今日は真夏日にまでなった暑い一日でしたが、そんな日に四條畷
学園の体育館にて、小学生の熱い戦いが繰り広げられました。
この時期恒例のABC大会大阪予選です。
優勝者のみが本戦の全国大会に出場できる大事な大事な試合です。
わが田原スマッシュからは、昨年、3人もの優勝者が出てくれた
ことは記憶に新しいですが、今年もそれに続かん!と8人の精鋭
たちが全国への扉をこじ開けるべく、この予選にチャレンジ
しました。
結城杏菜、中村心優、川北和弥、田中隼、原田小雪、三浦志保、
文元日菜、中村優希、の8名です。
一人でも多くの優勝者が出てほしかったですが、ABC大会は
1・2年生、3・4年生、5・6年生のカテゴリーで区切られるため
1、3、5年生は、一年年上と対戦せねばならず、5年生の和弥、隼
小雪、3年生の優希は、ちょっと厳しい戦いになるのでした。
予選はいくつかのブロックに分かれてリーグ戦を行い、ブロック
1位だけでトーナメントを行い、そこでの優勝者が栄誉あるABCの
大阪代表となれるのでした。
結論を言うと、決勝トーナメントに残ったのは、杏菜、和弥、
小雪、志保、日菜、優希の6名(これもかなり立派なことだと思い
ますが)でしたが、見事優勝して全国大会への切符を手に入れた
のは、文元日菜ちゃんのみでした。
日菜ちゃんは、ブロックからトーナメントまで危なげない試合
運びで、しっかり実力を出し切ってくれて貫録の優勝だったと
思います。日菜ちゃん、おめでとう!
喜びのピースサインです\(^o^)/
残念ながら代表にはなれなかった人も、かなりレベルアップして
いて、以前より明らかに良い内容の試合ができるようになって
きていて、負けはしてもかなりの手応えが感じられたことは
大いなる収穫でした。
しかし一方で、勝てる試合をメンタルの崩れから落としてしまい
悔しい悔しい逆転負けを喫した子も居ました。
熱く声援を送るコーチや保護者、そして他のクラブメンバー達に
とっても苦しく辛い敗戦ですが、一番ショックを受けているのは
他でもないその選手自身でしょう。
ただ、どんな惜しい敗戦だとしても、負けは負け。
1ゲーム先取していようと、大量リードしてのマッチポイントを
迎えていようと、そこで勝ち切れないのも本人のその時の実力
です。
色々言いたくなるでしょうが、勝とうとして負けてしまった
ものはしょうがないので、もし次回、似たような展開になった
場合に、前回の失敗を繰り返さないようにするしかありません。
今回、そのような負け方をしたのは、無念で残念で悔しくて仕方
ないと思いますが、その敗戦を次に活かすことで、今回の負けも
無駄にならないと思います。
願わくは、今日のその悔しい気持ちを忘れずに、これからの練習
に臨んでほしいと思います。
ABC本戦の会場は、今年はなんと北海道札幌市です!
去年のように3名も出場できたならば、雇われコーチの僕にも
出張要請が期待できますが、今回は日菜ちゃん1人ですので
僕は四條畷からの応援となりそうです。
ただし不測の事態の際は、僕が遠征帯同することもあるかも
しれません。
念の為に、ホテルだけは抑えておこうっと(^^)
では、バドの話。
<ハイバックを打つ時は、腕を体につけよう>
ハイバック、というと上級者しか打てない、高等技術、難しい
というイメージがあると思います。
確かにそう言われてみると、ハイバックでシャトルをしっかり
奥まで飛ばせる人は、上級者のような気がします。
しかし、実はハイバックの動き自体は、それほど難しいことでは
ありません。
@ リストスタンドして
A サムアップして
B 腕を畳んで体につけて
C 相手に背中を向けて、バック奥に右足を踏み込んで
D 踏み込んだ右足に乗った体重を、右足でしっかり受け止めて
その体重を上半身〜腕〜ラケットにスイングして伝える
E リストスタンドを保ったまま、ひじを肩の高さ付近まで上げ
(リストスタンドを保っているので、ひじを上げた時には
ラケットヘッドは床の方を向いている)
F 回外を使って、一気にラケットを振る
G Eの際、上半身は打球方向に倒さず、背中でしっかりと壁を
作る(体を使って打たない)
H 腕のスイングはインパクトのところまでで止める(その先の
ラケットをムチの先端のように走らせるため)
これらを一瞬の内に行うだけです。
ええ〜・・・そんなの難しいよぉ、と言う声が聞こえてきそう
ですが、それよりよっぽどオーバーヘッドストロークの方が
難易度は高いと思います。
オーバーヘッドストロークの場合
@ リストスタンドして
A 半身になり
B 左手を高く上げて
C ラケットヘッドを立てて、ひじを少し引き
D 足換えの時、左足を勢いよく後方に引くことで、鋭く腰に
回転を与える
E 左足→腰→上半身→ひじ→前腕の順に回転運動を連鎖させる
F その際、高く上げた左手を振り下ろし、上半身の回転を促進
するとともに、スイング後は強く振った右腕とのバランスを
取るために、体に引きつける
G Eの順で引っ張られた右腕を、ひじからスイングをして
インパクトの時に、しっかり回内を効かせる(超重要!)
H インパクトの後、腕が体に当たるくらいまで振り下ろす
I 強い右腕のスイングに負けないよう、左手を体に引きつける
と共に、足換えした右足も大きく前に開く(前に出る一歩)
となります。
オーバーヘッドストロークの方が簡単だと思う方は、きっと上の
ような回転運動の連鎖が上手くいっていないんだろうと思われ
ます。
それらを全て、タイミングよく動きを合わせて、インパクトの
ところでのヘッドスピードを最大にすることは、なかなか簡単
にはできないと思います。
しかしハイバックの場合は、極端に言うと
「腕を体に巻きつけて、その状態から一気に引っぱたく」
だけです。
もちろん、スイング前、中、後を通して、リストスタンドは常に
キープしていなければなりませんが。
ではなぜお題のように、腕を体に付けた状態からスイングするの
でしょうか?
それは、しっかり力強いスイングで打つため、そして手打ちに
しないため、です。
ハイバック時、腕が体についていないと、ハイクリヤーのような
強い球が打てなくなります。
予め、腕を畳んで体につけておくことによって、力強いスイング
の準備となっているのです。
また、腕が体についていないと、手だけで打つ形となってしまい
それではなかなか遠くまで飛ばすことは難しいだけでなく
手打ちですので、コントロールが定まりにくくなります。
腕を体につけると、一見力が入れにくくなるフォームのようにも
思えますが、そうしなければ、力強いスイングができないのです。
ハイバックで遠くに飛ばせないという方は、上記@〜Hのうち
どれかがうまくできていないと思いますが、とりわけBが
できていない故に、というのが大きな原因だと思います。
意識してみて下さい!
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5月もはや下旬。GWなどは気づかぬ内に終了していました。
って、自由な僕にとってはGWも平日も関係ありませんが(^^;
そんなあっという間のGWでしたが、郡上八幡〜下呂温泉旅行と
毎年恒例の寝屋川市初心者バドミントン教室講師、というビッグ
!?イベントは有って、充実した連休となりました。
下呂温泉は有名ですので、僕もですがみなさんもご存じだったと
思いますが、行くことになって初めて、ここが日本三大温泉の
ひとつだと知りました。
有馬、草津、下呂。この三つなんだそうです。
ところが、僕はてっきり下呂温泉のつもりで予約したのですが
実際に訪れてみると、そこは確かに岐阜県下呂市にある温泉街
ではあったものの、下呂温泉街からは数十キロ離れた山奥にある
「濁河(にごりご)温泉」と判明して、少なからぬショックを
受けました(^^;
しかし、ここの宿が最高レベルに楽しかったのです!
その内容については・・・また次回詳細に報告させて頂きます。
GWの報告をする頃には、6月に突入していそうですが・・・
まっ、いつものことか。
ではまた!