ここまで暑いと、冷房の効いた部屋で涼みながら、アイスでも食べて
いたくなりますが(最近、ガリガリ君のキウイ味にどハマりして
おり、自宅の冷蔵庫には、常に在庫が5本は確保してあります!?)
そんな気温でも、練習しなければならないのは、バド選手の宿命
ですので、頑張っていくしかありません。
さて前回の記事でかなり過去にさかのぼりましたが、まだ書くべき
いや、書きたいことはいくつかありますので、全くもって遅ればせ
ながらですが、その時のことを思い出しながら!?カチャカチャと
キーボードを叩いていこうと思います。
<長野県駒ケ根市講習会>
今頃、この記事かい!と石井先輩に叱られそうですが、どれだけ
遅くなっても書かないわけには参りません。
ご存じの通り、長野県駒ケ根市には、僕の高校の2コ上である石井
先輩が居られます(現在は、既に居られないのですが・・・)
石井先輩は、数えきれないくらい頻繁に大阪に遠征してきてくれて
おりましたが、僕はただの一回も駒ケ根市に行ったことがなく
「いつかは行きますね!」と調子のいい空手形を乱発させていたの
ですが、石井先輩がタイに赴任!することが決定し、駒ケ根だけで
なく日本を離れてしまうことになったので、それならば石井先輩が
駒ケ根に居る間にぜひ!というのが急きょ遠征を決めた理由でした。
そして、せっかく駒ケ根に遠征するならば、講習会も実施しますよ
ということで、一時期石井先輩とミックスのパートナーだった
山崎さんという方に窓口になって頂き、講習会を段取りして頂いた
のでした。
日にちは、2ヶ月も前の6月27〜29日のことでした・・・(^^;
6月26日(木)には用事があったので、27日の移動となりましたが
講習会は、なんと27日の10時からだったのでした!
ここ四條畷から朝イチで移動して、駒ケ根市の体育館に10時に辿り
つけるのか?と思いましたが、名古屋駅から駒ケ根市に高速バスが
出ていることが分り、始発電車に乗って、そのバスを利用することに
なりました。
ところが、その当日最短の手段をもってしても、駒ケ根インターの
停留所に到着するのが9時58分なのです!
これでは10時に体育館到着は不可能です。
ただ、駒ケ根インター停留所から、講習会場である体育館までは
車で5分くらいだとのことで、それくらいは遅れても全然構いません
とのことでしたので、ちょっぴり遅刻で僕は会場に乗り込んだの
でした。
駒ケ根市訪問は初めてでしたし、十数名の生徒さんとも当日初対面
となるので、普通は少し緊張もありそうなところですが、石井先輩
が居られましたし、コーディネーターの山崎さんも既知の間柄でした
ので、僕は不遜とも言えるほど、全く緊張感を持つことができません
でした(^^;
そして僕らしく明るく元気に大きな声で挨拶をして、早速レッスン
に入りました。
僕が挨拶でお話ししたことは
「皆さんには”絶対に”上手くなってもらいますので!」
と、参加者の方々の上達に太鼓判を押したことです。
この自信に満ちた言葉には、生徒の方々も感動してくれたみたい
でした。
レシーブやスマッシュ、そして「前衛での多彩なショット」と称した
練習など、皆さん苦労されながらも、新鮮な気持ちで一生懸命笑顔で
取り組んでくれていました。
約3時間の講習会は、文字通り「あっという間」に終わってしまい
僕としてもまだまだやりたいことがあったのですが、生徒さん達も
もっともっとレッスンを受けたかったとのことでした。
レッスン後、体育館近くのお蕎麦屋さんで楽しい昼食です!
駒ケ根名物は、ソースかつ丼とのことでしたので、僕は言われるが
ままにソースかつ丼と山菜そばのセットを注文し、当然!?ながら
ビールも頂いたのでした。
お昼ではありましたが、ひと仕事終えた開放感から、僕は飲まずには
いられませんでした。
お昼ご飯には、レッスンに参加してくれた生徒さんも数人参加して
頂きましたが、飲んでたのは僕だけでした・・・(^^;
とっても美味しく楽しいお昼ごはんでした!
その日のレッスンはそれで終わりでしたので、僕には早くも膨大な
自由時間が訪れました。
まずは、石井先輩のお宅にお邪魔させて頂きました。
実は、石井先輩は、7月1日付でタイに赴任することになっており
引越し準備に多忙な状況なのでした。
そんな忙しい時にお邪魔して申し訳なかったのですが、石井先輩は
淡々とマイペースで、持っていく荷物や、捨てていくゴミを片付けて
おられました。
当日僕は早起きでしたので、しばし仮眠させて頂き(僕は大量の
ヨダレを垂らしていたくらい熟睡していたそうです・・・)その後
「こまくさ温泉」という、近場の外湯に連れて行って頂きました。
駒ケ根の山の緑を眺めながら、高地の涼風に吹かれて浸かる温泉は
「最高」の一言でした!
温泉も最高でしたが、温泉から出た後の生ビールも、同じくらい
最高でした(^^;
石井先輩は、運転手なので飲めないのですが、そんな先輩をよそに
「マサ、飲んでいいよ」という先輩の優しい飲酒許可のお言葉に
一切の躊躇も抵抗もなく、僕はそこでも生中2杯を、瞬く間に飲み
干してしまったのでした。
そこでの生中も、そもそも温泉代も石井先輩のオゴりでした・・・
49歳になっても先輩のスネをかじりまくる後輩ですみません。
その夜は、山崎さんも交えて、美味しい焼肉屋さんでの飲み会でした
僕はその日だけで、おそらくビール4リットルは頂きました。
その焼肉屋さんでは、昼間レッスンに参加してくれた方が働いて
おられて、お仕事中ながら記念撮影に参加して頂きました。
ここでも僕は財布を開くことはありませんでした。恐縮至極・・・
明けて翌日は、ジュニア向けの講習会です。
地元のスポーツ少年団の集まりとのことでしたが、雰囲気も実力も
殆ど分りませんでした。
ですが、みな真面目で明るく、そして一生懸命でしたので、僕も
真面目に明るく楽しく、大きな声でレッスンさせて頂きました。
内容は、フットワークやスマッシュなど、基本的なメニューを主に
しました。
そこでのレッスンは2時間の予定でしたが、僕も乗ってきて、時間は
少し長めにさせて頂きました。
参加してくれたみなさんとパチリ!記念撮影です。
ビックリしたのは、記念撮影を終えて帰ろうとしたら、子ども達が
僕のところに近づいてきて、な、な、なんとサインをせがんできた
のです!
僕なんかのサインをもらってどないすんねん?と思いましたが
サイン下さいと頼まれて、悪い気分がするはずもないので(^^)
僕は、およそサインに似つかわしくない楷書で名前を書かせて頂き
ました。
その後、僕がまさやんという名前でブログをやっていることを
告げると「まさやんってサインしてください!」と再度せがまれ
僕は、ショボい楷書の名前に続き、ひらがなで「まさやん」と書く
ことになったのでした。
あれは数年経ったら「これ何だっけ?」ってなると思われます!?
その後石井先輩の家に戻り、TVで「ロッキー・ザ・ファイナル」を
観たりしながら時間を過ごし、駒ケ根最後のレッスンに臨みました。
会場は出来立ての体育館で、フロアーに入ってみると、まだ新築の
匂いが漂うくらい非常に綺麗なところでした。
そこでは、昼間ジュニアを指導されていた夫婦の方も、ぜひ参加
したい!ということで飛び入りで来られて、教える立場から教わる
立場に変わって、一生懸命汗を流して頑張っておられました。
駒ケ根レッスン、ラストのメンバーです。皆さん素敵な笑顔ですね!
そして、レッスン後は石井先輩と山崎さん、そしてレッスン参加者
2名に加わって頂き、石井先輩の送別会を兼ねた、普通飲み会!?を
実施してもらいました。
そのお店でスゴかったのは、生パイナップルを半分絞るという豪快
かつジューシィーなチューハイでした。
パイナップルの果肉が大量にグラス内に満たされて、果実感満点
パイナップル果汁たっぷり、そんなチューハイ初めてだったので
調子に乗って(すぐ乗ります)お代わりしまくってしまい、僕らの
テーブルの上には、絞って皮だけとなったパイナップルが、何個も
並ぶことになったのでした。
翌朝、というか昨日から連日の朝食は、マクドナルドとなりました。
早朝(6時くらいだったか)だったので、誰も居ないと思いきや
一人おじさんがレジ前で注文していました。
早朝なので、カウンタースタッフは一人でしたので、そのおじさんの
注文が終わるまで待たざるを得ません。
しかし、そのおじさん、実に色々な質問を浴びせて、なかなかそこ
から離れてくれないのです・・・
きっとマクドが初めてだったんじゃないかと思われ、注文に到るまで
優に5分はお店の人を質問攻めにしていました。
最初は僕らものんびり構えていましたが、あまりに長いのに加えて
そのおじさんは
「ここで注文したものを、ドライブスルーで受け取れるの?」
などという、驚愕の質問も投げかけた時にゃあ、さすがの僕も
「それやったら、初めっからドライブスルーに行かんか〜い」
「後ろで人が2人待ってんのに、どんだけ時間掛けとんね〜ん」
と、強く心の中で叫び!?ました。
あと2分経ったら、先に注文させてもらおうと思った頃、おじさんの
質問攻めはようやく終焉を迎え、僕らは10秒で注文完了しました。
その後、石井先輩に駒ケ根の高速バス乗り場まで連れていって頂き
来た道を帰る形で、大阪への帰路に着きました。
石井先輩、今回も何から何までお世話になりまして、本当に
ありがとうございました!
駒ケ根に遠征したにも関わらず、僕の財布の中身は増えていました!
タイでの駐在生活は、色々なご苦労があるかとは思いますが、先輩
ならば、上手く適応されて楽しく生活されていくことでしょう。
先輩がタイに居られる内に、ぜひ「タイ遠征」実施したいものです。
その時は、また宿泊させて下さい!?よろしくお願いします。
そして山崎さん!今回の講習会では、事前準備から当日の立ち回り
まで、色々とお世話になりました。ありがとうございました。
僕を知らない方々への説明は難しかったでしょうし、僕がどんな
講習会をするのか多少の不安は不安は持たれていたかもしれませんが
結果として「大成功」で良かったと思います。
駒ケ根の皆さんは、みな優しくて穏やかですし、何よりバド上達に
一生懸命でした。
今回の遠征で太いパイプができましたので、また第二回、第三回と
継続的に講習会実施させて頂きたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
そしてそして、講習会に参加して頂いた皆さん。お疲れ様でした&
どうもありがとうございました。
あんな感じがまさやん流ですが、喜んで頂けたようで良かったです。
今後とも、頑張る皆さんの上達を強く熱心にバックアップさせて
頂きますので、引き続きよろしくお願い致します。
さて、次回はいつになるのかな?
と、書いていたら、8月も最終日となってしまいました・・・
ここで更新しなければ、8月は1回こっきりとなってしまいますので
(って、珍しくありませんが)今回の記事はここまでにして
北海道遠征etc.は、9月の早い内にまた書きたいと思います。
ではバドの話。
<自分の体勢が乱れている時には、甘めに打とう>
ラリー競技であるバドミントンでは、相手もあの手この手でこちらの
体勢を崩そうと色んなショットを色んなタイミングで打ってきます。
その中で、こちらは極力良い体勢を整えて、極力強い攻撃的な
ショットで相手を崩し、エースや相手のエラーを狙っていくべき
なのですが、相手に振られて大きく体勢を崩されている時には
理想的なフォームは望むべくもない場合も多々あります。
シングルスで、ロングハイサービスを打たれて、それを打つ場合
などは十分な体勢を作れますが、アタッキングロブ(攻撃的な速い
ロブ)を打たれた時や、逆を突かれて動きが遅くなった場合など
大きく体勢を乱されることもありますよね。
その場合に大事なことが、今回のお題の
「甘めに打とう」
なのです。
と書くと「甘い球を打ったらダメじゃん!相手に攻撃されちゃう
でしょう?」と反論されそうですが、ここで問題となるのは、その
ように乱れた体勢の時に打つショットは、ミスする可能性がとても
高くなる、ということなのです。
体勢が乱れて打たされているので、ミスしやすくなるのは当然なの
ですが、ミスしやすくなっているから、ミスをする、では全く芸も
工夫もありませんよね?
そもそも良い体勢の時だってミスはするのですから、体勢が乱れて
崩されている時には、ミスする確率に拍車が掛かります。
そこを簡単にミスっていると、相手も楽になりますし、競り合った
場面で粘りのラリーができなくなります。
甘い球が良い、という訳ではありませんが、ミスするよりは遥かに
マシですよね?ということです。
そもそもが崩れてコントロールしにくい状態なので、ここはそういう
状況にした相手を称えて、まずは一発でミスしないように、とにかく
甘い球でも良いから、相手コートに返すことを最優先にする、という
ことなのです。
ネットを越さない、コートの外に出してしまう。これでは夢も希望も
ありません。
ラリー競技ですので、何をさておいても、まずは相手コートの中に
シャトルを返さなければならないのです。
それを、崩れて乱れた体勢からでも、普通と同じように狙うから
予定通り!?ミスしてしまうのです。
自分が体勢を崩されている時は分りますよね?
そういう状況に陥ったら、そういう状況を認識・理解して、その次の
ラリーの優先事項を
「甘くてもいいから、まずはネットを越し、相手コートに入れて
このラリーを続けるんだ!」
ということに切り替えてみてほしいのです。
多少ショットが甘くても、相手に打たせる限りは、相手がミスする
期待も生まれてきます。
逆に甘ければ甘いほど、相手の心理としては「チャンス!これを
バシッと決めてやろう!」という余計な邪念が生まれ、相手の方が
ミスしてくれるかもしれません。
それもこれも、相手コートに入れてこそ、です。
相手コートに入れていくのは、バドミントンの基本中の基本ですが
自分の体勢が良くない時には、より一層、その基本を思い出して
頂く必要があります。
いつもはミスする場面で、もう一本ラリーがつながる。
これは、もんのすごいレベルアップだと思いませんか?
それを実現するのが、甘めでもいいからとにかく返す、です。
で、とにかく返した次の球を、また頑張って拾うのですね。
いつの時も、バドミントンは
「相手より一本多く粘る」
ことで得点していくことができますので。
相手のスゴいショットで決められてしまうのはしゃあないことです。
しかし、何はともあれ、シャトルに触れる状況であるならば、その
状況を回避することはできますし、しようとしなければなりません。
ということで、次の乱れた体勢の時には、甘めで一本つないでみて
下さい。
それを相手がミスれば、最高ですよ!
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このブログにしては最近の話題!?ですが、8月24日に第26回大阪府
小学生大会シングルスの部が大東市立市民体育館にて行われました。
学年別一般の部、初心者の部とあり、一般の部は29点1ゲーム
初心者の部は15点1ゲームという、1ゲーム一本勝負の大会なのです。
僕が指導させて頂いている田原スマッシュBCからも、多くの選手が
参加しました。
その中には、公式戦はこの試合が初めて、という子もおり、普段の
練習での元気ハツラツ・天真爛漫な部分は影を潜めて、緊張で顔も
こわばり、動きも硬く、来た球を返すのに必死、という、僕から
見たら微笑ましいような人も居ました。
田原スマッシュBCのメンバーもよく頑張って、たくさんの賞状を
もらうことができました。
その結果や写真は、大阪府小学生バドミントン連盟のHPに、既に
掲載されていますが、栄誉を称えてここにまた記したいと思います。
4年生以下女子の部(一般の部)・・・優勝 杏奈
初心者Dブロック(6年生女子@)・・・優勝 涼音
初心者Mブロック(4年生女子A)・・・優勝 咲希
初心者Oブロック(4年生女子C)・・・優勝 楓子
初心者Nブロック(4年生女子B)・・・準優勝 美虹
初心者Pブロック(3年生以下男子)・・・準優勝 和弥
初心者Cブロック(4年生男子)・・・第三位 紀助
初心者Pブロック(3年生以下男子)・・・第三位 優太
http://osakafushobad.web.fc2.com/H26/singles_H26/singles_kekka_H26.pdf
賞状もらえた人は、おめでとう!
賞状もらえなかった人でも、頑張ってその試合、そのラリーに
普段の実力を出し切った人は、それで良いのだと思います。
ただ、今回負けた相手と次に対戦する時には、是非とも雪辱して
ほしいですし、そのつもりで毎日の練習に励んでほしいと思います。
一番いけないなぁ、と思うのは、対戦する前から「この相手には
敵わない」などと思う弱気の心です。
特に、今回の29点・15点1ゲームというような短期決戦では、結果は
どう転ぶか、やってみなければわかりません。
多少の実力差なんて、ワンチャンスなのです!
いかに相手が強かろうと、いや、強ければ強いほど「頑張ってひと
泡吹かせてやる!」くらいの強い気持ちで、緊張なんかしないで
頑張ってほしいものです。
来年度からバドミントンは11点5ゲームマッチになるそうですので
余計に気持ちや勢いというものが大事になってきます。
そのために、普段の地道な練習こそを頑張ってほしいと思います。
昨日、久しぶりにランニング&ダッシュをちょっとしただけで
左足の太ももを痛めてる僕も、ですね・・・(^^;
ではまた!