が、もうそういうもんだと思って諦めつつも、決して見放す
ことなく、末永く応援して頂けたら嬉しいです。
さて、ブログには書いておらずとも、その間には色々な事が
ありました。記憶が曖昧になりつつもありますが、少しずつ
思い出しつつ、書き残しておきたいと思います。
<社会人リーグ戦二日目>
1月20日は社会人リーグ戦二日目@前回と同じ熊取ひまわり
ドームでした。
前回何とか二勝していたので、今回の初戦を0-3で負けない
限り、昇格決定戦へ進出することができます!
メンバーは練習不足、実力不足!?の6名でしたが、今回
新規加入の文元さんのシングルスがかなり頼りになる実力
なので、間違っても0-3で負けることはないだろうと安心
して臨めました。
ここ三回くらい連続で決定戦での足踏みが続いておりました
ので、もうそろそろここいらで、長い7部生活に別れを告げ
たいものです。
実は朝一番に、チームメンバーの取りまとめ役である勝山
からメールがあり、メンバーの一人が高熱(おそらくは
インフルエンザ)で行けなくなりました、メンバーは5人
ぴったりなので、遅れないようにお願いします、とのこと。
「5人カツカツかぁ」とは思いましたが、思えば前回も5人
ピッタリでしたので、もうそのメンバーで頑張るだけのこと
だと、あまり深く考えませんでした。
ところが!!!
5人カツカツのところ、アクシデントがあり、会場への到着
が遅れるかもしれないとの連絡があったのです・・・
社会人リーグ戦の規定で、メンバーが揃わず棄権負けと
なってしまった場合は、それまでの戦績に関わらず、自動的
にベベタ決定戦に回ることになります。
前回2勝していて、昇格目指してテンション上がっている
ところを、メンバー足りずに降格決定戦に回るなんてことは
鳩に豆鉄砲、青天の霹靂。予想だにしなかった事態が発生
しそうな状況に、メンバーは動揺の色を隠せませんでした。
「頼む!早く来てくれ。何とか、試合開始の握手に間に
合ってくれ!」
と全員が祈る思いで待っていましたが、到着することなく
試合のコールが掛かってしまいました。
それでも、コールが掛かってから5分の間であれば間に合う
ので、何とか事情を主審の方に話して、大阪ならではの情に
訴えつつ、少しでも時間を引き延ばそうと画策したものの
基本的にルールに則って試合は進行しておりますので
多少甘めに時間計ってもらっていましたが、ついに時間切れ。
無念極まりない、メンバー不足での棄権負けとなって
しまったのでした・・・
メンバーが揃わない場合も、一応オープン戦として試合は
行うので、第一ダブルスで勝山まさやんで臨みました。
その試合のしかも第一ゲームの途中で、メンバーが到着!
もうちょっとの差でしたが、後の祭り。
結局、オープン戦は2-1で勝ったものの、規定により我ら
Hiwakai(B)チームは、ベベタ決定戦に回ることになって
しまったのでした。
昇格を目指しているところからの、降格の危機、はなかなか
気持ちの整理がしにくかったですが、そこは現実を見つめて
何とか7部に残留しよう、そして改めて次回昇格しよう!と
目標を切り替えて臨みました。
ベベタ決定戦の相手はHR.com(B)。福田さん、向山さんの
居る吹田の強豪チームです。
僕は今までと同じで、勝山と組んで第一ダブルスに出場
しました。
が、テニスひじが癒えず、全く練習ができていない僕と
ショートサービスが打てない「またぎのカツ」ペアでは
HR.comの若手の攻撃を凌ぐことができず、第二ゲームこそ
競りましたが、実力差は明らかで0-2の負け。悔しかった
ですし残念でしたが、ちょっと差がありました。
第二ゲームは見市武史・畑下VS福田・向山(敬称略)です。
何とかこれに勝って、エースの文元さんにつなげて勝って
7部残留を決めたいところですが、これに負けたら、もう
予想だにしていなかった、昇格狙いからの降格という大惨事
勃発!? 武ちゃん畑下ペアには頑張ってもらうしかあり
ません。
試合は、競り合いながらも第一ゲームはHRペアが先取。
後の無くなったHiwakaiでしたが、第二ゲームは武ちゃんも
畑下も頑張ってくれて取り返し、勝負のファイナルへ。
この試合は、はたから見ている分には、実力はほぼイーブン
で、勝敗の行方は、時の運ではないかと感じました。
ファイナルも競りながら進行しましたが、常にHiwakaiが
数点リードしている展開でした。
このままいけば勝てる!と応援にも熱の入る僕でしたが
終盤にスッと追い付かれ、そしてスッと逆転されてしまい
そこからも武ちゃん畑下ペアは必死に食い下がりましたが
無念の逆転負け・・・負けが決まった瞬間は、文字通り
天を仰ぎ、全身の力が抜けていく感じがしました。
昇格狙いからの降格。そんなこと想像もしませんでした。
上がれたかもしれないところを落ちた。気持ち的には2階級
降格の印象でした。
しかしまあ、そうなってしまったものはしょうがありません。
気持ちを切り替えて、次回は二連続での昇格を目指すのみ
です!
帰りの車では、ヤケ酒飲んでしまったことは言うまでも
ありません(^^; Bチームのみなさん、ぜひとも頑張り
ましょう!
<公認上級コーチ講習会>
既報の通り、僕は上級コーチ取得にチャレンジしています。
上級コーチの受講条件は
*公認コーチ(バドミントン2級)の有資格者であり、次の
@またはAのいずれかに該当する高い技能水準と優れた
指導実績を持ち、本会が認める者
@過去にナショナルメンバーとして、ト杯・ユ杯・オリン
ピック等ナショナルレベルの大会に出場経験があること。
あるいは監督やコーチとしてナショナルレベルの海外遠征
に帯同したことがあること。
A近い将来ナショナルレベルの監督やコーチなどをやる予定
があること。
@はもちろんのこと、Aにも該当しない僕にとっては縁の
無い、というか日常で指導をしていく上で、そこまでは
必要のない資格だと思っておりました。
従って、日本バドミントン協会から受講の申し込みについて
案内を頂いても「既読スルー」しておりました。
ということは前に書いていましたね!
本当は受講していて不合格だったら面目ないので、公に
するのは、受かってからにしたかったのですが、他の受講者
がFacebookとかラインにバンバン写真や記事をアップして
しまっているので、開き直って公表しています!?
(本当は写真のアップは、本人の確認取ってからにするべき
だと思うんだけどなぁ・・・まあいいけど)
2月9〜11日、味の素ナショナルトレーニングセンターの
研修室で講習会を受講してきました。
受講者数は16名。バドマガの記事で見てきたところでは
1級の受講者は10名に満たないのが普通でしたが、ここ何年
か講習会を開催してこなかったこともあり、多目の人数での
開催となりました。
受講者はみな赤羽駅前のホテルを日バ殿が一括予約して
そこに宿泊しておりましたが、僕は稲城の実家に泊まるので
一人(他にも居たかな)別行動でした。
講習会は三日間の短い期間でしたが、他競技のトップの方の
生々しい体験談や貴重なお話だったり、バドミントン技術の
検証方法だとか、バド界の現状だとか、普段は決して聞く
ことのできないありがたい情報を得ることができること
自体、この講習会を受講して良かったと思いました。
資格の合否判定は、受講中の取り組み(積極性、協調性等)
のいわゆる内申書的な点数と、これが大事なのですが
最終日に行うプレゼンテーションとそのレポートで決まり
ます。
プレゼンテーションは、一人10分間でPowerpointを使って
「世界のトレンドをつかみ、世界と戦う」
をテーマに、自分なりの検証・考察・結論を全員の前で
発表するのです。
1級コーチはナショナルレベルの最上級の資格ですので
この課題も至極当然なのですが、ナショナルレベルには
無縁だった僕には、かなりハードルの高い課題であり
この僕が世界を論じてもいいのか!?と頭を抱えそうに
なりましたが、あくまでも「僕が考える僕なりの検証・
考察・結論」でいいじゃん!と言うかそれしかなく、気分と
しては、プロ野球のプレーを場末の居酒屋で論じるおっさん
のごとく、気楽に思うところを述べればいいんだと、考え
過ぎず構えず、ただ、真剣に考えて僕なりのプレゼンが
できればいいんだと自分に言い聞かせて臨むことにしました。
そして大事なことは発表の順番ですが、僕は2級コーチの時
と同様、1番に立候補しました!
普通に考えると、1番最初に発表するというのは緊張すると
思うのですが、僕の考えは違って、発表が後になればなる程
みんなの発表も聞くことになり、ああ、あの人はこんな事も
言ってるとか色々悩むことにもなって、逆に緊張の度合いは
さらに高まるのではないかと思うのです。
それよりは、どのみち緊張するならば、拙くとも最初に
発表した方が、良くも悪くも積極性はアピールできますし
最初に終われば、後は余裕を持って他の人のプレゼンを
見ていられるので、こういう発表系!?のやつは、絶対的に
いの一番に発表するに限る!というのが僕の持論です。
でもホントそうですよね。
僕は男子シングルスのトレンドを検証するという意味で
桃田選手のシングルスを取り上げました。
それはそれで良いのですが、僕は結構な失敗をやらかして
しまったのです・・・
それは何かと言うと、自己紹介を長くし過ぎて、時間が足り
なくなってしまい、発表したいことを少し端折ることに
なってしまったのです(^^;
僕の考えとしては、プレゼンテーションで重要なことは
発表する内容が、聞いている人にしっかり伝わることだ
ということです。
そうするためには、聞いている人が発表者のことを分かって
いて、心理的に親近感を覚えていることが重要だと僕は
考えたのです。
参加者は上級コーチの講習会で3日間一緒に居るので、皆
僕の顔くらいは認識してくれているとは思うのですが
その人となりについては、全く未知数に違いないので
まず少しくらいは、僕がどういう人なのか、という情報を
与えて、少しくらいは僕に興味を持ってもらった上で
僕のプレゼンを聞いてもらえば、僕の話す内容もみんなに
さらに伝わるのではないかと思ったのでした。
僕は10分間はそこそこ長くて、自己紹介しても、その後で
十分内容を伝えられると思っていたのですが、10分間と言う
のは、意外!?に短いものでした・・・
後で聞いた話ですが、僕の自己紹介が長かったので、聞いて
いた参加者の方は
「まさやん、自己紹介長いんじゃない?・・・」
と心配してくれていたそうです。(by F本さん・K田さん)
まあ、そんな失敗はありましたが、自分なりには発表は
一応しっかりできたつもりですので、落ちる程では無かった
と思いたいのですが・・・
そんな感じで何とか発表を終えて、後は課題のレポートを
3/5までに提出して、3月22日以降に合否が判明します。
レポートは、これまた一番乗りを目指してすぐに提出
しましたが、果たしてどうなることやら。
もし不合格となってしまったとしても、上級コーチに取り
組んだことは貴重な経験になると思います、なんて弱気な
こと書いてますが、何とか合格していてほしいです。
合否は3/22以降に判明するそうですが、もし合格していたら
皆さん、お祝いお願いしますね!?
講習会を終えて、本来ならばその足で大阪に帰るところ
ですが、プレゼンの準備で夜中の3時まで掛かって、帰る
準備をする気力が残らなかったので、もう一泊稲城の実家に
泊まることにしました。
となると、親孝行と称する単なる親父との飲みが、必然的に
生ずるわけで、親父からは
「講習会終わったら、直接若菜に来い」
と申し付けられておりました。
仰せの通りに、生田の若菜に直行し、飲んで歌って踊って
タクシーで実家に戻ったはいいですが、そこからまたまた
恒例の将棋対局!?
実家に戻ったのは午前様でしたが、そこから対局を始めて
飲みながら9回も将棋してしまい、親父も僕もポカを連続
しつつ、かろうじて正気の度合いが高い!?僕が6勝3敗と
勝ち越して、後はお互い死んだように爆睡。
今回の帰省も、夥しいアルコールを摂取したのは、まあもう
必然でした(^^;
合否の結果は、またブログで報告致します。
もし受かっていたら、みなさん、お祝いコメントお願い
しますね!
では、バドの話。
<SSCを使ってスイングしよう>
皆さん、SSCって聞いたことありますか?
このブログでも何回か書いたことがありますし、皆さんも
聞いたことがあると思います。
SSCとは
Stretch Shortning Cycle(ストレッチ ショートニング
サイクル → 伸張反射)
のことです。
これはどういうことかと言うと、筋肉の性質を述べているの
です。
筋肉は「伸びたら縮もうとする」性質を持っています。
それは丁度ゴムと同じようなものです。
この性質を理解するならば、普通にスイングするよりは
一度筋肉を伸ばしてからスイングする方が、より大きな力が
出るというのは分かると思います。
なので、速くスイングするためには、このSSCを意識して
最初から腕を後方に引いた状態からスイングするのでは
なくて、最初は腕を頭の付近に留めておいて、そこから
体の回転を使ってスイングする時に、体はしっかり捻って
腕を残すような感じで腕を使えば、打つ時に、腕の筋肉を
一旦伸ばしてから打つことが出来て、筋肉の性質を正しく
使うことができて、より速いスイングが実現できるのでは
ないかと思います。
イメージとしては、ラケットを立てた状態で構えて
一旦後ろに引いてから打つ、という感じです。
僕がよく使う表現ですが「腕をしゃくらせて打つ」という
感じですが、お分かり頂けるでしょうか・・・(^^;
SSCの仕組みは、ムチのしなり〜戻りの感じですが、細い
笹を振るというのが、SSCをよく表していると思います。
そしてそうやってスイングするためには、体の力を抜いて
リラックスしておく必要があります。
そうすることで、腕をムチのようにしなやかに使うことが
できるのです。
難しいかもしれませんが、また次回の練習の時に試してみて
下さい!
***************************
2月頭に、ジュニアナショナルチームの選考会が、味の素
ナショナルトレーニングセンターで行われました。
我が田原スマッシュからは、ヒナがチャレンジしました。
その結果は・・・ 見事合格でした!
大丈夫だとは思っていたものの、本人からその報告が聞けて
本当に嬉しかったです!
そして、その報告を田原スマッシュのメンバーにした時
僕はすっごく感動してしまいました。
ヒナは、朴訥な感じでナショナルメンバーに選ばれた旨
報告してくれた後、田原スマッシュのメンバーに対して
「今回、ナショナルに選ばれるに当たって、優先的に
コートを使わせてもらったり、相手をしてもらったりして
ありがとうございました」
とチームメンバーに対して、感謝の言葉を述べたのです!
これは本当にスゴいことです。
小学校5年生では、なかなか言えることではないですよね。
しかもこれは誰かに言わされたのではなく、ヒナ自身から
言いたいとのことで言ってもらったのでした。
この段階からそんな素晴らしいことを言えるヒナは、きっと
これからも素晴らしい、みんなに愛される選手に育って
いってくれると思います。
そして、ヒナだけではなく、他のメンバーもヒナに続いて
いってほしいと心から願っています。
ではまた!