2009年08月12日

プッシュのレシーブについて

待ちに待った夏休みが到来しました。
僕の会社は(ってオーナーじゃないですが)メーカーなので
夏期休暇が長く、元々9連休だったのですが、あろうことか僕は
それに一日有休を足して、怒涛の10連休にしてしまったのです

というのは、8月8日〜9日に、一年前から開催を待ち侘びた
高校のバドミントン部OB合宿があるからなのです。
以前から記事にしていたので、この合宿はご存知の方も多いと
思いますが、大阪に居りながら僕がほぼ幹事となって東奔西走し
宿・体育館の予約、価格交渉、メンバー集め、対戦オーダーの
作成、合宿のしおりの作成と、実現に向けて燃える情熱を注いで
きた異常に楽しみな一大イベントなのです。

と書くと、何やら僕がさぞ頑張っているように受け取られそう
ですが、そこそこ手間ひまは掛かるものの、僕は幹事業を心から
楽しんでやっておりました。
また、その行動の根底には、中田宏横浜市長の名言である
「だったらやれよ」の精神、つまり意見・批判を言うならば
その人が行動すればいいじゃないか、ということで、自主的に
幹事業に取り組んできたのです。

しかし今回は宿のおばさんとひと悶着あり、一時は完全にキレ
かかってしまったのです!

というのは、この宿(丸杉荘。道志村)を僕は一年前から押さえて
いて、先約の権利は尊重されるべきだと信じていたのですが
合宿の一週間前という直前になって、信じられない要求を突き
つけてきたのです。

「申し訳ないだけど(本当にこう言う)夕飯をバーベキューに
してもらえないかねえ?」

なんじゃそりゃ???
バーベキューと言えば、屋外になっちゃうではないですか。
混乱した状態で、僕はおばさんに理由を問い正しました。

「少年野球の団体が50名ほど居て、夜の宴会場を7時から
貸し切りでカラオケ大会をやりたいっていうんです」

「はぁ〜?」今はなき、まちゃまちゃのセリフが思わず口をつく
ほど、その理由は僕には何の説得力もありませんでした。

「バーベキューは500円高くなっちゃうんだけど・・・」

ここでまず第一回目のブチ切れが発生しました!

「ちょっと待って下さいよ。僕らは一年も前から予約しているん
ですよ。それを何で後から予約した団体を優遇して、僕らが
すごすごとバーベキューに退避しないといけないんですか?
しかも料金が上がるなんて!あり得ないっすよ!」

とその段階でかなり声を荒げていました。当たり前ですよね。
そんな僕に、おばさんはただただ

「申し訳ないだけど・・・」

を繰り返すのみです。

しかし僕は幹事として責任があるので、断固として拒絶しました。

「僕らは昼間にバドやって疲れているから、移動なんかしたく
ないんです。ゆっくりと畳の上で食事したいんですよ。ましてや
500円も料金が上がるなんて、参加メンバーも絶対納得しま
せんよ」

「じゃあ〜、料金は同じでいいから。申し訳ないだけど・・・」
「バーベキューは立食でしょ?」
「ちょっと離れた河原にあって、食事の内容は同じで・・・」
「僕が聞いているのは、立食かどうかです!」
「あっ、座るところはあります」
「料金が同じでも、場所が離れているんですよね?」
(ここで、電話の向こうでオヤジが「車で連れていくと言ったら
いい」とまる聞こえ)
おばさん「車でお連れしますし5分くらいです」と必死の説得。

でも夜のバーベキューなんて、ビールの注文もできないだろうし
外なので虫も居るだろうし、第一雨が降ったりしたら最悪です。
その点も指摘しつつ、僕は頑として宿での食事を主張したところ
おばさんは、野球の団体と交渉した様子で

「では7時半までで終わってもらえないかねえ?」

!!!

「そんなん短すぎるわ!(段々タメ口化)一年も前から予約して
楽しみにしていた宴会を1時間で終われというんっすか?」
「じゃあ、7時50分」
「はぁ?」(まちゃまちゃ再出)せめて8時半くらい、つまり
宴会を二時間にしてや!」
「う〜ん・・・」

困り果てたおばさんは、また野球団体と交渉したようでした。

結論として、僕らの夕食を少し早めにスタートする、宴会は
8時までとする、ということで、最後は妥協の形となりました。

しかし、去年いの一番に予約して、しかも3回目の利用である
僕らを差し置き、後から予約の団体を人数が多いからという理由
で優先するその姿勢は、本当に発狂して怒り心頭でありました。

そして、次に僕が完全にブチ切れた事件が発生します。

合宿の4日前に宿から留守電が入っていて、掛け直すと部屋割り
の連絡でした。
部屋については、僕はだいぶ前から「何部屋になりますか?」と
ことあるごとに確認をしていたのですが、おばさんは「それは
近くになってから調整しますから」ということで、直前まで
何部屋か分からないというはっきりしない状態のままだったの
です。

僕はかねてから、今回の人数ならば4部屋と思っておりました。
ただ増減もあるので、3〜4部屋くらいですかね?とはおばさん
に伝えておりました。

最終確定人数は、宿泊の一週間前で良いとのことでしたので
一週間前に人数を確定させてまとめて、誰にでも分かる形の
一覧表にしてFAXを入れておいたのです。
そうした後での電話でした。

「窮屈ですけど、3部屋でお願いします。申し訳ないだけど」

丸杉荘の部屋は12畳ありますが、僕らは総勢24名でしたので
3部屋だと12畳に8名という窮屈な状況なのです。

「え〜!それはキツいっすよ。4部屋は何とかして下さいよ」
「申し訳ないだけど・・・」
「もう何としても部屋を増やすことはできないんですか?」
「申し訳ないだけど・・・」

この段階で、おばさんは「申し訳ないだけど」人形へと変身して
おり、僕の要求を受け入れる姿勢が一切見られず、ただただ
同じ言葉を繰り返すのみでした。
理由は、やはり他の団体で既に部屋が埋まっていた為でした。

「そんなんおかしいやん!僕らが先に予約していながら、何で
他の団体を優先すんねん!(もう完全にタメ口)
そもそも部屋割りも、まだ先で良いと言うから待っていた所を
ふたを開けてみれば、3部屋で変更ききませんとはどういうこと
やねん!」
「申し訳ないだけど・・・」
「申し訳ないだけど、やないっちゅうねん!」

ここでも相当キレていましたが、次のおばはん(呼び名も格下げ)
のセリフを耳にした瞬間、僕の理性は危うく消失しかかりました。

「だったら人数を減らしたら?」

ブッチーン!!!このセリフだけは言ったらあかんやろう!
僕は電話越しにも大声を上げて

「何を言うとんねん!怒るでホンマに!」

おばはんとしては、にっちもさっちもいかない状況で、僕が強く
(当然ですが)主張してくるものだから、冗談で口が滑った状況
だとは思いますが、サービス業として絶対に口にしてはならない
言葉を耳にして、僕は本当にガチャンと電話を切ろうかとまで
思いました。

しかしながら、折角楽しみにしていた合宿で、これから泊まりに
いくのに、あまりにも宿と険悪になるのも得策ではないと思った
ので、最終的には心を落ち着かせて、おばはんとの会話を終え
たのでした。

という悶着があったのですが、合宿自体は大成功に終わり、バド
も皆楽しそうにやっていたし、何と言っても夜の飲み会は
夕食6:15開始から飲み始めて、深夜3:30まで延々と
飲み続け、思い出話や他愛ない冗談に、最後まで笑いの絶えない
夢のような心躍るイベントであったことを報告します。

来年以降も必ず実施はすると思いますが、宿は変わる可能性巨大
です!
ちなみにバドでは僕は貫禄の全勝でした。久徳くん、来年も是非
挑んできて下さい。いつの日か「参った!」と言える日を期待
しています。あと10年後かな(^^)

ではバドの話。

<プッシュのレシーブについて>

プッシュレシーブは、基礎打ちでの必須種目です。
「じゃあ次はプッシュね」
と言いながら、メインはレシーブの方ではないかと、以前から
思っていました。

プッシュする方は、極端に言えば上から打つだけですが、これを
レシーブする方は、打たれた球に反応し、きちんと捕えて
ネット前に浮かないように返球する、のみならず、返球のコース
を変えたり、強く弾いたり、という技術が求められる難しい種目
なのではないか、と思っています。

僕自身、それほど完璧にレシーブできるわけでもありませんが
それでも少しは方法論があります。
それは

1)足腰を安定させる。
  プッシュのレシーブが苦手、と言う人の一番大きな原因は
  僕はここにあると見ています。
  プッシュレシーブは、スマッシュレシーブ同様、ラリーの
  テンポが速いので、打つ瞬間に身体が「クッ」と緊張状態に
  なり、強く返さんが為オーバーアクションになってしまって
  身体は伸び上がり、土台である足腰もぐちゃぐちゃ、という
  状況を、実によく目の当たりにするのです。
  ただでさえ取りにくい速いショットを、土台がぐちゃぐちゃ
  で、身体も伸び上がるような不安定なフォームでは、余計に
  きちんとレシーブする確率は下がるのみです。
  土台がぐちゃぐちゃになって、身体が伸び上がるという事は
  すなわち、頭がぶれて視線がぶれる、ということです。
  速い球に対応するには、なるべく身体の上下動を抑え、視線
  を安定させた状態で打つ必要があると思います。
  その為に、プッシュレシーブ時には、足腰はどっしり安定
  させて、上半身の軽い捻りとシンプルな腕の動きで、羽根を
  とらえるようにするのが良いと思います。

2)インパクト時の、ラケット面をフラットにする。
  これもよく見る間違いです。
  みな、スイングすることに意識が行き過ぎて、インパクトの
  瞬間に面が斜めに当たっている、ということがよくあります
  シャトルは自分では意思を持たず、どのように打たれたかで
  飛んでいきますので、無論、ラケット面が斜めの状態で
  打ったならば、その面の向いた方に行こうとしますし、また
  カット打ちになってしまう為、打球の勢いも半減されます。
  打球の方向性アップと、威力アップの為には、シャトルを
  打つ時に、ラケット面がフラットにインパクトできている
  ということは非常に重要なファクターです。
  イマイチ、打球に威力と勢いがないなあ、と言う方は、その
  点を再確認してみて欲しいと思います。

3)フォア側もバックハンドでレシーブする。
  これはなかなか難しい技術かもしれません。
  ご存知かと思いますが、人間の腕の構造上、バックハンドで
  レシーブする方が、取れる範囲が多いのです。
  なのでレシーブはバックハンドで構えている人が多いと思う
  のですが、フォア側に来た球をどうしてもフォアで打とうと
  してしまう人が居ます(僕もそう・・・)
  それが全ていけないという訳ではありませんが、バックで
  待っていて、フォアでレシーブしようとすると、結構激しく
  面が乱れて、コントロールが難しくなります。
  その場合には、フォアの面を前に押し込むことで、面を安定
  させるようにするのが良いとは思いますが、ラケット面が
  ぶれてミスしやすくなるのは間違いありません。
  ひじを身体の右斜め前方向に流しながら、ラケットヘッドは
  下向きにさせて、リストスタンドを保って面をネット方向に
  保ち、ひじから「しゃくる」ようにネット前に押し出す感じ
  で打つのです。
  この方が、フォアで打つよりも動きがシンプルで、ラケット
  も速く出せると思います。

4)強く弾く。
  これは以前にも書きましたね。
  強く弾くことの利点は
  @コントロールが付けやすくなる(ふんわり軌道は難しい)
  A相手の前衛が取りにくくなる
  B守りから攻撃に転じられる
  だと思います。
  ダブルスの場合、いかに攻撃している時間を長くするかが
  ポイントですので、相手の上からのショットも、上げて返球
  するだけでなく、強くドライブで返して、守勢から攻勢に
  転じる機会は常に伺っている必要があります。
  その為にも、プッシュレシーブでも攻撃的に、強くバシッと
  弾きましょう。

ネットから浮かないように打つショットですので、ネットに
掛けてしまうことも多いですが、最初は浮き気味でもまず確実に
返球をして、段々コントロールが付けられるようになったら
徐々に軌道を低くネットすれすれを狙っていく、という感じが
良いと思います。

上記を意識してやってみて下さい。
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マサやんの生涯シリーズは、ちょっとお休みです。次は大学時代
からになりますね。
赤裸々につづりたい気持ちの半面、お前の人生はそんなもんかよ
と思われるのも怖い気がします(^^;
しかし、全ては僕が選択してきた人生ですので、全てはその時点
でのベスト(と思われた)の選択が、現在の自分につながって
います。
過去の反省を活かして、今後の人生をより良くする為にも
こうして振り返ることは、有効なことではないかなあとも思います

怒涛の10連休も、早くも中日・・・日々の時間も経過は速い
ですが、お休みの時間は異常に速度が速すぎて、あれさっき
起きたばかりなのに、まだ何にもしてねえや、とちょっと焦って
しまうくらいです。

今朝は、9:30に起床して、高校の掲示板に渾身の投稿をして
(合宿参加者全員にコメント書いた)お昼ご飯買いに隣の平和堂
に行って弁当買って食べて、久々にブログを更新していたら
時間は既に午後2時を回っています。
ああ、これでは何もやっていないに等しいなあ。

この後の予定は、ちょっとビールでも飲んで、高校野球見て
僕の尊敬する池谷裕二先生の本「単純な脳、複雑な「私」」を
読んで(最高に興味深いです!)、疲れてひと眠りしたら今日も
終わりです。
ああ、折角の休みがまた刻一刻と減っていく・・・
いや、でもこうしてのんびりするのも重要なことですね。

明日は見市と今年最後(と思われる)の海に行って参ります。
日本海の美しさを体感すべく、スポーツシュノーケリングに専念
したいと思っています(^^)
明日も4時過ぎに出発です。もう寝た方がいいかなあ!?

ではまた!
posted by まさやん at 14:26| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする