痛恨の肉離れ以来のバドでしたが、基礎打ちでの感覚は、若干身体は重かったものの
インパクトの感覚はそれほど鈍っていなかったので、まあこれならそこそこいけるだろう
と思って試合に臨みました。
背筋の痛みは、気にするほどでもなかったですが、親愛なるドクター村尾さんからの
「ぼちぼちやって下さい」というほんわかとしたアドバイスに従い、落ち着いてプレー
しようと思いました。
僕は第一シード(自慢しておきます!)なので二回戦から。
対戦する相手は、全然知らない坊主頭の若いにーちゃんでした。
1ゲーム目は様子を見つつも、去年奏功した「スマッシュ主体」で、攻撃を積極的に
仕掛けていき、また相手のミスも多く、21−15位で難なく先取しました。
その段階で僕は勝利を確信し、応援してくれていたチームの方にも「これは楽ですわ」と
対戦相手に聞こえないように、勝利宣言したのでした。
ところが、2ゲーム目に入っても、スコアは一進一退の膠着状態。早いことリードして
楽になりたかったのですが、僕のミスが定期的に出るのと、相手の動きが段々良くなって
きて、最後に抜け出されて2ゲーム目を落としてしまいました。
しかし、折角の試合!休日に早起きしてまで体育館に乗り込んで、むざむざ初戦で
負けるわけにはいきません。
ファイナルもスマッシュ主体で行ったつもりでしたが、相手の調子も上がってきて
拾われるようになってきて、また相手もガンガン打ってくるスマッシュを、遅い動きの
僕がアップアップで拾ってネット前に返すのですが、僕の返球がストレートのネット前に
しか返せていない事に気付いていた(と思われる)相手は、スマッシュ後猛然とネット前
にダッシュしてきて、そんなに浮いていなかったと思う僕の返球を、僕のボディーに
プッシュしてきたのです。
動きの鈍かった一昨日の僕にはペースを変える能力が無く、また、決めようと打つ
スマッシュやカットも、ちょっとずつコントロールを失ってミスとなり、ファイナルは
13−21くらいの大差で敗れてしまいました。
思えばちょっと2ゲーム目でなかなか点差をつけられずに、焦ってしまったかも・・です。
気持ちの持ち方としては、自分では冷静なつもりでしたが。
まあしかし、何と言っても負けは負け。当日の実力はそこまでだったということです。
勝つことは気持ち良いですが、負ける悔しさも、練習へのモチベーションとなります。
終わった事はさっと気持ちを整理して、また次回の試合の向けて精進したいと思います。
僕の試合は、そういうわけで早々に終了しましたが、同じチームの幡野さん(50代)と
真野くん(40代)、東京の単身赴任から試合の為に帰阪していた原さん(55代)
らの試合を応援する為、会場に残って線審したり応援しておりました。
幡野さんは貫禄の三連覇!実力はさすがです。また40代シングルス初参戦の真野くんも
余裕しゃくしゃくの初優勝!お二方、おめでとうございます。
残念だったのは原さんです。
同じ寝屋川市の山田さん(僕の、大学の先輩です)と準決勝を戦っておられましたが
55代とは思えない動きとショットの息詰まる好ラリー展開で、ファイナルにもつれ込む
大熱戦でした。
山田先輩には申し訳ありませんでしたが、同じチームの原さんを僕は応援してました。
原さんは、今までに幾度も山田先輩と対戦して、一度も負けた事がなかったそうですが
原さんのショットに、山田先輩は豊富な運動量でシャトルに喰らい付いて、常時1〜2点
リードのまま、マッチポイントを迎えました。
20点目を取られてしまうとラリーポイントでは絶体絶命ですが、勝負はゲームオーバー
の声を聞くまで、決して諦めてはいけません!
原さんの逆転勝利を信じて、原さんのロングハイサービスの行く末を見つめましたが
打った瞬間にアウトと分かるサーブミス・・・
あまりの淡白な幕切れに、僕は「最悪や・・・」と思わず天を仰ぎました。
きっとそれ以上に悔しいのは原さんだとは思いますが、マッチポイントを握られた時には
慎重に慎重を重ねて、ミスを出さないようにしなければなりませんね。
試合後に、原さん側の応援についたお詫びを兼ねて、山田先輩に話しかけてみました。
聞くと山田先輩、一週間に2回ほど15kmのランニングを継続しているとの事でした!
すっ、スゴイ!だからこそあんなに動けたのですね。
山田先輩の話で感銘を受けたのは、僕が普段語っている事と似ている内容でした。
「動ける時間はもうそんなに長くないから、動けるうちは頑張りたいからね! 今から
上達はしんどいかもしれんけどまあまあ頑張って同年代と当たった時は勝てるようにして
いたいんや」とのコメントでした。
う〜ん。けだし名言。僕も山田先輩や原さんの年齢になった時にも、同じようにバド
できるようにいれたらいいなあ。
まあ、今のペースを継続していれば、きっと60歳でもシングルスできると思っているの
ですけどね(^^)
来月には、間髪入れず大阪総合があります。
この試合では、やはり真野くんと組んで、30代ダブルスで上位を目指したいと思います
僕も真野くんも、改善できるポイントは山ほどありますので、これからも考えながら
少しでも上達できるように頑張っていきま〜っす!
ではバドの話。(って上記もバドの話・・・)
<プッシュレシーブは強く弾こう>
基礎打ちの種目の一つであるプッシュ。プッシュと銘打っていながら実際はレシーブの
方がメインのような気がしていますが、これはなかなかに難しいショットだと常日頃より
思っております。
理由は、ショットのテンポが速いし、ネットという障害物に向かって打たなければ
ならないので、低ければネットに引っ掛けるし、高ければ強くプッシュされてしまうので
ネットすれすれに速いテンポで、かつ色々な高さ・コースの球を返球するのは、いつも
難しいなあ、と思っているのです。
そんな難易度の高い(と思われる)プッシュレシーブですが、僕なりのコツがあります。
それは「強く弾くこと」なのです。
プッシュレシーブは、ネット際に返すショットであることから、ある種の思い込みに
囚われて、ネット際に落ちるようなふんわりと弱い球を返球する人が居ますが、これでは
コントロールが付けにくいばかりか、相手にとってもいわゆる「おいしい球」しか返球
できず、つまりはネット前からプッシュされたら、そのラリーは必ず負け、ということに
なってしまいます。
プッシュレシーブは、レシーブではありますが、レシーブからも強い球を繰り出して
相手に余裕を与えないようにしなければなりません。
だからこそ「強く弾く」のです。
具体的には、天気の良い日に干した布団を布団叩き(って言うのかな?)全力で叩く
ように、「ベシッ!」と強い音がなるくらいに、シャトルを弾き返して、ネット前の前衛
を攻撃するつもりで強く打つのです。
こうすることにより、次の利点があります。
1)ミスしにくくなる。
強く弾く、ということは、シャトルの軌道が直線に近くなるということです。
山なり軌道でネット前に返すより、直線的に強い球で返球した方が、コントロールは
付けやすい筈です。
2)相手からの返球が甘くなる。
相手がネット前で、しっかり速い球に備えている場合は別ですが、一般的には強い
レシーブがネットの白帯すれすれを通過してきた時は、前衛もなかなか対処が難しい
と思われます。
特に相手前衛のラケットが上がっていない場合などは、速いレシーブに対して慌てて
ラケットを上げる形になり、そういう体勢だとシャトルに触るのが関の山となり
前衛から強い球が返ってこない、という状況が期待されます。
強くて速くて低い返球に対しては、前衛もなかなか上手く対応はしにくいものです。
また、多少球がネットから浮いたとしても、球が速ければありがたく通過してくれる
場合も多いですし、前衛の準備不足によるミスの可能性も高まります。
3)ラリーの主導権を握れる。
普通レシーブ側に回ると、辛抱して自分達の攻撃機会に転じるのを待つ、という事に
なりますが、レシーブで攻撃を仕掛けていけば、相手も、攻めている筈が強い球が
返ってくることで、連続して攻撃する気持ちにわずかですが躊躇の気持ちが発生
します。
これはラリーが長引いて、攻撃側の体力が減ってきた時にあり得る状況だと思います
もちろん強く打つばかりが能ではありませんし、すっとクロスに流して逃げる球も大事
だとは思いますが、バドミントンに限らず勝負事は、大体において攻撃的である方が
良い結果を招くものだと思っております。
守勢になりがちなプッシュレシーブを、次回の練習からは強く弾き返して、相手前衛を
押し込む位の気持ちで「攻撃」してみては如何でしょうか?
ただ強く打つということは、速い球を打つことであり、速い球を打つと言う事は、速い
球が返ってくるということでもあります。
ですので、強く打ったその後に、次の球に対処できる姿勢を取れるようにすることも
非常に大事だと思っております。
いつも言うように「打った次の球」が大事です。くれぐれも、打ちっ放しとならない様に
して下さいね。
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本日は報告していた通り、神戸ポートアイランドにある大型家具店「IKEA」に行って
きました。
ここは4月14日のオープン以来、連日大盛況との噂を聞いておりましたので
お休みにも関らず目覚ましをセットして、開店時間前には現地に到着すべく、気合の
早起きを実行したのでした。
早起き、と言っても、7時半ですが・・・
しかし早起きは三文の得!高速も空いていて通行は順調そのもの。僕は難なく待ちに
待ったIKEAの駐車場にもぐりこむ事ができたのでした。
IKEAは10時開店ですが、僕は9時45分には到着しました。
開店15分前でしたが、入り口前には既に長蛇の列!
でも時間はたっぷりあるので、僕らは5分前になってようやくその列に加わりました。
行列は銀行のATMコーナーや、USJのアトラクション待ちのように、列を折り返させており
僕らは折り返した列の、6列目くらいに並びました。
そして待望の開店!ドアーが開き、長蛇の列がぞろぞろと動き出して、徐々に前進して
いきながら、僕のテンションもグングン上がってきました。
しかし6列も折り返していると、なかなか進まないものです。
僕が入り口の手前までくるのに、7分を要しました。そしていよいよ入場か!と思った
瞬間に、係員の人に「少々お待ち下さい」と足止めを喰らってしまったのです・・・
やはり平日といえどもそこはGW、入場者の数は多かったようで、係員は交通整理を
しながら、来場者の入場をコントロールしていたのでした。
足止め時間約5分。ようやく入場した僕は、初めて遊園地を訪れた子供のような興奮
状態にありました。
IKEAのシステムは、2Fにショールームスペースという広大な展示場があり、そこに
夥しい(また使った)数のモデルルームや家具の展示品がおいてあり、来場者はそれら
実物を確認しながら、気に入ったものをショッピングリストに記入して、レジの直前に
ある巨大な倉庫から、組み立て前の家具を自分でピックアップして、レジで精算すると
いう仕組みになっているのです。
そのようないわゆる「セルフサービス」のシステムの為、従業員はあまりおりませんが
その分価格が非常に抑えられているのです。
僕の目当てはTVボードでした。TVボード自体はかなりの種類があり、また価格も
安く、大いに購入意欲をそそられましたが、ちょっと高さ(全高)が高すぎたので
購入は見合わせることにしました。
結局購入したのは、TVボードの横に付ける為のサイドテーブルラック、お皿二枚
小型照明、マウスパッド、スウェーデンビール2缶、スウェーデンのクッキーだけでした
あんなに回ったのにちょっとショボいかな。
中には大きなカート2つ分満杯に購入している若いカップルもいました!ありゃちょっと
買い過ぎです。
会計の際、レジの女性に聞きましたが、やはり連日入場者の数は相当多いとのことで
今日も、お店にも関らず入場制限を掛けていたのでした。
そして何とレジは三段構え!横一列のレジが、縦三列となっていましたが、それでも
なかなか精算できないくらいの繁盛ぶりでした。
結局10時開店と同時に入場して出場したのは16時。6時間はあっという間に経過して
しまったのでした。
昼ご飯も食べずに歩き倒した僕は、何かご飯を食べようということで、IKEAの隣にある
イズミヤのフードコートに行く事にしました。
イズミヤも相当広大な売り場を誇っておりましたが、悲しいかなIKEAの隣は場所が悪い。
店内は寂しいほどガラガラで、申し訳ないから何か買ってあげようかとさえ思いました。
そこを、思っただけで買わないのが、僕なのですが(^^)
IKEAは今後も相当の混雑が予想されます。イズミヤの方には申し訳ないですが、空いてる
隣のイズミヤに車を停めて、徒歩でIKEAに行くというのは賢い選択だと思いました。
ただIKEAで大きい家具を買った場合は、車まで持っていくのが大変です。
と言うわけで、本日は朝から晩までIKEAで終わりました。しかし、かなり楽しかったなあ
しかし一日歩き回ったので、足が棒です・・・
今は自宅にて、早速購入したスウェーデンビールを2缶飲み干し、得意の焼酎いいちこを
梅干し入れてお湯割りで頂いているところです。
楽しい楽しいゴールデンウィークの夜に、好きなだけお酒を飲めるというのは、例えよう
もない幸せですね!
今日は自分に甘く、もっともっとおかわりして、ぐでんぐでんになって試合の敗戦を
忘れてしまいたいと思っています(実は結構悔しい・・・)
そして明日は・・・すっかり止まってしまっている、朴柱奉氏の本の翻訳でもしようかな
誰か、僕の翻訳作業にエールを下さ〜い!(作業が孤独すぎる・・・)
ではまた!
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歳のせいで休日になると早くますます早起きしてしまいます。
シングルスは残念でしたが、背中の怪我は無事で良かったですね。
まさやんにひとつ相談したいことが事があります。
ダブルスのスマッシュ・レシーブで高めに来たシャトルのアウトの見極めがなかなかできません。
絶対に受けてやると腰を低くして構えているので、肩口やボディ正面に来るとどうしても手が出てしまいます。
しかも強い打球なので返せません。見逃せば貴重な1点なのに・・・
おめおめと相手の狙いに乗ってしまう自分に腹が立ちます。このパターンの練習がなかなかできないので、今日の試合で速攻性のある良い対策がありませんか。
気構えとかコツがあれば教えてください。
では良い連休を!
PS.翻訳できたら一部でも紹介してください。
コメントを頂けると、読んで頂けているんだなあと、勇気百倍です。
ご質問の件ですが、すみません・・・今日が試合だったのですね。
ただ即効性のあるアドバイスはできそうにありませんでしたので、ご勘弁下さい。
僕が思うに、高めに来た球のジャッジは、アウトと分かる場合もありますし、アウトと思って見送っても入っていることもあるので、百発百中という訳にはいかないのが本当のところですが、わかだんなさんが自ら「なかなかできない」とおっしゃっているならば、高めの球をアウトと判断して見送る、ということを普段あまりしていないのではないか、と推測します。
「どうしても手が出てしまう」とありますので、絶対取ろう!と頑張り過ぎて、ついつい全ての球に反応してしまうのでしょう。
判断基準は、目の高さとシャトルの位置関係で決めるのだと思います。
わかだんなさんのように、あまり腰を低くしすぎると、自ずと高めの球が増えることになりますので、判断しにくいのかもしれませんね。
即効性のあるアドバイスではありませんが、まずは練習試合で、積極的に見送る!?というのは如何でしょうか?
今までは高めの球も殆ど取ってしまっていたものを、次回からは、インになっても良いので、高めの球を捨てる習慣をつけてみてはどうでしょうか?
殆どの球を取っていたのですから、どの高さがインで、どの高さがアウトかという基準が構築されなかったのではと考えます。
ちょっと時間は掛かるかもしれませんが、アウトとインの見極めの為、当面高めの球はできるだけ見逃してみて下さい。
そうすることで、徐々にわかだんなさんなりの判断基準ができてきて、アウトの球には手を出さなくなると思いますよ!
僕も昔は、速いラリーの途中で高めの球をアウトと判断できる人を「すごいなあ」と感心していたのですが、それは自分が単にできなかったからというだけで、知らず知らずに段々できるようになっていたのでした。
器用なわかだんなさんなら、必ずジャッジできるようになります!
頑張ってみて下さいね。
ちょっと先になりますが、6月15日のGTSCは参加致します。
その時は高め中心で攻撃したいと思います!?
ありがとうございました。