2007年12月02日

シャトルの高さで構えを変えよう

「恥の多い生涯を送ってきました」は太宰治の小説ですが、42年間生きてきていると
思い出しても恥ずかしくなるような失敗や、ああ何故あんなことをしてしまったんだろう
という後悔や、ああやっておけば良かったという反省の念で一冊の本が書けるほど
TVゲームのようにリセットボタンを押して始めからやり直したいとか、タイムマシンに
乗って任意の瞬間に戻り、今思うやり方に修正できれば、なんてずっと思っていました。
そんな風に考えると、思い出しては気分が滅入ることも少なからずだったのですが
ある考え方をするようになってから、そういう思いは綺麗さっぱり払拭してスッキリ
穏やかな心境で居られるようになったのです。

その考え方とは・・・

「過去は全てOKである」

ということです。
マーフィーやナポレオンヒルなどの成功学者がよく言うのは、今の自分の境遇は、自分が
選択してきた結果である、ということです。
人生は選択の連続です。様々な場面でどっちの道に行こうかと決断を迫られる場面に
日常的に遭遇します。
受験・恋人とのこと・会社・仕事・結婚などの大事な節目のことから、日常の買い物や
会話上のセリフなどまで。
そして、過去の自分の選択というのは、過去の自分が決断の場面に対峙して、その時の
自分の考え方・実力・性格の範疇で、一生懸命に答えを出した、その時においての最善の
選択だったのです。
となると、悩みながらもその時点での最高の選択を続けてきた筈で、その選択が導いた
現在の状況は必然であり、自分自身の求めた姿であるとさえ言えます。
なので、今の自分の境遇を嘆くのは、本来は間違っていると思います。
過去の選択は、当時の自分のベストの選択であることを理解し、あっさり肯定してしまい
ましょう!
その方がこれからいくらでも自由になる(筈)の未来に向かって、前向きな気分になれる
と思いますので。
というか、過去は変えられないので、悔やむこと自体が無意味です。
過去の選択を誤ったと認識するなら、それを糧・反省として、これからの選択には同様の
誤った選択をしないようにすれば良いだけのことです。

僕自身の反省を吐露しますと、もっと勉強しておけば良かった、です。特に語学や経済に
ついて。
しかし、その時はそう思わなかったので、もう仕方のないことです。
人生短くはありますが、まだそれなりに時間は残されています。また脳細胞の余力は
無限に近いとも言えます。
まだまだ未使用の長い休暇を楽しんできた脳細胞達に、これから積極的に知的刺激を
栄養分として与え続けて、過去の不勉強を凌駕して余りある状態に、思考力と知識を
蓄積・醸成していきたいと思っています。

何か哲学的な話になってしまいました。クマゼミやバリウムの小話一辺倒でもないのです
(^^)

でもやっぱりバリウムの話はします。

今週人間ドックがありました。期待していたのは、体脂肪率の変化です。
夏から継続していたダイエットの効果で、体重は74kg以下をキープしております。
去年の体重が76.2kgだったので、少なくとも3kgは減っているはずで、うまく
いけば4kg減っているかもしれないと、体重にこだわる女子高生のような想いを胸に
体重計(身長と体脂肪率も一緒に測れるすぐれもの!)に乗ったところ、73.2kg
でした。
昨年からピッタリ3kg減です。僕は検査員に、ガンではないか、と疑われるのではと
ちょっとだけ心配しましたが、事務的かつ流れ作業の病院の人は、目も合わせないで
「73.2kgです」とのたまうだけでした。

そしてバリウム。35歳未満の人は経験がないでしょうから、ここで詳細に様子を報告
しておきましょう。
まずイヤなのが、肩への筋肉注射です。これは胃を動かないようにする為だと思います。
採血の注射は、上手い人が刺せば全く痛みを感じない事もありますが、筋肉注射は例外
なく「痛い」です・・・
そして検査室へ。低姿勢の若い検査員から指示を受けた通りに、検査台に乗ります。
この検査台、寝る面が垂直から水平にまで可動するのです。
胃に入ったバリウムを、撮影の為に胃の中の見たいところに移動させる為、そこに寝た
受診者を自在に動かすのです。
頭が下になることもあるので、台の両脇には丈夫な手すりが付いています。
上下さかさまになった時は、結構な力で手すりを掴む必要があり、腕力の足りない人は
この検査はできないんじゃないかと思ったりさえします。
検査台は最初は垂直状態からスタートします。垂直になった下の部分にステップがあり
そこに立つことができるのです。
その状態で、検査員から指示が始まります。

まずはバリウムを飲みます。
このバリウム。ちょっと前までは、マクドナルドのコーラのMサイズくらいのカップの
8割程の分量があったと思うのですが、最近は性能が上がったのかカップの半分位という
少ない量になっていました。
特筆すべきは、その味です。
何と「美味しい」のです!?
冗談ではなく、ほんのり甘いバニラフレーバーが、検査の為昨日9時から何も食べて
いない空っぽの胃袋に、とても美味しく感じるのです。
あれがもっと冷やされていて、ストローで飲んだら、気分はマックシェイクです。
マックシェイクとは濃さが違いますが。

そして小さなプラスチック容器に入った顆粒の炭酸を、これまた小さなプラスチックの
カップに入った少量の水で飲み干すのですが、胃に入った瞬間ジュワジュワと炭酸の泡が
発生しているのが分かり、ビールを飲んだ時のように豪快に「ゲプッ」っとゲップを
したいのですが、この炭酸で胃を膨らませて検査員が見やすくなるようにしているので
ゲップは我慢しなければならないのです。そこは若干不快です。
そして台が水平になり、隣の別室に移動した検査員からの鬱陶しいマイクでの指示が
始まります・・・
鬱陶しいなんて言ったら、きちんと検査しようとしているその方に悪いですが、バリウム
入ってゲップを我慢している状態での、あの矢継ぎ早の指示には正直閉口します。

「はい。時計回りにうつぶせになって下さい」
「ちょっと右腰を上げて〜。もうちょっと下げて、はいそこで止まって」
「はいそれではまた時計回りにぐるっと回って仰向けになって下さい」
「今度は左腰を上げて、垂直にして下さい」
「今度は右腰。そこで息を止めて〜」

って、実に小刻みに何度も何度も体勢を変えさせるのです。
通常の何もない状態であれば、大した動きでもないですが、バリウム飲んでゲップを我慢
している時に、ああせいこうせいと細かい指示を受けるのは辟易とします!
そうやって体を動かせて、バリウムを胃の中で移動させていることは分かっていますが。

そうして検査は終わり、検査員から「はいゲップしていいですよ〜」と晴れてゲップ解禁
となり口をすすいで完了なのですが、本当の勝負はここから始まるのです!
バリウムは体にとって異物であり、体内から完全に排出しなければなりません。
バリウム自体にも下剤は入っていて、自然な便意を催すような仕組みになっていますが
毎年、排出に苦しんできた僕としては、念には念をということで、受付で渡される
予備の下剤も服用し、屈辱の割り箸での白便ピックアップ作業を今年こそは止めたいと
万全の気合で臨みました。

下剤の効果はてきめんで、定期的に下腹部に痛みを感じ、トイレに駆け込むこと5回。
排出作業は今年は順調だのう、とたかをくくっておりました。
一晩明け、翌日の朝。既に排出しきったと信じていた僕を、不意に襲った忌まわしい便意
これはいつもの便意ではない!と危険を感じて、飛び込むように会社のトイレにしゃがみ
精神一到何事か為らざらん、とばかりに空中の一点を見つめ、「僕の体から異物は全て
排出される。そして僕はすっきりクリーンな体になるんだ」と訳の分からない自己暗示を
かけ、さらには宇宙戦艦ヤマトの波動砲発射のイメージで、「ターゲットスコープ
オープン!」と心の中で念じたところ、難産の末ようやく最後の白い異物を排出する事に
成功したのです!
幸いにして、今年は割り箸のお世話になることはありませんでした。
これが、バリウムの一部始終です。
皆さんも35歳を超えたら、上記の悲哀を味わって下さい。
でもバリウム自体は美味しいですよ!?

関係ない話でかなり盛り上がりましたが、本業のバドの話。

<シャトルの高さで構えを変えよう>

ダブルスは攻撃している方が有利であり、その意味からも速く強い球を返すことは重要な
ポイントです。
しかし、攻めている場面ばかりではなく、実際には相手から攻撃を受ける事も半分近く
あります。
攻撃を受ける、つまり相手が上から下に打ってくるということです。
この場合の体勢は、レシーブしなければならないので、腰を落とし膝を曲げて受けの
準備をする必要があります。
特に、あからさまにこちらが高く返球した場合は、殆どがスマッシュかカットなので
それに備えた体勢をしかなければなりません。
具体的には、レシーブの構えをする、ということです。

その構えからも、こちらとしては攻守交替の機会を虎視眈々と伺い、レシーブしながらも
速くて厳しいコースに返して、相手の返球を甘くさせ、攻撃に転じる必要があります。

そこで大事なのが、シャトルの高さによってこちらの構えを変える、ということです。
シャトルの高さとは、相手がラケットで打った瞬間のシャトルの高さという意味です。
スマッシュ・カットなどのオーバーヘッドストロークなどは、相手は頭上でシャトルを
捕らえているので、確実に上から下に球が来ます。
となると、こちらが受ける時には、胸から下(床)くらいにシャトルがくる可能性が
殆どです。たまに意図的に肩口に来たりすることはありますが、大体肩口より高い球は
アウトになる確率も高くなり、あまり飛んではこないコースです。
となると、自然に意識はレシーブの構えになって、バックハンドで相手のスマッシュに
低めの球に備える形になります。

逆に、こちらが上から下に打っている時は、レシーブ体勢を取る必要はなく、握りも
フォアハンドにして、ガンガン上から強い球で押し込んでいけば良いです。

微妙なのが、明らかに球を上げているとか、明らかにこちらに球が上がってきているとか
のはっきりしたシャトルでは「ない」場合です。
そのように中途半端な高さのシャトルに対して、どのような握り・体勢にしておけば
よいのでしょうか?

その場合は相手がシャトルを捕らえる高さで判断して握り・体勢を変えるのです。

当たり前の話かもしれませんが、相手がシャトルを捕らえる高さがネットの白帯付近に
なれば、あからさまに角度のあるショットは来ない筈です。(強いドライブは来るかも
しれませんが)
そうした時に、レシーブの握り・体勢で待っていたら、強い球が出せないばかりか
相手に脅威を与えることができません。
甘い球は、厳しく打つ!の気合と準備が必要なのです。
こちらの打った球が効果的で、相手のシャトルを捕らえる位置がネット白帯付近に
下がったと見たら、少しかがんだ状態になり、ラケットを上に構えて、強いドライブを
打てるように待ち構えるべきです。レシーブの体勢のままではいけません。
ラケットを高く上げて構えていれば、ドライブ系の球に強いドライブで対処できます。
しかし、そのような攻撃的な気持ちを持っていないと、相手の弱い(スマッシュよりは
という意味)に、効果的な対応ができません。

先日のジャパンオープンの女子ダブルスで、中国のヨウイ・チョウケツブン組は、よく
そのような待ち方をしていました。
相手フォア奥に打って、相手が球を捕らえる位置が低いと見ると、ラケットを上に構えて
しゃがんだ状態で待ち構え、強い逆クロスへのドライブを多用していました。
またそれがよく効いていました。

そのように攻撃に転じられる可能性がある場面で、消極的なレシーブ体勢で待っていたら
なかなかこちらに流れが来ないでしょう。
相手の体勢を良く見て、臨機応変に体勢を変えて、強い球を出せるよう集中しましょう。

***************************

昨日は定例の練習でした。
先週、風邪気味かつ出張で疲労がたまっており、十分な練習どころか運動もできておらず
体力が激減しているのを感じました。
ダブルスでもシングルスでも明らかに動きが悪く、そのせいでミスを多発していましたし
疲れるのも非常に早かったのでした。
体力を付けるにはシングルスが近道です。
疲れてはいたものの、昨日は5ゲームもシングルスをやりました。
見市には0−2で完敗。重い体で動きも悪くミス連発のヒドい試合でした。
しかしM市も自ら「まあまあやな」と自分のプレーを称していた通り、見市はミスが少なく
キツい配球で、コート一杯に動かされて、なかなかショットが取りきれず、気がついたら
体力が終焉の時を迎え、完全に棒立ちかつ足が止まってしまったのでありました。
しかし負けてもともと。動いて体力を付けることに意味があるのです。

汗もダラダラ呼吸も回復しない状態ながら、ベテランのちいちこと幡野さんに挑戦。
ちいち幡野さんは、バドミントンに全ての中心を置いている人で、週に3〜4回練習を
しており、51歳の年齢でありながら、体も足も良く動き、また自分のスタイルを
確立しているのでミスも少なく、年齢別のシングルスではいつも優勝候補である古豪です
わがチームでも、若手の登竜門とでも言う存在で、幡野さんに勝つことが若手の目標と
なっているプレーヤーです。
そのちいち幡野さんとの試合では、一進一退ながらリードを保ちましたが、今一感覚が
掴めず、これまたミス連発で1ゲームを落としましたが、序々に幡野さんの配球に慣れ
2ゲーム目は半分位の完勝でした。

その段階で、もう息も上がって足もガクガクだったのですが、乗りかかった船!?と
いうことで、真野くんとラスト1ゲームやりました。
この真野くんには、あまり負けた事はなく、彼は僕以上に体力が無いので、繋いでいけば
最後はミスって楽に勝つパターンで、疲れていながらも余裕をこいて試合していたら
この日の真野くんは体力の消耗を全く考慮せず超攻撃的にスマッシュを連発してきました。
もともとスマッシュ力はあるので、僕が拾いきれず、追い上げむなしく真野くんの勝利と
なりました。

昨日の練習は、結局ダブルスの1勝のみの惨憺たる結果でしたが、それが紛れも無い
昨日の実力でした。
しかしシングルスをやれたことで、無尽蔵の体力を目指してこれからまたやり直しです。
皆さんも「ダブルスの為のシングルス」を合言葉に、勝ち負けにこだわらず体力増強を
目的に、積極的にシングルスをやるべきだと思います。

そして練習後は寝屋川市駅前の和民で飲み会です!
見市、酒井、勝田、マメール中川、I坂に僕といういつものメンバーで、乾いた喉と胃袋に
おびただしい量のアルコールを注入し、明るく楽しく幸せな酩酊状態に突入したのでした
焼酎はボトルで注文しましたが、ここで見市が焼酎ボトルに書いてある漢字のテストを
I坂に出題。
I坂くん、こともあろうに「黒麹仕込み」を「くろまりしこみ」と読みました(^O^)
まりでどうやって焼酎を仕込むのか、今度実践させたいものです。
勝田くんは得意の無言攻撃で無回答でした。
勝田くんも知らなかったらしい・・・
マメール中川くんも、なんか変な呼び方してたけど、酔ってたので忘れました。

傑作だったのは、僕が上記のシングルスについて「負けてもいいからやって、体力の向上
を図っているんだ」という話をした時、10歳以上も年下のI坂が「意義ありますよね」
だと!
「お前に言われたないわ」と大声で返したら、全員大爆笑でした(^^)

今回は相当長くなってしまいました。
普通ブログって、毎日ちょっとずつ書いていくものですよね?
でもいいんです。僕は普通じゃないから!?

ではまた。次回も長文を期待していて下さい。
posted by まさやん at 12:05| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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