2014年05月07日

フォアハンドのロブでは、ひじを引かないようにしよう

既報の通り、4/26、27と第一回北九州講習会に行ってきました。
僕が能動的に実施する講習会としては、北海道での2回に続いて
第3回目です。
(正確に言うと、一回の遠征で2回ずつ実施しているので、講習会
自体の実施回数は5、6回目なのですが)

今回もブログ読者さん(りゅうたさん)の事前の万端なアレンジ
によって、実現することができました。りゅうたさん、本当に
ありがとうございました。


新大阪12:45発ののぞみ31号に乗り込み、途中マツダZoom Zoom
スタジアムの電光掲示板にて、巨人vs広島の途中経過を確認し
(7-4で巨人リード)16:58には小倉駅に到着していました。

小倉駅は初めてでした。降り立ってみると、りゅうたさんの
待ち合わせで指定されていた通り、立派なモノレールが乗り入れて
おりました。

明らかにどこかからやってきたといういでたちで、辺りをキョロ
キョロしながら、待ち合わせ場所の「モノレール側1Fのミスター
ドーナッツ前」に移動して、りゅうたさんの車を待っていました。

指定された車種と同じ車が、待ち合わせ場所から30mくらい離れた
ところに停まっていたので、その車かなと思って中を覗き込んで
みたところ、全く関係なさそうな若い女性が乗っていたので
僕はできるだけ自然にその場から後ずさりしたつもりでしたが
「バドの格好をした不審者」のレッテルを貼られたのは想像に
難くありません・・・

まもなくりゅうたさんと、りゅうたさんのパートナー進太さんが
到着しました。
メールのやり取りから、りゅうたさんの真面目で誠実なお人柄は
十分理解しておりましたが、実際にお会いして、その理解が正確
であることがすぐに分りました。

大きなワクワクと少しの緊張を(「乾杯」のパクり)感じつつ
会場である体育館に移動しました。

りゅうたさんの事前のご尽力のおかげで、初日の参加者は13名も
集まってくれました。僕も腕が鳴るってものです!

レッスン内容は、りゅうたさんと打ち合わせの上、スマッシュ
レシーブ、スマッシュ、ハイバック、2対1攻守、ヘアピン、前衛
フットワーク等を実施しました。

参加されたみなさんは、みな熱心で明るく、そしてバドのレベルも
高くて、少〜し難易度の高そうなパターン練習も、明るく元気に
しっかり集中して頑張ってくれていましたので、時々「お〜!」
と声が出るような、素晴らしいショットを打たれる方もおられ
ました。

レッスンの感想は、りゅうたさんによると「素晴らしい講習会」
だったとのことで「第二回も絶対にやりたい」と言って頂けました
ので、喜んで頂けたのだと思います。

初日レッスンの参加者との写真です。いつもの通り、笑顔は僕が
強要しております(^^;

DSCN2974.JPG

そして、レッスン後は楽しみな飲み会です!
参加者の中から7名の方に来て頂き、体育館近くの「ひゃっぽ」
という、とんちゃん鍋が有名(らしい)お店に連れていって頂き
ました。

http://hyappo.k-d.jpn.com/

飲み会参加者の方々は、遠方から来られている人が多かったので
飲み会でありながらアルコールNGという、僕からしたら一種の拷問
のような状態にもかかわらず、明るく楽しく盛り上がって頂けた
ようでした。
そんな状態でも、僕はガンガンビールをお代わりしてしまって
飲めない方々には申し訳なかったとは思いましたが、行動は裏腹に
お酒の注文は順調に繰り返しておりました・・・(^^;

料理も全てが美味しくて、ここを選んで頂いたりゅうたさんに
感謝します!ありがとうございました。

DSCN2975.JPG

講習会に参加されるだけあって、みなバドに熱く熱心な方々で
僕がラケットの振り方などを話していたら、みな立ち上がって
素振りの格好までされるほどの、バドに熱い方々でした!
この写真は、一部ヤラせ(^^;ですが、9割はノンフィクション
です。スゴい画ですね。

DSCN2977.JPG

お開きの後は、りゅうたさん・進太さんと一緒に、徒歩でりゅうた
さんのお宅に向かいました。
今回のツアーでは(でも、かな)りゅうたさんの所に泊まらせて
頂くことになっていたのでした。

りゅうたさんとはその日が初対面でしたが、メールのやり取りを
何度もさせて頂いており、文章からお互いの人柄を理解した上での
ことでしたので安心しきっていました。
まあ、ブログを読んで頂けている方なら、僕の性格は手に取る
ように分りますよね。

途中コンビニに立ち寄り、男性には似つかわしくないパイナップル
サワーなどを購入し、りゅうたさんの家でプチ二次会を行いました

りゅうたさん達の練習ビデオを見せて頂き、僕が色々アドバイスを
送るという、これまたどっぷりバドメインの二次会でしたが
とても楽しい充実した時間を過ごせました。

しかし、バドに熱いこのお二人には、一向に睡魔というものが
訪れないかのように、二人とも食い入るように画面を見つめて
「このショットが良かった」とか「もう少し速いタッチで打てば
・・・」など、バド談義に花が咲くどころか、吉野の千本桜満開
くらいのレベルで、そのまま夜が白むまで続きそうな勢いでした。

一方、僕の方にはお二人ほどの体力はなく、それでも頑張って
睡魔と闘っておりましたが、深夜2時を回った頃から、脳細胞の
活動がほぼ停止して、全ての欲望が「寝たい」に集約される状態
つまり眠くなってしまい(回りくどい・・・)、変わらず画面を
見つめるお二人に

「すみません・・・眠たくなってしまいました」

と、ストレートに気持ちをお伝えしましたら、りゅうたさんは

「すっ、すいません・・・そういえばお風呂にも入ってもらって
いなかったですね」

と、僕が一番にシャワーを浴びさせてもらって、お布団も敷いて
もらって、もぐりこんでからは数秒で動かぬ遺体と化した僕
でしたが、お二人はその後も別室で、熱くバド談義していたよう
でした。スゴい・・・


明けて翌朝。8時過ぎに目を覚ました僕は、まだお布団の中で
まどろんでいました。
目が覚めて、しばらくはその状況が理解できなかったのですが
「あっ、そうか。ここは北九州だった」と思い直して、元を
辿れば、ブログをやっていたからこそ、このようなご縁が生まれ
普通ならまずお邪魔することのないりゅうたさんのご自宅に
泊まらせて頂いていることに、とても不思議な感覚を味わって
いました。

その後、りゅうたさんの車で、近くのうどん屋さん「資(すけ)
さん」に行き、朝食ということになりました。
りゅうたさんの家から資さんまでは、10分もかかりませんでしたが
道中、スマホの画面に集中していた進太さんは、そのわずかな
時間で、しっかり車酔いしてしまい、資さんの駐車場で降りた時
には、顔が典型的な土色に変わり果てていたのが、申し訳なくも
面白かったです(^^;

朝食におうどんというのはイメージありませんでしたが、資さんの
おうどんは、ダシも具も非常に美味しく、僕は思わずおつゆまで
飲み干してしまいました。

DSCN2978.JPG

二日目の講習会は、りゅうたさんの実家付近の遠賀(おんが)と
というところで行いました。
1面のみの体育館でしたが、明るく、そして乾いた爽快な打球音も
心地よく響き渡り、非常にプレーしやすい場所でした。

二日目は、前日のメンバーから再度6名の方に参加頂き、ヘアピン
フットワークを交えたノック、前衛の練習、そして最後にゲーム
を行いました。

皆さん、一生懸命熱心に取り組んで頂きましたので、とてもよい
雰囲気の講習会となりました。
今回も3時間はアッと言う間に過ぎ去った感じで、僕としては
もっとたくさんメニューをこなしたかったなぁ・・・

しかし、今回のメニューでは、僕は全て出し切ったつもりですし
参加者の方々の上達につながる知識も、たくさんお伝えした筈
ですので、北九州第一回目としては「大成功」だったと思います。

二日目の参加者の方々と。
DSCN2980.JPG

レッスン後、参加者の方々といっしょに昼食(ちゃんぽん「松露」
というお店。かなりのボリューム!で大満足)を頂き、その後
小倉駅まで送ってもらいました。

DSCN2981.JPG

DSCN2982.JPG

道中、参加者の一人である若い女性(彩夏さん)が

「楽しかったです。毎月来て下さい!」

と言って頂けたのは嬉しかったです!

というわけで、第一回北九州講習会も大成功でした。
りゅうたさん、今回は実施に向けて、色々と事前準備や調整
みなさんへの連絡、お店の予約など、万端に準備頂きまして
本当にありがとうございました。
また、進太さん始め、その他の参加者の方々にも大変お世話に
なりました。

これからも皆さんの上達のお役に立てるよう頑張っていきますので
今後ともよろしくお願い致します。

さて、第二回目はいつにしましょうか?(^^)



ではバドの話。


<フォアハンドのロブでは、ひじを引かないようにしよう>
フォアハンドのロブって、意外に難しいものです。
高い位置で打てる場合はさほどではありませんが、低い位置から
高く奥まではね上げるように打つのは、なかなか難易度が高いと
思われます。

というのは、オーバーヘッドストロークやサイドハンドのように
体を使って打てないので、力が入れにくいからでしょうか。

文字通り「すくい上げる」ように打つのですが、このラケット
ワークがちょっと難しいかと思います。

で、難しくて飛ばないからどうするかというと、ひじを後ろに
大きく引いて、それを前に押し出す勢いで飛ばそうとする人が
居るのですが、これは間違いです!

大振りになってコントロールがつけにくくなりますし、ひじを
引いて大きなフォームにすることで、これから打つのはロブだぞ!
と教えているようなものになるので、相手にバレバレとなって
しまいます。
確かに強くは打てるのですが・・・

また、引いたひじを前に出す勢いで打とうとする人は、シャトルを
打つ時に、インパクトと同時に右足(右利きの場合。以下同じ)
を床に着けて、その踏み込む勢いも使って飛ばそうとする傾向
にもあります。

そうなってしまうと、肝心の土台が定まらず、また前に出る勢い
も抑えきれず、それがシャトルに伝わってしまうので、さらに
制球が乱れることになります。

床にドン!と右足を着けるのと同時に打つ場合、シャトルを打つ
ところが一点、つまりインパクトがピンポイントになってしまう
ため、そのフォームでは、狙ったところにシャトルを送り込むこと
はとても難しくなります。

ではどうするか?

ラケットを持った右腕を、右足を同じ方向、つまりシャトルの
方向に真っ直ぐ差し出し、まず最初に足を床に着けてから
差し出した右腕の回外を使ってラケットを外側に開き(その時
ラケットヘッドは床の方を向くことになる)それをバックスイング
として、踏み込んだ足で床を蹴って元に戻る力も利用しながら
回内を使って、ラケットヘッドをすくいあげるようにして打つ。

ということです。

文章で書くと、結構分りにくいものですね・・・(^^;
映像で見れば、一目瞭然なのですが。

ポイントは

1)床に足を着けてから打つ
 (前に出る運動エネルギーの慣性を右足でしっかり受け止める)
2)ラケットをシャトルの方に真っ直ぐ差し出す
3)回外→回内を使って、すくい上げるように打つ

です。

このように打つと、打った後のフォロースルーでは、ラケットは
左上方向を向いているはずです。
それはしっかりラケットヘッドが返っているからです。

ひじを引いて、足をドンと床に着けるタイミングで打った方が
強く打てるような気がしますし、そのフォームでもロブが打てない
ということではありませんが、それではロブだとすぐバレますし
繊細にコーナーを狙うことは、とても難しくなります。

バドミントンで有利になるためには、より強いショットが打てる
ことに越したことはありませんが、強いショットが打てたとしても
それで3回に2回ミスっていては何にもなりません。

ショットの勢いを多少損ねたとしても、ミスを3回に1回にする方が
バドミントン選手としては「上手い」ということになります。

ラリー競技ですので、コントロールが求められるのは当然です。
コントロールをつけるためには、どのように打てば良いのか
ということを考えている人といない人とでは、ミスの数が大きく
変わってきて、その数が試合での点数に直接的に影響して
つまりはそれが試合結果に直結してくるのだと思います。

もちろん、ミスを恐れて球を置きに行くだけでは、いつまで
経っても有利になりませんが、より強い球を打とうとする一方で
コントロールの正確性を極力保持する、という考え方は、とても
重要だと思います。

アンダーハンドロブは、下から打つ守備的・つなぎ的な球ですので
安定してしっかり大きく後ろまで飛ばせるようになりたいものです

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GWもあっと言う間でしたね。
僕にはGWはあまり関係ないのですが、行動だけは世間並に、僕も
しっかり楽しんできました。

去年に引き続き、今年も洲本に行こう!ということで、見市兄弟
(昌弘、武史)、門野(聡。グランシャトルズ)、僕の4人で
大阪からほど近いリゾート!? ホテルニューアワジ系列の
「淡路 夢泉景」というところに4/29、30と行ってきました。

一泊二日の温泉旅行ではあるのですが、メンバーがみなバド選手
となれば、どこへ行こうと一番の娯楽は「バドミントン」に
決まっています!?

去年と同じ体育館を13時から17時まで1面予約して、思う存分
バドして汗かいて、ドッポーンとお湯に浸かって、ビール飲もう
という最高すぎるプランでした。
僕がよく使うセリフですが

「もう今日死んでもええわ」

というくらいの感じでした。

体育館でのバドは、4人でダブルスを組み替えて、全組み合わせの
対戦を行いました。
考えてみると、昌弘・正岡は45歳複優勝、武史は40歳複準優勝
そして門野は40歳複優勝と、大阪社会人クラブのトップクラスが
洲本市の体育館で豪華な対戦をしているとは、洲本市バドミントン
協会会長もノーマークだったでしょう!?

その錚々たる顔ぶれの中で、全勝だったのは・・・?
ほかでもない、このまさやんでしたv(^^)v
いずれも接戦でしたが、たまたま勝たせて頂きました。

門野は、直前に食べた大盛りの牛肉丼が尾を引いていたようで
終始気持ち悪そうにプレーしていました。
が、結局練習後に吐いてました・・・(^^;
彼曰く

「吐いたら楽になりました。なんか胃に蓮の葉みたいなもんが
詰まってたみたいです。正岡さんとかは大丈夫だったですか?」

って、牛肉丼(牛丼ではない)に蓮の葉なんて入ってるわけない
やん、と思いながら、吐いたせいで少し涙目の門野を笑って
いました。


「夢泉景」は、非常に綺麗で広くて設備も整っており、まさに
リゾートホテルと呼ぶにふさわしいところでした。

http://www.yumesenkei.com/

秀逸だったのは、お風呂です。
棚田の湯という、海に向かって3段の階段状に配置された大きな
湯船は、上の段から下に向かって滝のようにお湯が流れ落ちると
いう趣向を凝らした作りで、また洞窟のような場所や、海を
眺められる露天風呂も二種類あり、お風呂が上品なスーパー銭湯
みたいなイメージでした。

もちろんサウナもあって、そのすぐ脇の水風呂が、これがまた
最適な水温で気持ち良く、僕らはサウナ→水風呂→サウナ→水風呂
のルーティーンをただひたすら繰り返しておりました。


お風呂から上がったら夕食です。
鯛の刺身や、淡路牛のステーキなど、豪勢すぎる内容と量に
僕らは舌鼓を乱れ打ちしていたと思います!?

DSCN2992.JPG

DSCN2989.JPG

当然お酒も進み、盛り上がってきたところで、武史が不意に

「卓球やりません?」

と提案してきました。
その時、すでに20時半で、僕らは既に酔っていましたし、昼間の
バドの疲れもあったし、卓球ができる時間は21時までだったので
僕らは「もうええやん」と非常に消極的なレスポンスでしたが
武史の熱い主張に折れて、卓球対決と相成ったのでした。

卓球は、門野が少しやったことがある程度で、僕と見市兄弟は
温泉卓球程度の腕前でした。

僕と昌弘vs門野・武史で、翌朝のコーヒーを賭けてダブルス対決
を行いました。

結果・・・まさやん昌弘ペアの圧勝でした!
勝因は、武史と組まなかったことです!?
温泉卓球ながら、ダブルスルールの通り、ペアが交互に打つように
したのですが、武史の番になるとそこでほぼ確実にラリーが
途切れていました。
武ちゃんは、酔ってもいたのでしょうが、非常に空振りが多く
イメージとしては、飛んでくるピンポン玉を、ラケットであおぐ
みたいに、球とラケットが常に5cmは離れておりました(^^)

その後シングルス対決も行い、門野が優勝、昌弘が2位、僕が3位
圏外に武史という結果になりました。

DSCN2994.JPG

明けて翌朝。昨夜の豪雨から一転、気持ちの良い快晴となりました

夕食に続き、これまた豪勢かつ大量の朝食を頂き、食後は前夜の
約束を果たしてもらうゼ!ということで、一階にあるヨット
ハーバーに面したガラス張りの優雅な広いラウンジで、優越感に
浸りながらコーヒーをごちそうになりました。

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そこのコーヒーの値段は、さすがはリゾートホテルというべき
540円!もして、オゴる立場の門野と武史は「たっかいコーヒーや
!」と軽くショックを受けていたのが、僕らには痛快でした。

チェックアウト後は、体育館前のバッティングセンターで対決
(基本的に勝負が好き)ということになったのですが、あいにく
まだオープンしていなかったので、待つのもなんだということで
もうすることもないので、お土産だけ買って、大阪に向かって
大阪のバッティングセンターでやろう!ということになりました。
対決自体はなくならないのが面白いところですね。

門野の自宅近くのバッティングセンターに車を停め、今度は
昼飯を賭けよう、ということになりました。

種目は3つ。バッティングとストラックアウトとPK勝負です。
バッティングは、ヒットの数(ヒットかどうかは他の3人が判断)
で競い、ストラックアウトは当てた的の数、そしてPKはゴールした
数、それらの合計点でベベタと3位が、1位2位にオゴるという
ことになりました。

結果は・・・卓球と同じでした(^^)

僕と昌弘は、今朝のたっかいコーヒーに続いて、昼飯のラーメン
もごちそうになり、笑顔で満足げに麺をすすっていたのでした。

このメンバーはかなり楽しかったので、また同じメンバーで
どこかに行きたいものです。
その際は、宿泊費を賭けて卓球対決をしたいものです!?
卓球、闇で練習しとこうかな。

ではまた!
ン"쵨屯
posted by まさやん at 15:31| 大阪 | Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする