や・・・やっと、ついに、ようやく、難産の末、レッスンDVDの
編集が完了しました!
5月2日深夜に5月末発売予定の告知をしておりましたが、そこから
の作業もなかなか進まず、発売予定日から6日を経過した一昨日の
深夜、記念すべき第一回レッスンDVDの編集が、何とか終わったの
です。
皆さんに編集完了をご報告できることも嬉しいのですが、純粋に
編集作業が終わった、という達成感と一時的な開放感は、人生
49年生きてきて、味わったことのないほどの嬉しさを感じました。
振りかえれば、最初に撮影をしたのは、昨年12月でした。
最初の撮影は、右も左も分らず、カメラの使い方やアングルさえ
手さぐりの、つまりゼロからの状況で、ましてや編集機なんかは
使い方も全然分らないところから、取説と首っ引きで、時には
やりたいことがすんなりできないストレスから、幾度となく
部屋で叫んだりしながら、それでも少しずつ操作にも慣れて
終盤の数日での作業量は、序盤での半月分、いやそれ以上の速さ
で進めることができたように思います。
それでも初回撮影日からカウントすると6ヶ月弱!もの長期間を
要してしまいました・・・ちょっと長かったなぁ・・・
自らが自分の意志でやっていることですので、口が裂けても
「大変」という言葉は使いませんが、何も分らない状態から
DVDを一人で制作する、というのは、かなりハードな作業では
ありました(^^;
しかし、第二弾以降は、第一弾の半分以下の期間で、倍以上の
クオリティのものが作れると思います。
もちろん、第一弾には「現時点でのベスト」を尽くしておりますし
自分としても、良いものに仕上がったと思っています。
この後の流れは、編集内容の最終確認および修正、パッケージ
デザインの決定、DVDコピーおよびパッケージ印刷発注、納品で
完璧に完成となります。
まだもう少し時間は掛かりますが、元ネタが完成している以上
やっとこさ先が見えたという感じです。
ありがたくも予約発注を頂けている方は、納品可能!となった
時点で、こちらからメールを送らせて頂きますので、今しばらく
お待ち願います。
そして、レッスンDVDに興味を持って頂きながらも、メールや
コメントしてまでの予約は面倒、怖い!?と思われておられる方!
完成してからは、正式価格の4,990円とさせて頂きますので
約1,000円もお安くお買い求め頂けるあとわずかな期間のうちに
勇気を出して!?どしどしご予約お待ちしております!
ではバドの話。
<相手は全然関係ない>
健康のためにバドミントンをエンジョイされている方はともかく
このブログにアクセスされるような方は、色々な試合に参戦して
少しでも良いプレーをして、少しでも良い戦績を収めようと
されていることと思います。
試合に出る目的は人それぞれであり、力試し、楽しいから等々
色々あると思いますが、共通して言えることは
「一つでも多く勝ちたい!できれば優勝したい!」
だと思います。
試合となると、レベルによって部が分けられているケースも多い
のですが、同じレベルのカテゴリー同士の場合でも、実力差は
あり、強い人、ちょっと強い人、普通の人、ちょっと弱い人
弱い人という、自分から見ての評価でも実力差は厳然と存在して
います。
そしてその自分内部での、相手のレベル分けは、明確か漠然かは
人それぞれながら、誰もが普通に行っていることではあります。
「あの人は強い」「スゴいスマッシュを打ってくる」「何を打って
くるか分らない」「レシーブの粘りがスゴい」
これらの評価は、その人から見て正しいことなのかもしれません。
いや、その人がそう思っている時点で、その人にとっては100%
事実なのでしょう。
しかし、それがちょっとマズいのです・・・
何がマズいのかというと、それを試合前やプレー中に思い起こして
しまうこと、がです。
相手が自分よりかなり実力が劣る場合は、そのまま自信を持って
いれば良いだけの話ですが、相手が自分よりも上手い場合には
そのことを認識してしまうだけで、自らプレッシャーを自分に
掛けてしまうことにつながるからです。
つまり、相手が自分より強い、と思ってしまうと
@ より厳しいコースを狙ってしまう。
→甘いコースに打てば、取られてしまうし、取られるばかり
ではなく、厳しい反撃を食らってしまう、と思うので。
A プレー中に落ち着けなくなってしまう。
→相手の実力を恐れて、不必要に緊張してしまう。
B どうせ最終的には負ける、と思ってしまう。
→相手の方が強いから、どうせ負けるだろうと考えてしまう。
これらは、とても思い当たるふしがありませんか?
そして、@〜Bの状態に陥ってしまうと、そもそもが苦戦必至の
ところ、さらに勝ちにくい状態を自ら作り出してしまうことに
なるのです。
@はミスを増加させますし、Aも安定した試合運びができなく
なります。
そして、一番いけないのがBです!
こんな風に考えてしまっては、絶対に勝つことなんてできません!
自分が考えたことは、実現してしまうものです。
なぜなら、自分は、自分が考えたように行動し、自分が考えた
ような結果になるように、自らが持っていっているからです。
「どうせ最後は負けるだろう」と思っていると、恐ろしいことに
負けるような試合内容になってしまいます。
つまり「頑張ったって勝てないなら、頑張るのを止めよう」という
状態になってしまい、ラリーに粘りもなく、シャトルに食らいつく
こともしなくなってしまうからです。
それを避けるのに重要な考え方が
「相手は全く関係ない」
です。
そのように考えていると、落ち着いて普段通りの自分のプレーが
できますので、勝ち負けの結果はともかく、良いプレーができる
ことになるはずです。
あっ、いや、厳密に言うと、相手と対戦しているので、相手は関係
あるのですが(^^;ここで言いたいのは
「相手の実力を過大評価することによって、自分の気持ちが萎縮
してしまうことを絶対に止める!」
ということなのです。
試合前などに、相手のプレーを見て、その傾向と対策を客観的に
立てるのは良いでしょう。
しかし、相手のプレーを見て「スマッシュ速っ!」とか「フェイント
ヤバっ!」とか「レシーブ強っ!」とか考えすぎないようにすべし
なのです。
いくらスマッシュが速くたって、安定的にミスなく打ち続けられるか
というとそうではないかもしれないし、フェイントも最初は効いた
としても、その内に慣れるかもしれないし、レシーブだって実際は
ミスだってたくさんしてくれるかもしれないじゃないですか。
そうやって考えると、厳しいと感じていた相手のショットも、また
違った見方ができるかもしれません。
何よりも、気持ちが前向きになれると思います。
実力差というのは、しっかりと存在するものですので、いかに
考え方を工夫したとしても、やはり負ける場合もありますし
それは仕方のないことです。
しかし相手には負けても「自分には負けるな」です。
試合をする前から、気持ちで負けるような悲観論者には、決して
絶対に、どんなことがあっても、ならないでほしいものです。
まあ、そうやって悲観的に考えてしまうのは、裏を返せば本当は
「相手に負けたくない」という気持ちから来ているのだと思います。
負けたくない、だけど、負けてしまうかもしれない、だから予め
心に逃げ道を作っておいて「やっぱり負けちゃった、けど相手が
強いから仕方ないな」という言い訳を創出してしまっているのです。
その方が、負けた時の心のダメージが少ないからですね。
ですので、ここはしっかり考え方を変えて
「相手が誰だろうと関係ない。自分は自分。自分のベストのプレーを
して、勝てるように頑張ろう!」
と思ってほしいところです。
皆さんの中には、スマッシュが速くない、レシーブが苦手、前が
遅い、フットワークが遅い、体力が少ない、など、自ら弱点と
認める部分はお持ちだと思います。
それらの弱点を改善しようとする努力は継続するとして、今試合に
出たとしたら、現時点での持てる力で戦うしか方法はありません。
ですので、そんな自分が勝つにはどうすれば良いか、ということ
だけに気持ちをフォーカスして、あの手この手で頑張れば良いだけ
ではないでしょうか?
現時点での自分の実力しかないのと同様に、相手の実力も現時点で
その状況です。
それを憂いても嘆いても、勝つためになんのメリットもありません。
競技・勝負である以上、勝つことを目標にするのは当たり前のこと
ですので、現状で勝つためにはどうすれば良いか、だけを考えて
ほしいと思います。
それを行うのに良い考えが、標題の「相手は全然関係ない」です。
この言葉をおまじないのように唱えることで、マイナス思考を吹き
飛ばしてくれて、勝負上大きなメリットをもたらしてくれるのだと
思います。
試合中に弱気の虫が顔を出し掛けたら、小島よしおの名フレーズ
「そんなの関係ねぇ!」
をあの振り付きでやっちゃいますか?
できるだけ、小さな振りが良さそうですが・・・(^^;
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6月1日(日)は、四條畷学園高校の体育館にて、第30回若葉カップ
大阪府予選会及び、全国ABC大会大阪府予選会が実施されました。
詳細な話は書きませんが、ひとつ良いお話しを。
社会人クラブでプレーしている山岸(OHHAMA)くんですが、娘さんが
ジュニアクラブの瓜破西SSCに所属しております。
その娘さんが、全国ABC大会大阪府予選会に5・6年シングルスの部で
出場。見事優勝を飾り、全国大会への切符を手にしました。
その試合はずっと観戦していましたが、優勝の瞬間、娘さんは感激の
あまり涙にむせび、お父さんがそれを優しい笑顔で労う、という
感動の場面がありました。
ジュニアの試合は、負けて涙を流すシーンが多いように思うのですが
勝って感涙にむせぶ姿は、周囲の観客にも感動を与えてくれたと思い
ます。
勝って涙を流す、というのも、いいもんですね!
田原スマッシュBCのメンバーの優勝で、感動の涙を流す瞬間を
心待ちにしている正岡コーチでした。
涙もろい僕が先に号泣してしまうかも・・・ですね(^^;
ではまた!