酷暑の夏で有名な大阪では、もう朝から灼熱の太陽がジリジリ肌を焼きます。
暑いだけならいいのですが、困るのが「セミ」
ただでさえ暑くて寝不足気味なのに、よりによってまだ寝ていたい5時頃から、喉も
枯れよとばかりに、大合唱を始めるのです!
うちはマンションの13階なので、通常であればセミの声は遥か階下の方で聞こえるの
ですが、たまに酔狂なセミくんが居て、こともあろうにわざわざ13階までお越し頂き
うちのすぐそばの壁に止まって、まるで僕を起こそうとでもしているように、「ジー!」
って独唱をおっぱじめるのです!!!
眠いので最初は我慢しているのですが、我慢も限界にきてむくっと起きた僕のする事は
「水かけ攻撃」
石や物を投げるわけにはいかないし、かといって棒状のものでは届かない距離に居るので
僕は小さなコップに水を入れ、壁に止まってる小憎らしい騒音の元を狙って、ピュッ!
と水をかけて追い払うのです。
こんなことをするのも夏ならでは。セミとの戦いはもうしばらく続きそうです・・・
さてバドの話。
<緩急について>
皆さんはショットのスピードをいくつかに打ち分けていますか?
スマッシュとドロップ程度は分けるでしょうが、あまりそれ以上の緩急はつけていない
のではないでしょうか?
確かにスマッシュを打つ時は一発必勝で全力で叩き込みたいし、ドロップを打つ時は
ポワーンってゆっくりネット際に沈めてノータッチを奪いたい、という気持ちはよく
分かります。
しかし、それだけでは得策ではないのです。
いくら速いスマッシュでも同じスピードだとしまいには相手に慣れられてしまいます。
タイミングが合ってくるので、同じテンポでレシーブするだけで返球できてしまうのです
思いっきり打って結構速い筈なのに簡単にレシーブされている、というシチュエーション
はこのような場合だと考えられます。
緩急は緩急でも、そのような全力のスマッシュとポワーンドロップの二種類のみでは
相手もそうそう惑わされてはくれません。
ではどうするか?
カットスマッシュを打つのです。
カットスマッシュとは、スマッシュとドロップの中間のような、手首のスナップだけで
パシッと角度だけつけて、相手とネットの中間辺りを狙って打つショットです。
この球はスピードこそスマッシュほどではありませんが、コートへの着地はスマッシュ
やドロップよりむしろ速いし、相手の手前ぎみに落ちるショットなので、相手も少し
前のめりがちになります。
速度的には大した威力もなさそうですが、次の効果が得られます。
1)緩急がつき、よりスマッシュとドロップが効果的になる
2)相手も動いて取らねばならない為、相手の体勢を崩せる
3)ショットのスピードが遅い為、相手の無理な攻撃を誘発しミスを誘う
このショットは、特に相手が後方に下がって構えている場合には有効打となりますので
スマッシュ、ドロップ一辺倒(二辺倒かな!?)ではなく、カットスマッシュも折り
混ぜてみると、相手にとっては取りにくくなりますよ!
スマッシュを打てるところでカットスマッシュを打つのは、何かもったいないような
気がしますが、スマッシュやドロップを活かす為に、是非次回から試してみて下さい。
明日もセミは13階までやってくるのでしょうか?
今度、高性能水鉄砲購入しま〜す!?
ではまた。