに入れると
願いが叶うんだとか。

DSCN1033.JPG

チェーン柵どころか、そこらじゅうに夥しい(久しぶりに使う)
南京錠が掛けられておりました。

DSCN1034.JPG

確か、神奈川の湘南平の鉄塔にも、同じように南京錠が掛けられて
いましたね!
あなたの心に南京錠、ザッパーン♪って西村ヒロチョみたいです。
(結構好き。ちなみに「あばれる君」も!)

また公園には、なぜか五木ひろしの歌碑があり、ボタンを押すと
「ふるさと」のメロディが流れ出すのです。
三方五湖と五木ひろし、関連性があるとは思えないのですが・・・
でも「ふるさと」という曲は、懐かしく親しみやすいメロディで
またヒットもしたので、僕はそのメロディに合わせて

「まっつりぃ〜もぉ〜ちっかい〜とぉ〜、汽笛ぃは呼ぉぶがぁ〜」

と自然に口ずさんだところ、武史は

「ようそんな曲知ってますねぇ」

と感心されましたが、僕としてはこの曲を知らないことの方が
ビックリでした。って、よくある「常識の相違」ですが(^^;

短い滞在時間でしたが、僕らは十二分に山頂公園を満喫してから
目的地である「波華楼」に向かったのでした。

チェックイン予定時刻までまだ少し時間があったので、夜の飲み物
つまりお酒を買い出しにいくことにしました。

大きな道沿いに行けば何かあるだろうと、適当に走っていたら
ちょっとしたお土産屋さんが見つかりましたが、あいにくそこには
お酒はなく、お店の人にお酒のあるお店を聞いたところ

「この先にレピアというスーパーとファミリーマートがあります」

との貴重な情報をもらったので、素直に教えてもらった方向に車を
走らせましたが、行けども行けどもスーパーどころか、人家さえ
まばらな状況で、時折見かけるのは道端でおばあちゃんが梅干し
を売っている出店(この地区は梅干しで有名)くらいで、道路の
左側は三方湖、右側には梅林が続く風景に、これは道を間違えたか
と不安になってしまいました。

しばらく進んだお店でさらに聞くと、目的のスーパーはもう少し
だとのこと。
最初のお土産屋さんで聞いた感覚だと、10分程度で着くとのこと
だったので、5〜6kmくらいかなぁと思っていましたが、僕らは
地方の感覚をナメていました・・・
軽く10km以上、いや15kmは離れていたと思われます。
それでも最寄のスーパーには違いないのでしょうね・・・

着いたレピアは、なかなか大きなお店ではありましたが、GWにも
かかわらず、店内は非常に閑散としておりました。
そこで、ビール数缶と、芋焼酎一升瓶を買い、今来た道を戻って
いきました。

チェックインしてみると、外装の古さとは異なり、内装は綺麗に
リフォームされていて、おかみさんいわく「アジアンテイスト」を
コンセプトにした内装です、とのことでした。
おっしゃる通り、シックで落ち着いた雰囲気で、そしてとても
清潔に保たれていて、一瞬で素敵な宿だと認識できました。

また海の目の前のロケーションなので、全室がオーシャンビュー
と、それもまたロマンティックなお宿なのです。

その時点ではまだ日が高かったので、昌弘は恒例のランニング
僕と武史はキャッチボール!?で夕食までの時間をエンジョイする
ことにしました。

DSCN1052.JPG

写真手前は昌弘ですが、ランニング後に加わったのでした。

でもまあ、宿に着いたら何はともあれまずは「ビール」です!
スーパーで買ってきた冷えた缶ビールを、宿の前のベンチに腰
掛けながら、カシュッといけば心は爽快!
僕と武史の「カンパ〜〜〜イ!」の大声は、海を越え遠く韓国まで
聞こえたとか!?

そのベンチの目の前では、地元のおばあちゃんが小さなイカを
干していました。
その光景も海辺の風情たっぷりで、近場ながら僕らは旅の雰囲気
を十二分に味わう事ができました。

DSCN1053.JPG
DSCN1049.JPG

十何年ぶりにするキャッチ―ボールは、メッチャ楽しかったです!
大人になった僕たちは、暴投による器物破損を恐れて!?非常に
ゆっくりした球を投げるだけでしたが、酔いも後押しして次第に
勢いが出てくると、徐々に投球速度もテンポも速さを増して
最後の方は、取っては投げ、取っては投げ、の、内野のスロー
練習のように、僕と武史を行き来する球の速度は、1秒に満たない
ほどでした。

その後、汗だくになった昌弘と3人で、宿の目の前の海岸に出て
童心に帰って、海面にサイドスローで石を投げて、水面をはねた
回数の多さを競う、スキマスイッチの「石コロdays」のような
遊びにしばし夢中になりました。
1位は昌弘の8回、2位は僕の7回、ベベタは恒例!?の武史ィでした

続いては夕食の前の温泉です。
こじんまりした宿だったので、残念ながらお風呂場も狭かったの
ですが、そこは何と言ってもオーシャンビュー。湯船のガラス窓
から見渡す若狭湾は、たまらなく爽快なのでした!

そしてお待ちかねの夕食です。
通された部屋は、15畳はあろうかという床の間付きのお座敷。
それを僕ら3人で広々と使わせてくれるのに加えて、窓の外には
オーシャンビュー(何回言っとんねん・・・)
盛り上がりやすい僕らは、食事の前に夕日に輝く若狭湾を撮影し
まくってしまいました。

DSCN1062.JPG
DSCN1063.JPG

食事自体はお刺身中心の料理で、ものすご〜く最高という訳でも
ありませんでしたが、普通にとても美味しく量も多く、満足度は
高かったです。

気分上々のまま、部屋に戻って当然の二次会です。
そこからは、スーパーで買ってきた芋焼酎の水割りとなりましたが
お酒に弱い、いや、当日睡眠不足だった僕は、またまた早い段階
から、敷かれていた布団に寝そべりながら、時折起き上がって
グラスをチビチビすする、ってなスタイルの飲み方でした。

僕があまり飲まない分、見市兄弟は飲みまくっていました。
最終的には、僕も後半目を覚まして、芋焼酎の消費に精を出して
いましたが、な、な、何と、一夜にして一升瓶が空いてしまった
のでした!

DSCN1067.JPG

その夜の話や出来事は、僕は一生忘れられないほど強烈な印象
いや、トラウマ!?となるくらいの衝撃的な一夜になりましたが
それくらいものすご〜く楽しく面白すぎる「○○○記念旅行」
でした。

翌朝、6時に目が覚めた僕と昌弘は、貸切露天風呂に行きました。
ここは二人がようやく入れるくらいの狭い木製の浴槽で、多分
普通はラブラブでイチャイチャのカップルが、じゃれ合いながら
入るにふさわしいところなのでしょう。

そこでのシーンを腰てぬぐい1枚で撮影しましたが、隠しきった筈
の最重要部分が、図らずもももの付け根から「コンニチワ」
しちゃってたので、ブログ掲載することができなくなって
しまったのでした・・・(^^;
もしかして、見たかったですか!?


翌日は、宿の方に教わった小浜市地方卸売市場に足を運び、そこで
お土産を物色しました。
そこでは活きのいい魚介類が元気良く販売されており、観光客も
市場内でひしめくくらいの活況を呈しておりましたが、僕が購入
したのは、梅干しでした(^^;
昌弘はサバの干物かなんかを買っていました。
武史ィは、魚の缶詰を買っていましたが、買ってから原産地を
改めて確認すると「フィンランド産」となっていたので爆笑しま
した。

その後、市場の向かいにある「若狭フィッシャーマンズワーフ」
でもお土産物色しました。
そこで僕は若狭塗のお箸と旨塩めかぶを購入しました。

そんな感じで、遊び、温泉、食事、飲みという、毎回同じことの
繰り返しのようなイベントですが、今回も例にもれず、非常〜に
楽しい思い出となりました。
昌弘、武ちゃん、ありがとう!



免許更新期間に入っていた僕は、5月8日、門真運転免許試験場に
免許更新に行ってきました。
ゴールド免許の僕は、免許の有効期限が5年ですので、とても綺麗
に撮影してもらう必要があります!?

ということで、事前に髪を染め、その上で散髪に行くという念の
入れようで、万全を期して臨んだ写真撮影でしたがその出来は…
あご、上がってました(ToT) でもまあまあでした。

講習前に、係の方がSD(Safe Driver)カードについて熱心に
メリットを宣伝されておりました。
僕は以前もSDカード(5年間。シルバー)を所有しておりましたが
今回で10年間無事故無違反となり、SDカードもゴールドに格上げと
なるので、おじさんの熱心な宣伝を聞くまでもなく、申請しようと
決めておりました。

SDカードを持っていると、JAFカードのように、優待が利く施設も
いくつかあるのです。
僕の近所では、高槻市奈佐原のサンマルクで5%offとなるほか
ロッテリア、ホテル、レンタカー、ゴルフ用品店、紳士服店など
5〜20%割引のサービスが得られるメリットがあるのです。

引越しのサカイも基本料金が20%も割引になるのですが、サカイ
さんで引越ししていながら、前回は提示するのを忘れていましたね
・・・無念。

免許も受領し、SDカードも申請した僕がすることは「献血」です。
僕は、免許更新の時だけなのですが、必ず献血をすることにして
おります。

僕がやったのは400ml献血です。400mlというと牛乳瓶2本分なので
ものすごい量のように思えますが、抜かれた感想としてはあまり
どうということはありません。

血液の検査もしてもらえますし、何より、どこかの誰かの役に
立てるというのが、少しだけ嬉しく感じるのでした。

献血はもちろん任意の行為です。採決用の針は太くて、皮膚に刺す
時に、少なからず痛みを感じるので、好んで進んでやらなくても
いいのかもしれません。

僕が献血をするようになった(といっても数は少ないですが)のは
母親を急性骨髄性白血病で失ってからでした。

僕の献血は、母親の死と、もう直接的には何の関係もありませんが
母親と同じ病気で苦しむ人は世の中に何人かは居るはずで、その
方たちは、輸血を必要とされているのだ、と思うと、わずか400ml
程度ではありますが、ちりも積もれば山となる、との想いから
わずかな痛みは我慢して、血液を提供しているのです。

でも考えてみれば、僕は若干貧血気味で、医者の指導を受けて
造血剤を服用しているのでした・・・(^^;

そのせいか、翌日のバド練習時のシングルスでは、ものすご〜く
早い段階で、息が上がってしまいました。
当面の対策としては、王将でのレバニラ炒め注文率を上げることに
します!?



ではバドの話。

<相手がバックハンドで打つ体勢になったら前に出よう>

ダブルスでの話しです。
このお題も、今までに何回も書いてきたことではありますが
実際のプレーにおいて、実行できていない人がいかに多いことか
・・・
そして、ダブルスにおいては、ものすご〜く大事な基本的動きです
ので、ここは何度でも繰り返し強調しておきたいのです!

言いたいことはシンプルです。こちらの切り返しのレシーブや
バック奥への押し込むようなショットによって、相手後衛がバック
ハンドで打たざるを得ないような場合、そのショットを打った人が
ラケットを上げながら前衛に入る、ということです。

殆どの人がそうでしょうが、バックハンドからスマッシュや強い
ドライブを打てるような人は居ません。
かなりな上級者レベルでも、バックハンドからはフォアハンドと
同じ威力の球は打てないものです。(ヒダヤットは例外)

ということは、相手がバックハンドで打つ、と判明した段階で
強い球は打てない、とハッキリ教えてもらっているようなもの
なのです!

強い球どころか、バックハンドに追い込まれた相手後衛は、その
体勢に危機感を覚えているので、それを回避しようと、普通は
一生懸命に奥まで返そうとするケースが多い、つまり

「球を上げてくる」

ことがとても多いのです。

そこで、バックハンドに追い込んだ人が前衛に入ってくれれば
そのパートナーはその動きを見て、スムーズに後衛に入れて
強力な攻撃態勢が敷けるわけです。

ところが、です。そうやってバックハンドで打たせる体勢に追い
込んでいながら、そのままサイドバイサイドの場所に止まっている
人のなんと多いことか・・・(ToT)

そこで前に詰めないので、相手後衛はこれ幸いとネット前に球を
沈めて、サイドバイサイドのこちらは仕方なくもう一回球を上げ
ざるを得なくなってしまうのです。

つまり、折角守勢から攻勢に転じられる絶好の機会を、前に出ない
ことによって、みすみす放棄しているようなものなのです。

この動き、本っ当に(ものすごく力を込めて言っています!)
できない人が、非常〜(これも!)に多いのです。

昨日の練習でも、竹内さんという女性と組ませてもらいましたが
サウスポーの竹内さんが、相手スマッシュを見事に切り返して
相手のバック奥に見事なレシーブを放ちました!

そのショットは素晴らしかったのですが、その後の動きがないの
です・・・(^^;
仕方なく僕が前に出てプッシュして、確かそのラリーはエースを
奪ったと思うのですが、そのような場合は、切り返しのショットを
打った当人が前に出る方が、どれだけスムーズなことでしょう。

前に詰められない原因は3つあると思います。
ひとつは、その状況はチャンスである事が認識できていないこと。
ふたつめは、パートナーにも任せるという意識が希薄なこと。
そして最後は、前に出ることに慣れていないこと、でしょう。

前に出る、ということは、つまり、後ろに行った球はパートナーに
任せる、ということになります。
前に出られない人、というのは、パートナーに任せることに慣れて
いないため、自分のラリーは自分でかたをつけたいと、無意識に
ラリーを組み立てているのではないかと思います。

ダブルスにおいて、前に出ることの効用ははかり知れません。
打つ球に勢いが出ますし、相手に圧力を掛けられますし、前に
出ることによって攻撃的な気持ちになれますし、何より攻撃態勢で
あるトップアンドバックになりやすい、ことです。

昔、強豪高校である日大日吉高の練習に参加させてもらった時に
当時の有名な顧問であった日向(ひなた)先生のおっしゃられた
言葉は、今も強く記憶に残っています。

日向先生いわく

「下がったら、負けだ!」

もちろん、下がっただけで即敗北につながるわけでもありませんが
下がるということは、気持ち的に引いている、つまり強気か弱気か
と言えば、弱気ということになります。

実力伯仲時の勝負事においては、強い気持ちを持ってプレーしな
ければ、中々有利にはなりにくいものです。

私の尊敬する故米長邦雄先生も、よくこうおっしゃっていました。

「風邪は引いても、後手引くな」

後手を引く、というのは将棋用語で、相手の仕掛けに対して、対応
せざるを得ない状況、つまり攻撃に対処しなければならない受け身
の状況という意味です。
逆に言うと、自ら仕掛けていくことで、相手に後手を引かせる。
つまり積極的に攻撃していくということですね。

無論、めまぐるしいラリーの中で、攻め一方の状況にはなりえない
のではありますが、上記のように「相手がバックハンドで取ろうと
している」という、いかにも分りやすいシグナルをもらっている
場面においては、躊躇なく前に出て攻撃態勢を敷くというのが
重要なポイントだと思います。

次回の練習・試合では、相手がバックハンドで取りそうだと判断
したら、すかさず前に突っ込んで下さい。
その時は、もちろんラケットを上げておくのを忘れずに!

***************************


公認バドミントンコーチの資格は、まだ正式には頂けていないの
ですが、そんな中、コーチ活動を2つ実施してきました。

ひとつは、5/11の寝屋川市初心者バドミントン講習会です。
寝屋川市バドミントン協会会長かつHiwakaiメンバーの磯部さんの
依頼で、メイン講師を仰せつかっていたのです。

その名の通り、対象は初心者ですので、2時間半という短い時間の
中で、果たしてどこまで効果的な内容にできるのか?という疑問は
ありましたが、できる範囲で丁寧に、そしてもちろん僕の特性で
ある「明るく楽しく」を念頭に置いて、コーチして参りました。

受講者の中には、どうみても経験者の方もいらっしゃいましたが
あくまでも初心者講習会ということで、受講者が初心者であると
いうことを前提の内容にしました。

つまり、グリップの握り方、ラケットの振り方、足の動かし方
各ショットの説明など、基礎的な内容に終始して、2時間半での
目標としては

@ ひじを引いて、ひじから打ちに行くフォームができること
 →外でやる羽根つきのようなウエスタンで当てに行くフォーム
  ではないという意味。

A 右足を出してドライブが打てること

に留めておきました。

今回の講習会は、自己評価としては95点くらいあげられる内容
だったと思います!
受講者は23人でしたが、極力全員の動きを見て、最低でも一人
1回はアドバイスできましたし、みなさん楽しそうに頑張って
おられたので、良い講習会になったのではないでしょうか。

磯部さん他、西野さん、ワルミン夫婦、志田さん、池田さん他
スタッフの方にもお世話になりました。ありがとうございました。
講習会の挨拶でも述べましたが、受講者の方々が、今回の講習会を
きっかけにして、何かしらスポーツを日常生活に取り入れてくれて
健康と精神衛生を良好に保ってくれたら嬉しいと思います。
もちろん、バドミントンをやってもらえるのが、僕には嬉しい
ですが(^^)



そしてもう一つは、四条畷のジュニアクラブ「田原スマッシュ」
のお手伝いです。
このクラブは、岩城(鴻原)さんと、岩城さんの四条畷学園時代の
同級生であり親友の宮崎さんが、地元の小学生を対象に、金曜を
除く平日に練習しているクラブです。

ここでは僕はメインコーチではなく、何かと仕事で忙しく全国を
飛び回っている岩城さんが、都合つかずこのクラブを見られない
時の代役コーチとして、です。

宮崎さんとは面識がありませんでしたが、この日に先駆けて
「2級コーチ合格祝い会」を四條畷のおしゃれなイタリア料理店
「NOMU」で行った時に、岩城さんと一緒に来てくれたのでした。
遅ればせながらその時の写真です。

DSCN0976.JPG

ちなみにこの日は僕だけワインをがぶ飲みさせてもらって(岩城
さんと宮崎さんは飲めない)お店の人に注文する際にも

「ワイン、多目でお願いします!」

と、おしゃれなお店を居酒屋のような雰囲気にさせていたのでした
皆さん、すみません・・・m(_ _)m

でもこのNOMUというお店、とってもおしゃれで雰囲気もよく
そして何より料理がとっても美味しい人気のレストランなのです。
惜しむらくは、ロケーションがあまり便利でないところですね。
本格イタリアンなので、ワインと一緒に食べたいところですが
アルコール抜きでも、十二分に美味しい料理を堪能できるお店です
お近くの方はぜひ一度行ってみて下さい!

http://www.web-nomu.com/

と思わずNOMUの話に熱くなりましたが、今週の火曜日(5/14)に
田原小学校に行ってきました。
この日は顔見せだけで、代役コーチ実施は5/22、23の予定です。

事前に僕の略歴を保護者配布用として岩城さんに提出していたので
ジュニアの子らは、僕の登場を興味津々で心待ちにしてくれていた
ようです。

僕が体育館に入った時には、子供たちはランニング中でしたが
ほぼ全員が僕の方を「ガン見」していたくらいでした。

そして、岩城さんが僕を紹介しようとしたら、子供たちは、もう
知ってると言わんばかりに

「まさおかたけしコーチ」

とニコニコしながらフルネームで呼ぶ始末です(^^;
その後の自己紹介がやりにくかったですが、子供らも自己紹介して
くれて、お寿司が好き、イチゴが好き、絵を描くのが好き、コアラ
が好き、双子です、バドミントンが好き!と、いかにも小学生と
いう微笑ましい内容に、僕も思わず相好を崩してしまいました。

ちなみに「バドミントンが好き」と言ったのは、岩城さんの娘さん
でした!

その日は挨拶だけで終わりかと思いきや、僕が来たのをこれ幸いと
岩城さんは、僕を休む間もなくフルでシングルス要員として使い
倒してくれました(^^;

小学生ながら、皆いっぱしのショットを打ってくるので、それなり
にラリーが続いて、とても楽しいひと時でした。
とりわけ、低学年の女の子が、サーブのたびに大きな声で

「オー!」

と気合いを入れるのが、何とも可愛くいたいけで、僕の球回しも
思わず若干甘く優しくなってしまいました!?

子どもたちは練習後も僕に興味津々で

「何歳なん?」
「結婚してるん?」

など、屈託のない笑顔で矢継ぎ早に聞いてきました。とりあえず
好かれたみたいで良かったです。

岩城さんがオリンピック出場したという実績があるからでしょうが
田原スマッシュの子は、半分はオリンピック出場が目標との事です
夢はデッカい方が良いですよね!
その夢が叶えばもちろん一番良いと思いますが、僕の希望としては

「感謝の気持ちを持って、バドミントンを大好きになって、ずっと
長く続けてくれる」

だけで十分だと思っています。
僕が、少しでもこの子らに良い影響を与えることができたら嬉しく
思います。



さて、大阪総合(5/25、26)の組み合わせが発表されました。

http://www.osaka-badminton.jp/osaka/2013/2013sougou_tournament.pdf

僕は単複二冠の三連覇が掛かっていますので、頑張るのみです。

パートナーの見市は、シングルスは35歳の部にエントリーして
おりますが、何と第一シード下でした・・・
天下の見市さんが第一シードのパッキンとは(^^;
しかし、彼は最近熱心にトレーニングしており、体力面では万全と
思われますので、第一シードの荒木直人さんとの試合がかなり
楽しみです。
あっ、いや、その前に一回戦がありますね・・・(^^;

また見市武史も、畑下と組んで40歳ダブルスに出場します。
彼が大阪の試合に出場するのは、10年ぶりくらいでしょうか。
彼はまだまだ本調子ではありませんが、そんな中でも徐々に調子は
上向きになってきていますので、こちらの奮闘も楽しみです。

土曜がダブルスで、日曜がシングルスとミックスになっています。
ダブルスではもちろん優勝して、今年もマスターズの大阪代表に
なることを第一目標にしております。

土曜の夜は、結果にかかわらず、四条畷の薩州路で飲み会の予定
です。
翌日がシングルスなので、お酒は控えめにしたいと思いますが
その時の雰囲気に弱い僕は、自信がありません・・・(^^;
何とか記憶の残る範囲で留めておきたいと思います!?

ではまた!
posted by まさやん at 21:00| 大阪 | Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月30日

シャトルの速度を決めるのはヘッドスピードなので、そこを 速めるようなスイングをしよう

珍しく早い更新です。

既報の通り、一昨日は高槻市民大会に参加してきました。
出場種目は、40歳以上シングルスです。
40歳より7歳(ほぼ8歳)も上だなぁ、と思って参戦しましたが
他の方々はみな50歳を軽く越えておられました・・・(^^;
つまり、僕が最年少だったということです。
僕が居なければ、50歳以上シングルスという種目として成立する
ことも可能だったわけです。

大会は当然朝から開催されておりましたが、なにぶん試合数が多い
ため(約160試合!)40歳シングルスの開始は夕方4時を回って
しまいました。

ですが、会場の方々と色々お話しをしていたり、他の試合を見て
いたりしてたので、思いのほか退屈は感じませんでしたが。

フロアに座っていたら、突然、坊主頭の体がゴツく男気たっぷりの
方に話しかけられました。

「ひょっとしてブログの方ですよね?」

「はい!僕が有名!?なまさやんです」

「いつも読ませてもらってます。いやぁ、あのブログ最高っすね」

「ありがとうございます!今では結構人気あるんですよ。自分で
過去の記事を読み直しても面白いって思いますからね!?
って、あんまり更新していないんですけど・・・」

とのやり取りの後、その方は藤原さんという方で、何と大学先輩の
山田敏勝さんとも、マラソン関係でお知り合いとのことでした。

バドミントン上達の熱意が強い方だったので、臨時コーチングを
させて頂いたところ、目を輝かせて聞き入って頂きました。

それだけでなく、その後の僕の試合もかぶりつきで観戦頂いたので
変な試合はできないなと心を引き締めながらプレーしておりました
また2試合目には、線審までやって頂きました。
藤原さん、どうもありがとうございました。
同じ地元高槻ですので、また一緒にプレーさせて頂くことも
あるかもしれませんね。その時はよろしくお願い致します。

試合結果ですが、50代の中の40代でしたので、負けるわけには
いかず、3試合全てストレートで勝って、予定通りの優勝を飾る
ことができました。

事実上の決勝は、大阪社会人55歳チャンプの野牧さんとの対戦
でした。

野牧さんとは、ダブルスでは対戦したことがありましたが
シングルスは初めてでしたので、どんな感じか手探りの感があり
ましたが、最初の数ラリーをして「これは多分大丈夫だろう」と
思いました。

ところがその思いとは裏腹に、僕の凡ミスから第一ゲームは
シーソーゲームで推移して、セッティングにまでもつれこんで
しまいました。
野牧さんのメインの攻撃パターンは、低いストレートのドリブン
クリヤー、タメを効かせたドロップ、クロスネットのヘアピン
そして、相手のスマッシュは思い切ってクロスに切り返す、という
内容であることは早々に理解していたのですが、チャンス球を決め
ようとして何度かミスってしまったため、なかなか突き放すことが
できませんでした。
2度ほどゲームポイントを握られた瞬間もありましたが、そこは
何とかスマッシュで凌いで、第一ゲームは24-22で先取しました。

第2ゲームに入っても、しばらく点数は拮抗していましたが
10点あたりから、疲れの見える野牧さんの動きが悪くなり、凡ミス
を多発させるようになりました。
そこに乗ずるように、僕も攻撃をたたみかけ、第2ゲームは21-12
の完勝でした。

野牧さんのフォローをすると、当日ダブルスにも出場されており
それが年配・・・いや、御大の岡上さんとのペアでしたので
シングルスに近い数試合をこなされていたことが、体力面で不利
だったのでした。

また先週の大阪社会人の翌日に自転車で転倒事故をされており
右手は痛々しいテーピングや絆創膏で覆われていたので、野牧さん
本来のプレーではなかったのかもしれません。
野牧さん、またよろしくお願いしますm(_ _)m
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(右端は3位の林田さんです)

優勝賞品は、単価1,100円のスポーツソックス3足でした。
ものすご〜く嬉し〜い!


試合後、大会本部付近にいた方にも「ブログの方ですよね?」と
お声掛け頂きました。
改めて、読者さんの数の多さを実感するとともに、これからも
良質のバド記事、そしてオモロいブログを続けていかなきゃなぁ
と思いました。
岡本さん、ダイキで会った時も、無視せずお声掛け下さいね!
また阿武山小の練習にも、お邪魔させて頂きたいと思います。

大会を支えて頂いた本部の方々です。(左端が御大の岡上さん)
朝から晩まで運営お疲れ様でした。
DSCN1012.JPG

そして大会会長の○○さんです。名前存じ上げずにスミマセン。
お世話になりましてありがとうございました!
DSCN1013.JPG

では、バドの話。

<シャトルの速度を決めるのはヘッドスピードなので、そこを
速めるようなスイングをしよう>


これまたエラい長いタイトルになってしまいました・・・
しかし、伝えたいと思うニュアンスを、一文で表そうとした場合
この長さは必須なのでした。

最近は、ミズノでの話ばかりになりますが、恰好の改善ネタが
揃っておりますので、今回もまた使わせて頂きます。

箕面のスクールでは、最近はレシーブの練習をしております。
昨日のメニューはパターン練習で、レシーバーがサーブを上げ
それを後衛がスマッシュ→ロングリターン→再度スマッシュ→
ショートリターン→プッシュ→クロスに流して切り返す
という生徒さん達にとって少し「高度」な内容でした。

何が高度かというと、そもそもまずスマッシュを後ろまで返せない
人が非常に多いからです。
後ろまで返せないので、その次のスマッシュが取れず、そこで
ラリーが終わってしまって、パターン練習にならない場面も
少なからず見受けられました・・・

スマッシュを奥まで返せない、苦手だ、という人が殆どなのです。

それでもその方々は、練習なので一生懸命に全身を使って、何とか
少しでも後ろまで飛ばそうと必死に頑張っておられましたが、僕が
見たところ、その頑張りの方向性が間違っているのでした・・・

つまり、飛ばそう飛ばそうとして、全身を使ったり、腕を伸ばして
棒のように振ったり、ひざの伸び上がりまで使ったり、エビの
ように腰を引いて後ろに飛び跳ねたり・・・(^^;

とにかく躍起になって、後ろに返そうとしておられるのですが
悲しいかな、シャトルは言う事を聞いてくれず、せいぜいコートの
半分くらいまでしか返らないのです。

これには明確な理由があります。

シャトルと当たるラケットヘッドが、速く振れていないからです。

思うように後ろに返せない、という人は数多く存在すると思います
それは、スイングの時にラケットヘッドを速く振ることが、強い
球を打つ原則である、という、考えてみれば至極当然、当たり前。
あたりまえ体操でもしたくなるような事実を、理解できていない
からだと思います。

後ろまでレシーブできない方々のフォームを見てみると、非常に
ダイナミック!?に体を使っておられるのですが、ことラケット
ヘッドの動きに注目すると、頑張ってスイングしている割には
振り幅がとても小さいことに気づきます。

極端な例が、腕とラケットが一本の棒になってしまって、肩関節
だけを使った大きな振りで飛ばそうとしているケースです。

これって、エネルギー消費量としては非常に大きいと思いますが
ことシャトルを飛ばすことに関して言えば、悲しくなるくらい
非効率的なのです。

いや、そのスイングでも運よく!?シャトルとラケットがジャスト
ミートしたなら、後ろに返るケースもあると思いますが、如何せん
大振りかつ、それを補おうと大きなボディアクションでスイングも
目線もブレブレなので、きちんとインパクトできる確率も非常に
低くなってしまう仕組みとなっております。

ではどうすればよいのか?

レシーブの基本姿勢(軽く膝を曲げる、左足を少し前に出す、少し
前傾姿勢となる、胸の前でラケットをリストスタンドして構える)
から、ひじをたたんで、リストスタンドしたまま、ひじ先行で
スイングを開始して(ひじがラケットヘッドを追い越す、ひじで
打ちにいくイメージ)リストスタンドを保ったまま、ひじより
手前にあるラケットヘッドを、前方に放り出すようにコンパクトに
振り抜く、ということです。

その一連の動作を瞬時に行うと、先行したひじにラケットヘッドが
ついていって追い抜く課程でラギングバック(ムチでいうしなりの
こと)が生じるため、そこでシャトルをインパクトできれば、十分
バックバウンダリーラインまで返球できる速さが確保できます。

そういう振り方で振れば、ビュッという風切り音がするはずです。
そのビュッというところでシャトルを捉えれば、しっかり力が
シャトルに伝わるはずです。

上級者のレシーブを見ていると、上体や足はあまり大きな動きは
しておらず、腕を小さく速く振ることで、強いレシーブを生み
出していることが分ります。

要は「体全体を使わないと奥まで返らない」という誤った考えを
払拭し、ラケットヘッドを速く動かすことが、直接的に打つ球の
速度に影響する、という物理的な事実を認識して、そのように
打つように心がける、ということですね!

上記に加え、インパクトの際のラケット面がフラットであるか
どうか、ということも、ショットの威力に強く影響がありますん
ので、その点も十分留意して下さい。

ラケット面の動きがどうなっているのか確かめながら、レシーブの
素振りをゆっくりやってみるのが良いと思います。

あるいは、上手くできなかったレシーブ時の自分の動きが
伸び上がって固くなって、体の変な所に力が入って、エビのように
腰曲げて後ろにジャンプしていないか(^^;他人に見てもらうか
自分で「ああ、今のフォームはまずかったなあ」と自省するか
ですね!
一度、自分のレシーブのフォームを、ビデオで撮影してみるのも
効果的だと思います。ショックを受けてしまうかもしれませんが
・・・

特効薬は、レシーブの時に「慌てない」ようにすることです。
「ヤバイ!打たれる」「強く振らなきゃ奥まで返らない!」と
本能的に危険を察知してしまうと、頭の中がパニックになって
しまって、どうしても前述したような、とにかく全身全霊の力で
返す、ということになりがちですが、一本くらい決められても
大したことないじゃん、くらいに落ち着いていれば、体の力も
少しは抜けて、それが却って良い結果を生み出すことにつながる
と思います。

とはいえ、レシーブは相手の球の速度に合わせなければならない
ので、難しいとは思います。結局、練習あるのみ!ですね。
試行錯誤を楽しみながら頑張っていきましょう。

***************************


独り暮らしの僕は、実に頻繁に「餃子の王将」を利用します。

王将には、京都王将と大阪王将の2種類あるのですが、「餃子の
王将」を名乗れるのは、京都王将の方です。大阪王将も美味しい
ですけど。

僕は、食事はガッツリ食べるのが好きなのと、野菜、つまり繊維質
をしっかり摂取するために、週に7回くらい!?王将を利用して
いるのです。

みなさんも王将は1度くらいは行かれたことがあると思いますが
注文して、店内にオーダーを通す時に、聞きなれない言葉が
使われていることに気づきませんか?

「イーガーコーテル」
「バリ、イー」
「ソーハン、リャン」
「ソーチューサイ、イー」
「コーテル、リャンナンホ」

最初は何を言っているのか、てんで見当もつかなかったのですが
週に7回(毎日、というわけでもなく、1日に2回行く日もある!?
ということです。その方がスゴい?・・・)も通い倒していると
その「秘密」を解き明かすことも容易に可能っていうものです。

これはもちろん、注文した料理の呼び名を王将風に言い換えて
いるのでした。

コーテルとは、餃子のこと。バリとはかた焼きそばのこと。
ソーハンとは焼き飯のこと、ソーチューサイとはニラ肉炒めの
ことなのです。

そして「イー」は1、「リャン」は2。これは麻雀やっている人
いや(^^;中国語の知識がある人ならお分かりですね。

面白いのは、普通は料理名の後に数量を言うのですが、餃子に
限って、イーガーコーテル、と先に「1人前」を言うのです。
これはそういう熟語として完成しているみたいです。

そして、〜ナンホという言葉は、お持ち帰り、という意味です。

コーテル、リャンナンホ、というのは餃子二人前お持ち帰りと
いうことになります。
面白いのは、お持ち帰りのオーダーを店内に通す時に

「お持ち帰りで、コーテル、リャンナンホ〜」

と最初にわざわざ「お持ち帰り」と言っておきながら、語尾にも
お持ち帰りを意味するナンホと言うところです。ダブってます。

一度、寝屋川の王将でニラ肉炒めを注文した時、注文を受けた
若いバイトのにーちゃんが、周りを伺うような小声で、先輩に

「ニラ肉炒めって、(王将用語で)何て言うんでしたっけ?」

と聞いていたので、僕は不敵な笑みを浮かべながら心の中で

「それはねにーちゃん、ソーチューサイって言うんだよ、フフフ」

と、バイト君の知識を上回る常連らしく、自分がよく頼むニラ肉
炒めの呼び方だけは、完全に記憶していたのでした。

しかし、あまりにニラ肉炒めばかり頼むので、ある日などは注文
する時に

「ソーチューサイひとつ」

といきなり、専門用語で頼もうとしてしまったことは、一度や
二度ではありません・・・(^^;

そこまで王将に精通しているのでは、まさやんは家では一切自炊
はしていないんだろう、と思われるのは自然なことですが、実は
結構自炊も得意としており、最も得意なのは「肉野菜炒め」です!

これは地元のスーパー「マルヤス」で売っている三元豚のバラ肉と
ローソンで売っているニラ野菜パックを、絶妙の火加減と味付けで
さっと炒め上げるのです。

調味料は、塩、味の素、コショウ、オイスターソースに加え
味覇(ウェイパー)という、中華スープの素を使っております。

王将やその他の中華料理屋で食べる肉野菜炒めは、深みのある
旨味成分が含まれておりますが、僕の作る今までの肉野菜炒めは
なかなかそのレベルにまでは到達しておりませんでした。

ところが、この味覇を使うようになってから、僕の肉野菜炒めの
味は飛躍的にアップしました。
ただ単に、味が濃いだけだという噂もありますが・・・

僕が食事で気を付けているのは、繊維質の摂取とバランスです。
家で食べる時は、呪文のように「炭水化物、脂質、タンパク質、
ビタミン、ミネラル」と5大栄養素を唱え、それが不足しないよう
気を付けてメニューを選択するのです。
そこに、繊維質を大量に加えることで、大事な大事な便通も確保
しているということになります!?

ですので、僕は便秘は皆無・一切無縁な快腸をキープしており
食事すると、間もなくところてんのように自然な便意を催す
仕組みを、普段の食生活からキッチリ構築しているのでした
(何じゃそりゃ)

ヨーグルトもよく食べますし、整腸剤も摂取しているとあっては
「吾輩の辞書に便秘はない」と軽薄にパロッても、ナポレオン皇帝
も承認せざるを得ないってものです!?



先週の土曜日は、ゴルフに行ってきました。
金曜の夜から僕の家で飲み会をやって、そのまま泊まって、翌日
近所の「あいがわカントリー」でプレーするという極上黄金プラン
です。

メンバーは見市武史、三宅さん(サンホーム代表取締役)と僕の
3人です。

このメンバーは、一緒に海にも行ったり、この極上黄金プランも
既に2回開催しており、全くもって一切気を遣わないメンバーです
ので、僕もそうですが、武史などは尋常でない盛り上がりを見せて
おりました。

ホストである僕も、そのイベントには舞い上がってしまって
朝食を食べる前にも、ビール2缶とチューハイ1缶を空けてしまい
満足にスイングできないほど、フニャフニャになってしまった程
です・・・

家の近くにゴルフ練習場(阿武山ゴルフクラブ)があるので
ラウンド前に少し練習しにいきました。
玉貸し機に1コインだけ投入しましたが、それすら使いきること
なく、コースへと車を走らせました。(もちろん僕は運転して
いません。念のため)

練習場は、僕の家から車で2分ですが、練習場からゴルフ場までも
車でわずか3分の至近距離でした。

天候も良く快晴かつ無風。加えて気温も高く、メンバーも最高と
あっては、茶店ごとにビールを追加投入する高揚ぶりも致し方ない
と言い訳させて頂きます。
DSCN1005.JPG
DSCN1009.JPG
その最高のコンディションに関わらず、僕のスコアは103・・・
しかし、ゴルフは一切練習もラウンドもしていないので、それで
103はまずまずってものでしょう。

ちなみに三宅さんは96。武史ィは痛恨の113でした(^^;

あいがわカントリーは、土曜日プレーでも9,800円というお値段で
しかも食事つき!
平日プレーだと、それが6,800円となる非常にリーズナブルで
かつ至近距離でガス代・高速代も掛からず、すぐ到着できる
夢のようなゴルフ場なのです。

タマに傷なのは、そこは9ホールしかないってことですが・・・
(つまり9ホールを2回回って合計18ホールとする)

あいがわカントリーには「あいがわ友の会」という制度があって
年会費5,000円を払えば、上記の価格から1,000円引きになるそう
です!
僕ら3人は「これは入らな損や!」と興奮していましたが、つい
うっかり入会を忘れて帰ってきちゃいました。

次回はプレー前に加入したいと思います。



世の中はGWに突入ですね!
毎日がGWと夏休みと正月休みのような僕にとって、あまり連休の
感じはしないのですが(^^;昨日あたりから、行楽日和でもあり
交通渋滞が発生していたんでしょうね。

そういえば、5月29日が誕生日の僕は、昨日から自動車免許の
更新が可能となっていたのでした。
僕は当然!?のゴールド免許ですので、更新後の免許有効期限は
5年です。

となると、免許の写真は次回更新の5年後、つまり僕が53歳になる
時まで、同じ写真が使われることとなります。

というわけで、写真撮影に備えて、キッチリしっかり散髪して
加えて髪も染めて、若々しい顔で撮影に臨む所存です。
5年後のルックスも、そんなに変わっていないと思うのですが。
いっそのこと茶髪にでもしてやろうかな!?

ではまた!
posted by まさやん at 14:51| 大阪 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

前衛にプッシュを打たせて、カウンターでクロスに流そう

ここ大和にもようやく春が訪れました。
室温0℃の厳しい冬が長く続きましたが、最近ではようやく室内で
防寒着を着ることも少なくなりました!?

しかし春になったらなったで、庭の雑草やタケノコが日に日に
勢いを増して、眼には優しい緑色も、精神的には厳しい邪悪な色
に見えてくるのがどうにも困りものです・・・

さて、更新の遅いこのブログは、またまた過去のネタを綴ります。



3月30〜31日は、既報の通り、見市の「卒業旅行」でした。
彼が、3年間勤務していた「大学コンソーシアム京都」の出向が
3月31日を持って解かれることになったので、そのお祝い!?と
いう意味合いでした。

メンバーは、見市兄弟(昌弘・武史)と僕の3人。このメンバーで
これまでもう何回遊んだか数えきれません(^^;

場所は昌弘の希望で、淡路島ということになりました。
当初、南淡を目論んでおりましたが、予約するのが遅かったことと
宿泊が土曜だったので、これはという宿がなく、予定変更して
洲本温泉となったのでした。
洲本というのは、淡路島のちょうど真ん中くらいの東側です。

僕が車を出して、武史を拾い、昌弘を拾って、一路洲本へ!



最初の休憩ポイントは、定番の淡路SAでした。
ここは、明石海峡大橋が一望できる、とても景色の良い、そして
広いSAなのです。

ここにハイウェイオアシスがありましたので、そこで昼食をと
いうことになりました。

僕らがチョイスしたのはお寿司。これはお寿司を食べたかったから
というのではなくて、入りたかったお店が満員ですぐには入れそう
になかったからです・・・
お店の名前は「すし富」 入口に小さな水槽がある、清潔感溢れる
お店でした。

そこで食べた海鮮丼が大正解!
シャリの量は若干控えめながら、ネタの新鮮さと味、そして量は
1,500円という代金を遥かに超える満足度で、僕ら3人は旅の最初
の食事が当たりだったことに、自然とテンションと気持ちが高揚
してくるのでした。写真を撮らなかったのは失敗でした・・・



食後に明石海峡大橋をバックに写真をパチリ。
近くに居たおじさんに撮影をお願いしたのですが、そのおじさんは

「おっ、いいカメラ使ってますね。僕はちょっと写真にはうるさい
んですよ」

と写真撮影が趣味的なことをおっしゃられていましたので、僕は
いい人に頼めたな、と思いました。

「僕はアングルにこだわるので・・・」

と、おじさんは構図を決めるのに結構時間を要していました。

しばしの微調整のあと、おじさんは撮影のベテランらしく、脇を
締め、微動だにしない姿勢で、しっかりとシャッターを2回押して
くれました。

おじさんは撮影後

「ちゃんと時計も入れときましたから」

とおっしゃられたので、後ろを振り返ったら、僕らの後方には
大きな時計があったのでした。

「さすがやなあ」と僕らは感心し、そのおじさんにお礼を言って
別れてから、映してもらったばかりの写真を確認しました。

すると、おじさんの自信満々のコメントとは裏腹に、時計は僕ら
に隠れてしまっていて、時間は全然分りませんでした。
今回はおじさんの気持ちだけ頂いておくことにしました!?
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そして、その後は武史の要望で、見市兄弟のご先祖様のお墓参りを
しに、伯父さん(この字の場合はお父さんのお兄さんということ)
の家にお邪魔しました。
伯父さんの家は、淡路島の北側、つまり北淡地方にあるのです。

僕らが到着した時には、伯父さんは畑仕事の途中で休憩中でした。
僕は初対面かと思っていましたが、今までに数回お会いしていた
みたいでした・・・

伯父さんは、見市家の親父さんと声と話し方が酷似していました!
やはり兄弟なんですねぇ(^^)

伯父さんの家の周辺は、日本の原風景とも言えるような、非常に
のどかな、う〜ん、はっきり言うとものすごい・・・田舎で
見渡す限り、畑や野山くらいしか目に入ってこなくて、人家も
ぽつりぽつりと数えられるほど点在するに過ぎない、それはそれは
たいそうな秘境!?に住まわれているのでした。

昔はお風呂も五右衛門風呂だったそうですが、現在は何とオール
電化のお風呂なんだそうです。
しかし、なぜか納屋の軒下にはうず高く積まれた大量の薪(まき)
が並んでいました。

「この薪は何に使うんですか?」

と聞いたら

「お風呂の追い焚きに使うんや」

!?

伯父さんいわく、オール電化でありながら、薪をくべて追い焚き
することもできるそうで、先進のエコ機能!?を持った優秀な
お風呂なのでした。
追い焚きには、薪を二本くべるだけで温かくなるそうです。
伯父さんの家では、1年間程は追い焚きに事欠かないくらいの薪が
ありました(^^)
DSCN0649.JPG

伯父さんの先導で、僕らは徒歩10分くらい先のお墓に向かって
一緒に歩いていきました。
天気はおりしも快晴で、暖かな春風が心地よく頬をなで、自然
たっぷり一面緑、そちこちに菜の花の黄色い彩りが爽やかな田舎道
をのんびりてくてく歩くのは、ルーツが愛媛県の農家である僕には
なんとも懐かしく穏やかな気持ちにさせてくれるのでした。
DSCN0661.JPG

途中に小川が流れており、その橋の傍らに水車小屋がありました。
この水車はなんと現役で活躍しており、実際に精米したりしている
そうです。

そして歩くこと約10分。見市兄弟のご先祖様が眠る墓所へと到着
したのでした。

そこは小さな墓所でしたが、小山の上にある見晴しの良い場所で
お墓も綺麗に整備されていたので、お墓参りは頻繁にされているん
だなと思いました。

そこには墓石が5つ並んでいました。その全てが見市兄弟のご先祖
様でしたので、武史と僕らはお線香をあげ、その地方のお参りの
しきたりである「お米」をお供えをして、墓前にて心落ち着けて
静かに両手を合わせました。
僕とは直接関係のないご先祖様ですが、その子孫と、現在最も濃い
付き合いをしていることを思うと、それはそれでご縁があったの
ではないかと思うので、僕も真摯にお参りをさせて頂きました。

伯父さん宅への帰路、先ほどの水車小屋を見学させて頂きました。
その日は、雨の天気予報だったので、水車は稼働しておりません
でしたが、伯父さんの厚意で、水車を回してくれたのです!

伯父さんは用水路から小川に放流されている水流をせき止めて
水車の方に水が行くようにしてくれました。

待つこと5分。水車は勢いよく回り出しました!
もっとゆっくり回るのかと思っていましたが、想定外の速い回転
速度に僕は童心に帰って「回った回った!速い速い!」と少し
はしゃいでしまいました。
DSCN0667.JPG

その後伯父さんの家でコーヒーを頂いてから、目的地である洲本
へ車を走らせました。

僕は洲本は初めてだったのですが、淡路島の街なので、大きいと
いってもたかが知れている(洲本市住民の皆さんすみません)と
思っていました。

ところが予想に反して、洲本市は大きな街でした。
その証拠!?に、洲本ICからホテルへの道は、当日全然動かない
くらいの大渋滞だったのです。

この渋滞は裏道を抜けて何とか回避しましたが、ホテルに近づく
につれて街並みは大きく栄えてきて、イオンがあるその繁栄ぶり
には、僕の洲本感を大きく塗り替えられてしまったのでした。
って、そんなに洲本を意識したことはありませんでしたが・・・

泊まったホテルは「海月舘」。僕は最初「クラゲかん」って読む
のかと思いましたが、「かいげつかん」が正解でした。

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/1675/1675.html

楽天での評価も高かったので、そこにしました。

案内された部屋は、洋室と和室がくっついた広いところで、海に
面していて、窓を開けると心地よい潮風が流れ込んできて、眼下
には美しい淡路の海が広がる、最高のロケーションの素晴らしい
ホテルでした。
DSCN0680.JPG

ただ、建物自体は少し古びていて、館内の設備も年季が入って
いる感じでしたが、従業員さんたちのサービス精神が秀逸で
みな優しい笑顔をたたえ、誰もが細やかな気遣いを見せてくれて
滞在中、ずっと快適な気分でいることができました。

従業員さんいわく「このホテルは、ハード(建物・設備)は古い
ですが、それをソフト(サービス)でカバーしています」との
ことでした。まさにその通りでした。サービス業として見上げた
心がけだと思いました。

チェックインして、最初にやったのは「コーヒーじゃんけん」
でした。
じゃんけんで負けた人が、缶コーヒーを3人分買ってくる、という
我々にありがちなプチ勝負でした。
結果、昌弘が負け、僕と武史は、美しいオーシャンビューを堪能
しながら、タダのコーヒーを満足げにすするのでした。

その後散策でもしよう、ということになり、僕と武史はホテルの
周辺を散歩することにしましたが、運動に燃えている昌弘は

「ランニングしてくる」

と、Tシャツ短パンのやる気満々の姿で、スタスタと走り去って
いったのでした。

僕と武史は、ホテルの目の前の海岸をブラブラ歩きました。
水質は、海底が透き通るほど綺麗でしたが、あまり魚の姿は見えず
その代りにやたらとウミウシばかりが目につくのでした・・・

海も良かったですが、僕としては歩きながら地ビールでも飲みた
かったので、ホテル近くのスーパー「マルナカ」にて、淡路の
地ビールを購入。飲みながら、ホテルまで戻っていきました。

そして、1階の売店でさらに缶ビールを購入。部屋に戻って海を
見ながら、武史と他愛ない会話を楽しみながら、昌弘の帰りを待ち
ました。

昌弘は、汗だくで帰ってきて、着ていたTシャツはびっしょりと
濡れていました。
彼は何と洲本城まで走ってきたとのことでした!

洲本城というのは、ホテルから見える小山の頂上にあり、後で
測ったのですが、ホテルからは約4kmの距離があるところでした。
単純に計算すると4kmの往復は8kmで、それだけでもそこそこの
距離になりますが、洲本城があるのはかなり険しい小山の上なの
です!

翌日に車で登ってみましたが、車で登るのでさえ結構な急こう配
でした。
これを走って登るのは、さぞかし厳しかったものと思われました。
そのあくなき運動意欲に若干の敬意を払いつつ、地ビールと缶
ビールでできあがりかかっていた僕らも、一緒に大浴場で汗を
流しにいきました。僕と武史は1mgの汗もかいていませんでしたが
・・・

お風呂はそこそこの大浴場で、露天風呂もサウナもありました。
サウナの温度はちょうどよくて良かったのですが、サウナには
必須の水風呂がサウナ部屋の脇になく、露天風呂スペースにあった
のが玉にきずでした。
しかも、その水風呂は尋常でなく冷たいのです!
サウナで限界まで我慢してからの、水風呂ドッポーンの、血管
収縮キューンの、またサウナで血管拡張ジュワジュワーが、僕の
大好きなサウナ極上サイクルなのですが、ここの冷水はその極上
サイクルのバランスを乱すほど、体が芯まで冷え切って凍えて
しまうほどの冷たさで、30秒と浸かっていられないくらいだった
のが非常に残念でした。

ということで、いつもはサウナ極上サイクル5セットはノルマと
してこなしている僕でしたが、その冷水には耐えがたく、4セット
で終了してしまったのでした(あまり変わらないか・・・)



入浴後は待望の夕食です!

僕がチョイスしたのは

「伊勢海老・あわび・旬魚に淡路牛!海鮮食べつくし!海の幸」

プランなのでした。

豪勢な食事に僕らも簡単に盛り上がってしまい、そうなると簡単に
お酒の量が増える仕組みとなっております!?

食事は豪勢ながら、飲み方はいつもの宴会同様となって、我々は
しこたま酔っぱらってしまったのでした。
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そして、武史の発案で卓球をやろう!ということになりました。
バドミントンではそれなりに自信のある僕たちも、卓球となると
完全にドのつく素人。しかし、素人っぷりのレベルが近かったので
結構楽しいゲームになりました。
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11点の1ゲームマッチで、負けたらその場で腕立て10回。
負け頭は武史でした。多分40回腕立てしてたと思います(^^)
僕と昌弘も20回ずつやりましたが・・・
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そして部屋に戻って二次会でしたが、そこからもかなり飲んだと
思いますが、僕は得意の睡魔に襲われ、夢うつつの中に居るような
感じで、でもあまり休まずには飲み続けていたと思います。

部屋はシングルベッド2つの洋室と、10畳の和室という大きな部屋
でした。お布団は和室に3セット敷いてもらっていましたが、僕が
ふと夜中に目を覚ますと、武史は何故かベッドに半分落ちかかる
形で爆睡していました。その姿には少しニヤッと笑いました。



明けて翌日。当然の朝風呂です。
少し肌寒い気候でしたが、それくらいの方が温泉にはおあつらえ
向きってものです。
朝から露天風呂に浸かるという贅沢を味わいながら、僕と昌弘は
他愛もない会話を楽しんでおりました。

そして朝食。昨夜のコース料理に続いて、品数豊富で大量の朝食
です!
こんな感じでした。
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満足度の高い朝食に、朝から元気一杯、腹一杯。
今日も一日頑張るぞ〜、って遊びなんですけど、力が漲ってくる
感じで満たされたのでした。



二日目の予定は、何とバドミントンの練習!
旅行であるにも関わらず、昌弘は洲本の体育館を見つけて1面を
予約していたのでした。

そこで3人で打ったのですが、メニューは2対1の全面のドライブ。
1を代わりばんこで入れ替わってプレーしましたが、ミスったり
すると間髪入れずに「ヘイへ〜イ!」の罵声を浴びせかけられる
ため、ミスしないように真剣にやらざるを得なかったのでした。

続いて2対1全面でのドロップです。1がドロップ(またはカット)
を打って、2が左右に振るのですが、見市兄弟は情け容赦のない
厳しい攻撃的ロブで、エラい高い位置から低くて速くて、おまけに
フェイントも利かせて振り回すので、それだけで汗だくになって
息が上がってしまいました・・・(^^;

その後、3人で半面シングルスの総当たりをやりました。
武史は脊柱管狭窄症の手術復帰後間もなかったため、そこでバドは
終了して、その後は昌弘とシングルス5ゲーム!をやりました。
楽しいけれど、体には至極厳しい旅行になっていました。



その後、ホテルからも見えていた小高い山の頂上に立つ洲本城に
車で登りました。
そこは洲本八景の1番の場所と称されるだけあって、眼下に広がる
洲本の街と海との美しい景色をパノラマビューで見渡せるのは
スッキリ気分爽快でした。
ここは車で簡単に登れるので、淡路島に行かれた時には立ち寄る
ことを超お勧め致します。
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その後、昼食を食べようということで、ホテルの方に伺った
お勧めのお店「新島水産」に足を延ばしました。

http://www.awajisima.jp/

新島水産は、洲本城から10km以上南の海沿いにありました。
距離はありましたが、海沿いで空いた道だったので、ドライブは
快適でした。

新島水産は、港に隣接している魚市場のように、生け簀のある
お食事処なのです。
着いてみると、建屋の前には大量のわかめが干してあり、春風に
ゆらめく深緑の帯が、海辺の街の趣きを醸し出しておりました。

さて、到着したら何を食べようかなぁ、と運動後で健全な食欲に
お腹がグーグー鳴っていたような空腹状態だったので、店員さんの

「あいにく、今日は食事はやっていないんです」

との発言には、胃酸で胃壁が溶けそうなほどのショックを受け
ましたが、ぐうの音も出ないはずが、僕のお腹はグーグー鳴りっ
ぱなしでした!?

仕方がないしせっかく来たので、お土産でも買おうということに
なりました。
味付け海苔を試食させてもらったところ、これが抜群に旨い!
一口かじっただけで、海苔本来の旨味成分が口中に拡がり、誰かが
止めなければ、際限なく食べ続けてしまいそうなほど、くせになる
美味しさだったので、僕は2つ購入してしまいました。

お店のご主人によると、前日に島田紳介さんが来られていたそう
です。
紳介さんは、洲本にマンションを持たれているそうで、この新島
水産をひいきにされているようでした。
店内には「行列」のメンバーが来店した写真も貼られていました。

お店には満足しましたが、空腹状況からは一向に抜け出せていな
かったので、ホテルの近くまで戻って、地元のお寿司屋さんで
なぜかカツ丼を食べました(^^;
これが結構イケました!
ちなみに、僕は「かつや」のカツ丼がだ〜い好きです!
吉野家の牛丼に迫る勢いがありますね、ってどうでもいいけど。

そんな感じで、楽しい「卒業旅行」は幕を閉じました。
飲んでバドして、なので、いつもと変わらないっちゃあ変わら
ないんですけどね!



では、バドの話。

<前衛にプッシュを打たせて、カウンターでクロスに流そう>

またまた、ミズノスクールでの練習内容です。

今週の内容は

スマッシュをネット前にショートリターンして、それを前衛が
プッシュ。
そのプッシュされた球を、クロスのネット前に切り返す。

でした。

このシチュエーション、ダブルスの試合で結構頻繁に登場すると
思いませんか?

こちらが攻撃していて、自分が前衛に居て、パートナーが後ろ
からスマッシュを打ってくれて、その返球を自分が突っ込んで
プッシュした球を、あざ笑うかのように、相手がそのプッシュを
クロスにスーっとカウンターで切り返して、ノータッチエースを
奪われてしまうという悲しい場面です・・・
僕もよくヤラれます(^^;

前衛がプッシュする時は、飛びついて打っている場合が多いので
そのプッシュをクロスに流して切り返されたら、体勢の崩れている
前衛は拾いに行けず、かといって、前から遠くに居る後衛も届か
ないので、見事なエースになってしまうことがよくあります。

それの、レシーブ側の練習です。

大体、プッシュされる時というのは、相手に攻められていて
こちらのレシーブが甘くなった時だと思いますが、そのプッシュを
待っていて、それをクロスに切り返すことができたら、守勢から
一気に攻勢へと転じることができます!
こういうプレー、やりたいですよね。

ただ、普通はそもそも押されている状況なので、クロスどころか
ストレートに返すのもアップアップの状態だと思いますので
その時の思い付きやひらめきで瞬時にクロスへ切り返すことは
天才かたまたまのまぐれでもない限り不可能です。

そのためには、ストレートのプッシュをクロスに逃げる、という
選択肢を、脳の神経回路に沁みこませておく必要があります。

それを実戦の場で使うには、やはり何回もの反復練習と、そういう
球を打とう!という意識があって初めて、ある日突然打てるよう
になるのだと思います。

この「プッシュをクロスにかわして切り返す」というショットは
打てれば実戦で相当な武器になると思いますので、ぜひ次回の
練習から意識して打つようにしてみて下さい。

それと「そんなこと無理〜」「難しくてできないよぅ」とお嘆き
される方も居られると思いますが、僕がよくスクールで言う
セリフがあります。

「誰も最初からなんてできません。できないからこそ練習するん
です!」

これを言うと、みなさん「その通りですね」と、ご納得で練習に
打ちこんで下さいます(^^)

できなかったことができるようになった瞬間が、とっても嬉しい
瞬間であり、それこそが上達の醍醐味でありモチベーションに
なるのだと思います。

下手くそなことは、良いことです!たくさん上手くなれる余地が
あるんですから。

ただ、上手くなりたい!という意識がなければ、上手くなる行動
に結びつきません。

「強くなり〜たい〜♪」って歌がありましたが、これに加えて

「上手くなり〜たい〜♪」の気持ちを持って、楽しく練習して
いきたいものですね!

***************************

僕は公認3級審判員の資格を持っていますが、この資格を持って
いると、頻繁に審判協力依頼を受けることになります。

公認審判員手帳には、公認審判員 心得 として

「(財)日本バドミントン協会の公認審判員として、常に、バド
ミントン界のリーダーであることを自覚し、正しいルールに
精通すること」

と書いてあります。

この方針に従って!?僕は、協力できる審判活動は全て協力する
つもりです。

ということで、4月4〜5日と、大阪インターナショナルチャレンジ
という国際大会の審判協力をやってきました。
場所は守口市総合体育館です。

これは毎年ある大会で、スーパーシリーズではないものの、国際
大会と銘打ってある通り、インドネシアやマレーシア、タイなど
から、若手選手が送り込まれ腕を磨くといった趣向の、いわば
登竜門と言える試合なのです。(と僕は思っています)

過去の結果をひもとくと、優勝は日本人選手ということが多いの
ですが、海外の若手のプレーも見られるので、バド界に貢献も
できて試合も見られる、魅力的な一石二鳥の審判協力でした。

事前の注意事項は、タイ人と目されるYoon Kok Thean氏による
英語でのミーティングでしたが、使われる英語はシンプルかつ
バドミントン用語でしたので、一応英文科の僕には容易に理解
できました。

僕が協力したのは平日でしたので、学生さんやレディースの方々
が多かったですね。
協力には、楠本さんも来られておりました(自営業の社長さん)
が、若い学生に交じると、自らの加齢を実感しないわけには
いきませんでした・・・

3級審判員が対応できるのは線審と得点表示板操作に限られますが
初めてやるときは、それだけでも超緊張しました。
緊張した理由は、もちろん、ミスジャッジするわけにはいかない
からです。

社会人の大会や市民大会でもミスジャッジできないのは同じでは
ありますが、なんせ試合の重みと真剣度が違います。
賞金が出て、わざわざ海外からお金と時間を掛けてはるばる日本は
守口市までやって来るのですから。

シングルスのジャッジはあまり困難とも思いませんが、男子複の
超高速ラリーでの微妙なラインジャッジは、ハッキリ言って相当
難しいと思いました。

よくTVの試合で、線審がジャッジをして、スローで再生したら
思い切りミスジャッジだった、それを見て「ナニ見とんねん!」と
思うケースは多いと思いますが、自分で線審をやってみたら
微妙なラインのミスジャッジは有りうるなぁと思ってしまいました

しかし、それは男子ダブルスか混合の場合であって、やはり男女
シングルスは慣れれば難しくはなくなりました。

また難しいダブルスについても、何度かやってみると、ライン際に
来るようなショットを打ちそうな場面の時に集中する、という芸当
もできるようになってきた感じがしました。

それでも手に汗はベッショリで、審判のために履いてきたグレーの
スラックスは、手を置いている膝の部分が汗で濡れて色が変わる
くらいでした(^^;

平日だけあって、審判の数は少なく、特に二日目などはほぼ休む
間もなく、終わったら次、終わったら次、と入りっぱなし状態が
続き、たいそう疲れ切ってしまいました。

しかしそれ以上に疲れておられたのは、主審対応された方々です。
主審には2級審判員資格以上が必要となり、その資格を持っていて
かつ当日協力できる方は限られるので、主審の方こそフル稼働の
状況でした。本当にお疲れさまでしたm(_ _)m
僕も将来的には2級も取得して協力しなくちゃなぁ、と思いました。



大過なく2日間の仕事を終え、帰ろうと思ったところ、審判員に
招集が掛かりました。
明日の連絡(僕が対応したのは4決めまで)と、ねぎらいの言葉
くらいかなと思っていたら、な、な、なんと、明日のための会場
設営についての説明なのでした!

僕はそれについては全く聞いていなかったので、疲労困憊の状況
からということもあり、腰が抜けそうになりましたが、まさか
そこで「お先で〜っす!」とドロンするわけにもいきませんし
その後特に予定もありませんでしたし、また誰かがやらねば
ならないことでしたので、僕は気を取り直して「喜んで」協力
させて頂くことにしました。

会場設営は、6面あるコートを3面にすることでした。
普通のバドミントンコートを6面から3面にするのは、ただ単に
ネットとポールを3セット片づけるだけですが、あのラバー製の
専用コートを3つ撤収して、さらに3つを、場所を変えて再度設営
するということは、ものすご〜〜〜く大変な作業なのです!

あの専用コートは、縦方向に4分割して、それをロール状に巻き
取るのですが、専用の木箱に収容するためには、巻いた時のずれ
を最大で5cm以内に収める必要があり、ただ巻くというだけには
いかないのです。

また、巻いたら巻いたで相当な重量となるので、それを運んで
別の場所に保管するという作業だけでも、多くの人工(にんく)が
必要となります。

そして、もっと大変なのが、コートの設営なのです!
コートは敷いて終わりかと思っていましたが、コートはシート状
ですので、どうしても体育館の床との間にスキマができてしまい
その部分に空気が入ってしまいます。

そういったたるみや緩みは許されないので、敷いてから、大きな
紙の筒(コートシートを巻く芯の筒)で、端から均(なら)して
空気を押し出して平らにする作業が、大変な労働量なのでした。

と、言いながら、その作業は若い学生さんが頑張ってくれましたが
・・・(^^;

またコートとコートの隙間は、ビニールシートで覆う必要があり
これの作業もかなり大変でした。これは僕もやりました。

作業が終わったのは、優に21時を回っていました。
朝8時半から長い長い一日の終わりに、想定外の重労働ではあり
ましたが、毎年そういう活動をしてくれているバドミントン関係者
のご尽力によって、大阪インターナショナルチャレンジのような
大きな大会が開催できているということを、身を持って体験できた
だけでも、収穫の多い審判協力となりました。

また、そういう実作業のみならず、本部控室においては、塩野義の
佐藤彰彦さん(マスターズのコーチ)が、忙しい事務作業に忙殺
されておられたり、目に見えない部分で、本当に色々な方々の力
によって、選手達は気持ちよくプレーできているんだなと思い
そういう人たちを増やす活動をしていくこともまた、3級審判員で
あり、2級コーチ(正式にはまだですが)の責務であると認識させ
られた大会となりました。

大会関係者の方々、本当にお疲れ様でした。
来年以降も、できる範囲で、になりますが、前向きに協力させて
頂きたいと思います。
もちろん会場設営も!



話は変わって試合結果報告です。

4月6日と21日に、第41回大阪府社会人クラブバドミントン選手権
大会が、舞洲アリーナで開催されました。
6日がダブルス、21日がシングルスとミックスです。
僕は45歳の単複に出場しました。

ダブルスは、危なげない優勝!と書きたかったのですが、決勝の
寺尾・真野戦で、僕のプレーに異変が生じ・・・いや、ただ単に
ミスをしまくってしまって、第一ゲームを落とし、第二ゲームも
ゲーム後半までリードされるという、大変危険な、危なげのあり
まくる!?紙一重の優勝だったのでした(^^;

あまりに僕が頻繁にミスを重ねるので、パートナーの見市も

「全国社会人団体戦の切符が、遠のいていく感じがした」

との感想を僕に漏らしていました。

しかし、そこは試合巧者である見市が「安全策のショット(見市
談)」を駆使して、何とか第二ゲームを取り返してからは、僕の
調子も少し戻って、ファイナルは余裕の点差での勝利となったの
でした。

僕の調子はバド人生でワースト3のホントにヒドい出来でした。
僕の不調は、対戦相手の寺尾さんも十二分に気づいていて、それで
うまいこと加点していたようですが、その好機を活かせずの敗戦に

「今日勝てなかったら一生勝てませんわ・・・」

と言わしめるほどでした。何とか勝てて良かったです。

バドミントンプロを標榜していながら、実はあまり練習していな
かったので、その影響がモロに出た形でした。
もっと頑張らないと、全日本シニアで結果を出すのは厳しいので
心を入れ替えて頑張ろう!と思った、ダブルスの辛勝でした。

試合後は、見市のマンションのはすむかいにある焼き鳥屋さん
「薩州路」にて祝勝会でした。
金沢で覚えて味をしめた「芋焼酎サワー」をしこたまおかわりして
僕的には反省会だったのですが、気が付けばいつも通り、いや
いつも以上に泥酔してしまい、会計前後あたりから記憶も定かで
なく、フラフラになって帰路へついたのでした。



シングルスは、昨年まで二連覇しておりましたが、今年は強力な
刺客が参戦していました。
他でもないパートナーの見市です!

彼は過去、この大会に出場する時には、35歳という10歳下の部に
参戦していたので、僕はあまり苦戦することなく、連覇させて
頂いておりました。

しかし、彼が参戦するとなると、大きく状況が異なります。
黄信号どころか、ハッキリ言って「赤信号」でした・・・

それは、元々彼の方が強くて上手いことに加え、昨年のシニアの
成績に手ごたえを感じた見市は、さらなる上位を目指して、陸上
トレーニングを開始して、ここ最近は動きの質も体力も以前とは
段違いだったからです。

事実、何週間か前の東北コミセンでの練習時にやったシングルス
では、僕は半分くらいの点数でペンペンにイワされました。
試合後の僕の感想は

「(僕が見てきた中の)今までの見市で一番強いんちゃう?
これは練習やって、トレーニングやって、どうこうなるレベルじゃ
ない差やなぁ・・・歯が立たへんわ」

「そうかもわからんなぁ」

とそれには見市も同意していました。

そのような絶望的な差を見せつけられいては、ここだけの話
今回の優勝は戦前から半ば諦めていたのでした。

無論、本番では優勝目指して実力は出し切るつもりでしたが、あの
敗戦時のプレーでこられたら、万に一つも勝ち目はないと思って
いたのが偽りない本音です。

なので、僕の目標は

「決勝に進出し、見市と善戦すること」

にしました。



初戦は、先述の大阪インターナショナルチャレンジにて、奮迅の
主審対応を頑張っておられた木村好徳さん(Spining Rackets)
です。

木村さんは、社会人からバドミントンを始められたそうですが
今では堂々、上級者の仲間入りをされていると思います。
ただ、キャリアとリーチだけは長い僕が、コート後ろで応援して
くれていたマメちゃんも笑うようないかがわしい配球を駆使して
序盤は競り合いながらも、後半はセーフティーリードを保って
まずは初戦を突破しました。

木村さんは、僕に負けはしましたが、僕が絶対優勝か準優勝して
くれる!と信じており、そうなると木村さんはベスト6となる
(優勝者と準優勝者に負けたベスト8)ので、6月の全国社会人
個人戦出場権を獲得できる!と喜んでおられました!?

僕は、その喜びをぬか喜びにさせないためにも、最低でも決勝には
進出する必要がありました。



準決勝の相手は、チームメイトの真野くんです。HIWAKAI会長です。

真野くんには、僕は公式戦では負けた事がなかったので、ここは
問題ないかと高をくくっていましたが、最近練習に精を出して
以前よりは簡単にミスってくれなくなった真野くんは、少し強く
なっていました・・・

僕が安全に行こうとし過ぎて、積極性を欠いたことに加えて
真野くんはガンガン攻めてきたこともあり、1ゲーム目は点数は
拮抗しながらも、最後に抜け出されて落としてしまいました。

これではイカン!と気を引き締め直し、2ゲーム目からはガンガン
スマッシュを打つようにして、それが風上だったこともあり
かなりのエースを奪いました。

すると、その勢いに気圧されたのか、真野くんの、本人いわく
「悪い病気」である、サーブミスを連発し始め、それが僕の加点
に拍車をかけて、第二ゲーム、ファイナルは半分くらいの完勝と
なったのでした。これで決勝進出です。



決勝の相手は予想通り、反対側の山を苦も無く上がってきた見市
でした。

強い相手、というだけでなく、パートナーと戦うのも、イヤな
気持ちでした。

つないでいったら善戦にもならない、舞洲アリーナの風を利用
して、とにかくスマッシュを打つしかない、と思って、その通り
やりましたが、見市の涼しい顔をした四隅への配球で、僕の体力は
1ラリーごとに無残かつ確実に削り取られていきました・・・

ラリー中、何度も息が上がるので、全然問題ないシャトルの交換を
何度も要求したり、インターバルの際には、床に座り込んで懸命に
深呼吸してゆっくり休んだりしていましたが、それでも何度かは
完全に足が止まる場面がありました。

一方見市は、終始涼しい顔をして、インターバルの間も休む素振り
を見せず、コートに入って余裕しゃくしゃくだったので、その姿
にも精神的に大きな圧力をかけられました。

ただ、見市にしても、パートナーであり友人である僕に対して
眼の色変えてまで勝ちにくる気持ちでもなかったようで、彼の
プレースタイルは、つなぎに徹して、強いスマッシュはただの
1本も打ってきませんでした。1本も、です。

第一ゲームを勢いだけで取って、第二ゲームは振り回されて完敗。
その時点で体力は枯渇しかかっていたので、ファイナルは厳しい
なぁ、と思いながら臨みましたが、意外に点数が競り合って
というかわずかに僕がリードしていたので、終盤になってから
僕に俄然色気が出てきました!?

少ない体力を絞り出してスマッシュを連打して、取ったラリーでは
「ヨ〜シ!」と大きな声を出すまでに変貌したのです!?

なんか僕だけ熱くなってしまった感じで、僕側のコートで二人の
対戦を見ていてくれた幡野さんが、見市のアウトの球の出幅を
指で見市に教えていたので、それにすら

「幡野さん、教えんといて下さいよ!」

と食って掛かってしまった程でした・・・幡野さん、すみません。
でも、僕も同じチームなんですよぉ(^^;

そんな感じで、見市は最後まで本気を出さないまま、僕が逃げ
きった形で優勝しました。

ただ、今回の優勝は、全っ然素直には喜べません。
実力は遥かに見市の方が上だし、彼は本気になっていなかったし
(まさか負けようとは思っていなかったでしょうが・・・)
実力が下のパートナーに決勝の場で負かされた気持ちは、嬉しい
はずもないだろうし、とにかくもう、実力的にも精神的にも二度と
対戦したくない相手です。

幸い!?大阪総合では、見市は35歳の部に出場するそうなので
そこで実力を発揮して、10歳下の部で上位に進むことを期待して
おきたいと思います。



次なる試合は、4月28日の高槻市民大会です。
これは竹下裕二(北清水クラブ)から、電話で出場の打診を受けた
ものです。
しかし、今日現在で、まだ試合会場を知りません・・・
竹下ぁ、はよ教えて〜。

ということで、ようやく更新できて今日はグッスリ眠れそうです。
あっ、いや、毎日グッスリ寝ていましたね(^^;

次回の更新は、大阪総合(5/25、26)までにはしたいですねぇ。
すっかり月刊誌のこのブログでした。

ではまた。
posted by まさやん at 17:41| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月30日

どんな状況でも利かそう

先週日曜は四條畷オープンでした。

この大会は、一部(年齢制限なし)と二部(チーム合計年齢280歳
以上)の二つに分けられており、いずれも男子複、女子複、混合
の3試合で行われる団体戦です。

僕は二部の四條畷Aチームの一員として、例年通り参加しました。

この大会は相性が良く、一昨年、昨年と連覇しております。
今年は3連覇が掛かっておりました。

今年のメンバーは、岡本、見市、正岡、太田、堀田、上田という
今まででも最強と目されるメンバーでしたので、とりこぼしさえ
なければ、まず優勝は固いと思っていました。

という予想通り、準決勝の京都戦の1ゲーム目でてこずったものの
その他は問題なく、一昨年・昨年に続いて決勝進出することができ
ました!

決勝の相手は、この大会では必ずライバルとなるセントポーリア
です。
ここにはジマさん(中島くん)歌野ペア、保田さん・徳田さん
ペア、そしてミックスは徳田さんと御年83歳のきょんきょんさん
こと喜多さんです。

わがチームは、太田さんのひざの調子が悪かったので、決勝までは
男子複と女子複で勝つ作戦でした。
しかしセントポーリアの試合を見ていた見市は、女子複が厳しい
と診断し、男子複と混合で勝つ作戦に出ました。

男子複は見市・正岡VS中島・歌野です。この対戦、この大会では
もう3回目くらいでしょうか。

中島・歌野ペアはショットの力は強いのですが、結構ミスして
くれるので、競りながらもその分だけ差があり、まずは僕らが
2-0で勝ちました。
ジマさんのスマッシュは、何度かコートの50cmも外側にアウト
していました。ジマさん、ありがとう!?

そして女子複は、第一ゲームはこちらが奪うものの、そこから実力
を発揮してきたセントポーリアペアが逆転で勝利。

女子複の感想を聞いたところ、ものすごく強いショットを打って
くるわけではないけど、微妙な取りにくいところに打ってくる
とのことでした。試合巧者ということなのでしょうね。

予想通り混合での決戦となったのでした。

そして勝負の混合。相手の作戦は、とにかく徳田さんが動き回り
時折喜多さんが前で止めて、徳田さんが決めるというパターン
です。
徳田さんは上手いので、そういうスタイルで決勝まで勝ち上がって
きたのでしょう。

対する四條畷Aチームは、全日本シニア単3位の岡本さん、そして
運動量と根性とパワーは抜群の上田さんでしたので、大船に乗った
つもりで観戦していました。

その予想通り、ここも2-0で完勝!その瞬間、わが四條畷Aチームの
3連覇が確定したのでした。やった〜!
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試合後は、恒例の「あぐ楽」で祝勝会です。
岡本さんは帰られましたが、その他のメンバーで楽しい楽しい
ひとときを過ごしました。
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見市が先に帰ってから、女性のみに僕だけという素敵!?な状況
だったのですが、疲れからか、酔ったからか、得意の眠い病が
発症してしまい、上田さんの豪快な楽しいトークも、子守唄か
催眠術にしか聞こえない状況で、ほぼ覚えておりません・・・
でも、楽しいメンバーで、また今年も優勝することができたのは
嬉しかったです。団体戦っていいなぁ。



そして、今か今かと待ちわびていた、公認バドミントンコーチ2級
の、共通科目試験の結果ですが、ミズノコーチから帰ってきた3月
25日(月)に、封筒が届いておりました。
差出人は「公益財団法人 日本体育協会」でした。
キタ〜!と思いました。

少し心拍数が上がりましたが、まずはお風呂に入って心を
落ち着けてから開封しようとしましたが、やはりどうしても
結果を見るまではドキドキしてしまっていました(^^;

結果は・・・めでたく無事に合格でした!やった〜!!!

結果通知の紙には、各試験科目の点数も記載してありました。
共通科目Tは37点(50点満点)、Uは43点(同じく50点満点)
そしてVは78点(100点満点)の合計158点でした。

200点満点中120点、つまり6割で合格ですが、僕のスコアは7割9分。
心配していた割には余裕の結果に、ホッと安堵の胸をなでおろし
ました。

後日、何の気なしに日本バドミントン協会のHPを見てみたところ
来年度からは、合格基準が6割から7割に引き上げられるとのこと
でした。
僕はそれでも大丈夫でしたが、当落ラインぎりぎりで受かった人
は、今年合格しておいて良かったことになりますね。

そして、専門科目の結果も、本日郵送されてきました。
そちらは・・・これも合格でした!やった〜!!!!!
と言いつつ、専門科目については全然心配していませんでしたが。

つまり、これであとは登録料さえ払えば、晴れて公認バドミントン
コーチ2級を名乗れるわけです。

思えば昨年8月から足かけ7ヶ月。取得にはかなりの時間と労力を
要しました。
しかし、これでこれからの僕のコーチングは、日本バドミントン
協会と日本体育協会のお墨付きとなるわけですので、どこの馬の
骨とも分らない人がバド教えている状況からは、脱却できたという
ことです。
ブログ読者の皆さんも、安心して「バドの話」を信じて下さいね
!?

ちなみに一緒に受講していた岩城ハルミさんも、共通科目・専門
科目ともめでたく合格したそうです!

岩城さんは、ヨネックスアドバイザリースタッフかつ、夢先生
(日本サッカー協会が実施している)かつパナソニックジュニア
コーチかつ、主婦かつ3人の母親という多忙極まりない状況から
少ない時間をぬって頑張って勉強して、合格を勝ち取ったのは
エラい!と思いました。
岩城さんは、今でもそうですが、きっと良いコーチになると思い
ます。
後期講義で流した大量の涙は、無駄じゃなかったってことですね。
岩城さん、合格おめでとうございます!
夢先生の、岩城さんのページです。ご覧ください。

http://www.yumesen.jp/teacher/pdf/iwaki_harumi13.pdf

http://www.yumesen.jp/2012/10/post-797.shtml



ではバドの話。


<どんな状況でも利かそう>

これは、パートナーの見市とダブルスを組んでいる時の感想です。

見市が上手いのは当然(インハイ複チャンプ)で、いつも組んで
いて、最も間近でそのプレーを見て、スキルの高さに感心するの
ですが、その感想のひとつが今回のお題です。

彼は、ほぼ全てのショットにおいて、何らかの利かしを入れます。
シングルスは言うまでもなく、ラリーテンポの速いダブルスに
おいてでさえも、です。

僕が感心したのは、ネット前バックハンドでのプッシュの時です。
決して余裕のある場面でもなく、僕が打ったスマッシュがこちらの
バック側に低いドライブで返球されてきた時に、素早くバック
ハンドプッシュの体勢になり、そこからワンフェイク入れて
フェイントを掛けて、ネット前に落としてノータッチエースを
奪ったのです!

これはその前までに、同じ体勢から強いプッシュを見せていた事
がノータッチの要因でもありますが、それでもラケットが上から
出ていて、プッシュが打てる体勢でクッとワンフェイク入れての
落としですので、その効果たるや絶大でした。
当該の相手は、練習量豊富でレシーブが良く、足もある金澤くん
でしたが、その彼がほぼ一歩も動けない程、見事なエースでした。

これは、そのショットを体に沁みこませていなければ、なかなか
瞬時にその場の思い付きで打てるショットではありません。
彼の長年の経験と蓄積、そしてもちろんセンスの為し得た技では
あると思うのですが、そのショットを意識して繰り返し練習して
いれば、いつかふっと試合の場面で使える時が来ると思うのです。

ここで大事なことは、そういうショットがあるんだ、という意識
を持って、まずはトライで練習して使ってみることだと思います。

何でもそうですが、初めから上手くできる人など居ません。
最初はみな初心者なのです。
そして、ショットについても同じことが言えます。
「できない」「苦手」と思っているショット・ストロークも
意識して繰り返し練習すれば、いつかは苦手意識も希薄になり
気が付いたら得意なショットに生まれ変わっているかもしれない
のです。

いけないのは、苦手だからと言って、それを使おうとしないこと
です。
ショットのバリエーションは多い方が良いに決まっているのです
から、ショットの種類を増やすことに躊躇していてはいけないと
思うのです。

人間は基本的には保守的な部分が多いと思うのですが、バドに
関しては、常に革新的でありたいものです。
そうでなければ、ブレイクスルー的な上達は難しいと思います。

自分の得意なショット・コースを打っているのは、精神的に安心
しますが、そればかりでは上達も望めませんし、何より相手に
ショット・コースを読まれてしまうことになります。

自分が普段プレーしていて「上手いな」「あのショットを打てたら
いいな」と思うことがあったら、積極的にどんどん真似して取り
入れるべきだと思います。

スポーツは真似することから、上達していきます。
身近な上級者、あるいはYou tubeで見るトッププレーヤーのプレー
など、打ってみたい、やってみたい、と思ったプレー・ショットは
遠慮することなく、真似して練習して、練習や試合でどしどし
使って、自分も打てるようにしましょう!
その方が絶対、圧倒的に、バドミントンが楽しいと思いますので。

***************************

今日は、2級コーチ合格したということで、時間は遅いのですが
無理やり!?祝杯をあげています。
お気に入りの日本酒、摂津富田・清鶴酒造の「百五十七年目乃
お酒」です。
このお酒は、とってもフルーティで飲みやすく、今は既にコップ
3杯目に突入しています(^^;
が、おそらくあと1杯はいってしまうでしょう。

明日(もう今日ですが)は、見市兄弟(昌弘・武史)と一緒に
淡路島に一泊で旅行に行ってきます。

見市が出向していた大学コンソーシアム京都の勤務が、この3月末
で終了となりましたので、その「卒業旅行」という意味合いです。

淡路島は大阪から近く、2時間弱で行けてしまうくらいなので
何をしようか悩むところなのですが、早めについて、温泉に入って
大量に汗を流してから、改めて大量の飲酒を挙行!?したいと
思っています。

日曜のチェックアウト後も、何をしようか悩みどころでしたが
何と見市は、洲本で体育館を予約したとのことでした!
バドコート1面、9〜12時の3時間で千円!洲本の物価は安いです。

武史は、まだバドできる状態ではないと思うので、僕と見市の
シングルス大会になるのは確定的です。
旅行に行ってバドも珍しい感じですが、結局のところ、僕らに
とっては、バドミントンこそが最高の娯楽に違いないので、その
選択は大正解だと思いました。
でも、これでは合宿ですね・・・(^^;
大阪社会人個人戦前ですので、よいタイミングです。

しかし、おそらく二日酔いでの対戦になると思われます・・・

ではまた!
posted by まさやん at 01:50| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月22日

バドマガに僕の名が!

本日バドミントンマガジンが発売されました。

嬉しいことに、藤本ホセマリさんが、公認バドミントンコーチ
専門科目後期講義についての記事で、僕のことを書いてくれて
いました!!!やった〜!

どういう風に書いてもらったかというと・・・

それはバドマガを買ってのお楽しみ、ということにさせて下さい。

僕は苦笑しましたが、思い直すと「おっしゃる通り」でした。

岩城(鴻原)さんの、パソコンフリーズ&パニック&号泣事件!?
についても、しっかり書かれていただけでなく、イラストが
岩城さん(ちょっと似ている)だったのが、かなりツボでした。

僕は藤本さんとの約束通り、今月号のバドマガは3冊買いました。
藤本さん、書いて頂いてありがとうございました。
僕も「豪華なメンバー」の一員だった、と勝手に思うことにして
おきます(^^)

ところで、まだ共通科目の試験結果が送られてこないなぁ・・・
posted by まさやん at 21:57| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月19日

レシーブの時、伸び上がるのは厳禁!

金沢から帰って参りました。
いやぁ、今回のツアー、じゃなかった、遠征試合は、本当に楽しく
充実した旅行(やっぱり・・・)でした。
それはそれは楽しかったので、最初から詳細に綴ることにします。



3月15日。僕は大阪メンバーの門野聡と一緒に、電車で金沢入り
しました。
到着したのは昼過ぎで、まだまだ日も高く時間も早かったので
何をしようか、どこに行こうかと思案していましたが、門野は電車
の中から、尋常でない高揚を見せソワソワと落ち着きのないくらい
盛り上がっておりました。

その目的は、パチンコでした。
彼はかなりパチンコが好きだとのことで、大阪でもかなり通い
詰めているそうです。

僕はパチンコは、遥か昔に卒業しました。以前は、飲み会の
1次会から2次会への途中で「限定2千円」などと言い訳してやって
最初から2千円などで止める気もなく、確信犯的に千円札を歯止め
なく玉貸し機に突っ込んでは軽く1万円すった、なんてことも日常
茶飯事でしたが、パチンコは結局は勝つのはパチンコ屋さんなので
もうきっぱりと止めてしまっていたのでした。

しかし門野の異様な盛り上りに触発された僕は、旅先の開放感も
相まって、門野に付き合って久しぶりにパチンコしてみよう、と
いう気になりました。

ちなみに、金沢は今までに4回くらい訪れておりましたので、是が
非でも観光しなくちゃ!ということはなかったのです。
でも、本当は金沢まで来てパチンコはもったいなかったですが。

既報の宿「ドーミーイン金沢」にチェックインして、ホテルの
すぐ前にある「ホームラン」というパチンコ屋が戦場!?となり
ました。

門野と僕は、勢いをつけるために、近くのコンビニでビールを
購入し、試合の勝利につなげるためにも、パチンコでの勝利を
期して、昼間っからカシュっと乾杯しました。
少し肌寒い陽気でしたが、快晴の金沢駅前で飲む高級ビール
(縁起を担いで、少し高いビールを購入)は、ものすごく美味し
かったです!
加えて僕は、紙パックの日本酒「男山」も購入。イメージと違い
普段はあまり飲まない僕は、ものすご〜く酔ってしまいました。

ホームランは、ビルの1階が丸々広大パチンコ屋で、全ての台を
見て回るだけでも、少し時間を要するくらいの広さを誇っていま
した。

感心した!?のは、その人の多さです。当日は金曜の平日にも
かかわらず、自らがマシンとなってパチンコ台に釘づけになって
いる、余裕のある方々のなんと多いこと。
って、僕らもその一員っちゃ、一員ですが(^^;

僕は最近の台も、出る台も、釘も何も分らなかったので、その道
のベテラン、門野の後を金魚のフンのようにくっついて歩いて
いました。

5分くらい視察を終えた門野がある台に座ったので、僕もその近く
の台に位置取りしました。

僕は千円札を台と台の間にある玉貸し機に投入して、「さてさて
出るかな〜?」と軽く期待していましたが、門野の行動を見て
僕は度胆を抜かれました。

彼は玉貸し機にのっけから1万円札を投入しているのです!
パチンコに対する姿勢が段違いです。大物です。恐れ入りました。

僕が投入した千円などは、現在のパチンコでは一瞬でなくなります
僕は4千円までは突っ込もうと決めていました(それも定かでは
ないですが・・・)ので、門野のひとつ空いた隣の台で再度挑戦
しました。

すると、僕の台をチラ見していた門野がいきなり興奮気味に話し
始めました。

「やりましたね!これは確実に来ました!」

僕は何が起こったのか把握できないままでしたが、数字が回って
いるデジタル画面の下に小さな開閉口があり、そこがパカパカ
繰り返し開閉を始めたのです。
まだデジタルの数字が3つ揃ったのではありませんが、その口が
常時開閉しているので、球が全然減らないのです。

「そのうちに確実に来ます。やりましたやん!」

と彼は確信して断言したので、僕もなんだか興奮してきました。

ベテラン門野の予言通り、ほどなくフィーバーが掛かり、僕は
金沢遠征を最高の形でスタートすることができました!?
DSCN0615.JPG
以前の僕であれば、勝った球でさらにプレーを続け、結果、全ての
球を吸い込まれてしまう、という愚行も繰り返していましたが
時を経て大人となった僕は、勝ったことに満足し、そこでスパッと
止めました。

一方、大御所門野は、幸運に見舞われず、最初に突っ込んだ1万円
も、瞬時にパチンコ屋さんのものになってしまいました。
一旦小休止して店を出て、僕は勝利の余勢をかって、さっきの
コンビニで門野にビールをごちそうし、僕もビールと男山(また)
を買って、僕はホテルに戻って仮眠しましたが、門野はその後も
勝負を続け、3万くらいパチンコ屋さんに寄付したみたいです。
DSCN0616.JPG


19時からは、既報の通り「かじ亭」での飲み会でした。
DSCN0621.JPG
盛況のうちに「決起集会」を終え、僕と見市は最年長の落ち着き
!?を見せ、おとなしく一次会でホテルに戻りました。
血気盛んな若者たち(と言っても皆40歳以上)は、夜の金沢に
繰り出していたようですが、その後はよく分りません・・・
決起集会終了時の写真です。全員もれなく出来上がってます。
DSCN0622.JPG


明けて翌日。
僕と見市は、ドーミーイン金沢の豪勢な朝食(ビュッフェ形式)を
お腹が苦しくなるくらい、たらふく頂きました。
品数がとても多く、大食漢の僕でさえ、全品目は食べられない程
でした。こんな感じです。美味しそうでしょう?
DSCN0634.JPG


その後、谷野さんがわざわざホテルに車で迎えに来てくれました。
メールに「青のフィットで行きます」と書いてあったので、待ち
合わせの時間にホテル前に来た青いフィットに笑顔で手を振ったら
谷野さんじゃなく他人さん!?つまり人違いだったので、僕は
上げた手でシャドウ素振りをしてごまかすしかありませんでした。
他人の方も、ものすごいタイミングで来てくれたものです。
金沢では青いフィットが流行っているのでしょうか?

ほどなく谷野さんが到着。会場のいしかわ総合スポーツセンター
まで送って頂きました。谷野さん、ありがとうございました。



初戦の相手は、富山県です。
富山県はバドミントンの盛んな土地柄で強いところですので、僕ら
も警戒していましたが、パチンコでの惨敗をひきずらなかった
門野と、ずっと肩痛に悩まされて強打を打てなかった畑下が
頑張って先勝!

続く、國信・小山ペアも全日本シニア40歳複16強の実力を遺憾なく
発揮して2-0で完勝!
45歳複をまたずに、大阪チームの初戦突破が決まったのでした。

おまけのような45歳複でしたが、予選はリーグ戦でポイントも
重要ですし、また、相手は神代・蔵野ペアという実力者でしたので
リラックスはしながらも、負けないように頑張り、1ゲーム目を
先取しました。

ところが、この試合の2ゲーム目に、見市が無念の肉離れを再発
させてしまったのです・・・
そこからパッタリ動きが鈍り、2ゲーム目を落としファイナルへ。
見市は後衛からスマッシュが打てずクリヤーで返すのみ。そして
前への出足も明らかに鈍ってしまいました。

しかし見市がダメなら僕が!と、後衛からスマッシュを打って
それを前に逃げてくる相手レシーブを、見市が読んで突っ込んで
決めてファイナルは大差の完勝。
わが大阪チームは富山県を3-0で下し、好スタートを切りました。



続く相手は静岡県。ここでも大阪は35複・40複が安定した実力を
発揮してくれて、45複までに2-0で勝利を確定させてくれました。
これで予選突破決定です。

静岡戦での僕らは、見市の脚が良くなかったですし、もう予選
突破も確定していてポイントも関係ないので、無理をせずにプレー
しました。
1ゲーム目は軽く落としましたが、2ゲーム目に入ると、点数も
競ってきてたので、競ってるならば負けるよりは勝った方がええ
やん!と僕らはそこから少し気合いが入りました。

そして、何度かのデュースの末、結局負けてしまいました・・・
少しですがそれなりに悔しかったです。



しかし、ともあれ決勝トーナメント進出が決定!
わが大阪チームは、意気揚々と「決起集会その2」ということで
僕らのホテルの隣の「やるき茶屋」に集結したのでした。

何も金沢まできて、チェーン店に入ることもないのですが、ホテル
お勧めのお店が、土曜夜ということもあり満杯で入れず、その他の
お店も満席が多かったのです。
我々の希望が「飲み放題プランあり」と限定されていたことも
お店の選択肢を自ら狭めておりました(^^;

ドーミーインの露天風呂で温もった体も、しばしの徘徊で冷えて
きたので、早急に内部から発熱させなければ!と我々は高らかに

「生中5杯!大至急」

と注文しました。

ところが、意外にも、やるき茶屋には生ビール(ジョッキ)がなく
瓶ビールしかありませんとのこと。
僕は別に瓶でも構わなかったのですが、そこでなぜか見市が

「生ビールがないんやったら店出るで」

と、不思議なこだわりを見せ、僕ら5人(小山くんは別の友人と
飲んでいたので不在だった)は、おしぼりで手や顔を拭いまくった
にもかかわらず、せっかく入ったお店を後にしたのでした。
やるき茶屋さん、すみませんm(_ _)m

そしてもう少し徘徊して、次に入ったお店は「笑笑」・・・
もうどこでも何でも構わない状態に陥っていました。
あっ、いや、笑笑は良いお店ですよ(^^;

当然の飲み放題にして、ジョッキが凍るほどキンキンに冷えた
生ビールで乾杯!
気の置けないメンバーでの飲み会は、たまらなく快適で痛快なの
でした。
DSCN0635.JPG
試合中の昼食を軽食で済ませていたメンバーは、飢えた野獣の
ように、運ばれる料理を一瞬で平らげる、それはそれは旺盛な
食欲を見せていました。明日に向け頼もしい限りです!?

笑笑のメニューに「オムそば」というのがあり、皆これも瞬時に
ペロッといっちゃってましたが、空腹状態であったことを差し
引いても、このオムそばはメッチャ旨かったのでした。

最初2人前を頼みましたが、大好評だったので、すぐにお代わり
することにしました。
次は2人前を一皿ににまとめてもらいました。

すると運ばれてきたのは、直径20〜25cmくらいの超大型オムそば
でした。
しかし、飢えた野獣どもは、この超大型オムそばでさえ、一瞬で
平らげてしまったのです。それくらい美味しかったのです。

次も速攻で無くなるだろうと予想して、次も2人前で頼みましたが
変わらぬ速度で、お皿は瞬時で空に・・・

これは飲み放題でなくて「オム放題」の方が良かったんじゃないか
というくらい、僕らのテーブルだけ、繰り返し繰り返しオムそば
ばかりを注文し続けました。

そして、4回目のオーダーをしようとした時に、遂にお店が白旗を
上げました。麺がもうあと2人前しかなくなってしまったとの
ことです。

こんなに美味しいオムそばなのに、在庫の読みが甘いのう、と思い
ながらも、それは仕方がないので、最後の2人前は海鮮やきそばに
することにしました。(結局、そばはそば)

オムそばで完全に満たされた僕らは、明日の決勝トーナメントに
向けて、気合い充実、栄養満点となりました。笑笑での決起集会
その2は、成功裏に幕を閉じました。

その後、僕と見市はまたまたホテルに戻り、僕の部屋でしばしの
お酒とトークでほどなく解散しました。
さすがにその日は、夜泣きラーメンは、見たいとも思いません
でした・・・



明けて翌日。運命の決勝トーナメントです。
初戦の相手は、三重県選抜でした。
ここは畑下の情報では「強い」とのことでした。

しかし第一ダブルスの35複、門野・畑下が、21-15、21-13の2-0で
見事に快勝!チームに勢いをつけてくれました。

続く第二ダブルスの40複、國信・小山ですが、三重の相手の一人
は去年の全日本シニアで8入りしていたそうで、戦前から國信は
自信なさげに

「正岡さん、しっかりアップお願いします」

と弱気な発言をしておりました。決勝トーナメントは、2-0の段階
で打ち切りなので、國信ペアが勝てば僕らには回ってこないの
ですが、負ければ45複勝負となります。

「そんなこと言わんと、2-0で決めてや!」

と気合いを入れたのが効いたのかどうか分りませんが、國信・小山
ペアも、2ゲーム目24-22と競りながらも安定した攻撃力で2-0で
勝利!
またまた45歳複を待たずに、決勝進出が決まったのです。
35歳・40歳複がいい仕事をしてくれていたので、決勝進出まで
45歳複はポイントに貢献の機会がありませんでした。



続く決勝は、4連覇中の愛知選抜です。(愛知混成チーム時代を
含む)
このチームには、昨年の全日本シニア45歳複で3位となった松原・
岡本ペア、日体大出身で当時「スマッシュ&ネット」の異名を
持っていたスキンヘッドの冨田さん、昨年の全日本シニア50歳複
8強の新田さん、そして全国的に有名な磯貝さん百丸さんらを
擁する強いチームなのでした。

決勝までは、35・40・45の順番でしたが、決勝は40・45・35と
順番が変わります。
ここでようやく、僕らが勝敗に関わることになりました。


第一ダブルスは、國信・小山VS松原・岡本の、シニア上位同士の
対決です。
見ている方も力の入る試合でしたが、小山の威力十分のジャンプ
スマッシュが冴え、また國信もトリッキーなショットと捕獲率の
高い前衛で、シニア3位の松原ペアを寄せ付けず完勝!
2-0でまずは大阪が取りました。

そして僕らの出番です。僕らが勝てば歓喜の優勝です。

第二ダブルスは、見市・正岡VS新田・冨田でした。
見市の肉離れは、重傷ではなかったものの、歩くのも痛そうにして
いたので、プレーは全く本来の動きはできておりませんでした。

前日に僕らの試合を見ていた愛知チームは、見市の肉離れ情報を
しっかり掴んでおり、ゲーム序盤は執拗に見市に球を集める作戦
に出ました。具体的にはクリヤーとドロップ攻撃で、見市狙いに
徹していたのです。
スキルの劣る僕に球が回ってこないという、珍しい状況でした。

見市は、それでも決勝の大一番なので、根性で食らいついており
ましたが、悲しいかな、それが功を奏し、序盤大きくリードを
許してしまいました・・・

第一ゲームは僕らも、僕らの試合を応援していた大阪メンバーも
諦めかけていましたが、点数が進むにつれ、徐々に点差が詰まって
きていました。相手ペアも結構ミスってくれていたのです。

そして終盤で遂に追いついて逆転!第一ゲームは、最後どさくさ
にも近い形で、22-20で先取したのでした。

見市の脚は変わらず痛むようでしたが、彼は

「痛いとか言ってる場合やない」

と、2ゲーム目は後衛からもバンバンスマッシュ(時には飛んで!)
を打ち、前衛でも速いプレーでチャンスを作り、甘い返球を僕が
スマッシュを叩き込む、という分りやすい展開で、その流れのまま
押し切り、21-14で完勝!
大きなガッツポーズとともに、大阪チームと熱く固い握手で歓喜の
優勝を成し遂げたのでした。やった〜!!!


団体戦での優勝は、何にもまして格別です。
加えて仲が良く結束力の強いメンバーでの優勝でしたので、僕は
本当に嬉しくなりました。きっと他のメンバーも同じでしょう。
決勝までは勝敗に関与しなかった僕らで決めた!というのも
とても心地良い感じでした。
前日の敗戦を、門野と國信から「オゴリですね」と茶化されて
いましたが(^^;

これが大阪メンバーです!一枚目は優勝直後、二枚目は賞状授与
直後です。
DSCN0638.JPG
DSCN0639.JPG


試合結果と優勝チームの写真は、全国社会人クラブのHPに既に
掲載されています。
完全な作り笑いの僕とメンバーをご確認下さい。

http://www.hellonet.or.jp/~hisato/msbf/all_society2012/zennkoku2012.htm

ちなみに、大阪チームは、壮年の部(松浪・島田、弓削・川前、
楠本・佐野)でも優勝!見事3連覇を達成されました。
おめでとうございます。

楠本さんは、僕らの決勝の際、大きな声で応援してくださって
おりました。ありがとうございました!

また成年女子でも大阪チームは優勝です。シニア世代が強いのが
大阪と言えますね。

今回の団体戦は、最初から最後まで楽しかったので、できること
なら、また同じメンバーで遠征したいものです。
見市、門野、畑下、國信、小山(敬称略)どうもありがとさん
でした!



ではバドの話。

<レシーブの時、伸び上がるのは厳禁!>

昨日は、ミズノバドミントンスクールでした。
昨日の課題は、スマッシュレシーブのロングリターン、つまり
打たれたスマッシュを、リアコートまで大きく返球するレシーブ
の練習でした。

僕がここで口酸っぱく強調したのが、今回の標題でした。

スクールの生徒さんはレディースの方が殆どですが、レディースの
方々は、もれなく!?スマッシュレシーブが奥まで返せません。

その原因はいくつかあるのですが、中でも最も重大な失敗要因が

「伸び上がり」

なのです。

スマッシュをロングリターンするのは、男性に比べて非力な女性
にとって難易度は高いのですが、伸び上がってしまうことにより
ただでさえ難しいレシーブを、さらに取りにくくしてしまって
いるのです。

伸び上がる心理は、速いスマッシュにビビッてしまい、体が硬直
してしまって、それでも何とか後ろに返そうとするので、体を
伸び上がる力を使って、体全体で返そうとすることに起因します。

ところが、そのような動きをしてしまうと、まず目線がぶれます。
目線がぶれると、ただでさえ速いスマッシュが、余計に見づらく
なって、レシーブできる確率を自ら下げることになってしまうの
です。

またそのように伸び上がると、ラケットスイングの軌道も上方向に
ぶれることになるので、そのような状態で速いスマッシュに
ラケット面を合わせるのは、ものすごく難しくなってしまいます。

典型的なパターンが、もう膝が伸び切って、エビのように後ろに
飛んじゃうような状態です。思い当たるふしの方も多いのでは
ないでしょうか?

ロングリターンレシーブのコツは他にも色々ありますが、何を
置いても「伸び上がらない」というポイントには、特に気を付ける
ようにして下さい。

伸び上がらない、というだけで、レシーブできる確率が格段に
上がると思いますので!

***************************

3月も完全な中旬なのですが、未だ公認コーチ共通科目試験の結果
が郵送されてきません。
最近は、結構「今か今か」と、郵便屋さんのバイクが家の前に
停まる度に、気になっているのですが・・・
早くスッキリしたいので、早く送ってきて下さい!?



ところで、時間が前後してしまうのですが、楽しい飲み会が2つ
ありました。

1つは、大学の大先輩、山田(敏勝)さんとの「近畿シニア祝勝会」
です。山田さんは、さくらBCというクラブの代表をされており
ます。
山田さんも先日の近畿シニア60歳複で、準優勝されていたのです。

中央大学つながりということで、豊中クラブの前川(裕之)にも
声をかけ、3人で桜ノ宮で飲みましょう、ということになりました。

お店の名前は「漫奈無(マンナム)」という韓国料理屋でした。
山田さんは、韓国語を勉強されており、その先生に連れてきて
もらって以来、ひいきにしているお店なのだそうです。

ところが、当日になって前川が仕事のトラブルで和歌山出張となり
来られそうにないとのことでした。

2人で飲むのも寂しいので、ダメ元で当日見市を誘ってみたところ
予想外にOKの返事でしたので、メンバー変わって3人で飲むことに
なりました。

話した内容は、もう今ではあまり覚えていませんが(翌日でも
覚えていないか・・?)最後の「本能寺」ネタでは30秒くらい大
爆笑しました。

本能寺とは、本能の誘惑に勝てない生臭坊主たちが、毎日淫行を
働いている淫らな寺である、「敵は本能にあり」てな感じの
下らな過ぎるネタでしたが、その時は腹筋がつるくらいツボに
はまって、しばらくの間大笑いしたのでした。

「漫奈無」は、JR桜ノ宮駅から徒歩5分くらいです。
本場韓国料理がリーズナブルなお値段で味わえて、韓国人のおかみ
さんも優しく明るくよいお店ですのでお勧めです。

http://tabelog.com/osaka/A2703/A270304/27015758/

本能寺ネタでの興奮冷めやらぬ中での、店頭での記念撮影です。
山田さん、ありがとうございました。
DSCN0311.JPG


そしてもう1回は、大阪社会人の雄、50台単の絶対王者、楠本さん
との飲み会でした。
かねてから、楠本さんとは一度ご一緒したいと思っていましたが
なかなか実現に至らず、試合会場で短い会話を交わす程度でした。

楠本さんと親交のある畑下も交えて、阪急茨木駅(僕の要望)にて
近畿シニア50歳と45歳チャンプの豪華な飲み会!?が実施された
のです。

ここでのトークは、かなりディープでしたので、ブログに書く
ことはできませんが、書いていいネタとしては、楠本さんの試合
の優勝回数についてです。

楠本さんが毎回のように優勝されているのは知っておりましたが
な、何と、大阪社会人以上の大会での優勝回数が、47回!なのだ
そうです!スゴイ!

現在は出れば優勝、という状況ではありますが、それでも47回もの
回数は、張本さんでも「アッパレ!」確定でしょう。

ちなみに僕の、大阪社会人以上の大会での優勝回数を調べ直して
みましたら、17回でした。
それでも多い方じゃないかなぁと思っていましたが、王者楠本さん
とは比較対象外でした・・・(^^;

他の話題でも盛り上がりまくり、気が付くと、お店は僕らの貸切と
なってしまっておりました。僕らがお店を出ると同時に、店員
さんがのれんを片づけたような時間でした。

場所は「阪急 次郎長」です。お刺身がとても美味しかったなぁ。
遅くまですみませんでした。

http://tabelog.com/osaka/A2706/A270604/27036561/

飲み会時の記念撮影です。とても楽しいひとときでした。
楠本さん、畑下どの、ありがとうございました。
次回は全国社会人団体戦の祝勝会ですね!楽しみにしておきます。
DSCN0545.JPG
DSCN0546.JPG


次の試合は、3月24日の四条畷オープン(団体戦)です。
僕らは2連覇中ですので、今年もぜひ優勝して3連覇を達成し
忍ケ丘駅前の「あぐ楽」で祝勝会を開くことを目標にしています。

あぐ楽、もう予約しておこうっと(^^)

ではまた。
posted by まさやん at 22:27| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月25日

速く動ける足さばき

まだまだ寒い2月です。

僕は既報の通り、2/3に、公認バドミントンコーチ2級取得のため
共通科目試験を大阪商業大学にて受験してきました。

専門科目の課題はレポート提出で、それについては文章作成が
得意な僕には朝飯前だったのですが、共通科目については、3冊
あるテキスト(T、U、V)を勉強せねばならず、この3冊の
テキストを重ね合わせると、電話帳くらいの厚さになるほど
範囲が広く、例年、この試験で不合格となる人が一定数必ず居る
とのことで、ちょっとした難関ではないかと思うくらいなのです。

僕には時間があるはずなのですが、ちょこまかしたことで何かと
忙しく、勉強を開始したのは、試験の2週間前からでした。

当然、一回勉強しただけでは頭に残るはずもないので、復習が
必須となるのですが、T、U、V全てを十分に復習するほどには
時間はありませんでした。

試験は200点満点で、6割正解で合格となります。
つまり120点が合格ラインなのです。

問題数は、TとUが50問ずつで100問、Vで100問の合計200問です。
ということは、明らかにVが重要ということになります。

ですので、僕の勉強も当然Vがメインとなりました。
Vを2回は復習して、TとUは1回復習できればいいかと思って
いました。

試験までの残り日数と、勉強の進捗度を照らし合わせて、全く
無駄のない、つまり余裕のない日程を組んで、僕は試験に向けて
勉強をしていました。

ところが1月27日に何となく風邪っぽかったので、大事を見て
地元の内科に診てもらったところ、流行しているので念のために
インフルエンザの検査をしましょう、ということになりました。

インフルエンザの検査は、細い綿棒を鼻の奥深く突っ込んで
鼻腔内部の粘膜を擦り取って、それを検査キットで調べるので
あります。
以前それをやった時にたいそう痛くて、涙が溢れるくらいの強い
刺激だったので僕はイヤだった(子供か・・・)のですが、お医者
さんがやれと言うものを拒否するわけにもいかず、僕は無抵抗に
看護婦さんの綿棒攻撃(じゃないですけど)にされるがまま、鼻を
ほじる時には到底届きそうもないほど奥の奥まで綿棒を突っ込まれ
しかも真面目なのか慎重なのか、その看護婦さんは、不必要なほど
執拗に僕の鼻腔を攻め立てるのでした・・・

「イ・タ・イ・・・」

グリグリグリグリ。不快で強い刺激が僕を襲います。
そう思いながらも、僕にできることは「ガマン」だけです。

「そんなに長く強くやらんといてくれぇ〜!」

僕は心の中では絶叫していました。

予想通り、大粒の涙をこぼして、ツラい検査は終わりました。
ただ以前の検査時より、綿棒の棒部分が細く柔軟性が高かった為
鼻腔内部を圧迫される強さが少し緩和されて、以前よりは痛さは
少なかったと思います。

そして、涙目のままお医者さんに呼ばれ、診察室に入りました。
お医者さんは、インフルの検査キットを僕に見せてくれました。

「これを見て、あなたはどう思いますか?」

僕に感想を聞くとは面白い先生だなあと思いながら、そのキットを
まじまじと確認してみました。

それはプラスチック製で、厚さ3mmくらい、大きさはフリスクの
容器くらいで、表面に穴が3箇所開いていました。
その穴に縦線が出るかどうかが、診断の基準となります。

一番左の穴は、この検査キットが正常に機能しているかどうかの
しるしとのことです。そこにはハッキリと縦線が表示されており
ました。つまり検査はしっかりできているということです。

残る二つの穴は、インフルエンザが陽性かどうかの判定用です。
AとBがあり、僕が見たところ、穴には線は入っていないようでした

「んっ?」

しかしよくよく見てみると、Aの方の穴に、非常にうっすらながら
薄〜い縦線が出ているように見受けられました。それはしっかり
目を凝らして見ないと分らないくらいの薄さでした。

僕は見たまんまの感想を先生に

「Aに薄〜く線があるように見えますけど・・・」

と言ったら、先生は的を射たようにパッと上気して、僕の肩を
叩いて

「そう!そうなんです!うっすら出てるでしょう?」

と、なんか嬉しそうにも見えるような活き活きとした反応を見せた
のでした。

つまりは、インフルエンザ陽性だったのでした(ToT)
試験の5日前に、僕はエライことになってしまいました。

先生いわく、線が薄いからこんなん大丈夫ですやん!とインフルに
掛かったことを認めたがらない人も居るそうです!?
認めるも認めないも、掛かっている事実は一つなのに。

僕はタミフルを処方されて、その日の昼から飲み始めることに
なりました。

しかし、インフルは本物で、僕の熱はそこから次第に上昇の一途を
辿りました・・・
こういう時に一人暮らしの辛さが出ますね(^^;
安静にしているだけでもしんどかったのですが、ご飯だけは何とか
食べなければなりません。

ふらつく足取りで、僕は最近MY食堂と呼んでいる、茨木の王将に
車を走らせたのでした。家から4km、国道171号沿いにあります。

他の人に感染させても悪いので、僕はしっかりマスクをした上で
極力、他のお客さんから離れた位置に座りました。
そして最近そればっかり食べている、麻婆丼と餃子で、発汗を
促進させようという気持ちもありましたが、ただ単に食べたかった
だけでもありました・・・

そして、安静に安静を重ねて、汗もしっかりかいて、僕の熱は
タミフルのおかげで劇的に下がって、病院に行った翌日には勉強
できる状態にまで復活できたのは、不幸中の幸いでした。

結局、共通科目Vのテキストは4回やって、TとUは2回のみ。
しかし、Vの習熟度は高いと思っていたので、インフルエンザに
やられた割には、それなりに自信を持って検定試験に臨むことが
できたのでした。



既報の通り試験会場は東大阪の大商大でした。
こんな試験を受けるのは、何年か前に摂南大で英検を受けた以来
でしたので、座席についたら少し緊張してしまいました。

僕は試験会場に着いてからも、試験開始まで往生際悪く、最後の
悪あがきとばかりに勉強していました。他の人もしてましたけど。

しばらくして試験官の方2名の女性が入室してきたことで、さらに
緊張感は増しました。

試験官の女性は諸注意を話されるのですが、それが見事に原稿
棒読み・・・(^^;
もう少しは感情込めてもええやんって思っていたのは僕だけでは
ないはずでした。
ただ、それが面白かったので、僕は密かに小声でマネしてました。

さて緊張の試験です。
共通科目Vは100問。試験の時間は120分。つまり2時間です。
割り算すると、1問当たり1分12秒もあるので、これはかなり余裕が
ありました。
しかも問題は四者択一だったので、何とかなるだろうと高を括って
いたのですが、いざ問題用紙を開いてみると、これがなかなか
微妙な表現の問題ばかりだったのです。

四者択一なので、僕は文章の穴埋め問題かと思っていました。
ところが、そんな甘い設問などは一切無く、内容が正しいものを
選べ、内容が誤っているものを選べ、という悩ましい設問ばかりで
明らかに判断できる問題もありましたが、どう考えても分らない
(って勉強が足りないのでしょうが)問題も何問かあって、つまり
受かるかどうか、100%の自信は持てない結果に終わってしまった
のでした・・・

ただ、それは他の受験者も同じ感想だったようで、受験後に笑顔で
晴れやかな顔をしていた人は、皆無と言ってもよかったくらい
でした。

感想としては、Vはまずまず、Uは意外と易しくて、Tがとっても
難しかった印象です。

試験の結果は、3月中旬頃に郵送されてくるそうです。
封筒を開けるのが、非常に緊張しそうです。
開ける前に、ビール一気しようっと!?
受かっていても、落ちていても、結果報告はさせて頂きます。



そして2月11日はリーグ戦でした。
初日を、コーチ講義参加のために欠場していたので、今回ミズノ
コーチがある月曜日でしたが、松尾さんに交代して頂き、僕は
試合に出させて頂くことになりました。

Hiwakai Aチームは2部です。前回の初日が1勝1敗でしたので
前期に続いての連続降格の恐怖!?に苛まれることはありません
でした。

初戦(Wings)も2試合目(鴨谷グース)も、僕は第一ダブルスに
出場。
初戦は2-0で完勝でしたが、2試合目は0-2で完敗でした・・・
つまり僕は1勝1敗。そしてチームとしても1勝1敗。
2部4位という、可もなく不可もない戦績に終わりました。

1〜2部は、やはり20代〜30代の若者がメインとなってきています。
大阪社会人の中で、40代後半で気を吐いているのは、僕、見市
真野くん、そして今回3部から2部に返り咲いた泉北バードの上地
さんくらいではないでしょうか。
下手したら息子(僕には居ませんが)と同じくらいの年齢の若者を
相手にするのはなかなかにキツイと感じることもあります。

しかし年齢については、とうの昔に気にすることを止めました。
気にする意味がないからです!
20代の若者と同じようなジャンスマとか、前に飛び込んでの
プッシュなどはなかなかできないかもしれませんが、試合中の
落ち着きとか開き直りとか、精神面では一日の長があると思って
います(思いたい・・・)し、また実は肉体的にもそれほど極端に
弱っているわけでもありません。

何もやっていない47歳は、確実に「オッサン」と言えますが
定期的に運動を欠かさない47歳は、まだまだ老け込むには早いの
です。

というより、いくつになっても自分が老け込むことを、僕はきっと
認めないんだろうなぁ(^^;



ではバドの話。


<速く動ける足さばき>

フットワークというのは、とても大事でありながら、あまり意識
して動いている方は少ないように感じています。

バドミントンはシャトルを打つ競技ですので、どうしても直接的
に、シャトルに影響を与える、ラケットの振り方に意識がいって
フットワークはおざなり、とまでは言いませんが、あまり考えて
動いている方は居ないように見受けられます。

しかし、よくよく考えてみると、コートの中で色んなコースに
シャトルを打たれて、それを追いながら、次のショットを繰り出す
ためには、移動の手段であるフットワークがものすごく重要という
のは、決して忘れてはいけないことです。

速く動ければ、その分だけ良い体勢でシャトルを打つことができ
ます。
少しでも良い体勢でシャトルを打つことができれば、少しだけ
相手に対して効果的なショットが繰り出せる可能性が高まります。

ということで、動き方なのですが、それは

「動きたい方向と足を平行にしてスタートする」

ということです。

例えば、フォア前に行きたい場合は、右足を右前、左足を左後ろに
引いた斜めの形からスタートすると、ステップがスムーズにできる
ので、より速く動くことができます。

これが、左足が左前で、右足が右後ろの斜めに開いた形からだと
フォア前に動きにくいのは分りやすいと思います。

ですので、相手のショットの方向を認識したと同時に、移動する
方向に足を平行にすることで、迅速に動けるということになります

ここでのポイントは、動き出す方向と逆の足に体重を掛けて始動
することです。

初心者レベルの方ですと、動きたい方向に、いきなり足を踏み
だそうとしますが、静止状態からいきなり動きたい方向に足を
出そうとしても、決して速くは動けません。

フォア前に進もうとする場合は、一旦左足に荷重して、そこで
強く床を踏み込んで、前への推進力とするのです。

これはシングルスで、上級者が、コート奥からホームポジションを
経由して前に動く場合に、ホームポジションで止まりきって
しまわず、動きにブレーキを掛けながら、進みたい方向と逆の足を
一瞬脱力させて、その反動で強力なエネルギーを生み出すことに
通じます。(ってご理解頂けるでしょうか・・・)

これがいわゆる「伸張反射(SSC)」のシステムを利用した移動の
技術なのです。

筋肉は、ただ単に縮ませるより、一旦伸ばしてから縮める時に
大きな爆発力を生じます。

これは前にも書きましたが、筋肉には伸びたら縮もうとする性質が
ありますので、その性質を意図的に利用して、一旦伸ばしてから
縮めることを、フットワークに活かした形です。

イメージで言えば、アイススケートで氷を蹴って進む時の足の
筋肉の使い方という感じでしょうか。
ググッと曲げて、スパッと蹴る。この「ググッ」で膝を曲げて
筋肉を伸ばしているのです。

試しに、軽く膝を曲げた状態から、右前に動いてみて下さい。
普通に動くより、一旦左足に「ググッ」と体重を掛けてから始動
する方が、初動のスピードが全然速くなるはずです。

ただ、これは動きたい方向と反対側の足に荷重するので、最初の
慣れない内は、なかなか難しいと思います。反対の足ですので。

ですので、シャドウフットワークなどで、体に覚え込ませるしか
ないと思います。

僕がやっている(やっていた・・・)前後の斜めステップは
ジグザグ方向の切り返しの時に、正にそのSSCの動きが生じて
いますので、積極的に採用すべきトレーニングだと思います。
日本トップの田児選手も、昔からずっとやっているそうです。

動きたい方向に足を平行にして、動きたい方向と逆の足に荷重して
始動する。

きっと最初は戸惑うでしょうが、トライしてみて下さい!

***************************

2/14(木)に、兄が僕の家に来ました。
遊びに来たわけではなく、仕事での来阪です。
と言いながら、僕がメットライフアリコのガン保険に入ることに
なったので、お客さんは僕なのですが。
つまり、99%遊びみたいなもんです。

夜はいつもの通り!?ギン飲みでした。相当飲み過ぎたので
ガン保険加入直後に、ガンになるのではと心配したくらいです。
そして、報告すべきは、翌日の温泉です。

高槻市には二つ有名な温泉があります。スーパー銭湯という意味
ではなく、本当の(ってスーパー銭湯にも本当の温泉はあるの
でしょうが)温泉です。

一つは摂津峡温泉でそこも有名なのですが、僕がお勧めかつ気に
入っているところが、穴場中の穴場「樫田温泉」なのです。

これは府道6号枚方亀岡線を北上した、結構な深い山あいにある
温泉施設です。
高槻市とは言いますが、ほぼ亀岡(京都)みたいなもんです。

僕はこの温泉が好きで、今まで既に3回は行っていました。

折悪く、当日は非常に寒くて、温泉近辺は雪が降っていました。
うねった山道を車で走るのですが、次第に路面が白く変わってきて
ノーマルタイヤの僕は、ハンドルを握る手には力が入り、手のひら
には緊張の汗が滲み出しました。

が、何とか無事に到着し、お風呂の前に食事です。

その施設には、ちょっとしたレストラン(というか食堂)もあり
そこでのおすすめ料理は地鶏の卵を使用した親子丼でした。
僕は前からこれを食べてみたかったので、躊躇なくそれをオーダー
して吉野家の牛丼よろしく、わずか数分で平らげました。
DSCN0305.JPG
とても美味しかったのですが、量に満足できなかった僕は、躊躇
なく、次の食事をオーダーしました。「古墳カレー」です。

高槻市には古墳が多いので、それにちなんだメニューなのですが
何のことはない、ただ、ライスを古墳型にかたどっているだけの
カレーでした。でも味はまずまず美味しかったです。
DSCN0306.JPG
それに大好きな生卵を落とし(卵何個食べんねん!?)これまた
数分でペロッと平らげるのを見て、僕の飽くなき食欲に兄は
楽しそうに笑っていました。

レストランの大きな窓から、外の風景が見えるのですが、心が
洗われるような綺麗な雪景色に、兄も僕もしばし見入ってしまい
自宅から30分で、こんなにお手軽に日本の風流を堪能できる高槻
というところは、素晴らしい街だなあと、部屋が0℃になることも
忘れて、ちょっぴり感動していたのでした。
DSCN0307.JPG
兄もここの温泉には、大満足だったとのことです。

高槻市の樫田温泉、超お勧めです!近くの方は是非どうぞ。

http://www.o-forest.org/c_spa.html



毎月22日は、バドミントンマガジンの発売日です。
先日、高槻駅前の本屋さんでバドマガ3月号を見つけ、パラパラと
立ち読みしていたら、実に興味深い記事を見つけました!

それは・・・藤本ホセマリさんのエッセイ「バド道」です。

藤本さんは、ここで説明するまでもないほど全国的に有名な選手
です。
越谷南〜中央大〜日本ユニシスで活躍して、全日本社会人単も
2度優勝されています。
そして、全日本シニアでも決勝の常連で、単複ともに何度も優勝
されています。

なぜそのコラムが興味深かったのかというと、今回の記事が公認
バドミントンコーチ講習会の話題だったからでした。

つまり、藤本さんも僕と一緒の会場で、同じ講義を受けていたの
でした!

そういうことは、本当は恰好のブログネタに違いないのですが
万一僕のブログに書いて、その人が不幸にも不合格などとなって
しまったら可哀そう、ということで、僕は受講者の名前を明かす
のを控えていたのでした。

しかし藤本さん自らが、ブログどころじゃない、バドマガで
全国的にオープンにされたからには、僕も書いてよかろうと思った
のでした。念のために藤本さんに掲載許可は頂きましたが。

詳しくはバドマガを立ち読み・・・じゃなくて購入して頂きたい
ですが、僕も書いた乳酸値測定のことが書いていました。

「書いてる書いてる」と、僕は思わず笑顔になってしまいました。
その場面をリアルタイムで知っていたからです!
残念ながら、まさやんのことには触れられておりませんでしたが
・・・(そりゃそうだ)

来月号では、後期講習のことを書かれるとのことですので、藤本
さんに頼んで、まさやんを登場させてもらおうかなぁ(^^)
僕のことは出なくても、きっと岩城さんの深夜の号泣には言及して
くれることでしょう。
来月号も買おうっと♪

DSCN0258.JPG

後期講義終了時の写真です。解放感に満ち溢れていますね!



24日(日)は近畿社会人クラブのシングルスでした。

僕は45歳の部でめでたく優勝しました。
近畿シニアで勝っているので、勝たないわけにはいきません
でした・・・(^^;
ただ、試合は2試合のみでしたが。

決勝は、兵庫の井口さんでした。
逆山からは、藤田さんが上がってくると予想していたのですが
昨年の全国社会人クラブのシングルスで苦杯を喫した井口さんが
藤田さんに見事リベンジ!
予想は外れて、井口さんと対戦することになったのでした。

井口さんとは、2年前の全国社会人クラブの決勝で対戦し、その時
は2-0で僕が勝ちましたが、2ゲーム目の中盤から僕の体力が枯渇
しかかり、危うくファイナルにもつれ込みそうな接戦でした。

そのイメージが残っていたので、対戦前は少しイヤな感じでした。

ところが、今回の井口さんは、前回とは打って変わって非常に
ミスが多く、僕のスマッシュもよく決まり、大差での完勝となって
しまったのでした。

試合後、井口さんと話しましたが、もう少し粘りたかったなあ、と
本人も不本意な内容だったようでした。
ただ、藤田さんにリベンジできたことは喜んでおられました。



チームメイト関係では、真野くんは一回勝って第一シードに負け
でした。
僕が会場に着いた時には、もう帰り支度していました・・・
真野くん曰く

「僕の方が実力上だと思ってたんだけどなあ」

って、負けてるから下なんですけどね(^^;



幡野さんは、準決勝で強豪の福水さん(和歌山)をファイナルで
振り切り、第一シードとして順当に決勝にコマを進めましたが
近畿シニアに続き、またまた京都の川口さんにファイナルで屈し
ました。無念・・・



50歳シングルスでは、関西無敵の楠本さんが余裕の完勝でした。
楠本さんには、守口市の団体戦でご迷惑を掛けたお詫びの品
全日本シニアで購入したシャツを、この時ようやくお渡しすること
ができました。

シャツの色は、僕のチョイスで黄緑色だったのですが、楠本さんは

「これは僕やったら選ばん色やなあ」

とのことでしたが、僕は

「敢えてその色を選んだんですよ!スポーツやるならポップな方が
いいでしょう?」

と、言ったら

「まあ、普段選ぶのは黒とか白とか地味な色ばかりになるから
こういうのもいいかもね」

と受け入れて頂きました!
楠本さん、遅くなってすみませんでしたm(_ _)m



僕が注目していたのは、35歳シングルスでした。
仲田くん(元パートナー金澤くんの現在のパートナー)と、高槻で
最近一緒に練習するようになった、北清水クラブの富永くんの
決勝です。

富永くんは、最近ずっと仲田くんに分が悪く、連敗していました。
しかし、今回は期するところがあったようで、試合前に僕に

「今回は、やります!」

との力強い言葉が聞けましたので

「ほなブログに載せるから写真撮らせて」

って言ったら

「いや、優勝したら、でお願いします!優勝したら、正岡さんを
探してでも写真撮ってもらいます」

とのことで、試合前からかなり気合十分でした。

僕はゲーム序盤にコーチ席でかぶりつきで見ていましたが、富永
くんは、その力強い言葉の通り、どことなくぎこちないながらも
エネルギッシュな動きで、第一ゲームを先取したのです。

ところが第二ゲームに入ってから、仲田くんが落ち着きを取戻し
取り返すと、ファイナルは完全にラリーを支配し、21-13の完勝。
富永くんの写真の掲載は、少し先に延びることになってしまい
ました(^^;

その代り!?に富永くんカメラマンにて、50歳シングルス優勝の
楠本さんとツーショットを撮影してもらいました。

DSCN0315.JPG

そしてそして、合計100歳混合ダブルスでは、かの有名な島田さん
(大阪の重鎮。マシンガントークで著名。泡盛は水割り禁止)と
Wakou clubの山下さんが、強豪選手に競り勝って、見事優勝され
ました!おめでとうございます。
祝杯はきっと泡盛に違いありません!?

DSCN0316.JPG

そしてそしてそして!直近にコメントを下さっていた奈良の上田
さんが、約束通り僕に挨拶しにきてくれたのです!
上田さんありがとうございました。嬉しかったです。

上田さん曰く

「まさやんさんの文章は、作家の○○氏のスタイルに似ています。
面白いです」

とお褒めの言葉を頂きながら、作家のどなたに似ていたのか失念
してしまいました・・・上田さん、もう一回教えて下さいm(_ _)m

ということで、感動の初対面の記念撮影です。

DSCN0314.JPG

こういう写真を、これからもっともっと増やしていきたいなあ。
読者の皆さん!試合会場などで僕を見かけたら、遠慮なく気軽に
声を掛けて下さいね。

ではまた!
posted by まさやん at 11:18| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月28日

近畿シニア試合結果報告

昨日、神戸総合運動公園グリーンアリーナ神戸にて、第10回近畿
総合バドミントン選手権大会(シニアの部)が行われました。
いわゆる、通称「近畿シニア」です。

僕は45歳シングルスのみ出場しておりました。
ダブルスはパートナーの見市が仕事で参加できなかったのです。

お伝えしてきたように、最近は公認コーチの試験勉強ばかりやって
いて、練習もあまりできていませんでしたので、戦前の自信は殆ど
ありませんでした。
マグヌス効果とか、RDJ指数とか、オスグット病など、一般の方々
には縁遠い言葉はそれなりに覚えましたが。
(試験に出ないかなぁ・・・)

しかしそんな状態にもかかわらず、優勝することができました!

近畿シニアは10年前に30歳ダブルスで優勝したことはありましたが
シングルスでは一昨年の40歳での準優勝が最高でしたので、これは
なかなかに嬉しいことです。
一応、45歳近畿チャンピオンですからねv(^^)v

ただ、準決勝の京都の立花武さん(桂自衛隊)は、明らかに足を
痛めておられて、きっと本来の動きはできていなかったのだと
思われました。
立花さんと試合開始時の握手をした時、その手のあまりのゴツさ
そしてガタイの大きさに、自衛隊という屈強なイメージも加わり
密かにビビっていたことをここに告白致します・・・

試合後、立花さんは

「パナソニック京都の石田(佳史)さんから、強いと聞いていた
ので、万全の体制で戦いたかったのですが・・・」

と負傷状態での対決に、とても残念そうにしておられました。
立花さんは上背があり、スマッシュにはかなり威力があったので
僕は何本もエースを奪われ、足が万全なら苦戦は必至だっただろう
と思われました。

僕は

「また足が万全な時によろしくお願いします!」

と朗らかに頭を下げ、立花さんも

「また胸を貸して下さい!」

などとおっしゃるので

「滅相もありません・・・こちらこそよろしくお願いします!」

と、スポーツマンらしい爽やかなエールのやり取りで、またバドの
友人ができた!ととても嬉しくなったのでした。
立花さん、今後ともよろしくお願いします。

決勝の相手は、プレンティグローバルリンクス代表取締役社長の
田中隆行さんでした。
田中さんとは、去年、一昨年と大阪総合の決勝で顔を合わせており
そのいずれも僕が勝利しておりましたので、当たるのがイヤだった
のは、田中さんの方に違いないとは思っていました。
しかし公式戦ですので、やってみないことには分りませんが・・・

去年の大阪総合では、序盤に大量リードを許して、苦しいスタート
でしたので、数点リードで推移した今回は、少しだけ気持ちは楽
にプレーできました。

ただ、グリーンアリーナ神戸のフロア内は風が流れており、僕が
「よし!クリヤーで追い込んだ!」と思ったショットが、悉く
僅かにアウトになったのは、とてもストレスとなりました。
また、大阪総合では面白いように決まっていた、インチキサーブ
(ショートのフォームからドリブンのロングで頭を抜くサーブ)が
スマッシュ一発で仕留められ、その点でもイライラは募っており
ました。

そのストレスからか、2ゲーム目は一進一退でゲームは進んでいき
ましたが、後半からクリヤーを抑えめに打ってコントロールでき
たのと、風上ということでスマッシュを多用したことが奏功して
何とか21-15で逃げ切ることができました。

試合後田中さんは

「また練習して挑戦します!また大阪総合で!」

と清々しくおっしゃられました。そんなにあまり練習されなくても
いいんですけど・・・



チームメイトの結果は、幡野さんは決勝で惜しくもファイナル負け
でした。相手の川口さんは全国的にも有名な強豪ですので、仕方の
ない敗戦かもしれません。

Hiwakai会長の真野くんは、初戦で兵庫の佐々木誠くん(栗ちゃん
の同級生)に完敗でした。
これはちょっと力の差が大きく、厳しかったかな。

合田さんは、兵庫の高井さんに完敗でした。高井さんは結局
下馬評通りに完勝で優勝されました。
高井さんとは面識ありませんが、おめでとうございます。

僕のブログをよく読んでくれている北清水クラブの富永くんは
同じ大阪の仲田くんに2-0で負けました。
この二人はいつも同じような長いラリーのドロドロの試合になるの
ですが、昨日はちょっと富永くんの辛抱が足りなかったように
感じました。仲田くんのフォア奥からのクロスカットが、よく
ノータッチでエースとなっていました。
富永くん!2/3の試験が終わったら火曜日の練習に行きますので
またシングルスお願いします!

ミズノの堀田は、一回戦は不戦勝。二回戦で第一シードの小川さん
との対戦でした。
堀田曰く「練習では勝っているけど、公式戦では負けています」
とのことでしたので、つまり実力はイーブンということですね。
この試合は僕は途中までコーチ席で見ていましたが、ファイナルに
もつれこむ熱戦ながら、ショットの威力とディセプション、つまり
フェイントに一日の長がある小川さんが、最後抜け出て逃げ切り
ました。

堀田を弁護しますと、お子さんがまだ小さいので、なかなか思う
ように練習はできない状況なのです。
しかしそんな状況でありながらも、お子さんを抱いてスクワット
するという、子育てをしながら鍛練も兼ねてしまうところが、京大
大学院卒の頭のいいところですが。(誰でも思いつくか・・・)

小川さんは、決勝で、富永くんを倒した仲田くんを一蹴し、群雄
割拠、つわもの揃いの35歳シングルスを制しました。
小川さんとも面識ありませんが、おめでとうございます!

そして50歳シングルスでは、株式会社サン創美代表取締役社長かつ
バドミントンクラブチームGENKIマネージャーの楠本さんが、勝負
強さを遺憾なく発揮して、幡野さんのパートナーである野牧さんに
ファイナルで勝利!
見事、野牧さんに昨年の借りを返したのでした。さすがですね。
僕は、楠本さんが負けるイメージが全然浮かびません。
それくらいいつもいつも勝っている印象です。強いです。

楠本さんには、去年、守口の団体戦でご迷惑をお掛けしており
そのお詫びの一環として、全日本シニアでTシャツを購入していた
のですが、またまたお渡しする機会をみすみす逃してしまいました
・・・
また今度、畑下交えて飲み会をした時に、お渡しさせて頂きます。
と言っておきながら、僕の都合で申し訳ありませんが、試験後の
2/3以降でお願いしますm(_ _)m



近畿シニアの試合結果は、兵庫県バドミントン協会のHPに早くも
掲載されておりましたので参考まで。

http://sports.geocities.jp/superbird_bad/gameresult/h25_10_kinkisougou_senia/10_kinkisougou_senia.htm

賞状を受け取る際に写真撮影してもらったので、どこかにまた僕の
にやけた顔が掲載されるかもしれません。
前日に散髪行っといて良かった(^^)

ということで、もう試験が終わるまではブログ更新はできないなと
思っていたのですが、嬉しかったので臨時!?更新させて頂き
ました。お祝いコメントは、24時間365日受け付けております!?

今日は午後から箕面でミズノバドミントンスクールのコーチです。
今朝、ゴミ出しに外に出たら、庭にも道路にもうっすら雪が
積もっていました。
果たして箕面までたどり着けるのかなあ・・・

ではまた!
posted by まさやん at 10:05| 大阪 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする