2018年07月24日

風の流れに早く対応しよう

全国的に猛暑が続きます。
昨日は埼玉県熊谷市で観測史上最高の41.1℃!
中近東並みの暑さで、毎日熱中症で搬送される方が居られる
ような厳しい状況は、いったいいつまで続くのでしょうか?

そんな中でバドミントンをするのは、過酷の一言に尽き
ますが、それで生きていっている以上、プレーしないわけ
には参りません!?


既報の通り、7月14日には大阪府小学生親子大会が東大阪
アリーナにて開催されました。
今年で第26回を数える歴史ある大会です。

今年の僕のパートナーは6年生のかずやでした。言わずと
知れた大阪で今一番強い小学生です。
かずやからは、一年以上前からこの大会で組んでほしいと
「予約」!?されており、そこまで早くブッキングされては
他の人と組む選択肢は全くありませんでした。
そして、かずやと組むと決まった瞬間から、僕の5連覇は
確定したようなものでした。
と、かずやにも話すと、彼は結構プレッシャーを感じて
いたようでした(^^;

大人と子どもチャンピオンシップの部には、8ペアが参加
しましたが、その内の6ペアが田原スマッシュでした。
後の2ペアはラブオールジュニアからで、何とあの日本屈指
のプレーヤー宮本さんと、早水さんの息子さん(27歳)が
ジュニアの子と組んで出場されていました。

ちなみに田原スマッシュの他のペアは以下の通りでした。

岡本さん・あーちゃん、原さん・たける、竹内さん・こゆき
勝山・ゆうき、鮒谷さん・らな

組合せはくじ引きで決めるのですが、どうやっても同じ
チーム同士の対戦は必至です。
ラブオールジュニアの2ペアだけトーナメント表の左右に
分けて、後は田原スマッシュが3ペアずつ分かれて入る
という形でした。

僕らの一回戦の相手は、岡本さん・あーちゃんペアでした。
岡本さんは、最初に僕と当たると分かって、イヤそうな顔を
されましたが、敬意を持ってしっかり勝たせて頂きました。

二回戦、つまり準決勝は、一回戦で宮本さんペアを負かして
勝ち上がってきた勝山・ゆうきペアでした。
勝山は勝つ気満々だったようですが、その力みからか結構
ミスを連発させて、がんばるゆうきをフォローしきれず
一方、かずやは切れのあるスマッシュ・カット・プッシュで
僕が殆ど何もすることもなく、またまたしっかり勝たせて
頂きました。

決勝戦は、原さん・たけるペア、鮒谷さん・らなペアを
撃破して勝ち上がってきた、早水息子さんペアでした。

序盤こそ少し競り合いましたが、ここでもかずやの動きと
攻撃が冴え、僕は前衛に居てたまにプッシュするだけで
最終的にはセーフティリードを保って、予定通りの優勝を
かずやと飾ることができました!
勝てるとは思ってはいたものの、6年生のかずやに優勝を
プレゼントすることができてホッとしたまさやんでした。
小学生時代の楽しい思い出の1ページになったかな?

親子チャンピオンシップの部では、昨年決勝で涙を飲んだ
文元さん・ひなペアが見事優勝を飾りました。
おめでとうございます。

今回Hiwakaiから参加頂いた助っ人4名は、子ども達のプレー
を見て、こんなにしっかり打てるんだ!としきりに感心して
いたのが印象的でした。
また、子どもを通り越して孫くらいの年齢差もあった岡本
さん・原さん、そして竹内さん・勝山も、とっても楽しんで
くれたようで良かったです。

さて、来年は誰と組むことになるのかな?今のところ予約は
入っておりません!?



親子大会の翌日は、社会人リーグ戦@熊取ひまわりドーム
でした。
僕が所属するのはHiwakai(B)チーム、7部です。
前回、惜しくも昇格を逃していたので、今度こそは!って
毎回思うのですが、もう何年も昇格から遠ざかっていると
段々現実的に思えなくなってくるのでした・・・

当日のメンバーは

勝山・畑下・中川・岡嶋・まさやんの5人きっかりでした。

初戦の相手はNAKAYOSHI POWERS(A)。弓削さん福島さんが
有名なチームです。

第一ダブルス:畑下・勝山、第二ダブルス:正岡・中川、単:
岡嶋、で臨みましたが、危なげなく3-0で勝利! 幸先良い
スタートを切ることができました。

続く第二試合の相手は豊中クラブ(A)。楠本さんの居られる
チームです。

第一ダブルス:中川・岡嶋で負け・・・
第二ダブルス:畑下・勝山で快勝!
1-1で回ってきたシングルスは、前回同様楠本さんとの対戦
となりました。

楠本さんの練習不足は続いていたので、実力を出し切れば
何とか勝てるだろうと思って臨んだ勝負のシングルス
でしたが、当日のひまわりドームはエアコンの風が観客席側
からフロア中央に向かって強く流れており、シャトルの飛行
に少なからぬ影響を与えておりました。

僕はトスに勝って見にくいコートの方、つまり観客席側の
風上側のコートを選択したのですが、このコートが本当に
やりにくかったのです!

相手の球が風の影響を受けて失速するので、その分だけ
ラケットヘッドが被った状態(想定以上に下向きの角度)
で打つことになり、スマッシュやカットの上からのショット
が、ことごとくネットに引っ掛かってしまうのです。

いつもの感じで打つと、普通にネットに掛かってしまうの
には、本当に苦労させられました。

ネットに引っ掛かるなら奥へ打とう、としても、風上から
打つと、これまた想定以上に球足が長くなってしまって
バックアウトも連発・・・

第一ゲームは、それでも競り合いましたが、何回もの
セッティングの末、落としてしまったのでした。
これには、ベンチのメンバーも少し顔色が変わったのでは
なかったでしょうか?
僕が負けたらチームも負けなので。

でも、エンドが変われば状況も一変するだろうと思っていた
通り、第二ゲームに入ると、今度は楠本さんが僕と同じ
ミスを連発されるようになりました。
第二ゲームの途中に楠本さんは

「正岡くんの苦労が分かったわ」

とおっしゃるくらい、楠本さんがネットに引っ掛け、バック
アウトを連発されて、第二ゲームは難なく僕が取り返し
ました。

勝負のファイナルゲームは、またまた風上側コートからと
なります。
ここで思ったのは、気をつけてもきっと同じようなミスは
出てしまうだろうけど、チェンジエンズの時に1〜2点差位
のビハインドでついていけてたら、コート変わってから
逆転できるだろう、ということでした。

なので、途中で風が原因のミスが出ても「想定内」と割り
切って、淡々と、しかし気持ちは熱くプレーしていたら
想定外に11-7位でリードしてチェンジエンズを迎えることが
できたので、精神的に非常に楽になりました。

コートが変わってからは、またまた楠本さんが風に苦しむ
こととなり、それに乗じて僕もガンガンスマッシュを打って
いったところ、何とかファイナルで逆転勝ちすることが
できました。ああ、良かった・・・

今回、トスで勝って風上側のコートから入れましたが、もし
トスに負けて風下側のコートからプレーしていたら、結果は
どうなっていたことか分かりません。
当日も猛暑だったので、エアコン入れて頂いていること自体
はありがたいとしか言いようがないのですが、あんなに風が
流れるならば、折を見てエアコンをOFFにしてもらいたい
くらいでした。節電も考慮したこまめな電源OFFです。

とにかく、何とか2-1で二戦目も勝って、二日目の昇格に
望みをつなげることができました!
次回は8月12日。さて、今度こそ昇格祝いができるので
しょうか!?



7月21日は、全国小学生バドミントン大会大阪府予選会@
枚方市立総合体育館でした。
以前も書いたことがありますが、全小出場するためには
この予選会で3位以内に入り近畿大会への出場権を得て
近畿大会で3位以内に入った人が、全国大会への出場権を
得るのです。
他府県のトップとも戦って3位以内に入らなければならない
ので、ある意味ABC大会より狭き門と言えるかもしれません。

ですが、まずは大阪で3位以内に入ることが先決です。

過去のこの予選会では、田原スマッシュの選手は3位決定戦
で負けて近畿出場権を逃す、という悔しい思いを何度も
嘗めてきました。
ですので、今年は一人でも多く3位以内に入って、近畿大会
への扉をこじ開けてほしいと強く願っていました。

その願いが通じたのか、いや、毎日の練習の成果のおかげ
ですが、過去最大人数であるシングルス6名、ダブルス1ペア
が3位以内に入賞し、近畿大会出場権をゲットしてくれたの
です! スゴい!

以下の通りです。

6年生男子シングルス
優勝:かずや
3位:しゅん

6年生女子シングルス
3位:こゆき

5年生女子シングルス
優勝:ひな
3位:しほ

4年生男子シングルス
優勝:ゆうき

6年生女子ダブルス
3位:ゆな・らな

近畿大会出場を決めた人たちは、まずはおめでとう!
でも、ここからがまた大事になります。現状で満足しないで
さらに練習頑張って上達して、今度はぜひ全国への扉を
自らの力でこじ開けていってほしいと思います。

残念ながら、予選敗退して3位以内に入れなかった選手も
現時点での実力は出し切っていたと思うし、またはっきりと
成長が見て取れました。
ぜひともここで負けん気を発揮して、ナニクソ!次は僕・
わたしの番だ!と引き続き頑張っていって、みんなと一緒に
少しでも上を目指していきましょう。



では、そろそろバドの話。



<風の流れに早く対応しよう>


まさに今回の話です。
空調設備のある大きな体育館だと、エアコンが入るとフロア
内に風の流れが発生します。

今回のように、風上・風下ができるケースと、横方向に
流れるケースが多いと思います。

シャトルは5gしかないので、風の影響は色濃く受けます。
ですので、横方向に流れるならば、その曲がりを考慮して
打つ必要があるのです。
右から左に風が吹いているなら、若干右めに打つ。そう
しないで普通に狙って打ったら、左に流れていつもならば
インのシャトルもアウトになってしまいます。
その逆もしかり、です。

余談ですが、シャトルは羽根の埋め込み方から、飛行すると
シュート回転するようになっているので、自然に少し右に
行きやすくなっています。
ネットに向かって、右側サイドラインギリギリアウト!と
思ったシャトルは、シュートしてインになりやすいので
できるだけジャッジしないで打つようにしたいところです。

厄介なのは、今回のように風上・風下が生じる場合です。
どのような状況に陥るかと言いますと

*風上
・こちらに向かって来るシャトルにブレーキが掛かるので
 ラケットが想定以上に被ってしまって、ネットに引っ掛け
 やすくなる。
・風に乗ってしまって、バックアウトが多くなる。
・スマッシュは速くなる。
・相手のスマッシュはブレーキが掛かって取りやすくなる。

*風下
・こちらが打ったシャトルが風に押し戻される形になるので
 ロビング・クリヤーが浅くなりがち。
・ヘアピン・ショートリターン・ドロップなど、緩くネット
 前に落とすショットが、押し戻されてネットに引っ掛かり
 やすくなる。
・相手のスマッシュが想定以上に伸びてきて、レシーブミス
 しやすくなる。

です。

これらの特徴をすぐに認識して、そうならないように打つ
加減を微調整しないと、あれっ?あれっ?おかしいな?って
思っている内に、どんどん失点を重ねることになってしまい
ます。

僕は以前の記事で「風下のコートを選ぼう」と書いたことが
ありましたが、本日現在の結論としては、風の強さにもよる
という但し書きを付ける必要あり、と思いました。

舞洲アリーナくらいの風の流れであれば、風下から入り
熊取ひまわりドームほどの風であれば、風上から入った方が
最終的にやりやすいと思いました。

いずれにしても、いち早く当日のその状況に対応することが
重要です。
そのためには、朝一の練習でコートの感覚を確かめることと
試合の序盤でネット引っ掛けたり、バックアウトの傾向を
しっかり確認することですね。

まあ、風はやりにくいですが、相手も条件は同じなので
対応力で差をつけて、勝利を目指していきましょう!

***************************

しばらく記事にしていませんでしたが、うちの愛するペット
ホオミドリアカオウロコインコのラスちゃんは、ずっと
元気にしております。

ラスちゃんの種類のインコは、元々よくしゃべる性質らしい
のですが、うちの賢いラスちゃんはとってもよく喋ります。

以下が本日現在のラスちゃんの語彙です。

*オハヨウ(朝、ケージのカバーを外すと連呼する)
*チャプする(水浴びの意味) →水浴びしたい時に言う
*チュミチュミ(おやすみの意味)
*メーメーちゃん(一緒に飼っているキンカチョウの名前)
*チュッ(チュッって言いながら顔を近づけると、くちばし
 で鼻にチュッてしてくれます!)
*アクチュ(足に指を差し出すと、指を握って「アクチュ」
 と言ってくれます!)
*オイチイ(ラスちゃんの大好きなサフラワーの種をあげる
 時に「おいちいあげるよ」と言うのを覚えたようです)
*バイバイ
*ハ〜イ
*ハッハッハッハッハ(笑い声の真似)
*アウワッアウ(咳の真似)
*キー(カーテンを閉める音の真似。カーテンを閉めると
 キーって言う)
*ラスちゃん
*ラスラスラー(?)
*ラスちゃん行ってくるよ(僕が出かける時にこう言うのを
 覚えた)
*オカエリッ!(外から帰ってくると必ず言ってくれる。
 たまにトイレから戻ってきても言ってくれる・・・)
*タダイマ(帰った時にオカエリって言ってもらえるように
 お帰りっ!て大きな声で僕が言った後に、小声で
 ただいま、って言うのを聞いて、小声のトーンまで真似
 して喋る)
*ポキッ(僕が指の関節を鳴らす音の真似をする)
*アイヨ(僕がケージ越しにエサをあげる時にあいよ、って
 言うのを真似する)
*ハイハイ(僕がインターホンに「はいはい」って返事する
 のを真似する。

こうやって列記しても、かなりな語彙力だと思いませんか?
楽しいラスちゃんに毎日癒されております。

そんなラスちゃんの最近のお気に入りは、ペットボトルの
キャップです。
何の気なしに、おもちゃとして与えたら、相当気に入った
ようで、ずっと足で持って遊んでいました。
そのキャップに冷たい麦茶を入れて差し出すと、本当に
美味しそうにペロペロゴクゴク飲むのです! カワイイ!

こないだなどは、そのキャップを水入れに入れて、自分で
水をすくって飲もうとしていたのです。スゴイ!天才!

こんなに愛らしいラスちゃんですが、スキあらば僕をガブ
つまり噛もうとしてくるのです・・・(^^;
ラスちゃん5歳。反抗期なのか?
そんな僕をよそに、今日もラスちゃんはケージの中で

「ハッハッハッハッハッ」

と高笑いしてます。一体、何考えてるの〜?

ではまた!
posted by まさやん at 14:54| 大阪 ☁| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月06日

ショートサービスを打つ時は、ラケット面の前にコルクをセットして打とう

既報の通り、6月30日は大阪総合ダブルスでした。

今年は会場確保が難しかったようで、何日かに分かれての
開催でしたので、6月30日は「50歳以上」というカテゴリー
でした。

会場は東淀川体育館で8面ありましたが、半分の4面は大阪の
国体予選シングルスをやっており、4面で回すという過去に
例を見ない展開でした。

当日の気温は非常に高く、確か30度を上回っていたと思われ
となると空調の無い東淀川体育館は、低温サウナのような
厳しい過酷な状況となって、50歳以上のシニア選手達に
とっては、非常に苦しい環境での戦いを強いられることに
なりました。

大阪総合は大阪での位置づけを決める大会ではありますが
僕らにとっては、日本スポーツマスターズ出場権が掛かる
という意味で、非常に大事な試合です。

しかし今回は、見市が膝の手術からカムバックしたばかりで
まだまだ全然動きが悪く、本人こそ「大丈夫や」と自信に
満ちたことを言っていましたが、僕の本音としては
「今回は、ちょっと無理かもしれない」
と考えていました。

その心配は、初戦の動きでより強く感じざるを得ません
でした。
初戦の相手は、古園・斉藤ペア(敬称略。以下同様)
でしたが、きっと普通ならば苦労なく勝てる相手だと僕は
思っていたものの、いざ対戦してみると、見市の足が全然
前に出ません・・・
前に落とされるとノータッチか、あるいは取れても上半身
を前に倒して手だけで取りに行く姿を隣で見ていると
これは準決勝、決勝では到底どうにもならないと思って
試合をする前からテンションが上がらないまさやんなの
でした。

しかし、初戦は辛くも21-18、21-18くらいの接戦で勝利!

続く二回戦は、何度も対戦している高井・藤田ペアでした。
見市の足は相変わらず動かないものの、あまり動かされる
展開にならなかったので、ここは意外!?とリードを保って
2-0で勝つことができました。

続く準決勝は、中嶋・喜多ペアです。
僕の戦前の予想では、ここに大苦戦すると思っていました。
前回対戦した時も、確かファイナルをやっていたと思った
ので、そんな相手なので苦しいだろうなぁと覚悟して、でも
頑張って一生懸命やろう!と気合は入れて臨みました。

ところが、またまた僕の予想が良い方向に外れて、ここにも
セーフティーリードを保って、2-0で完勝することができた
のです!
喜多が恐らくかなり練習不足ではないかと思われる位
後方への動きが遅く、奥への球に対して後ろを向くケースが
多く、そこからは甘い球が返ってくるので、それを全力で
叩き込んで、加えてミスにも助けられ、難関と思った対戦を
何とか乗り切ることができました!

さて、問題の決勝戦です。
相手は予想通り、昨年と同じで、田中・上地ペアでした。

ちなみに、僕らと逆の山は熾烈な戦いで、大阪総合初参戦の
見市幸司(次男)・長谷ペアが、神谷・森ペアにマッチ
ポイントを5回!?も握りながら勝ちきれずに痛恨の逆転
負け。

ペア解消したものの、諸事情で再結成することになった
寺尾・真野ペアは、田中・棟居ペアにストレート負け。
その田中・棟居ペアも、田中・上地ペアの固い守りを崩せず
8止まり。
接戦を勝ち上がって勢いに乗るかと思われた神谷・森ペアも
田中・上地ペアの老獪で幻惑的な配球の前に準決勝で姿を
消しました。

田中・上地ペアとの対戦はこれで3回目ですが、過去2回は
いずれもファイナルにもつれこんでおりました。
見市が万全でさえファイナルなのに、あの動きでは楽観的に
なれ、という方が無理でした・・・

試合は立ち上がりから、見市を前後に揺さぶる作戦で来られ
ました。僕が相手でもそうすることが確実に思われました。
クリヤーとドロップでシンプルに前後に振られるだけで
足の出ない見市は、追いかけるのも苦しそうでした。

何本か前後に振られ、最終的に前に落とされてノータッチ。
それを分かっていてもどうすることもできず、フォロー
しようと力んだ僕もミス連発する始末では、第一ゲームを
半分強で落とすのも当然の流れでした。

第一ゲームを終えた段階で、マスターズの切符は遠く霞んで
きて、今年は折角の北海道開催なのに、と半ば諦めつつも
でもできるだけ頑張って少しでも善戦しようと思いました。

最初に書いた通り、当日の体育館は蒸し風呂のように暑く
ゲーム中も、全身から噴出した汗が、顔やウェアの端々から
ポタポタ滴り落ちるくらい、体力的に非常に厳しい状況
でした。

第二ゲームに入っても、同じような展開のラリーでしたが
この暑さが効いてきたのか、4人中最年長の田中さんの動き
が、段々遅くなってきているのが分かりました。
見市に対してクリヤー、ドロップを打つのですが、それを
頑張ってクリヤー、ロビングを打ち返しているので
それなりに長いラリーになり、それが重なっていく段階で
徐々に田中さんの体力を奪っていったのでした。

一方、見市は、第二ゲームに入ると、アドレナリンが放出
されたのか、逆に段々と動きが良くなってきて、相変わらず
前は苦しそうに拾いますが、その他はかなり頑張ってくれて
時にはジャンスマ!?さえ繰り出して、僕はもちろん、見て
くれている人も驚かせるくらいのプレーをしていました!

また、見市が巧くネット前にヘアピンを落としてくれるので
相手は高く守備的ロビングを打たざるを得ず、僕がしっかり
体を入れて十分な体勢で打つことができたので、その形に
なれば、一発で決まるか、決まらなくても相手からは甘い
球しか返ってこないので、見市が前で決め切ってくれる
パターンで、何と、第二ゲームは逆に半分強くらいで取り
返したのです!

僕もガンガン打っていたので、ものすごく疲れてはいた
ものの、一旦は諦めかけたマスターズの切符が、またまた
眼前に色濃く近づいてきて、手の届くところまで来ていると
なれば「やるっきゃない」(from スチュワーデス物語)と
言うことで、もう気持ちは北海道に飛んでいました!?

ファイナルに入ると、田中さんの疲労はさらに色濃くなって
ショットが手打ち気味になってくると、ミスをたくさん
出して頂いて、一方の僕らは、優勝に向けて猛攻の手を
緩めることなく、第二ゲームの勢いのまま、ファイナルは
何と一桁に押さえての完勝で、苦しかった試合を逆転で
勝つことができたのです!ヤッター!!!

今回ばかりは難しいと思っていただけに、嬉しさもひとしお
でした。
試合後は、茹で上がりそうに汗でグッショグショで、かなり
疲労困憊でクッタクタでしたが、マスターズに行ける嬉しさ
で、とても充実感に満ち溢れていました。
嬉しい記念撮影です!(Photo by 原さん)

DSCN7466.JPG

試合後は、東淀川体育館の入り口付近のエアコン前に座り
冷風を浴びて体力の回復を図っていましたが、田中さんも
そこに居られて、二人とも、こんなに暑い大阪総合は
初めてだ!暑すぎる!と、50代には厳し過ぎる暑さに二人
して愚痴っておりました!?
いや、ホントにきつかったです。

55歳では、宮本・早水ペアが、決勝で楠本・佐野ペアを
下して貫禄の優勝! おめでとうございます。

60歳では、大阪はおろか近畿でも相手が居ない感のある
松口・川前ペアが余裕の優勝。おめでとうございます。

これで、マスターズのメンバーが確定しました。
大阪チームは

50歳:見市・正岡
55歳:宮本・早水
60歳:松口・川前

となりました。去年のメンバーから、佐藤さんと早水さんが
入れ替わっただけで殆ど同じです。
9月のマスターズまではまだ間がありますので、その間に
見市にはしっかり膝を治してもらって、また歓喜の優勝
目指して、大阪チーム一丸となって頑張って参ります!

女子は、50歳は竹田・成平ペアが予想通りの優勝。
このペアならば、全国で優勝してもおかしくないので
大阪で勝つのは当たり前ですね。おめでとうございます。

55歳は、松本・山下ペアが優勝。マスターズでも一度
ご一緒させて頂いた実力ペアです。おめでとうございます。

60歳は、存じ上げないのですが、井上・松宮ペアが優勝。
存じ上げないのですが、おめでとうございます。

女子のマスターズメンバーは、この段階では未定でした。
さて、今年は誰とご一緒できるのでしょうか?

試合後、とある流れから、竹田さん、成平さん、と一緒に
飲み会することになりました。
大阪の50歳男女チャンプのシニアコンパです!?
見市幸司も交えて、楽しいひとときを過ごすことができ
ました。竹田さん、成平さん、ありがとうございました。
記念撮影しましたが、僕の疲れっぷりが、表情に出まくって
ますねぇ・・・(幸司は先に帰って写ってません)

DSCN7467.JPG

大阪総合はまだ45歳以下のダブルスと、シングルスが残って
いますが、現時点での結果です。

http://www.osaka-badminton.jp/osaka/2018/osaka_sougou_winner.pdf


ここで、ちょっと自慢したいのですが、今回僕らは50歳
ダブルスで3連覇を達成しました。
が、実は45歳ダブルスからカウントすると、実に8連覇と
いうことになるのです!

大阪総合の「過去の栄光」をひもといてみても、過去には
7連覇(佐藤・宮本、竹田・成平)が最高で、僕らの8連覇は
何と前人未到の新記録だったのです!
大阪総合ダブルスでは、実に8年間負けなし、というのは
結構スゴいことだと思います!

かくなる上は、もう少し頑張って連覇を伸ばして、大台の
10連覇を目指します。
もしそれが実現したら、大阪バド協会から表彰でもして
くれないかなぁ・・・(^^)
そのためには、怪我が一番怖いので、しっかりケアしつつ
練習も頑張って、何とか大台を達成したいと思います。



では、バドの話。


<ショートサービスを打つ時は、ラケット面の前にコルクを
セットして打とう>


僕はショートサービスは苦手な方でもないとは思うのですが
それでも、一試合に2〜3回はネット引っ掛けミスをして
いたように思います。
ショートサービスは、完全に自分の形・タイミングで打てる
ので、本来ならば100%入れられるようにならなければ
なりません!

僕はいつも、ショートサービスをノーミス、を目標にして
おりましたが、前述のように数回は情けないネットミスを
しており、何でかなと思って、自分のサービスのフォームを
ビデオで見て、原因に気付きました。

シャトルをラケット面の前にセットしていなかったのです。

つまり、シャトルを持って構えた時に、ラケット面から
離れたところにセットして、そこから打ち出しに行っていた
ので、シャトルが手から離れてから、ラケット面でヒット
するまでに、ほんの若干ではありますが、タイムラグが
発生していて、そのタイムラグがサービスの安定度低下に
繋がっていると気づいたのです。
そんなこと、知識としては十二分に理解していましたが。

そう気付いてから、意識して、コルク部分をラケット面の
前にセットしてから打つようにしたところ、当たり前では
あるのですが、引っ掛けミスが減って、軌道も安定して
きたようにしっかり実感できました。

今回の大阪総合でも、ネットミスの確率は半分以下に減った
と思います。それでも少しはやらかしちゃっていましたが。

サービスの安定度という点から考えると、ラケット面の前に
シャトルをセットするというのは、当たり前なのですが
当たり前と分かっていても、実際にはできていないという
ことはあると思います。僕のように・・・(^^;

そうやって意識するだけで、物理的に確実にショート
サービスは安定してきますので、ぜひ意識してみて下さい。

そのためには、自分のプレーをビデオで見る必要があり
ますね!
練習でも試合でも、面倒がらずに録画して、しっかり自分の
プレーを客観的に把握して、改善していきましょう!


***************************


大阪総合の翌日、7月1日は、2級審判員実技試験でした。
会場は、千島体育館で、何と、国体予選ダブルスの試合で
主審を務めることで、実技試験となるのでした。

大阪総合でバテにバテた翌日でしたので、朝起きるだけ
でもしんどかったですが、当日はお天気もよく、シグナス
飛ばしてカラ元気で会場へと向かいました。

実技試験ということでも緊張しましたが、舞台が国体予選
という重要な試合であり、また男子ダブルスの高速ラリーを
ジャッジしなければならないので、何かもめごとが発生
しなければいいなと思っていましたが、そういうことも
なく、事前にアドバイス頂いていた重要ポイントである

「体育館中に響き渡るような大きな声を出すこと」

をしっかり実践し、恐らくは当日一番大きな声で観客にも
聞こえるくらい元気な主審をしてきました。

結果は・・・合格だったようで、試合後、申請書と共に
申請料・登録料を支払ってきました。

2級を取得したら、できるだけたくさん試合数を経験して
次は早い内に1級にチャレンジします!

ちなみに、試合の結果は、小倉・吉田ペアが、決勝で井谷・
銭谷ペアを接戦ながら力とスピードで押し切って優勝!
主審しながらも、見応えたっぷりの試合でした。
おめでとうございます。


次なる試合は、7月14日の親子大会です。
僕は田原スマッシュの6年生と組んで出ることが恒例に
なってきていて、今年は1年以上前から予約されていた!?
かずやと組むことになりました。

4連覇中(かなみ、まち、きすけ、みゆ)で、今回区切りの
5連覇が掛かっていますが、かずやとならば、まず大丈夫
でしょうと、得意の高をくくりつつ、かずやにプレッシャー
を与えております!?

また、今回の親子大会では、Hiwakaiから4人の助っ人が
田原スマッシュの子と組んで出てくれるので、その意味でも
例年に増して楽しそうです。
岡本さん、原さん、竹内さん、勝山どの、ご協力ありがとう
ございます。

勝山と当たった時には、勝山狙って全力でスマッシュを
遠慮なく叩き込みます!?
と宣言しておいて、ドロップ落とそうっと(^^)

ではまた!
posted by まさやん at 19:23| 大阪 ☔| Comment(3) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする