2007年11月01日

格上の相手と対戦する場合

今日は出張で千葉県は佐倉市まで行って参りました。
佐倉市と言えば、長嶋巨人終身名誉監督の出身地であり、Qちゃんを育てた小出義雄監督
の佐倉アスリートクラブの所在地であります。
非常にスポーツの盛んなイメージの佐倉市ですが、実際は思いっきり「田舎」の一言に
尽きます・・・
まず、店がありません。あるのは、広大に広がる畑やたんぼばかり。人とも殆どすれ違う
ことがありませんでした。
この環境では走るしかないなあ、とアスリートクラブの発足理由を勝手に決定・納得して
しまう僕でした。
しかしそんな、ドがつく田舎の佐倉市に、ドドーンと巨大な建築物があったのです!
ショッピングチャンネルで有名な「QVC」の配送センターが、のどか極まりない田園
風景の中に、突然完璧に不釣合いにも、欧州の古城のように忽然と姿を現したのです。
「おおー!」その壮観な姿に僕は思わず声を漏らしておりました。
この建物の中に、日本中の有閑マダムの財布の紐を容易に緩める、魅惑的な商品達が
所狭しと並んでいるに違いないのです。
感嘆の声を上げた僕でしたが、一緒に居たお客さんが「ジャパねっとは軽くこの倍は
ありますよ」とのびっくりプチ情報。
うちの親父も、その建築費に貢献しているんだと思うと、高田社長ってすごいなあと
改めて、あの素っ頓狂な声に、畏敬の念を抱いてしまう僕なのでした。

ではバドの話。

格上の相手と対戦する場合

シングルスにおいて、明らかに自分より実力が上の相手と対戦しなくてはならない場合は
あります。
そういう実力が上の相手に対して、勝ちたいと思うのは当然ですが、普通にやっては
実力通りの結果になるのが理の当然で、少しでも勝つ可能性を大きくする為には、あの手
この手を繰り出していかなければなりません。
しかし、基本的な実力差は小手先のプレーではいかんとも埋めがたく、大概は実力通りの
結果に落ち着きます。

しかし、僕の経験則から、ある方針は有効だと思っています。
それは・・・

1)相手になるべくオーバーヘッドストロークを打たせない

 →これはつまり、格上の相手にできるだけ、上からのショットを打たせないという事
  なのです。
  ということは、こちらのショットは必然的に、スマッシュ・カット・ドロップ
  ヘアピンが主体となる訳です。
  理由は、格上の相手は、オーバーヘッドストロークが上手だからです。
  格上の相手は、無論全てのショットが自分より上手なのですが、とりわけ上からの
  ショットは、多彩な攻撃パターンを持っている事が多いです。
  スマッシュあり、カットあり、逆カットあり、フェイントのクリヤーあり等々。
  格上の相手との差が最も如実に現れる部分は、僕はオーバーヘッドストロークだと
  思うのです。
  まあ、全くそれを打たせないというのは、実際には不可能ですが、極力ラリーに
  おいて、こちらは上から下方向へ打ち、相手にサイドハンドかアンダーハンドで
  触らせ続ければ、実力ほどの差は生じず、ラリーそのものも相手の秀でた部分を
  封じ込める事ができるのではないかと思っています。
  事実、僕は今までに、明らかに格上の人と対戦する場合には、この方針で行って
  番狂わせを起こした事もありますし、勝てなかった場合でも、接戦に持ち込む事が
  できたと思っています。
  格上の人と、ラリーで普通に打ち合っていては、普通は実力通りの結果となります。
  その差を埋めるのが、相手になるべく上から打たせない、ということだと思います。

2)攻めまくる。

 →1)に通じる事ですが、体力の続く限りスマッシュ&ネットで攻め続けるのも一策
  です。クリヤーは相手のミスを誘いにくいですが、スマッシュレシーブは相手の
  取り損ねをある程度期待できます。
  格上の相手は、ハナから勝てるとタカをくくって余裕を持っていると思いますので
  その余裕を逆手に取って、こちらは最初から猛然と飛ばして、どんどんスマッシュ
  主体で攻めていくと、一筋の活路が見出せるのではないでしょうか。

3)粘りまくる

 →2)と反してしまいますが、ご容赦を・・・
  格上の相手に負ける一番多いパターンは、必要以上に相手を恐れるばかりに、厳しい
  コースやネットすれすれを狙って、決まる筈のないノータッチエースが欲しくて
  案の定ミスってしまうことです。
  そうなると、さらに点差が加速的に開いてしまい、普通でも勝てない相手がさらに
  遠い存在になってしまいます。
  であるならば心を決めて「相手の方がどうやったって実力は上なんだ。つないで
  いって相手に決められるのはもう仕方のないことだ。せめて自滅しない為にも
  自分は何とか相手のコートに甘くても返していこう!」という方針で「頑張って」
  つなぐことです。
  「頑張って」と書いたのは、格上の相手の球をつなぐのは、どうやっても頑張らな
  ければできないことだからです。
  しかし、「何があってもつなぐ。自分からミスはしない」と決めて、相手の厳しい
  シャトルに喰らいついていければ、少なくとも実力以上の差で完膚なきまで叩き
  のめされる事は回避できると思います。
  格上の相手なので、勝てなくて当然です。この場合、相手に勝つというよりは
  自分の弱い心、相手を恐れる心に打ち勝つことを目標にして、それを実行できれば
  そのうちに、前よりは良いラリーができるようになっていると思います。

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昔からそうでしたが、僕は常日頃「せいこう」について考えます。
りっしんべんのせいこうではありません。
ましてやいとうせいこうでもなく、時計のセイコーでもありません。
Success! そう「成功」です。
人生における成功とは一体何でしょうか?
広い持ち家に住む、高級外車を乗り回す、好きな時に行きたいところに行く、大金持ちに
なる、大きな会社の社長になるetc・・・
世間一般で言う成功とは、これらのような事を連想するかもしれません。
しかし、これらの事は一過性の事象であり、その状態を得られた瞬間は満足感・達成感に
快哉を叫ぶかもしれませんが、長く続くものではないような気がしています。

成功という言葉は、人生の目的という言葉にも置き換えられますね。
つまり人生の目的を達成した人こそ、人生において成功した人であるという考えです。

人生の目的。これについては、色々な本を読み、様々な人の話を聞き、あれこれ深く浅く
考え続けた結果、僕の中でははっきり答えが出ています。
それは・・・

「自分の特性を活かし世の中に貢献して、人間的に成長し、感謝されるその過程を
楽しむ事」

です。

どうです? 完璧に的を射た考えだと思いませんか?(ちょっと長いかな)
僕が前に読んだ非常に感銘を受けた本にあったのですが、人間の最も重要な本能は
「貢献感」なんだそうです。
社会に生まれて、人々の中にもまれて生きている訳ですが、その世の中で、自分は
自分の属する社会において役に立っている、と実感できる事が非常に重要なのだと
その本は記していました。
いくら莫大なお金を持っていても、自由な時間があっても、物質的に恵まれていても
自分は役に立っていない、と感じると決して幸せになることはできないと。

その究極が、上記の僕の考えではないかと思っているのです。
言い方を変えると「人生で、どれだけ沢山の『ありがとう』を言ってもらえるか」です。
それを、自分の特性、つまり自分の得意で好きなことで、沢山の人に感謝されて
「ありがとう」をいっぱい言ってもらえれば、自分の存在価値をしっかりと実感できて
最高な人生と言えるのだと思います。
そして重要なのは、目的とはある地点に到達することではなく、逆説的ですが、あるべき
理想の姿に向かって成長していく過程にこそ、その真髄があるのではないでしょうか?

同じような意味で、会社の先輩で「人生の目的は、どれだけ多くの人が自分の葬式に
来てくれるかだ」と言った人がいましたが、意味合いは近くとも、亡くなってからでは
元も子もありません・・・
やはり生きているうちに、活き活きとした充実感溢れる人生を実感したいものです。

今日は珍しく、真面目な一面を見せてしまいました(^^)v
僕のこのブログ、僕の人生の目的に完全にマッチしていますね。
いいや、まだまだ。
僕の野望は、Unique visit 50,000人です!
50,000人に「ありがとう」を言われたら、僕は必ずや天国へ行けるでしょう!?
いや、煩悩が多すぎるかも・・・
夏場のセミ虐待は、神様、大目に見て下さ〜い!

ではまた。
posted by まさやん at 01:03| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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