北海道での講習会は、早くも第四回目を数えます。
地元での講習会より多く実施しているのが、一貫性のない僕らしい
感じがしますが、北海道に行けるだけでも楽しいというのが
本音のところです。
今回も深川のikumimさんに集客から体育館の手配から何から何まで
お世話になりました。いつもながらikumimさん、本当にありがとう
ございました。
ただ、今回の講習会は、色々な要素が重なって、ikumimさんには
集客を頑張って頂きましたが、参加人数としては過去最少でした。
それは残念には違いありませんが、それを補って余りある嬉しい
対面があったのです!
今回、深川の講習会には、遠路はるばる苫小牧市から車を駆って
ともさんが参加してくれたのです。
ともさんは、ブログ読者さんでもありますが、何を隠そう、僕の
DVDをいの一番に発注頂いたその方なのです!
今もその場面を思い出しますが、その時僕は、九州旅行で大宰府を
訪れており、大宰府を出て山鹿温泉の宿に向かおうとしていた時に
ともさんからメールで発注を頂いたのです。
その時の嬉しさと言ったらありません。
その時、車ではPaul McCartneyの「Take it away」(アルバム
Tag of warに入っています)が流れておりました。僕は嬉しくて
ノリノリの大きな声で
テイキーラウェイ ウォナヒーユープレイ ティルザラーイツ
ゴーダーウン(英語では Take it away. wanna hear you play.
Till the lights go down.です)
と車内で上機嫌に歌いだしたものでした。
僕は、あの時の嬉しさと感動を、大宰府近辺の景色とポールの
Take it awayのメロディーと共に、一生忘れることはないでしょう
そのご本人である、ともさんでしたので、極端な話、今回の深川
講習会がikumimさんとともさんの二人だけでも実施するつもり
でした。
実際はレギュラーメンバーのお二人にご参加頂いたので、合計4名
でしたが。
人数が多くない分、皆さんにたくさん動いて頂き、また一人一人を
よく見ることができましたので、参加者の方々にとっては、濃い
内容のレッスンになったのではないかと思います。
今回参加頂いたメンバーです。
ともさんは、翌日に仕事があるとのことで、苫小牧から深川まで
車で来られて、そのまま泊まらずにとんぼ返り!という強行軍
でのご参加でしたが、飲めないまでも、せめて一緒に食事だけでも
という熱い!?僕らのお誘いに乗って頂き、ikumimさんが予約
してくれていた美味しい中華料理屋さんにお付き合い頂きました。
そんなともさんをよそに、僕はガブガブ飲ませて頂きました・・・
今回は残念でしたが、次回は是非とも苫小牧にもお邪魔したいと
思いますので、その時に「飲み会&カラオケで乾杯を熱唱」という
ことにしましょうね!
ともさん、お忙しいところにも関わらずご参加頂きまして
ご足労さまでした。
明けて翌日は、札幌での講習会でした。
ikumimさん経由Y本さんに体育館予約を頑張ってもらっており
ましたが、残念ながらいつもの場所を押さえることができず
無理言って、ホワイトウェーブ(以下WW)さんというクラブの
練習場所4面の内1面をお借りして、1面で実施することになり
ました。
札幌での参加者はわずか3名でしたが、こちらの参加者には
な、な、な、なんと、日本最北端の町、宗谷町、つまり稚内から
来られた方がいたのです!!!
その方は、レッスンDVDを購入頂いたN田さんの息子さんでしたが
な、な、な、なんと、高速バスを使って6時間!も掛けて、札幌
まで僕の講習会を受けるためだけにお越し頂いたのです。
その息子さんも、翌日に用事があったので、レッスン後、今来た
道を帰る形で、深夜バスで宗谷町に戻られるとのことでした。
そこまでして来て頂くとなると、僕もピンと背筋が伸びました。
レッスンでは、いつも一生懸命分りやすく伝わるように熱心に
教えてきたつもりですが、そうまでして参加してくれた熱い気持ち
に応えようと、いつもより頑張っちゃっていたかもしれません。
僕のレッスンは果たして息子さんに良い影響を与えたのかどうかは
分りませんが、その後のN田さんからのメールによると、喜んで
頂けていたようでホッとしました。
札幌のメンバーです。ikumimさんは着替え中でした(^^;

そして、レッスン後は、コートをお借りしたWWさんの宴会に
加わらせて頂きました。
WWさんのメンバーは、毎週土曜に練習した後、必ず!飲み会を
実施しているんだそうです。
ただ、僕が参加させて頂いた時は、特に盛り上がった様子で
総勢13名(だったかな?)の大宴会で、プレミアム焼酎森伊蔵
や、金粉入りの日本酒の差し入れ(持ち込み)もあり、尋常でない
盛り上がりのまま、僕も完全に出来上がって少し眠たくなり
ましたが、飲み会会場の二階がカラオケスナックで、階段を上がる
だけで容易に二次会に突入可能ということで、足取りもおぼつか
ないまま、無抵抗にみなさんの流れに乗って、ヨロヨロ階段を
昇っていった僕でした。
もうそのスナックでは、僕もフラフラでしたが、一応!?サザンを
2曲だけ歌わせて頂き、あとは睡魔との戦いのため、トイレと席を
しきりに往復していました。
結局、お開きとなったのは午前3時前!!!
ホテルに帰るやいなや、ベッドにぶっ倒れて、数秒で爆睡に落ち
ましたzzz
翌日は、予定はなく帰阪するだけでしたが、この時期のピーチ
航空は、時間帯によって運賃が7〜8千円近く変わるため
経費削減のために、僕は昼過ぎの便を予約していたのでした。
今回は、全く観光はしませんでしたが、僕としてはバドして飲め
たら、それに勝る楽しみはありません!?ので、今後も北海道
だけでなく、全国各地どこへでも飛んでいって、全国の方々と
バド&飲み会をできる限りたくさん実施していきたいと思います。
繰返しになりますが、毎回毎回万全のコーディネイトで僕を
バックアップしてくれたikumimさんには、本当に感謝しています。
どうもありがとうございました。
また、お忙しいところにも関わらず、講習会に参加頂いた方々も
本当にお疲れ様でした。
またまた、ずっと体育館予約を頑張って頂いているY本さんも
ありがとうございます。
またまたまた、今回快く一面をお貸し頂いたWWの金さん始め
メンバーの皆さん、どうもありがとうございました。
これからも皆さんのお役に少しでも立てるように頑張っていき
ますので、今後ともよろしくお願い致します。
ホテルの窓から見た札幌の街並みです。見るからに寒そうですね。
行くのは楽しいけど、寒がりの僕にはとても住めないなぁ・・・
では、バドの話。
<サムアップしたままバックとフォアを打とう>
中級者までの方々は、ドライブをフォアだけで打つ方が多いです。
ウエスタングリップ気味に持って、全てをフォアで打って、低い
球はしゃがんで打って、バック側の球も右手を左に持っていって
フォアで打つのです。
その方が打ちやすいからだと思うのですが、決定的にマズい点は
「バック側が打てない」(そのままですね・・・)
ということです。
正確に言うと
「バック側の低い位置の球が打てない」
です。
フォアで待っているところにきた球をフォアで打つのは、当然
打ちやすいのですが、バック側に来た球は、自分の左肩付近の球
であれば何とか対応できますが、それより低く沈んできた球は
打つことができません。
よく見る場面は、フォアハンド同士で打ち合っていて、相手が
こちらのバック側低い位置にドライブを打った場合に、こちら側の
人がシャトルを左手でキャッチしちゃってるところです。
また、それを補うために、バック側を狭くしようと、バック側に
寄って構える人も居ますが、そうなるとフォア側のオープン
スペースが大きくなるため、打ちやすいはずのフォア側で不本意
なノータッチとなってしまう隙を与えることになります。
あらゆる球に対応しなければならないバドミントンでは、その
ように、一点張りの待ち方をしていては、自ずと穴が大きくなり
安定度の低下へとつながります。
では、どうするか?
イースタングリップでサムアップ(親指を立ててハンドルにつける)
した状態で、持ち替えないでフォア側もバック側も打てば良いの
です。
バックハンドで強い球を打つには、支えとなるサムアップは必要
ですが、激しいドライブ合戦の最中に、親指を立てたり離したり
する時間的余裕は殆どありません。
しかし、そんな中でもフォアとバックは使い分けなければならず
そうするための対策が、表題の
「サムアップしたままでフォアもバックも打とう」
なのです。
サムアップしていれば、バックハンドは当然打てます。
そこで疑問となるのは、その状態でフォアハンドはどうやって
打つの?ということでしょうか。
しかし
「サムアップしたままでも、フォアハンドは打てる」
のです!
厳密にはサムアップしたままでフォアハンドは打ちにくいですが
グリップを緩めて、ラケットヘッドを手前に倒す形を作れば
フォアハンドでも打てるんです。
そういうグリップワーク(と言うのかな!?)をすれば、持ち替え
することなしに、両サイドを正しい面で打つことができます。
また、サムアップしたバックハンド状態だと、体の真正面の球も
打ちやすいですし、少しフォア側に来た程度であれば、回外を
利かす形で、フォア側をバックハンドで打つことも可能です。
状況によっては、がっつりフォアハンドで待つ場面もあるかとは
思いますが、一般的にはフォア側はフォアハンド、バック側は
バックハンドで打つに越したことはありませんので、次回の基礎
打ちでのドライブの時に、サムアップ、つまりバックハンド時の
持ち方のまま、バックもフォアも打つようにしてみて下さい。
両サイド、速いタッチで打てて、ドライブが強くなるかもしれ
ませんよ。
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昨日は四條畷市長杯の試合でした。
先週、火曜日に四條畷の練習にお邪魔した際、橋本会長に参加を
打診されたものです。
この大会は、親睦の雰囲気が強く、パートナーも組み合わせも
くじ引きで決めるというものですが、それでもいざ試合となれば
勝つためにみんな一生懸命にやっていました。もちろん僕もです。
昨日の僕はくじ運が良く、新井くんという強い若手がパートナーと
なりました。
そのペアになった時点で、自他ともに認める優勝大本命となり
ました!?
二試合目の準決勝で、強烈なスマッシュで猛攻してきた前田ペアに
苦戦を強いられましたが、何とか凌いで逆転で勝利を収めて
決勝戦は相手のミスも多く、余裕を持ってのプレーで、下馬評通り
優勝することができました。ホッ・・・(^^;
試合は昼過ぎに終わり、その後は、恒例の練習会です。
僕は公認コーチの責務を胸に!?いや、ただ単に皆さんに教えて
差し上げたい思いから、そこから休むことなく、コートに入り
続け、アドバイスを送り続けておりました。
お相手させて頂いたのは、レディースの方々ばかりでしたが
皆さん、ほぼ問題点は同じでした。それは
1)いい球を打っても前に詰めない
2)サーブプッシュを相手のフォア側に打つ
です。
1)は、ネット前からの押し込みや、レシーブの切り返しなどで
相手のバック奥に厳しい球を送り込んでいるのですが、そういう
効果的な球を打った時もその返球を追いかけようとするので
なかなかトップ&バックの形になれないのです。
つまり気分はシングルスで、打って返ってきた球も自分が打つ!
という気持ちなのですね。
パートナーに任せる、という気持ちが必要なんですけど・・・
2)は、ただ単にショットのバリエーションとして、角の方に
打っておけばいいじゃん、的なショットで、悪く言うと、あまり
何も考えて打っていないなぁ、と思ってしまいます。
だって、フォアからは強い球が返ってくるのですから・・・
僕が繰返し力説したのは、サービスのプッシュは、基本バック奥を
狙って下さい、ということでした。
バック奥からは強いドライブは返ってこないので、そこに配球して
おけば、何も怖いことはないのです。
ということを何度も、というか殆どそればっかりを強くアドバイス
したので、きっと意識としては持って頂けたのではないかなぁ、と
思います。
昨日の僕は
「そこで前〜っ!」「前詰めて〜っ!」
と一体何回叫んだことでしょう(^^;
僕が前に入り過ぎという噂もありますが・・・
ではまた!