2007年08月21日

ハイバックについての補足

ハイバックについての補足です。

昨日は、一昨日の飲み会の影響が脳みそに色濃く残っていた為、しかもその上さらに
ビールを2缶注入しつつの投稿!?でしたので、誤字脱字も多く、また内容についても
舌足らずで読み返してみて非常に物足りない部分がありました。
ということで、ちょっと補足したいと思います。

1.ラケットとシャトルの当たる角度について
  これは前にも書いたと記憶(強い球を打つコツ)していますが、インパクトの瞬間
  シャトルに対して、ラケットがフラットになっている事がとても重要です。
  そして当然ですが、スイートスポットで捕らえるのも大事。
  いくら速い振りでも、ラケット面が斜めになってシャトルをカット打ちの状態だと
  自然シャトルの勢いは殺されてしまいますし、またスイートスポットを外して
  しまうと、さらに飛ばなくなります。
  ハイバックは、シャトルを真正面から見ることができないショットですので
  ある程度、一番力の出るヒットポイントを感覚で覚えていく必要があります。
  その為には、どんどん積極的にハイバックを使ってみることです。
  飛ばなかろうが何だろうが、どんどん使って練習しないことには成長はあり得ません。
  昔は、ハイバックを使う事が悪のように言われた指導方法もあり、無理にでも
  ラウンドで取りに行くプレースタイルがありましたが、ショットの一環として
  やはりハイバックは避けて通れないショットですし、上達を望む人達にとっては
  どうしてもマスターしなければならないと思います。
  まあ、しなければならない、と考えてしまうと何事も面白くありませんので
  昨日よりも今日、今日よりも明日と、何か少しずつでも上達を感じながらプレー
  できれば、楽しいし励みになるのではないでしょうか?

2.振り方について
  何と言ってもこれを書かねばなりませんでした。
  昨日、リストスタンドを保ち、肘を90度強に曲げて右わき腹に付け、リラックス
  した状態で、一気に振りぬく、と書きました。
  しかし、これだけではあまりにも分かりにくかったと思います。
  全てを完璧には伝えられないとは思いますが、重要なのは振り方です。
  @リストの高さは保ったままで、右わき腹に付けていた肘を肩の高さ位まで一気に
   引き上げる。
   →この時、リストの高さは保っておりますので、前腕部の中間部に軸が出来た
    感じ(前腕が「ししおどし」あるいはシーソーの動きのイメージ)になり
    上がった肘に対して、その反対側にあるラケットヘッドは下を向く形になります
  A肩の位置まで上げた肘の高さまで、ラケットヘッドを下向きのまま前腕を上げて
   いき、肘は伸ばしきらないで回外運動を使い、下向きのラケットヘッドを一気に
   垂直上向きになるように振る。
  B背中の壁を意識して、インパクト後は腕も肘も流さない。
   →こんな表現が適切か分かりませんが、ラケット大のよくしなるハエ叩きで
    ハイバックの振りでにっくきハエを仕留めるイメージですか・・・
    ハエを仕留める為には、網の面が最速でなければなりません。
    自然、ハエ叩きの柄のしなりを利用して、短いムチのようにビュッと振る事に
    なろうかと思います。
    ハイバックの場合も、実際はラケットはそれほどしなりませんが、短いムチを
    ビュッと振って、作用点で最大の力が出るように振るようにする意識を持つと
    良いのではないかと思います。
    この振り方をすると、インパクトの後、ラケットヘッドはシャトルの方向には
    流れず、シャトルの方向と逆に戻る形になるのが自然な動きだと思います。

  上記の@〜Bを、一瞬にして行うのです。
  ですので、まずはゆっくりと振り方を確認しながら、肘・前腕・ラケットの動きを
  確かめつつ動きを覚えこむのが良いと思います。

3.ドロップで逃げる時の振り方
  これも舌足らずでした。
  最低クロスとストレートに打ち分けて、と書きましたがその打ち分け方です。
  @クロスを打つ時には、ラケットの角度を約45度にして振る。
   →ストレートとクロスの打ち分けは、縦になったラケットの面の角度を調整して
    行うのです。クロスに打とうとして、適当にラケット面をクロス方向に向けて
    打っている人が居ますが、そのような適当な打ち方で後ろ向いてクロスの前に
    コントロールするのは至難の業です。
    なるべくミスを少なく、機械的反復的に打てるように、ショットのシステムは
    極力簡単かつ合理的にする必要があります。
    ミスが少ない打ち方は、ラケットを垂直に立てた状態でインパクトを向かえ
    ラケット面の角度を変える事で、シャトルの方向を決定するのが良いでしょう。
    バック奥からクロスへは、大体45度位でしょう。
    まあこれも色々とラケット面の角度を変えてみて、この角度ならこの位置に
    シャトルが飛ぶんだ、ということを経験的に学習していけば良いでしょう。
  Aハイバックからのドロップは、球足を長くする。
   →前に書いた、ネット前に置く球の時の理由と同じです。
    ネットすれすれにドロップがいつでも決まれば、それに越した事は無いですが
    ハイバックで後ろ向いた状態からでは、そこまで緻密なコントロールはなかなか
    つけられないものです。
    ネットから浮きさえしなければ、多少球足が長くて球速も速目の方がミスが
    少なくなります。
    そういう意味では、ハイバックからのドロップ、ではなく、カットと言った方が
    良いですね。
    とにかく、ラリーポイント制となってから、1ミス即1失点となり、ミスの多い
    方がどんどん負けやすい状況にあります。
    ド派手なエースショットでもぎとった1点よりも、ミスを少なく失点を抑えた
    方が、明らかに得策と言えるでしょう。
    皆さんも、どうしたらミスが少なくなるのか、を日々の練習で考えてみては
    如何でしょうか?(って、考えてるわい!って怒られそうですが・・・)

バドミントンがうまくない事、強くない事、というのは、考えようによれば喜ぶべき事
だと思います。
その心は、まだまだうまくなれて、強くなる余地があると言う事だから!
バドミントンでも何でもそうですが、上達する過程にこそ楽しさがあるのです。

今まで取れなかった球が取れるようになった。
今まで打てなかったショットが打てるようになった。
今まで勝てなかった相手に、善戦ができるようになった。
今まで勝てなかった相手に、勝てるようになった!

この上達の過程こそが、嬉しさの源です。
できない事を悔しがるのではなく、自分はまだまだ伸びる余地があるぞ!と前向きに
考えれて熱心に取り組めば、なかなか上達しない足踏み状態の時も希望を持ってプレー
できると思います。

補足説明ができて、少し落ち着きました。ああ良かった。
思えば昨夜はまだ宴会の狂気の延長線上に居ました。
今日位は休肝日にしてみようかなあ。
焼酎ロックを、今日は水割りにして休肝日とさせて頂きます!?

ではまた。


posted by まさやん at 20:47| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする