2016年06月17日

全国社会人クラブ個人戦 結果報告

前回に続いて試合結果報告です。

去る6月11〜12日に、和歌山県ビッグホエール及びビッグウェーブ
にて、第9回全国社会人クラブバドミントン大会が開催されました。

この大会は、社会人クラブチームに所属する選手が出場する
個人戦の全国大会です。

全国大会と言いつつも、社会人連盟に所属する都道府県が28と
全都道府県の6割弱のため、全国と言うよりは「6割弱国大会」!?
というのが現実的なところですが、社会人クラブ連盟の最上位の
大会ですので、決してレベルが低いということはありません。

ただ、僕としては試合で結果を求める一方で、泊まりで遠征して
飲み会を楽しむ、という大きな目的は決して外せないところです。

和歌山県は、和歌山市内であれば、大阪からも車で1時間ちょっと
の距離で、日帰りで二日通えないこともないのですが、そこは
遠征を愛してやまない僕たちですので、がっつりホテルを予約して
一泊二日の楽しい旅行、いや、試合ということにしたのでした。


初日はダブルスです。
全国社会人個人戦は、大阪社会人個人戦の延長ですので、大阪で
45歳にエントリーしていた見市・正岡は、ここでも45歳ダブルスに
出場することになっておりました。

僕らの会場はビッグホエールに隣接するビッグウェーブという
サブアリーナ、というには大きな体育館でしたが、武史・畑下や
利川・横内ペアの試合がホエールの方だったので、そちらを熱心に
応援していました。

利川・横内ペアは、昨年全国3位の実力通り、初戦を難なく突破。
注目!?の見市武史・畑下ペアの初戦は・・・ファイナルへと
もつれこむ接戦ながらも、あと一歩足らず。無念の初戦負けと
なり、和歌山まで遠征しながら午前中で会場を後にしたのでした。

さて僕らの試合だと、ぼちぼち移動の準備をしていたところ
フロアーに寺尾さんの姿を発見しました。
目を見開いて、必死に誰かを探しているようでしたので、寺尾さん
の近くに行って

「誰を探しているんですか?」

と聞いたら

「正岡さん!もうコールかかってますよ!」

「!!!」

寺尾さんが探していたのはなんと僕たちだったのでした・・・

ビッグウェーブのコールは、ビッグホエールでは聞こえないため
何度も繰返しコールされていながら、僕らは悠々身内の試合の
応援に没頭していたのでした。

慌てて用意して、荷物を両手で掴んで、小走りに隣の会場まで
駆けていって、そのままコートに走り込んだ時には、主審の方が
ストップウォッチとにらめっこしている最終段階でした。

その主審が、ラッキーにも友人の岩津くんだったことと、サブ
アリーナの本部にも、大阪の方が居てくれたため、ギリギリアウト
近かった遅刻を、ギリギリセーフ扱いにしてくれたのでした。

僕に続いて到着した見市は、まだ裸足の状態でした(^^;

とにもかくにも、何とか間に合って?アップもなしで臨んだ初戦
でしたが、ここは実力差が有って2-0で勝つことができました。

寺尾さんが呼びに来てくれなければ、わざわざ泊まりで遠征して
まできた大会を、真に情けない棄権負けとなるところでした。
寺尾さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m


続く二回戦は、兵庫伊丹BCの坂本さんペアでした。
坂本さんとは池田市のダブルス大会で負けて以来対戦が無かった
のですが、坂本さんは

「勝ち逃げするつもりだったのに」

と冗談めかしておられました。

今回の対戦では、2-0できっちりリベンジさせて頂きましたので
これにて「勝ち逃げ」させて頂きます!?


続く準決勝は、岡山の仁後・安藤ペアでした。
このペアとは、一昨年の全国社会人クラブ団体戦でも対戦しており
その時にも2-0で完勝していたので、自信を持って、しかし当然
気合いを入れて臨みました。

第一ゲームは、相手が気負いからかミスを多発させてくれたお蔭で
安全リードで先取。
第二ゲームは終始リードしながらも、競り合いが続きました。
勝ちが見えてきた終盤になって、僕のショボいミスが連発・・・
18点まで粘られましたが、何とか逃げ切って2-0で勝利!
この大会、ダブルスでは初めての決勝に進出しました。


決勝の相手は、準決勝で寺尾・真野ペアをファイナルで下した
岡山の三好兄弟でした。

三好兄弟は、かつて全日本シニア40歳ダブルスで優勝したことも
ある有名な強豪です。

僕らは対戦したことはありませんでしたが、全国社会人クラブ
団体戦で、そのプレーは見たことがあり、ミスが少なくステディで
前も速くて職人のような高い技術を持っている印象でした。

当然苦戦を予想しましたが、意外にも第一ゲームは僕らの攻撃が
よく効いて、大差で先取!
ダブルス初優勝に向けて、僕の鼻息も荒くなりました。

第二ゲームに入ると、三好ペアの調子も上がってきて、終盤まで
ずっとリードされていました。

しかし、僕らも食い下がり17オールと何とか追いついて、ここを
乗り切れば、歓喜の初優勝だ!と興奮を抑えるのに必死でした。

サーブは僕が打つ番でしたが、構えに入ろうとした僕を呼び止めて
見市は僕にアドバイスしてきました。

「ここはロング(サービス)でいこう」

単発のスマッシュ力という点では、爆発力に欠ける三好ペアに対し
打たせて拾ってレシーブで崩して、チャンスが来たらこちらから
攻撃をしかけよう、という作戦でした(と思います)。

僕はショートを打つつもりでしたが、ここは見市の作戦を信じて
得意のピンサーを炸裂!させる予定だったのですが、ここで痛恨の
ネットミス・・・
見市は、その場で床にへたり込んでしまいました(^^;

加えて、その直後のドライブを僕が無理な体勢から打って痛恨の
ネットミス・・・
17オールの大事な場面での2本連続ミスは激痛でした。

しかし気を取り直して、次のラリーは僕のスマッシュ&プッシュで
18-19として、逆転に望みをつなげましたが、その後見市が
プッシュミスして18-20、最後は三好さんのフォアハンドからの
ピンサーを見市が取り損ねて、無念、第二ゲームを落としてしまい
ました。

第二ゲームを取りきれなかったのは残念でしたが、リードされて
いたのを追いついた勢いは僕らにあったので、気を取り直して
ファイナルもガンガンいこうとあくまで前向きでした!

その気持ちが良かったのか、ファイナルはあれよあれよと言う間に
点数が離れ、気が付けば20-11ともなれば、優勝を確信した僕ら
でしたが、そこからもたついて4点献上してしまいました。

が、9点ものセーフティリードはやはり大きく、最後は見市の
ジャンピングスマッシュが相手コートに突き刺さり、51歳にして
初の45歳ダブルス優勝を勝ち取ることができました!
ヤッター!!!

DSCN5203.JPG

三好兄弟の印象は、今まで体験したことのないような球回しを
してくる、クロスの使い方が上手い、前への突っ込みが速い
でしたが、単発のスマッシュに関しては、ものすごい速いという
こともなかったので、レシーブが不得手な僕でも対応できたことと
三好さんらもおっしゃっていましたが、準決勝で寺尾さんの打つ
ドロップにことのほか体力を奪われていたとのことで、初戦の
コールに続いて、ここでもまた寺尾さんのお世話になっていたの
でした。
寺尾さん、重ねてありがとうございましたm(_ _)m


他の試合では、一緒に練習している利川・横内ペアが貫録の優勝!
ただ、準決勝ではファイナルの辛勝であり、決勝では横内さんの
両足が痙攣していたという苦難も乗り越えながらの勝利だった
そうです。

利川さん・横内さん、おめでとうございます。


仲間内から二組の優勝者が出て、その晩の飲み会は非常に楽しく
いつも以上に盛り上がったように思います。

ホテルのそばの「海鮮炉端 与太郎」にて

DSCN5204.JPG

飲み放題したかったので、最安2,000円のコースを頼み、一切
セーブすることなく、ひたすらお代わりを繰り返していた僕ら
でした。

その後近くのラーメン屋で小腹を満たし、ホテルに帰って歯だけ
磨いてバタンキュー・・・
得意の電気・エアコンつけっぱなしで爆睡するも、体が冷たく
なって夜中の2時半に目が覚めて、そのまま朝まで一睡も
できませんでした(^^;
泊まりの試合では、いつもこんな感じですが。


重い頭で朝食を流し込み、寺尾さんの車で途中コンビニに停車
したら、大阪の仁科くん(SBC)が歩いて会場に向かっていました。

「仁科くん!」

と声を掛けたら寄ってきてくれて、窓を開けて話してみたら
仁科くんの方から、尋常でないお酒の香りが漂ってきていました。

昨日激しく飲んだとのことで、これは多分勝率は高くないなと
予想しましたが、果たしてその通り!?
仁科くんは、当日の初戦で敗退していました。南無〜


シングルスは50歳以上の部に出場しました。
初戦は、既知の間柄である家寿多さんでしたので、超リラックス
したまま、問題なく楽勝で突破させて頂きました。


二回戦は船木さんという愛知の方でした。
第一ゲームが楽勝でしたので、これまた超リラックスして臨んだ
第二ゲームでしたが、急に僕の動きが悪くなり、相手の球は取れ
ないわ、僕が打てばミスするわで、序盤から大量リードを許し
途中から開き直ってやっていました。
それが効いたのか、19-11くらいから19-17まで挽回しましたが
健闘実らず第二ゲームを落としてしまいました。

これではいけない!とファイナルは最初から気合いを入れ直して
頑張ってプレーしたところ、半分くらいの点数で勝つことができ
ました。第二ゲームは一体なんだったのでしょう・・・?


準決勝は埼玉から参戦されていた正木さんという方でした。
僕は存じ上げなかったのですが、後で調べたら一昨年の全日本
シニアで、見市が初戦で対戦していました。

数本ラリーして、これは大丈夫だと確信してからは、これまた超
リラックスしながらも2-0で完勝。
何とか決勝にコマを進めることができました。


決勝の相手は、予想通り、三重の東太朗さんでした。
東さんは言わずとしれたシニアの強豪で、昨年の全日本シニアでも
4強に入っておられました。
その安定度と実力は、日本屈指のプレーヤーだと思います。

東さんとは、昨年の同大会2回戦で対戦しており、その時は何とか
2-0で勝利しましたが、2ゲーム目は最後の最後に逆転という辛勝
でしたので、今回ももちろん挑戦者の気持ちで臨みました。

第一ゲームは終盤まで競り合いながらも、最後に抜け出して先取。
しかし、疲れの出た第二ゲームは、大差で取り返されてファイナル
へ。

ファイナルの段階では、かなり息が上がっていたので、東さんの
ラウンド奥へのクリヤー攻撃は、分っていながら対応するのが
非常にしんどかったです・・・

しかし、僕もでしたが、東さんも結構ミスをしてくれて、チェンジ
エンズは11-7で迎えることができました。

となると、俄然優勝への意欲が盛り上がってきたのですが、当日の
僕はちょっと疲れが多く、そのため長いラリーに持っていくことが
しんどくて、単発のエース狙いでのミスを繰り返してしまい
追いつかれて、逆転され、しかし最後まで諦めずに頑張りましたが
わずかに及ばず、ファイナル18-21で力尽きました・・・

優勝を目指していたのでもちろん残念でしたが、優勝しようと
思って選択した作戦(ラリーを短くする)での結果でしたので
それはもう疲れていた時点で、その時の実力が足りなかったと言う
しかありません。

でも一応!?準優勝ですし、何よりダブルスで初優勝できました
ので、全体としては大いに満足な大会でした。

ちなみに見市は、45歳シングルスに出場し、一回戦、昨年シニア
4強の愛知の角藤さんを撃破して、二回戦では兵庫の永井さんに
完勝しましたが、その辺りからまたまた足を痛めてしまったようで
準々決勝、富山の種田さんには接戦ながら惜敗しました。

真野くんは、過去2戦2敗の、滋賀の橋村さんにファイナル21-19で
初勝利!
しかしながら、昨年準優勝、第一シードの富山の山本潤さんには
ペンペンにやられておりました・・・

45歳シングルス優勝は、愛知の中島信頼さんでした。さすがです。

全国社会人クラブの結果は、早くもHPにアップされておりました。

http://www.hellonet.or.jp/~hisato/msbf/zenkoku_syakaijin_kojin2016/kekka.pdf


そうそう!この会場で、ブログ読者さんからお声掛け頂きました!

ただ、最初、僕と見市武史とを勘違いされたようで、武史に
「ホームページの方ですね?」と聞いておられたので、僕が横から
「僕がブログのまさやんです!」と挨拶させて頂きました。

お名前を聞くと、梶野さんとおっしゃる方で、バドミントンの
カジノさんとなると、何かこうやるせない気持ちが蘇ってきて
しまうのですが、お名前を覚えるには、非常に覚えやすくて助かり
ました!?

DSCN5201.JPG

梶野さん、武史との3ショットです!
梶野さんは、40歳シングルスに出場されており、1勝されてとても
喜んでおられたのが印象的でした。
これからもよろしくお願いします。


また、僕らが泊まったホテルに、富山チームのメンバーも宿泊
されており、朝食の時に笹村さん(和子さん。元インカレ女王)と
ご一緒させて頂きました。
笹村さんと一緒に居られた曽我さん(石川の方)という女性は
今回シングルスに初挑戦されるとのことで、若干緊張の面持ち
でしたが、僕から軽〜いアドバイスをさせて頂いたのが良かった
のか!?いや、曽我さんの実力を出し切って、見事初出場初優勝を
飾られておりました!
曽我さん、おめでとうございます。

一方の笹村さんは悔しい3位とのことでしたが、その悔しさがある
間は、何歳になっても上達していけることでしょう。
再会を楽しみにしていますが、難しいですね・・・(^^;


ということで、今年の全国社会人クラブ個人戦は、実り多い結果と
なりました。
大阪総合に続いて、非常に良い流れのように感じます。
この良い流れのまま、9月のマスターズでも大阪の連覇に是非とも
貢献したいものです!
未訪の地、秋田県の美味しい日本酒に飲まれないことが、第一歩
かもしれません・・・(^^;
それは非常〜〜〜に困難なことですが。

ではまた!
posted by まさやん at 18:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月08日

ダブルスでのネットはセンターに置こう

試合結果報告です。

去る6月4〜5日に、府民共済SUPERアリーナ、つまり舞洲アリーナ
にて、大阪総合バドミントン選手権大会が開催されました。

既報の通り、僕は年齢通りの単複50歳台に出場しました。
実年齢とは言え「50歳」という響きは、そこはかとなく物悲しい
感じであることは否めませんねぇ・・・


初日はダブルスでした。

一回戦は相手棄権により不戦勝。
二回戦は、前にも対戦したことがある高井・藤田ペアに2-0で
快勝!
そして、準決勝が今回の大きな山の、田中・上地戦でした。

田中(一寛)さんは、昔から現在までずっと活躍されてきた
ベテラン選手でとっても上手いですし、上地さんは言うまでもなく
一昨年の全日本シニア50複王者で、やはりとっても上手い選手です

お二方とも技術的には僕より上だと思いますので、僕としては
相手より上回っている部分、つまり「パワー」と「気合い」で
猛攻するしかない!と、対戦前から相当鼻息は荒かったと思います

トスで勝って、サブアリーナの見にくい方のコートを選択。
気合い十分に攻めまくろうとしましたが、これが見事に空回り…
力み過ぎてコートの外に出しまくり、時には空振りさえしてしまう
始末・・・
そんなプレーでは善戦すらできるはずもなく、大事な第一ゲームを
大差で落としてしまうイヤ〜な展開でした。

ただ、舞洲アリーナのサブアリーナというのは、見にくい方の
コートは本当にシャトルが見えにくくて、打たれた瞬間には
クリーム色の壁とシャトルが重なって消えるようにさえ感じる
くらいでしたので、そのハンデが点差に現れたことは紛れもない
事実でした。

実際、見やすい方のコートに入った第二ゲームでは、逆に相手の
レシーブミスが目立つようになり、また僕の興奮!?によるミス
も次第に減ってきて、何とか取り返して勝負のファイナルへ!

ファイナルはまた見にくい方のコートからですので、ここを何とか
チェンジエンズまで離されずについていければ、勝機は訪れると
思っておりました。

実際には離されることなく、逆に数点リードで見やすいコートに
代わって、それでも接戦となりながらも、当日は僕のスマッシュの
当たりが近年では一番くらいの上出来で、見市が相手に上げさせて
僕が十分な体勢で全力スマッシュを打って、見市が前で決めると
いうパターンで、大きな山を何とか乗り越えることができました。

試合後の握手で上地さんが冗談っぽく

「強(つよ)なったなぁ〜」

と言っていましたが、見市はすかさず小声で

「そっちもな」

と返していたのはさすがでした!?

振り返ると、サブアリーナでの勝負は、トスに勝った方が本当に
非常に有利になると思いました。
今回の勝因の一つは、僕のジャンケンでの勝利かも(^^;
しかし、あのサブアリーナ、壁の色をもうちょっと見やすくして
くれたら嬉しいんだけどなぁ・・・


決勝の相手は、今までに何回対戦したか覚えていないくらいの
田中・棟居ペアでした(Plenty Global Linx)

このペアには単複通じて無敗でしたので、気持ち的にはかなりの
余裕があったのですが、第一ゲームは僕はよくミスっちゃったなぁ
・・・

しかし、第二ゲームに入ると、凡ミスも減って終始リードを保ち
優勢のまま逃げ切って何とか優勝することができました。
ヤッタ〜!

これで45歳ダブルスから数えて6連覇となります。
大阪総合のダブルスでは6年間負けなし、というのはなかなか
スゴいことですよね(と自分で言う)

優勝自体が嬉しいのは間違いありませんが、特に嬉しいのはこれで
再びマスターズの大阪代表になれたということです!
今年のマスターズは秋田県での開催です。
秋田県はまだ行ったことの無い県でしたので、その意味でも今から
非常に楽しみです。
今だから言えますが、見市は既にマスターズのために、秋田の宿を
予約していました。
それをキャンセルしなくて済んで良かったです(^^;

優勝後の記念撮影です。

DSCN5199.JPG

翌5日はシングルスでした。
ダブルスで頑張って打ったので、全身に疲れとダルさが残っては
おりましたが、頑張ってベストを尽くそう!と臨みました。

一回戦は、同い年で友人の中嶋さん(ミズノ)。
中嶋さんは温厚でお人柄も良く、闘志の湧きにくい相手でした。
それが影響したのか、第一ゲームはいいように中嶋さんペースで
点数を離され、13-18になってしまい、第一ゲームは取られても
しゃあないな、でもしんどいなぁ、と思っておりました。

しかし一応!?そこからも頑張って、ラリーの途中で、前に落とす
球が有効だと見えてからは、前中心に球を集めて、何回かはノー
タッチも奪って、13-18から大逆転で第一ゲームを先取しました!

その流れを活かして、第二ゲームは最後までリードを保って勝利。
無事初戦を突破することができました。


二回戦は西クラブの岡さんでした。
岡さんとは社会人クラブ個人戦でも対戦して勝利していたので
余裕を持って臨みましたが、余裕の出し過ぎ!?と、舞洲独特の
風の感覚を失ってバックアウトを連発してしまい、第一ゲームは
終盤まで僅差で進みました。
が、最後は締めて第一ゲームを先取。

コートが変わると、今度は逆に岡さんが風上の感覚を失って
僕以上にバックアウトを連発され、僕も頑張って集中していたので
大差での完勝で準決勝にコマを進めました。


準決勝の相手は田中さん(Plenty Global Linx)でした。
ここはもう全く負ける気はせず、磐石の自信と余裕を持って臨み
果たして結果もその通りとなり、僕のショートサービスを気負い
からか、一発で何度もアウトにしてくれる楽な展開で、大差での
完勝!
田中さんの厳しいネット前のショットを、3回ネットインで返せた
のは、田中さんに結構な精神的ダメージを与えたのではないかと
思います。


続く決勝は・・・最も対戦したくない相手、パートナーの見市
でした・・・

見市は練習不足で不調と言いながらも、初戦、二回戦、準決勝と
難なく勝ち上がってきました。

見市とやるのは、勝っても微妙な気持ちだし、かと言って負けたく
もないし、でも強いし、つまりは対戦をしたくないのです。

でも当たったものは仕方ない!?ので、一生懸命頑張ってやろう!
と気を引き締めて臨みました。

ラリーをしてみると、見市の不調は手に取るように分りました。
動き出しが遅く、そのためシャトルを体を入れて打つことができず
手打ち気味のため、ミスが非常に多かったのです。

僕は淡々と四隅に回し、見市のミスを待つ方針にしました。
その方針が奏功し、第一ゲームは数点差で先取。

第二ゲームも同じような展開でしたが、僕の打ったスマッシュが
僅かにアウト気味だったのを、僕側に居た線審が「イン」の判定。
主審はそれに何も言いませんでしたが、見市が何か主審に近寄って
話し始めました。

「今のはアウトですよ」

とでも主張していたのかと思いきや、な、な、な、何と

「悪いけど、足が痛くなってきたから棄権するわ」

とのことだったのです・・・

人工股関節の見市は、前にも足が「痛だるい」と言っていたことが
ありましたが、今回も決勝までの3試合でその状態になっていた
ようでした。
見市としては、翌週にも試合(全国社会人クラブ個人戦)がある
ことから、無理しないようにしたとのことでした。

決勝は相手棄権というあっけない結末でした。
パートナーとの対戦で、しかも相手故障でしたので、正直全く
笑顔のない優勝でした(^^;
でもまあ、決勝までは勝ち上がれたので、そこは良かったと思い
ます。


ということで、今年の大阪総合は単複二冠という大満足の結果と
なりました。
とにもかくにも、5たびマスターズ代表に名乗りを挙げられたこと
こそが非常に嬉しく、また誇りに思います。
昨年の大阪府は、接戦の決勝を見事勝ち切って、感動の優勝を
果たして頂けました。
今年は、僕らが新戦力として、大阪の連覇に是非とも貢献できたら
と思います。
ご期待下さい!



では、バドの話。(って、全部バドの話)


<ダブルスでのネットはセンターに置こう>


これは、今回に限らず、見市がいつも結構意識してやってくれて
いることです。

ダブルスでは、こちらが上から下に打って(つまり攻撃して)
相手には下から上に上げさせる(つまり守備に回ってもらう)こと
が重要です。

そのためには前衛は積極的にネットに球を落として、前に詰めて
相手に圧力をかけて、相手に上げさせることがカギとなりますが
この場合に、ネットのセンター付近に置くことがかなり有効な
手段なのです。

理由は「相手からの返球角度が狭くなって、後衛の動く距離が短く
なり、良い体勢を作りやすいから」です。

これを、ネットの両サイド、つまりコートの両サイドにシャトルを
打った場合には、味方後衛としてはシャトルの有る側のサイドに
近づいている必要があります。
それはもちろん、相手のストレートロブに対して、すぐに対応
しなければならないからです。

ところが、相手はストレートにだけ上げてくれるわけではなく
当然ながらクロスにも振ってきます。

となった場合、味方後衛としては、コート幅分動く必要が出てくる
こととなり、その分だけカバーリングが大変になるのです。

そこで、お題の通りに味方前衛がコートセンター付近にネット
ショットを打ってくれた場合は、相手としては、センターから両
サイドに打ったところで、シャトルの横方向への移動距離はコート
半面分しかありません。

つまり、味方前衛がコートセンターに落としてくれた場合、味方
後衛はセンター付近で相手返球を待っていれば、その次の球は
コート半面分だけ動けば打てる、ということなのです!
移動距離が半分になる、これはスゴいことです!

基本的には、ダブルスの場合、ネットに置いて、相手が球を上げて
くれさえすれば、ラリーの目的としては達成できていると思い
ますが、いかに相手に上げさせることができたとしても、常に
相手からロビングでコート幅一杯左右に振られ続ければ、後衛と
してはシンドいものです。
これが、接戦の長い試合となるとなおさらです。

今回の大きな山となった準決勝で、僕が何度も良い体勢で全力で
スマッシュを打つことができたのは、見市がネットをセンターに
打ってくれたからにほかなりません。
僕は全然センターに置けていませんでしたが・・・(^^;

ネットショットというと、そのままストレートに置く、クロスに
打つ、くらいしか引き出しが無い方が多いのかもしれませんが
「センターに置く」というプレーをぜひやってみて下さい。
味方後衛からのショットがグンと威力を増すかもしれませんよ!


***************************


みなさん、826askaって知っていますか?
僕もちょっと前までは知らなかったのですが、ネットの世界で
有名な、天才エレクトーン少女のことです。

福井県鯖江市の中学3年生で、まだまだあどけなさの残る少女
ですが、エレクトーンの腕前は天才的!
全世界で話題となっており、動画の再生回数は、なんと197万回
にも上ります。

先般ミヤネ屋にも出演していましたが、その番組で彼女は一人で
(ってエレクトーンは一人で弾きますが)スターウォーズのテーマ
を完璧に弾きこなしたのです!

You tubeで観ましたが、それはそれは感動的な演奏でした。
まさにスターウォーズそのものでした。完璧です。

となると、他の曲も聞いてみたいということで、色々見ていて
「宇宙戦艦ヤマト」というのを見つけ、即拝聴。

すっ、スゴい! ヤマトだ・・・(絶句)

序盤は「スターシア」のテーマ曲で、静かな雰囲気だったのですが
途中から、宮川泰先生のあの勇猛で力強い交響曲を、エレクトーン
だけで完璧に再現しているこの動画を見て、僕は感動して溢れる
涙を止めることができませんでした。(本当)
宇宙戦艦ヤマト世代の僕にとって、本当に心から感動した名演奏
でした。
ぜひ皆さんも感動してみて下さい!


https://www.youtube.com/watch?v=aigOZ6dpXRM


ただ、当の本人の826askaちゃんによると、この演奏は

「ぱぱのリクエスト」

だとのことでした。
僕らの感動っぷりは、若いaskaちゃんには理解してもらえていない
かもしれませんね(^^;

「おじさん、何泣いてんの?」

ってなところでしょうか・・・
askaちゃん、これからも世界を感動させる素晴らしい名演奏を
ずっと聞かせて下さいね。

もう一回聞いて、もう一回泣こうっと!?

ではまた!
posted by まさやん at 13:50| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする