2011年01月23日

近畿シニア結果報告

昨日、本日と近畿シニアでした。

昨日はダブルスです。
35歳ダブルスに出場していた45歳の僕は、間違いなく出場
選手の中では悲しいかな最年長でした(^^;
10歳も下の人の中で戦うのは、本当はキツいのですが、まあ
35も45も「そんなの関係ねえ!」(古っ)と、考えないよう
にして試合に臨みました。

初戦は既報の通り、大阪社会人の3回戦で負け、大阪総合の
初戦でリベンジしたHR.COMのペアです。
今回が三度目の正直!ということで、僕は動かない身体(本当に
全然でした・・・)に鞭打って、頑張りました。

ただ試合としては、練習豊富なパートナーの金澤くんが、いつも
通りの良く動き、良く拾うプレーで頑張ってくれたので、因縁の
対決は、2−0で僕らの勝利と相成ったのでした。
これで2勝1敗と勝ち越しました。多分、今後は大丈夫でしょう

そして二回戦は、和歌山のペア。
ちょっと打ってみて、ショットが強いので苦戦を覚悟しましたが
相手は初戦(第8シード)だったのが影響したのか、凡ミスを
結構連発してくれました。
そして僕のインチキくさいサーブもかな〜り効いて(あまりに
インチキくさいので、対戦相手が主審にクレームしていました)
ここも2−0で完勝!これでベスト8です。

続く三回戦は、大阪では、いや全国でも有名な強豪の有田兄弟。
兄は、バド界では有名なサイト「Badminton Academy」の
管理人です。

当初から僕らは、ここは基本的にキツいので、まあ緊張すること
なく、普段どおりでぶつかっていこうと思いました。

しかし、というか予想通りというか、1ゲーム目は半分くらいで
撃沈・・・
第二ゲームも、試合巧者の有田ペアはガンガン攻撃してきました。
そして、8−20くらいで絶望的なスコアになり、僕も金澤くん
もたぶん諦めていたと思いますが、そこから僕のインチキサーブ
が冴えに冴えまくり!?8連続得点くらいして、16点くらい
まで食い下がりましたが、基本的実力差はいかんともし難く
21点目を取られて、僕らはベスト8で散りました。

しかし収穫としては、因縁の対決を制して勝ち越したこと、また
有田ペアに、僕のインチキサーブがかなり効いたこと(^^)
でしょうか。
敗戦からも、何か収穫を得たいマサやんなのでした。

結局、僕らに勝った有田兄弟ペアが、全日本シニア35歳ダブルス
チャンプの林・虻川ペアを下して、貫禄の優勝を飾りました。
まあ、順当勝ちだと思います。

そして今日はシングルス。既報の通り、僕は体調不良・練習不足
から、自信のじの字もありませんでした。

僕は全日本シニアに続いて、第二シードのパッキン(^^;
いつまでたっても扱いが悪いですね・・・
まあもうあんまり気にもしませんでしたが。

初戦の相手は、BIGSの松岡さん。今まではダブルス専門だった
そうなのですが、この人は面白いことに

「僕は他人のせいにする癖があるんです。シングルスならば全て
自分の責任ということで最近シングルスを頑張っているんです」

とのことでした。
僕は心の中で

「シングルスも負けたら相手のせいにするんじゃないですか?」

と得意のクダラない冗談を心の中で思っていました。

松岡さんは、ダブルスプレーヤーだけあって、スマッシュは
かなり速かったです。
積極的にスマッシュを打ってきましたし、またラウンドからの
速いカットが厳しく(本人もエースショットだとのことでした)
何本もノータッチエースを取られ、これは一回戦からキツいなあ
と思っていました。

しかし松岡さんは、やはりシングルスの動きに慣れていないのか
ところどころで思いっきりノータッチエースを食らってくれ
ました。

松岡さん曰く

「正岡さんのラウンド奥からのカットが全っ然分かりません
でした。あれはスゴいっすよ!
ビデオ撮ってるのでまたじっくり見させてもらいます」

とのことでした。
つまりは、僕の勝ち(2−0)でした。

二回戦は第二シードとの対戦です。
兵庫ウッディシャトルズの方で、スーパーバードの魚屋のおっさん
川北さんと組んでたりする遠藤さんという方でした。
昨年の全日本シニアでベスト16に入っておられました。

第二シードということで僕も少し警戒しましたが、予想に反して
終始僕の攻勢で、2−0で問題なく勝利したと記憶しています。
(っていうくらい覚えていない)

今回の最大の山場は、三回戦にありました。
パナソニック京都の石田佳史さんという方で、全日本シニア40歳
シングルスでも2回勝って清水保則氏(東京の強豪)に負けた方
です。

いやあ、この人はマジで強かったです・・・
追い込んだと思ったところから、速くてキレのあるスマッシュを
バンバン打ち込んでくるし、よく動き厳しい球を打ってきました

1ゲーム目の最初0−6になってしまったのが響いて、第一
ゲームは落としました。

そして第二ゲームは、競りながらもちょっと相手のリードが多く
僕は少しイラついていました。
攻撃的な相手に対し、僕は平然とレシーブをしているつもりなの
ですが、向こうの勢いが強く終始リードを保たれて、な、何と
18ー20でマッチポイントを握られてしまったのです!!!

ただ、気持ちは淡々としていましたので、まあ負けることもある
なあとは思いながらも次のラリーに集中して、石田さんの、僕の
フォア側へのスマッシュ(これに随分ヤラれていた)がわずか
2〜3cmでしたが、アウトになりました。

しかしここでラインジャッジが「イン」のコールをしたのです!
それは完全にアウトだったし、そして他でもないマッチ
ポイントだったので、それがインなら僕は負けなので
僕はどうしても引き下がれませんでした。

主審の若いお兄さんに

「今のは完全にアウトです!」

と強く主張したところ、幸いにもしっかり見ていてくれていた
主審のお兄さんは

「僕も今のはアウトだと思います」

と言ってくれて、オーバーコールで僕は九死に一生を得たの
でした(^^;

しかしまだまだ19−20でマッチポイントは続きましたが
展開はよく覚えていないながらも、僕が無理矢理気味にでも
スマッシュで押し切り、大逆転で2ゲーム目を奪い返しました。

主審の方がよく見てくれていて、本当によかったです。
僕も言い訳がましく

「僕もスポーツマンですから、インをアウトだとなんて主張しま
せん。あれは間違いなくアウトでした」

とオーバーコールが確定した後も、引き続き正当性を主張して
おりました。神に誓ってあれはアウトでした。(ってもういい)

そして勝負のファイナル。
ファイナルに入ると、さっきまであんなに僕を苦しめた石田選手が
まるで人が変わったように意気消沈したのです。
凡ミスも連発し、ファイナルは大差(多分半分くらい)で勝利
しました。
僕は苦戦中の苦戦でしたので、最後は全日本シニアと同じくらい
の大きな声でガッツポーズをしてしまいました(^^;

試合後、石田さんと話したところ

「全日本シニアで第一シードを食ってたのは知ってたから、いつ
本気を出してくるんやろうなあと思いながらやってました。
ファイナルに入ったら気持ちも体力もスタミナが切れて、もう
ダメだと思っていました」

とのことでした。

僕は

「いやあ、今日のところはこれが全力ですよ。ただ全然練習は
できていませんでした」

と正直なところを述べました。

しかし石田さんは、かなり強かったです。この勝利は価値ある
勝利でした。これで3位確定です。

そして4回戦は第三シードとの勝負です。
兵庫県伊丹BCの坂本隆英さんという方でした。

全日本シニアにはやはり出場していて、神奈川の同級生
西山治朗に勝っていました。

一見若干メタボ風でしたが、これまた異常に攻撃的にスマッシュ
を連打してくるのです!
その勢いに押された僕は、第一ゲームを競りながらもまたまた
落としてしまいました・・・

ただ、ラリーを続けた感想では、先ほどの石田選手の方が遥かに
強く、僕も普通にやれば大丈夫だろうという自信は持てました。

その自信の通り、第二ゲームは大差で僕が取り返しました。
坂本選手は、サーブを全てショートにしてきましたが、それを
僕がちょっとフェイントをかけてバック前に落とすショットが
劇的に効きまくり、それで随分楽をさせてもらいました(^^)

勝負はファイナルへ。
坂本選手はちょっと疲れているようでしたが、やはりショットは
かなり攻撃的で、僕のフォア側へ、ラインギリギリのスマッシュ
を強気に叩き込んできて、それに相当ノータッチエースを
食らってしまいました。

しかし基本的実力は僕の方が上だと、途中から思っておりました
ので、2〜3点のリードを保ちながら終盤に入り、そこからは
少しずつ点差を広げていって、最後は多分16点くらいで勝った
のではないかと思います。
これで準優勝確定です!

決勝の相手は、兵庫大和製衡の五十嵐勝さん。全日本シニアには
やはり出場していて、一回戦負けをしていました。

その前の五十嵐さんの試合を見ていたミズノの小塚さんは

「正岡さんなら、多分いけると思いますよ」

との嬉しい情報をくれました。

しかし、正月から体調を崩し、練習もトレーニングもやれて
いなかった僕は、決勝までの4試合で、体力は完全に終わって
いたのでした・・・

身体も動かず、スマッシュも走らない、全日本シニアで負けた時
のような状態になってしまいました。

一方相手は元気ハツラツ(^^;
活き活きと動いて、これまた積極的にキレのあるスマッシュを
ラインすれすれに決めてきました。

第一ゲームは半分くらいで負け。
ここで僕はもう「これはあかんな」と開き直り、のらりくらりと
とりあえずラリーを続けようという作戦にしました。

そうすると、相手も優勝を意識したのか、相変わらず速い動き
ながらもミスを連発してくれて、第二ゲームは19−18くらい
で僕がリードしたのです。

しかし相手の動きは衰えず、マッチポイントを握られ、決まれば
デュースになる僕の気合のスマッシュがネットにかかりThe end.
近畿シニアシングルスは、準優勝という結果に終わりました。

でもよく頑張ったし、厳しい試合も勝ち上がって近畿2位に
なれたので、一応満足しています。

今は身体がガッタガタ(^^;ですが、自分にごほうびのビール
を頂いて、上機嫌であります。
そのうちギター抱えて、熱唱が始まると思います!?

来月は近畿社会人があります。
シングルスはやはり40歳で出場しますが、ダブルスは三国
クラブの三坂さんという方と40歳の部に出場します。
今度こそは何とか優勝できるように、来月も頑張りたいと思い
ます。

ああ、今日は本当に頑張りました。
全身がものすごく痛いです・・・
その筋肉痛に負けずに、今はビールを頂いています(^^)
まだ2缶しか飲んでいないのに、ギンギンに効いています。

ということで、試合結果報告を終わります。
今日は現時点での実力を最大限に発揮できたと思います。
これからも頑張っていきますので、引き続き応援お願いします!

ではまた。
posted by まさやん at 20:37| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
体調が悪い中お疲れ様でした!
土日は近畿シニアの雰囲気といいますか同年代のレベルがどないなものか?又マサやんの応援と京都の知り合いも何人か出てたので応援に行きますわ!と言ってたのですが!
金曜日の朝から体調をくずして食事を取れずに月曜まで布団の中でした(TT)
マサやんの勇士が見れずに残念です!
今日やっとこさ食欲が出てきて一安心してます(^^)
なんせ癌年齢なもので(^^;)
後二三日食事を取れなければ大嫌いな胃カメラも覚悟してました。
しかしマサやんの体力もさる事ながら結果を残す勝負しとしての精神力も凄いなとブロクを読んでて思います。
賭け事もキット強い事でしょう!
どんなスポーツでもメンタルが大切ですね!
今年も故障が多い嫌な予感がするS田ですが
又木曜日来られる事が有れば教えてくだされ!
Posted by S田です at 2011年01月26日 00:31
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