2007年08月31日

フォアに打つな

いや〜楽しかった〜!
何がというと、実に約一ヶ月ぶりにバドミントンをやったのです!
悪夢の腰痛にさいなまれて以来、同じ姿勢を保っているだけで段々痛くなってきてしまい
腰には常に違和感があり、また前回練習時に痛めた時が尋常でない痛さだったので
再発が恐くて、あまり痛くなくなってきた最近でもプレーする勇気を持てませんでした。

しかし僕にとってバドミントンは、かけがえのない大事な趣味であり生きがいです。
一ヶ月もプレーしないなんて、これ以上はそんなストレスに耐え切れないと判断した僕は
まだ少し腰の違和感を感じながらも「え〜い、もうやってしまえ〜!」ということで
いつも練習している体育館へ喜び勇んで意気揚々乗り込んだのでした。

久しぶりに打つシャトルはやはり気持ち良く、単なる最初の基礎打ちだけで心の中は
たっぷり満たされておりました。
ただし無理は禁物!
基礎打ちも女の子と打って、あくまで軽め軽めと自重して、僕恒例の基礎打ち後の
半面シングルス(11点マッチ)も軽めにって思ったのですが、女の子の執拗なクリア
攻撃に付き合ってしまった運動不足の僕は、走ってきた犬みたいに呼吸を乱してしまい
足腰も動かず、すんでのところで負けそうになったので、キタないサーブを使ったり
女の子にも関わらず厳しい配球をして、復帰第一戦?を辛勝で飾りました。
早くも息が上がってしまいましたが、その女の子も死にかけてました・・・
舞衣ちゃん、大変失礼しました・・・でも舞衣ちゃん、クリア打ち過ぎ!

その後もリハビリと思って女の子とばかり対戦してましたが、昨日の僕には丁度良く
好きなようにラリーしまくって、レクレーションチックなバドを心底堪能できました。

しかしそれほど軽くやっただけなのに、弱った体にはハードワークだったようで
現在体中が筋肉痛かつ腰痛も復活してきて、明日の練習はどうしようかなあ・・・

さてバドの話。

フォアに打つな

これは昨日女の子と対戦していて思った事です。その女の子もそこそこは打てる子
なのですが、何回も同じ配球のミスを繰り返すので、話題にしてみようと思いました。

それは、ダブルスのプッシュを、何度も相手のフォア側に打ってしまうのです。
これは決定的にマズイ配球だと認識してもらう必要があります。

誰でもフォアの方が強いし、ダブルスの後衛はラケット上げてすきあらばバチーンと
スマッシュやドライブを決めてやろうと待ち構えているところに、フォア側に打って
しまったら「打ち込んで下さい。よろしくお願いします」って言っているようなもの
なのです。
特に、鋭いプッシュができず上から下に打てない場合のサービスリターンでのフォア狙い
は、打ってはいけないショットです。
考えていない状態でプレーすると、フォアに打ってしまって一発で決められながらも
次の機会にもまた同じような配球をしてしまうのです。

フォアに打って良いのは、上から押し込める場合やフェイントを効かせる事ができた
場合くらいで、後はやはりセオリー通りに、相手のバック奥を中心に狙った方が良い
でしょう。
その場合も、ポワーンって球を送り込むのではなく、しっかり速い球で押し込むように
する必要があります。
ポワーンって打つと滞空時間が長いため、通常では難しいバックハンドからの攻撃も
球が遅ければ相手にも余裕が出るので、強い厳しい球を打たれてしまうからです。
多少ネットから浮き気味の球でも、早く押し込んでいれば、バックハンドからはそれほど
厳しい返球はないので、プッシュした後自分のフォア側(右側)に寄って、ラケットを
上げて待ち構える事で次の返球を仕留められる確率が上がると思います。

そういう速いプッシュが打てれば、おのずと相手の返球のコースは限られてきます。
まずはストレートへの返球か、上げてくるか、クロスに逃げてくるか、くらいです。
ここでしっかりプッシュした前衛が抑えなければならない球は、ストレートへの返球です
ですので、プッシュをした後右側によって、相手のリターンを待ち構えるのです。

速めのプッシュを打っている限り、あまりクロスへの鋭いリターンはない筈ですが
たまにクロスに置いてきてそのプッシュをかわそうとするケースがあります。
但しその球は耐空時間が長いので、ストレートを待っていながらも、頭の片隅に置いて
おきさえすれば、十分に対応可能だと思います。(それを取れないとノータッチエースに
なってしまいます)

あまりバックハンド側狙いばかりだとそのうちに読まれてしまいますが、まずはセオリー
として、通常フォアより弱いバックハンドを狙うのが効果的であることを理解して欲しい
と思います。
もちろん、高い位置で取れればハーフへの落としや、ネットに置いて上げさせる選択肢
もありますが、今回はプッシュの場合ということで書きました。

乗ってきたので、もう少し書きたいと思います。(だいたひかるか?)

プッシュを打った後大事なポイントは「打った直後にすぐラケットを上げること」です。
これができていない人が「どんだけ〜」いることか・・・
ダブルスは、相手もこちらも二人ずつなので、ラリーのテンポは非常に速いのです。
速い球を打てば、速い球が返ってくる、という単純な真実を忘れてはなりません。
速い球というのは効果的な球であるわけですが、それがカウンターを喰らってしまった
場合には、瞬時に相手のエースショットに早変わりしてしまうのです。

そもそもダブルスはラリーの速度が速いので、ポンポンポンポン球がコート間を行き交い
ます。ぼんやりしている時間などないのです。

良いショットを打つことは重要ですが、さらに重要な事は「次の球を待つ」事です。
なかなか一発で相手を仕留められるショットはないので、テンポ速い攻撃の連続で
相手の体勢を崩し、エースを奪い取っていく事になります。

その為には「打った後すぐにラケットを上げること」です。
良いプッシュをした後には、シャトルは下から上に上がってくるのですが、ここで
ラケットを上げていないと、前衛はでくのぼう状態となりシャトルは無情に前衛を
通過してしまう事になります。
また返球された時に慌ててラケットを上げても、シャトルの速度は速いので、触れたと
してもしっかりラケットヘッドで捉えられずにガチャンとミスってしまう事にもなります

そこでしっかりプッシュ直後にラケットを上げていれば、速い返球にもきちんと対応でき
次の厳しいプッシュを続けられ、エースとなる可能性が上がると思います。
プッシュを打ったら、相手にシャトルが届く前にはすでにラケットを上げて待つ事を
胸に刻み込んで下さい!

上級者で、目にも止まらぬ速さのショットを返球しているのは、技術もありますが
シャトルを打って、きちんと次のラリーに対応できるように準備ができているのです。

まずは基本中の基本として「プッシュした直後にラケットを上げる」事を強く意識すれば
今まで抜かれていた球を前衛で抑えられるケースが増えてくるでしょう。
是非明日の練習から実践して下さい。

こうして書いている今も若干腰は痛みます・・・
湿布しようがバンテリン塗ろうが、こういう時は大して改善しないので、今日は諦めて
焼酎にて内面から消毒とさせて頂きま〜っす!
そして来週はいよいよ韓国旅行。
明洞(ミョンドン)のホテルに泊まり、韓国の美味しい料理を堪能し尽してくる予定です
腰痛に効く食べものはないかなあ・・・やっぱり焼酎かなあ(^^)
ではまた!


posted by まさやん at 21:50| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月30日

精神面の弱さ対策について for S.Hさん

今日は非常に涼しくて過ごしやすい気候ですね!
昼間はまだまだ暑い大阪も、今日の夕方は涼風が部屋から部屋を通り抜け、上半身裸の
僕の身体を心地良く撫でながら、秋の到来を感じさせる雰囲気になっております。
夜には虫達も鳴き始めました。
クマゼミ?全てご臨終となりました。できれば来年からは、民族大移動でうちの
マンションから未来永劫消え去って欲しいものです。

一昨日昨日と出張で四国に行っていました。
高松と高知です。
高松(香川)は現在担当している県でちょくちょく訪問しているのですが、高知は昔担当
してはいたものの、現在は後輩に譲っており、今回は上司の情けか温情かで、行脚に
お供させて頂く事になりました。

仕事は・・・まあしっかりやりましたが、楽しかったのは高知の夜です。
高知というと、酒豪の豊富な県として有名です。
平日でも夜の1時まで飲むのは「普通」だそうで、繁華街もその為夜遅くまで活気に満ち
溢れているのです。

高松で仕事が終わり、その足で高知に移動して、さあこれからギンギンに飲み会だ〜!
って気合が入り、現担当の後輩にガイドされて付いていったら、これが何とフードコート
のような、小さな店が集まっている屋内の広場みたいな場所で、自分で店に注文し
その場でその都度料金を支払い、自分でテーブルまで運んで飲み食いするという、セルフ
サービスみたいな場所に連れていかれたのです!

僕は内心「おいおい、高松から移動で疲れているのに、セルフサービスかい!」って
結構不満だったのですが、注文して飲み食いしてみると、これがなかなかオツで良いん
です!
地元民も家からそのまま来たようなラフ極まりない格好で、赤ら顔になって談笑し
酒を酌み交わしているその風景も、大阪では味わえない旅情を感じて、毎度の事ながら
お酒も進んで、気がつくと僕はすっかりその場所のファンになってしまいました。

その場所の名は「ひろめ市場」
面積は、結構「広め」でした・・・
高知城のすぐ東にあり、地元料理が安価で味わえるので、高知に行かれる方は是非お試し
下さい!

さてバドの話。

本日、ありがたくコメント(質問)を頂いて、すぐさま書いて返信しようとしたのですが
何故か理由は分かりませんが、コメントの投稿ができないのです・・・
迅速回答をモットーにしている!?僕としては、このまま投稿ができないで時間が経つ
のは忍びないし不本意ということで、通常の記事として投稿させて頂くことにしました。
ということで今回のコメントに対しての回答はここでさせて頂く事お許し下さい。

精神面の弱さ対策について

S・Hさん、コメント頂きましてありがとうございました。
参考になっていると言って頂けて、またまた僕のヤル気に火がつきました!

S・Hさんは、精神面が弱いと自己診断されていますが、顔には出さないけれど、皆弱気や
不安の虫は心の中に居るものだと思いますよ。
それはどれだけバドが強かろうが、弱かろうが、必ず弱気な部分というのは持っている
んだと思います。
また試合前に緊張するのも、これは人間の心理として当然の反応です。
僕も26年バドをやってきて、試合だってもう数えられないくらいやってきている筈
なのに、未だに試合前の緊張を完全に消し去る事などできないのです。

以前陣内貴美子さんの講演で聞いた話ですが、陣内さんはバルセロナオリンピックに
出場した際、今までにないくらい強烈に緊張して、いつもなら試合前に会場の状況は
どうか?照明の位置は?風向きは?対戦相手のプレーはどうかとか、色々と情報収集に
努めるそうなのですが、その時ばかりは自分が自分でないような感じになって、足も
ガクガクで完全に平静を保つことができなかったそうです。
その陣内さんがふと隣のコートをみたら、当時の女子世界一のスシ・スサンティも
震えていたのを見て、私だけじゃないんだ、世界チャンピオンでさえ緊張で震えるもの
なんだ、と感じて少し落ち着く事ができた、と話していました。

つまり、試合の時に緊張する事は当たり前である、という事です。
誰でも例外なく間違いなく緊張します。
緊張しているというのは、その試合を大事に思う、勝ちたいと思う、自分が真剣である
ということの証です。
逆に全然緊張しないようでは、望み薄ではないかなとも思います。

こないだTVで明石屋さんまが言ってました。「本番で緊張せんヤツは伸びひん」と。
ですから、S・Hさんも、ああ緊張しているな、僕はこれからも伸びそうだな、と位思えば
少しは肩の荷が降りるのではないでしょうか?

誰でも緊張する。まずはこの事実を認識すれば、少し楽になるのではと思います。
緊張しながらも実力を出すのが難しいのですが、一番良い方法は、試合ではない練習試合
でも、真剣に試合のようにやることです。
緊張すると、いつもなら簡単なプレーができなくなったりしますが、その緊張した状況に
慣れれば、緊張した自分の心を少しコントロールできるようになります。
いつでも緊迫感をもって、練習試合でもライバルに勝ちに行くような真剣なプレーを
すれば、緊張しながらもある瞬間からリラックスできる時が訪れますよ。
それが、一本のラリーに集中できた時です。
勝ちたい、というのは自然な心理ですが、同時に有害な邪念でもあります。
試合終盤まで優位に立ちながら最後の詰めを勝ちきることができず、逆転負けを喰らって
しまうのは、早く勝とうとして無謀なプレー(エースが欲しくて雑なプレーになる。
四隅の1点とかネットすれすれを狙ってしまう)に走ってしまうからでしょう。
勝とう、ではなく、粘り強く良いプレーをしよう、と考えの方向性を変えてみて下さい。
その積み重ねが実は勝利につながる近道なのです。

ですのでまずは「緊張するのは当然である」と思ってみて下さい。
世界チャンピオンでさえ緊張するならば、僕らが緊張するのは当たり前ですね!
まあ、試合の重みも背負っているものも全然違いますが・・・

競った時の勝負弱さですが、まずは「最終的に勝つのは僕なんだ」という気持ちを
信念として持ってみて下さい。
競るということは、実力が均衡しているということです。
つまりどちらが勝ってもおかしくはないということです。
上記の緊張についてと同じで、負けたくない・勝ちたいと思うがゆえに、いつもの自分の
プレーができなくなってしまうのです。
そしてそれは誰でも同じ事です。
勝ちたい気持ちを持ちながら、それが強すぎるとマイナスになりますので、考え方として
最終的には自分が勝つシナリオになっている、とまるで予定みたいに考えれば、少しは
辛抱強く落ち着いて試合ができるのではないか、と思います。

あと、競った時に弱気になりそうな時には、負けた時の悔しさを思い浮かべるのです。
バドで負けるのは悔しい事です。自分が一生懸命打ち込んでいるスポーツで、相手より
バドで劣っていると目の前に突きつけられるようで、とても悲しい事です。
なので弱気が原因で精神面で不安定になりそうな時には、そんな悔しさは味わいたくない
と考えて、勝つ為に一生懸命にベストを尽くそうとしてみるのです。
考えようによっては、そうやってベストを尽くして負けてしまうのであれば、それはもう
厳然たる実力差であり仕方がない事でしょう。
一生懸命やって負ける事は、全然恥ずべき事ではありません。
一番悔しい負け方は、通常なら負けない相手に、心理面で崩れてしまって実力を出し
切れずに情けない負け方をしてしまう事です。
そうすると後にひきずるダメージも大きくなってしまって、自信も失う結果になります。
その悔しさを味わいたくない、と思う事で、苦しい時にもうひと頑張りできる心の支えに
なると思います。

パートナーのミスに心乱される心理は、これまたよく理解できます。
前に、実力差のあるパートナーと組む場合、にも書きましたが、基本的にはパートナーの
ミスには、優しく大らかに大目に見てあげる、ってことしかないでしょう。
確かに、ミスってばかりいるパートナーだと、頭にくるのが自然かなとは思います。
それはやはり勝ちたいからです。
しかし、ミスを重ねるパートナーは、自分ではなく他人ですので、どうこう言っても
ミスってしまっている以上は仕方のない事なのです。
そんなミスばかりするパートナーと組んでいる以上、そのパートナーと組んで最良の結果
を出す為にはどうすれば良いか、を考えるのが健全かつ前向きな考え方だと思います。

ここでS・Hさんにできることとしては「パートナーのミスに心乱されない事」が
まずあると思います。
パートナーのミスが定期的!?に発生するとしても、そこでS・Hさんがミスしたり諦め
たり不満な態度を見せたりして、そのペアにとって少しでも良い方向に向かうのか?
を考えれば、分かると思います。
S・Hさんの心が乱されているのは、ミス頻発のパートナーも痛いほど感じてしまうと思い
ます。
そうなると、さらにパートナーは落ち着きを失って、いつもよりさらにミスを繰り返す
という、悪循環に陥りますます勝利から遠ざかる事になります。

あまりミスばかりするパートナーにも本当は困りものなのですが、実際ミスる以上それは
仕方のないことで、そこから傷を広げないようにする、具体的には「ドンマイドンマイ」
と明るく気にしないでパートナーの気持ちを和らげてあげる、自分はミスらないように
する、お互い話し合ってミスの少ないショットを多用しようとする(甘くても良いから
入れていこう!とさらっと伝える)など、そのパートナーと組んでベストの結果を出す
という考えでいけば、良いのではないでしょうか?

誰と組んでも負けて悔しいのは同じですが、一生懸命にベストを尽くそうとして
それでもまだパートナーがミスってしまう事は、もうどうしようもない事です。
一番いけないのは、怒る事、パートナーをバカにする事です。

いずれも良い方向に向かわない事は明らかでしょう。
ミスを繰り返すパートナーを、RPGのキャラで「ミスリマン」か何かと考えて、「あっ
ミスリマンがまたミスった!やっぱりね〜」くらいに懐深く考えてみては如何なもの
でしょうか?
心に余裕が出てきて、その余裕が「ミスリマン」にも伝わって、「たまにミスルマン」に
昇格するかもしれませんよ!

参考になったかどうか分かりませんが、僕は上記のように思っています。
自分も100%実行できているかは自信ありませんが、少なくともそう思おうとしています。

S・Hさんはまだまだ21歳。これからの上達のポテンシャルは計り知れないものがあります。
バドでも何でもそうですが、一つの事に熱中して集中して取り組む事は非常に貴重な事
です。
余談ですが、報道ステーションのメインキャスターである古館伊知郎氏は、今でこそ
立て板に水のマシンガントークや、当意即妙の見事なボキャブラリーを適切に駆使して
喋りのプロと呼ぶにふさわしいですが、子供の頃は何と自分の名前が発音しにくくて
どもってしまって、その事が原因で非常に内向的な子供時代だったそうです。
どもりの人がアナウンサー、というのも劇的な変身ぶりですが、しゃべりが上手く
なりたいという強い思いと練習と場数の継続で、人間は華麗に変身することができる
のだなあと思います。
つまり最初から何でもうまくできる人はいない(非常に少ない)のです。
なりたい自分を強く思い、日々それを意識してそれに向かってこつこつと継続していく
ことが、長い時間の後には、大きな変化につながっていくのだと思います。
陳腐極まりないですが「継続は力なり」です。
少し捻って「習慣は第二の天性である」
さらに言うと「努力に勝る才能なし」です。
強い人は、才能もあるのでしょうが、それ以上に物事に没頭して工夫して強くなる為の
努力を惜しまないものだと思います。
いや、その人たちにとっては、努力という言葉は当てはまらないかもしれません。
強くなる・うまくなる事は楽しい事というのを理解しているので、喜んでやっているだけ
なのかもしれませんね。

僕も、S・Hさんに負けないように、これからも頑張って上達していきますよ!
でもまずは腰を治さないといけないなぁ・・・

コメントありがとうございました!これからも頑張って下さいね。
posted by まさやん at 23:39| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月27日

サウスポー交じりのペアとの対戦

最近は朝晩が若干涼しくなり、また早朝のクマゼミ攻撃もすっかり影を潜めるとともに
少しずつ夏の終わりを感じる今日この頃・・・と言いたい所ですが、大阪はまだまだ
昼間はどっから見ても「真夏」以外の何物でもありません。

端的に夏を感じるのが、水の温度です。
蛇口をひねって出てくるのが、「お湯」そのもの。
いつも思わずガスの種火が点いてるんじゃないか、と間違えるほど「温かい」のです!
おかげで、我が家のガス代は、夏場はいつも最低料金をキープしていて、使用量も2〜3
m3。ガス漏れ程度の使用量で、その少なさに驚く検針員がいつもメーターを二度見する
という噂です!?

この夏も、海でしっかり身体を焼けたので、もうそろそろ秋になってもらっても一向に
差し支えありません。

ブログの更新ですが、この土日にいっぱい時間あった筈なのですが、ある事に忙しくて
今の時間になってしまいました。
ある事とは何かと言うと・・・韓国ドラマです。「春のワルツ」鑑賞です!

僕は知る人ぞ知る韓流ファンで、冬のソナタから始まって、オールイン、美しき日々
天国の階段、ホテリアー、悲しき恋歌、チャングムの誓いなど見まくって、毎回顔を
腫らして号泣しているという、韓国ドラマの大ファンであります。
特に冬ソナは、もう4〜5回は見て、そして毎回同じ場面で同じようにヒックヒック
泣いているという入れ込みようです!
「春のワルツ」は、ユン・ソクホ監督の四季シリーズの最終章。現在もTVで放映中です
しかし、先の気になる僕は、我慢できずに近くのツタヤに行って最終話まで借りて
ボロ泣きしながらこの土日を過ごしたので、忙しかったのでした・・・ああ、よく泣いた

思えば僕も涙もろくなりました。TVで泣く事は日常茶飯事。最近はいい歌詞の歌を
聞いて歌うだけで、嗚咽が止まらないという涙腺の弱さを誇ります。
よく言えば、感受性が高い、ということにしておく事にしましょう。

さてバドの話。

サウスポー交じりのペアとの対戦

左利きというのは、少数派です。
うちのクラブでも、5名しか居ません。
ということはつまり、左利きの選手とはあまり対戦する機会が少ないということです。
左利きの人に聞いても、「左利きとはやりにくい」と言います。
対戦する相手はほぼ右利きなので、右利き相手の配球が身にしみてしまっており
バドミントンは瞬間瞬間の判断でプレーするので、早いラリーの中では身体が覚えた
対右利き用の攻め方を無意識に実行してしまい、その結果手痛い反撃を喰らってしまう
のです。
特に、相手が右・左混在ペアだと、勝手が違ってどう攻めたら良いか分からなくなる事も
出てきます。

正直、僕自身も左利き対策らしきものはあまりないのですが、あえて言うとすると

1.左利きの相手のポジションを意識する。
  これは、無意識に右利き用配球をして、反撃を食らわない為です。
  ダブルスの場合で最も多い、対左利きのミスは、バック側に打ったつもりが左利き
  なのでフォアだった、という冗談のような、それでいて非常に多々ある失敗です。
  特に多いのが、ショートサーブのプッシュで、相手のバック側に習慣で打ったら
  相手が左でフォアの強烈なクロスへのドライブを喰らってエースを奪われてしまう
  というケースです。
  これは自分自身も含めて、周りのベテランさんでも相当普通にやらかしてしまいます
  人間は習慣の動物で、意識しなければ、無意識の方が勝ってしまうのです。
  これを避ける為に、サーブを受ける時には、予め相手の後衛が左利きかどうかを
  クダラないようでもその都度確認することが大事だと思います。
  ラリー中においても、右利きと左利きのフォアとバックを間違えない事が大事です。
  相手のユニフォームの違いからでも何でも、「左はアイツ、左はアイツ」と
  しっかり意識する必要があるでしょう。

2.左利きのバック側を狙う。
  僕の経験から、左利きの人はハイバックを不得手としている人が多いように思います。
  一説によると、左利きの人は心臓の位置の関係で、ハイバックが身体の構造的に
  苦手なのだ、とまことしやかな話を聞いた事がありますが、真偽は別として経験的に
  そう思います。
  これも1.に通じる事ですが、左利きのバック奥を狙う、というのが普通に
  効果的であると、僕は思っています。

3.左利きのフォア奥に気をつける
  これも僕の経験から、2.の反対として、左利きの人はフォア奥は強いと思います。
  これは、右利きの人だとバックハンドになってあまり強い球が来ない筈のところから
  バチーンと強い球が来るので、そういう印象があるのかもしれませんが、それを
  差し引いても、強いような感じがします。
  つまりはこちらが慣れていないだけかもしれませんが。
  なので、左利きのフォア奥からのクロスショットは、右利きとしてはコース・速度
  とも慣れていないショットだと思いますので、警戒する必要があると思います。
  クロスショットは、左はフォア、こちらはバックになりますので。

良く考えてみても、大した対策が出てこなくて申し訳ありません(ちまさんゴメンナサイ)
ただ、考えるべき事は、基本的にはフォアとバックが違うんだ、という事だけでは
ないでしょうか?(そこが難しいのですが・・・)
そこを右利きと同じ感覚で戦うと、どうしても左からのフォアの強烈なクロスを浴びて
面食らう場面が出てくるし、また一旦面食らってしまうと、相手のどこを打っても
フォアのような感じがしてきて混乱してしまうので、ラリーの間・途中でも左の方を
意識して、右利きと同じ配球にならないよう、意識して対戦する事が大事だと思います。

身近に左利きの人が居れば、どんどん対戦してもらうのも手ですね。
左利きの人は、左利きの利点を自分でも理解・把握していると思います。
僕もまた今度、左利きの人にインタビューして意見を聞いてみたいと思います。

たまに左利きの人と対戦すると、脳トレみたいで面白いですよ!
バチーン!ってクロスを喰らうと、「あっ、そやった。左やった」って、お手つき!
みたいな新鮮な感じが味わえますから。

これを読んでいる方で、何か妙案あれば僕も教えて欲しいです。よろしくお願いします。

今日は、ドラマで泣き過ぎてまぶたが唇みたいに腫れてしまっています。
のび太のめがね外した顔みたいです。
韓国好きな僕は、来月韓国旅行(8日〜11日)に行ってきます。
ヨン様に出会うことを夢見て・・・
でも行くのは、ヨン様は絶対に行かない店ばかりかなあ。
免税店で、ヨン様の写真と一緒に写真撮ってきま〜っす。

それでは、アンニョンヒカセヨ(さようなら)
posted by まさやん at 00:39| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月23日

レベル差のあるパートナーと組む場合

今朝、会社で非常にびっくりしたことがありました。

僕は朝のお勤め(トイレ)を会社で、ということが殆どなのですが、いつものように
会社に来て席に着き、冷たいお茶を飲みながらメールを読み、序々に仕事モードに
集中していきながら、ふと気がつくと下腹部に健全な便意をしっかりと感じ始め、神妙な
面持ちをしながら、すっ、と席を立って、そそくさとトイレに移動し、勢いよく個室の
ドアを開けたら・・・何と!ひっ、人が入っていたのです!!!

カギが掛かっていなかったので僕も完全に無警戒で、固体もほぼ直腸付近に待機して
準備万端整っていたので、僕はその驚きで危うく「チビリ男」の不名誉な称号を授け
られる寸前でした。
でも本当に驚いたのは、中に居た人だと思いますが・・・

このようなシチュエーションに遭遇した場合、以前聞いた事があるのは「ドアを開け
られた、中に居る人の方が反射的に謝ってしまう」というトリビアでしたが、果たして
今回も「すみません」と逆に謝られてしまったのです!

この不思議な心理は何故なのでしょう?考察すると次の3点かと思われます。

1.ビックリさせてすまない気持ち。
2.あられもない姿を見せて恥ずかしく申し訳ない気持ち。
3.突然の驚きにとりあえず謝ってしまう日本人の習性。

って何を考察しとるんだ!?

もちろん僕は、バドで鍛えた俊敏な反射神経で、ドア開けた瞬間にすぐまた閉めましたが
他人のそのような姿勢は今まで見る機会もなく、それなりに衝撃的なシーンでしたので
今晩の夢に出そうで少し緊張しています!?

その後僕は別の個室に入りましたが、その際施錠をしっかり確認したのは言うまでも
ありません。

しょうもない話で失礼しました。

では気を取り直してバドの話。

レベル差のあるパートナーと組む場合

ダブルスでは、実力のレベル差があるパートナーと組む場合が多々あります。
厳密に言うと、全く同じレベルは無いわけで、その意味でもレベル差は合って当然です。
そんな中でも、練習試合などでは、著しく自分より実力が上の人と組んだり、またその
逆の場合も普通に発生してきます。

まず大前提として、自分より明らかにレベルが上の人と組むと、端的に緊張します。

それは何故か?

レベルが上の人、つまりうまい人に迷惑を掛けたくないと思うからです。
また、うまい人のプレーレベルを認めている訳なので、ショボいプレーを見せたくない
という心理が働き、緊張して普段通りのプレーができなくなってしまうのです。
こちらがしょうもないミスをしてしまった時に、うまい方の人が「ちぇっ!
何やっとんねん!」と口に出しては言わずとも、そのような雰囲気を感じ取って
しまったら、緊張の負のスパイラルにさらに陥ってしまい、さらにミスを連発させて
そしてうまい方の人は完全に白けきって、悲惨かつメロメロな結果になってしまいます。

また、確かにレベルの低い方を狙うのはダブルスの鉄則ですので、その意味でも
レベルが低い方が、基本的に集中砲火を浴びる仕組みになっております。
そして、上記の負のスパイラル。
レベル低い方は落ち込むし、レベル上の人は組みたくなくなり、そのペアが物別れに
なってしまう悲劇は、巷の体育館の片隅で日常茶飯事と言っても良いでしょう・・・

ではどうすれば良いか?

レベル低い方の人は「現状をありのままに受け入れる事」です。
分かりにくいですかね?
つまり、うまい人と組んだ時であろうが何であろうが、自分はどこまで行っても自分で
あり、自分以上でも以下でもありません。
現状のレベルにあった自分のプレーしかできないんだと悟るのです。
そう悟る事により、変に背伸びのプレーをしたり、緊張したり、不必要に消極的に
なったりする事なく、「ああ、僕は僕のプレーをすれば良いんだ。僕にできる事を
やればいいんだ」とある意味開き直ってプレーしたら、実力を出し切れるのではないで
しょうか?
うまい人と組んでいるという「邪念」は排除してラリーに集中していけば良いと思います
あれこれ色々と考えたって、パートナーとの実力差は動かせない現実ですので。

また、気楽にやるコツとしては、うまい人に頼るラリーをするのも一策です。
つまり、自分のところに来たドロップは、常にパートナー側のクロスに跳ね上げるとか
自分の所に打たれたスマッシュは、ネット前に返して自分はそのまま前に入るとか。
まあ、あまり頼ってばかりでは進歩もありませんし楽しくもないのですが、緊張の呪縛を
解き放つ為には、パートナーに甘えるプレーも時には良いと思います。

もう少し言うと、バドミントンと人格の分離を心の中で行う事です。
これまた分かりにくい!?

バドミントンを一生懸命取り組んでいる人は、自然な感情としてバドミントンの上級者を
崇(あが)める傾向にあります。
バドミントンがすごく上手い、すごく強いということは、尊敬すべき事ではありますが
だからといって、その人間自体が偉いということには直結しない、と考えるのです。
もちろん、バドも素晴らしい、人格も素晴らしいという人は居ますが、ここは考え方の
方法論として、そのように考えるのです。
なので、例えば一緒に組む上級者の、ショボい点を数えあげてみるのです。
人間誰でも完璧ではないので、バドがすっごく上手でも、片手で足りないほどの情けない
失敗談はいくらでもあると思います。
そういう事を考えて組めば、ちょっとはリラックスできるのではないでしょうか。
ちょっと心理学っぽい?

しかし一番の王道としては、どんどん積極的に上級者と組んで上級者のプレーに慣れる
事でしょう。
誰しも最初から上手い訳ではありません。組んでいる上級者とて、逆の立場の辛酸を
舐めてきたのです。(多分)
上級者とプレーする事を臆することなく、気軽にニコニコしながら「やりましょう!」
って明るく依頼すれば、断られる事などないでしょう。(多分)

上達する為には、自分よりうまい人強い人とプレーする事が絶対に必要です。
同じチームに上級者がいるならその人達と、もし居なければ他のチームに顔を出す位して
どんどん胸を借りまくっていけば、自然と上級者のプレーが体に染み付いて、知らず
知らずの間に上達している自分に気がつくことでしょう。

逆に上級者の方が、自分よりレベルが低い人と組む場合は、単純に暖かい目で見て
あげる事でしょうね。
上級者からすると、自分では問題なく取れるショットや、通常ミスし得ないショットを
ミスるパートナーを見ると、「何でそれ位の事ができないんだ」とカリカリしてしまう
気持ちをグッとこらえて、自分にもそういう時代があったんだ、彼のレベルでは仕方が
ないだろうなあ、と大人の気持ちで見てあげれば、穏やかな気持ちで接する事ができると
思います。
ミスっても「どんまいどんまい」「(そこに打たせて)僕が悪かった」位の言葉を掛けて
あげれば、下級者も緊張がほぐれていくと思います。

これは、人間関係にも通じる事です。
相手が自分の思い通りにならないと感じると、人はストレスを感じてしまいますが
相手は結局別個の人格であり、常にこちらの思い通りになる訳ではないのです。
そこを「なんでこうしないんだ!」と思ってしまうからストレスが発生するのです。
相手をどうこうしようというのではなくて、どうすればこの相手とうまくいくのだろう
と考えて、自分も他人も現状あるがままを受け入れていけば、ダブルスも人間関係も
もっとうまくいくのではないかと思います。

とはいえ、バドにいそしむ者同士として、バド上達に熱意の無い人(見えない人)は
上級者は決して快くは感じないでしょうね。
下級者の心構えとしては、バドに対する熱意を見せる、という事でしょうか。
一生懸命な人には手助けをしたくなるものが人情ってものです。

ということを意識してプレーしてみて下さい。
ではまた。
posted by まさやん at 23:06| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月21日

ハイバックについての補足

ハイバックについての補足です。

昨日は、一昨日の飲み会の影響が脳みそに色濃く残っていた為、しかもその上さらに
ビールを2缶注入しつつの投稿!?でしたので、誤字脱字も多く、また内容についても
舌足らずで読み返してみて非常に物足りない部分がありました。
ということで、ちょっと補足したいと思います。

1.ラケットとシャトルの当たる角度について
  これは前にも書いたと記憶(強い球を打つコツ)していますが、インパクトの瞬間
  シャトルに対して、ラケットがフラットになっている事がとても重要です。
  そして当然ですが、スイートスポットで捕らえるのも大事。
  いくら速い振りでも、ラケット面が斜めになってシャトルをカット打ちの状態だと
  自然シャトルの勢いは殺されてしまいますし、またスイートスポットを外して
  しまうと、さらに飛ばなくなります。
  ハイバックは、シャトルを真正面から見ることができないショットですので
  ある程度、一番力の出るヒットポイントを感覚で覚えていく必要があります。
  その為には、どんどん積極的にハイバックを使ってみることです。
  飛ばなかろうが何だろうが、どんどん使って練習しないことには成長はあり得ません。
  昔は、ハイバックを使う事が悪のように言われた指導方法もあり、無理にでも
  ラウンドで取りに行くプレースタイルがありましたが、ショットの一環として
  やはりハイバックは避けて通れないショットですし、上達を望む人達にとっては
  どうしてもマスターしなければならないと思います。
  まあ、しなければならない、と考えてしまうと何事も面白くありませんので
  昨日よりも今日、今日よりも明日と、何か少しずつでも上達を感じながらプレー
  できれば、楽しいし励みになるのではないでしょうか?

2.振り方について
  何と言ってもこれを書かねばなりませんでした。
  昨日、リストスタンドを保ち、肘を90度強に曲げて右わき腹に付け、リラックス
  した状態で、一気に振りぬく、と書きました。
  しかし、これだけではあまりにも分かりにくかったと思います。
  全てを完璧には伝えられないとは思いますが、重要なのは振り方です。
  @リストの高さは保ったままで、右わき腹に付けていた肘を肩の高さ位まで一気に
   引き上げる。
   →この時、リストの高さは保っておりますので、前腕部の中間部に軸が出来た
    感じ(前腕が「ししおどし」あるいはシーソーの動きのイメージ)になり
    上がった肘に対して、その反対側にあるラケットヘッドは下を向く形になります
  A肩の位置まで上げた肘の高さまで、ラケットヘッドを下向きのまま前腕を上げて
   いき、肘は伸ばしきらないで回外運動を使い、下向きのラケットヘッドを一気に
   垂直上向きになるように振る。
  B背中の壁を意識して、インパクト後は腕も肘も流さない。
   →こんな表現が適切か分かりませんが、ラケット大のよくしなるハエ叩きで
    ハイバックの振りでにっくきハエを仕留めるイメージですか・・・
    ハエを仕留める為には、網の面が最速でなければなりません。
    自然、ハエ叩きの柄のしなりを利用して、短いムチのようにビュッと振る事に
    なろうかと思います。
    ハイバックの場合も、実際はラケットはそれほどしなりませんが、短いムチを
    ビュッと振って、作用点で最大の力が出るように振るようにする意識を持つと
    良いのではないかと思います。
    この振り方をすると、インパクトの後、ラケットヘッドはシャトルの方向には
    流れず、シャトルの方向と逆に戻る形になるのが自然な動きだと思います。

  上記の@〜Bを、一瞬にして行うのです。
  ですので、まずはゆっくりと振り方を確認しながら、肘・前腕・ラケットの動きを
  確かめつつ動きを覚えこむのが良いと思います。

3.ドロップで逃げる時の振り方
  これも舌足らずでした。
  最低クロスとストレートに打ち分けて、と書きましたがその打ち分け方です。
  @クロスを打つ時には、ラケットの角度を約45度にして振る。
   →ストレートとクロスの打ち分けは、縦になったラケットの面の角度を調整して
    行うのです。クロスに打とうとして、適当にラケット面をクロス方向に向けて
    打っている人が居ますが、そのような適当な打ち方で後ろ向いてクロスの前に
    コントロールするのは至難の業です。
    なるべくミスを少なく、機械的反復的に打てるように、ショットのシステムは
    極力簡単かつ合理的にする必要があります。
    ミスが少ない打ち方は、ラケットを垂直に立てた状態でインパクトを向かえ
    ラケット面の角度を変える事で、シャトルの方向を決定するのが良いでしょう。
    バック奥からクロスへは、大体45度位でしょう。
    まあこれも色々とラケット面の角度を変えてみて、この角度ならこの位置に
    シャトルが飛ぶんだ、ということを経験的に学習していけば良いでしょう。
  Aハイバックからのドロップは、球足を長くする。
   →前に書いた、ネット前に置く球の時の理由と同じです。
    ネットすれすれにドロップがいつでも決まれば、それに越した事は無いですが
    ハイバックで後ろ向いた状態からでは、そこまで緻密なコントロールはなかなか
    つけられないものです。
    ネットから浮きさえしなければ、多少球足が長くて球速も速目の方がミスが
    少なくなります。
    そういう意味では、ハイバックからのドロップ、ではなく、カットと言った方が
    良いですね。
    とにかく、ラリーポイント制となってから、1ミス即1失点となり、ミスの多い
    方がどんどん負けやすい状況にあります。
    ド派手なエースショットでもぎとった1点よりも、ミスを少なく失点を抑えた
    方が、明らかに得策と言えるでしょう。
    皆さんも、どうしたらミスが少なくなるのか、を日々の練習で考えてみては
    如何でしょうか?(って、考えてるわい!って怒られそうですが・・・)

バドミントンがうまくない事、強くない事、というのは、考えようによれば喜ぶべき事
だと思います。
その心は、まだまだうまくなれて、強くなる余地があると言う事だから!
バドミントンでも何でもそうですが、上達する過程にこそ楽しさがあるのです。

今まで取れなかった球が取れるようになった。
今まで打てなかったショットが打てるようになった。
今まで勝てなかった相手に、善戦ができるようになった。
今まで勝てなかった相手に、勝てるようになった!

この上達の過程こそが、嬉しさの源です。
できない事を悔しがるのではなく、自分はまだまだ伸びる余地があるぞ!と前向きに
考えれて熱心に取り組めば、なかなか上達しない足踏み状態の時も希望を持ってプレー
できると思います。

補足説明ができて、少し落ち着きました。ああ良かった。
思えば昨夜はまだ宴会の狂気の延長線上に居ました。
今日位は休肝日にしてみようかなあ。
焼酎ロックを、今日は水割りにして休肝日とさせて頂きます!?

ではまた。
posted by まさやん at 20:47| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月20日

祝、1部再昇格! 〜ハイバックについて

やった〜!やりました!我がクラブが大阪社会人リーグで見事1部復帰を果たしました。
昨日途中経過で、ブロック1位(大阪は2ブロックに分かれて戦い、ブロックの1位同士
が決勝を行い、勝った方が上の部に昇格するシステムになっています)確定の連絡を受け
決勝でも見事2−1(ダブルス1勝1敗、シングルス1勝)で2部優勝を決めて、歓喜の
1部再昇格を果たしたのです!バンザーイ!!!

と言いながら、腰痛で欠場の僕はな〜んにもしていないので、その優勝の決まった歓喜の
瞬間に、同じ輪の中に居れなかったのが若干寂しいのではありますが、それを補っても
あまりある嬉しい勝利!

本音を言うと、僕不在じゃツラいだろうなあ〜、などと相変わらず自分を高く評価する
姿勢に一切の揺るぎは無いのですが!?、実際、メンバー的に今回の昇格は見送りでは
ないかと予想していただけに、嬉しさも格別です。
参加したメンバーは、本当に良くやってくれました。
あの暑い中、エースとしてシングルス2勝を果たして勝利に大きく貢献してくれた見市
どの、さすがです!
また、練習不足から殆ど期待していなかった、いや期待したくてもできなかった栗原クン
喜多会長との1勝は本当に大きい勝利でした!
また目イキ右肩捲り上げのイノシシくんこと勝山くんも、マメール中川くんと決勝で
貴重な1勝をもぎ取ってくれました。本当にありがとう&ご苦労さまでした!

僕不在での2部優勝に、僕不要論が飛び交ったという背筋も凍る噂がありましたが
そんな冗談(本音やったらどうしよう・・・)も軽く受け流せるほど、本当に昨日は
嬉しい一日となりました。

祝勝会は、大阪の京橋の行きつけの和民の一角にて盛大な祝勝会が催されました。
僕はその祝勝会には参加して、かけつけ4杯ほどの生ビールを満面の笑みでゴックン
ゴックン飲み干しました!
いやあ、その美味しかったこと!
いつもリーグ戦終了後は飲み会自体は必ず実施していますが、人数は4〜5人程度が
通常でしたが、昨日はさすがに13人も居て、みんなの喜び具合がひしひしと伝わって
くる本当に楽しい宴でした。
しかし、調子に乗ってギン飲みしすぎて、今朝はほぼ死体に近い状態でしたが・・・

その飲み会で驚いたのですが、実は僕は自分のチームのメンバーには、このブログの
存在は明かしていなかったのですが、知らない間に4名も愛読者が居たという事です!
前にも書いた歯科医の酒井さんから知った人が2人。そして驚くべきはネットサーフィン
からたどり着いたという貴重なヤツが1人!
自分のブログをけなすようで情けないのですが、僕のブログはなかなか検索で辿りつく
事は至難の業です!?
Badnet様のリンクを経由せずに探り当てた利光クン!あなたは貴重な存在だ!
つまり利光クンは、自宅のネットサーフィンでもバド情報の収集に余念がないという事を
証明しており、あなたも立派な「バドメイン」の名に恥じない素晴らしい行動です。
やはり自分の所属するチームには一抹の照れがあって、あえてブログをやっている事は
伏せていたのですが、悪事千里を走る!?ですね。
また「枚方の小野くん」キミは最初の記事から全て念入りに読破した恐るべき男だ!
昨日も言ったけど、君はセンスがあるので、僕がアドバイスした通りにもっと動いて
プレーしたらまだまだもっと強くなれるぞ!
そしてこのブログに頻出の、丸野くんも実は熱烈!?な愛読者とのことで、僕は結構
書きたいように書いていたので彼の反応が心配でしたが、意外にも面白がってくれて
また「勉強になります」などと涙がでそうなエールをもらって、僕も「よし!この
ブログは世の中の役に立っているのだ!これからも益々気合を入れて投稿しよう!」と
改めて心に誓ったのでした。
そしてついでに(と言っては悪いけど)北村くん。僕の携帯にまでブログのありかを
尋ねてきたその執念。さすがはIHベスト8の実力者だね!
今後はキミのシングルス参戦も多いに期待していますぞ!

と、今回に限っては、完璧に内輪ネタで申し訳ありません(謝ることもないか・・・)

気を取り直して、バドの話。

ハイバックについて

ハイバックというと、印象としては、高等技術、上級者の専売特許、飛ばない、打てない
とどこか敷居が高くて難易度も高いイメージがありますが、決してそんな事はありません
何故ならあなたの周りにも、スパーンと気持ちよくバックバウンダリーラインまで返球
している人が普通に存在するからです。

とはいえ、初級者や中級者には困難な技術である事には間違いありません。
これまた文章での説明はハイバックより難しそうですが、何分文章だけのブログなので
頭をひねって書いてみます。

1.完全に後ろを向く
  ハイバックを打つと決めたからには、中途半端に後ろを向くのではダメです。
  これはラウンドでは間に合わないと判断したら、すぐに相手に完璧に背中を向け
  ましょう。

2.リストスタンドを保ったまま、肘も曲げて右わき腹に付ける。
  ハイバックは、いわゆる外旋(上腕の軸運動)、回外(腕の軸運動)が出来て
  いなければ、実現不可能なショットです。
  ラケットのシャフトと腕の角度を90度に保ち、肘も90度強に曲げ、肘はわき腹
  に付けて、リラックスした状態で準備に入ることです。
  飛ばそう!と力んでしまうと、円滑な関節の動きが制限されてしまう為、かえって
  飛ばない結果になります。

3.シャトルを捕らえる場所(ヒットポイント)でのラケット面がフラットか?
  ここは意外に重要です。ハイバックの素振りは綺麗にできているのに何故か今一
  飛ばないという人は、インパクト時にシャトルとラケット面がフラットに、つまり
  90度にインパクトできているかを確認する必要があります。
  (これ、実は僕なのでした・・・)

4.体は使わない(のけぞらない)
  これも良く見る風景で、飛ばそうとする為に体をのけぞらせて体の力も使ってまで
  一生懸命に振る人がいますが、これは大きな間違いです。
  体(体幹。背中と言った方が良いか)は、ハイバック時には「壁」となって、力を
  生み出す部分なのです。
  その「壁」が流れてしまったら、腕の鋭い振りとラケットヘッドの走りは期待でき
  ません。
  イメージとしては、体が少し沈み込む力を、背中の壁を使って、一気に腕に伝える
  という感じでしょうか?
  手首、肘の角度を保ったまま、瞬間的に振り上げることでラケットヘッドの速度を
  最大に早めるのです。
  う〜ん、言葉では難しいですねえ・・・

5.自分の一番力の出るポイントでシャトルを捕らえる
  スマッシュやドリブンクリヤーなどのオーバーヘッドストロークは、常に打点は
  自分の前にありますが、ハイバックの場合は、自分の前、つまり自分の後方が常に
  良い打点という訳ではありません。
  自分の体の真横だったり、あるいは若干もっと後ろ(バックバウンダリーライン
  寄り)の場合もあるのです。
  素振りをしてみて、一番ラケットヘッドが「ビュッ!」と走るポイントで捕らえる
  事を意識してみましょう。

6.とにかく打つ前はリラックス
  2.で書いたように、打つ前のリラックス(力を抜く事)が必須です。特に腕の力。
  その力を抜いた状態から、一気にインパクトを迎えることによって、ラケットヘッド
  が走るのです。飛ばそうと思うなら、リラックス、です。

7.それでも飛ばなければ、ドロップをクロス・ストレートに打ち分ける事
  とはいえ、やはりどうしてもなかなかできないという人はいるでしょう。
  ある程度のパワーも必要ですし。
  飛ばない場合でも躍起になって、一生懸命になって相手コートの半分しか飛ば
  なければ、そこで一発で仕留められてしまいます。
  ですので、当面の手段としては、ハイバックの構えからせめて、ストレートと
  クロスにドロップショットを打ち分けられるように練習しましょう。
  特にハイバックからクロスのドロップは、ショットのバリエーションの一つとして
  覚えておく必要があるショットだと思います。

ハイバックを自在に操る人を見ると、できない人は憧れますよね。
しかし、正しい振りとコツと少しのパワーがあれば、後ろまで返すことはそれほど
難しい事ではないと思います。
これまた最近気づいたのですが、回内(フォアの振り)に比べて、回外(バックの振り)
の方が、速く振れるんですよ!
まあフォアは体も使いやすいので、力は入れ易いのですが、誰にでもハイバックを飛ばす
事は可能だと信じています。
身近な達人のフォームを真似たり、恥ずかしがらずにコツを聞いてみるなどして
是非皆さんもカッコいいハイバックを自分のものにしてみて下さい!

今日は、身内が相当このブログ見てると思います・・・
しかし身内サービスは、この辺にしときま〜す。
何故ならまさやんの目は、全国に向いているから(^^)v
ではまた!
posted by まさやん at 23:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

シングルスのスマッシュについて

今日も暑いですね。
これだけ暑いと、バドミントンはおろか、運動はおろか、外へ出ることすら億劫になって
しまいますね。
本日は、大阪社会人リーグ戦なのですが、腰痛の癒えない僕は大事を取って無念の欠場
ということになってしまいました・・・
前回2勝して、今回2勝すれば念願の1部復帰だったのですが、故障には勝てません。
ここで無理をしてさらに悪くしたら、まだまだ長いバド競技生活に支障が出てしまいます
ここはグッとこらえて、他のメンバーの健闘を期待します。
しかし、今日の天気で試合するのは、死にそうですね・・・

さて、バドの話。

シングルスのスマッシュについて

これはふと思いつきのアイディアというか、考えようによっては誰でも知っている事かも
しれませんが、思いついたのですぐに書きます。

それは、シングルスのスマッシュは、相手のバックハンド側が常に有効である、という
事です。

それは何故か。

相手は右手(右利きの場合)にラケットを持っているから、です。
当たり前ですが・・・
右利きの人の場合、フォア側よりバックハンド側の方が、体の幅分だけラケットが
届かない事になります。
フォア側と同じだけラケットを伸ばそうとした場合、どうしても足を運んで体をひねる
動作が必要になります。
その分だけ、フォア側よりもレシーブがしにくい筈なのです。
サウスポーの相手のフォア奥から打たれるクロススマッシュが取りにくいのは、そういう
原理からくるものと考えています。
昔、趙剣華や楊陽のクロススマッシュが面白いようにノータッチで決まっていたのを
思い出します。まあ、彼らの技術レベルが一流だからなのですが。
インドネシアのタウフィックヒダヤットも、ジャンプシュマッシュは相手のバック側を
狙う事が多いと思いますし、またよくノータッチで決まっています。

我々(ってどこまでが我々かが?ですが)のレベルでは、そこまで切れの良いショット
ではなくとも、相手のバックハンド側は、フォア側よりラケットが届きにくい、という
事実を認識して、決め球はバックに、というのは一つの作戦になり得ると思っています。

もちろん、相手のポジションがバック寄りであれば話は別となります。
上記はセオリーだと思いますが、相手の動きの特徴・クセを良く見抜く事がもっと
重要だと思います。

と上記を書いている時に、チームメイトから本日の試合の途中経過が携帯に入りました!
1試合目を2−1で勝って、見事決勝進出だそうです!
この酷暑の中、僕不在での健闘に感謝します!?
決勝での勝利&1部復帰を期待しつつ、僕は腰のマッサージでもしときます・・・

ではまた。
posted by まさやん at 14:18| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

タメについて

しばらく更新できませんでした。
以前にも書いた高校OB合宿参加の為に帰省していたからです。
合宿は、山梨県道志村で実施しました。
廃校の小学校体育館だったので、床に穴が開いてるんじゃないか、とか
照明が蛍光灯じゃないか、とか、コート書いてないんじゃないか、とか
ポールもネットもないんじゃないか、とか、最悪の予想をしていましたが、嬉しい事に
予想を大幅に裏切った素晴らしい体育館で、母校の体育館や今練習しているところより
素晴らしく綺麗で、フロアも綺麗、ポールも新しい、照明も見やすい、と合宿の体育館と
しては、100点満点の環境でした。
懐かしい参加メンバー達も、久々に再会した仲間とのひと時を十二分に満喫して、みな
楽しそうにバドミントンに興じていたので、幹事の一員としては大満足な合宿でした。

ただ僕は、基礎打ち早々から腰に痛みを感じて、最初のゲームでそれが激痛へと変わり
その後は全くプレーすることができなかったのです・・・
その点は悔やんでも悔やみきれない程ショックでしたが、もう仕方ありません。
来年も実施は間違いなさそうなので、来年こそは万全な体調で現役プレーヤーの意地を
見せ付けたいと思います!

ではバドの話。

タメについて

あの人のショットはタメが効いていて取りにくい、とか
タメて打つ事でショットに威力が増す、とか
タメ、という言葉は、皆さん良く聞かれる事だと思います。

では「タメ」って一体何でしょう?

一言で言うと、「あっさりとすぐにはシャトルを打たないで、最後の最後にスパッと
瞬間的に打つ」(一言じゃないな・・・)です。
野球のピッチャーで、「球離れを遅くする。できるだけ長くボールを持ってリリースを
遅くする」というのも、タメです。そうすることで打者がコースを判断しにくくなるの
です。

林丹選手のジャンピングスマッシュはタメが利きまくっており、ジャンプして腰は
回転を終了していながら、上半身とラケットはまだバックスイング状態にあるのです!
腰の回転から遅れて上半身、腕、肘、リスト、ラケットの順に遅れて振られ、それが
また瞬間的に行われるので、いわゆる「ムチ」の先端のように、ラケットヘッドの
速度が最大になるのであります。

タメを作ることによるメリットは
1.ショットに威力が増す(ムチの原理)
2.ショットが相手に分かりにくくなる(最後に瞬間的に振るので判断しにくい)

だと思います。

オーバーヘッドストロークについては、出来る限り手首の返し(回内)を遅くして
インパクトの直前までラケットヘッドを後方に保った状態で、最後の最後に瞬間的に
ラケットヘッドをスパーンと返すようにすると、同じ振りのように見えても威力が
増して、またショットが分かりにくくなりますよ!インパクト音も変わってきます。

ジャンプスマッシュ(両足ジャンプ)などはタメの最たるもので、そもそも
ジャンプスマッシュはタメが生じるというかタメないと打てないので、ジャンプして
打つと、まず受ける方は「スマッシュだ!」と身構えますし、ジャンプしているので
角度もつくし、何と言ってもタメがあるので、レシーブのタイミングが合わせにくい
のです。
ですので、今までジャンプスマッシュを打った事がない人も、物は試しと両足ジャンプ
してスマッシュを打ってみて下さい。例え遅くても、普通に打つよりは相手はとりにくい
ものですので。

こう書いてみると、タメはある程度の筋力がないと出来なさそうですが、果たして・・・
やはり若干はそうかもしれませんね。
しかし逆に、タメのある打ち方をしようとすることで、筋力が鍛えられていくと思い
ますし、ジャンプスマッシュは打てなくても、クリヤーなどのオーバーヘッド
ストロークでは、それほど強靭な筋力は必要ないと思います。

今日から早速、インパクト直前までラケットヘッドを後方に保って、最後の最後に
瞬間的に振り抜いてみて下さい。ショットの切れが増して、インパクトの音が違って
きますよ!

では、まだまだバドミントンには暑いですが、水分をガボガボ摂取しながら、汗だくに
なって頑張っていきましょう!
今日は合宿後久々の練習があります。腰は大丈夫かなぁ・・・
posted by まさやん at 10:12| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月07日

キタないサーブを使おう

夏は体温調節が難しいですね。
酷暑に耐えかねて、冷房を入れて温度を下げすぎたり、扇風機に当たり過ぎたり、水浴び
して涼しいので体に付いた水滴をあまり拭かないままで居たり。
こんな事をしていたら、どうしても体調を崩しやすくなります。
って早い話が、僕は夏風邪を引いてしまいました・・・
熱が37度4分、頭痛と喉痛で会社も早退し、近くの病院で薬を貰ってきました。
喉が荒れていたそうで、お医者さんに「喉にルゴール塗りますか?」と聞かれましたが
「結構です!」と即答で断りました。エヅくのがいやだったのです。
(「えづく」というのは、大阪の言葉で「(喉に刺激を受けて)オエッ」となる事
を意味します)
眠くなる薬も仕事がある為NGなので、漢方薬(小青竜湯)と飲み薬3種を頂きました。
熱を下げるためには、汗をかくことがベストです。
僕は、暑い気温にもかかわらず掛け布団にくるまり、流れ出る汗に回復を実感しながら
べしょべしょになって朝を迎えました。
そのせいか熱は下がり、体のだるさもかなり回復し、まだ若干頭痛と喉痛は残っている
ものの、確実に快方に近づいてきました。ちょっと一安心です。

というのも、僕は早急に治る必要があるのです!
以前も書いた高校のOB合宿が、今週土曜に実施されるからなのです。
僕はこのOB合宿を、ヒジョーーーに楽しみにしております(^o^)
僕がバドミントンを今まで継続しえたのも、この高校でのバドミントンが楽しかったから
というのが大きな理由です。
バドミントン競技自体の楽しさ・魅力も勿論ありますが、高校のバドミントン部の先輩
同級生・後輩に恵まれて、バドミントン自体の楽しさ以上の楽しさを感じてやってこられ
ました。
その懐かしい仲間との再会!一緒にバドできる幸せ。一晩中飲んで語れる喜び。
今週末は忘れられないイベントになりそうです。
飲み過ぎて、翌朝には忘れてそうですが・・・
もちろん合宿でのバドでは、貫禄の全勝を予定しています!?
参加者の中には全然バドやっていない人もいるので、あまりイジメないようにしたいとは
思います。

ではバドの話。

キタないサーブを使おう

高校野球の選手宣誓では「スポーツマンシップに則り、正々堂々と戦う〜」という言葉が
定番ですが、バドにおいては規則違反で無い限り、あの手この手は使うべきだと思うの
です。

その筆頭がサーブ。

シングルスのサーブでも、何とかの一つ覚えみたいに、ロングサービス一本やりの人が
居ますが、それではあまりに無策ってものです。
シングルスは、ロングサービスでなければならない、という法律はありません。
自分がシングルスで対戦していて、相手にショートサービスを打たれたらどうですか?
まあ受け取り方は人それぞれとは思いますが、何となくイヤな感じを受けるのでは
ないでしょうか?
というのも、大概の人はロングサービスに慣れており、実際もロングサービスを待って
おり、ロングに比べてショートサービスの対応・処理に慣れていないからなのです。
僕だけかもしれませんが、シングルスでショートサービスを打たれたら、ちょっと
心が乱れます。「こしゃくな〜!」って思い、打たれたサーブを、できれば一発で
仕留めてやりたいという、邪念すら発生します。
そう思ってしまうと、隅っこを狙って速い球を打ったり、プッシュしようとしたりして
ミスにつながりやすくなってしまいます。
そうしてミスしてしまうとさらに焦ってしまって、またショートサービスを打たれて
しまうと、どんどん同じ事を繰り返して、無駄な点数を献上してしまい、相手に楽な
展開を与えてしまうのです。
ショートサービスでさえこうなので、これにフェイントサービス(ショートと見せかけて
ロングを打つ)や、ドリブンサービス(低くて速い球で相手コートの真ん中の角に打つ)
を織り交ぜていけば、相手もいやがるでしょうし、心理面からのミスが期待できます。
特に試合後半のお互い疲れている状況での、フェイントサーブやドリブンサーブは
非常に有効ですよ!

またダブルスにおいても、ドリブンサービスは何かズルい作戦のような気がしますが
一本打っておくことによって、相手に余裕を与えない姿勢が得点につながります。
サービスのタイミング・コースを変えることも、非常に重要です。
早く打ったり、なかなか打たなかったり。
真ん中(ここが距離的・難易度的にも基本の狙い場所とは思います)に打ったり、クロス
に打ったり。

バドミントンは競技、つまり技を競って勝利を目指すのが目的ですので、ありとあらゆる
方法を駆使して、少しでも優位にたって少しでも勝利に近づこうとする姿勢が本来の姿だと
思います。
「きたない」「せこい」「ずるい」と切り捨てるのではなく、「抜け目ない策士」と
前向きな評価に変えて勝利の為に有利になるのなら、何でも試してみる方針で
いってみましょう!

その前に、健康が一番かも・・・
皆さん、暑い夏の体温調節には気をつけましょう!(僕に言う資格なし・・・)
ではまた。
posted by まさやん at 19:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

ロビングについて

あ・・・つ・・・い・・・
朝からうだる様な気温でぐっすり寝られず、寝たり起きたりを繰り返してしまうので
眠くてだるいところ意を決して起き上がり、扇風機をセッティングして涼風を首振りで
発生させたらようやく寝付けるかなと思いきや、悪魔のセミ攻撃!
セミの種類は「クマゼミ」 僕にとっては「アクマゼミ」
あの大音響にはとても平静を保って睡眠の継続は困難なので、イライラの絶頂状態で
玄関先に出て、眠い目をこすりながらにっくき音源を認識し、「あっち行け!」と
ばかりに水かけて追い払い、これで安心してまた眠りにつけるとベッドに戻って数分
また別のセミがさっきよりもでかいボリュームで、「よくも仲間を追い払ってくれたな
仕返しじゃ!」とあざ笑うかのごとく絶叫するので、我慢も限界に達し、また起き出して
玄関を開け、小さな悪魔を退散させるべくコップに水入れて見回したのですが
敵もさるものひっかくもの、棒でも水でも届かない位置から、仕返しの独唱を高らかに
叫んでおりました。
今日はセミくんに完敗です・・・諦めてもう起きる事にしました!?
窓の外では変わらず合唱しています。思えばセミくんに罪はないですね。
短い人生、いやセミ生を完全燃焼しているだけですから。
一途なセミくんに敬意を表して、耳栓でもして我慢するかなあ。

と夏の我が家のどうでもいい1シーンをお届けしました(^^;

さてバドミントンの話。

ロビングについて

ダブルスにおいても、シングルスにおいても、ネット前から相手コートの奥に返す
ロビングは非常に良く使われる、と言うか使わざるを得ない頻出のショットです。
下から上へのショットですので、基本的には守勢のショットと思われますが、やりように
よっては攻撃的ショットになり得るのがロビングです。

ではどうするのか?

1.なるべく高い位置で打つ
  これは当然ですが、高い位置で取れればよりショットの狙い目の選択肢が増えます。
  高い位置で取れれば、相手はヘアピンや速いロブ他を意識せざるを得ず、ショットが
  読みにくくなりますし、厳しい球が打てます。
  いつも高い位置ばかりで取らせてはもらえませんが、常に、高い位置で取る!という
  意識は持っておきましょう。

2.足を先行させてから打つ
  ショットはラケットと手で打つとお考えのあなた!その考えは改めてもらわないと
  いけません。
  確かにシャトルを打つのはラケット、つまり手ですが、手・腕は動きに自由度が
  高いので、土台がしっかりしていないとシャトルの軌道がぶれやすいのです。
  バドミントンにフットワークが大事なのは当然ですが、その目的は「シャトルを
  最適な位置で打つこと」と、「最適な体勢で打つこと」にあるのです。
  ロビングを打つ時は、前に出ながらのショットなので、考えようによっては体勢が
  崩れていると言えます。
  そこでしっかりと土台である下半身、つまり足を先に出して安定させてから
  ロビングをするようにしないと、いわゆる「手打ち」になってしまい、軌道が安定
  せず、サイドアウト等のミスをしてしまう事につながります。
  かと言って、足をついて「さあロビングを打とう」みたいな余裕はあまりありません
  ので、ここでのポイントは、「手と足を同時に出さない」ということです。
  一瞬でも足を先行させて着地してから、その後に手(ラケット)を出すようにすると
  コントロールが付けやすくなります。

3.小さな振りで打つ
  ダブルスでよく見かけるのは、どう見ても、ロビング打ちますよ〜!って相手に
  教えてるかのように大きなバックスイングでロビングをする人・・・
  そんな大きなスイングじゃなくても上げられるのに、って思います。
  このようなフォームでロビングを打ってしまうと、相手は打つ前からロビングと
  容易に判断して、後ろに下がって十分な攻撃態勢を取ってくるでしょう。
  場合によっては、つまり守勢の高いロビングせざるを得ない状況では、そのような
  高いロブで守備の体勢を作る時間稼ぎは必要ですが、バドミントンの場合、相手に
  少しでも分かりにくいようなショットを打って、少しずつ優位を積み重ねていく事が
  勝利へのカギです。
  ネット前からのロビングであればそれほど力も要しませんので、しっかりと肘を
  曲げて、手首もコックさせた状態で、ヘアピンや低いドライブ系の球も有る事を
  相手に意識させながら、小さなスイングで攻撃的ロブを打ってみて下さい。

4.打つタイミングを変える
  ダブルスの場合は、ロビングをあまり引き付けて打つ事は打点を下げる事になります
  ので、手首で「クッ」とワンフェイク入れるフェイントに留めた方が良いですが
  シングルスの場合は、戦略的に少し低い位置で取る事もアリです。
  但しあまり引き付け過ぎても、ヘアピンが打ちにくくなりますので、目安としては
  フェイントを効かせてヘアピンが打てる高さ、の範囲でロビングのタイミングを
  変える事は有効です。
  フェイントのコツとしては、大げさなわざとらしいフォームは必要ではなく
  何でも打てるような同じ構えから瞬間的に面を変えたり、打つタイミングを変える
  と言ったところでしょうか。
  毎回思いますが、文章で表現するのは難しい、というか限界がありますね・・・

5.たまにはヘアピンを打ってみる
  ダブルスでネット前の球を、判で押したように自動的にロビングを上げる人がいます
  確かにロビングを打つ際は、基本的には相手の前衛が前に居るのでプレッシャーが
  あり、ロビングせざるを得ない場合が多いのではありますが、相手の前衛の位置を
  よく見て、ネットから離れ気味だなと思ったら、ロビングの構えからヘアピンを
  打って、すかさずラケット上げて前に詰めてみて下さい。
  うまくいけば一瞬にして攻守交替できますよ!
  ロビングと見せかけたクロスのネットも有効です。
  但し球が浮いてしまうと、これまた一瞬にして相手の前衛に叩かれますので
  相手をよく見て、ロビングのようなフォームで、浮かさないように打ってみて
  下さい。

窓の外ではクマゼミの雄たけびは続いています。
早起きし過ぎたので、ちょっと眠くなりました・・・
ではおやすみなさ〜い!?
posted by まさやん at 09:07| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

緩急について

暑い日が続きますね〜。
酷暑の夏で有名な大阪では、もう朝から灼熱の太陽がジリジリ肌を焼きます。
暑いだけならいいのですが、困るのが「セミ」
ただでさえ暑くて寝不足気味なのに、よりによってまだ寝ていたい5時頃から、喉も
枯れよとばかりに、大合唱を始めるのです!
うちはマンションの13階なので、通常であればセミの声は遥か階下の方で聞こえるの
ですが、たまに酔狂なセミくんが居て、こともあろうにわざわざ13階までお越し頂き
うちのすぐそばの壁に止まって、まるで僕を起こそうとでもしているように、「ジー!」
って独唱をおっぱじめるのです!!!
眠いので最初は我慢しているのですが、我慢も限界にきてむくっと起きた僕のする事は
「水かけ攻撃」
石や物を投げるわけにはいかないし、かといって棒状のものでは届かない距離に居るので
僕は小さなコップに水を入れ、壁に止まってる小憎らしい騒音の元を狙って、ピュッ!
と水をかけて追い払うのです。
こんなことをするのも夏ならでは。セミとの戦いはもうしばらく続きそうです・・・

さてバドの話。

緩急について

皆さんはショットのスピードをいくつかに打ち分けていますか?
スマッシュとドロップ程度は分けるでしょうが、あまりそれ以上の緩急はつけていない
のではないでしょうか?
確かにスマッシュを打つ時は一発必勝で全力で叩き込みたいし、ドロップを打つ時は
ポワーンってゆっくりネット際に沈めてノータッチを奪いたい、という気持ちはよく
分かります。

しかし、それだけでは得策ではないのです。

いくら速いスマッシュでも同じスピードだとしまいには相手に慣れられてしまいます。
タイミングが合ってくるので、同じテンポでレシーブするだけで返球できてしまうのです
思いっきり打って結構速い筈なのに簡単にレシーブされている、というシチュエーション
はこのような場合だと考えられます。
緩急は緩急でも、そのような全力のスマッシュとポワーンドロップの二種類のみでは
相手もそうそう惑わされてはくれません。

ではどうするか?

カットスマッシュを打つのです。
カットスマッシュとは、スマッシュとドロップの中間のような、手首のスナップだけで
パシッと角度だけつけて、相手とネットの中間辺りを狙って打つショットです。
この球はスピードこそスマッシュほどではありませんが、コートへの着地はスマッシュ
やドロップよりむしろ速いし、相手の手前ぎみに落ちるショットなので、相手も少し
前のめりがちになります。
速度的には大した威力もなさそうですが、次の効果が得られます。

1)緩急がつき、よりスマッシュとドロップが効果的になる
2)相手も動いて取らねばならない為、相手の体勢を崩せる
3)ショットのスピードが遅い為、相手の無理な攻撃を誘発しミスを誘う

このショットは、特に相手が後方に下がって構えている場合には有効打となりますので
スマッシュ、ドロップ一辺倒(二辺倒かな!?)ではなく、カットスマッシュも折り
混ぜてみると、相手にとっては取りにくくなりますよ!
スマッシュを打てるところでカットスマッシュを打つのは、何かもったいないような
気がしますが、スマッシュやドロップを活かす為に、是非次回から試してみて下さい。

明日もセミは13階までやってくるのでしょうか?
今度、高性能水鉄砲購入しま〜す!?
ではまた。
posted by まさやん at 00:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする