2015年07月09日

全国社会人クラブ個人戦 結果報告

既報の通り、先週末は実家への帰省を兼ねて、小田原市で開催
された第8回全国社会人クラブ個人戦に参加して参りました。

僕は、大人の余裕!?ではなく、自由人の余裕を見せつけて
金曜の午前中には稲城の実家に到着しました。

が、親父が居ません・・・

最近は、自宅に居る時間の方が短いみたいですので、あまり意に
介さなかったのですが、あいにく外はどしゃ降りの大雨。
平日ということもあり、することもなかった僕が選択した行動は
・・・昼ビールでした(^^;

実家の冷蔵庫を開けると、ビールは確実に入っているのです。
それは、僕の帰省に備えてだと思いますが、それをちょっと早く
頂く形です!?

実家の僕の部屋にお布団を敷き、ビールを飲みつつ、寝転がって
本を読んでいたら、いつのまにかスヤスヤ眠りに落ちていました。

夕方から兄と飲むことになっていたので、バスと電車で生田に
移動して、スナック若菜のすぐそばの「雪」という小さな居酒屋
で、たくさん飲ませて頂きました。
その時の写真です。まだ酔ってません。

DSCN4589.JPG

結局親父とは自宅で合流したのですが、家に帰った時には、僕が
もう眠たくなってしまっていて、乾杯さえできずに、予め敷いて
あったお布団に倒れるように潜りこんで、数秒で熟睡に落ち、朝
まで深い寝息を立てていたのでした。


翌朝、まだ夢うつつだった僕に、親父が声を掛けてくれました。

「たけし〜!ごはんできたぞ〜!起きて食べるぞ〜!」

実家に帰ると、朝ごはんはいつも親父が作ってくれるのです。
ありがたい話です。

健康に気を配る親父の朝食は、玉ねぎ炒め(血液サラサラ)
しじみの味噌汁、タマゴ焼き(だし巻並みの厚さ)、トマト
シャケ、ヤクルト、ヨーグルトという、毎回、判で突いたように
同じメニューですが、独り暮らしが長く料理の腕も高い親父の
朝食は、いつもとっても美味しいのです。
まあ、僕も親父も濃い味付けが好き、という共通点は大きな理由
なのですが・・・(^^;

今回も早起きして作ってくれて、起こしてくれたはいいのですが
たけし〜!って声を掛けてくれた時間は、6時半・・・
嬉しいしありがたいけど、せめてあと30分寝ていたかったなぁ。

とは言え、むっくり跳ね起きて、ありがたく親父の特製朝食を
頂きましたが、前夜の深酒と朝早すぎる時間だったので、食欲の
スイッチはあまり入らず、だいぶ残してしまいました。

その後、親父に新百合ヶ丘まで送ってもらい、小田急線で小田原
アリーナまで向かいました。


7月4日(土)はダブルスです。僕は試合が無かったのですが
友人や知り合いが参戦していたので、応援に向かったのでした。

当日のアリーナは、非常に湿度も室温も高く、プレーしている
選手はもちろん、何もせずに観戦しているだけで、汗が滲んで
くるほどのじっとりとした暑さでした。

会場が神奈川県ということで、知り合いも何人か役員として
仕事をされていました。
逗子クラブの柿沼さんと山形です。
山形は、年賀状のやり取りこそありますが、実際に会うのはもう
覚えてないくらい久しぶりでしたが、お互いあまり変わって
いなかったので、それが少し嬉しかったなぁ。
お二人との笑顔のスリーショットです。

DSCN4590.JPG

山形は、当日、お弁当の手配係をしていて、忙しそうにして
いました。
そして、余ったお弁当を二つ、ひもじそうに見えたのか、僕に
おすそ分けしてくれました(^^)
最初ひとつ貰って、心の中で「嬉しいけど、お弁当小さいなぁ。
もう一個ほしいなぁ」って念じてたのが、きっと顔に出ていたの
でしょう!?
観客席に居た僕を探し当ててまでして、二個目を恵んでくれたの
です!
山形どの、本当にありがとうm(_ _)m 美味しかったです!


会場は、メインアリーナでコート16面も張れる広さでしたので
会場に着いて、知り合いが対戦しているかどうかを探すのは
なかなか困難でした。

よく探してみると、富山ちゃん、じゃなくて、富山の山ちゃんが
既に試合をしていましたので、近くの観覧席に腰を落としました。

最初の数ラリーを見て「これは勝てるな」と思いましたので
安心して応援をしていましたが、なかなか安全リードにまで
拡がりません。

ラリーの威力は、確実に山ちゃんペアが上だと思いますが、その
大きな原因は・・・すぐ簡単に上げてしまうから、でした。

上げてるうちは、守るしかありません。
相手と全く同じ実力だったとしたら、攻撃している方が有利なのは
間違いありません。
そして、多少相手の方が強かったとしても、ずっと攻撃を続ける
ことができれば、攻撃している方が勝つ確率が高いのです。

それでも、実力差!?の通り、接戦で推移しましたが、最後の
最後に競り負けてしまい、無念の初戦敗退となってしまいました。

山ちゃんには「上げ過ぎ」のアドバイスをしておきましたので
次の試合には、少し良くなっていると信じます。


次なる注目の対戦である、見市武史・畑下vs高井・横田戦ですが
序盤競り合う場面が見られるものの、高井・横田ペアの固い守りを
崩すだけの攻撃力がなく、決まらないので先にミスしてしまう
マズい展開で、あれよあれよという間に点差は開き、大差の0-2で
虚しくも初戦敗退となってしまったのでした・・・無念。
まあ、相手は強いペアなので、しゃあないですね。


そして、今回大健闘したのは、寺尾・真野ペアでした!
一回戦で、かつてのシニア45複3位の強豪、愛知の松原・岡本ペア
と激突するので、最初から激しい試合になると思っていました。

が、終始押し気味にゲームを進め、第一ゲームを先取したのです!

パッと見の印象では、岡本さんにミスが多く、あまり練習できて
いない感じに見受けられました。

が、松原さんが声を掛けながら岡本さんを叱咤激励でリードして
第二ゲームを取り返し、勝負はファイナルへともつれ込みました。

ところがファイナルに入ると、岡本さんが目に見えて意気消沈し
動きが遅くなるし、凡ミスは多いし、そしてミスが多くなって
くると、安全に行こうと弱気になって、決められるチャンス球も
つないでしまうようになってからは、勢いは完全に寺尾・真野
ペアに移りました。

松原さんも意地で粘りましたが、わずかに及ばず。
初戦は、寺尾・真野ペアが「金星」と言ってよい大きな勝利を
上げました!


続く二回戦は、三重の強豪、東・阿部ペアです。
勢いに乗る寺尾・真野ペアは、ここでも終始攻勢を続け、この
試合もファイナルの接戦になりましたが、しっかり勝ち切って
ベスト4に進出したのでした!


続く準決勝は、長野からの刺客!?新陽食品の竹内・小出ペア
です。
竹内さんと小出さんは、二人ともシングルスの強豪ではありますが
ダブルスを見るのは初めてでした。

この試合もかぶりつきで見ていましたが、寺尾・真野ペアに疲れが
見え始め、先ほどまでの勢いがありません・・・
加えて、小出さんの飄々としたクリヤーや、緩急を変えたショット
と、竹内さんの強烈なスマッシュとプッシュに揺さぶられて
勝利の糸口も見つからないまま、大差での敗退となってしまい
ました。

残念でしたが、強豪に二回勝っての3位入賞は価値が高いと思い
ます。
寺尾・真野ペア、おめでとうございます!
満足げな二人です。

DSCN4595.JPG

竹内・小出ペアと決勝で対戦したのは、岡山からのスナイパー!?
安藤・仁後ペアでした。
昨年の全日本シニア45歳複準優勝ペアです。

この試合も興味津々で見ていましたが、第一ゲームは競り合い
ながらも、僅差で長野ペアが先取!
しかし、第二ゲームに入り、気合いの入ってきた岡山ペアが猛攻を
仕掛け、勝負はセッティングまでもつれこみました。息を飲む
熱戦でした。

20オールからの競り合いは一進一退で進み、両ペアともゲーム
(マッチ)ポイントを握りましたが、お互いに譲らず、22オール
まできました。

ここでは安藤さんの気合いが凄かったです。
後ろからの攻撃に迫力があり、一発打てば、甘い球が返ってくる
ので、それをプッシュで決め切るパターンで、岡山ペアに球が
上がると、それだけでかなり有利に見えました。

しかし、この競り合いの場面で、仁後さんのミスが若干目立って
その分だけ長野ペアに点が入ってしまうのです・・・
最後も確か仁後さんのネットミスでゲームセットだったかなぁ?

接戦を制した竹内・小出ペアが、見事、社会人クラブ個人戦で
日本一となったのです!おめでとうございます。
これまた満足げなお二人です。
と言いつつ、満面の笑みで!とリクエストしたのは僕でした。

DSCN4591.JPG

試合後は、寺尾・真野ペアと、仁木さん(寺尾さんパートナー)
そして、今回初めて一緒に飲むことになったSpinning racketsの
木村さんとの飲み会でした。

飲み会会場は、僕と木村さんが物色していて、土地勘もなく、よく
分らなかったので、和民にしましょう!となって、そちらに
向っていましたら、信号待ちのところで、客引きのお姉さんが
パンフレット片手に熱心に誘い始めました。

「居酒屋ですか? 決まってなかったら、ぜひうちに!」

「いや、もうそこの和民に行くんやけど」

「うちは和民のすぐ隣なんです。目立たないお店なんですけど
元お寿司屋さんですので、お魚の品質には妥協しないんです!」

「ほ〜う」

「サービス券もありますから、ぜひお願いします!」

僕と木村さんは、そのお姉さんの熱意と、お魚の品質には妥協
しない!という強いプライドに心を打たれ、というか、特に和民に
固執してもおらず、サービス券もあるし、その場の雰囲気で
そのお店に決定したのでした。

と言いつつ、お店の名前は軽〜く忘れました(^^;
美味しかったですが、品質に妥協していないだけ、少し高かった
ような・・・

でも飲み放題プランで、完全に出来上がった5人です。

DSCN4594.JPG

翌日は、本番のシングルスです。
親父に「今日は、6時半は堪忍して」と頼んでいたので、特製の
朝食は7時半と適正な時間に用意してくれていました。


僕の初戦は、神奈川の野田章弘さんでした。
お名前もプレーも存じ上げませんでしたが、知らない人には勝てる
はずだ!?という、フザけた自信から、気持ちも体もリラックス
しまくって、それでも毎ラリー集中した結果、問題なく2-0で
勝つことができました。


二回戦が大きな山です。
三重の強豪、東太朗さんとの対戦です。
東さんは、過去の全日本シニア45歳単で優勝されていますし、また
優勝しなくても、準優勝か3位という、安定度と実績の点では
日本屈指の45歳シングルス選手と言えるのではないでしょうか。

つまりは僕からしたら、完全に格上の選手でしたので、気合いの
猛攻しか勝つチャンスはないと思っておりました。

一方で、そんな強い人と対戦する機会は殆どありませんので
純粋に楽しみなことでもありました。

東さんは、入賞の写真とかプレーの時の表情を見ると、無表情で
いかついイメージでしたので、怖い人かと思っていました。

が試合の握手の時に

「対戦するのを楽しみにしていました!」

と声を掛けたら、無表情が弾けるように崩れて、ニッコリ優しい
笑顔になったのを見て、僕の思い込みは間違っていたと気付き
ました。

試合開始から、僕は飛ばしていきました。
速く動いて、強く打ち、前にも急いで!?動き、相手が攻める間も
ないほど、こちらから積極的に攻めていきました。

その方針が効いて、第一ゲームは半分くらいの大差で先取できた
のです!

おっ!これはいけるかもしれないぞ、と思うのは人情ですね。
しかし、東さんはそれほど甘くありません・・・

第二ゲームに入って、淡々と落ち着いた球回しから、勝負所では
強いスマッシュを打ってきて、一方の僕は、第一ゲームでの無理
攻めがたたって、実は結構息が上がって、足が止まりそうになって
いました・・・

足が止まると手打ちになり、手打ちで狙ってもコントロールは
定まらず凡ミスも増えて、それでも16オールまでは食い下がり
ましたが、そこから連続で4失点して、気が付くと第二ゲームは
16-20でゲームポイントを握られていました。

このゲームでは、僕は結構シャトルを交換しましたが、その殆どは
しんどくて休みたかったから、と白状しておきます(^^;

そんな状況でしたので、ファイナルになったら厳しいなぁと思い
つつ、16-20ではそうなってもしゃあないなぁと開き直って
淡々とラリーを頑張りました。

しかし、そこから僕のエースショットや東さんのミスで、な、な
なんと、20オールまで追いついたのです!

となると、もうここは勝ち切るしかありません。
20オールの段階で、僕は主審にタオルタイムを要求し、心を落ち
着ける振りを見せながら、最後の体力回復を図り、あと2点を
奪い取る気持ちを高めていきました。

その気合いに押されたのか、21点目は東さんのロブがわずかに
アウト!
劣勢からマッチポイントを握ったのは、僕でした。

そして最後も積極的に攻めて、東さんの甘いクリヤーをクロスに
叩き込み、それがノータッチエースでゲームセット。
16-20の状況から、6連続ポイントで、金星を上げることができた
のです!

試合後、東さんに「ありがとうございました」と声を掛けたら
東さんは、はにかんだような笑顔で

「全然スマッシュが入りませんでした・・・」

と反省されていました。
確かに、東さんは結構スマッシュをミスしてくれていました。

これでベスト4進出!あと2勝で夢の五連覇です!


続く準決勝は、富山の山本潤さん(井口クラブ)でした。
山本さんとは、何年も前から顔見知りで、こういう試合のたびに
挨拶する間柄でしたが、対戦するのは初めてでした。

山本さんは、一度会ったら忘れられないような強烈な風貌の方で
日本人離れしたエキゾチックなルックスに加え、スキンヘッドに
ボウボウのあごひげを蓄え、僕は対戦前から見た目に威圧されて
いました!?

山本さんは、初戦で長野の強豪竹内さんを、スマッシュ・ネット
スマッシュ・プッシュの超攻撃的なラリー展開で押し切って
かつての全日本シニアチャンプに、攻めるヒマを与えないまま
押し切った強い勝ち方で準決勝まで来られました。

僕は、その同じペースに巻き込まれてはいけない、相手は初戦から
あんなにスマッシュ・ネットで来ているから、そろそろ体力が
枯渇するはずだ!と踏んで、スマッシュは丁寧にネットに沈めて
ヘアピンは大きく奥にロブを打って、とにかく相手をコート一杯に
動いてもらって、チャンスが来たらスマッシュ!という作戦でした

ところが、勢いに乗る山本さんは、手が付けられない状態でした。
上がった球は、全て強烈なスマッシュ。それを拾っても前に出て
プッシュ。
その威力がハンパなく、またそんな激しいラリーをしながらも
あまりミスをしてくれないので、第一ゲームは半分くらいの大差で
先取されてしまいました。

完全に山本さんのペースでしたので、僕は多少イラつきながらも
淡々と冷静に、第二ゲームは取り返すぞ!と気持ちを改めました。

すると、少し山本さんのミスが目立ち始め、インターバルまでは
一進一退で進みながらも、ラリーでは僕が勝っている感じで進み
ました。

ところが、インターバル後、再度気合いを入れ直した山本さんの
勢いが復活し、終盤は一本決めるたびに、小田原アリーナが揺れる
くらいの雄叫びを上げ始め、その勢いにすっかり飲まれた僕は
なすすべがなくなってしまって、13点しか取れずに完敗・・・
山本さんの気合いと根性に、歯が立たなかったのでした。

試合後、真野くんが山本さんと話をしたそうですが、山本さんは
僕との試合が決勝だと思っていたそうで、気合いとエネルギーの
全てを僕にぶつけてきたとのことでした。
完全な、気合い負けです・・・


山本さんの決勝の相手は、逆側の山を難なく勝ち上がってきた
小出さんです。

山本さんの勢いが、小出さんにどこまで通用するか楽しみでしたが
第一ゲームを先取したまではよかったですが、第二ゲームでは
完全に足にきて動けなくなり、シャトルを追えない場面が目立ち
始めました。

ファイナルへのインターバルの時、フロアーに座る山本さんの
ふくらはぎを真野くんと見ていましたら、観客席からでもピクピク
痙攣するのが分り、山本さんも僕らの方を見て、ふくらはぎを
指さしていましたが、僕は「こっからでも見えますよ!」と声を
掛け「ファイトです!」と激励しました。

しかし、そんな足の状態ではファイナルは全くもたず、最後は
6点しか取れないで、優勝は小出さんとなり、小出さんはダブルス
に続いて二冠王となりました!さすがですね。

DSCN4597.JPG

山本さんに勝って小出さんとやりたかったですが、力及ばすです。
また、試合のビデオを見て反省と改善して、次は良い結果に変え
たいと思います。
こんな言い方も変ですが、山本さん、僕との決勝戦!?を制しての
準優勝!?おめでとうございます。素晴らしいファイトでした。

今回、山本さんの勢いと迫力ある攻撃に押し切られて、夢の5連覇
とはいきませんでしたが、東さんに勝てたことは大いに自己評価
したいと思います。


その他の結果では、40歳シングルスで、兵庫の高井さんが返り咲き
の優勝でした!
ここのところ、愛知の中島さんに苦杯を喫していましたが、中島
さんが棄権されたこともあり、実力通り勝ち切ったのはお見事
です。おめでとうございます。
期待の永田くんは、残念ながら棄権していました。


50歳シングルスでは、楠本さんの捲土重来なるかと刮目しており
ましたが、渡辺さん(栃木・East)の壁は分厚く、渡辺さんが
活き活きとプレーをされている一方で、楠本さんの元気があまり
感じられず、大差での敗北となってしまったのは残念でした。
それでも準優勝なので立派なんですけどね。
会場を後にする楠本さんの背中は、どこか丸まって小さくなって
いたように感じました・・・


55歳シングルスでは、強豪の川口さん(京都)が、野牧さんとの
対決を制したので、昨年に続いて連覇かと思いましたが、愛知の
塩澤さん(PHOENIX)にファイナルで逆転負けで、準優勝に終わり
ました。


ということで、6月のビッグイベントが今年も終わりました。
自分の試合も楽しいですが、他の人の試合を見るのも楽しいです。
こういう試合に、この人生であと何回参加できるか分りませんので
できる限り、今後もずっと出場し続けたいと思います。

試合結果は、既にネットに出ていました。早いですね!
大会を運営して頂いた役員の方々、お世話になりました。
ありがとうございました。

http://www.hellonet.or.jp/~hisato/msbf/zenkoku_syakaijin_kojin2015/mainpage.html

ここには優勝者の写真が掲載されており、何の気なしに
他の年代を見ていたら・・・
50歳男子複の冨田さんの写真を見て、思わず吹き出して
しまいました(^^)
オリンピックの金メダルか!と突っ込みたくなりました。
要チェックです。

その晩は、百合ヶ丘のカッパ大王で、プチOB会をやろうと思って
おりましたが、あいにく皆さんの都合がつかず、富山の山ちゃんと
正岡兄弟という、異色の組み合わせとなりました!?
カッパは相変わらずの最高の料理を提供してくれて、懐かしの肉
野菜炒めや、レバーから揚げ、そして本格四川風麻婆豆腐などで
疲れた胃袋を、心行くまで満たしきってくれました。
その隙間を埋めたのは、何杯ものビールではありましたが。
カッパ大王にて。

DSCN4598.JPG

Photo by 伊與木店長

みなさんも、小田急線百合ヶ丘駅近辺に来られることがあれば
ぜひカッパ大王へ!
最高のお味を堪能できますよ。



今回、ビックリしたのは、実家の僕の部屋がとっても綺麗になって
いたことです!?
今までは、押し入れに押し込まれて干すことなどなかったお布団も
今はやりの布団クリーナーで綺麗にしていてくれたそうで、また
シーツも洗濯してくれていたそうなのでした。

おかげさまで、金曜の午後から、月曜の夕方まで、そのお布団を
非常に快適に有効活用させて頂きました!?
ただ、今回綺麗にしてくれたので、次回までそのお布団が押入れ
から出されることは、きっとないでしょう・・・

次回帰省時は、僕が布団を干して、部屋を片付けて、実家をもっと
有効活用できるようにしたいものです。

って、そこの住人が、あまり家に居ないのですが・・・(^^;

ではまた!
posted by まさやん at 13:40| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月02日

ヘアピンをヘアピンで返してみよう

DVD第二弾の先行予約ですが、ありがたくも既にたくさんの方々
から予約メールを頂いており感謝感激です。
予約頂いた皆さんも、これからメールしようと思っていた!?方も
本当にありがとうございますm(_ _)m

現在も編集作業をしておりますが、画面を合成したり、二画面に
してみたりして、ちょっとした工夫を凝らしてみたりなんかして
おります。

その意味でも、前作よりは確かにグレードアップしていると思い
ますので、ストロークに悩める方々には、絶好の福音となる筈の
DVD第二弾、引き続き先行予約お待ちしております!



さて、僕は明日から稲城市の実家に移動して、週末の試合に向け
早乗りで帰省します。
その間、編集作業ができないのが、何とも歯がゆいのですが・・・

しかし、実家には正月以来帰っておりませんでしたので、80歳の
親父の様子伺いと称した、親父・兄貴との痛飲という欠かせない
イベントは、必須かつ非常に楽しみです。

また、今回は富山の山ちゃん(山田哲司)も、来週月曜まで
川崎の実家に居るとのことなので、高校の部活仲間に声を掛けて
百合丘の中華の名店「カッパ大王」にて、またまた盛大な飲み会
をやろうかと画策しておりますが、まだ誰にも声掛けておりません
・・・

今晩あたりでも、僕のメールが届くと思われますので、みなさん
日曜の夜で申し訳ないですが、百合丘まで出動願います!?



今回の全国社会人クラブ個人戦ですが、結構楽しみな対戦が目白
押しです。

40歳ダブルスでは、見市武史・畑下の「一生ペア」が、なんと
兵庫の強豪、高井・横田ペアと一発目に当たります。
わざわざ小田原まで行って、兵庫の選手とやるなら、大阪と兵庫の
中間あたりの尼崎ででも対戦すればと思いますが・・・;
まあ、組み合わせなのでしゃあないですね。
武史・畑下には、頑張ってもらうしかないですね。

そして、45歳ダブルスでは、第一シードの川北・遠藤と、長野の
小出・竹内ペアとの対戦が楽しみでしたが、これは残念ながら
実現不可能となってしまいました・・・

川北本人からメールがあったのですが、何と川北がアキレス腱を
断裂してしまい、当然ながら棄権となってしまうからです!
幸い、手術は上手くいったとのことで良かったですが。
早く復帰して、また一緒に練習したいものです。

その山では、寺尾・真野ペアが、愛知の強豪 松原・岡本ペアと
一回戦で激突します。
何年か前の同じ大会で、ファイナルまでもつれこんだと記憶して
おりますので、寺尾・真野ペアの奮起に期待したいところです。

逆側の山では、富山の山ちゃん(略して富山ちゃんでいいかも!?)
ペアが、どこまで勝ち上がれるかが見ものです。
岡山の安藤・仁後ペア、富山の神代・櫟ペアとは準決勝まで
当たらないので、そこまでは頑張って勝ち上がってほしいものです

40歳シングルスでは、第一シードの中島さんの実力が抜けており
ますが、大阪の永田くんが勝ち上がって当たれたら、どこまで
やれるのかも楽しみです。
逆側、第二シード高井さんは、中島さんに何度も苦杯を喫して
おりますが、前回は確かファイナルの接戦だったと思います。
決勝が、永田くんVS高井さんとなれば、永田くんの優勝も十分あり
得ます(近畿シニアでは永田くんが勝っている)ので、その意味
でも永田くんに大いに期待したいと思います。

肝心の僕の45歳シングルスは、まずは一回戦ですね・・・
愛知の角藤さん、神奈川の野田さん、お二人とも存じ上げませんが
その時の感覚で頑張るだけです。

一発目を乗り越えたら、あとは厳しい対戦のみですが、これまた
その時の全力で頑張るのみです。

ただ、三重の東さんや、長野の竹内さん・小出さんと対戦できる
機会はほとんどありませんので、一体どんなプレーをしてくるのか
かなり楽しみです!
もちろん勝利が目標ですが、強豪とのラリーを目一杯楽しんで
こようと思います。
しかし、まずは一回戦ですが・・・

反対側の山では、真野くんが一発目で小出さんと激突です。
両者と対戦したことのある僕の感覚から、小出さんの圧勝かとは
思いますが、真野くんの爆発力に期待して、コーチ席からしっかり
応援したいと思います。



話は変わって、僕がお邪魔している田原スマッシュBCの子ども達が
大会で賞状をゲットしてきてくれました!

當間ダブルス大会です。

結果は以下の通りです。

3年生以下の部 優勝:川北和弥・三浦志保
6部 準優勝:伊藤紀助・三浦楓子

田原スマッシュの練習前のミーティングで、岩城さんから表彰状を
渡してもらって、満足そうな子供たちでした!
その写真です。

DSC_0580.jpg

DSC_0578.jpg


どんな試合でも勝つのは大変なことですので、こういう成功体験を
積み重ねて、それを自信に、さらに大きな上の大会ででも賞状を
もらえるように、引き続き頑張っていってほしいですね!
そのお手伝いは、頑張ってやらせて頂きますので。

子どもたちのことは、週に2回見させて頂いておりますが、その
わずかな周期の間にも、知らない間に伸びていて、子どもたちの
成長に驚かされることがあります。
そして当たり前のことですが、そのように伸びている子というのは
高い意識を持って、自ら頑張っている子です。
子どもはすぐにふざけたり遊んだりするものですが(僕がまさに
そうでした・・・)伸びる子は、そういう点さえも、態度・取組
が違うように思います。

子どもたちにとっては、人生は非常に長く、毎日が当たり前の
ように訪れるものだと思いますが、実はそうではありません。
時間は有限であり、練習できる時間も実はとても短くて、あっと
言う間に小学校時代は終わります。
中学校、高校、大学も、同じですよね。

一生懸命頑張っている子も、そこまでの意識は持っていないとは
思いますが、今の積み重ねが将来の自分を形作ることは間違いなく
事実です。
今、頑張れなければ、いつやるの?です!
一生は「今」の連続であり、今の連続こそが将来に続いています。
気が早いですが、自分がこの世を去るその時に

「ああ、いい人生だった!」

と納得の笑顔で旅立てるような「今」を送っていきたいものです
よね。
もし「今」が「今一」でくすぶっている人は、今からで全然遅く
ありませんので、今の重要性をもっともっと強く意識して、日々の
行動を変えていってほしいと思います。

珍しく、真面目なお話しでした(^^;


では、バドの話。


<ヘアピンをヘアピンで返してみよう>


基礎打ちをしていていつも思うのが、ヘアピンの時に

「試合の時、こんなにヘアピン打ち合う場面ないやろ・・・」

ってことです。
しかも、その基礎打ちで、シャトルがネットを越えるや否や
高い位置でラケットを差し出してヘアピンを打つ人もおられますが
そもそも、そんな高い位置で取れるケースは少ないですし、むしろ
低い位置で取らされる場合の方が多いので、低い位置で打つ練習を
した方が、より実戦的ではないかといつも思うのです。

もちろん、ヘアピンはできるだけ高い位置で取る方が効果的に
決まっていますが、それはそんな高い位置で取れば簡単にネットを
越せますし(ラケット差し出すだけなので当たり前です)、簡単に
打てるなら、大した練習の意味もないような気がするのです。

高い位置で取るように意識するという意味はありますが、実戦的
には、ネットの中段や下段、もっと言うと床面スレスレのところ
から、持ち上げてネットを浮かさずに打つヘアピンの方が、試合
では役に立つ練習になるんじゃないかなぁと、僕は思います。

と、これは本題ではありません(^^;

ダブルスで、相手にヘアピンを打たれた場合、皆さんはどんな
返球をしていますか?

もちろん相手の実力にもよるでしょうが、殆どの方は、無条件に
ロブで返してしまっているのではないでしょうか?

これは常識的には、ヘアピンを打った相手は前衛に居るので
そこでまたヘアピンを打ったら、叩かれてしまう!と思うので
ロブを上げるのだと思いますが、ラリーには常に意外性がほしい
ものです。

つまり、こちらが無条件にヘアピンをロブで返しているならば
ヘアピンを打った相手も

「ロビングを打ってくるやろ」

と高を括っている可能性は、結構高いように思うのです。

そこを、もう一度ヘアピンで返してみれば、それを待っていない
(だろう)相手前衛は、プッシュする準備ができておらず、相手に
上げてもらうために打ったのに、逆に自分が上げさせられてしまう
という、痛快な展開に持っていけるケースも少なくないと思い
ます。

ただし、これをやるには、打つヘアピンが浮いてしまっては
相手にプッシュする時間を与えてしまいますので、浮かさないこと
が大前提ですし、また、ヘアピンとロビングのフォームが劇的に
異なっていたならば(ロビングはラケットを大きく引いて
ヘアピンは腕を伸ばしきって打っているような場合)、これまた
フォームから「ヘアピンだ!」と判断されてしまうでしょう。

つまり

*ロビングとヘアピンを同じフォームから打つ
*ヘアピンを浮かさない

という条件は満たす必要はありますが、それができれば、ヘアピン
をヘアピンで返すというのは「こちらは上げずに、相手には上げ
させる」というダブルスのセオリーにかなった、有力な選択肢
ではないでしょうか?

もちろん、そればっかりでは芸がありませんが、今まで相手に
ヘアピンを打たれたら、な〜んにも考えずに「ホエーっ!」と
高く上げて返していたのを、何本かに一本ヘアピンで返すことが
できれば、その分だけでもチャンスが訪れると思います。

多少勇気が要るかもしれませんが、試してみて下さい!

***************************


ブログの左側に貼り付けましたが、MASAバド講習会のご案内を
常時掲載することにしました。
ブログ記事でお知らせした場合、記事が更新されると、画面を
スクロールしなければ見られなくなってしまうからです。

と言いながら、大して更新が早いわけでもありませんが、ひとたび
更新されようものなら、画面のスクロール量は常軌を逸しており
ますので!?

次回講習会は、体育館の空き状況の関係で、日曜の夜となって
しまいましたが、適度に疲れる方がグッスリ寝られて、目覚めも
爽やかとなり、月曜からのお仕事も逆にスイスイはかどるのでは
ないでしょうか?(強引な理屈・・・)

明るく楽しくためになる講習会ですので、ぜひぜひお気軽に参加
下さい!お待ちしています。

ではまた!
posted by まさやん at 15:16| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする