「風は秋色」になってきました。
朝晩の空気は清々しく爽やかな冷気を含み、何をするにも気候の良い
季節に移り変わろうとしております。
さて、最近の僕はDVD販売用のホームページ制作に没頭しております。
が、これまた撮影や編集同様、殆ど予備知識もない素人ですので
微速前進ながら、作業はなかなか進んでくれないまま、もう9月も
後半になってしまいました・・・(^^;
ただ、殆ど内容としては仕上がってきているので、後はショッピング
カートの設置と、メールフォームの設置くらいです。
これらも作業としてはそれほど難しくないのでしょうが、業者も
様々でどこを選べばよいか検討しているだけで、猛烈な速さで時間が
経過していきます。
しかし、何事も最初は分らないので時間が掛かるのは仕方ないと
達観して、次第に改善してスピードアップ、レベルアップしていけば
いいんだ!と、相変わらず能天気なほど楽観的なまさやんでした。
さて、その後もイベントはいくつか発生しておりましたが、まだ
まだ書くべきことが残されておりました。
記憶をひもときつつ、書いていきたいと思います。
<北海道講習会>
駒ケ根講習会に続いて超遅い投稿ですが、これまた書かないわけに
は参りません!
これまた2ヶ月前(^^;の7月4〜6日の日程で、第三回深川・札幌
講習会を実施させて頂きました。
今回も取りまとめ役として奔走頂いたikuminさんには、ものすご〜
〜〜くお世話になりました。いつもながらありがとうございました!
今回も深川と札幌の二ヶ所で実施させて頂きましたが、講習会前に
ikuminさんに気を遣ってもらって、プチ観光気分に浸らせて頂き
ました。
初日はSOMESという、革製品を作っているところに連れていって
もらいました。
ここは、日本唯一の馬具製造メーカーで、世界のトップジョッキー
の鞍も手掛けているいるそうです。
講習会会場の深川市の隣、砂川市に「ファクトリー&ショールーム」
があり、革製品を展示している建物に隣接して小さな牧場があり
お馬さんが二頭、のんびり草を食みながら、楽しげに日光浴をして
いました。
また深川市体育館の近くの酪農家さんをのぞいてみたら、黒毛和牛や
可愛いポニーちゃんが飼育されており、興味深げに遠巻きに見て
いたところ、そこのご主人さんとおぼしきおじさんが
「(ポニーの柵の中に)入っていいよ!見ていって!」
と気軽に温かく声を掛けてくれました!
その気さくさが北海道らしくて嬉しかったなぁ。
遠慮なく柵内に入ると、ポニーちゃんは興味深げにこちらに近づいて
きます。
僕は、奈良の鹿の、鹿せんべいに対するどん欲さと攻撃性を経験から
熟知していたので(奴らは容赦なく噛みついてきたり、足を踏んだり
してくるのです!)少し警戒しましたが、北海道の大らかなポニー
ちゃんは、みな優しい目でフレンドリーな子ばっかりで、ゆっくり
近づいてはきたものの、僕が撫でるに任せて、嬉しそうに尻尾を
振って、大阪からの旅人を歓迎してくれているようでした。
でも、エサをくれないと分ると、さっさと離れていきました!?
その状況だけで、北海道を満喫気分でしたが、さっきから何となく
足元が柔らかかったので、よくよく地面を凝視してみたら、これは
イカン!ポニーちゃんたちのウ〇チが、そこらじゅうに散乱して
いたのです・・・
その時、僕はクロックスを履いていたので、クロックスの穴から
ポニーちゃんのウ〇チが侵入してくるのでは、と緊急に警戒レベルを
格上げしました!?
そして、メインの講習会です。
場所は恒例の深川市総合体育館サブアリーナにて行いました。
ikuminさん、今回も予約頂きましてありがとうございました。
今回も事前に練った色々な練習メニューを、参加者の皆さんに
一生懸命こなして頂きました。
ダブルスの動き方についての課題と、ローテーションノックなどの
内容を実施して、ダブルスの動き方に悩む皆さんに、基本的な動き
方について解説を交えつつコーチングさせて頂きました。
今回も、きっとためになったと信じます!?
レッスン後の皆さんの表情です。これはおそらく「満足」の表情
・・・かな?(^^)
その後は恒例!?の飲み会です。これまたikuminさんに予約頂いて
いた海鮮居酒屋にて、楽しく飲ませて頂きました。
これまたおそらく「大満足」の表情ですね。
翌日のレッスンは夕方でしたので、札幌への移動がてら、と言い
ながら、相当寄り道をして頂き、パッチワークの丘で有名な美瑛と
いうところに連れていって頂きました。
この美瑛というところは、なだらかな丘が重なる風光明媚な気持ち
良い場所で、丘の斜面に植えられた農産物の色や形の違いが
綺麗な彩りと風景を形作っていて、広い空に美しい緑の丘が続く
景色は限りなく美しく爽やかでした。
当日の快晴のお天気と空気の美味しさも、美瑛地区特有の地形を
さらに美しく映えさせていました。
美瑛には色々な見どころがありますが、僕は「ケンとメリーの木」
というところに連れていってもらいました。
これは、かなり昔に「ケンとメリーのスカイライン(もちろん車)」
のコマーシャルをやっていたのですが、それに使われたポプラの
大木です。
「いつだって〜♪ どこに居たって〜♪」
「あ〜いの〜、スカ〜イライ〜ン♪」
とうCMソングを知っているあなたは、僕と同年代以上ですね(^^)
実物のケンメリの木は、ものすごく高く大きく、凛と屹立しており
雄大な十勝岳と、爽やかな美瑛の丘をバックに、美しい風景として
見事に溶け込んでおりました。
ほら、でかいでしょう?
その後「美瑛の青い池」というところにも連れて行ってもらう予定
でしたが、かなりの人気スポットということもあり、当日ものすごい
大渋滞となっていて、それに並んでいたら札幌レッスンに間に合わ
ないので、渋滞を避け反対方向に戻り、途中富良野を通過(もったい
ない・・・)して、札幌へとたどり着いたのでした。
札幌のレッスンでは、ダブルスのロブ、スマッシュ、オーバーヘッド
からの打ち分け等、即効性の高い(と思う)内容を実施しました。
レッスン後の写真の笑顔が、レッスンの満足度を物語ってい・・・
たでしょうか?
その後は当然!?の飲み会です。
ここもikuminさんが押さえてくれており、当日の参加者4名が一緒に
加わってくれました。
レッスンが終わった解放感!?からか、僕はものスゴい勢いでお酒を
お代わりしていたように、かすかに記憶しています・・・
明けて翌日は、本当ならば、折角の遠征なのでゆっくり観光でも
したいところですが、ハイシーズンなので夕方や夜の航空運賃が
非常に高く設定されており、今回はおとなしく昼の便で帰ることに
しました。
毎回あっという間の遠征ですが、毎回ikuminさんにはお世話になりっ
ぱなしで、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
引き続き、今後ともよろしくお願いします。
また、レッスンに参加して頂いた皆さんも、お忙しいところ、時間を
割いて出てきて頂いてありがとうございました。
皆さんのバドレベルを、何としても引き上げさせて頂きますので
今後ともよろしくお願い致します。
<四條畷市バドミントン教室>
7月26日(土)に、四條畷サンアリーナにて、毎年恒例となっている
四條畷市バドミントン教室が開催されました。
この教室には、僕は橋本会長から、かなり早い段階から参加要請を
受けているため、僕は毎年、この行事は最優先で参加させて頂いて
おります。
例年は、岩城ハルミさんがメイン講師となって進めるのですが
今年はあいにく、この教室とジュニアの試合とがバッティングして
しまったため、ピンチヒッターとして、元オリンピック選手の
水井妃佐子さんに来てもらうことになりました。
サブ講師には、僕と見市武史。そして四條畷のバド関係者が一致
団結して、この教室を盛りたてました。
教室は9時から12時までと短い時間で、しかも参加者は中学生中心に
100人あまりと大人数でしたので、あまねく行き渡る丁寧な指導とは
ならなかったのかもしれませんが、元トップ選手から直接指導を
受けられることは、中学生にとって何物にも代えがたい貴重な財産と
なってくれることでしょう。
その時の風景と記念撮影です。
橋本会長どの、水井さん、武史ィ、そして四條畷の関連者の方々
どうもお疲れ様でした&ありがとうございました!
<日本スポーツマスターズ結果報告>
既報の通り、埼玉県は久喜市にて、日本スポーツマスターズ埼玉大会
バドミントン競技が開催されました。
2001年宮崎大会から数えて、今年で第14回目となります。
このブログにも過去何度も書いてきましたので、内容はお分かりかと
思いますが、念の為!?繰り返しますと
*都道府県対抗の団体戦
*40代、45代、50代の3ダブルスで対戦する
という、いわば「シニアの国体」的な位置づけです。
昨年、念願かつ感動の初優勝を果たした大阪チームは、第一シードと
して、今年は以下の布陣で臨みました。
40代:有田圭一・林潤一(昨年と同じ)
45代:見市昌弘・正岡毅(昨年と同じ)
50代:田中一寛・上地稔(昨年の代表、宮本・早水に勝っての代表
入り)
僕は見市と一緒に9月19日(金)に移動して、ホテルには寄らず
会場の久喜市総合体育館に移動して、公式練習に臨むことにしました
久喜駅に、バドのバックを持った方が居られたので、体育館への
タクシー乗り合いを誘ってみたら快諾頂き、割り勘の分母が大きく
なって、のっけから少し儲けた気分でした!?
滋賀チームの方でした。お名前を聞かずに失礼しましたm(_ _)m
僕らが練習していると、程なく有田くんと林くんもやってきて
しばしの基礎打ちの後、ゲーム練習を行いました。
いい汗がかけたので、宿に戻ってひとっ風呂浴びて、前夜祭という
ことで、居酒屋で乾杯することになりました。
僕らが泊まったのはホテル久喜。これはツアコン見市が、何か月も
前から押さえていてくれた、会場に近くて評価が高かったホテルです
ただ、残念ながら、駅からは約1.5kmと少し離れており、飲み屋も
ホテル周辺には無いとフロントの方に無情にも断言されたので
僕ら4人は、久喜市の涼風に吹かれながら、ブラブラ駅の方まで
徒歩で行くことにしたのでした。
そこそこ歩いて疲れたので、駅前までは行かずに、途中にあった
「居酒屋染ちゃん」という家庭的なお店に入ったのでした。
楽しげな4人の乾杯風景です。
有田くんや林くんとは、昨年のマスターズや試合会場などで、ずっと
面識はありましたが、こうして4人で飲んだことは初めてでした。
彼らは穏やかで明るく気さくで、僕や見市のようにエグい冗談こそ
口にはしませんが、僕らの冗談にも良く笑い、とても快適に過ごせた
こともあり、僕のお代わりは急ピッチで進み、ビール、ビール
ビール、チューハイと進み、冷酒2本目に突入した頃には、僕の記憶
はほぼ消失してしまいました・・・(^^;
お会計の場面を覚えておらず、コンビニで買い物して、僕の部屋に
みんなが来たことはうっすら頭に残っていましたが、何を話したか
内容はオールクリヤーという状態でした。
見市によると、僕はおつまみのベビースターラーメンを「美味しい
美味しい!」とバリバリほおばり「これ、もっと無いん?」と
お代わりを要求していたそうですが、全く記憶にございません・・・
記念写真もしっかり撮影してはいましたが、これも全く、です。
で、知らぬ間に熟睡に落ち、ふっと目が覚めたら夜中の3時前でした。
そこから悶々として寝られず、仕方ないので、ヒマつぶしのために
持参していた「巌窟王(モンテ=クリスト伯)」を読み始めました。
ところが、これが非常〜〜に面白い!
試合前なので早く寝ないと、と思いながらも、ワクワクする物語の
展開にページをめくる手を止められず、気が付くと夜が白みかけて
きましたが、最後まで読破してから少しだけ熟睡しました。
まだ巌窟王を読んでいない方、今からでも是非トライしてみて下さい
メッチャワクワクして、胸のすくストーリーですよ。
さて、明けて翌日。眠い目をこすりながら、ホテルの朝食会場に
向かいました。
予定の時間より早めに行ったので、僕と見市がみんなのご飯と味噌汁
をよそうことにしました。
が、大きなおひつに入っていたご飯の量はめっちゃ少なく、お味噌汁
に至っては、湯気も立たないぬるさだったのです・・・
ごはんは、ちいさなお茶碗に全員分よそったら、もう誰もお代わり
することができないくらいの量でした。
これはさすがにサービス悪いやろう!とホテルの係員に穏やかに
クレームしたところ、お味噌汁は沸かせないので、足りないご飯の
代わりに、な、な、なんと、生の食パンを持ってきたのでした!
マーガリンもジャムも塗らずに、焼かないパンなど喉を通る筈も
ありません・・・
と言いながら、大阪で唯一僕だけが食パンにパクつきましたが
さしもの僕も、半分残しました。朝食会場には、僕の歯型のついた
食パンが、みじめに放置されたのでした。
加えて、見市は係員に
「生卵は無いんですか?」
と聞きましたが、オプションで出せるものはないとのことでした。
ってなやり取りの後、体育館に移動していよいよ試合です!
僕は知らなかったのですが、聞くと久喜市は梨で有名なんだそうで
宣伝のために、会場の一角に、梨の試食コーナーが設けられており
ました。
二人の女性が、朝から一心不乱にひたすら梨を剥き、僕が聞いた
時点で、170個!も剥いていたとのことで、そのご苦労を感じ入り
ながらも、ハッキリ遠慮なく試食しまくっていました。
きっと、2個分くらいは優に頂きました。
タッパー持ってきて、詰めようかとも思いました!?
つまり、それくらい甘くて瑞々しくて美味しかったのです。
会場では、懐かしい再会がありました。
大学の先輩である、高原(慶秀)さんが、埼玉県Aチームとして
参加されていたのです。
奥さん(真由美)とも面識がありましたので、お願いして一緒に
写真を撮らせて頂きました。
同じく埼玉メンバーの山下さん(通称「山ピー」)と
また、鳥取からは、公認コーチ講義でずっと一緒だった渡部さんも
参加されていました。
渡部さん、お約束通り、写真載せましたよ!
加えて、会場にはたくさんの大会運営に関わる方々が居られましたが
審判協力ということで、埼玉県に住む、僕の高校後輩、城山亜弓が
参加していたのです!
というか、事前にやり取りしていて、来ることは知っていたのですが
それでも、何年ぶりかの懐かしい再会に、僕はとっても嬉しい気持ち
になりました。
身長が全く違う、城山、いや杉本(旧姓)って言った方がいいな
とのツーショットです。
僕、ちょっとかがんでます。
杉本は、緊張の審判(3級審判員取得して、初めての主審だったそう
です)の合間に、僕のビデオ撮影をしてくれたり、審判業務のない
最終日には、応援に駆け付けてきてくれたり、大会終了後には
大阪チームのメンバーを久喜駅まで送ってくれたり、もちろん!?
僕も、久喜駅まで送ってくれました。
杉本、今回も本当にありがとう!
主婦業の合間に、仕事、バドと多忙な日々だそうですが、頑張って
今度は選手として、マスターズや全日本シニアに参加することを
楽しみに待ってるよ♪ 頑張ってね。
大阪の初戦は、茨城県でした。
決勝リーグまでは、40歳、45歳、50歳と年齢順に戦います。
トップバッターかつエースの我らが有田・林ペアは、最初少〜しだけ
硬くなりながらも、徐々に実力を発揮して、完勝の2-0で幸先良い
スタートを切ってくれました。
続く45歳は僕らです。
僕も一応ベテランさん!?ですので、もう極度の緊張に陥ることも
ありませんが、前夜飲み過ぎのせいか、睡眠不足のせいか、いや
これらはいつものことなので、ただ単にアップ不足から、動きが
異常に遅く、体が入らず手打ちになって、序盤に凡ミスを連発させて
しまいました・・・
しかし、徐々に体もほぐれてくれば大丈夫!2ゲーム目後半に入ると
ベンチも安心して見て居られるほど、問題なく2-0で勝負を決める
ことができました。
続く50歳も2-0の完勝!初日の大阪チームは、1ゲームも落とさない
順調な滑り出しで、早くも初日の日程を終えたのでした。
大阪女子チームもしっかり2勝してくれて、良い気分で男女合同の
宴会に臨むことができました。
前記の通り、宿泊したホテルは飲み屋から遠いので、とりあえず
駅方向に向かって歩いて、途中何かお店があったら、そこにしよう
という安易な決断となりました。
移動疲れもあったし、あまり歩きたくないこともあり、先頭を歩く
有田くんは、ホテルからほど近い中華料理屋、というよりラーメン屋
の前で、ピタッと足を止めました。
これではラーメンとビールで15分くらいで終わってしまいそうですが
一応お店の前に行って、雰囲気を探りましたが、女性陣の反応も鈍く
そこは却下ということになりました。
続く候補は、そのお店から数十メートルの「南ボリビア料理」の店。
一瞬、僕らは興味津々となりかけましたが、これは女性陣が明確に
却下したので、さらにそこから若干駅寄りにうどん屋さんを発見。
メニューを見ると、一品料理系もそこそこあり、お酒もまあ飲めそう
だったので、もうあまり歩きたくないこともあり、そのうどん屋さん
に決まりました。
ちなみに今回の大阪女子メンバーは、以下の通りでした。(敬称略)
40代:米倉恵理(東大阪MBC)・山内菊子(清水クラブ)
45代:片岡千恵美・磯山浩美(両名とも東大阪MBC)
50代:松本美和(鴨谷クラブ)・山下恵美子(Wakou CLUB)
僕は山下さん以外は存じあげなかった(他の方はレディース所属の
ため)のですが、みなさん明るく楽しくノリの良い方々でした。
僕は昨日の反省ということで、さすがに日本酒までは移行するのは
止めて、ビールとチューハイで心地よい程度に酔いました。
その後、男性陣で近くのコンビニに買い出しに行く道すがら
明日の宿泊をどうしようか、という話になりました。
明日勝てば、もちろんもう一泊しなければならないのですが、もし
ホテルが変わるなら、翌朝、一旦チェックアウトして、大荷物を
持って体育館に行かなければなりません。それは実際結構面倒な
話です。
当日、茨城に3-0で勝っている大阪としては、茨城に0-3で負けて
いる鳥取には、おそらく勝てるだろうとして、決勝トーナメントに
進んだら、負けた時点で終わるため、決勝トーナメント初戦(相手
は福島か静岡)に勝てるかどうか、という算段になったのでした。
しかし、大阪メンバーは全員、そこで負けるつもりはなく、万一
負けてしまったとしても、2試合終わってからの帰阪は、最寄駅から
の移動がタクシーになるかもしれず、それやったら、もう明日の
宿泊も同じ部屋で予約しておいて、万一1-2で負けてしまった場合は
負けた人が、勝った人のホテル代を支払う!ということで円満に
決定しました!?
これが大阪得意の「酔った勢い」っちゅうやつです(^^;
明けて翌日。前夜の恐ろしい協約がありましたので、当日の2試合は
「絶対に負けられない戦い」
へと変貌を遂げたのでした。
予選ブロック最終試合の鳥取戦は、戦前の算段通り、またまた50歳に
回さない(正確には回っているけど、回った時点で勝負決定済み)
2-0の完勝で、決勝トーナメント進出を確定させました。
実は、鳥取県の45歳は前述の渡部さんでしたので、どうもやりにくく
闘志も湧きにくい感じでしたが、ここは「絶対に負けられない」ので
しっかり勝たせて頂きました(^^;
大接戦のBブロックから勝ち上がってきたのは、静岡でした。
静岡の桜井さんは、勝負の福島戦の前に、僕に向かって力強く
「絶対に勝って、大阪と対戦します!」
と宣言されていましたが、有言実行で素晴らしいと思いました!
そんな勢いに乗っての静岡戦でしたが、ここでも、エースの有田・林
ペアが、攻撃的でスピーディーかつスリリングな試合展開で、終始
攻撃の手を休めず、また相手の厳しい球もよく拾い、2-0でしっかり
勝ち切ってくれたのでした。
本当に頼もしい40歳ダブルスです。
続く45の僕らも、前日までのようなバタバタは少し減って、危なげ
なく2-0で勝利!
また50代に回すことなく、ベスト4に駒を進めたのでした。
と同時に、ホテルのオゴりの話も消えました(^^)
残念ながら、大阪女子チームは、勝った方が決勝トーナメントに
進出という、2勝同士の神奈川との対戦を1-2で落とし、無念の予選
リーグ敗退となってしまいました・・・
その日の試合も早く終了したので、僕らは会場からほど近い「なごみ
の湯」というスーパー銭湯で、ゆっくりのんびり汗を流し、疲れを
取って、最終日の準決勝に備えることにしました。
と言うか、本音は、サウナでいい汗かいて、風呂上りの生中を
グビっといきたいだけでしたが・・・
なごみの湯のメンバーは、田中さん、見市、有田くんに僕の4人
でした。
非常に快適で気持ちよいお湯とサウナで、上がった後のキンキンに
冷えた生ビールがたまらない美味さでした!
風呂上りの生ビールの味は、物理的にも美味しいのは当然ですが
バドミントンという共通のカテゴリーでつながっている、同志の
みなさんとの豊かなひと時こそが、ビールの味を高めていたのは
間違いありません。
その後、ホテルで休んでいた上地さん、林くんと、ホテル近くの
ラーメン屋で合流ということになり、ラーメン屋で美味しそうな
ネギ味噌ラーメンセット+餃子を注文しましたが、そのお味は・・・
無慈悲で残酷なコメントになりそうですので、割愛させて頂きます。
明けて翌日。最終日、ベスト4同士の対決です!
4強に残ったのは、大阪、石川、富山、東京の4チームでした。
自分らも居るので言いにくいですが、まず順当な結果だと思います。
準決勝は、試合の順番が変わり、45→50→40となります。
つまり、僕らがトップバッターでした。
相手は強豪の石川県です。
石川とは昨年も4決めで対戦し、その時は勢いのあった大阪が
50、45と連勝し、40に回すことなく2-0で勝利を収めていました。
石川は、50歳に往年、いや現在も名選手の毛利達彦さんを擁し
今年も層の厚さを見せつけていました。
45歳は、昨年と同じ気谷・星ペアでした。
初戦で勝つと負けるとでは、チームの勢いに大きな差が出ますので
僕も見市も、最初から集中して、明らかに普段とは違う攻撃的な
ラリーを仕掛けていきました!
しかし、今年の気谷・星ペアは、昨年とは全く別人のように強く
なっていました・・・
気谷さんは、強烈で重いスマッシュとタッチの速いプッシュで
ガンガン攻めてくるし、もっと違ったのは星さんで、去年は殆ど
打ってこられた印象がなかったのですが、今年はメチャメチャ
攻撃的・積極的にスマッシュを連打してきて、加えて元々上手い
レシーブやフェイントの効いたロブに、僕らは攻めあぐね、また
振られて崩されて、第一ゲームは相手の勢いのまま、半分くらいで
落としてしまいました・・・
ただ、僕らもそのまま黙ってはおりません!
第二ゲームでは、見やすい側のコートから猛攻を仕掛け、一進一退
で競り合いながら、中盤ではリードする良い流れを作ったのです。
しかし、やはり今年の気谷・星ペアは違っていました。
こちらのプッシュを上手くハーフに落としたり、強くドライブで
弾き返したり、中間球も速いタッチでドライブして前に詰めて
プッシュしてきたり、タッチが速く強い球に押されて、特に僕は
それを拾い切れない場面が目立ちました。
それでも終盤まで食い下がりましたが、最後は僕の右肩付近に、星
さんが強力なスマッシュを打ってきて、それを取れずにゲームセット
・・・
第二ゲームも17-21と、0-2の完敗で、見事リベンジを達成させて
しまったのでした(ToT) くっ、悔しい・・・
しかし、団体戦ですので、僕らが負けても他で2つ取れば勝てます!
負けてしまったものは仕方ないので、後は50と40にお願いするしか
ありません。
続く50歳は、田中・上地 vs 高橋・毛利という、シニア強豪同士の
対決です。
僕は、敗戦の悔しさはよそに置いて、この試合の応援に全力を注ぎ
ました。
第一ゲームは、終盤まで競り合いながら、パワーと、前衛での決定
力に一日の長がある石川が先取。
しかし、二人とも球回しが多彩で試合巧者の田中・上地ペアは
粘り強いレシーブから、良い意味でいやらしいコースに上手く配球し
石川ペアのミスも誘い、またチャンスにはしっかり決めきる巧みな
ラリー展開で、第二ゲームを取り返したのです!
第二ゲームの感じならば、ファイナルもいけそうな予感がしていた
ので、僕は自分が負けたこともすっかり忘れて!?応援の拍手に
力がこもりました!
ファイナルゲームも17点辺りまで競り合いが続きましたが、最後の
数本、石川ペアの攻撃力が火を噴き、最後の数点を連取されて
惜しくも17-21で敗れ、その瞬間に石川チームの決勝進出が決定。
大阪の連覇への道は閉ざされてしまったのでした・・・
この日朝から、決戦のために汗だくになってアップしてくれていた
有田・林ペアに回せなかったのは、とても申し訳なかったです。
有田くんは「(アップで)しっかりやりきったのでいいですよ!」
と笑顔で慰めてくれましたが・・・
隣のコートでは、1ラリーごとにものすごい歓声が沸き起こって
いました。
富山vs東京の45歳対決です。
東京は、さすが首都だけあって!?層の厚さは素晴らしく、45、50
にシニアチャンピオンを揃えてきました。
40歳も強いのですが、45、50の強さは磐石とも思われ、エースが2つ
居る感じで、これはかなり手ごわいなぁと思っていたのです。
東京の45歳は、清水・谷地舘ペア。昨年のシニアチャンプです。
つまり、45歳で現在日本一強いペアということです。
そのペアと対戦するは、富山の櫟(いちい)・浅野ペアでした。
ここで、富山ペアが、最高の集中力と気合いを出し切って、また
富山チームの熱烈な応援も力にして、ファイナルにもつれこむ激戦を
制し、殊勲の勝利を富山にもたらしたのです!!!
この試合は、僕もチラ見していましたが、富山ペアがラリーを取る
ごとに、ドッと湧き上がるような歓声がフロアー内に響き渡り
その声援は、確実に富山ペアに勢いとパワーを与えていました。
マスターズのような大きな試合、しかも団体戦のトップバッターと
いう大事な場面で、格上(と言っていいでしょう)の相手に、猛攻で
勝ち切ることは、なかなかできることではありません。
あの時の櫟・浅野ペアは、何か乗り移っていたに違いありません!?
結局、その大きな大きな殊勲の1勝が効いて、下馬評通りに40対決は
富山が制し、50は東京が貫録の勝利を上げながらも一歩届かず
決勝は、昨年に続いて富山県が進出することになったのでした。
決勝の石川vs富山は、僕はかぶりつきで観戦していました。
決勝戦は、またまた対戦の順番が変わり、50→40→45となります。
50の富山は、昨年のシニアチャンプ、有名な強豪の末坂・神代ペア
でしたが、高橋・毛利ペアの勢いは止められず、まずは2-0で石川が
先取しました。
続く40は、ファイナルへもつれ込む大熱戦を展開していたので
その試合が終わる前に、最後の45歳が対戦することになりました。
僕はその対戦をじっと見ていましたが、準決勝の激戦で出し切った
感のある櫟・浅野ペアに先ほどの勢いがなく、石川ペアの余裕ある
プレーに先にエラーをさせられてしまい、2-0で石川が勝ち、便宜上
先に対戦していた40歳の結果を待たずして、石川県の3年ぶり6回目の
優勝が決まったのでした!
今回の石川県は、明らかに昨年より強かったように感じました。
大阪との対戦後、気谷さんは
「やっとリベンジできました。この時を1年待ってました」
と笑顔で冗談交じりに話していましたが、これは多分に本音だった
んだろうと思います。
試合後、勝ち誇る気谷さんと、負けて苦虫のまさやんのツーショット
です。
(気谷さんには、勝ち誇ったような笑顔でお願いします!と頼み
ました)
大阪チームのメンバーは、決勝戦終了後、大阪へと帰りましたが
僕は、そのまま稲城の実家に寄る予定でしたので、一人で表彰式に
残ることにしました。
表彰式では、優勝した石川県が壇上に上がり、1位の賞状を両手で
高く誇らしげに掲げ、会場じゅうから割れんばかりの拍手が起こり
ました。
続く準優勝の富山県も、同じように賞状を高く掲げたので、僕は
隣に居た、同じ3位、東京の宮本さんに
「これは僕らもやらなあきませんね!タイミングを合わせて」
という事にして、いそいそしながら壇上に登り、宮本さんとせーので
タイミングを合わせて、グッと賞状を掲げたら・・・
僕が左手で持っていた、3位の盾の束を不覚にも落っことしてしまい
会場内には大きな笑い声、僕は恥ずかしくて真っ赤になり、うつむき
ながら、自席に戻ることになってしまったのでした・・・(^^;
その貴重な瞬間の写真です。

でも、図らずもかなり目立ったので、その点は良かったかな!?
優勝した石川県チーム
準優勝の富山県チーム
第三位の東京都チーム
負けた悔しさ感を出すようお願いしてみました。
そして、同じく第三位の大阪府。まさやんが代表で残りました。
悔しさ感を表してみました。
以上がマスターズの報告ですが、マスターズは、来年度から年代が
変わり、全体的に10歳年齢が上がって、50、55、60の対戦となるの
だそうです。
となると、来年4月1日時点で49歳、若輩ものの僕は!?4年連続で
出場していたマスターズへの参加が途切れてしまうのですが、少し
寂しいものの、再来年からは15年間連続出場できる道が開けたと
いう、前向きな捉え方ができますので、これからも大阪総合年代別
では、毎年優勝できるように、引き続き頑張っていきたいと思い
ます!
マスターズの結果は、日本バドミントン協会のホームページに早くも
掲載されていました。
ここでも、僕は、優勝チームのメンバーより目立ってしまっており
見て思わず笑ってしまいました(^^)
これも会場に残っていた特権ですね!
http://www.badminton.or.jp/2014/masters/index.htm
最後になりましたが、大阪チームのみなさん、今回も楽しい時間を
共有させて頂き、本当にありがとうございました。
特に、監督として何かと動いてくれたり、試合では的確な助言を
与えてくれた有田くん、洗濯など年下としてよく気遣い働いてくれて
また同様にいつも勇気づけてくれるアドバイスをくれていた林くん
には、特別な感謝の気持ちを送りたいと思います。
ありがとうございました。
お二人のマスターズ参加は、8年ほど伸びましたが(^^;また同じ
チームになれた時には、同じ気持ちで熱く頑張っていきましょう!
大阪チームの賞状と盾は、僕が預かっておりますので、またリーグ
戦の時にでも分配致します。
それと忘れていましたが(^^;今回の大阪チームメンバーの写真
です。
みな、清々しい笑顔の爽やかな表情ですね
ということで、楽しい楽しいビッグイベントが終わりました。
次の大きな試合は、10月末の近畿社会人団体戦、そしてド本番の
11月の全日本シニアです。
今回のマスターズで、自分の課題がいくつか浮き彫りになりました
ので、次の試合に向けて、その課題改善に向けて、集中的に練習して
良い結果を出していきたいと思います。
マスターズ後、実家に戻り、恐る恐る玄関を開けましたが、その時は
幸いにも煙は流れ出てきませんでした・・・
9月17日に、親父は80歳の傘寿を迎えましたので、そのお祝いとして
大日のイオンで1時間掛けてセレクトした素敵な財布を贈りました。
親父はそれを、ありがとう、と受け取ると、今まで何年も使って
すっかりヘタりまくっていた財布をその場で捨てて、その日から
プレゼントした財布を使ってくれるようになりました。
それは何げに、嬉しいものですね!
その日の夕方には、新百合ヶ丘はエルミロードのお寿司屋さんで
家族水入らずの食事、というか、お寿司をアテの単なる飲み会が
盛大!?に行われましたが、そのお会計は、先ほどプレゼントした
財布の中から支払われたこと、恥ずかしながらここに報告しておき
ます・・・(^^;
お父さん、今までありがとうございました。80歳にもなって元気で
居てくれることに感謝します。
これからも、お父さんのスネを適度にかじって、いや、少しでも
恩返ししていけたらと思います。
それは、きっと、僕が世の中に貢献していくことなんでしょうね。
楽しみながらも頑張っていきますので、この不肖の息子を温かい目で
見守ってやって下さい。って、このブログなんて見てないなぁ。
最高の恩返しは、自動消火機能付きコンロを贈ること、ですかね!?
これはマジで、検討しなければ・・・
ではまた!