6月22日(日)にパソコンにトラブル発生してから、約一ヶ月。
先週の日曜に、やっとこさパソコンが完全復活しまして、やっと
前のように、精力的(ちょっと停滞気味か・・・)に記事を投稿
しまくっていける状態に戻りました!
パソコン復活してから、仕事で忙しく疲労が蓄積していた為に
久々の更新が一週間後となったのは大目にみて下さい(^^;
対応としては、OSを再インストールして、必要なソフトをやはり
再インストール、という、単純な作業だったのですが、なぜか
モデムドライバーだけうまくインストールできずに、サポートに
電話して、復活するためのソフトの入ったCD ROMを¥1,500で
購入して、うまくいって以前の状態にようやく戻れたという次第
です。
万一次回、同じようなトラブルに見舞われたとしても、今回の経験
がありますので、もう心配不要です!?
しかし、パソコンって面倒だなあ・・・
えー、一体何時の事から書いていなかったのか…
しばらくは思い出しながらの話になります。過去の話ですが
話したいネタは、やはりお伝えしたいので、我慢して読んで下さい
6月に神奈川出張がありました。
出張は木曜金曜と、月曜火曜の日程だったので、必然的に実家に
泊まる事になります。
金曜の仕事を終え、実家に向かう電車内で不意に僕の携帯電話が
ブルブルと震えました。
最近このブログですっかり有名!?になった僕の親父からでした。
聞くと、生田の行きつけのスナックで飲んでるから来い!と呼び
出しコールなのでした。
僕の本音は、仕事で疲れていたので、家に帰って風呂に浸かって
ゆっくり落ち着きたかったのですが、一緒に飲むのも親孝行、と
自分に言い聞かせて、実家の最寄り駅を通り過ぎ、生田のスナック
「若菜」に向かったのでした。
そこは過去に僕も何回も訪れたスナックで、地元の寂しい中高年が
つかの間の憩いを求めて、グラスを傾け、一方的なトークを展開し
十八番の演歌をうなる、いわば「オッサン達のオアシス」なのです
(ってスナックはどこでもそうでしょうが)
若干重い足取りで階段を昇り、若菜の扉を開け放った僕が見たのは
完璧に出来上がっている親父!は予想済みでしたが、意外にも
やはり親父に呼び出しをくらった兄もカウンターに座って飲んで
いたのです。
マサやん家全員集合の図であります。
親父は言うまでもなくベロベロでしたが、兄も今から思うと相当
酔っていたみたいですが、見た目も態度もあまり変わらないので
まだまだこれからかなと思って、早く僕も追い付かねば!と
いつもより早いペースでカポカポ流し込んでいたら、いつもの通り
テンションが上がってきて、気が付いたらマイク片手にサザンや
スキマスイッチを熱唱していたのでした。
お酒は、疲れた身体にも瞬間的に無限のエネルギーを注入して
くれます。
歌い疲れた僕は、一息つこうとカウンターに腰を下ろし、右に
座っている兄の飲み物に注目しました。
見ると兄は、おいしそうな地酒を大きめのグラスで飲んでいたの
です。
スナックのママの説明によると、そのお酒は神奈川県で唯一残る
杜氏が作っている純米酒だそうで、名前は失念しましたが、兄が
あまりにうまそうに飲むので、僕も欲しくなって注文して飲んだら
これが旨い!
純米酒特有のフルーティーな味で、醸造用アルコールの鼻につく
臭いもなく、飲み口もまろやかで、僕はそれまで飲んでいた焼酎を
一時停止し、その純米酒に移行して、一升瓶が無くなるまで飲んで
しまったのでした。
マサやん家の飲みっぷりは激しく、最終的には親子三人とも酩酊
状態に陥り、おぼつかない足取りで階段をヨロヨロと下り、ママに
呼んでもらったタクシーで、兄の家経由実家にたどり着いて
死んだように寝る、という図式が恒例になっているのでした。
翌土曜日は、ほぼ使いものにならない状態でした・・・
午前中を棒に振り、午後に所用で出かけて、夕方には兄の家に
行きました。
兄は、僕の三つ年上で、Aリコジャパンという有名な外資系の保険
会社に勤務しています。
仕事の成績はかなり優秀で、全国でも上位に入り、今まで何度も
会社の招待で海外旅行に行っているという自慢の兄であります。
したがって、収入も潤沢であり、広い新築一戸建てに住み、また
車もベンツ!そして先日は1,200ccのバイクも購入して、人生順風
満帆なので、僕としても一切余計な心配が要らない(僕の方が
心配か!?)ありがたい兄です。
その兄の家に行き、昨夜のお酒の事もどこへやら、兄の庭にある
広いウッドデッキで、涼風を頬に受けながら「夕涼みビール」を
頂くことになりました。基本的に飲んでばっかりですね(^^;
500mlのビールを4缶買い、二缶を軽く飲み干して、焼酎ロックを
チビチビやり始めた頃、僕は兄に聞きました。
「昨日も飲んだけど、今日も相当酔ってるわ」
「そうやな」
「ところで、昨日兄さんが飲んでた日本酒、あれは旨かったなあ」
「え?」
「ほら、神奈川県で唯一の杜氏が作っているっていう純米酒」
「え?そんなん飲んでたっけ?」
兄は、自分で飲んだ日本酒の事すら覚えていなかったみたいです。
そこまで酔っていたとは!!!
そう見えないところが恐ろしい兄です。
さらに焼酎ロックを注入してから、僕は兄の飼う愛犬「チップ」の
散歩に出かけることになりました。
チップくんはシーズー犬で、僕にもなついているかなり可愛い
兄一家のアイドルなのです。
犬は大好きなので、マンション住まいで犬の飼えない僕は、兄の家
に行くと、チップくんを喜んで散歩させてもらうのです。
兄によると、チップくんは、散歩の途中○ンコを4回するとの事。
前回散歩した時、4回し終わった時に「これでもう大丈夫だろう」
とビニール袋の口をしばったら、チップくんにイレギュラーな便意
が訪れ、僕は硬く閉めたビニール袋の口を、爪の先でほぐしてまた
開けるというかわいい失敗をしました。
今回は、前回の失敗を胸に刻み、家にたどり着くまでビニールの口
は閉めないぞ、と自らに言い聞かせました。
チップくんは、自分の散歩コースを把握しており、僕はチップくん
に引かれるままに歩けばよいのですが、その時はなぜかいつもとは
違うかなり短いルートで、楽しい散歩のひと時が終わってしまった
のです。
距離にして200mくらいでした。警戒していた○ンコも1回きりで
前回の教訓を活かそうと心の準備に余念の無かった僕は、すっかり
拍子抜けの形でした・・・
そんな楽しいひと時があり、翌日曜は、な、何と、バドミントンを
親父とやったのです!
親父は、月に一回、飲み屋の近くの生田小学校で、飲み仲間達と
バドミントンをやっており、タイミングが合えば「お前も来い」と
誘われていましたが、今回不幸!?にもタイミングが合って
しまったので、参加することにしたのでした。
印象的だったのは、妙に準備運動に時間を掛けるなあ、ということ
です。
軽く体育館をランニングして、円陣になってラジオ体操をして
その後が実に入念な「ストレッチ」タイムに入るのです。
スナック「若菜」のママさんからも、ストレッチが入念な事は
聞いていましたが、このままストレッチだけで終わるんじゃないか
っていう位、相当時間を掛けてあちこちを伸ばすのです。
僕も一応「一見さん」でしたので、最初はきちんと指示通りやって
いましたが、片足を伸ばし腰を落としていわゆる「伸脚」をして
いる時に、下腹部に急激かつ確かな便意を感じました。
これはチャンス!と思った訳ではない(本当だったので)ですが
僕は下腹部を押さえながら、小さくペコペコしつつ、フロアを
抜け出して、体育館のトイレへと駆け込んだのでした。
仕事を終え、身軽になった僕は、満足感に溢れた足取りでフロアに
戻ろうとしました。
戻る頃には、ちょうど基礎打ちだろうと高をくくっていましたが
な、何と、まだ入念にストレッチは継続されており、それどころか
むしろ佳境といった様相を呈していたのです!!!
その様子を確認した僕は、その輪に戻る気を失い、トイレに時間が
掛かったことにして、しばし校庭の少年野球に目をやっていました
時間調整も終わり、基礎打ちも終わって、いよいよゲームです。
そのクラブはレクレーション的にやっているところなので、レベル
的には、みんな初心者という感じでしたが、全員楽しそうに羽根を
追いかけていたので、それはそれで良いクラブだと思いました。
どこをどう見ても、僕がダントツの実力だったのですが、メンバー
にはメンバーの用語があるようで、サービスオーバーの事を何故か
「サービスチェンジ」って言うのです。
審判をしていた僕が「サービスオーバー」って言ったらメンバーの
方に「サービスチェンジだよ」と訂正される始末でした(^^;
まあ、構いませんが・・・
ほぼ全員が初心者みたいなものなので、僕が何を打っても決まる
状態でした。
しかし初心者にとっては、僕は異常に上手かったと見えて、ある人
からは真面目な顔をして「全日本とか出てたんですか?」と
聞かれてしまい、僕は苦笑して否定しながらも「一応、去年は
大阪の30代でシングルス優勝しました」とぶったら、初心者達の
目が一斉に尊敬の眼差しに変わる瞬間を目の当たりにしました。
その練習中、一度親父とダブルスを組みましたが、ダブルスであり
ながら、親父は微動だにしないで、全てを僕任せにしていました。
そして、たまに来た前衛での甘いチャンスボールを、フレーム
ショットで決めるというあくどいプレーで、相手の顰蹙を買って
いました・・・
ああ、久しぶりということで、余談が過ぎましたね。
そろそろ、本業のバドネタに入ります。
<リストスタンドを保とう>
リストスタンド。この言葉については、今までもこのブログで
何度も言及してきました。
リストスタンド。直訳すると「手首立てる」です。
手首を立てる、というのは、正確には現象をうまく言い表しては
いなくて、ひじから手首までのラインとラケットのシャフト部を
できる限り90度に近い状態に保つ、ということを意味しています
実際は完全な90度ではありませんが、90度を意識して保とうと
するイメージ、ということです。
何故保つ必要があるのか、という事については、今までも何回も
触れてきた通り
1)ラケットヘッドの動きが速くなる
というのが、最も大きな理由です。
ラケットの振り方は、内旋・外旋/回内・回外で打つ、つまり軸の
回転運動で打つのですが、そういう打ち方をする際に、手首と
ラケットシャフトの角度が180度に近い、つまり「棒」になって
いる状態においては、ヘッドスピードは全然上がらず、一生懸命
ラケットを振っているつもりでも、シャトルを打つヘッドに速度が
つかないので、いわゆる「労多くして功少なし」状態に陥って
しまうのです。
わかりやすいイメージで言うと「でんでん太鼓」ですね。
でんでん太鼓は、太鼓についてる棒を左右に回して、太鼓の両脇に
ついているひも状のばちに勢いをつけて太鼓を叩くおもちゃですが
これがリストスタンドができている状態です。
無論、太鼓についてる棒がひじ〜手首で、ひも状のばちがラケット
です。
棒を左右に回転をさせると、遠心力でひもがピンと張られ一本の
棒状態になりますが、これをラケットシャフトとみなせば、ひも
状のばちの先端の玉がラケットヘッドということになります。
勢いよく太鼓を回している状態では、ひもと棒の角度はほぼ90度
に近い状態になっております。
その状態が、棒、つまり軸の回転運動のエネルギーを、最大限に
活かして、ひもの先端の玉、つまりラケットヘッドの速度が
最大限になるのであります。
逆に、リストスタンドができていない状態というのは、どのような
状態なのでしょうか?
それは、でんでん太鼓の先端、棒の延長線上、太鼓の頂点にひもを
取り付けた状態です。
その状態では、いくら一生懸命に棒を回転させようとも、ひもが
左右によじれるだけで、先端の玉は一切仕事をしてくれません。
ラケットシャフトと腕が棒状、つまり一直線になっているのは
このような状態に等しく、回転運動で打つバドミントンでは
強い力が生み出せないのは、理の当然なのです。
まあ、この理論は、既に語り尽くされた感がありますが、まだまだ
僕の周りでも、リストスタンドを意識してショットを打っている人
は少数派に見受けられるので、くどいと言われようとも、もう
しばらくは、繰り返しその重要性について語っていきたいと思い
ます。
そしてリストスタンドを保つべき、もう一つの理由は・・・
2)レシーブの返球角度が一定に保たれる
という事だと思うのです。
これは複数の上級者から同じようなコメントや、実際にプレーを
見て感じた事ですが、上級者は、角度のついた強烈なスマッシュや
ネット前から放たれる厳しいプッシュに対しても、安定してネット
から浮かないレシーブを返球できる確率が高いように思います。
上級者だから当たり前、と言ってしまえば終わりなのですが、もの
ごとには、コツとかうまくやる方法が必ずある訳で、上級者は
そのコツの蓄積量が中級〜下級者に比べて多い、という言い方も
できると思います。
そのコツの一つが「レシーブ時にリストスタンドを保つ」という
事だと思います。
無論、レシーブ時においても、強い球を返さなければならないので
その体勢をとる、という意味もありますが、変則的な相手の打つ
球に対して、規定であるネットの高さ・コートの幅に対応させた
返球をする為に、一定の角度を保つ事が有効である、という意味で
あるのだと僕は考えます。
「面」を作る、という言葉がそういうことなのかもしれませんね。
しっかりした足腰は安定した返球に必要ですが、その先端である
ラケット面がゆらゆら不安定では、返球の角度も感覚に負うことに
なってしまい、安定度が低下するということになるのだと思います
次回練習から、打つときもレシーブする時も、リストスタンドを
意識してプレーしてみて下さい。
ちょっとミスが少なくなるかもしれませんよ。
****************************
久々の投稿なので、溜まっていた鬱憤を晴らすがのごとく、得意の
長文になってしまいました。
僕の仲間からも「早くパソコン直して更新して下さい」との声が
強かったので、ようやく応えられたという想いです。
しかし、僕の仲間達は、バドの話部分ではなく、日々のネタ部分を
楽しみにしているようなのですが(_ _;
しかし、あくまでバドネタがメインですので、本来はそこの部分を
もし意味的に分かっていたとしても、再確認の意味で読んで欲しい
ですねえ。
このブログは、バド発展途上の方々に、即効的技術や考え方を
お伝えしていくのが目的なのですが、僕自身考えて文章を書く事に
よって、自分のプレーについても振り返る事ができて(というか
振り返えざるを得ない・・・)常に新しい気持ちでバドに向かえて
いることが、望外の効果でした。
また、こうやって考えて書く事により、表現力や文章力も少しずつ
磨かれていく感覚があり、そして伝えるためには吸収しなければ
ならず、吸収する為には好奇心のアンテナを張っている必要があり
おかげで、話題やネタが豊富になっているように思います。
皆さんもブログ始めてみて下さい。上記の効果があって、生活に
張りが出てきますよ!
始めてみると、普段の何気ない生活の一シーンを、文章にして
伝えるのは、意外とてこずることに気づくと思いますよ。
情報収集と伝達(考察と加工・脚色もかも、ですが)、これが
コミュニケーションの要諦だと思いますので、皆さんもトレー
ニングとして、ブログを始めてみては如何でしょうか?
言いたい事を言えるので、なかなか楽しいですよ!
一昨日から一泊二日で海に行ってきました。
メンバーは、見市兄弟とマメール中川と僕の4名です。
この二日間はありえない程の好天に恵まれ、遊びと笑いと日差しと
お酒で、心からリラックスできた二日間でした。
これについては、また次回に詳細報告とさせて頂きます。
マメちゃん、深夜にメールありがとね!
あ〜、しかし身体痛い・・・(日焼けのせい)
ではまた!
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よかったですね!これで私の毎週末の楽しみと勉強の機会が戻ってきました。「今日は直ってるかなぁ」と、ブログを開くことすでに1ヶ月も経っていたんですね。
これからも楽しみにしています。
コメントありがとうございました。
パソコンの復帰は、本当にようやくって感じです。
その方面の知識の少ない僕には、厄介な問題でありました。
しかし完全に復活したので、バリバリ投稿、と思っていながら、公私ともに忙しくなかなか記事が書けません。
(今も途中まで長文を書きかけなのですが)
僕の記事を楽しみに待っていて下さる方々の為にも、明日午前中には!?投稿しますね!
コメントありがとうございます。
勇気百倍です。