いや、より正確に表現するならば「大好き!」です。
子供の頃から、昔話・民話・伝説の類を好んで読んできましたし
純文学・小説・探偵物・ドキュメンタリー・ハウツー物等
種種雑多な分野の本を折に触れ濫読してきました。
ですので趣味は胸を張って「読書」と書けるのですが、これまた
正確に言うと「立ち読み」(^^;が得意技なのです。
こう書くと「なんだ。マサやんは立ち読みばっかりして、全然
お金を出して本を買わないのか?みみっちいなあ」と誤解される
かもしれませんが、もちろんそれなりに本は購入しています。
しかし本のタイトルや帯の紹介文の概要を見たら、欲しい本が
ありすぎてしまって、でもその全部を買うわけにはいかないので
ざっと流し読みして、購入に値する本がどうかを見極めてから
初めて固い財布のひもを緩める流れとなっております。
そうやって厳選しても、読みたい本の数はとても多いので
それを全て購入していたら、僕の僅かなお小遣いは容易に枯渇
してしまいます。
そこで登場するのが「古本屋さん」なのです。
昔は古本屋というと、神田の古書店街や大阪のカッパ横丁などの
古書の類が狭い店内にぎっしり並べられ、やる気なさそうな店主
がタバコ吸って14インチのテレビに没頭しているようなイメージ
でしたが、最近は「Book off」「古本市場」など、古本業界が
一般化され、フランチャイズ化されて、古本がとても身近な
存在になっていると思います。
古本、というとちょっとだけイメージが良くない感じですが
本は書いてある内容こそが大事なのであって、別に本棚の
アクセサリーでもないので、新品である必要は全くありません。
「Book off」など、管理がしっかりしているので、本の分類も
きっちり綺麗にジャンル分けされていますし、店の広さや在庫数
など、大型書店に匹敵する規模で、しかも同じ内容の本を格安で
購入できるとなると、もう普通の本屋さんで買うのが勿体ない
気がして仕方がないのです。(僕は基本的に勿体ながり屋!?
です)
で、こないだ買った本が、何と「アンネの日記」でした(^^;
なにを今さらと言わないで下さい・・・僕はまだ読んだことが
なかったのです。
もちろん題名はよく知っていました。第二次大戦中のオランダで
ゲシュタポの目から逃れるために、秘密の隠れ家で生活していた
アンネフランクの日記です。
しかし、題名は知っていながら読んだことがないという名作は
まだまだたくさんあります。
いつかは読みたいなあと思いながら、たまたまのぞいた古本屋で
その本が格安で売っていたので、購入したわけです。
確か50円くらいでした(^^)
内容は当時まだ13歳の少女であったアンネの普通の日記です。
普通でないのは、当時のシチュエーションでした。
戦争も終わりに近づいて、アンネの家族達(隠れ家にはアンネ
一家4人、ファンダーン一家3人と歯科医のデュッセル氏の8人が
ひっそり暮らしていました)が、ナチスの影に怯えながら
ラジオから流れる戦況に聞き入って、連合軍の上陸作戦実行に
心躍らせつつ、希望の火を絶やさなかったという実話に基づく
日記です。
もう少しドラマティックに小説風に書かれているのかと思って
いましたが、その名の通り内容自体は単に日記なのです。
ただこのアンネさん、非常にませていて頭が良い!
文章も内容も、とても13歳が書く内容とは思えません。
将来、小説家を目指していただけの実力の片鱗は十二分に窺え
ます。(事実、隠れ家生活においても、数点の小説を書き上げて
います)
ストレスの溜まる隠れ家生活の絶望の淵に居ながら、逞しい
想像力と未来への希望を、本音の文章に書き綴ったこの「作品」
は、全国学校図書館協議会必読図書に選定されているように
誰もが一度は読んでみる価値のある本だと思います。
父や母や姉への思い、同居人ファンダーン夫妻やデュッセル歯科
医への批判、当初は何も思っていなかったペーター(ファン
ダーン夫妻の息子)への恋の芽生え、熱い愛情など、特殊な環境
下に居ながら、多感な青春時代の激しく強い内面を吐露していて
非常に興味深かったので、一気に読破してしまいました。
アンネの日記の中からいくつか名言を紹介します。
「薬を10錠飲むよりも、心から笑った方がずっと効果がある
はず」
「親は子供に助言し導くことはできるが、最終的な人格形成は
子ども自身の手に委ねられる」
「理想を持ち続けているのは、人間の性は結局、善であることを
今でも信じているからです」
などなど。
狭い隠れ家に閉じ込められながらも、アンネの精神はあくまで
気高く、そして活発な魂の活動は、日々アンネを成長させ続けた
のでした。
僕が一番強く感じたのは、アンネに比べたら僕は恵まれ過ぎて
いるなあということでした。
生命の危険がないというだけでも、大き過ぎる幸せです。
ただ、それが当たり前になってしまっているのは事実ですので
やはり定期的に読書をして、色んな考え方や他の生き方に触れる
ことで、現在の自分の状況を客観視しなければならないなあと
改めて思うマサやんなのでした。
先日、俳優の児玉清さんが亡くなりました。アタック25は僕の
大好きな番組でした。「アタックチャーンス!」の場面では
博多華丸がマネするより前から、僕はTVの前で拳を握りしめて
小刻みに震わせていました!?
また昨日、長門裕之さんも亡くなりました。ミュージックフェア
の司会は長門さんのイメージでした。また敬愛する桑田佳祐さん
に酷似している(桑田さんが似てるんですね)ことでも親近感が
ありました。
その前にはキャンディーズのスーちゃんも他界しております。
TVで一世を風靡してなじみが深かった方たちが、亡くなりつつ
あることは、すなわち自分自身も着実に加齢していることで
あります。
自分が学生の頃、45歳というと筋金入りのオッサンでした。
最新のヒット曲名も歌手名も知らず、ド忘れも多くなり、お腹も
出てきて、白髪も生えてきて頭も薄くなる・・・
気づけば僕ももうすぐそれ以上の46歳にもなってしまいます。
(5月29日が誕生日です。プレゼントやお祝いコメントは決して
拒みませんよ!)
バドミントンを続けてきているおかげで、お腹は出ていませんし
遺伝のおかげで、頭も薄くなっておりません。
しかし、最新のヒット曲名や歌手名などは、殆ど分かりません。
COUNT DOWN TVなどを見ても、7〜8割は知らない人ばかりです。
それに白髪は確実にそして大量に生えてきました。
僕は常日頃「人生は一度!やりたいことは全部やるべき」
「人生は楽しむためにある」「自分の好きなことをして世の中に
貢献するのが人生の目的である」と他人に宣言・アドバイス
し続けてきましたが、そういう自分の人生も活動的に動ける時間
としては、段々確実に少なくなってきました。
ちょっと辛気臭いですかね。ただ、先般帰省した時のオヤジの
よれよれのゴルフのフォームや兄の白髪、そして姪や甥の成長
などに、年月の着実な経過を否応なしに感じてしまいましたので
しかし一方で、老化の進行を遅くすることは可能だと思います。
それが日々の生活習慣だと思います。
定期的に運動すること、知識をたくさん吸収すること、色んな
ことに好奇心を持つ事、身体に良いものを摂取すること、そして
あまりストレスを溜めすぎないこと、などでしょうか。
脳は一生発達し続けるそうです。そして筋肉も鍛え続ければ
70歳でも発達するそうです。また視線を時折激しく動かすことで
目の筋肉が鍛えられ、老眼の発症を抑えることも可能なようです
(僕はまだ全然老眼ではありません)
僕は老化に対して、出来る限りの必死の抵抗を試みていきたいと
思っています。
僕が好きな、仏教(テーラワーダ仏教)の本に書いてあった事
ですが
「人間は死ぬまでにどう生きるかが一番大切」
とありました。
これ、考えてみれば至極当然なのですが、当然なればこそ非常に
奥深く深遠な真理を含んでいるのではないでしょうか。
人生において、自由な時間は少ないです。
僕の高校の同級生が、卒業文集に書いたことで、けだし名言!と
感心した文章がありました。
高校時代にやりたかったこと・・・たくさん。やれたこと・・・少し。
これからやりたいこと・・・たくさん。やれること・・・少し。
これからやれることを少しと限定していることが、少々冷めて
いるふしはありますが、これはかなり皆さんの実態に近いことを
言っているのではないでしょうか?
好奇心旺盛な人間ですので、僕はやりたいことがたくさんあり
ます。読みたい本、行きたい所、食べたいもの、見たい映画
やってみたいこと、両手両足の指では全然足りません。
しかし、自分に許された自由時間と照らし合わせると、それらを
実行・実現できるのは相当限られており、限られているがゆえに
あれもこれもとなって、優先順位がつけられなくなってしまい
ふたを開けてみると、何もやれなかったとなりがちなのです。
二兎を追うものは一兎をも得ず&虻蜂取らず。
これからの人生は、優先順位の見極めが重要になってきますね。
もちろん1番はバドミントンで(^^)これは間違いないです。
それは一応重要視かつ実現できていると信じます。
それを軸に置いて、後は適当に海、音楽、読書、旅行、(あれ?
仕事は???)を楽しみながらやっていければ、まあまあ満足度
高い人生になるのではないかと予想しています。
そして、バドを通じて微力でも世の中に貢献していきたいと
思っています。
今のところは、う〜ん・・・そこそこかな(^^;
これからが大事ですね。まあ、人生いつでも、今までよりも
これからが大事です。
否。これからというよりも今この瞬間こそが大事なのでしょう。
人生、過去も未来もなくて、今この瞬間しかありませんから。
今が大事で思い出しましたが、以前同じチームだったMくんが
僕とダブルス対戦した時に、1ゲーム目を2-15くらいでペンペン
に負けて、2ゲーム目の最初にMくんがミスをした時に
「ウェイウェイウェイウェイ!ここが一番大事なんだよ〜!」
と叫んでいました。
その時はMくん以外の3人は、心の中で爆笑しておりました。
1ゲーム目をペン負けした直後、2ゲーム目の序盤のそのショット
の重要度は、羽毛のように軽かったと思います。
ではバドの話。
<パートナーに任せよう>
ダブルスでの話です。
初〜中級者に、非常によく見られるダブルスでのマズい動きは
「相手を追い込んだ良いショットを打っていながら、その返球も
自分で打とうとすること」
です。これは今までの記事でも、ホントに口酸っぱくなるくらい
語ってきました。
しかしまだまだまだまだ・・・実行できている人が少ないのです。
ですので、飽きずに何度でも繰り返したいと思います。
例えば、相手のスマッシュをバック奥にうまく切り返して、相手
が乱れた体勢でバックハンドで拾いに行くような場合です。
その切り返したショットで相手を追い込んだ人は、そのまま
前衛に入るべきであって、その返球を下がりながら打ちにいって
はならないのです!
これはやはりシングルス的な発想から、全部自分で取らなきゃと
思う気持ちがそうさせております。
しかし、そうやってチャンボを打っておきながら、その返球を
下がって打とうとすることは、以下の大きなデメリットがあるの
です。
1.トップ&バックになれない
→ ダブルスの場合は、いかに攻撃態勢を継続できるかに
勝利の鍵があります。攻撃態勢とは即ちトップ&バック
であります。
トップ&バックになるためには、どうしても一人が前衛に
ならなければなりません。
しかし相手を追い込む良いショットを打ちながら、その
返球をも打とうとすると、どうしてもポジションは中間
位置付近とならざるをえず、一人が中間位置に居る場合は
パートナーも中間にポジショニングするしかないのです。
となるといつまで経ってもサイドバイサイドのままとなり
いつまで経っても攻撃態勢が敷けないということになり
ます。
2.相手にまた前に落とされてしまう
→ 相手を追い込んで、折角得られたチャンスですが、そこで
前に詰めておかないと、相手にまたネットに球を落とされ
またこちらが上げなければならなくなってしまいます。
そこで前に詰めていれば、相手のネットへの落としを上
から叩くことができるでしょうし、叩けなくとも高い位置
でヘアピンを落として、相手に上げさせることができます
またそういう動きをしていることによって、相手が前に
落としにくくなり、相手は上げざるを得なくなります。
3.下がりながら打つので、球の威力が減る
→ 実のところ、前に詰めないで自分が下がりながら打っても
チャンスボールを攻撃していることには変わりなく、それ
はそれなりに攻めているので良いのですが、下がりながら
打つのと、後衛が前に出ながら打つのでは、その威力には
雲泥の差があります。
うまく切り返した人が前に出てくれたら、その動きを見た
パートナーは自動的に後衛に下がれるので、相手からの
返球を十分な体勢で前に出ながらスマッシュすることが
できます。
4.前で圧力をかけられない
→ 次の球も取ろうとすると、どうしてもポジションはコート
のセンター付近になります。
となると相手の甘いネット前の球をプッシュするのは
簡単にはできなくなってしまいます。
たとえ実際にプッシュができなくとも、前衛でラケットを
上げて「甘い球は許さんぞ!」とプレッシャーをかける
ことで、相手は待ち構えられているストレートには打ち
にくくなり相手の返球コースが制限されるのです。
具体的には、相手も球を上げざるをえなくなります。
ネットに落としにくくなりますので。
うまく切り返して前に出る。この動きはシングルス的思考だと
出てこない動きで、ダブルスでパートナーに任せるという感覚が
ないと決してできないプレーです。
僕が初〜中級者の方々とプレーして痛切に感じることは、上記の
プレーができないってことです。
その場面が訪れる度に、僕は「前!前!まえ〜っ!」と叫んで
いますが、言われた方にはその思考がないので、足に根が生えた
ようにその場から微動だにしないのです(^^;
この動きができるだけで、ダブルスのレベルが1ランクアップ
すると言っても過言ではないでしょう。
しかし一方で、慣れていないとなかなか実践しにくいのも事実
です。
ですので、当面
「相手がバックハンドで取ると見たら前に出る」
を実践してみて下さい。
相当な上級者でもない限り、バックハンドからはスマッシュや
ドライブは返ってはきませんので!
追い込んで、前に出て、甘い返球をプッシュで決める。
この動きができたら、メッチャ気持ちいいですよ(^^)v
パートナーの方も、そのような場面が出てきたら、僕みたいに
「前!前!まえ〜っ!」
と叫んでみて下さい!?
***************************
昨日は畷シャトルズの定例練習でした。
昨日はゲストとしてY田先輩が参加して下さいました。
Y田さんは御年61。しかしながら本格的マラソンランナーであり
バドもシングルスを頑張っておられる、完全な現役プレーヤー
です。
僕らの練習に単身で来られること自体が、バドに燃えている証
ですね!
ちなみにY田さんは、全日本シニア50歳ダブルスで過去ベスト8に
なられております。もう少しでベスト4だった準々決勝はマッチ
ポイント14-8からの大逆転負けだったそうです(^^;
さらに審判員の資格も2級を持たれております。つまりは全てに
おいて、僕を上回っているということなのです・・・参りました。
僕はY田さんと基礎打ちをさせて頂き、その後半面シングルスも
対戦させて頂き、ダブルスでも組ませて頂き、全面シングルスも
対戦させて頂きました。
昨日は相当蒸し暑かったので、Y田さんも相当キツかったのでは
ないかと思います。僕も疲れましたので。
ちなみにシングルス対決は、Y田さんのミスに助けられて2ゲーム
とも半分くらいで勝たせて頂きました。年齢が16も違うのでまあ
当然ですね。しかしY田さんのカットやストレートのスマッシュ
には、何本かノータッチエースを奪われましたし、僕の厳しい
(と思われる)配球にも、Y田さんはよく食らいついてこられ
ました。これはやはり平素からの切磋琢磨の賜物でしょう。
来週もお越しいただけるとのこと。またよろしくお願いします!
昨日の練習では久々にK村くんが来ました(書いたぞ〜!)
K村くんは、以前からふくよかな体型でしたが、しばらくぶりに
見る胴回りは、恰幅の良い霜降り肉が形成されていて、僕を
遥かに上回るオッサン体型に成り下がっていたのでした(^^;
しかし新婚でしかも奥さんがおめでたという幸せ絶頂期!?に
あるので、目をつぶって「幸せ太り」と認定してあげましょう。
K村くんは、高校同級生のOくんを連れてきてくれました。
Oくんは、奈良一条→日体大(Aクラス)と進んだバドエリートで
将来チームに加入してくれることを期待しているのですが、何せ
バドは9年ぶりということで、バド一ヶ月ぶりのK村くんと組んだ
ダブルスでは、凡ミスのオンパレードなのでした・・・
まあ仕方ないですが。
しかし昔とった杵柄(きねづか)という通り、時折キラリと光る
ショットに過去の片鱗が窺えました。
また時間があれば是非来て下さい。もちろんK村くんもだぞっ!
昨日の練習では、M市がシングルスをかなり頑張っておりました。
M田とまずは早々に対戦し、0-2で負け。
悔しいM市はすかさず再戦を申し込み、これまたファイナルで
返り討ち・・・
ここで既にシングルス5ゲームでしたが、さらに僕とも対戦!
空腹の為血糖値が低く、体力がスカスカ状態だった僕でしたが
ヘロヘロながら一応頑張り、またM市のミスに助けられて何とか
ファイナルで辛勝。
結果はともかく、シングルス8ゲームもやれるまで回復したこと
そして動きもかなり改善してきたことが、パートナーとしては
嬉しいのでした。
ただまだまだ本来の動きではないので、引き続き階段の昇り降り
リハビリを頑張って、さらに動けるようになってほしいと思い
ます。
階段の昇降は600回も行っているそうですが、彼は回数を過大
申告する傾向にあるのでした。ちゃんと数えている奥さんに
訂正されるそうです(^^)
そんな彼と組む大阪総合の組み合わせが発表されました。
位置は第二シード下でした。シード下は今や定番です!?
優勝までは4試合。栄冠目指して頑張りたいと思います。
またシングルスは珍しくシード下ではありませんでした。
これまた優勝までは4試合。4試合までなら何とか持ちそうです。
対戦したことのない方ばかりですが、いつもの通り淡々と自分の
プレーに徹して、積極的に攻撃したいと思います。
http://www.osaka-badminton.jp/osaka/osaka_sougou.pdf
結果はまた報告いたします。できれば祝勝会の写真付きだったら
いいなあ・・・
ではまた!