いきなり唐突な問いかけですが、つい先日会社の先輩が倒れてしまったのです!
と言いながら、命にかかわるような深刻な病ではなくて、和気あいあいの飲み会の後
別れてしばらく経ってから電車に座って、立ち上がった瞬間に気を失って前のめりに
バタッと倒れ、顔から落ちたため左目上部をぱっくり割ってしまったそうです!
一緒に飲んでいた時は全く普通にニコニコされていたので、その悲報(死んでないか!?)
を聞いた時は愕然としました。
飲み会で僕が焼酎をちょっと濃く作り過ぎたというのは一因かもしれませんが、気を失う
程とは全く恐ろしい事です!
気を失って倒れると、必然的に重い頭から落ちますので、頭部を怪我する可能性が高い
のです。
同じ職場にFさんという先輩がいますが、その方も一度会社のトイレで倒れています。
会社のフロアで飲み会をやっていて、そのFさんがトイレに行ったは良いがなかなか
帰ってこない。
心配して見に行ったら、トイレの床に倒れていて、頭頂部を個室の壁で強打して、頭の
つむじ部をぱっくり割って床面を夥しい(大量のという意味…もういいか)血で染めて
しまっていたのです。
転倒の場面を見ずして「強打」と断定したのは、トイレ個室の木の壁がバキッと割れて
いたからです!
ちなみに、この個室の壁、未だに割れたままとなっています。
このFさん、なかなかの逸話の持ち主で社内でも有名人なのですが、帰宅途中で「オヤジ
狩り」に遭遇した事もあるのです。
休日出勤して深夜に自転車で帰宅途中、人通りの少ない暗い場所で、バイクに乗った若者
数人に取り囲まれてしまったのです!
おっ、恐ろしい状況…
こんな時、格闘技経験のない中年サラリーマンは、どこまでいっても無力です。
窮地に陥ったFさんに、悪党どもは言い放ちます「金を出せ!」
Fさんでなくともそんな状況では気が動転すると思いますが、追い込まれたFさんは
そこで常軌を逸した驚愕のセリフをドラクエの死の呪文、ザラキのように暴漢達に投げ
掛けたのです!
それは…
「何でだよ!」
「金を出せ!」という、目的が誰の目にも明らかな要求に対して、その理由を問う
「何でだよ!」
襲われたFさんには申し訳ないですが、爆笑しました。
その後Fさんは若者に殴られ怪我をして、メガネも壊され、財布も盗られる大惨事に
見舞われました。
しかし当日のFさんの財布にはわずか3000円しか入っていなかったそうです。
リスクの割りに収穫の少なかった暴漢達はその後程なく警察に捕まり、非道の報いを
受ける事になりました。
ちなみにこの事件は、小さーく新聞に載りました。
おっと、倒れる事からちょっと脱線しましたね。軌道修正して…
実は僕も倒れた事があるのです!(これが言いたかった)
出張時お客さんと飲んで、程よく酔って良い気持ちでホテルに戻り、バタンキューと
ベッドに寝たまでは良かったのですが、夜中にトイレに行きたくなって、寝ぼけまなこで
むっくり起きだし、バスルームに行ったら、何かの液体が上の方からポタポタ落ちている
のです!
全く状況がつかめない僕は、洗面所の鏡を覗き込みました。
何と僕の額が4cm位ぱっくり割れていて、そこから鮮血がポタポタ滴り落ちていたの
でした!
そうです。僕は一瞬気を失って倒れて、バスルーム入り口の金属製ドア枠に、頭突きの形
でしこたま頭部を打ち付けたのです。
倒れた事すら分からず、気が付いたら、額が割れていたのです。
程度としてはかなりの大怪我なので、普通ならばそこで救急車を呼ぶところですが、夜中
の3時頃だった事もあり眠たかったので、あろうことか僕はぱっくり割れた額のまま寝よう
と思ったのです。
酔っていたとはいえかなりズキンズキン痛みましたが、眠たさと疲れがかろうじて勝ち
何とか朝まで浅い睡眠をとることができたのです。
朝起きたら、傷口から滝のように出血していて、髪の毛に血のリンスをしてしまって
いました。あけぼのの太陽マークのようでした。
翌日もお客さんと合流して仕事でしたが、やはりズキンズキン痛みますし、傷口を見た人
は「病院行った方がいいよ」ともれなくご忠告を頂けるので、仕事の途中抜け出して
病院に行きました。
会社から自転車とお金を借りて、会社近くの病院で、消毒・縫合してもらったのです。
黒い糸で縫われた額は、小規模なフランケンシュタインでした。(ちなみにフランチェン
好きです。いいよ〜!)
まあ一応それで治療されたわけですが、自宅近くの医者に抜糸と消毒のため行ったところ
医者いわく「ずいぶん慌てて縫ったなぁ。ちょっと歪んでるよ」と、いやーなセリフを
のたまったのです…
会社近くの医者は、お裁縫が苦手だったようです!?今も僕の額には、不名誉な歪んだ
傷痕が痛々しく残っています。
皆さんも十分ご自愛下さい。でも倒れる時って分からないからなあ・・・
ではバドの話。
<スマッシュ打てるところをクリアで揺さぶろう>
シングルスにて、虚々実々の駆け引きの末、相手からの返球が浅くなり、チャンスボール
となる場合があるとします。
チャンスボールなので、普通はそこで攻撃の華「スマッシュ」を打ち込むわけですが
ひねくれた返球をしよう、という事で表題のようにスマッシュ打てるところでクリアを
打ち、相手をカクカクさせるのです。
チャンスボールを献上してしまった!と思った相手は、スマッシュに備えて重心を低く
してレシーブ体勢をとります。そこで、相手を小馬鹿にしたように、クイッとためて
さらにクリアを放ち、低く構えた相手のバランスと心を乱すのです。
そのクリアは、所詮クリアなので、よほど相手がカットとスマッシュに意識過剰じゃ
ない限りノータッチエースにはならないと思いますが、下記の点で有効かと思います。
1.相手の体力を少し奪う
相手は低い体勢から、意表を突かれて拾いにいくので、バランスが乱れてから体勢を
立て直す動きが入り、ほんの少しですが相手の体力を奪えると思います。
このほんの少しの積み重ねで、大きな差が生じてくるのです。
2.自分の心に余裕が生まれる。
このようなショットは気持ちに余裕が無いと、打とうという考えすら浮かばない筈
です。
シングルスは、相手がよほど自分より実力に開きある場合は除いて、一対一なので
大概激しい戦いになります。
そしてシングルスなので、大概お互い負けたくない筈!
となると普通は熱くなってしまうってものです。
熱くなる自体は良いのですが、冷静さを欠いてしまうと、決してクリエイティブな
ショットや、効果的な配球は望めないものです。
こういう人を食ったようなショットを打つ事で「慌てて攻めていない」と実感する
事ができて、ラリーの組み立てにも良い影響が出てくるのだと思います。
3.相手の心を乱す事ができる。
前述したように、このショットは相手を小馬鹿にしています!
決められるような浅いところで、わざわざもう一回ラリーをつなぐので。
しかし、このような攻めが効いていると実感できると相手には「くっそ〜!こんな
ところでまたつなぎやがって〜!」とストレスを生じさせ、その後の相手のプレーが
荒くなる事が少し期待できます。ほんの少しですが・・・
4.その後のスマッシュが活きてくる。
その後のチャンスボールの時に、相手は頭の片隅に「ここからクリヤーも打ってくる
からなあ」とほんの少しだけ意識させる事ができます。
チャンスボールとは言え、相手がスマッシュ一本に絞って待つのと、ちょっと他の
ショットも頭に入れて待つのでは、スマッシュの決定率に差が出てくると思います。
つまりは、分かりきったような配球はやめましょう、ということです。
あまりリスキーかつ意表ばかり突いたショットで失点が多いのでは本末転倒ですが
バドのラリーでは、極力相手の予想を外し、裏をかき逆を突くショットが有効なのです。
理想的には、基本的に速いタッチでラリーして、時折意表を突くショットをちりばめる
というラリー展開が良いと思います。
頑張っていきましょう!
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今週は祝日があったため、出勤日は少なかったのですが、先週末から風邪をこじらせて
その状態で水曜木曜と出張だった為、体力的にはしんどい週でした・・・
最近非常に寒い日が、風邪に弱い僕を簡単に蝕んだのでしょう。ああ今年は風邪引きすぎ
木曜は定例の練習があるのですが、最寄り駅に到着したのが23:40。完璧に参加
不可能でした。無念です。
いつも思いますが、社会人は忙しく大好きなバド練習に割ける時間はあまり十分に
とることができません。
そして光陰矢のごとし!月日の経つのは猛烈に速いのです。
現在学生の方々はそんな感覚はないと思いますが、僕が感じるのはシングルスができなく
なる年齢になるまで、あと何回バド練習できるのかなあ、って思ってしまうのです。
僕が避けたいと思うのは、シングルスができない年齢になってから「ああ、もう少し
昔やっておけば良かったなあ」と情けない後悔をすることです。
と言いながら、きっと70歳になってもヨタヨタになって半面シングルスくらいは
ムキになってやってる気がします、きっと。
人生は有限です。やりたいことは躊躇せずどんどんやっていきましょう!
手遅れになる前に(今ちょうどスキマスイッチの「飲みにこないか」で出てきた言葉)
今日もシングルスバリバリやるぞ〜!
ではまた。
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