2010年07月02日

ネットから沈んできた球も加減して沈め返そう

kanさん、温かい励ましのコメントありがとうございました。
非常に勇気付けられる内容で、頭が下がる想いです。
負けることはいつも悔しいのですが、そこから一つでも二つでも
改善ポイントが見出せて、次の試合に活かせるならば、負けにも
意味と価値があるのだ、と言い聞かせて、負けた試合の映像を
悔しがりながら、ボヤきながら(^^;よく見直す僕なのです。

「同じ石でつまづくことは、世間の物笑いの種になる」

昔、卒業アルバムでこう書いた先生がいました。何故か今でも
はっきり頭に残っております。

ビデオのある現在は、自分のプレーを客観的に、かつ幾度も
繰り返し研究できますので、自分のプレーの良いところ、マズい
ところが手に取るように分かります。
明らかな問題点は、次の試合で気をつければ、その点だけでも
レベルアップできていると言えるでしょう。
なので、バドミントンをやっている方は、ビデオの購入は必須
ではないかと思いますね!
より効率的に自分のプレーの改善点が見つかりますので。
4万円も出せば、ハイビジョンビデオカメラが買えます。
お小遣いを貯めるなり、へそくりを切り崩すなりして、バド選手
は是非是非ビデオカメラを入手しましょう。

僕がなわとびやフットワーク、素振りにダッシュをしている場所
は、既報の通りマンションの屋内駐車場スペースです。
天候に関係なく、しかもマンションの部屋から隔離されている
ので、夜中でも遠慮なくビュンビュンなわとびできますし
素振りもダッシュもできる、絶好のトレーニング場所なのです。

僕がそこで汗だくになって鍛えていることは、だいぶ住民の方々
に認知されつつあるんだろうなあと思っております。
というのも、ゼーハー言っている僕を見て「相変わらずやって
ますなあ!」的な微笑みを投げ掛けてくれる人もいるからです。
僕も若干照れながら、あくまでも爽やかに会釈で返しており
ジャージの変人は、徐々にジャージの好青年にスムーズな移行を
果たしているものだと信じておりました。

ところが・・・

先週火曜日に、いつものようになわとびとラケットを持って
MYトレーニングスペースに向かった僕ですが、いつもの場所に
何か違和感があったのです。

駐車場スペースは袋小路になっていて、奥はコンクリートの壁で
突き当たりになっているのですが、その壁に何か白い紙が貼って
あるのです。

201006261358000.JPG

僕は逆上しました!

「おいちょっと待て。僕がいつどこの誰に迷惑を掛けた?
車が入って来た時は運動をストップしているし、近くに人が
居る間はトレーニングは中断している。(照れもあるけど)
見渡す限り、人が居なくなってから再開してんねん!
車が入ってきてる時に僕がまだ運動を継続していて、駐車作業の
妨げになるなら別だが、そんなことには一切なっていない。

しかも僕がやっているのは、車なんて殆ど入ってこない深夜だ!
車どころか人にすらあまり会わない。
そんな僕が迷惑と言うなら、マンションの通路を自転車やキック
ボード、一輪車で掛け回る子供の方が100倍迷惑だ!
毎朝7:10頃、決まったようにエンジンを空ぶかしする
バイクの人の方が、うるさくて迷惑だ!
休日の早朝から、執拗にダイソンで掃除をしている階上の夫婦
の方が、うるさくて迷惑だ!!
無断でネコを飼っている階下のおじさんの方が、明らかなルール
違反だし迷惑だ!
それらに何の沙汰もなく、練習する時間がなかなか取れないのを
カバーする為に、帰宅後疲れて眠くて遅い時間からでも、気合を
振り絞って、何とかトレーニングの時間を捻出している貴重な
場所を奪おうとするんじゃない!チッキショ〜!」

と、最近すっかり出てこない小梅太夫みたいに、歯噛みをし
地団駄を踏みながら、理不尽な理由で僕の貴重な運動場所を
奪おうとする誰かに、震えるくらい心かき乱されておりました。

多くの人が住む集合住宅には、一言居士が必ず居るものです。
実害を受けていなくても、問題がありそう、と思っただけで
すぐに組合に通報する輩はどこにでも存在します。

まあ、夜中にそんな場所でトレーニングしている人は居ないので
そんな時間に僕を見かけた人は、一瞬不審者かと勘違いするかも
しれないので、そういう思いを与えてしまったフォルトはある
ような気がします(確実)

また駐車する人が駐車し終わるまで、僕がすぐそばで動きを
止めているので、そのことが無言ながら

「早く駐車して下さいよ」

の圧力になっていたのかもしれません・・・

しかしその2点以外には、どこをどう見ても迷惑や妨げには
なっていないと断言できます。

でもそういうのに逆らって、マンション内での立場が悪くなる
のも参りますので、結局そこでのトレーニングはやめるしか
ないのかなぁ・・・

ん?でもよく文を見てみると、壁打ちやラケットの素振りを
止めろとあるけど、なわとびやフットワーク、そしてダッシュ
については書いていないぞv(^^)v

ということで、素振りを除いたトレーニングはダメ出しされて
いないので、引き続きなわとび他は頑張っていきたいと思います
多分、それらもほどなくNGとなるでしょう(^^;
そしたらホントにどうしよう(ToT)

ではバドの話。

<ネットから沈んできた球も加減して沈め返そう>

ダブルスでの話です。

今まで何回も(何十回も!?)書いてきましたが、ダブルスは
いかにこちらが上から下に打っている時間、つまり攻撃している
時間を長くしていられるかが、重要なポイントです。

その為の考え方として

1)こちらは球を沈める
2)相手にはなるべく球を上げさせる

という実にシンプルな方針が浮かび上がるのですが、これを
ラリーの中で具体化させるには、色々と方法があります。

1)ネット前に落として前に詰める
 (落とすだけで詰めないとネットに落としかえされる)
2)相手のバック奥にドライブや切り返しのレシーブで追い込み
  前に詰める
 (これも前に詰めないと、前に落とされて逃げられる)
3)スマッシュレシーブをドライブで返して、ラケットを上げ
  ながら前に詰めるetc.
 (etc.=エトセトラ=その他。〜等。高速道路の料金所じゃ
  ないですよ!)

がありますが、これらは非常に分かりやすい例なのですが
そういうパターンだけだと、ちょっとバリエーションとして
物足りないのです。

初級〜中級の方々は、ネットから沈んできた球は、無造作かつ
無策に、何も考えないで自動的に大きく上げて返球する傾向に
あると思います。
大きく上げることは技術的にも精神的にも楽で簡単なのですが
最初に書いた原則(こちらは球を沈める、相手には球を上げ
させる)からは大きく外れております。

それが標題のケース。

相手がドライブ気味に押し込んできた球は、軌道が上から下
つまりネットを越えてきて沈んでくるのですが、この球を
同じように、力具合を加減したドライブで、ネットを越えてから
沈むようなショットを打つのです!

ダブルスの試合では速い球の応酬が続くので、どうしても全て
の球を強く返球しようとする為、ネットから沈んできた球に
ついては、上げざるを得ないというのが前提になってしまって
みすみす相手にチャンスボールを献上してしまうのですが
そこを、ちょっとだけ冷静になって力を抜いて、ハーフに
コントロールするような、置くようなイメージで、沈んできた
球を、さらに沈めるように返すのです。

この球を打つ場合、相手の前衛が気になりますが、前衛の居ない
オープンスペースをすっとすり抜けて、相手コートのハーフ
あたりにコントロールする、言わば「緩いドライブ」で返して
相手に上げさせるという新たな選択肢を使うというのも、相当
有効なショットだと思います。

このショットを打つ際のポイントは、前衛にカットされない事。
球自体の勢いはないため、前衛にカットされると厳しい反撃を
食らってしまいます。
なので、少しだけでもフェイントを掛けることが良いと思います

具体的には

ストレートと見せてクロスに打つ

クロスに打つと見せてストレートに打つ

これらのフェイントは、一度面を見せた方と違う方向に打つ
だけですので、それほど困難ではないと思います(かな?)

相手としては、ネットから沈めた段階で「次は上がってくるな」
とふんでいますので、そこを反発してまた沈めた球を返球する
だけで、そのラリーはちょっと優勢になるかもしれません。

これに限らず、バドのラリーは、極力相手が予想しない意外な
ショットを打つ方が良いのです。
普段のラリーでは、ここにくればここ!みたいな自動的な部分が
多いと思うのですが、少しでも相手の虚を突く配球を試みて
欲しいと思います。

その為には、普段からヒネリのある言動をしようと思うことが
実は大事だと思います。
何か言われたらボケる。誰かがボケたら的確に突っ込む。
大阪のノリが、ラリーの意外性につながっているような気が
します!?

加減したドライブ。是非次回の試合から試してみて下さい。
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今週は、山陰地区に6月30日〜7月1日と出張でした。
宿泊したホテルは、米子市の皆生(かいけ)温泉。
わずか¥7,900で、一泊二食付いて(しかも食事は食べきれ
ないくらい大量かつ美味い!)大浴場にサウナ、露天風呂も
あり、さらに部屋は10畳という、ありえないくらい素晴らしい
ホテルでした。

このホテルの裏側には、隣接して公園があります。
僕はここでなわとび他の恒例トレーニングをしました。
マンションで禁止されたはらいせですね!?
前回もここで泊まって、その時もなわとびと軟式テニスラケット
持参して、一人黙々と汗を流していました。

すっかり二重跳び50回10セットインターバル30秒に慣れた
僕は、ノルマの10回を余裕でこなして、雑草が生い茂る公園で
気持ちよく汗だくになりました。
その時の僕は確実に輝いていました!?(^^;

話は全然変わりますが、今日晩御飯を食べた地元の中華料理屋
(大三元。肉ニラライスが最高!)で、青木功の記事を読み
ました。

青木選手の活躍はここに記すまでもないですが、その記事で
印象に残ったのは

「スポーツで重要な順番は心技体ではなく、体技心である」
ということでした。
これはかつてジャンボ尾崎も言及していたと思います。

スポーツ選手として、何は無くとも強靭な肉体がまず必要で
強い体があればこそ、高度な戦いに対応していけるのだ、という
内容の記事で、思わず没頭して熟読してしまいました。

青木選手は、プロテスト合格後しばらく不遇の時が続いたの
ですが、トレーニングをして体を鍛え出してから、徐々に成果
を出せるようになったそうです。

これは、バド競技者にも強烈に当てはまると思います。
僕自身、トレーニングを開始してから、明らかにプレーに違い
が出てきています。
身体を鍛えることで「僕はこれだけやったんだ!」という自信
にもつながります。
忙しい社会人にはなかなか困難ですが、できる範囲でプレーの
土台である体の強化ができれば、成績も少しずつ上昇していく
のではないでしょうか?

だから、屋内駐車場でトレーニングさせて〜(^^;
結論はそこにありました・・・

ではまた。
posted by まさやん at 23:39| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする