2014年07月13日

前衛では、当てずっぽうでもいいから、動いてラケットを出そう

レッスンDVDをご予約頂いていた皆さん、大変長らくお待たせ致し
ました!
延びに延びまくっていた正式発売日ですが、やっと確定しました。

業者さんに依頼していたプレスが上がってくるのが、7月15日(火)
となりました。

ただ、私が受け取れるのは、その翌日になってしまうことが予想
されますので、正式発売日を

7月16日(水)

とさせて頂きます。
この日は奇しくも「アナと雪の女王」のDVD発売日と同じです!
(って無理やり合わせたみたいなもんですが・・・ちなみに僕は
アナ雪は映画でも見ましたし、DVDも予約済みです!オラフ好きです)

ということで、20%割引の先行予約期間の締切は、7月15日(火)
23:59とさせて頂きますので、購入を迷われておられる方は、安価で
買えるラストチャンスですので、あと3日間の間に勇気を振り絞って
!?下記までメール下さるようお願い致します。

masaoka@e-bad.net

ありがたくも、すでにかなりの数をご予約頂いておりますが、なに
ぶん梱包・発送作業は、僕の手作業となりますので、ご予約順に
従って順次頑張って発送しますが、発売日翌日には全然到着しないと
思われますので、そこはなにとぞご容赦下さるようお願いします。
(どんだけ殿様商売なんでしょうか・・・)
ご予約頂いていた方々には、近々メールを入れさせて頂きます。


さて、ブログ更新作業もすっかり滞っておりましたが、書きたい事は
山積しております。
しかし、旬の嬉しい話題があるので、何はさておきそれを書きます!



昨日、東大阪アリーナにて、小学生バドミントンフェスティバル
(第22回大阪府親子大会)が行われました。

親子大会なので、子供の居ない僕には無縁かと思われるでしょうが
「大人と子どもの部」というジャンル(チームのコーチや地域の
大人と、小学生が組む)もあり、僕は田原スマッシュBCのコーチと
して、同チームの三浦佳南(かなみ)ちゃんと組んで出場しました。

大人と子どもの部には、レクレーションの部(ペアのどちらかが
初心者)とチャンピオンシップの部(勝負にこだわるレベル)があり
僕らはチャンピオンシップの部に出場しました。

三浦佳南ちゃんは、田原スマッシュBCのAチームで、小柄ながら
よく動き、クリヤーもよく飛ばしてくれるので、心強いパートナー
でした。

その部には6ペア出場しましたが、三浦・正岡ペアは、予選リーグ・
決勝と危なげなく勝ち抜き、嬉しい初優勝を果たしたのでした!
バンザーイ!!!

佳南ちゃんは、優勝経験はなく、決勝進出も初めてだったとのことで
決勝戦前に

「ひょっとして、緊張してる?」

って聞いたら、少しぎこちない笑顔で

「はい」

と、少し硬くなっていたようでしたが、試合ではそれまで通り良い
動きをしてくれて、勝利が見えてきた終盤に少しプレーが乱れかけ
ましたが、何とか持ちこたえてくれたのでとても頼りになりました。

この優勝には、応援しに来てくれていた三浦さんのお母さんも
非常に喜んでくれて、その点でも本当に良かったと思いました。
昨夜の三浦家では、乾杯くらいしてたかな?(^^)

三浦佳南ちゃんとのツーショットです。嬉しそうな二人です。

DSCN3503.JPG

そして、親子レクレーションの部でも、田原スマッシュBCの橋本
幸奈ちゃんが見事リーグ優勝を果たしました。
幸奈ちゃんは、身長112cm!(僕より70cmも低い)と小柄ながら
よく頑張って動いて、お父さんをしっかりフォローしていました。
さっちゃん、お父さん、おめでとうございます!
その写真です。

DSCN3504.JPG

大阪小学生バドミントン連盟のHPには早くも結果が掲載されて
おりました。

http://osakafushobad.web.fc2.com/H26/oyako_H26/oyako_H26.html

僕はその試合の後、Hiwakaiの練習に参加し、当初の予定通り20時に
早上がりして、見市兄弟と地元四條畷で飲み会を実施しました。
親子大会優勝の祝杯も兼ねて、ですね!
お店は「縁(えん)」という居酒屋で、元は「忍者屋敷」という
店が移転して名前が変わったところでした。
リーズナブルかつ料理が美味しいので、僕は大好きなお店です。

この飲み会にはスペシャルゲストが居ました。
元三洋電機のコーチで、今月号のバドマガにも出ていた喜多努です。

彼は僕や見市と同い年(昭和40年生まれ)で、試合などでよく顔を
合わせていたので「そのうち飲もう」と話していたのですが、昨日
彼も同じ親子大会に出場していたので、ダメ元で誘ってみたら
「大丈夫だよ」とのことでしたので、急きょ実現したのでした。

彼と飲むのは初めてでしたが、非常に温厚かつにこやかで、性格に
くせもなく、また明るくよく笑ってくれるので、非常に楽しい時間を
共有することができました。
また飲みたいと思いました。

ということで、その写真です。
楽しさに満ち溢れた笑顔ですね〜。僕のジョッキは既に減ってます。

DSCN3505.JPG



ではバドの話。


<前衛では、当てずっぽうでもいいから、動いてラケットを出そう>

無理やりの長いお題です(^^;

僕は、背が高い(182cm)こともあり、前衛でのカットが得意、と
周りには認識されているようです。(本人にはあまりその自覚は
ないのですが・・・)

ここで言う「前衛でのカット」とは、前衛からカットを落とすわけ
ではなく、相手のプッシュやドライブを前衛で止める、という意味
です。前衛でのブロック、と呼んだ方がいいでしょうか。

これを僕なりに考察するに、相手の打つコースを相手のフォームから
判断していることもありますが、それより何より、一番大きな理由は

とにかく動いてヤマを張ってラケットを出しているから。

だと思うのです。

前衛に居ると、ラリーの速度がさらに速く感じるので、前衛に
居ながら、あまり動けず、球にも触れない人も多いかと思います。
でも、ラリーが速いから触れないのではなくて、動かずヤマも張ら
ないから、ブロックできないのです。

ヤマを張って、とにかく動いてシャトルのコースに体を入れて
ラケットを上げて、カットしようとすれば、ラケット面はそこそこの
大きさがあるので、たまに見事に当たることもあります。
その「たまに見事に」で全然構わないと思うのです。

もちろんヤマが見事!?に外れて、シャトルのコースと真逆に動いて
しまうことも多々ありますが、そこは頼りになる後衛がカバーして
くれます、よね!?

相手のプッシュやドライブは速い球なので、それらを前衛でカット
するのは、ヤマを張らなければできない芸当です。
しかし、それができれば、相手には大いに脅威になりますし、それが
決まればエースになる確率も高くなります。

気持ちとしては

「サッカーのペナルティキックを受けるゴールキーパー」

のように、ヤマを張って大胆に動いて、当たれば儲けもの、外れても
元々、の感覚でプレーすれば、結構カットできる確率も上がってくる
というものだと思います。

僕は常日頃から「ダメ元(ダメで元々)」という言葉をよく使います
が、ダメ元だからこそ気持ち的には気楽にトライできるんですよね。

前衛でも「抜けて元々」つまり「抜け元」(とは言わないか)の
気持ちで大胆に動けば、結果的にカットできる確率が大きく上がる
ことになると思いますので、前衛では「抜け元」でドンドン動いて
ほしいと思います。

***************************

溜まりに溜まった書きたい記事(Yonex open Japanから、試合結果、
駒ケ根・北海道講習会)については、近い内に詳細に報告致します。
きっと楽しい楽しい内容になりますので、乞うご期待です!!!
ひとつだけ痛恨の内容もありますが・・・(ToT)

ではまた!
posted by まさやん at 07:43| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月27日

つなぎの投稿

完全につなぎの投稿です。

DVD、本日(いや、もう昨日)パッケージと中のリーフレットの
デザインが決定しました。
これで、後は製品サンプルを確認して、業者に製作をお願いする
のみとなりました。

業者にお願いしてから、一週間以内には完成するそうです!

ということで、延び延び延び延び・・・となってしまいましたが
あとホントもう少しですので、今しばらくお待ち下さいm(_ _)m

そしてしつこいようですが、発売まで、そういう事情であと一週間
強となりました。
優待価格での予約受付はこれで最終となりますので、20%offで
購入できる権利をぜひ行使頂き、まだまだ予約を受け付けさせて
頂きます!

ご予約希望の方は、お手数ですがその旨を下記アドレスまでメール
願います。

masaoka@e-bad.net

以上よろしくお願い致します。



Yonex Open Japanや、試合のことなど、書きたいことは溜まってきて
いるのですが、明日(今日)から、駒ケ根市に遠征して、親愛なる
石井先輩の送別会及び、バド講習会を実施しにいきますので、残念
ながら更新はまた来週以降となってしまいます・・・(^^;

いつものこと!?ですので、気長にお待ち頂ければと思います。

ではまた!
posted by まさやん at 01:29| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月09日

相手は全然関係ない

嬉しいお知らせです!

や・・・やっと、ついに、ようやく、難産の末、レッスンDVDの
編集が完了しました!

5月2日深夜に5月末発売予定の告知をしておりましたが、そこから
の作業もなかなか進まず、発売予定日から6日を経過した一昨日の
深夜、記念すべき第一回レッスンDVDの編集が、何とか終わったの
です。

皆さんに編集完了をご報告できることも嬉しいのですが、純粋に
編集作業が終わった、という達成感と一時的な開放感は、人生
49年生きてきて、味わったことのないほどの嬉しさを感じました。

振りかえれば、最初に撮影をしたのは、昨年12月でした。
最初の撮影は、右も左も分らず、カメラの使い方やアングルさえ
手さぐりの、つまりゼロからの状況で、ましてや編集機なんかは
使い方も全然分らないところから、取説と首っ引きで、時には
やりたいことがすんなりできないストレスから、幾度となく
部屋で叫んだりしながら、それでも少しずつ操作にも慣れて
終盤の数日での作業量は、序盤での半月分、いやそれ以上の速さ
で進めることができたように思います。

それでも初回撮影日からカウントすると6ヶ月弱!もの長期間を
要してしまいました・・・ちょっと長かったなぁ・・・
自らが自分の意志でやっていることですので、口が裂けても
「大変」という言葉は使いませんが、何も分らない状態から
DVDを一人で制作する、というのは、かなりハードな作業では
ありました(^^;

しかし、第二弾以降は、第一弾の半分以下の期間で、倍以上の
クオリティのものが作れると思います。
もちろん、第一弾には「現時点でのベスト」を尽くしておりますし
自分としても、良いものに仕上がったと思っています。

この後の流れは、編集内容の最終確認および修正、パッケージ
デザインの決定、DVDコピーおよびパッケージ印刷発注、納品で
完璧に完成となります。
まだもう少し時間は掛かりますが、元ネタが完成している以上
やっとこさ先が見えたという感じです。

ありがたくも予約発注を頂けている方は、納品可能!となった
時点で、こちらからメールを送らせて頂きますので、今しばらく
お待ち願います。

そして、レッスンDVDに興味を持って頂きながらも、メールや
コメントしてまでの予約は面倒、怖い!?と思われておられる方!
完成してからは、正式価格の4,990円とさせて頂きますので
約1,000円もお安くお買い求め頂けるあとわずかな期間のうちに
勇気を出して!?どしどしご予約お待ちしております!



ではバドの話。


<相手は全然関係ない>

健康のためにバドミントンをエンジョイされている方はともかく
このブログにアクセスされるような方は、色々な試合に参戦して
少しでも良いプレーをして、少しでも良い戦績を収めようと
されていることと思います。

試合に出る目的は人それぞれであり、力試し、楽しいから等々
色々あると思いますが、共通して言えることは

「一つでも多く勝ちたい!できれば優勝したい!」

だと思います。

試合となると、レベルによって部が分けられているケースも多い
のですが、同じレベルのカテゴリー同士の場合でも、実力差は
あり、強い人、ちょっと強い人、普通の人、ちょっと弱い人
弱い人という、自分から見ての評価でも実力差は厳然と存在して
います。

そしてその自分内部での、相手のレベル分けは、明確か漠然かは
人それぞれながら、誰もが普通に行っていることではあります。

「あの人は強い」「スゴいスマッシュを打ってくる」「何を打って
くるか分らない」「レシーブの粘りがスゴい」

これらの評価は、その人から見て正しいことなのかもしれません。
いや、その人がそう思っている時点で、その人にとっては100%
事実なのでしょう。

しかし、それがちょっとマズいのです・・・

何がマズいのかというと、それを試合前やプレー中に思い起こして
しまうこと、がです。

相手が自分よりかなり実力が劣る場合は、そのまま自信を持って
いれば良いだけの話ですが、相手が自分よりも上手い場合には
そのことを認識してしまうだけで、自らプレッシャーを自分に
掛けてしまうことにつながるからです。

つまり、相手が自分より強い、と思ってしまうと

@ より厳しいコースを狙ってしまう。
 →甘いコースに打てば、取られてしまうし、取られるばかり
  ではなく、厳しい反撃を食らってしまう、と思うので。

A プレー中に落ち着けなくなってしまう。
 →相手の実力を恐れて、不必要に緊張してしまう。

B どうせ最終的には負ける、と思ってしまう。
 →相手の方が強いから、どうせ負けるだろうと考えてしまう。

これらは、とても思い当たるふしがありませんか?
そして、@〜Bの状態に陥ってしまうと、そもそもが苦戦必至の
ところ、さらに勝ちにくい状態を自ら作り出してしまうことに
なるのです。

@はミスを増加させますし、Aも安定した試合運びができなく
なります。

そして、一番いけないのがBです!
こんな風に考えてしまっては、絶対に勝つことなんてできません!

自分が考えたことは、実現してしまうものです。
なぜなら、自分は、自分が考えたように行動し、自分が考えた
ような結果になるように、自らが持っていっているからです。

「どうせ最後は負けるだろう」と思っていると、恐ろしいことに
負けるような試合内容になってしまいます。
つまり「頑張ったって勝てないなら、頑張るのを止めよう」という
状態になってしまい、ラリーに粘りもなく、シャトルに食らいつく
こともしなくなってしまうからです。

それを避けるのに重要な考え方が

「相手は全く関係ない」

です。

そのように考えていると、落ち着いて普段通りの自分のプレーが
できますので、勝ち負けの結果はともかく、良いプレーができる
ことになるはずです。

あっ、いや、厳密に言うと、相手と対戦しているので、相手は関係
あるのですが(^^;ここで言いたいのは

「相手の実力を過大評価することによって、自分の気持ちが萎縮
してしまうことを絶対に止める!」

ということなのです。

試合前などに、相手のプレーを見て、その傾向と対策を客観的に
立てるのは良いでしょう。
しかし、相手のプレーを見て「スマッシュ速っ!」とか「フェイント
ヤバっ!」とか「レシーブ強っ!」とか考えすぎないようにすべし
なのです。

いくらスマッシュが速くたって、安定的にミスなく打ち続けられるか
というとそうではないかもしれないし、フェイントも最初は効いた
としても、その内に慣れるかもしれないし、レシーブだって実際は
ミスだってたくさんしてくれるかもしれないじゃないですか。

そうやって考えると、厳しいと感じていた相手のショットも、また
違った見方ができるかもしれません。
何よりも、気持ちが前向きになれると思います。

実力差というのは、しっかりと存在するものですので、いかに
考え方を工夫したとしても、やはり負ける場合もありますし
それは仕方のないことです。

しかし相手には負けても「自分には負けるな」です。
試合をする前から、気持ちで負けるような悲観論者には、決して
絶対に、どんなことがあっても、ならないでほしいものです。

まあ、そうやって悲観的に考えてしまうのは、裏を返せば本当は
「相手に負けたくない」という気持ちから来ているのだと思います。

負けたくない、だけど、負けてしまうかもしれない、だから予め
心に逃げ道を作っておいて「やっぱり負けちゃった、けど相手が
強いから仕方ないな」という言い訳を創出してしまっているのです。
その方が、負けた時の心のダメージが少ないからですね。

ですので、ここはしっかり考え方を変えて

「相手が誰だろうと関係ない。自分は自分。自分のベストのプレーを
して、勝てるように頑張ろう!」

と思ってほしいところです。

皆さんの中には、スマッシュが速くない、レシーブが苦手、前が
遅い、フットワークが遅い、体力が少ない、など、自ら弱点と
認める部分はお持ちだと思います。

それらの弱点を改善しようとする努力は継続するとして、今試合に
出たとしたら、現時点での持てる力で戦うしか方法はありません。

ですので、そんな自分が勝つにはどうすれば良いか、ということ
だけに気持ちをフォーカスして、あの手この手で頑張れば良いだけ
ではないでしょうか?

現時点での自分の実力しかないのと同様に、相手の実力も現時点で
その状況です。
それを憂いても嘆いても、勝つためになんのメリットもありません。
競技・勝負である以上、勝つことを目標にするのは当たり前のこと
ですので、現状で勝つためにはどうすれば良いか、だけを考えて
ほしいと思います。

それを行うのに良い考えが、標題の「相手は全然関係ない」です。
この言葉をおまじないのように唱えることで、マイナス思考を吹き
飛ばしてくれて、勝負上大きなメリットをもたらしてくれるのだと
思います。

試合中に弱気の虫が顔を出し掛けたら、小島よしおの名フレーズ

「そんなの関係ねぇ!」

をあの振り付きでやっちゃいますか?
できるだけ、小さな振りが良さそうですが・・・(^^;

***************************

6月1日(日)は、四條畷学園高校の体育館にて、第30回若葉カップ
大阪府予選会及び、全国ABC大会大阪府予選会が実施されました。

詳細な話は書きませんが、ひとつ良いお話しを。

社会人クラブでプレーしている山岸(OHHAMA)くんですが、娘さんが
ジュニアクラブの瓜破西SSCに所属しております。

その娘さんが、全国ABC大会大阪府予選会に5・6年シングルスの部で
出場。見事優勝を飾り、全国大会への切符を手にしました。

その試合はずっと観戦していましたが、優勝の瞬間、娘さんは感激の
あまり涙にむせび、お父さんがそれを優しい笑顔で労う、という
感動の場面がありました。

ジュニアの試合は、負けて涙を流すシーンが多いように思うのですが
勝って感涙にむせぶ姿は、周囲の観客にも感動を与えてくれたと思い
ます。

勝って涙を流す、というのも、いいもんですね!
田原スマッシュBCのメンバーの優勝で、感動の涙を流す瞬間を
心待ちにしている正岡コーチでした。

涙もろい僕が先に号泣してしまうかも・・・ですね(^^;

ではまた!
posted by まさやん at 02:03| 大阪 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

DVD発売遅延のお詫び・・・

光陰矢の如し。月日の過ぎ去る速さは、飛んでいく矢のようだ
という例えですが、本当にその通りで、5月末発売予定に向けて
頑張って編集してきたレッスンDVDですが、本日現在、まだ完成に
到っておりません・・・

頑張って日々作業していましたし、あともう少しのところなの
ですが、完成しなかったことには変わりありません・・・

ありがたくも、先行予約は数十人もの方から頂いておりましたが
図らずも、先行予約期間を延ばさざるを得なくなってしまい
ました。ゴメンなさいm(_ _)m

完成のアカツキには、予約頂いた方には、すぐにメールをお送り
させて頂きますので、本当に申し訳ありませんが、今しばらく
お待ち願います。

いやしかし、一人でやるのはなかなかハードなものです・・・
posted by まさやん at 01:01| 大阪 | Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月29日

何歳からでも上達できるので前向きに頑張ろう!

トマス杯優勝の興奮冷めやらぬ中、毎度滞っているブログ更新
しようとしましたら、書きかけだった原稿は、まだGWのことに
ついての内容でした・・・(^^;

しかし、消去するのも忍びないので、またまた過去に遡って
書いてみようと思います。



5月6日は、寝屋川市バドミントン協会会長杯、つまり試合でした。
僕は、午前中に田原スマッシュBCの練習があったので不参加
でしたが、試合にはこないだ一緒に旅行に行った門野や、武史
畑下に、寺尾・真野ペアも出場していたので、お散歩がてら見に
行きました。

寝屋川市民体育館を訪れるのは、耐震工事が始まって以来でした
ので、かなり懐かしい感じがしました。

フロアーに入ってみると、天井にはしっかりとした鉄骨の枠が
組まれており、これはかなり強度アップしたんだろうなと思われ
ました。

床板も綺麗に張り替えられており、まだ真新しい塗装の匂いが
漂うほどでした。

女子の方はノーマークでしたが(^^;男子のベスト4には以下の
ペアが残りました。メンバーの半分はHiwakaiです。

見市武史・畑下、門野・間宮、寺尾・真野、西坂・種市

武史・畑下ペアは、門野ペアと対戦し、第一ゲーム凡ミスを繰り
返す厳しい展開ながら、徐々に調子を上げ、第二・ファイナルと
競り合いを制し、決勝に名乗りを上げました。
最後は間宮の体力が枯渇したように見えました。

一方の準決勝は、ファイナルにもつれ込む熱戦ながら、若手より
ラリー展開に一日の長があった寺尾・真野ペアが勝ち上がりました

この決勝をコートサイドでニヤニヤ見ていよう、と目論んで
いたのですが、武史から

「正岡さ〜ん、線審やってもらえません?」

と頼まれ、僕の観戦は、線審の椅子からと相成ったのでした・・・

第一ゲームは、まだイマイチ足の動かない武史を狙う展開が
功を奏し、また畑下も細かいプレーで凡ミスを連発し
大差で寺尾・真野ペアが先取しました。

第二ゲームに入ると、武史の動きは少し良くなりましたが、それ
でもやはりあまり動けないので、振り回されるとつなぐので
精一杯の苦しい展開で、また畑下もミスを繰り返し武史に注意
されつつも、点数の推移は一進一退でした。

しかし、大事なところで寺尾・真野ペアにミスが出て、そのため
なかなか点数が離れません。
第二ゲームは後半まで競り合い、お互いギンマジ状態でしたが
最後2本気合いで連取した武史・畑下ペアが取り返してファイナル
へ。

ファイナルに入ると、畑下は得意の細かいプレーは封印して
普段あまりみないようなスマッシュ連打を繰り返すようになり
ました。
それに気圧(けお)されたのか、寺尾・真野ペアは守勢に回り
また、大事なところでの凡ミスやサーブミスも出してしまって
最後は21-16くらいで武史・畑下ペアの優勝となりました!

試合直後の武史・畑下です。40代の汗は、爽やかというよりか
サウナでドロドロのデトックスという感じです・・・!?
でも集中して頑張っていて良い試合でした。優勝おめでとう!

DSCN3191.JPG

そして5月10日は、昨年に引き続き寝屋川市初心者講習会の講師を
担当しました。

昨年の参加人数は30名くらいでしたので、今年も同じくらいだろう
と高を括っておりましたが、ふたを開けてみると、な、な、何と
今年は倍以上の70名!でした。

そんなに増えた理由は、寝屋川六中のバドミントン部が全員参加
されたことによりますが、僕もそんな大人数を前に講習会したこと
などありませんでしたので、正直少したじろぎました(^^;

しかし、そこまで増えたらもう何人でも同じ!?でしたので
僕はいつものように明るく元気に大きな声で、2時間半の講習会を
大過なく(と思いますが・・・)終了しました。

70名ともなると、全員にくまなく目を配るのは不可能に近いので
開き直ってリラックスしてやったのが良かったように思います。

参加者の中には「また正岡さんの講習会を受けたい!」と名指し
で言ってくれる方も数名おられたので、喜んで頂けたのだと思い
ます。

考えてみると、僕のバド講習会は、北海道と北九州で実施して
おりましたが、肝心要の大阪でやっていないことに気づきました。

また落ち着いたら、寝屋川市か四條畷市で講習会実施しようと
思います。

さて、いつになることでしょう・・・



ではバドの話。

<何歳からでも上達できるので前向きに頑張ろう!>

バドミントンでトップで活躍している選手の年齢は、20代が殆ど
です。
それは、激しい動きを求められるバドミントンという競技の性格
上、それに耐えうる若さ・体力・回復力が必要ということで
仕方ないのですが、一方で、生涯スポーツとしてのバドミントン
に関してはちょっと事情は異なります。

それは、30歳からスタートしても、シニアのトップに上り詰める
ことは可能ですし、また40歳、いや60歳からでも劇的に上達する
ことは全然可能なのです!

(「全然」という言葉は、その後に必ず「〜ない」という否定の
言葉が続かなければならないんじゃないか?というご指摘が
あるかと思いますが、この場合の「全然」の後には「問題なく」
という文言が省略されておりますので、全然大丈夫!?なのです。
これは一度言いたかっただけです・・・)

と言いますのは、自分も含めて我々は、現時点でぜ〜んぜん
大したことない選手だからです(^^;

つまり、全日本で活躍したような人は、トップの時期に限界まで
自分を高めて闘い続けて、それができなくなった時点で「引退」
ということになるので、選手時代がピークとなって、それからは
もはやそのレベルを越えることは不可能です。(だからこそ引退
するのですが)

しかし、僕を含め、生涯スポーツとしてバドミントンをエンジョイ
している方々は、全日本クラスの選手が到達したような高みに
までは、到底届いておりません。
つまり、そもそもが「まだまだ」なのです。

ということはこれから伸びる余地である「伸びしろ」は、実は
誰にもものすご〜くたくさんあるのだと思います。

例を挙げると、ひとつフェイントを覚えるだけで、それは劇的に
上達したようなものだと思います。
今までに打てなかったショットが、ラリー中に打てるようになる。
これは、当然試合全体の経過・結果に色濃く反映されてきます。

自分を振り返っても、できないプレー、してはいけないことを
してしまうなど、改善すべき、かつ改善可能なポイントはまだ
まだたくさん残されています。

極端な例を言うと、60歳からプレーを始めた方にしてみれば
それまでのバド実力はゼロだったわけで、そこから素振りを学び
フットワークや各ショットを学んでいけば、数か月も立てば簡単に
「人生最強」となることができます。

そうは言っても、実際のところ、中年〜高齢となってから劇的に
伸びる方はあまり周囲では見かけません。
しかしそれには大きな大きな理由があります。

それは

「今までの自分のプレーに固執して、変わる気(勇気)がないから」

です。

いかに、伸びしろがたくさんあったとしても、今までと同じ考え
今までと同じプレー、今までと同じ練習、今までと同じ反応を
していては、それは何にも変わることはありません。

「上手くいかないけど、この打ち方が落ち着く」
「色んなところに打ってみたいけど、自信がないからいつもの
コースに打ってしまう」
「フェイントを打ってみたいけど、できそうにないから使わない」

バドミントンを始めたばかりの時は、プレーに関しては純真な
子供のようなもので、全てが興味深く新鮮に感じて、色んなこと
を見たまま、感じたままに吸収し、それを再現しようとトライして
みるものです。

しかし、人間は元来が保守的にできていますので、ある程度
自分のプレーが確立(って大したことないレベルなのですが)
されてくると、その状態に安住を求めて、殻を破れず、練習でも
同じような人達と同じようなラリー展開を繰り返して、新しい
ショットや、クリエイティブな配球を生み出すことなく、最も
自分が安心するやり方の範疇で、ゲームを進めていこうとします。


それが、問題なのです!


今より少しでも良くなろう、上手くなろう、変わろうと思ったら
今のプレーぶりから変えていく必要があります。
そうでなければ、今までのまんまだからです。

上手くなりたい!変わりたい!と願っていながら、なかなかその
思いが叶わないというあなた。ひょっとしたら、自ら変わらない
ことを選択しているのではありませんか?

これは、人間の性格でも同じことが言えます。
そうしたい、今までとは違う自分になりたい、と思っていても
今まで長年一緒に連れ添って!?きた自分の性格のままで居る
方が、何かと楽だし好都合なのです。それが決してベストの選択
ではなくとも、です。

かといって、自分も含め、やはり今まで積み重ねてきたものも
ありますので、一朝一夕にはドラスティックに変わることは
できなかったとしても、小さなことから、例えば、普段行かない
店に行ってみる、普段食べないものを食べてみる、など普段の
自分ならば選択しない行動に敢えてトライしてみるのもいいかも
しれません。

そういうことから、自分に革命を起こして、今までできなかった
プレー、やりたかったけど怖くてやれなかったプレーなどに
トライする活力が生まれてくるのだと思います。

って、毎日のように王将に行って、毎回同じようなものを注文
している僕に言えた義理ではありませんが・・・(^^;

***************************


話は前後しますが、洲本旅行の前に、九州旅行に行っていました。
目的地は、大宰府天満宮、有田の陶器市、山鹿温泉、そして人生
初の高千穂峡です。

大阪からなんと車で出かけたのですが、長距離ではあったものの
渋滞は全然なかったので、大した疲れはありませんでした。

つい先日、北九州に来たばかりでしたが、九州は何度来ても良い
ところですね。

大宰府で引いたおみくじは「大吉」!
嬉しかったのではありますが、おみくじのデザインが、サッカー
ワールドカップを応援とのことで、日本チームカラーのブルーに
なっていたのが、大宰府のおみくじ、という重みを少し軽くして
いたように思います。(端的に言えば残念だった・・・)

有田の陶器市では、自分用のお土産として、少し奮発し「至高の
焼酎グラス ジパング」という、金色に輝く高級焼酎グラスを
ハードな値引き交渉の末、超リーズナブルな価格で購入しました。

http://item.rakuten.co.jp/sagaippin/shou0301/

DSCN3092.JPG
右下の金色のグラスがそれです。

このグラスで芋焼酎のお湯割りを飲んでみましたが、何か自分が
お金持ちになったような気がしました!?(味と関係ない)

山鹿温泉では、ゆっくりのんびり。馬刺しがとっても美味でした。

そしてそして、高千穂峡です。
ここは阿蘇山から流れ出た溶岩が、長い年月を掛けて、川に浸食
されてできた天然記念物の峡谷です。

http://takachiho-kanko.info/sightseeing/takachihokyou.php

ここでは、貸しボートに乗って、真名井の滝を間近に見るに限る!
ということで、到着した日に貸しボート受付のところに行って
みましたが、貸しボートの人気は凄まじく、午後1時にはもう
その日に乗れない状況になっておりました!!!

しかし、せっかく宮崎県まで車を飛ばして来たからには、絶対に
乗るベシ!ということで、翌日のオープン時間を確認して
それが朝7時からとのことだったので、出直して翌朝6時過ぎから
受付に並んでおこうと決めたのでした。

明けて翌朝。6時から少し回った頃に、貸しボート受付の小屋の
ところに行きましたが、その時点で既に30人くらい並んでおり
ました! 高千穂峡、恐るべし!

その列に並んで、ボート搭乗時刻から1時間半ほど待って、念願の
高千穂峡貸しボートを実現することができました。
ボートを漕ぐなんて、数十年前に多摩川で漕いだ以来ですので
最初は思わぬ方向に進むこともあり、他のボートの方ともガッツン
ガッツンぶつかってしまいました。

細く暗くそそり立った見事な峡谷で、慣れない手つきでオールを
漕いでいるのは、とても不思議な感じがしました。
ただ、ボートに乗っている人も、峡谷の上から見ている人も
非常に多かったので、パワースポットと言われる高千穂峡の
エネルギーを感じるには、少々賑やかすぎたかなぁ・・・

DSCN3132.JPG

高千穂峡には、何羽か鴨さんが居て、のんびりのどかに日向ぼっこ
をしていました。
鳥さん好きな僕は、夢中でシャッターを切っていました(^^;

DSCN3141.JPG

でも、昔からよくガイドブックなどで見ていた荘厳な景色の
一部分になれたことは「死ぬまでに行っていきたい所」の一つに
スタンプを押せたようで嬉しかったです。
これから死ぬまでに、何か所のスタンプが押せるのかなぁ・・・



来月は東京でYonex open Japanが開催されますね。
トマス杯優勝、ユーバー杯準優勝で盛り上がっている(はず)
なので、観客も増員が期待されますが、かくいう僕も大阪から
繰り出して見に行ってくる予定です!

その最大の理由は「林丹、生観戦」です。

おそらくは男子シングルスで史上最強の選手であろう林丹選手の
プレーを、死ぬまでに一度は生で見ておきたかったのです。

林丹選手は、既にオリンピック優勝、世界選手権優勝、全英選手権
優勝、トマス杯優勝と、全てのビッグタイトルを手中におさめて
きました。
そして、中国の選手としては、異例と言えるほど長きに渡り
活躍し続けてきており、いつ引退してもおかしくないと思ったの
です。

ということで、会場のどこかに、とても49歳とは思えない長身の
イケてる男を見かけたら、それは僕かもしれませんので、ぜひ
お声掛け下さい!?


あっそうそう、今日5月29日は僕の49回目の誕生日です!
早いもので40代もラストイヤーです・・・(^^;
でも、髪を伸ばして染めてからは、見た目もかな〜り若返り
そして、気持ちにも体力にも一切の衰えは感じておりませんので
今後も「永遠の29歳」で、明るく楽しく前向きに頑張っていき
たいと思います。

ということで、誕生日おめでとうメールは、あと9時間40分!?
どしどしお待ちしておりま〜す!

ではまた!
posted by まさやん at 14:17| 大阪 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月26日

日本女子チームだって

おっと、日本男子の快挙に、思わず書きそびれてしまいましたが
ユーバー杯でも、日本女子は準優勝でした!

ここでは変わらず中国の厚く高い壁に跳ね返されましたが、それ
でも世界2位はスンゴいことです!!!

日本女子チーム、準優勝おめでとうございます。

しかし、女子選手たちは、ひょっとして準優勝は悔しい結果
だったのかもしれません。
ただ、中国とは、一時期ほどの圧倒的な差は無くなってきている
ように思います。

夢の、いやもうはっきり「目標」となった日本のトマス杯・
ユーバー杯アベック優勝に向けて、これからも精進を重ねて
いかれることでしょう。
日本バドミントン界の裾野の一端を担う者として、僕も「超」!?
間接的に貢献していきたいと思います。

日本ははっきりバドミントンの強豪国です。これは本当に嬉しい
ことです。

雨の日かつ月曜日ですが(^^;朝からひとり興奮している
まさやんでした。

ではまた
posted by まさやん at 09:32| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本男子、トマス杯 初優勝!

日本男子、やりました!

トマス杯決勝で、マレーシアを3-2で破り、初の世界一に輝き
ました!!!

すご〜い!これはマジでスゴいことです。

田児賢一(敬称略)は、リー・チョンウェイに負けましたが
その後の早川・遠藤が勝ち、桃田も勝ち、最後に上田拓馬が
勝って、初の団体世界一を決めたのです。

いやぁ、これは本当にスゴい。

特に、絶対王者の中国に、準決勝で3-0で勝ったのがスゴいです。

このニュースは、明日には日本中に配信されると思いますが
少しでも早く皆さんにお知らせしたくて「号外」!?の形ですが
更新させて頂きました。

皆さん、日本男子の初優勝を祝って、今晩は無理やりにでも
飲みましょう!?

編集作業を中断して、焼酎飲んでるまさやんでした。

ホント、スゴいです!!!
posted by まさやん at 01:14| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月13日

レッスンDVDをご予約頂いた方々へ

バドミントン「超」レベルアップ講座DVDのご予約を頂いた皆さん
本当にありがとうございます。

感謝感激の一方で、まだできていない商品に対して、信頼頂いて
どしどしご予約頂けているこの状況、自ら進めたこととは言え
改めて背筋がピーンと伸びる思いです。

引き続き、ラストスパートで編集頑張っていきますので、首を
長くして!?お待ち下さいねm(_ _)m

さて、masaoka@e-bad.netにメールでご予約頂いた方の中に
僕からのお礼・確認メールが届いていない方がおられるようです。

メール頂いた方には全て返信しておりますが、携帯のセキュリティ
設定で、僕からのメールが弾かれてしまうこともあります。

僕からの確認メールが届かない、という方は、誠にお手数ですが
送って頂いたメールを再送願います。

gmailか携帯から、改めて確認メールを入れさせて頂きますので。

よろしくお願いします!
posted by まさやん at 09:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月07日

フォアハンドのロブでは、ひじを引かないようにしよう

既報の通り、4/26、27と第一回北九州講習会に行ってきました。
僕が能動的に実施する講習会としては、北海道での2回に続いて
第3回目です。
(正確に言うと、一回の遠征で2回ずつ実施しているので、講習会
自体の実施回数は5、6回目なのですが)

今回もブログ読者さん(りゅうたさん)の事前の万端なアレンジ
によって、実現することができました。りゅうたさん、本当に
ありがとうございました。


新大阪12:45発ののぞみ31号に乗り込み、途中マツダZoom Zoom
スタジアムの電光掲示板にて、巨人vs広島の途中経過を確認し
(7-4で巨人リード)16:58には小倉駅に到着していました。

小倉駅は初めてでした。降り立ってみると、りゅうたさんの
待ち合わせで指定されていた通り、立派なモノレールが乗り入れて
おりました。

明らかにどこかからやってきたといういでたちで、辺りをキョロ
キョロしながら、待ち合わせ場所の「モノレール側1Fのミスター
ドーナッツ前」に移動して、りゅうたさんの車を待っていました。

指定された車種と同じ車が、待ち合わせ場所から30mくらい離れた
ところに停まっていたので、その車かなと思って中を覗き込んで
みたところ、全く関係なさそうな若い女性が乗っていたので
僕はできるだけ自然にその場から後ずさりしたつもりでしたが
「バドの格好をした不審者」のレッテルを貼られたのは想像に
難くありません・・・

まもなくりゅうたさんと、りゅうたさんのパートナー進太さんが
到着しました。
メールのやり取りから、りゅうたさんの真面目で誠実なお人柄は
十分理解しておりましたが、実際にお会いして、その理解が正確
であることがすぐに分りました。

大きなワクワクと少しの緊張を(「乾杯」のパクり)感じつつ
会場である体育館に移動しました。

りゅうたさんの事前のご尽力のおかげで、初日の参加者は13名も
集まってくれました。僕も腕が鳴るってものです!

レッスン内容は、りゅうたさんと打ち合わせの上、スマッシュ
レシーブ、スマッシュ、ハイバック、2対1攻守、ヘアピン、前衛
フットワーク等を実施しました。

参加されたみなさんは、みな熱心で明るく、そしてバドのレベルも
高くて、少〜し難易度の高そうなパターン練習も、明るく元気に
しっかり集中して頑張ってくれていましたので、時々「お〜!」
と声が出るような、素晴らしいショットを打たれる方もおられ
ました。

レッスンの感想は、りゅうたさんによると「素晴らしい講習会」
だったとのことで「第二回も絶対にやりたい」と言って頂けました
ので、喜んで頂けたのだと思います。

初日レッスンの参加者との写真です。いつもの通り、笑顔は僕が
強要しております(^^;

DSCN2974.JPG

そして、レッスン後は楽しみな飲み会です!
参加者の中から7名の方に来て頂き、体育館近くの「ひゃっぽ」
という、とんちゃん鍋が有名(らしい)お店に連れていって頂き
ました。

http://hyappo.k-d.jpn.com/

飲み会参加者の方々は、遠方から来られている人が多かったので
飲み会でありながらアルコールNGという、僕からしたら一種の拷問
のような状態にもかかわらず、明るく楽しく盛り上がって頂けた
ようでした。
そんな状態でも、僕はガンガンビールをお代わりしてしまって
飲めない方々には申し訳なかったとは思いましたが、行動は裏腹に
お酒の注文は順調に繰り返しておりました・・・(^^;

料理も全てが美味しくて、ここを選んで頂いたりゅうたさんに
感謝します!ありがとうございました。

DSCN2975.JPG

講習会に参加されるだけあって、みなバドに熱く熱心な方々で
僕がラケットの振り方などを話していたら、みな立ち上がって
素振りの格好までされるほどの、バドに熱い方々でした!
この写真は、一部ヤラせ(^^;ですが、9割はノンフィクション
です。スゴい画ですね。

DSCN2977.JPG

お開きの後は、りゅうたさん・進太さんと一緒に、徒歩でりゅうた
さんのお宅に向かいました。
今回のツアーでは(でも、かな)りゅうたさんの所に泊まらせて
頂くことになっていたのでした。

りゅうたさんとはその日が初対面でしたが、メールのやり取りを
何度もさせて頂いており、文章からお互いの人柄を理解した上での
ことでしたので安心しきっていました。
まあ、ブログを読んで頂けている方なら、僕の性格は手に取る
ように分りますよね。

途中コンビニに立ち寄り、男性には似つかわしくないパイナップル
サワーなどを購入し、りゅうたさんの家でプチ二次会を行いました

りゅうたさん達の練習ビデオを見せて頂き、僕が色々アドバイスを
送るという、これまたどっぷりバドメインの二次会でしたが
とても楽しい充実した時間を過ごせました。

しかし、バドに熱いこのお二人には、一向に睡魔というものが
訪れないかのように、二人とも食い入るように画面を見つめて
「このショットが良かった」とか「もう少し速いタッチで打てば
・・・」など、バド談義に花が咲くどころか、吉野の千本桜満開
くらいのレベルで、そのまま夜が白むまで続きそうな勢いでした。

一方、僕の方にはお二人ほどの体力はなく、それでも頑張って
睡魔と闘っておりましたが、深夜2時を回った頃から、脳細胞の
活動がほぼ停止して、全ての欲望が「寝たい」に集約される状態
つまり眠くなってしまい(回りくどい・・・)、変わらず画面を
見つめるお二人に

「すみません・・・眠たくなってしまいました」

と、ストレートに気持ちをお伝えしましたら、りゅうたさんは

「すっ、すいません・・・そういえばお風呂にも入ってもらって
いなかったですね」

と、僕が一番にシャワーを浴びさせてもらって、お布団も敷いて
もらって、もぐりこんでからは数秒で動かぬ遺体と化した僕
でしたが、お二人はその後も別室で、熱くバド談義していたよう
でした。スゴい・・・


明けて翌朝。8時過ぎに目を覚ました僕は、まだお布団の中で
まどろんでいました。
目が覚めて、しばらくはその状況が理解できなかったのですが
「あっ、そうか。ここは北九州だった」と思い直して、元を
辿れば、ブログをやっていたからこそ、このようなご縁が生まれ
普通ならまずお邪魔することのないりゅうたさんのご自宅に
泊まらせて頂いていることに、とても不思議な感覚を味わって
いました。

その後、りゅうたさんの車で、近くのうどん屋さん「資(すけ)
さん」に行き、朝食ということになりました。
りゅうたさんの家から資さんまでは、10分もかかりませんでしたが
道中、スマホの画面に集中していた進太さんは、そのわずかな
時間で、しっかり車酔いしてしまい、資さんの駐車場で降りた時
には、顔が典型的な土色に変わり果てていたのが、申し訳なくも
面白かったです(^^;

朝食におうどんというのはイメージありませんでしたが、資さんの
おうどんは、ダシも具も非常に美味しく、僕は思わずおつゆまで
飲み干してしまいました。

DSCN2978.JPG

二日目の講習会は、りゅうたさんの実家付近の遠賀(おんが)と
というところで行いました。
1面のみの体育館でしたが、明るく、そして乾いた爽快な打球音も
心地よく響き渡り、非常にプレーしやすい場所でした。

二日目は、前日のメンバーから再度6名の方に参加頂き、ヘアピン
フットワークを交えたノック、前衛の練習、そして最後にゲーム
を行いました。

皆さん、一生懸命熱心に取り組んで頂きましたので、とてもよい
雰囲気の講習会となりました。
今回も3時間はアッと言う間に過ぎ去った感じで、僕としては
もっとたくさんメニューをこなしたかったなぁ・・・

しかし、今回のメニューでは、僕は全て出し切ったつもりですし
参加者の方々の上達につながる知識も、たくさんお伝えした筈
ですので、北九州第一回目としては「大成功」だったと思います。

二日目の参加者の方々と。
DSCN2980.JPG

レッスン後、参加者の方々といっしょに昼食(ちゃんぽん「松露」
というお店。かなりのボリューム!で大満足)を頂き、その後
小倉駅まで送ってもらいました。

DSCN2981.JPG

DSCN2982.JPG

道中、参加者の一人である若い女性(彩夏さん)が

「楽しかったです。毎月来て下さい!」

と言って頂けたのは嬉しかったです!

というわけで、第一回北九州講習会も大成功でした。
りゅうたさん、今回は実施に向けて、色々と事前準備や調整
みなさんへの連絡、お店の予約など、万端に準備頂きまして
本当にありがとうございました。
また、進太さん始め、その他の参加者の方々にも大変お世話に
なりました。

これからも皆さんの上達のお役に立てるよう頑張っていきますので
今後ともよろしくお願い致します。

さて、第二回目はいつにしましょうか?(^^)



ではバドの話。


<フォアハンドのロブでは、ひじを引かないようにしよう>
フォアハンドのロブって、意外に難しいものです。
高い位置で打てる場合はさほどではありませんが、低い位置から
高く奥まではね上げるように打つのは、なかなか難易度が高いと
思われます。

というのは、オーバーヘッドストロークやサイドハンドのように
体を使って打てないので、力が入れにくいからでしょうか。

文字通り「すくい上げる」ように打つのですが、このラケット
ワークがちょっと難しいかと思います。

で、難しくて飛ばないからどうするかというと、ひじを後ろに
大きく引いて、それを前に押し出す勢いで飛ばそうとする人が
居るのですが、これは間違いです!

大振りになってコントロールがつけにくくなりますし、ひじを
引いて大きなフォームにすることで、これから打つのはロブだぞ!
と教えているようなものになるので、相手にバレバレとなって
しまいます。
確かに強くは打てるのですが・・・

また、引いたひじを前に出す勢いで打とうとする人は、シャトルを
打つ時に、インパクトと同時に右足(右利きの場合。以下同じ)
を床に着けて、その踏み込む勢いも使って飛ばそうとする傾向
にもあります。

そうなってしまうと、肝心の土台が定まらず、また前に出る勢い
も抑えきれず、それがシャトルに伝わってしまうので、さらに
制球が乱れることになります。

床にドン!と右足を着けるのと同時に打つ場合、シャトルを打つ
ところが一点、つまりインパクトがピンポイントになってしまう
ため、そのフォームでは、狙ったところにシャトルを送り込むこと
はとても難しくなります。

ではどうするか?

ラケットを持った右腕を、右足を同じ方向、つまりシャトルの
方向に真っ直ぐ差し出し、まず最初に足を床に着けてから
差し出した右腕の回外を使ってラケットを外側に開き(その時
ラケットヘッドは床の方を向くことになる)それをバックスイング
として、踏み込んだ足で床を蹴って元に戻る力も利用しながら
回内を使って、ラケットヘッドをすくいあげるようにして打つ。

ということです。

文章で書くと、結構分りにくいものですね・・・(^^;
映像で見れば、一目瞭然なのですが。

ポイントは

1)床に足を着けてから打つ
 (前に出る運動エネルギーの慣性を右足でしっかり受け止める)
2)ラケットをシャトルの方に真っ直ぐ差し出す
3)回外→回内を使って、すくい上げるように打つ

です。

このように打つと、打った後のフォロースルーでは、ラケットは
左上方向を向いているはずです。
それはしっかりラケットヘッドが返っているからです。

ひじを引いて、足をドンと床に着けるタイミングで打った方が
強く打てるような気がしますし、そのフォームでもロブが打てない
ということではありませんが、それではロブだとすぐバレますし
繊細にコーナーを狙うことは、とても難しくなります。

バドミントンで有利になるためには、より強いショットが打てる
ことに越したことはありませんが、強いショットが打てたとしても
それで3回に2回ミスっていては何にもなりません。

ショットの勢いを多少損ねたとしても、ミスを3回に1回にする方が
バドミントン選手としては「上手い」ということになります。

ラリー競技ですので、コントロールが求められるのは当然です。
コントロールをつけるためには、どのように打てば良いのか
ということを考えている人といない人とでは、ミスの数が大きく
変わってきて、その数が試合での点数に直接的に影響して
つまりはそれが試合結果に直結してくるのだと思います。

もちろん、ミスを恐れて球を置きに行くだけでは、いつまで
経っても有利になりませんが、より強い球を打とうとする一方で
コントロールの正確性を極力保持する、という考え方は、とても
重要だと思います。

アンダーハンドロブは、下から打つ守備的・つなぎ的な球ですので
安定してしっかり大きく後ろまで飛ばせるようになりたいものです

***************************


GWもあっと言う間でしたね。
僕にはGWはあまり関係ないのですが、行動だけは世間並に、僕も
しっかり楽しんできました。

去年に引き続き、今年も洲本に行こう!ということで、見市兄弟
(昌弘、武史)、門野(聡。グランシャトルズ)、僕の4人で
大阪からほど近いリゾート!? ホテルニューアワジ系列の
「淡路 夢泉景」というところに4/29、30と行ってきました。

一泊二日の温泉旅行ではあるのですが、メンバーがみなバド選手
となれば、どこへ行こうと一番の娯楽は「バドミントン」に
決まっています!?

去年と同じ体育館を13時から17時まで1面予約して、思う存分
バドして汗かいて、ドッポーンとお湯に浸かって、ビール飲もう
という最高すぎるプランでした。
僕がよく使うセリフですが

「もう今日死んでもええわ」

というくらいの感じでした。

体育館でのバドは、4人でダブルスを組み替えて、全組み合わせの
対戦を行いました。
考えてみると、昌弘・正岡は45歳複優勝、武史は40歳複準優勝
そして門野は40歳複優勝と、大阪社会人クラブのトップクラスが
洲本市の体育館で豪華な対戦をしているとは、洲本市バドミントン
協会会長もノーマークだったでしょう!?

その錚々たる顔ぶれの中で、全勝だったのは・・・?
ほかでもない、このまさやんでしたv(^^)v
いずれも接戦でしたが、たまたま勝たせて頂きました。

門野は、直前に食べた大盛りの牛肉丼が尾を引いていたようで
終始気持ち悪そうにプレーしていました。
が、結局練習後に吐いてました・・・(^^;
彼曰く

「吐いたら楽になりました。なんか胃に蓮の葉みたいなもんが
詰まってたみたいです。正岡さんとかは大丈夫だったですか?」

って、牛肉丼(牛丼ではない)に蓮の葉なんて入ってるわけない
やん、と思いながら、吐いたせいで少し涙目の門野を笑って
いました。


「夢泉景」は、非常に綺麗で広くて設備も整っており、まさに
リゾートホテルと呼ぶにふさわしいところでした。

http://www.yumesenkei.com/

秀逸だったのは、お風呂です。
棚田の湯という、海に向かって3段の階段状に配置された大きな
湯船は、上の段から下に向かって滝のようにお湯が流れ落ちると
いう趣向を凝らした作りで、また洞窟のような場所や、海を
眺められる露天風呂も二種類あり、お風呂が上品なスーパー銭湯
みたいなイメージでした。

もちろんサウナもあって、そのすぐ脇の水風呂が、これがまた
最適な水温で気持ち良く、僕らはサウナ→水風呂→サウナ→水風呂
のルーティーンをただひたすら繰り返しておりました。


お風呂から上がったら夕食です。
鯛の刺身や、淡路牛のステーキなど、豪勢すぎる内容と量に
僕らは舌鼓を乱れ打ちしていたと思います!?

DSCN2992.JPG

DSCN2989.JPG

当然お酒も進み、盛り上がってきたところで、武史が不意に

「卓球やりません?」

と提案してきました。
その時、すでに20時半で、僕らは既に酔っていましたし、昼間の
バドの疲れもあったし、卓球ができる時間は21時までだったので
僕らは「もうええやん」と非常に消極的なレスポンスでしたが
武史の熱い主張に折れて、卓球対決と相成ったのでした。

卓球は、門野が少しやったことがある程度で、僕と見市兄弟は
温泉卓球程度の腕前でした。

僕と昌弘vs門野・武史で、翌朝のコーヒーを賭けてダブルス対決
を行いました。

結果・・・まさやん昌弘ペアの圧勝でした!
勝因は、武史と組まなかったことです!?
温泉卓球ながら、ダブルスルールの通り、ペアが交互に打つように
したのですが、武史の番になるとそこでほぼ確実にラリーが
途切れていました。
武ちゃんは、酔ってもいたのでしょうが、非常に空振りが多く
イメージとしては、飛んでくるピンポン玉を、ラケットであおぐ
みたいに、球とラケットが常に5cmは離れておりました(^^)

その後シングルス対決も行い、門野が優勝、昌弘が2位、僕が3位
圏外に武史という結果になりました。

DSCN2994.JPG

明けて翌朝。昨夜の豪雨から一転、気持ちの良い快晴となりました

夕食に続き、これまた豪勢かつ大量の朝食を頂き、食後は前夜の
約束を果たしてもらうゼ!ということで、一階にあるヨット
ハーバーに面したガラス張りの優雅な広いラウンジで、優越感に
浸りながらコーヒーをごちそうになりました。

DSCN3001.JPG

DSCN3002.JPG

DSCN3003.JPG

そこのコーヒーの値段は、さすがはリゾートホテルというべき
540円!もして、オゴる立場の門野と武史は「たっかいコーヒーや
!」と軽くショックを受けていたのが、僕らには痛快でした。

チェックアウト後は、体育館前のバッティングセンターで対決
(基本的に勝負が好き)ということになったのですが、あいにく
まだオープンしていなかったので、待つのもなんだということで
もうすることもないので、お土産だけ買って、大阪に向かって
大阪のバッティングセンターでやろう!ということになりました。
対決自体はなくならないのが面白いところですね。

門野の自宅近くのバッティングセンターに車を停め、今度は
昼飯を賭けよう、ということになりました。

種目は3つ。バッティングとストラックアウトとPK勝負です。
バッティングは、ヒットの数(ヒットかどうかは他の3人が判断)
で競い、ストラックアウトは当てた的の数、そしてPKはゴールした
数、それらの合計点でベベタと3位が、1位2位にオゴるという
ことになりました。

結果は・・・卓球と同じでした(^^)

僕と昌弘は、今朝のたっかいコーヒーに続いて、昼飯のラーメン
もごちそうになり、笑顔で満足げに麺をすすっていたのでした。

このメンバーはかなり楽しかったので、また同じメンバーで
どこかに行きたいものです。
その際は、宿泊費を賭けて卓球対決をしたいものです!?
卓球、闇で練習しとこうかな。

ではまた!
ン"쵨屯
posted by まさやん at 15:31| 大阪 | Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月02日

お礼

早速DVD先行予約頂いた皆さん、本当に、本当に
ありがとうございますm(__)m
とても嬉しいです!
まずは取り急ぎお礼を申し上げます。

そしてお礼の後におわびなのですが、実は今日から
明後日(5/4)まで九州旅行に出ております……(^_^;)

ご予約頂いたみなさんには、すぐに確認メールを
お送りして、感謝の気持ちをお伝えしたかったの
ですが、それができるのは、帰宅後の5/4以降……
う〜ん、帰宅当日は厳しいと思われるので、5/5に
確認メールを入れさせて頂きます。

すみませんが、今しばらくお待ち下さるようお願い
致します……m(__)mm(__)mm(__)m
posted by まさやん at 22:19| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レッスンDVDリリース告知および先行予約受付!

まだ、完成していないのですが・・・と前置きしておいて

以前から幾度となくお伝えしてきておりました、バドレッスンDVD
ですが、Vol.1が「ほぼ」完成しつつあります。

カメラや編集機はプロ用のものを調達したものの、撮影・編集
などやったこともありませんので、取扱説明書と首っ引きで
試行錯誤を繰り返しながら、時には上手くいかないストレスから
部屋で叫んだりしながら!?ようやく皆さんにお届けできる形に
煮詰まってきました。

その内容は・・・


Vol.1 あなたのプレーが今、この瞬間から変わる!
   バドミントン「超」レベルアップ講座


Lesson 1. ラケットの持ち方(グリップ)と基本姿勢について

Chaptor 1 フォアハンドグリップ
      ※リストスタンドと回内・回外について
Chaptor 2 バックハンドグリップ

Chaptor 3 基本姿勢

まとめ



Lesson 2. 各スイングについて

Chaptor 1 オーバーヘッドストローク
      まとめ

Chaptor 2 アンダーハンドストローク(フォアハンド)
      まとめ

Chaptor 3 アンダーハンドストローク(バックハンド)
      まとめ

Chaptor 4 サイドハンドストローク(フォアハンド)
      まとめ

Chaptor 5 サイドハンドストローク(バックハンド)
      まとめ

Chaptor 6 レシーブのスイング
      まとめ


いずれのChaptorでも、お手本映像、お手本映像のスロー映像に
解説、良くない見本(まさやん担当)とその理由、まとめ、という
構成で丁寧に編集・解説しており、実技・監修は元IH王者である
見市昌弘氏にお願いし、彼の理想的で理にかなった綺麗なフォーム
に、公認バドミントンコーチで分りやすさでは定評のある!?
まさやんが、詳細かつ分りやすい解説を加えているという形に
仕上げる予定です。

対象となる方々は、初心者から中級者までと考えてはおりますが
バド強豪校などでしっかり基本を学ぶことができず、自己流で
上達してきた方々にとっても、基本のフォームを見直して、改善
・調整を図る意味では、必ずやためになる教材になっていると
確信します。

実技担当の見市のフォーム・プレーは、感心するくらい綺麗で
基本にかなっており、僕自身も映像編集しながら、同時に勉強
させてもらっており、大変ありがたく思っております!?

本当は、4月末にリリース予定だった(もっと本当のことを言うと
昨年末だった・・・)のですが、思いのほか編集作業に時間を要し
このままだとズルズルいくばかりだと感じ、ここは自分のお尻を
叩く意味でも、販売を告知することで、一歩先に進みたいと思い
ます。

まずは基本編のvol.1のリリースですが、今後さらに内容を深く
していって、最終的には高度な内容までステップアップしていく
予定です。

では、以下からが告知です!


***************************

バドミントン「超」レベルアップ講座DVD 販売告知
元インハイチャンピオン見市昌弘と、日本バドミントン協会公認
バドミントンコーチのまさやんが、上達を願う全てのプレーヤー
のために強力タッグを組んで制作!

上質の高い技術を分りやすく解説し、皆さんのバドレベルアップ
の大きな力になれるよう、一生懸命に作りました。

上達を強く望んでいながら、週数回の練習、それもゲーム練習
だけで、なかなか上手くならないとお悩みのあなた。
上手い人は近くに居ても、一緒にゲームするのに遠慮してしまって
色々とアドバイスをもらいたいのに、それさえもできないあなた。
自己流プレーから脱して、一度正確な基本を学び直したいあなた。
そんなあなたに、この教材はきっとお役に立てると思います。

この度の発売を記念して、正式リリースに先立ち、先行予約を
受け付けたいと思います。

通常価格¥4,990のところを、正式リリース(5月末予定)前に
ご予約頂いた方につきましては、20%offの特別価格¥3,992にて
販売致します。(送料別。税込)

レッスン系教材の価格としては破格とも言える金額にしただけで
なく「お値段以上」の充実した内容に仕上げておりますので
みなさんにきっとご満足頂けるものと確信しております。

ご予約方法については、お手数ですが、ブログのコメントにて
その旨をご連絡頂くか、下記メールアドレスまでご連絡下さるよう
お願い致します。

masaoka@e-bad.net

ブログのコメントでご予約頂く場合には、必ずメールアドレスを
ご記入下さるようお願い致します。(メールアドレスは、私に
しか分らない仕組みになっておりますのでご安心下さい)

ご予約のご連絡を頂いた方には、当方からメールを確認のメールを
入れさせて頂きます。

お買い得なこの機会をお見逃しなく!

***************************

先週末は、第一回北九州講習会に行ってきました。
その詳細も早く書きたいのですが、それはまた次回にということで
ご容赦下さい・・・(^^;
りゅうたさん、進太さん、参加者のみなさん、少々お待ちを・・・
早めに更新したいと思います。

ではまた!
posted by まさやん at 00:01| 大阪 ☀| Comment(11) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月22日

大阪社会人クラブ個人戦 結果報告

先週土日は、既報の通り大阪社会人クラブ個人戦でした。
場所はいつもの舞洲アリーナです。

おっ、珍しく早い更新だなぁ、と思われるかもしれませんが
きっと更新は一か月後くらいだろう、という心無い(的確!?)
予想を裏切ってやりたくて!?急いで書いたわけなのでした。

僕は年齢通りの45歳ダブルスと45歳シングルスに出場し、ダブルス
は優勝(3連覇)、シングルスは決勝で見市に負けて準優勝という
結果でした。

ダブルスは、決勝まで危なげなく勝ち進み(と言っても決勝まで
わずか2試合・・・)決勝の相手は、ここ何度も同じ対戦となって
いる寺尾・真野ペアでした。

直近の近畿シニアで、全上げ攻撃(上げてるので攻撃じゃないか)
しながらも大差で勝利していたので、今回も同じ方針でした。
僕は普通に打っていきましたが。

その戦法で、競りながらも1ゲーム目を先取。2ゲーム目も競り
ながら進行していきましたが、寺尾・真野ペアが、レシーブの
堅い見市は狙わずに、僕を狙おう、ということにして、僕の右腕
付け根部分を狙ってスマッシュを打ってくるようになったのです。

そもそも全上げ攻撃!?なので、相手がミスしてくれなければ
基本的には攻撃をされ続けるだけです。
レシーブが不得手な僕は、何とか凌いで拾っておりましたが
取りきれないこともあり、2ゲーム目はデュースにまでなって
しまいました。

そして、見市が打った厳しいドロップを、真野くんが必死に
ヘアピンしてきて、それを僕がプッシュしようとしたら、これが
見事な空振り・・・
そのミスでファイナルにもつれこませてしまいました。
ちょっと恥ずかしいプレーでした。

ファイナル前のインターバルで、僕は見市に

「頼むから打っていって。にーちゃん(見市を僕はこう呼んで
います)はレシーブできるけど、オレはレシーブミスすることも
あるから」
「分った」

ということで、勝負のために仙人見市に方針変更をしてもらって
攻撃するようになってからは、全く問題なく半分強くらいで完勝
したのでした。

寺尾さんはたいそう悔しがっておられましたが、真野くんは

「着実に差は縮まっている!」

との実感を得たそうですが、その実感は全然正しくないと見市・
正岡は診断しております(^^)


これで全国社会人クラブ団体戦の切符も手中に収めることができ
ました!
会場の体育館の屋根が、積雪の重みで崩落するという事故のため
昨年度は大会が中止となってしまいましたが、大阪成年チームは
連覇が掛かっておりますので、他の年代別優勝ペアと共に、また
頑張りたいと思います。


続いて日曜はシングルスです。

プログラムを見てみると、僕のシード下に大学同級生の前川が
居ました。
彼はこれからぼちぼちシングルスもやっていこうということで
手始めに大阪社会人クラブ個人戦からトライしたようでした。

学生時代以来となる彼との対戦を楽しみにしていましたが、無念
前川はあえなく一回戦で撃沈し、照れ笑いを浮かべながら早々に
会場を後にしたのでした・・・

僕は、前川を下したTWBの多畑さん、準決勝でSOBの倉田さんを
2-0で下し、反対側の山の見市VS真野戦を、勝ち残り力士の気持ち
で見ていました。

見市は得意の「打たない攻撃」で、真野くんを気持ちよく振って
いましたが、第一ゲームは不調だったようで、真野くんのショット
を取りきれず半分強くらいで落としました。

しかし第二ゲームに入ると、すっかり復調した見市の球回しに
真野くんはミスを重ね、ファイナルもその流れのまま、逆転での
完勝で、見市が決勝に上がってきました。まあ、予想通りです。



見市・正岡のパートナー対決は、昨年と同じ顔合わせです。

昨年は、つなぎに徹して全然打ってこなかった見市でしたが
それで結局負けてしまったので、今年は同じ轍は踏まないという
こと(だと思う)で、序盤から積極的に打ってきました。

僕はと言えば、最近は打って攻撃することで良い結果に繋がって
いたので、今回も打てる球はスマッシュ、という方針でした。

見市は、全然練習をしていない(現在は10日に1回くらい)の
ですが、調子も動きもショットもよく、いつもの練習試合では
してくれるミスを全然してくれません・・・

そればかりか、スマッシュもガンガン打ってくるので、僕は取り
切れず、またこちらのスマッシュも強く切り返され、クリヤーでも
押し込まれ、2ゲームとも半分くらいの完敗に終わりました。

まあ本気でやられたら元々厳しいのですが、それに加えて僕の
焦りからイージーなミスも多発させてしまって、さらに楽にさせて
しまったのは大いに反省です。

しかし前にも書いた通り、見市には勝っても微妙な気持ちですし
かといって負けて嬉しいはずもなく、つまりはやっぱり一番
対戦したくない相手なのでした・・・


今回健闘したのは、わがHIWAKAIの中川・丸野ペアでしょう。
昨年、大阪総合30歳ダブルスで第一シードを撃破して、3位入賞
したにも関わらず、35歳複では初出場ということで、第一シード下
つまり「パッキン」の扱いを受けていましたが、初戦を難なく
突破して、続く第一シード戦をファイナル21-19という大激戦の末
大阪総合に続いて、見事第一シードを食ったのです!

普段は凡ミスの多いこの二人ですが(^^;この日はよく動いて
レシーブも粘り強く、長いラリーを気持ちで奪っていたように
思います。
次の園部・谷藤ペアには敵いませんでしたが、大健闘の8強入り
だと思いました。


そしてそして、さらに大健闘したのが、見市(武史)・畑下ペア
でした!
武史は、脊柱管の手術から復帰して、今回が初戦となるのですが
まだまだ本来の動きからは程遠いものの、以前よりは明らかに足が
動くようになっていました。

畑下も「隠れメタボ」ながら、気合いで動き回ってよく打ちよく
拾い「武史さんと組むと緊張する」とか言いながらも、武史を
よくカバーして頑張っていました。

初戦(倉本・栗山)をファイナルの長〜い接戦で何とか突破し
続く粟飯原・木村戦も勝ち切って、何とこれまた第一シードの
吉森・市井ペアを撃破したのです!

僕の予想では1回勝てるかな、くらいだったのですが、望外予想外
の決勝進出は、武史の確実な回復を実感できて、とても嬉しく
思いました。

決勝の相手は岩津・門野ペアでした。岩津さんはよく存じ上げ
ませんが、門野はかねてから懇意にしており、ホワイトオークで
対戦するようなカードだったのですが、この時既に武史の体力は
限界を迎えており、決勝第一ゲームを落とした後、残念ながら
棄権を申し出て、準優勝となったのでした。

しかし、本調子でないプレーの中で持てる実力を出し切って
接戦を制して決勝まで到達できたことは、素晴らしいと思います。
武ちゃん、畑下、おめでとう!

翌日の武ちゃんは、床から起き上がるのも困難な状況に陥った
とのことです・・・


40歳シングルスでは、SBCの仁科さんが、先般の近畿社会人王者
Yクラブの永田くんをファイナルで下す金星で、初の決勝進出を
決めました。
本人に話を伺いましたが、決勝が初めてということでたいそう
喜んでおられました。
残念ながら、優勝には届かなかったようですが、彼の実直な
プレーが結果に繋がって良かったと思います。
試合後の永田くんに聞いたら

「まだまだ修行が足りません。また1からやり直します」

とのこれまた真面目な発言でした。この敗戦をモチベーションに
して、さらにレベルアップしていってほしいところです。


50歳単では、楠本さんが先日の近畿社会人優勝に続いて、今回も
貫録の優勝を飾り、51回目優勝の新たなスタートを切られました。
さすがと言うほかありません。
この先、何回の優勝回数を重ねられることでしょう。このまま
ずっと先を走り続けてもらって、それを僕もモチベーションに
したいと思います。
楠本さん、51回目の優勝おめでとうございました!


僕は決勝で負けたので、70歳混合複決勝の線審をおおせつかり
ました。
第一シードの千菊夫婦ペアVS野田・市井ペアの対戦でした。
この試合は、かなり見ごたえがありました。

試合前に野田さんに話を聞くと「とても敵わない」的な発言を
していた通り、第一ゲームは千菊の広いコートカバリングと強烈
なスマッシュ、そして佳美ちゃんの鋭い前衛が決まり、千菊ペア
が先取しました。

第二ゲームも千菊ペアが押し気味かと見ていましたが、野田さん
の粘りある浮かないレシーブや、佳美ちゃんへのピンサーがよく
決まり、セッティングにもつれ込む大接戦の末、野田・市井ペア
が取り返しました。

ファイナルに入ると、千菊に疲れが見え始め、徐々にミスが出る
ようになってからは点差は離れ、最後は21-15くらいで野田・市井
ペアが見事優勝を飾りました。

試合直後に放った佳美ちゃんの一言が面白かったので、無断!?
でここに取り上げさせて頂きます。

「あんた、どんだけ野田さんに苦手意識持ってんの!」

佳美ちゃんにかかると、敗戦のA級戦犯の汚名は、常に千菊に着せ
られることになっているのでした。あ〜面白い(^^)
しかし、試合中は夫婦お互い励まし合い、声掛け合いながら
集中して頑張っている姿は、なかなかいい感じのペアだなぁなんて
思います。
試合後、僕から「準優勝、おめでとう」と冗談っぽく握手を
求めたら、一瞬二人は苦笑いして、返す刀で「正岡さんも準優勝
おめでとうございます」と言われました。ナイスツッコミです。


次の大きな大会は、大阪総合と全国社会人クラブ個人戦ですが
非常に残念なことに、この大会の日程(6/21、22)ががっつり
バッティングしてしまっているのです・・・

この二つの大会には、毎年エントリーしていたので、僕は本当に
残念でしたが、見市とも相談の上

*大阪総合は45歳複に出場(マスターズ選考の為)
*全国社会人は45歳単に出場(4連覇がかかる為)

ということにしました。
ですので、当日は、大阪総合終了後、その足で会場である愛知県
豊田市に向かい宿泊、翌日のシングルスに参戦するという流れ
です。

大阪総合45歳単の4連覇を諦めるのも残念ですが、全国社会人でも
4連覇がかかっていた為、正に苦汁の決断でした。


ということで、今回は試合結果報告でした!
大阪社会人クラブ個人戦に参加された皆さん、お疲れ様でした。
また毎回運営にあたってご尽力頂いている本部の皆さま、いつも
本当にありがとうございます。
今回、全然審判協力できずに申し訳なく思っています。
ご協力したい気持ちは常に持っていますので、またその気持ちを
行動にしていきたいと思います。

今週末は、非常に楽しみな北九州レッスンです!
りゅうたさんとの初対面・初バド、そして初飲み会も全てが
ワクワクしております。りゅうたさん、コメントも頂いており
ましたが、今週はお世話になります。よろしくお願い致します。
嬉しくて飲み過ぎて、記憶無くさないように、よく見張っていて
下さい!?

ではまた!
posted by まさやん at 15:51| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月18日

動きたい方向に足を開こう

大阪では、桜も散り、暖かい毎日が続くようになりました。
春は、暖かくなるだけでなく、そこここに新芽が吹き出し
また入学式や入社式・転勤など、新しい環境に身を置く季節でも
あり、新しい始まりを感じて、毎年のことですがなぜだかウキウキ
してしまいます。


先週末は、第二回北海道講習会に入って参りました。
1月に第一回を実施して、その内容を喜んで頂けたということで
是非二回目を!というご要望を受けていたこともありますが
僕の方こそ、早くもう一度北海道に行きたかったというのは疑い
のない事実です・・・

今回の講習会も、前回同様金曜日夜に深川市、そして土曜日夜に
札幌市にて行いました。

今回も、ブログの読者さんである深川市のikuminさんに何から
何までお世話になったおかげで、第二回目も実施にこぎつける
ことができました。
本当に感謝します!、という言葉では全然足りないくらい嬉しく
思っております。本当にありがとうございました。


ikuminさんの職場の最寄駅であるJR砂川駅にてピックアップして
頂き、道中アオサギと白鳥ウォッチングをさせて頂きながら
会場である深川市立総合体育館へと向かって頂きました。

本州で見られるサギはシラサギですが、北海道ではサギと言えば
アオサギがスタンダードなんだそうです。
ikuminさんが通勤に使っているルートから一本入った道に湖が
あり、そこに立ち寄って頂くと、アオサギが数羽、エサを探して
いる風景に出合いました。
まだ凍っている広い湖に佇む北の野鳥は、雄大な景色に映えて
素敵なひとつの風景画のようでした。

そして、白鳥と言えばバレエの優雅な「白鳥の湖」、あるいは
ウトナイ湖あたりで見られる高貴で美しい渡り鳥というイメージ
でしたが、僕が深川市で見た白鳥は、それまでの概念を完全に
ぶち壊すダーティーな活動を行っていたのです!

これです・・・

DSCN2851.JPG

雪が融けて、土の面がむき出しになった田んぼに、泥だらけに
なりながら一心不乱にエサにむさぼりついていたのです・・・
白鳥の顔や体は泥で汚れて茶色になっていましたが、そんなことは
お構いなし。僕の存在も気にすることなく、長い首を曲げて
ひたすらぬかるんだ泥の中に、くちばしを差しこんでいたのでした
彼らは一体何を食べていたのでしょうか???

DSCN2850.JPG

まあ、白鳥さんたちも食べるのに精いっぱいなのは、人間と
変わりませんね。
こんなに一度に、そして間近に、野生の白鳥を見ることができて
泥だらけでも感激しました。


驚いたのは北海道のお天気です。冒頭の文章のように大阪では
すでに桜も散ったという状況ですが、北海道では当日雪が降って
おりました・・・

地面も白銀に覆われているところの方が多く、池も凍っており
北海道の春はまだ遠いんだなぁと、大阪との気候の違いに感心
しきりなまさやんなのでした。


今回のレッスンは、ダブルスでの動き方・ローテーションを
知りたい、というご要望がありましたので、それについての練習
や、バックハンドのストレートドロップとクロスドロップの打ち
方、ドライブを打って前に詰めてネット前で色々と打ち分ける
練習などを実施しました。
そして最後にゲームを行ってもらいながら、途中で問題が発見
されたら、そこでゲームを止めてご指導するというやり方でした。

僕の強調したポイントは「前に出る」です。
これはブログでも常日頃(って言う程更新していない・・・)
口が酸っぱくなるくらい力説していることですね。

つまり、中級者レベルまでのほとんどの方は、前衛に居るという
のに、相手が高く上げてきた球まで下がって追っかけたり、また
サイドバイサイドに居る時に、相手の体勢を崩すショットを打って
おきながら、その場で動かないのです。

ダブルスで勝つために重要なことは

「攻めている時間を長くすること」

です。
実力が近い場合、守っているより攻めている方が、たくさん点が
取れることは疑いのない事実です。

ですので、ダブルスでは、いかにしてトップ&バックの体勢を
長く続けられるか、そして守備体勢であるサイドバイサイドから
いかにして攻守交代して、トップ&バックの体勢に転じさせる
ことができるかが重要なポイントとなるわけです。

その点については、レッスン最後の総括でも力説しましたので
受講者の方々にはきっと伝わったと思い・・・たいです(^^;

第一回も参加して下さった方も居られたので、一回目よりは
僕もリラックスできました。和気あいあいの雰囲気ながら、皆さん
一生懸命課題に取り組んで頂きました。

前回は撮り損ねた参加者の写真です。僕が笑顔を強要したかも!?

DSCN2855.JPG

レッスン後は、当然の飲み会です。
今回もikuminさんのお気遣いで、深川市の「南大門」というかなり
美味しいと評判の焼肉屋さんを予約してもらっていました。

南大門は「深川市で焼肉と言えばココ!」というくらい有名で
美味しいお店なんだそうですが、あいにくラストオーダーが21時
となっており、レッスンが21時までですので、ここでの飲み会は
通常であれば不可能なのですが、ikuminさんが店長さんと交渉
(ハードネゴだったようです)してくれて、ラストオーダーを
22時まで延長してくれたのでした。

このお店の焼肉は「超ヤバい」旨さでした!
お世辞でも誇張でもリップサービスでも何でもなく、僕の人生に
おいても確実に一番と言える美味しさでした。

特に秀逸だったのが、裏メニューである「○○○の肉」です。
脂身が程よくちりばめられており、肉厚や柔らかさも丁度よく
お肉に振りかけられていたスパイスのような調味料が、まるで
魔法の粉のように深い旨味成分を醸し出し、それにレモンを絞って
これまた美味しい美味しいタレにつけて食べたら、いやはやもう
何とも言えない極上の味に、遠慮することも忘れて、僕は次の
お肉にお箸を伸ばしてしまっていました。

DSCN2856.JPG

また、牛タンも負けずに美味しく、仮にikuminさんが深川市から
引っ越されて、体育館も無くなって、バドができない環境になった
としても、南大門で食べるためだけにでも深川市を訪れたい!と
思うくらい南大門は美味しいお肉ばかりの素晴らしいお店でした。

DSCN2860.JPG

当然ながらビールは進みましたが、いかんせんラストオーダーの
時間が22時でしたので、そこから徒歩1分の「機関車」という
カラオケスナックに移動して二次会でした。

DSCN2862.JPG

前回訪れた時は、広いお店はガラガラだったのですが、当日夜は
新社会人か学生かの団体さんが居られて、ものすごい活況を呈して
おりました。

カラオケで歌う順番も簡単には回ってこなそうだったので、そこ
からさらに飲酒は進み、ハイボールを何杯お代わりしたか記憶も
無くなってしまいました(^^;

それから二次会参加メンバーで、深夜にも関わらずikuminさんの
お宅にお邪魔しましたが、僕は程なく撃沈・・・
皆さんが居なくなったことなど、知る由もなかったのでした。


明けて翌日。深川市の空は広く青く澄みきって、空気は少し
ひんやりしていましたが、暖かな日差しが降り注いで、とっても
爽やかで気持ちの良い快晴の朝を迎えました。

DSCN2874.JPG

ikuminさんのお宅に泊まらせて頂いて、僕は楽しみにしていた事
がありました。
それは、ペットのフレンチブルドッグ「だいず」クンのお散歩を
することでした!

だいずクンは、食事が良いのか遺伝子の影響なのか、非常に
発育が良く、普通のフレンチブルに比べて、頭一つくらい大きく
そして何より筋骨隆々で逞しいオス犬なのでした。

ikuminさんによると、来訪者があるとだいずクンの「遊んで〜」
攻撃が激しいらしく、例にもれず、僕に対しても果敢に飛び
掛かってきました。
僕が立っていると、二本足で立ち上がって、太もも付近に力強く
ギューっと抱きついてきますし、僕がソファーに腰掛けていると
今度は体に抱きついてきて、僕の顔の前でハァハァ興奮の息遣い
なのです。

それを見ていたikuminさんのご主人は、だいずクンを僕から引き
離し、グッとだいずくんの両脇を抱えて、大きな声で真剣に叱り
つけてくれました。

叱られただいずクンは、シュンとして悲しそうになって大人しく
なりました。
それを見ていた僕は、少し可哀そうになりましたが、ご主人が
だいずクンを手放した瞬間、またまた僕に飛び掛かってきて
同じ行動を繰り返すのには笑ってしまいました(^^)

さっきあんなに大声で真剣に叱られたことはどこへやら。
ご主人の入魂のしつけが、一切効果なしに終わり、僕はかなり
ウケながら、だいずクンの攻撃を何とか凌いでいました。

そんなドタバタの後、だいずクンにリードを付けて外に連れ出して
あげると、だいずくんの興奮はさらにヒートアップ!
丈夫な皮ひも製のリードがちぎれんばかりの勢いで、グングンと
前に進もうとするのです!
その推進力はハンパなく、僕がローラースケートを履いていたら
結構な速度でだいずクンに引っ張ってもらえて、移動が楽だろう
なぁ、としょうもないことを想像していました。

基本的にはだいずクンを先に行かせないように、しっかり僕の
隣くらいにはべらせておりましたが、ikuminさんいわく、運動
不足解消と楽しみのため、だいずクンと一緒に全力で走ることに
しました。

僕が走り始めると、だいずクンも負けじと疾風のごとく駆け始め
ました。
だいずクンのリードがたわむくらいに、僕は全力でダッシュしま
したが、ワンちゃんの体力とスピードには到底及ばず、50mくらい
走ったところで、僕の完敗〜ゲームオーバーとなったのでした。

久しく全力ダッシュなどしていなかったので、僕の両ももはパン
パンに張りましたが、その後もう一回、だいずクンのために
全力ダッシュしました。結果、二日酔いの症状が悪化しました!?

楽しく散歩中の僕とだいずクンです。
DSCN2873.JPG

二日目の講習会は札幌でしたが、18時30分の開始までかなり時間が
ありましたので、ikuminさんのご厚意により、増毛(ましけ、と
読みます。ぞうもうではありません)というところに観光させて
もらうことになりました。

増毛というのは、深川市から西北西に位置する港町で、甘エビで
有名なところなんだそうです。
人口も少ない寂しげな港町ですが、毎年5月の甘エビ祭りの時には
溢れんばかりの人で賑わうそうです。

ikuminさんの運転で、増毛で有名な水産会社「遠藤水産」を見学し
その後「寿司のまつくら」というお店で甘エビ丼を食べました。

遠藤水産
http://www.marukoendh.com/

DSCN2883.JPG

寿司のまつくら
http://mashike.jp/tourism/%E9%A3%9F%E4%BA%8B/%E5%AF%BF%E5%8F%B8/%E5%AF%BF%E5%8F%B8%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%89/

DSCN2890.JPG

こんなに大量に甘エビが乗った丼を食べるのは初めてでしたし
見た目にもとろけそうに美味しそうで、僕の口からは、今朝の
だいずクンのように唾液が溢れそうなくらい大量に分泌されて
いました。

お店のご主人いわく「甘エビ、多めに入れといたからね!」との
ことでしたので、僕はその言葉を信じながらも、遊び心から
丼の甘エビの数をカウントしてみることにしました。

食べた甘エビの尻尾で、正の字を書いてみたところ、正の字が
4つと1本余ったので、合計21尾も盛られていたことが分りました。
(ヒマ人ですね・・・)

DSCN2891.JPG

ちなみにikuminさんの方は20尾だったので、確かに1尾多めに
盛ってくれていましたね!

とっても美味しい甘エビ丼でした。寿司のまつくらさん、ありがとう
ございました。


そして早めにチェックインして仮眠を取り、またikuminさんに
迎えに来てもらって、18時に体育館に着きました。

レッスンは18時半からでしたので、最初の30分はみっちりikumin
さんと基礎打ちをしながら、ポイントごとにご指導させて頂き
ました。

その後18時半〜21時でみっちりレッスン・練習を行い、最後に
記念撮影をしました。
これまた僕が笑顔を強要したことを白状します・・・(^^;

DSCN2896.JPG

レッスン後は当然の飲み会でしたが、あいにく皆さんのご都合が
つかず、僕とikuminさん、Y本さんの3人となりました。

がしかし、お酒はガンガンとお代わりされて、前夜に負けず劣らず
僕は出来上がってしまったのでした。
Y本さん、お付き合い頂きましてありがとうございました。

DSCN2899.JPG

そして、3日目の日曜日は純粋に観光でした。
ikuminさんには、ずっとお世話になりっぱなしです(^^;

当日は、吹きガラス体験と、ものすご〜く美味しい棒寿司を
食べましょう!ということで、小樽の近くの「朝里」(あさり)
というところに連れて行ってもらいました。

吹きガラスは「創造硝子工房 Studio J-45」というところでした。

http://www8.plala.or.jp/galss-g/

感じの良い若いご夫婦と、若い女性のスタッフが3人で営業されて
おり、明るく清潔感のある建物と、穏やかで優しいスタッフに
とても好感を覚えました。

店内を見渡すと、素敵で可愛いガラス製品がたくさん飾られて
いるのですが、ちょこちょことギターが飾られていることにも
気づきます。

奥様と見受けられる受付の女性にその理由を聞くと、ここのお店の
ご主人は、ブルースギタリストもやっていて、また何とスタッフの
女性がボーカルで、札幌などでライブをされたりしているそう
です!
調べてみたら、J-45というのはギブソンのギターの型名でした。
なるほどね。

僕とikuminさんは、ご主人とスタッフの手ほどきを受けながら
恐る恐る、でもとても楽しく吹きガラス体験をenjoyしました。

DSCN2912.JPG

DSCN2959.JPG

当日の僕のいでたちが、偶然、スタッフの方々と同じような格好
だったので、受付の女性に

「僕の格好はここに合ってますね!」

と軽口を叩いたら、女性は

「今日はチェックのシャツの日なんです。相談して、その日毎に
みんなの服装を合わせることになったんです。で今日はちょうど
お客さんと同じチェックの日なんです。
服装のことホームページに乗せといた方がいいですかねぇ」

最後の言葉には、申し訳なくも僕もikuminさんも無反応でした。


僕の作品は、昨日家に届きました。こんな感じでした。どうです?
なかなか素敵でしょう?
と言いながら、作れたのは殆どがご主人とスタッフさんの力に
よりますが・・・
今週末は、このグラスにて美味しい焼酎を飲みたいと思います。

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吹きガラス体験を楽しんだ後は、お待ちかねの棒寿司です。

JR朝里駅前、と言っても、ものすご〜く閑散としている寂しい
場所にあります。
朝里駅はほぼ海沿いに位置しておりますが、線路と海に挟まれた
というより、ほぼ海に面したところに、目的のお店である
「あさり家」はありました。

あさり家
http://sapporoi.sblo.jp/article/41788692.html

DSCN2968.JPG

お店の裏です。

DSCN2963.JPG

ここのご主人は、元々普通のお寿司屋さんを営んでおられたとの
ことですが、体調を崩され普通のお寿司を握ることができなく
なってしまい、どうしたものかと悩んだあげく、オリジナルの
「燻製棒寿司」を開発するに至り、それが大人気の好評を博して
お土産も飛ぶように売れるようになったのだそうです。

お世辞にも整然としているとは言えない店内に入ると、お酢の匂い
が強く漂っていました。酢飯を作っていたところなのでしょう。

ikuminさんによると「めちゃくちゃ美味しい」とのことでしたので
期待に胸と胃袋を膨らませて、ikuminさんおススメの「さば」と
僕の好みで「サーモン」を頼んだのでした。

ものの数分で運ばれてきたお寿司は・・・見た目は完璧に普通
でした(^^;
ところがこれをほおばってみると・・・「うっ、うんま〜い!
うますぎる〜!」と、想像を遥かに超える旨味で、南大門での
○○○の肉同様、遠慮も忘れて、僕のお箸は次々にさば寿司に
伸びていってしまいました。

DSCN2967.JPG

もちろんサーモンも美味しかったですが、さばの旨味はダントツ
でした。
ikuminさんが食べたことがないというホタテも頼みました。
ホタテも美味しかったですが、それでもなおさばの旨味は群を
抜いていました。

札幌に観光に行かれる方は、普通は小樽に足を延ばすと思うの
ですが、小樽に行かれる前に、朝里駅前の「あさり家」にて
何としてもさば寿司を食べてほしいと心から強く思いました。

このあさり家ではネコちゃんを飼っていましたが、外で首輪を
つけられていたのは、少〜し不憫な気がしました・・・

DSCN2962.JPG

その後、ikuminさんに小樽を車で流してもらい、それから前回
同様、新千歳空港まで送って頂き、僕が手荷物検査上に入って
いって僕の姿が見えなくなるまで、ikuminさんはずっと見送って
くれました。
その温かい優しさに、僕は強く感動していました。

ikuminさん、前回に引き続き、今回も講習会から飲み会、観光まで
事前の準備や手配、当日のご協力から何から何までお気遣い頂き
まして、本当にありがとうございましたm(_ _)m
ikuminさんの存在なくしては、北海道講習会も決して実現すること
は無かったと思います。

かくなる上は、僕は絶対にikuminさん始め、皆さんのバド上達に
貢献していきますので、引き続き今後ともよろしくお願いします!

また次回もだいずクンのお散歩はお任せ下さいね♪


では、そろそろバドの話。


<動きたい方向に足を開こう>

動きながら、いや、動かされながらシャトルを強くヒットして
さらにはコントロールしなければならないバドミントンにおいて
より速く動くことは、少しでも良い体勢で打つために、非常に
重要です。

ところが、シャトルの動きが非常に速いため、気持ちばかりが
慌てて動こうとするため、足が出ず、上半身だけが前のめりに
なり、結果、簡単に体勢が崩されてしまうということがあります。

バドミントンは短距離走ではないので、一方向に向かって単純に
走る速さはそれほど必要ではありません。
しかし、コート内を縦横無尽に素早く移動できる速さは、大きく
求められるスポーツなのです。

コートのど真ん中に居たとして、そこからコートの四隅への移動は
あまり長い距離ではありません。
数歩くらいの距離しかないのですが、止まった状態から動き出す
というのが移動速度アップの難易度を高めています。

その速度を劇的に高めるのが「シャセ」という動き方です。
これは、フェンシングで前に進む動き、と言えば理解しやすいと
思います。右足を前に出して開いて、左足を小さく右足側に寄せ
素早く右足を踏み出すというものです。
(右利きの場合。以下同様)

これは主にフォア前とフォアのサイドに動く時に使う動き方だと
思いますが、ネット前にラッシュする際にも使える足運びだと
思います。

それを使いやすくするのが、標題の「動きたい方向に足を開く」
です。

例えば、フォア前に動きたい場合、右足をフォア前、左足をバック
奥方向に開いていれば、シャセを使って簡単に速くフォア前に動く
ことができます。

ところが、フォア前に動きたいのに、右足をフォア奥側、左足を
バック前側に開いていたら、フォア前への移動は、歩き出すような
足の踏み出しになってしまうので、初動が非常に遅くなってしまい
ます。

まあ、常に動きたい方向が判明するわけではありませんが、予め
相手の打ってくる方向が絞れる場合は、動きたい(と予測される
方向)に右足を出す形で、足を開いて待つのが良いでしょう。

コート内での移動は、足で床を蹴って推進力を出すので、開いた
足のどちら側に動くとしても、動きたい側の反対側に動力となる
エンジン、つまり足がある方が良いのです。

シャセを使って右足方向に動くのではなく、左足の方向に動く
場合も、動きたい左足方向に両足を開いていれば、スムーズに
力強く動き出すことができると思います。

足で床を蹴る(踏んで押す)ことで動力を得ますので、右足方向
に動きたい場合は、左足で床を蹴ります。
つまり、動きたい方向と逆側の足が重要になるのです。

いかに、動きたい方向に足を開いていても、最初の一歩目を右足
で動き出そうとしたら、非常にぎこちなくなりますし、動きも
遅くなってしまいます。

そうするためにはどうするか?

「動きたい方向と逆側の足の力を抜いて、体重を掛ける」

のです。

一方に動き出すためには、バランスを自ら崩す必要があります。
となると、第一印象は右足方向に動きたいなら、右足の力を
抜いて、そちらに体重を掛けた方が動き易そうな気がしますが
移動に使う動力が左足である以上、より強く床を蹴るべきで、
となると、左足の力を抜いて、バランスを左足側に崩して体重を
掛けてから、一気に右足方向に蹴り出す方が、より速く動けると
いうことになるのです。

動きたい方向と逆側の足の力を抜く、というのは、一見非常に
難しいように感じますが、相手がプッシュと見せかけてネットに
落とした球を、一瞬効かされながら取りに行く、時の動きに
それがよく表れていると思います(余計分りにくい!?)

上記で説明した動き方は、ベテランの方や上級者であれば自然に
習得しているかもしれませんが、バドミントンを始めたばかりの
初心者や初〜中級者の方々は、ちょっと意識してみると、動きが
劇的に改善するかもしれませんよ!

ぜひ試してみて下さい。

***************************

鋭意編集中のバドレッスンDVDも、ようやく大詰めに入ってきま
した。
最初はカメラの使い方さえよく分らず、パソコンの映像編集ソフト
に到っては、全く初めて使うものだったので、取説を見ながら
操作して、なかなか思うようなことができず、非常にイラつきつつ
(時には大声で叫んで!?)、それでも徐々に操作に慣れてきて
ようやく完成が近づいてきました。

元インハイチャンプである見市のお手本は、僕から見ても完璧で
動きに無駄がないばかりか、非常に効率的な体・腕の使い方を
しており、強豪校で教わってこなかった方や、社会人始めで基礎
がよく分らないまま自己流でプレーしている方々にとっては
目からウロコのバイブルになることを確信しております。
その極上のお手本に、公認コーチかつブログのまさやんが詳細で
分りやすい解説を加えておりますので、上達を目指す皆さんに
とって、とても素晴らしい教材になると思っています。

4月中の完成・販売に向けて、現在ラストスパート中です。
乞う、ご期待です!


そして明日・明後日は、大阪社会人クラブの個人戦です。
去年は、ダブルスは辛勝(^^;、シングルスは激戦の末の
これまた辛勝という苦しい戦いでしたが、今年はどのような内容・
結果になるのでしょうね。

試合結果はまた報告致しますが、どっちにしても飲み会は実施
する筈です!?
何とか祝勝会になるように頑張りたいと思います。


そして来週末は、北海道に続いて、北九州講習会です。
ブログ読者さんのりゅうたさんに、ikuminさん同様色々お気遣い
頂きまして、実現に到ることができました。

参加される皆さんが、少しでも上達できるような内容にして
お伺いしますので、二日間お世話になりますがりゅうたさん
よろしくお願い致します!

ということで、引き続き、僕は全国どこへでも出張レッスンに
伺いますので(月、火、木曜以外)、遠慮なく気軽に連絡頂き
たいと思います。

でも北九州の後は、まずはまた北海道かな(毎週でも行きたい)

ではまた!
送信ň
posted by まさやん at 16:03| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

しんどい方を選べ

暦は早くも4月。大阪にも春が訪れ、ここ数日はとっても暖かく
あちらこちらで桜も満開となり、お花見シーズンの到来とともに
新年度の始まりで気持ちも新たになっている方も多いことでしょう

僕としては年度は関係ありませんが、今年もライフワークである
バドコーチングに焦点を当てて、自分の好きなことを楽しみながら
自分の特性を活かして世の中に貢献していこうと思っています。


既報の通り、3/23はこの時期恒例の四條畷オープンでした。
男女6人の合計年齢280歳以上、つまり平均年齢46.6歳という
シニアでも高年齢(^^;のメンバーによる団体戦です。
男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3試合で争います。

3連覇中の我が四條畷Aチームは、予選リーグを難なく・・・いや
最初の木津川市戦で、見市・正岡ペアがいきなりファイナルに
もつれこむヤバい状況に陥りましたが、気を引き締め直して
ファイナルは半分くらいで勝利。
その他の試合は、メンバーみな1ゲームも落とさない完勝で
僕ら以外は難なく予選を突破したのでした。

予選を勝ち上がってきたのは4チーム。

四條畷A、セントポーリア、Yクラブ、さくらフレンズでした。

準決勝はYクラブと対戦しました。僕らの相手は中嶋さん(ミズノ)
と大森さんでしたが、相手の頻繁なネット引っ掛けミスにも
助けられ2-0で完勝。続く女子ダブルスも2-0で勝って、混合に
回すことなく決勝進出を決めました。

一方のセントポーリアVSさくらフレンズは、第一ダブルスは
寺尾真野ペアが徳田・楢崎ペアに完勝。続く女子ダブルスは、今回
セントポーリアの強力助っ人の利川さんが、その実力を遺憾なく
発揮して、徳田奥さんをフォローしながら2-0で勝利。
勝負は混合にもつれこんだのでした。

セントポーリアは岡光洋さん・岡森美智子さんの実力派ペアに
対して、さくらフレンズは、大先輩山田敏勝さんペア(女性は?)
でした。

試合前に山田さんに「どうですか?」とお聞きしたら
「う〜ん・・・ちょっと厳しいなぁ」と自信なさげなセリフを
おっしゃっておられました。

で、そのセリフの通り、岡・岡森(この「岡」という字には何か
親近感があります!?)ペアが終始押し気味に進めて勝利。
決勝は昨年に続いてセントポーリアVS四條畷Aとなったのでした。

このオーダーについては、ちょっと悩みました。
見市と僕が組めば、それは取れるでしょうが、その後が厳しそう
です。
さくらフレンズは寺尾・真野ペアで完勝した後、2つ落として
負けており、それと同じようになってはマズいと思いました。
四條畷チームとしては、利川さん絡みは負けても仕方がないので
それ以外で勝てるオーダーにしよう、ということになりました。
つまり、力を平均化させたのです。

試合直前まで、僕が岡本さんと組んで、見市がミックスに回る
予定でしたが、直前になって急きょ、僕がミックスということに
なりました。ミックスははっきりヘタなのですが・・・

男子ダブルスは岡本・見市ペアが、楢崎・徳田ペアの攻撃を
何とかしのいで、第二ゲームゲームポイントを握られながらも
僅差で逃げ切りまずは先勝。
厳しい接戦だったので、見市も最後は小さくガッツポーズして
いました。

続く女子ダブルスは、利川さんの桁違いのパワー、意外性の高い
配球に圧倒され0-2で完敗・・・勝負はミックスの結果に委ね
られることになりました。

ミックスは正岡・上田VS岡・岡森という、4人中3人に「岡」の字
が入っているという、珍しい対戦でした。
ということは、誰も気にしていなかったでしょうし、僕も単に
今思い付きで書いてるだけですが・・・(^^;
しかし岡本さんも居られたので、岡率の高さはハンパないです。

その前の岡・岡森ペアの試合を見ていた限りでは、僕はあまり
自信が持てませんでした。
実際に試合をしてみると、相手ペアはセオリー通り、上田さんに
球を集めてきて、僕はあまり触る機会を与えてもらえません。

しかし、ソフトボールでならした身体能力で、上田さんはよく
動き、よく打ち、相手の攻撃を凌いで、チャンスボールは強く
叩いてくれたおかげで、何とか2-0で勝利することができました。
つまり、4連覇達成です!ヤッタぁ。

今回の優勝メンバーです。いい感じのポーズですね。

DSCN2701コ.jpg

試合後は、ずいぶん前から予約していた体育館から至近距離にある
「忍者屋敷」にて祝勝会を実施しました。
気兼ねないメンバーであり、接戦での優勝の嬉しさから、いつも
以上にお酒は進み、楽しく気持ちよ〜く酔っぱらってしまったの
でした。



3月27日は、かねてから予定していた楠本さんのお祝いを梅田にて
実施しました。
畑下に幹事を申し付けていたのですが、夫婦共々インフルエンザに
蝕まれてしまったとのことで、お店の予約もできず、結局僕が
前日にお店を探して予約しました。

メンバーは、楠本さん、畑下、僕に加えて、楠本さんのライバルと
して、長く共に戦ってきた阪急電鉄の大野さんの4人でした。
僕は大野さんとご一緒するのは初めてでしたので、それもとても
楽しみでした。

楠本さんのお話をメインに、明るく楽しく穏やかな雰囲気で宴は
進み、楠本さん以外は「イケる口」でしたので、飲み放題プラン
ということもあり酒量はとめどなく進み、前述の祝勝会に劣らぬ
泥酔になってしまいました(^^;

今回、僕はちょっとお祝いの企画をしていました。楠本さんの
公式戦優勝50回というのは、どう考えてもスゴ過ぎる大記録です
ので、それを記念して何人かの大阪社会人クラブ有志を募り
お祝いの盾を贈ることにしたのです。

盾はクリスタル製で、当たる光の加減により不規則に色が変化する
素敵な品で、刻印する文言は僕が考えさせて頂きました。

楠本さんは大いに喜んで下さったので、この盾を企画して良かった
と思いました。
ご賛同頂いた方々、どうもありがとうございました。

賛同頂いた一人、真野くんに話を聞いたら

「楠本さんの優勝50回達成を遅くしたのは僕です」

とのビックリ発言がありました。
聞くと、以前楠本さんと真野くんが試合で対戦し、その試合の
途中で楠本さんがアキレス腱を断裂したことがあったそうです。

また賛同者の一人、ATMの合田さんからは、楠本さんとの素敵な
エピソードを伺いました。それは印象的なお話でしたので、また
のちほど書きたいと思います。

飲み会の時の写真と、お祝いの盾を持った楠本さんの写真です。
(盾を持った写真は、飲み会の時に撮影するのを失念して、後で
楠本さんに撮ってメールで送って頂きました。お手数をおかけ
しました・・・)

DSCN2708.JPG

KIMG0500.JPG

改めまして、楠本さん、公式戦優勝50回おめでとうございます。
これからも60回70回とどんどん記録を伸ばしていって、とどめは
念願の全日本シニア優勝を期待しています!



先週末は、見市と共に富山県高岡市にバド遠征に行ってきました。
前回書いた通り、富山県のメンバーとは試合で懇意になっており
また僕としては、仲の良い高校後輩、山田哲司(以後、山ちゃん)
が居るからでした。

サンダーバードと特急はくたかを乗り継いで、人生初の富山県
入りを果たした僕らは、山ちゃんの車で「サンライフ高岡」という
勤労者余暇活用センター、つまりは体育館に向かいました。

サンライフ高岡はバドコート3面ですが、バドが盛んなお土地柄と
いうこともあり、朝から晩までバドミントンできる羨ましい状況
で、普段は色々なクラブの方が集まって賑わっているそうです。

今回、大阪代表!?の見市・正岡が訪問するということで、何と
そこに練習に来られるクラブの一つに、その日は練習を遠慮して
もらったそうです!!!
ありがたいやら、申し訳ないやら・・・(^^;

練習時間は13時から17時まででしたが、僕らは最初から最後まで
ずっとコートに入らせて頂きました。
合計8試合(8ゲームではありません)もやらせて頂きました。

僕らは大阪代表として、他府県に負けるわけにはいかない!?と
意気込んで、次々と襲いかかる富山メンバーを撃破し続けましたが
僕はあまりに全力でスマッシュを打ち過ぎたことと、見市は練習
週一回の運動不足状態でしたので、最後の2試合は二人とも全く
体が言うことを聞かず、最初の勢いはどこへやら、最終の2試合は
富山チームに難なくリベンジを許してしまったのでした。

DSCN2709.JPG
今回、色々と動いてくれた蔵野くんと見市

DSCN2711.JPG
昨年の全日本シニア50歳複王者、神代さんと

試合後は、富山チームに予約して頂いていた居酒屋「魚人」で
飲み会です。
富山は魚介類が美味しいことで有名で、ブリやホタルイカなど
素晴らしい海の幸に恵まれた県です。

この「魚人」(ぎょじん、と読みます)の店主は、僕らと同い年の
バドプレーヤーで、高岡第一〜専修大でプレーしていた金谷さん
という方で、見市も覚えていました。

富山メンバーは、大源さん、笹村さん、蔵野くん、山ちゃん
そして竹本さんの5人がお付き合いしてくれました。

DSCN2713.JPG

運ばれてくる料理はどれも美味しく、特にお刺身の盛り合わせと
魚をすり潰して団子にして揚げたやつ(名前忘れた)が絶品でした。

DSCN2716.JPG

お酒は最初は当然ビールでしたが、地酒も飲んでみたかったので
美味しい地酒を冷で注文しました。
予想通り美味しかったのですが、僕の隣に座った竹本さんが
いわゆる「歯医者さん注ぎ」(グラスをテーブルに置くやいなや
なみなみと注いでくれること)を実行したため、昼間の激しい
練習での疲労も相まって、完全にグロッキーになってしまったの
でした。いや、別に僕がすぐに飲まなきゃ良かったのですが。

DSCN2721.JPG

そこのお会計ですが、なんと富山メンバーにごちそうになって
しまいました・・・(^^;
予約頂いて、美味しい料理を頂いて、何よりしこたまお酒を
飲ませて頂きながら、昼間に続いてここでもお世話になって
しまいました。これまた大変恐縮です。

DSCN2723.JPG

翌朝も9時から練習でしたが、昨日の疲れと大量のお酒で、流石の
僕も体育館への気持ちは薄れていました。

案の定、体は昨日の後半よりも動かず、何を打たれても対応でき
ない二体の筋肉痛の48歳がそこには居ました・・・

そんな感じで、軽目の練習を終え、体育館で記念撮影をして
山ちゃんと笹村さんと共に、美味しいと評判のラーメン屋「誠や」
で昼食(僕はビールも)を頂き、そこのお会計くらいは僕らが
ごちそうして、高岡駅まで送ってもらい、大阪への帰路についた
のでした。

DSCN2728.JPG

DSCN2731.JPG
誠やのラーメン。チャーシューがトロットロで美味しかったぁ!

DSCN2730コ.jpg
ビールは2本いっちゃいました・・・

しかもとどめに、笹村さんと山ちゃんから、お土産まで渡されて
最後まで恐縮至極な見市・正岡なのでした・・・

帰りのサンダーバードでは、今回の遠征を500mlの缶ビールと共に
振り返りながら、気が付いたら二人とも深い眠りに落ちていました
・・・


さて、そろそろバドの話。


<しんどい方を選べ>

これは前述の合田さんと楠本さんのエピソードから流用させて
頂くものです。

合田さんは、以前シングルスの試合をしていた時に、第一ゲームで
少し劣勢に立たされて、5点以上離されて先に19点を奪われる
苦しい展開だったそうです。

ラリーポイントでの19点は厳しい状況ですし、試合自体もしんどく
なってきて、合田さんは

「このゲームは無理かな?っていうか負けそう」

と思い始めていたそうです。

そこに現れたのが楠本さんでした。
諦めかけていた合田さんに与えたアドバイスが、表題の

「しんどい方を選べ」

の一言だったのです。

楠本さんは、合田さんの試合運びを見て、焦って点を取ろう、楽
しようとしているのを瞬時に見抜き、寸鉄人を刺すごとく、合田
さんの気持ちを奮い立たせ、その言葉を境に合田さんはプレーを
変え、焦らずラリーを続けるようになって、そこから見事追い
ついてセッティングの末、逆転で第一ゲームを取ったのです!

続く第二ゲームは、相手の気持ちが逆に萎えてしまい、第一ゲーム
の流れのまま進み合田さんが勝利したそうです。

合田さんいわく「まさにツボを得た一言」とのことで、試合に
向かうだけでなく、練習に向かう姿勢や生活の中でも取り入れて
おられるとのことで、座右の銘になっているそうです。

ちょっとした一言で、そこまでの影響力を与える楠本さんの実力
は素晴らしいと思いますが、その言葉の持つ意味を前向きに
捕えて、その場やその後の実生活に活かしている合田さんもまた
素晴らしいと思いました。

楽をする=焦って一発でエースを狙う、ことだと思います。

エースを狙うこと自体は悪いことではないと思いますが、ここで
問題なのは「焦っていること」ですね。

急いてはことを仕損ずる、の例えの通り、焦ってプレーすることは
丁寧さを欠くことにつながり、コントロールにも乱れが生じ
その結果、ミスを誘発することになります。

気持ちは体と直結しています。焦ってドキドキしている状態では
手先もぶれていつものようには打てなくなります。
ただでさえ、動きながら打つことはコントロールが難しいのに
そこで気持ちがはやっていたら、ショットの精度は低くなるばかり
です。

シングルスは特にそうですが、ミスの原因は技術より心の問題が
大きいと思います。
いくら素晴らしいショットが打てる人だったとしても、不安定な
心理状態からは、そのショットは打つことができません。

ではどうやったら、緊張したり焦ったりする場面でも落ち着く事
ができるのでしょうか?

練習と場数、ですね。

練習を重ねることによって、体力や技術が身に付き、それが自信と
なります。
自分のプレーに自信を持てれば、精神的に落ち着いた状態でプレー
できるようになりますが、それはやはり場数を踏むことが重要に
なります。

勝ち負けが絡む以上、完全に緊張を消し去ることはできないかも
しれませんが、練習と場数を重ねることによって、それは最小限に
食い止めることができるようになると思います。

ですので、楽しみながらも一生懸命集中して練習して、そして
試合にもどんどんエントリーして、緊張感に慣れていきましょう。

***************************

昨日は、ちょっとしたイベントがありました。
僕がコーチをさせて頂いている田原スマッシュBCから、初めての
卒業生が出るということで、メンバー全員で送別会を行ったの
です。
場所は北谷集会所という、田原小学校のそばの公共施設でした。

代表の岩城さん、宮崎さん、お手伝い頂いている畑末さん、僕を
含め、田原スマッシュBCメンバー全員と、何人かの保護者の方々
で、この度新中学生となる5名を送り出してあげる会なのでした。

その5名とは、翔太くん、駿一くん、ちよりちゃん、楓香ちゃん
真由美ちゃんでした。

正岡コーチからはお祝いとして、これからもさらにバドミントン
頑張ってもらうように、僕らしく「なわとび」を全員にプレゼント
しました。

そのプレゼントは、前日に地元のスポーツ用品店で物色していた
のですが、お店の方に

「これこれこういう事情で、何かちょっとしたものを探している
んです。あっ、いや、そんなに高いもんじゃなくていいんですが」

とリクエストを伝えましたが

「う〜ん・・・シューズケース(袋)くらいしかありませんねぇ
あとはグリップテープじゃ安すぎますかね」

「そうですねぇ・・・」

と、そのお店には適当なものが無かったみたいだったし、時間も
夕方で、まあ、別にあげると伝えていたわけでもなかったので
プレゼントなしでもいいかなとお店を出ようとしかけたところ

「正岡コーチ・・・ですよね? 真由美の母親です。いつも
娘がお世話になっております」

な、なんと、他でもないそのプレゼントを贈る相手のお母さんが
偶然そのお店に居られたのです!!!

僕はものすご〜くドギマギしましたが、きっとマズい発言はして
いなかったと思うので、つとめて冷静さを保ちながら、いつもの
調子で明るくにこやかにご挨拶したのでした。

真由美ちゃんのお母さんは笑顔で

「ここの話は聞かなかったことにしますので」

と、プレゼントのことは娘さんに伏せておいてくれる気遣いを
見せてくれました。

真由美ちゃんのお母さんが帰られてから、あまりの偶然にお店の
方としばし笑いが絶えませんでした。

僕はさらに店内を執念で物色し、ようやく発見したのがなわとび
だったというわけでした。

「あの会話を聞かれたら、もう買わんわけにはいきませんわ!」

と話したら、お店の方は爆笑していました(^^;

壁に耳あり障子に目あり。YKスポーツに真由美ちゃんのお母さん
あり!?です。

そんなエピソードのなわとびですので、卒業生の5人はしっかり
正岡コーチの気持ちを噛みしめながら、なわが擦り切れるくらい
まで跳んで鍛えてほしいと思います!?
ちなみに、今回の卒業生は全員バドミントンを継続するそうです。

卒業生に、田原スマッシュからのサイン色紙・卒業証書と僕から
なわとび、畑末コーチからもクッキーとボールペン(だったかな?)
が贈られ、楽しい送別会もお開きになろうとした時に、思わぬ
サプライズがコーチ陣を待ち受けていました。

それは卒業生からコーチに、メッセージ付きのサイン色紙が
プレゼントされたのです!
さすがに号泣とまではいきませんでしたが、僕らも全員少しだけ
ウルウルしてしまいました。

話が前後しますが、最後に、その送別会で僕が話したことを
ここに記します。

「田原スマッシュのみんなは、よく頑張って練習していると思い
ます。ここに居る岩城コーチ、宮崎コーチ、畑末コーチ、それに
僕も、みんなを強くさせてあげようと思って、一生懸命に教えて
いるつもりです。

でも、いくらこちらが一生懸命に教えて、素晴らしい練習環境を
与えても、結局強くなるかどうかは、みんなが一生懸命に練習
するかどうかにかかっています。

僕らは日々練習でみんなを見ていますが、やはり頑張って練習を
一生懸命に取り組んでいる人はしっかり伸びています。
そのあたりをコーチは見ています。

バドミントンをやるからには、強くなって試合にも勝ってほしい
ですが、それより何より、僕は一生懸命にやってほしいと思って
います。
試合をやれば、勝つ時も負ける時もありますが、一生懸命やって
負けることは悪いことではありません。

これからも一生懸命ベストを尽くして頑張って練習をやっていって
ほしいと思います」

なんか「一生懸命」を多用してしまいましたが、純真な子供達
だからこそ、楽しいバドミントンに夢中になって、普段の地道な
練習こそが、試合の結果に直結することを信じて、これからも
頑張っていってほしいと思います。

正岡コーチも「気持ちは28歳」でこれからも頑張ります!?

ではまた!
tー
posted by まさやん at 19:15| 大阪 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月13日

試合中の目線について

気が付くと、また更新をしないままひと月が経過していました。
そんなお寒い状況でも、辛抱強くこのブログをチェックしてくれて
いる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

では、もう開き直って、だいぶ過去の話題から書いていきます。



まずはリーグ戦二日目です。
もうひと月近く前の2月16日のことですが・・・(^^;

初日が2敗と苦しいスタートだったHiwakai Aチームでしたので
二日目も2敗となると、無念の3部落ちとなってしまいます。
ということで、何とか一回だけでも勝とう!といつもの通り
気合いだけは100点満点な僕たちでしたが、基本的に2部に残留
することすら、現在のチーム力では厳しいだろうなぁとは思って
いました。

二日目の初戦は泉北バードです。
つまりリーグの箱の最後の対戦です。

第一ダブルスは、中川・丸野VS千菊・金澤という、ほぼ身内の
ような対戦でした。
千菊は、先月の近畿シニアで腹筋を肉離れするという大きな
アクシデントに見舞われておりましたが、無理しないプレー
ながらも、基本的実力差はいかんともしがたく、中川・丸野は
0-2で負けてしまいました。

僕は見市と組んで第二ダブルスに出ました。
泉北バードの相手は、若いにーちゃんペアでしたが、実力は
まだまだこれからの、つまりあまり強くはないペアでした。

第一ゲームを半分くらいの点数で楽勝したので、そこから一気に
余裕出しまくりのプレーに「見市は」変わりましたが、余裕を
持ち過ぎて第二ゲームを落としファイナルへ突入。
ところが、そこでも余裕出しまくって、ファイナル後半まで競り
あってしまい、僕はすっかり焦ってしまいましたが、何とか逃げ
きって第二ダブルスは取り返しました。これで1-1です。

泉北バードのシングルスは、昨年の全日本シニア40歳3位の林くん
でしたので、真野くんはペンペンにやられましたが、他の誰が
行ってもシングルスは敵わなかったので、実質的にはダブルスを
1つ落とした時点で、Hiwakaiの負けは決まっていたのでした・・・

これで、ベベタ決定戦進出!?です。


残留を争う対戦相手は、なかよしパワーズでした。

ここで、真野くんは、オーダーにヒネりを加えました。
シングルスが勝てそう!?ということで、なんと僕がシングルス
に回ることになり、真野くんは見市と組んで第一ダブルスという
作戦に出たのでした。

オーダーを確認してみると、僕のシングルスの相手は、守口の
練習などでよく知っている田中通隆くんでした。
彼は若くてパワフルで、スマッシュはかなり速いことは僕もよく
知っていましたが、シングルスは対戦したことはないので、もし
当たることになったら、僕も全力でぶつかるつもりでした。

第一ダブルス、見市・真野ペアは、第一ゲームを半分くらいで
楽勝しました。
これは僕にも回ってくるか、いや、ダブルス二つで決めてほしい
のが本音でしたが、第二ゲームに入り、相手ペアの調子がどんどん
良くなってきて、第二ゲームは逆に半分くらいで落としました。

勝負のファイナルは、さすがに仙人の見市も団体戦なので、真剣に
勝ちにいく、つまりスマッシュを打って攻めるプレーを久しぶりに
見せていましたが、大事なところ、いや、何でもないところで
真野くんが凡ミスを連発・・・
誰でもミスはしますが、あまりに単純で無意味なミスの尋常でない
連発に、見市も最後は集中力を失い、突き放される形で逆転負け
となってしまったのでした。
あそこまでミスりまくっていては、ちょっと勝ち目はなかったと
思いました。


続く中川・丸野ペアは、一見、厳しそうな相手でしたが、ゲーム
後半にうまくプレーがかみ合って競り合いを制し、第一ゲームを
先取しました。

この勢いのまま行ってくれ!と祈る思いでしたが、どちらもミス
の多い展開ながらも、相手の方が少し決定力が上だったため
長めのラリーも取られることが多く、これまた競り合いながらも
第二ゲームを落としファイナルへ。

ファイナルも、中盤まで競り合いましたが、途中からミスや相手
の攻撃をしのぎきれず、結局最後は突き離されての完敗・・・

緊張しながらウォーミングアップしていた僕のシングルスに回る
ことなく、Hiwakai Aチームは無念の3部落ちとなってしまったの
でした。

残念ではありますが、考えてみれば、今のメンバーではそもそも
2部に見合う実力は足りないかなと思います。

見市武史の復活(脊柱管狭窄症の手術は成功!)や、新人松原くん
(from東京)の加入を待ってまた3部から這い上がっていける日を
目指して、また頑張っていくのみです。



さて、今度は嬉しい嬉しい報告です!

このブログにもよく登場してもらっている楠本直樹さんが、先日の
近畿社会人クラブ個人戦50歳シングルスで優勝され、大阪社会人
クラブ個人戦以上の優勝回数が、大台の50回に到達されたのです!
おめでとうございます!!!

公式戦で一回優勝するだけでも大変なのに、それを50回も重ね
られるなんて、本当に凄い偉業だと思います。

ちなみに、大阪社会人クラブ個人戦以上、という意味は

*大阪社会人クラブ個人戦
*近畿社会人クラブ個人戦
*大阪総合
*近畿総合
*全国社会人クラブ個人戦

のことを意味します。全て重要で大きな大会です。

楠本さんは、サラリーマンを辞めて独立開業され、社長として
忙しい日々を送られていますが、その中でもプライオリティーを
見失うことなく、バドミントンを頑張っておられます。
最近は、膝に始まり満身創痍の厳しい状況のようですが、闘志は
衰えることなく、常に前向きに結果を求める姿勢は、同じシニア
選手として見習うところが多いです。

これはとっても嬉しくめでたいことですので、畑下に申し付けて
公式戦優勝50回のお祝いの飲み会を実施することになっており
ます。(昨年全日本3位のお祝いも兼ねて)
今月中に実施の予定ですが、今からとっても楽しみです!
楠本さん、改めまして公式戦優勝50回おめでとうございます。
これからもシニアのトップ選手として、たくさん刺激を頂きたい
と思います。



それと、人生初めて「確定申告」なるものをやりました。
この申告は、何かものすご〜くややこしくて、とっても面倒臭くて
相当難しい印象を持っていましたが、本を読んでその通りに記入
していったら、案外と短期間でクリヤーできました。
(もちろんそれなりに大変でしたが・・・)

しかし今回の申告では、まだまだ頭を悩ませるほどの大規模な
事業活動は行っておりませんでしたので、来年度は節税に大いに
頭を悩ませるくらいになれることを期待しつつ、なかなか進まない
DVDの編集作業を引き続き頑張っていきますo(^o^)o



今後のバド予定としては、3月23日(日)に恒例の四條畷オープン
団体戦があります。
わが四條畷Aチームは、昨年まで3連覇中ですので、今年も何とか
優勝して、美味しいビールで気持ちよ〜く酔いたいと思います。
ちなみに、飲み会の場所は既に予約済みです(^^)
しかし、今年はライバルのセントポーリアチームに、強豪の利川
さんが加わっているそうですので、ちょっと苦戦となりそうです
・・・

でも、わがチームにも強力な助っ人(勝屋さん)を招へいしており
ますので、今年もしっかり勝ち切って4連覇達成します!



ではそろそろバドの話。


<試合中の目線について>

これは、先般の近畿総合時に、奈良の上田さんからリクエスト
頂いたお題です。

試合中(主にダブルスのことだと思いますが)に、どこを見て
プレーしていますか?

という質問を受けました。

それに対しての僕の回答は確か

「まずはシャトルと、相手の体勢・フォーム、そしてラケットの
面くらいではないでしょうか」

でしたが、これは自分がシャトルを打とうとしている時と、自分が
打ってから相手が打ち返すまでの間の時と、自分は前衛に居て
シャトルは後衛が打っている時とでは、時間の余裕が全然違います
ので、見られる範囲が大幅に異なってきます。

見方としては、自分が打つ時は、相手の体勢を見るよりは
まずはしっかり自分が打つシャトルを両目で見ることが非常に
重要ですので、シャトルを見ることが最優先で、それを見ながら
その背後にある相手の体勢を「なんとなく」視界に捕えるくらい
でしょうか。
ある物を注視していても、その周囲のものも何となく視界に入って
いますが、その程度の感覚だと思います。

自分が打ってから相手が打ち返すまでの間は、ドライブなどの
速いラリーではあまり余裕はありませんが、こちらがスマッシュ
レシーブやアタッキングロブ(攻撃的な低いロブ)で相手を攻め
込んだ時のような場合には、こちらの球の効果による相手の体勢
の崩れ具合はよく確認できます。

ですので、そういう場合には、相手の体勢を見て、どのくらいの
強さの返球が来るのかは、予測しやすいと思いますし、予測
しなければいけないと思います。

僕がよく言う

「相手のバック側に打ったら前に出る」→バックハンドからは
 強い球は来ないから

「相手が体・ひじが伸び切った状態でいっぱいいっぱいの場合も
 前に出る」→そのような状態からも強い球は打てないから

などは、予測というよりも、もうそれしかない!と断言できる
状態ですので、良い球を打った人がその返球を打つ為に後ろに
下がる、などというようなプレーは排除しなければなりません。
なぜなら、ダブルスにはパートナーが居るからです。
あなたが良い球を打ったら、パートナーは、当然あなたが前に
詰めると思っています。
あなたが前に詰めてくれたら、パートナーは自然に後衛に回り
理想的なトップ&バックの形になれますが、あなたが良い球を
打ちながらも後ろに下がってしまうと、パートナーも横に並んで
攻めていながらサイドバイサイドにならざるを得なくなります。

ちょっと目線から脱線しましたね・・・
それこそ目線がぶれているのかな?(全然ウマくない・・・)

つまりは、レシーブで切り返した時や速いロブで攻めたような
場合は、相手の状況がよく見えますので、その際は相手の体勢に
応じた動きをして下さい、ということです。



そして自分が前衛に居る時は、相手の状況がよおく見えますので
パートナーが後衛から打つショット、それに対応しようとする
相手の体勢・打ち方・ラケットの面・傾向(クセ)などから
相手の返球を予測して、可能性の高いところを待つという芸当も
可能になります。

と言いながら、前衛のセオリーは

「シャトルが上がってきた側に寄って、ストレートドライブの
返球を待つ」

ですので、基本は後衛と同じサイドに寄って、ストレートを待つ
ことになります。

そこを基本として、前衛で、相手がこちらの後衛のスマッシュを
どのようなフォームでレシーブしようとしているのかをよく見て
相手の動き方から判断して、ストレートへのドライブなのか
高いレシーブでの返球なのか、あるいはクロス前へのショート
リターンなのか等を、解明するようにしなければなりません。

まあ相手もフェイントなども掛けてくるでしょうし、100%正確な
判断をすることは不可能ですが、そのように考えることがまずは
大事だと思います。
何にも考えないで待っていたら、全て打たれてから反応することに
なってしまい、ラリーテンポの速いダブルスでは、後手後手に
回って、前衛で右往左往の虻蜂取らずになってしまいますので。


上から落ちてくるシャトルをスマッシュするような場合は、相手
など見ない方が良いです。
よく、シャトルが空中にある間に、一瞬相手コートをチラ見する
ような人も居ますが、一瞬シャトルから目を離して、また正確に
シャトルを見て打つというのは、いかにも困難極まりなく
それで有利になるというよりは、ミスする可能性が高まるだけで
デメリットの方が大きいと思うからです。


ですので、試合中の視線としては

*自分が打つ時は、まずはシャトルをしっかり見る。
 その背景に見える相手の状況を「何となく」把握する。
*自分が打った後は、相手の体勢・ひじ・ラケット面などを見る。
 (相手の返球の傾向・クセなども考慮する)
*後衛が打つ時は、後衛が打つ球に対応しようとしている相手の
 体勢・打ち方などを見る。(相手の返球の傾向・クセに加えて
 後衛の球の威力も加味して考慮する)

ということになりますでしょうか。

情報が多ければ多いほど有利なのかもしれませんが、動きながら
(動かされながら)シャトルを打つバドミントンでは、まずは
シャトルをしっかり見ることが一番重要だと思います。

世界のトッププレーヤーのスロー映像を見てみると、最後の最後
までシャトルを目でしっかり見て打っていることが分ります。
非常に速いスマッシュをレシーブする際でも、ラケットに当たる
瞬間まで目を離していないのです。

「しっかりシャトルを見て打つ」などというのは、あまりにも
当たり前過ぎて、アドバイスするのも憚られるくらいですが
速く複雑な動きをするシャトルを、ラケット面でしっかり正確に
捕える為には、最も重要な基本であることは間違いありません。

まとめ:シャトルをしっかり見て打とう

色々書いた割には、単純すぎる結論になり失礼しました・・・
また新たなネタを仕入れられたら、再度記事に致します。

***************************


実は3月頭にHiwakaiの合宿が予定されていたのですが、その週の
火曜日から僕がインフルエンザに罹ってしまい、それが原因で
宿泊がなしとなり(宿泊人数が少ないことと、僕が居ないと
ギター弾く人が居なくて盛り上がらないから!?)練習会のみと
なってしまったのでした。
宿泊予定だった皆さん、致し方ないとは言えゴメンなさい。

昨年の同じような時期にも、やはりインフルエンザに罹り、その
時はバドコーチの試験を控える状況でしたので、諦めかけた思い出
がありますが、毎年罹るなんていやはやなんとも体弱いですね。

丸4日間ずっと寝ていて、全身の関節が痛くて往生しましたが
またこれから体力を取り戻していきます!



今月末の土日には、見市と共に富山県に遠征に行ってきます。
これは、マスターズや全国社会人などで、富山県チームのメンバー
と懇意になったこともありますが、直接的には、高校の後輩の
山ちゃん(山田哲司)が住んでいるので、そこを頼ってバドして
飲みに行く、ということになります。

土曜の午後練習して、その晩飲んで、なんと翌日の午前中も練習
するというエネルギッシュな遠征です。

まあきっと、日曜の練習はフニャフニャ&ヘロヘロで使い物に
ならないことが予想されますが、それは富山チームや山ちゃんも
同じことでしょう(^^)

飲み会前にはしっかりウコンを飲んで臨むことにします。
ウコンが効く範囲で収める自信は・・・皆無です(^^;



それと、僕の講習会ですが、第二回北海道と、第三回北九州での
実施が決まりました!
第一回が皆さんに喜んで頂けたことで、第二回が実現に至って
嬉しい限りですが、第三回の北九州も、読者さんのりゅうたさん
に色々とお気遣い頂いて、実現することになりました。

ブログの文章でも、皆さんの上達を願って一生懸命に書いている
つもりですが「書は言を尽くさず」の通り、やはり実際にお会い
して、直接身振り手振りでお伝えすることには到底及びません。
「言は意を尽くさず」ということもあるのですが、そこは何とか
頑張ってお伝えしたいと思います。

また講習会開催希望がございましたら、お気軽にご連絡下さい。
どんな遠方でもお伺いさせて頂きますので。

ではまた!
posted by まさやん at 14:56| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月05日

第11回 近畿総合(シニアの部) 結果報告

既報の通り、先週末は近畿シニア(近畿総合シニアの部)でした。
場所は奈良県桜井市。以前ブログに書いた大神(おおみわ)神社
のすぐそばの、芝運動公園総合体育館が会場でした。

土曜日はダブルスで、僕らと同じ45歳の部に出場する寺尾・真野
ペアと一緒に、真野くんの車で会場に向かいました。

道中、車内の会話は、いつも通りに他愛のない冗談がメイン
でしたが、寺尾・真野ペアは、密か!?に決勝進出を狙っており
決勝で僕らを倒すことを目論んでいる気持ちが、会話の端々に
アリアリとにじみ出ていたのでした。

昨年の大阪社会人クラブ個人戦の時こそ、僕の不調(実力)で
ファイナルの辛勝ではあったのですが、それ以外の対戦成績は
寺尾・真野ペアにはおそらく練習も含めて一回も負けたことが
なかったので、元来自信家の見市は、僕らに勝つという大それた
!?発言をのたまう寺尾・真野ペアに対して、和気藹々の車内が
凍りつくような、大胆不敵な発言をぶっ放したのでした。

「正岡と飲み会の時なんかで話してたことやけど、寺尾真野ペア
には”生涯”負けへんわ」

と、驚愕の「今回の人生では君らには負けない」発言を、確信に
満ちた表情で断言したのには、真野くんが握るハンドルも
小刻みに震え、寺尾さんの額はその時5mmも後退してしまったとか
しなかったとか・・・!?

そこまで言われた寺尾・真野ペアが発奮しないはずもなく
試合では熱戦をものにして、堂々、決勝までコマを進めてきたの
でした。


一方の僕らは、一回戦は冷え切った体が全く動かず、第一ゲームを
あっさり落とし、第二ゲームこそ取り返したものの、僕の得意!?
の凡ミスが炸裂して、競り合いのまま終盤まで突入し、あわやの
一回戦負けを食らうところでしたが、最後は何とか逃げ切って
初戦を突破しました。


続く二回戦は、2-0で勝つには勝ったものの、相変わらずミスの
多い僕は、サーブもあまり入らず、これまた接戦になってしまい
ました。


続く準決勝は、これまで何回も対戦している大阪の田中棟居ペア
でした。
この相手には、今までダブルスもシングルスも負けたことは
なかったので、イヤな思いを持っているのは相手の方だとは
思ったのですが、昨年の全日本シニアでは8強入り(僕らは16)
しており、今回こそは僕らにリベンジという気持ちは強く持って
いるはずで、僕らが1・2回戦と同じ調子ならちょっとマズいかも
と僕は警戒しておりました。

加えて、見市が「得意」のふくらはぎ肉離れを抱えており(原因
はなわとびのやり過ぎ・・・)激しいプレーができない状態という
ハンデも抱えていました。

事実、試合に入っても、見市のプレーは上げて打たせてレシーブ
するばかりで、ぜ〜んぜんスマッシュを打ちません。
元々レシーブは上手いので、それでも相手ペアの攻撃を涼しい顔
でさばいているのですが、僕にはそんな余裕も技術もないので
僕のところに来た球は、いつもの調子で打って突いて前に出て
押し込んで、という、僕だけ熱く攻める感じのゲーム展開でした。

相変わらず田中さんのスマッシュは重く速かったですが、気持ち
体重増えたかなぁ、という棟居さんのネット前でのミスが目立ち
また、田中さんのスマッシュも力みからか気負いからか、ラインを
割るケースが多く、ふたを開けてみると、今までの対戦の中でも
最も楽な感じの2-0で勝たせて頂きました。

これで決勝進出です。


決勝の相手は、前述の通り「生涯負けない」寺尾・真野ペアです。

不謹慎ながら、決勝に進出した時点で、僕としても優勝を確信した
のですが、もちろん僕は全力で攻撃して、決して余裕など持たずに
しっかり勝ち切ろうと思っていました。

ところが、見市は余裕にさらに拍車が掛かり、近畿シニアの決勝
だというのにもかかわらず、全ての球を上げて、自分からは一切
攻撃しないという恐るべき作戦を決行したのでした。
まるで、マスターズの韓国戦時の「おもてなし」プレーを彷彿と
させる、自らは決して決めにいかずに、相手がミスるまでつなぐ
真綿で首を絞めるようなラリーの組み立てなのでした・・・

もちろん肉離れがあったので、スマッシュを打つのは厳しかった
ようでしたが、それにしても全てクリヤーで返すという余裕綽綽
のプレーは何という自信なのでしょうか。

マスターズでも一緒になったふる〜るの西林さんいわく、見市の
プレーは

「仙人みたいやね」

とのことでした。

見市が全て上げるのに、寺尾・真野ペアは、見市の肉離れを知って
いて攻撃してこないと分っていたので、向こうも執拗に見市に
向かって球を返してきました。

途中、真野くんと見市の間でクリヤー合戦が一体何本行われたこと
でしょうか・・・
僕は、決勝であまり球に触った記憶がありません・・・(^^;

しかしそんな不遜極まりない展開でも、実力差は歴然でしたので
見市の宣言通り、生涯負けない相手には、今回も問題なく勝たせて
頂き、僕らの優勝となったのでした。
僕らが近畿シニアのダブルスに出場したのは二回目ですが、10年前
第一回近畿シニアでも優勝していたので、気分的には連覇です!?


その他の結果としては、40歳ダブルスでは、マスターズで一緒に
戦った有田・林ペアが貫録の優勝でした。さすがですね。


35歳ダブルスでは、40歳になったらマスターズのメンバーに!と
虎視眈々と有田・林ペアの座を狙っている有田(弟)・虻川ペアが
優勝していました。


55歳ダブルスでは、同じチームの幡野さん野牧さんペアは、強豪の
川口近藤ペアにファイナルまでもつれ込む熱戦を繰り広げましたが
僅かに及ばず無念の3位でした。
幡野さんは、最近ずっと膝を痛めておられ、練習もままならない
状態でしたが、ダブルスは何とか出場されて頑張っておられた
ものの、翌日のシングルスは大事をとって棄権されていました。


翌日にシングルスが控えておりましたが、限定一時間ということで
見市と地元で祝杯をあげました。僕はもっと飲んでも問題なかった
のですが、見市が子供をお風呂に入れてあげる必要があったため
なのでした。

DSCN2687.JPG

さて翌日はシングルスです。
その日は僕が車を出して真野くんを拾い、前日と同じ会場まで
一緒に向かいました。

当日は、シングルスの他にミックスも実施されておりましたが
ミズノスクールの生徒さんも二人出場されていたのです。

兵庫の坂田さん、大阪の和中さんです。

会場に到着した時に、既に坂田さんの試合が始まっていて、慌てて
コートの近くの応援に行きましたが、その対戦相手が大阪の渋谷
さんペアでしたので、渋谷さんに

「応援に来てくれたのかと思った」

と誤解!?を与えたのは、申し訳なかったです・・・(^^;

そういう状況でしたので、あからさまに坂田さんを応援もできず
温かく見守るような感じで観戦しておりましたが、ファイナルに
もつれ込む接戦となり、渋谷さんペアが20-19とマッチポイントを
握り、そこでのロングサーブを坂田さんがネットに引っかけて
ゲームセット・・・
坂田さんペアは、無念の初戦負けとなってしまったのでした。
接戦でしたので残念でした、が、しゃあないですね。
また、頑張って練習していきましょう!


そして和中さんは、僕の大先輩、山田敏勝さんとペアを組んで
おられました。
一回戦をコーチ席から拝見させて頂きましたが、余裕の内容
でしたので、1ゲーム終了時点でその場を離れました。
その試合は問題なく勝ったようですが、最後はどうなったので
しょうか・・・?


僕の初戦は、一回戦を勝ち上がってきた兵庫の井口さんでした。
井口さんとは過去2回対戦したことがあり、そのいずれも僕が
勝利していました。

最初の全国社会人クラブ個人戦決勝では、2ゲーム目の後半、僕は
井口さんに大いに苦しめられましたが、その次の試合では、井口
さんのミスに助けられて、あまり競ることなく勝利していました。

試合前に井口さんは「今回は、もっと早く終わりそうです」と
自信なさげなセリフをおっしゃっていましたが、果たして実際の
試合展開も、井口さんのバックアウトミスがメッチャ多くて
2ゲーム目の後半は、5〜6本くらい連続してアウトにしてくれた
ことも大きく、大差での完勝となったのでした。


続く二回戦は、兵庫の永井さんです。
永井さんとは、昨年の全国社会人クラブin三重で単複対戦しており
ました。
ダブルスは負けましたが、シングルスは決勝で勝っていました。
僕から見たら小柄な方ですが、よく動きよく打ってきて、何より
気合いがものすごい方なのです。
エースを決めたりしたら、非常に大きな声で雄叫びを上げる方
ですので、乗らせたらマズいと思い「打たれる前に打つ」作戦で
いきました。

僕のスマッシュもよく決まりましたが、永井さんにもそれなりに
決められました・・・
しかし、永井さんのクリヤーに若干バックアウトが多かったことと
チャンス球を打ったスマッシュを、大きくサイドアウトしてくれた
ことが点差につながり、最後は僕の珍しい!?ハイバックからの
スマッシュでエースを取り、2-0で勝利できました。

試合後、気合いの塊の姿から、普段の人懐っこい表情に戻った
永井さんは、すぐさま僕にアドバイスを求めてこられました。

僕は今回も本音で「チャンスボールでのアウトが痛かったと思い
ます。あれでだいぶ楽でしたので」と伝えたところ

「やっぱり早く点が欲しいんですよねぇ・・・」

とのことでした。

「それは僕も同じですけど、やはりミスったらそれで即1点を献上
してしまうので、取られたとしても、いや取られることを前提に
コートの中に打っていかないといけないんでしょうね」

とダブルスでの自分にも言い聞かせるようなつもりで、ショボイ
当たり前のアドバイスをさせて頂きました。
全然大したこと言えなくてスミマセン(^^;


この試合が終わったタイミングで、ブログの読者さんであり
会場近くの宇陀市に居られる上田さんが、わざわざ応援に駆け
つけて下さいました!
ブログへのコメントで、体調不良で来られないと伺っていたので
ビックリしましたが、体調も良くなったとのことで、お土産持参
で来られて、もちろん嬉しかったですが、またまた恐縮でした。

上田さんのお土産はお米で作ったパンとのことで、飛鳥米コルネ
と称し、モッチモチの生地に濃厚なカスタードクリームが入って
いて、後で家で頂きましたが、ものすごく美味しかったです!
ありがとうございました。
試合後の上田さんとのツーショットです。僕が着ているシャツは
昨年の宇陀市講習会で上田さんから頂戴したものです。
このシャツを気に入ってよく着ているので、今回もバッグに
入っており、せっかくということでそれに着替えたのでした。

DSCN2690.JPG

そして試合ですが、反対側の山では、真野くんと、京都の太田さん
がファイナルの熱戦を展開していました。
お互いに、打って拾って声出しての熱い戦いでしたが、安定度と
スキルに勝る太田さんが最後に抜け出し、真野くんは準決勝で
涙を飲みました。

準決勝から決勝まではあまり時間が空かなかったので、太田さん
は、きっとファイナルの疲れをひきずったまま、決勝に臨むこと
になったわけです。真野くんのナイスアシストです!

太田さんとは初対戦でした。過去の素晴らしい実績は存じ上げて
おりましたし、サウスポーから繰り出すトリッキーな感じの
ショットは、きっとイヤな感じなんだろうなぁ、と少し不安な
気持ちを抱えての対戦でした。

不安な気持ちを払拭するためには、攻撃あるのみです。
僕は、できる限り、打てる球はスマッシュを打っていく作戦に
出ました。

当日のシャトルはちょっと飛んでいたことと、スマッシュを打つ
時、しっかり体を入れて打てて、コースがライン際によく決まって
くれたので、終始僕が安全なリードを保ち、また太田さんも準決勝
の疲れからか制球が定まらずミスが目立ち、不安な気持ちとは
相反して、2-0で完勝することができました!

試合後、太田さんは

「お疲れ様でした。シニアでの試合を見ていましたが、とても
敵わないと思っていました。ラウンドからのスマッシュが一瞬
クッと体が入るので、リバースカットかと思ったらスマッシュが
きたので、取りにくかったです。またよろしくお願いします」

と僕との対戦の感想を紳士的なコメントで頂きました。

僕からは

「準決勝のファイナルが効いていたのだと思います。真野くんの
ナイスアシストでした!
スマッシュは僕もためて打つようにはしています。
あと、今日はシャトルが飛んだので、結構バックアウトが多かった
のが助かりました。こちらこそ今後ともよろしくお願いします!」

とお伝えしておきました。


今回の近畿シニアは単複二冠、シングルスは連覇という嬉しい結果
となりました。

いつも思いますが、最終的な結果はこうだったとしても、試合前
はずっと不安なものなんですよね・・・
やってもいない前から、負けたことを想像したりしている自分が
居て、それがいつもとてもショボく情けなく思えます。

そういうことを考えそうになった時には、極力自分をせせら笑って

「アホやなぁ。まだ起こってもいないことを何考えとんねん!」

と茶化していました。

でも、そういうことを考えるのは、負けたくないから気持ちから
こその症状だと思いますので、自然な感情であり抑えることは
難しいかもしれません。

無理に消そうとしても消えにくいと思いますので、その不安を
危機感として捉えて、その危機感を練習のモチベーションに
していければ、不安に思う気持ちを昇華させて上達につなげる
ことができるのかもしれませんね。
この考え方は、前向きで僕らしいですね〜


その他の結果としては、最後まで確認はできなかったのですが
35歳シングルスは、第一シードの小川さんと第二シードの荒木さん
が戦っていました。
見た限りでは、荒木さんがラリーを少し優位に進めていたような
・・・

40歳シングルスは、兵庫の高井さんが貫録の優勝でした。
決勝の相手は、同じく兵庫の阿久津さんでファイナルだった!?
ようですが、しっかり勝ち切るところはさすがですね。

全日本シニアで4強に入っていながら、今回の試合で高井さんの
シード下に入ってしまっていた林くんも、残念ながら今回は
やられてしまいました・・・

林くんに

「高井さんは強いねぇ」

と話しかけたら、他人事のようなそっけない口調で

「強いっすね」

とさらっと話したあたりに、林くんの悔しさが滲み出ていました。


Hiwakaiの練習にもよく来てくれるYクラブの永田くんは、準決勝
で高井さんと対戦しましたが、対戦前には負けて元々の全く
プレッシャーのない理想的な精神状態でした。

それが奏功したのか、ファイナルにもつれ込んでファイナルも19点
まで奪うという大接戦を演じたのでした!

でも試合後にその報告を永田くんから聞いた僕は

「そこまで行ったら勝っとけや〜!」

と笑顔で軽い叱咤激励をしておいたのでした。
永田くん、ナイスファイトでした。


50歳シングルスは、絶対王者の楠本さんが今回もまた優勝かと
思っていたのですが、いつも決勝で楠本さんに苦杯を嘗めてきた
阪急電鉄の大野さんが、見事にリベンジ達成!感動の近畿シニア
初優勝を飾られたのでした。おめでとうございます。

その試合は少しだけ見ていましたが、いつもに比べて明らかに
動きの良くなかった楠本さんを、冷静に四隅に振って、楠本さんの
無理攻めを誘って、逆にレシーブでラリーを取っていたのが
印象的でした。

いつもお世話になっている楠本さんの敗戦は、残念ではありますが
たまに負けることで、またモチベーションも上がるっていうもの
ですよね?
まずは、体調を戻して、また大野さんとの熱い意地の戦いを僕らに
見せて頂けたらと思います。


そして、55歳シングルスでは三連覇中の川口さんを、野牧さんが
準決勝で撃破して、その勢いのまま決勝も勝って、見事優勝を
飾りました!おめでとうございます。

僕が髪の毛を伸ばして染めて色気づいて!?いるのと好対照に
野牧さんは、長かった髪をバッサリ切って、短い精悍な表情に
変わっておられ、またプレーも少し攻撃的に打つようになられた
ように思われ、少し進化されたように感じました。

55歳近畿チャンプ、野牧さんとの嬉しいツーショットです!
Photo by SOB横内さん

DSCN2689.JPG

ということで、全編バドの話でしたので、今回はここまでにして
おきます。

ではそろそろ王将のランチでも食ってくるかな(^^)
posted by まさやん at 12:41| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月01日

ハイバックからのクロスドロップの打ち方

新年明けまして・・・と書いたのが、はやひと月近くも前になり
早くも一年の12分の1が過ぎ去ろうとしております。

今年こそは、更新頻度を早めていこう、と年初に少しだけ思った
のですが、会社勤めをしていない自由極まりない状況においても
色々とやることがあって、年初の思いは羽毛のように軽〜く
どこかへ吹き飛んでいってしまったのでした・・・

さて、そんな中でも報告すべき事項はあります。

まずは大阪社会人リーグです。

僕の所属するHiwakai Aチームは、現在2部に所属しています。
ただ、2部ではあるのですが、これはかつて在籍していた強い
若手のおかげであり、現在のチーム力では現状維持さえ困難
極まりない厳しい状況なのでした。

初日の相手は、Yクラブと友鳩サークルでした。

僕はいずれも見市と組んで、Yクラブは第一、友鳩では第二に
出ました。

僕も見市も、気にはしていないものの、共に48歳であり、1〜2部
の中では最年長に近い状況です。
なので、対戦相手はたいがい年下の活きのいい若者を相手にする
ことになるのでした。

しかし、頑張った48歳ペアは、いずれも接戦ながら勝利を収め
気を吐いて2勝することができたのでした! イヨ〜シ!

ただ、やはり2部ともなると、現時点のHiwakaiの実力ではいかん
ともしがたく、圧倒的な実力差を見せつけられて、結局いずれも
1-2での2敗となってしまったのでした。

次回は2月16日です。そこで泉北バードに勝てれば残留の目が出て
きますが、基本的にはキツいだろうなぁ・・・
まあ、また自分の試合を頑張るのみですね。



さて、今回最も報告したかったのは、まさやん主導としては初の
遠征講習会 in 北海道のことです。

1/24(金)深川市、1/25(土)札幌市の二か所で実施しました。

初めての自主的講習会というのにも盛り上がっておりましたが
その場所が北海道!というのにも、僕の胸の鼓動は高なって
いました。
オヤジギャグで言うと「ドキがむねむね」状態です!?

ブログ読者さんのikuminさんと、JR砂川駅で待ち合わせして
感動の初対面に緊張しながらも、普通だったら絶対知り合う事の
できない方との運命的な出会いに、満面の笑みで爽やかに挨拶
させて頂いたのでした。

当日の北海道は、大寒波が去った後で、現地の方に言わせると
「寒くない」とのことでしたが、大阪では決して見ることの
できない程の大量の雪や、純粋に低い気温に、寒がりの僕は
動きがカクカクなるくらい、小刻みに震えておりました。
つまりはとっても寒かったのでした・・・(^^;

ikuminさんは、さすがに現地の方らしく、完全な雪道もスイスイ
軽快に運転していました。

真っ白な道路の脇には、道の範囲を示す紅白の縞のポールが所々に
立てられておりました。
ikuminさんは、そのポールのことを「ボッコ」と呼んで、僕は
一瞬「んっ?」と分らなかったのですが、一面、雪しかない所を
走っていて「ボッコ」らしきものは、そのポールしかありえない
とすぐに理解して、僕は何食わぬ顔で「ボッコ」をあたかも
既知の言葉のように、得意のツッコミも入れずに会話を続けたの
でした(^^)

後の飲み会でikuminさんにそのことを打ち明けたら、ちょっと
悔しがっていました!?
ちなみに「ボッコ」とは「棒っ子」のことのようです。
北海道の方は、「〇〇っ子」と「子」を付けて呼ぶことが多い
そうです。

そういえば「どじょっこだ〜の、ふなっこだーの」って歌が
ありましたね!(あれは秋田の歌だそうですが)

ということは魔女っ子メグちゃん、の作者は北海道出身、なわけ
ないか(^^;

ikuminさんには、レッスン前の観光として、岩瀬牧場に連れて
行って頂き、美味しいと評判のアイスクリームを食べさせて
もらいました。
あまり甘いものは食べない僕ですが、このアイスは美味しかった
です。

DSCN2571.JPG

DSCN2573.JPG

そして、若干の緊張と大きな感動の初講習会です!

場所は深川市総合体育館のサブアリーナ(3面)でした。
外は深い雪に覆われていて、さらにどんどん雪は降り積もって
いたので、アリーナ内も寒いかなぁと思っていましたが、その
心配は無用で、北海道の体育館はどこもしっかり暖房が効いて
いて、むしろ大阪より暖かく、とても快適にレッスンできました。

DSCN2576.JPG

深川市総合体育館前にて 辺りは一面の銀世界!

人数は6名でしたが、大阪からやってきた謎の男!?の講習会に
参加して頂けたことを思うと、ikuminさんの人数集めの努力は
並々ならぬ熱心さだったと想像され、その熱いご期待に応えようと
遠征前にはレッスン内容をしっかり事前準備して、3時間という
限られた時間の中で、どうすれば最大限かつ効率的に、上達への
きっかけを掴んで頂けるかを考えて、簡単なことから段階を追って
次のステップに進む形を取りました。

レッスン内容は、ikuminさんのリクエストにお応えして、レシーブ
とカットを盛り込みました。
また翌日の札幌のレッスンでは、他の方の要望でスマッシュの
打ち方についても指導させて頂きました。

その中味は、普段僕がこのブログで伝えてきた内容を実践した形
でしたが、参加者の方々からは「非常に良かった」または
「良かった」との嬉しいご感想を頂いております。
(実施後のアンケート回答による)

そして、同様の講習会があったら今後もぜひ参加したい!との
ことでしたので、数か月以内に再度実施されることは間違いあり
ません。

今回、収支的には決して黒字にはなりませんでしたが、それは
第一回目ということで、まずはとにかくやってみよう!とにかく
前に進んでみよう!たとえ黒字ではなかったとしても、北海道に
行けて、バドを教えて貴重な出会いが得られて、僕のライフ
ワークであるコーチングができるなら、お金には換えられない
貴重な経験が積めるならと、最初から承知の上でした。


深川市でも札幌市でも、レッスン後は参加者の方々と楽しいお酒
を酌み交わしました。

特に、初日の深川市では、居酒屋マスターの異名を持つK戸さんが
良さげな居酒屋「桃源郷」をセレクトして頂き、美味しい地元
料理と、美味し過ぎるビールを、楽しいトークと共に堪能して
いたら、酒量は進みに進み、二次会のスナックでカラオケを絶叫
して、気が付いたら2時20分まで盛り上がってしまいました。

DSCN2577.JPG

深川市一次会「桃源郷」にて

札幌では、レッスン用にコートを貸してくれていたサークルの方
4名も飲み会に参加して頂けて(毎週飲んでいるという噂も・・・)
ikuminさんの用意してくれていた最っ高に旨いジンギスカンも
頂きながらお酒も進みまくり、終盤は前日の睡眠不足で眠〜く
なってしまい、連夜で行くはずだったカラオケの余力もなく
ホテルに戻って死んだように眠りこけたのでした。


今回の北海道講習会は、まさやん主導、とは言いながら、実施に
こぎつけられたのは、完全にブログの読者さんであるikuminさんの
おかげ100%でした。

ikuminさんには体育館予約から人数集め、シャトルの準備や宴会の
予約まで、本当に何から何までお世話になりっぱなしで、また
宿の紹介、車でのピックアップ〜送迎まで、どんな優秀なツアコン
よりも精力的かつ親身になって僕の初遠征をバックアップして
頂きました。

ikuminさん、直接でもメールでもお伝えしていますが、この遠征
では本当にお世話になりましてありがとうございましたm(_ _)m

また3月か4月に再度お伺いさせて頂きますので、お手数&ご足労
お掛けしますが、その時も色々とお世話になりますm(_ _)m
今後ともよろしくお願い致します。



さて、バドの話。

<ハイバックからのクロスドロップの打ち方>

バック奥というのは、基本的に万人の弱点と言えます。
当たり前ですが、バックハンドからはフォアハンドと同じようには
強い球は打てないからです。

特に、相手がハイバックで打ちにいく場合、そこからまさか強い
スマッシュはこないでしょうから、ダブルスでもシングルスでも
その瞬間、ネット前への返球を強く意識に置いて、次の甘い球を
待つ、ということになります。

また、その場合の返球も、基本的にストレートが多いことから
ストレートの前への返球に大きくヤマを張ることができると思い
ます。

ですので、ハイバックから打つ側としては、その体勢からそこへ
つまり、ストレートの前にばかり返球していては、ハイバックの
体勢になったら終わり・・・になってしまうので、配球の選択肢
を増やす意味合いで、他の場所へも打たなければなりません。

そのひとつがクロスショットなのです。

バック奥からのハイバックで、相手側のクロス奥にクリヤーで
弾き返すことができたら話は簡単なのですが、そのショットを
打つとなると、かなりの技術・パワーが必要となります。

それはそれで練習を重ねるとして、さしあたっては、ハイバック
からクロスにドロップ・カットを打てるようにしたいものです。

クロスに打てるようになるだけで、相手としては待たなければ
ならない返球の可能性が2倍に増えるわけですから。

ではどうやって、ハイバックからクロス方向に狙うのでしょうか
・・・?



ラケットを立てて、ストレートに落とすのと同じスイングで
ウエスタングリップに握り換えて振るのです!
(正確には「ウエスタングリップ気味に」)



ウエスタングリップというのは、床に置いたラケットを上から
わしづかみにする形で握るグリップのことを言います。

イースタングリップでは、ラケットを持ってみると、ラケット
ヘッドは縦になり、ガットの面は見えないのですが、ウエスタン
グリップの場合、ラケットを持つとガットの面が完全に見えます。

イースタングリップでサムアップ(親指をハンドルに付けること)
して、ハイバックからストレートに落とすのは難しい技術では
ありませんが、その握りのままクロスに打とうとすると
ラケットを斜めに寝かせて、手関節の背屈(手の平を手の甲側に
折ること)を使って、その微妙な感覚でコントロールするしか
ありません。そして、それはとても難しく、非常に感覚の優れた
人にしか、安定したコントロールは不可能だと思います。

そうではなく、そこをウエスタングリップ(気味)に持ち換えて
ラケットを垂直に立てて、ストレートに落とすのと同じスイングに
した場合、ラケット面がクロス方向を向いているので、それほど
繊細な感覚を持ち合わせていなくとも、シャトルはクロス方向へ
飛んで行ってくれるのです。それは面がクロスの方を向いている
からです。

この打ち方を覚えると、クロスへのコントロールが飛躍的に向上
します。
ストレートでもクロスでもフォームは同じ、というシステマチック
な打ち方をしているからです。

バドミントンは、動きながら動いているシャトルを打つ競技です。
そのような状況で、ショットを安定させてコントロールを向上
させるためには、体にしっかりとした基準を持たなければなり
ません。

バドミントンのコートやネットは動きませんので、打つ方も
打つ瞬間には極力大きな動きは抑え、少しでも安定したフォーム・
動作でスイングするべきです。

前述のように、手首を背面に折って、感覚でクロスに持っていく
打ち方ではなく、しっかりラケットを垂直に立てて、ウエスタン
に持ち換えて、ラケット面がクロス方向45°を向くようにして
そのままストレートに打つようにすれば、シャトルは難なく
そして安定して、クロスに飛んで行ってくれることでしょう。

試してみて下さい!

***************************


僕は現在、会社には勤めておらず、個人事業主ということで
楽しみながら、バドミントンのレッスン教材の制作に集中して
おります。

一方、上記のように直接指導のレッスンにも、積極的に取り組んで
いきたいと思っております。

僕の事業の屋号は「e-Badminton(イー・バドミントン)」に
しました。
屋号のeの意味は

* enjoyable(楽しめる)
* educational(教育的な)
* electronic(電子媒体上の)
* e(=良い)

の4つの意味を込めました。
我ながら、良いネーミングだと思っております。

そして、事業活動を実施していくにあたり、重要なものを忘れて
いることに気づきました。名刺です。

現在では、名刺はネットで無料作成してくれるところもあったり
自作という手もありましたが、僕はしっかりしたものが欲しいと
思いましたので、50歳シングルス全国3位の楠本さんに依頼する
ことにしました。

楠本さんは、デザインの仕事をされており、株式会社サン創美の
代表取締役社長として、東奔西走の忙しい日々を送られています。

楠本さんにメールをして、これこれこのようなイメージで名刺を
作って頂きたい旨お伝えしたところ、さすがはプロ!翌営業日には
デザイン案数点を綺麗に仕上げて送ってくれました。

その後、何度かのやり取りを経て、とっても素敵でイカした名刺が
できあがりました!

しかも楠本さんは、僕の北海道遠征に間に合わせるために、納期も
急いでくれて、しかもしかも、僕のマンションまでわざわざ届けに
きてくれたのです!!!

楠本さんには、丁重にお礼を申し上げたと共に、記念すべき最初の
一枚の名刺は、楠本さんに捧げました。
楠本さん、その節はどうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。


さて、明日・明後日(もう今日・明日ですが・・・)は近畿シニア
(近畿総合シニアの部)です。
僕は45歳の単複に出場しております。
ダブルスは、30歳の時、第一回近畿シニアで優勝した以来、不出場
だったので、今回が初めてのようなものです。
これに勝てば「近畿チャンピオン」となりますので、しっかり
実力を出し切って、良い結果を出せるよう頑張ってきます。

そしてシングルスは連覇がかかります。
バドミントンプロと自称している割には、少ない練習量なのですが
これまた実力を出し切って連覇して、美味しいお酒を飲みたいと
思います。

結果はまた報告させて頂きますので、楽しみに!?待っていて
下さいね。

ではまた!
posted by まさやん at 00:18| 大阪 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月10日

自分より上手い人と組むとミスが増えるのは仕方ない

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
昨年も大変お世話になりましてありがとうございました。
本年も引き続きどうぞよろしくお願い致します。

皆さんは、どんな年末〜お正月をお過ごしでしたでしょうか?
怒涛の忘年会〜新年会でお酒漬けとなって、忘年どころか当日の
ことさえ記憶無くしてしまったりしていませんでしたか?(僕)

昨年を振り返ってみると、僕としてはとっても良い一年でした。
○○というビッグイベントがありましたし、生活に便利な場所へ
引っ越すことができましたし、バドミントン的には、何と言っても
大阪初のマスターズ優勝を果たすことができて、大げさでなく
一生忘れられない大切な経験と思い出を残すことができました。


そのマスターズですが、メンバーの都合を調整していたところ
祝勝会開催は年を越してしまい、年始早々の1月5日となりました。

時間に余裕のある!?僕が幹事を買って出ました。
参加者は、都合で来られなかった利川さんを除いて、大阪チーム
男子女子全員に加えて、長く大阪チームの責任者としてお世話に
なっていた佐藤さんも、転勤先の札幌から一時帰省のタイミング
に合わせて、大阪協会新年会(昼間開催)のダブルヘッダーを
おして参加してくれたのでした。

このメンバーと会うのはマスターズ以来でしたが、こうして
改めて集まってみると、みな錚々たる顔ぶれで、僕もエラい方々
の中に居たもんだなぁと思いました。

マスターズ監督かつ当日が誕生日だった有田くんの乾杯ご発声に
始まり、飲み放題ということもあり、楽しい宴は穏やかに朗らかに
盛り上がっていきました。

僕としてはいつもの流れで、ビールの後はチューハイか焼酎かな
と思っていましたが、見市が

「ワインのデキャンタを頼んでみよう」

ということで、運ばれてきた赤ワインを飲んでみると、これがまた
美味しかったですし、少し飲んでグラスが空いたら、ここぞと
ばかりに有田嫁さんが速攻で注いでくれるので、食べることも
幹事であることも忘れて、ただひたすら飲んでばかりでした・・・

途中、参加した皆さんに、マスターズについて一言ずつコメントを
話してもらう時間を設けました。
みなそれぞれの気持ちを話してもらうたびに、あの時の思い出が
色鮮やかによみがえってきました。

と言いながら、その時僕は既に相当出来上がっていたので、自分が
話したこと以外はあんまり記憶に残っておりませんが・・・

ただやはり、女性陣の応援含めて、みんなの力があの時上手く
噛み合って、チームとしてお互いフォローしあえたことで、最高
の結果につながった、ということだったと思います。

みな、来年も頑張るぞ!という気持ちでしたが、その前に大阪で
勝たなければなりません(^^;
この素敵な方々と、また楽しい宴会をするためにも、これからも
頑張って、4たびマスターズ代表になれるようにしたいです!

当日の参加者との記念写真です。この頃から僕の意識は飛びかけて
いました・・・

DSCN2558.JPG

盛り上がりのままに、二次会のカラオケに突入しましたが、僕は
得意であるはずの「TSUNAMI」がスベったのと、僕の「全力少年」
で締めてもらったというおぼろげな記憶があるようなないような。
まあ、年始からギン飲みできて予定通りです!?



新年の記事は短めに(^^) では、バドの話。


<自分より上手い人と組むとミスが増えるのは仕方ない>


バドをやっていて、自分と実力が全くイーブンの人と組むという
のは、殆どないことです。
程度は違いますが、自分より上手いか、あるいは下か、のどちらか
です。

自分より実力が下の人と組む時はいいのですが、自分より上手い
人と組むと、いつもよりミスが多くなってしまうと思いませんか?

その一つの理由は

「自分より上手い人と組むと緊張するし、ミスしたらいけない!
とプレッシャーがかかってしまうので、余計にミスってしまう」

という、つまりは精神的な理由だと思います。

これは、僕のように、ある程度達観(なのか無責任なのか!?)
できれば「これが僕のプレーだからしゃあない」と、必要以上に
申し訳ないとか恐縮する気持ちは無くなるのですが、普通の人は
上級者に気を遣い、恐縮して、緊張することで、いつもよりミス
が増えてしまうのだと思われます。

それは確かに的を射ていますし、その通りではありますが、実は
自分より上手い人と組むとミスが増えるのは、物理的にしゃあない
ことなのです。

それは・・・

「自分より上手い人は、自分よりミスが少ないから、ラリーの中で
自分が先にミスる確率が高くなってしまうので、その結果ミスが
増えるように感じてしまうから」

なのです。

そうなんです!上手い人と組むと、例え自分が良いプレーをして
いたとしても、自分より下の人ならミスしてラリーが切れるような
場合でも、上手い人はラリーがつながるので、先にミスするのは
自分、ということになって、結果、ミスが増えているように思う
のです。まあ、実際に増えてはいるのかもしれませんが。

これこそが、無責任かつ能天気な開き直りかもしれませんが
そういう仕組みでミスが増えているんだ、と思うことで、上級者と
組む時に、少しでも心理的に楽になることができれば、伸び伸び
プレーができて、却ってミスが減ることになるかもしれません。

上級者と組むとミスは増える。これは物理的な事実ですので
あまりプレッシャーを感じたり、ミスを気にし過ぎることなく
どんどん上級者と組んでもらうようにすれば、上達も速くなると
思います。

***************************


話は前後しますが、年末に実家帰省した時に、久しぶりに鎌倉に
行ってきました。大みそかです。

鎌倉の大仏、銭洗弁財天、建長寺、鶴岡八幡宮と、有名どころを
ざ〜っと見て回りました。

鎌倉の大仏と言って思い出すのは、以前の会社で韓国担当をして
いた時に、韓国の代理店の方が、韓国のお客さんが来日することに
なった時、どこに連れていけばいいのか悩んでいたところ

「観光場所?いいところがあるじゃないですか!鎌倉のおおぶつ」

と言っていたことです(^^)

久しぶりに見る大仏さんは、青く澄んだ冬空に映えて、堂々とした
威厳を漂わせていました。

DSCN2493.JPG

初めて、大仏さんの中にも入ってみました。
入ってみると、思ったより狭いと思いましたが、当日は非常に良い
お天気でしたので、大仏さんの内側に手を当てると、温かかった
のが印象的でした。

その後、銭洗弁財天にも初めてお参りしました。
急峻な坂道の途中の岩山をくり抜いたトンネルがあるのですが
それが銭洗弁財天への入り口なのでした。
その時持っていた小銭は500円玉しかなかったので、「これが100倍
になりますように!?」と現金なお祈りを捧げながら、銭洗い用の
ざるを水に浸して、しっかりと洗っておきました。
この500円が欲しい方、特別に5万円で販売します!?(即100倍)

参拝客の中には、1万円札を洗っている人もいました。それこそ
現金なものですが、それでは「札洗弁財天」になってしまうので
御利益はないんじゃないかなぁ・・・?

その後建長寺は時間の関係でさらっとだけ見て、最後に鶴岡八幡宮
でしっかりお参りして、今年(去年)のお礼と来年の飛躍を祈り
親父の待つ実家へと戻ったのでした。

DSCN2514.JPG
桑田さんがコンサートをした建長寺の本門。建長寺に隣接している
のが桑田さんの母校である鎌倉学園。

DSCN2518.JPG
鶴岡八幡宮の大銀杏があったところ。(大風で倒木)
土中の根から新芽が出てきており、移植した幹からも新芽が出て
きているそうです!

最近、御朱印にはまっている僕は、上記4ヶ所全てから御朱印を
頂きました。
あんなように見事に習字ができたらなぁ、せめて筆ペンだけでも
といつも少しだけ思います。



ここ最近の僕は、ほぼずっとパソコンの前に張り付いています。
そうなんです!かねてから宣言していた、レッスンDVDの編集作業
に没頭しているのです。

パートナーかつ親友であり、かつ上級者の見市の全面的協力を得て
昨年末、ようやく第一回撮影を実行したのでした。

しかしながら、当然そんなことは今までやったこともなかったので
当日は機材のセッティングだけで小一時間を要してしまい、また
実際の撮影になっても、試行錯誤の繰り返しで、当初考えていた
進め方とは、当日になって全く異なる撮影となってしまいました。

まあでも、とにかく前に動いてみないことには、何が良くて何が
良くないのかすら分りませんので、動きながらその都度軌道修正
していくのでよいと思っています。

制作するDVDのモットーは

「細かく、そして丁寧に、痒いところに手が届いて、しかも
分りやすい」

です!
今までのレッスンDVDとは、一味もふた味も違う、素晴らしい教材
に仕上げますので、完成を楽しみにしていて下さいね!

現時点では、編集作業が「隔靴掻痒(かっかそうよう)※」です。
痒いところに届くためには、編集ソフトに早く慣れないと・・・

ではまた!

※「隔靴掻痒」=靴の外部から足のかゆい所をかくように、はが
        ゆく、もどかしいことをいう。(広辞苑)
posted by まさやん at 16:29| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月18日

ネットの高さくらいの中間球は丁寧に打とう

さて、気が付くと早くももう師走に突入してしまいました。
陳腐過ぎる言葉ですが、月日の経過する速さは、年々加速度を
増して、一日一日、いや、一週間、いや、ひと月が飛ぶように
過ぎ去っていきます。

生まれたからには、やはり何か価値のあることをやっていって
ひとかどの人間になりたい、などと殊勝なことを常日頃から
考えてはいるのですが、改めて確認してみると、日常の些末な
用事をこなしているだけでも、あれこれとやることが重なって
一日を振り返ってみても、大したことできなかったなぁ、と反省
しきりな日も少なからぬまさやんなのでした・・・

でも、いつも心は前向きに、明るく楽しく元気よく!それに加えて
世の為人の為、という気持ちで、これからも頑張っていきます。

さて、出来事にいつも遅れがちなこのブログですが、また過去に
遡ります・・・



先月30日はちょっと嬉しい日でした。

なんと、この僕が、四條畷市から表彰されたのですから!!!

四條畷市の体育の発展に大きく貢献したという理由で、四條畷市
から「体育奨励賞」なるものを頂いたのです。

僕が四條畷市民になったのはつい最近のことではありますが
以前から、四條畷準市民を標榜していた僕は、バドミントン教室
で講師を請け負ったり、市民大会に参加したり、その他もろもろ
それなりに四條畷市にはバドミントンで貢献していたように思い
ます。

そのことを気遣ってくれていた四條畷市バドミントン協会会長の
橋本さんは、何とかして僕を表彰してあげたいと今まで画策して
くれていたのですが、いかんせん本当の市民ではなかったため
実現には至らなかったのでした。

しかし、晴れて準の字が取れて本当の市民になったということで
橋本会長にご尽力賜り、栄誉ある賞を頂戴することができて
とても嬉しかったです。
ちなみに受賞理由は、今年の全国社会人クラブ個人戦45歳単優勝
でした。

その他、大阪で団体優勝した田原中学校バドミントン部や、team
UJの宇治兄弟など、バドミントンの盛んな四條畷市ならではの
受賞シーンだったように思いました。

そして、先般大阪で優勝した田原スマッシュBCの萩原祐希くんも
同じく表彰されたのでした。

IMG_1717.jpg
感謝の弁を述べるまさやん

DSCN2387.JPG
一緒に表彰された萩原祐希くんと

DSCN2386.JPG
僕を推薦してくれた橋本会長と

表彰された人は、何かひとこと喜びの弁を述べるのですが、僕は
少し笑いを取ろうとして

「このような栄誉ある賞を頂きありがとうございます。このように
表彰されるのは、小学校の時に 良い歯のコンクール学校代表に
なった時以来ですので嬉しいです」

と言ったら、少しウケました。成功です!?

当日は、四條畷市長や市議会議長なども来られていて、厳粛な
とまではいきませんが、襟を正して背筋を伸ばさざるを得ない
真面目な雰囲気で、普段はC調な僕も大人しく!?していたので
した。

橋本会長どの、お気遣い頂きましてありがとうございました!
しかも表彰式終了後、近くの「和食さと」にて、昼食までご馳走
になってしまいました。
しかもしかも、セットの飲み物を、僕だけ生ビールを注文し
体質的に飲めない橋本会長をよそに、一人幸せに浸っていたの
でした。橋本会長、スミマセン・・・

しかし橋本会長は、普段から僕の酔った状態以上のハイテンション
の方だし、その時も会長のマシンガントークに、ほぼ相槌を打つ
だけの状態でしたので、会長もスッキリしたご様子でしたから
気分良さ的にはイーブンだったのでは!?と思われます。



そして、車を買い換えました。
慣れ親しんだオデッセイから新型フィットにしたのです。

オデッセイはカッコよくて運転もしやすくて荷物も運べてパワーも
あって、大好きな車ではあったのですが、使い勝手の面からは
少し大きすぎたので、コンパクトサイズに換えたのでした。
アイドリングストップ機能もついており、ガソリン車ながら燃費
は24.0km/l!も走ってくれるので、自然にもお財布にもエコな車
です。

特筆すべきは「パドルシフト」なるものも採用してみました。
これはハンドルの向こう側の両側に、手前に引くレバーがあり
右のレバーを手前に引くとシフトアップして、左のレバーを引くと
シフトダウンするというものです。
マニュアル感覚を味わおうという代物ですが、フィットは決して
そんなスポーティーな車ではありませんね・・・(^^;
使うのはエンジンブレーキを効かせたい時くらいでしょう。


そして日常の移動用として、バイクも購入しました。
ヤマハのシグナスSRです。
燃える男!?にふさわしく、色は「ビビッドレッドメタリック」
を選択しました。
125ccですので、大きな道でも車の流れに難なくついていけて
なおかつ渋滞とは無縁ですので、僕の日常の足はこちらになると
思われます。
大きな体を折り曲げて!?窮屈な前傾姿勢で颯爽と駆け抜ける深紅
のスクーターを見かけたら、いや、それにラケットバッグを
背負っている姿を見かけたら、それは高い確率でまさやんだと
思われます。
僕とおぼしき人とすれ違ったら、北海道でのツーリングのように
ピースサインをお願いします!?


物でも環境でも、何か変化があることは刺激になって良いですね!
刺激がないと人生楽しくありませんので、これからも毎日普通に
刺激を求めて、人生に変化を与えていきたいと思います。



では久しぶりにバドの話。


<ネットの高さくらいの中間球は丁寧に打とう>

バドミントンでやってはいけないのは「Unforced error」つまり
自分からミスしてしまうことです。
それだけで、相手は労せず1点をもらえることになりますので。

とは言え、動き回りながら、動かされまくりながら(^^;
相手のコートを狙いつつ打つ中では、どうしても全くミスしない
というわけにはいきません。
どれだけ練習していても、どれだけ正確なショットを身に着けて
いても、5cmアウトにしてしまったり、ネットの白帯に当たって
しまうミスを防ぎきることは不可能です。

しかし、これだけはやってはいけないミスというのが、ネットの
中段(下段!?)に引っかけるミスです!!!
このミスについては、残念ながら夢も希望もありません・・・

ネットを越えて、僅かにサイドアウトしてしまうショットは
もしかして相手がインと判断ミスして取ってくれるかもしれません
が、ネット中段に引っかけた場合は、完全にそこでラリーが切れて
しまいます。

そういうミスが出やすい状況が、標題の「ネットの高さくらい」
の球を打つ時なのです。

一昨日のミズノスクールでも、生徒さんに事前に注意を促して
いたにもかかわらず、そういう状況からネット中段ミスを何度も
見かけてしまいました・・・

上から打つ、つまりオーバーヘッドストロークで、スマッシュを
打つ場合は、こちらの打点のところから見える相手コート面積は
打点が高ければ高いほど広くなりますので、自然、ミスは少なく
なるはずです。狙える範囲が広くなりますので。

しかし、ネットの高さ付近の球を打つ場合、ネット上を通過して
相手コートに入れるには、必ず力の加減が必要となってきます。

緩い球を置きにいったら、コートに入れることはできるでしょうが
少しでも相手に楽をさせないためには、そういうショットは選択
できません。まあ、ミスるよりはましですが。

中途半端な高さの球を、ミスらずに、かつできるだけ強い球を
返す。
これはなかなか難しいことなのかもしれませんが、まずはそういう
中途半端な高さの球は難しく、ミスしやすいんだ、ということを
しっかり認識しておくことが、重要な考え方だと思います。

普段からそう意識しておくことで、そのような状況になった場合に
極力強く、でもミスりやすい状況だから丁寧に、という思考が
生まれてくるのだと思います。

そういう状況で全力でドライブを打って、相手コートのバック
バウンダリーライン付近に「ズバッ!」とエースが決まれば
素晴らしく気持ちいいことなのは分りますが、そういうショットは
費用対効果が悪すぎるのです。

つまり「エースになる確率=ダウン」「ミスする確率=アップ」
だからです。

正論を言えば、そういう状況でもズバッと打てて、エースを奪える
ように練習を積むべきなのでしょうが、そこまでになれるほどの
練習時間はなかなか割くのは難しいと思われるので、即効性の高い
方法として

*ネットの高さ付近の中間球は、丁寧に押し込む。
*強さを少し損なったとしても、まずはネットを超す。

これを実践できれば、相手に無駄な点を献上する機会が少し減って
接戦で負けていた試合を勝つことにつながるかもしれませんよ!


***************************

昨日は、甥の二十歳の誕生日でした。
甥が二十歳だなんて、僕も歳を取ったものです・・・
二十歳の節目でしたので、僕からおめでとうメールと共に、人生の
先輩として、ありがたい(ありがた迷惑!?)アドバイスを送って
おきました。

内容はいつも僕が言ってるようなことなんですが、特別に!?
皆さんに抜粋を公開します。

*生まれてから二十歳までの人生はなかなか長かったと思うけど
 これからの人生は、年々、月日の経過が早く短く感じられる
 ようになってくる。

*よく中年のオヤジが「気がついたら60歳になってたわ」などと
 言っているが、それは実際にそういうものである。

*なので、できれば今くらいの時点で、今後の人生をどのように
 していくか、していきたいのか、考えておいた方が良い。

*今すぐに「これだっ!」って分らなくとも、普段から常に意識
 していることで見えてきやすくなると思う。

*誕生日に縁起でもないが、将来亡くなる時に
「ああ、今回の人生は楽しかった!悔いはないな!」って思える
 ような生き方をしてほしい。

*少なくとも誰かの役には立っていってほしい。何か大きな事は
 成し遂げられられなかったとしても、周りに居る人に良い影響
 を与えられるような。

*何かをする時には「これは僕の人生が楽しく有意義になること
 かな?」という視点で考えていったら良いと思う。

バドミントンでもそうですが、他人に何かを教えることによって
改めて自分自身で気づくことがあります。

今回、甥にアドバイスしたことは、自分自身へのアドバイスにも
なっていましたね(^^;

僕の大好きなビリージョエルは「Tell her about it」邦題
(あの娘にアタック)の中で、こう語っています。

Listen boy.
It's good information from a man who's made mistakes.

いいかい?よく聴いとくんだ!
これはたくさん失敗してきた叔父さんからの、貴重なアドバイス
なんだぜ!(ものすごい意訳 by まさやん)

今、あれこれ悩んでいるようなことも、自分の人生の終幕である
臨終の瞬間から見てみたら、殆ど取るに足りないような事だと
思います。

いや、その場その場では、それぞれ大事な問題なのでしょうが。
でも死んだら、そんなこともこんなことも、オールクリヤーです。

ここで僕が強調したいのは、やりたい!でもやったら人がどう
思うだろうとか、こっぱずかしいとか、自信がないとか、自分が
やりたい事に躊躇してしまっているような状況は、遠慮や躊躇なく
打破して、シンプルにやりたいことはやってしまおう!という
ことです。

だって、そもそも「やりたい」んだもん(^^)

僕のやりたいことの一つは、全国のバドミントン愛好者に効果的
なレッスンをして、上手くなってもらい、練習や試合で上達を
実感して喜んでもらうことです。

そのために現在DVDを制作しているのですが、対面でのレッスンも
これからどんどん実施していきたいと思っています。
ご要望があれば、お気軽に連絡下さい!

その記念すべき第一回遠征講習会を、北海道のブログ読者さんの
取り計らいで、来月実施することになりました!
講習会で北海道遠征って、スゴいことですね。

現在のところは、メンバー集めは読者さんにお願いしてしまって
いるという非常に申し訳ない状況ですが、まずは第一回目ですので
人数や収支にこだわらず、まずは実施します。
気分は「Pay it forward(ペイフォワード)」です!

これからも引き続き楽しくためになるレッスンを頑張っていき
ますので、今後ともよろしくお願いします。

おっと、今日はまだご飯食べてなかった・・・
僕の大好きな「かつや」に行ってこよっと!
これが今一番僕の「やりたいこと」でした。
レベル、低っ(^^;

ではまた!
posted by まさやん at 15:48| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月28日

祝! 楠本さん、初の全日本シニアシングルス3位

昨日、全日本シニアについての報告をしましたが、まだ報告すべき
重要な結果がありました。


それは・・・


大阪の楠本直樹さんが、50歳シングルスで、念願の、初の3位
なられたのです!
バンザーイ!!!やった〜!!!おめでとうございます!!!

楠本さんは、大阪、いや近畿、いや全国でも名の通った実力者
ではありましたが、全日本シニアにおいては、ベスト4の厚い壁に
跳ね返され続けておりました。

それでもベスト8には何度も入賞されているので、それで十分
スゴいと思うのですが、やはり8と4では全然違います。
賞状がもらえるかもらえないか、もありますし、最終日にプレー
できるかできないか、ということですので。

楠本さんは、仕事を独立されて、自らが代表者として東奔西走
される忙しい中でも、バドミントンへの熱い思いは絶やすことなく
精進を重ね、ずっと目標とされていた4強入りされたことは
同じシニアバドミントンプレーヤーとして、本当に尊敬します。

楠本さんは、マスターズで大阪チームが優勝した時も、自分の事の
ように、心から本当に喜んでくれました。
そのことが僕も嬉しくて、年上の方ではありますが、仲間・同志
のように感じております。

楠本さんの3位入賞、僕も心から嬉しいです!
優勝された江藤さんには負けてしまいましたが、それもまた新たな
次の目標として、きっとあくなきチャレンジを続けられること
でしょう。
そしていつかは、歓喜の日本一を勝ち取って、感動の涙を流し
江坂あたりでギン飲みしたいものです!
その時は、畑下にお店を予約させます(^^)

いや、今回の3位も、是非ともお祝いの飲み会をしたいですね!
畑下どの、幹事を申し付けまする!よろしくです。

重ねて、楠本さん、日本3位、おめでとうございます。



そして、わがHiwakaiの岡本さんも、65歳シングルスで、昨年に
続いて3位となられました。
2年連続での4強は、岡本さんの確固たる実力を物語っていますね。

岡本さんは、御年67歳ではありますが、20歳近くも年下の僕や
10歳近く年下の幡野さんなどに、いつも果敢にシングルスを挑んで
こられます。

年齢差から若い方が勝つのではありますが、決められたら歯がみ
して悔しがり、エースを取ったら鬼の首を取ったように破顔一笑。
負けることを恐れず、自分の実力向上のために、若い者にどんどん
挑戦していることが、岡本さんの好成績をキープしていることは
間違いありません。

これからも、遠慮なくどんどん僕をヒッティングパートナーとして
トレーニングの一環として使って頂ければと思います。

岡本さん、全国3位、おめでとうございます。


そして、同じくHiwakaiの幡野さんも、ベスト8入賞されました。
おめでとうございます。
かつて準優勝されているので、ベスト8では満足いく結果ではない
のかもしれません。

しかし、膝に痛みを抱えている中で、3回勝っての8入りはやはり
さすがだと思います。
4決めの試合もファイナルで惜しかったみたいでした・・・


周りの皆さんがしっかり結果を出されているので、次こそは僕も!
と思います。
まずは2月の近畿シニアで、単複優勝目標に、また頑張っていき
ます。

以上、嬉しい報告でした!
posted by まさやん at 09:33| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする