昨日はダブルスです。
35歳ダブルスに出場していた45歳の僕は、間違いなく出場
選手の中では悲しいかな最年長でした(^^;
10歳も下の人の中で戦うのは、本当はキツいのですが、まあ
35も45も「そんなの関係ねえ!」(古っ)と、考えないよう
にして試合に臨みました。
初戦は既報の通り、大阪社会人の3回戦で負け、大阪総合の
初戦でリベンジしたHR.COMのペアです。
今回が三度目の正直!ということで、僕は動かない身体(本当に
全然でした・・・)に鞭打って、頑張りました。
ただ試合としては、練習豊富なパートナーの金澤くんが、いつも
通りの良く動き、良く拾うプレーで頑張ってくれたので、因縁の
対決は、2−0で僕らの勝利と相成ったのでした。
これで2勝1敗と勝ち越しました。多分、今後は大丈夫でしょう
そして二回戦は、和歌山のペア。
ちょっと打ってみて、ショットが強いので苦戦を覚悟しましたが
相手は初戦(第8シード)だったのが影響したのか、凡ミスを
結構連発してくれました。
そして僕のインチキくさいサーブもかな〜り効いて(あまりに
インチキくさいので、対戦相手が主審にクレームしていました)
ここも2−0で完勝!これでベスト8です。
続く三回戦は、大阪では、いや全国でも有名な強豪の有田兄弟。
兄は、バド界では有名なサイト「Badminton Academy」の
管理人です。
当初から僕らは、ここは基本的にキツいので、まあ緊張すること
なく、普段どおりでぶつかっていこうと思いました。
しかし、というか予想通りというか、1ゲーム目は半分くらいで
撃沈・・・
第二ゲームも、試合巧者の有田ペアはガンガン攻撃してきました。
そして、8−20くらいで絶望的なスコアになり、僕も金澤くん
もたぶん諦めていたと思いますが、そこから僕のインチキサーブ
が冴えに冴えまくり!?8連続得点くらいして、16点くらい
まで食い下がりましたが、基本的実力差はいかんともし難く
21点目を取られて、僕らはベスト8で散りました。
しかし収穫としては、因縁の対決を制して勝ち越したこと、また
有田ペアに、僕のインチキサーブがかなり効いたこと(^^)
でしょうか。
敗戦からも、何か収穫を得たいマサやんなのでした。
結局、僕らに勝った有田兄弟ペアが、全日本シニア35歳ダブルス
チャンプの林・虻川ペアを下して、貫禄の優勝を飾りました。
まあ、順当勝ちだと思います。
そして今日はシングルス。既報の通り、僕は体調不良・練習不足
から、自信のじの字もありませんでした。
僕は全日本シニアに続いて、第二シードのパッキン(^^;
いつまでたっても扱いが悪いですね・・・
まあもうあんまり気にもしませんでしたが。
初戦の相手は、BIGSの松岡さん。今まではダブルス専門だった
そうなのですが、この人は面白いことに
「僕は他人のせいにする癖があるんです。シングルスならば全て
自分の責任ということで最近シングルスを頑張っているんです」
とのことでした。
僕は心の中で
「シングルスも負けたら相手のせいにするんじゃないですか?」
と得意のクダラない冗談を心の中で思っていました。
松岡さんは、ダブルスプレーヤーだけあって、スマッシュは
かなり速かったです。
積極的にスマッシュを打ってきましたし、またラウンドからの
速いカットが厳しく(本人もエースショットだとのことでした)
何本もノータッチエースを取られ、これは一回戦からキツいなあ
と思っていました。
しかし松岡さんは、やはりシングルスの動きに慣れていないのか
ところどころで思いっきりノータッチエースを食らってくれ
ました。
松岡さん曰く
「正岡さんのラウンド奥からのカットが全っ然分かりません
でした。あれはスゴいっすよ!
ビデオ撮ってるのでまたじっくり見させてもらいます」
とのことでした。
つまりは、僕の勝ち(2−0)でした。
二回戦は第二シードとの対戦です。
兵庫ウッディシャトルズの方で、スーパーバードの魚屋のおっさん
川北さんと組んでたりする遠藤さんという方でした。
昨年の全日本シニアでベスト16に入っておられました。
第二シードということで僕も少し警戒しましたが、予想に反して
終始僕の攻勢で、2−0で問題なく勝利したと記憶しています。
(っていうくらい覚えていない)
今回の最大の山場は、三回戦にありました。
パナソニック京都の石田佳史さんという方で、全日本シニア40歳
シングルスでも2回勝って清水保則氏(東京の強豪)に負けた方
です。
いやあ、この人はマジで強かったです・・・
追い込んだと思ったところから、速くてキレのあるスマッシュを
バンバン打ち込んでくるし、よく動き厳しい球を打ってきました
1ゲーム目の最初0−6になってしまったのが響いて、第一
ゲームは落としました。
そして第二ゲームは、競りながらもちょっと相手のリードが多く
僕は少しイラついていました。
攻撃的な相手に対し、僕は平然とレシーブをしているつもりなの
ですが、向こうの勢いが強く終始リードを保たれて、な、何と
18ー20でマッチポイントを握られてしまったのです!!!
ただ、気持ちは淡々としていましたので、まあ負けることもある
なあとは思いながらも次のラリーに集中して、石田さんの、僕の
フォア側へのスマッシュ(これに随分ヤラれていた)がわずか
2〜3cmでしたが、アウトになりました。
しかしここでラインジャッジが「イン」のコールをしたのです!
それは完全にアウトだったし、そして他でもないマッチ
ポイントだったので、それがインなら僕は負けなので
僕はどうしても引き下がれませんでした。
主審の若いお兄さんに
「今のは完全にアウトです!」
と強く主張したところ、幸いにもしっかり見ていてくれていた
主審のお兄さんは
「僕も今のはアウトだと思います」
と言ってくれて、オーバーコールで僕は九死に一生を得たの
でした(^^;
しかしまだまだ19−20でマッチポイントは続きましたが
展開はよく覚えていないながらも、僕が無理矢理気味にでも
スマッシュで押し切り、大逆転で2ゲーム目を奪い返しました。
主審の方がよく見てくれていて、本当によかったです。
僕も言い訳がましく
「僕もスポーツマンですから、インをアウトだとなんて主張しま
せん。あれは間違いなくアウトでした」
とオーバーコールが確定した後も、引き続き正当性を主張して
おりました。神に誓ってあれはアウトでした。(ってもういい)
そして勝負のファイナル。
ファイナルに入ると、さっきまであんなに僕を苦しめた石田選手が
まるで人が変わったように意気消沈したのです。
凡ミスも連発し、ファイナルは大差(多分半分くらい)で勝利
しました。
僕は苦戦中の苦戦でしたので、最後は全日本シニアと同じくらい
の大きな声でガッツポーズをしてしまいました(^^;
試合後、石田さんと話したところ
「全日本シニアで第一シードを食ってたのは知ってたから、いつ
本気を出してくるんやろうなあと思いながらやってました。
ファイナルに入ったら気持ちも体力もスタミナが切れて、もう
ダメだと思っていました」
とのことでした。
僕は
「いやあ、今日のところはこれが全力ですよ。ただ全然練習は
できていませんでした」
と正直なところを述べました。
しかし石田さんは、かなり強かったです。この勝利は価値ある
勝利でした。これで3位確定です。
そして4回戦は第三シードとの勝負です。
兵庫県伊丹BCの坂本隆英さんという方でした。
全日本シニアにはやはり出場していて、神奈川の同級生
西山治朗に勝っていました。
一見若干メタボ風でしたが、これまた異常に攻撃的にスマッシュ
を連打してくるのです!
その勢いに押された僕は、第一ゲームを競りながらもまたまた
落としてしまいました・・・
ただ、ラリーを続けた感想では、先ほどの石田選手の方が遥かに
強く、僕も普通にやれば大丈夫だろうという自信は持てました。
その自信の通り、第二ゲームは大差で僕が取り返しました。
坂本選手は、サーブを全てショートにしてきましたが、それを
僕がちょっとフェイントをかけてバック前に落とすショットが
劇的に効きまくり、それで随分楽をさせてもらいました(^^)
勝負はファイナルへ。
坂本選手はちょっと疲れているようでしたが、やはりショットは
かなり攻撃的で、僕のフォア側へ、ラインギリギリのスマッシュ
を強気に叩き込んできて、それに相当ノータッチエースを
食らってしまいました。
しかし基本的実力は僕の方が上だと、途中から思っておりました
ので、2〜3点のリードを保ちながら終盤に入り、そこからは
少しずつ点差を広げていって、最後は多分16点くらいで勝った
のではないかと思います。
これで準優勝確定です!
決勝の相手は、兵庫大和製衡の五十嵐勝さん。全日本シニアには
やはり出場していて、一回戦負けをしていました。
その前の五十嵐さんの試合を見ていたミズノの小塚さんは
「正岡さんなら、多分いけると思いますよ」
との嬉しい情報をくれました。
しかし、正月から体調を崩し、練習もトレーニングもやれて
いなかった僕は、決勝までの4試合で、体力は完全に終わって
いたのでした・・・
身体も動かず、スマッシュも走らない、全日本シニアで負けた時
のような状態になってしまいました。
一方相手は元気ハツラツ(^^;
活き活きと動いて、これまた積極的にキレのあるスマッシュを
ラインすれすれに決めてきました。
第一ゲームは半分くらいで負け。
ここで僕はもう「これはあかんな」と開き直り、のらりくらりと
とりあえずラリーを続けようという作戦にしました。
そうすると、相手も優勝を意識したのか、相変わらず速い動き
ながらもミスを連発してくれて、第二ゲームは19−18くらい
で僕がリードしたのです。
しかし相手の動きは衰えず、マッチポイントを握られ、決まれば
デュースになる僕の気合のスマッシュがネットにかかりThe end.
近畿シニアシングルスは、準優勝という結果に終わりました。
でもよく頑張ったし、厳しい試合も勝ち上がって近畿2位に
なれたので、一応満足しています。
今は身体がガッタガタ(^^;ですが、自分にごほうびのビール
を頂いて、上機嫌であります。
そのうちギター抱えて、熱唱が始まると思います!?
来月は近畿社会人があります。
シングルスはやはり40歳で出場しますが、ダブルスは三国
クラブの三坂さんという方と40歳の部に出場します。
今度こそは何とか優勝できるように、来月も頑張りたいと思い
ます。
ああ、今日は本当に頑張りました。
全身がものすごく痛いです・・・
その筋肉痛に負けずに、今はビールを頂いています(^^)
まだ2缶しか飲んでいないのに、ギンギンに効いています。
ということで、試合結果報告を終わります。
今日は現時点での実力を最大限に発揮できたと思います。
これからも頑張っていきますので、引き続き応援お願いします!
ではまた。