2018年11月01日

速いスマッシュは、ラケットを振らずに当てよう

こんにちは!ちょっとご無沙汰してしまいました。
せめて毎月一回は更新を、と思っていながら、ついに先月は
一回も更新できませんでした。スミマセンm(_ _)m


得意の、だいぶ前の話ですが・・・(^^;

9月16日は、ミズノにとって記念すべき日でした。
と言うと若干大げさですが、この日は

「第一回ミズノ西日本スクール生バドミントン大会」

が開催されたのです!
バドミントンの大会は数あれど、バドミントンスクール生に
限っての大会というのは、珍しいのではないでしょうか。

現在ミズノでは、物品販売(モノ)の他に、スポーツ施設
サービス事業(コト)にも注力しており、体育館等の指定
管理事業(行政から指定を受けて、施設の管理運営を行う)
や、行政や民間企業から運営の一部を受託し運営する事業
など、運営サービス業まで手広く実績を伸ばしておりますが
僕がお世話になっている、ミズノバドミントンスクール等の
スポーツスクールもその一環です。

知らなかったのですが、うちの近所の「深北緑地」や
「寝屋川公園」も実はミズノが運営していたのでした!
加えて、体操器具メーカーの有名な「Senoh」も実はミズノ
の子会社なのです!知ってました?

今までの「ミズノ」と言えば、僕の中ではずっと「野球」
でした。
昔、小学校時代に野球をやっていた時には、グローブと
言えばミズノが定番でした。
グローブの甲側部分についていたマークで青カップ(軟式)
赤カップ(硬式)があったのを今思い出しました!

ところが今では、野球はもちろん、陸上、卓球、ゴルフなど
あらゆる分野に幅を拡げて活躍されており、僕も非常〜に
お世話になっている素敵な企業です(^^)

しかし、バドミントンに関しては、ミズノ製品の普及に
ついては、僕的にはまだまだ満足とは言えず、その品質の
高さに比べて、普及率が全然足りないと考えています。

僕が以前高槻に住んでいた時に、地元のラケットショップに
ミズノのラケットを持ち込んで、ガットを張ってもらおうと
しましたが、その時のお店の方の言葉が

「へ〜!ミズノってラケット作ってたんですかぁ」

だったので、苦笑いしてしまったこともありました。もう
5年も前のことですが。

脱線しました・・・

このスクール生の大会に、僕の担当している箕面から一組
出場されたので、初めての大会ということもあり応援と見学
も兼ねて、東成スポーツセンターに行ってきたのでした。

どんな雰囲気なのか興味津々でしたが、もうそれはそれは
しっかり立派な普通の大会というどころか、試着、試打や
イベントなども行っていて、普通以上に盛り上がりを見せて
おり、大変感銘を受けました!

第一回ということで、企画・運営を担当されたミズノの山中
さんは、大変なご苦労をされたかとお察ししますが、これ
だけの盛り上がりなら、きっと大いに報われたのではと
思うくらいの盛況ぶりでした。

箕面から参加されたペアは初心者の部に出場されましたが
田中さんという、それはそれは運動能力の高い方で、確か
僕のスクールでバドミントンを始められたと思うのですが
スマッシュは速い、レシーブも強い、動きもエネルギッシュ
で、戦前の僕の予想では、圧勝で優勝すると思っていました。
田中さんのパートナーは、以前スクールに来られていた
宇都宮さん(女性)でした。ミズノの大会はレベルごとに
分かれているので、男子、女子が混ざっての対戦になるの
です。男子ダブルス対女子ダブルスや、ミックス対男子の
組合せもあって、それはそれで新鮮だったのではと思います。

田中さんペアは、予想を裏切らず、予選ブロックを全勝で
1位抜けして、決勝トーナメント一回戦も難なく勝ち上がり
堂々の決勝進出!
そこでも圧勝してくれ、るかと思ったのですが、相手が
これまたエラく強くて、田中さんペアは無念、決勝で涙を
飲む結果となってしまったのでした。

しかし、恐らく初めての試合で大変な緊張の中、決勝進出
され準優勝できたことは本当に素晴らしいことだと思います。
田中さん、宇都宮さん、おめでとうございました!

DSCN7713.JPG

当日は、竹田さんも居られたので、山中さんと一緒に得意の
強引お願い3ショット、頂きました!

DSCN7706.JPG

大会として大盛り上がりで大成功だったと思います。
関係各位の皆様、お疲れ様でした。そして来年は箕面と交野
から、もっと出場して頂けることを期待しております!



10月11〜13日は、東京は神保町まで行っておりました。
公認上級コーチの共通科目W受講のためです。
僕は今まで、コーチの資格は2級コーチだけで十分と思って
おりましたし、上級コーチを受講する資格(過去ナショナル
メンバーだったor近い将来ナショナルの監督・コーチなどを
やる予定がある)もなかったので、上級コーチ受講案内を
受け取っても、完全にスルーしておりました。

しかし、バドミントンレッスンプロとして生きているから
には、継続的に学んで指導の質を高めたいということと、
またジュニアチームにナショナルメンバーが出てきてくれた
ことで、ナショナルメンバーに恥じないコーチ資質保持の
必要性を感じて、上級コーチに挑戦することにしたのです。
ヒナちゃんがナショナルメンバー入りしていなければ
受講していなかったと思うので、ヒナちゃんには感謝です。

講習会場は、神保町の「ベルサール神保町」という貸し
会議室で行われました。
僕は関東に20年も住んでいながら、都内のことは全く不案内
なので、最寄駅である九段下に、新百合ヶ丘からどうやって
行ったら良いのか分からず、84歳のオヤジに確認するほど
でした・・・(^^;
まあ、乗り換え案内で調べれば分かるのですが。

上級コーチともなると、受ける人は限られますし、受講
人数が少ないのが理由で、講習会自体開催されないという
ことも多かったようですが、今回は何とか人数が集まった
みたいでした。

共通科目ですので、他の競技の方々とも一緒で、その意味
でも、楽しみでワクワクな講習会でした。

総受講者数は49名。内、バドミントン関係は11名。
空手道の11名と並んで多い種目でした。

狭いバドミントン界なので、きっと知っている人は居る
だろうと予想しておりましたが、やはり何人か居てくれて
安心しました。

ですが、ここに書いて、万が一その人が不合格だったり
したら申し訳ないので(って、僕だけ不合格かもしれません
が・・・)名前は伏せようと思いましたが、その知り合いは
僕との写真を速攻でFBにアップしておりました(^^;

ですので、その写真だけは掲載させて頂こうと思います。

DSC_0312.jpg

東京の宗形さんと、神奈川の本沢くんです!
ちなみに、講習期間中、毎回お昼はこのお二人とご一緒
させて頂きました。初日のロースかつ定食と、二日目の
麻婆ラーメン、美味しかったなぁ・・・

DSC_0311.jpg

講習内容は、殆どがグループワークや1対1のロールプレイで
座学は殆ど無かったので、長時間にも関わらず一瞬の睡魔
にも襲われることなく、楽しく受講することができました!
お世辞や社交辞令ではなく、本当に純粋に楽しかったです。

これから課題のレポートを提出して、来年2月に専門科目を
受講して合格できれば、晴れて僕も公認上級コーチ(1級)
となり、いっきゅうさんのまさやんということになります。
落ちないように、頑張りますので、応援よろしくお願い
します!



さて、先週はもう興奮の頂点に達しそうな超ビッグイベント
がありました!
高校同期の同窓会が、卒業以来35年にして初めて開催された
のです!

高校の同級生とは、バドミントン部のメンバーとはたま〜に
会ってはいたものの、その他の友人たちとは、卒業以来
パーフェクトに音信不通でした・・・(^^;
なので、35年の時を経て、同級生がどのような劇的な変貌を
遂げているのか!?大いに興味津々でしたし、逆に彼らから
僕を見て、どのように変わったかと思われるかにも多少の
興味がありました。

会場は新百合ヶ丘のホテルモリノ。ここが会場と聞くまで
新百合にそんなホテルがあることさえ知りませんでした
(^^;

コーチ講習会と二週連続での帰省でしたので、交通費も
大いにかさみましたが、こんなチャンスはめったにある
もんじゃない!行ける時には絶対に行っとくべきだ!と
人生一度論を標榜するまさやんとしては、行かないという
選択肢は全くありませんでした。

もう何か前日から興奮しすぎてあまり寝られず、試合前
みたいに、夜中にビールを飲んじゃったりしたくらいですが
そんなことくらいでは落ち着けることもなく、大いなる
寝不足状態で、感動の再会の場所に向かうことになったの
でした。

今回幹事を担当してくれたメンバーは全員良く知っていた
ので、受付でそのメンバーに再会しただけで、もう溢れ出す
懐かしさの感情が高ぶり過ぎて、全く落ち着くこともできず
完全に浮ついたまま、会場に足を踏み入れました。

僕は開始40分前には到着してしまっていたので、まだあまり
メンバーも集まっておりませんでしたが、次第に懐かしの
顔が次々に会場に入ってきて、どうにかなってしまいそうな
くらい興奮して、心ここに有らずの心境でした!

それからの3時間は、もう完全に夢の中。誰とどんな話を
どのくらいしたのかも上の空。浮ついた気持ちは、新百合の
空高く舞い上がっており、お酒もガンガン進んで、気が
つけば、美味しかったはずのホテルの料理を、ひと口さえ
食べることすら忘れてしまっておりました。
まあ、僕は飲んだら基本的にあまり食べないのですが。

文字通りのあっという間に同窓会は終わり、当然の流れで
二次会となりました。
そんな大人数(参加者は約80名)が一度に入れるお店が
あるはずもなく、いくつかのお店に分散しましたが、それ
ぞれのお店に何とか入れたようで、幹事の一人は、わざわざ
それらのお店を見回ってくれるという、素晴らしい気配り
ぶりでした。

二次会も引き続き夢の中で、みんなと話していながらも
どうにも頭の中に入ってこない感じで、浮き足立ったまま
僕だけが先に帰る時間が来てしまいました・・・

後ろ髪引かれまくる思いで、二次会会場の「とり一」さんを
後にして、新横浜に向かい、新幹線に乗って、またまた
ビールを飲みながら、5時間強の夢のような時間を興奮覚め
やらぬまま、幸せな余韻にひたりまくっておりました。

いやあ、今までの人生の中でも、最大級に興奮した超ビッグ
イベントだったと言っても過言ではありませんでした。
えらく僕の興奮ぶりばかりを書きましたが、恐らくは他の
参加者にしても似たり寄ったりの盛り上がりっぷりだったと
思います。

当日は、バドミントン部の女子も一人だけ参加しており
その彼女と話して、今度はバドミントン部の同窓会をやろう
ということに決定しました!
これまた相当に興奮しそうです。幹事は確実に彼女と僕
ですね。喜んで承りたいと思いました。

ちなみに、35年振りに僕を見たみんなの反応は・・・?

「全然変わってない!いや、むしろ若くなった!」

それって、昔から老けてたのかなぁ・・・ちと微妙ながらも
ちょっと嬉しいまさやんなのでした♪



ではバドの話。


<速いスマッシュは、ラケットを振らずに当てよう>

スマッシュは、相手が全力で打ってくるショットなので
速度も速く、取りにくくて当たり前です。
そして、スマッシュが速い相手だとか、こちらの返球が浅く
なってしまった時などは、レシーブをするのに緊張して
しまうと思われます。

でも打たれるからには、相手コートに返さなきゃならない!
そう考えるので、相手のスマッシュに負けじ!と、ラケット
を振って奥まで返そうとするのですが、そもそもが速い
スマッシュや、浅いところから打たれたショットは、普通に
考えてレシーブするのは難しいに決まってます。
だって、単純に純粋に速いんだから・・・(^^;

昔、ホームランバッターの王選手が言っていたそうですが
どんなタイプの投手が苦手か聞かれた答えが

「球が速い投手」

だったそうです。人間の反応速度には限界があるので、単に
速いということが、純粋に対応の難易度を上げるのは当然の
ことです。

バドミントンで大切なことは、まずはとにかくシャトルを
ネットを越して相手コートに返すこと、です。ラリー競技
ですので、ポイントを取るためには、相手よりラリーを一本
長く続ける必要があるのです。

ですので、いかに速いスマッシュを打たれたとしても
それを何とかして、相手コート内に返したいところなのです。

そうするためにはどうすれば良いのか?ですが、そこで
本日のお題となるのです。

そもそも難しい、速い球を返球できる確率を上げるには?
できるだけ、体を動かず、ラケットも動かさないという
ことです!

速いスマッシュでも、落ち着いて集中すれば、ラケット面に
当てることだけを考えるなら、それほど難しいことでは
ありません。ラケット面(ヘッド、ストリングドエリア)は
結構大きいものですので。

その際には、ひざを曲げて姿勢を低くして、スマッシュの
軌道に目線を近づければ、よりシャトルを捕らえやすく
なります。
スマッシュは速いのですが、ほぼ一直線で真っ直ぐこちらに
向かって飛んでくるので、そこに目線を近づければ、結構
しっかりシャトルは見えるものです。

そうして、飛んでくるシャトルに対して、ラケット面を
合わせてやれば、とにかくラケットに当てることはできると
思います。
当てることさえできれば、相手コートに返せる可能性も
グンと高まりますよね!

またまた野球の話で恐縮ですが、剛速球をフルスイングで
打ち返すのは難しいと思いますが、バントの構えでバットに
当てることは、そんなに難しいことではないと思います。
(ちゃんとバント成功させるのは難しいでしょうが・・・)

加えて大事なのが、自分自身があまり動かないということ
です。
速い球に対しては、防衛本能からか思わず伸び上がったり
ジャンプしたり、腰が引けたり、色んな動作をしてしまい
がちですが、自分が動いてしまうことで、レシーブを難しく
させてしまっているのです。
それは、自分が動くことで目線も動いてしまって、きちんと
しっかりとシャトルを見ることができなくなってしまうから
です。
自分が激しく動いていながら、ラケット面だけは、シャトル
が来る位置にキープする、と言うのは、考えるだけでも
難しそうです。
まあ、微動だにせず、と言うのは無理でしょうが、極力
自分は動かない、という意識は大事だと思います。

あと重要なのは、ラケット面の角度です。
運よく!?ラケットに当てることができても、山なりの
返球でネットから高く浮いた球だと、次に相手にプッシュで
決められてしまいます。
しっかりとリストスタンドを保って、ネット上辺に対しての
ラケット面の角度を一定に保ちながらレシーブできれば
真っ直ぐ飛んでくるシャトルを返すのに、それほど角度が
上下にぶれることはありません。

僕が講習会で以前やったスマッシュレシーブの練習で

「一球目は敢えて打たずに、体を動かさないことに集中」

というのがありました。
スマッシュレシーブ練習なのに、スマッシュを取らないと
いう、僕としては画期的!?な練習だったと思うのですが
この目的は、スマッシュを打たれた時に、どうしても反射的
に動いてしまうのを、抑えたいと考えたからです。

一球目は、レシーブの構えをして、体を動かさず敢えて
スマッシュを見送る。二球目は同じ構えから、体は動かさず
ラケットに当てる。以降繰り返し。
この練習をしてから、参加者の方々は、その後結構苦も無く
スマッシュをラケットに当てることができるようになったと
思います。

そして、速いスマッシュを落ち着いてラケットに当てる事が
できるようになったら、段々そこからラケットを前に振って
ドライブレシーブもできるようになり、憧れ!?のロング
リターンもできるようになってくると思いますよ!

次の練習で意識してみて下さい!

***************************

またまた書き忘れていたことですが、僕主催の練習会に
何と静岡県からゲストが訪ねてきてくれました!
市野瀬さんと入澤さんです。
練習会レギュラーメンバーの早野さんの知り合いとのことで
わざわざ遠くから参加頂いた次第です。
静岡の友人である桜井さんもご存じとのことで、一緒に
楽しく練習させて頂きました。
遠いところからご足労さまでしたm(_ _)m

静岡のお二人と.jpg

って、またまた前の9月23日のことでしたが・・・(^^;
またぜひお越し頂きたいものです。



最近の話題としては、一昨日、携帯機種変更しました。
流行のiPhone X・・・ではなく、ちょっと前のAndroidです。
以前はauでしたが、今ではSIMフリーにしてUQ mobileを
使ってます。

スマホでは当然ラインもやっていますが、以前機種変更した
時に、過去のラインデータを全て消えさせてしまったので
今回も同じことになると思って、ラインでしか繋がって
いない人たちに、機種変更でデータ消えると思うので、と
連絡したところ、複数名の優しい方々から、データ引継ぎ
できるよ!とありがたくご指導頂きました。

で、言われた通りにやってみたら・・・全然問題なくデータ
引継ぎできて、過去のトークのやり取りも、全てそのまま
残すことができました! あ〜、良かった。

こういうことは、詳しい人に教えてもらうのが一番ですね!
完全に他力本願なまさやんです。
そういう意味からも、携帯機種は流行に追随するのが賢明
と言えるかもしれません。
早い内に、iPhoneに変えようかな。
いや、元来もったいながり屋の僕なので、この機種を5年は
使う予定です!

今後も他力に頼りまくる、新しいことについていけなくなり
つつある、まさやんでした・・・(^^;

おっと、9月末の北星高校の合宿についても、書こうとして
おりましたが、既に長くなったので、また今度。

ではまた!
posted by まさやん at 14:23| 大阪 ☁| Comment(2) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
速いスマッシュは自分から動かない、ということですね。ついつい何とかしようと思ってラケットを大振りしたり、身体をねじったりしがちですよね。
慌てず、シャトルを観察することで案外軌道は見えてくるものだと思います。
子どもたちにも伝えます。

6月の記事にコメント書き込ませていただきました!
Posted by なりなり at 2018年11月25日 09:01
なりなりさん、6月の分には先ほどコメントさせて頂きました。遅くなってすみませんでした。

僕もレシーブは苦手な方なのですが、どんなに速いスマッシュでも、ラケットも体も動かさず、ヘッドに当てるだけなら意外と難しくないので、速いショットを打たれた時には、僕はラケットに当てて落とすようにしています。
それができるようになれば、心と体に余裕が生まれてきて、次はラケットをちょっと前に押し出せるようになり、その次はもっと強く振ることができるように、段階を踏んで上手くなっていくものだと思います。
共に上達していきたいものですね!

稚内の子ども達にもグングン上達してほしいものです。
ぜひよろしくお伝え下さい。

ありがとうございました!
Posted by まさやん at 2018年11月30日 17:00
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