2015年09月28日

飛びついて打ってみよう

先週末からはシルバーウィークでしたね。
はっきり言って、曜日や連休はあまり関係ない生活を送っている
まさやんですが、世間は確かに連休でしたので、それに応じて
イベントも発生するのでした。

以前も来阪頂いた群馬の高瀬さんが、また来てくれました!
前回同様、お土産に群馬の人気のお菓子「ガトーフェスタハラダ」
(美味しいラスク)を、大きな缶に入れて持ってきてくれました。

Hiwakaiの練習に参加して頂き、若手交えてたっぷり汗を流した後
忍ケ丘駅前の「塩梅」で、1,000円90分飲み放題!で、美味しい
ビールをしこたまお代わりしまくって、とっても楽しい時間を
共有することができました。

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その翌日には、バドミントンの試合(市総体)があって、僕は
シングルスで出場することになっておりましたが、そんなことは
全く意に介さず、まるで今日で人生が終わるかのように、寸暇を
惜しんで、いや、飲み放題の権利を極力活かすべく、ものすごく
飲み、ものすご〜く酔っぱらってしまったのでした。

僕はふと、高瀬さんもその試合に参戦されたらどうかと思って
橋本会長に確認したところ、即答でご快諾を頂き、高瀬さんは
急遽僕と同じく翌日のシングルスに参加することになったのです!

高瀬さんはFace bookをされていて、飲み会の途中、偶然ですが
喜多努(元三洋電機監督。同い年)からコメントが来ていたので
酔った勢いで

「そうや!喜多も試合に誘ってみよう」

と、思ったら即行動、ということで、僕が喜多に電話してみたら
すぐ出てくれて、試合に誘ったら

「明日、また電話するよ」

との冷静な(飲んでないから当然ですが)返事でした(^^;

僕が喜多に電話したのは23時を回っていました・・・
よく怒らずににこやかに対応してくれたものです。

もうこれ以上飲めないくらい酔ってお腹もパンパンに膨れ上がった
ので、高瀬さんと僕は、自宅そばの「畷の里温泉」に行って
さっぱりしてから解散ということにしました。

僕は得意のサウナ&水風呂4セットをこなしましたが、高瀬さんは
「サウナは苦手」とのことで、一緒に入っていながら、お風呂では
別行動だったのが、ちょっとおかしな僕たちでした。


明けて翌日。高瀬さんと四條畷サン・アリーナで合流し、朝の
コーヒーなぞをすすっていましたら、律儀に喜多が前夜の約束通り
電話をくれたのです!

僕の酔った勢いでの誘いでしたので、お断りの電話だと予想して
出てみたところ、何と、喜多はサンアリーナに向かってきている
とのこと!!!

「息子の練習の送迎もあったから、顔くらい出そうかと思って。
まあ「大会視察」っちゅうことで」

「えっ!来てくれてんの?嬉しいわ!当然試合は出てくれるん
やろ?」

「一応バドミントンできる用意はしてきてるけど」

「ほな、出てや!」

「う・・・」

と、はっきりと意思表示を確認しないまま、僕は橋本会長に

「もう一人、シングルス追加、大丈夫ですか?」

「・・・いいですよ」

と、色んな人を振り回しつつ、僕の希望が成就されていったの
でした!?

程なく会場に現れた喜多は、シングルスに出場することに当惑して
いましたが、お膳立ては進んでいて外堀は埋められていたため
諦めた形で、出場を承諾しました、いや、させられました(^^;

試合はトーナメントでしたが、橋本会長の思惑で、中学生と大人が
必ず一回は対戦するようにして、中学生に「大人の球回し」を
教えて、鍛えてやってほしいとのことでした。

僕は喜多のシングルスを見るのは初めてだったので、興味津々
でしたが、全然やっていないという割には動けて、レシーブや
フェイント、ハイバックなどの球回しは、さすがだなと感心して
見ておりました。

僕は一回戦で中学生に「大人の球回し」を存分に味わってもらって
二回戦で中村ケントくん(田原スマッシュのコーチ)に0-2で負け
ました・・・
全然体が動かず、いいように振られてしまって、久しぶりに悔しい
思いをしてしまいました。

