2012年05月28日

全国社会人クラブ試合結果報告

26日27日は、全国社会人クラブバドミントン個人戦でした。
会場は、和歌山ビッグホエールおよびビッグウェーブです。

真野くん号(ハリヤー)に7:20にピックアップしてもらい、幡野
さん、寺尾さんと4人で会場を目指しました。
お天気は上々で道路も空いており、和歌山までのドライブは快適
かつ順調でした。

ビッグホエールという会場も広くて綺麗でしたが、隣接している
ビッグウェーブというのが、竣工がこの3月4日とのことで、新築
の香り漂い、そして異常!?なほど天井が高い素晴らしい体育館
でした。(50歳以上の試合は全てこちらでやっていました)
和歌山では平成27年に国体があるとのことで、それに備えて新築
したとのことでした。

開会式で都道府県ごとに整列したのですが、僕の目の前に弓削さん
と川前さんが居られました。
川前・弓削というと、大阪はもとより全国でもかなり有名な超
強豪ペアです。
そして川前さんは、先日オリンピック代表に選ばれた川前直樹
選手のお父さんです。
今月号のバドマガに川前さんの記事も掲載されていましたので
お祝いの言葉とともに

「川前選手がみんなから慕われているのは、お父さんの教育が
良かったって書いてありましたね!さすがですね」

とお伝えしたら、川前さんは少しはにかみながらも嬉しそうに

「明石先生は良いことばっかり言ってくれるんですよねえ」

と、かなりテレておられました。

息子さんがオリンピック選手になるお父さんの嬉しさ・誇らしさ
というのはいかばかりなものでしょうか。想像もつかないほど
最高の気分なんだと思います。
川前さんは、息子さんの応援にロンドンに行かれるとのことです。
先日のトマス杯でも、佐藤・川前ペアは、中国のエースダブルス
カイユン・フーハイフェン組と23-25、18-21と大接戦を演じており
ました。
息子さんのご活躍は、日本バド界全員が期待していると思います。
本当におめでとうございます!

ちなみに僕は高校3年生時の川前選手に、大阪総合一般ダブルスで
ラブと2点で惨敗したことがあります・・・
その時、見市に

「おかんがやっても同じや」

とラブで負けた時の決まり文句でイジられた記憶があります・・・
のちのオリンピック選手になるスーパー高校生なので、いい話の
ネタになりました!?


話を戻します(^^;


26日(土)はダブルスで、シングルスは一回戦のみでしたので
僕はずっとヒマをもてあましておりましたが、知り合いの試合を
観戦&応援しておりました。

一緒に来た寺尾真野ペアは、40歳ダブルスに出場。
一回戦は真野くんがいつも一緒に練習している京都アンタラーの
田中さんペアでした。接戦ながらこれを何とか突破して、二回戦
は兵庫の長身ペア、橋本浜田組でした。

これは本当にいい勝負で、ファイナル後半まで競り合う緊張の
展開でしたが、最後に積極的にレシーブして前に詰めてきた
兵庫ペアが、大接戦を抜け出して、ファイナル19-21での勝利!
寺尾真野ペアは悔しい二回戦敗退となってしまったのでした。

非常に惜しい試合でしたが、最後の最後にどんどん前に詰めた
相手の積極性が、寺尾真野ペアのミスを誘って勝負どころでの
僅差を勝ちきったように思えました。
あのように緊迫した展開で、積極的・攻撃的になれたのは、とても
素晴らしいことだと思いました。

そして日曜のホワイトオークで一緒に練習している門野畑下ペア
ですが、これまた一回戦を突破して、二回戦(僕は見ていなかった
のですが)に第三シードの三重県ペアに完敗を喫したとのことで
した。

畑下は試合後かなり悔しそうにしていました。
大阪から奥さんも遠路はるばる和歌山まで応援に来られていたの
ですが、残念ながら優勝して祝勝会して急遽泊まり!の計画を
実行に移すことはできませんでした(^^;

試合後、畑下からは「ヤケ酒中」とのメールが入りました。
また「今回の負けは久しぶりに燃える」との勇ましいコメントが
書いてありましたので、この負けを機にまたさらに練習頑張ること
と思います。

この日の主役は何と言っても幡野野牧ペアでした!
参加人数が多い55歳ダブルスです。

幡野さんは試合開始前は、川前弓削ペアには全く自信のない様子で
表情も明らかに「そこでヤラれるだろう」という弱気な雰囲気を
にじみ出しておりました。
行きの車の中でも、幡野さんは

「受け(レシーブ)が鉄壁やからなあ。打っても全然決まらへん」

と自信のない発言を繰り返しておりました。
確かに実力的にも全国での実績的にも、川前弓削ペアの勝利を
疑う人は居ないと思われます。

しかし、幡野さんも野牧さんもシングルスを頑張っておられて
体力と動きには自信がありましたので、レシーブが鉄壁な川前弓削
ペアに、無理してスマッシュは打たず、クリヤーやロブでつないで
体力勝負を仕掛ける作戦に出たのです。

これが功を奏して、途中から疲れの色が見え始めた川前弓削ペアを
見てさらに作戦の確信を得て、ファイナルでの大金星(と言って
いいでしょう)を見事勝ち取ったのです!

これで波に乗った幡野野牧ペアは、続く準決勝も制し、初めての
決勝に進出しました。

決勝の相手がこれまた強豪の、地元和歌山で有名な田村中村ペア
でした。
前年まで3連覇しており、今回も当然の第一シードでした。
調べてみたら、田村中村ペアは2009年の全日本シニアで優勝されて
おりました!(55歳ダブルス)

この試合は途中から僕も観戦していました。
新築の広いビッグウェーブでただ一試合、この決勝だけがまるで
貸切のように行われておりました。

地元和歌山ペアを応援する人が大多数だったのですが、僕と石井
先輩と真野くんは、孤軍奮闘の形で高い位置の観客席から精一杯
拍手を繰り返して熱く応援していました。

田村中村ペアは、中村さんのスマッシュが、とても55歳とは思え
ないほど速くて切れがあり、かなりの決定力がありました。
基本的に上がったらまずスマッシュを叩き込んでいて、その体力
にも僕は感服してしまいました。

しかしパートナーの田村さんが連戦でかなり疲れておられた様子
で、幡野野牧ペアは田村さん狙いを軸に、長いラリーで粘る方針
を貫いていました。

これもファイナルにもつれ込む熱戦で、中村さんは最後まで強気に
スマッシュを連打していましたが、それを受け切って田村さん狙い
に徹した幡野野牧ペアが最後は突き放して、歓喜・殊勲の初優勝を
ゲットしたのでした!すごいです。おめでとうございます。
初優勝の瞬間だけを動画で撮りましたので、小さい映像ですが
掲載させて頂きます。雰囲気だけは分かるかな?

とても勝てなそうだった強豪2ペアを倒しての優勝だけに、これは
かなり価値が高い優勝だと思います。

幡野さんも相当喜んで上機嫌でした。試合直後の写真です。
満面の笑みですね。
DSCN3143.JPG
そしてやはり上機嫌の野牧さんです。
DSCN3144.JPG
その他の試合で盛り上がったのは、45歳ダブルス決勝でした。
これまたファイナルのデュースを繰り返す白熱の展開で、両ペア
とも、重圧に耐えながら気合満点で攻撃を繰り返していました。
両者マッチポイントを与えるピンチを凌ぎあいながら、最後に
抜け出た川北遠藤ペアが、嬉しい初優勝!

試合直後、川北くんに

「気合入りまくってたなあ!」

と声を掛けたら

「気合入れて引っ張っていかなあかんから」

と、気の優しい!?遠藤さんを気合でリードしていたと明かして
くれました。
試合直後の川北遠藤ペアの写真です。汗だくで上気した赤い顔に
熱戦の様子が伺えます。初優勝おめでとう!
DSCN3140.JPG
僕はと言うと、試合観戦は楽しかったのですが、基本的にとっても
ヒマをもてあましていましたので、観客席ではかなりの長い時間
惰眠をむさぼっておりました。
うとうとの睡眠だったので、何度か目を覚ましましたが、それは
自分のよだれの刺激が原因であったことを告白しておきます。
ここだけの話にしておいて下さい!?

夕方遅くにようやくシングルスの一回戦がコールされました。
待ちくたびれて、階段を下りていったら、ヨネックスのブースに
何と辻田(泰昌)さんが座っておられました!
辻田さんの職場は和歌山なのです。
ただ、土曜はジュニアの指導があるので来られないと伺っていた
のですが、思わぬ嬉しい再会を果たして、僕は背筋を伸ばして
挨拶させて頂きました。

「頑張ってや」

とエールを頂き、握手で元インカレ三冠王のパワーをおすそわけ
してもらったからには、僕はもう負けるはずはありません!?

僕の一回戦の相手は兵庫の友田さんという方でした。
優しい感じのおじさん(失礼)でしたが、ちょっと実力差が大きく
大差かつ余裕の勝利で、一回戦を難なく突破しました。
友田さんは、サーブがとても甘く、コートの半分くらいしか来て
いなかったので、僕は「これは何かの罠か?」と訝るくらいでした
!?

一回戦は、実は僕は自分の試合よりも、石井先輩の試合の方が
とても気になっておりました。

自分の試合を終えて、すぐに石井先輩vs武中さんのコートサイドに
移動して、じっと観戦しておりました。

先輩は頑張っておられましたが、武中さんもよく動って粘って
きたので、我慢しきれない形で先輩が凡ミスを連発してしまって
いました。
ラリー的には互角かと思って見ていたのですが、凡ミスの分だけ
点差がどうしても詰まらず、4〜5点差のまま最後まで推移して
そのまま武中さんが押し切りました。

勝ち上がって僕と準決勝をしよう!と切望されていた石井先輩は
敗戦が相当悔しかったようで、しばらくは体育館の壁にもたれて
へたり込んだように茫然と座ったままでした。
僕も安易に声をかけることができませんでした・・・

しかし残念ながら、試合ですので勝者がいれば敗者もいます。
この悔しさをバネにして、本当の目標である全日本シニアでは
凡ミスを減らして、少しでも上位に進まれることを期待しており
ます!

その他、幡野さん、家寿多さん、真野くんは何とか一回戦を勝利
して、明日の二回戦につなげました。



そして夜は当然の飲み会です!
幡野さんの優勝で興奮冷めやらぬ僕らは、祝勝会(勝とうが負け
ようが飲んでましたが)ということで、ホテルの近くの炉辺焼き
居酒屋「あぶら坊主」で、盛大にギン飲みすることにしました。

和歌山東急インは安くて良いホテルではありましたが、いかんせん
周りに飲み屋がありません。
このお店も、ホテルに向かう途中で発見しただけで、周囲は閑散と
しており、他に全く選択肢はない感じでした(^^;

一も二もなく「あぶら坊主」に決定し、そしてちょうど予約して
いたかのように、僕ら6人分のテーブルに座って、歓喜の乾杯を
声高らかに叫びました。
メンバーは幡野さん、家寿多さん、石井先輩、寺尾さん、真野くん
に僕の6人です。嬉しそうな乾杯の写真です!
DSCN3146.JPG
僕らの泊まったホテルには、偶然枚方殿一クラブのメンバーも
宿泊していました。
僕らは

「あのメンバーも絶対にこの店に来るで」

と予想していたら、果たしてその通り!
僕らの隣のテーブル席に案内されて、最終的には合流の飲み会と
なって、浴びるように飲みまくり、気がついたら午前様となり
かけていました。

僕はもう眠たかったので、熱いお茶を頼んでいたのですが、お茶が
なかなか運ばれてこないのに、ビールだけはどんどん持ってこら
れて、仕方なく僕もビールを飲んで、最後はフラフラになって
しまいました。
ちょっと写真を添付しますが、最終的にはグダグダの宴会でした。
DSCN3151.JPG
DSCN3152.JPG
解散後、千鳥足でホテルに戻り、得意のバタンキューで、電気も
エアコンもつけっぱなしで朝まで寝てしまいました・・・
このご時勢に節電できずにスミマセン(^^;


明けて翌日。ぐっすり寝たのでなんと朝5時半に目が覚めました。
ホテルのフロントにコーヒー無料サービスがあったので、僕は
フロントまで降りて、美味しいコーヒーをすすりながら、優雅に
新聞を熟読しました。はっきり白々しい写真です。
DSCN3160.JPG
ホテルの外に出てみたら、早朝の和歌山の道路は非常に閑散として
いて、ひんやりとした空気が美味しく、伸びをして深呼吸したら
なにか体中に元気がみなぎってくるような気がしました。
DSCN3154.JPG
DSCN3155.JPG
その後9Fのレストランで朝食です。よくあるビュッフェスタイル
でしたが結構クオリティが高く、美味しい食事についつい満腹に
なるまで料理をてんこ盛りにしてしまった僕でした。

9Fのレストランからは、朝日に映える和歌山城の天守閣が実に
綺麗に見えました。
DSCN3161.JPG
一泊朝食付きで4,600円は、感動的に安いホテルでした!

その後石井先輩の車でビッグホエールに向かいました。

朝一で、寺尾さんがミックス二回戦、第一シードとの対戦をして
いました。
相手は昨年優勝の第一シード、戎野小西ペア(徳島)です。

一進一退の好ゲームで、ファイナルにもつれこむ大熱戦でしたが
ショットの威力と安定度に勝る徳島ペアが逃げ切って勝利。
寺尾岸本ペアは惜しくも二回戦で散ることになってしまいました。

そしてシングルスです。

二回戦の山場は、真野くんVS田中さんの「同僚対決」でした。
この二人はいつも京都で練習をやっており、勝ったり負けたりの
好敵手だとのことでした。

二人に戦前に話しを聞きましたが、お互いに意識しまくっている
のが、ひしひしと感じられました。これはお互いに負けられない
戦いです!

僕は二回戦、兵庫梶本さんとの対戦を完勝で乗り切って、真野田中
対決を観戦しに観客席に移動しました。

この試合も息詰まるほどの熱戦で、ファイナルにもつれ込む接戦
でした。
お互いに息が上がり、体力的にも精神的にもキツい戦いでしたが
最後まで攻撃の姿勢を貫いた真野くんが逃げ切って、嬉しい嬉しい
勝利をもぎとりました!
実力イーブンの対決だったので、勝った真野君はかなり嬉しそうに
していました。勝利直後の満足げな真野君です。
DSCN3163.JPG
真野くんは残念ながらその次の高井さんには完敗でしたが、厳しい
戦いを勝ちきっての3位に、試合後の表情には充実感があふれて
いました。

僕の試合ですが、準決勝は石井先輩を一回戦で下した武中さんとの
対戦です。
武中さんと対戦するのは3回目で、過去2回は僕が勝っていました。
しかし、武中さんもその後精進してレベルアップされていますし
兵庫県でも優勝されてこの大会に来られているので、決して油断は
しないようにしました。

前回の対戦では、最初に慌てた僕が自滅気味に第一ゲームを落と
してしまっていたので、今回は慌てず焦らず、丁寧にラリーを
続けようという方針でした。

それでいながら、序盤に大きくリードを許してしまいましたが
徐々に追いつき、そして追い越し、第一ゲームを先取。
第二ゲームも11点は先に奪われてしまいましたが、決して焦らず
そこから無理気味に打ってきた武中さんのスマッシュを丁寧に
前に落として、それを拾えなかった武中さんを突き放し、21-15
くらいで2-0の完勝でした。

試合後真野くんに聞いたところによると、武中さんは僕との対戦時
には足を痛めていたそうですが、それをおしても

「正岡さんの球を受けたい」

とのことで、頑張って棄権せずに対戦してくれたことに感謝したい
と思います。どうもありがとうございました。また今後とも
よろしくお願いします!

そして決勝戦の相手は、反対の山で準決勝の井口さんとの接戦
(ファイナルでした)を制して勝ち上がった藤田さんでした。

何か最近は、ずっと決勝は藤田さんとばっかり戦っているような
気がします(^^;

ただ直前の熱戦で体力的に不利だった藤田さんは、いつもの
ような軽快な動きが影を潜め、また身体が動かないので凡ミスも
多く、一方、決勝まで楽をさせて頂いた僕は疲れもあまりなくて
ただ基本的につないでいただけでしたが、藤田さんが先にミスる
展開となり、2-0での完勝での優勝となったのでした。
これで昨年に続いて連覇です。

しかし、幡野さんの激戦での優勝や、真野くんの大熱戦での勝利と
違って、楽に勝たせてもらった僕は、優勝していながらも何か
少し寂しい感じがしていたのでした・・・ぜいたくでしょうか?

あっ、忘れてはいけなかった!
この試合で懐かしい再会があったのです。

栗ちゃん(栗原裕司)の高校同級生で、兵庫でバドやっている
佐々木誠くんと、会場で笑顔の再会を果たしたのです。
DSCN3132.JPG
佐々木くんと始めて会ったのは、3年前の全日本シニアin福島の時
でした。
佐々木くんは、その大会で35歳シングルスに出場しておりましたが
試合を優位に進めておりながら、足首の捻挫(後で骨折と判明)で
無念の棄権という悲しい結果に終わったのでした。
その時撮った写真がありました!応急処置by上地さんでした。
NEC_0184.JPG
その後順調に回復し、今回も40歳シングルスで順当に決勝まで
進んでおりました。
決勝では、真野くんを下した高井さんに押し切られていましたが
元気に動き回る姿を見て、何か少し嬉しい気持ちになりました。
佐々木くんとメアド&電話番号の交換をして、今度一緒に練習を
しましょうと約束を交わして、その際には岐阜から栗ちゃんも
呼びつけよう!?ということになりました(最後はうそ)

二日目は日の高いうちに終わり、僕らは汗ばむくらいの陽気の中
戦場であるビッグホエールを後にしました。
最後に、みんなで写真撮影をしました。
DSCN3164.JPG
駐車場で石井先輩と別れ、僕らの向かった先はコンビニでした。
そう!去年から真野君と約束していた通りに、今年の試合の帰りは
真野君の運転で、僕は車内でビール飲みます、ということになって
いたのでした。

去年のこの大会では、真野くんは僕の親父が勧めるに任せて
小田原のデニーズで、生中(大)を3杯ゴクゴクと飲み干して
いました。

それにリベンジ!?すべく、僕は缶ビール500mlを2本と、缶
チューハイ350mlを1本買い、幡野さんと寺尾さんも、缶ビール
500ml 1缶ずつ買って、一応真野くんが不憫だったので、真野くん
にはノンアルコールビールを1缶僕が買ってあげて、まだ真昼間と
言えるくらいの明るいうちから、4人で高らかに乾杯の発声を
大きな声であげたのでした!

HIWAKAIとしては、幡野さんがダブルス優勝!シングルス3位。
真野くんもシングルス3位。そして僕は優勝(連覇)ということで
みな結果を残せて充実した大会になったと思います。

寺尾さんも、賞状こそゲットできませんでしたが、試合では随所に
良いショット、いいプレーをされていて、負けた試合も紙一重で
あったのではないかと思います。
このまま精進を続けていけば、賞状ゲットも時間の問題かと思い
ました。今後とも一緒に頑張っていきましょう!

楽しいイベントは、待ち遠しかった割りには過ぎ去るのは本当に
早いものです・・・
こういうイベントは、定期的に入れていきたいものですね。
日々の励みになりますので。

次回の試合は6月9日(土)、10日(日)の大阪総合です。
僕はダブルス・シングルスとも45歳の部に出場します。
昨年は単複優勝しておりましたので、今年は連覇がかかります。
二冠での連覇はちょっとカッコいいと思いますので、いつもの通り
頑張っちゃう予定です。

あっ、その前にとても大事な予定が・・・

明日5月29日は、僕の47回目の誕生日なのでした(^^)
普段コメント頂けない方々も、誕生日のお祝いコメントは頂けるん
じゃないかな〜と淡い期待をしております。

しかし、47歳かぁ・・・もう相当エエ歳ですね(^^;
これからの目標は

「アンチエイジング」

でいきます!?目標がすでにヤバいですよね・・・
しかしこれからも、初対面の人に年齢を聞かれて

「え〜!マジですか?絶対若いっすよ〜」

と社交辞令でも言ってもらえる外見作りに精を出していきたいと
思います!?

ではまた!
posted by まさやん at 22:26| 大阪 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月23日

クルム伊達公子さんの話

日曜は守口市総体バドミントン大会でした。
僕は、守口市とはぐっさんの絡みでは猛烈に関係がありますが
今回出場させて頂いたのは、いつも日曜に練習させて頂いている
ホワイトオークの蔭西さんからのお誘いなのでした。
(お声がけ頂いた肝心の蔭西さんは不参加でしたが・・・)

ダブルスに出場したかったところなのですが、あいにくパートナー
が都合つかなかったため、僕は果敢にも!?シングルスのみの
出場となったのでした。

守口市総体は、ダブルスは年齢別なのですが、シングルスは何故か
年齢制限がないのです!
おそらくは、僕以外のシングルス参加者はみな20代のところに
一人ダントツに年配の(^^;46歳が出場するというのは、一種の
チャレンジでした。ワイルドだろぅ?
と言いながら、気分的にはほぼ「親睦」なのでした。

シングルスは3つのブロックに分かれて、そのブロックで1位の人が
決勝トーナメントに進めるという方式でした。

僕のブロックはB。3人の箱なので2勝すれば勝ち上がれます。

最初の対戦相手は、佐野さんという若い(って僕以外はみんな
若い・・・)小柄な、そしてとても真面目そうな方でした。

試合は朝一なので、僕は気分的にはできるだけ長くラリーを続けて
身体をほぐして運動量を稼ぐことに主眼を置いていました。

その方針通りに、僕はできる限りの長いラリーを心がけ、相手の
甘く返ってきたクリヤーも、スマッシュを打つことなく、また
クリヤーでつないで、できるだけ汗をかきたかったのです。

佐野さんは、とても頑張って僕のショットに食らい付いてきました
僕の打つショットは、佐野さんにはとても効いていたように思え
たのですが、佐野さんはそれを何とか頑張って拾ってつないで
くるのです!

なので、必然的にラリーは長くなり、僕の思惑通りの展開になった
のですが、佐野さん的には相当体力を消耗していたようで、試合の
途中から、明らかに肩で息をして、途中で腰を折ってへばっている
のが手に取るように分かりました。

しかし冷酷にも僕の方針は変わらず、頑張る佐野さんをよそに
決めてあげない!?長〜いラリーで、佐野さんを死亡寸前にまで
追い込んでしまったのでした・・・(^^;
佐野さん、すみませんでしたm(_ _)m

ということで、初戦は2-0で勝利!

次の相手は、吉岡くんというasというクラブの若手です。

吉岡くんは、以前水曜日に寝屋川のアプリコットというクラブに
練習に数回お邪魔した際、何度か対戦したことがありました。
朗らかで素直で気のいい若者です(^^)

吉岡くんは試合前に

「勝ちますよ!」

と、笑顔で僕に勝利宣言をしてきました。

僕も笑顔で

「負けへんぞ〜」

と軽く返しました。

試合をしてみると、吉岡くんは佐野さんよりは明らかにショットが
強かったと思います。
佐野さんはほとんどスマッシュがありませんでしたが、吉岡くんは
上がった球はほぼスマッシュで、そしてそのスマッシュも身体の
回転を調節して、ストレートとクロスを相手に悟られないように
打っている工夫が見られました。

しかし、いかんせんミスが非常に多かったのと、僕のいかがわしい
ネット前のフェイントが劇的に効きまくったため、点数的には
初戦の佐野さんと同じくらいの、半分くらいの点数で2-0の勝利と
なりました。

つまり僕は2勝して、決勝トーナメントに進出しました。

決勝トーナメントの組み合わせは、3人によるあみだくじでした。
くじの結果、Aブロックの勝者、増子さんがシードとなり、その
時点で増子さんの準優勝以上が確定しました。

そのシード下に、僕と、Cブロックの勝者、田渕くんが入りました。
準決勝は僕と田渕くんという、好カードの対戦が実現しました。
(自分で言うなって・・・)

田渕くんは、此花学院出身で、社会人クラブのasというチームの
代表です。
大阪社会人個人戦でも、一般の部で常に上位に進出している
シングルスの強豪です。

今までにダブルスでしか対戦したことはありませんが、シングルス
では、どうみても分が悪い対戦です・・・(^^;

しかし、やる前から弱気になるわけには参りません!
僕は一応勝つつもりで、最初から最後まで攻めまくって意地を
見せようと思って対戦しました。

ちょうどその試合が始まる直前に、畑下夫婦も観戦に来ました。
僕の試合をコートサイドでかぶりつきで見てました(^^;

僕の方針は基本的に「オールスマッシュ」でした。
つないでいったら、若くてパワーも技術もある田渕くんには到底
敵わないと思ったからです。

その攻撃が功を奏して、中盤までは一進一退で進行しました。
しかし、やはり若さとパワーに勝る田渕くんが、随所に厳しい
クロス系の球を決めてきて、僕はそれを拾いきれず、健闘空しく
0-2での敗北となってしまったのでした。

しかし、僕も勝つつもりで一生懸命果敢に攻撃したし、何本か
エースショットもあったし、何本か追い込んだショットもあった
ので、負けはしましたが内容的にはそれほどの不満はありません
でした。

その後の決勝では、完全に余裕しゃくしゃくの田渕くんが、頑張る
増子さんを翻弄しまくって(増子さんが可哀想なくらいでした)
大差で余裕の優勝を飾りました。

増子さんも決して弱いわけではないのですが、いかんせん実力差が
大きすぎました。
シングルス1〜3位の写真です。
結果に関わらず、僕はいい笑顔ですねぇ(^^)
20120520_result_S_L.jpg
ダブルスは、年代別に寺尾真野ペアが出場しました。
決勝までは順当に勝ち上がり、決勝はかつての強豪(すみません)
守口市バドミントン界の重鎮、木田山本ペアとの対戦でした。

木田くんは、元々はホワイトオークのレギュラーメンバーでしたが
お子さんが1歳半とということで、家族サービス重視のために
最近は全く練習に来られず、練習自体、週一回しかできないという
練習不足の状態なんだそうです。

また山本くん(守口市バドミントン協会副会長です!)も同様に
十分な練習ができず、木田山本ペアは強いダブルスなのですが
今年は大阪総合にも出場しないとのことで、今年一年は試合参加も
見送りだとの話でした。もったいないですねぇ・・・

となると、練習量豊富な寺尾真野ペア有利か?と思われましたが
第一ゲームこそ大接戦ながら、第二ゲームに入って、真野くんの
レシーブが粗いという致命的な欠点に気づいた木田山本ペアが
集中的に真野くんにスマッシュを集め、それを返しきれないため
あれよあれよと言う間に、大差のスコアにて寺尾真野が完敗。
決勝は、今ひとつ盛り上がりに欠ける展開で、木田山本ペアの
完勝となったのでした。
20120520_result_MB_L.jpg
試合後、空いているコートで、寺尾真野ペアと、僕・中山くんと
いう若手でダブルスをしました。
僕らが2-1で勝利して、寺尾真野ペアにとどめの一撃を加えておき
ました(^^)

寺尾さん、真野くんとの記念撮影です。
DSCN3090.JPG
そして今回お世話になった守口市バドミントン協会の役員の方々です。
後列左から二番目、手に参加賞のグリップテープを持っているのが
今年度から新会長となった南出さんです。
いつもホワイトオークで一緒に練習させて頂いております。
DSCN3091.JPG
試合後は軽めの反省会をしました。あまり反省しなかったように
記憶しています!?

今回の試合は、週末の全日本社会人クラブ個人戦の練習という
ことにしておきます。
45歳台では、田渕くんのような厳しい攻撃をしてくる人は皆無だと
思いますので、週末は余裕を持って戦いたいと思います。

今回は土曜泊でホテルを予約していますが、シングルス一回戦は
土曜日の夕方に実施されます。
これに負けてしまうと、翌日することがなくなりながら泊まる
という事態が勃発してしまいます(^^;
それだけは避けたいので頑張りますが、もし負けたら思いっ切り
夜にハジケることになるのは、現時点で確定的です!?
勝っても結局ハジケてしまいそうですが・・・



ではバドの話。

<クルム伊達公子さんの話>

クルム伊達公子さん、というのは長くて言いにくいので単に伊達
さんと言わせてもらいますが、今日、本屋さんで伊達さんの本を
読みました。(「進化する強さ」ポプラ社)
とても良いことが書いてある内容でしたので、購入しようかと
一瞬思いましたが、書いてある分量的には少なかったので、僕は
立ち読みで読破することにしました・・・(本屋さんすみません)

そこで心に残った事を二つ紹介します。

1)本気で戦わないのは、負けているのと同じ
  これは競争の重要性を説いていました。
  最近は、運動会などで順位をつけないということがたまに
  あるそうなのですが、そのようにすることは、頑張っている
  人のモチベーションも殺がれ、また負けた人にしても、次は
  頑張るぞ!という意欲を持てなくなるので、みな平等的な
  環境は、人々の本気を損なっているのではないかというお話
  でした。
  好むと好まざるにかかわらず、この世の中には常に競争が
  存在しています。
  そして当然ながら、競争にはみな負けるよりは勝ちたいのです
  逆説的ですが、勝ち負けが重要なのではなくて、勝つ喜びを
  知り、そして負けてしまっても、それを努力で克服して実力を
  磨き、次にまたチャレンジすることの大切さを伊達さんは
  語ってくれているのだと思いました。
  頑張って負けることは決して悪いことではありません。
  そうではなく、どうせ勝てないからと最初から諦めて、自ら
  勝利の可能性を放棄して、自分の実力を出し切ることなく
  負けてしまうことを強く戒めているのだと思います。

2)ライジングショットについて
  伊達さん=ライジングショット、というのは有名な話です。
  ライジングショット、というのは、テニスにおける高度な
  打法です。
  テニスでは、一旦バウンドした球が再度地面に落ちかかる
  タイミングで打つのが一般的な打法です。
  ところが、伊達さんの場合は、ライジング、つまり球が
  バウンドした跳ね上がるすぐのところでヒットするのです。
  野球で言えばショートバウンド。ここで球を捕らえるのは
  普通の人が打つポイントより1.4m前、0.1秒速くしなければ
  ならないそうです。
  技術的には非常に難しいショットなのですが、伊達さんいわく

  「ライジングで打つことによって、それが相手の時間を奪う
  ことになる」

  とのことでした。
  いつものタイミングで返球されることを想定している相手は
  伊達さんのライジングショットを受けると、速い返球に面
  食らってしまうそうです。
  これはバドミントンにも通じる考え方だと思います。
  ダブルスのような速い展開のラリーにおいて、速い対応に
  よって、相手の反応する時間を奪う、という考え方はとても
  重要だと思います。

2011年全英オープンで、芝の女王ヴィーナスウィリアムスと
大接戦の末に惜しくも敗退した試合は、皆さんも記憶に新しいと
思います。
伊達さんの速いサービスリターンで、ヴィーナスの動揺を誘い
あわや勝利か?というところまで強豪を追い込んだのは、本当に
価値があり賞賛に値すると思います。
この試合を見ていた往年の名選手マッケンローやナブラチロワは
試合後、伊達さんに最大級の賛辞の言葉をかけたそうです。

伊達さんは、もちろん世界のトップクラスの選手でした。
自己最高位は、世界ランク4位でした。
しかし、今日現在の年齢は41歳です!
引退して、現役復帰したのは、今から4年前、37歳の時なのです!

伊達さんの背中を押したのは、旦那さんのミハエルクルムさんで
あることは間違いありません。
しかし41歳という年で、大好きなテニスにまた一生懸命打ち込んで
そして結果を残していて、さらに進化を実感しているという驚愕の
事実は、我々にもとても大きな影響を与えてくれていると思います

信じられないことですが、伊達さんのフィジカルは現役時代より
上なんだそうです!
また精神的にも余裕が出たとのことで、何と41歳の今のほうが
現役時代より総合的には強くなっているようなのです!!!
それは考えられないくらい素晴らしいことです。

我々は決して世界のトップクラスの選手などではありませんし
現役時代を振り返っても、自己ベストまで成長し尽くしたと
胸を張って言える人はそんなに多くないと思います。

それよりも、まだまだ改善できる(すべき)点は、山のように
ある人の方が圧倒的に多いと思うのです。

伊達さんほどのストイックな姿勢は真似できないにしても、彼女の
いつまでも挑戦し続ける姿勢は、我々も是非とも参考すべきでは
ないでしょうか?

ただ「上手くなりたい!」というだけの漠然とした思いだけでは
なかなか上達の速度は速くないと思います。
やはり自分の問題点、欠点、課題を見出して、それを反復練習に
よって改善していく姿勢が、上達には必要不可欠なんだと思います

伊達さんの41歳など、僕から見たら「若い」です!?
そして、55歳や60歳の方でも、一つポイントを改善できれば
その部分については「上達した」と言えるはずです。

劇的な上達でなくとも、ワンポイントだけでも上達を目指して
日々の練習に取り組んでいってもらいたいものです。

***************************

今日は地元の小学校で、和気あいあいとプレーされている同じ
マンションのメンバーの方々と練習をしてきました。

レベル的には寝屋川市で3部くらいの、初級者ぞろいなのですが
それでもみな、上達したい!という意欲は満ち溢れているのです。

このレベルの方々には、改善ポイントが山ほどもあります!
別の言い方をすれば、それだけ上達できる余地・伸びしろがあると
いうことなのです。

僕が教えることで、ここの皆さんが少しでもワンポイントでも
上達されて、練習や試合で、今までできなかったことができる
ようになって、今まで敵わなかった相手に接戦したり勝ったり
することができれば僕も本望です。

僕のコーチング活動の勉強の場としても、この火曜日の練習は
継続してお邪魔させて頂きたいと思っております。

そして寝屋川市民大会で、この方々が3部で賞状をゲットできる
ように、辛抱強く丁寧にコーチしていきたいと思っています。

見事賞状をゲットできたアカツキには、はこべ貸し切りで大宴会
ですかね(^^)
その際には、家寿多さんにも来てもらおうっと!?

ではまた!
posted by まさやん at 00:14| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

ショートサーブ時の姿勢

一昨日、昨日は松山〜高松に出張でした。

車での移動なのですが、運転はずっと僕なのです。
僕が一番年下だから?そうではありません。他人の運転に乗って
いるより、自分が運転している方が安心できるからです。

結構僕が傲慢なのかもしれませんが、明らかに僕より運転が上手い
と思える人でなければ、他人の運転に乗っているのは怖いのです。

特に車線変更などでスピーディーにできないような人や、車庫入れ
をチャチャッとできないような人の運転だと、つまりその人は
運転中の余裕もなければ、技術も低いのでは?と心配してしまって
安心して乗って居られないのです(^^;

そうやってビクビクして乗っているよりは、自分自身が運転して
いる方が確実に安心できるので、車での出張の時は必ず僕が一人で
ずっと運転しているのです。

かと言って他人の運転に乗りながら、横からあれこれいちいち口を
出すのもマナー違反だと思います。
その人の運転を信用していないということに他なりませんので。
なので僕は自分で運転するというわけです。

しかし、今回の出張で会社の先輩が助手席だったのですが、この
人が運転中に非常にあれこれ注意を喚起するのです!

「左から自転車来てるよ」
「前に人が歩いてる」
「左はオーライオーライ。車来てません」
「今だ。ゴー!」

といちいち何かにつけて運転手の僕に伝えてくるので、ものすごく
イライラしてしまうのです!

もちろん、その人は厚意で運転手である僕に気を遣ってくれている
のだとは思います。
しかし、僕のような完全な大人(46歳ですよ!)が気をつけて
運転しているところを、横から何かある度にあれこれいちいち
指摘されるのは、その方には悪いけど異常にイライラしました!
その人が言うことなど、全て認識しているに決まっています。
だって、目の前に歩いている人のことまで言うんですからね。

あれは完全にマナー違反だと思います。
例えば、その人が運転している時に、僕がおんなじように
何かにつけて全てあれこれ話したら、絶対に鬱陶しいと思います。

僕が明らかに危なっかしい運転をしているならともかく、どう
見ても安全運転をしているところに、そのようにおせっかいを
されるので、僕は危うく文句を言いそうになりました。

まあ、どこまで言ってもその人は、純粋に厚意で伝えてくれている
のは分かっていますので、僕はイライラしながらも必死で!?
耐えました。

しかし、あまりそのように度を過ぎて指摘するのは、はっきり
気ぃ悪いですね・・・
次回もそうだったら絶対に文句言います(^^;

という不満は置いといて・・・(あ〜スッキリした)



皆さんは「東京ラブストーリー」って知っていますか?
有名なトレンディドラマなので、ご存知の方も多いと思いますが
なんともう20年も前のドラマです。

僕はリアルタイムで見ていたわけではありませんが、友達が
いたく感動して、このドラマを全部録画していたのを借りて見て
例に漏れず僕も非常にハマッてしまったのでした。

主人公の一人であるカンチは、愛媛県出身の設定でした。
赤名リカが、カンチのふるさとを訪ねて、とある駅で待ち合わせを
していたのですが、リカが待ち合わせの時間より少し先に来て
ハンカチに

「バイバイ、カンチ」

と書いて、そのハンカチをプラットフォームの鉄柵に結び付けて
カンチに別れを告げる、そしてリカはカンチとの日々を思い出し
車内で号泣する、という悲しく切ない名場面なのですが、その
ロケ地である駅に立ち寄ってきたのです!

その駅の名は「梅津寺」。うめつでら、ではありません。
ばいしんじ、なのです。伊予鉄道 高浜線の駅です。

この駅は、松山から少し北西に位置しており、駅のすぐ横が海
という、ロケーション的に素晴らしい環境にあります。

僕はこのシーンは強烈に覚えていましたが、それがこの梅津寺駅
だということは知らず、後輩に駅名を教えてもらっていて、いつか
そこに行ってみたいと思いながら、なかなか実現せずにいたの
でした。

会社の部下が松山観光港から広島に移動するので、そこに車で
送っていく途中、ナビを見たらこの「梅津寺駅」が目に飛び込んで
きたのです!

僕は突然興奮して、同乗者に

「ここ寄ってもいいですか?」

と半ば強引かつ強制的にドライバーの特権で、かねてからいつかは
行きたかったこの駅に向かったのでした。

きっぷ売り場で入場券を買い、感動のポイントに到達した僕は
興奮で心臓がバクバクしていました。
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リカがハンカチを結んだ場所には、観光客が結んだハンカチが
たくさん風になびいていました。
2012-05-15 16.56.24.jpg
そこの駅員さんに話を伺いましたが、その駅員さんは、なんと
20年前のロケ当時からそこの駅員をやっておられたそうなのです!

やはり当時は人気のドラマだったので、その駅を訪れる人が
後を絶たなかったとのことでした。
さすがに今では完全に閑散としていましたが・・・

そうして駅員さんと話していたら、向こうから優しそうな地元の
おばさんが、可愛い犬を散歩してこちらに向かってきました。
犬種はシュナウザー。駅員さんにとてもなついていて、駅員さんが
「お手!」とやると、従順にすぐ前足を差し出すのです。
2012-05-15 16.59.51.jpg
ずいぶん慣れているなあと感心していたら、飼い主のおばさんが

「毎日このコースを散歩して、ここの駅員さんにビーフジャーキー
をもらうのが日課になっているんですよ」

とのことなのでした。な〜んだ。エサで手なずけていたんですね。

短いひと時でしたが、大変興奮して、そしてとてもなごやかに
癒された貴重な時間でした。

ちなみに「東京ラブストーリー」で出てきたカンチの中学校は
なんとうちの親父の母校なのでした!(久万中学校)
親父にはそんなロマンス、なかったんだろうなぁ・・・
そんな話、聞いてもいないけど(^^;


ではバドの話。

ショートサーブ時の姿勢

ダブルスにおいて、サービスからの最初の数ラリーはとても重要
です。
そこで点数が非常によく動くからです。

ラリーポイントになりミス即1点となってからは、さらに重要度
は増したのではないでしょうか。

ショートサーブは、相手もスキあらばプッシュしてやろうと虎視
耽々と狙っておりますし、ラケットを上げてこちらを威圧してきて
いますので、浮かしてはいけないと思うと打つ方としては、結構
プレッシャーが掛かります。

デリケートなショットだけに、心の状態がもろに手先に伝わって
ありえないくらいに浮いてしまったり、またネットの中段に掛けて
しまうようなミスをしてしまうことも多々見かけます。

しかし考えようによっては、サービスというのは、誰にも直接的
には邪魔されず、100%自分のペースで打てるショットなのです。
ちょうど、ゴルフのティーショットに似ていますね。

ところがそこで結構ミスが多いと思います。
アウトになるとか、ネットに引っかかるとか、直接的なミスに
加えて、ちょっと浮くのも同じくミスの部類に分類されます。

その原因は、上記の通りまずは精神的な部分です。
ネットから浮かせてはいけない、相手はちょっとでも浮いたら
ぶっ叩いてやる!と闘志満々で構えているところに打ちますので
ある程度はプレッシャーはあって当然です。そのプレッシャーを
はね飛ばして、落ち着いてショートを打たなければならないのです

しかしもう一つの原因があります。それは

「フォームが狂っている」

のです。

これも相手からのプレッシャーなのでしょうが、落ち着きを失って
しまっているため、いつもとフォームが若干違うのです。
少し、身体が前傾気味だとか、ラケット面を真っ直ぐ押し出して
いないとか、シャトルを持つ左腕がいつもより縮こまっているとか
・・・

ショートサーブを浮かさずに入れるのは、技術的にはそれほど
難しいことではないと思います。
ラケットの前にシャトルを構えて、そのまま前に押し出すだけ。
極端に言うと、ただそれだけですので。
動作も非常にシンプルなので、本来上手く打てて当然だとさえ
思います。

そこが上手くできないのは、精神的なことがまずは大きな原因
だと思いますが、フォームが崩れているために、ミスしてしまう
ということも、大きな要因だと思います。

それを避けるためには、まずは自分の打つサーブに自信を持って

「浮きさえしなければ絶対に叩かれないんだ」

と気持ちを落ち着けて、普段通りの気持ちで堂々と恐れずにやれば
普段通りのフォームで打てるでしょうし、それゆえに成功率も
上がりミスも減ることになると思います。

こんなことを言うと元も子もないですが、サーブをプッシュされた
としても命まで取られるわけでも、給料が下がるわけでも、彼女
からフラれるわけでもありません!?
その程度のことでビビるのは止めて

「叩けるもんなら叩いてみぃや!」

と開き直って打てば、きっとナイスサーブになることと思います。

自信を持つことは、どんなことでも良いことです。
いかにレシーバーの顔が怖かったとしても!?顔で打つのでは
ないので、自らのサーブに集中して打てば、きっとネットから
浮かないサーブが打てて、サーブの名手と噂される日も近い!?
と思いますよ。

***************************

感動と興奮のロケ地訪問から、僕らは次なる目的地、高松に移動
しました。

高松と言えば「うどん」です。
前回の昼食が、油ぎった煙が充満した「武内食堂」でしたので
今回はおいしい讃岐うどんを食べようと思っておりました。

しかしながら、待ち合わせの時間まで殆ど余裕がなく、時間に
間に合うためには、近いところで食事をしなければならない状況
に追い込まれていました。

そこで我々の取った行動は・・・?

「武内食堂アゲイン」

なのでした(^^;

正直、相当な抵抗がありましたが、一緒に行ったメンバーはそこで
食べたことがない人たちでしたので、その人たちのことを思って
甘んじてそのギトギトのお店に再挑戦することになったのです。

以前書いた通り、そこのメニューは3種類しかありません。

*かしわバター
*かしわカレー
*焼肉

かしわバターは以前食べていたので、違うメニューを、という
ことで、僕は今度は「かしわカレー」を攻めてみることにしました

かしわバターが、バターで炒めた鶏肉を、どんぶりご飯の上に
乗せたメニューだったので、僕の予想は、かしわバターにカレー味
がついているどんぶりだろうと思っていましたが、見事に予想は
外れ・・・
普通のカレーで、肉が炒めた鶏肉だというだけの話なのでした。
2012-05-16 11.29.54.jpg
そこの店に居ると、油分豊富な煙にまかれ、全身が油の臭いに
やられてしまうので、僕はかしわカレーを飲み物かのように
口に運んでは飲み込み飲み込みして、わずか数分で完食!
避難して逃げ出すように、その店内から道を挟んで反対側まで
距離を置いたのでした。
外から見る武内食堂の店内は、生きながらにして燻されている
人間燻製場のように見えなくもありませんでした!?
スーツを早くクリーニングしなきゃ・・・

そして一仕事終え、まだかしわカレーで満腹感から解放されない
胃袋に、さらに讃岐うどんを詰め込むことになってしまいました。

先ほどの「同乗中に厚意からおせっかいになる人」が、高松で
うどんを食べるのが初めてだったそうなので、かの有名な

「松下製麺所」

にお連れしたのでした。
2012-05-16 16.51.08.jpg
お店に入ったのは16:30くらいでしたが、うどんは5玉程残って
おりました。
これがおうどんの写真です。
2012-05-16 16.46.50.jpg
ここの特徴は、麺自体に味がついているシコシコのおうどんなの
ですが、さすがに残りの5玉は少し水分が抜けてしまっていて
いつもの絶妙なモチモチ感には欠けていました。

それでも美味しいだしと天カスの味が絶妙な旨みをかもし出して
いて、その先輩も「だしと天カスのハーモニーは美味しかった」
との感想を頂いたのでした。

ということで、最近はグルメブログ化しつつあるまさやんのバド
ブログでした。



既報の通り、5月26〜27日和歌山にて実施の全国社会人クラブ
個人戦は、先般組み合わせが発表となりました。

僕は45歳シングルスのみのエントリーです。
昨年優勝しているので、僕は栄光の第一シードでした!
そして何と、僕側の山に親愛なる石井先輩from長野県駒ヶ根市が
居られるのでした。

石井先輩は、長野県から唯一の代表となり、遠路はるばる駒ヶ根
から和歌山まで車で移動されるのです。

そして石井先輩の対戦相手は・・・何と兵庫の武中さんでした!
武中さんは、僕のブログの読者さんでもありますが、僕も過去に
2回対戦しておりました。(全日本シニア一回戦、近畿社会人
二回戦)

武中さんには申し訳ないですが、石井先輩には武中さん情報を
あますところなくメールで伝えてしまっております(^^;
と言いながら、全然大した情報ではないのですが・・・

僕の予想としては接戦になると思います。
自分の試合より、そちらの方が気になるかも!?

いずれにしても、泊まりでの遠征は楽しみです!
早くお店を探しておかなきゃ・・・

ではまた。
posted by まさやん at 00:18| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月12日

Hiwakai復帰プチ企画・・・!?

僕と見市のプチ企画とは・・・?

これです(^^;お恥ずかしい・・・
DSCN3085.JPG
Photo by 某一流企業の方

見市がハワイで買ってきてくれた「Waikiki beach boys」と背面
に書いてるお揃いのTシャツで、2年ぶりの復帰を無敗で飾ったの
でした。

事前の打ち合わせでは、体育館に一緒に入る時に、このTシャツで
登場しようと話していましたが、僕の到着が遅れてしまったので
見市は何とプレーしながら、下は短パン、上は上着(Tシャツを
隠すため)という明らかに不自然ないでたちで、僕の登場を待って
いたのでした。

そしていよいよお披露目!と、若干照れながら二人同時に上着を
脱いだ割には、大したリアクションも得られず、恥ずかしさだけ
が先行したプチ企画なのでした。

しかし正式に復帰して最初の練習でしたが、何の違和感もなく
すぐに溶け込むことができました。

これからしばらく試合が続きます。
5/20 守口市民大会
5/26〜27 全国社会人クラブ個人戦(和歌山)
6/9〜10 大阪総合

もちろん全て優勝目指して頑張っていきますので、応援よろしく
お願いします!

ではまた!
posted by まさやん at 23:45| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネットすれすれに来る球には細心の注意を

皆さんに報告です。

僕はチームを移籍しました。

2年ほどお世話になった畷シャトルズから、なんとHIWAKAI(元
飛羽会)に復帰することになったのです。
今週月曜日に正式に決まりました。

見市と僕がHIWAKAIを辞めた理由は以前書いた通りですが、その
大もとの理由が今では無くなってしまったので、それならが僕らが
復帰してももういいんじゃないか、という考えです。

畷シャトルズにもお世話になりましたが、練習も盛り上げてきて
また8部から6部への昇格にも一役買い、そして畷シャトルズの背面
をしょって、幾度か試合で結果を残してきましたので、僕としては
畷シャトルズには貢献したということはあっても、決して疎まれる
ような存在ではなかったと信じております。

僕の今後のバド人生を考えると、毎週練習があるHIWAKAIの方が
ありがたく、またメンバー的にも豊富で、バド上達を目指して
公式戦にも挑戦する気概のあるチームの方がベターであろうという
考えなのです。

ただ、決して畷シャトルズとは喧嘩別れした訳でも「決別」した
わけでもありませんので、今後も場合によっては練習に参加させて
頂くこともあるでしょうし、また親愛なる橋本会長の要請があれば
「準四条畷市民」として、講習会や団体戦などには前向きに協力
させて頂きたいとは思っております。

ということで、畷シャトルズの方々には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
また正式にご挨拶は直接させて頂きます。

畷シャトルズ準レギュラーの寺尾さん、合田さん、小塚さん。
今後練習に参加される際には、少し目的地をずらして!?寝屋川
市民体育館の方にお越し下さい。
引き続きの参加をお待ちしていますよ!

そしてHIWAKAIの皆さん。これからまたお世話になります。
見市と僕とで、またHIWAKAIを以前のように盛り上げていきます。
今後ともよろしくお願いします。

時系列が前後しますが、GWの最後の土曜日は、既報の通り、かつて
の盟友である栗ちゃんこと栗原裕司が、単身赴任中の岐阜から
家族の住む大阪に一時帰省しておりましたので、一緒に練習して
飲むことになっておりました。
その練習場所が、ほかならぬHIWAKAIでした!

飲み会がセットということで、自宅香里園からチャリで寝屋川の
体育館まで行きました。
また久しぶりの参加ということもあり、若干の緊張感・アウェー感
を感じつつ、早めに行った方が良かろうということで、10分前には
懐かしの寝屋川市民体育館に到着していました。
HIWAKAI退会以来、一歩も足を踏み入れておりませんでしたので
ああ、こんな感じやったなあ、と軽い感慨に浸っておりました。

体育館はあまり変わってはおりませんでしたが、館内に流れる
練習終わりを告げる音楽が、異常な程に大音量でけたたましくて
僕は久々に来たことも忘れて、すんでのところで係員に苦情を
言おうかと思いました(^^;

体育館は昔のままでしたが、一つ大きく変わっていることがあり
ました。

フロア奥の壁上部に、空調の吹き出し口が数十個も丸い口を開けて
設置されており(土管の輪を連ねて横に並べた形)あれが一斉に
作動して空気を放出させたら、とてもバドミントンはできない
だろうなあと、バドミントン的にはちょっともう少し設置場所を
考えて欲しかったですねえ・・・

緊張のまさやん再登場は・・・案ずるより産むが易し。
みな何事もなかったように、笑顔で温かく迎えてくれたのでした。

僕らが居た当時から、メンバーは若手が少し変わっていましたが
重鎮や運営係のお歴々の懐かしい顔は変わらず、僕らが居ない間も
HIWAKAIはこうやって変わらず続いていたんだなあと思いました。
幡野さんや真野くんとは試合会場で顔を合わせていたのですが
こうして寝屋川市民体育館で合うのは、やはりどこか懐かしい感じ
でした。

その後見市も登場、メインゲストの栗ちゃんも来て、今まで通りに
何事もなかったように、好きなメンバーで対戦していい汗かいて
ビールのために!?たくさんの汗を流しました。

久しぶりに栗ちゃんと組んでプレーしましたが、プレーぶりは
往年のスタイルと変わらないものの、その精度は悲しいくらいに
低下してしまっており、やはり練習をあまりやっていない勝山の
スマッシュにさえ対応できず、気持ちよくジュッドーン!と
打ち抜かれていました・・・
まあ、栗ちゃんも全然バドやってなくて、4月に2回やった程度だ
とのことで仕方ないのですが。

また当日の練習には、畷シャトルズの若手、鳥越くんも参加して
くれて、ダブルスやシングルス、そして幡野さんとの半面などで
結構いい汗かいていました。

練習後は楽しみな飲み会です。
場所は最近のMY、いやOURブームの「寅吉」でした。

あのお店ならば、突然行ってもまあ席は空いているだろう(失礼)
と高をくくっていたのですが、予想に反して(失礼)寅吉さんは
満席に近いくらいの繁盛ぶりでした!
それを見て、常連さんの僕らとしては、とても嬉しくなりました。
僕の宣伝のおかげ(^^;じゃなくて、寅吉マスター夫妻のお人柄
そして何よりも、こだわりの食材で作った美味しいもつ鍋や焼き
ラーメンなどの料理の素晴らしさが、不利なロケーションをもの
ともせずに、口コミでじわじわ人気が広がっていったのでしょう。
これからも引き続き繁盛して、どんどん儲けてもらって、そして
また新しい美味しいメニューの新規開発にトライしていってほしい
ものです。

僕らは5人。見市、真野くん、栗ちゃん、某一流企業!?の勝山に
まさやんという、かつての鉄板メンバーでした。
DSCN3082.JPG
懐かしい顔ぶれと美味しい料理に、お酒はとめどなくお代わりが
繰り返されて、午前様確実か?という感じでしたが、実は寅吉
マスター夫婦が、翌日早くから九州ツアーに出かけるということで
23時にはお店を閉めることになっていたのでした。
(寅吉マスター夫婦の九州旅行の様子は、リアルタイムでブログに
綴っていくそうですので、右下のリンク集の「寅吉マスターの
ブログ」をチェックしてみて下さい!当日の僕らの飲み会の様子も
写真とともに掲載してくれています)
DSCN3084.JPG
しかし短時間ながら根を詰めて!?飲みまくっていたので、それは
それなりにヘロヘロになってしまいました・・・
23時の閉店を機に解散となりましたが、少し物足りなかった僕と
見市は、寅吉の隣の大吉(紛らわしいですね)で、もう少しやろう
と二人で二次会をしめやかに執り行った!?のでした。

二次会の話題は、最近の二人だけの深い深い内容でした。
二人とも大いに本音トーク炸裂していましたが、GW中に飲み過ぎ
が祟っていた僕が先にダウンの形となり、ほどなく解散という事
になりました。
二次会では僕は何も食べられず(食欲なし)チューハイ一杯くらい
だったので、何と二次会はミーチさんにごちそうしてもらっちゃい
ました!ミーチさん、ありがとさんでしたm(_ _)m

とても楽しい飲み会だったのですが、あまりに激しい不摂生が
続いたGWのおかげで、すっかり胃が弱ってしまって、明らかに
不調と分かるくらいだったので、僕には珍しくしばらく断酒する
ことにしました!

といってもわずか6日間ですが・・・(^^;
昨日、解禁で少し飲んだら、とっても弱くなってしまってました。
それくらいの方が、安くついていいかなぁ。



ではバドの話。

ネットすれすれに来る球には細心の注意を

ダブルスでは、上から下に打つ、つまり攻撃している方が有利
ということは常識です。
なので有利になるために、こちらが上から打てるように、相手に
上げさせるようにするのが、ダブルスにおける配球の基本方針と
なります。

しかしそれは相手も同じということになりますので、相手も
あまり簡単には上げてくれないのが普通です。
(簡単に上げちゃう人も居ますが・・・)

なので、中間くらいの球については、そのまま押し込む、つまり
ドライブ系の球で押すということになります。
そして、上から押し込まれた球については、高く上げて返すので
はなく、プッシュレシーブ時のように、ネットから浮かないように
低いドライブで返す、ということになります。

いずれもネットすれすれの高さを飛ぶシャトルですので、その
ようなシャトルを打つ場合、コントロールがとても重要になります
というのは、ネットという障害物がありますし、またコートと
平行(に近い)に打つショットなので、強く打ちすぎると奥に
アウトミスしてしまう可能性もあるわけなので。

一方で、ダブルスで試合をしていると、全ての球を強く打ちたく
なるのが人情です(^^;
そして強い球の方が、弱い球より効くのは当然なのですが、ここで
問題となるのが「ミス」なのです。

バドミントンは、エースを奪う競技ではありますが、相手からミス
つまりエラーを奪う競技でもあります。
そして実際問題としては、エースでズバッ!と決めるよりは
ミスで失点して試合が進行していくことの方が多いのです。

ミスしないようにミスしないように、という消極的な気持ちでは
勢いもなかなか出ませんが、逆に積極的に行き過ぎてミス連発
してしまうことにしても、パートナーの気持ちも萎えさせてしまい
そして流れも自ら絶って勢いも失うという結果になると思います。

バンバン強い球ばかり打ってばかりで、そしてその殆どがミス。
そんなパートナーと組んだら、いくらこちらが丁寧に我慢しよう
としても、試合にならない、ゲームを作れない、ということに
なってしまいますので。

ミスをゼロにするというのは不可能に違いありませんが、それでも
なおミスを少しでも減らそう、少なくしよう、と考えてプレーする
ことは、大事な大事な心構えです。

そこで、標題の件となります。

ネットすれすれに返ってくる球は、ミスしやすい球、という認識
を持たねばならないのです。
そんな球を打たれている時点で、既に少し不利である、と思う
くらいでちょうどいいと思います。

なのでネットすれすれの球が来た時には、ああ、相手は上手いなぁ
と素直にシャッポを脱いで、強く打つよりはミスせず丁寧に
ネットから浮かないように力加減して打つ、ということが大事なの
です。

これは僕自身の反省点でもあります・・・
全日本シニア3回戦の松成小泉戦での僕は、ネットすれすれの微妙
な高さの球を、非常のよく何度もネットに掛けたり、アウトミス
しておりました。自分で情けなくなるくらいに・・・

大事な試合で気持ちも気合が空回りしていたのかもしれませんが
それでもネット際のミスが多すぎました。

その反省を込めて、みなさんには同じようなことは避けてほしいの
です。

技術顧問の見市に教わったのですが、そういう場合は強く打って
ミスするよりも、ラケット面を変えながら打って、相手の予測を
外す方がベターだ!とのことでした。
強く打った球が入ったとしても、フォームで打つコースが読まれて
いたら、思ったほど強い球の効果も期待できないからです。
それとミスする確率とのトレードオフを考えると、強さを少し
犠牲にしても、面を変えてコントロールする方に軍配が上がる
という考え方なのでした。

まあ、すぐにはできないかもしれませんが、そうやろう!と思い
ながらプレーするのと、今まで通り何も考えずに強い球でガンガン
攻めるだけのプレーをするのでは、長い目で見たらちょっとずつ
しかし確実な差が生じてくるのではないかと思います。

みなさんも闇雲に強く打つことばかりにこだわらずに、それに
よってミスすることの大きな損失に目を向けて、微妙な高さの
シャトルに対しては、くれぐれもマン振りしないように気をつけて
みて下さいね。

***************************

今日はHIWAKAI復帰後、初の練習参加となります。
と言いながら先週も参加させてもらっているので、あまり実感は
ないのですが。

今日は復帰後初ということなので、見市と二人でプチサプライズを
企画しております。しかし本当に「プチ」です(^^;

企画したのは見市ですが、僕は若干抵抗があるのですが・・・

まあ盛り上がればいいので、とりあえずやってみます!
それについてはまたブログで写真を掲載いたします。
今から恥ずかしいのですが(^^;

まあ楽しみに!?していて下さい。

ではまた。
posted by まさやん at 11:55| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月05日

追伸

大事なことを書くのを忘れていました。

はこべでの飲み代は全て家寿多さんがオゴって
くれました。
そして、畷の里での食事・ビール(僕だけ2杯)は
石井先輩がオゴってくれました。

ありがとうございましたぁ!
posted by まさやん at 14:28| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

清水先輩の前衛

GWもあっと言う間に後半ですね。
しかし、今年のGWは最初から充実を極めておりました。

長野県駒ヶ根市から遠路はるばる、第○回目!?石井先輩の大阪
遠征が実行されたのでした。

いつものように17時くらいにうちのマンションに到着して、石井
先輩の車で体育館に移動。その途中で、やはり本日練習に参加
してくれることになっていた、兵庫の家寿多さんに

「いつもの通り、忍ヶ丘駅で拾ったらいいですか?」

とメールを入れたら

「あー 忘れてた 今伊丹で(スーパー)バードの練習中
また連絡します」

とのことで、スマホを落としそうなほどズッコケました(^^;

当日の練習には、ATMの合田さんと、合田さんと大阪総合で組む
ことになったSBCの仁科さんも参加してくれました。
そしてすっかりレギュラーメンバー化した寺尾さんも、明日試合
があるので練習参加したいという女子高校生を連れてきてました
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当日のメインは飲み会でした!?での、練習を1時間ほど早く
上がって、石井先輩の車でこれまた恒例の「はこべ」に向かい
ました。

マンション入り口に到着した時、な、な、何と、5時過ぎには
伊丹で練習していたはずの家寿多さんが、飲み会参加のために
遠路はるばる香里園までご足労頂いていたのでした!

ということで、家寿多さん、石井先輩、見市、僕の4人で楽しい
小宴会で大盛り上がりしたのでした。

家寿多さんは、わざわざみんなの為にということで、おみやげを
全員分持ってきてくれました。家寿多さん、お気遣い頂きまして
ありがとうございました。

家寿多さんは最年長者にもかかわらず、似つかわしくない(失礼)
アイテム「GALAXY Tab」を持っていました。
まな板の半分くらいの大きさはあろうかというGALAXY Tabを
持って、それで電話を掛けるという不自然さを思い浮かべると
僕らはどうしても笑いをこらえる事ができませんでした。

そのGALAXY Tabで撮った写真が以下です。綺麗に撮れています。
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奥さんが身重の見市が、当初の予定通り23時に帰るタイミングで
家寿多さんも帰られて、僕は石井先輩と二人で、家で飲みなおし
ということになりました。ってこれも予定通りでした。

しかしそれまででもうだいぶ飲んでいたので、二人とももう焼酎
一杯しか飲めませんでした。
と言いながら石井先輩はロックでしたが!(僕は薄めの水割り)


翌日は4/29。四條畷会長杯がある日でした。
これは親睦のダブルス大会で、親愛なる橋本会長から出場を打診
されておりましたが、前日の飲み会での酒量が激しいのは想定
済みでしたので、僕は一応不参加と伝えておりました。

石井先輩にもその旨は伝えてあり、万一早く目が覚めた時には
参加しよう、というコンセンサスを得ていました。

目覚ましを掛けずに寝たので、僕の予想起床時間は9時過ぎを
想定していましたが、年齢的にジジイ(失礼)の石井先輩は
なんと6時40分には起きて新聞などを読んでいたのです。

僕はその気配に気づき、先輩が起きているのに起きないわけには
いかない!と、まだ全く目すら開けられない寝ぼけ状態ながら
気合で飛び起きました。

ということで、試合に十分間に合うため、四條畷会長杯への
飛び入り参加が確定しました!?

朝、マンションを出ようとしたら、どうみてもバドミントンの
格好をした女性の方が居たので、僕は声を掛けました。

すると、当日は寝屋川でも試合があるとのことで、そちらの方に
参加されるとのことでした。

このマンションは世帯数が多いので、僕の他にもバドミントンを
されている方は居るとは思いましたが、実物!?に会うのは
まだわずか2回目でした。

練習にお邪魔させて頂く約束をして名刺を渡し、僕らは四條畷の
体育館に、二日連続で(^^;向かいました。


朝から橋本会長のテンションはマックスで、石井先輩と僕は
終始押され気味・・・
しかし突然の参加を喜んでくれていたようでした。

かねてから説明を受けていた通り、親睦大会ということですので
パートナーも試合組み合わせも、お箸のくじ引きで決めたので
した。

僕のパートナーは先中くんといって、奈良一条〜仏教大(北村
くんと同じ)の感じの良い好青年でした。
どこかで見たことあるなあって思っていたら、以前四條畷バド
教室で、メインの鴻原さんが

「この子はなかなかいい!おすすめ」

と話していて、トレーニングの見本としてお手本になっていた時
に一度会っていたのでした。
僕は良いパートナーをゲットしました!先中くんもかな。

石井先輩のパートナーは、先中くんの同級生で四條畷高卒で
バドはダブルスで近畿ベスト8だったという、これまたナイス
パートナーをゲットされました。
しかし彼は殆どバドをやっていないそうです。

我々が参加した一部の試合は、参加数がわずか4組(^^;
僕らは一回戦かつ準決勝に、同じ畷シャトルズの小笠原さん組と
対戦し、まあ余裕の勝利。

一方の山の、石井先輩ペアに対するのは、畷シャトルズ期待の
若手新人、此花学院卒の鳥越くんペアでした。

鳥越くんのパートナーは若干レベルが落ちるため、鳥越くんが
孤軍奮闘するも、自分で決めなければ!と無理気味に攻撃して
いたこともあって本人もミスってしまったりして、ファイナルの
激戦ながら、石井先輩ペアに軍配が上がったのでした。

飛び入りで参加した割りには、決勝戦は屈指の好カードが実現
しました。
正岡・先中VS石井先輩・先中くん同級生です。

点数もラリーも一進一退で進みましたが、石井先輩のパートナー
の練習不足が細かいところで響き、地力に勝る僕らペアが2-0で
完勝!
四條畷会長杯、初優勝したのでした。楽しい楽しい親睦大会
でした。

試合後、石井先輩と、近くのスーパー銭湯「畷の里」でひと風呂
浴びてスッキリサッパリして、そこのレストランで、僕はビール
石井先輩はノンアルコールビールで乾杯し、好調なGWの滑り出し
に、終始上機嫌な二人なのでした。
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その後、石井先輩は川崎市の実家に帰っていきました。


その翌30日から久しぶりに稲城市の実家に帰ってきました。

朝8時に家を出て、第二京阪〜京滋バイパス〜名神〜新名神〜
伊勢湾岸道路〜東名〜新東名〜東名のルートで、わずか5時間強
で移動できました。楽チンだったなぁ!

そうです!初めて新東名に乗ったのです。
駿河湾沼津SAが良いとのことでしたので、高速乗る前にはそこに
立ち寄ろうかなと思っていましたが、皆考えることは同じで
道路自体はガラガラに空いていましたが、SAへの渋滞がハンパ
なく、1.2kmもSA渋滞ができていたのでした・・・

そうまでしてSAに入ろうとはとても思いませんでしたので、僕は
軽〜くパスして、駿河湾沼津SAは次回に置いといて、そのまま
車を飛ばして実家にまっしぐらでした。

実家に到着したのは15時過ぎですが、オヤジは俳句の会だとかに
出かけていて、僕は仕方なく家でビールを飲むしかありません
でした(^^;

結局オヤジが帰宅したのは23時頃!
でも一応!?そこからまたビール一缶お付き合いしてから、帰省
初日は終了しました。

翌二日目は、オヤジの強制的念仏アラームにて起床を余儀なく
され(オヤジは僕を起こすためだと思うのですが、仏壇のチーン
ってやつを鳴らして、朝っぱらからなむあみだぶ、なむあみだぶ
って連呼するのです・・・)

僕はそこで目が覚めているのですが、まだ起きたくないので
ウダウダと布団で粘っていると、オヤジは

「たけし〜!ごはんできたぞ〜!」

と今度は強制的に起こしにかかるのでした。

いや、朝ごはん作ってもらってて、起こされることを文句言って
はいけませんね(^^;
でも、せっかくの休みなので、もう少しゆっくりしていたいの
が本音なのでした。

そしてありがたくオヤジ特製朝食を頂いて、昼は大好きな
「熊大路」(地元のラーメン屋)で僕が毎回注文している
「とろろ味噌ラーメン」を完食し、そして、少〜しお昼寝をして
から生田に移動して、兄も交えて飲み会へと突入したのでした。
これが「とろろ味噌ラーメン」です!美味しそうでしょう?
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最初のお店は「四季」(だったかな?)
若菜の近くにあるカウンターだけのお店で、大将が一人で切り
盛りしている小さな居酒屋です。

オヤジ曰く、ここのお勧めは「キムチうどん」だそうです。
念のためにオヤジに

「キムチうどん食べた事あるの?」

って聞いたら

「ない」

だって・・・(^^;
それでお勧めするのが、正岡家の適当な血筋かもしれません!?

しかし「キムチうどん」を頼んで食べてみたら、これがめっちゃ
美味しいのです!
具材たっぷりで良いダシも出ていて、おつゆまで完全にペロッと
平らげてしまいました。
「四季」の「キムチうどん」。これはお勧めです!って生田近辺
の方しか食べるチャンスがありませんが・・・
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そしてその後は超恒例の「若菜」です。
今はオヤジは、自宅より若菜に入る方が長いと思われるくらい
入り浸っているスナックです。
そして、実は兄貴も結構通い詰めてるみたいで、正岡家は相当
お世話になってしまっております。

最初は大人しく!?飲んでいましたが、カラオケタイムになると
やはり血が騒ぐのか、最終的にはスタンダップ&ダンシングして
いる僕が居ました。

カラオケスナックでありながら、あんまり歌う人が居ないので
ほとんど僕と兄貴で交互に歌っている感じでした。

僕は兄貴と飲むと、必ず一回は「夏の終わりのハーモニー」を
歌って、兄貴が玉置浩二、僕が井上陽水のパートでハモるのが
恒例なのですが、今回は実に4回もこの曲を歌ってしまいました

最初の2回は僕がつられて、後半の2回は兄貴がつられて
いずれも途中から無残にハーモニーが崩壊しました(^^;

そしてひとしきり飲んで歌った後、タクシーで稲城の実家に
移動し、二次会という流れになりました。
そして3時くらいまで飲んで、後は雑魚寝・・・
最近は学生でもやらないようなノリの飲み会になってしまって
おりました。

そして翌朝9時にオヤジが朝食を作ってくれたのはいいのですが
飲み物は朝っぱらからビール(^^;
オヤジも兄貴も僕も、朝9時からビールで乾杯という自堕落な
一日が確定的なスタートを切ってしまったのでした。

僕はビールを飲み続けましたが、オヤジと兄貴は日本酒に移行
・・・
もう何が何やら訳わかりません。僕の帰省を口実に、盆か正月の
ノリで浴びるほど酒を飲んでしまいました。

そしてそこからまたまた睡眠タイムに突入してしまい、目覚め
たら午後3時(^^;

僕は

「ああ、昨日と今日は、人生で無かったと同じ2日間だったな」

と諦めていました。まあ、オヤジにとっては、息子と飲めて
有意義な二日間だったのかもしれませんが。

明けて3日目5月3日。
この日は石井先輩の発案で、百合高OBメンバーでバドをやろうと
いうことになっていました。

祝日の5月3日でしたので、一般開放はなかなかやっていないの
ではないかという予想を覆し、灯台下暗しで、実家から近い
稲城市総合体育館がバドミントンの個人一般開放を実施している
との情報をゲット!
会場はそこに確定しました。

メンバーは、清水先輩(石井先輩の同期)、石井先輩、小川
(1つ下の後輩)、そして僕の4人です。

小川も45歳の立派な大人ですが、僕らの中では「一生後輩」です
ので、一般開放のコート確保のために並ぶ役目を命じられて
素直に従っておりました。
僕はごほうびとして、小川のリクエストに基づいてホットココア
を買い与えてやった瞬間、一般開放の受付が始まり、小川は熱い
ココアを慌てて飲み干すという、かえって軽めの拷問となって
しまいました(^^;

清水先輩は、僕が東京に居た時のパートナーです。
現在は小田急レストランシステムの要職についており、口癖は

「イヤなら辞めろ」

なんだそうです!?このセリフで部下をビビらせて、部下を
コントロールしているそうです。

清水先輩も小川後輩!?もバドするのは2年ぶりとの事でしたが
二人ともそれなりにちゃんと打てるので感心しました。
でも二人とも相当空振りを連発していましたが・・・(^^;

そして何回かダブルスをやっていたら、隣のコートから一人の
若者が寄ってきたのです。

僕は最初顔を見ても分かりませんでしたが、名前を聞いて

「ああ!あの田宮かぁ!」

とようやく思い出しました。

僕と清水先輩が練習していたグリーンタウンというクラブで
昔一緒にやっていた田宮聡史という若者なのです。
当時は高校生だったので、さすがにすぐには判別はつきません
でしたが、改めてまじまじと見てみると、どこからどう見ても
田宮なのでした!?
今はYANYANという社会人チームで頑張っているそうです。

田宮のリクエストで清水・正岡VS石井・田宮でダブルス対戦し
2-0で石井・田宮組が完勝しました。
試合後「田宮も大した事無いな」と負けていながら大きな口を
叩いていたのは、他でもない僕でした・・・(^^;
単なる負け惜しみでした。

田宮は、久しぶりに会ってもとてもいいヤツでした!
メアドを交換して、写真撮影も一緒にしました。
また帰省時はグリーンタウンで一緒に練習できたらいいなあと
思います。
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その後、一旦家に帰ってシャワーを浴びて、ビールを飲みながら
オヤジと将棋対決して(2勝2敗)、小田急線百合ヶ丘の「カッパ
大王」で盛大な飲み会となったのでした。

メンバーは、清水先輩、鈴木晴彦先輩、青ちゃん(昨年シニアに
応援にきてくれた)、星(同期)、小川に僕の6人です。

カッパ大王というのは、昔から百合ヶ丘で営業している地元の
有名な中華料理屋で、何と僕の同級生(伊興木)が経営している
のでした。
料理の腕は確かで、どれを食べても、何を頼んでも、間違いなく
全部めっちゃ美味いのです。(これマジで本当!)
これは定番中の定番「スタミナ麺」です。
実にこってりしていますが、ヒジョ〜〜に美味いです!
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その辺の安い居酒屋で飲むよりは、料理のクオリティを考えると
カッパ大王で飲むのは大正解なんです。

そして、高校時代にフラッシュバックした6人が、もう何回も
使い古された話題を満面の笑みで語り合い、全員が高校生に
戻って語り合うひと時は、心の底から楽しい時間でした!
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しかし、楽しかったのは間違いないですが、僕はちょっと飲み
過ぎが祟り、一次会の後半はお店の外でグロッキー状態になって
おりました。意識が朦朧として端的にものすごく眠たかったの
です・・・

盛り上がったメンバーは、隣の駅である新百合ヶ丘に移動して
いざ二次会!と勢いは衰えませんでしたが、僕はもう一秒でも
早く寝たい、もうダメだ、と、新百合ヶ丘に移動さえしたものの
お店には入れず、お店の前で座り込んで寝てしまっておりました

お店の前がちょうど実家に帰るバス停でしたので、平尾団地行き
のバスが朦朧とした眼に飛び込んできた瞬間、僕は反射的に
それに飛び乗って、二次会を無断でパスしてしまったのでした。

二次会には、後輩の久徳を呼びつけていました(^^;
呼びつけていながら、呼びつけた本人が居ないというていたらく
久徳どの、ゴメンちゃいm(_ _)m

当然のごとく降りるべきバス停を乗り過ごし、終点(でも実家
には近い)からヨタヨタと歩いて帰りましたが、誰のいたずらか
歩道に割れた瓶(ボトル)の破片が上向きに落ちていました。

僕はクロックスをはいていたのですが、鋭い破片はクロックスを
容易に貫通し、僕の左足の薬指と小指の間を切り裂きました。

「イテッ!」

酔ってはいましたが、痛覚は微妙に健在でした。
幸いにして、足の傷は大したことありませんでしたが、その
刺さった瓶を外そうとして、左手の親指と人差し指の間を切って
しまい、結構ドクドク出血してしまいました・・・

「これはヤバイ!」と思ったので、家に帰って念入りに消毒し
酔ってるせいか、なかなか止まらない出血を必死で押さえて
止血して、バタンキューと爆睡しましたが、飲みすぎて気持ちが
悪くてなかなか寝られず、夜中3時頃まで悶々と苦しんでおり
ました(^^;

明け方に少しだけ眠って、そんな睡眠不足状態にもかかわらず
またまたオヤジの念仏アラームに起こされ、いや起こして頂いて
オヤジ特製朝食セットを頂いて、兄貴の家に少し寄ってから
帰阪の途につきました。

兄貴の家で確認したら、東名が激混みのようだったので、中央
高速で帰ることにしました。

それが正解だったようで、途中若干の混雑と途中尋常でない程の
豪雨を除けば、おおむね快適に混雑もなくスイスイ帰ってこられ
ました。

今回は(も、かな)非常に充実したGWでした。
と言いながら、今日は最後にまたまた楽しみなイベントが夜に
あります。

かつてのチームメイトである栗ちゃん(栗原裕司)が来阪する
とのことで、一緒にバドして飲み会ということになっているの
です。

しかし今日は畷シャトルズの練習がありません。そこで遂に!?
退会後、初のHIWAKAI練習に参加させて頂くことにしたのです。

僕と見市がHIWAKAIを決別の形で辞めたのは記憶に新しいところ
ではありますが、その原因・理由がもうないので、真野新会長
にも許可を得て、かつての懐かしい寝屋川市民体育館に若干の
アウェー感を感じつつも、栗ちゃんのイベントの為!?に
HIWAKAI練習に参加させて頂くことになりました。

練習の後は、もちろん盛大な飲み会です。
栗ちゃんの人望を慕って、「オレを殺す気か!」の勝山、未だに
サ行が明瞭に発音できない小シュケ川(小助川)などのメンバー
もはせ参じる予定です。

ただ、僕の胃と肝臓はもうボロボロですが・・・(^^;
あと一日だけ、頑張って飲みたいと思います。
そしてしばらくはお酒を断ちます。多分ほんのしばらくです。

ではバドの話。

<清水先輩の前衛>

清水先輩もこのブログの読者ですので、おそらく個人名が出て
タマげた!と思われるのですが、今回ひさしぶりに組ませて
頂いて改めて感心しましたので、個人名を無断で使わせて頂き
ました。

前述の通り、清水先輩はかつてはバド一生懸命にやっておられて
僕と組んで色々な大会に挑戦してきましたが、結婚・奥さんの
出産・仕事多忙化などの要因で、しばらくバドからは遠ざかって
おられました。

一昨日のバドが実に2年ぶりだったのですが、一緒に組ませて
頂き、前衛に回ってもらった時のプレーが、実に組みやすく
そしてありがたかったので、ここに記したいと思ったのです。

清水先輩と僕が組んでいた当時も、役割分担としては、清水先輩
が球を落として相手に上げさせて、スマッシュ力のある僕に
打たせる、というプレーに徹してくれていました。
もちろん後ろに回っても、頑張ってスマッシュを打ってくれて
いましたが、僕が後衛の方が明らかに清水・正岡は強かったの
でした。

何がありがたかったのかと言うと

1)ネット前に落とそうとしてくれる
2)相手のバック側を中心に配球してくれる
3)そういう球を打ってから、そのまま前に居てくれる

の3つです。

これは僕がいつも口酸っぱくこのブログで説いている内容ですが
清水先輩は、2年ぶりのプレーにもかかわらず、上記の3点を
しっかりきっちり実践してくれていたので、僕はすんなり後衛に
回る事ができて、とても組みやすかったのでした。

1)をする人は多いかもしれません。しかし、落としてから
ネットにつかず、また打たれた球を追いかけようとする人が
とっても多いのです。いわゆる

「半面でシングルスをしている状態」

です。

そのようにされてしまうと、パートナーとしては後衛に下がれ
ません。その人が下がってその球を打とうとしているからです。
ダブルスは、基本的にはパートナーと、コートを中心に対角線上
に居るので、相手が下がったら、こちらはその様子を伺いながら
前に出ようとせざるを得ないのです。

2)はとても大事なことです。
清水先輩のネット前でのプッシュは、必ずと言っていいほど
きっちりと相手のバック奥か、バック側のハーフに落として
くれていました。
やはりバック側というのは、基本的な弱点であり狙い目なのです
バック側に沈めておけば、それほど厳しい球は返ってきません。

まあショットのバリエーションという意味で、相手のセンター
身体を狙うというのも必要とは思いますが

「フォアに打たない」

と言うのは、大きな原則だと思うのです。

中級者のレベルでも、球を散らす、というだけの意味合いで
無策にフォア側に配球してしまって、ジュド〜ン!と打ち
抜かれてしまうことをよく見かけます。

その点清水先輩は徹底して相手のバック側を狙ってくれます。
なので、それだけで「強い返球はこない」という安心感があるの
です。

そしてその球を打って、そのまま前にいてラケットを上げて
くれています。
やはりとても組みやすいパートナーでした。

もっと上級者になれば、バック側狙いだけでは芸がないのかも
しれませんが、それでも相当なレベルまで、バック側狙いという
ことは有効であると思いますし、それより何より、打ってその
まま前についている、ということが、ローテーション上、非常に
重要なポイントだと思います。

皆さんもぜひ清水先輩の1)〜3)を実行してみて下さい。
パートナーに

「組みやすくなった!」

って言われるかもしれませんよ。
(清水先輩、勝手に登場させてしまってスミマセンでした)
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以前、このブログでも紹介した「ジョイントラボ」ですが、今
僕がネットで販売すべく、準備を進めているところです!

関節痛に悩むシニアバドミントンプレーヤーの悩みを、少しでも
和らげてあげたい!という想いと、せっかく畑下が企画・考案
したバドミントンのためのサプリメントを、もっとバド界に
広めていきたいと思うからです。

ということで、現在HPの原案を毎日少しずつ作成・修正して
書き溜めているところです。
そのセールスレターの長さは、ブログ並になると思いますが
ちゃんと真面目に!?考えて書いていますので、ネット発売の
あかつきには、全国のシニア選手はどしどしご発注・ご愛用
下さる様お願いいたします!

ちなみにもちろん僕も毎日食べています。僕の身体は頑丈に
できているのか、まだ今のところどこにも痛みはありませんが
予防のために食べています。

薬ではないので「効く」とは言えない(薬事法で「効く」と
言えるのは「薬」だけなので)のですが、いつまで経っても
どこも痛くないのは、ジョイントラボも一役買ってくれてるの
かなとも思っています。
皆さん、楽しみにしていて下さいね。

でも、飲み過ぎの胃と肝臓には一切効かないみたいです(^^;
今もチリチリ胃が痛みます・・・
それでも今日だけはギン飲みさせて頂きます。

ではまた!
posted by まさやん at 14:05| 大阪 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする