2014年12月08日

嗚呼、無念のミスジャッジ・・・

本日は、全日本総合の決勝戦がTVで放映されていました。

いずれの試合も、手に汗握る熱戦でしたが、どうにもやるせない
思いが残ったのは、男子シングルス決勝戦での、ミスジャッジ
でした。

佐々木選手がラウンド奥からクロスに打ったスマッシュは、僅か
にサイドラインを割りましたが、それがイン。
これには、佐々木選手も苦笑いを浮かべていました。
そのくらい、はっきりアウトと分る球でした。

そして次は、桃田選手が同じようなショットで、明らかにアウトの
球をインの判定。
ライン上のギリギリのショットなら、ミスジャッジの可能性も
高まりますが、上記二つのショットは、あまりにも明らかな
ミスジャッジでした。

極めつけは、マッチポイントでの、桃田選手のネット前への球を
サイドアウトの判定。
この球に関しては、ラインに乗ったように見えましたし、上記
二つの球のように明らかなアウトにも思えませんでしたが
その球を打ち、その球を一番近くで見ていた桃田選手本人が

「入ってんじゃん!」

と大きな声で二回繰り返していたことから、インだった可能性が
高いと思われます。

重要なことは、そこでのポイントは20-19だったということです。
つまり、その球がインであれば、20オールとなり、勝負の行方は
まだまだ分らなかったからです。
しかしそれがアウトの判定となれば、即、桃田選手の敗退が確定
してしまうのです。
他でもない、全日本総合の決勝で、です!

採点競技と違い、バドミントンはインかアウト、完全にデジタル
の世界です。(1か0か)
そして、全日本総合と言えば、国内最高峰の試合で、出場する
選手も、人生を賭けてこの試合に挑んできているのです。
それをまた、なぜあのようなミスジャッジを看過するような
仕組みにしているのでしょうか。

全日本総合ほどの試合であれば、少なくともチャレンジ制度を
設けるべきだと思います。

いや、前述のように、インかアウトかは完全にデジタルの世界
ですので、ジャッジは人間がしたとしても、疑わしき微妙な判定
に関しては、スロー映像でしっかり確認すべきではないですか!

以前、全英の男子シングルス決勝のマッチポイントで、明らかな
アウトをインと判定されて田児選手が準優勝となった(優勝はリー
チョンウェイ)ことがありました。
あれは、スロー映像で再確認したら、ものすご〜くアウトでした。
そのことを思い出しました。

線審の資質がどうとか言う問題ではありません。
アウトはアウトだし、インはインです。
それは、絶対確実に正確に判断してもらわないことには、見ている
方だって、悶々としてしまいますよ。
人間は必ずミスするので、曖昧ならそこは映像に頼るべきです。

って、誰にぶつけたら良いのか分らずに吠えてしまっていますが
ミスジャッジの問題は、待ったなしで根絶させるべきです。

久々の投稿の割には、怒りの記事だけでスミマセンでした。

日本バドミントン協会に言おうかな・・・
posted by まさやん at 00:30| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする