2007年08月04日

ロビングについて

あ・・・つ・・・い・・・
朝からうだる様な気温でぐっすり寝られず、寝たり起きたりを繰り返してしまうので
眠くてだるいところ意を決して起き上がり、扇風機をセッティングして涼風を首振りで
発生させたらようやく寝付けるかなと思いきや、悪魔のセミ攻撃!
セミの種類は「クマゼミ」 僕にとっては「アクマゼミ」
あの大音響にはとても平静を保って睡眠の継続は困難なので、イライラの絶頂状態で
玄関先に出て、眠い目をこすりながらにっくき音源を認識し、「あっち行け!」と
ばかりに水かけて追い払い、これで安心してまた眠りにつけるとベッドに戻って数分
また別のセミがさっきよりもでかいボリュームで、「よくも仲間を追い払ってくれたな
仕返しじゃ!」とあざ笑うかのごとく絶叫するので、我慢も限界に達し、また起き出して
玄関を開け、小さな悪魔を退散させるべくコップに水入れて見回したのですが
敵もさるものひっかくもの、棒でも水でも届かない位置から、仕返しの独唱を高らかに
叫んでおりました。
今日はセミくんに完敗です・・・諦めてもう起きる事にしました!?
窓の外では変わらず合唱しています。思えばセミくんに罪はないですね。
短い人生、いやセミ生を完全燃焼しているだけですから。
一途なセミくんに敬意を表して、耳栓でもして我慢するかなあ。

と夏の我が家のどうでもいい1シーンをお届けしました(^^;

さてバドミントンの話。

ロビングについて

ダブルスにおいても、シングルスにおいても、ネット前から相手コートの奥に返す
ロビングは非常に良く使われる、と言うか使わざるを得ない頻出のショットです。
下から上へのショットですので、基本的には守勢のショットと思われますが、やりように
よっては攻撃的ショットになり得るのがロビングです。

ではどうするのか?

1.なるべく高い位置で打つ
  これは当然ですが、高い位置で取れればよりショットの狙い目の選択肢が増えます。
  高い位置で取れれば、相手はヘアピンや速いロブ他を意識せざるを得ず、ショットが
  読みにくくなりますし、厳しい球が打てます。
  いつも高い位置ばかりで取らせてはもらえませんが、常に、高い位置で取る!という
  意識は持っておきましょう。

2.足を先行させてから打つ
  ショットはラケットと手で打つとお考えのあなた!その考えは改めてもらわないと
  いけません。
  確かにシャトルを打つのはラケット、つまり手ですが、手・腕は動きに自由度が
  高いので、土台がしっかりしていないとシャトルの軌道がぶれやすいのです。
  バドミントンにフットワークが大事なのは当然ですが、その目的は「シャトルを
  最適な位置で打つこと」と、「最適な体勢で打つこと」にあるのです。
  ロビングを打つ時は、前に出ながらのショットなので、考えようによっては体勢が
  崩れていると言えます。
  そこでしっかりと土台である下半身、つまり足を先に出して安定させてから
  ロビングをするようにしないと、いわゆる「手打ち」になってしまい、軌道が安定
  せず、サイドアウト等のミスをしてしまう事につながります。
  かと言って、足をついて「さあロビングを打とう」みたいな余裕はあまりありません
  ので、ここでのポイントは、「手と足を同時に出さない」ということです。
  一瞬でも足を先行させて着地してから、その後に手(ラケット)を出すようにすると
  コントロールが付けやすくなります。

3.小さな振りで打つ
  ダブルスでよく見かけるのは、どう見ても、ロビング打ちますよ〜!って相手に
  教えてるかのように大きなバックスイングでロビングをする人・・・
  そんな大きなスイングじゃなくても上げられるのに、って思います。
  このようなフォームでロビングを打ってしまうと、相手は打つ前からロビングと
  容易に判断して、後ろに下がって十分な攻撃態勢を取ってくるでしょう。
  場合によっては、つまり守勢の高いロビングせざるを得ない状況では、そのような
  高いロブで守備の体勢を作る時間稼ぎは必要ですが、バドミントンの場合、相手に
  少しでも分かりにくいようなショットを打って、少しずつ優位を積み重ねていく事が
  勝利へのカギです。
  ネット前からのロビングであればそれほど力も要しませんので、しっかりと肘を
  曲げて、手首もコックさせた状態で、ヘアピンや低いドライブ系の球も有る事を
  相手に意識させながら、小さなスイングで攻撃的ロブを打ってみて下さい。

4.打つタイミングを変える
  ダブルスの場合は、ロビングをあまり引き付けて打つ事は打点を下げる事になります
  ので、手首で「クッ」とワンフェイク入れるフェイントに留めた方が良いですが
  シングルスの場合は、戦略的に少し低い位置で取る事もアリです。
  但しあまり引き付け過ぎても、ヘアピンが打ちにくくなりますので、目安としては
  フェイントを効かせてヘアピンが打てる高さ、の範囲でロビングのタイミングを
  変える事は有効です。
  フェイントのコツとしては、大げさなわざとらしいフォームは必要ではなく
  何でも打てるような同じ構えから瞬間的に面を変えたり、打つタイミングを変える
  と言ったところでしょうか。
  毎回思いますが、文章で表現するのは難しい、というか限界がありますね・・・

5.たまにはヘアピンを打ってみる
  ダブルスでネット前の球を、判で押したように自動的にロビングを上げる人がいます
  確かにロビングを打つ際は、基本的には相手の前衛が前に居るのでプレッシャーが
  あり、ロビングせざるを得ない場合が多いのではありますが、相手の前衛の位置を
  よく見て、ネットから離れ気味だなと思ったら、ロビングの構えからヘアピンを
  打って、すかさずラケット上げて前に詰めてみて下さい。
  うまくいけば一瞬にして攻守交替できますよ!
  ロビングと見せかけたクロスのネットも有効です。
  但し球が浮いてしまうと、これまた一瞬にして相手の前衛に叩かれますので
  相手をよく見て、ロビングのようなフォームで、浮かさないように打ってみて
  下さい。

窓の外ではクマゼミの雄たけびは続いています。
早起きし過ぎたので、ちょっと眠くなりました・・・
ではおやすみなさ〜い!?


posted by まさやん at 09:07| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする