僕はダブルス同様、年齢通りの45歳シングルス(MS45)に参戦
しました。
会場はまたまた舞洲アリーナです。
僕は第一シードでしたので、最初の試合はタイムテーブルの
9段目でした。
となると試合は午後2時くらいだと思われますが、シングルスは
審判が手薄になると聞いていましたので、僕は審判活動協力の
ために、朝9時には会場に到着していました。
今回も予め試合後に「祝勝会」!?を予定しておりましたので
電車・バスで会場に向かいました。
僕が目指したのはJR環状線「西九条」です。
目的はもちろん「吉野家の牛丼」でした。
近畿社会人の時、事前調査は済んでおりましたので、僕は余裕を
もって「並、玉子、味噌汁」を食べられる時間、つまり8時9分発
のバスに対して、7時55分西九条着の電車を選択して、慌てる
ことなく、悠々と大大だ〜い好きな吉牛(よしぎゅう)を朝から
堪能しました。
ああ!思い出しても美味しかったなあ!?
そして35分バスに揺られ、9時前には舞洲アリーナに到着。
会場設営も少し手伝って、朝一の試合から主審を務めさせて頂き
ました。
その後線審も3回ほど務め、合間にシャトルの補充(試合で使う
シャトルを主審が本部に交換しにくるタイムロスを無くして
試合を円滑に進めるため、試合中のコートを回って新品の羽根を
補充する作業)も実施しました。
本部の方々の身近に居ると、選手のために頑張っておられる姿を
目の当たりにして、この方々のおかげで僕らは試合できている
んだなぁ、と感謝の念を強め、そして自分も何か協力できること
があれば、労を惜しまず(って大したことはできないですが)
できる限りお手伝いしていかなければなあと思うまさやんなの
でした。
線審待機席に座っていた時、野牧さん(幡野さんのパートナー)
と少し会話しましたが、その時にこの協力活動のことについて
話した時に、僕が
「我々も今や大阪社会人の中では、責任あるポジションにあり
ますからね」
とエラそうに話したら、野牧さんは爆笑していました(^^)
そして試合です!
最初の相手は、池田クラブの瀬戸さんでした。
瀬戸さんとは、一昨年のこの大会(40歳シングルス)で対戦した
ことがありました。
サブアリーナで若干シャトルが見にくかったのですが、一試合目
にしては落ち着いたラリーが出来て、果敢に攻撃を仕掛けてきた
瀬戸さんのショットにも落ち着いて対応することができました。
つまりは2-0での完勝でした。
瀬戸さんは、闘志満々で向かってこられました。一昨年の時
よりは、ラリーに粘りと気迫を感じました。
次の試合は高井さんです。先週決勝で対戦した藤田・高井ペアの
高井さんです。
ダブルスの時は「決まった!」と思ったショットを、高井さんが
何度もダイビングレシーブで粘り強く返球してきて、それで
焦ってその次の球をミスった、ということが数度ありました。
あのガッツで来られるのかなと思いましたが、試合をしてみると
高井さんは、非常にたくさんミスを連発されました(^^;
それも殆ど1〜2ラリー目でです。
ラリーポイントでそのようにミスしてもらえると、とても楽に
なります。
高井さんは試合後
「ゴメンな」
と謝ってこられました。ご本人も不本意な内容だったのでしょう
まあ、身体のデカい僕のプレッシャーが大きかったんだ、と
勝手に解釈しておくことにします!?
ということで、またまた2-0での完勝で、昨年に続いて決勝に
コマを進めることができました。
決勝の相手は昨年に続いて三国クラブの藤田さんです。
藤田さんとシングルス決勝で顔を合わすのはこれで4回目。
(40歳大阪総合、45歳社会人、45歳近畿社会人)
そのいずれも僕が制していますが、直近の近畿社会人では第一
ゲームを落としていました。
ということで、勝てるだろうと思いながらも、積極的に攻撃して
いかなければダメだ!と考えて、僕は最初からスマッシュ主体で
いきました。
しかしこれが見事に空回り・・・(^^;
早く点数を稼ぎたいばっかりに、一人で勝手に焦ってしまって
ミスは連発するわ、ショットが甘くなって決められるわで、何と
序盤に3-10くらいの大量リードを奪われてしまったのです。
焦ると配球は単調となり、うまくいかないとさらに気持ちが焦り
ます。
「これではイカン!」と、僕は開き直って、長くラリーを続ける
ことにしました。
すると藤田さんにもミスが出だして、大きく離されていた点差を
徐々に詰めて、18-18で追いつきました!
しかし最後にスッと抜け出されて、近畿社会人に続いてまたまた
第一ゲームを落としてしまいました(ToT)
インターバルの際に見市から
「足が動いていない」
「もっと大きくラリーをした方がいい(攻め急ぐなの意味)」
「相手も(ラリーで回されるのを)嫌がっている」
というアドバイスをもらいました。
第一ゲームこそ奪われたものの、第一ゲーム中盤から落ち着きを
取り戻していた僕は、得意の長いラリー展開に持って行こう!
と方針を決めて、焦ってスマッシュに頼ることなく、相手を
四隅に動かして、ちょっとずつフェイントをちりばめて、相手が
甘い球を返してきた時のみ、スマッシュすることにしました。
その方針は正解だったようで、藤田さんは次第に先にミスをして
くれるようになりました。
第二ゲームは半分くらいで取り返して、勝負のファイナルです。
ファイナルも方針は同じで、とにかく長いラリーを心がけました
ファイナル序盤こそ競り合いましたが、途中からどんどん点差は
離れていき、19-9くらいとなって勝利を確信しました。
そのまま押し切って、逆転勝ちにて45歳シングルスで2回目の
優勝をすることができました!
単複二冠です。ヤッタ〜!
カメラマンは、山田敏勝さんです。
ちなみに見市は35歳シングルスに出場して、一回戦は相手棄権。
二回戦の相手は相当実力差があって、相手をサンドバック状態
くらいにいいように振りまくっていたのですが、見市の悪い癖
つまり
「気持ちのギアが上がらない」
状態から抜け出すことができず、ファイナル18-21で、相手を
フラフラにさせながらも、実質初戦で敗退という悲しい結果に
なってしまったのでした・・・(^^;
見市は試合後、勝つには勝ったものの汗だく&疲労困憊の対戦
相手からアドバイスを求められるという、不思議な体験をした
そうです!?
そして40歳シングルス第一シードの真野くんは、準決勝でジマ
さん(中島くん)とファイナル19オールになる大熱戦でしたが
最後の最後で凡ミスする悪い癖が炸裂してしまって、悔しい
3位となってしまいました。
真野くんに勝ったジマさんは、真野くんとの対戦で体力が枯渇
してしまったそうで、決勝はY CLUBの永田さんに2-0で完敗した
そうです。
幡野さんは、試合前は自信なさげな感じで「今日は準優勝や」と
モチベーションの低下を自覚する発言でしたが、ふたを空けて
みれば、決勝はパートナーの野牧さんにファイナル20-17で
きっちり勝利。
幡野さんのように優勝が当たり前の状況になると、敵は相手ではなく、自分の気持ちになってしまうのでしょうね。
幡野さんには、バドへのモチベーションを保ち続けてほしいもの
です。
優勝おめでとうございます!幡野さんも連覇です。
60歳シングルスは、山田さん(敏勝。さくらBC。中大の先輩)が
エントリーされていました。
山田さんの試合を線審させて頂きましたが、相手の川村さん
(阪南クラブ)が非常に強い方で、山田さんは思うようなプレー
をさせてもらえないまま、押し切られてしまいました・・・
山田さんのプレーを見て、いくつか改善すべきポイントが発見
されましたので、また次回練習でご一緒できた際にお伝えさせて
頂きます。お疲れさまでした。
60歳シングルスの逆の山には原さん(健さん。HIWAKAI所属)も参戦されていました。
原さんは、東京に単身赴任されている会社社長さんです。
HIWAKAIの練習では、岡本さんとシングルス対戦するのが恒例と
なっております(^^)
バドは頑張っておられるのですが、お忙しいようでなかなか
思うように練習できないんだとおっしゃっていました。
僕のブログもしっかり読んで下さっているようですので、あえて
書かせて頂きました。
原さんと一緒に写真も撮りました!カメラマンは見市です。
65歳シングルスでは、岡本さん(昨年の四條畷オープンで
助っ人として優勝に大いに貢献して頂いた)が貫禄の優勝でした
岡本さんは三連覇です!
最近まで肩と肘を痛めていたそうでしたが、完全復活と見て
良さそうです。
おめでとうございます。
帰りは幡野さんに甘えて、車に乗せてもらいました。
先週の畑下同様、寅吉前まで送ってもらって非常に助かりました
幡野さん、どうもありがとうございました。
メンバーは見市、僕、そしてHIWAKAIに最近加入したばかりの
久保さんという41歳独身の方です。
愛媛県大洲市出身の、明るく屈託の無い、しかしメタボな方です
(^^:
久保さんは10月に大阪に転勤してきて、萱島に住むことになって
ネットで調べてHIWAKAIの存在を知ったそうです。
一人暮らしながら、萱島の70平米のメゾネットに住んでいるそう
です。
それ、無駄に広すぎです(^^;
最初は見市、僕、久保さんの3人で飲んでいたのですが、見市が
先に帰り、その後で合流した真野くんと3人で、美味しい料理と美味しいお酒で、とても楽しい時間を過ごしました。
寅吉さんのブログには、早速僕らのことを書いてくれていました
寅吉マスターさん、ありがとうございます!
僕は寅吉マスターさんのブログでも「まさやん」なのですね!
これからも寅吉マスターさんのブログに、たくさん登場したい
まさやんです。
新料理の「牛すじ煮込み」非常に美味しかったですよ。
また食べたいで〜す。
ではバドの話。
<うまくいかなければ方針を変えよう>
これ、まさに今回の試合のことです・・・(^^;
いや、先週の決勝の第一ゲームもだったかな。
決勝第一ゲームの僕は、明らかに焦って点数を渇望していました
早く点を取って、早く楽になりたい!って、明らかに普通の精神
状態ではありませんでした。
スマッシュ主体、つまり攻撃的になることは悪いことでもないと
思うのですが、そのバックボーンが
「早く点が欲しい!」
という浮ついた心理状態では、なかなか思うようには進んで
くれないものです。
今回は、第一ゲームの途中から落ち着きを取り戻して
「これではイカン!」
とラリーを続ける方針に変えられたから良かったですが、あの
まま焦って、気持ちだけ先走って攻め急いでいたら、試合結果は
違っていたかもしれません。
試合の途中でそのような「Change of pace」することは容易でも
ないのですが、焦りながらも、その状態を冷静に見れる自分が
居ました。
「アカン。オレ焦ってるやん。何やってんやろう」
と、自分をあざ笑うことができたのが良かったと思います。
もちろん、見市のアドバイスもとても参考になりましたが。
完全な実力差があって、自分のベストを出しても敵わない、と
いうのであれば、もうどうしようもありません。
しかし、明らかに自分の異変・変調で、心と身体がギクシャク
してしまい、試合で実力を出せない状況に陥ってしまった時には
冷静になり、自分を自分で批評して、あるいは観戦してくれて
いる人からのアドバイスで我に返り、いつものプレーができる
ように、方針変更できることはとても重要な能力だと思います。
「これではアカン!」って思いながら、そのまま続けていけば
アカン結果になってしまいます。
アカンのであれば、修正が必要です。
それを試合中に何とかできるようにしたいものです。
僕は決勝の舞台は何度も経験しているはずですが、未だにそんな
焦った心理状態に陥ってしまうものなのですね・・・(^^;
まだまだ青いです。
しかしそれでも、試合中に修正して勝てたということを、高く
!?自己評価したいと思います。
皆さんも、試合やっていて「何やってんだ!」と自分を怒りたく
なるような時は、冷静に自分への批評家になって、悪い流れを
断ち切れるようになって下さいね。
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今回の大阪社会人でベスト6に入った人(ペア)には、5月26日
27日に和歌山で開催される「全国社会人クラブバドミントン
選手権大会」への参加資格が付与されます。
昨年小田原であった大会です。
昨年は、ヒドい二日酔いで往生しました(って自分のせい)
バドメインの僕は、二つ返事で参加を表明しました。
僕の知り合い・友人も多く参加するようです。
何と長野県からは、石井先輩も参加資格をゲットできたようで
駒ヶ根市から和歌山市まで遠征されるそうです。
和歌山県は近畿ではありますが、しばしば「陸の孤島」と
称されるように、大阪からも移動は不便なところです。
となると当然泊まりということになります。
一昨日、夜中3時に目が覚めた僕は、ふとホテル予約に燃え始め
自分のホテルだけでなく、知り合い・友人の分もついでに予約
してしまおう!と、なんと8部屋も押さえてしまいました。
想定メンバーは
幡野さん、家寿多さん、石井先輩、寺尾さん、真野くん、門野
畑下、そして僕です。
畑下が未応答、そして寺尾さんが現在前向きに検討中ですが
その他の方からはOKをもらっております。
26日の夜は、盛大な飲み会in和歌山が実現しそうです。
仙台の国分町に匹敵する繁華街を探さないとなあ(^^)
畑下はダブルスだけなので、泊まる必要はない(ダブルスは26日
で全試合が終わる)のですが、せっかくだし盛り上がるから
泊まるのもいいんじゃない?ってお誘い中です。
でも多分、日帰りだと思われます・・・
さて、和歌山の夜を満喫しまくらなければ!
でも、和歌山の夜はシーンとしてそう(^^;
ですので当日は僕らが盛り上げてみせます!
いっぱいお金を使って。何に???
ではまた。