2017年10月21日

ショートサービスを打った人は、打ったらすぐにラケットを上げよう

僕は読書好き、そして文学部出身ということもあって、言葉には
敏感です。

ですので、他人の発言や文章に違和感を感じた場合にはついつい
心の中、あるいは直接口に出して音速のツッコミを入れてしまう
癖があります!?

特に多いのは、一般的によく使われる、用法を誤った言い回し
です。

例を挙げると

◇的を得る(まとをえる) → ×
正しくは、的を射る(まとをいる)、です。的は得るものでは
なくて射るものです。
得るを使う場合は、当を得るですね。

◇シュミレーション → ×
正しくは、シミュレーションです。かなり似ていますが。
英語で書くと間違わないのですが(simulation)

◇対○○に対して → ×
正しくは、何々に対して、です。対して、の言葉に既に対が
入っています。
同様に、後で後悔する、も、単に、後悔する、ですね。
後悔イコール「後で悔やむこと」ですからね。

◇断トツで1位 → ×
断トツはそもそも「断然トップ」の略です。トップと1位が被って
ます。

◇役不足。役職に実力が伴っていない、という意味ではなくて
実力に役職が見合っていない、という真逆の意味です。
僕はかつてサラリーマン時代に、真逆の意味でこれを言われた
ことがあります・・(^^;

◇さわり。物事の導入部、曲の最初の方、という意味ではなくて
物事や曲の最も聞かせたい重要な部分を言います。漢字で書けば
「触り」です。

◇煮詰まる。考えが出なくなってしまうアイディアが枯渇した
状態ではなくて、色々な考えがまとまってきて、そろそろ結論が
出そうな状態のことを言います。これも真逆の意味で使っている
方が多いですね。


言葉は生き物であり、その時代での流行に大いに左右されるもの
ではありますが、明らかに間違った使い方は正していくべきだと
思います。

また「られる」、つまり「可能を表す助動詞」についてですが
これを単に「れる」とする間違いが「ら抜き言葉」だと指摘
されることがあります。
つまり例えば「見る」なら、「見れる」ではなくて「見られる」
が正解というものです。

しかし「見られる」と言った場合、受け身の意味(見ることが
できる、ではなく、誰かに見られる)が生じてしまうことと
尊敬語(目上の人が見る時に使う)の意味も出てきてしまうので
ややこしさが増してしまうと思います。

そこをただ単に「見れる」とした場合、一点の曇りもなく「見る
ことができる」」という可能の意味に限定することができます。

ですので、僕は圧倒的に「れる」派です!?

こんなことを書いたのは、僕が最近、ある言葉に強烈な違和感を
感じていることを伝えたかったからです。

それは・・・



「スマホ」です!?


スマホは今ではみんなが肌身離さず持ち歩いて、老若男女、猫も
杓子も食い入るように画面を見つめて、指先でフリック・タップ
と中毒のように没頭し、時間さえあれば、歩きながら、そして
時には自転車に乗りながら!(これはもう本当に止めてほしい)
使って、名詞としても完全に定着している言葉ですが、僕はこの
言葉は間違っていると思います。

「えっ?じゃあスマホじゃなきゃ何なんだよ?」

と思われるでしょうが、正確には



「スマフォ」



と言うべきなのです!
だって、スマートホンではなく、正確にはスマートフォンなの
ですからね!

というしょーもない話題を膨らませる僕は、紛れもなくヒマ人
です(^^;
でも、自分の意志や世の中の現象・事象を、正確に分りやすく
他人に伝達するには、豊富な語彙、的確な表現力、正確な語法が
求められるので、言い回しや文章に敏感でいることは、それ即ち
情報の受け渡し、大きく言えば文化の発展、もっと大きく言えば
人間社会のレベル向上に少なからず寄与しているのではないかと
思われ、僕のようなヒマ人にも一定の存在価値があると前向き
かつ自分勝手に受け止めているのでした!?

そして、情報の送り手に求められるのは、いかに伝達内容を正確
に表現するかも大事ですが、もっともっと重要なことは、それが
相手に伝わるかどうか?、ということです。

これに関して、ロックンロールのスーパースター、永ちゃんこと
矢沢永吉の名言が、言い得て妙のシンプルかつ必要十分な表現を
してくれておりますのでここに紹介します。

「それ、オレが分るように言ってくれる?」

これはどんなシチュエーションか、誰が言ったことに対して
話した言葉なのか完全に失念していますが、永ちゃんのこの言葉
だけは今もいつでも鮮烈に心に突き刺さっています。
確か、インタビューか何かで、聞き手が小難しい表現を使って
永ちゃんに聞いたことに対しての返事だと思います。

いかに豊富な語彙を駆使して、文学的情緒的表現で言い得たと
自分では思っていても、それを肝心の伝えたい相手が理解して
くれなければ、その場においての表現方法としては間違っている
ということになります。

そして「こんなに分りやすく話してるのに、そんなのも分らない
のか?それは分らないオマエが悪い!」という考え方は、完全に
上から目線であり、他者と友好的に共存していこうという親愛の
気持ち、謙虚な心が欠けているように思います。

また、ありがちな例として、話している自分は話す内容を理解
しているので、ついつい言葉が端折りがちになってしまうことが
あります。
メールなどの文章でもよくありますが、話したり書いたりして
いる本人は、そりゃあ当の本人なので内容は分っているのですが
分っているだけに、ついつい主語を抜かしてしまったり、述語や
目的語を省略してしまったりすると、聞き手読み手側はイマイチ
理解できないということになります。
そして「何で分んないの?」とイラついてしまうのですが
そこでよくよく自分が話している言葉や書いている文章を
見直してみると、日本語として不完全だった、ということは
よくあります。

僕の書くメールやブログの文章がついつい長くなってしまうのは
それを読む人が、事情や状況を全く分らなくても理解できる
ように、と思うからです。
そのように思うと、主語の省略をできるだけ避けたり、形容詞や
修飾語の用法に腐心したりしている内に、どんどん文章が長く
なってしまうのです。


おおっ!?単なる「スマフォ」の話だけだったはずが、著しく
脱線してしまいました・・・(^^;

結論・・・何かを誰かに伝える時には、できる限り分りやすく
     しよう!(でもできれば極力短い話・文章で・・・)



ではそろそろバドの話。


<ショートサービスを打った人は、打ったらすぐにラケットを
上げよう>


これ、こうして文章として書いてみると、当たり前の基本中の
基本みたいな感じなのですが、実際にやっている人が居るかと
いうと、相当少ないように思います。

かくいう僕も、マスターズでの試合などでは、ベンチからこの
指示を受けてしまうこともあり、僕でさえ!?できていないなら
中級者までの皆さんなら尚更です(不遜そのもの・・・)

打ったショートサービスが相当甘くて、相手に上から打たれる
ような場合は別ですが、そこそこネットから浮かずに入って
相手がネットの上辺より下で打つ時は、しっかりラケットを
上げて、前衛でのブロックを試みるべきです。

その時にラケットがネット上辺より上がっていれば、まぐれ!?
あてずっぽうでも当たる可能性が発生しますが、ラケットが
下がっていれば、前衛でカットできる可能性はゼロです。

ショートサービスを打ってすぐにラケットを上げて構えるだけで
仮にラケットに当たらなかったとしても、レシーバーには結構な
プレッシャーを与えることができますし、ラケットヘッドは
意外!?に大きいので、案外前衛でカットできることも少なく
ありません。
そして、一回でもカットできれば、その後のレシーバーに大きな
威圧感を与えることもできます。相手に決して楽にプレーを
させない。これが大事なんです!

対人競技である以上、できる限り相手にプレッシャーを与え
続けて、相手に楽に気持ちよく伸び伸びとプレーさせない。
この考え方は非常〜〜〜に重要です。

ところが、多くの皆さんのプレーを見ていると、ショートサーブ
を打った人は、それでひと仕事終わったような感じで、ラケット
を上げずに、相手のレシーブを無条件にホイホイ通過させて
しまっているように思います。
そうなんです! ショートサービスを打って、その後すぐに
ラケットを上げる人って、本当にあまり居ないんです!

中級者までの相手なら、サーブレシーブを打つ方向を、体や
ラケット面の動きで教えてくれることが多いものです。
であるならば、その挙動から打たれるコースを判断して、そちら
の方に体を動かして、ラケットを上げて前衛でカットしようと
試みてみれば、結構な高い確率でシャトルに触れるのではないか
と思います。

そしてラケットに当たらなかったとしても、前述のように相手に
プレッシャーは与えることができるので、相手のプレーに精神的
物理的制限を加えることができ、相手ショットの脅威を弱める
ことができます。

動きとしては簡単なことです。ショートサービスを打った後
相手のレシーブを止めようとしてラケットを上に上げるだけ。
これをするだけで、サービス周りでの得点率が、少し、でも確実
に上がると思います。

早速今日の練習から試してみて下さい!


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先日、ある番組でとても良い言葉を聞きました。
羽鳥慎一のモーニングショーのコーナーで、羽鳥さんが世間で
話題となって活躍している企業や団体・個人に取材する「羽鳥の
聞きトリ」というものなのですが、そのコーナーの最後に羽鳥
さんが必ず聞く質問があります。それは

「人生で成功する秘訣とは?」

です。

そこに出演される方は、倒産寸前借金何十億の旅館を、斬新な
アイディアで蘇らせたとか、研究に研究を重ねて、他では真似
できない独自の製法や技術で業界No.1の製品を開発して、世界的
に認知されているとかシェアがNo.1とか、とにかくスゴい方々
ばかりで、その成功の秘訣も、それぞれが全て胸に響くような
深み重みのある名言が殆どなのですが、その中でも特に僕の琴線
に触れた素晴らしい秘訣を伺いました。

「どれだけたくさんの人を幸せにしてきたか、というのが重要な
人生の価値観。どちらにしようかと思った時、どちらの方が
たくさんの人を幸せにできるか、と考えれば迷わない」

能作克治(のうさくかつじ)氏
 ※曲がる鋳物を開発した鋳物職人

う〜ん。けだし名言です。
世の中の人みんながこういう考え方をしてくれたら、とっても
住みやすく安全で平和な社会になっていくと思います。
まあ、たくさんの人じゃなくても2〜3人でも良いと思いますが。
たくさんの人、いや、自分と関わり合いのある人に、少なくとも
イヤな思いはさせないようにすることだけでも価値あることだと
思います。

家族や友人、そしてクラブのメンバーなど、自分と関わり合いの
ある人を幸せにしてあげたいですが、そのためには自分自身も
幸せで満たされた状態でなければなりません。
自分がストレスに苛まれてイライラした状態では、とても周りに
気を配っていられませんからね。

ではストレスの無い状態はと考えると、結局は、自分のやりたい
ことをやれている、やりたくないことを嫌々やらされていない
ってことではないでしょうか?

だから世の中はギクシャクしているんだなぁ・・・(^^;
だからストレス発散が重要で、飲み屋が繁盛するんでしょうねぇ

と、僕らしくとりとめのない結論でした!?
今日も明るく楽しく笑顔で前向きにいきましょう。
ストレスなくてもお酒は飲むまさやんでした(^^)

ではまた。


posted by まさやん at 10:31| 大阪 ☔| Comment(2) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

追伸

おっと、不覚にも書き忘れてしまいましたが、北星高の生徒たち
は、みな一生懸命で、頑張り屋で、前向きで明るく、目標も
高く持っていて、これからの飛躍的な上達が大いに期待できそう
だと思いました!

龍心、幸奈を中心として、これからも上を目指して頑張って
いってほしいです。

11月の大会での良い結果報告を待っていますね。
加えて、来年の合宿では一回りも二回りも大きく成長した姿が
見られることを、今から楽しみにしています。

ファイトォ〜!
posted by まさやん at 12:36| 大阪 ☀| Comment(2) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダブルスのネット前は、もっともっとネットに落とそう

9月29〜30日で、曽爾高原は国立青少年の家に、合宿に行って
参りました。
高校の3つ上である神田先輩が教鞭を執られている。三重県立北星
高校のバドミントン秋合宿です。

前任校の津商業高校から数えても、この曽爾高原合宿に僕が参加
させて頂くのは、もう6回目くらいにまでなります!

前回同様、僕の移動手段はバイクです。
前回は行きから雨が降って、風邪引いて合宿では声が枯れて
全然出なくなるほど体調を悪化させてしまいましたが、今回の
お天気は雲一つない快晴でした。
と言いつつ、家の用事をあれこれ片づけて準備していたら、出発
は結局夜7時前になって、家を出る時には既に日は沈み、辺りは
暗くなってしまっておりました・・・

道中でスマホのナビを幾度かチラチラ確認しつつ、前回も走った
道でしたし、ルートとしては非常にシンプルでしたので、道が
空いていたこともあり、片道80kmの道のりを約2時間で走破!

ただ、奈良県桜井市に入った辺りから下半身がかなり寒くなって
きて、それもそのはず、あろうことか僕はその辺にチョイ乗り
するかのごとく、足に履いていたのは軽薄そのもののサンダル
だったのでした(^^;

しばらくは我慢して運転していましたが、寒さと眠さ!?には
弱いまさやんは耐えきれずに、路肩にバイクを止めて、ジャージ
の下に短パンを履き、サンダルの換わりにバドシューズを履いて
からは、下半身の暖かさが劇的に改善しました。

しかし曽爾高原に近づくにつれ、気温は低下の一途をたどり
最後の方には、ブルブル震えて大きな体を縮こまらせながら
暗く他の車両が全く見えない林間道路を、赤いシグナスは軽快に
駆け抜けていったのでした。あ〜、めっちゃ寒かった・・・

青少年の家に着いたのはほぼ21時。同行されていた宮出先生に
玄関の鍵を開けて頂き、懐かしの宿泊所へ!

すると夜9時にも関わらず、北星高の皆さんは館内の小体育室にて
熱心に夜練に励んでいたのでした。
館内にそんな場所があったとはつゆ知らず、でした。

僕の到着に気づいた神田先輩は、練習の手を休め、全員を集めて
生徒に挨拶させてくれて、僕もいまだ冷え切った体ながら

「正岡です。お世話になります。頑張って指導して、皆さんに
少しでも上達してもらいたいと思っています。よろしくお願い
します!」

と、小刻みに震える体で、しかし明るく挨拶したのでした。

練習が終わり、生徒たちはミーティングということで、僕はその
間、布団に丸まり、冷えた体を必死に温めながら、後の飲み会に
備えて、万全の体調を整えんとしておりました!?

この合宿には、もう一人スペシャルゲストが居ました。
高校後輩の山田哲司、通称「山ちゃん」です。
彼の自宅は富山県ですが、転勤の多い職場で、幾度となく単身
赴任を繰り返しており、現在は名古屋市に居るということで
ダメ元で声を掛けてみたら、快諾で参加してくれることになった
のでした。

ただ、山ちゃんは当日尼崎に出張だったとのことで、そこから
家に帰ってそれからの移動となるので、曽爾高原への到着時間は
午前様近くになるとのことでした。

僕がそこまで待てるはずもなく!?神田先輩と二人で懐かしく
嬉しい楽しいお酒を酌み交わし(神田先輩は引率で飲めないので
ノンアルコールでしたが)、移動で冷え切った体もすっかり
全身くまなく温まって、気が付けばいつもの饒舌なまさやんと
化しておりました。

飲み始めたのは確か22時半頃からだったと思うのですが、楽しい
時間は経過が速く、気が付けばそろそろ山ちゃんの到着する
午前様近くとなっており、日付の変わる10分ほど前にようやく
山ちゃんが到着!
そこから神田先輩に30分ほどお付き合い頂き、神田先輩が就寝
された後も、山ちゃんと二人で1時半まで飲んでトークしており
ました。

神田先輩の用意してくれていたビール6缶は瞬く間に底をついて
しまいましたので、僕が道中で購入していたワンカップの黒霧島
2つを山ちゃんとストレートで飲んで、それが無くなるとやはり
神田先輩が準備してくれていた赤ワインを、空いたワンカップを
コップ代わりにして飲んだら、もうグルングルンに酔っぱらって
しまい、歯だけ磨いてバタンキュー・・・
あっという間に翌朝を迎えました。

曽爾高原の朝は爽やかそのもの!
ススキの名所である曽爾は、まさにベストシーズンということも
あり、午前中から何人もの観光客が訪れておりました。
宿舎の窓から見る曽爾高原はこんな感じでした。

DSC_0157.jpg

さていよいよ練習です。
神田先輩の僕らの紹介に始まり、一斉に基礎打ちから入りました。
合宿には、津商OBの神保くん(なわとび跳べなかった子)も参加
してくれて、非常に指導者が充実した合宿になったと思います。

いつものように!?神田先輩は、レッスンプロの僕に練習内容は
一任して頂きました。
北星高の生徒たちは、フォームやフットワークなどの基礎が
まだまだできておらず、それらの改善をすべく基礎的なフット
ワークや、手投げノックなどで、頑張って動いてもらいました。

IMG_4560[1].JPG

IMG_4555[1].JPG

彼らにとってはかなり体力的に厳しい内容だったようで、みな
ノックを受けた後は、床にへたりこんでゼーハー言うくらい
でしたが、それでもみんな頑張って楽しそうにシャトルに食らい
ついていました!

そんな感じで午前中はあっという間に終わり、食堂で美味しい
バイキング形式の昼食をたんまりと頂き、しばしの仮眠休憩!?
の後、午後は完全に僕に任されることになりました。

というのは、この合宿、実は陸上部との合同となっていて、神田
先輩は陸上部の顧問も兼務されていたので、午後はそちらに付く
とのことだったからです。

午後も変わらず基本的なクリヤーやドロップを足を動かして打つ
スマッシュ&ネットのノックなど、きっと生徒たちは相当にキツ
かったものと思います。
まあ、それが合宿ってもんですよね(^^)

夕方近くになって神田先輩が戻ってこられて、程なく午後の練習
は終了。僕の参加はそこまででしたので、最後に簡単な挨拶を
させて頂き、楽しい合宿はあっという間に終わってしまったの
でした。

練習後、せっかくということで、神保くんと山ちゃんとシングル
1ゲームずつだけして、いずれも圧勝(^^)して、神田先輩と
神保くんに別れを告げ、その後山ちゃんと二人で、青少年の家
からほど近い「曽爾高原温泉 お亀の湯」に浸かって
(ここ最高!)湯上りの炭酸飲料、残念ながらビールではなく
サイダーで乾杯し、80kmの昨日来た道を、鼻歌を歌いながら
楽しく帰っていったのでした。

神田先輩、今回もお世話になりましてありがとうございました。
来年もぜひ参加させて頂きたいと思います。
宮出先生や生徒たちにもぜひよろしくお伝え願います。

また山ちゃん、神保くんもありがとうございました。
来年もこのメンバーで楽しくやりましょう!
来年こそ神保くんに祝杯を挙げられることを期待しております!

最後に神田先輩と山ちゃんとでパチリ!

IMG_4567[1].JPG

北星高校バド部(陸上部)集合写真

IMG_45391.JPG

ではバドの話。


<ダブルスのネット前は、もっともっとネットに落とそう>

僕の周りの社会人選手だけではないと思うのですが、ダブルスを
していて、ネット前のショットを無条件にロビングを上げて
しまう人があまりにも多いように感じています。

ネットに置くのは、相手前衛も目に入りますし、ネットに掛ける
恐れもあるから、怖くて本能的に避けてしまうのかもしれません。

速いタッチでクロスにアタッキングロブを打っていれば良いとは
思いますが、いかにアタッキングロブだったとしても、下から上
に打っている、つまり守備的なショット(攻撃的ではありますが)
に変わりはありません。
下から上に打っているということは、相手からは逆に上から下に
攻撃的ショットを受けてしまうと思います。

相手前衛の位置にも大いに依りますが、ネット前のシャトルを
高い位置で取れたなら、それをネットに置いてみませんか?

ラケット面を寝かせてヘアピンしか打てないフォームで打ったら
相手に読まれて突っ込まれてしまいますが、少しだけでも相手に
ラケット面を見せる形でラケット面を立てた状態でネットに
置けば、相手にネット上辺より下で取らせることができると
思います。

それ即ち、相手に球を上げさせることができる、イコール守備
から攻撃に転じられるということです。

僕が特に感じるのは「ああ!そこでクロスネットを打てば完全に
ノータッチで決まっていたのに・・・」です。

ダブルスのネット前で、クロスネットを使えば、ものすごく
劇的にノータッチエースが取れる場面って、ものすご〜く頻繁に
目にするのは僕だけではないはずです!?

ところが、大前提として、ネット前の球をネットに落とすという
考えが、試合中には殆どない人が多くて多くて、そこは僕は
声を大にして主張したいと常日頃から感じていたのでした。
ああ、ここで言えて良かった!?

試合となると、試合中にほとんど考えることなく、流れにのって
習慣やその場の反応だけでプレーしている人が、中級者までの方
は殆どだと思うのですが、そこで少しだけでも考えて

「そうだ。そう言えばこないだまさやんがブログで熱く語ってた
なぁ・・・叩かれるの怖いし、ネットに引っ掛けそうだけど
次のネット前の球は、上げずにネットに落としてみよう!」

と少しでも思ってくれて実際に打ってみたら、プレーの幅が
かなり広がると思います。
次回の練習、または試合では、ネット前の球は上げずにネットに
置いて、時にはクロスネットを使ってみて下さい。
あなたのバドミントンに、新たな1ページが加わるかも?ですよ!


***************************

水曜日のミズノスクール前の時間帯に、バドミントンの練習を
されているジュニアを含めたご家族が居られました。
先週、今週と二週連続で来られていたので、僕からお声掛けして
聞いてみると、ジュニアの練習がない時に自主練されていたとの
ことでした。

田原スマッシュの事もご存じで「田原さんは、ほぼ毎日練習
できるんですよね?」と羨ましそうに聞かれました。

そうなんです。ジュニアクラブの大きな普遍的な課題は、練習
場所の確保なのです!
うちのクラブのように、ほぼ毎日練習できるクラブはきっと
それほど無いのではと思います。
殆どのクラブが少ない練習日、少ないコートという環境で
色々工夫して努力されていると思いますが、僕が出会ったその
自主練の方々もその一環だと思います。頭の下がる思いです。

この点はうちのクラブの子どもたちに、ぜひとも再認識して
もらいたいものです。
毎日練習できるのが当たり前。体育館が使えて、コーチが複数
居るのも当たり前、では決してないのです!
それは代表である岩城さん、宮崎さんが目に見えないところで
一生懸命頑張って、練習場所とコーチの確保を頑張ってくれて
いるからこそなんです。
いつも本当にご苦労さまですm(__)m

サッカー場や野球場に比べたら体育館の数は多いですが、しかし
室内スポーツの種類も人気も上がってきている現状では、多くの
室内スポーツ愛好家が、こぞって体育館を確保しようとしている
ため、自分が使いたい時間帯に練習場所を予約するのは、中々に
困難となりつつあるように感じます。

社会人の団体ともなると、自由になるのは土日祝日となるので
必然的に予約希望日が集中するため、その意味でも体育館の
確保は難しくなります。

僕の講習会が不定期な日時で開催されるのは、そういった事情が
あるからなのです。
先般実施した初心者向け講習会も、三連休のど真ん中、日曜日の
夜という、考えようによっては非常に勿体ない!?時間帯での
開催になってしまいました・・・
まあ、僕について言えば、土日も祝日もとうに関係ない生活と
なっているのですが(^^;

ただ、それでも熱心な参加者の方々は、笑顔で一生懸命汗を
流して、真剣に、かつ楽しそうにシャトルを追い掛けラケットを
振っていました!
参加者の一人は、当日仕事終わりでダッシュで駆けつけてくれた
だけでなく、次回の開催もぜひ参加したいです!と前向きその
もののやる気を見せてくれるからには、僕もまた次回も頑張ろう
と、元々元気なところをさらに張り切ってしまいますo(^o^)o

その前に、体育館予約しなくちゃ・・・今日しようっと(^^)

ではまた!
posted by まさやん at 11:54| 大阪 ☀| Comment(2) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする