2012年04月23日

プッシュする時は少しでも面を変えよう

先週金曜日はとっても興奮した飲み会でした!
と言っても決してエッチな飲み会ではありません(^^;

と言いますのは、なんと、あの伝説の名選手 辻田(泰昌)さんと
一緒に飲む事ができたのです!

と言っても、最近の若い方にはひょっとしてピンと来ない可能性も
ありますので、ここで改めて辻田さんの栄光の過去をひもといて
みることに致します。

辻田泰昌(つじたやすまさ)
滋賀県出身 日吉中→比叡山高→中央大→NTT関西
高校選抜ダブルス優勝 高校総体(インターハイ)シングルス2位
ダブルス2位 インカレ三冠王 全日本総合ダブルス2位
元全日本代表

という紛れもない全国トップクラスの超一流選手だったのです!

僕は、大学だけは一応同じ中央でしたし、練習場所は同じ体育館
でしたので、辻田さん(年齢は僕の一つ上)のことは当時から
もちろん存じ上げておりましたし、そのプレーを憧れの目で見て
おりました。
紛れもなく「はるか雲の上」の存在でした。

その超有名な辻田さんと僕に、なぜ接点ができたのかと言うと
これまた何と、辻田さんが僕のブログを読んでくれていたのです!
僕はブログで過去に、辻田さんのことを2回ほど書いたことが
あり、それを誰かに教えてもらったようで、それから読むように
なってくれたということなのでした。

そして、毎週(最近はサボリ気味ですみません・・・)練習に
行っている守口のホワイトオーク代表の蔭西さんが、いわく

「不思議な関係」

で辻田さんと古いお付き合いをしていたそうで、蔭西さんが幹事役
となり、チャンプの御大 山口さんと何十年かぶりに会いたいと
いう流れから、ブログ作者の僕にもお声がけ頂いたのでした。

となると当然!?の見市も一緒に!となって、結果的にはいつもの
守口ぐっさん会に、スペシャルゲストの辻田さんが加わったという
形になったのでした。

見市は、高校時代は辻田さんにも決してひけをとらない一流選手
でしたので、辻田さんとも昔から面識がありました。
となると飲む機会も何度かは有ったのかと思いきや、一緒に
飲むのは意外にも今回が初めてだったとのことでした。

トップクラスの選手同士の思い出話を横で聞いていて、ボトム選手
(とは言わないか・・・)の僕と蔭西さんは、スケールのでかい
話に「ホ〜!」とか「ハ〜!」とか、ただただ感嘆とするような
垂涎のバドの話題に、いつもよりお酒が進んだのは言うまでも
ありません。(いや、いつものことか・・・)

松浦(進二)さんや松野(修二)さんの話や、大島(正志)さん
西山(博司)さん、長谷川(博幸)さん、銭谷(欽二)さん
の話題などや、見市との思い出話などなど、年代が近い僕には
興味深すぎるほどのディープな話題満載で、僕はひたすら楽しさを
加速させんがため、ビール・チューハイのお代わりを、ひたすら
ノンストップで繰り返すばかりでした。

興味深かったのは、比叡山高校の練習についてです。
全国でも有数の強豪高は、いったいどのような練習で強くなって
いるのだろうと興味津々でしたが、辻田さんいわく

「きっちりと基本練習を反復していた」

とのことで、加えて

「そこそこの運動神経の持ち主だったら、比叡山の練習ならば
誰でもそれなりにかなりのレベルまで上達できると思う」

とのことだったのです。すごく効果的な練習だったのですね。

そして顧問の先生の指導が理論的で素晴らしかったそうでした。
きちんと「指導ノート」なるものを書かれており、練習試合か
何かで比叡山に行った時に、見市がこっそりそのノートを盗み見
したそうなのですが(彼はこういうの得意技)そのしっかりと
した理論的内容に、指導者が居なかった奈良一条の見市としては

「少し羨ましかった」

と漏らしていたのが、酔って記憶が薄れた中でも!?印象に残り
ました。

辻田さんと見市のシングルス対戦成績は、2戦して1勝1敗の
イーブンだとのことでしたが、辻田さんはその1敗を

「一生の汚点や!」

と冗談めかして話していました。
ただ辻田さんも、見市のことを「上手かった」と称えていました。

そして僕と見市が去年全日本シニアで3位になった、という話を
辻田さんにしたら

「天下の見市さんが3位ではなぁ。やはり1位でないと!」

と僕的には大変な檄を飛ばされることになってしまいました・・・

昨年は山口さんに3位のハードルを設定され、それを何とかクリヤ
できたと思ったら、今年は1位のハードル、いや走り高跳びのバー
を掲げられ、酔った勢い(これは僕の得意技)で、今年は優勝だ!
と気合を入れて、眼前のチューハイライムをグイっと飲み干した
のでした!?

僕の辻田さんのイメージは、豪放磊落の豪傑で、いかつくて怖い
印象だったのですが、お話ししてみると、素顔の辻田さんは実に
気さくで、よく笑いよく話し、頭の回転も速く、バド同様トークも
実にスピーディーで、ポンポン会話が弾んでいくうちに、あっと
言う間に時間が楽しく過ぎ去っていった、という感じでした。

ただ、辻田さんは蔭西さんのことは、だいぶイジり倒していました
(^^)
イジられる蔭西さんも、かなり楽しそうでしたが。

辻田さんは、最近和歌山に転勤になったとのことでした。
職場は、僕らが来月泊まるホテルに非常に近いところでした。
当日は都合が悪くて残念ながら飲み会には合流できないとのこと
でしたが。

その後親愛なるぐっさんこと山口さんも二次会の途中から加わって
その辺りから焼酎水割りに移行した僕は、相当意識が朦朧として
記憶もかなりおぼろげとなりました。

そして僕は二次会の途中でスマホを取り出し、動画撮影しながら
いやがる辻田さんにコメントを無理矢理お願いしてしまいました。
(^^;辻田さん、大変失礼しました。

いやがられながらも、最後に一言だけお願いしますとしつこく
食い下がり、あろうことか辻田さんに

「バドミントンとは?」

という質問を投げかけたところ、すっと真剣な表情になり、少し
考えられて

「頑張ることやな。繰り返し」

と真面目に答えて頂けたのには、いたく感動しました。
バドミントンに対する真摯な姿勢が現れた、短くとも素敵な言葉
だと思いました。
その時は酔っていたので、僕の感動はきっと伝わっていないとは
思いますが・・・

その直後、見市に同じく「バドミントンとは?」と聞いたところ
やはり少し真剣な表情で考えて、いわく

「ノーバウンドでラリーを続けることです」

と軽くフザけておりました・・・やはり稀代のジョーカーです。
DSCN3059.JPG
DSCN3061.JPG
そして辻田さんが先に帰られて、残った4人でさらにもう少し
飲み続け、山口さんと別れて、さらに残った3人でラーメンを
食べようということになり、地元守口では有名な、尾道ラーメン
「山長」をスープまで飲み干し、完全に満腹になって守口市駅に
向かって歩きました。
DSCN3063.JPG
DSCN3065.JPG
DSCN3066.JPG
山長のラーメンです。スープが絶品なんです!

すると途中に、よくある「手相鑑定士」(易者)が居ました。
一度は観てもらいたいなあと思っていましたが、酔った勢いで
(また出た)手相を観てもらうことになりました。
3人を代表してなぜか僕の手相を観てもらいました。
鑑定料3000円のところを、確か見市と蔭西さんが1000円
ずつお金を足してくれたと記憶しています(って、手相観て
もらったことも、今朝デジカメ写真を見るまで忘れていた・・・)
ですので、僕はわずか1000円でありがたく初!?手相鑑定に
臨むことになったのでした。

そして気になるその鑑定結果は・・・?




完全に忘却の彼方へ飛んでいってしまいました(^^;
鑑定士がしゃべったこと、一字一句ぜ〜んぜん覚えていません。
観てもらったことすら忘れているので、内容を覚えていないのは
当然ですが。
唯一記憶しているのが、鑑定士と最後に調子よく握手しようと
手を差し出したのですが

「握手はしないのです。お断りしています」

と拒否されてしまったことです。
そんなん別に手相と関係ないやん、ゴルゴ13じゃあるまいし
と思いましたが、さして気にも留めませんでした。

見市どの、蔭西さん、無駄金使わせてしまって申し訳ないです。
鑑定内容を覚えていたら、また教えて下さい(^人^)
DSCN3067.JPG
山口さん、辻田さん、ミーチどの、蔭西さん、金曜は最高に楽しい
ひとときをありがとうございました。
また次回よろしくお願いしますm(_ _)m

ではバドの話。

<プッシュする時は少しでも面を変えよう>

ネット前からプッシュしている、つまりこちらが有利に攻撃して
いるのに、なぜかいつも簡単にレシーブされてしまうという経験は
ないでしょうか?

先週木曜日に、自宅から近い方のコミセン(西北)の練習に顔を
出したのですが、そこに永田さんという方が居ます。(シングルス
大好きな嶋田さんや反省点をしゃべりながらプレーする古塚さん
!?も居ます)

その永田さんとダブルス対戦した時に、何度か永田さんにネット
前からプッシュを食らったのですが、僕はそれを涼しい顔で普通に
レシーブしてしのいでいました。
そしてそれを不思議そうに思った永田さんに、僕はこう伝えました

「永田さんは、自分が打ちたい方向に向かって、そこに打つぞ!
という打ち方で、そして果たしてそのまままさにその方向に
打ってくるのでレシーブしやすいんです」

「・・・」

「そこを、ほんの少しだけでも、打つ瞬間にラケット面を変える
つまり、バック奥に向けて押しているラケット面を最後にフォア
方向に変えてフォアに打つとか、あるいはその逆とかにすれば
レシーブする方も、心の準備の選択肢が増えてしまうので、少しは
取りにくい、ということになるんです」

「・・・なるほど」

ネット前に相当甘く高く上がったチャンスボールならば、素直に
まっすぐ打っても決まりますが、ネット前にちょっと浮いた程度の
微妙なチャンスボールの場合は、プッシュするにもひと工夫
ふた工夫必要なのです。
(ちなみに工夫という漢字は、韓国語読みでは「コンブ」です。
そして意味は「勉強」です)

バドミントンは、相手のフォームを見て何を打ってくるのか判断
します。
なので打つ方としては、できるだけ相手に球種を悟らせないような
フォームにしなければなりません。

そのためにスマッシュと見せかけてカットを打つとか、ヘアピン
打つぞ!と引き付けておいてからロブを打つとか、そういう大きな
フェイントはみなやっていると思うのですが、この、プッシュの
際に面を変えるというのは、なかなかそこまで頭が回らないのか
余裕がないのか、あるいは単にそういう思考がないのか、あまり
中級者レベルではやっている人を見かけません。

ただ、これは瞬時の判断になりますので、試合でいきなりその
シチュエーションが訪れて、そこで天啓のように閃いて、一瞬の
うちに面を変えるといった芸当は、普通はできません。
やはり普段の基礎打ち、練習、練習試合などで試してトライして
活きたラリーの流れの中で習得していくしかありません。

@ 相手フォア側に向けてプッシュしようとしているラケット面を
  打つ瞬間に相手バック側に変えて打つ。

A 相手バック側に向けてプッシュしようとしているラケット面を
  打つ瞬間に相手フォア側に変えて打つ。

B ワイパーショット(ネットの縁をラケットで右から左に撫ぜる
  ようにして打つ方法)でプッシュする。

加えて

C プッシュするぞ!とラケットを立てて腕を差し出し、最後の
  インパクトのところで、グリップを緩めてネット前に落とす。

この4つのバリエーションを持つだけで、あなたのネット前は
ちょっと(だいぶ?)上手になります!

でも@〜Cはラケットを立てて入らなければできないプレーです。
実践する前提として

「しっかり動いて、ラケットを立てて入れるような位置でシャトル
 を捕らえる」

ことをお忘れなく!

***************************

前述の辻田さんは、今はご自分のバドはされておらず、地元奈良で
ジュニアを指導されているとのことです。
辻田さんのような名選手に、ジュニアの段階から教わることが
できたら、さぞかしグングン上達もめざましいと思われますね!

僕も一度その指導の現場をのぞいて、お手伝いしながら勉強させて
頂きたいものです。
辻田さん、またいつでもお声がけお願い致しますm(_ _)m
香里園からはせ参じます。

そしてその内容を、また皆さんに還元できたらなあと思います。
辻田さんの指導ならば、有料にしないといけないかなぁ・・・

富雄南ジュニアバドミントンクラブ

http://www9.plala.or.jp/tominan-jr/index.html

奈良市近辺のバド上達を願う小学生は、富雄南へgo!です。




話は変わって、先週木曜日に高松に出張してきました。
高松と言えば、食事は「さぬきうどん」が定番なのですが、高松
出張歴の長い僕にとっては、特に絶対うどんじゃなきゃダメだ!
というこだわりは皆無なのです。

無論、美味しいうどん屋さんは何軒も知っています。
(というか、たいていどこでも美味い)
「はりや」「松下製麺所」「源内」「池上のおばあちゃん」等々。

しかし一人で出張した時などは、高松シンボルタワー3階にある

「高松拉麺築港」

というラーメン横丁のようなお店で、高松であえてラーメンを
食べたりしてるくらいです。
そこの「陳健一の坦々麺」は美味しかったなあ!

今回はラーメンでもなく、お客さんから情報を仕入れた地元の
名物店

「武内食堂」

を攻めてみることにしました。

ここは何が評判なのかというと

* 量が多い
* 味が濃い

というガテン系の職業に似合いそうな、ガッツリたっぷり味濃い
僕好みの魅惑の大盛り店のようなのでした。

お店の前に立つと、開放されている窓、入り口から、朦朦と油の
匂いの混じった煙が放出されており、そこに立っているだけで
スーツに油のしみができそうなほど、ヤバい品質の煙でした・・・
そこでたばこでも吸おうものなら、引火の恐れすらありました!?
2012-04-19 13.01.40.jpg
武内食堂のメニューは3つだけ。

* かしわカレー(丼)
* かしわバター(丼)
* 焼肉丼
2012-04-19 12.42.56.jpg
です。かしわ、というのは鶏肉のことです。
店員さんに聞いたら、かしわバターが武内食堂の定番メニューと
いうことなので、それを頼みました。
これが写真です。
2012-04-19 12.45.12.jpg
肝心のお味ですが・・・う〜ん、まあまあってとこかなぁ。
濃い味や、適度な鶏肉の皮の量は、なかなかイケてるのですが
量の割りには味が同じ(当たり前ですが)なので、単調で最後には
飽きがきてしまうのでした・・・(^^;

テーブルの上には、僕の大好きな生卵が置いてありました。
一個50円くらいかなあと思って店員さんに聞いてみたら

「無料です!」

とのこと!
僕は思わず醤油と味の素かけて、生で飲みたくなってしまいました

生卵をかしわバター丼にかけてみたら、これはなかなかイケる味に
変わりました。
タイプの違う親子丼ですね(^^;

当然のごとく完食して、店を出て、あ〜食った食ったと伸びを
したら、吸い込む空気はあのヤバい品質の油臭い煙・・・
昼間にも関わらず、お風呂でゴシゴシ身体を洗いたくなりました。
お風呂上りには、どうしても入りたくないお店です(^^;

しかし味はまずまずですので、トライしてみようという方は
汚れても良いジャージ姿で入店下さい!?

でも多分もう行かないかな・・・

ではまた。
posted by まさやん at 22:24| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

うまくいかなければ方針を変えよう

既報の通り、昨日は大阪社会人クラブ選手権シングルスでした。
僕はダブルス同様、年齢通りの45歳シングルス(MS45)に参戦
しました。

会場はまたまた舞洲アリーナです。
僕は第一シードでしたので、最初の試合はタイムテーブルの
9段目でした。
となると試合は午後2時くらいだと思われますが、シングルスは
審判が手薄になると聞いていましたので、僕は審判活動協力の
ために、朝9時には会場に到着していました。

今回も予め試合後に「祝勝会」!?を予定しておりましたので
電車・バスで会場に向かいました。
僕が目指したのはJR環状線「西九条」です。
目的はもちろん「吉野家の牛丼」でした。

近畿社会人の時、事前調査は済んでおりましたので、僕は余裕を
もって「並、玉子、味噌汁」を食べられる時間、つまり8時9分発
のバスに対して、7時55分西九条着の電車を選択して、慌てる
ことなく、悠々と大大だ〜い好きな吉牛(よしぎゅう)を朝から
堪能しました。
ああ!思い出しても美味しかったなあ!?
2012-04-14 07.59.33.jpg
2012-04-14 08.04.40.jpg
そして35分バスに揺られ、9時前には舞洲アリーナに到着。
会場設営も少し手伝って、朝一の試合から主審を務めさせて頂き
ました。
その後線審も3回ほど務め、合間にシャトルの補充(試合で使う
シャトルを主審が本部に交換しにくるタイムロスを無くして
試合を円滑に進めるため、試合中のコートを回って新品の羽根を
補充する作業)も実施しました。

本部の方々の身近に居ると、選手のために頑張っておられる姿を
目の当たりにして、この方々のおかげで僕らは試合できている
んだなぁ、と感謝の念を強め、そして自分も何か協力できること
があれば、労を惜しまず(って大したことはできないですが)
できる限りお手伝いしていかなければなあと思うまさやんなの
でした。

線審待機席に座っていた時、野牧さん(幡野さんのパートナー)
と少し会話しましたが、その時にこの協力活動のことについて
話した時に、僕が

「我々も今や大阪社会人の中では、責任あるポジションにあり
ますからね」

とエラそうに話したら、野牧さんは爆笑していました(^^)

そして試合です!

最初の相手は、池田クラブの瀬戸さんでした。
瀬戸さんとは、一昨年のこの大会(40歳シングルス)で対戦した
ことがありました。

サブアリーナで若干シャトルが見にくかったのですが、一試合目
にしては落ち着いたラリーが出来て、果敢に攻撃を仕掛けてきた
瀬戸さんのショットにも落ち着いて対応することができました。
つまりは2-0での完勝でした。
瀬戸さんは、闘志満々で向かってこられました。一昨年の時
よりは、ラリーに粘りと気迫を感じました。

次の試合は高井さんです。先週決勝で対戦した藤田・高井ペアの
高井さんです。
ダブルスの時は「決まった!」と思ったショットを、高井さんが
何度もダイビングレシーブで粘り強く返球してきて、それで
焦ってその次の球をミスった、ということが数度ありました。
あのガッツで来られるのかなと思いましたが、試合をしてみると
高井さんは、非常にたくさんミスを連発されました(^^;
それも殆ど1〜2ラリー目でです。
ラリーポイントでそのようにミスしてもらえると、とても楽に
なります。
高井さんは試合後

「ゴメンな」

と謝ってこられました。ご本人も不本意な内容だったのでしょう
まあ、身体のデカい僕のプレッシャーが大きかったんだ、と
勝手に解釈しておくことにします!?

ということで、またまた2-0での完勝で、昨年に続いて決勝に
コマを進めることができました。

決勝の相手は昨年に続いて三国クラブの藤田さんです。
藤田さんとシングルス決勝で顔を合わすのはこれで4回目。
(40歳大阪総合、45歳社会人、45歳近畿社会人)
そのいずれも僕が制していますが、直近の近畿社会人では第一
ゲームを落としていました。

ということで、勝てるだろうと思いながらも、積極的に攻撃して
いかなければダメだ!と考えて、僕は最初からスマッシュ主体で
いきました。

しかしこれが見事に空回り・・・(^^;

早く点数を稼ぎたいばっかりに、一人で勝手に焦ってしまって
ミスは連発するわ、ショットが甘くなって決められるわで、何と
序盤に3-10くらいの大量リードを奪われてしまったのです。

焦ると配球は単調となり、うまくいかないとさらに気持ちが焦り
ます。
「これではイカン!」と、僕は開き直って、長くラリーを続ける
ことにしました。

すると藤田さんにもミスが出だして、大きく離されていた点差を
徐々に詰めて、18-18で追いつきました!

しかし最後にスッと抜け出されて、近畿社会人に続いてまたまた
第一ゲームを落としてしまいました(ToT)

インターバルの際に見市から

「足が動いていない」
「もっと大きくラリーをした方がいい(攻め急ぐなの意味)」
「相手も(ラリーで回されるのを)嫌がっている」

というアドバイスをもらいました。
第一ゲームこそ奪われたものの、第一ゲーム中盤から落ち着きを
取り戻していた僕は、得意の長いラリー展開に持って行こう!
と方針を決めて、焦ってスマッシュに頼ることなく、相手を
四隅に動かして、ちょっとずつフェイントをちりばめて、相手が
甘い球を返してきた時のみ、スマッシュすることにしました。

その方針は正解だったようで、藤田さんは次第に先にミスをして
くれるようになりました。

第二ゲームは半分くらいで取り返して、勝負のファイナルです。

ファイナルも方針は同じで、とにかく長いラリーを心がけました
ファイナル序盤こそ競り合いましたが、途中からどんどん点差は
離れていき、19-9くらいとなって勝利を確信しました。

そのまま押し切って、逆転勝ちにて45歳シングルスで2回目の
優勝をすることができました!
単複二冠です。ヤッタ〜!
DSCN3054.JPG
カメラマンは、山田敏勝さんです。

ちなみに見市は35歳シングルスに出場して、一回戦は相手棄権。
二回戦の相手は相当実力差があって、相手をサンドバック状態
くらいにいいように振りまくっていたのですが、見市の悪い癖
つまり

「気持ちのギアが上がらない」

状態から抜け出すことができず、ファイナル18-21で、相手を
フラフラにさせながらも、実質初戦で敗退という悲しい結果に
なってしまったのでした・・・(^^;

見市は試合後、勝つには勝ったものの汗だく&疲労困憊の対戦
相手からアドバイスを求められるという、不思議な体験をした
そうです!?

そして40歳シングルス第一シードの真野くんは、準決勝でジマ
さん(中島くん)とファイナル19オールになる大熱戦でしたが
最後の最後で凡ミスする悪い癖が炸裂してしまって、悔しい
3位となってしまいました。

真野くんに勝ったジマさんは、真野くんとの対戦で体力が枯渇
してしまったそうで、決勝はY CLUBの永田さんに2-0で完敗した
そうです。

幡野さんは、試合前は自信なさげな感じで「今日は準優勝や」と
モチベーションの低下を自覚する発言でしたが、ふたを空けて
みれば、決勝はパートナーの野牧さんにファイナル20-17で
きっちり勝利。
幡野さんのように優勝が当たり前の状況になると、敵は相手ではなく、自分の気持ちになってしまうのでしょうね。
幡野さんには、バドへのモチベーションを保ち続けてほしいもの
です。
優勝おめでとうございます!幡野さんも連覇です。

60歳シングルスは、山田さん(敏勝。さくらBC。中大の先輩)が
エントリーされていました。
山田さんの試合を線審させて頂きましたが、相手の川村さん
(阪南クラブ)が非常に強い方で、山田さんは思うようなプレー
をさせてもらえないまま、押し切られてしまいました・・・
山田さんのプレーを見て、いくつか改善すべきポイントが発見
されましたので、また次回練習でご一緒できた際にお伝えさせて
頂きます。お疲れさまでした。

60歳シングルスの逆の山には原さん(健さん。HIWAKAI所属)も参戦されていました。
原さんは、東京に単身赴任されている会社社長さんです。
HIWAKAIの練習では、岡本さんとシングルス対戦するのが恒例と
なっております(^^)
バドは頑張っておられるのですが、お忙しいようでなかなか
思うように練習できないんだとおっしゃっていました。
僕のブログもしっかり読んで下さっているようですので、あえて
書かせて頂きました。
原さんと一緒に写真も撮りました!カメラマンは見市です。
DSCN3052.JPG
65歳シングルスでは、岡本さん(昨年の四條畷オープンで
助っ人として優勝に大いに貢献して頂いた)が貫禄の優勝でした
岡本さんは三連覇です!
最近まで肩と肘を痛めていたそうでしたが、完全復活と見て
良さそうです。
おめでとうございます。

帰りは幡野さんに甘えて、車に乗せてもらいました。
先週の畑下同様、寅吉前まで送ってもらって非常に助かりました
幡野さん、どうもありがとうございました。

メンバーは見市、僕、そしてHIWAKAIに最近加入したばかりの
久保さんという41歳独身の方です。
愛媛県大洲市出身の、明るく屈託の無い、しかしメタボな方です
(^^:

久保さんは10月に大阪に転勤してきて、萱島に住むことになって
ネットで調べてHIWAKAIの存在を知ったそうです。
一人暮らしながら、萱島の70平米のメゾネットに住んでいるそう
です。
それ、無駄に広すぎです(^^;

最初は見市、僕、久保さんの3人で飲んでいたのですが、見市が
先に帰り、その後で合流した真野くんと3人で、美味しい料理と美味しいお酒で、とても楽しい時間を過ごしました。
DSCN3058.JPG
寅吉さんのブログには、早速僕らのことを書いてくれていました
寅吉マスターさん、ありがとうございます!
僕は寅吉マスターさんのブログでも「まさやん」なのですね!
これからも寅吉マスターさんのブログに、たくさん登場したい
まさやんです。
新料理の「牛すじ煮込み」非常に美味しかったですよ。
また食べたいで〜す。
DSCN3056.JPG
ではバドの話。

<うまくいかなければ方針を変えよう>

これ、まさに今回の試合のことです・・・(^^;
いや、先週の決勝の第一ゲームもだったかな。

決勝第一ゲームの僕は、明らかに焦って点数を渇望していました
早く点を取って、早く楽になりたい!って、明らかに普通の精神
状態ではありませんでした。

スマッシュ主体、つまり攻撃的になることは悪いことでもないと
思うのですが、そのバックボーンが

「早く点が欲しい!」

という浮ついた心理状態では、なかなか思うようには進んで
くれないものです。

今回は、第一ゲームの途中から落ち着きを取り戻して

「これではイカン!」

とラリーを続ける方針に変えられたから良かったですが、あの
まま焦って、気持ちだけ先走って攻め急いでいたら、試合結果は
違っていたかもしれません。

試合の途中でそのような「Change of pace」することは容易でも
ないのですが、焦りながらも、その状態を冷静に見れる自分が
居ました。

「アカン。オレ焦ってるやん。何やってんやろう」

と、自分をあざ笑うことができたのが良かったと思います。
もちろん、見市のアドバイスもとても参考になりましたが。

完全な実力差があって、自分のベストを出しても敵わない、と
いうのであれば、もうどうしようもありません。

しかし、明らかに自分の異変・変調で、心と身体がギクシャク
してしまい、試合で実力を出せない状況に陥ってしまった時には
冷静になり、自分を自分で批評して、あるいは観戦してくれて
いる人からのアドバイスで我に返り、いつものプレーができる
ように、方針変更できることはとても重要な能力だと思います。

「これではアカン!」って思いながら、そのまま続けていけば
アカン結果になってしまいます。
アカンのであれば、修正が必要です。
それを試合中に何とかできるようにしたいものです。

僕は決勝の舞台は何度も経験しているはずですが、未だにそんな
焦った心理状態に陥ってしまうものなのですね・・・(^^;
まだまだ青いです。
しかしそれでも、試合中に修正して勝てたということを、高く
!?自己評価したいと思います。

皆さんも、試合やっていて「何やってんだ!」と自分を怒りたく
なるような時は、冷静に自分への批評家になって、悪い流れを
断ち切れるようになって下さいね。

***************************

今回の大阪社会人でベスト6に入った人(ペア)には、5月26日
27日に和歌山で開催される「全国社会人クラブバドミントン
選手権大会」への参加資格が付与されます。
昨年小田原であった大会です。
昨年は、ヒドい二日酔いで往生しました(って自分のせい)

バドメインの僕は、二つ返事で参加を表明しました。
僕の知り合い・友人も多く参加するようです。

何と長野県からは、石井先輩も参加資格をゲットできたようで
駒ヶ根市から和歌山市まで遠征されるそうです。

和歌山県は近畿ではありますが、しばしば「陸の孤島」と
称されるように、大阪からも移動は不便なところです。

となると当然泊まりということになります。

一昨日、夜中3時に目が覚めた僕は、ふとホテル予約に燃え始め
自分のホテルだけでなく、知り合い・友人の分もついでに予約
してしまおう!と、なんと8部屋も押さえてしまいました。

想定メンバーは

幡野さん、家寿多さん、石井先輩、寺尾さん、真野くん、門野
畑下、そして僕です。

畑下が未応答、そして寺尾さんが現在前向きに検討中ですが
その他の方からはOKをもらっております。
26日の夜は、盛大な飲み会in和歌山が実現しそうです。
仙台の国分町に匹敵する繁華街を探さないとなあ(^^)

畑下はダブルスだけなので、泊まる必要はない(ダブルスは26日
で全試合が終わる)のですが、せっかくだし盛り上がるから
泊まるのもいいんじゃない?ってお誘い中です。
でも多分、日帰りだと思われます・・・

さて、和歌山の夜を満喫しまくらなければ!
でも、和歌山の夜はシーンとしてそう(^^;
ですので当日は僕らが盛り上げてみせます!
いっぱいお金を使って。何に???

ではまた。
posted by まさやん at 21:45| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月14日

大阪社会人クラブ個人戦シングルス

標題の通り、先週のダブルスに続いて今日はシングルスです。
場所はおなじみ!?舞洲アリーナ。
今晩も試合後飲み会なので、電車で移動中です。
目指すはJR西九条駅。
理由は…吉野屋以外のなにものでもありません。(^-^)v
余裕を持って「並と玉子と味噌汁」を飲むように食べて、吉牛(よしぎゅう)パワーで優勝目指したいと思いますo(^o^)o

あっ、そうそう、一昨日道端で懐かしいものを見つけました!
2012-04-12 16.03.22.jpg

つくしんぼうです。愛媛県では「ほうしこ」と呼んでいました。
今日の試合はつくしんぼうのように、真っ直ぐな気持ちで辛抱のラリーを続けたいと思います。
ストレートばかりで単調になりそう…(^_^;)
頑張ってきます!結果はまた報告しま〜す。
posted by まさやん at 07:53| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月08日

寅吉のブログ

寅吉のマスターがブログを始めました!
http://ameblo.jp/hakata-torakichi/
僕のブログの右下に、リンクも張っておきました。
昨日の僕らの写真も早速掲載してくれていました。
皆さんも是非チェックしてみて下さい。

僕らのことを持ち上げてくれてるのは嬉しかったのですが、やはり
キーボードに慣れておられないようで

「チャンピョン」

には少しクスッとしました(^^)

実直でまっすぐで、そして優しくて人当たりの良いマスターと
愛想が良くて明るくて可愛い奥さんの、美味しい美味しい料理を
ぜひ皆さんも味わいに昭栄町まで足を運んで下さいね!

寅吉ぃ〜ファイトォ〜!
posted by まさやん at 21:14| 大阪 | Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安定したショットのために

珍しく早い更新です(^^;

火曜日はエラい強風でした。
台風並みの勢力で低気圧が猛威を振るい、交通機関はマヒするわ
トラックは横転するわ、人は転倒するわで、日本中が大変な騒ぎに
なりました。

既報の通り、大阪も例に漏れず強風に見舞われました。
僕は土曜(昨日ですね)が試合なので、いつもは行かない
(行けない・・・)八幡市の練習(たけのこ)に顔を出そうと
思って、仕事を早く上がったのですが、何と御堂筋線 江坂〜中津
の間が運行休止となっていたのです(ToT)
駅員さんの説明によると、川(淀川)を渡るのがNGだとの事でした
川に架かった鉄橋は、風を遮るものがないので危険だとの判断
なのでしょう。

その時点でほぼ練習参加は不可能だったのですが、江坂〜千里中央
は動いていたので、千里中央経由モノレールにて帰宅しようと
躊躇なく善後策を選択しましたが、千里中央行の電車もなかなか
発車してくれなくて、実にイライラしました・・・
まさに前回の記事に書いたような状況でした。

バド練習しようとして行けなかったのは、やはり尋常ではない
ストレスなのですが、この不都合・欲求不満が次回練習への強力な
モチベーションになりますので、悔しいけど良しとしておきます。

ところで皆さんに報告です!

僕の高校の後輩が、バドマガに写真が載ったのです。

バドマガ今月号(4月号)の58ページ。クラブ紹介のコーナーです。
浦和あすなろクラブという、レディースのクラブです。
前列左から2番目に、素敵な笑顔の可愛い女性が写っています。

城山(旧姓:杉本)亜弓。僕がかつてコーチをしていた時の教え子
です。
女子の後輩でバドを頑張っているのはあまり居ないのですが、この
城山、いや杉本という方がしっくりくるなあ、は色々と忙しい中
笑顔でバドを頑張って楽しんでいるようです。

いやあ、大事な後輩がバドマガに写真掲載されるのは、手放しで
嬉しいことには違いないのですが、先を越された!ということで
若干悔しいまさやんなのでした(^^;

今年こそバドマガに写真を載せるぞ〜!杉本より大きなサイズで!

ではバドの話。

<安定したショットのために>

バドミントンというラリー競技は、エースショットで得点を獲得
する競技ですが、一方、相手からエラーを奪う競技とも言えます。

普通にラリーを打ち合う分には、相手も普通に返球してきます。
そのまま打ち合っていれば、いつまで経っても点数が入りませんね

ということで、あの手この手で相手を揺さぶってミスを誘ったり
相手の体勢を崩してエースを奪ったりしてゲームは進行していく
訳ですが、そこで重要なことは

「自分からミスをしない」

ということです。

試合をしていて最も楽なのは、相手のミスです。
労せずして1点を頂けるので。

しかし誰しもミスをしたいと思ってするわけではありません。
ミスしないように狙いを定めて打っているのですが、肝心のその
狙いが定まらないということなのです。

それはなぜか?

大きな要因の一つは「手打ち」になってしまっているのです。
上からのショットも、アンダーハンドストロークにしても、です。

バドのショットはラケットを使って打つので、手よりまだ先で
打つだけに、ちょっとのブレが大きなコントロールのずれに直結
します。

その好例がゴルフです。
ゴルフは、長い長いクラブの先で打つので、ほんの少しのブレが
200ヤード先ではコースを逸脱するくらいの、大規模な大ミス
に変貌してしまうのです。

そしてさらに好例が、カーリングです!

カーリングという競技は、コントロールだけと言っても過言では
ありません。
(いや、投げる人以外にも、戦略やデッキブラシ一生懸命で掃く
人も重要なのでしょうが・・・)

カーリングの投球フォームは皆さんもご存知の通り、体で投げて
います。
あのように20kgもの重いストーンを、ツルツルの氷の上でコント
ロールするのですから、細心の注意を持ってしっかり体全体を
使って投げる必要があります。
あれを、ボーリングのように、立った状態で手を振って投げるの
では、進行方向のコントロール、つまり奥行きを気にしないなら
コントロールできますが、40m近くも先のハウス内をピンポイント
で狙うのは不可能です。

身体はしっかり固定して、腕の動きは最小限にして、身体全体で
押し出すようにして狙わないと、とてもとてもコントロールは
つかないでしょう。(ってカーリングやったことありませんが)

バドミントンも、肝は同じです。
カーリングに比べたら、コントロールのぶれの許容範囲は広い
ですが、コート四隅やネット際を狙うことを思えば、やはり狙い
どころは狭くなりますし、その狭いところを狙うのでコントロール
は手先で打つのでは、思ったところにはシャトルは飛んでいって
くれないのです。

よく言われるのが、アンダーハンドでロブを上げる時に、足を先に
床に付けてから打つ、ということです。
インパクトが、足の着地と同時になってしまうと、どうしても
点で打つような打ち方にならざるを得ないので、コントロールが
定まりにくいのです。

まず足を床につけて土台をしっかり確保してから、その土台を
しっかり使って、手先だけでなく身体全体を使ってロブを上げると
ミスしにくいし、コントロールも定まりやすいのです。

万一、足を先につく余裕がないような場合は(そういう場合も多々
あります)ミスしないように、コートの内側気味を狙うことが
重要になります。狙いがぶれてもアウトにならないように。

上からのショットもしかり、です。
シャトルは軽いので、手先だけでも問題なく奥まで打てるのですが
しっかりコントロールをつけるためには、やはり身体を使って
打たなければ、狙ったところには配球できません。

そうは言っても、相手に振られて崩されて、なかなか十分な体勢
では打たせてもらえないのがバドミントンです。

ですので

「崩されながらも、身体を使って打つ」

ということを念頭に置いてプレーすることが必要だと思います。

そのためには、やはり土台、つまりフットワークが重要だという
話になるのですね(^^;

つまり

「コントロールのためには、フットワークが大事」

ということになるのでした。

ただ、皆さんはバリバリフットワークの練習や、トレーニングを
日々頑張ってできる方ばかりではない(ほとんど居ない!?)と
思われますので、ここでお伝えしておきたいこととしては

「体勢が乱れた状態では、安全にコートの内側を甘めに狙う」

ということです。
自分のコントロール能力と、自分の打つ時の体勢とを天秤にかけて
相談して、この打ち方ならばミスらないだろう、という考え方を
することは、とても大事なことだと思っています。

***************************

昨日は大阪社会人クラブバドミントン選手権個人戦でした。
昨日はダブルスでした。

既報の通り、僕は45歳の部に出場しました。パートナーは言うまで
もなく見市です。

全日本シニアで3位になっている僕らが、大阪社会人で負ける訳
にはいきませんし、また負ける訳はないと思っていました。

結果は、予想通り!?問題なく優勝しました!
決勝の第一ゲームこそ、僕が若気の至り!?を見せてバタバタして
接戦の末に落としてしまいましたが、第二・ファイナルと磐石の
試合運びで、半分くらいの点数に抑え、完勝での初優勝となったの
でした。
決勝の相手は、近畿社会人シングルスに続いて、三国クラブの
藤田さんでした。
藤田さんの優勝をいつも阻んでしまって恐れ入ります(^^;
写真は、優勝した見市正岡ペアと準優勝の藤田さん高井さんペア
です。
DSCN3049.JPG
ちなみに、いつも日曜のホワイトオークで一緒に練習している
門野・畑下ペアが、35歳ダブルスを完勝で制しました。
喜びの写真を添付します。
DSCN3050.JPG
ホワイトオークから、チャンピオンが2つ出たということですね!
素晴らしいです。

もっと言うと、40歳ダブルスは、たまにホワイトオークに来る
国信さんペア(パートナーは小山さん)が、これまた完勝での
優勝でした。おめでとうございます。

期待の寺尾真野ペアは、期待通り決勝までは難なく進出しましたが
決勝では国信・小山ペアに全く歯が立たなかったそうです。
まあ、初めて組んだばかりなので、まだまだこれからだと思います
また一緒に頑張っていきたいものです。

ところで今回は試合する前から「祝勝会」を予定しておりました
ので(^^;、会場である舞洲アリーナには電車・バスで行き
ました。

僕の希望としては、前回同様西九条で下車して、西九条の吉野家で
並・玉子・味噌汁を頼んで、朝からエネルギー充填を完璧にした
かったのですが、見市との待ち合わせの関係で、桜橋からバスに
乗ることになりました・・・

JR桜橋は閑散としている駅で、コンビニなど皆無だったのですが
嬉しいことに舞洲アリーナのすぐ横に、新しくローソンが出来た
ので、朝食と昼食の心配は軽く解消されました(^^)

試合を終えてさて帰って飲もう!と思いましたが、舞洲アリーナ
からバス・電車で帰るのは、正直面倒でした・・・(^^;

しかし、前述の畑下が車で来ていたので、乗せてもらうことに
なったのでした。

駐車場代1,000円を僕と見市で支払い、畑下の家は守口市である
にも関わらず、自宅の前を通過して、祝勝会会場である寝屋川の
「寅吉」前まで送ってくれたのでした! 
何と優しいヤツなんでしょう。

畑下くん、ホントに助かりました!どうもありがとうございます。
昨日は一緒に飲めなくて残念だったけど、また次回は是非寅吉で
最高に美味なもつ鍋と焼きラーメン、そして夥しい大量のお酒で
酩酊するまで飲み明かそう!
素敵な奥さんにもよろしくね。

楽しい楽しい寅吉では、ついつい長居してしまうので、ついつい
酒量はとめどなくなってしまって、最終的には確実に酩酊して
しまうのでした・・・
今回もとっても美味しかったです!寅吉さんの大将、野岸さんと
奥さん、どうもありがとうございました。
寅吉さんが商売繁盛していくことを、心からお祈りしております!
IMG_20120407_221745.jpg
さて今週土曜日はシングルスです。僕は連覇がかかります。
まあ結果は当日の実力通りにしかなりませんので、気負うことなく
淡々と頑張りたいと思います。
あっ、今回審判活動は全然お手伝いできませんでしたので、次回は
積極的に主審、線審と協力したいと思います。
DSCN3051.JPG
ではまた!
posted by まさやん at 20:52| 大阪 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

強く打てる体勢まで我慢しよう

先週は仕事が非常に忙しい一週間でした。
ということで、木曜日の練習にも行けず、それどころかホーム
チームである畷シャトルズの土曜日の練習すら行けず、尋常で
ないストレスが蓄積しておりました。

皆さんは一週間に何回練習されているのでしょうか?
皆さん忙しい社会人(学生も読んでくれていますかね)ですから
できても週に一回、もしくはできても二回くらいなんでしょうね

学生時代のことを考えると、多くて週に二回の練習はとてもとても
上達するのに十分な練習量だとは思えません。
学生時代は、週に4〜5回はシャトルを打っていたと思いますので

しかし社会人になったら、何かと忙しいんです・・・
ちょっと仕事が忙しくなったりしたら、貴重な一回の練習ですら
行けないことは普通に生じますよね。

考えようによってはそれが普通の状態なので、その中でいかに
時間を捻出して、1時間でも30分でもシャトルを打ったり、体を
動かしたりすることは、普通に必要になってくるのだと思います。

社会人の公式戦は、一日に6試合や7試合もの対戦をこなすわけでは
ありません。(そんなにできない・・・)
勝ち上がってせいぜい3試合とか、多くても4試合くらいだと
思います。

しかし、そんなそれほど多くないと思われる試合数でも、試合と
なると真剣度が全然違うので、体へのダメージは練習の比じゃない
のです!

となると、やはり試合で勝ち上がっていくためには、3〜4試合を
通して、精力的に動き続けられる体力を獲得・維持していかないと
練習では良くても試合では体力切れしてやられてしまう、という
悲しい結果になります。

メイン競技であるバドで負けるということは、非常に悔しいこと
です。
そして負けてしまうということは、経緯はどうあれ

「相手より自分が弱いから」

にほかなりません。

忙しいことに言い訳をして、だから勝てなかった、という一連の
言動には、1mgすらも意味がありませんので、そうならないように
みな頑張って練習時間の確保に努めているのです。

かくいう僕も、先週がそういう状況でしたので、普段はあまり
行かない日曜日の練習(西コミセン)にお邪魔してきました。

ここは福島塗料の社長である福島さん主催の「翼クラブ」という
ところです。
正直、あまりレベル的にはものすごく強いところでもないのですが
皆さん和気あいあいと、それぞれのレベルで一生懸命かつ真剣に
眼前の対決に躍起になって頑張っておられます。

そこはペアリングを「箸」のくじ引きで決めるのですが、僕は
幸い!?にも外れは一回のみで、ほぼコートに入りっぱなしで
たくさん打たせて頂きました。いつもながら福島さん、ありがとう
ございますm(_ _)m って僕のくじ運のおかげかな!?

僕の感想を言うと、ここのクラブのレベルに対して、僕が貢献
できる可能性が非常に高い、ということです。

つまり、皆さんそれなりに自分のプレーで一通りのショットを
打って試合を進めておられますが、ヒジョ〜〜〜〜に改善できる
ポイント満載の方々なのです(^^;

一緒に組んだり対戦したり、そしてコート外からプレーを見て
いたりすると

「ああ、もっとこういう打ち方をすればいいのに」

とか

「ああ、そこじゃなくて、あそこに打てばいいのに」

とか、色々な改善ポイントが浮かびまくってしまうのです。

ものすごく端的に言うと、ポイントは2つです。

* 打ち方がまずい。

* コースが単調。

しかし、皆さんが求めているバドのレベルも様々ですので、僕が
一概に「こうした方が良いです」という、一方的なアドバイスは
期待していない可能性も十分あります。
ということで、僕は普段は、求められない限り基本的にはそれほど
アドバイスはしないのです。

明らかに「強くなりたい!」「もっと頑張って上達して試合でも
勝ちたい!」という方には、遠慮なくガンガン言いますが、全員が
全員そういう上達志向の方々ばかりでもないと思っていますので
僕は決しておせっかいにあれこれ言うべきではないと考えています
みなさん、成熟した大人ですからね(^^)

ということで、アドバイスは最小限に留めて、僕は楽しい練習を
満喫してきました。

しかし仕事で疲れた体は、練習ですら体力が持たなくなるような
状態に落ちてしまっていて、本当は日曜夜のホワイトオークにも
参加して、練習不足を一気に取り返そう!と最初は意気込んでいた
僕ですが、福島さんのところの練習だけで疲労困憊になってしまい
ました・・・(^^;

となるとビールしかありません!?
体育館帰りに行きつけ!?のコンビニに寄って、ビール1缶と最近
少しMyブームの角ハイボール2缶購入しました。

そして録画してあった将棋NHK杯決勝、羽生善治NHK杯選手権者
(ちなみに読み方は「せんしゅけんじゃ」なんで濁るんやろう?)
VS渡辺明竜王という、今将棋界で最高峰の対戦をワクワクしながら
グビグビやっていました(^^;

予想通りの手に汗握る展開から、序盤の研究・構想に勝った羽生
二冠が優勢のまま押し切って、見事優勝されました!
おめでとうございます!!!

なんと羽生さんは、これで単独トップの10回目の優勝、しかも
前人未到の4連覇という「神がかった」(解説の森内名人評)
強さを発揮して、当然史上初の「名誉NHK杯選手権者」という自身
7つ目の永世称号を獲得されたのでした。

ご存知の方も多いかと思いますが、将棋界には7つのタイトル戦が
あります。
それぞれの獲得回数の規定に応じて、タイトルを規定回数以上獲得
した棋士には、永世称号なる栄誉が授与されます。

例えば名人・棋聖ならば5期獲得。王将ならば10期というように
です。
中でもハードルが高いのは「永世棋王」で、獲得条件は

「連続5期」

のみなのです。5連覇しか許されないとは・・・
しかしそれすらも、羽生さんは獲得されています。(これを持つ
のは羽生さんのみです)

羽生さんは、7つあるタイトルにおいて、既に6つも永世称号を
獲得しているのです!
残るは竜王のみですが、竜王もあと1回獲得すれば永世称号が
得られます。

NHK杯はタイトル戦ではないのですが、TVで放送するメジャーな
棋戦であり、しかも前年度優勝しても、また一からトーナメントに
参加して勝ち上がらなければならないことを考えると、10回も
優勝して、しかも4連覇ということは、やはり常軌を逸したとん
でもない強さで、この新たな永世称号獲得は、他の正式タイトル
戦に勝るとも劣らない栄誉だと思います。

ああ、思わず熱く語ってしまいました・・・(^^;
これは将棋のブログではありませんでした。

羽生さんの優勝に興奮した僕が、さらにお酒が進んだのは言う
までもありません。

それから2012全英オープンの男子ダブルス決勝を見て、これまた
尋常でない興奮をしてしまって、酔うわ興奮するわで、一人で
画面に向かって

「オオ〜!」

とか

「チャアシャア!」(意味はありませんが、なぜかエースを決めた
          時にこのフレーズがつい口をついて出て
          しまいます)

とか

「アチャ〜・・・」

とか、ナイスプレーには拍手したり、応援している韓国チームが
エースを決めたらガッツポーズをしたりで、それはそれはうるさい
いち観客と化してしまっていました。

対戦カードは鄭在成・李龍大vsカイユン・フーハイファン。
将棋に続いての!?世界最高の対決でした。

第一ゲームは一進一退の大接戦ながら、最後に中国が抜け出て
先取。

第二ゲームは、不調のカイユン狙いに出た韓国チームが大差で
取り返しました。
第二ゲームのゲームポイントでは、中国チームも完全に諦めていて
ただ球を上げるだけの非常に気を抜いたラリーでした。
全英の決勝ではとても珍しいシーンでした。

勝負のファイナルは序盤こそ競り合いましたが、中国チームにミス
が多く、韓国チームが大差で勝利!
優勝が決まった瞬間の、鄭在成の、床に寝転がってピクつきながら
のガッツポーズがとても印象的でした。

その放送では、ところどころでスーパースローで選手のプレーを
再生してくれていて、鄭在成の超強烈なスマッシュ時の腕の使い方
や、李龍大のスーパーレシーブ時のラケットワークなど、見ていて
ものすごく参考になる素晴らしい教材となりました。

鄭在成の腕の使い方は、本当に理想的です。
肩、ひじ、内旋、回内が見事にリンクしており、ラケットヘッドの
速度が最大限になるような素晴らしい振り方をしています。
あの振り方をしているからこそ、威力絶大・破壊力抜群の豪快な
スマッシュが打てるんだと納得しました。
あの振り方は、皆さんにもぜひとも見て頂きたいと思いました。

また李龍大のレシーブは、自分のかなりフォア側に来た厳しい球
(フーハイファンのスマッシュだから相当厳しい・・・)を
バックハンドで返して、しかもそれがネットを越えて沈んでいた!
という、解説の栂野尾さんにして

「これは素晴らしいレシーブですねぇ」

と感嘆せしめたほどのスーパープレーでした。

同じようなプレーは望むべくもありませんが、我々のレベルと
しては、あのような世界一のプレーを見ることで、バドミントンの
素晴らしさを再認識して、少しでもモチベーションを上げられれば
十分に価値あることだと思います。

話は二転三転します(^^;

先週日曜日は、第17回四条畷オープンバドミントン大会でした。
団体戦の大会で、1部(若者・・・という言い方が悲しい)と
2部(チーム合計年齢280歳以上。つまり平均46.6歳)に
分かれております。

僕はもちろん!?2部でした。平均年齢より少し若いですが・・・
チームは四条畷Aでした。ちなみに昨年は優勝しております!

試合形式は、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3試合
です。
わが四条畷Aチームのメンバーは

僕、見市、桐野さん(守口のホワイトオークに毎週熱心に来られて
いる方。何と70歳!)、西川さん(昨年も同じチーム)、入江
さん(プレーがトリッキー)、そして上田さん(元ソフトボール
選手。小柄ながらパワフルかつ運動量豊富)

でした。

オーダーは、基本的には僕と見市で組んで、後はどうしようか
という感じでした。

僕と見市は、自分で言うのも何ですが、全て余裕の圧勝でした。
ということで、女子とミックスに頑張ってもらうのみでした。

当日は、入江さんにミスが多く不調の様子だったので、西川さんと
上田さんの女子ダブルスに頑張ってもらう形となりました。

予選ブロック3試合、決勝トーナメント2試合とも、危なげなく
勝ちきって、嬉しい2連覇を達成しました!ヤッター!
助っ人の桐野さんも、ミスの少ない丁寧なプレーで、勝利に貢献
してくれました。参加頂いてありがとうございました。

ちなみにこの桐野さん、とても寡黙な方で、あまり言葉を発し
ません。
実直で真面目な感じの方なので、僕はついつい笑わせてやろう!と
冗談を連発すると、少しだけニヤッとして「また〜」なんて感じで
僕を指さすのです(^^)
その仕草が面白くて、僕と見市は影で密かに真似していたことを
ここで白状します・・・

この大会には、多くの知り合いが参加していて、とても楽しい
雰囲気でした。

山田さん(中大の先輩)、幡野さん、寺尾さん、合田さん、喜多
さん(きょんきょんさん)徳田さん、徳田さんの奥さん、中島くん
(ジマさん)、歌野さん。
そしてHIWAKAIから竹内さん、竹内娘さん、真野くん、勝山くん
(某一流企業所属)、勝田くん、勝田くん奥さんなど、非常に
リラックスして楽しめた大会でした。
当日の写真をいくつか添付します。
DSCN2989 - コピー.JPG
四条畷バドミントン界のトップに君臨する二人です。
DSCN2992 - コピー.JPG
セントポーリアの男性陣です。敗戦後なので表情は冴えません。
DSCN2995 - コピー.JPG
セントポーリアの女性陣です。僕の右が喜多さん、左が徳田さんです。
DSCN2997 - コピー.JPG
山田さんチームで出場していた寺尾さんです。
DSCN2999 - コピー.JPG
嬉しい優勝の四条畷Aチームです!

山田さんとは、朝、体育館のピロティー駐車場でお会いしましたが
何と韓国にマラソン走りに行かれていたそうで、韓国土産(海苔
とチョコパイ)を下さいました。美味しかったです。ありがとう
ございました!

ところで僕は、四条畷の他のチームの女性陣から、なぜか

「ダンディーさん」

と呼ばれていました!?
あの「ゲッツ!」のダンディーからきてるのかと一瞬不安になり
ましたが、聞いてみると、僕が紳士的だから、なんだそうです。

そんなこと言われてしまうと、紳士的に振舞わざるをえなくなり
ます・・・
そして「ダンディーさん」と呼ばれて「はい」って返事するのも
とても違和感がありました。
しかし、実は悪い気もしないので、これからも紳士的でいようと
思います!?

嬉しい連覇を決めたとなると、当然の祝勝会です。
行きつけのお店、忍ヶ丘の「あぐ楽」で開催となりました。

僕は車で来ていたので、一旦車を置きに家に帰り、シャワーを
さっと浴びてから出かけました。

京阪香里園とJR学研都市線忍ヶ丘は、直線距離こそ大したことは
ありませんが車を使わずに移動となると、非常に不便極まりない
のです。

香里園から京阪に乗り、隣の寝屋川市駅で降りて、そこから
タクシーで移動しようと思っておりました。

しかし、スマホのマップで調べてみると、寝屋川市駅から忍ヶ丘
も相当な距離がありました。
これはタクシー料金もかさんでしまうなあと思った僕は、少しでも
タクシー乗車区間を短くしようと、昭栄町のあたりまで歩きました
つまり「寅吉」のあたりまでです。
セコいと言わないで下さい。もったいながり屋なのです(^^;

途中寅吉も通過しましたが、のぞいて入らなかったら申し訳ない
ので、外からチラ見だけして、通り過ぎてしまいました。
大将、奥さん、すみませんでしたm(_ _)m

昭栄町の交差点は大きいので、流しのタクシーならばすぐに
拾えるだろうと楽観しておりましたが、全然「空車」の表示が
見えません・・・

立ち止まっているのももったいなかったので、さらに直進して
ついに外環(国道170号)にまで出てきてしまいました。

外環ならば絶対タクは居る!と信じて、さらに忍ヶ丘方面に向けて
歩を進めていましたが、いつまで経ってもタクシーは通りません。

既に店で宴会は始まっており、見市からは電話で「いまどこ?」
と聞かれます。気持ちばかりが焦ります。

ついに観念した僕は、タクシーを電話で呼ぶことにしました。
呼んだ場所は「楠根」の交差点でした。寝屋川市駅からは相当な
距離(3km強!)を移動してしまいました(^^;
5分で来るとのことだったので、焦りながら少し待ちましたが
電話で呼んだ1分後、流しのタクシーが通りかかったのです。

僕は躊躇なく手を上げてそのタクシーを確保し、行き先を告げて
から、先ほど電話したタクシー会社にキャンセルの連絡をしました

ようやくたどり着いて合流して、それからはビール、ビール
チューハイ、チューハイ、チューハイの連呼を繰り返し、最後には
記憶もおぼろげでした。
ちなみに祝勝会メンバーは、最初は桐野さんを除く全員でしたが
上田さんが「家族で鍋をします」とのことで早々に帰られたので
僕、見市、西川さん、入江さんの4人で、相当飲みました。
写真添付しますが、みな相当に出来上がってます(^^;
DSCN3003 - コピー.JPG

あっ、ちょうど帰宅のタイミングだった見市の奥さん(美波ちゃん
)も参加してくれていました!美波ちゃんは上田さんが帰る時に
一緒に帰りました。

話の流れで、日曜日午前中のレディースの練習に、僕と見市で
参加させて頂くことになりました(と思います)
しかし、一応、四条畷レディース総長!?ドン小坂さんに事前に
申し入れしておく必要があるそうです(ということだったと思い
ます)

帰宅がまた大変だなあと思っていましたが、西川さんの旦那さんに
何と香里園まで車で送って頂きました!
行きと違って非常に楽させて頂きました。
西川さんの旦那さん、ありがとうございましたm(_ _)m
とっても助かりました。

帰宅して歯だけ磨いて、いつもの通りリビングで朝まで寝てしまい
ました・・・

ではバドの話。

<強く打てる体勢まで我慢しよう>

ダブルスでの話しです。

ダブルスでのラリーでは、なかなか十分な体勢では打たせてもらえ
ません。

それどころか、厳しく左右に振られ、打つのに相当不自然な体勢
を強いられるのが普通だと思います。

トップクラスの選手には、そのように多少振られて体勢が崩され
ながらも、それでもなお強いスマッシュを繰り出せる体力と
豊富な練習量があるのですが、我々社会人プレーヤーにとっては
ちょっと厳しい相談です。
崩れた体勢で無理矢理攻撃すれば、ミスする確率も高いですし
無理矢理攻撃をレシーブで切り返されたら、それこそ次は全然
取れませんっていう話になります。

しかしそうやって振られながらも、頑張って攻撃を継続して
いかなければ、得点には結びついてくれないのです。

そこで「我慢」なのです!

相手の厳しいロブで左右に振られながらも、一応は上から打てて
いるのであれば、ドロップやカット、あるいは5〜6割程度の
スマッシュでネットから沈めて、その間に少しでも体勢を立て直す
のです。

ここで言う「我慢」とは、そのつなぎの球でミスしない、という
ことです。

振られに振られながらも、何とか上から沈めていって、前衛は
ネット前に詰めてヘアピンを落とされないようにして、何とか
スマッシュを打てる体勢まで我慢してつなぐのです。

振られてすぐミスってしまうと、それですぐに1失点です。
そして振られたからといって、すぐに上げてしまっていたら
攻守交替され、得点のチャンスを失います。

ということで、何とか我慢してネットに沈めて、動きの中で体勢
を整えて、強く打てる時まで頑張ろう、というのが今回のお題
でした。

左右に振られてもなお、スマッシュを打てて、さらに次の球にも
ついていける強靭な体力と脚力があれば、連打連打で構わないと
思います。
しかし、そこまでできない社会人選手としては、振られたら我慢
してつないで、打てるチャンスが来たら思いっきり叩き込む!
というスタイルが良いように思います。

意識してみて下さい。
***************************

先に述べた将棋棋士の羽生さんは、疑いなく史上最強の棋士だと
思います。
名人のタイトルこそ、大山康晴15世名人(18期)、中原誠16
世名人(15期)にかないませんが、総獲得タイトル数は現時点で
史上最多タイの80期!(故大山康晴15世名人と並んでいます)
現時点でも2冠を保持していますので、更新は間違いないところ
です。

羽生さんは、小学生名人になって奨励会入りして、なんと中学生で
プロ入り、つまり四段になったという天才です。
将棋界の7つのタイトルを総なめにした7冠フィーバーは、今も
記憶に新しいところです。
つまり天才中の大天才なのです。

その羽生さんが書いた本を、先日本屋で得意の立ち読み(^^;
しました。
その本の中で、羽生さんが「才能」について語った部分があり
ました。

才能・センス・天才。これらの言葉は凡人の我々にとってみたら
何か別次元の世界の話であり、生まれ持った遺伝子によって
予め決められているような諦めにも近い感覚があります。
日常生活やバド練習の中でも「あいつはセンスがある」とか
「彼は天才的だ」とか、逆に「彼はセンスねえなあ」とか「ああ、
やっぱり私はダメだ」など、実体が無いようでしっかり実在する
才能というものの正体について、他でもない才能の塊・稀代の天才
である羽生さんがどう思っているのか、興味津々でページをめくり
ました。

羽生さんいわく

「才能とは一つのことを熱意を持って続けられることだと思って
います。
瞬間的にきらめく才能を発揮する人もいますが、そういう人の中
には才能に溺れて努力を怠り、長い目で見てよい成績を残せない
場合も多いのです。
逆に、一見パッとしないように思える人でも、一生懸命コツコツと
地道に精進を続けているような人の方が、成績で上にいくことが
よくあります」

表現・文言は多少異なりますが、ほぼ上記のようなことを書いて
おられました。

これを読んで真っ先に思い浮かんだのは「ウサギとカメ」でした。
もちろんウサギが天才で、カメがコツコツの努力家です。
天才は人が苦労して習得することを、いとも簡単に実現できて
しまいます。
一方カメは、ウサギのように速くは走れません。
しかし、ゴールはウサギと同じなので、とにもかくにも自分の
速度で一歩一歩前に進んでいくしかないのです。歩みを止める訳
にはいかないのです。
その結果が、油断して居眠りした天才のウサギより先にゴール
できたのですね!とてもいいお話です。

羽生さんのような大天才に「才能とは継続することである」と
言ってもらえると、とても勇気が湧いてきます。

しかし最初に書いたように、忙しい社会人では、その継続ですら
現実的になかなかに難しい問題であります。
仕事で疲れた上に、飲み会なんかもあって、寝不足の状態で
夜の11時に帰宅したような場合は、とてもそこからトレーニング
しようなどという気持ちには普通はなれないものです。

時間には限りがあります。どのように時間を使うかは、その人の
思考(志向・嗜好)に委ねられております。
忙しい生活の中で、バドミントンをするためには、やはりバドを
好きでなければ、時間を捻出して練習に行ったり、体を鍛えたり
することはできないと思います。

よく考えると、一つのことをずっと好きで居られて、それをずっと
続けられるということ自体、既に一つの特徴ある性格であり
それ即ち「才能」と呼べるほどの貴重な特質なんだと思います。
その時点で決して凡人ではありませんね(^^;

一つのことに集中して継続していくことは、例えその事が大好き
であったとしても、時にはマンネリになったり、他の事に気を
取られたりで、なかなか難しいように僕は思います。
特に僕は、良くも悪くも興味が色んな方面に分散する傾向にある
ので、あまり一つのことを集中して継続することは、実は得意では
ありません。

そんな僕が、熱意を継続してバドをやれている理由を考えてみると

「自由にバドができないから」

だと思うのです。

いつなんどきでも自由にバドできる環境であれば、食傷、つまり
飽きてしまう可能性が、僕には多分にあります(^^;

やりたいけどやれない。せっかく今日こそは練習しようと思って
朝から張り切っていたのに、仕事が長引いてできなかった!
チッキショー(懐かしの小梅太夫)という不都合・不満が定期的に
あるからこそ、練習できた時の嬉しさが際立ち倍増するというもの
です。

そこで思い出したのが、僕の高校の先輩、津商業高校の教諭である
神田厚先生に教えて頂いた言葉です。
いわく

「多少不都合がある方が、生物学的には最適な状況である」

なんだそうです。
全てが思い通りに進むことなど皆無なのが人生ですが、仮に万一
全てが自分の思い通りに進んでしまったら、実はその状況は
ちっとも幸せでも嬉しくもないかもしれません。

我慢の末に勝ち取ったエースこそ、真に嬉しいエースなんだと
思います。
ということで今日のお題の「我慢」が大事ということなのでした。

皆さん、不遇の時にこそ、喜びの種が隠されています。
うまく行かない時を、希望を持って乗り越えましょう。

来週土曜日は、大阪社会人クラブバドミントン選手権大会です。
来週はダブルス、再来週土曜日はシングルスです。
単複優勝を目指して頑張ってきます!
審判活動も、です。
また主審の時は、若干緊張しそうですが・・・
今回はバスの時間に間に合うように、余裕を持って吉野家の牛丼を
味噌汁つきで堪能したいと思います!?

ではまた。
posted by まさやん at 12:39| 大阪 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする