昨日は、一昨日の飲み会の影響が脳みそに色濃く残っていた為、しかもその上さらに
ビールを2缶注入しつつの投稿!?でしたので、誤字脱字も多く、また内容についても
舌足らずで読み返してみて非常に物足りない部分がありました。
ということで、ちょっと補足したいと思います。
1.ラケットとシャトルの当たる角度について
これは前にも書いたと記憶(強い球を打つコツ)していますが、インパクトの瞬間
シャトルに対して、ラケットがフラットになっている事がとても重要です。
そして当然ですが、スイートスポットで捕らえるのも大事。
いくら速い振りでも、ラケット面が斜めになってシャトルをカット打ちの状態だと
自然シャトルの勢いは殺されてしまいますし、またスイートスポットを外して
しまうと、さらに飛ばなくなります。
ハイバックは、シャトルを真正面から見ることができないショットですので
ある程度、一番力の出るヒットポイントを感覚で覚えていく必要があります。
その為には、どんどん積極的にハイバックを使ってみることです。
飛ばなかろうが何だろうが、どんどん使って練習しないことには成長はあり得ません。
昔は、ハイバックを使う事が悪のように言われた指導方法もあり、無理にでも
ラウンドで取りに行くプレースタイルがありましたが、ショットの一環として
やはりハイバックは避けて通れないショットですし、上達を望む人達にとっては
どうしてもマスターしなければならないと思います。
まあ、しなければならない、と考えてしまうと何事も面白くありませんので
昨日よりも今日、今日よりも明日と、何か少しずつでも上達を感じながらプレー
できれば、楽しいし励みになるのではないでしょうか?
2.振り方について
何と言ってもこれを書かねばなりませんでした。
昨日、リストスタンドを保ち、肘を90度強に曲げて右わき腹に付け、リラックス
した状態で、一気に振りぬく、と書きました。
しかし、これだけではあまりにも分かりにくかったと思います。
全てを完璧には伝えられないとは思いますが、重要なのは振り方です。
@リストの高さは保ったままで、右わき腹に付けていた肘を肩の高さ位まで一気に
引き上げる。
→この時、リストの高さは保っておりますので、前腕部の中間部に軸が出来た
感じ(前腕が「ししおどし」あるいはシーソーの動きのイメージ)になり
上がった肘に対して、その反対側にあるラケットヘッドは下を向く形になります
A肩の位置まで上げた肘の高さまで、ラケットヘッドを下向きのまま前腕を上げて
いき、肘は伸ばしきらないで回外運動を使い、下向きのラケットヘッドを一気に
垂直上向きになるように振る。
B背中の壁を意識して、インパクト後は腕も肘も流さない。
→こんな表現が適切か分かりませんが、ラケット大のよくしなるハエ叩きで
ハイバックの振りでにっくきハエを仕留めるイメージですか・・・
ハエを仕留める為には、網の面が最速でなければなりません。
自然、ハエ叩きの柄のしなりを利用して、短いムチのようにビュッと振る事に
なろうかと思います。
ハイバックの場合も、実際はラケットはそれほどしなりませんが、短いムチを
ビュッと振って、作用点で最大の力が出るように振るようにする意識を持つと
良いのではないかと思います。
この振り方をすると、インパクトの後、ラケットヘッドはシャトルの方向には
流れず、シャトルの方向と逆に戻る形になるのが自然な動きだと思います。
上記の@〜Bを、一瞬にして行うのです。
ですので、まずはゆっくりと振り方を確認しながら、肘・前腕・ラケットの動きを
確かめつつ動きを覚えこむのが良いと思います。
3.ドロップで逃げる時の振り方
これも舌足らずでした。
最低クロスとストレートに打ち分けて、と書きましたがその打ち分け方です。
@クロスを打つ時には、ラケットの角度を約45度にして振る。
→ストレートとクロスの打ち分けは、縦になったラケットの面の角度を調整して
行うのです。クロスに打とうとして、適当にラケット面をクロス方向に向けて
打っている人が居ますが、そのような適当な打ち方で後ろ向いてクロスの前に
コントロールするのは至難の業です。
なるべくミスを少なく、機械的反復的に打てるように、ショットのシステムは
極力簡単かつ合理的にする必要があります。
ミスが少ない打ち方は、ラケットを垂直に立てた状態でインパクトを向かえ
ラケット面の角度を変える事で、シャトルの方向を決定するのが良いでしょう。
バック奥からクロスへは、大体45度位でしょう。
まあこれも色々とラケット面の角度を変えてみて、この角度ならこの位置に
シャトルが飛ぶんだ、ということを経験的に学習していけば良いでしょう。
Aハイバックからのドロップは、球足を長くする。
→前に書いた、ネット前に置く球の時の理由と同じです。
ネットすれすれにドロップがいつでも決まれば、それに越した事は無いですが
ハイバックで後ろ向いた状態からでは、そこまで緻密なコントロールはなかなか
つけられないものです。
ネットから浮きさえしなければ、多少球足が長くて球速も速目の方がミスが
少なくなります。
そういう意味では、ハイバックからのドロップ、ではなく、カットと言った方が
良いですね。
とにかく、ラリーポイント制となってから、1ミス即1失点となり、ミスの多い
方がどんどん負けやすい状況にあります。
ド派手なエースショットでもぎとった1点よりも、ミスを少なく失点を抑えた
方が、明らかに得策と言えるでしょう。
皆さんも、どうしたらミスが少なくなるのか、を日々の練習で考えてみては
如何でしょうか?(って、考えてるわい!って怒られそうですが・・・)
バドミントンがうまくない事、強くない事、というのは、考えようによれば喜ぶべき事
だと思います。
その心は、まだまだうまくなれて、強くなる余地があると言う事だから!
バドミントンでも何でもそうですが、上達する過程にこそ楽しさがあるのです。
今まで取れなかった球が取れるようになった。
今まで打てなかったショットが打てるようになった。
今まで勝てなかった相手に、善戦ができるようになった。
今まで勝てなかった相手に、勝てるようになった!
この上達の過程こそが、嬉しさの源です。
できない事を悔しがるのではなく、自分はまだまだ伸びる余地があるぞ!と前向きに
考えれて熱心に取り組めば、なかなか上達しない足踏み状態の時も希望を持ってプレー
できると思います。
補足説明ができて、少し落ち着きました。ああ良かった。
思えば昨夜はまだ宴会の狂気の延長線上に居ました。
今日位は休肝日にしてみようかなあ。
焼酎ロックを、今日は水割りにして休肝日とさせて頂きます!?
ではまた。