場所はいつもの舞洲アリーナです。
おっ、珍しく早い更新だなぁ、と思われるかもしれませんが
きっと更新は一か月後くらいだろう、という心無い(的確!?)
予想を裏切ってやりたくて!?急いで書いたわけなのでした。
僕は年齢通りの45歳ダブルスと45歳シングルスに出場し、ダブルス
は優勝(3連覇)、シングルスは決勝で見市に負けて準優勝という
結果でした。
ダブルスは、決勝まで危なげなく勝ち進み(と言っても決勝まで
わずか2試合・・・)決勝の相手は、ここ何度も同じ対戦となって
いる寺尾・真野ペアでした。
直近の近畿シニアで、全上げ攻撃(上げてるので攻撃じゃないか)
しながらも大差で勝利していたので、今回も同じ方針でした。
僕は普通に打っていきましたが。
その戦法で、競りながらも1ゲーム目を先取。2ゲーム目も競り
ながら進行していきましたが、寺尾・真野ペアが、レシーブの
堅い見市は狙わずに、僕を狙おう、ということにして、僕の右腕
付け根部分を狙ってスマッシュを打ってくるようになったのです。
そもそも全上げ攻撃!?なので、相手がミスしてくれなければ
基本的には攻撃をされ続けるだけです。
レシーブが不得手な僕は、何とか凌いで拾っておりましたが
取りきれないこともあり、2ゲーム目はデュースにまでなって
しまいました。
そして、見市が打った厳しいドロップを、真野くんが必死に
ヘアピンしてきて、それを僕がプッシュしようとしたら、これが
見事な空振り・・・
そのミスでファイナルにもつれこませてしまいました。
ちょっと恥ずかしいプレーでした。
ファイナル前のインターバルで、僕は見市に
「頼むから打っていって。にーちゃん(見市を僕はこう呼んで
います)はレシーブできるけど、オレはレシーブミスすることも
あるから」
「分った」
ということで、勝負のために仙人見市に方針変更をしてもらって
攻撃するようになってからは、全く問題なく半分強くらいで完勝
したのでした。
寺尾さんはたいそう悔しがっておられましたが、真野くんは
「着実に差は縮まっている!」
との実感を得たそうですが、その実感は全然正しくないと見市・
正岡は診断しております(^^)
これで全国社会人クラブ団体戦の切符も手中に収めることができ
ました!
会場の体育館の屋根が、積雪の重みで崩落するという事故のため
昨年度は大会が中止となってしまいましたが、大阪成年チームは
連覇が掛かっておりますので、他の年代別優勝ペアと共に、また
頑張りたいと思います。
続いて日曜はシングルスです。
プログラムを見てみると、僕のシード下に大学同級生の前川が
居ました。
彼はこれからぼちぼちシングルスもやっていこうということで
手始めに大阪社会人クラブ個人戦からトライしたようでした。
学生時代以来となる彼との対戦を楽しみにしていましたが、無念
前川はあえなく一回戦で撃沈し、照れ笑いを浮かべながら早々に
会場を後にしたのでした・・・
僕は、前川を下したTWBの多畑さん、準決勝でSOBの倉田さんを
2-0で下し、反対側の山の見市VS真野戦を、勝ち残り力士の気持ち
で見ていました。
見市は得意の「打たない攻撃」で、真野くんを気持ちよく振って
いましたが、第一ゲームは不調だったようで、真野くんのショット
を取りきれず半分強くらいで落としました。
しかし第二ゲームに入ると、すっかり復調した見市の球回しに
真野くんはミスを重ね、ファイナルもその流れのまま、逆転での
完勝で、見市が決勝に上がってきました。まあ、予想通りです。
見市・正岡のパートナー対決は、昨年と同じ顔合わせです。
昨年は、つなぎに徹して全然打ってこなかった見市でしたが
それで結局負けてしまったので、今年は同じ轍は踏まないという
こと(だと思う)で、序盤から積極的に打ってきました。
僕はと言えば、最近は打って攻撃することで良い結果に繋がって
いたので、今回も打てる球はスマッシュ、という方針でした。
見市は、全然練習をしていない(現在は10日に1回くらい)の
ですが、調子も動きもショットもよく、いつもの練習試合では
してくれるミスを全然してくれません・・・
そればかりか、スマッシュもガンガン打ってくるので、僕は取り
切れず、またこちらのスマッシュも強く切り返され、クリヤーでも
押し込まれ、2ゲームとも半分くらいの完敗に終わりました。
まあ本気でやられたら元々厳しいのですが、それに加えて僕の
焦りからイージーなミスも多発させてしまって、さらに楽にさせて
しまったのは大いに反省です。
しかし前にも書いた通り、見市には勝っても微妙な気持ちですし
かといって負けて嬉しいはずもなく、つまりはやっぱり一番
対戦したくない相手なのでした・・・
今回健闘したのは、わがHIWAKAIの中川・丸野ペアでしょう。
昨年、大阪総合30歳ダブルスで第一シードを撃破して、3位入賞
したにも関わらず、35歳複では初出場ということで、第一シード下
つまり「パッキン」の扱いを受けていましたが、初戦を難なく
突破して、続く第一シード戦をファイナル21-19という大激戦の末
大阪総合に続いて、見事第一シードを食ったのです!
普段は凡ミスの多いこの二人ですが(^^;この日はよく動いて
レシーブも粘り強く、長いラリーを気持ちで奪っていたように
思います。
次の園部・谷藤ペアには敵いませんでしたが、大健闘の8強入り
だと思いました。
そしてそして、さらに大健闘したのが、見市(武史)・畑下ペア
でした!
武史は、脊柱管の手術から復帰して、今回が初戦となるのですが
まだまだ本来の動きからは程遠いものの、以前よりは明らかに足が
動くようになっていました。
畑下も「隠れメタボ」ながら、気合いで動き回ってよく打ちよく
拾い「武史さんと組むと緊張する」とか言いながらも、武史を
よくカバーして頑張っていました。
初戦(倉本・栗山)をファイナルの長〜い接戦で何とか突破し
続く粟飯原・木村戦も勝ち切って、何とこれまた第一シードの
吉森・市井ペアを撃破したのです!
僕の予想では1回勝てるかな、くらいだったのですが、望外予想外
の決勝進出は、武史の確実な回復を実感できて、とても嬉しく
思いました。
決勝の相手は岩津・門野ペアでした。岩津さんはよく存じ上げ
ませんが、門野はかねてから懇意にしており、ホワイトオークで
対戦するようなカードだったのですが、この時既に武史の体力は
限界を迎えており、決勝第一ゲームを落とした後、残念ながら
棄権を申し出て、準優勝となったのでした。
しかし、本調子でないプレーの中で持てる実力を出し切って
接戦を制して決勝まで到達できたことは、素晴らしいと思います。
武ちゃん、畑下、おめでとう!
翌日の武ちゃんは、床から起き上がるのも困難な状況に陥った
とのことです・・・
40歳シングルスでは、SBCの仁科さんが、先般の近畿社会人王者
Yクラブの永田くんをファイナルで下す金星で、初の決勝進出を
決めました。
本人に話を伺いましたが、決勝が初めてということでたいそう
喜んでおられました。
残念ながら、優勝には届かなかったようですが、彼の実直な
プレーが結果に繋がって良かったと思います。
試合後の永田くんに聞いたら
「まだまだ修行が足りません。また1からやり直します」
とのこれまた真面目な発言でした。この敗戦をモチベーションに
して、さらにレベルアップしていってほしいところです。
50歳単では、楠本さんが先日の近畿社会人優勝に続いて、今回も
貫録の優勝を飾り、51回目優勝の新たなスタートを切られました。
さすがと言うほかありません。
この先、何回の優勝回数を重ねられることでしょう。このまま
ずっと先を走り続けてもらって、それを僕もモチベーションに
したいと思います。
楠本さん、51回目の優勝おめでとうございました!
僕は決勝で負けたので、70歳混合複決勝の線審をおおせつかり
ました。
第一シードの千菊夫婦ペアVS野田・市井ペアの対戦でした。
この試合は、かなり見ごたえがありました。
試合前に野田さんに話を聞くと「とても敵わない」的な発言を
していた通り、第一ゲームは千菊の広いコートカバリングと強烈
なスマッシュ、そして佳美ちゃんの鋭い前衛が決まり、千菊ペア
が先取しました。
第二ゲームも千菊ペアが押し気味かと見ていましたが、野田さん
の粘りある浮かないレシーブや、佳美ちゃんへのピンサーがよく
決まり、セッティングにもつれ込む大接戦の末、野田・市井ペア
が取り返しました。
ファイナルに入ると、千菊に疲れが見え始め、徐々にミスが出る
ようになってからは点差は離れ、最後は21-15くらいで野田・市井
ペアが見事優勝を飾りました。
試合直後に放った佳美ちゃんの一言が面白かったので、無断!?
でここに取り上げさせて頂きます。
「あんた、どんだけ野田さんに苦手意識持ってんの!」
佳美ちゃんにかかると、敗戦のA級戦犯の汚名は、常に千菊に着せ
られることになっているのでした。あ〜面白い(^^)
しかし、試合中は夫婦お互い励まし合い、声掛け合いながら
集中して頑張っている姿は、なかなかいい感じのペアだなぁなんて
思います。
試合後、僕から「準優勝、おめでとう」と冗談っぽく握手を
求めたら、一瞬二人は苦笑いして、返す刀で「正岡さんも準優勝
おめでとうございます」と言われました。ナイスツッコミです。
次の大きな大会は、大阪総合と全国社会人クラブ個人戦ですが
非常に残念なことに、この大会の日程(6/21、22)ががっつり
バッティングしてしまっているのです・・・
この二つの大会には、毎年エントリーしていたので、僕は本当に
残念でしたが、見市とも相談の上
*大阪総合は45歳複に出場(マスターズ選考の為)
*全国社会人は45歳単に出場(4連覇がかかる為)
ということにしました。
ですので、当日は、大阪総合終了後、その足で会場である愛知県
豊田市に向かい宿泊、翌日のシングルスに参戦するという流れ
です。
大阪総合45歳単の4連覇を諦めるのも残念ですが、全国社会人でも
4連覇がかかっていた為、正に苦汁の決断でした。
ということで、今回は試合結果報告でした!
大阪社会人クラブ個人戦に参加された皆さん、お疲れ様でした。
また毎回運営にあたってご尽力頂いている本部の皆さま、いつも
本当にありがとうございます。
今回、全然審判協力できずに申し訳なく思っています。
ご協力したい気持ちは常に持っていますので、またその気持ちを
行動にしていきたいと思います。
今週末は、非常に楽しみな北九州レッスンです!
りゅうたさんとの初対面・初バド、そして初飲み会も全てが
ワクワクしております。りゅうたさん、コメントも頂いており
ましたが、今週はお世話になります。よろしくお願い致します。
嬉しくて飲み過ぎて、記憶無くさないように、よく見張っていて
下さい!?
ではまた!