2007年11月27日

ネットより低い球でもプッシュしよう

昨日は同じクラブメンバーの結婚式がありそれに参加させて頂きました。
メンバー内で結ばれたという、今後のバドメインが確実なバドカップルの誕生です!
僕も42歳になり、結婚式に呼ばれることが激減してきたので、実は久しぶりの式&
披露宴でしたが、久々だったこともありとても素敵で感動的なイベントで、号泣は
しなかったものの、花束贈呈では少しウルウル目頭が熱くなりました。

思えば最初の結婚式参列は、兄の結婚でした。
最初の印象はあまりに衝撃的で、結婚式とは何と素晴らしいセレモニーなんだと、感動に
打ち震えた思い出があったのですが、その後1組2組と結婚式への参加を重ねる度に
「ああ、結局みな同じような事をやってんだなあ」と分かりきったような醒めた感じで
料理の美味しい飲み会的な受け取り方をしてきたものでした。

僕は意外に芸達者で、歌も歌えばギターも弾くし、トークもまずまず!?ということで
今までに披露宴の司会も幾度も担当させて頂き、ある時期などは司会の方がご祝儀を
頂けるので、タダで飲み食いできるから呼ばれるなら司会が良い、という不謹慎な事を
思っていたことを告白します・・・

その後も披露宴の際には、余興として歌の披露をお願いされることが多かったのですが
昨日は久々に出し物不要とのことだったので、安心しきって絶え間なく給仕される
豊富なアルコール飲料に、何の抵抗もなく溺れていったのでありました。
僕らのテーブルは、料理が豪華な、飲み放題コースの宴席と化していました。
僕らのテーブル担当になった方は、外れだと断言します。

結婚したのは、ブログにも書いたことのあるT光くんとK村さん。K村さんは双子の姉で
妹も同じクラブですが、姉が一足お先に行かせて頂きました!?
印象的だったのが、新郎新婦の紹介映像。
TV番組風のオープニング風にうまく編集された映像は、参加者の目を十二分に引き付け
ました。
大体あのようなTV番組をパロったパターンは、無残にスベるのが常ですが、昨日のは
実に面白く、会場中から笑いが巻き起こっていました。
また、新郎新婦の生い立ちの写真にも、感動的なコメントが付けられて、焼酎ロックで
ベロンベロンになった僕の目も、スクリーンに吸い寄せられて、料理を食べるお箸
(ナイフとフォークほぼ使わず・・・)もしばし止まってしまいました。
しかしお酒を飲む手は、無休で上下動を繰り返しておりました!?

感動のフィナーレは両親への花束贈呈。
ここで感心したのは、その際の選曲にサザンの「心を込めて花束を」を使用した事です。
この曲は、普通に聞いて一緒に歌うだけで、脆い涙腺が全開になって嗚咽しながら
歌えなくなるくらい号泣してしまう程で、実際にお世話になったご両親に花束を手渡す
シーンと見事にマッチして、感涙に若干むせぶ僕が居ました。
しかし、その感動の瞬間においても、焼酎をあおる手は無休で働いていたことを
恥ずかしながら報告致します・・・
とにかく、良い結婚式でした。おめでとうございます!
二次会は参加しませんでしたが、相当盛り上がったことでしょう。
僕は別口で、二次会・三次会とさらなる焼酎を投入しました。
何とか帰宅した僕は、いつもの通り毛布に包まるミノムシになり、白目をむいて昏睡状態
に陥った次第です。

ではバドの話。

<ネットより低い球でもプッシュしよう>

前衛の大きな役割は、プッシュです。
後衛が頑張ってスマッシュ、カットなど打ち続けて、相手の返球を神経を集中させて
甘い球は叩き、甘くなくともコースを読んでしっかり抑えるのが仕事です。

ただ敵もさるもの、そうそう甘いチャンスボールばかりを返球してはくれません。
相手もこちらに厳しい球、こちらに上げさせようとしてネットを越えて沈むような球を
打ってこようとしてきます。

となるとこちらも上から下に打つプッシュは、そうそう簡単には打たせてもらえません。

しかし!

そこでも、意表を突いてプッシュをするのです。
その場合のプッシュは、上から下に鋭角に打てる訳ではないので、正確にはプッシュとは
呼べないかもしれません。
ただ単に、押し込む、というのが近いかもしれません。

相手の返球が、ネットを越えて沈みかけた球でも、速いタッチで押し込むのです。

当然、相手コートへの返球は、上から下への球筋にはならず、平行か下手したら上向きに
なります。

しかし、相手はネットに沈ませたことによって、プッシュはないだろうとちょっと安心&
油断しているのです。
そこを意表を突いて速いタッチで押し込めば、相手からの返球が甘くなり、その次の球は
今度は本当に上から下にプッシュできるということになります。

ただしこの場合、重要なことは、押し込んだその次の球を、しっかりラケットを上げて
集中して待っていることです。
この押し込み自体ではエースになることは少なく、打って相手の意表をついて返球を
甘くさせて、その次の球を狙うことが主眼なのです。
ですので、押し込んだその直後にラケットを上げて叩くことを忘れては何の意味も
ありません。

相手の返球がネットより沈んできたら、いつもネットに置くか上げるばかりでは能が無い
ばかりか、逆に相手にネットから沈んだ球を打たれた瞬間に、ラケットを上げられて
前に詰められることにもなりかねません。

そこを意外なプッシュを打つ事により、相手のけん制にもなり動きを制限し、また相手に
「あそこからもプッシュがあるのか!」と余計な気を使わせることができるのです。

ただしこれは、あまりネットから沈み過ぎたら打つ事はできません。
あくまで、ネットから少し沈んだ程度の球でないと、単なるチャンスボールの献上に
なってしまいますのでご用心。

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昨夜12時過ぎに、高校の後輩から携帯にメールがあり、バドの指導を仰がれました!
聞くと、試合に負けたのが悔しかったので、プレーを改善してリベンジを果たしたいとの
ことでした。
う〜ん、何と熱心な後輩なんだろうか。
そういう熱い後輩には、こちらも熱い返信で答える必要があります。
後輩の書いた文章の3〜4倍の量で、懇切丁寧に回答しておきました。
これで満足だろうと思ったら、またさっき「これで良いんですか?」と写真入りの
メール着信あり・・・
負けられない僕は、デジカメで撮影して、画像添付してまたまた詳細な解説をしました。
きっとこの後輩は、次回会った時にしこたま焼酎をごちそうしてくれることでしょう!?

話は変わって、僕の仲の良い年下の友人に、MメールN川という人物がいます。
Mメールは別に隠さなくてもよいので、「マメール」と公表してしまいますが、名づけ親
は僕で、その名の通りメールの返信が実にマメかつ迅速なのです!
普通のメールなのに、チャット並みのレスポンスです。
このブログに登場を熱望していたので、登場させてみました(^^)
ちなみに先般の枚方市大会のダブルスチャンピオン(パートナーはM野。ブログ頻出)で
速いプレーが持ち味です。
僕と同じく、芋焼酎のロックをこよなく愛し、前述の披露宴でも同じテーブルで、僕と
マメールはしこたま芋焼酎ロックのお代わりを、飽きもせずに繰り返していました。
彼のラケットのグリップは特殊で、グリップの上部にタオルグリップをもう一巻きして
いるのです。
う〜む、そのグリップでは手の中でラケットの可動域が狭くなるので、ヘッドが走らず
勢いのあるショットが打てないんだけどなあ・・・
僕は密かに「マメグリップ」と命名しております。
ちなみにこのマメール、30歳の長身、スポーツマンでありながら、いまだに孤高の
独身生活を謳歌、いや余儀なくされております。
3歳年下のT光に先を越され、その胸中はいかばかりなものか・・・
そのうちに愛の手を差し伸べてやろうかと、たま〜に考えております。
マメちゃん!また今週土曜もギン飲みしようぜい!

ではまた。
posted by まさやん at 01:07| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月24日

カットスマッシュはかなり有効

またまた、投稿が滞っておりました・・・
言い訳がましいですが、決して熱意を失ったとか、面倒になったとか、ネタが無くなった
とかではなく、出張していた為どうしても時間が取れなかったのです。
またようやく記事を書けて落ち着きを取り戻せそうです。
最近は、どうも書かないと体がムズムズしてしまいます!?
読む方も書く方も、活字中毒状態です。

今は全日本シニアの真っ只中ですね。今年は福井県で開催されておりますが、体育館は
相当寒いんだろうなあと思います。
福井県バド協会さんのサイトにて、組み合わせから試合速報まで出ているので、有り難く
参考にさせて頂いております。
昨日(23日)の結果も出ていました。寝起きの寝ぼけた頭も一瞬にしてシャキッとなり
興味津々で画面に食い入るように結果を確認しました。
下記URLでございます。

http://www.geocities.jp/fukuibado2004/sinia-kekka1-19.html

僕の友人・知人も結構参加しており、やはりそれらの結果がどうなのか気になりました。
大阪の有・有ペアはさすがに安定した実力でブロックの決勝までは勝ち進んでいました。
元パートナーの見市弟氏(今週も二泊させて頂いてありがとう!)も順当に2回は勝って
いましたが、シードの強豪に惜しくも負けてしまっていました。
宿泊させてもらったお礼ではないですが、彼の弁護をすると仕事が激務で練習どころか
睡眠すら不足していたようです。しかもそんな忙しい折に大阪から先輩(僕)が押しかけ
さらに体力を奪う形となってしまいました。武ちゃんごめんね。でもまた来年以降も
よろしくお願いします!?

神奈川の同級生コンビも2組出場しており、その結果が楽しみでしたが、あいにく2組
とも、一回戦にて敗退してしまっていました。
小室・永井ペアは、2ゲーム目を奪う健闘を見せたけど、ちょっと相手が強かったみたい
ですな!
山形・山脇ペアは0−2でした。う〜ん残念。

しかし、同級生が福井県まで足を延ばしてまで、バドミントンの試合に参加するほど
バドを熱く継続してくれていることこそが嬉しいのであります!
僕も本当は参加したいのですが、現パートナーのM市がちょうどこの時期仕事が忙しく
(僕もですが)今回も参加を見合わせる形となりました。
来年の開催場所は愛知県とのことです。大阪からは近いので、是非何かの種目で参加して
バドミントン自体もさることながら、懐かしい友人達との旧交を温めたいと思います。
僕が一番ハメを外しそう・・・

さてバドの話。

カットスマッシュはかなり有効

バドミントンでエースショットと言ってまず思い浮かべるのは、やはりスマッシュです。
速くて角度があるスマッシュを打てるということは、それだけで相手に脅威を与えます。
ダブルスにおいては勿論、シングルスでもスマッシュ&ネットを継続して続けられれば
押し気味のラリーを展開できるでしょう。
だからこそ、筋トレで筋力アップしてショットのスピードを上げようと努力する訳ですし
相手に球を上げさせて、こちらがスマッシュを打てるような体勢を作るラリー展開に
もっていこうとするのです。
ですので、打てるのであれば、どんどんスマッシュを繰り出す方が良いと思います。
またスマッシュを速める努力(筋トレ。ラケットカバーを付けて素振り。重い物を振る)
は継続する必要がありますし、その努力は即効性があるのでスマッシュの速度に程なく
反映されますのでやりがいのある基礎練習だと思います。

その速いスマッシュ有っての前提ですが、カットスマッシュはかなり有効であり、むしろ
ノータッチエースはカットスマッシュの方が多いのではと思うくらいです。
スマッシュは速度は速いのですが球足は長く、相手コートに突き刺さるのはコート奥の方
になり、コースさえ分かればラケットを出せば当てる事ができ、当てることができれば
何とかネット前に落とすことは可能です。

しかし、カットスマッシュは、ブレーキが掛かって角度がさらに増す為、足を出さないと
つまり少し動かないとシャトルに届かないのです。ここがポイントです。
ショットのスピードではなく、角度であり、床に落ちるまでの時間が短いのです。

ストレートにスマッシュを打てばかなり有効な場面(球が浅い場合)で、シャトルに
飛びつきながら、最後にラケット面を変えずに手首を折って打ってクロスカットを
放てば、エースショットになる確率が高いですし、相手に取られたとしてもかなり体勢を
崩す事ができます。

ラウンド奥からも同様で、ストレートスマッシュを打てば効く場面で、逆カット気味に
相手のバック側ハーフに着弾する形で、速度を抑えて角度優先でショットを打てば
速度の割には意外に相手は触れない、という効果てきめんの攻撃になりますので
意識的に使用すると良いと思います。

ストレートのカットスマッシュも効きます。
相手の両サイドハーフ地点を狙い、手首を使って角度重視で打つと、良く決まりますし
取られても相手の体勢は乱れる事が期待できます。

カットスマッシュを打つことの副産物は、思いっきり打たないことにより体力をセーブ
できますし、冷静にラリーを展開できているという実感を得られる為、ラリー中に
落ち着くことができるということです。

思いっきり打つスマッシュは豪快かつ威力十分ですが、体力を激しく消耗しますし
打った後の体勢は乱れ勝ちになりますので、しっかり練習・トレーニングできている人は
ともかく、社会人・サンデープレーヤー・練習不足の人などは、あまり無理をせず
カットスマッシュを有効活用して、楽かつ効率的・効果的なカットスマッシュを多用する
のが良いと思います。
狙いどころは相手コートの両サイドハーフ部分。角度重視がポイントです。
是非試してみて下さい。

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先週日曜深夜(実質は月曜)に、全日本総合のTV放映がありました。
予想通りメインはオグシオの決勝戦でした。
オグシオペアはものすごい人気なので、本人達としては人気先行と思われない為にも
実力の向上に必死なんだと思います。
また間近に迫った北京オリンピックに全身全霊を捧げているのでしょうね。
バドミントン界にとって、彼女らの活躍は非常に重要です。
人気十分で一般人さえ名前の売れているオグシオの決勝戦ですら、皆寝静まる深夜1時
過ぎのTV放映という悲しい状態ですので。
しかも日曜の深夜となれば、バドミントンメインの僕ですらリアルタイムで見ようとは
到底思いません。
ゴールデンタイムとは言わないまでも、せめてみんなの起きている時間帯に放映される
ように、もっともっとこんなに楽しいバドミントンの人気を高めていきたいものです。
そのためには、オグシオに、もっともっとTVに露出してもらって、かつ北京でも
上位入賞(できればメダル獲得)を果たしてもらいたいですね。(無責任な発言・・・)

女子ばかりではなく、男子ももうちょっと盛り上がれないものですかね。
ちょっと前の舛田選手のように、ガッツを前面に出すような、個性溢れる選手の登場を
願っております。

先日母校バドミントン部の状況を聞きました。男子部員は全部で2名だそうです・・・
これではダブルスすらできません。ああ、悲しいなあ・・・

ではまた。
posted by まさやん at 11:22| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月18日

常に集中していよう

今週はなかなか投稿できずに歯がゆい想いをしておりました。
出張と多忙と、とどめの体調不良(単なる風邪ですが)で、落ち着いてパソコンの前に
座る時間が無かったのです。
体調は未だに万全ではなく、本日の定例練習もキャンセルでしたが、ライフワークのこの
ブログ、途切れさせる訳には参りません!

先週末は、かつて所属していた実家近くの地元クラブの練習に参加してきました。
地元の小学校を借りて毎週日曜に練習している、グリーンタウンというクラブです。
関東在住時、僕は毎週ここの練習を楽しみにしていました。
正直、レベル的にはそれほど高いクラブではないのですが(失礼!)皆バドミントンを
こよなく愛していて、大会にも積極的に参加されて、年代別での優勝などしっかり結果を
出していますし、何と言っても先代の会長さんから脈々と続く楽しい伝統行事に表れる
チームの連帯感が強く、アットホームな雰囲気が何と言ってもこのクラブの魅力です。

僕は関東出張の時は、極力このクラブに参加していますが、自分が参加するだけでは
つまらない!?ので、毎回友人や後輩を執拗に呼びつけるのであります!
今回も例に漏れず僕の熱い召集活動は帰省直前まで続き、高校バドミントン部のメンバー
(同期1名、後輩3名)が来てくれる事になったのであります。

同期の1名は、バドミントン部の部長の青ちゃん。優しくて非常に気遣いをしてくれる
大事な友人です。彼は中学時代は団体で県優勝した程の実力者ですが、最近はすっかり
バドミントンから遠ざかって居た為、今夏の練習で一緒に基礎打ちをした時には、基礎
打ちの途中で息絶え絶えにインターバルを要求した程、体力枯渇状態に陥っていました。

しかし、今年の高校OBの夏合宿でバドミントンの楽しさにまた目覚めてくれたようで
合宿以来、地元への練習参加にも積極的になり、別の同期と試合に出場したり(無念にも
惨敗だったようですが)、娘さんが中学でバドミントン部に入部したこともあり、かなり
熱意を持ってバド復活の燃えてくれているので、同級生としては嬉しい限りなのです。

そのAちゃんと、学年が一つ下というだけでいくつになっても一生後輩扱いの小川くん
そして三つ下の興津くんに加え、何と高校の掲示板を見て来たという広川さんまで
参加してくれて、久々の練習は大いに盛り上がるイベントとなりました。

バドミントン自体も大変楽しく、グリーンタウンの掲示板からこのブログに辿りついてくれた
小林さんらとも試合が出来て、短時間ながら充実した時を過ごせました。

しかし、本当に楽しみにしていたのは、その後の飲み会です!?
合宿依頼の懐かしい気の置けない仲間と、昼過ぎから時間を気にせずにギン飲みできると
あっては興奮するなと言う方が無理というもの。
新百合ヶ丘はイトーヨーカドーの「虎包(フーパオ)」(とても美味しい!)という
中華料理屋で、昼下がりの楽しい楽しい飲み会が開催されたのでした。

料理もそこそこ頼みましたが、生ビールでの乾杯に始まり、運動後につき酒の回りも速く
調子に乗った僕たちは、当然の如く焼酎をボトルでオーダーしたのでした。
最初は遠慮がちに水割りなどとセーブしていましたが、そのうちいつものペースのロック
グラスに少しの氷を入れ、遠慮なくドバドバストレートの焼酎をなみなみと注ぎ、濃い
アルコール度数でありながら、ビールと同じペースでぐいぐい飲めば、ほぼ全員が
意識朦朧の廃人に近い状態になりました・・・
結局、4人ででっかいボトル3本が瞬く間に空になりました。まさに激酔いです。
僕はそのお店で得意の「プチ睡眠」にて、体力の回復を図りました!?

酔った勢いで、もう一人の同期星氏を呼び出して、二次会は魚民。
もうそこの記憶はほぼありません。星くん、ごめんね。

体力的にはヘビーそのものでしたが、やはり昔からの仲間というのはいいものですね!
その飲み会の際、来年も夏合宿の幹事を一生後輩の小川とやろう!と、がっちり握手を
交わしました。来年の合宿は、今年以上に盛り上がること必至です。あ〜楽しみだ〜!

では久々ですが、バドミントンの話。

常に集中していよう

今週木曜日の定例練習で、前にも少し書いた枚方市の小野くんと組んでダブルスを
しました。
この小野くん、なかなかのイケ面の若手で、スマッシュは速く、レシーブ力もあり
ハイバックもパワフルに飛ばすという、プレーに素質を感じる今後楽しみな選手です。

しかし、彼と組んで非常に感じたのは、動きに積極性がなく相手の返球に対する準備が
全くできていないという事なのです。

小野くんは、自分が十分な体勢で打てば、かなり威力のある球を繰り出すことができる
のですが、ラリー展開が速く相手も前へ前へと詰め寄ってくるダブルスにおいては
自動的に良い体制が訪れることなどなく、打たれてから反応する状態で返球している為
常に対応が後手後手となり、効果的な攻撃的ショットが繰り出せず、守勢を強いられ
結果押し込まれるラリー展開で敗北への一途を辿るということになってしまうのです。

そしてこの小野くんの問題点は、他の多くの人の問題点を大いにはらんでいると思います
ので、ここにそれを列記したいと思います。

1)サーブプッシュの際、足が出ていない。
  小野くんは、相手のショートサーブに対して、鋭い前への突っ込みが無い為、足を
  出さないでその場で手先だけでの返球をしていました。
  これはロングへの対応を考えての事かもしれませんが、基本的に相手のサーブを
  厳しくプッシュしてやろう、という攻撃的気持ちが希薄なのだと思われます。
  前にも書きましたが、ダブルスのサーブレシーブでは、相手に強烈なプレッシャーを
  与える必要があります。
  相手に安心してサーブを打たれるようだと、その段階ではや少し不利になります。
  レシーバーに鋭いプッシュが無いと判断すると、サーバーは非常に楽なものです。
  常にエースを取れるプッシュが打てる訳ではありませんが、やはり競技である以上
  相手に有利な状況は少しでも刈り取っていかねばなりません。
  まずはサーブレシーブ時にラケットを高く構えて、甘いサーブは許さんぞ!とばかり
  圧力を掛けて、また実際にも足を前に出して、強い返球でサーブを押し込んでいけば
  次の球が有利になりますし、相手のサーブも楽に打たせない事につながると思います
  ここで大事なのが「気迫」です。
  集中して気合を入れてラケットを高く構えて「プッシュするぞ〜」と神経を研ぎ澄ま
  せて待てば、足が出ていつもより前でシャトルを捉えられると思います。

2)前衛で打った後、ラケットをすぐ上げない。
  小野くんは、前衛から良いプッシュを打つのですが、一回打ったらその流れで
  ラケットが下がり、相手から返球されたら慌ててラケットを上げる、という事を
  繰り返していました。そしてこれは、本当に一般的に良く見られる光景です。
  一流選手が目にも止まらぬようなラリーに対応していけるのは、勿論スキルの問題も
  大きいのですが、彼らは常に次の球次の球を待っているからなのです。
  待っているからこそ対応できるのであり、返球されてきてから慌ててラケットを
  上げるのでは、速いラリーのダブルスでは到底間に合わず、球を抑えられないか
  触ってもミスしてしまうということになってしまいます。
  極端な言い方をすれば、ショットそのものよりもその後の方が大事なのです。
  打った直後にすぐラケットを上げる。相手の返球時にはもうちゃんと二の矢の攻撃
  体勢が敷けている。そうでなければなりません。
  前衛に居てラケットを下げる瞬間などありません。このことを頭に刻み、打った球
  そのものより、打ったその後の体勢を常に意識していきましょう。
  自分のプッシュに合わせてリズム良くすぐラケットを上げれば、速い返球にも十分
  対応できるものですよ。

3)前に出るべき状況で動かない。
  これはおそらく、小野くんが前に出るべき状況を判断できていないからと思います。
  今までにも何回か書いてきましたが、以下の状況では前に出なければならないのです
  @相手のバック奥に追い込んだ場合
   →バックハンドからは、タウフィックでもない限り強いショットは来ません。
    つまりその状況が既にチャンスなのです。バック奥に追い込んだ人が前に入れば
    もう一人がスムーズに後衛に行けて、最高の攻撃態勢に入れます。
    バック奥に追い込んだら、前に出る。これは鉄則です。
  A自分がネット前に落とした場合
   →これは相手の前衛との位置関係にもよりますが、一般的には前に落とした人は
    そのまま前に入って、相手にヘアピンを打たせないようにしなければなりません
    そうすることにより、パートナーも後衛に専心できて、相手も上げざるを得なく
    なり、良い攻守交替のきっかけとなります。
    前に落としてその場に居ると、いつまでたってもサイドバイサイドのままで
    攻撃を浴び続けることになります。
  B相手の体勢が「死に体」の時
   →これはちょっと難しいかもしれませんが、相手のシャトルを捕らえる体勢を見て
    その体勢では強い球が打てないとか、打つショットの種類が限定されるという
    判断ができた場合は、前に突っ込めます。
    例えば、レシーブでもひじが伸びきってバックスイングを取っておらず、前に
    置きにいくしかできないフォームだとか、フォア奥に追い込まれて、やはり
    十分なバックスイングが取れず、腕が伸びきった状態でのショットとか
    ロングサービスを打って相手がのけぞって、腕が伸びきっている状態とか
    完全に腕が棒になってラケットも寝かせてヘアピンを打とうとしている時とか。
    ポイントは、相手の体勢が強いショットを打てる準備ができているのか否か
    ということです。
    それがつまり、リストスタンドができていて、肘が曲がっている状態か否か
    ということなのです。
    逆に言うと、追い込んでいるようでも、しっかりリストスタンドできていて
    肘が曲がっていて、肩も引けているような十分な状態ならば、実は本質的には
    それほど追い込んでもいないのです。
    相手を良く見て、あの体勢では強いショットはないな、という判断ができる
    ようにしたいものです。

4)シャトルを待って打っている。
  小野くんは、前に出ながらのショットが無いため、一歩足を踏み込んで打つ事がなく
  常に食い込まれた状態での返球を強いられておりました。
  この「踏み込む」という行為が非常に大事なのです。
  踏み込むということは前に出るということ。前に出るということは、より前で球を
  捕らえるということ。より前で球を捕らえるということは、より高い位置で捕らえる
  ということであり、つまり相手にとって厳しい返球に他ならないのです。
  ダブルスの場合、上から下に打つ機会を多くすることが勝利へのカギです。
  止まって動かずに打っているだけでは、上から下に打つ攻撃の機会は訪れません。
  相手を殺すくらいの気迫で、とは言い過ぎかもしれませんが、テンポの速いダブルス
  においては、常に神経を集中させて、隙あらばぶっ叩く!の気合が必要です。
  普段はおっとり優しい人(僕もそう!?)も、ダブルスの時は性格に異変を起こして
  超短気かつ攻撃的なラリーで、相手を攻め倒しましょう!

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ああ、久しぶりの投稿ができてスッキリしました。まだ風邪は治らず頭は重いですが。
今日も一日ゆっくり寝て養生しておりました。
薬の影響か、よ〜く眠れるのです。ドリエルです!?
横になりながら、今日は一日、HDDに録画していた「24シーズンX」を相当見ました
いやあ、やはりこのドラマは素晴らしいですね。ジャックのスピード感溢れる判断と行動
それに応えるCTU(テロ対策ユニット)メンバーのこれまた迅速すぎる対応。
ジャックも最高ですが、僕の密かな好みはクロエです。いい表情していますね〜。
今は12時回っていますが、またこれから残りを見てしまうかも・・・
まさかローガン大統領が・・・これでは風邪も治りそうにないなあ。

小野くん!また一緒に頑張っていこうな。こないだは矢継ぎ早にアドバイスしてゴメンね

ではまた。
posted by まさやん at 00:52| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月10日

利き腕の付け根を狙おう

健康診断の季節ですね。
35歳を過ぎてからは、僕は毎年人間ドックを受診しています。
35未満の時は、人間ドックなんて中年にのみ課されたイケてない行事と受診者を
悲哀の目で見ていましたが、気がつけば毎年受診して今年で8回目のベテランとなって
しまいました。

初めての人間ドックは興味津々で、一体どんな種目(とは言わんか)があるのか
ワクワクドキドキしながら病院の玄関に入ったものですが、印象としては通常の健康診断
に毛が生えた程度かなという感じでした。

身長、体重、視力、尿検査、血液検査。これが普通の健康診断科目だと思うのですが
人間ドックはこれに加えて、レントゲン、超音波検査(いわゆるエコーってやつ)
聴力検査、色盲検査、心電図検査、それに胃部レントゲン検査です。

胃部レントゲン検査、通称「バリウム検査」は
事前の噂では、キツいという人、大したことないという人、半々の感じでした。
実際に経験してみると、バリウムそのものは濃すぎるのどごしではありましたが、何か
ほんのりバニラ味が付けられており、どちらかというと「おいしい」部類に属するのでは
と感じましたが、きつかったのは炭酸です。
白い顆粒をほんの少しの水で飲むのですが、その顆粒が炭酸の素で、みるみるお腹で
ジュワジュワ膨張を始め、コーラかビールを飲んだ直後のように、すごくゲップをしたく
なるのです。

この炭酸は、お腹を膨らませて撮影しやすいように飲んでいるので、ゲップを出しては
ならず、それを我慢しながら、3D的な動きをする台の上で医者の指示に従い、「はい
うつぶせになって。ちょっと右を上げて、はい今度は上を向いて、あちょっと左腰を
上げて」などと、別室からマイクを使って言いなりで非常に小刻みで速い動きの指示を
受けるのです。

バリウムさえ飲んでいなければ大した動きでもないのですが、ゲップを我慢しながらの
お腹の膨れた状態で、あのような小刻みな動きを強いられるのは、苦痛そのものです。
ああせいこうせいという医者が憎らしくさえ思えてきます。まあ、そのように細かい
動きをさせて、胃の中のバリウムを見やすい位置に動かしているのは理解していますが。

ようやく終わってバリウム臭のゲップをした時の安堵感はまた格別です!?
しかし本当の苦痛はその後に待っているのです。

バリウムは、体にとっては重金属であり異物ですので、使用後は速やかに体外に排出する
必要があります。
まさか吐くわけにはいかないので、吐かない以上出口はもう一つの穴からしかありません
バリウム自体にも下剤が混入されていますが、受診後の精算時にきちんと下剤を2錠
ありがたく頂戴します。

下剤、というと何か飲んだ瞬間激しい便意を催して、電車の中でエラい騒ぎを起こしそう
だと勘違いしそうですが、そのような事はなく、あくまで自然な便意ながら一旦もよおし
たら、いつもよりはかなり勢いが良いという感じです。(何を必死に説明しているのか)

ところがこのバリウムくん。僕の体内が非常に心地良いようで、2錠の下剤程度では
簡単に出て行ってはくれないのです。
そうして体内に残留すると、次に待つのが腹痛。シクシク痛んでこれがまたかなり不快
なのです。

やがて時間が経過し、難産の末どうにかこうにか別れを告げる事ができたと思ったら
最後の最後に最大かつ最低の苦行が待ち受けているのです!
それは・・・

バリウムくんは、トイレで流れてくれないのです!
まるで便器と一体化したかのように、いくら最高の水圧で流そうとも、紙を利用して
水圧を上げてその力で押し流そうとしても、バリウムくんはビクともせず、便器の底で
「へへっ!オイラを流せるものなら流してみな」とせせら笑うように、どっしり鎮座した
まま、排出された形を保って平然と強力な水流を受け流しているのです。
挑戦すること数回。しかし毎回それは確実に徒労に終わります。
そこで僕の取る手段は・・・割り箸でのピックアップです。
便座前にひざまずき、お骨を拾うかのように、神経を集中させながら、慎重かつ大胆に
震える指先で、一つ、また一つとすくい上げていくのです。

話が相当脱線しましたが、人間ドックのイヤなところは受診そのものではなく、便器前に
ひざまずいて、バリウムをすくい上げる行為が必至だからです!?
しかし、健康は何より大事。最近体重が相当絞れているので、次回の検診が楽しみです。

ではバドミントンの話。

利き腕の付け根を狙おう

バドミントンのレシーブは、基本的にバックハンドで構えるものです。
理由は、バックハンドの方が取れる範囲が広いからです。
これはよく言われていることなので、今更の感もありますが、フォアハンドでレシーブ
しようとすると、バック側が取れないのです。
正確に言うと取れない訳ではありませんが、どう考えても不自然かつ理に適っていない
フォームになってしまいます。
バックハンドならば、自分のフォア側にも腕が回りますし、バックハンドのままフォア側
の上の方の球を回外を使ってさばくこともできます。
ということで、レシーブはバックハンドで構える事が殆どなのですが、取りにくい所が
一ヶ所あります。それが表題の「利き腕の付け根」なのです。

右利きの場合、右肩から右ひじの周辺、つまり右肩から右脇の近辺は、人間の体の構造上
取りにくい仕組みになっているのです。
なので、この場所を意識的・積極的に狙っていくのは非常に得策だと思うのです。

スマッシュというと、昔から角度のあるのが良いと言われ続けてきて、それは確かにそう
なのですが、一定の角度ばかり打っていたら、相手もそれに備えたレシーブの構え
つまり床付近にラケットの意識を集中できるので、自分ではかなり速くて威力あると
思っていても、相手にとって実は取りやすかった、ということが良くある事なのです。

利き腕の付け根部分が取りにくいのは、打たれる方も打つ方も経験的に実感しているもの
と思います。
しかし実戦の場で、あえてそこを狙っていっている人はまだまだ少数ではないかと
思います。
何を打たれても平然と返されるようなレシーブ上手に対しても、このコースを交えていく
事により気を遣わせることができて、たとえ一発で決まらずとも甘い返球が期待でき
ますし、一発で決まることもあるコースだと思います。

勿論、このコースだけではなく、方向、高さ、速度などいろんなパターンのスマッシュを
交えて攻撃に変化を付けていく事が重要ですが、基本的に、特に即効性のあるコースが
利き腕の付け根だと思いますので、もっと意識的、積極的に狙っていきましょう。

***************************

バリウムもキツいのですが、もっとキツいのが胃カメラです。
昔、急性胃炎を患った際、人生初胃カメラを飲むことになったのですが、検査当日まで
恐怖感にさいなまれ、嫌がる僕に医者が無理矢理口を開けさせ、写真を撮る普通の
スチールカメラを押し込む悪夢に幾度と無くうなされたものでした。
そうして検査当日、おそるおそる待合室に入ると、そこにはやはり胃カメラを飲むことに
なっている上品な中年女性が落ち着いたたたずまいで腰掛けていました。
「僕、胃カメラ初めてなんで怖いんですよ」と話しかけたら
「そうですよね〜。いやですよね〜。おほほほほ」
と、胃カメラ経験者のその女性は、経験者ならではの余裕の受け答えだったので、僕は
少し落ち着きを取り戻したのでした。
やがてその女性が先生に呼ばれて、検査室に入っていって数分後、わが耳を疑うほどの
激しく野太い叫び声が、検査室の薄い扉の向こうから聞こえてきたのでした!
「オゲ〜!ウォーーー!オエーーー!!!」と、野獣の雄たけびのような苦悶の叫びに
あの先ほどまで「おほほほほ」と上品そうに微笑んでいたあの女性を、一体どのような
責め苦で拷問したら、あのような想像を絶する恐怖の呻き声が出せるのかと思うと
僕はすっかり怖気づいてしまったのでした。

しかし、胃カメラもその後2回目にもなるとすっかり慣れて、お医者さんから「うまい
ねえ〜。いい患者さんだ」とお褒めの言葉を頂いてご満悦の僕なのでありました。

今日から東京に帰省です。
さっき親父に電話したら「分かった。けど今夜は飲み会でおらんぞ」とのこと。
今晩は実家で独り酒です・・・いつものことですけどね。
ではまた!
posted by まさやん at 12:35| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月06日

良いヘアピンを打ったらネットに付こう

先週土曜日は、報告していた通り合宿でした。
当初の予定では、練習10名、宿泊14名にもなる近年まれにみる大人数で、盛り上がり
必至だとワクワクしていたのですが、直前になってのドタキャンが相次ぎ、練習は6名
まで減ってしまい、一方バドコートは3面3時間取っていたので、これはシングルスを
やりまくるしかないなあ、と恐れおののいておりましたが、練習にこれない筈だった人が
来れる様になり、最終的には8名となって、何とかダブルス2試合は組めるようになり
ました。

それにしても人数が少なかったので、僕らの取った選択は「半面シングルス総当り対決」
各々が他の全員(7名)ともれなく対戦することにして、一試合を8分と時間を切って
実施しました。
半面シングルスなので、実力差があってもエースが決まることが少なく、ミスをしない
限り延々とラリーが続くので、なかなかにしんどい練習メニューでありました。
僕の半面シングルスのスタイルは徹底して「相手のミス待ち」
何を打たれようが、ただひたすら淡々とクリヤー中心にラリーを続け、相手の体力と
集中力が切れてミスするのを待つのと、相手の体力がなくなって甘くなったところは
ビシッと決める方針で臨みました。
僕は合宿メンバーで悲しいかな最年長だったのですが、普段の精進!?もあり、なみいる
若手をエンドレスのラリーにて、海の底へと引きずり込んでいきました。

一番疲れたのは、栗原くんとの対戦でした。
栗原くんは、レベルも高く背も高く毛も濃い!?わがクラブでも上手い方で、ミスも
あまりしない為、半面シングルスでは二人とも何かにとりつかれたように、無表情で
クリヤーを打ち合い、8分の試合時間にも関わらず10−6という全然動かないスコアで
あまりの長いラリーに、二人とも体力を相当消耗してしまいました。
ラリーポイントでカウントしていた為、10−6というのは16回しかラリーが途切れ
なかったということに他ならず、ということは8分÷16=30秒で、僕らは平均30秒
のラリーを繰り返していたことになります。我ながらすごいですね!
このような練習をちょくちょくやれば、必ずや無尽蔵の体力が手に入ると思いました。

そんなこんなで練習はしんどかったですが、何と言っても楽しみなのは宿の大浴場と
サウナなのです。
疲れきった体を、大きな浴槽に浸して足を伸ばし、タオルを頭に載せて顔を洗えば
極楽浄土を確かに実感できました。
風呂から上がれば待っているのはキンキンに冷えたビール!
そのビールちゃんを、さらに美味しく頂くために、僕らは自らに鞭打って、厳しいサウナ
での我慢大会をおっぱじめたのです。
あまり広くないサウナ室なので、僕ら全員が入れば貸切状態。
他の人への気兼ねは一切無用です。
そこでの僕らの行動は「一人80秒数えて、全員が数え終わるまで出ないこと」
宿泊時に一人増えていたので、9人x80秒=720秒。まともに数えたら12分間もの
苦行に泡でも吹きそうな思いでした。
しかし実際は、80秒は早く数えよう、というルールになった為、実際は10分弱で
1ラウンド目を終了しました。
2ラウンド目は、カウントを少なめにして一人40秒。しかしあまりに楽勝だったので
最後にみんなで100秒カウントしよう、となり、狭いサウナの中で汗だくの野郎達が
遠いところを見つめながら「いちっ、にっ、さんっ」と声を合わせて叫ぶ姿は、変態以外
の何者でもありませんでした。
あの状態で他の人がサウナ室に入ってきたら、異様な雰囲気に逃げ出していた事でしょう
異常な宗教団体と間違われても仕方ない、確実に変態チックな行動でした・・・

その後3ラウンド目も実施し、体の水分という水分を搾り出した後のビールは、この世の
ものとは思えない程最高の味で、瞬く間に3缶飲み干して、さらにチューハイも2缶
とどめにワインも流入したら、脳みそも全開(全壊!?)となり、気がつけば僕も皆も
肩を組み、定番の「乾杯」を声も枯れよと叫び吠えまくっていたのでありました。
毎回同じ歌ながら、毎回同じかそれ以上に盛り上がります。毎回毎回面白いです。
その後、恒例のトランプ大会。
大貧民をやって、大貧民になったら罰ゲームとして、体育会系らしく腕立て伏せ10回を
やらされるのです。
その段階で、僕の睡魔は史上最強レベルとなり、大貧民で自分の番が回ってくる間に
昏睡状態になって、起こされてようやく無思考状態のまま、適当にカードを出すという
無能人間になり、ほどなくバタリと横になって、それからの記憶は朝まで完全に消失して
しまいました・・・

というのが合宿の全貌です。毎回同じようなアホな事をやっていますが、毎回面白くて
一向に止められそうにありません。
また機会があれば、実施したいなあと思っております。
皆さんもチャンスがあれば、参加してみては如何ですか?(ってこんな話聞いたら
来たくないですよね・・・)

ではバドの話。

良いヘアピンを打ったらネットに付こう

ヘアピンは繊細なタッチを必要とするショットです。シャトルの勢いを殺し、打ち方に
よっては不規則な動きをするので、ネットという障害物にひっかけないように、しかし
浮かさないようにして、ネットすれすれに返さなければなりません。

ネットミスのおそれもあるヘアピンですが、良いヘアピンを打てればそれだけで非常に
有利になれるショットでもあります。
このヘアピンを打った時に大事なことがあります。それは

良いヘアピンを打ったらネット前に付く

ということなのです。

甘いヘアピンは度外視して、良いヘアピンを打てた場合、相手からは厳しいロブは来ない
と判断してよいのです。
自分が良いヘアピンを打てた場合は、ネット前について甘いヘアピンが来たら叩く準備を
しておいて相手にプレッシャーを掛ける必要があります。
そこから相手にロビングを打たれても、シャトルの軌道は下から上の守備的なショットに
ならざるを得ないので、ロブを打たれてから下がるので全然間に合うのです。
逆に、良いヘアピンを打ってネット前で待っていないと、相手に厳しいヘアピンを返され
逆の辛酸を舐めることになってしまいます。

上級者の試合を見ると、良いヘアピンを打った人は、一旦ネット前にぐんと詰めて
相手がロブを打つのを見てから下がる、つまり一旦前に出てから後ろに下がっている事に
気がつきます。
つまり、それで十分後ろの球には間に合うのです。
シングルスでは「打ったらホームポジションに戻れ」というのが基本のように思われて
いるかもしれませんが、良いヘアピンを打った時は例外なのです。
その際はホームポジションに戻る事なくネット前に詰めて、ヘアピンなら叩くつもりで
ロブならば打たれてから早く下がって対応、という動きにするべきなのです。

ただし甘いヘアピンの場合でその動きをやったら、厳しいロブで簡単に頭を抜かれて
決められてしまいますので、あくまで良い(厳しい)ヘアピンを打てた時に限定します。

この動きをすることにより、良いヘアピンで有利になった体制を、更に具体的に良い状態
に持ってくる事ができるようになります。
つまり、相手のヘアピンにプレッシャーを与え、それと同時に明らかに守勢の甘いロブを
打たせることになるからです。

次の練習から「良いヘアピンを打ったら一旦ネット前に詰める」プレーを実践して
相手のネット前でのプレーに、プレッシャーと制限を与えてみて下さい。

***************************

合宿は楽しかったですが、今も体に色濃く疲労が残っています。
そんな状態で、焼酎を飲みながら深夜にブログを書く僕もよくやりますねえ・・・
それも、僕のブログを毎日楽しみにしている皆様あってこそ、です。
実はこのブログ、自分で読み返しても結構面白いなあ、と思ったりしています。
自分に自信を持つのは勝手なのでお許しを。
この前向きな勘違いを持ちながら、この先も一生突き進んでいきたいと思います!?
今日は実兄の誕生日。
兄がもう45歳とは、僕もうかうかしていられません。
そろそろ40代にふさわしい行動を、と思ってはや2年。
50歳になっても同じ事言ってそう(^^;
確実ですね!
ではまた。
posted by まさやん at 01:22| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

チャンスボールは落ち着いて

今日は定例の練習でした。
最近は涼しくて、バドに最適の季節ですね。
スポーツの秋とはよく言ったもので、暑くないとあまり疲れなくなるので、夏場に比べて
少し強くなったんじゃないかと錯覚してしまうほどです。

今日の練習にも、前に書いた泉北バードの林君、上地さん(書きましたよ!)が来てくれ
ました。
他にも泉北バードのメンバーで、爽やかなジャニーズ系のルックスながら、激しいプレー
が持ち味の金澤君もレギュラーメンバーなので、段々泉北バードの練習会になりつつあり
ます。(ってまだ3人か)

今日は、その林君上地さんのミックスペアと、僕・真野くんの男子ダブルスのペアで
対戦しました。
林君上地さんともかなりのやり手ではありますが、僕もなかなかのヤリ手(何故カタカナ?)
だし、そもそも男子ダブルスなので、まあ負けることはないだろうとたかをくくっていた
ところ、あれよあれよという間に点数が離されて、1ゲーム目を落としてしまったのです

こんなことではアカン!とイキった僕は、真野くんにも強気の声を掛けて、相手が混合
ペアということは度外視して、真面目に勝ちにいきました。
その結果、2ゲーム目は普通通りに男子ダブルスの勝利となりました。

負けた1ゲーム目を振り返ると、上地さんのクロスに流すショートサーブと、やはり
上地さんのクロスに逃げるドロップ系の切り返しに、戸惑いがありました。

しかしよくよく対戦してみると、意外と同じコースばかりであることに僕は気がつき
ました。(真野くんは、何も考えていなかったようですが・・・)
意表を突かれるコースも、それを繰り返せば効かなくなってしまいます。
クロスのサーブも、多用は禁物です。またショートばかりでなく時折は
バリエーションの一環としてロングサービスを交える事は必要かつ重要です。
その点をゲーム後に指摘したら、さすがは上地さん、あえて練習の時はショートしか
打たないようにしているのだそうです。
ロングサービスは、とっておきの切り札として試合の大事なポイントの時に、満を持して
繰り出すのだそうです。
う〜ん、さすがは古豪の奥さん。(上地さんの旦那さんは、大阪では著名な「古豪」と
して、うちのクラブで特に有名です!?)
でも、練習だからこそ、色々なショットを自由に試せると思うんだけどなあ・・・
まあ、これも人それぞれでしょう。上地さんは可愛らしいので許しましょう!?

ではバドの話。

チャンスボールは落ち着いて

あの手この手の長いラリーの末に、ようやく相手から甘い球がネット前に浮いてきた場合
いわゆる「チャンスボール」が来た時に、せっかくのチャンスでありながら、雑なプレー
でミスする人を多く見かけます。
特に多いのが、バド発展途上中の高校生や、試合中に熱くなってしまい、心に余裕がなく
なってしまう人などでしょうか。

チャンスボールは、甘い球なのです。つまり普通に考えれば決めやすい球に違いないの
です。

では何故ミスしてしまうのでしょう?

1)決めてやろう!と強い球を打つ事によって、力んでしまいショットがぶれる

 →チャンスボールは、甘く上がった球ではありますが、取り扱いには細心の注意を
  求められる「ネット前」なのです。
  ネット前からのショットは、常に次のリスクを伴います。
  @ ネットに引っ掛けること
  A コートの外(奥)にアウトしてしまうこと。
  なのであまりに強く打って決めよう!としてしまうと、上記のリスク可能性が増大
  してしまうのです。

2)決めてやろう!と頭に冷静さを失ってしまうことで、いつものプレーができなくなる

 →「決めてやろう!」と熱くなった時点で、いつもの自分ではなくなってしまいます。
  冷静さを欠いた状態で、良いプレーができる筈はありません。
  そうなってしまうと、どうやったらミスをしないで打てるか、という思考が排除
  されるので、プレーがぐちゃぐちゃになってしまうのです

これらのミスをしない為にはどうすれば良いのか???

それが表題の「落ち着いて」という事になるのです。
長いラリーの最後にようやく訪れたチャンスボールではありますが、実は甘い球を決め
きるのは、簡単にはいかないんだぞと心に刻んで、極力平常心を保ち、いつも以上に
丁寧なプレーで臨めば、上記が理由のミスは激減すると思います。

あとのポイントは、ラケットの振りを小さくすることですね。
大振りだと、どうしても軌道が安定しないでしょうから。
そのためには、普段よりもグリップを短く持つことが大事です。
「小さく早く」を合言葉に、ネット前に近づいたらラケットを短く持ちましょう。

落ち着くのはネット前だけじゃないですが、せっかくパートナーと続けてきたラリーで
ようやく決められそうな場面で凡ミスをして落胆しない為にも、チャンスボールが来たら
落ち着く事を目標にしてみて下さい。

***************************

今週末は、クラブの有志達とともに、京都府城陽市にて合宿を実施します。
この合宿に最も燃えているのは見市ですが、僕も久々の狂喜乱舞ができるかと思うと
興奮して、焼酎ロックを一気飲みしてしまいそうです。(今チビチビやってます)
この合宿は、練習もきちんとやりはしますが、完全に飲み会の方が時間が長く
またお酒も、みんな考えられないくらいギン飲みするのであります。
そこでの僕の役割は「ギター」演奏です。
実はギターは僕はなかなか上手いのです。
僕のギターに合わせて、皆が声を張り上げて熱唱するのです。

と言いながら、毎回同じ曲になってしまうのですが、もう致し方ないですね。
定番は長淵剛の「乾杯」
みな最終的には全員で肩を組み合って、遅めの青春を楽しんでくる予定です。
あ〜、楽しみ楽しみ。

ところで、すっかり忘れ去られたと思われた韓国語のバド本翻訳ですが、実は最近急に
訳すスピードが上がってきているのです!
その理由は?
インターネットの韓国語翻訳サイトが在ったのです。
しかし、パソコン上に韓国語を打つのは一苦労なので、僕はIMEパッドという
手書き認識のツールを使って、マウスで画面をなぞりながら、楽しい翻訳作業が進んで
いることをここに報告いたします。

明日は花の金曜日。英語で言うと「TGIF」と言います。Thank God it's Friday !
と、言う間にもう夜の1時・・・
まだまだ書き足りないのではありますが、もうそろそろ寝ないとなりません。
全裸で熱唱する夢でもみようかな?
それは、正夢です・・・

ではまた。
posted by まさやん at 01:04| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

格上の相手と対戦する場合

今日は出張で千葉県は佐倉市まで行って参りました。
佐倉市と言えば、長嶋巨人終身名誉監督の出身地であり、Qちゃんを育てた小出義雄監督
の佐倉アスリートクラブの所在地であります。
非常にスポーツの盛んなイメージの佐倉市ですが、実際は思いっきり「田舎」の一言に
尽きます・・・
まず、店がありません。あるのは、広大に広がる畑やたんぼばかり。人とも殆どすれ違う
ことがありませんでした。
この環境では走るしかないなあ、とアスリートクラブの発足理由を勝手に決定・納得して
しまう僕でした。
しかしそんな、ドがつく田舎の佐倉市に、ドドーンと巨大な建築物があったのです!
ショッピングチャンネルで有名な「QVC」の配送センターが、のどか極まりない田園
風景の中に、突然完璧に不釣合いにも、欧州の古城のように忽然と姿を現したのです。
「おおー!」その壮観な姿に僕は思わず声を漏らしておりました。
この建物の中に、日本中の有閑マダムの財布の紐を容易に緩める、魅惑的な商品達が
所狭しと並んでいるに違いないのです。
感嘆の声を上げた僕でしたが、一緒に居たお客さんが「ジャパねっとは軽くこの倍は
ありますよ」とのびっくりプチ情報。
うちの親父も、その建築費に貢献しているんだと思うと、高田社長ってすごいなあと
改めて、あの素っ頓狂な声に、畏敬の念を抱いてしまう僕なのでした。

ではバドの話。

格上の相手と対戦する場合

シングルスにおいて、明らかに自分より実力が上の相手と対戦しなくてはならない場合は
あります。
そういう実力が上の相手に対して、勝ちたいと思うのは当然ですが、普通にやっては
実力通りの結果になるのが理の当然で、少しでも勝つ可能性を大きくする為には、あの手
この手を繰り出していかなければなりません。
しかし、基本的な実力差は小手先のプレーではいかんとも埋めがたく、大概は実力通りの
結果に落ち着きます。

しかし、僕の経験則から、ある方針は有効だと思っています。
それは・・・

1)相手になるべくオーバーヘッドストロークを打たせない

 →これはつまり、格上の相手にできるだけ、上からのショットを打たせないという事
  なのです。
  ということは、こちらのショットは必然的に、スマッシュ・カット・ドロップ
  ヘアピンが主体となる訳です。
  理由は、格上の相手は、オーバーヘッドストロークが上手だからです。
  格上の相手は、無論全てのショットが自分より上手なのですが、とりわけ上からの
  ショットは、多彩な攻撃パターンを持っている事が多いです。
  スマッシュあり、カットあり、逆カットあり、フェイントのクリヤーあり等々。
  格上の相手との差が最も如実に現れる部分は、僕はオーバーヘッドストロークだと
  思うのです。
  まあ、全くそれを打たせないというのは、実際には不可能ですが、極力ラリーに
  おいて、こちらは上から下方向へ打ち、相手にサイドハンドかアンダーハンドで
  触らせ続ければ、実力ほどの差は生じず、ラリーそのものも相手の秀でた部分を
  封じ込める事ができるのではないかと思っています。
  事実、僕は今までに、明らかに格上の人と対戦する場合には、この方針で行って
  番狂わせを起こした事もありますし、勝てなかった場合でも、接戦に持ち込む事が
  できたと思っています。
  格上の人と、ラリーで普通に打ち合っていては、普通は実力通りの結果となります。
  その差を埋めるのが、相手になるべく上から打たせない、ということだと思います。

2)攻めまくる。

 →1)に通じる事ですが、体力の続く限りスマッシュ&ネットで攻め続けるのも一策
  です。クリヤーは相手のミスを誘いにくいですが、スマッシュレシーブは相手の
  取り損ねをある程度期待できます。
  格上の相手は、ハナから勝てるとタカをくくって余裕を持っていると思いますので
  その余裕を逆手に取って、こちらは最初から猛然と飛ばして、どんどんスマッシュ
  主体で攻めていくと、一筋の活路が見出せるのではないでしょうか。

3)粘りまくる

 →2)と反してしまいますが、ご容赦を・・・
  格上の相手に負ける一番多いパターンは、必要以上に相手を恐れるばかりに、厳しい
  コースやネットすれすれを狙って、決まる筈のないノータッチエースが欲しくて
  案の定ミスってしまうことです。
  そうなると、さらに点差が加速的に開いてしまい、普通でも勝てない相手がさらに
  遠い存在になってしまいます。
  であるならば心を決めて「相手の方がどうやったって実力は上なんだ。つないで
  いって相手に決められるのはもう仕方のないことだ。せめて自滅しない為にも
  自分は何とか相手のコートに甘くても返していこう!」という方針で「頑張って」
  つなぐことです。
  「頑張って」と書いたのは、格上の相手の球をつなぐのは、どうやっても頑張らな
  ければできないことだからです。
  しかし、「何があってもつなぐ。自分からミスはしない」と決めて、相手の厳しい
  シャトルに喰らいついていければ、少なくとも実力以上の差で完膚なきまで叩き
  のめされる事は回避できると思います。
  格上の相手なので、勝てなくて当然です。この場合、相手に勝つというよりは
  自分の弱い心、相手を恐れる心に打ち勝つことを目標にして、それを実行できれば
  そのうちに、前よりは良いラリーができるようになっていると思います。

***************************

昔からそうでしたが、僕は常日頃「せいこう」について考えます。
りっしんべんのせいこうではありません。
ましてやいとうせいこうでもなく、時計のセイコーでもありません。
Success! そう「成功」です。
人生における成功とは一体何でしょうか?
広い持ち家に住む、高級外車を乗り回す、好きな時に行きたいところに行く、大金持ちに
なる、大きな会社の社長になるetc・・・
世間一般で言う成功とは、これらのような事を連想するかもしれません。
しかし、これらの事は一過性の事象であり、その状態を得られた瞬間は満足感・達成感に
快哉を叫ぶかもしれませんが、長く続くものではないような気がしています。

成功という言葉は、人生の目的という言葉にも置き換えられますね。
つまり人生の目的を達成した人こそ、人生において成功した人であるという考えです。

人生の目的。これについては、色々な本を読み、様々な人の話を聞き、あれこれ深く浅く
考え続けた結果、僕の中でははっきり答えが出ています。
それは・・・

「自分の特性を活かし世の中に貢献して、人間的に成長し、感謝されるその過程を
楽しむ事」

です。

どうです? 完璧に的を射た考えだと思いませんか?(ちょっと長いかな)
僕が前に読んだ非常に感銘を受けた本にあったのですが、人間の最も重要な本能は
「貢献感」なんだそうです。
社会に生まれて、人々の中にもまれて生きている訳ですが、その世の中で、自分は
自分の属する社会において役に立っている、と実感できる事が非常に重要なのだと
その本は記していました。
いくら莫大なお金を持っていても、自由な時間があっても、物質的に恵まれていても
自分は役に立っていない、と感じると決して幸せになることはできないと。

その究極が、上記の僕の考えではないかと思っているのです。
言い方を変えると「人生で、どれだけ沢山の『ありがとう』を言ってもらえるか」です。
それを、自分の特性、つまり自分の得意で好きなことで、沢山の人に感謝されて
「ありがとう」をいっぱい言ってもらえれば、自分の存在価値をしっかりと実感できて
最高な人生と言えるのだと思います。
そして重要なのは、目的とはある地点に到達することではなく、逆説的ですが、あるべき
理想の姿に向かって成長していく過程にこそ、その真髄があるのではないでしょうか?

同じような意味で、会社の先輩で「人生の目的は、どれだけ多くの人が自分の葬式に
来てくれるかだ」と言った人がいましたが、意味合いは近くとも、亡くなってからでは
元も子もありません・・・
やはり生きているうちに、活き活きとした充実感溢れる人生を実感したいものです。

今日は珍しく、真面目な一面を見せてしまいました(^^)v
僕のこのブログ、僕の人生の目的に完全にマッチしていますね。
いいや、まだまだ。
僕の野望は、Unique visit 50,000人です!
50,000人に「ありがとう」を言われたら、僕は必ずや天国へ行けるでしょう!?
いや、煩悩が多すぎるかも・・・
夏場のセミ虐待は、神様、大目に見て下さ〜い!

ではまた。
posted by まさやん at 01:03| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする