あまり自慢ばかりしても仕方ないのですが、何故僕が英語が得意になったのかを考えて
みますと、一番の要因は、英語を聞いたままに発音していたから、だと思うのです。
僕がビリージョエルを熱狂的に繰り返し聞いていたのは中学校の時です。
いわば英語に関しては、ほぼド素人状態であった筈です。
歌詞カードを見ても当然英語かつ知らない単語ばかりで、発音もどうしたら良いかあまり
分からないまま、聞いたそのままで発音してビリーと一緒に歌っていました。
無論最初は適当な発音に違いなかったのですが、聞いたままに発音しているので、日本人
がやりがちなカタカナ英語の発音ではなく、耳から入った正確なネイティブの発音を
徐々に習得していき、そして歌詞カードの英語も徐々に理解できてきて、ああこの単語は
こうやって発音するんだ、と後から納得する形で正確な発音を習得していったのです。
世の中には外来語が溢れかえっていますが、その殆どが英語のカタカナ読みなので
発音としては、ネイティブのものからは程遠いものとなってしまっています。
そして殆どの日本人が、そのカタカナ英語の発音に囚われてしまう為、英語を読んでも
ネイティブにはさっぱり伝わらないという現象が発生してしまうのです。
例えば有名な例でいくと、「Vinus(ヴィーナス)」という日本では荻野目洋子がカバー
していた洋楽がありますが、ここのサビの部分で「She's(hasの短縮形)got it」という
歌詞があります。
ここを荻野目ちゃんは「シズガディット」と発音していました。これは最後のitをイット
と発音したことからこうなったのですが、正確なネイティブの発音は「シズガデット」
というように、イットではなくエットになるのです。
これは聞いたまま歌うとそう発音する筈なのですが、表記された単語を日本語的発想で
読もうとすると、「シズガディット」というかっこ悪い発音になってしまうのです。
This is an apple. これを日本人が読むと「ジスイズアンアップル」となりがちですが
ネイティブ風に読むと「デセズアナアポ」となります。
positive.肯定的という意味の英語ですが、これを普通は「ポジティブ」と読んでしまう
と思いますが、ネイティブに言わせると「パーゼデブ」になります。
impossible. 不可能という言葉ですが「インポッシブル」と読みたくなりますよね?
映画でも「ミッションインポッシブル」とありますから。
しかし正しくは「インパッセボー」となります。
little. 普通は「リトル」だと思いますよね?しかし正確には「リロ」なのです。
というように、僕は文字からではなく耳から入った発音を覚えていった為、正確な発音と
イントネーションを習得できた為、発音とイントネーションの問題ではいつも完璧に
答えられていました。
そういったことが自信になり、英語を好きになり、得意科目になっていったということ
です。
英語の発音に悩んでいる方は、文字から入る発音を一度放り投げて、ネイティブの発音
するまま聞こえるままを口に出してみると、英語が上達したような気分になりますよ!
なので、僕のお勧めする英語上達法は「英語の歌を覚えて歌うこと」です。
あなたが現在中学生か高校生ならば、てきめんに効果があると思いますよ。
って何の話だ・・・
では本業のバドの話。
<重要なポイントではミスしないプレーにしよう>
これは今日の練習での話です。
いつも行く練習場所が体育館の工事でやっていないので、今日は家の近くの方の練習場所
にお邪魔させて頂きました。
ここはレベル的にはまだまだこれから、といった感じなのですが、皆楽しみながらも
一生懸命上達しようと熱心に取り組んでいるので、僕としても居心地が良い事は前にも
言いました。
今日のプレーで、僕と組んだ若いにーちゃんが、19−19くらいの緊迫したポイントで
ドロップをネット中段に引っ掛けてしまったのです!
人間誰でもミスはしますし、100%完璧なプレーなどはできる訳もありませんが
どうしてもミスしてはいけないシチュエーションがあるのです。
それが、試合終盤の競り合った状態です。
現在はラリーポイント制ですので、相手に20点を先に握られてしまうと、なかなか
そこから逆転することは至難の業です。
なせなら一本もミスできない訳ですから。
そのような競り合った終盤の重要な場面では、決してミスするような打ち方をしては
いけないのです。
具体的には、今回の場合で言うと、そのような場面でネットすれすれを狙うリスクは
取ってはいけなかったのです。
ミスできない場面なので、ドロップまたはカットを打つならネットの白帯から少し浮き
気味の軌道にして、球足も長めにしてネットすれすれには決して打たず、ネットミスの
可能性を極力少なくするショットにしなければならなかったのです。
試合開始時のポイントと、そのように終盤ギリギリのせめぎあいのポイントでは重みが
全く異なるからです。
また相手コートのライン際すれすれを狙うのも、やはりNGです。そういう場合は
コート真ん中をメインにアウトミスをしないように攻撃をするべきです。
同じ意味合いで、相手にマッチポイントを握られた時には、ライン際のインかアウトか
分からない微妙な球は決して見逃してはいけません!
見逃してそれがインになってしまえば、そこでゲームは「ジエンド」だからです。
あと相手に一本取られたら終わり、という場面で、そのような球をジャッジするような
リスクを取るべきではありません。クサいところは絶対に打つべきです。
ラリーポイントは、先にゲームポイントやマッチポイントを握れば精神的に余裕ができ
ますが、逆に握られた場合は一本もミスれないので、相当神経を使ってプレーしなければ
なりません。
まあぶっちゃけた話、ゲームポイント・マッチポイントを握られて6点以上離されていた
場合は、ほぼ終わっているような状態ですが、やはり競技者たるもの最後まで決して
諦めてはいけないし、諦めるべきでもないので、そういう緊迫した場面では、絶対に
ミスしないショットにするよう、細心の注意を払うべきだと思います。
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明日は東京出張です。実家が東京(と言っても稲城市・・・)の僕は、週末はそのまま
実家に居残る予定です。
実家に帰ってすることと言えば、親父と飲んで将棋するくらいのものですが、最近僕が
帰るって事前に連絡しても、親父は居なかったりするんだよなあ・・・
そういう時は大概いきつけのスナックでへべれけになって「はぐれコキリコ」でも
叫んでいるに違いないのですが、何か実家に帰って一人ぽっちというのもおかしなもの
です。
明日の夜はとーちゃん居るかなあ・・・居なかったらまた一人で飲むしかないなあ・・・
ではまた!