高瀬さんは、中学生二人を難なくイワし、僕と同じく中村ケント
くんに接戦で惜敗して、かなり悔しがっていました。

喜多は、やはり中学生二人を難なくイワし、前田哲宏(畷シャトル
ズ)に0-2で完敗。

決勝は、前田対中村ケントでしたが、動きとパワーに勝る前田が
豪快なスマッシュを何度も叩き込んで完勝。文句なしの優勝
でした。

喜多はそろそろ帰る時間でしたが、なんと3位決定戦を行うとの
ことで、棄権する気満々の喜多を、高瀬さんが

「喜多さんと打つのは初めてだし、こんな機会は滅多にないので」

ということで、その熱意にほだされて、1ゲームだけやることに
なったのでした。

結果は、セッティングに及ぶ大接戦でしたが、若さで勝る高瀬さん
が逃げ切って勝利。その瞬間、高瀬さんの3位が確定しました。

試合後、その3人での3ショットです。
喜多どの、高瀬さん、ありがとうございましたm(_ _)m
とっても楽しい週末でした。

DSCN4792.JPG

そして一昨日は同じくサンアリーナにて、ジュニアの合同練習会
でした。

大阪府団体戦に向けての女子メンバーの練習会ということで
岩城さんからの依頼を受けて、練習相手として参加することに
なったのでした。

D☆ARMY、瓜破西、田原スマッシュ、高槻AJBCの精鋭メンバーが
これまた精鋭のコーチ陣(岩城、成平、脇坂、中村芳郎、中村
ケント、武田佳奈、そしてまさやん、敬称略)にもまれて、短い
時間でしたが、しっかり良い練習ができたと思います。

ただ、練習中、選手達はあんまり元気が無かったかなぁ・・・

びっくりしたのは、D☆ARMYの4年生のサウスポーの女の子で
中村芳郎コーチとシングルスをやっていましたが、芳郎コーチが
時折、真剣に振られてしまうくらい、上手な球回しをしていた
ことです!
パッと見、体は華奢で細く小さく、パワーも無さそうなのに
いざコートに入ると、全身を使って、コート奥に追い込まれた
ところからでも、相手コート奥まで力強くクリヤーで押し込み
また心憎いばかりの鋭いカットで、芳郎コーチもラリー中、時折
笑顔が消えて、真剣に動く場面が見られるほどでした!
名前は失念してしまいましたが、きっと大阪、いや全国でも
上位にいける資質を感じる、素晴らしいタレントでした。

練習後、成平監督、岩城コーチとお話しをされ、そのまま解散か
と思いきや、岩城さんは得意の笑顔で、コーチ代表として、僕に
一言お願い!と突然要請をしてきました(^^;

何にも考えていませんでしたが、思い付きで以下のことを話し
ました

「お疲れ様でした。声が小さいとか元気が無かったのは、きっと
緊張していたんだろうと大目に見てあげることとして・・・

君たちが今一番楽しく頑張っていることは、バドミントンだと
思います。
一番頑張っていることなんだから、一生懸命にやらないとね!
自分が一番頑張っていることで一生懸命になれないなら、この先
何をやっても物にならないし、一生懸命にもなれないでしょう。
せっかくやるからには、一生懸命頑張って、少しでも上を目指して
少しでも上達して、全国で活躍できることを期待しています」

ということを話しました。

思い付きにしては、なかなか良いことを言いましたが!?これは
本当にそうで、バドミントンでも何でもですが、自分がやるぞ!
と決めて取り組んでいることに対して、一生懸命にやらないなら
一体、何に対して一生懸命になるんですか?という話です。

バドミントンだけでなく、全てのことに対して言えると思うの
ですが、今(本当にたった今)やっていることに対して、頑張れ
なければ、いつ、何に対して頑張るの?ということですね。

前にも書きましたが、人生は「今」しかありません。
過去は無かったも同じですし、未来はその字の通り「未だ来ず」
なのです。

という崇高な思いを常に胸に抱きながら、自分を叱咤しつつ
これからもマイペースで頑張っていきたいと思います!?

最後に精鋭コーチ陣で記念撮影です!
いつものように僕から「今年一番の笑顔で」とリクエストしておき
ました。

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では、バドの話。

<飛びついて打ってみよう>

バドミントンはラリー競技ですので、相手コートの四隅(+α)
にきっちり正確に配球して、相手を揺さぶり崩していく必要が
あります。

そのためには、しっかり足を運んで、できる限り十分な体勢を
整えた上でショットを打つことが、コントロールの安定性に
繋がるのですが、相手も厳しい球でこちらを崩そうとしてくるので
クリヤーでもロビングでも、こちらがカットできないくらいの
できる限り低い球で、左右に速い球出しをしてきます。

それを頑張って追いかけて、負けずに弾き返さなければならない
のですが、普通に追いかけてだけでは、追い込まれやすくなるし
十分な体勢で打てないため、相手の配球ペースにはまってしまい
ます。

そこで今回のお題となります!

シャトルがラケットの届く高さに来るまで追いかける場合は
そこまで動かなければなりませんが、飛びついて、つまり
ジャンプして打てば、普通では届かない高さのシャトルにも
ジャンプした分だけ届くことができます。

これには次のメリットがあります。

1)返球を速くすることができる
 その球に飛びつかなければ、シャトルが落ちてきて打てるように
 なった場所まで移動しなければなりません。
 しかし、飛びついて、ショットの軌道の途中で打つことができ
 れば、飛びついて打った場所から、飛びつかないで打った場所へ
 シャトルが往復する時間分だけ、速く返球することができるの
 です。
 これは、時間にすると1秒にも満たないほんのわずかな差かも
 しれませんが、わずかの差の積み重ねが、大きな差となりますし
 相手としても、自分が想定した返球速度より速く返ってくると
 なると、意表を突かれて対応が遅れ、体勢を崩してくれることが
 期待できると思います。

2)打点を高くできるので、角度ある球が打てる
 これは当然ながら、大きなメリットです。
 より高いところで打てば打つほど、打点のところから見える
 相手コートの面積が拡がります。
 つまり、相手が守る範囲を拡げさせることができるということ
 なのです。
 十分な体勢を整えて、強い球を出すのも一策ですが、飛びついて
 打点を高くして、角度あるタッチの速いショットを打つ方が
 相手も対応に手を焼くはずです。

飛びついて打つのは、両足を床から離すことですので、ちょっと
不安になるかもしれません。
また、飛びついて着地した時には、足への衝撃が大きいため、体が
流れやすいという不安要素もあります。
しかし、上記で述べたメリットは非常に大きく、ラリーを優位に
運ぶために効果大ですので、全て飛んで下さいとは言いませんし
それは僕もできませんが(^^;相手のショットが低くて厳しいと
感じる時には、飛びついて打って、相手の意表を突く速い返球を
してみてほしいと思います。

飛びついて打つためには、ひざが伸び切っていては飛べません。
基本姿勢で予めひざを軽く曲げておく必要があります。

また、できれば飛びついた時には、空中で、強い球を打てる体勢を
整えておいた方が良いです。
体は真正面を向いたまま、腕は伸び切った状態でシャトルを触る
のと、飛んだ時には、空中で上半身が捻られており、しっかり
リストスタンドしてひじを引いている状態とでは、打つショットも
相手への威圧感でも雲泥の差がありますので。

次の練習では、低い球に飛びついて打ってみて下さいね!

***************************

昨日は、恒例のMASAバドミントン講習会in岡部小学校でした。
今年1月から始めたこの講習会も、早いもので昨日で9回を数える
ことになりました。
昨日も、僕が頭を捻った練習メニューに、参加者4名の皆さんが
笑顔で活き活きと、時には息も絶え絶えになりながら、頑張って
練習してくれました!
序盤のノックがちょっとキツかったかな、と反省しておりますが
皆さんの反応としては

「部活動のようでよかった!」

とのコメントに、少し安心しました。

僕の講習会の特徴としては

*少人数制(というか会場が2面しかないので、最大でも8名)
*基本を大事に(ここは重要)
*実戦で役立つラリーを学ぶ(ノウハウ・コツ的な内容
*明るく楽しく(僕の持ち味)

ですが、中でも一番大事に思っているのは

*参加された方に「絶対に」上達してもらって、今より上の
 ステージで活躍してもらうこと

なのです!

具体的には、大阪総合(都道府県総合)に出場〜一勝〜全日本
シニア出場〜一勝

です。

参加者の方々は、そこまでの目標は描いておられないかも
しれませんが、僕がいつも言っているように「どうせやるなら」
の精神が大事だと思います。

そして、もしそこまでの目標でなかったとしても、より高い目標を
持ってバドミントンに取り組んでいた方が、到達点としてはより
遠くに行けると思います。

参加者の方々には、何とかして上達してもらえるよう、引き続き
熱い指導を心がけて参りますので、これからも共に頑張って
そして時には楽しい飲み会で弾けつつ、バドミントンライフを
満喫していきましょう!
僕は日々、満喫し過ぎですが・・・(^^;

DSCN4800.JPG

そうそう、昨夜は中秋の名月でしたね!
自宅ベランダから、デジカメで震える手を抑えつつ、望遠レンズで
月を撮影してみました。
なかなか上手く撮れました。

DSCN4802.JPG

今晩は、スーパームーンとのことですので、皆さんも夜空の
まあるいお月様を見上げながら、楽しいお酒を飲まれてみては
いかがでしょうか?
お酒じゃなくていいんですけどね。

ではまた!
posted by まさやん at 11:11| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月16日

クロスネットの待ち方

ブログを少し変えてみました。

と言っても、大した変更ではありません。

画面右下部にある過去の記事のリスト(過去ログですね)を
ブログ開始当初の記事にも直接アクセスできるようにしました。

これは、先般お会いした清水先輩からご指摘を受けたことで
昔の記事も読みたいけど、非常にアクセスしづらいから何とか
なんないの?というリクエストに、迅速にお応えしたという次第
です。


振り返ってみると、このブログを始めたのは2007年5月だったの
ですね・・・もう早くも8年が経過しています。
その時からすると、僕の人生は、ドラスティックに変わりました。
もちろん「良い意味で」です!

ブログを始めた当初は41歳だったのですが、その時から比べても
バドミントンは確実に上達していますし、人間的にも緩やかながら
成長したように思います。
8年前の生活より、今の生活の方が、比較にならない位幸せです。

思ったことは実現する。これ、ブログで昔書いた記憶があるお題
ですが、この歳になって心からそれを痛感します。

というより、人間は、自分が思ったことを実現させる方向に
言葉も行動もベクトルが向いていくからだと思います。

どのように考えても、その人の自由なんです。
全ては、その人の考え方、受け止め方次第です。
その人がそのように考えたことが、その人にとっての現実となる
からです。

しかるに「現実」ってなんでしょう?
僕は、夢想家に過ぎるかもしれないのですが、今この世に生きて
いて、目に見えているもの、耳に聞こえているもの、暑い・寒い
という感覚さえ、自分だけの世界のもののように思えるのです。

いつも思うのが

「自分が死んじゃったら、今、見えたり聞こえたり感じたりして
いるものは、全てが無に帰してしまう」

ということです。

いや、自分が亡くなった後も、世の中は変わりなく回り続けて
いるのでしょうが、自分の意識・存在がこの世から消失している
なら、それは無いに等しいのではないでしょうか。

と考えると、今、現実と思って見たり聞いたり感じたりしている
事も、元々無いに等しいもので、自分だけが現実と思っている
だけのように思えます。
この考え方は、般若心経に通じるものがありますね!?

であるならば、自分の考え方ひとつで、一見、現実と思われる
身の回りのことは、さほど苦労することなく、自分が思うように
変えていけるのではないでしょうか?

現在の僕は、楽天家であり、冗談好きであり、元気で前向きな
性格なのですが、他の方で、自らを悲観主義、ネガティブと
思っている人のことを見ると、どうということのないことに
マイナスの決断を下しているなぁ、と残念かつもったいなく思う
ことがあります。

「できると思っても、できないと思っても、それは正しい」

という名言がありますが、これは本当にそう思います。

できると思うのも、できないと思うのも、他でもないその人自身
だからです。

思いは実現する、というか、人間、思ったことを実現させるように
行動するので、できると思った人は、できるように行動して
できないと思った人は、できないように行動するから、当然ながら
最終的にはその通りになるのです。いや、その通りに自らがして
いるのです。

とは言え、いきなり「僕は林丹を倒して世界一になる!」と
言っても、さすがにそれは実現しませんが、もちろん基本的に
できるかできないか、どちらに転んでもおかしくないことについて
の話です。

できる!と思って取り組むのと、どうせできないよ、と斜に構えて
取り組むのとでは、取組みに対するエネルギー・バイタリティー
に雲泥の差が出るはずです。

そうして取組み続けて、数か月、数年していく内に、両者の間には
とてつもない差が生じているはずです。

つまり「できる!」って思って取り組む方が、絶対に良い結果を
産むと思うのです。
最終的にできなかったとしても、到達点としては、遠くに行って
いるはずです。

もっと分りやすい利点は「その方が明るく楽しく居られる」という
ことです(^^) これはものすごく大きいですよね♪

悲観主義、ネガティブを自認されている方は、おそらく結構多いと
思いますが、端的に言うと、それは「損」です!

自分が作り上げているだけの、現実と思われることについてなの
ですから、自分の都合の良い、つまり、自分がより良く、楽しく
活き活きと居られるように、自分の現実を作ってしまえば良いと
思います。

という、楽天家を通り越した能天気なまさやんの持論でした。


DVD第二弾、おかげさまでご好評頂いております。
ご購入頂いた皆さんには、みなありがたくも高い評価を頂いて
おります!
販売用のホームページも、本日整えて、第二弾もネットから購入
できる仕組みを作りましたので、ご検討中の皆さんは、是非とも
入手頂き、みなさんの飛躍的なバドレベルアップにお役立て頂け
ればと思います。


では、バドの話。


<クロスネットの待ち方>

これまた若干、マニアックなお題ですね。

ネット前で良い(ネットすれすれに落ちる)ヘアピンを打って
相手は床に近い低いところでしか打てない状況です。

この場面で、クロスネットが上手い人は、そこから見事にネット
すれすれにクロスに逃げて、逆にそこでノータッチエースを奪う
という場面はよく見る光景です。

せっかく良いヘアピンを打ったのに、一発逆転されてしまうのは
非常にもったいないことですよね。

これは、ジュニアの練習の時に、僕と対戦した子が、とても良い
(厳しい)ヘアピンを打ってきて、僕は取るのが精一杯で、もう
そこからはロブは上げられず、クロスに打つしか選択肢が無かった
という場面がありました。

しかし、僕のクロスネットは上手く決まって、逆にノータッチで
エースを奪って、そのラリーに勝ったのです。

その子は、厳しいヘアピンを打っていながら、ネットから下がって
つまり、ロブに対応しようとしていたので、僕のクロスには全く
反応ができず、完全なノータッチエースになってしまいました。

その場面を見た岩城さんが、その子にアドバイスしたのか、以下の
内容です。

「そんなクロスネット決められてたらアカンわ。今のは良い
ヘアピンやったんやから、ネット前に着いておいて、シャトルが
有るところと(シャトルがネットを越す)真ん中だけ待っといたら
いいやん」

つまり、ネットすれすれに落ちたようなヘアピンの場合、ロブを
バックバウンダリーラインまでは、ネットに邪魔されて物理的に
打つことができないので、待つ球としては

*ストレートのヘアピン
*クロスのヘアピン

だけを待って、ネット前に着いておけばよいということなのです。
万一ロブを打たれたとしても、厳しいアタッキングロブは決して
打たれないので、相手がロブを打ってから下がっても、十二分に
間に合います。

そこで今回のお題となるわけですが、クロスヘアピンの場合
シャトルがコートに落ちるのはコートの端なのですが、シャトルが
ネットを越すのは、ネットのセンター付近となるので、ネットの
幅一杯を待つ必要はなく、相手の打点から、ネットのセンター付近
だけの範囲を待っておけばよいでしょう、ということです。
もちろん、クロスヘアピンを打たれた場合は、シャトルがネットを
越す瞬間に、プッシュするという考えです。
そう考えると、待つコースはコートの約半分に狭まります。

思えば、至極理にかなったことではありますが、自分の打った球の
効果、相手の体勢、相手が返してくるであろうショットの選択肢
などが頭に入っていないと、全てのコースを待って、しかも相手に
打たれてから反応する、必然的に対応はメッチャ遅くなってしまう
という悲しい状況に陥ってしまいます。

バドミントンは、ラリーのテンポが速いので、ラリー中にあまり
あれこれ考える時間はありませんが、上記のようなことは、普段の
練習や試合でちょっと考えることで、対応できるようになるのでは
ないでしょうか。

考える時間がないからこそ、普段の練習でよく考えながらやる。
この姿勢は、レベルアップには不可欠なことだと思います。

次の練習から、色々考えながらやってみましょう!

***************************

最近、インコのラスちゃんは、僕のことを噛むようになって
しまいました・・・(ToT)
以前は、全くそんなことはなかったのですが、いつからか僕が
指を出すと、毛を逆立てて怒ったようにガブします。

ラスちゃんは中型インコだけに、噛む力はかなり強く、指を噛ま
れると相当痛いので、対策として腕(手首)を差し出すのですが
それも思いっきりガブするのです・・・

おかげで、僕の右の前腕は、ラスちゃんが噛んだ後のかさぶたが
常に数か所残っております(^^;

今はそんな反抗期のようですが、相変わらず、朝カバーを外したら

「オハヨウッ!オハヨウッ!」

僕が外(トイレも)から帰ってきたら

「オカエリッ!オカエリッ!」

夜、カバーを掛ける時には

「チュミチュミ」

と可愛いセリフで愛嬌たっぷりに答えてくれます(^^)

そして、最近は、顔を近づけて「チュッ」って言うと、ラスちゃん


「チュッ」

って言いながら、くちばしを顔に付けてくれるのです!
幸い、顔にはガブしてこないのでした。

と書いている僕の背後で、ラスちゃんが

「チャプする(水浴びしたい!)」

って叫んでいます(^^;
でも、チャプさせている最中にも、ラスちゃんは

「チャプする」

ってのたまわっています!?
僕はその度に

「今やってんじゃん!」

と突っ込みを入れています。
穏やかで幸せな毎日ですね。
ラスちゃんのガブさえ無ければ・・・

ではまた!
posted by まさやん at 23:54| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月14日

YONEXオープンでのメモ書き

東京に帰省してきました。
帰省のついで、ではなく、Yonexオープンジャパンを観戦するため
観戦のついでに帰省してきました!?

去年は予選の火曜日から金曜まで4日間も観戦しましたが
あまりに試合数が多くて疲れ果ててしまったり、実家に帰ったら
玄関から黒煙がモウモウと排出されたりして(^^;疲労度が
激しすぎたので、今年は準々決勝と準決勝、つまり金曜と土曜だけ
観戦することにしました。

試合はもう昨日で終わっており、皆さんも既に結果はご存じだと
思いますが、僕は今回のYonexオープンは見に行って、本当に
良かったと心から思いました!

それは、おそらく今まで見た試合の中で、最も感動し興奮した
本当に素晴らしい内容のゲームを生で見ることができたからです!

女子シングルス準決勝、山口茜VSワン・シーシャン戦でした。

大げさでなく、僕が今まで見たバドミントンの試合の中で、一番
感動した素晴らしい内容でした!

第一ゲームは、前日リ・シュウルイ選手も破った勢いそのままに
山口が大差で先取。
しかし、徐々に山口の配球に慣れたワン・シーシャンが、第二
ゲームは、クレバーな配球で、低いドリブンクリヤーや、急角度
で放たれるこれまた厳しいカットなどで山口を翻弄する形で奪い
返し完勝。

この段階で僕の予想は

「う〜ん・・・これはちょっと勝てないかなぁ」

と思うくらい、ラリー内容は完全にワン・シーシャンが支配して
おりました。

勝負のファイナルは、ワン・シーシャンが厳しい厳しい配球で
山口を振りまくり、山口は必死に動いて食らいついていくも
ずっとリードを許す苦しい展開で、18-20でワン選手に先にマッチ
ポイントを握られました。

でも、そこからも必死でシャトルを追いかけて、厳しいショット
にも必死に食らいついて、粘りに粘ってセッティングに追いつき
逆にマッチポイントを握るも、ワン・シーシャン選手も意地で
逆にマッチポイントを2度握り返して、目が離せない緊迫の展開に
会場内は一球ごとに大きなどよめきに包まれておりました。

粘りに粘った末、山口が放ったラウンドからのクロススマッシュが
エースになって83分にも及ぶ大接戦を制した瞬間、今まで味わった
ことのない大きな興奮と感動で、東京体育館が揺れるような大歓声
と、長い間鳴り止まないスタンディングオベーションに包まれて
僕もジンと来てしまって涙が溢れそうになりました。

DSCN4781.JPG

こんな素晴らしい試合をライブで見られて、本っ当に良かったと
思いました。

山口選手が強いのは間違いありませんが、第二ゲーム以降は
完全にワン選手がラリーを支配していたのです。
良いように振られまくって、これはアカンなぁ、って見ている僕
さえ、敗戦を予想したくらいなのです。

そこを、開き直って拾いまくり、ワン選手の焦りとミスを誘って
劣勢から追いついて、大逆転勝利を収めた感動の試合は、どんな
指導者の教えよりも雄弁に、必死に頑張る姿勢の素晴らしさを
教え伝えてくれていたと思います。

会場にはジュニアの選手もたくさん観戦に来ていましたが、あの
試合を生でみた子供たちは、あの試合を境に、きっと気持ちが
変わると確信します。そのくらい本当に素晴らしい試合でした。
この僕でさえ、もう少し頑張ろうと思ったくらいです!?

その勢いに乗って、山口選手が優勝するかと思いましたが、奥原
選手にも強い強い気持ちがありました。
それは

「同世代の選手には、絶対負けたくない」

という気持ちです。

もちろん気持ちだけでは勝てませんが、奥原選手も、相手に決め
られる時は、完全に体勢を崩されて、手も足も体も伸び切って
コートに倒れるくらい振り回されているのです。

そこを必死にシャトルに食らいついて(まさにこの表現がピッタリ
です)、何とか相手コートに返そうという強い気持ち、そして
チャンスと見れば、果敢に強気に攻撃を仕掛ける強気の姿勢。
これが王者たる所以であり、必須条件なのだと思いました。

相手が強いから、どうせ勝てないだろう・・・
あのチームは強いから、頑張っても無理だろう・・・
ここまでは勝てそうだけど、この選手には負けちゃうだろう・・・

こういう声を、ジュニアの子らから聞く機会は少なくありませんが
実力差は厳然として存在するのは当然ながら、たとえ負けたと
しても、一本でも多くラリーに勝ってやろう!一点でも多く奪い
取ってやろう!あわよくば一泡吹かせて番狂わせを起こしてやろう
という、負けん気・強気・闘志・鼻っ柱の強さは、前面に出して
頑張ってほしいものです。

勝てないだろう、ではなくて、勝てるかもしれない。

自動車の運転は「だろう、ではなく、かもしれない」で行えと
免許更新時に教わりますが、それを当てはめてみました(^^)

あの試合での山口選手のプレーを見たら、きっとその瞬間から
生まれ変われる良いきっかけになるんじゃないでしょうか。
全国の指導者の皆さん、ぜひジュニアの子らに、今回の準決勝を
見せてあげてやって下さいね!


さて、今回の帰省で、いつものように先輩・友人に声を掛けて
いましたが、都合の良くない人が多い中で、仕事や私事で多忙を
極めながらも、清水先輩がお付き合いしてくれました!

懐かしの「やるき茶屋」@新百合ヶ丘です。
お忙しいところにも関わらずお付き合い頂いただけでなく、50歳の
後輩にごちそうして頂きまして、ありがとうございましたm(_ _)m

DSCN4782.JPG

また、超久しぶりにグリーンタウンの練習にも参加してきました。
何年振りか覚えていないくらいです。
そこには「ぜひ正岡先輩にご指導いただきたい!」ということで
後輩の志村が、ミックスのパートナーの赤間さんと、それぞれの
お子さんを連れて参加してくれました。

細貝さんが来られなかったのは残念でしたが、会長の和田さん
若林さんご夫婦は来られていて、とても懐かしく、そして楽しく
3時間半!コート入りっぱなしでプレーさせて頂きました。
和田さん、毎度特別扱い頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
練習後の志村、赤間さんらとの写真です。

DSCN4787.JPG

志村には、実家まで車で送ってもらいました。
どうもありがとう!
DVDで勉強して、お子さん共々さらにレベルアップして下さい。



では、バドの話。


<YONEXオープンでのメモ書き>


僕は公認コーチですので、YONEXオープンは無料で入場することが
できます。
それは、コーチの資質向上、という大きな理由があるからです。
加えて、動員を図る、という目的もありますが、それは大阪から
だと難しいので、このブログに記事を書くことで、間接的に来年
の動員を図る、ということでご勘弁下さい!?

ということで、今回の僕のメモ書きを、今回も特別に!?披露
させて頂きます。
皆さんの参考になれば幸いです。

*ドライブの途中で、バックハンドのフェイントを掛けていた。
(バックハンドで打ってすぐラケットを手前に引くことで、右
 方向にシャトルを出すフェイント)
 また、ネットに置くように見せかけてから、強いプッシュを
 打っていた。
 キム・ギジュン選手(韓国)XD

*サーブプッシュはほぼ真ん中に打っていた。またプッシュをする
 時は、ほぼ面を切ってワイパーショットのように打っていた。
 XU選手(中国)XD

*女子選手は、とことんネットに球を置いていた(簡単には上げ
 ないということ)
 ミックスの試合において XD

*ジャンプして、胸が後ろから見えるくらい、上肢を捻って打って
 いた。
 セティアワン選手(インドネシア)MD

*スマッシュを打つ前の構えでは、ラケットは垂直に立てていた。
(筋肉の伸張反射を使っていた)
 フー・ハイファン選手(中国)MD

*フォア奥に移動時、右膝の力を抜くことで、移動の動力を産み
 出していた。(その時は足換えはしていない)
 CHOU Tien Chen選手(Chinese Taipei)MS

*ちょっと小さくジャンプしてタイミングを速くして、角度優先の
 タッチの速いスマッシュを打っていた。
 トミー・スギアルト選手(インドネシア)MS

*フォア側のドライブも、ほぼバックハンドで強く押していた。
 アンガ・プラタマ&リッキー・カランダ(インドネシア)MD

*ハーフからネット前に落とす時は、ラケットでシャトルの下を
 擦るように打っていた。
 イ・ヨンデ(韓国)MD

*グリップは、基本的にサムアップで持っていて、それでフォアも
 打っていた。
 イ・ヨンデ(韓国)MD

DSCN4770.JPG

*ドライブは、ほぼ全員がバックハンドメインで打っていた。


これらの情報は、試合の流れを見ずに、双眼鏡で一点をじっくり
確認することで収集したものです。
試合の流れを見ていたら「スゴい!スゴい!」だけで終わって
しまいますので・・・

ただ単に、見て気づいたことを書いただけですので、果たして
皆さんの参考になるかどうかは分りませんが、ネット前に落とす
時に、ラケット面でシャトルの下を擦る動き(ネットを越えてから
沈みやすい)や、ドライブをバックハンドで打っていることや
プッシュを真ん中にワイパーで打っていたことなどは、実戦的に
使える技術ではないかと思います。

僕も、メモっただけでなく、しっかり実戦に活かそうと思います!
皆さんも試してみて下さいね。

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DVD第二弾の発送に関わるやり取りをしていましたら、むらやん
さんから嬉しい嬉しい報告が!

息子の大輔くんが、中学の市民大会で見事優勝されたそうです!
おめでとうございます\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

聞くと、大輔くんは「優勝しなければならない」と自分を
追い込んで、一週間ほどかなりイライラしていたそうですが、その
プレッシャーをはねのけて、実力を出し切って見事優勝したのは
素晴らしいの一言に尽きます。

僕からはお祝いの言葉として、下記をメールしておきました。


「おめでとう!よく頑張ったね。でも喜ぶのはその日だけにして
また次のさらに大きな目標に向かって頑張っていこう!
勝利も敗戦も、終わった瞬間に、もう過去の話だから」

と僕らしくもない「カッコいい」アドバイスを送ってみました。
大輔くんは、どう受け取ってくれるかな?

DVD第二弾は、明日必ず発送しますので、お楽しみに!
実技モデルは、全中チャンピオンですからね。
そのプレーを学んで、さらにレベルアップ目指して頑張っていって
下さいね。

エラそうなことを言いましたが、大輔くんの優勝が嬉しい僕は
それを肴(スミマセン)に、一人祝杯を挙げてしまいました。
大輔くん、僕の祝杯を増やすためにも、これからも頑張ってね!?
ほっといても飲んじゃいますが(^^;

ではまた!
posted by まさやん at 21:12| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月03日

DVD第二弾、完成!

大変長らくお待たせいたしました。
DVD第二弾、完成です!

いよいよ、ようやく、やっと、遅ればせながら、ついに、とうとう
明日、金曜日(9/4)に僕宛に納品されます。
ご予約頂いていた皆さま方には、別途メールにてお振込み先を
ご連絡致しますので(前と同じです)、お手数をお掛けしますが
お振込み下さるようお願い致します。
入金が確認でき次第、順次発送させて頂きますね。

まさやん入魂のDVD第二弾、到着をお楽しみに!
posted by まさやん at 11:24| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする