2007年12月09日

早いタッチで返球しよう

休みの前の日はいいですね。
翌日、何時に起きてもいいというシチュエーションは、つまり何時まででも夜更かしして
問題ないということですし、ということは何時まででも飲んでて構わないって事ですから

金曜を除く平日は、翌日に仕事があるので、どんなに遅くとも1時には寝るようにして
います。睡眠時間の事を考えると、本当は11時には寝たいのですが、11時に寝ると
すると、仕事から帰ってきてご飯食べてお風呂入って出たら、もう寝る時間になって
しまって、自由な時間がないまま1日が終わってしまうので、それではあまりに余裕と
潤いがなくなってしまうということで、少し寝る時間を遅くすることで時間を作っている
のです。と言いながら決して大した事はしていないのですが・・・

しかし金曜と土曜の夜は、翌日の起床時間制限がありませんので、いきおい2時3時まで
焼酎ロックをチビチビやりながら、TV観たり、パソコンに向かったり、ハードディスクに
録画してた番組を見たり、ただぼーっとリラックスしていたり!?してます。

一昨夜の金曜も寝たのは3時半!焼酎飲みながらパソコンに向かっておりました。しかし
最後の方は意識朦朧、記憶もあまりありません。
昨日は、恒例のバド練習後、お風呂に入ってご飯食べてビタミン飲んでマスチゲン飲んで
(人間ドックで鉄分不足だと言われたので)セサミン飲んで(いつまでも若さを保つ為)
黒霧島ロック飲んで(いつまでも酔っていたい為!?)昼間放送していたハワイの情報
番組を、横たわって毛布にくるまっていつものみのむし状態になりながら、リラックスの
極致で観賞していたのでした。

中でもオススメなのが、BS日テレで週一回放送している「アロハチャンネル」
現在の放送時間は金曜の深夜かな?
このアロハチャンネルは、毎回ハワイのロコガール(日本で言う「地元のねーちゃん」)
をゲストに迎え、オススメのスポットやレストランを紹介する、僕らの為にあるような
貴重な番組なのです。
最近は、途中のコーナーでジェイクシマブクロ(世界的ウクレレの名手)と、その弟で
あるブルースシマブクロがレギュラー的に登場しており、卓越したテクニックで素敵な
メロディーを見事な演奏で披露してくれるのは素晴らしいのですが、彼らが最近良く使う
「よろしくお願いシマブクロ〜!」というダジャレには、焼酎グラスを持つ手が一瞬
止まって苦笑いせざるを得ません・・・
皆さんも、つかの間のリゾート気分を味わえるこの番組を是非観てみて下さい。

録画していた情報番組というのはアロハチャンネルではなく特番でした。
柳沢慎吾と島崎和歌子が48時間でハワイのオススメスポットを訪れて紹介してくれると
いうものでありました。
こともあろうに、この番組にもブルースシマブクロが登場して、ジェイク(兄)の書いた
ハワイガイドブックを手渡すという趣向だったのですが、ブルースは懲りることなく
前出の「よろしくお願いシマブクロ〜」を満面の笑みで披露していました。
僕は「絶対言うだろうな」と確信していました!?
その番組では、僕が昨年行った時には無かった「ワイキキビーチウォーク」という
新しいスポットを紹介しており、僕のハワイ行きたい病はさらに重症となりました。
老後はハワイに住もうかなあ・・・

ではバドの話。

<早いタッチで返球しよう>

より高くより早くより前で、というのはバドの基本理念のような感じでもありますが
よくよく考えてみると、より早く、だけで全てをカバーしているような気がします。
という上げ足取りは置いといて、ダブルスにおいては一瞬でも早く相手コートに返球する
気持ちが常に重要です。
ポワーンと上げたり、ネット前に置きにいったり、ばかりでは、相手に押され続ける事と
なり、こちらから強い攻撃の機会は訪れません。
もちろんロブを上げたり前に置いたりする事自体は、ラリーの中で必ず発生するショット
ですが、そこで大事なのは「一瞬でも早く返球しようという意識」です。

この集中した意識がないと、触れる高さで捕らえられればいいや、という甘い考えと
なり、そうなるとロブの打点は自然と下がってしまいます。
もっと高い位置で捕らえられるのに、です。

よく見る間違いは、このロブの打点の低さです。
それは意識していないから、自分の取りやすい高さ、つまり低い位置になってしまうの
だと思います。
よく見ると、フットワーク的には、もっと高い位置で打てる場合にでも、意識が無い為
上で捕ろうとせず、いつもの打点に甘んじているのです。
そして、甘んじている、という事にすら気づかないまま、連続攻撃を受け続けるのです。

ダブルスにおいては、この「一瞬でも相手コートに早く返す」という集中した意識を
常に持って、相手に楽をさせない厳しい球を繰り出していって欲しいと思います。

シングルスでは、1対1なので常に早い返球ばかりが良いわけでもありません。
フェイントをかける時は、少し打点を変えたり、少し引き付けたり、自分が苦しい時には
体勢を立て直す為に、高くクリヤーやロブを上げて時間を稼ぐという概念もあります。

しかし、基本的にはより早いタッチで返球すべきです。
特に効くのが、相手の反応が遅れている時です。
これは、昨日の練習時に、シングルス対戦した見市から喰らった攻撃なのですが、見市に
打たれたショットに僕の反応が遅れ、フットワークが乱れた時に、見市は意識的に早い
返球をしていたそうです。
早い返球というのは、クリヤーでもスマッシュでもカットでも、普通に打つ時より少し
前の方で触るということです。
おかげさまで、昨日のシングルスでは、随分と振られてノータッチエースを奪われました
これは、僕が他の相手とやる時も、実は意識してやっていることです。
相手のクリヤーに対する反応が遅れてると感じた時には、早いタッチで同じ場所に打ち
相手がホームポジションに戻ろうと躍起になっているところを、同じコースを打つことに
よって、さらに反応を遅らせようという魂胆です。
そして甘い返球となれば、逆側へのスマッシュや速いカット、あるいは十分な体勢から
さらに効かせてまた崩す、というように主導権を握れます。
昨日は、見市にそれをやられて、追い込んでの早いタッチの効果を身をもって体験させて
頂きました!?

***************************

昨日は上記の通り、体力の再構築・ダブルスの為のシングルス、ということで、見市に
胸を借りシングルス対戦してもらいました。見市の配球は他の誰よりきつく、またミスも
少ないのでラリーも切れない為きつく、またこちらの「効く」と思ったショットも対応
してくるのできつく、って結局対戦自体がきついのですが、体力増強を主眼においている
ので負けて元々で頑張って試合しました。
途中、何度か息が上がってしまい、自主的にインターバルを取得するほど相当疲れた試合
でしたが、それこそが目的であるので「ありがたい」と思ってやっていました。
結果ファイナルで完敗となってしまったのですが、もう少しきつくなりたい(僕はMか)
と思ったので、もう一丁と再度挑戦しました。
少し休んだので、息は回復していたのですが、足はそうではなかったようです・・・
ラリーの途中で右ふくらはぎがツッてしまい、昨日はそれでご臨終となりました。
毎回足がつるくらいにシングルスをやっていけば、体力と動きが上向きとなるに違い
ありません。
って、シングルス4ゲームくらいでツッているようではダメなのですが。
バドミントンは、あったり前ですが体力は非常に重要ですね。
平日に走ったり、石井先輩のようにスクワットはなかなかできないのですが、これからも
練習時には、息が上がって限界に苦しいくらいに動いて、体力の改善を図っていきたいと
Mの僕は思っております!?

本日は、僕の所属するクラブ主催の試合があり、その後寝屋川市駅前の中華料理屋(その
名も「北京閣」。直球過ぎ)で盛大な忘年会が催されるのですが、悲しいかな僕はこの後
休日出勤で、残念ながら試合も忘年会も参加することができません。
でもまあ昨夜も、大量の黒霧島ロックを注入しまくったので、今年の出来事はおろか
今週の事すら忘れるほど酔ったので、問題ありません。
そして、今週水曜は桑田さんのコンサート!新曲のダーリンも既に購入済みです。
また、金曜夜からは合宿。バドに没頭できるのも素晴らしいですが、前夜祭でまた狂って
しまいそうで、それが楽しみで今から狂いそうです。
そうしているうちに、お正月。きっと僕の脳細胞は、アルコールの匂いがしているに違い
ありません!?
飲酒機会が多いのは師走だから仕方ないですね。あっ、毎月か・・・

ではまた!
posted by まさやん at 10:49| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月05日

目標を持とう

早いものでもう師走ですね。
ついこないだ海で体焼いていたと思ったら、もう年賀状を意識しなければならない時期に
なってしまいました。本当に時間の経つのは早いです。
バド的には、冬は向いている季節と言えます。これからもどんどん「ダブルスの為の
シングルス」を実行していかなければなりません。

僕の先輩で、現在長野県に単身赴任している人がいます。高校のバド部の先輩で石井先輩
といいます。
僕が高校1年の時の3年生で、僕は高校でバドを始めたので、最初に石井先輩のプレーを
見た時は、華麗なプレーに感動したものでした。
石井先輩は、中学の時からプレーしていたので、僕が始めて見たプレーは石井先輩が6年目
のプレーであり、完璧な初心者の僕から見たら上手すぎるに決まっているのですが
最初に見た感想は「とてもあんなプレーはできそうにないなあ・・・」でした。
当時の女子の顧問の先生も「石井のプレーをよく見ろ。手首だけで打っているだろ。
あのプレーを真似しろ」と教わったのでした。

その先輩は、かなり転勤の多い会社に勤めており、結婚してからも家族と一緒に過ごす
時間の方が少ないという厳しい状況で、大好きなバドからも遠ざかっておられたのですが
今年夏に実施した、高校の夏合宿で目覚めたのか、現在猛烈にバド練習に精を出して
おられます!
週に2〜3回も練習をして、ランニングやスクワット(100回!)もしているのだ
そうです。

それは本当に嬉しいことです。僕らの年代ではやはり基本的には仕事が忙しい時分では
あるのですが「忙しい、忙しい」と言っていたら、あっという間にバドをやりたくても
やれない体・年齢になってしまうと思うので、石井先輩のバド復活には多いに気持ちを
盛り上げさせてもらいました。

実は、来年も第二回高校OB夏合宿を開催することが確定しており、そこで僕と石井先輩が
シングルス対決することになっております。
石井先輩の目標は、つつましく僕から11点取る事だとのことですが、ずっと現役でバド
継続してきた僕の意地としても、先輩を10点未満に抑えることを既に、高校OBの掲示板
にて宣言しております!
ということで、来年の春頃からは真剣な体作りに余念のない状態になると思います。


ではバドの話。

<目標を持とう>

僕が高校でバドをしていた時は、何と言っても「県大会出場」が大きな目標でした。
強い読者の方々には、ショボい目標と思われるかもしれませんが、人それぞれ色々な状況
がありますので、悪しからずご了承下さい。

僕の出身校はレベルの高いと言われていた川崎市に属しており、川崎市は神奈川県でも
上位に進出していたことから、県大会出場枠は5〜6高もあったのですが、いかんせん
人材不足であった為、県大会出場は手が届きそうでなかなか届かない、僕らの最大の
目標でした。

同級生のメンバーには、中学の時神奈川県団体優勝した人も居た(部長)のですが
悲しいかな人気の少ないバドミントン部の為、同期は4人しかおらず、僕を含めて
高校始めの初心者が2人とあっては、県大会出場は壁の高さを感じざるを得ませんでした

結論を言うと、残念ながら県大会出場は果たせなかったのですが、それを明確な目標に
おいて、日々の練習に真面目に取り組んでいたことは、実力の向上に計り知れないプラス
になっていたのだと、今思えば実感します。

大体、人間は基本的には怠惰なものですので、目標も何もない状態では、前向きな向上心
など醸成される筈はないのです。

翻訳が滞っている、朴柱奉氏の本にも書いてありましたが、目標の重要性について
しっかり記載してありました。
あの朴氏でさえ、あまりにキツい練習にあきらめかけたこともあったそうですが
目標を再確認することによって、また新たな気持ちで立ち向かっていくことができたそう
です。(初めて、朴氏の本の事が出てきましたね・・・)

皆さんにも、是非達成したい目標というのは、誰にでもあると思います。
「こうなりたい!」という気持ちを持っているといないとでは、日々の行動に明らかに
大きな差が出てくると思います。
なりたい自分になれるかどうかは別として、なれるように一生懸命に努力してそれに
一歩でも二歩でも近づいている過程が素晴らしい事なのではないでしょうか。

どういう風になりたいと思うのは、自分の勝手です。
せっかく頑張るのだから、皆勝手に大きな目標を持ってしまえばいいのです。
ただ、大き過ぎて現実味のない目標(バド始めたばかりでインハイ優勝とか・・)も
どうかと思いますので、ちょっと無理目の目標を掲げ、それに向けて日々の少しずつの
進捗を確認・エンジョイしていければ、毎日の単調になりがちな練習にも、身が入って
いくのではないでしょうか?

***************************

12月は色々と忙しいですが、半面色々な楽しみもあります。
来週12日は、敬愛するサザンの桑田さんのコンサートに行ってきます!
そして来週14日は、僕の高校の先輩がバド部の顧問をしている津商業高校のバド合宿!
真面目かつ純真な生徒にバドを教えるのも有意義なことなのですが、一緒に行く見市
小助川、北村(見市の後輩。メタボ系)、マメール中川らとの、飲み会も非常に楽しみにして
いるのであります。
あいにく合宿所では飲酒は不可とのことなので、合宿所近くのカラオケボックスで
飲み会をするのです。
これもなかなかオツな感じで、最初は歌わないのでモニターの電源を切って、シーンと
した異様な雰囲気で飲んで、そのうち酔ってきて、せっかくカラオケボックスに居るん
だから歌わないのは損だ!という事で、僕の熱唱タイムに突入するのであります。
ああ〜!今年も楽しみ。

ではまた。
posted by まさやん at 00:18| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月02日

シャトルの高さで構えを変えよう

「恥の多い生涯を送ってきました」は太宰治の小説ですが、42年間生きてきていると
思い出しても恥ずかしくなるような失敗や、ああ何故あんなことをしてしまったんだろう
という後悔や、ああやっておけば良かったという反省の念で一冊の本が書けるほど
TVゲームのようにリセットボタンを押して始めからやり直したいとか、タイムマシンに
乗って任意の瞬間に戻り、今思うやり方に修正できれば、なんてずっと思っていました。
そんな風に考えると、思い出しては気分が滅入ることも少なからずだったのですが
ある考え方をするようになってから、そういう思いは綺麗さっぱり払拭してスッキリ
穏やかな心境で居られるようになったのです。

その考え方とは・・・

「過去は全てOKである」

ということです。
マーフィーやナポレオンヒルなどの成功学者がよく言うのは、今の自分の境遇は、自分が
選択してきた結果である、ということです。
人生は選択の連続です。様々な場面でどっちの道に行こうかと決断を迫られる場面に
日常的に遭遇します。
受験・恋人とのこと・会社・仕事・結婚などの大事な節目のことから、日常の買い物や
会話上のセリフなどまで。
そして、過去の自分の選択というのは、過去の自分が決断の場面に対峙して、その時の
自分の考え方・実力・性格の範疇で、一生懸命に答えを出した、その時においての最善の
選択だったのです。
となると、悩みながらもその時点での最高の選択を続けてきた筈で、その選択が導いた
現在の状況は必然であり、自分自身の求めた姿であるとさえ言えます。
なので、今の自分の境遇を嘆くのは、本来は間違っていると思います。
過去の選択は、当時の自分のベストの選択であることを理解し、あっさり肯定してしまい
ましょう!
その方がこれからいくらでも自由になる(筈)の未来に向かって、前向きな気分になれる
と思いますので。
というか、過去は変えられないので、悔やむこと自体が無意味です。
過去の選択を誤ったと認識するなら、それを糧・反省として、これからの選択には同様の
誤った選択をしないようにすれば良いだけのことです。

僕自身の反省を吐露しますと、もっと勉強しておけば良かった、です。特に語学や経済に
ついて。
しかし、その時はそう思わなかったので、もう仕方のないことです。
人生短くはありますが、まだそれなりに時間は残されています。また脳細胞の余力は
無限に近いとも言えます。
まだまだ未使用の長い休暇を楽しんできた脳細胞達に、これから積極的に知的刺激を
栄養分として与え続けて、過去の不勉強を凌駕して余りある状態に、思考力と知識を
蓄積・醸成していきたいと思っています。

何か哲学的な話になってしまいました。クマゼミやバリウムの小話一辺倒でもないのです
(^^)

でもやっぱりバリウムの話はします。

今週人間ドックがありました。期待していたのは、体脂肪率の変化です。
夏から継続していたダイエットの効果で、体重は74kg以下をキープしております。
去年の体重が76.2kgだったので、少なくとも3kgは減っているはずで、うまく
いけば4kg減っているかもしれないと、体重にこだわる女子高生のような想いを胸に
体重計(身長と体脂肪率も一緒に測れるすぐれもの!)に乗ったところ、73.2kg
でした。
昨年からピッタリ3kg減です。僕は検査員に、ガンではないか、と疑われるのではと
ちょっとだけ心配しましたが、事務的かつ流れ作業の病院の人は、目も合わせないで
「73.2kgです」とのたまうだけでした。

そしてバリウム。35歳未満の人は経験がないでしょうから、ここで詳細に様子を報告
しておきましょう。
まずイヤなのが、肩への筋肉注射です。これは胃を動かないようにする為だと思います。
採血の注射は、上手い人が刺せば全く痛みを感じない事もありますが、筋肉注射は例外
なく「痛い」です・・・
そして検査室へ。低姿勢の若い検査員から指示を受けた通りに、検査台に乗ります。
この検査台、寝る面が垂直から水平にまで可動するのです。
胃に入ったバリウムを、撮影の為に胃の中の見たいところに移動させる為、そこに寝た
受診者を自在に動かすのです。
頭が下になることもあるので、台の両脇には丈夫な手すりが付いています。
上下さかさまになった時は、結構な力で手すりを掴む必要があり、腕力の足りない人は
この検査はできないんじゃないかと思ったりさえします。
検査台は最初は垂直状態からスタートします。垂直になった下の部分にステップがあり
そこに立つことができるのです。
その状態で、検査員から指示が始まります。

まずはバリウムを飲みます。
このバリウム。ちょっと前までは、マクドナルドのコーラのMサイズくらいのカップの
8割程の分量があったと思うのですが、最近は性能が上がったのかカップの半分位という
少ない量になっていました。
特筆すべきは、その味です。
何と「美味しい」のです!?
冗談ではなく、ほんのり甘いバニラフレーバーが、検査の為昨日9時から何も食べて
いない空っぽの胃袋に、とても美味しく感じるのです。
あれがもっと冷やされていて、ストローで飲んだら、気分はマックシェイクです。
マックシェイクとは濃さが違いますが。

そして小さなプラスチック容器に入った顆粒の炭酸を、これまた小さなプラスチックの
カップに入った少量の水で飲み干すのですが、胃に入った瞬間ジュワジュワと炭酸の泡が
発生しているのが分かり、ビールを飲んだ時のように豪快に「ゲプッ」っとゲップを
したいのですが、この炭酸で胃を膨らませて検査員が見やすくなるようにしているので
ゲップは我慢しなければならないのです。そこは若干不快です。
そして台が水平になり、隣の別室に移動した検査員からの鬱陶しいマイクでの指示が
始まります・・・
鬱陶しいなんて言ったら、きちんと検査しようとしているその方に悪いですが、バリウム
入ってゲップを我慢している状態での、あの矢継ぎ早の指示には正直閉口します。

「はい。時計回りにうつぶせになって下さい」
「ちょっと右腰を上げて〜。もうちょっと下げて、はいそこで止まって」
「はいそれではまた時計回りにぐるっと回って仰向けになって下さい」
「今度は左腰を上げて、垂直にして下さい」
「今度は右腰。そこで息を止めて〜」

って、実に小刻みに何度も何度も体勢を変えさせるのです。
通常の何もない状態であれば、大した動きでもないですが、バリウム飲んでゲップを我慢
している時に、ああせいこうせいと細かい指示を受けるのは辟易とします!
そうやって体を動かせて、バリウムを胃の中で移動させていることは分かっていますが。

そうして検査は終わり、検査員から「はいゲップしていいですよ〜」と晴れてゲップ解禁
となり口をすすいで完了なのですが、本当の勝負はここから始まるのです!
バリウムは体にとって異物であり、体内から完全に排出しなければなりません。
バリウム自体にも下剤は入っていて、自然な便意を催すような仕組みになっていますが
毎年、排出に苦しんできた僕としては、念には念をということで、受付で渡される
予備の下剤も服用し、屈辱の割り箸での白便ピックアップ作業を今年こそは止めたいと
万全の気合で臨みました。

下剤の効果はてきめんで、定期的に下腹部に痛みを感じ、トイレに駆け込むこと5回。
排出作業は今年は順調だのう、とたかをくくっておりました。
一晩明け、翌日の朝。既に排出しきったと信じていた僕を、不意に襲った忌まわしい便意
これはいつもの便意ではない!と危険を感じて、飛び込むように会社のトイレにしゃがみ
精神一到何事か為らざらん、とばかりに空中の一点を見つめ、「僕の体から異物は全て
排出される。そして僕はすっきりクリーンな体になるんだ」と訳の分からない自己暗示を
かけ、さらには宇宙戦艦ヤマトの波動砲発射のイメージで、「ターゲットスコープ
オープン!」と心の中で念じたところ、難産の末ようやく最後の白い異物を排出する事に
成功したのです!
幸いにして、今年は割り箸のお世話になることはありませんでした。
これが、バリウムの一部始終です。
皆さんも35歳を超えたら、上記の悲哀を味わって下さい。
でもバリウム自体は美味しいですよ!?

関係ない話でかなり盛り上がりましたが、本業のバドの話。

<シャトルの高さで構えを変えよう>

ダブルスは攻撃している方が有利であり、その意味からも速く強い球を返すことは重要な
ポイントです。
しかし、攻めている場面ばかりではなく、実際には相手から攻撃を受ける事も半分近く
あります。
攻撃を受ける、つまり相手が上から下に打ってくるということです。
この場合の体勢は、レシーブしなければならないので、腰を落とし膝を曲げて受けの
準備をする必要があります。
特に、あからさまにこちらが高く返球した場合は、殆どがスマッシュかカットなので
それに備えた体勢をしかなければなりません。
具体的には、レシーブの構えをする、ということです。

その構えからも、こちらとしては攻守交替の機会を虎視眈々と伺い、レシーブしながらも
速くて厳しいコースに返して、相手の返球を甘くさせ、攻撃に転じる必要があります。

そこで大事なのが、シャトルの高さによってこちらの構えを変える、ということです。
シャトルの高さとは、相手がラケットで打った瞬間のシャトルの高さという意味です。
スマッシュ・カットなどのオーバーヘッドストロークなどは、相手は頭上でシャトルを
捕らえているので、確実に上から下に球が来ます。
となると、こちらが受ける時には、胸から下(床)くらいにシャトルがくる可能性が
殆どです。たまに意図的に肩口に来たりすることはありますが、大体肩口より高い球は
アウトになる確率も高くなり、あまり飛んではこないコースです。
となると、自然に意識はレシーブの構えになって、バックハンドで相手のスマッシュに
低めの球に備える形になります。

逆に、こちらが上から下に打っている時は、レシーブ体勢を取る必要はなく、握りも
フォアハンドにして、ガンガン上から強い球で押し込んでいけば良いです。

微妙なのが、明らかに球を上げているとか、明らかにこちらに球が上がってきているとか
のはっきりしたシャトルでは「ない」場合です。
そのように中途半端な高さのシャトルに対して、どのような握り・体勢にしておけば
よいのでしょうか?

その場合は相手がシャトルを捕らえる高さで判断して握り・体勢を変えるのです。

当たり前の話かもしれませんが、相手がシャトルを捕らえる高さがネットの白帯付近に
なれば、あからさまに角度のあるショットは来ない筈です。(強いドライブは来るかも
しれませんが)
そうした時に、レシーブの握り・体勢で待っていたら、強い球が出せないばかりか
相手に脅威を与えることができません。
甘い球は、厳しく打つ!の気合と準備が必要なのです。
こちらの打った球が効果的で、相手のシャトルを捕らえる位置がネット白帯付近に
下がったと見たら、少しかがんだ状態になり、ラケットを上に構えて、強いドライブを
打てるように待ち構えるべきです。レシーブの体勢のままではいけません。
ラケットを高く上げて構えていれば、ドライブ系の球に強いドライブで対処できます。
しかし、そのような攻撃的な気持ちを持っていないと、相手の弱い(スマッシュよりは
という意味)に、効果的な対応ができません。

先日のジャパンオープンの女子ダブルスで、中国のヨウイ・チョウケツブン組は、よく
そのような待ち方をしていました。
相手フォア奥に打って、相手が球を捕らえる位置が低いと見ると、ラケットを上に構えて
しゃがんだ状態で待ち構え、強い逆クロスへのドライブを多用していました。
またそれがよく効いていました。

そのように攻撃に転じられる可能性がある場面で、消極的なレシーブ体勢で待っていたら
なかなかこちらに流れが来ないでしょう。
相手の体勢を良く見て、臨機応変に体勢を変えて、強い球を出せるよう集中しましょう。

***************************

昨日は定例の練習でした。
先週、風邪気味かつ出張で疲労がたまっており、十分な練習どころか運動もできておらず
体力が激減しているのを感じました。
ダブルスでもシングルスでも明らかに動きが悪く、そのせいでミスを多発していましたし
疲れるのも非常に早かったのでした。
体力を付けるにはシングルスが近道です。
疲れてはいたものの、昨日は5ゲームもシングルスをやりました。
見市には0−2で完敗。重い体で動きも悪くミス連発のヒドい試合でした。
しかしM市も自ら「まあまあやな」と自分のプレーを称していた通り、見市はミスが少なく
キツい配球で、コート一杯に動かされて、なかなかショットが取りきれず、気がついたら
体力が終焉の時を迎え、完全に棒立ちかつ足が止まってしまったのでありました。
しかし負けてもともと。動いて体力を付けることに意味があるのです。

汗もダラダラ呼吸も回復しない状態ながら、ベテランのちいちこと幡野さんに挑戦。
ちいち幡野さんは、バドミントンに全ての中心を置いている人で、週に3〜4回練習を
しており、51歳の年齢でありながら、体も足も良く動き、また自分のスタイルを
確立しているのでミスも少なく、年齢別のシングルスではいつも優勝候補である古豪です
わがチームでも、若手の登竜門とでも言う存在で、幡野さんに勝つことが若手の目標と
なっているプレーヤーです。
そのちいち幡野さんとの試合では、一進一退ながらリードを保ちましたが、今一感覚が
掴めず、これまたミス連発で1ゲームを落としましたが、序々に幡野さんの配球に慣れ
2ゲーム目は半分位の完勝でした。

その段階で、もう息も上がって足もガクガクだったのですが、乗りかかった船!?と
いうことで、真野くんとラスト1ゲームやりました。
この真野くんには、あまり負けた事はなく、彼は僕以上に体力が無いので、繋いでいけば
最後はミスって楽に勝つパターンで、疲れていながらも余裕をこいて試合していたら
この日の真野くんは体力の消耗を全く考慮せず超攻撃的にスマッシュを連発してきました。
もともとスマッシュ力はあるので、僕が拾いきれず、追い上げむなしく真野くんの勝利と
なりました。

昨日の練習は、結局ダブルスの1勝のみの惨憺たる結果でしたが、それが紛れも無い
昨日の実力でした。
しかしシングルスをやれたことで、無尽蔵の体力を目指してこれからまたやり直しです。
皆さんも「ダブルスの為のシングルス」を合言葉に、勝ち負けにこだわらず体力増強を
目的に、積極的にシングルスをやるべきだと思います。

そして練習後は寝屋川市駅前の和民で飲み会です!
見市、酒井、勝田、マメール中川、I坂に僕といういつものメンバーで、乾いた喉と胃袋に
おびただしい量のアルコールを注入し、明るく楽しく幸せな酩酊状態に突入したのでした
焼酎はボトルで注文しましたが、ここで見市が焼酎ボトルに書いてある漢字のテストを
I坂に出題。
I坂くん、こともあろうに「黒麹仕込み」を「くろまりしこみ」と読みました(^O^)
まりでどうやって焼酎を仕込むのか、今度実践させたいものです。
勝田くんは得意の無言攻撃で無回答でした。
勝田くんも知らなかったらしい・・・
マメール中川くんも、なんか変な呼び方してたけど、酔ってたので忘れました。

傑作だったのは、僕が上記のシングルスについて「負けてもいいからやって、体力の向上
を図っているんだ」という話をした時、10歳以上も年下のI坂が「意義ありますよね」
だと!
「お前に言われたないわ」と大声で返したら、全員大爆笑でした(^^)

今回は相当長くなってしまいました。
普通ブログって、毎日ちょっとずつ書いていくものですよね?
でもいいんです。僕は普通じゃないから!?

ではまた。次回も長文を期待していて下さい。
posted by まさやん at 12:05| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする