2012年06月29日

スマッシュを速くしたい!

昨日は定例の練習でした。
木曜日は、僕の行ける練習場所は二ヶ所あります。

一つは東北コミュニティセンター(通称成田山。東北コミュニティ
センター(略称コミセン)が成田山不動尊のすぐそばにあるから)
と西北コミセン(自宅のすぐ近く。歩いていける)です。

東北の方がレベルは上なのですが、西北の方が明るく楽しく和気
あいあいなので、西北も好きな練習場所です。

ただ、先週は西北に行きましたので、今週は東北にしました。
練習場所が選べるというのは幸せな状況ですね!

シングルス3ゲーム強やって、ダブルス6ゲームやって、運動量と
しては十二分でした。
しかし最後のダブルス4ゲームで組んだ若者が、最近非常にバド
頑張っているのですが、僕と組むと萎縮するのか元気がないのです
・・・

僕が気合を入れて、サーブの時に

「よっしゃ!いこう!」

と声を掛けたら、普通は「ハイ!」とか「オウ!」とか合いの手を
入れるのがダブルスでよくある風景ですが、そうやって声を掛け
ても、彼は無言なのです。

定年後のオヤジさん等に対しては僕も声は掛けませんが、まだ
20代前半のイキイキとした若者でありながら、そのようにテン
ションが低くてはかないません!

僕はイラついて、彼の方をあえて向いて、もう一回同じ掛け声を
さらに大きな声で「よっしゃ!いこう!」と、これみよがしに
繰り返したら、ようやく彼は、か細く、蚊の鳴くような声で

「・・・はい・・・」

ということで、全身の力が吸い取られてしまって、その後のプレー
に全く力が出ませんでした・・・(^^;

試合後、彼に

「僕と組んで萎縮したの?」

って、聞いたら

「はい」

だそうでした。
しかし、その若者は、練習後帰り際に、さっきとは違う大きな声で

「頑張ります!」

との元気に宣言してくれたので、最後に気持ちが少し回復しました

彼は同じクラブでバド頑張っていて、これから期待している若者
なので、僕もついついゲーム中にあれこれ言い過ぎて、かえって
彼を混乱させてしまったのかもしれません。

しかし、実際の試合でのプレッシャーの中で実力を出し切るには
緊張しながらも、ミスなく自分のプレーができるようになる必要
がある、ということにしておいて(^^;これからも彼には
頑張ってもらおうと思っています。
その若者とは・・・種市くんfrom宮崎県です!

タネちゃん!これからも頑張って上達していこう。
また西コミセンでジュースおごってね!?



ではバドの話。

スマッシュを速くしたい!

最近、パソコンにアクセス解析を設定しました。
ものすごく注意深い人ならばお気づきかと思いますが、僕のブログ
にアクセスした時、画面左上に一瞬だけワンちゃんのアイコンが
出て、すぐに消えたと思います。
あれでアクセス解析しているようです。

このアクセス解析がものすごく優秀かつ便利で、HPやブログに
アクセスしている人の総数が分かるのは当たり前なのですが
加えて

*アクセスしてきたOS(オペレーションソフト)
*アクセスしてきたブラウザ(Internet Explorer、Fire Fox等)
*アクセスしてきたプロバイダ(〜ne.jp、〜ac.jp等)
*アクセスしてきた都道府県

なんかも分かってしまうのです!スゴイですね。

そして

*アクセスしてきたキーワード

まで分かってしまうので、読者の皆さんが、僕のブログにどんな
キーワードで検索してアクセスしてきたかも分かってしまうのです

「バドミントン 上達」
「バドミントン レシーブ とれない」
「バドミントン ヘアピン やわらかい」
「バドミントン ハイバック」

など、バドにおける皆さんの悩みが見てとれるようで、僕には
このアクセス解析はとても興味深く、そして役立つものになって
おります。

その中でも、最も多かった検索キーワードが

「バドミントン スマッシュ 速く」

だったのです。
(その他の表現で、スマッシュ速くする スマッシュが速くなり
たい というのもありましたが)

皆さんのバドにおける悩みは、多々あることでしょうが、その中
でも、一番多い悩みが

「スマッシュを速くしたい」

ということのようでした。

ちょうど!?僕は、スマッシュは自他共に認める速い方なので
スマッシュを速くする方法については、上手くお伝えできる自信が
ありますし、今までも何度か記事にしてきました。

ちょっと前に頂いた「ちせさん」からのコメントには、文章での
回答はお送りしておりましたが、近い内に動画を載せますと言って
おきながら、実施できていませんでした・・・

ということで、僭越ながら僕の、速いと言えるスマッシュ動画を
掲載して、解説させて頂きます。

これは先日の大阪総合45歳ダブルス決勝の序盤でのシーンです。
(試合のDVD、好評受付中です!?)

僕がちょっとだけフェイント気味のドロップを打って、早水さんが
一瞬だけ効かされながらも、すぐに体勢を立て直して、しっかり奥
まで高くロブを上げてきたのを、僕がクロスにスマッシュを打った
場面です。

この時の速度はなかなか速かったので、レシーブしている喜多さん
もほぼ反応ができていない感じで、クロススマッシュでありながら
ノータッチエースでした。

このスマッシュが速かった要因は

1)しっかり体が入っていて、シャトルを前で打っていた。
  以前も書いた通り、シャトルを打つポイントが前である事は
  非常に速度に影響する非常に大事なポイントです。
  スマッシュが遅い、と嘆いているあなたも、ネット前の甘い
  球を叩き込む時には、速いショットが打てているはずです。
  要は、それと同じ原理なのです。
  シャトルを前で打つと、ラケットヘッドが加速した状態で
  捕らえられるし、体重を乗せて打てるので、スマッシュ速度は
  速くなるのです。
  つまり、シャトルより後ろに速く入って打つということなので
  それに見合ってしっかり動くことが、当然必要となってきます
  これを、シャトルを頭の後ろや真上で打つと、体重が使えない
  ことに加えて、ラケットヘッドを加速した状態で打てないので
  頑張って打っても、それほど速度は上がりません。
  なので、強く打っているはずなのに、スマッシュが速くない
  と悩まれている方は、打点が頭より後ろか、ちょうど頭上で
  打っていないかを再度チェックしてみて下さい。

2)体の回転を使って打っている。
  スマッシュは、上半身だけで打ってもそこそこのスピードは
  出せますが、最大の軸である体の回転を使うことで、初めて
  内旋、回内の軸運動の連動に、さらなる加速度が加わるの
  です。
  @上腕のひねり(内旋)
  A前腕のひねり(回内)
  B緩く握ったグリップをギュッと握る
  に加えて、背骨を軸とした体の回転を使うことで、体の各
  パーツが連動して、大きな力を生み出すことになるのです。
  体の回転を使うためにはその準備として、スマッシュを打つ
  前に、体の左側面がしっかりネットの方に向いているのが
  お分かりかと思います。
  その体の回転を使うために、高く上げた左手でリードして
  しっかりと肩を引いた右腕で、力が溜まったバックスイング
  ができています。
  ただ、こううやってしっかりとした準備ができたのも
  その前に相手に守備的な高いロブを打たせていたからです。
  実際のラリー中では、ここまで十分にシャトルの下に入れる
  場面はあまり多くありません・・・

3)右腕を一気に下まで振り下ろせている。
  これ、意外(じゃないか)に重要なポイントだと思います。
  僕もそうですが、スマッシュを打った時、インパクトを終え
  たら、そこで腕の振り下ろしが止まってしまう場合がよく
  あります。
  極端に言うと、野球で言うハーフスイング、止めたバットの
  ようなものです。
  よく言われるのは「フォロースルーまでがスイング」という
  言葉があり、ゴルフでもインパクトしてすぐにクラブを止め
  たら、ショットには決して勢いは出ません。
  こうやって、右腕(利き腕)を、一気に最後まで振り下ろす
  ことによって、インパクトゾーンでのラケットヘッド速度が
  最大になるのだと思います。

4)打つ前に脱力できている。
  映像を見ても、僕の体に無駄な力みはありませんでした。
  適度に力が抜けていて、そうすることで体全体をムチのように
  ビュンと使うことができるで、ラケットヘッドを速く振れるの
  だと思います。
  脱力、と言っても、打つ時には瞬間的に力を入れるのは当然
  ですが、打つ前に

  「速いスマッシュを打つぞ〜!」

  って力んで、力が入ってしまったら、体の滑らかな動きが
  阻害されてしまい、却って速く振れなくなるものなのです。
  力強い球を打つのに力を抜く、というのは矛盾しているようで
  難しいのですが、速い球を打つためには非常に必要な事です。

5)パワーがある(^^;
  すみません・・・これを言ったら元も子もないのですが。
  でもやはりある程度の力がなければ、スマッシュの速度は
  上がってくれません。
  しかし逆に言うと、力さえ着ければ、それに比例して
  スマッシュ速度は確実に上がるのです。
  では、どのように力を着けたらいいのでしょうか?
  それは、負荷をかけてのスマッシュの素振りに尽きます。
  スマッシュを打つ時の筋肉を鍛えることが、スマッシュ速度の
  アップに直接的に繋がっているからです。
  まずは、ラケットに素振り用のカバー(真ん中に穴の開いて
  いるやつ)で、スマッシュの素振りをすれば、絶対確実に
  スマッシュ速度はアップします。

シャトル自体には意志はないので、こちらが打ったようにしか
シャトルは飛んでくれません。
それは純粋かつ厳然と物理的な問題です。
速く振って打てば、速いショットが出ますし、速く振っている様
でも、実際は速くなかったり、ラケット面が斜めになってカット
打ちのように速度を殺してしまっていたら、シャトルはもれなく
その通りに飛んでいきます。

であるならば、やはりインパクトするラケットヘッドの速度を
いかにして速くするか。イコール、スマッシュを速くすること
なのです。

そのためには打ち方というのが、非常に大事な要因となります。
練習時でも試合時でも、自分のフォームをビデオに撮って
果たして私は効率的なフォームで打てているのかな、と確認する
ことで、自分の改善点が見つかると思います。

打ち方が変われば、ショットも変わります。
バドミントン上達するためには、打ち方を上達させましょう!

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珍しく!?お知らせです。
TVでバドミントンの番組が二つあります。

7月1日(日)21:00〜21:45
NHK BS1 古田敦也のスポーツ・トライアングル
出演:佐々木翔

7月8日(日)19:54〜20:00(短っ!)
BS朝日1 あすへのエネルギー〜アスリートたちのバスタイム
出演:潮田玲子・池田信太郎
ナレーター:高橋みなみ(AKB48)

バドミントンファンの方はしっかりご覧頂き、視聴率を稼いで
TV局の方に

「おっ、バドミントンの番組は意外!?と視聴率獲れるな」

と思わせて、バドの番組をさらに増やしてもらいましょう!
しかし、僕が高校生の頃は、バドミントン選手がTV番組に出演
するなんて、夢のまた夢でした。
陣内貴美子さんが、プロ野球ニュースのキャスターで登場した時
には、大きな感慨にふけったものです。
願わくば、日本リーグの試合くらいは、TV中継してもらえると
嬉しいですね!
あっ、全日本シニアも(^^)


夏も近づいて参りました。枕草子では「夏は夜」のようですが
僕らの場合は、圧倒的に

「夏は海」

なのです。「7月の頃はさらなり」です。
今年も行きます日本海!今年も潜るよ海の底!
ということで、本日は泊りがけで行く日本海ツアーの壮行会という
ことで、メンバー二人と寝屋川で「決起集会」の運びとなりました

と言いながら、単なる飲み会に過ぎないのですが・・・
スポーツシュノーケリング、つまりスキンダイビングですので
飲み会中も、あまり呼吸しないように努めたいと思います!?

ではまた!
posted by まさやん at 13:51| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする