2007年11月18日

常に集中していよう

今週はなかなか投稿できずに歯がゆい想いをしておりました。
出張と多忙と、とどめの体調不良(単なる風邪ですが)で、落ち着いてパソコンの前に
座る時間が無かったのです。
体調は未だに万全ではなく、本日の定例練習もキャンセルでしたが、ライフワークのこの
ブログ、途切れさせる訳には参りません!

先週末は、かつて所属していた実家近くの地元クラブの練習に参加してきました。
地元の小学校を借りて毎週日曜に練習している、グリーンタウンというクラブです。
関東在住時、僕は毎週ここの練習を楽しみにしていました。
正直、レベル的にはそれほど高いクラブではないのですが(失礼!)皆バドミントンを
こよなく愛していて、大会にも積極的に参加されて、年代別での優勝などしっかり結果を
出していますし、何と言っても先代の会長さんから脈々と続く楽しい伝統行事に表れる
チームの連帯感が強く、アットホームな雰囲気が何と言ってもこのクラブの魅力です。

僕は関東出張の時は、極力このクラブに参加していますが、自分が参加するだけでは
つまらない!?ので、毎回友人や後輩を執拗に呼びつけるのであります!
今回も例に漏れず僕の熱い召集活動は帰省直前まで続き、高校バドミントン部のメンバー
(同期1名、後輩3名)が来てくれる事になったのであります。

同期の1名は、バドミントン部の部長の青ちゃん。優しくて非常に気遣いをしてくれる
大事な友人です。彼は中学時代は団体で県優勝した程の実力者ですが、最近はすっかり
バドミントンから遠ざかって居た為、今夏の練習で一緒に基礎打ちをした時には、基礎
打ちの途中で息絶え絶えにインターバルを要求した程、体力枯渇状態に陥っていました。

しかし、今年の高校OBの夏合宿でバドミントンの楽しさにまた目覚めてくれたようで
合宿以来、地元への練習参加にも積極的になり、別の同期と試合に出場したり(無念にも
惨敗だったようですが)、娘さんが中学でバドミントン部に入部したこともあり、かなり
熱意を持ってバド復活の燃えてくれているので、同級生としては嬉しい限りなのです。

そのAちゃんと、学年が一つ下というだけでいくつになっても一生後輩扱いの小川くん
そして三つ下の興津くんに加え、何と高校の掲示板を見て来たという広川さんまで
参加してくれて、久々の練習は大いに盛り上がるイベントとなりました。

バドミントン自体も大変楽しく、グリーンタウンの掲示板からこのブログに辿りついてくれた
小林さんらとも試合が出来て、短時間ながら充実した時を過ごせました。

しかし、本当に楽しみにしていたのは、その後の飲み会です!?
合宿依頼の懐かしい気の置けない仲間と、昼過ぎから時間を気にせずにギン飲みできると
あっては興奮するなと言う方が無理というもの。
新百合ヶ丘はイトーヨーカドーの「虎包(フーパオ)」(とても美味しい!)という
中華料理屋で、昼下がりの楽しい楽しい飲み会が開催されたのでした。

料理もそこそこ頼みましたが、生ビールでの乾杯に始まり、運動後につき酒の回りも速く
調子に乗った僕たちは、当然の如く焼酎をボトルでオーダーしたのでした。
最初は遠慮がちに水割りなどとセーブしていましたが、そのうちいつものペースのロック
グラスに少しの氷を入れ、遠慮なくドバドバストレートの焼酎をなみなみと注ぎ、濃い
アルコール度数でありながら、ビールと同じペースでぐいぐい飲めば、ほぼ全員が
意識朦朧の廃人に近い状態になりました・・・
結局、4人ででっかいボトル3本が瞬く間に空になりました。まさに激酔いです。
僕はそのお店で得意の「プチ睡眠」にて、体力の回復を図りました!?

酔った勢いで、もう一人の同期星氏を呼び出して、二次会は魚民。
もうそこの記憶はほぼありません。星くん、ごめんね。

体力的にはヘビーそのものでしたが、やはり昔からの仲間というのはいいものですね!
その飲み会の際、来年も夏合宿の幹事を一生後輩の小川とやろう!と、がっちり握手を
交わしました。来年の合宿は、今年以上に盛り上がること必至です。あ〜楽しみだ〜!

では久々ですが、バドミントンの話。

常に集中していよう

今週木曜日の定例練習で、前にも少し書いた枚方市の小野くんと組んでダブルスを
しました。
この小野くん、なかなかのイケ面の若手で、スマッシュは速く、レシーブ力もあり
ハイバックもパワフルに飛ばすという、プレーに素質を感じる今後楽しみな選手です。

しかし、彼と組んで非常に感じたのは、動きに積極性がなく相手の返球に対する準備が
全くできていないという事なのです。

小野くんは、自分が十分な体勢で打てば、かなり威力のある球を繰り出すことができる
のですが、ラリー展開が速く相手も前へ前へと詰め寄ってくるダブルスにおいては
自動的に良い体制が訪れることなどなく、打たれてから反応する状態で返球している為
常に対応が後手後手となり、効果的な攻撃的ショットが繰り出せず、守勢を強いられ
結果押し込まれるラリー展開で敗北への一途を辿るということになってしまうのです。

そしてこの小野くんの問題点は、他の多くの人の問題点を大いにはらんでいると思います
ので、ここにそれを列記したいと思います。

1)サーブプッシュの際、足が出ていない。
  小野くんは、相手のショートサーブに対して、鋭い前への突っ込みが無い為、足を
  出さないでその場で手先だけでの返球をしていました。
  これはロングへの対応を考えての事かもしれませんが、基本的に相手のサーブを
  厳しくプッシュしてやろう、という攻撃的気持ちが希薄なのだと思われます。
  前にも書きましたが、ダブルスのサーブレシーブでは、相手に強烈なプレッシャーを
  与える必要があります。
  相手に安心してサーブを打たれるようだと、その段階ではや少し不利になります。
  レシーバーに鋭いプッシュが無いと判断すると、サーバーは非常に楽なものです。
  常にエースを取れるプッシュが打てる訳ではありませんが、やはり競技である以上
  相手に有利な状況は少しでも刈り取っていかねばなりません。
  まずはサーブレシーブ時にラケットを高く構えて、甘いサーブは許さんぞ!とばかり
  圧力を掛けて、また実際にも足を前に出して、強い返球でサーブを押し込んでいけば
  次の球が有利になりますし、相手のサーブも楽に打たせない事につながると思います
  ここで大事なのが「気迫」です。
  集中して気合を入れてラケットを高く構えて「プッシュするぞ〜」と神経を研ぎ澄ま
  せて待てば、足が出ていつもより前でシャトルを捉えられると思います。

2)前衛で打った後、ラケットをすぐ上げない。
  小野くんは、前衛から良いプッシュを打つのですが、一回打ったらその流れで
  ラケットが下がり、相手から返球されたら慌ててラケットを上げる、という事を
  繰り返していました。そしてこれは、本当に一般的に良く見られる光景です。
  一流選手が目にも止まらぬようなラリーに対応していけるのは、勿論スキルの問題も
  大きいのですが、彼らは常に次の球次の球を待っているからなのです。
  待っているからこそ対応できるのであり、返球されてきてから慌ててラケットを
  上げるのでは、速いラリーのダブルスでは到底間に合わず、球を抑えられないか
  触ってもミスしてしまうということになってしまいます。
  極端な言い方をすれば、ショットそのものよりもその後の方が大事なのです。
  打った直後にすぐラケットを上げる。相手の返球時にはもうちゃんと二の矢の攻撃
  体勢が敷けている。そうでなければなりません。
  前衛に居てラケットを下げる瞬間などありません。このことを頭に刻み、打った球
  そのものより、打ったその後の体勢を常に意識していきましょう。
  自分のプッシュに合わせてリズム良くすぐラケットを上げれば、速い返球にも十分
  対応できるものですよ。

3)前に出るべき状況で動かない。
  これはおそらく、小野くんが前に出るべき状況を判断できていないからと思います。
  今までにも何回か書いてきましたが、以下の状況では前に出なければならないのです
  @相手のバック奥に追い込んだ場合
   →バックハンドからは、タウフィックでもない限り強いショットは来ません。
    つまりその状況が既にチャンスなのです。バック奥に追い込んだ人が前に入れば
    もう一人がスムーズに後衛に行けて、最高の攻撃態勢に入れます。
    バック奥に追い込んだら、前に出る。これは鉄則です。
  A自分がネット前に落とした場合
   →これは相手の前衛との位置関係にもよりますが、一般的には前に落とした人は
    そのまま前に入って、相手にヘアピンを打たせないようにしなければなりません
    そうすることにより、パートナーも後衛に専心できて、相手も上げざるを得なく
    なり、良い攻守交替のきっかけとなります。
    前に落としてその場に居ると、いつまでたってもサイドバイサイドのままで
    攻撃を浴び続けることになります。
  B相手の体勢が「死に体」の時
   →これはちょっと難しいかもしれませんが、相手のシャトルを捕らえる体勢を見て
    その体勢では強い球が打てないとか、打つショットの種類が限定されるという
    判断ができた場合は、前に突っ込めます。
    例えば、レシーブでもひじが伸びきってバックスイングを取っておらず、前に
    置きにいくしかできないフォームだとか、フォア奥に追い込まれて、やはり
    十分なバックスイングが取れず、腕が伸びきった状態でのショットとか
    ロングサービスを打って相手がのけぞって、腕が伸びきっている状態とか
    完全に腕が棒になってラケットも寝かせてヘアピンを打とうとしている時とか。
    ポイントは、相手の体勢が強いショットを打てる準備ができているのか否か
    ということです。
    それがつまり、リストスタンドができていて、肘が曲がっている状態か否か
    ということなのです。
    逆に言うと、追い込んでいるようでも、しっかりリストスタンドできていて
    肘が曲がっていて、肩も引けているような十分な状態ならば、実は本質的には
    それほど追い込んでもいないのです。
    相手を良く見て、あの体勢では強いショットはないな、という判断ができる
    ようにしたいものです。

4)シャトルを待って打っている。
  小野くんは、前に出ながらのショットが無いため、一歩足を踏み込んで打つ事がなく
  常に食い込まれた状態での返球を強いられておりました。
  この「踏み込む」という行為が非常に大事なのです。
  踏み込むということは前に出るということ。前に出るということは、より前で球を
  捕らえるということ。より前で球を捕らえるということは、より高い位置で捕らえる
  ということであり、つまり相手にとって厳しい返球に他ならないのです。
  ダブルスの場合、上から下に打つ機会を多くすることが勝利へのカギです。
  止まって動かずに打っているだけでは、上から下に打つ攻撃の機会は訪れません。
  相手を殺すくらいの気迫で、とは言い過ぎかもしれませんが、テンポの速いダブルス
  においては、常に神経を集中させて、隙あらばぶっ叩く!の気合が必要です。
  普段はおっとり優しい人(僕もそう!?)も、ダブルスの時は性格に異変を起こして
  超短気かつ攻撃的なラリーで、相手を攻め倒しましょう!

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ああ、久しぶりの投稿ができてスッキリしました。まだ風邪は治らず頭は重いですが。
今日も一日ゆっくり寝て養生しておりました。
薬の影響か、よ〜く眠れるのです。ドリエルです!?
横になりながら、今日は一日、HDDに録画していた「24シーズンX」を相当見ました
いやあ、やはりこのドラマは素晴らしいですね。ジャックのスピード感溢れる判断と行動
それに応えるCTU(テロ対策ユニット)メンバーのこれまた迅速すぎる対応。
ジャックも最高ですが、僕の密かな好みはクロエです。いい表情していますね〜。
今は12時回っていますが、またこれから残りを見てしまうかも・・・
まさかローガン大統領が・・・これでは風邪も治りそうにないなあ。

小野くん!また一緒に頑張っていこうな。こないだは矢継ぎ早にアドバイスしてゴメンね

ではまた。
posted by まさやん at 00:52| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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