2016年09月28日

日本スポーツマスターズ2016秋田大会結果報告

一昨日、秋田県は美郷町から帰ってきました。

日本スポーツマスターズ2016。ずっと楽しみにしていたイベント
がまたひとつ終わってしまいました。
どんなことでもそうでしょうが、終わってみたら、いつだって
「あっという間」ですね・・・

そんな短く感じた時間でしたが、この4日間(移動を含めて)の
出来事を、思い出に残す意味でも詳細に振り返ってみたいと思い
ます。


僕と見市は、自宅そばのセブンイレブンに待ち合わせて、予め
見市が予約してくれていたタクシーに乗り込んで、京阪萱島駅に
移動。
駅前の大阪王将で昼食を頂いて、門真市駅からモノレールで
伊丹空港へと向かいました。

マスターズバドミントン競技の会場は、秋田県仙北郡美郷町の
美郷総合体育館、愛称「リリオス」という所で、空港としては
秋田空港が最寄なのですが、そこへの直行便が予約一杯で乗れ
なかったので、少し手前!?のいわて花巻空港へ行ってから
レンタカーで移動しよう、ということになったのでした。

リリオスに着いた時には、男子東京チームが練習上がりかけの
ところで他には誰も居らず、僕と見市が二人で会場を貸切の形で
半面シングルスでヘロヘロになりました・・・

僕らが泊まったホテルは、JR大曲駅前の「ルートイン大曲駅前」
非常に綺麗で、ロケーションも良く、大浴場もあり、無料の朝食
まで付いていて、満足度最高レベルの宿でした!
それだけに、当日は他県のバドミントンチーム(千葉・石川・
栃木)も泊まられており、チェックイン時には大変な賑わいを
見せておりました。

公式練習で流した汗を大浴場で洗い流し、スッキリさっぱりして
から、まずは前夜祭!ということで、見市がネットで調べて
くれた、ホテルからほど近い「だいこく」という焼き鳥屋さんに
向いました。
その前に、部屋で既にちょっとフライングをしていた僕です。

DSCN5498.JPG

そのお店は、スナックビルの一階にあり、入口ドアの雰囲気も
スナックの入り口そのもので、若干入りづらい感じだったの
ですが、ちょっと覗いてみて、地元のアットホームな感じのお店
と見受けたので、安心して店の奥座敷へとずんずん進みました。

お店内はちょっと暗かったのですが、そこのおやっさんが実に
味のある方で、秋田訛り(多分)で人懐っこく愛想よく話し
かけてきてくれて、また僕らへのサービスということで、地元の
出羽鶴を一杯ずつ振る舞ってくれて、これこそ遠征ならでは!と
お酒も回って段々楽しくなってきて、ついついお代わりを重ねて
前夜祭のはずが、ノリ的にはほぼ祝勝会くらいの感じに相当
出来上がってしまいました・・・(^^;
まあ、いつものことですが。

DSCN5499.JPG

DSCN5502.JPG

その後、お店のすぐ並びにあるラーメン屋でしめて解散。

DSCN5504.JPG

飲むと必ず眠くなる体質の僕は、部屋に戻って必死に歯だけは
磨いて、そのままバタンキュー。

ところが、夜中の2時過ぎに目が覚めてしまい、そこから完全に
目が冴えて寝られなくなってしまい、ベッドで悶々としつつ
少し飲んだら寝られるかなと思って、ホテルの自販機にビール
500ml缶を買いに行くこと2回(^^;
それでも5時近くまでまんじりともできず、明け方近くになって
ようやく1時間ほどつかの間の睡眠を確保しました。

6時過ぎには起きて、朝風呂へと向かい、その足で朝食会場へ。
40品目ものメニュー豊富なバイキングで、僕は睡眠不足のことも
忘れて、体の欲するままに、ほぼ全種類の料理をお皿に盛り
ながらも全て平らげて、膨れるお腹で前かがみになるのが苦しい
くらいになりました。

DSCN5505.JPG

しかし摂取した栄養的にはほぼ完ぺき!
これでいよいよマスターズだ、と意気込みかけましたが、前日の
激しい飲酒と、寝れずの深夜の追加飲酒が、僕の胃を激しく痛め
つけておりました・・・
そう、本当に情けないことに、僕は朝からマーライオンと化して
しまったのです(^^;
せっかく食べた美味しい朝食の何割かは、図らずもイレギュラー
な出口から不本意に排出され、しかし、そのおかげで一気に
お腹の苦しさは消えてくれました。

ただ、二日酔いだったわけではなく、弱った胃に加え、睡眠不足
の疲れた状態に、朝から思いっきり食事を詰め込んだので、胃が
ビックリして緊急の入場制限をしてしまっただけでした。
アフターマーライオンには、いつもの元気なまさやんに復活して
おりました。
若干、下痢気味ではありましたが・・・


ここで、一応今回の大阪チームのメンバーを記しておきます。
(敬称略)

50歳複:見市昌弘・正岡毅
55歳複:宮本芙士夫(屈指の名選手)・佐藤彰彦(灘高→東大)
60歳複:松口金彦(元インカレ単3位)・川前明裕(NTT川前選手
    のお父さん)

という、錚々たるメンバーでした。
当然ながら、みな本年度大阪総合年代別のチャンピオンで、頼り
になる名選手ばかりでした。


さて、初日はなんとわずか一試合。
予選ブロック初戦の相手は、栃木県でした。

僕らの相手は、峯岸・佐藤ペアでした。
試合の数時間前には、トイレで涙目になっていた僕でしたが
ここは2-0で完勝!

続く、55歳複の相手は、渡辺・人見ペア。
渡辺さんは、シングルスの強豪で、全国社会人クラブ個人戦で
7連覇(かな)くらいされているつわものです。

しかし、大阪の佐藤さんもご本人いわく

「ここ8年間で一番調子がいい!」

との頼もしく勇ましい自信に満ちた発言に、大阪チーム全員が
勝利を強く確信しました。

が、どうにも佐藤さんの調子は、良さそうに見えないのです・・・
動きも悪く、ショットの勢いもなく、ミスも多くて、ファイナル
終盤まで競り合って、コーチ席に座っていた僕らはみなハラハラ
と成り行きを見守っておりました。

ファイナルは20-19までになりましたが、何とか最後勝ち切って
くれて、そこで初戦の勝利は確定しました!
その時点では、佐藤さんの「調子いい」発言には、一切の信憑性
がありませんでした(^^;
でもまあとにかく勝って頂けたので良かったです。

リーグ戦ですので、残る対戦も勝ってポイントを稼いでおきたい
ところを、60歳ベテランペアがしっかり締めてくれて、初戦は
3-0の幸先良いスタートとなりました。


女子チームも3-0での滑り出しとなり、昼過ぎには初日の試合を
全て終えた大阪チームは、和気藹々と一緒に昼食を頂きました。

ところが、見市の顔色がすこぶる良くないのです・・・
眉間にはしわが寄り、目つきも厳しく、こめかみには青筋が浮き
上がり、真っ青な表情で、美味しいお弁当も残してしまうほど
でした。

実は、今朝から見市は「脇腹の辺りが痛い」とのことで、栃木戦
の時も、痛みを感じながらプレーしていたそうです。
僕も、痛くまではありませんでしたが、お腹を下し気味だった
ので、これは昨夜の焼き鳥屋さんで当たったのか?とも訝り
ましたが、見市の症状は、どうもそういうのではなさそうでした。
本人の予想では

「盲腸(炎)ではないか」

とのことでしたが、僕の見立てでは、痛みを感じる部分は
ちょっと盲腸を外れているように思いました。

本当は大阪チーム全員で、会場近辺の温泉に行くことにしており
ましたが、見市を置いてそんな気分にもなれず、僕は見市を救急
病院に連れていくことにして、チームとは別行動となりました。

一度ホテルに戻り、フロントに体温計を借りて測ったところ
何と!39℃の高熱!!!
せっかくのマスターズで、パートナーがエラいことになりました。

幸い、ホテルの徒歩圏内に立派な病院がありましたので、そこ
まで見市を送って、僕はホテルで待機して、彼の診断結果を待つ
ことにしました。

そして、診断結果は・・・

「よく分らないので薬を飲んで様子見して下さい」

とのことでした・・・

処方された薬は、痛み止めと整腸剤。
痛いんだから、きっと炎症を起こしているはずで、消炎剤か抗生
物質がもらえるかと思っていましたが。

ただ、薬を飲んでしばらく安静にしていたら、徐々に熱は下がり
37.5℃くらいまでになったので、当日はおとなしめの食事会と
いうことになって早々に解散しました。
僕はしっかり飲みましたが♪


明けて翌日。見市の体調は完調ではなく、脇腹に痛みは残って
いるものの、昨日よりはましな様子でした。
本人としても

「何とかプレーはできると思う」

ということで、マスターズ初の途中棄権は免れられました。


予選リーグ二戦目の相手は静岡県です。
ここは、60歳(佐野・芹澤ペア)が強く、そこには厳しいだろう
とのことで、チーム勝利のためには、僕らは負けられない状況
でした。

僕らの相手は、櫻井・野村ペアでした。
櫻井さんは、僕らと同級生で、何と見市の全中決勝を生で観戦
していた方で、毎年マスターズにも参戦されており、お会い
すると、いつも気さくに話しかけてくれる感じの良い方です。
野村さんのことは存じ上げませんでしたが、挨拶の握手の時に
間近で見る筋骨隆々のゴツいガタイに、少なからぬプレッシャー
を感じてしまいました。

第一ゲームは、終盤まで競り合いましたが、何とか先取!
僕は、当然のように狙われる形となりましたが、何とか凌いで
見市がチャンスを作ってくれて、僕が思いっきり叩き込むという
パターンで、第二ゲームは大差で完勝!
終盤は見市が得意!?のクリヤー攻撃で回し始めるくらい、終始
余裕がありました。

試合後、野村さんが肩に氷嚢を当てがっておられたので、大丈夫
ですか?と話を伺ったところ、なんと肩の腱板を断裂されていた
とのことでした!
それでは満足なプレーができるはずはありませんよね・・・
試合をされただけでもスゴいですが、悪化しなければ良いですが。


そして勝負の55歳対戦でしたが、ここで佐藤さんが前日の不調を
完全に払拭する素晴らしいプレーで、文句なしの完勝!
動きも良く、スマッシュも走り、これこそ、ここ8年間で一番の
好調という、看板に偽りなしを自らのプレーで証明して下さい
ました。

ここで2-0となり勝利が確定! 自動的に決勝トーナメント進出も
決まりましたので、60歳ダブルスには、疲れない程度に無理せず
プレーして頂けるようお願いしました。

ところが、やはり勝負師のお二人ですので、負けるよりは勝った
方が良いということで頑張って、第二ゲームは奪う健闘を見せて
頂きましたが、最後は無理せずファイナルで敗退しました。


そして決勝トーナメント初戦の相手は千葉県です。

僕らの相手は後藤・川島ペアでした。
後藤さんは、磯さんと組まれて、以前40歳複全日本シニアで優勝
されたことがある強豪で、お名前は存じ上げておりました。
川島さんも、戦績こそ存じ上げませんでしたが、お名前は認識
しておりました。

試合は、第一ゲームから一進一退となる接戦でしたが、気合いの
入り過ぎた僕が力み過ぎて、スマッシュ一打に全力を入れ過ぎて
打った後の準備が疎かになり、またネット前でのプッシュにも
ミスが多く(当日のシャトルが飛ばないことも理由でしたが)
僕としては全体的に空回りの感じで、セッティングの末に第一
ゲームを落としてしまいました・・・

第二ゲームに入っても、僕の空回りは続きましたが、千葉ペアも
結構定期的にミスってくれたこともあり、競り合いながらも
何とか取り返してファイナルへ。

ファイナルになると、全力で打ち過ぎた僕はバテてしまって
ひざが棒立ちになってしまい、レシーブも手打ちになって
凡ミスを繰り返しておりました。

この時には、大阪のベンチからも

「ひざ曲げろ―!」
「打った次を待っとけー!」

大きな声の叱咤激励を頂きました(^^;

しかし、何とか終盤に数点のリードをつけて、20-18となった
ところで、ネット前に甘いチャンボがあがりましたが、足の出て
いない僕が痛恨のネットミス・・・
20-19とエラいことにしてしまいました。

サービスオーバーとなって、サーバーは後藤さん。レシーバーは
僕で、何とかミスなく上から下に沈めて、攻撃できるようにと
ラケットを上げて、最後の力を奮い立たせて、精一杯の威圧を
試みました。

後藤さんの打ったショートサービスは・・・何とネットに掛かり
ゲームセット。
ファイナルに及ぶ接戦は、あっけない幕切れで、僕らの勝利と
なったのでした。

後藤さんは、サーブをネットに掛けた直後に、渋い顔をされつつ

「あ〜、なんか引っ掛けると思ったんだよな〜」

と漏らし、思ったことは実現してしまうんだなぁ、と僕も気を
つけようと心に刻みました。

何か他力本願での勝利でしたが、勝ちは勝ち!

続く55歳ペアも完勝で2-0となり、60歳ダブルスは打ち切りで
大阪チームは最終日の準決勝にコマを進めたのでした。

後で分ったことですが、僕らが対戦した後藤・川島ペアは
何と!全日本教職員50歳複で二連覇中だとのことで、川島さんは
今年シングルスも優勝されていて二冠王だったと知り、苦戦も
当然だったんだなと納得でした。
戦前に知らなくて良かったです!?

ちなみに、後藤さん・川島さんは、僕らと同じホテルに泊まって
おられ、翌日の朝食時には少しお話しさせて頂きました。

何と後藤さんは、バドミントンは25歳から始められたそうです!
部活の顧問をされたのが競技開始のきっかけで

「生徒には負けたくない!」

という負けん気から、メキメキ実力を上げられたとのことです。
25歳から始めて、40歳で全日本シニア優勝されるとは、すごい
上達の速さですね!

記念撮影もお願いしました。
後藤さん・川島さん、今後ともよろしくお願い致しますm(__)m

DSCN5531.JPG

大阪女子チームは、決勝トーナメント一回戦で、強豪の東京に
当たり、無念の完敗。
女子チームは、全日程を二日目で終えることになりました。

ちなみに、大阪女子チームのメンバーは(敬称略)

50歳複:竹田朋子(池田クラブ)・中村祐子(スウィング)
55歳複:秋山とよ(熊取クラブ)・桐原早苗(鴨谷クラブ)
60歳複:土屋記巳子・古賀千悦子(GANBARO)

の面々でした。


例年、マスターズの時には、大阪チームは全員集まって、一度は
飲み会を行うのですが、お酒が好きな女子チームの方々も、僕ら
に気を遣われたのか、見市の体調も考慮されたのか、結局合同
での飲み会はなし、ということになりました。

見市の体調も、復活してきたとは言え、まだ本調子ではなかった
ので、三日連続、ホテル周辺の居酒屋で、軽〜い飲み会となって
解散も早く、僕は今までの中でも、一番ホテル滞在時間が長い
マスターズとなりました!?



明けて翌日。勝負の最終日です!

準決勝の対戦は、以下の組み合わせとなりました。

大阪府 vs 東京都
神奈川県 vs 富山県

準決勝から対戦の順番が変わり、55歳→60歳→50歳となります。
つまり、僕らに回ってきたとしたら、それが勝敗を決める非常に
重要な試合となるのでした。

東京チームのメンバーは以下の通りでした。(敬称略)

50歳複:宮本道雄・宗形一志(昨年全日本シニアチャンピオン)
55歳複:神谷敏幸(金髪のスマッシャー)・小池博幸(若干
    メタボ体型ながら、ラケットさばきは秀逸)
60歳複:清水正紀(シニア上位常連)・池田隆治(シングルス
    強豪)

というつわもの揃いでした。

僕らとしては、2-0で決めてもらいたかったですし、もし回って
きたら、全力でぶつかるのみ!と気合いを入れてコーチ席から
必死に応援しておりました。

僕は55歳の試合に付いて、見市は60歳の方に付いておりましたが
55歳は東京の勢いに終始押され気味で、特に佐藤さんの弱点を
知り抜いた神谷さんが、そこに的確に狙いを定め、大阪チームも
宮本さんの気合いと球回し・レシーブで必死に対抗するものの
最終的には押し切られるラリーが殆どで、応援虚しく、55歳は
0-2で完敗となってしまいました。

60歳の方も、大阪は第一ゲームを接戦ながら落とし、第二ゲーム
は中盤までは競り合ったものの、相手の固いレシーブを崩せず
松口さんの機敏な前衛を、相手はあざ笑うかのようにクリヤー
攻撃を仕掛けてきて、川前さんが振られる形となり、徐々に体力
を奪われてきて、最後は突き放されて万事休す・・・
0-2で打ち切りとなり、僕らに回ることなく、東京の決勝進出が
確定したのでした・・・無念。

結局、大阪に勝った東京が、富山との決勝戦を2-1で制して
7年ぶり、7回目の優勝を果たされました。おめでとうございます。

女子決勝は、昨年優勝の愛知県と東京との対戦で、接戦を制した
愛知県が、昨年に続いて連覇達成されました。
おめでとうございます。



二年ぶりに参戦した日本スポーツマスターズ2016秋田大会は
連覇はならず三位という結果になりました。

優勝を目指していたので残念ではありましたが、僕らとしては
全勝で責任は果たせたので、また来年以降頑張るのみです。

マスターズは毎回非常に楽しい大会ですので、これからもずっと
代表の座を死守して、満65歳を迎えるまで連続出場を狙いたいと
思っております(^^)


試合終了後は、写真を取ったり、決勝を観戦したり、リラックス
しておりました。

今回の大阪チーム集合写真です。(Photo by神谷さん)

DSCN5526.JPG

対戦したかった、東京の宮本・宗形ペアと(Photo by神谷さん)

DSCN5530.JPG

表彰式での写真。(Photo by本部の方)

DSCN5538.JPG

最後になりましたが、大阪男子チームの皆さん、熱く楽しい時間
を共に過ごさせて頂いて、本当にありがとうございました。
みなさんのような名選手と一緒のチームで戦えるのは、光栄の
一言です。

松口さんのテクニックと機敏な動き、川前さんのレシーブ力や
コートカバリングの広さ、宮本さんの多彩な配球・フェイント
気合いのスマッシュ、佐藤さんの後衛からの連続攻撃。
そして、相変わらず上手い見市の配球と僕へのフォロー(^^;
これらが有ってこそ、僕は思いっきり力んで!?ガンガン打って
いくことができました。

特に佐藤さんには、準備から事務手続き等、色々な面で今回も
ひとかたならぬお世話になりました。
本当にありがとうございました。

また女子チームの皆さんも、明るく楽しくお付き合い頂き
一緒に居てとても楽しくさせて頂きました。
飲み会できなかったのが残念ですので、それはまた来年という
ことでお願いします!

来年のマスターズは、兵庫県姫路市開催とのことです。
連続出場に気合いを入れるためにも、見市に早めに宿を押さえて
もらいたいものです!?

そして、再来年のマスターズは北海道!
これは死んでも行きたいです。
万が一、代表になれなくとも、監督として帯同の予定です!?


ということで、楽しい楽しい一大イベントが終了しました。
次なるイベントも、今週から目白押しですが、どんな状況でも

「明るく楽しく笑顔で前向きに!」

の精神を忘れず、これからもエンジョイしながらバド人生を謳歌
していきたいと思います。

日本スポーツマスターズの結果は、早くも日本バド協会のHPに
載っていました。
現時点では結果だけですが、近い内に試合の詳細や写真含めて
掲載されると思います。

http://www.badminton.or.jp/news/2016/20160924_masters_result.pdf

お楽しみに!
posted by まさやん at 14:32| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月23日

いよいよマスターズ!

さて、今日からいよいよマスターズです!

って、正確にはバドミントンは明日からですが、なにせ開催地が
秋田県ですので、今日移動しなければならず、その意味では
もう今日からなのです。

遠征試合はいつもワクワクしますが、今も同じで、今回はどんな
遠征になるだろうと自分に期待しながら、今まさに準備を終えた
ところです。

結果はできるだけ早く報告したいと思います。

では、行ってきま〜す!
posted by まさやん at 10:44| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月18日

しっかり体を入れてストレートにスマッシュを打とう

先週日曜は、全国小学生バドミントン大会近畿予選帯同のため
和歌山はビッグホエールまで行って参りました。

以前も書きましたが、我が田原スマッシュからは、シングルス
4人、ダブルス2ペアの合計8人が、全国大会出場権を賭けて
早朝から和歌山まで乗り込んできました。

僕がバイクで家を出たのが、6時前の早朝。
岩城さんの家に6時15分に集合し、そこから岩城さんの車で
中村コーチ、杏奈ちゃん、伊藤紀助くんと共に、一路和歌山まで
車を飛ばしたのでした。そう、運転は僕担当なのでした。

和歌山と言っても、ビッグホエールは高速出口から近いところに
在るため、距離的には遠くとも、時間的には1時間20分くらいで
着く、近畿の会場としては便の良い場所です。

なので、会場へはちょっと早めの7時30分過ぎには到着したの
ですが、その時間には体育館入口前には既にたくさんの人だかり
ができており、ジュニア選手を抱える保護者の方々のご苦労を
垣間見る思いでした。
朝早く起きて、試合会場に移動するだけでも、大変なもんです!
その辺りについては、子どもたちも「当たり前」だなんて思わず
しっかり感謝の気持ちを持ってほしいものですね。
って、自分が子どもだったら無理かも、ですが(^^;

以前書いた通り、この試合で3位以内に入れば、全国大会への
出場権が得られます。
ただ、近畿で3位以内となると、ABC出場よりある意味ハードルは
上がっているかもしれません。

結果から言うと、全国大会出場を決めたのは、岩城杏奈ちゃんの
6年生女子シングルスのみ、でした。

僕は基本的に、川北和弥(4年生男子シングルス)に付いており
ましたが、和弥は当日ちょっと良くない内容で、決められる球も
無難につなごうとするため、せっかくのチャンスをみすみす自ら
逃して、相手をアシストするような展開となり、3位はおろか
準決勝にも進めませんでした・・・
期待していただけに残念でしたが、負けたということはやはり
必ずその原因があり、今回の和弥の場合は

「チャンスボールを決めきれず、安全にいこうとし過ぎた」

つまり、ネット前の甘い球をプッシュできずに、ネットに落とし
たり、フォア側からストレートスマッシュを打てば決まるところ
を、クロスに打って相手にフォアで取られて、逆に自分のバック
に返されてThe end・・・というプレーが良くなかったかなと
思いました。

ストレートにスマッシュを打てないのは、おそらくですが
ストレートは狙いどころが狭く、サイドアウトの恐れがあるので
狙いどころの広いクロススマッシュを使ったのでしょう。

しかし岩城コーチが普段からストレートショットの重要性を力説
しているように、クリヤーでもスマッシュでも、ストレートに
しっかり打つことは、メンタルも必要だし、しっかり体が入って
いなければ打てないので、チャンスの時にも和弥も強い気持ちを
持って、ストレートにスマッシュを叩き込んでほしかったです。

ネット前については、行ける!と思った時には、後先考えず
アグレッシブな野生を爆発させて「アチョー!」と突っ込んで
強い球を打つことが、勝負として大事なことだと思います。

将棋の羽生さんが言っていましたが

「リスクを取らないことが最大のリスク」

で、現状を変革できない安全志向こそが、長い目で見て大いなる
リスクだと言い切っておられて、人間は成長のためには現状維持
ではダメなんだなと、僕も学習させて頂きました。

ラリー競技ですので、できるだけミスは少ない方が良いし、数は
減らすべきですが、ミスを恐れるあまり、決められる球も安全に
いこうとつないで、相手に甘い返球をしてしまうというのも
広義に解釈するとミスの一種ではないかと思います。

やはり「いくべき時にはいく」
この思い切り、潔さ、判断力を、和弥には今後身に付けていって
ほしいと強く思いました。

さて、岩城杏奈ちゃんですが、今回残念ながら決勝で兵庫の亀井
さんにファイナルで屈したものの、勝てば全国出場が確定する
準決勝では、奈良の水井さんと55分間に及ぶファイナルの大熱戦
を制しての準優勝でしたので、非常に価値ある結果だと思い
ました。
かつての名選手、鴻原さんと水井さんの二世対決、という意味
でも、注目の好カードでした。

この試合は、第一ゲームちょっと固くなってミスが多かった杏奈
ちゃんが、最大8点(くらいだったか)のリードを許す序盤は
苦しい展開でしたが、徐々に調子を取り戻して動きもショットも
良くなってきて、次第に盛り返し、何度もゲームポイントを凌ぎ
一方水井さんも強気のプレーで譲らず、こちらもゲームポイント
を何度も凌ぎ、一進一退のまま29-29とまでなったのです!

そのラリー内容もハイレベルで、お互い秘技を尽くして相手を
揺さぶり、そしてお互いそれに体勢を崩されながらも必死で
シャトルを追いかけて、逆に相手を追い込むような、正に手に
汗を握る熱戦に、会場中がこのコートに視線を注いでいるかの
ようでした。

コーチ席に着いていた僕と岩城コーチも、ボルテージが上がり
まくり、次第に声も大きくなって、一本ごとにもうほぼ叫んで
いうような状態で、しかし叫んでいるその内容は僕も岩城コーチ
もほぼ同じで、二人とも何度も何度も

「我慢やで、我慢! 次一本集中!」

とひたすら同じ言葉を繰返し、ただただ大声を張り上げている
だけでした(^^;

その思いが通じたか、第一ゲーム最後の一本は、水井さんが
カットをネットに引っ掛けて、30-29で杏奈ちゃんが先取!
これには、その時点で僕も大きなガッツポーズをしてしまい
ましたが、会場中からのどよめきもハッキリ聞こえるくらいの
本当に素晴らしいゲームでした。

第二ゲームは、その流れで杏奈ちゃんが取るかと思いきや
そこは水井さんが終始リードして取り返し、大一番の勝負は
ファイナルへ!

ファイナルは調子の出てきた杏奈ちゃんが5〜6点のリードを保ち
そのまま逃げ切るかと思われましたが、さすがは水井さん、終盤
グングン追い上げを見せて、コーチ席の僕はちょっとハラハラ
しましたが、最後はキッチリ勝ち切ってくれて、ほぼ一時間にも
及ぶ激戦を制した杏奈ちゃんが、決勝進出を決めるとともに
昨年に続いて全国大会出場の切符を獲得したのでした!
おめでとう!

決勝の亀井さんとの試合は、気負いからか出だしに凡ミスを重ね
大量リードを許してそのまま第一ゲームを落としましたが、第二
ゲームになると、落ち着きを取り戻した本来の杏奈ちゃんの
エネルギッシュでパワフルな動きが蘇り、完勝の形で取り返し
勝負はファイナルへ!

第二ゲームの流れでいけば、杏奈ちゃんの完勝かと思いましたが
ここから亀井さんにスイッチが入りました。
今まであまり打ってこなかった一発目のスマッシュを多用し始め
それがライン際に厳しく決まってきて、そのショットに加え
本来の分りにくい同じようなフォームからのドリブンと
ドロップの打ち分けが冴えわたり、その勢いに押された感のある
杏奈ちゃんは、凡ミスも重ねるようになってしまい、あれよ
あれよと言う間に大差がついて、最後は10-21の完敗となって
しまいました・・・無念。

しかし、近畿で2位は立派な成績ですし、何よりも当日はあの
素晴らしい準決勝での激戦を見せてくれただけで素晴らしかった
と思いました。

表彰式後の杏奈ちゃんです。

DSCN5492.JPG

ちなみに水井さんも3位決定戦を制し、しっかりと全国の切符を
獲得していました。おめでとうございます。

今回、残念ながら3位以内に入れず、全国出場できなかった子も
それぞの課題はしっかり見つかったと思いますので、また普段の
練習で改善に取り組んで、次回こそは全国への3枚の切符のうち
1枚をしっかりゲットして、大阪代表として胸を張って闘って
ほしいと思います。

近畿ブロック予選の結果は既にネットに出ていますが参考まで。

http://osakafushobad.web.fc2.com/2016/0911_zensho_yosen_kinki_H28/kekka_zensyo_yosen_kinki_H28.pdf


では、バドの話。


<しっかり体を入れてストレートにスマッシュを打とう>

先ほども記事に書いたことですが、改めて繰返します。

バドミントン、特にシングルスはそうですが、基本的戦略として

「相手をより多く走らせる」

ことが重要な考え方となります。

この考え方に従うと、相手をできるだけコートの対角線を何度も
往復させてやるべき、となります。
当たり前ですが、その方が疲れるからです。

となると、相手のスマッシュがクロスに打たれた場合は、素直に
ストレートのネット前に落としてやればよいのです。
ストレートに落とすのは、こちらの打点とシャトルの飛んだ先の
飛距離も短いので、相手コートに速く返球することができます。
また、相手からのショットもクロスなので、レシーブする側に
とっては、時間的余裕も生まれるため、より容易にレシーブする
ことが可能となります。

余程キレのあるクロススマッシュだとか、よほど速度が速い場合
を除いて、基本的にはあまりクロスには打たない方が良いのです。

ダブルスの場合でも、攻撃側の前衛は、スマッシュを打つ後衛側
のサイドに寄っているので(ストレートドライブレシーブへの
備え)こちらがスマッシュをクロスに打って、それをストレート
ドライブレシーブされると、一気に不利に陥るケースが多いの
です。

先の例で言うと、シングルスでストレートスマッシュを打った
場合には、相手はそれをクロスのネット前に落とそうとしますが
まずスマッシュがストレートのため、相手コートへの到達時間が
短く、その分レシーブ自体がしにくくなります。
また、それをクロスに持っていこうとするには、素早く足を出し
クロス方向にラケット面を向けるという、ちょっと高い技術も
必要になってきます。

ただ、相手も基本的には、最強のショットであるストレートへの
スマッシュを待って構えているはずですので、それを分った上で
さらにストレートに打っていくのは、ちょっと勇気が要ること
かもしれません。
またストレートスマッシュは、少しコースが外れたら、即アウト
になる恐れもあるので、その意味からも心理的に打ちにくいの
かもしれません。

そこを敢えて、勇気を持って、しっかり体を入れて、体を使って
ストレートに打ち抜くのです!
きっとそれはレシーブされるかもしれませんし、いわばどんなに
良いショットを打っても、レシーブされることが前提ではあり
ますが、やはり最強のショットであるストレートスマッシュを
相手に見せておくことが、その他のショットの効果を高めるため
にも、必要なことだと思います。

そのためには、しっかりと体を入れて、体を使って打つことが
重要で、体を入れずに手先だけで打つようでは、とてもライン際
にコントロールすることなどできません。

ストレートにしっかりスマッシュを打てるということは、自信を
持ってしっかり体を使って打てているからこそ、です。

無論、それ以外の様々なショットもそれぞれに重要ですが
攻撃の軸としてのストレートスマッシュの重要性を、ここで
新たに胸に刻み込んでほしいと思います。

僕も今日からしっかりストレートに打ち込みます!


***************************

来週末はいよいよ日本スポーツマスターズin秋田です!
僕と見市は、23日(金)午後発の飛行機で現地入りして、当日の
公式練習に臨み、軽い!?前夜祭で乾杯して、24日(土)からの
決戦に備えます。

昨年、大阪府男子は、決勝の激戦を制して歓喜の優勝を果たして
頂きました。
昨年のメンバーから変わっているのは、50歳の僕らペアだけです。
もちろん、組み合わせによっても異なりますが、僕らに変わって
成績が落ちないように、って優勝・連覇しかありませんが、当日
のベストを尽くして、目一杯スマッシュを叩き込んできます!

今、パソコンで、大好きなスキマスイッチの「パラボラヴァ」を
聞きながら、ノリノリでこの原稿を書いています。
この曲、歌うのが非常に難しい、スキマスイッチ得意の早口の
小刻みで流れるようなメロディーラインなのですが、それを
上手く歌えた時の快感、爽快感は言葉にできないくらいで
加えて、歌の内容は、愛する大好きな彼女をずっとずっと永く
歳を重ねても一緒に幸せを感じていたい、という素敵な歌詞で
気持ち良く歌いながらも、曲の感動に歌詞の内容がハマりこんで
くると、たちまち溢れる涙で嗚咽してしまうという、もともと
涙もろい僕の涙腺ですが、それを強烈に刺激してしまうくらい
素晴らしい曲だと思います!

次にカラオケ行った時に歌う、最有力候補曲ですね(^^)
カラオケ行かなくっても、バイクでR163の清滝トンネルを走り
抜けていく時には、トンネル内で大声でこの曲を叫びまくって
いますが(^^;

僕の「生パラボラヴァ」が聞きたい方は、平日の夕方くらいに
清滝トンネルを通過する時に、赤いシグナスを要マークです!?
そのうち、四條畷警察に捕まる日も近いかなぁ・・・

「赤いバイクの歌う変人」

とはまさやんのことでした!?


ではまた!
posted by まさやん at 11:30| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする