2008年01月28日

同じミスを繰り返したらプレーを変えよう

しばらく更新が途絶えておりました。
仕事と私用で忙しく、ちょっとパソコンに向かっている時間が足りなかったのです。
しかし書きたいという強い気持ちは継続していたので、多分寝ながら指先を動かして
見えないキーボードを叩いていたに違いありません。

最近出た本で、和田アキ子が書いた「大人の叱り方」を読みました。
和田アキ子と言えば知る人ぞ知る芸能界のご意見番。アッコさんの発言は、マスコミも
結構気にして頻繁に取り上げております。
歯に衣着せぬ発言は、コワいねーちゃんという感じがしますが、言い方はともかく
発言内容は至極「ごもっとも」であるといつも感じております。

「大人の叱り方」には、叱ることの必要性を説いておりました。
いけない事はいけないのだと、曖昧にうやむやにせず真剣に向き合って間違いを正す事が
他ならぬその人の為になるのだとの考えです。
文中に、友人とその子供(幼稚園児)との食事の場面があり、アッコさんもその集まりを
楽しみにしていたのですが、その子供がお箸を投げた時、アッコさんは友人の子供である
にも関わらず、その子の手をピシャッと叩いて叱ったのです。
そしてアッコさんは、その集まりを楽しみにしていただけに、苦汁をなめる思いでその場
を立ち去ったそうです。
子供は全く泣き止まなかったのですが、後日その子がお母さんとお風呂に入る時に
「もうお箸投げないから」って反省の言葉を口にしたことを聞いて、アッコさんも
叱った甲斐があったとのことでした。

叱るという行為は、相手の事を思うからこそなのであって、どうでもいい人にはあえて
波風立てることもないし、事を荒立てる必要もありません。
しかし、叱る、という行為は、波風が立ちます。事も荒立ちます。大人になれば特に
ですが、人からどうこう言われたくないし、言う方も「嫌われたらどうしよう」とか
「何様だと思っているのだろう」と考えて、結局日和見でその場をやり過ごす事が
多いかもしれません。

自分自身を振り返っても、学生の頃にはよ〜く叱られましたが、そのことは今になっても
気をつけていられるし、叱られたことで少し他人に迷惑をかけない事ができるように
なれたので、今では叱ってくれた人たちに非常に感謝しているのです。ホントです。

今もよく覚えている叱られた事を記します。

1)高校時代の部活の先輩に、部室に入室する時は「失礼します」と言え!
  言われた瞬間は、血気盛んな高校生の僕は反感を持ちましたが、ちょっと怖い先輩
  だったこともあり、そのようにしました。そしてそれは今思えば常識でした。

2)兄に、くしゃみする時は口に手を当てろ!
  人前で豪快にくしゃみする時でも、手を当てずにつばきを飛ばしまくっていた若い
  僕を兄は叱り付けました。完全に常識ですね。

3)兄に、座っている人の傍を歩いて通る時は、後ろを通れ!
  何かの集まりで、家に近所の方が集まった時、僕は床に座っている方の前を堂々と
  歩いてしまったのでした。それがいけないという感覚がなかったと言えばそれまで
  ですが、未だにその場面が目に浮かびます。これも常識ですね。

いずれも言われなければ、そのままでした。(さすがに何年か経てば気づくでしょうが)
くしゃみなどは電車でも未だに手を当てない失敬な人が居ます。僕は自分の背後でそれを
繰り返されたら遠慮なく「手を当てろ」と言います。まあ1回は我慢しますが・・・

人間いくつになっても、完璧にはなれません。昔は大人と思われた30〜40歳でも
周りを見ても、程度の差はあれ、問題行動を起こす場合があります。
僕はそこで問題を感じたら、波風を恐れずどんどん指摘できるうるさいオヤジになりたい
と思っています。
思った事は伝える。但し表現には少し気をつけて。
言われた方も、思春期の子供のように反発することなく「ああ、僕(私)が間違って
いたんだ。こうやって指摘してくれて、これからは間違った行動をしなくすることが
できる。叱ってくれてありがとう」と、従順に耳を傾けたいものです。
まあ文句ばっかりじゃ嫌気がさしますけどね。

僕がいっつも頭に来ているのは、歩行喫煙と吸殻のポイ捨て。そして道路に平気でゴミを
捨てること。車の窓からのポイ捨てもよく見ます。
歩行喫煙は、吸ってる自分は良いでしょうが、後ろの人間には臭いタバコの煙がかかり
ます。朝の清清しい空気に、前でスパスパやられた日には、水鉄砲で消化してやろうかと
真面目に思います。その水鉄砲、夏にはクマゼミ対策にもなりますね(^^)
そしてポイ捨て。道路は外だからゴミ捨てて良い、という感覚なのでしょうが、自分達が
住む街という感覚を持って、むしろ逆に綺麗にしようと思わないのかなあ・・・
そういう行為を見ると本当に情けなくなります。

それら全ての事を包括して考えると、感謝の気持ちの欠如かと診断します。
人は一人で生きられる筈もなく、色んな人のお世話になって自分が生活していけるんだ
という感覚を持てていないのでしょう。
上記のマナー欠如の人たちは、幸せな人生を送っていないと僕は断言します!
アッコさんの「大人の叱り方」面白かったですよ。皆さんも是非読んでみて下さい

ではバドの話。

<同じミスを繰り返したらプレーを変えよう>

バドミントンにミスはつきものです。
誰しもミスしようと思ってプレーしている訳ではありませんし、またミスは少ないに
越した事はありませんが、人間完璧ではありませんので、絶対にミスは発生します。

問題なのは、同じミスを繰り返してしまうことです。

ミスには二種類あります。
ショット自体のミスと、同じパターンでやられるというプレーでのミスです。

ショット自体のミスとは、アウトにする、ネットに掛ける、です。

先日のリーグ戦の僕がそうでしたが、ネット前の比較的甘いチャンスボールを、特に
バック側のプッシュで、ネットに掛けまくってしまいました・・・
チャンスボールをミスるので、パートナーには強いストレスを与えてしまったものと
反省しています。

ネットにプッシュを掛けるということは、単純に考えるとインパクトの瞬間、ラケットの
面が下向き過ぎたということですね。

以前ゴルフの本で読んだことがあるのですが、スイングの良し悪しはショットが教えて
くれる、という話がありました。
スライスボール(右に大きく曲がるショット)は、アウトサイドインでカット気味に
擦っているし、フックボールは逆にクラブヘッドがかぶり過ぎているのです。
ゴルフボールは忠実なプレーヤーのしもべであり、自分の意思で「右に曲がってやろう」
などと飛ぶ訳ではなく、ご主人様の命令通り、つまり打ったように飛んでいきます。
まっすぐ打てばまっすぐ飛びますし、擦って打てば横方向のスピンがかかって曲がって
いきます。
昔、ゴルフの上手くない後輩がいて、コンペで一緒の組になって、ミスショットをすると
大きな声で「あれっ?」と、いかにも自分がミスショットするのは珍しい事だ、的な
叫び声を上げてたのを思い出しましたが、そのショットを打っているのは他でもない
あなた自身です(^^)

バドミントンも同様で、奥にアウトするのは強く打ちすぎて球足が長くなってしまった
からであり、横にアウトするのは端を狙いすぎて横方向にぶれてしまったからであり
ネットに掛けるのは、打ったショットがネットを通過する際にネットより低かったから
なのです。

これ全部当たり前の事ですが、連続したプレー中ではなかなかスパっと切替えて、修正
できない人が多いと思います。

ミスは誰でもしますが、同じミスを繰り返す場合、明らかにそのショットの打ち方に
そのミスが出る原因を含んでいるのです。
それが僕のプッシュミスの例で言えば、インパクト時にラケット面がネットに掛かる程
下向きだったのです。

そこを同じ打ち方を継続すれば、同じミスが出るというものです。
何故なら、ミスするように打っているから。

なので同じミスが連続するようならば、そのプレーは変えないといけないのです。
奥にアウトするなら、振りを小さくして強さを加減する。
サイドにアウトするなら、もっと内側を狙う。
ネットに掛けるなら、ラケットの角度と振り方を調整するなどです。

そして同じパターンのミス。
これはこないだの練習でその場面が発生したのですが、勝山と組んで、マメール・小助川
と対戦した際、勝山はハンでついたように、同じプレーばかりをしていたのです。
具体的には、小助川はずんぐりむっくりの大肉中背で、渾身の力を込めて羽根を打つ
僕が評して「歌舞伎系プレーヤー」なのですが、この小助川クン、ピンポイントで
フォアの前だけは速いのです。

サーブレシーブを小助川のフォア側に打って、カウンターで決められた勝山に僕は
「シュケ(小助川のあだ名)はフォア前だけは速いからそこに打たないようにな!」と
アドバイスをしたにも関わらず、勝山は何回も何回も同じように小助川のフォア側に
打って、その度に仕留められていました。あちゃ〜、です。

自分も含めてですが、大体の人はプレー中に考えるという行為をせず、今までの習慣に
従ったプレーで毎回同じミスを繰り返しがちです。
ミスをするのはしょうがない面もありますが、同じミスを繰り返すのは無くしていくべき
ですね。
その為には、ラリーとラリーの間で考える、という事が必要だと思います。
本当は、ラリー中に迅速な判断を繰り返しながら、クリエイティブにプレーできれば
良いのですが。

同じミスを繰り返したら、次はプレーを変えてみましょう。

***************************

昨日は待ちに待った年賀はがきの当選番号発表でした!
年賀状は受け取るのも大好きですが、このお年玉くじを確認するの大好きなのです!
僕はワクワクしながら、当選番号をすぐさま印刷し、大量の年賀状とつき合わせて
照合作業に入りました。

結果は・・・・

切手シート2つだけでした(TT)ああ〜
僕のお正月はこれで終わりました。
また来年、沢山の年賀状をお待ちしております。

ではまた!


posted by まさやん at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月20日

ローテーションの基本

僕の携帯はソフトバンクです。昨年8月にドコモからMNPで変更しました。
僕は反体制ではないですが、ドコモのような一人勝ちで儲けまくっている企業に、ずっと
逆らいたい気分でした。(って僕一人が止めたところで大勢に何の影響もありませんが)
何か契約の時やサービス変更の時なども「それはできません」という言葉を事務的に
発するだけで何の交渉も利かないし、料金もかなり高いような印象でした。

現在のソフトバンクは、孫正義氏が携帯産業に参入を熱望していた事もあり、価格体系に
大きな一石を投じました。
ソフトバンクが安い料金を提示してから、ドコモやauが追随するように慌てて料金を
下げてきました。
そこも気に入らなかったな〜!ライバルがいなければ、ずっとそのまま高い料金を継続
していた筈で、既得権の上にあぐらをかいて、利用者の都合などおかまいなしだったので
しょう。

ソフトバンクは、料金は安いがエリアが狭い、が難点と言われていました。
しかし実際に購入してみると、僕の家では明らかにドコモより電波の受かりが良いのです
いつもいわゆるアンテナ「バリ3」ってやつで、時々圏外になったり、アンテナ1〜2本
のドコモより、家では良好なのであります!

ちなみに友人の見市はいち早くソフトバンクに変えており、僕もソフトバンクに変えて
からというもの、通話料タダなのでお互い大した用事がなくとも気軽に電話します。
また、遠く離れた友人もソフトバンクなら、時間を気にせず話せますよね!
皆さんもソフトバンクに変えたら、全国どこからでもマサやんと話せますよ(^^)v
ってさすがに携帯番号は公開できないなあ・・・

こないだふと携帯見たら、カメラのレンズ部分のガラスが割れてました・・・
恐る恐るカメラを起動してみたら、映像的には問題ありませんでした。レンズ部分を
ぎりぎり逸れていたのです。
と言いながら、携帯のカメラって全然使わない僕なのでした。
そういえば音楽も聴かないし、ワンセグも見ないなあ。ナビも使わないし。
携帯要らないかもなあ!?

ではバドの話。

<ローテーションの基本>

ダブルスで、ローテーションがいまいち分からないという人は多いのではないかと想像
しています。
特に分からないと思われるのは、前衛の動きでしょう。
ダブルスはシャトルの行き来も早く、動きも目まぐるしい為、シャトルを打つのに
精一杯で、ドタバタしてしまって、コート上に一杯「穴」ができてしまって、そこを
狙われてしまうという場面は、よく有るシチュエーションではないでしょうか?

一概に「こうだ!」と断言もできないのですが、基本的な考え方はあります。

1)コートの中心を軸にして、パートナーと対角線上に居る。

  ダブルスでは大きく分けて「トップアンドバック」という攻撃の形と
  「サイドバイサイド」という守備の形があります。
  トップアンドバック(大阪では略して「トッパン」とか言う人も居ますが、僕は
  凸版印刷みたいで使いたくありません!?)では前衛と後衛になり、前衛の人が
  前で壁になり、後衛の人は後ろからスマッシュを打ち続ける、というこれは割りと
  シンプルな形です。
  そして守備形のサイドバイサイドも、二人が両横に並んでスマッシュに備えるという
  形で、いずれの場合もコートのセンターを中心に対角線上に居ります。

  ただ実際はそこまで単純ではなく、例えばトップアンドバックでもシャトルが味方の
  バック奥に上がった場合は、対角線理論から言うと前衛はフォア前ということに
  なりますが、実際はシャトルの上がった方、つまりバック側に寄る形になります。
  前衛は前の真ん中位置よりも、少し左側に寄るのです。

  何故でしょうか?

  それは、基本的にスマッシュはストレートに打つ方が威力があるため、後衛は
  ストレートに打つ事を仮定しているので、その返球としてはストレートのドライブが
  確率が高いというのが理由です。
  そのようにストレートのドライブを予測していないと、前衛は抑えられないのです。
  同じように、フォア奥側にシャトルが上がった場合は、前衛はフォア前側に寄ります
  クロス側が開いて何か怖いような気がしますが、バドミントンも確率のスポーツで
  あり、返球の可能性の高いところを張っておかないと取れないのです。
  
  これが完全に対角線上に立っていたら、ギンギンにストレートのドライブで返球され
  後衛は処理に困ります。
  またセンターに立っていたら、あれもこれも全部取ろうとしてしまって、結局何も
  触れないという事態に陥ります。

  またレシーブの場合も、完全に横一線ではなく、シャトルが上がった側でない方の
  レシーバー、つまりシャトルに対してクロス側に居る人は、若干前に出ます。
  横一線ではなく、少し斜めの体勢になるのです。
  理由は、クロスは距離が少し長い為、シャトルの速度が落ちるので、前で捕らえよう
  という考えです。
  またクロスからのカットは、勢いが殺されてかなり有効打となってしまう為、それに
  備える意味もあります。

  ただ、大雑把な基本としては「対角線上に居る」と思っていてOKです!

2)前衛の下がり方は自然に自由に。

  トップアンドバックから、サイドバイサイドになる時、つまり攻撃から受けに回って
  しまう時に、前衛の人が後ろの人を気にして、どちらに下がったら良いのか分からず
  悩んだあげくに、後衛に動きのフェイントを掛けてしまって、同じ方向に交錯して
  しまうという悲劇をよく見かけますが(^^; 細い通路ですれ違う時に、同じ方向
  に避けてしまっておっとっとという「あるある」に似ていますね。

  これは単純明快に解決します!
  それは「前衛は自由に自然に下がろう」です。

  理由は明確で、前衛の人の動きは後衛は見えるから、です。
  後衛の人が、前衛の動きに合わせて動けば、悲しい交錯は発生しない筈です。
  これを気の弱い前衛の人が「どっちに下がったら良いんだろう?あ〜、迷うなあ」と
  後衛を気にして、へんてこに斜めに下がろうとか思ってしまうと乱れます。
  自然に、というのは、基本的に真後ろに下がるということです。
  しかし、センター位置に居た場合だと真後ろに下がるわけには行きません。
  その場合は、どちらか決めてれば良いと思いますが、自分が下がって取り易い方に
  動くので良いのではないかなあと考えています。
  中心から少し右とか、少し左に立っていた時は、右寄りならば右後ろ、左寄りならば
  左後ろに下がるので良いでしょう。
  それが「自然」な下がり方です。

3)ネットに置いたら前に入る。もう一人が後衛に下がる。

  このことは、今まで何回もこのブログで繰り返し説いてきたことです。
  しかし、未だに普通に見かける光景なので、さらに繰り返します!
  サイドバイサイドの体制から、スマッシュをネット前に返したのに、コートの真ん中
  付近に居て、ヘアピンとロビングの両方とも取ろうとしている人が居ますが、これは
  ダブルスではなく半面シングルスをしているのです。
  ダブルスは二人居るので、一人で全部取ろうとする事は必要なく、必要ないばかりか
  そのようにやろうとすると、却って効率的な攻撃体勢がしけなくなります。
  一人がネット前に返球して前に詰めないと、もう一人も真ん中に居ざるを得ません。
  そこで変に動くと穴ができるからです。
  ネット前に返球した人が前に入れば、もう一人の人がスムーズに後衛に攻撃体勢で
  入れます。
  ダブルスは、全部一人で取ろうとしてはいけません。パートナーに任せることで
  自分はしっかり抑えられる球ができるのです。

4)レシーブで奥に追い込んだら前に出る。もう一人が後衛に下がる。

  これは3)と同じ意味合いです。相手のスマッシュを上手くクロスに切り返せた場合
  などは、そのショットを打った人が前に詰めて(勿論ラケットをしっかり上げて)
  もう一人が、ささっと後衛に下がりトップアンドバックの体勢を作るのです。
  これを、切り返して良い球を打っているのに、サイドバイサイドのままで居たら
  次のショットの威力が半減してしまいます。
  つまりプッシュも打てない、スマッシュも下がって打たないといけない。
  そこを前に出ていれば、相手のネット前への返球は叩ける可能性が高いし、相手の
  必死のクリヤーでの返球にも、予め十分なスマッシュの体勢がしけている、という事
  になります。

非常に大雑把ですが、基本的な考え方を述べました。
ダブルスで、動きのカギを握るのは前衛です。
でも前衛の人は、どんどん自由に動いたら良いんだと思います。
ダブルスでは積極的に前に出て、前衛になる回数を増やしていけば、何かつかめるものが
出てくると思いますよ。
皆さんも、次回の練習からどんどん前に出て行って下さい。
スリリングで楽しいですから!

***************************

今日は体調が戻ってから初めての土曜の練習でした。運動不足は否めないものの、意外と
調子が良く、非常にシャトルのインパクトが上手く強く打てていたようです。
今日打つ時に意識したのは

1)シャトルの下ではなく、後ろに入って前に出ながら打つようなイメージで、羽根を
  前で捕らえる。
2)上半身をリラックスさせて、ラケットヘッドの動きを速く大きくするように。
3)しっかり体重移動させる為、きちんと身体の左側面をネット側に向けて、身体の回転
  を敏速にして、腕の振りを速くするようインパクトだけ力を入れた。

です。スマッシュの当たりが良いのは、ゴルフのドライバーのナイスショットみたいな
もので、非常に爽快な気分になりますね!
19.5ポンドの緩いガットですが、きちんとインパクトできれば、強烈な爆発音が
します。
このように良いショットが打てるから、地味な筋トレにも精が出るってもんですね。
って、最近腕立てしかしていませんが・・・

久々に丸野が、またまた半笑い、いや満面の笑みでシングルスを挑んできました!
挑んできた、という表現を使ったのは、最近ずっと連勝していたからです。
今日は、体調復調したばかりで万全な状態でもなかったですが、挑まれたら受諾は無条件
であります。ポツダム宣言と同じです。(降伏はしてないか・・・)
1ゲーム目は、感覚を掴めない僕が、凡ミスを繰り返しM野の勝ち。
当然2ゲーム目を要求して、徐々に感覚を取り戻した僕が、四隅を回し始めて、体力消耗
が早い丸野の動きがガクンと落ちて、2ゲーム目は僕が勝ちました。
そこで時間切れで終了でした。
僕がシングルスをやるのは体力増強の為ですが、丸野のラリーは淡白で、つないでくる
タイプではなく、スマッシュ・カット・スピンヘアピンでどんどんエースを奪っていこう
というプレースタイルなのです。
本当は、もう少しつないでつないで、息がゼーハーするくらいになりたいんだけどなあ。
丸野くん、次回はもっともっと長〜〜〜いラリーで試合しましょう。
でも今は、身体ガタガタです・・・もう寝ようっと(^^)

ではまた!
posted by まさやん at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

ありがとうございます!

みなさん、ありがとうございます!
いきなりの感謝ですが、休止した筈の前のブログがとうとう純訪問者数が4,000人を越え
ました!
スゴイなあ・・・
ページ閲覧回数も20,000回に迫る勢いで、僕の書き綴った内容が皆さんに読んで頂いて
いるということは、本当に嬉しく、そして未だに少し信じられない気持ちです。

新しいこのブログも、純訪問者数は131人(1/16現在)となり、皆さんからも続々と
励ましのお言葉を頂いて、やる気に満ちているマサやんです!

ちょっと今日から三日間出張なので、週末まで更新できそうにありません・・・
ネタは考えておきますので、また楽しみにしていて下さいね。

ではまた!
posted by まさやん at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月13日

半面シングルスで体力をつけよう

年末からひいている風邪がなかなか完治せず、今週も倦怠感と喉の痛みに悩まされて
おりました・・・
体調が良くないと、気持ちも乗ってこないものですね。
定例の練習は、木曜日には参加したものの身体が重くキレのないプレーで、本日のメイン
の練習は、体調不良の為残念ながら見送ってしまいました。
いつもならば、土曜の練習が楽しみで、気の合う仲間と熱くシャトルを打ち合って
冗談など飛ばしあいながら、くたくたになって充実感で満たされ、うちに帰ってゆっくり
風呂につかって、得意の半身浴でさらに汗を搾り出して、乾いた体に焼酎お湯割りを
流し込んで、自然な睡魔が猛烈に襲ってきて、朝までグッスリ、翌朝はスッキリ!という
平日から待ち焦がれるルーティーンなのですが、それさえしたくないというほど、僕の
体内のウィルスは、去り難く粘り強く、なかなか出て行ってくれないのです。

とは言いながら、時間の経過にともなって確実に快方に向かっている実感があるので
明日には、一人快気祝いで、激しい筋トレ&見市推奨のなわとびの二重跳び30回
10セットを実施できれば!と思っています。
その前になわとび買わないと・・・

今日は、僕は朝から冒険をしました!
冒険とは大げさですが、大阪に転勤以来12年間通っていた散髪屋さんを止めて、新しい
お店に初めて乗り込んだのです!!!
今まで通っていた慣れ親しんだお店は、僕の性格から髪質・髪型、そして僕の情報も
知り尽くしているので、実に気楽に散髪してもらっておりました。
ちなみにチームメイトのI坂も同じところで散髪しております。また過去にはM野くん
(シングルス挑んでこない方)も通っていたそうです。
そしてもっとスゴイ人も過去には通っていて、今をときめくボストンレッドソックスの
岡島投手も、昔その店で散髪していたそうです!
岡島投手は、とってもいい人だったらしいです。今もTVで見てそれは分かりますが。
そこのご主人は、非常にカラオケが好きらしく、よく一人でカラオケBOXに歌いに行って
いたそうで、新しい歌はカラオケBOXで覚えるのだそうです。
好きなだけあって、歌の実力もなかなからしく、郷ひろみを歌わせたらまさに絶品で
地元のカラオケスナックで歌った際、常連のオヤジに「上手いのう!今日からキミが
町内No.1や」と自称カラオケ町内No.1のオヤジから、No.1の称号を授与されたという
逸話が残っているくらいの実力だそうです。一回も聞いた事がありませんが。

そんな慣れ親しんだ散髪屋さんですが、気分転換も必要ということで、僕の自宅から
最も近いお店に、朝一番で飛び込んだのでした。
飛び込んだ、と言っても、一応前夜にインターネットで評判を調べておいて、そこの店は
「良い」という評価を6人がしていました・・・この6人という数字をどう評価すべきか
非常に微妙です。

若干の心配とともに、朝一番で乗り込んだそのお店は、こじんまりとしながらも非常に
綺麗で清潔感溢れるお店で、室内には芳香剤か何か甘い匂いが漂っていて、第一印象と
しては「グー」(古い・・・)でした。
ただ、店内に誰もおらず「ごめん下さい!」と声を掛けたら、店の奥から実にニコやかな
腰の低いおやじさんが登場してきて僕はホッとしました。
そこから初対面の散髪屋とお客の会話が始まったのですが、僕はやはり始めてのお客
なので、色々と質問を受けるのかなあと予想しておりましたが、僕に対して気を遣った
のか、立て板に水というか息つく暇もないというか、途切れることなく延々と喋り続けて
くれたのです!
客商売だけあって、実に広範囲な知識をお持ちで、どんなことについても一通り知って
おられるというのが分かりました。
しかし、喉の痛みで早朝に目が覚めてしまった僕は、その途切れないトークが途中から
子守唄にしか聞こえなくなって、完璧な生返事とともに、意識は遠い空の下でした!?
結論としては、散髪の仕上がりは満足しましたし、喋りすぎかなとも思いましたが
最後にそのおやっさんが「ちょっと喋りすぎましたね」としっかり自覚されていたよう
なので、今後もひいきにすることに決定しました!
自宅から徒歩5分。史上最近所の散髪屋が確定しました。

しかし本日の行動は散髪だけ・・・体調悪くお酒も飲めず、しかも昼間ずっと寝ていた
ので、眠れそうにもなく、こんな状況がブログ作成に最適ですね!?

ではバドの話。

<半面シングルスで体力をつけよう>

学生の皆さんは、毎日の部活でランニングとか筋トレとか、ノックやパターン練習など
体力面では、普通に練習をこなしているだけでも、着実に身に付いていくものと思います
が、多くの社会人の場合、基礎打ちをしたらすぐにゲーム練習というパターンが一般的
ではないでしょうか?
まあ、それが普通と言えば普通で、楽しくゲームできれば良いのですが、あまり練習時間
も取れず、普段は忙しい社会人にとっては、そのいつものパターンでは、シャトルを打つ
感覚は保てますが、体力を付けるという意味合いからは、少し、いや大分物足りないの
ではないかと思います。

かと言って、ノックやパターン練習などは、限られた時間とコートでは実施しにくいし
同じ意味で全面のシングルスもなかなかできないものだと思います。

そこで出てくるのが、半面シングルスです。
これは半面で基礎打ちをして、その流れで続いて半面シングルスをやるのです。
基礎打ちで温まりつつある体を、半面シングルス実施にて、完全にウォームアップさせる
のです。

ウォームアップというより、ここでの目的は「体力増強」です。

半面でのシングルスは、実力差にかなり開きがあった場合でも、半面で狭いのでラリーは
続くものです。
どちらかがミスさえしなければ、ラリーは延々と続いていきます。
そして、それが良いのです!

半面とは言え、前後にはかなり動きますので、社会人が心拍数を高めるにはもってこい
です。

この半面シングルスで重要なのは「ミスをしないこと」です。
半面なので、それほど頑張らなくとも、相手の球は普通全部取れる筈ですし、またこちら
の球も相手には全部取られると思ってラリーを延々と続けるのです。
必然的にクリヤー合戦になったりしますが、その場合も平然とクリヤーを打ち続けるの
です。

気持ちとしては「永遠にラリーを続けよう」くらいの超気長なつもりで、球は全て触れる
ので、全て相手コートの中に入れていこうということです。
そこでミスしそうなのは、ネットプレーです(相手も前に詰めやすいので)
そこを全然無理しないで、確実にヘアピンを入れていける場合だけヘアピンを打ち
そうでない場合は、全部、ちょっとフェイントを効かせたりしながら、ミスしないロブ
で返球するくらいのラリー展開で、とにかく自分からはミスをしない。
そうすることによって、必然的に体力と我慢する力が身についていくと思います。

半面とは言いながら、前にも言ったように、しっかりと四隅(半面にも四隅はあります)
に打ち分けて、ネット前もクロスを打ったりして、微妙なコントロールをつけるのにも
役に立ちます。

僕は毎回基礎打ちの流れで、基礎打ちをしていた相手と、11点の半面シングルスを
しています。時間が長くなるように、サーブ権ありでやっています。
11点で半面とはいえ、上記の方針で飽きるほどラリーを続ける展開ですと、やはり
相当きつい瞬間も訪れます。
そういう瞬間こそがまさに身体を鍛えている瞬間であり、体力増強に役立っているのです。
全面シングルスだと、取れない球も出てきて、そこでラリーが途切れてしまうので
やりようによってはいくらでもラリーが続く半面シングルスは、体力アップに非常に
効果的だと身をもって感じております。
皆さんも是非明日から、基礎打ちが終わったらその流れで基礎打ちの相手と「半面
シングルスやりましょう!」とトライしてみては如何でしょうか?
あのキツさが、病み付きになるかもしれませんよ(^^)

まだ眠たくならないのでもう少し・・・

<ネットすれすれのふんわりショットは止めよう>

これはうちのクラブでもたまに見かけますが、ダブルスの前衛でネット前にヘアピンを
打つ際、自分のコートに山を作る山なりの球筋で、ネットすれすれに返球している人が
いますが、これは正確性という観点から使うべきではないショットだと思います。
(と言いながら僕もたまーに使ってしまうのですが・・・)

同じく後衛からのドロップでネット際すれすれに落ちるようなショットを打つ人も
いますが、同じく使うべきではありません。

スマッシュを打たれて、レシーブをネット前に返す時も同じです。

それは何故か?

技術的に難しいからです。

ネット際すれすれに落ちる球は、ちゃんと入れば厳しい配球(本当は?ですが)に
なるのですが、その距離感を掴むのが、自分側に山を作るふんわりショットの場合
非常に難しいのです。
これを感じるのが、ゴミ箱にゴミを投げて入れようとする時です!?
僕はよく自宅で、丸めたティッシュなどを、離れたゴミ箱めがけて投げ入れようと
することがあるのですが、毎回惜しいスローインなのですがあまり入った試しは
ありません。
これはゴミ箱が小さいからというのは大きな理由ですが、例えばゴミ箱が同じ奥行きで
横に1mの幅があったとしても、入る確率はあまり変わらないでしょう。
というのは、外す場合、殆どが前後の距離感のミスで外しているからです。
方向性を出すのは、実はそれほど難しくありません。狙った方に肘・腕・指を向けて
投げればよいので。
しかし、前後の距離を調節する距離感は、加減が必要となりこれは難しいです。

これをバドミントンに置き換えると、ふんわりショットというのはまさにこの
ゴミ箱へのスローインをやろうとしているのです。
つまりそんなピンポイントで狙ったら、調節が難しく、ネットに掛ける確率も上がり
ますし、甘い返球になる確率も上がってしまいます。
また、うまくネットすれすれに返せたとしても、前にも書いたヘアピン巧者であれば
絶好のスピンヘアピンのチャンスとなりますので、良いショットの筈が逆に一瞬にして
苦しい立場になってしまうかもしれません。

ゴミ箱の話に戻りますが、例えばゴミ箱が幅が50cmだったとしても、奥行きが1m合った
としたら、入る確率は相当アップします。
つまりふんわりショットは、奥行きがないゴミ箱へのスローインをしようとしているの
です。
ネット前へのミスしない(少ない)返球方法は、ネットすれすれでなくとも、ネットから
浮きさえしなければ、多少球足を長くするのです。
それが、奥行きの長いゴミ箱に投げ入れることです。
元日本リーガーだったC央ホームのF原くんなどは、ネット前に置く場合大概
すーっと流すようなちょっと球足の長い置き方をしています。
そして実際ミスは殆どありません。スキルの高さもありますが。

同じく奥からのドロップについても、ネットすれすれに打とうとするとネットに
掛ける危険性が高まります。
ハイバックからのドロップなど際たるもので、ただでさえ後ろを向いて打つ難易度の高い
ショットなのに、ネットすれすれに返そうとしたら、難しいに決まっています
僕もこのことを意識し出してから、ハイバックからのドロップは、ドロップではなく
ネット上をすーっと通過する球足の長いショットにしてから、ミスが減ったと思います。

ちょっとした考え方で、ミスは減らせるものだと思います。ネットへの距離感調節は
難しいものだと認識して、ふんわりした球は使わないようにすると、無駄なミスと失点が
少しは減るものと思います。
わがチームのK田会長!ネット前の山なりヘアピンは厳禁ですよ!

***************************

今日は(もう昨日か)喉痛で早朝起床を余儀なくされたので、午後はずーっと寝ており
ました。
そのおかげで、この時間(AM3:15)になっても、まだ睡魔が襲ってきません・・・
これでは生活が乱れて、またまた体調悪くなりそう。
散髪屋のおやっさんに喋ってもらったら、すぐに眠れるかな(^^;
ではまた!
posted by まさやん at 03:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

置きにいくのはやめよう

昨日は今年最初の試合、大阪社会人リーグ戦の第一日目でした。
場所は初めての「羽曳野コロセウム」大阪の地理に疎い僕は、羽曳野の名前は知ってても
それが一体どこらへんにあるのか、ぜ〜んぜん知りませんでした。
調べてみると最寄り駅は近鉄線の「恵我之荘」(えがのしょうと読みます)鈍行しか
止まらない寂しさ満点の駅で、この試合が無ければ僕が一生訪れることのなかったに
違いない、それはそれはさびれた小さな駅でした。
チームメイトのM市とその駅で待ち合わせた僕は、10分待ち合わせ時間より早く到着
しておりました。駅の周りにコンビニもなさそう(あったかもしれないけどよく調べな
かった)だったので、駅のホームのベンチで待っておこうと思ったら、ここで何と
タイミングの良いことか、健全かつ確実な便意を下腹部に感じてきたのです。
時間つぶしにこれほど最適な行動がありましょうか!?僕は駅のトイレに悠然と入室し
荷物を置き、上着を脱ぎ、括約筋も徐々に緊張を失いつつあったその時、右脳の発達した
僕はすぐに異変に気づきました。

このトイレには、紙が無い・・・

トイレットペーパーがきれていたのではないのです。はなからトイレットペーパーが
設置されていないのです。
僕は弛緩しつつある括約筋に再度速やかに緊張を与え、トイレの周りを調査し始めました。
そうなのです。恵我之荘駅のホームのトイレは、ペーパーが別売りなのです!!!
その時僕は、家から持参したスポーツ新聞を手にしてはおりましたが、さすがにそれを
くしゃくしゃにしてまで、大事で敏感な部分に不必要な刺激を与えたくも無かったので
断腸の思いで、大枚100円をはたいて「水に流せるティッシュペーパー」を購入
したのでした。

朝のお勤めを終えた頃、M市の乗った電車が到着。僕は何食わぬ顔で「おはよう」と
隠し切れない清清しさで、爽やかに挨拶したのでした。

肝心の試合ですが、あまり書きたくない結果、つまりは全敗の憂き目に遭いました・・・
大阪社会人リーグ戦は二日制です。1部リーグは全部で8チーム。それがAブロックと
Bブロックに分かれ、4チームで総当りします。つまりブロックで3試合です。
初日の昨日は、その3試合のうち2試合をしました。

1試合目は優勝候補と目されるフェニックス。ここにはシングルスで勝つのが困難と見て
ダブルス2つ(2複1単なのです)取りに行こうの作戦でした。
第一ダブルスに登場した僕と見市は、1ゲーム目をバタバタしながらも先取して
勢いに乗るかと思ったのですが、ふたを開けてみると1−2で逆転負けでした。
相手のスマッシュが速くて僕には取りきれなかったのと、前に出る動きが速かったので
返球に緊張を強いられ、力が入ってしまってついつい大振りとなり、それがまたミスに
つながって、良いところがあまりなく敗北となってしまいました。
第二ダブルスも1ゲームを取る健闘を見せましたが、実力差は歴然で最後は押し切られた
形でした。
シングルスはエース北辻に対し、こちらはブログ頻出の丸野を投入!1ゲーム目セティング
となる頑張りを見せてくれましたが、22-20で1ゲームを落とすと、2ゲーム目は体力が
ご臨終の様子で、水揚げされた金魚のように、白い顔をして口をパクパクしながら
何とかラリーするのが精一杯で、残念ながら体力で完敗の結果でした。
しかし丸野くん、よく頑張ったぞ。またシングルスやろうね。

2試合目が本当の勝負と目論んでいた僕らは、ここでも作戦を立てました。
相手は泉北バード。木曜日一緒に練習している金澤くんが所属しているチームです。
シングルスの林くんは、以前ブログにも書いた選手ですが、シングルスは大阪でもトップ
クラスの実力を持つ為、ここも僕らはダブルス2つ取りに行こうと、選択肢のない戦略を
確定させました。

第一ダブルスは今回初めて1部デビューとなる若手のホープ利光・丸野ペアです。
一進一退となる試合展開で、ここが負けると実質試合が終わることから、僕も大きな声で
応援し続けましたが、最後はミスの少なかった相手チームの勝利となりました。

第二ダブルスは僕・見市vs上地・野田ペアです。
上地さんは、奥さんがよく木曜日に練習に来てくれますし、上地さん自身も幾度も対戦した
ことのある、どちらかというとやりにくくはない人ではありました。
僕と見市は「チームとしては負けたとしても、飲み会で楽しく飲む為に、ここはきっちり
勝っておこう」ということで、真面目にやりました。(1試合目も真面目にやってます)

上地さんは、レシーブが固く上手いので、いつもはあまり打ってこずにパカーンと上げて
ばかりのディフェンシブなプレーなのですが、昨日は最初から積極的にスマッシュを
打ち込んできて、ちょっと違うなと感じました。

真剣なラリーの応酬でしたが、不幸なことに1ゲーム目の途中、軽くジャンプして着地
した時、僕の右アキレス腱が「ピキッ」と鳴ったような気がして、そこからジンジン痛み
を感じて「これは激しく動いたらアキレス腱が切れるのでは」と怖くなり、ピタッと
動きが止まってしまいました。1ゲームはあっさりと献上してしまいました。

しかし、そこで棄権するのも興醒めなので、アキレス腱を伸ばしに伸ばしながら、何とか
試合を継続し、2ゲーム目は先に19点を奪いながらも逆転され、マッチポイントで
厳しい攻撃を何とかしのぎ、20-20に追いつきましたが、そこから2点を連続失点し
ジエンド・・・
その時点で既に並行試合でシングルスが負けていたので、初日の結果は何と0-3、0-3の
最悪の滑り出しとなってしまいました。

僕の出来も相当悪く、かなりチャンスボールや普通の球をミスっており、パートナーの
見市にフラストレーションを溜めさせてしまったと思います。いつもながらゴメンなさい
・・・

しかし、残念ではありますが、それが昨日時点の実力でしたので仕方ありません。
次回は2月3日。次に負けるようだと、またまた二部落ちとなってしまいます。
それだけは何とか回避したいので、後一ヶ月間、なまった体をもう一度鋼鉄の筋肉で
まといたいと思います!?

ではバドの話。

<置きにいくのはやめよう>

これは未だに僕もよくやってしまうのですが、ダブルスでのラリー中、相手が強い球で
プッシュしてくるところを、ネット前にラケットを押さないですっと返すという
いわゆる「置きにいく」返球を多用してしまいます。

この球が常に悪いわけでもないと思うのですが、次の点で問題ありと考えます。

1)相手にコースが読まれやすい
  置きにいく場合、ほぼ腕の動きがありません。面だけ合わせてすっと前に押すだけの
  感じです。そしてその打ち方だと、腕の動きが固定されて面も打球方向を向けたまま
  なので、返球コースがばれやすいのです。

2)相手に脅威を与えられない
  前に置いてばかりだと、強い球はないと判断されて、相手にどんどん前に詰め寄ら
  れてしまいます。プッシュしてくる前衛はおろか、後衛までも突っ込んでくることが
  予想されます。(強いペアは、前衛が良いプッシュをした場合、後ろから前に
  突っ込んできます)

3)ネットに掛けやすい
  置きにいく球は、ポワーンと力の無い球です。シャトルの軌道もどちらかと言うと
  山なり気味です。
  そういう球は、距離感の手加減が難しく、ネットに届かずにミスとなる可能性が
  高まります。

シャトルを置きにいってしまうというのは、自分で考察するに、厳しい球を返してやろう
という強い気持ちが欠けている状態だと思います。
打たれてから反応の形で、強く弾き返す準備ができていないので、置きにいかざるを
得ないのです。

まあ、猪突猛進してくる直線的なプレーヤーに対しては、それをすっとクロスに流す
いわゆるかわす返球も必要だと思いますが、シャトルを置きにいくのは気持ちが受身です
ダブルスのラリーは速いので、常に自分のところに強い球が来る事を想定して、それに
備えた態勢を作っておかなければなりません。

それがラケットをしっかり上げておくことであり、強いドライブに対して強い球で
応酬できるように次の球・次の球を待っておくことであります。

たまに奥深く追い込まれた状態で、スマッシュを打ち切れなくて逃げのドロップを打ち
それを読まれて前で叩かれる場面を見ますが、それも同じくNGです。
ダブルスで、ドロップを打つ場面は、絶対的にバッチリ前でスマッシュが打てるような
良い体勢の時に限ると思います。
苦しい時は、ドロップはダメです。

上記はつまり、どのような状況においても、相手にショットを読ませずに脅威を与える
事を意味します。
強く打たれて前に置くのは安易です。
同じく、追い込まれてドロップで逃げるのも安易かつ危険です。

弱い力の球を打つのは、強い球が繰り出せる良い体勢の時にしましょう。
弱い力の球しか打てないところで、弱い球を打てば、それはバレます・・・

まずダブルスにおいては、基本、強い球で相手を押し込む事を主眼に、ラリー展開して
いくことが良いと思います。
***************************

昨日は試合後、反省会をいつもの京橋W民(え〜い、もう和民と書こう!)で飲みました
全敗の為、皆相当ローテンションでしたが、どっちにしても晩御飯要らないと宣言して
いたこともあり、まあいっとこかということで、昨日仕事で試合は参加できなかった
マメール中川君に予約してもらい、残念会がしめやかに執り行われました・・・
しかし、少量のアルコホールさえ注入すれば、ポパイのほうれん草のように簡単に元気と
活力を取り戻すのが僕らの良い所!?
得意の焼酎もボトルで2本頼み、昨年末から風邪でお酒も飲まず運動もしていなかった
僕は、最後は完璧にグロッキー状態となりました。
昨日はマメール中川君が、試合に参加していないからかハイテンションをキープして
現在のバド状況が、今までのバド人生で一番楽しい!と嬉しいコメントをしてくれました
僕は、半分夢うつつの半分白目で聞いていました。実は夢だったかも!?
2時間限定と言っていた飲み会は、気がつけば3時間半を経過してしまったくらい
盛り上がって終了。店を出た後は、京橋恒例の「天そ」(天ぷらそばの略)290円也を
皆で食べて解散しました。飲み会後の京橋の「天そ」は極上の味です!
是非、大阪に住んでいる人はお試しあれ。

ということで、またまた長〜い文章で失礼しました。しかしこれこそがマイペース。
これからも完全に自分のペースで継続していきたいと思いますので、引き続き応援の程
よろしくお願い致します。

前のブログのコメント欄でメアドご連絡頂いた方々。本当にありがとうございます。
皆さんのご要望に沿う記事をおいおい書き綴って参りますので、お楽しみに!

ではまた!
posted by まさやん at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

センスについて

ブログ再開以来、多くの方にコメント頂いて激励してもらって、本当にありがとう
ございます。
一時休止していた時も、投稿したい気持ちはかなり強かったので、またこうして再開する
ことができて嬉しく思っております。
これからも、一般のバド教本では取り上げられない細かなポイント、コツ、考え方などを
現役プレーヤーの立場から、鋭く掘り下げていって、同じく現役プレーヤーの皆さんに
即効で役に立つ知識を書き綴っていきたいと思いますので、応援の程よろしくお願い
致します。

今日は1月5日。お正月気分もぼちぼち抜いていかなければならないということで
今朝は「筋トレ初め」しました!?
昨年末以来、2週間もの間風邪を患っていて、昨日までは寝正月を強いられておりました
まあ、五体満足でも寝正月だったかもしれませんが・・・
大好きなお酒も封印し、おとそすら口に出来ない悲しいお正月でしたが、身体的には
非常にゆっくりできました。そのおかげで、身体中の筋肉が無くなってしまったよう
なので、また今日から心を入れなおして強靭な身体作りに精を出していきたいと思います
久々に筋トレしてプロテインも飲んで、精神的には満足なのですが、身体的には早くも
ガタガタになっております・・・

現在長野県に住む高校の先輩が居るのですが、その先輩も昨年からバドに再燃されており
毎日筋トレを実施されているそうなのです。
聞くとスクワットを毎日100回もしているとのこと!
毎日はスゴイな〜と感動しましたが、そこは負けず嫌いのマサやん、毎日ではないものの
今日はスクワット110回やって、先輩に10回の差を付けました(^^)
ただ、その先輩はスクワットだけにとどまらず、ランニング5km、腕立て・腹筋・背筋
バド練習週2回と、単身赴任ならではの充実した鍛えっぷりであります。
このI井先輩とは、今年の高校OB夏合宿にてシングルス対戦することになっております。
必ずや10点以下に抑えることを宣言済みです!
石井先輩、合宿では負けませんよ〜。

では、バドの話。

<センスについて>

センス、これはスポーツ競技者であれば、耳が痛くなるほど聞かされてきた言葉です。
あの人はセンスがあるから、アイツはセンスが無いからダメだ、などと我々も一般的に
普通に使用している言葉であります。
多くの「普通のセンス」の持ち主は、この言葉に翻弄され勇気と自信を失い、あたかも
いくら頑張っても、センスの無い自分には伸びる要素が無いかのような、諦めに近い
感情を持った経験があるのではないでしょうか?

ではこの「センス」とは何なのでしょう?
英和辞書で引くと「感覚。感じ。勘」感じる、という意味の名詞です。
しかし、我々がスポーツで一般的に言っている意味は少し異なります。
国語辞書で引くと「ものごとの微妙なところを感じ取る、心のはたらき」とありました。
なるほど、これに近い感じです。
しかし感じ取れるだけではなくて、その感じたものを体に伝えて実際の動きとして具現化
できる、ということが一般に言う「センスがある」という状態だと思います。
「才能」という意味でよく使われていますね。

簡単な例で言えば「飲み込みが早い」とか、「難しい事を簡単に覚えてしまう」とか
「思いも寄らない発想ができる」とか、「普通の人が気づかないところに気づく」とか。

バドミントンで言うと「打てそうもないショットを繰り出してくる」とか、「スマッシュ
が異常に速い」とか、「レシーブがどこでも取ってしまう」とか、「フェイントが上手」
とか、「読みが良い」とか、単純に「凄く強い」とか、いわゆる人がまねできないような
ハイレベルのプレーを実行できる人がそれに相当するのだと思います。

一方、センスがないと自認する人や、はたから見てセンスがないなあ、と感じる人は
なかなかすぐに上達しませんし、覚えや飲み込みも遅かったりして、一生懸命努力するの
ですが、センスある人との差は何か膨大で到達できない距離があるかのような感じがして
センスのない自分を呪って「やっぱりオレはダメだなあ」と嘆息を漏らすのです。

かくいう僕が、自分自身にセンスが全くないところからバドミントンをスタートしたので
あります。
高校から初心者で始めたので、最初はノックを受ける訳ですが、これが全然ラケットに
当たらない・・・
他のみんなは、ぎこちないフォームながらも何とかラケットでシャトルを捕らえて
スマッシュやクリヤーを打てていましたが、僕はと言うと情けない無念の「空振り」
ばかりを繰り返していたのでした。

空振りするというのは多感な高校生には恥ずかしいことです。(今でもゴルフで空振り
すると、顔が真っ赤になるくらい恥ずかしいですが!?)
僕があまりにも空振りばかりするので、とうとう顧問の先生に「コートの外で素振りを
していなさい」と屈辱のコート退場を命じられたのです。
センス、という話で言うと、バドミントンを始めた当初はセンスのかけらも無かった
ということになります。

また思い返すと、昔は全くバックハンドが使えませんでした。
練習試合などで、バックハンドが取れない僕は、フォアで取ろうとコートの左端に寄って
フォアで待ち構えていたのですが、僕の弱点を知る先輩達は、その狭い左端、つまり
僕のバックハンド側を、それでも狙ってきて、果して決められてしまうというくらい
僕のバックハンドは「ざる」であり「穴」でした。

しかし不思議と、自分にセンスがないとは思わなかったのです。
何故でしょうか?
昔の事なのであまり覚えていないのですが、多分バドミントンが面白かったからだと
思います。

バドミントンが面白くて楽しくて、試験前でも朝練やって、大学受験前でも普通に試合
出たりして、とにかくうまく強くなりたいと思っていたので、センスがあるとかないとか
考えずに、ただ無心に打ち込んでいたのだと思います。

その結果、随分時間は要したかもしれませんが、一応色々なショットを繰り出せるように
なり、スマッシュもそこそこの速度で打てるし、バックハンドも打てるようになって
昔の下手くそだった自分の事は今では完璧に忘れてしまいました。
バドミントンを始めたばかりの空振りを繰り返していた頃の僕から、今の僕を見たら
スゴイ!神様か天才か!?とても真似できない!って思うでしょうね。

ちょっとセンスの話からずれましたね。
僕の言いたい事は、バドミントンで上手くなるには、環境・努力・センスの三本柱が
重要だと思いますが、センスが無いと思っている多くの人々でも、環境・努力で
いくらでもセンス不足の分を補ってあまりある上達が可能である、という事です。

そこで大事なのが「熱中」ということ。
何でも一つの事に熱中して打ち込めば上達するように、バドミントンでものめりこんで
打ち込んで、強くなるため上手くなるためにはどうしたらよいかと日々自問している
ような人であれば、自然と上達の為になる事(研究、トレーニング、実践)に力を注いで
いるだろうし、その事がセンスある人を凌駕するほどの上達ぶりにつながるのではないか
と思うのです。

センスで敵わなくとも体力なら負けないとか、華麗なハイバックは打てないけど泥臭い
ラウンドでよたつきながらも何とか返球するとか、一撃必殺のエースショットはないけど
ミスはしないでコート内にとにかく入れてつないでいくとか。
あるいは、どんなに緊迫した状況でも、自分を信じて弱気にならない精神的強さを
身に付けるとか。

世界や日本のトップレベルに関しては、センスの部分で詰められない差があるのかも
しれませんが、一般レベルについて言えば、センスの差など十分にカバーできるもの
なのです。

だから「自分にはセンスがあるのだ!バドミントンに打ち込めばメッチャ強くなる筈だ」
と勝手に思って、いやそんな事さえ思わないで、ただ単にバドミントンの楽しさを追求
して、一心不乱に熱中して打ち込んでいけば、気が付いた時には、センスで敵わないと
思っていた人より戦績で上に行ってしまったりするかもしれませんよ!
早熟にはなれなくとも、遅咲きでも最後(今)に笑えれば良いんじゃないかなあ・・・
早熟には物理的になれなかったマサやんの負け惜しみかもしれませんが。

しかしやはり、がむしゃらとかやみくもにプレーを続けるのでは限界があると思います
ので、バドミントンという競技、各ストローク、各ラリー、体の動きなどを留意して
深く掘り下げて考えてプレーしていく必要はあるでしょう。

そのために是非このブログを見て頂き!?バドミントンという最高の競技を深く考えて
上達できるように一緒に考えていきましょう!

***************************

最後は思わぬブログPRになってしまいまして恐れ入ります・・・
また、ちょっと内容が曖昧だったかもと反省しております。

僕は人間の体の構造自体には、元々の差はあまりないと思っています。
しかし現実的には、100人100様、それぞれに大きな差が生じております。
まあ、体育系と文系で差が出るのは理解できますが、同じ競技を選択していて大きな
違いが生じるのは「思考」の差ではないか、と思うのです。
それは「指向」や「嗜好」と言っても良いかもしれません。
人間は自分の意思で自分の行動を決められるので、すごく強くなるのも、ちょっと強く
なるのも、そこそこでいいやと思うのも、途中で放り出すのも、自分の考えです。
本当に一生懸命に熱中して向上心を持って努力すれば、超一流にはなれなくとも、皆
一流に近いところまでは到達できるのではないかと思っています。

ただやはり環境(強い練習相手・ライバルの存在)は重要なファクターです。
しかし熱心な人は自ら強くなる環境を求めて、そこに自分の身を投じて、強くなるように
自分でしているのでしょう。

強くうまくなるのは、右も左も分からない子供の最初の環境は運ということも多いとは
思いますが、自分の考え判断力を持てるようになった大人の段階においては、やはり自分
自身の心がけ次第だと思います
強くうまくなる為にどうすればよいのかを自問し、強くなる環境に身を置くとか
一流選手のビデオを擦り切れるほど見て研究するとか、密かに走るとか筋トレするとか
何かプラスアルファを、自らの意思で行っていくことで、レベルアップの速度に大きな
差が生じてくるのだと思います。

試合に勝つことで、人間的価値が上がるわけでもないと思いますが、勝つことは単純に
爽快で嬉しく楽しいことです。
競技である以上、上手くなって強くなってやるからには勝ちたいと思うのが自然な感情
だと思います。
でなければ、こんなブログにアクセスしませんもんね!
また一緒に、少しでも現状から上達できるように、楽しんで頑張っていきましょう!
技術ネタはまた次回に!
posted by まさやん at 12:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

体幹の姿勢を整えて打とう

皆さん。新年明けましておめでとうございます。
舌の根も乾かぬうちに、という表現が全く持って言い得て妙なのですが、停止していた
僕のブログ、軽やかに再開致します!

どう考えても、このあふれ出る欲情・・・いや熱情は抑えこむことはできません。
真面目な話、全国の見知らぬバド愛好者の方々に、僕の経験と文章が何らかのお役に
立てて、プレーに少しでも変化が現れ、少しでも上達し、その事が喜びとなって、普段の
生活も活き活きとできて、そのことで周りの人にも明るく陽気に接する事ができて
ひいては日本が幸せになる!?って大きく出すぎですが、昔観たペイフォワードという
映画のように、一人一人が少しずつでも周りの人に幸せを与えて、その人がまた他の人に
対して優しくなれて、そんな前向きのサイクルができていけば、素晴らしい事ですね!
こんな気障でええカッコしいの事が臆面も無く書けるのもブログの良いところです!?

また一時休止を宣言した際も、何人かの愛読者の方々に温かいお言葉を頂きまして
一方的ではありますが、書き続けなければ!という責任感が湧いてきて、早く再開
しなければと思っておりましたが、年末の忙しさにかまけてなかなか行動に移せません
でした。
しかし年も替わったことですし、また気分も新たにバドに有益かつ人生に無益な!?
情報を飽きることなく提供し続けていきたいと思いますので、また皆さんの応援を
よろしくお願い致します。

先月の報告ですが、12日(水)は大阪城ホールに、我が敬愛かつ尊敬する大好きな
桑田さんのコンサートに行って参りました。
桑田さんは、言わずと知れた日本の大スター。ファンクラブに入っていたとしても
チケットが取れるかどうか分からないという超人気アーチストなので、チケット予約
していながらも、果してゲットできるのかどうか心配しておりました。

僕のくじ運は強く、昔引いた商店街のくじ引きでも、たった一回回しただけで2等を
勝ち取りましたし、過去2回のサザンのライブでは、アリーナ中央前列10番台という
桑田さんを完璧に肉眼で捕らえられる好位置をゲットして、興奮と感動で全ての穴から
何らかの液体があふれ出すのを感じました。
「みんなのうた」では、桑田さんが毎回消防士のように放水するのですが、その水にも
しっかり濡れることができました。

しかし今回のライブでは、残念ながらスタンド席の後ろから数えた方が早いくらいの
遠距離となってしまいましたが、しっかりと10倍の双眼鏡は持参しましたし、そうで
なくとも桑田さんの声量溢れる迫力満点のステージは、そんな物理的距離を一切感じ
させないくらいの感動を与えてくれて、「風の詩を聞かせて」と「明日晴れるかな」では
流れる涙を止めようがありませんでした。
また、新曲の「ダーリン」も、最初聞いた時にはなんかいまいちだなぁと思ったのですが
桑田さんの曲の特徴として、聞けば聞くほどその良さが増してくるのです。
今、僕の家のステレオには、常時「ダーリン」がセッティングされており、プレイを
押すだけで、僕のエセ桑田ボーカルが、部屋中に響き渡るのであります!?

思えば、ライブというものは、完全なる非日常の空間です。
社会人になると、仕事・家事などやらなきゃならない事がいっぱいあって、それに人生の
大部分の時間を費やすわけですが、基本的に感動的なイベントというのは日常のシーン
には少ないものです。
感動する機会が少なくなっていくと、感情の起伏の少ない感受性の鈍い人間になって
しまうような気がしています。
皆さんも、仕事もバドも大事ですが、時には大好きなアーチストのライブに行って
日常では到底味わう事のできない感動と興奮を体全体に浴びて、また日常の生活に
潤いと元気を与えて欲しいと思います。

では、バドの話。

<体幹の姿勢を整えて打とう>

シングルスは勿論、ダブルスでもそうですが、一触即発のラリーにおいては、相手も
こちらの穴や弱点を狙って、ミスをさせよう、体勢を崩させようとあの手この手で
仕掛けてきます。その多彩なショットに体勢を崩しながらも、何とか対応して
返球するだけでなく、相手以上の厳しい球を繰り出して、逆に相手を崩していかなければ
なりません。

しかし、自分が十分な体勢で打てば、そうそうミスショットばかりになることもないと
思いますが、相手に崩された体勢にてショットを打とうとすると、どうしても土台が
ぶれてしまっているので、ショットの安定度が下がり、シャトルのコントロールを
つけにくくなって、結果ミスが増えるということになります。

バドミントンで何故、ランニングやフットワークやスクワットをするのでしょうか?
それは、体力をつけること、筋力をつけること、速く動けるようになること、という理由
もありますが、僕は「土台をしっかりすること」だと思うのです。

シャトルのように動いている球を、自分も動きながら打つ競技では、ショットを打つ際の
体のバランスがとても重要となります。

極端な話、スケート靴を履いてスケートリンクでバドしたら、かな〜り下手くそになれる
と思います。

なので、まずは足腰をシングルスや筋トレ、ダッシュで鍛えて、強固な土台を構築する事
がとても重要なのですが、まだ大事なことがあります。

それが「体幹の姿勢」です。

体幹とは、簡単に言えば上半身の胴体といえばよいでしょうか。
この姿勢を、できる限り垂直に保ち、前後への移動時もすーっと水平に動くようにする
ことで、相手のシャトルを目で三次元的に捕らえられ、そのことでシャトルとの距離感が
正確になり、ショットの精度が上がってミスが少なくなるのです。

例えばヘアピンで、前のめりになっていっぱいいっぱいで拾う状態と、基礎打ちでネット
前に予め構えて打つのでは、正確性において歴然とした差がある筈です。
それは当たり前のことで、皆さんも実感では分かっていることだと思いますが、その差は
何かというと「体幹の姿勢」なのです。

この姿勢を保つことはすなわち、シャトルを捕らえる目線を安定させることであります。
動きながら打つこのバドミントンというスポーツでは、シャトルをしっかり見ることが
重要で、そうする為には土台である足腰をしっかりとさせて、その上で体の中心である
体幹の安定を、意識して動く事が、安定したショットを繰り出す為にとても重要な事だと
思います。

逆に言えば、いかに足腰がしっかりしていようとも、この体幹が上下左右にぶれながら
打つようでは、目線も安定しなくなり、またショットの軸もぶれてしまう為、安定した
ショットが望めない上に、威力ある球も出せなくなってしまうことになります。

ですので、普段の動きも、この体幹の安定ということに意識を置いてプレーしてみると
ショットの正確性に差が発生してくると思いますので、次回の練習から意識してみて
欲しいと思います。

上手い選手は、姿勢も良いものです。安定したショットは、安定したフォームから
繰り出されるものです。
自分のショットに安定度が足りないな、と思った方は、是非意識してプレーしてみて
欲しいと思います。

***************************

先月14日15日はは、僕の高校の先輩がバド部の顧問をしている津商業高校の冬合宿に
友人4名とともに参加して参りました。
この合宿は、僕はもう4回目の参加となります。2回目から同じチームの見市、小助川と
共に半分旅行気分で参加していたのですが、今回は人数を増やして総勢5名で乗り込んで
きました。
ここのバド部は、レベル的には県でベスト8くらいの、実力的にはまだまだこれから
というチームですが、僕らは遠路片道3時間くらいの道のりを喜んで参加させて頂いて
いるのです。
その理由は?

1)飲み会が楽しい!
  一泊での飲み会は、どれだけ遅くまで飲んでも家に帰る必要がありません!?
  コンサートに匹敵する非日常は、酒好きの僕らにはたまらない娯楽なのです。

2)完全なVIP待遇をされる
  これは先輩であるK田先生のお気遣いに他ならないのですが、前夜の飲み会の
  セッティング、練習時の扱い、お土産を頂ける、そして帰り際には道の両側に
  生徒全員が並んでのお見送り!下にも置かない扱いに、毎回感激してしまうので
  あります。

3)生徒が熱心!
  本当の理由はここにあるのかもしれません。T商業の生徒は、僕ら社会人から見たら
  まだまだこれからのレベルですが、皆本当に上達することに熱心なのです。
 「ロビングが苦手なんです」「クリヤーはどうやったら飛びますか?」「レシーブを
  教えて下さい」「シングルスお願いします!」「ダブルスをもう一回お願いします」
  と、こちらが休む暇を与えない程、次から次へと「お願いします!」の嵐なのです。
  しかし、このように熱心な生徒に対しては、こちらも一生懸命に教えてあげて
  何とか少しでもうまくなって欲しい、という親心がグングン芽生えてくるのです。
  うまくなりたい!という姿勢が見える生徒に対しては、こちらも、いつもより懇切
  丁寧になって、いつもは端折る言葉も省略せずに、何とか伝えられるようにと
  ついつい頑張ってしまうのでした。
  彼女らは教えられ上手です。彼女らから得られた教訓は「上級者からアドバイスが
  欲しい時は、熱心に質問しよう」です。
  上手くなりたい!という姿勢が見える人は、上級者も手助けしたくなるのが人情と
  いうものです。また聞かれて答えない上級者も居ないと思います。
  むしろ上級者になればなるほど、自分の持てる技術を周りに伝えたいという気持ちは
  少なからずあると思いますので、遠慮せずにどんどん質問すれば良いと思います。
  バドに限らず、上級者には質問しにくいところがあると思いますが、自分がうまく
  なる為にはそういう遠慮はかなぐり捨てて、気軽にどんどん質問すれば良いと
  思います。

再開後一回目の投稿も、かなりの分量となりました。しかしこれが「マイペース」です。
実は、僕は昨年末からこじらせている風邪が一向に快方に向かわず、今日行く筈だった
嫁家族との温泉旅行も僕だけキャンセルという悲しい状態にあるのですが、先ほどから
治りかけてきている感じがするので!?明日からも積極的に投稿して、また皆さんの
期待に応え続けていきたいと思います。

ではまた。
posted by まさやん at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする