いや、最近に限ったことではないのですが、僕は今では「自由人」
ですので、時間はたくさんある筈なのですが、なぜかポツポツと
忙しいのでした。
忙しいということは、当たり前ですが、即ちやっていることがある
ということです。
実は、今年から僕はミズノバドミントンスクールのコーチをさせて
頂くことになりました。
バド&潜りの友人!?ミズノの堀田に紹介してもらったのです。
ミズノは、全国でもそうですが、大阪でも多くの体育館の指定
管理業者になっています。
市民体育館なのに、事務所の人が全員ミズノの服を着ている、と
いう状況があれば、そこはミズノが市に委託されて運営管理を
代行しているのです。
大阪でもその体育館は多く、箕面スカイアリーナ、四条畷サン・
アリーナ、舞洲スポーツアイランドなど、かなりの場所でミズノの
スタッフを見かけることが多い状況となっております。
その業務・活動の一環として、ミズノは色んな競技のスクールを
開校していたのでした。そのことは僕も全然知りませんでした。
http://www.mizuno.co.jp/school/facility/shisetsu_34/index.html
僕は当初、箕面(月曜)、東成(水曜)、そして鶴見(金曜)の
担当と伺っていましたが、以前から継続されている松尾さん
(信幸さん。NAYAYOSI POWERS所属)との話し合い・調整の
結果、僕は月曜の箕面のみレギュラー担当させて頂き、東成と
鶴見に関しては松尾さんの都合が悪い時に、代役で行かせて頂く
という事になりました。
松尾さんは、此花学院〜大阪学院大出身で、かなり上手い方です。
過去には大阪社会人一般シングルスで優勝されていたり、大阪総合
一般シングルスでも8強入りしている強豪です。
一度大阪総合でそのプレーを見させて頂いたことがありますが
ネット前のフェイントが非常に巧みで、観戦していてもひっかかる
くらいでした!?
その他のコーチとしては、レディースは神津クラブの宇衛さんと
勝屋さんです。
宇衛さん、と言ってもピンとこないかもしれませんが、宇衛幹子
旧姓高田と言えば、我々以上の世代では「おっ!」と驚くかも
しれませんね。
そうです。元全英ダブルスチャンピオンの徳田・高田の高田さん
なのです!
勝屋さんは、30歳からバドミントンを始められたそうなのですが
そこから初めてそこまで上手くなるか!と信じられないくらい
はっきり上級者と言えるレベルの、そしてとっても愛想が良くて
笑顔の素敵な方です。
上記の魅力的な3人に加えてまさやんというコーチ陣を擁する
ミズノバドミントンスクールは、とってもお得で価値があると
思いませんか?(^^)
ちなみに松尾さんと宇衛さんは、東成と鶴見担当となります。
僕と勝屋さんは箕面担当です。
メンバーのやりくりで、上記は少し調整されることもありますが。
スクールの時間は、箕面では13:00〜14:45(一般)、15:00〜16:45
(一般)、17:00〜18:45(ジュニア)、19:00〜20:45(一般)の
4コマです。
一か月4,200円の月謝制で月4回のレッスンとなります。
ノックや基本練習・パターン練習がメインとなります。
普通の練習場所では、なかなかこういう基本練習はできないと
思いますので、そういう意味でも貴重な場ではないでしょうか。
平日の午後という時間帯ですので、参加される方は家庭婦人の方が
メインとなりますが、自発的にスクールに参加されるだけあって
みなさん、とっても熱心に汗を流しておられます。
時間が余るとゲームもやっているのですが、その方々は
「ゲームより、基本練習がしたいです!」
とノックの方を希望されるのです。熱意が伝わってきますね。
ということで、バドミントン上達を希望されていて、でもなかなか
基本練習もできないし、教えてもらえる人も居ない、とお悩みの
方は、ぜひミズノバドミントンスクールへ来て下さいね!
特に、箕面に!
ところで、年が明けてもう初打ちの話題も過去のものとなりつつ
ありますが、僕の初打ちは1月5日でした。
前出のミズノの堀田の発案で、大正スポーツセンターを3面借りて
そこで年明け早々、シングルスメインでガンガンやりましょう!
とのお誘いメールが来たのでした。
大正スポーツセンターはここ高槻から遠く、また時間が午前中の
9:00〜12:00とのことでしたので、僕は一瞬億劫になりかけて
ためらったのですが、せっかくの堀田のお誘いだし、なにより
僕は年男。今年はバドミントンプロ!?として、飛躍しなければ
ならない大事な一年であるので、そのスタートを切るにはもって
こいの熱い初打ちに、僕は強く「参加します!」と返信したので
ありました。
参加メンバーは、堀田に加えてミズノの方3人(中嶋さん、森本
さん、若い方)、堀田の大学後輩(京大新卒)、泉北バードの
林くん、そしてまさやんという、バドメインの精鋭メンバーなの
でした。
全員みなシングルス3試合は必ずするように、堀田がトーナメント
を考えて組んでくれました。
特別ルールで、ファイナルゲームのみ5点マッチでした。
僕の新年早々の戦績は、2勝1敗。とりあえず勝ち越しから始まる
ことができて良かったと思いました。
しかしその時点で既に6ゲームを消化。加えてその後、ダブルスも
3ゲーム程やって、空いた時間に林くんと半面シングルスをやった
のですが、これが効いた・・・
お互い一切決めにいかないので、1回のラリーが延々20〜30本も
続き、僕はすっかり息が上がって、ご臨終となってしまいました。
新年早々縁起でもないですが、まさやんの遺体一体出来上がり
です。
2013年、僕のバドミントンは、このように苛酷極まりない初打ち
でスタートしました。
これがその時のメンバーです。
実は、その晩、ホームチームであるHiwakaiも初練習だったので
遺体にムチ打って!?そちらも参加しましたが、遺体は遺体
いくらムチ打っても動くはずもなく、単なる背の高いでくの坊は
ただただ緩慢な動きを繰り返すのみでした・・・
そして既報の通り、1/11〜14は、公認バドミントンコーチ2級の
専門科目後期講義を受けるため、筑波大学まで行って参りました。
後期講義のメインは、何と言っても「コンセプトビデオの作成」
です。
これは、ロンドンオリンピックの決勝5試合の内、自分の好きな
ものを選び、そのビデオから課題を抽出・編集して、5分間の
コンセプトビデオを作成し、それをみんなの前でプレゼンすると
いうものです。
編集には「ビデオスタジオ」というソフトを使うのですが、みな
そんな編集作業などしたこともなく、ゆえにソフトの使い方にも
不慣れなため、コンセプトビデオの作成は、みな困難を極める
ことになりました。
僕は前の会社で編集ソフトを使ったことがあるので、操作上では
特に不都合は無かったのですが、仕上がりに少しこだわって
しまったのと、ソフトの操作以前にパソコンに慣れない友人の
手助けがあったので、僕も相当時間を要してしまいました。
しかし時間を要したのは僕だけではなく、ほとんどの受講者が
日中の講義時間内には終えることができず、ホテルに戻ってから
ホテルのロビーを陣取って、深夜まで延々と作業は続きました。
こんな感じでした。
編集ソフトや映像データが重たかったため、何人かのパソコンは
編集完了間近の佳境に、フリーズ状況に陥って夜中の11時から
やり直し!!!という、死刑宣告に近い大参事に見舞われた方も
数人いらっしゃいました・・・
その内の一人が他ならぬ僕の友人でしたので、僕も何とかして
あげたかったのですが、パソコン自体のフリーズでしたので
如何ともし難く、また僕自体の作業もまだ終わっていなかったので
先に作業が終わっていた人にケアを任せて、とにかく自分の事に
集中しました。
結局、その友人に最後まで付き合った(と言いながら深夜は何も
お手伝いできませんでしたが)結果、ホテルロビーを撤収したのは
深夜3時を回っていました!!!
しかし、そんな時間からでもようやく完成した解放感を味わい
たかった僕は、ロビーの自動販売機で缶ビール500mlを購入して
半分意地でグビグビと飲んだのでした(^^)
一気に飲み干して、ロビーを撤収して部屋に戻る際、もう少しだけ
飲みたくなった僕は、さらに350mlひと缶を追加購入して、部屋で
カシュっといっちゃいました。
と、その時、そういえばこのコンセプトビデオについての要旨を
書いて、朝一番に提出しなければならないことを思い出して
深夜3時過ぎかつ少しアルコールの入った朦朧状態で、僕は要旨を
なぐり書きしたのでした。
そしてあろうことか、深夜3時過ぎから、僕は翌朝のプレゼンに
向けて、部屋で一人でリハーサルをしたのでした(^^;
コンセプトビデオの発表は一人10分間が与えられます。
ビデオで5分あるので、その他に内容のプレゼン・質疑応答で5分
という内容です。
受講者数は28人居て、発表順は立候補制で決めることになったので
僕はトップバッターを希望しました!
他にもう一人若い女性も希望しましたが、その子とのじゃんけんに
勝った僕が栄えある!?1番手に決まったのでした。
じゃんけんでは、なぜか今回の講習では、僕は無類の強さを発揮
しました。
初日の飲み会の二次会で、男性陣が多めに払うことになり、確か
4000円分について「男気じゃんけん」で8人くらいで勝負したの
ですが、僕は一発で勝利、つまり僕が4000円を負担することに
なってしまいました・・・
しかし男気じゃんけんのルールとして、そこで残念がる素振りを
見せてはいけなかったので、僕は喜色満面、勝ち誇ったように
ガッツポーズを見せましたが、心の中では悲しき鈍痛を感じて
いました!?
また最終日前の夜の3次会くらいでしたか、会計の端数の900円を
これまた男気じゃんけんで勝負となり、よもやの連敗、いや連勝で
男正岡ここにあり!を、筑波の飲み屋で強烈にアピールするハメ
になってしまったのでした・・・
僕はじゃんけんに強いのか弱いのか全く分りません。
話を戻します。
こういう人前で発表系のものは、最初にやってしまうに限ります。
人の発表を聞きながら、徐々に緊張が高まりつつ、手に汗を握り
ながら順番を待っているよりも、少し緊張はしても最初に終わら
せてしまう方が絶対に楽だと思うのです。
ただ、やはり少しは良い内容にしたかったので、そんな深夜の
眠たい状況からも、2回だけ軽〜いリハーサルをやったのでした。
はっきりと、内容はグダグダでしたが・・・
明けて翌日。緊張のプレゼンです。
と言いながらも、話す内容は決めていたので、そんなに緊張する
こともなく、いつもの僕の明るい(あ、軽い!?)感じで、和やか
かつ大過なくプレゼンを終了しました。
僕のコンセプトビデオでのこだわりは、ショットに打球音を重ねる
という実に大したことのない内容でした(^^;
僕のテーマは、フォアサイドへのカット(世界的にはスライスド
ショットと言うそうです)の威力と、どうしたらそれを打てる
ようになるのか、でしたので、当該ショットが打たれた時に
「バン」という、明らかに目立つ効果音を、インパクトの瞬間に
うまく合成しました。
そうすることで、僕が強調したいカットを、より分りやすく認識
させることができて、加えてその音が少しユーモラスだったので
その音使うことを編集段階から知っていた周辺の人は、僕の映像に
笑っていました。
またビデオにはBGMも重ねたのですが、僕が使ったのは、インター
ネットから探した著作権フリーの素材で、何かRPGでのボスキャラ
との戦闘シーンにありがちな感じの音楽だったので、僕の作品は
苦労したにもかかわらず、TVゲームのワンシーンみたいな雰囲気に
なってしまったのでした・・・
28人居れば、編集内容も28様で、僕のようにしょうもない所に
凝る人も居れば、おいおい、それどこが編集しとんねん!と強く
ツッコミたくなるような、ただ長いラリーをつないだだけの人も
居たり、動きの速さを例えるのにメトロノームの画を入れたりして
完成度高くとても分りやすい人も居たり、ただひたすら「速く!」
「前で!」を強調する人も居たりで、とても面白く興味深く他人の
作品を、トップバッターの特権として「余裕を持って」楽しませて
もらいました。
講義は1月14日の昼過ぎには終了。その足で僕は大阪に戻りました。
が、当日の関東はニュースにもあったように大雪でした。
そのせいかどうか分りませんが、新幹線に乗るべく降りた品川駅
では、新幹線に並ぶ人がごった返して、きっぷ売り場や自動販売機
の前には長い長い行列ができていました。
しかし僕には「Express予約」という奥の手があるので、長蛇の列
をよそに、僕は涼しい顔をして、スマホの画面を人差し指で
スイスイ撫でていたのでした(^^)
ところが、当日は新幹線も混んでいて、空いてる!と思って予約
した席が、予約確定しようとした段階で埋まっていたり、座席
リクエストで窓際か、通路側を選ぼうと探していてもなかなか
見つからなかったりで、僕は次第に焦ってきました・・・
そこでようやく通路側の良い席を発見して、慌てて予約を入れて
ああこれでひと安心とホッとしたのですが、僕は慌てていたので
予約したのは「のぞみ」でなく「ひかり」だったのでした・・・
講義疲れからか、翌日は一日死んだように寝ていました(-_-)zzz
公認バドミントンコーチ2級を取得するには、この講義のレポート
を提出して(もう提出済!)、2月3日の共通科目検定試験に合格
しなければなりません。
ということで、今はひたすら共通科目の勉強に没頭しています。
って、ブログ更新してちゃいけないのですが・・・(^^;
ではバドの話。
<フォアサイドへのカットは効く>
これはまさに、僕がコンセプトビデオのプレゼンで発表したこと
です。
発表するに当たり、僕は当該試合(女子シングルス決勝。ワン・
イーハンVSリ・シュールイ)の全ラリーを記録してみました。
この試合は、ファイナルへともつれ込む、息を飲むような白熱した
激戦になったのですが、全118ラリーの内、エースショットの数は
攻撃の華であるスマッシュが22本と一番多かったのですが、それに
次ぐ数の10本は、フォアサイドへのカットでラリーが切れていたの
です。
ノータッチエースも多かったですが、それを何とか拾えた場合でも
致命的に体勢を崩されて、その後ほどなくやられてしまうケースが
多かったように思います。
カットが効果的な理由は
1)打たれてから床に着弾するまでの時間が短いこと。
2)その球足の速いショットを足を動かして取る必要があること。
3)またスマッシュと同じスイングで打たれるので、一瞬反応が
遅れてしまうこと。
であると思います。
またフォア側へのカットが効くのは、逆カットと違い、腕を速く
振ることができるため、相手に速いショットを警戒させつつ打つ
ことが可能だからだと考えます。
このフォアサイドへの効果的なカットを打つためにはどうしたら
よいのか、という課題を僕はプレゼン発表のネタとして考えたの
でした。
僕の考えは・・・
@ しっかり体を入れた状態から打つこと。
これはバドミントン競技の基本ではありますが、のけぞった状態や
打点が後ろなどの追い込まれた状態で苦し紛れに打っても
シャトルの角度がつかず、また相手からみて強いショットが来ない
と判断されてしまうため、カットが効くどころか打つことさえも
できなくなってしまいます。
しかし多少のけぞった場合でも、そこから同じフォームで
スマッシュやドリブンクリヤーが打てれば、カットも有効という
ことになりますが、相手に効くカットのためには、最強のショット
であるスマッシュを打てる体勢・フォームから、カットを繰り出す
ことが重要となります。
そのためには、相手の配球を予測して、速くシャトルの下まで
動いて、良い体勢を作り出していく必要があるということです。
特にリ選手の第一ゲーム9-16時のカットは、理想的な展開で使って
いて、かつ非常に効果的なフォームであり、この1ラリーはカット
の習得を図る上で大きく参考になる貴重な資料だと思います。
A 逆サイド、つまりラウンド奥へのドリブンクリヤーを見せ球
として使う。
リ選手の第一ゲーム9-15時のラリーでは、ワン選手のラウンド奥に
十分にドリブンクリヤーで追い込んで、後ろに意識を置かせて
めぐってきた十分な体勢の時に同じフォームから見事にノータッチ
でカットエースを奪っておりました。
それが単なる甘いハイクリヤーでは、相手にも警戒させることは
できません。厳しいドリブンクリヤーだからこそ、同じ位置・同じ
フォームからのカットが効く条件となるのだと思います。
ですのでカットそのものの習得だけでなく、カットの威力をより
強くするために、野球で言う外角のスライダーを見せ球にして内角
のストレートでズバッと仕留めるような、相手の意識を逆方向に
逸らす配球の組み合わせも同時に考えていく必要があるということ
です。
B ラケット面を斜めにヒットして、シャトルを「切る」こと。
これはカットというショットの名前そのものではありますが
コルクに対してラケットを擦らせることで、スイング速度は確保
しながら、シャトルの速度にブレーキをかける必要があります。
BBCのアナウンサーでしょうか、カットのことをsliceと表現して
いましたが、確かにそのニュアンスの通りだと思います。
シャトルを強く打つために、回内・内旋・リストスタンドという
有効な方法がありますが、カットの打ち方はそれと異なり、手首の
スナップを効かせなければなりません。
その意味でコントロールがぶれやすくなると思うので、このくらい
切ったら、このくらいのところに落ちる、という感覚を、反復練習
にてしっかり身に着けていく必要があると考えます。
スマッシュが決定打であることは疑いのない事実ですが、良い体勢
からスマッシュやドリブンと同じフォームから繰り出すカットも
スマッシュに劣らない強力な攻撃手段です。
ラリーにカットを加えることで、スマッシュやドリブンクリヤーも
より効果的になると思いますので、ぜひバリエーションのひとつと
して使ってみて下さい。
***************************
ちなみに、上記決勝の118ラリー中で最も点数が動いたのは何だと
思われますか?
ミスです・・・
テニスで言うところの「Unforced error」つまり自分からのミス
だったのでした!
その数はなんと68本!両選手とも34本ずつミスっていたのです。
甘い球を打てば、たちまち厳しい反撃を食らってしまうため
お互いギリギリを狙っての勝負になっているからこその数字だと
思いますが、エースよりミスの方が多い事実は、身につまされる
ものがありますね。ミス=相手に1点ですので。
ミスを恐れて安全につないでいくだけでは、有利になれないまま
相手に料理されてしまう恐れがあります。
かといってギリギリを狙いすぎてミスを連発していても、なかなか
勝利は近づいてくれません。
結論としては
「自分が狙えるコントロールの範囲内において、最も厳しいコース
に打つ」
ということになるのでしょうね。
その範囲を拡げるのが、日々の練習になりますので、普段から
試合のように真剣に厳しくコースを狙っていくようにしましょう。
さて話は年末に戻ります!?(何で・・・?書きたいから、です)
年末と言えば忘年会ですが、昨年は非常に楽しい忘年会が2つも
ありました。
一つは高校バドミントン部OB・OGの忘年会。そしてもう一つは
定番「寅吉」での忘年会です。
高校の方は、長野の石井先輩が年末に実家(川崎市)に帰るので
マサ!一緒に飲もうと言われていたことがきっかけです。
僕が精力的に声を掛けて、9名も集まってくれることになりました。
場所は地元新百合ヶ丘で、と思って、よく行く居酒屋に電話して
みたものの、年末で忙しく2時間しか予約できないとのことでした
年の瀬迫る12月30日のことでしたので、仕方のないことですが。
しかしせっかくの楽しいイベントで時間を切られちゃかなわねえ
ということで、僕は同級生がやっている百合ヶ丘の名物中華料理店
「カッパ大王」に電話してみました。
すると、僕らが開催しようとしていた日は、あいにくお休みだとの
ことでしたが、店主(伊與木)は
「正岡が来るなら、お店開けるよ!」
と、何と定休日にもかかわらず、僕(ら)のために、営業して
くれるとのことでした!
持つべきものは、カッパ大王を営む友人です!?
ちなみにこのカッパ大王。料理の味・量とも最高です!
地元では既に有名過ぎるお店ですが、もし読者さんで百合ヶ丘近辺
に立ち寄る機会があれば、ぜひぜひカッパ大王にて
・肉野菜炒め
・デラックス炒め
・スタミナラーメン
・麻婆豆腐
・レバーから揚げ
・ホッピー
を注文して、出来上がっちゃって下さい!?
参加メンバーには、スペシャルゲストがいらっしゃいました!
何と、当時の女子の顧問であり、現在は拓殖大学で教鞭を執られて
いる、小林孝郎先生が来て下さったのです!!!
僕もそうですが、参加メンバーもおそらく20年以上はお会いして
いないと思います。
しかし、小林先生は、微塵も変わっておられませんでした(^^)
話し方、性格はまだしも、風貌がぜ〜んぜん、変化なしです。
これはスゴいことですよね。
あまりに懐かしくて、興奮してお酒を飲み過ぎて、僕はあんまり
小林先生と話すことができませんでした・・・(^^;
その他のトピックスとしては、長野の石井先輩から遂にあの告白を
ようやく聞くことができました。
そのことについては、参加メンバー全員から「水臭い!」と予想
通り、非難轟々でありました。
「あの告白」の詳細は、石井先輩本人にご確認下さい!?
飲み会には、同じ百合高OBながら、バドミントン部には関係のない
(と言いながら合宿に来たり、バド部メンバーとボーリングしたり
してる)真兄さんも参加してくれました。
小林先生は、真兄さんの高1の時の担任だったのです。
ちょうどその日に、真兄さんの高校同期会が武蔵溝ノ口でやって
いたので、小林先生は、真兄さんに拉致される形で!?溝の口に
連れて行かれてしまいました・・・
しかしカッパ大王でのお愛想は、ほとんどこの二人に支払って
頂いた形となってしまいました。
小林先生、真兄さん、遅ればせながらありがとうございました。
そして今後ともよろしくお願いします(^^)
そしてその後、みんなで生田のスナック「若菜」でカラオケでも
しようと、「生田営業所」行きの小田急バスを貸し切り状態にして
生田に移動しましたが、あいにく「若菜」は閉まっていました。
その時点で歌う気100万%の二乗!?だったので、僕らは生田駅前
でカラオケボックスを探しましたが、悲しいかな存在せず、また
そこからタクシーに乗って新百合ヶ丘まで戻って、駅前のカラオケ
BOXまで再度移動しました。
しかしそんな日にでも、歌う人は居るもので、1時間待ちとのこと
でした。
歌心に火が点いた僕らに1時間は何の障害にもなりえません。
すかさず、やはり新百合ヶ丘のこじゃれたお店でビールを追加で
注入し、楽しく時間調整をしたのでした。
そして念願のカラオケ!
30代後半〜40代後半のシニア世代ですので、歌う曲は限定されて
いました。
松田聖子メドレーです(^^)
曲が変わる度に、隣の人にマイクを渡す方式で、全員が休むこと
なく、聖子ちゃんに成りきって、かわいい声を張り上げる!?
のでした。
特に、一つ年下というだけで、僕から一生後輩扱いされている
小川和夫は、気がふれたか?と思うくらいハジけまくって
素っ頓狂な絶叫で熱唱するので、全員爆笑せずにはいられません
でした。
その後当然の午前様となり解散し、石井先輩は僕の稲城の実家に
泊まることになり、翌朝、親父の「健康朝食」を一緒に食べて
その後僕が車で、石井先輩の実家までお送りしたのでした。
楽しすぎる忘年OB会でした!またやろうっと。
そして、もう一つは、見市、畑下夫婦との「寅吉」忘年会です。
前回もそのメンバーで「寅吉」飲み会をやりましたが、畑下は
その時のもつ鍋の美味が忘れられなかったようで、彼の方から
「寅吉」での開催を促してきたのでした。
気の置けないメンバーでしたので酒量は進み、酒量が進むと
当然バドの話となるわけです。
以前、寝屋川市のちゃんこ屋さんで、見市と小助川が大枚1万円を
掛けたシングルス勝負を約束したのは記憶に新しいですが、今回は
見市と畑下が、ミックスで勝負しよう!ということになったのです
畑下はミックスには相当な自信があるようで
「今までミックスは、大阪総合で悪くて準優勝です」
と飲んだ勢いもあり、強気(事実なのでしょうが)な発言をして
おりました。
一方、生来の自信家である見市がそんな情報に一切警戒や躊躇など
するはずもなく
「ほんなん、全っ然問題あるかいな。じゃあ1万円やな!」
と自分が負けることなど1%も考えないところが、この男の面白い
ところです(^^)
しかし、シングルスではなくミックスですので、パートナーが誰に
なるのかは、非常に大きな問題です。
それについては、二人とも胸に秘めたスペシャルなパートナーを
思い描いていたようです。
見市VS小助川の対戦が空振りに終わった今、大阪で最も注目すべき
ミックス対戦がセッティングされました。
実現は非常に楽しみなのですが、一体いつになることやら・・・
久しぶりなのでもう少し。
先般、近畿社会人団体戦で、奈良県の桜井市に行ったことは書き
ましたが、会場のそばに「大神(おおみわ)神社」があります。
この神社は、日本最古(クラス)の古い古い由緒正しい神社です
ので、僕は遅ればせながらも、1/19に初詣に行ってきました。
http://www.oomiwa.or.jp/
そんな時期なので、人はもう少ないだろうと高をくくっていたら
なんのなんの、付近の駐車場は満車となるくらい、まだまだ初詣
と目される方々で賑わいを見せておりました。
この大神神社は、ご神体が山そのものという、珍しい神社です。
三輪山(みわやま)という標高467.1mのなだらかな円錐形の山を
登ってお参りすることが、正式な参拝となるみたいです。
そのため、この神社は本殿を持たず、もし山を登らない場合には
拝殿から三輪山を仰ぎ見る形をとるそうです。
しかし、せっかく来たからには、登ってみたいというものです。
僕は入山料(登拝料)300円を支払い、支払ったしるしとなる
鈴付きのタスキを首にかけて、急こう配の山道をエッサエッサと
登っていきました。
こ、これがかなりキツい・・・
当日も気温は低く、ダウンジャケットを身にまとっていても少し
冷えるくらいの温度でしたが、登山の途中には、僕の顔面は汗で
グッショグショになってしまうほどでした。
そして頂上に近づくにつれ、雪の残る範囲も増えてきて、それが
溶けて足場がドロドロのヌルヌルとなっていて、キツい登山を
さらに困難にしていました。
結局45分くらい要したでしょうか。漸くたどり着いた頂上には
小さな小さな、そうですね、百葉箱くらいのサイズのほこらがあり
そこに神様が祀ってありました。
もう少し大きな建物を想像していましたが、僕は苦労して登った
こともあり、心を込めて「ニ礼、ニ拍、一礼」の正式参拝儀礼に
従い、深々と頭を垂れて、世界平和を願ってきました!?
登山に比べれば下山の楽なこと楽なこと♪
ぬかるみの場所だけ気を付けて、下りは運動量も少なく、汗が
引いて寒くなるくらいでした。
これが参拝完了の瞬間です!完全なヤラセです。
ちなみに元旦の杉山神社に続いて引いたおみくじは、無念!?の
末吉でした・・・
検定試験を控えているので「がくもん」の項目を見てみると
●入学(がくもん)・・・幸運(しあはせ)と学問 良く考へよ
だそうです。
これ、どう受け取ったらいいんだろう・・・
拝殿の隣に「なでうさぎ」さまがありました。
これは通天閣のビリケンさんみたいに、このうさぎさんを撫でると
願い事が叶うそうなのです。
なんか耳が少し立ってて、若干ピカチューを彷彿とさせますが
本物のうさぎさんを撫でているつもりで、僕は首筋をさすって
おきました。
舞い上がっていたので、願い事を忘れていました(^^;
そして、さらに足を延ばして、近くの石舞台古墳に行きました。
僕は、日本史でこの古墳の存在は知っていましたが、実物を見る
のは初めてでした。
石舞台古墳は明日香村にあります。
僕が感動したのは、教科書で学んだものを実物で見れたという
ことももちろんありましたが、それよりもそんな古(いにしえ)の
昔に、あのような巨大な石をどうやって組んだのか?という点
でした。
重機もトラックもない時代にです。
大阪城の石垣でも十分ビックリですが。
石舞台古墳は、石室の中に入れるようになっています。
僕は飛鳥時代のエネルギーを感じながら、蘇我馬子(の墓だと
言われている)に微かに思いをはせました。
その後、帰り際にこれまた古い遺跡のひとつ「亀石」を見てきま
した。
これ、カメというより、顔的にはカエルですねぇ(^^;
古く有名な遺跡でありながら、ちいさなお店の横にしらっと鎮座
しておりました。
僕が行った時には、子供が二人亀石によじ登っていて、お父さんが
盛んに「降りろ!」と叱っていました。
そんなさりげなくのどかな感じの、全然目立たない名所でした。
この他にも酒船石や、猿石など、石にまつわる遺跡が多いのも
明日香村の特徴です。
また、もう少し予習してから、遺跡巡りをしてみたいと思います。
大阪は、京都も近いし奈良も近くて、素晴らしい場所ですね!
生きてる内にもっと色々行かないとなあ・・・
奈良プチ観光の後で、Hiwakaiの練習に行ったら、合田さんと
仁科さんが来てくれていました。
思わずパチリ!いい写真です。
また来て下さいね〜!
ではまた!