と言っても決してエッチな飲み会ではありません(^^;
と言いますのは、なんと、あの伝説の名選手 辻田(泰昌)さんと
一緒に飲む事ができたのです!
と言っても、最近の若い方にはひょっとしてピンと来ない可能性も
ありますので、ここで改めて辻田さんの栄光の過去をひもといて
みることに致します。
辻田泰昌(つじたやすまさ)
滋賀県出身 日吉中→比叡山高→中央大→NTT関西
高校選抜ダブルス優勝 高校総体(インターハイ)シングルス2位
ダブルス2位 インカレ三冠王 全日本総合ダブルス2位
元全日本代表
という紛れもない全国トップクラスの超一流選手だったのです!
僕は、大学だけは一応同じ中央でしたし、練習場所は同じ体育館
でしたので、辻田さん(年齢は僕の一つ上)のことは当時から
もちろん存じ上げておりましたし、そのプレーを憧れの目で見て
おりました。
紛れもなく「はるか雲の上」の存在でした。
その超有名な辻田さんと僕に、なぜ接点ができたのかと言うと
これまた何と、辻田さんが僕のブログを読んでくれていたのです!
僕はブログで過去に、辻田さんのことを2回ほど書いたことが
あり、それを誰かに教えてもらったようで、それから読むように
なってくれたということなのでした。
そして、毎週(最近はサボリ気味ですみません・・・)練習に
行っている守口のホワイトオーク代表の蔭西さんが、いわく
「不思議な関係」
で辻田さんと古いお付き合いをしていたそうで、蔭西さんが幹事役
となり、チャンプの御大 山口さんと何十年かぶりに会いたいと
いう流れから、ブログ作者の僕にもお声がけ頂いたのでした。
となると当然!?の見市も一緒に!となって、結果的にはいつもの
守口ぐっさん会に、スペシャルゲストの辻田さんが加わったという
形になったのでした。
見市は、高校時代は辻田さんにも決してひけをとらない一流選手
でしたので、辻田さんとも昔から面識がありました。
となると飲む機会も何度かは有ったのかと思いきや、一緒に
飲むのは意外にも今回が初めてだったとのことでした。
トップクラスの選手同士の思い出話を横で聞いていて、ボトム選手
(とは言わないか・・・)の僕と蔭西さんは、スケールのでかい
話に「ホ〜!」とか「ハ〜!」とか、ただただ感嘆とするような
垂涎のバドの話題に、いつもよりお酒が進んだのは言うまでも
ありません。(いや、いつものことか・・・)
松浦(進二)さんや松野(修二)さんの話や、大島(正志)さん
西山(博司)さん、長谷川(博幸)さん、銭谷(欽二)さん
の話題などや、見市との思い出話などなど、年代が近い僕には
興味深すぎるほどのディープな話題満載で、僕はひたすら楽しさを
加速させんがため、ビール・チューハイのお代わりを、ひたすら
ノンストップで繰り返すばかりでした。
興味深かったのは、比叡山高校の練習についてです。
全国でも有数の強豪高は、いったいどのような練習で強くなって
いるのだろうと興味津々でしたが、辻田さんいわく
「きっちりと基本練習を反復していた」
とのことで、加えて
「そこそこの運動神経の持ち主だったら、比叡山の練習ならば
誰でもそれなりにかなりのレベルまで上達できると思う」
とのことだったのです。すごく効果的な練習だったのですね。
そして顧問の先生の指導が理論的で素晴らしかったそうでした。
きちんと「指導ノート」なるものを書かれており、練習試合か
何かで比叡山に行った時に、見市がこっそりそのノートを盗み見
したそうなのですが(彼はこういうの得意技)そのしっかりと
した理論的内容に、指導者が居なかった奈良一条の見市としては
「少し羨ましかった」
と漏らしていたのが、酔って記憶が薄れた中でも!?印象に残り
ました。
辻田さんと見市のシングルス対戦成績は、2戦して1勝1敗の
イーブンだとのことでしたが、辻田さんはその1敗を
「一生の汚点や!」
と冗談めかして話していました。
ただ辻田さんも、見市のことを「上手かった」と称えていました。
そして僕と見市が去年全日本シニアで3位になった、という話を
辻田さんにしたら
「天下の見市さんが3位ではなぁ。やはり1位でないと!」
と僕的には大変な檄を飛ばされることになってしまいました・・・
昨年は山口さんに3位のハードルを設定され、それを何とかクリヤ
できたと思ったら、今年は1位のハードル、いや走り高跳びのバー
を掲げられ、酔った勢い(これは僕の得意技)で、今年は優勝だ!
と気合を入れて、眼前のチューハイライムをグイっと飲み干した
のでした!?
僕の辻田さんのイメージは、豪放磊落の豪傑で、いかつくて怖い
印象だったのですが、お話ししてみると、素顔の辻田さんは実に
気さくで、よく笑いよく話し、頭の回転も速く、バド同様トークも
実にスピーディーで、ポンポン会話が弾んでいくうちに、あっと
言う間に時間が楽しく過ぎ去っていった、という感じでした。
ただ、辻田さんは蔭西さんのことは、だいぶイジり倒していました
(^^)
イジられる蔭西さんも、かなり楽しそうでしたが。
辻田さんは、最近和歌山に転勤になったとのことでした。
職場は、僕らが来月泊まるホテルに非常に近いところでした。
当日は都合が悪くて残念ながら飲み会には合流できないとのこと
でしたが。
その後親愛なるぐっさんこと山口さんも二次会の途中から加わって
その辺りから焼酎水割りに移行した僕は、相当意識が朦朧として
記憶もかなりおぼろげとなりました。
そして僕は二次会の途中でスマホを取り出し、動画撮影しながら
いやがる辻田さんにコメントを無理矢理お願いしてしまいました。
(^^;辻田さん、大変失礼しました。
いやがられながらも、最後に一言だけお願いしますとしつこく
食い下がり、あろうことか辻田さんに
「バドミントンとは?」
という質問を投げかけたところ、すっと真剣な表情になり、少し
考えられて
「頑張ることやな。繰り返し」
と真面目に答えて頂けたのには、いたく感動しました。
バドミントンに対する真摯な姿勢が現れた、短くとも素敵な言葉
だと思いました。
その時は酔っていたので、僕の感動はきっと伝わっていないとは
思いますが・・・
その直後、見市に同じく「バドミントンとは?」と聞いたところ
やはり少し真剣な表情で考えて、いわく
「ノーバウンドでラリーを続けることです」
と軽くフザけておりました・・・やはり稀代のジョーカーです。
そして辻田さんが先に帰られて、残った4人でさらにもう少し
飲み続け、山口さんと別れて、さらに残った3人でラーメンを
食べようということになり、地元守口では有名な、尾道ラーメン
「山長」をスープまで飲み干し、完全に満腹になって守口市駅に
向かって歩きました。
山長のラーメンです。スープが絶品なんです!
すると途中に、よくある「手相鑑定士」(易者)が居ました。
一度は観てもらいたいなあと思っていましたが、酔った勢いで
(また出た)手相を観てもらうことになりました。
3人を代表してなぜか僕の手相を観てもらいました。
鑑定料3000円のところを、確か見市と蔭西さんが1000円
ずつお金を足してくれたと記憶しています(って、手相観て
もらったことも、今朝デジカメ写真を見るまで忘れていた・・・)
ですので、僕はわずか1000円でありがたく初!?手相鑑定に
臨むことになったのでした。
そして気になるその鑑定結果は・・・?
完全に忘却の彼方へ飛んでいってしまいました(^^;
鑑定士がしゃべったこと、一字一句ぜ〜んぜん覚えていません。
観てもらったことすら忘れているので、内容を覚えていないのは
当然ですが。
唯一記憶しているのが、鑑定士と最後に調子よく握手しようと
手を差し出したのですが
「握手はしないのです。お断りしています」
と拒否されてしまったことです。
そんなん別に手相と関係ないやん、ゴルゴ13じゃあるまいし
と思いましたが、さして気にも留めませんでした。
見市どの、蔭西さん、無駄金使わせてしまって申し訳ないです。
鑑定内容を覚えていたら、また教えて下さい(^人^)
山口さん、辻田さん、ミーチどの、蔭西さん、金曜は最高に楽しい
ひとときをありがとうございました。
また次回よろしくお願いしますm(_ _)m
ではバドの話。
<プッシュする時は少しでも面を変えよう>
ネット前からプッシュしている、つまりこちらが有利に攻撃して
いるのに、なぜかいつも簡単にレシーブされてしまうという経験は
ないでしょうか?
先週木曜日に、自宅から近い方のコミセン(西北)の練習に顔を
出したのですが、そこに永田さんという方が居ます。(シングルス
大好きな嶋田さんや反省点をしゃべりながらプレーする古塚さん
!?も居ます)
その永田さんとダブルス対戦した時に、何度か永田さんにネット
前からプッシュを食らったのですが、僕はそれを涼しい顔で普通に
レシーブしてしのいでいました。
そしてそれを不思議そうに思った永田さんに、僕はこう伝えました
「永田さんは、自分が打ちたい方向に向かって、そこに打つぞ!
という打ち方で、そして果たしてそのまままさにその方向に
打ってくるのでレシーブしやすいんです」
「・・・」
「そこを、ほんの少しだけでも、打つ瞬間にラケット面を変える
つまり、バック奥に向けて押しているラケット面を最後にフォア
方向に変えてフォアに打つとか、あるいはその逆とかにすれば
レシーブする方も、心の準備の選択肢が増えてしまうので、少しは
取りにくい、ということになるんです」
「・・・なるほど」
ネット前に相当甘く高く上がったチャンスボールならば、素直に
まっすぐ打っても決まりますが、ネット前にちょっと浮いた程度の
微妙なチャンスボールの場合は、プッシュするにもひと工夫
ふた工夫必要なのです。
(ちなみに工夫という漢字は、韓国語読みでは「コンブ」です。
そして意味は「勉強」です)
バドミントンは、相手のフォームを見て何を打ってくるのか判断
します。
なので打つ方としては、できるだけ相手に球種を悟らせないような
フォームにしなければなりません。
そのためにスマッシュと見せかけてカットを打つとか、ヘアピン
打つぞ!と引き付けておいてからロブを打つとか、そういう大きな
フェイントはみなやっていると思うのですが、この、プッシュの
際に面を変えるというのは、なかなかそこまで頭が回らないのか
余裕がないのか、あるいは単にそういう思考がないのか、あまり
中級者レベルではやっている人を見かけません。
ただ、これは瞬時の判断になりますので、試合でいきなりその
シチュエーションが訪れて、そこで天啓のように閃いて、一瞬の
うちに面を変えるといった芸当は、普通はできません。
やはり普段の基礎打ち、練習、練習試合などで試してトライして
活きたラリーの流れの中で習得していくしかありません。
@ 相手フォア側に向けてプッシュしようとしているラケット面を
打つ瞬間に相手バック側に変えて打つ。
A 相手バック側に向けてプッシュしようとしているラケット面を
打つ瞬間に相手フォア側に変えて打つ。
B ワイパーショット(ネットの縁をラケットで右から左に撫ぜる
ようにして打つ方法)でプッシュする。
加えて
C プッシュするぞ!とラケットを立てて腕を差し出し、最後の
インパクトのところで、グリップを緩めてネット前に落とす。
この4つのバリエーションを持つだけで、あなたのネット前は
ちょっと(だいぶ?)上手になります!
でも@〜Cはラケットを立てて入らなければできないプレーです。
実践する前提として
「しっかり動いて、ラケットを立てて入れるような位置でシャトル
を捕らえる」
ことをお忘れなく!
***************************
前述の辻田さんは、今はご自分のバドはされておらず、地元奈良で
ジュニアを指導されているとのことです。
辻田さんのような名選手に、ジュニアの段階から教わることが
できたら、さぞかしグングン上達もめざましいと思われますね!
僕も一度その指導の現場をのぞいて、お手伝いしながら勉強させて
頂きたいものです。
辻田さん、またいつでもお声がけお願い致しますm(_ _)m
香里園からはせ参じます。
そしてその内容を、また皆さんに還元できたらなあと思います。
辻田さんの指導ならば、有料にしないといけないかなぁ・・・
富雄南ジュニアバドミントンクラブ
http://www9.plala.or.jp/tominan-jr/index.html
奈良市近辺のバド上達を願う小学生は、富雄南へgo!です。
話は変わって、先週木曜日に高松に出張してきました。
高松と言えば、食事は「さぬきうどん」が定番なのですが、高松
出張歴の長い僕にとっては、特に絶対うどんじゃなきゃダメだ!
というこだわりは皆無なのです。
無論、美味しいうどん屋さんは何軒も知っています。
(というか、たいていどこでも美味い)
「はりや」「松下製麺所」「源内」「池上のおばあちゃん」等々。
しかし一人で出張した時などは、高松シンボルタワー3階にある
「高松拉麺築港」
というラーメン横丁のようなお店で、高松であえてラーメンを
食べたりしてるくらいです。
そこの「陳健一の坦々麺」は美味しかったなあ!
今回はラーメンでもなく、お客さんから情報を仕入れた地元の
名物店
「武内食堂」
を攻めてみることにしました。
ここは何が評判なのかというと
* 量が多い
* 味が濃い
というガテン系の職業に似合いそうな、ガッツリたっぷり味濃い
僕好みの魅惑の大盛り店のようなのでした。
お店の前に立つと、開放されている窓、入り口から、朦朦と油の
匂いの混じった煙が放出されており、そこに立っているだけで
スーツに油のしみができそうなほど、ヤバい品質の煙でした・・・
そこでたばこでも吸おうものなら、引火の恐れすらありました!?
武内食堂のメニューは3つだけ。
* かしわカレー(丼)
* かしわバター(丼)
* 焼肉丼
です。かしわ、というのは鶏肉のことです。
店員さんに聞いたら、かしわバターが武内食堂の定番メニューと
いうことなので、それを頼みました。
これが写真です。
肝心のお味ですが・・・う〜ん、まあまあってとこかなぁ。
濃い味や、適度な鶏肉の皮の量は、なかなかイケてるのですが
量の割りには味が同じ(当たり前ですが)なので、単調で最後には
飽きがきてしまうのでした・・・(^^;
テーブルの上には、僕の大好きな生卵が置いてありました。
一個50円くらいかなあと思って店員さんに聞いてみたら
「無料です!」
とのこと!
僕は思わず醤油と味の素かけて、生で飲みたくなってしまいました
生卵をかしわバター丼にかけてみたら、これはなかなかイケる味に
変わりました。
タイプの違う親子丼ですね(^^;
当然のごとく完食して、店を出て、あ〜食った食ったと伸びを
したら、吸い込む空気はあのヤバい品質の油臭い煙・・・
昼間にも関わらず、お風呂でゴシゴシ身体を洗いたくなりました。
お風呂上りには、どうしても入りたくないお店です(^^;
しかし味はまずまずですので、トライしてみようという方は
汚れても良いジャージ姿で入店下さい!?
でも多分もう行かないかな・・・
ではまた。
この前はご指導有難う御座いました。
ブログに出ておりびっくりしました。
さらに、細かい内容の解説まで頂き感謝です。
上の部になると、さらに細かいテクニックがたくさんある様なので、次の練習でいろいろ試してみたいです。
最近の木曜日の夜の練習は人数が少ないので、また練習に来て教えて下さい。
次の試合は何とか1勝出来る様に頑張ります。
ネタに使ってしまって恐縮です(^^;
しかし、書いたことは事実ですので。
上級者になればなるほど、打ち方にもひとひねり、ふたひねり入れてきて、普通にフェイントかけずに打つ方が少ないです。
というのは普通に打ったら、フォームを見て何を打つのか分かってしまいますので。
まあすぐにはできないかもしれませんが、そういうことを念頭に置いてプレーするのとしないのとでは、絶対に差が出ます。
プッシュを打つ時に面を少しでも変えてみて下さい。
相手の反応が、少しだけ遅くなると思いますので。
ではまた木曜日にお邪魔させて頂きますね!
ありがとうございました。
GWで帰省していたため、レスポンスが遅くなってすみませんでしたm(_ _)m
コメントありがとうございました。
辻田さんのクラブで、辻田さんに教われるというのは、本当に貴重でありがたいことですね。
僕が大学の時、同じ体育館で辻田さんの練習風景を拝見しておりましたが、何か一人だけ次元が違う感じでした。
辻田さんのような、カッコよくて強いプレーヤーになれるようお祈りしております。
コメントありがとうございましたm(__)m