本日、めでたく韓国から無事帰国して参りました。
あ〜、楽しかったぁ〜!
今回は三泊四日の旅でしたが、初日から時間を惜しむように精力的にソウルの街を
歩き回り、ホテルの部屋に帰るのは毎晩12時頃でありました。
普段バドミントンで鍛えている筈の僕の足腰も、ホテルに辿りつく頃には生まれたての
子馬のようにガクガクになって、部屋に帰ってからは風呂に入って死んだように眠る
という過ごし方をしました。
細かい報告は、また別途したいと思いますが、今回の韓国旅行で僕がメイン目標として
いた、韓国のバドミントンの本を買う事は、見事達成しました。
しかも、あの韓国の至宝、ダブルスの神様、朴柱奉氏の著書が有ったのです!!!
やったー!!!
教保文庫という韓国で最大規模の書店を予めチェックしていた僕は、予定通り二日目の
午後、観光の時間を割いてまでも、この目的の為にその本屋さんに直行したのでした。
最大規模というだけあって、店内は端が見えないくらい広大なフロアーで、その蔵書数も
梅田の三省堂書店を遥かにしのぐのでは、と思うくらいの巨大な本屋さんでした。
印象的だったのは、そのお客の多さ!韓国では立ち読みがブームなのか!と思うくらい
そこらじゅうで立ち読みや座り読みのお客でごったがえしておりました。
当然ながら、本の文字は全て韓国語。ハングルを多少は読める僕でも、そんな広い中から
バドミントンの本を探すのは、正に大海の一滴のようなもので、カタコトの韓国語で
店員さんに聞いてみたのでありました。
「スポーツチェグン、オディエヨ?」(スポーツの本はどこですか?)
一応通じたようで、スポーツコーナーまで連れて行ってくれました。
そこでさらに、「ベドミントンブック、オディエヨ?」(さっきはチェクって言ったのに
今回はブック・・・中途半端っす)って聞いたら、ここです、って指し示された場所には
僅か6冊程度しか置いておりませんでした。
韓国ではもう少しバドミントン人気があるのかなあと思っていたのですが・・・
そんな広大な書店に、たったの6冊しかないというのも寂しい話でした。
しかし、僕が目標としていた朴柱奉氏の著書が、一瞬にして僕の血眼に飛び込んで
きたのです!
発見した瞬間、軽いガッツポーズをしてしまいました。
背表紙を見て、「朴柱奉のバドミントン(もちろんハングル表記)」と書いてあり
本棚から急いで引き抜くと、そこには朴氏のネット前を懸命に拾おうとする写真と
ラケットとシャトルコックの写真があり、引き抜いた直後から僕の手にしっかりと
握り締められて、お買い上げが瞬時に確定したのでした。
内容を見てみると、グリップ、スイング、フットワーク、攻撃、守備、レシーブなどの
項目があり、写真入りで解説されております。写真が朴氏でないのが少し残念でしたが。
しかし、コラム的なページで、「生アドバイス」というコーナーがあり、Q&Aの形で
朴氏が解説している部分がありそこが非常に楽しみです。
また、巻末の部分に、「私のバドミントン人生」というエッセイがあり、そこに朴氏の
今までのバドについての赤裸々な告白!?が綴られており、そこもまた楽しみであります
後は頑張って韓日辞書片手に、少しずつ訳していきたいと思っております。
いつまで掛かることやら・・・
そのままの転載ではまずいので、なるほど!というエッセンスが発見できましたら
ブログで紹介していきたいと思っています。
僕の韓国語も上達しそうで、一石二鳥ですね!
また他にもバドの本はあったのですが、相当古い(写真が白黒かつラケットが木製)
のと、著者も良く知らないので、朴氏の本ともう一冊「パワーバドミントン」という
分厚い本の購入のみに留めました。「パワー〜」の方は、掲載写真は新しかったです。
(ヒダヤットとか載っていました)
韓国旅行自体の事も、相当楽しく興味深く面白く、本当はものすごく報告したい事だらけ
なのですが、このブログはあくまでバドミントンのブログですので、また違うブログ
(韓日友好への道?)でも立ち上げて、そちらに詳細を報告することにしたいと思います
今回は、バド技術の話がなくてすみません。
帰国したばかりということで、また改めて書きたいと思います。
って思ったのですが、何にもなしでは何なので!?ちょっとだけ。
<ダブルスのサーブについて2>
ダブルスのサーブで、ショートかロングか何故かばれてしまう人が居ます。
それはショートとロングで動きが異なっているからばれるのですが、特にばれやすいNGの
フォームがあります。
それは・・・
ラケットを引いてから打つ人です。
正確に言うと、ロングサーブの時だけ、ラケットを早く引く人です。
サーブの時には、ラケット面の前にシャトルを構えるのが普通ですが、その構えをして
から、ラケットを後方に引いて打つ人がいます。
引くだけならば良いのですが、ロングの時だけ早く引く人がたまに居るのです。
これは本人は気づかないけれども、レシーブする人にとってはこれほど分かりやすい
ヒントはないと言っても過言ではありません。
そのようなサーブを打つと、受ける側としては、基本的にロングサーブを待って
おけば良く、ラケットをゆっくりと引いた時にだけ、「これはショートだ!」と断定して
安心して突っ込んでプッシュすれば良いのです。
これに限らず、自分のサーブがショートかロングか相手にばれている感じがする人は
自分のサーブフォームが、ショートとロングで異なる動きをしているのが見破られて
いるのでしょう。
全く同じに、という訳にはいかないでしょうが、なるべくその差を出さないように
気をつけてサーブするようにしましょう。
僕の一押しのお勧めは、中国のCai Yun選手のサーブ。
この人のサーブは、スゴイ!
何かラケットヘッドが全然動いていないのに、シャトルが自動的に発射されるような
感じなのです。
何か、肩、上腕、肘、前腕、手首、ラケットヘッド、とウェイブのように力が伝わり
ラケットヘッドが動かないまま、シャトルが押し出されるイメージで、また同じフォーム
からロングサーブが打たれるので、相手にとっては非常に攻撃しにくいサーブだと
思います。
まあ、世界のトップだから当たり前なのでしょうが。
サーブに悩める子羊たちは、中国のCai Yun選手のサーブを、穴が開くほど凝視して
研究される事をお勧め致します。
韓国は飛行機で二時間弱の、海外としては至近距離ではありますが、さすがに今日は
若干くたびれております・・・
しかし、おいしいものばかり食べてきて、バドを全然やっていないので、体重が若干
増加してしまったので、少しだけ筋トレしてから寝たいと思います。
いややっぱり、やめとこかな・・・
ではまた!
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