2007年08月30日

精神面の弱さ対策について for S.Hさん

今日は非常に涼しくて過ごしやすい気候ですね!
昼間はまだまだ暑い大阪も、今日の夕方は涼風が部屋から部屋を通り抜け、上半身裸の
僕の身体を心地良く撫でながら、秋の到来を感じさせる雰囲気になっております。
夜には虫達も鳴き始めました。
クマゼミ?全てご臨終となりました。できれば来年からは、民族大移動でうちの
マンションから未来永劫消え去って欲しいものです。

一昨日昨日と出張で四国に行っていました。
高松と高知です。
高松(香川)は現在担当している県でちょくちょく訪問しているのですが、高知は昔担当
してはいたものの、現在は後輩に譲っており、今回は上司の情けか温情かで、行脚に
お供させて頂く事になりました。

仕事は・・・まあしっかりやりましたが、楽しかったのは高知の夜です。
高知というと、酒豪の豊富な県として有名です。
平日でも夜の1時まで飲むのは「普通」だそうで、繁華街もその為夜遅くまで活気に満ち
溢れているのです。

高松で仕事が終わり、その足で高知に移動して、さあこれからギンギンに飲み会だ〜!
って気合が入り、現担当の後輩にガイドされて付いていったら、これが何とフードコート
のような、小さな店が集まっている屋内の広場みたいな場所で、自分で店に注文し
その場でその都度料金を支払い、自分でテーブルまで運んで飲み食いするという、セルフ
サービスみたいな場所に連れていかれたのです!

僕は内心「おいおい、高松から移動で疲れているのに、セルフサービスかい!」って
結構不満だったのですが、注文して飲み食いしてみると、これがなかなかオツで良いん
です!
地元民も家からそのまま来たようなラフ極まりない格好で、赤ら顔になって談笑し
酒を酌み交わしているその風景も、大阪では味わえない旅情を感じて、毎度の事ながら
お酒も進んで、気がつくと僕はすっかりその場所のファンになってしまいました。

その場所の名は「ひろめ市場」
面積は、結構「広め」でした・・・
高知城のすぐ東にあり、地元料理が安価で味わえるので、高知に行かれる方は是非お試し
下さい!

さてバドの話。

本日、ありがたくコメント(質問)を頂いて、すぐさま書いて返信しようとしたのですが
何故か理由は分かりませんが、コメントの投稿ができないのです・・・
迅速回答をモットーにしている!?僕としては、このまま投稿ができないで時間が経つ
のは忍びないし不本意ということで、通常の記事として投稿させて頂くことにしました。
ということで今回のコメントに対しての回答はここでさせて頂く事お許し下さい。

精神面の弱さ対策について

S・Hさん、コメント頂きましてありがとうございました。
参考になっていると言って頂けて、またまた僕のヤル気に火がつきました!

S・Hさんは、精神面が弱いと自己診断されていますが、顔には出さないけれど、皆弱気や
不安の虫は心の中に居るものだと思いますよ。
それはどれだけバドが強かろうが、弱かろうが、必ず弱気な部分というのは持っている
んだと思います。
また試合前に緊張するのも、これは人間の心理として当然の反応です。
僕も26年バドをやってきて、試合だってもう数えられないくらいやってきている筈
なのに、未だに試合前の緊張を完全に消し去る事などできないのです。

以前陣内貴美子さんの講演で聞いた話ですが、陣内さんはバルセロナオリンピックに
出場した際、今までにないくらい強烈に緊張して、いつもなら試合前に会場の状況は
どうか?照明の位置は?風向きは?対戦相手のプレーはどうかとか、色々と情報収集に
努めるそうなのですが、その時ばかりは自分が自分でないような感じになって、足も
ガクガクで完全に平静を保つことができなかったそうです。
その陣内さんがふと隣のコートをみたら、当時の女子世界一のスシ・スサンティも
震えていたのを見て、私だけじゃないんだ、世界チャンピオンでさえ緊張で震えるもの
なんだ、と感じて少し落ち着く事ができた、と話していました。

つまり、試合の時に緊張する事は当たり前である、という事です。
誰でも例外なく間違いなく緊張します。
緊張しているというのは、その試合を大事に思う、勝ちたいと思う、自分が真剣である
ということの証です。
逆に全然緊張しないようでは、望み薄ではないかなとも思います。

こないだTVで明石屋さんまが言ってました。「本番で緊張せんヤツは伸びひん」と。
ですから、S・Hさんも、ああ緊張しているな、僕はこれからも伸びそうだな、と位思えば
少しは肩の荷が降りるのではないでしょうか?

誰でも緊張する。まずはこの事実を認識すれば、少し楽になるのではと思います。
緊張しながらも実力を出すのが難しいのですが、一番良い方法は、試合ではない練習試合
でも、真剣に試合のようにやることです。
緊張すると、いつもなら簡単なプレーができなくなったりしますが、その緊張した状況に
慣れれば、緊張した自分の心を少しコントロールできるようになります。
いつでも緊迫感をもって、練習試合でもライバルに勝ちに行くような真剣なプレーを
すれば、緊張しながらもある瞬間からリラックスできる時が訪れますよ。
それが、一本のラリーに集中できた時です。
勝ちたい、というのは自然な心理ですが、同時に有害な邪念でもあります。
試合終盤まで優位に立ちながら最後の詰めを勝ちきることができず、逆転負けを喰らって
しまうのは、早く勝とうとして無謀なプレー(エースが欲しくて雑なプレーになる。
四隅の1点とかネットすれすれを狙ってしまう)に走ってしまうからでしょう。
勝とう、ではなく、粘り強く良いプレーをしよう、と考えの方向性を変えてみて下さい。
その積み重ねが実は勝利につながる近道なのです。

ですのでまずは「緊張するのは当然である」と思ってみて下さい。
世界チャンピオンでさえ緊張するならば、僕らが緊張するのは当たり前ですね!
まあ、試合の重みも背負っているものも全然違いますが・・・

競った時の勝負弱さですが、まずは「最終的に勝つのは僕なんだ」という気持ちを
信念として持ってみて下さい。
競るということは、実力が均衡しているということです。
つまりどちらが勝ってもおかしくはないということです。
上記の緊張についてと同じで、負けたくない・勝ちたいと思うがゆえに、いつもの自分の
プレーができなくなってしまうのです。
そしてそれは誰でも同じ事です。
勝ちたい気持ちを持ちながら、それが強すぎるとマイナスになりますので、考え方として
最終的には自分が勝つシナリオになっている、とまるで予定みたいに考えれば、少しは
辛抱強く落ち着いて試合ができるのではないか、と思います。

あと、競った時に弱気になりそうな時には、負けた時の悔しさを思い浮かべるのです。
バドで負けるのは悔しい事です。自分が一生懸命打ち込んでいるスポーツで、相手より
バドで劣っていると目の前に突きつけられるようで、とても悲しい事です。
なので弱気が原因で精神面で不安定になりそうな時には、そんな悔しさは味わいたくない
と考えて、勝つ為に一生懸命にベストを尽くそうとしてみるのです。
考えようによっては、そうやってベストを尽くして負けてしまうのであれば、それはもう
厳然たる実力差であり仕方がない事でしょう。
一生懸命やって負ける事は、全然恥ずべき事ではありません。
一番悔しい負け方は、通常なら負けない相手に、心理面で崩れてしまって実力を出し
切れずに情けない負け方をしてしまう事です。
そうすると後にひきずるダメージも大きくなってしまって、自信も失う結果になります。
その悔しさを味わいたくない、と思う事で、苦しい時にもうひと頑張りできる心の支えに
なると思います。

パートナーのミスに心乱される心理は、これまたよく理解できます。
前に、実力差のあるパートナーと組む場合、にも書きましたが、基本的にはパートナーの
ミスには、優しく大らかに大目に見てあげる、ってことしかないでしょう。
確かに、ミスってばかりいるパートナーだと、頭にくるのが自然かなとは思います。
それはやはり勝ちたいからです。
しかし、ミスを重ねるパートナーは、自分ではなく他人ですので、どうこう言っても
ミスってしまっている以上は仕方のない事なのです。
そんなミスばかりするパートナーと組んでいる以上、そのパートナーと組んで最良の結果
を出す為にはどうすれば良いか、を考えるのが健全かつ前向きな考え方だと思います。

ここでS・Hさんにできることとしては「パートナーのミスに心乱されない事」が
まずあると思います。
パートナーのミスが定期的!?に発生するとしても、そこでS・Hさんがミスしたり諦め
たり不満な態度を見せたりして、そのペアにとって少しでも良い方向に向かうのか?
を考えれば、分かると思います。
S・Hさんの心が乱されているのは、ミス頻発のパートナーも痛いほど感じてしまうと思い
ます。
そうなると、さらにパートナーは落ち着きを失って、いつもよりさらにミスを繰り返す
という、悪循環に陥りますます勝利から遠ざかる事になります。

あまりミスばかりするパートナーにも本当は困りものなのですが、実際ミスる以上それは
仕方のないことで、そこから傷を広げないようにする、具体的には「ドンマイドンマイ」
と明るく気にしないでパートナーの気持ちを和らげてあげる、自分はミスらないように
する、お互い話し合ってミスの少ないショットを多用しようとする(甘くても良いから
入れていこう!とさらっと伝える)など、そのパートナーと組んでベストの結果を出す
という考えでいけば、良いのではないでしょうか?

誰と組んでも負けて悔しいのは同じですが、一生懸命にベストを尽くそうとして
それでもまだパートナーがミスってしまう事は、もうどうしようもない事です。
一番いけないのは、怒る事、パートナーをバカにする事です。

いずれも良い方向に向かわない事は明らかでしょう。
ミスを繰り返すパートナーを、RPGのキャラで「ミスリマン」か何かと考えて、「あっ
ミスリマンがまたミスった!やっぱりね〜」くらいに懐深く考えてみては如何なもの
でしょうか?
心に余裕が出てきて、その余裕が「ミスリマン」にも伝わって、「たまにミスルマン」に
昇格するかもしれませんよ!

参考になったかどうか分かりませんが、僕は上記のように思っています。
自分も100%実行できているかは自信ありませんが、少なくともそう思おうとしています。

S・Hさんはまだまだ21歳。これからの上達のポテンシャルは計り知れないものがあります。
バドでも何でもそうですが、一つの事に熱中して集中して取り組む事は非常に貴重な事
です。
余談ですが、報道ステーションのメインキャスターである古館伊知郎氏は、今でこそ
立て板に水のマシンガントークや、当意即妙の見事なボキャブラリーを適切に駆使して
喋りのプロと呼ぶにふさわしいですが、子供の頃は何と自分の名前が発音しにくくて
どもってしまって、その事が原因で非常に内向的な子供時代だったそうです。
どもりの人がアナウンサー、というのも劇的な変身ぶりですが、しゃべりが上手く
なりたいという強い思いと練習と場数の継続で、人間は華麗に変身することができる
のだなあと思います。
つまり最初から何でもうまくできる人はいない(非常に少ない)のです。
なりたい自分を強く思い、日々それを意識してそれに向かってこつこつと継続していく
ことが、長い時間の後には、大きな変化につながっていくのだと思います。
陳腐極まりないですが「継続は力なり」です。
少し捻って「習慣は第二の天性である」
さらに言うと「努力に勝る才能なし」です。
強い人は、才能もあるのでしょうが、それ以上に物事に没頭して工夫して強くなる為の
努力を惜しまないものだと思います。
いや、その人たちにとっては、努力という言葉は当てはまらないかもしれません。
強くなる・うまくなる事は楽しい事というのを理解しているので、喜んでやっているだけ
なのかもしれませんね。

僕も、S・Hさんに負けないように、これからも頑張って上達していきますよ!
でもまずは腰を治さないといけないなぁ・・・

コメントありがとうございました!これからも頑張って下さいね。
posted by まさやん at 23:39| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする