2008年04月06日

ショートサーブのポイント

今年も、早くも4月になりました。
4月は学校や会社が新しい年度に変わって、それぞれの方が新たな環境で新生活を
スタートさせる始まりの月です。

僕の会社も4月1日から新年度が始まりましたが、実は新年度の初日から会社を休んで
しまったのです。
と言いますのも、神奈川に住む兄と甥から突然「大阪に遊びに行く」と連絡が有ったから
です。

兄は今までに二回来阪しましたが、今の住まいに移ってからは初めてですし、甥は6年前
小学生低学年の時に、前のマンションに来た以来です。

甥はサッカーをやっていて、読売ベルディに所属している為、まとまった休みが殆ど
取れず、来阪の機会がありませんでしたが、今回連休がたまたま取れたので、親愛なる
おじちゃんの住む大阪を観光したいとのことで、急遽来る事になったのでした。

そうと決まれば、せっせと掃除しなければなりません!
うちはあまりものがなく、普段でもまあまあ綺麗な方ですが、それでもやはり親類とは
言え来客に違いはありませんので、我が家は年末の大掃除並みの作業が実施されたの
でした。

あまりものがないと言いましたが、パソコン部屋と称する実質僕の部屋は、これでもかと
言わんばかりに、本が散乱していたのでした。

僕は読書が大好きなので、本屋に言っては立ち読みし、その都度2〜3冊買うことは
日常茶飯事ですので、知らず知らずのうちに僕の部屋はどんどん本で侵食されていたの
です。

ここは一念発起、もう決して読まないだろう本を大胆にえり分けて、計58冊の本を
Book offに持ち込んだのでした。
本の値段がいくらになるかは大した期待もかけていませんでしたが、会計を聞くと何と
¥3,940にもなりました!
僕は、お店の人に「値段の基準は何ですか?」と聞いたら、「本の新しい、古いではなく
本の状態で判断しています」とのこと。
つまり、保存状態が綺麗で新品に近ければ、それだけ高く買取りしてもらえるという
ことなのです。
この話を聞いて、これから本を買った時は必ずカバーをつけてもらおうと思いました。

そして思わぬ臨時収入を得たので、お金で兄用(僕兼用!?)のビールと焼酎を買って
来たるべき酒宴に準備万端と相成りました。

兄と甥は京都でレンタカーを借りて、清水寺〜平等院〜銀閣寺〜金閣寺と、観光シーズン
たけなわのところ、初日から精力的に移動したそうです。
兄は銀閣寺を見たことが無かったそうで、それを楽しみにしていたらしいのですが
残念なことに銀閣寺は現在改装中か何かで、建物が覆われており「悔しかった」と言って
いました。悔しさを紛らす為に、銀閣寺の写真の写真!?を撮影していました。

そして夕方に最寄りの香里園着。その日は美味しい鉄板焼きの「きのした」にて
楽しい飲み会となりました。

翌日、大阪観光のガイド役として、僕は一日お付き合いしました。
まずは大阪観光の基本中の基本、道頓堀を目指して京阪電車に乗り込みました。
地下鉄御堂筋線「なんば」駅で降りて徒歩2分。
TVで何度も目にした、グリコの看板、かに道楽のかに、食いだおれ人形を目にした甥は
少し興奮気味に、買ったばかりのデジカメでシャッターを何度も押していました。

僕はというと、そこは何回か行った事がある場所なので、その場所というより喜ぶ甥を
見て嬉しい気分になっていましたが、戎橋(通称ひっかけ橋)もリニューアルして中央
部分が横に拡がっていて、よりグリコの看板に接近して撮影できるようになっていて
お〜、変わったんだ〜、と思いながら、その場所にありながら行った事のない、ある
乗り物に乗って非常に興奮したのでした。

それは・・・

ドンキホーテの観覧車です!

ドンキホーテは、ご存知の通りディスカウントストアですが、道頓堀のドンキホーテは
お堀に面したお店の外壁に、楕円形の観覧車がついているのです。
この観覧車、色は目立つ黄色で、中央部にエビスさまが満面の笑みを浮かべているので
すぐに分かると思いますが、外から見たら高さも大したことなさそうだし、あまり人も
乗っていないようなので、Book offの買取り価格同様大した期待もしていませんでしたが
これがなかなかどうして面白かったのです!

ここの観覧車は世界で一つという、座席が180度回転する仕組みになっており、乗る時
は、お堀に背中を向けて乗り、しばらくすると座席が回転してお堀側を向くのです。
最初は「まあ外から見た感じだとビルの屋上と同じ位だから、少し高く昇る程度だな」
と高をくくっていたのですが、周りのビルの屋上を越えても、まだまだどんどん上昇は
止まらないのです!
最高部ではかなりの眺望で、その後に訪れる通天閣もはっきり見えて、夜景だったら
カップルに最高の場所と断言できるくらい、素晴らしい眺めに兄も甥も僕も非常に
喜んでしまったのでした。
皆さん。道頓堀に行ったら「ドンキホーテの観覧車」はお忘れなく!

その後は、通天閣に行って串かつ食べて、梅田阪神百貨店のタイガースショップで
お土産を物色して、最後は梅田のスカイビル(空中庭園)で大阪を見下ろして、スカイ
ビルの地下の滝見小路で、ライムサワー3杯飲んで、タクシーで新大阪に行ってお見送り
して兄達と別れたのでした。
非常に楽しい時間を過ごしましたが、一日歩き回ったのと前日から飲み続けていたので
足と肝臓はかなり疲れました・・・

ではバドの話。

<ショートサーブのポイント>

ポイント、とエラそうに言っていますが、かくいう僕も以前はフォアハンドサービスで
バックハンドサービスに変えたのは比較的最近ですので、ショートサーブに関しては
まだまだこれから発展途上と思っているものの、遅くから始めただけに、どうやったら
正確なサーブが打てるかは、深く考えているつもりです。
世界の一流プレーヤーの絶妙なサーブを僕なりに観察した結果、現状では以下のやり方が
良いのではないかと思っております。
以下記します。

1)シャトルを人差し指と親指でつまみ、コルク部分をやや手前側に向けて構える。
  ポイントは、コルク部分を手前側、つまりラケット面に向けるということです。
  シャトルは、ご存知の通りコルク部分が一番重いので、自然落下させるとコルクが
  下になろうとします。
  下になった状態でサーブを打とうとすると、ラケット面に最初に当たるのは羽の部分
  になってしまう筈です。
  羽の部分を打ったら、正確なサーブは望むべくもありません。
  コルクの部分を打つために、予めコルク部分をラケット面の方に向けておくべきだと
  思います。

2)姿勢は前かがみにならないで、シャンと真っ直ぐ立った状態で打つ。
  これは、その状態の方が、シャトルをより高い位置で捕らえられるということと
  いつも真っ直ぐシャンと立っている姿勢の方が、構えにぶれが無いからです。
  前かがみに構えると、シャトルを打つ高さも損ないますし、前かがみのかがみ具合に
  よって、シャトルを捕らえる位置が、毎回異なってしまう事になります。
  サーブはなるべく機械的に打った方が良いので、構え(体勢)はできる限り一定に
  すべきだと思います。

3)シャトルを持つ左腕を真っ直ぐに伸ばして構える。
  これは2)と同じ意味合いです。
  つまり、シャトルを持つ左腕が曲がっていると、その曲がり具合によって、シャトル
  を捕らえる位置が、毎回微妙に異なることになります。
  左腕を真っ直ぐ伸ばしておけば、腕の長さが変わらない限り!?構えるポイントは
  毎回一定の筈です。(高さはおいといて)

4)ラケットをシャトルの直前で構えて、ラケットとシャトルの間隔をバックスイングと
  して、いきなり始動する。
  たまにショートサーブで、構えたラケットを一旦後ろに引いてから打つ人がいますが
  そうすると、バックスイングの大きさやラケットを引く速さで、ロングかショートの
  判断がされやすくなってしまうと思います。
  ラケットを予め引いた状態で、いきなり始動して打てば、相手もタイミングを合わせ
  にくい筈です。

5)ロング・ショート・ストレート・クロスに柔軟に打ち分ける。
  僕は、ショートサーブの基本は、センター(コートのセンターの意味)だと思います
  何故なら、コートセンターが最短距離で届く訳であり、最短距離ということは
  こちらが打ってから、相手が対応する時間が少ないということになります。
  なので基本的には、浮かないショートサーブをコートのセンターに打つのが良いと
  思いますが、やはりそればっかりではその内相手に読まれて突っ込まれてしまいます
  サーブだけではないですが、やはり「こいつは何を打ってくるのか分からない!」と
  相手に思わせることが重要ですので、あくまでセンターへのショートサーブを基本と
  して、ストレートのロング、クロスのショートクロスのロングも臨機応変に交えて
  相手に読まれにくいようにしていくことが肝要です。
  そうすることにより、ショートサーブが突かれにくくなってくるのです。

6)打つタイミングを毎回変える。
  これはかなり重要なポイントです。
  いくら浮かない良いサーブを打っても、毎回毎回同じようなタイミングで打って
  いたら、相手もその内タイミングを合わせて突っ込んでくると思います。
  相手に読まれないように、という方針を貫くには、サーブを打つタイミングもその
  都度毎回変えていく必要があります。
  構えてすぐ打つ。構えてなかなか打たない。構えてちょっとしたら打つ。などなど
  毎回打つ度にタイミングを変えることで、レシーバーもタイミングを調整せざるを
  得なくなり、その結果プッシュされにくくなると思います。

以上が僕の考える、ダブルスのショートサービスのポイントです。多分間違った事は
言っていないと信じます。
ラリーポイントになって、今まで以上にサーブの重要性が増してきたと思います。
サーブミス=即1点献上となりますので。
サーブに関しては、上記に書いたポイントはありますが、一番重要なのは「気持ち」だと
思います。
相手が上級者やプッシュの上手い選手の場合、ショートサーブを打つのは自然に
プレッシャーが掛かってしまいます。
そこを自信を持ってショートサーブを打てるかどうか。
相手がどんなプレーヤーだろうと、自分が良いサーブを打てれば、厳しくプッシュは
されないものです。
しかしビビッてしまうと、手先がぶれて思いっきり浮いたサーブやネット中段に掛けて
しまう結果になります。
良いサーブを打てばプッシュされない!
これを心に刻んで、自信を持って打てばシビれる場面でのサーブ成功率も上がっていく
のではないかと思います。

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しばらく更新が途絶えておりました。やはり期の変わり目は忙しいのです・・・
4月から仕事の担当も相当増えてしまいました。
新たに愛媛県と高知県もみることになったのです。
愛媛県は両親の出身地、つまり僕にとっても田舎ということになり、おばあちゃんや
おじさんおばさん達の親戚が住んでいる特別なところなので、そこに行けるのは実は
ありがたいのですが、まさか高知県もプラスになるとは予想しておりませんでした。
しかし実を言うと、僕は高知県は大好きな県なのです!
というのも、この土地は皆お酒がだーい好き(^^)
お客さんと飲み会をして、夜中1時位まで飲んで、翌日お酒臭くても問題ないどころか
一緒にお酒を飲んだという事が、仕事上非常に有利に働く特殊な土地柄なのです。

全くもって僕に最適の担当ですね!
早く泊まりで行って、また記憶を無くすまで飲んでみたいものです。
あっ、そうそう。実は今も激飲みしています・・・
今晩は焼酎が止められそうにないなあ。
昨日同様、またリビングで寝そうです。
皆さんは、そんなことは止めましょう!?

ではまた。
posted by まさやん at 02:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まさやんお久しぶりです。
ちゃんと愛読してますよ。
私もますますバドにのめり込んでます。

ショートサービス編の指南はほぼ同感です。
3年程前からバックハンドに変えて試行錯誤の結果、なんとかものになりました。色々試してたどり着いた今のサービスのポイントがマサやんの説明とほぼ同じなので、ちょっと嬉しいです。
特にバックスイング無しとするのは、ブレも少ないしレシーバはタイミングを取りにくいと思って最初から意識しました。ラケットとシャトルの間隔はロングが打てる限界の間隔にしてます。リストが強い程短い間隔にでき、ゼロが理想だと思います。サーブの構えからいきなりビヨ〜ンとロングを打てれば感動ものですね。

これからも楽しい雑談やバド指南お願いします。
Posted by 若だんな at 2008年04月08日 20:15
若だんなさんコメントありがとうございます。
最近コメントがとんと来なくなっていたので、実は寂しい思いをしていました!?
ブログは読者の反応が見えないので、一方通行的むなしさを時折感じていましたが、若だんなさんにコメント頂いてまた意欲が湧いてきました!
そうですね、ショートサーブは、1)正確に入れる事、2)相手にコースを読ませない事、3)相手にタイミングを読ませない事、4)びびらない事、この4点に集約できると思います。
それを実行するのに、若だんなさんと僕が考えている事が有効だと思っています。
前にも書きましたが、ショートサーブはラリーの始まりで完全に自分のいいように打てるので、最も世界一流レベルに近付ける可能性のあるストロークだと思います!
若だんなさんとは場所的には離れていますが、これからも楽しいバドを、一緒に頑張って上達していきましょう。
またGTSC(6/15は行きます)でよろしくお願いします。
Posted by マサやん at 2008年04月10日 09:26
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