2008年06月12日

何種類もショットが打てる体勢でシャトルを捉えよう



ではバドの話。

<何種類もショットが打てる体勢でシャトルを捉えよう>

上級者は別ですが、バドを始めて間もない人や、中級レベルの
方々は、シャトルを打つ時、ただシャトルを打つ(強くとか弱く
とかは意識しているかもしれませんが)だけで、あまりフォーム
の事は考えていないものだと思います。
かくいう僕がそうでしたので。

バドミントンは、相手にいかにこちらの打つショットを読ませ
ないようにするかが重要で、逆に何とか相手のショットを予測
(アンティシペイト)して、より良い体勢で次のショットを
打てるようにするのも大事なポイントです。

ただ、自分のプレーに余裕のない人は、クリヤーならクリヤー
スマッシュならスマッシュ、ヘアピンならヘアピン、しかも
自分が打つ方向に、いかにもそっちに打ちますよ〜ってな感じで
考えないで打つだけなので、そういう人と上級者が対戦すると
何を打つのか、フォームから簡単に判断できてしまって、全部
読まれまくり、逆に相手のショットはフェイントが効いていて
全然分からない、という悲しい結果になってしまいます。

まずは、一通りのショットが打てるのが大前提ではありますが
一つのショットを打つ際に、それが相手に分からないようにする
工夫は、上達の為には必須の条件であります。

分かりやすい例で言えば、ヘアピン。

ネット前に落とすこのショット、落とすだけで力が要らないから
と、ヘアピンしか打てないフォーム、具体的には腕が棒のように
伸びきった状態で打ちにいったら、相手は「あのフォームからは
ロビングやプッシュはないな」と判断されて、ネット前に猛然と
突っ込まれる結果となってしまいます。

この場合でいけば、ヘアピンを打つ時も、肘を曲げてロビングを
打てる入り方でシャトルを捉えるようにしなければならないの
です。
もっと良いのは、ラケットを立ててプッシュの形で入り、ネット
に落とすとか。
そのような工夫を効かせたフォームで打てば、相手もヘアピン
以外のショットも考慮する必要が生じて、安易には前に突っ込め
なくなります。

同じように、ドロップやカットを打つ場合も、余り力を要しない
ショットではありますが、だからと言っていかにも躍動感のない
フォームで、今から落とします的なフォームだと、容易にばれて
しまい、相手の意識をネット前に集中させる結果となってしまう
のです。

ここでのベストは、スマッシュのフォームで入ること。
ジャンプしてタメを効かせながら、カット・ドロップを打てれば
相手も対応に困ると思います。

ダブルスのショートサーブのプッシュを、相手前衛にカット
されてカウンターを喰らってしまうのは、ラケットの面も
体の動きも自分が打とうとしている方向に動いて、相手に教えて
しまっている為、読まれて叩かれてしまうのです。
この場合は、インパクトの最後の瞬間で面を切るとか、プッシュ
のようにラケットを立てて、クロスのハーフに落とすとかの
工夫が求められます。

各ストロークを覚えたばかりの状態では、まだそこまで意識を
到達させるのは難しいと思いますが、上達すればするほど
相手を欺くショット・フォームの重要性に気付いてくると思い
ます。

バドミントンで素直はNGですよ!素直にタッチの速いショット
も有効ですが、基本的には相手を幻惑することに主眼を置いて
各ストロークを打てるように試してみて欲しいと思います。

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明日(もう今日か)から、またまた東京出張です。
6月12日13日と16日17日が仕事なので、今週末も実家に
泊まりであります。
つい先々週帰ったばかりなので、何の感慨も懐かしさも無いっす
今回も親父との名人(迷人)戦は必須だと思いますが、できれば
母校の練習に参加したいと思っています。

しかし、生徒からしてみたら、いきなり知らない43歳のオヤジ
が先輩面してバドミントン指導しま〜っす、と登場しても、新手
の変質者と思われる可能性があります・・・
誰か他に一緒に行ってくれる人がいたら、参加したいと考えて
おります。

そして日曜は、前回同様グリーンタウンの練習に参加して、その
後、またまた新百合の「虎包(フーパオ)」です!
もし誰も付き合ってくれなくても、一人だけでも行く所存です。
しかしそれでは寂しすぎるなあ。
多分土曜の夜には、僕の熱烈勧誘電話攻撃で、誰かしらは必ず
参加させられることになるでしょう(^^)
また「ルネッサーンス!」と乾杯して、最後の締めに「四川風
辛味と酸味のスープ」を注文することは確定です!
ああ、楽しみ〜。

ではまた!


posted by まさやん at 00:29| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする