体育館(自転車で行けるところ)に参加させて頂きました。
ここはいつも練習している場所よりはレベル的には下ですが、皆楽しくそして熱心に
プレーしていると言う意味では、僕にとっては居心地の良い練習場所です。
ここは初心者の方も多く、基礎打ちの相手も初心者の方でした。
誰でも最初は初心者です。まして社会人になってから、学生のように毎日練習ができない
環境で上達するのは、なかなかに難しいこととは思います。
しかし、僕は少しでもどんな小さなプレーでも、昨日より上手く出来た!という喜びを
より多くの人に感じて欲しいと思っているので、基礎打ちの相手の初心者の方にも
少しですが熱く指導させて頂きました。
僕がこのクラブが良いと思うところは、プレーについての疑問点を、素直に質問してきて
くれるところです。
普通は遠慮や恥ずかしいとか聞きにくいとか思いがちですが、皆さんが興味を示して
色々と質問してきてくれるので、ついつい僕もコーチングに熱を帯びてしまいます。
そしてその姿勢は非常に大事だと思います。
プレーは見て学ぶとか盗むとか言われますが、やはり見るだけでは追いつかないというか
質問することで「なんだ、そういうことだったのか!」とスッキリ腑に落ちる事はあると
思うのです。
また教える側の僕から見ても、相手が何に悩んでいて、どういう事を知りたいのか
プレーを見ただけでは分からない場合もあるので、質問を受けることは分かりやすくて
ウエルカムです。
僕としても「いかに教えれば、この人は早く上達するのだろうか?」を念頭において
自分自身の向学の為にも、定期的(月一回)このクラブにて熱心に指導活動を継続して
いきたいと思っています。
永田さんご夫妻!一緒に頑張っていきましょう!!!
ではバドの話。
<前に突っ込む場面はいつ?>
ダブルスにおいて、片方の人が前に出るという行為は攻守交替の意味からして大変重要な
意味を持ちます。
というのは、どちらか一方の人が前にでないと、もう一人は後ろに下がれない、つまり
トップアンドバックになれないということです。
トップアンドバックになれない → 攻撃ができない → 攻撃され続ける →→→
負ける(ToT)という結論になります。
ではどういう時に前に突っ込めばよいのでしょうか?
1)相手のラケットが寝てヘアピンを打ってきた時
→ これはもう「プッシュはありませんよ!」と教えてくれているようなものです。
しかし、この簡単なサインを出してもらっていながら、前に突っ込めない人が
かなり多くいらっしゃるのです。
このような分かりやすい例の場合は、決して見逃してはなりません。
こちらがショートサーブを打って、相手がヘアピンを打ってくる時でも、相手の
ラケットが寝て(つまりプッシュの形で入ってきていない)いたら、サーバーは
ネット前に突っ込んで、厳しくそのヘアピンをプッシュすべきです。
しかしこれは、いつでも前に突っ込む気持ちを持って待っていないと、ヘアピンを
打たれてから動き出す、という好機を逸することになります。
相手のラケットを良く見て判断しましょう。
2)相手のバック側深く追い込んだ時。
→ これは今までに何回書いた事でしょう。しかし実践できていない人が何故こんなに
多いのでしょう!!!
考察するに、それができない原因は、ダブルスでありながらシングルスの感覚が
抜け切れていないからだと思います。
と言いますのは、前に出る、ということは、後ろを捨てるという事だからです。
パートナーに任せる気持ちがまだまだ足りず、自分で全ての球をカバーしようと
いう気持ちが、後ろを捨て切れず思い切って前に突っ込めない原因だと思います。
片方が前に突っ込んでくれた方が、もう片方は後ろに下がりやすいのです。
半分はパートナーに任せるつもりで、思い切って前に出るべきです。
3)相手の腕が伸び切った時
→ コート奥深くにシャトルを押し込めた時、相手の腕が伸び切っていた場合は
そこから強いショットは出せません。
腕が伸び切るとは、肘が曲がっていないということです。
コート奥深くの場合もそうですが、ダブルスのロングサーブでも相手の腕が
伸び切る場合があります。
そうなったら絶好の突っ込みチャンス!
力無い球が来る確率が高いので、ラケットを上げて素早くネット前を制しましょう
また相手のスマッシュレシーブでも、肘が伸びきったフォームならばネット前に
置くだろう、と判断できます。この場合も同じように前に突っ込む事ができます。
逆に追い込んでいたつもりでも、相手の肘がちゃんと曲がっていて、強く羽根を
迎え入れているバックスイングができている場合は、追い込んでいるようでも
実際は追い込めていないのです。
相手のフォームを良く見て、どのような返球がくるかを常に予測・判断しましょう
4)上から下に強いドライブを打った時
→ これは打ちながら前に出るということです。
上から下に打てているということは、こちらが押しているということです。
その優位な状態を更に拡大させるべく、さらに前に出ながら連続攻撃するのです。
その流れでエースを奪えばよいですが、仮に奪えなかったとしても、理想的な形で
トップアンドバックになることができます。
この場合の注意点は、ラケットを立ててコンパクトに振ること。
ダブルスでの速いドライブは、大降りしていては次に間に合わず、ラリーについて
いけなくなってしまいます。
ネットに近づけば近づく程、振りはコンパクトに。これは銘記して下さい。
5)自分がネット前に返球した時
→ これも今まで何度も書いた事です。しかしこれもまた僕の力説空しく、非常によく
練習で見かけるプレーなのです。
自分がネット前に置いているのだから、そのショットについて責任を持つ必要が
あります。
ネット前に置いてハイ終わりでは、相手にネットに置きかえされて、何の為に
前に置いたのか意味がなくなってしまいます。
前に落として前に入る。これをどんどんやっていきましょう!そうやって前に
入れば、パートナーも後ろに行きやすくなるのですから。
前に出るタイミングが分からない、という方はまだまだ多いと思います。
お互いのチーム同士が、前に出るチャンスを互いに見逃し合っていると言っても過言では
ありません!?
提案ですが、タイミングが分からなくても、とりあえずどんどん積極的に前に出てみては
如何でしょうか?そうやって前に出ることによって、出て良い場合とそうじゃない場合が
見えてくるのだと思います。
何事もまずは実践で試してみることです。どんどん間違えてその中から学んでいきたい
ところですね。
次回の練習で是非試してみて下さい。
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今晩2時から朝日放送で放映する「ABCチャンピオンシップゴルフ」に
ひょっとしたら僕が映っているかもしれません!
ちょっと仕事で会場に行っておりましたので。
片山晋呉と谷口徹の組について、最終18番ホールを観戦しました。
観戦ギャラリーは皆ラフな格好をしていましたが、僕だけ紺のスーツを着ていたので
目立ったかもしれません。
しかし放映はあくまで2時。
これも録画しとくしかないなあ・・・
焼酎二杯飲んで、バドの心地良い疲れで、あくびし過ぎて泣いているまさやんでした!
ではまた。