この大会に関しては、過去に何度も書いてきましたので、詳細の
説明は割愛しますが、簡単に言うと、都道府県対抗の団体戦です。
僕は見市と組んで今回が6回目の出場となります。
姫路市はお隣の兵庫県ですので、遠征旅行気分は若干少ないの
ですが、泊まりで試合に出る点に関しては同じですので、今回も
もれなく!?心は躍るビッグイベントなのでした。
試合は16日からでしたが、大人の余裕の前乗りで、僕は見市の車
で、15日の昼過ぎには四條畷を出発しました。
当日は渋滞もなく2時間弱!で会場の「ウインク体育館」つまり
姫路市立中央体育館に到着。
同じく当日入りされていた、同じ大阪チームの川前さん、佐藤
さんと軽くゲーム練習させて頂きました。
会場には友人であるミズノの堀田も来ていました。
ガット張り機の設置に来たとのことで、既に作業は終了しており
もう帰るだけのところを一緒にパチリ!
練習を終え宿に戻って、川前さん、佐藤さんと僕らで軽〜く
プチ前夜祭と称した飲み会を姫路駅前で行いましたが、気が
つけば、いつも以上の酒量になっていて、最終的にはベロベロに
酔ってしまっていました・・・(^^;
まあ、いつも通りのパターンですけどね。
解散後、地元の方に聞いて、美味しいタンメンを見市と食べに
行き、大満足のお腹パンパンで宿に戻りました。
明けて翌日。
ホテルの朝食をたらふく食べ、と言いたかったところですが
前夜の飲みが効いていて、あまり食欲もなかった割には、朝食の
プレートを山盛りにしてしまい、許容量一杯まで食べても若干
残してしまう失礼をしてしまいました・・・
ただ、幸運なことに、昨年の秋田のように、マーライオンと化す
ことにはなりませんでした!?
その後、ホテルの大浴場で姫路城を見ながら、朝風呂で心と体を
リフレッシュさせて、いざ出陣です。
いつものように、体育館のフロアーには都道府県名の書かれた
プラカードが整然と一列に並び、その後ろに選手が一列に並び
一種大会らしくしっかりした開会式に、いよいよだな!と力が
漲る思いでした。
開会宣言、来賓のご挨拶に続いて、選手宣誓です。
兵庫県開催ということで、宣誓を行うのはなんと川北でした。
(女性は高垣さん)
兵庫県は大阪の隣に並んでおり、それらの列の先頭は僕と川北
でしたので、川北が本番直前まで、スマホのラインに送られて
きていた選手宣誓の文章を練習している姿を見て
「おっ、宣誓すんの?緊張してるやろ?」
と笑顔で質問したところ、川北はいつもの飄々とした笑顔で
「全然。オレはこういうので緊張したことないねん」
と遺憾なく大物!?ぶりをアピールした川北でしたが、その目は
すぐにスマホの文章に戻された辺り、少なからぬ緊張が見てとれ
ました(^^)
やがて選手宣誓となり、自称「全く緊張していない」川北が
高垣さんと息を合わせて、両手を上げ
「宣誓!」
と始めました。気のせいか、声はいまいち小さ目です。
「我々、選手一同は、日ごろの練習の成果を遺憾なく発揮し…
…発揮すると共に…」
やってくれました! あの短い宣誓の文章を最初のセンテンスで
噛んでくれて、なんと川北はしら〜っと宣誓をやり直したのです。
「宣誓!」
「我々、選手一同は、日ごろの練習の成果を遺憾なく発揮し…
…発揮すると共に…」
ボロボロでした(^^;
また同じところで噛んで、二度やり直し、続く高垣さんも発声
するタイミングを悩み、グダグダの雰囲気で何とかやり終えた
時には、本部の来賓含め、会場中が笑いに包まれました。
照れながら帰ってきた川北に、僕はフォローとして
「川北、噛む練習してたもんなぁ」
とツッコんだら、その周辺はさらに爆笑していました(^^)
宣誓は失敗しましたが、会場の雰囲気を盛り上げたという点では
最高の選手宣誓でしたぞ、川北どの!
初日はリーグ戦の二試合でした。
4チームのリーグですので、予選は3試合ですが、残る一試合は
翌日に行われます。
初日の対戦は、山梨県と福岡県でした。
準決勝までは、試合順は決まっていて、50歳→55歳→60歳の順番
で行います。
言い忘れていましたが、今回の大阪代表メンバーは
50歳:見市昌弘・正岡毅
55歳:宮本芙士夫・佐藤彰彦
60歳:松口金彦・川前明裕
つまり、昨年と全く同じ顔ぶれでした。
女子メンバーは
50歳:竹田由美子・沼田晴代(山田充子)
55歳:西林知子・植田玲子
60歳:植村芳子・真鍋稔乃
でした(敬称略)女子は昨年のメンバーと全く入れ変わりました。
男子の初戦は山梨県です。
僕らからの試合でしたが、実は見市は足(ひざ)を故障しており
それの回復のために、実にこの試合まで一か月間な〜んにも
運動も練習もできておらず、少なからぬ不安要素ではありました。
上手い見市のことなので、技術で何とかなるかとは思いますが
足が出なければ動けず、動けなければ相手のショットは取れない
ので、相手のドロップやクリヤー、速いロビングやロングサーブ
に対しての反応は、やはり心配でした。
が、初戦は実力差もあり、相手のクリヤー攻撃にも、平然とした
顔でクリヤーを返す姿を見ると、何とかやれるのかなと感じて
その試合もそのまま大差の2-0で完勝!
幸先の良いスタートを切れました。
続く55歳、60歳も完勝! 3-0で初戦を完勝して、次は強豪の
福岡戦です。
我々との対戦前に、福岡は、同じリーグの三重と対戦しており
情報収集ということで、50歳の中村・椋本VS東・坂本戦を、文字
通り目を皿のようにして観戦していました。
その率直な感想は・・・「これはヤバイ強い・・・ちょっと勝て
そうな気がしない」でした(^^;
観覧席から見る他人のプレーは、概して実際以上に強く見える
ものですが、それを差し引いても、中村・椋本ペアの攻撃力は
高く、スマッシュも速けりゃ、プッシュも速い、レシーブも固く
つまり、これは厳しいと僕も見市もテンションが下がったの
でした。
それもそのはず、中村・椋本ペアは昨年の全日本シニア50歳複で
準優勝しており、その数年前にも3位に入賞している強豪なので
その実力たるや「さもありなん」なのでした。
もちろん団体戦なので、勝つつもりで向かっていきましたが
やはり相手のショットの勢いは強く速く、僕はレシーブし損ねる
ことが多く、また見市も前に落とされると対応が明らかに遅れ
体勢を崩されて決められるという形で、それでも終盤まで食い
下がりましたが、第一ゲームはいいところなく落としてしまい
ました。
しかし、相手も団体戦でプレッシャーが掛かっていたのか、結構
定期的にミスしてくれたのと、僕のスマッシュも意外!?と
決まることも多く、苦しみながらも21-18で取り返しました!
見市も動けない足ながら、団体戦ということで責任感から、相当
頑張って動いて打って拾ってくれていました。
ただ、対戦中のプレッシャーは半端なかったですが・・・
ファイナルゲームに入ると、相手のプレーに徐々に慣れた見市の
レシーブ・スマッシュ・プッシュが冴えわたり、一方の僕も
定期的ミス!?は重ねつつも、上がってきた球を打つ時には
上背を活かした渾身のスマッシュを叩き込み、それが決まること
も多く、20-16でマッチポイントを握ったのです!
4点のリードがあれば普通は大丈夫なので、集中し続けたつもり
でしたが、1点を失い、2点目は僕のサービスジャッジミス、
そして3点目は見市が、相手のロングサービスをスマッシュミス
あれよあれよと言う間に、20-19まで詰め寄られてしまったの
でした・・・
サーバーは中村さんでしたが、終盤ではロングサービスを多用
してきて得点を重ねておりました。
僕がここで思ったのは、中村さんは僕がロングサービスを警戒
していることは分っているはずなので、裏をかいてショートを
打ってくるのではないか、と読みました。
ただ、それを悟られてはいけないので、ロングに警戒している
振りをして、僕はいつもよりもレシーブの立ち位置を後ろ気味に
移動させて、ロングサービスに備える構えをしておりました。
しかし、心の中は「ショートサービスをプッシュしてやるぞ!」
でした。
緊張の一瞬。果たして中村さんは、僕の予想通りにショートを
打ってきてくれて、しかもそれが結構浮いた球だったので、僕は
それを思い切り突っ込んでセンターにプッシュ!
完全にノータッチエースとなって、強豪から大きな大きな一勝を
上げることができて、勝利の瞬間、僕も見市も大きな雄叫びと
共に、力のこもったガッツポーズをしていました。
この勝利には大阪ベンチもどよめくくらい喜んでくれて、勝利の
後のハイタッチは、得も言われぬ満足感がありました!
大きな大きな勝利でした。
続く55歳は、佐藤さんが今一つ調子の出ない感じでミスも多く
持ち味のスマッシュも走らず、サーブも入らずで、競りながらも
0-2で負けて、勝負は60歳に委ねられました。
そこは頼りになるベテランの松口川前ペアです!
試合前に「絶対大丈夫!」と磐石の自信を持って臨んで頂いて
果たしてその実力通りに2-0でしっかり勝ち切って頂き、苦しい
戦いを何とか僅差の2-1で制し、予選リーグ突破に大きく前進
しました!
女子チームは、初戦の福井戦で、エースの竹田沼田ペアが、接戦
ながらもファイナルで惜敗する苦しい展開ながら、続く55歳60歳
がしっかりフォローしてくれて、2-1で何とか勝利!
続く神奈川戦では、55歳が強豪に完敗したものの、50歳、60歳が
これまたしっかり勝ち切ってくれて、ここも2-1で勝利!
男子チームに続いて、女子チームも初日を2戦全勝で終えることが
できたのでした!
となるとその夜は大宴会で盛り上がるのは必然です。
僕ら以外の大阪メンバーとはホテルが離れていたので、足の状態
が良くない見市は外出を自重して、僕だけ姫路駅からバスに
揺られて、約ひと駅分離れた宴会場所(播磨の里)まで一人ワク
ワク向かったのでした。
大阪女子のメンバーとは、竹田さん、山田さんを除いてほとんど
面識がありませんでしたので、その方たちと交流できることも
楽しみでしたが、純粋に「勝った夜に飲む」こと自体が楽しみ
だったことは、疑いのない事実です・・・(^^;
楽しげな大阪メンバーです!飲むのはまだこれからですが。
後で合流したものの、お酒が飲めないので、アイスを食べる
宮本さん。
翌日は、予選リーグの最終戦と、決勝トーナメントの一回戦です。
予選最後は三重県との対戦でした。
三重は前日に福岡に負けており、その意味からは大阪有利には
違いありませんでしたが、負けたとはいえファイナルの接戦
でしたので、分は良いはずとは思いながらも、気を引き締めて
臨みました。
そこから僕の不調が度々顔を出し凡ミスが出始めて、しっかり
やれればきっと2-0で勝ち切れると思うのですが、やはりバドは
ミスする方はその分苦しむことになり、第一ゲームもギリギリの
先取。第二ゲームはセッティングの上落としてしまい、勝負は
ファイナルにもつれんで、いやもつれこませてしまいました。
しかしファイナルに入って少し落ち着きを取戻し、攻撃主体に
軸を戻して、レシーブも置きにいかずに押し込んで前に出る!を
実践した結果、最後はセーフティリードを保ったまま、21-15で
勝ち切って、自ら首を締めつつの苦戦を何とか乗り切ることが
できました。あ〜、良かった・・・
続く55歳、60歳は危なげない完勝!フタを開ければ僕だけが
一人舞い上がる形でしたが、スコアを見れば3-0の完勝で、予選
リーグ突破を全勝で決めて、まずは第一関門突破です!
次の対戦は、決勝トーナメント一回戦。対戦相手は、リーグを
なんと得失ゲーム差で勝ち上がった静岡県でした。
僕らの相手は、山田・落合ペア。見た感じは、僕らと同じ年代
には見えず、だいぶ年上のようでした(^^;
ところが、見た目と違って、ものすごい猛攻を仕掛けてくるの
です!
バンバンガンガンスマッシュ&プッシュで押されて、直前の三重
戦から調子のイマイチな僕は、またまた凡ミスを重ねる悪い
プレーで、第一ゲームを落としてしまったのでした・・・
二ゲーム目に入り、少しやり方を変え、レシーブを前に置くのを
止めて、ドライブで返すことを徹底し、ショートサービスが入ら
ないので、ロングサービスを多用することにして、ミスる要素を
減らしていったところ、実際にミスは減り、そうなると気持ち
にも余裕が出てきてプレーも改善してきて、それに加えて相手の
方の疲れが激しくなっているのが手に取るように分ってきて
からは、本来の実力を出すことができて、第二・ファイナルは
それぞれ10点、15点に抑えての逆転勝ち!
僕もですが、ベンチは相当ホッとしたことでしょう・・・
あ〜、よかった(^^;
続く55歳は2-0で完勝! 決勝トーナメントなので、60歳は打ち
切りとなって、大阪男子チームの最終日残り、つまりベスト4が
確定したのでした。ぃよ〜し!
女子チームの予選最後は佐賀県でしたが、50歳が完勝、55歳が
負けて、勝負は60歳に委ねられましたが、しっかり2-0で完勝して
くれて、男女アベックで決勝トーナメント進出、つまりベスト8と
なりました!
しかしながら、決勝トーナメント初戦の相手、千葉県に1-2で敗れ
残念ながら女子チームはベスト4進出を逃し、ベスト8止まりと
なってしまったのでした。無念・・・
女子は全員泊まりで残ってくれて、明日の男子チームを応援して
くれることになりました。いつもながら嬉しいことです!
となると、前夜に続いてその日も大宴会になるのは必至でしたが
ご存じの通り、当日は大型の台風18号が日本列島を直撃しつつ
あり、出かけたはいいが帰ってこられない恐れが十二分にあった
ため、残念ながら僕らは外出を自重しました。賢明かつ当然の
判断でした。
しかし飲まないというわけにはいかないので、見市と共にホテル
の周辺を、徐々に暴風の様相を呈しつつある強風に煽られながら
ロケハンして、外側を透明のビニールに覆われた立ち飲み風味の
餃子・唐揚げ専門店!?に入り、通りに面したテーブル席に着き
美味しい餃子と唐揚げをアテに、これまた美味しいビールや
チューハイや日本酒をゴクゴクと次々と飲み干していきました。
そこは料理の味も良く、狭いながらもオープンでカジュアルな
感じが雰囲気良くて、お酒もグングン進んでいきました。
メニューを見ると
「超」プレミアム日本酒
というのが二種類ほどあって、それに興味を示した見市が、若い
女性の店員さん(19歳!)に
「この二種類のお酒は何が違うんですか?」
と質問をしたところ、そんなことを聞かれることを一切想定して
いなかった若い女性店員は
「少々お待ち下さい」
と下がって、お店の社員さん!?に聞きに戻ったのでした。
しばらくして戻ってきて
「お米の種類が違います」
との返事だったので、見市はさらに畳み掛けて
「何がどう違うんですか?」
と追い打ちの質問をすると、若い店員さんは当惑したような弱い
笑顔を浮かべながら、またまた
「少々お待ち下さい」
と下がる始末・・・
確かに、最初の回答の段階で、せめてお米の種類くらいは聞いて
きてほしかった思いはありつつも、若い子がちょっと可哀そうに
思えた僕は
「いやなオッサンやねぇ。右から左に流しといたらええよ」
と笑顔でフォローして、良いオジサンを演じておりました!?
しばらくして若い子は、日本酒現品の一升瓶を持ってきて、その
ラベルを見ながら
「こちらは山田錦と五百万石で、こちらは●●(忘れた)です」
と教えてくれたのですが、今日はなぜか店員に厳しい見市は
追撃の手を緩めることなく、さらなる質問を浴びせかけました。
「山田錦と五百万石の割合は?」
そこで若い子は、当惑しながら一升瓶のラベルを「カンニング」
しようとしたところで、見市が
「見たらあか〜ん!」
と釘をさしたので、若い子は適当に
「50%と50%」
と答えたら、見市は勝ち誇ったように
「ちゃう! 正解は山田錦20%、五百万石80%や。
店員さんやったら、それくらいは分っとかなあかんでぇ」
と、姫路の片隅で、笑顔ながらも社会の厳しさを若い子に指導
するオジサン見市なのでした(^^;
この若い子は、少しイヤな思いはしたかもしれませんが、今後
同じ質問を受けた時には、自信を持って答えられるでしょうから
良い経験になったのではないかと、プラスに捕えてくれたらと
思いました!?
面白かったのは、他のカウンターで、有名な日本酒「獺祭(だっ
さい)」を頼んだ年配の男性が、お酒が運ばれてきた時に
ターミネーターのBGM
「ダダッダッダダ、ダダッダッダダ」
と延々と繰り返していたことでした(^^;
そこからいつ「ダダッダッダダッサイ(獺祭)」と言って
くれるのかと待っていましたが、いつまで経っても
「ダダッダッダダ、ダダッダッダダ」
を繰り返すので、最後には注意を払うのを止めてしまいました。
お酒が進むにつれ、台風の勢いも次第に強くなってきました。
お店の外側を覆うビニールも、すそがめくれ上がって雨風が吹き
込んでくるような状況になり、肌寒くもなってきたので、部屋に
戻ろうということになり、楽しいプチ飲み会は強風に煽られる
形でお開きになったのでした。
帰りがけにコンビニでビールとチューハイを買って、ホテルの
大浴場に浸かってから、僕の部屋でプチ二次会を行いました。
見市と解散してから、少しウトウトしたのですが、2時過ぎに
洗濯していないことに気づいて、そこからコインランドリーで
洗濯を始めると、1時間弱の間ヒマだったので、1階の自販機で
さらにビールを追加購入した僕は、今回も異常に飲み過ぎでした。
しかし、その後は三日間で一番良く寝られたので、体調的には
非常に良かったです!
翌日は最終日。ベスト4に残ったチームの準決勝・決勝です。
男子のベスト4は、東京、福井、大阪、富山。
女子のベスト4は、宮崎、静岡、千葉、福岡でした。
そして準決勝から試合順が変わり、55歳→60歳→50歳となります。
つまり僕らに回ってきた時は、それが試合を決める大事な勝負に
なるということなのです!
大阪の相手は富山県。僕が出場した過去のマスターズでは、富山
に負けたことはなく、その意味では苦手意識はありませんでした。
55歳と60歳で二試合並行で行い、見市は55歳、僕は60歳の方の
応援につきました。
富山の55歳は末坂・神代ペア。言わずと知れた、昨年の全日本
シニア55歳複チャンピオンペアです。
ここには対戦前から佐藤さんが、「まず勝てない」との悲しくも
客観的な予想の通り、0-2の完敗で早々にゲームセットとなって
しまいました・・・
並行して行われた60歳複の相手は、森川・中谷ペアでした。
第一ゲームを見る限り、相手の実力が少し上に感じられて、その
感じの通り、第一ゲームを落としてしまいましたが、第二ゲーム
は大阪チームの攻撃が当たりまくり、一桁に抑えそうな勢いで
大差をつけたところで、我々の試合も始めることになりました。
僕らの相手は、櫟(いちい)・水上ペア。ここも昨年と同じペア
です。
櫟とはマスターズで過去2戦2勝でしたが、水上さんとは初対戦で
昨年決勝のパワフルなプレーを見ていたので、こちらも気合いを
入れて臨みました!
序盤5点くらいリードされるイヤな展開でしたが、足を痛めて
いながらも、見市の冷静かつ厳しい攻撃と、僕の破壊力抜群!?
のスマッシュで、終盤に追いつき、最後にスッと抜け出して
第一ゲームを先取しました!
隣のコートでは、60歳複がファイナルゲームを戦っておりました。
接戦のようでしたが、こちらはこちらと集中してプレーしており
ましたが、序盤数点のところで大阪ペアがファイナル18-21で
力尽き、その時点で僕らの試合も無念の打ち切り・・・
昨年同様、記録的には0-2の打ち切りで準決勝敗退。今年も無念の
3位に甘んじる結果になったのでした。
55歳・60歳ペアの方からは、異口同音に
「回せなくてゴメンな」
と謝られましたが、一生懸命プレーした結果ですし、またいつ
僕が逆の立場にならないとも限りませんし(実は過去にある)
僕からは
「いえいえ。そんなのしゃあないですよ。お疲れ様でした」
と言うだけでした。
男子決勝は、昨年と同じ東京VS富山の顔合わせでした。
60歳を東京、55歳を富山が取り、勝負は50歳複に委ねられました。
東京は強豪の宮本・宗形ペア。富山は前述の櫟・水上ペアです。
昨年は競り合いながらも、東京が2-0で勝ち切ったのですが
団体戦の最後の試合ですし、どうなるかは分りません。
観客席から注視していましたが、安定してミスの少ない東京に
対して、櫟は速いスマッシュと前への詰め・プッシュで度々
エースを奪っていましたが、水上さんの凡ミスが非常に目立ち
東京とのミスの差はそのまま点数の差となり、セーフティリード
を保ったまま、宮本・宗形ペアが2-0で勝ち切り、その瞬間東京の
昨年に続いての連覇が確定したのでした!おめでとうございます。
女子の決勝は福岡対静岡で、決勝どころかベスト4にもなったこと
のないという静岡の健闘に期待していたのですが、接戦ながらも
地力に勝る福岡が4年ぶり2回目の優勝を果たしたのでした。
おめでとうございます。
表彰式は和やかな雰囲気で、賞状や楯を手にたくさん写真撮影が
行われていました。
僕もカメラを持ち込んで、自席から何枚かパチリ!
大阪チームの写真は、櫟に撮ってもらいました。
優勝した東京チーム
準優勝の富山チーム
我々と同じく3位の福井チーム
そして我が大阪チーム
今回ホスト県として、大会役員をしてくれていた川北と。
あっと言う間の四日間でしたが、マスターズは毎回本当に楽しい
です。
しかも来年の会場は北海道!これは是が非でも行きたいので
来年の大阪総合も必ずや優勝したいと思います。
最後になりますが、大阪チームのメンバーの皆さん、どうも
ありがとうございましたm(__)m
女子チームの方々はほぼ面識ありませんでしたが、皆さん明るい
お酒の飲める方(*^^*)でしたので、とっても楽しく過ごす
ことができました。
また来年も同じメンバーになることがあれば、ススキノで熱い夜
を共に過ごしましょう!?じゃなくて、優勝目指して一緒に
頑張りましょう!
マスターズの結果は既に発表されていました。
参考まで。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~sportsmasters2017/decision.html
ではまた(^^)/~~~